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JP2018192933A - 自動車用ガラスラン - Google Patents

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JP2018192933A JP2017098848A JP2017098848A JP2018192933A JP 2018192933 A JP2018192933 A JP 2018192933A JP 2017098848 A JP2017098848 A JP 2017098848A JP 2017098848 A JP2017098848 A JP 2017098848A JP 2018192933 A JP2018192933 A JP 2018192933A
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浩志 須川
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知則 井上
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Hironori Yamashita
浩範 山下
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

【課題】ドアガラスの昇降によっても衝突音が発生せず、カバーリップとドアパネルとの間に隙間が生じないガラスランを提供する。
【課題を解決するための手段】自動車用ガラスランにおいて、ドアガラス5が上昇したときに、底壁40の内面とドアガラス5の上端の間には空間を有するように底壁40は形成され、車外側側壁20には、第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22を設け、車内側側壁30には、第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32を設ける。車外側側壁20と車内側側壁30の曲げ中心付近に車外側硬質部26と車内側硬質部36を設ける。第1車外側シールリップ21の根元部21aと第2車外側シールリップ22の根元部22aは、車外側硬質部26を挟んで位置し、第1車内側シールリップ31の根元部31aと第2車内側シールリップ32の根元部32aは、車内側硬質部36を挟んで位置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアフレームの上辺部に取付けられて、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランに関するものである。
図4に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周にドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。
従来、ガラスラン110は、図5に示すように、ドアフレーム2のチャンネル103内に取付けられて、ドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
さらに、ガラスラン110は、図3に示すように、押出成形により成形された直線部111と型成形によってドアフレーム2のコーナー部2hの形状に合わせて形成されたガラスランコーナー部112から形成されている。
直線部111は、ドアフレーム2の上辺部2bに取付けられるガラスラン上辺部113と、ドアフレーム2のフロント側の縦辺部2aに取付けられるガラスランフロント側縦辺部114と、ドアフレーム2のリヤ側の縦辺部2aに取付けられるガラスランリヤ側縦辺部115から構成されている。
ガラスラン110の本体のガラスラン上辺部113は、図5に示すように、車外側側壁120と、車内側側壁130と、底壁140からなる断面略コ字状をなしている。車外側側壁120の先端付近から車外側シールリップ121が本体の断面略コ字状の内側に向けて延出するように設けられている。また、車内側側壁130にもその先端付近から車内側シールリップ131が断面略コ字状の内側に向けて延出するように設けられている。さらに、車外側側壁120の先端付近から車外側側壁120の外面に並行に車外側カバーリップ123が形成され、車内側側壁130の先端付近から車内側側壁130の外面に並行に車内側カバーリップ133が形成されている。
ガラスラン110の本体の車外側側壁120、車内側側壁130と底壁140はドアフレーム2のドアアウターパネル2c、ドアインナーパネル2dのフランジ部分にはめ込まれる(例えば、特許文献1参照。)。
このとき、ドアアウターパネル2cのフランジ部分は、車外側側壁120と車外側カバーリップ123の間に挿入され、ドアインナーパネル2dのフランジ部分は、車内側側壁130と車内側カバーリップ133の間に挿入される。このタイプのドア構造においては、底壁140の背面側にはドア補強パネル2eの平面部分が隣接するように配置されて、ドアガラス5の上昇を止めるように構成されているものが一般的である。
しかし、上述のように、背面をドア補強パネル2eの平面部分で支持した底壁140にドアガラス5の先端を当接させて止める構造であるため、ドアガラス5を閉めきる際には衝突音が発生する。この衝突音を発生させないために、ドア補強パネル2eを廃止するという構成が考えられる。
しかしながら、ドアガラス5に対するガラスラン110の底壁140に位置関係を従来構造と同じにする場合には、以下のような不具合が発生すると考えられる。
図6に示すように、ドアガラス5が上昇して、ドアガラス5の先端が底壁140に当接して、底壁140を押し上げたときに、ドア補強パネル2eが装着されていないドアフレーム2の上辺部2bに取付けられたガラスラン110の底壁140は、ドアガラス5の先端に押し上げられて、車外側側壁120と車内側側壁130が引っ張られて、車外側カバーリップ123と車内側カバーリップ133がドアアウターパネル2cとドアインナーパネル2dから浮き上がり、隙間(図6におけるX)が生じ、見栄えが低下するという問題が予想される。
特開2010−173512号公報
そこで、本発明は、ドアガラスの昇降によっても衝突音が発生せず、カバーリップとドアパネルとの間に隙間が生じないガラスランを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランであって、ガラスランは、押出成形により成形されドアフレームの上辺部に装着されるガラスラン上辺部と、ドアフレームの縦辺部に装着されるガラスラン縦辺部と、ドアフレームのコーナー部に装着されるコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
ガラスラン上辺部は、底壁と底壁の車外側側縁部から延びる車外側側壁と、底壁の車内側側縁部から延びる車内側側壁とからなる断面略コ字形をなすガラスランの本体を備え、
車外側側壁の先端から断面略コ字形に対する外面側に車外側カバーリップが形成され、車内側側壁の先端から断面略コ字形に対する外面側に車内側カバーリップが形成され、
ドアガラスが最大上昇位置に上昇したときに、底壁の内面とドアガラスの上端の間には空間を有するように底壁は形成され、
車外側側壁には、それぞれ本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する第1車外側シールリップと第2車外側シールリップを設け、第1車外側シールリップと第2車外側シールリップによりドアガラスの車外側面をシールし、
車内側側壁には、それぞれ本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する第1車内側シールリップと第2車内側シールリップを設け、第1車内側シールリップと第2車内側シールリップによりドアガラスの車内側面をシールし、
車外側側壁と車内側側壁の曲げ中心線付近にそれぞれ長手方向に連続する車外側硬質部と車内側硬質部を設け、第1車外側シールリップの根元部と第2車外側シールリップの根元部は、車外側硬質部を挟んでガラスランの本体の開口側と底壁側に位置し、第1車内側シールリップの根元部と第2車内側シールリップの根元部は、車内側硬質部を挟んでガラスランの本体の開口側と底壁側に位置することを特徴とする自動車用ガラスランである。
請求項1の本発明では、ガラスラン上辺部は、底壁と、底壁の車外側側縁部から延びる車外側側壁と、底壁の車内側側縁部から延びる車内側側壁とからなる断面略コ字形をなすガラスランの本体を備えている。このため、ドア閉時に、ドアフレームの上辺部において車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる本体の断面略コ字状のガラスランの内側に、ドアガラスの先端を収納することができ、ドアガラスを確実に保持することができる。なお、ここで車外側及び車内側とは、ドアを閉じた状態での車輌における車室外側及び車室内側である。
車外側側壁の先端から断面略コ字形に対する外面側に車外側カバーリップが形成され、車内側側壁の先端から断面略コ字形に対する外面側に車内側カバーリップが形成されている。このため、車外側カバーリップでドアアウターパネルのフランジ部をカバーして、車内側カバーリップでドアインナーパネルのフランジ部をカバーすることができ、フランジ部をカバーリップで覆うことができ、見栄えが良い。
ドアガラスが最大上昇位置に上昇したときに、ドアガラスの上下方向の位置のバラツキがあったとしても、底壁の内面とドアガラスの上端の間には空間を有するように底壁が形成されている。このため、ドアガラスが上昇したときに、底壁の内面とドアガラスの上端が当接することがなく、ドアガラスが底壁に当接するときの衝撃音がなく、車外側カバーリップと車内側カバーリップの変形もなく、ドアパネルからの浮き上がりもない。
車外側側壁には、それぞれ本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する第1車外側シールリップと第2車外側シールリップを設け、第1車外側シールリップと第2車外側シールリップによりドアガラスの車外側面をシールしている。このため、上辺部において、ドアガラスが上昇したときに、第1車外側シールリップと第2車外側シールリップがドアガラスの車外側面に当接し、保持して、ドアフレームとドアガラスとの間のシールと保持をすることができる。2枚のシールリップによりガラスランを安定して保持できる。
車内側側壁には、それぞれ本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する第1車内側シールリップと第2車内側シールリップを設け、第1車内側シールリップと第2車内側シールリップによりドアガラスの車内側面をシールしている。このため、上辺部において、ドアガラスが上昇したときに、第1車内側シールリップと第2車内側シールリップがドアガラスの車内側面に当接し、保持して、ドアフレームとドアガラスとの間のシールと保持をすることができる。2枚のシールリップによりガラスランを安定して保持できる。
車外側側壁及び車内側側壁の各々の曲げ中心線位置に車外側硬質部及び車内側硬質部を形成している。この構成とすることにより、曲げ中心線位置が車外側硬質部及び車内側硬質部の位置で確定するため、車外側側壁の上下方向の位置と車内側側壁の上下方向の位置が確定し、ガラスランを長手方向に湾曲させても安定しているため、車外側側壁及び車内側側壁の位置関係が崩れることが抑制される。このため、車外側カバーリップと車内側カバーリップが変形したり、浮き上がったりすることを、より確実に防止することができる。
車外側側壁と車内側側壁の上下方向の位置が安定することで、ガラスランの断面形状も安定するため、ドアガラスを支持する各シールリップの支持力も安定する。また、第1車外側シールリップと第2車外側シールリップ及び第1車内側シールリップと第2車内側シールリップがそれぞれ車外側硬質部と車内側硬質部を挟んで配置されることにより、湾曲の影響を底壁側と開口側に分散することで、影響を抑制することができる。
第1車外側シールリップの根元部と第2車外側シールリップの根元部は、車外側硬質部を挟んでガラスランの本体の開口側と底壁側に位置し、第1車内側シールリップの根元部と第2車内側シールリップの根元部は、車内側硬質部を挟んでガラスランの本体の開口側と上記底壁側に位置する。このため、ガラスランを組み付けるときに、第1車外側シールリップと第2車外側シールリップ、及び第1車内側シールリップと第2車内側シールリップが安定して、ガラスランの安定した姿勢が得られ、車外側カバーリップと車内側カバーリップの変形や浮き上がりを防止できる。
請求項2の本発明は、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部は、ガラスランの曲げ中心線に近接して位置する自動車用ガラスランである。
請求項2の本発明では、曲げ中心線よりも開口側は圧縮されることとなるため、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部が曲げ中心線よりも開口側に位置する場合には、その長手方向の長さを維持するように曲げ中心線方法へ移動するため、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部は車外側側壁と車内側側壁に近づく方法に回動するため、ドアガラスの車外側面と車内側面を押す力が弱くなる。このため、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部は、曲げ中心線に近い位置に設定する方が、湾曲の影響を受けにくく、第1車外側シールリップと第1車内側シールリップの押圧力の低下が抑制される。第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部は、曲げ中心線位置を含み底壁側である方が押圧力の面からは好ましい。
また、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部は、ガラスランの曲げ中心線に近接して位置する。このため、ガラスランを長手方向上側に凸に湾曲させたときに、曲げ中心線よりも底壁側は伸長されることとなるため、第2車外側シールリップの先端部と第2車内側シールリップの先端部はその長さを維持するように曲げ中心線方向へ移動するため、ドアガラスの車外側面をより強く押す方向に回動する。
請求項3の本発明は、第1車外側シールリップと第1車内側シールリップは、それぞれ車外側側壁と車内側側壁の先端に位置する根元部からガラスランの本体の断面コ字形の内側に向かって延設される自動車用ガラスランである。
請求項3の本発明では、第1車外側シールリップと第1車内側シールリップは、それぞれ車外側側壁と車内側側壁の先端に位置する根元部からガラスランの本体の断面コ字形の内側に向かって延設される。このため、ガラスランを曲げるときに、第1車外側シールリップと第2車外側シールリップの間、及び、第1車内側シールリップと第2車内側シールリップの間の間隔を長くして、ドアガラスを安定して保持して、ガラスランの安定した組み付け姿勢を得ることができる。
請求項4の本発明は、第2車外側シールリップと第2車内側シールリップは、第2車外側シールリップの先端部と第2車内側シールリップの先端部が、ドアガラスが上昇したときにも底壁に当接しない長さに形成された自動車用ガラスランである。
請求項4の本発明では、第2車外側シールリップと第2車内側シールリップは、第2車外側シールリップの先端部と第2車内側シールリップの先端部が、ドアガラスが上昇したときにも底壁に当接しない長さに形成されている。このため、ドアガラスが上昇したときにも、第2車外側シールリップの先端部と第2車内側シールリップの先端部が底壁と干渉しないため、ガラスランのより安定した姿勢を得ることができる。
請求項5の本発明は、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部及び第2車外側シールリップの先端部と第2車内側シールリップの先端部はそれぞれ対向するように形成された自動車用ガラスランである。
請求項5の本発明では、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部及び第2車外側シールリップの先端部と第2車内側シールリップの先端部はそれぞれ対向するように形成されている。このため、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部及び第2車外側シールリップの先端部と第2車内側シールリップの先端部でドアガラスの両側の側面を安定して保持し、ガラスランの姿勢をより安定して保持することができる。
請求項6の本発明は、第2車外側シールリップの根元部は第1車外側シールリップの先端部の回動軌跡よりも底壁側に形成され、第2車内側シールリップの根元部は第1車内側シールリップの先端部の回動軌跡よりも底壁側に形成された自動車用ガラスランである。
請求項6の本発明は、第2車外側シールリップの根元部は第1車外側シールリップの先端部の回動軌跡よりも底壁側に形成され、第2車内側シールリップの根元部は第1車内側シールリップの先端部の回動軌跡よりも底壁側に形成されている。第1車外側シールリップは、ドアガラスが上昇して第1車外側シールリップが回動したときに、第1車外側シールリップの先端部が第2車外側シールリップの根元部と干渉しない長さに形成することが好ましい。
また、第1車内側シールリップは、ドアガラスが上昇して第1車内側シールリップが回動したときに、第1車内側シールリップの先端部が第2車内側シールリップの根元部と干渉しない長さに形成することが好ましい。
このような構成とすることにより、ガラスランの安定した姿勢を確保するとともに、良好なシール性も得ることができる。この第2車外側シールリップの根元部と第2車内側シールリップの根元部との干渉を考慮すると、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部は曲げ中心線の位置と同じが良い。
また、第1車外側シールリップの先端部と第1車内側シールリップの先端部が、第2車外側シールリップと第2車内側シールリップとの距離をとることができ、ガラスランを組み付けるときに、ガラスランを曲げたり、ドアガラスが上昇したりするときに、第1車外側シールリップの先端部が第2車外側シールリップと干渉することと、第1車内側シールリップの先端部が第2車内側シールリップと干渉することを防止できる。
ドアガラスが上昇したときに、底壁の内面とドアガラスの上端の間には空間を有するように底壁を位置させているため、ドアガラスが底壁に当接するときの衝撃音がなく、車外側カバーリップと車内側カバーリップの変形もなく、ドアパネルからの浮き上がりもない。
車外側側壁と車内側側壁には、それぞれ第1シールリップと第2シールリップを設けているため、第1シールリップと第2シールリップがドアガラスの両側面に当接し、保持して、ドアフレームとドアガラスとの間のシールと保持をすることができる。
車外側側壁と車内側側壁の曲げ中心線付近にそれぞれ長手方向に連続する車外側硬質部と車内側硬質部を設けて、第1シールリップの根元部と第2シールリップの根元部は、硬質部を挟んでガラスランの本体の開口側と底壁側に位置するため、ガラスランを組み付けるときに、ガラスランの安定した姿勢が得られ、車外側カバーリップと車内側カバーリップの変形や浮き上がりを防止できる。
本発明の実施の形態であるガラスランをドアフレームの上辺部に装着した状態の断面図であり、図3におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランをドアフレームの上辺部に装着した状態のドアフレームとガラスランの断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランの正面図である。 自動車ドアの正面図である。 従来のガラスランを上辺部に装着した状態の断面図である。 従来のガラスランを上辺部に装着し、ドアガラスの先端が底壁を押し上げた状態の断面図である。
本発明の実施の形態を、図1〜図4に基づき説明する。
図4は、自動車のフロントのドア1の正面図であり、図3は、ドア1のドアフレーム2に取付けるフロントドアのガラスラン10の正面図である。図4に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
ガラスラン10は、図3に示すように、全体として押出成形で形成された直線部11と、ドアフレーム2のコーナー部2hに取付けられ、上記の直線部11を接続し、型成形で形成されるコーナー部12からなる。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺部2bに取付けられるガラスラン上辺部13と、ドアフレーム2のリヤ側の縦辺部に取付けられるガラスランリヤ側縦辺部15と、ドアフレーム2のフロント側の縦辺部をなすディビジョンサッシュに取付けられるとガラスランフロント側縦辺部14からなる。
これらの押出成形部分をドアフレーム2に対応した形状となるように、フロント側とリヤ側のそれぞれのコーナー部分において、型成形により成形して直線部11を接続してコーナー部12が形成されている。なお、ガラスラン10のコーナー部12は、ドアフレーム2のコーナー部2hの部分に装着される。
図2に示すように、プレスドアのドアフレーム2の上辺部2bにおいては、ドアアウターパネル2cとドアインナーパネル2dの先端であるドアアウターパネルフランジ部2fとドアインナーパネル2dの先端であるドアインナーパネルフランジ部2jにガラスラン10が取付けられている。
ドアフレーム2の上辺部2bでは、チャンネルがないため、底壁40はドアフレーム2のパネルやチャネルに接触せずに、ドアフレーム2の内部の空間に位置している。
ドアガラス5が上昇したときに、ドアガラス5の上端は、底壁40に接触せずに、底壁40とドアガラス5の上端の間には、隙間が設けられている。隙間の間隔は、ガラスラン10とドアガラス5の寸法のバラツキを考慮して、3mm程度である。
図1において、バラツキを考慮した場合のドアガラス5の上端の位置の上限と下限及び正規の位置を2点鎖線で示す。ばらつきを考慮しても、少なくとも1mm程度の隙間を確保できる。
ドアフレーム2の上辺部2bに取付けられるガラスラン10のガラスラン上辺部13の断面形状は、図1に示すように、底壁40と底壁40の車外側側縁部から底壁40に対して略垂直又は若干鈍角に下方(図1における下方)に延びる車外側側壁20と、底壁40の車内側側縁部から底壁40に対して略垂直又は若干鈍角に下方に延びる車内側側壁30とからなる断面略コ字形に形成されている。後述のように、車内側側壁30が車外側側壁20よりも大きく、厚肉に形成され、断面略コ字形は、車内側が大きな非対称形に形成されている。
ガラスラン10の本体である車外側側壁20、車内側側壁30と底壁40は、ドアフレーム2の上辺部2bに取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ同様な断面略コ字形の断面形状を有している。
なお、上記において、車外側及び車内側とは、ドア1を閉じた状態での車輌における車室外側及び車室内側を示すものであり、上方、下方等における上下とは、車輌の上下方向を示すものである。
底壁40は、略板状に形成され、車内側側壁30および車外側側壁20との連続部分では屈曲が容易にできるように底壁溝部42が形成されている。底壁溝部42に隣接して、底壁保持リップ41、41が底壁40の内面側に形成されている。底壁保持リップ41、41は、それぞれ車外側側壁20と車内側側壁30の根元付近に当接して、車外側側壁20と車内側側壁30が断面略コ字状の内部方向に倒れることを防止している。
まず、車外側側壁20の部分について説明する。
ガラスラン上辺部13の車外側側壁20は、断面略板状に形成される。
車外側側壁20の曲げ中心線付近に車外側硬質部26が形成されている。図1に示す曲げ中心線とは、ガラスラン10を長手方向上側凸に湾曲させるように曲げたときに、車外側側壁20に伸長と圧縮が起きるが、伸長と圧縮の境界にあり、変化しない部分をいう。
車外側硬質部26は、車外側側壁20の長手方向に連続して形成される。車外側硬質部26は、硬質合成樹脂で形成される。硬質樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のオレフィン系合成樹脂が使用される。硬質樹脂の硬度は、ロックウェル硬さRスケールで70〜120のものが使用される。
オレフィン系合成樹脂を使用すると、ガラスラン10の本体をオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)で成形した場合に、ガラスラン10の本体と車外側硬質部26を同時に押出成形することができる。その場合には、ガラスラン10の本体と車外側硬質部26を押出成形時に溶着することができる。
また、車外側硬質部26をオレフィン系合成樹脂で成形すると、十分な剛性と柔軟性を有するため、ガラスラン10の長手方向の伸縮を防止するとともに、ガラスラン10をドアフレーム2に組付けたときに、車外側側壁20における曲げ中心線位置が安定して決まる。
車外側側壁20の先端から断面略コ字形に対する外面側に車外側カバーリップ23が形成されている。このため、車外側カバーリップ23でドアアウターパネル2c先端のドアアウターパネルフランジ部2fを覆うことができ、見栄えが良い。
車外側側壁20と車外側カバーリップ23の間に車外側保持溝25が形成されている。車外側保持溝25には、ドアアウターパネルフランジ部2fが挿入され、保持される。図1に示すように、ドアアウターパネルフランジ部2fの先端は、車外方向に若干屈曲して屈曲部2kが形成されている。
車外側カバーリップ23の先端と対応する車外側側壁20の外面に車外側保持リップ24を形成した。車外側保持リップ24と車外側カバーリップ23でドアアウターパネルフランジ部2fの屈曲部2kの部分を挟持する。このため、ガラスラン10の車外側側壁20側がドアアウターパネル2cに保持される。
車外側側壁20には、それぞれガラスラン10の本体の断面略コ字状の内側に向かって、即ち、底壁40の方向に延出する第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22が形成されている。第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22によりドアガラス5の車外側面をシールしている。
ガラスラン上辺部13において、ドアガラス5が上昇したときに、第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22がドアガラス5の車外側面に当接し、保持して、ドアフレーム2とドアガラス5との間のシールと保持をすることができる。第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22の2枚のシールリップによりドアガラス5の車外側面を支持することで、ドアガラス5に対する車外側側壁20の姿勢を安定させることができる。
第1車外側シールリップ21の根元部21aは、車外側側壁20の先端から延設されている。第2車外側シールリップ22の根元部22aは、車外側硬質部26が形成された部分から若干、底壁40側の車外側側壁20の内面から延設されている。そのため、第1車外側シールリップ21の根元部21aと第2車外側シールリップ22の根元部22aは、車外側硬質部26を挟んでガラスラン10の本体の開口側と底壁40側に位置する。
このため、第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22の間が広くなり、ドアガラス5に対するガラスラン10の安定した姿勢が得られ、車外側カバーリップ23が変形したり、ドアアウターパネルフランジ部2fから浮き上がったりすることを防止できる。
また、第1車外側シールリップ21の先端部21bは、ガラスラン10の曲げ中心線に近接した位置に形成されている。ガラスラン10を長手方向上側に凸に湾曲させたときに、曲げ中心線よりも底壁40側は伸長されることとなるため、第2車外側シールリップ22の先端部22bはその長さを維持するように曲げ中心線方向へ移動するため、ドアガラス5の車外側面をより強く押す方向に回動する。
また、曲げ中心線よりも開口側は圧縮されることとなるため、第1車外側シールリップ21の先端部21bが曲げ中心線よりも開口側に位置する場合には、その長手方向の長さを維持するように曲げ中心線方向へ移動するため、第1車外側シールリップ21の先端部21bは車外側側壁20に近づく方向に回動するため、ドアガラス5の車外側面を押す力が弱くなる。このため、第1車外側シールリップ21の先端部21bは、曲げ中心線に近い位置に設定する方が、湾曲の影響を受けにくく、第1車外側シールリップ21の押圧力の低下が抑制されて好ましい。第2車外側シールリップ22との位置関係に余裕があれば第1車外側シールリップ21の先端部21bは、曲げ中心線位置を含み、底壁40側であることがより好ましい。
ドアガラス5の車外側面を第1車外側シールリップ21の先端部21bと第2車外側シールリップ22の先端部22bの2か所で支持することにより、ドアガラス5の保持力をより向上させるとともに、ガラスラン10の安定した組み付け姿勢を得ることができるため、車外側カバーリップ23が変形したり、ドアアウターパネルフランジ部2fから浮き上がったりすることを防止できる。
また、第2車外側シールリップ22は、第2車外側シールリップ22の先端部22bが、ドアガラス5が最大上昇位置に上昇したときにも底壁40に当接しない長さに形成することが好ましい。この場合には、ドアガラス5が上昇したときにも、第2車外側シールリップ22の先端部22bが底壁40と干渉しないため、ガラスラン10のより安定した姿勢を得ることができる。
第2車外側シールリップ22の根元部22aは第1車外側シールリップ21の先端部21bの回動軌跡よりも底壁40側に形成されている。第1車外側シールリップ21は、ドアガラス5が上昇して第1車外側シールリップ21が回動したときに、第1車外側シールリップ21の先端部21bが第2車外側シールリップ22の根元部22aと干渉しない長さに形成することが好ましい。このような構成とすることにより、ガラスラン10の安定した姿勢を確保するとともに、良好なシール性も得ることができる。この第2車外側シールリップ22の根元部22aとの干渉を考慮すると、第2車外側シールリップ22との位置関係に余裕があれば、第1車外側シールリップ21の先端部22bは曲げ中心線位置を含み、底壁40側であることがより好ましい。
また、第1車外側シールリップ21の先端部22bが、第2車外側シールリップ22との距離をとることができ、ガラスラン10を曲げたり、ドアガラス5が上昇したりするときに、第1車外側シールリップ21の先端部21bが、第2車外側シールリップ22と干渉することを防止できる。
次に、車内側側壁30の部分について説明する。
ガラスラン上辺部13の車内側側壁30は、車外側側壁20と同様に、断面略板状に形成される。
車外側側壁20と同様に、車内側側壁30の曲げ中心線付近に車内側硬質部36が形成されている。
車内側硬質部36は、車内側側壁30の長手方向に連続して形成される。車外側硬質部26と同様に、車内側硬質部36は、硬質合成樹脂で形成される。硬質樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のオレフィン系合成樹脂が使用される。車内側硬質部36も車外側硬質部26と同じ硬質樹脂を使用することができる。
オレフィン系合成樹脂を使用すると、ガラスラン10の本体をオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)で成形した場合に、ガラスラン10の本体と車内側硬質部36を同時に押出成形することができる。その場合には、ガラスラン10の本体と車内側硬質部36を溶着することができる。
また、車内側硬質部36をオレフィン系合成樹脂で成形すると、十分な剛性と柔軟性を有するため、ガラスラン10の長手方向の伸縮を防止するとともに、ガラスラン10をドアフレーム2に組付けたときに、車内側側壁30における曲げ中心線位置が安定して決まる。
車外側カバーリップ23と同様に、車内側側壁30の先端から断面略コ字形に対する外面側に車内側カバーリップ33が形成されている。このため、車内側カバーリップ33でドアインナーパネル2dの先端のドアインナーパネルフランジ部2jを覆うことができ、見栄えが良い。
車内側側壁30と車内側カバーリップ33の間に車内側保持溝35が形成されている。車内側保持溝35には、ドアインナーパネルフランジ部2jが挿入され、保持される。図1に示すように、ドアインナーパネルフランジ部2jの先端は、車外方向に若干屈曲して屈曲部2kが形成されている。
車内側カバーリップ33の先端と対応する車内側側壁30の外面に車内側保持リップ34を形成した。車内側保持リップ34と車内側カバーリップ33でドアインナーパネルフランジ部2jの屈曲部2kの部分を挟持する。このため、ガラスラン10の車内側側壁30側がドアインナーパネル2dに保持される。
車外側側壁20と同様に、ガラスラン10の本体の断面略コ字状の内側に向かって、即ち底壁40の方向に延出する第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32が形成されている。第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32によりドアガラス5の車内側面をシールしている。
第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32は、第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22よりも長く、厚肉に形成されているため、ドアガラス5がガラスラン10内に侵入したときに、ドアガラス5を車外側に位置させることができ、ドアフレーム2とドアガラス5の段差を少なくすることができる。このため、空気抵抗や風切音が減少し、デザイン的にも好ましい。
ガラスラン上辺部13において、ドアガラス5が上昇したときに、第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32がドアガラス5の車内側面に当接し、保持して、ドアフレーム2とドアガラス5との間のシールと保持をすることができる。第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32の2枚のシールリップにより、ドアガラス5の車内側面を支持することで、ドアガラス5に対する車内側側壁30の姿勢を安定させることができる。
第1車内側シールリップ31の根元部31aは、車内側側壁30の先端から延設されている。第2車内側シールリップ32の根元部32aは、車内側硬質部36が形成された部分から若干、底壁40側の車内側側壁30の内面から延設されている。そのため、第1車内側シールリップ31の根元部31aと第2車内側シールリップ32の根元部32aは、車内側硬質部36を挟んでガラスラン10の本体の開口側と底壁40側に位置する。
このため、第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32の間が広くなり、ドアガラス5に対するガラスラン10の安定した姿勢が得られ、車内側カバーリップ33が変形したり、ドアインナーパネルフランジ部2jから浮き上がったりすることを防止できる。
また、第1車外側シールリップ21と同様に、第1車内側シールリップ31の先端部31bは、曲げ中心線に近接した位置に形成されている。
第1車内側シールリップ31の先端部31bは、曲げ中心線に近接して位置する。このため、ガラスラン10を長手方向上側に凸に湾曲させたときに、曲げ中心線よりも底壁40側は伸長されることとなるため、第2車内側シールリップ32の先端部32bはその長さを維持するように曲げ中心線方向へ移動するため、ドアガラス5の車内側面をより強く押す方向に回動する。
また、曲げ中心線よりも開口側は圧縮されることとなるため、第1車内側シールリップ31の先端部31bが曲げ中心線よりも開口側に位置する場合には、その長手方向の長さを維持するように曲げ中心線方向へ移動するため、第1車内側シールリップ31の先端部31bは車内側側壁30に近づく方向に回動するため、ドアガラス5の車内側面を押す力が弱くなる。このため、第1車内側シールリップ31の先端部31bは、曲げ中心線に近い位置に設定する方が、湾曲の影響を受けにくく、第1車内側シールリップ31の押圧力の低下が抑制されて好ましい。第1車内側シールリップ31の先端部31bは、曲げ中心線位置を含み、底壁40側であることがより好ましい。
ドアガラス5の車内側面を第1車内側シールリップ31の先端部31bと第2車内側シールリップ32の先端部32bの2か所で支持することにより、ドアガラス5の保持力をより向上させるとともに、ガラスラン10の安定した組み付け姿勢を得ることができるため、車内側カバーリップ33が変形したり、ドアインナーパネルフランジ部2jから浮き上がったりすることを防止できる。
また、第2車外側シールリップ22と同様に、第2車内側シールリップ32は、第2車内側シールリップ32の先端部32bが、ドアガラス5が最大上昇位置に上昇したときにも底壁40に当接しない長さに形成することが好ましい。この場合には、ドアガラス5が上昇したときにも、第2車内側シールリップ32の先端部32bが底壁40と干渉しないため、ガラスラン10のより安定した姿勢を得ることができる。
また、第1車外側シールリップ21と同様に、第1車内側シールリップ31の先端部31bは、車内側硬質部36に近接した位置に形成されている。
第2車内側シールリップ32の根元部32aは第1車内側シールリップ31の先端部31bの回動軌跡よりも底壁40側に形成されている。第1車内側シールリップ31は、ドアガラス5が上昇して第1車内側シールリップ31が回動したときに、第1車内側シールリップ31の先端部31bが第2車内側シールリップ32の根元部32aと干渉しない長さに形成することが好ましい。このような構成とすることにより、ガラスラン10の安定した姿勢を確保するとともに、良好なシール性も得ることができる。この第2車内側シールリップ32の根元部32aとの干渉を考慮すると、第1車内側シールリップ31の先端部32bは曲げ中心線位置の付近が好ましい。
また、第1車内側シールリップ31の先端部32bが、第2車内側シールリップ32との距離をとることができ、ガラスラン10を曲げたり、ドアガラス5が上昇したりするときに、第1車内側シールリップ31の先端部31bが、第2車内側シールリップ32と干渉することを防止できる。
第1車外側シールリップ21の先端部21bと第1車内側シールリップ31の先端部31b及び第2車外側シールリップ22の先端部22bと第2車内側シールリップ32の先端部32bはそれぞれ対向するように形成することが好ましい。この場合は、第1車外側シールリップ21の先端部21bと第1車内側シールリップ31の先端部31b及び第2車外側シールリップ22の先端部22bと第2車内側シールリップ32の先端部22bでドアガラス5の両側の側面を安定して保持し、ガラスラン10の姿勢をより安定して保持することができる。
車外側側壁20の曲げ中心線付近にそれぞれ長手方向に連続する車外側硬質部26を設けている。また、車内側側壁30の曲げ中心線位置に車内側硬質部36を形成している。この構成とすることにより、曲げ中心線位置が車外側硬質部26の位置と車内側硬質部36の位置で各々確定するため、車外側側壁20及び車内側側壁30の上下方向の位置が確定し、ガラスラン10を長手方向に湾曲させたとき、ガラスラン10に断面としても安定しているため、車外側側壁20と車内側側壁30の位置関係が崩れることが抑制される。このため、車外側カバーリップ23や車内側カバーリップ33が変形したり、浮き上がったりすることを、より確実に防止することができる。
車外側側壁20と車内側側壁30の上下方向の位置が安定することで、ガラスラン10の断面形状も安定するため、ドアガラス5を支持する第1車外側シールリップ21と第2車外側シールリップ22、また第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32の支持力も安定する。また、第1車内側シールリップ31と第2車内側シールリップ32がそれぞれ車内側硬質部36を挟んで配置されることにより、湾曲の影響を底壁40側と開口側に分散することで、影響を抑制することができる。また、車外側も同様である。
ガラスラン10の直線部11の成形においては、成形材料は、合成ゴム、熱可塑性エラストマーが使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、ポリオレフィン系エラストマー等が使用されるが、オレフィン系熱可塑性エラストマーを使用することが好ましい。合成ゴムを使用する場合には、加硫工程が必要となり、車外側硬質部26と車内側硬質部36が変形する恐れがあるからである。
押出成形後に、所定の長さに切断されて、押出成形部分は製造される。
次に、ガラスラン10のコーナー部12の型成形部分の成形は、上記により製造された押出成形部材を所定寸法に長手方向とは略直角に切断して、その切断した押出部分の端部を、型成形部分を成形する金型に挟持して、その金型のキャビティーに型成形部分を形成する材料を注入する。型成形部分の断面形状は押出成形部分の断面形状と略同じである。成形材料は、押出成形部分に使用した材料と同じ種類のものを使用することが好ましい。熱可塑性エラストマーの場合は、金型に注入されたときに注入材料は溶融されているため、その熱と圧力とで押出成形部分と型成形部分は一体的に融着される。
この場合は、同種の材料であり、ガラスラン10の直線部11とコーナー部12の接着性がよい。また、いずれもオレフィン系の材料であり、耐候性がよく、同時に粉砕処理ができ、リサイクル容易な製品を得ることができる。オレフィン系熱可塑性エラストマーの場合は、加硫が不要のため、製造が容易である。
2 ドアフレーム
10 ガラスラン
13 ガラスラン上辺部
20 車外側側壁
21 第1車外側シールリップ
22 第2車外側シールリップ
26 車外側硬質部
30 車内側側壁
31 第1車内側シールリップ
32 第2車内側シールリップ
36 車内側硬質部
40 底壁

Claims (6)

  1. 自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランであって、上記ガラスランは、押出成形により成形され上記ドアフレームの上辺部に装着されるガラスラン上辺部と、上記ドアフレームの縦辺部に装着されるガラスラン縦辺部と、上記ドアフレームのコーナー部に装着されるコーナー部を有する自動車用ガラスランにおいて、
    上記ガラスラン上辺部は、底壁と該底壁の車外側側縁部から延びる車外側側壁と、上記底壁の車内側側縁部から延びる車内側側壁とからなる断面略コ字形をなすガラスランの本体を備え、
    上記車外側側壁の先端から上記断面略コ字形に対する外面側に車外側カバーリップが形成され、上記車内側側壁の先端から上記断面略コ字形に対する外面側に車内側カバーリップが形成され、
    上記ドアガラスが最大上昇位置に上昇したときに、上記底壁の内面と上記ドアガラスの上端の間には空間を有するように上記底壁は形成され、
    上記車外側側壁には、それぞれ上記本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する第1車外側シールリップと第2車外側シールリップを設け、上記第1車外側シールリップと第2車外側シールリップにより上記ドアガラスの車外側面をシールし、
    上記車内側側壁には、それぞれ上記本体の断面略コ字状の内側に向かって延出する第1車内側シールリップと第2車内側シールリップを設け、上記第1車内側シールリップと第2車内側シールリップにより上記ドアガラスの車内側面をシールし、
    上記車外側側壁と上記車内側側壁の曲げ中心付近にそれぞれ長手方向に連続する車外側硬質部と車内側硬質部を設け、上記第1車外側シールリップの根元部と第2車外側シールリップの根元部は、上記車外側硬質部を挟んで上記ガラスランの本体の開口側と上記底壁側に位置し、上記第1車内側シールリップの根元部と第2車内側シールリップの根元部は、上記車内側硬質部を挟んで上記ガラスランの本体の開口側と上記底壁側に位置することを特徴とする自動車用ガラスラン。
  2. 上記第1車外側シールリップの先端部と上記第1車内側シールリップの先端部は、上記ガラスランの曲げ中心線に近接して位置する請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
  3. 上記第1車外側シールリップと上記第1車内側シールリップは、それぞれ上記車外側側壁と上記車内側側壁の先端に位置する根元部から上記ガラスランの本体の断面コ字形の内側に向かって延設される請求項1又は請求個2に記載の自動車用ガラスラン。
  4. 上記第2車外側シールリップの先端部と上記第2車内側シールリップの先端部は、上記ドアガラスが上昇したときに上記底壁に当接しない長さに形成された請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  5. 上記第1車外側シールリップの先端部と上記第1車内側シールリップの先端部及び上記第2車外側シールリップの先端部と上記第2車内側シールリップの先端部はそれぞれ対向するように形成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  6. 上記第2車外側シールリップの根元部は上記第1車外側シールリップの先端部の回動軌跡よりも上記底壁側に形成され、上記第2車内側シールリップの根元部は上記第1車内側シールリップの先端部の回動軌跡よりも上記底壁側に形成された請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
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