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JP2018192213A - シートパッド - Google Patents

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JP2018192213A
JP2018192213A JP2017101166A JP2017101166A JP2018192213A JP 2018192213 A JP2018192213 A JP 2018192213A JP 2017101166 A JP2017101166 A JP 2017101166A JP 2017101166 A JP2017101166 A JP 2017101166A JP 2018192213 A JP2018192213 A JP 2018192213A
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JP2017101166A
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由紀子 津川
Yukiko Tsugawa
由紀子 津川
泰輔 米澤
Yasusuke Yonezawa
泰輔 米澤
佳之 ▲高▼橋
佳之 ▲高▼橋
Yoshiyuki Takahashi
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Bridgestone Corp
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    • A47C27/14Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas with foamed material inlays
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for

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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Abstract

【課題】シートパッドに、シートパッド構成部材とは異なった挿填部材を埋設した場合、例えば、シートパッドの硬度が一様でなくなる等、シートパッドに着座した乗員にとって違和感が生じ、シートパッドに着座した乗員の座り心地の悪化、ひいては、乗り心地の悪化を招く虞があった。【解決手段】着座時に座部となるクッションパッド11を備えたシートパッド10であって、クッションパッド11の、着座した乗員の尻下に配置される尻下部よりも前方側に、挿填部材12が埋設され、且つ、挿填部材12の少なくとも着座面側及び前端側が露出することなく被覆され、挿填部材12が埋設されているシートパッド挿填部分における一定負荷時のたわみ量は、シートパッド後方側の方がシートパッド前方側よりも大きい。【選択図】図1

Description

本発明は、シートパッドに関するものである。
従来、座席となるシートを形成する構造体であるシートパッドとして、例えば、自動車用シートに用いられるものが知られている。この自動車用シートに用いられるシートパッドは、着座した乗員の着座姿勢を安定して保持すると共に快適な座り心地を確保するために、適度な硬さと柔らかさを兼ね備える必要があることから、例えば、軟質ポリウレタンフォーム等の発泡体で構成されている。
ところで、乗員が着座する自動車用シートには、乗員の体温が伝わることになるので、シートパッドにおいて十分な放熱が成されなかった場合、伝わった体温によりシートパッドに熱がこもってしまうことが避けられなかった。また、自動車を炎天下等の外気温度が高いときに駐車した場合にも、車内の温度上昇に伴って自動車用シートも高温度となりシートパッドに熱がこもってしまうことが避けられなかった。
自動車用シートのシートパッドに熱がこもってしまうと、自動車用シートに着座し続ける乗員は、常時、シートパッドの熱を受けることになり、不快感が生じることになってしまう。これは、乗員の乗り心地の悪化をもたらすことになる。
そこで、シートパッドに熱がこもってしまうのを回避するための熱対策等、乗員の乗り心地の改善のための種々の対策が施されており、その一例として、シートパッドに、シートパッド構成部材とは異なった挿填部材を埋設することが行われている。
しかしながら、例えば、上記のような理由から、シートパッドに、シートパッド構成部材とは異なった挿填部材を埋設した場合、例えば、シートパッドの硬度が一様でなくなる等、シートパッドに着座した乗員にとって違和感が生じ、シートパッドに着座した乗員の座り心地の悪化、ひいては、乗り心地の悪化を招く虞があった。
そこで、この発明の目的は、シートパッド構成部材とは異なった挿填部材を埋設したシートパッドにおける、着座した乗員の座り心地、さらには乗り心地を向上させることができる、シートパッドを提供することである。
上記目的を達成するため、この発明に係るシートパッドは、着座時に座部となるクッションパッドを備えたシートパッドであって、前記クッションパッドの、着座した乗員の尻下に配置される尻下部よりも前方側に、挿填部材が埋設され、且つ、前記挿填部材の少なくとも着座面側及び前端側が露出することなく被覆され、前記挿填部材が埋設されているシートパッド挿填部分における一定負荷時のたわみ量は、シートパッド後方側の方がシートパッド前方側よりも大きいことを特徴とする。この発明に係るシートパッドによれば、シートパッド構成部材とは異なった挿填部材を埋設したシートパッドにおける、着座した乗員の乗り心地を向上させることができる。
この発明のシートパッドでは、前記シートパッドを構成する材料の硬度が、前記挿填部材を構成する材料の硬度よりも高く、且つ、前記挿填部材の後方側の硬度が、前記挿填部材の後方側以外の部分の硬度よりも低い、ことが好ましい。この構成によれば、挿填部材の後方側を柔らかくして、着座した乗員の乗り心地を向上させることができる。
ここで、挿填部材の後方側とは、挿填部材をシートパッドに埋設した状態において、シートパッドの後方側に位置する挿填部材のことを言う。
この発明のシートパッドでは、前記挿填部材の後方側の100mm厚での25%硬度が、前記挿填部材の後方側以外の部分の100mm厚での25%硬度よりも20N以上低い、ことが好ましい。この構成によれば、挿填部材の後方上面側をより柔らかくして、着座した乗員の乗り心地を更に向上させることができる。
この発明のシートパッドでは、前記シートパッドを構成する材料の硬度が、前記挿填部材を構成する材料の硬度よりも高く、且つ、前記挿填部材の後方上面側が、面取りされている、ことが好ましい。この構成によれば、面取りにより挿填部材の後方上面側を柔らかくすることができる。
この発明のシートパッドでは、前記挿填部材の後方上面側の硬度が、前記挿填部材の後方上面側以外の部分の硬度よりも低い、ことが好ましい。この構成によれば、挿填部材の後方上面側を柔らかくして、着座した乗員の乗り心地を向上させることができる。
この発明のシートパッドでは、前記挿填部材の後方上面側の少なくとも一部に、縦断面が湾曲形状又は凹凸形状となる部分を有する、ことが好ましい。この構成によれば、挿填部材の後方上面側に湾曲形状又は凹凸形状となる部分があることで、挿填部材の後方上面側を柔らかくすることができる。
ここで、挿填部材の後方上面側とは、挿填部材をシートパッドに埋設した状態において、シートパッドの後方上面側に位置する挿填部材のことを言う。
この発明のシートパッドでは、前記挿填部材は、複数の部材をシートパッド前後方向に隣接させている、ことが好ましい。この構成によれば、硬度が異なる複数の部材を用いて挿填部材を形成することができる。
この発明のシートパッドでは、前記挿填部材は、シートパッド前方からシートパッド後方に向かって厚さが漸次薄くなっている、ことが好ましい。この構成によれば、挿填部材の後方側を前方側より柔らかくすることができる。
この発明のシートパッドでは、前記挿填部材は、前記クッションパッドの裏面側にのみ露出させており、密度が20〜40kg/m3、且つ、セル数が45個/25mm以下の、除膜処理されたウレタンフォームである、ことが好ましい。この構成によれば、挿填部材から効率良く放熱することができる。
この発明のシートパッドでは、前記挿填部材は、前記クッションパッドの腿下部に設けられている、ことが好ましい。この構成によれば、クッションパッドの腿下部に設けられた挿填部材により、クッションパッドからより効率良く放熱することができる。
この発明によれば、シートパッド構成部材とは異なった挿填部材を埋設したシートパッドにおける、着座した乗員の座り心地、さらには乗り心地を向上させることができる、シートパッドを提供することができる。
この発明の一実施の形態に係るシートパッドにおけるクッションパッドの構成を模式的に示し、(a)はクッションパッドの幅方向略中央部において前後方向線に沿って切断した斜視図、(b)は(a)のクッションパッドの前後方向線に沿う断面図である。 図1の高通気部材を拡大して示し、(a)は面取りした例の断面図、(b)は硬度分布状態を概念的に表示した断面図である。
以下、この発明を実施するための一形態について図面を参照して例示説明する。
図1に示すように、本実施形態において、シートパッド10は、着座時に腰を掛ける座部となるクッションパッド11、及び着座時に背をもたせ掛ける背もたれ部となるバックパッド(図示しない)を備えている。このシートパッド10は、シートフレーム(図示しない)に取り付けられ、表皮材(図示しない)により表面が覆われて、例えば、乗員が腰掛ける着座用シートとして自動車等の車両に設置される。
本実施形態において、シートパッド10は、シートパッド10を構成するクッションパッド11の、着座した乗員の尻下に配置される尻下部よりもシートパッド前方側に、挿填部材12が埋設され、且つ、挿填部材12の少なくとも着座面側及び前端側が露出することなく被覆されている(図1参照)。即ち、本実施形態において、挿填部材12は、着座した乗員の座部となるクッションパッド11の腿下部に設けられている。この挿填部材12は、本実施形態において、シートパッド10を形成するシートパッド部材に比べて通気度が高い高通気部材からなる。
本実施形態の挿填部材(高通気部材)12は、クッションパッド11の平坦面部11aの、例えば、幅方向略全域に達する横長の直方体状に形成されており、挿填部材12に対応してクッションパッド11に設けた凹部状空間13に埋設されている(図1参照)。
なお、本実施形態においては、一例として、挿填部材12を、シートパッド10を構成するクッションパッド11に、クッションパッド11の裏面側11bにのみ露出させて、配置している(図1参照)が、これに加え、クッションパッド11の裏面側11bと共に側面側(幅方向側)等にも露出させて、埋設されていても良く、挿填部材12の少なくとも着座面側及び前端側が露出することなく被覆されていればよい。
また、本実施形態において、クッションパッド11を形成するクッションパッド部材とバックパッドを形成するバックパッド部材に、同一の部材が用いられていても良い。
ここで、クッションパッド11の尻下部とは、クッションパッド11への負荷荷重を支える部分であり、本実施形態のクッションパッド11が、例えば、乗員が腰掛ける着座用シートとして自動車に設置されたシートパッド10を構成している場合、クッションパッド11の、着座した乗員の坐骨結節が位置する部分の間を少なくとも含む、乗員の臀部が位置する部分である。シートパッド10に腰掛けた乗員は、座面となる、クッションパッド11の幅方向中央部分を占める平坦面部11aに位置する、坐骨結節によって体重が主として支えられる。
なお、幅方向とは、自動車に設置されたシートパッド10の自動車幅方向に沿う方向とし、前後方向とは、自動車に設置されたシートパッド10の自動車前後方向に沿う方向とし、上下方向とは、自動車の上下方向に沿う方向とする。
本実施形態のクッションパッド11を形成するクッションパッド部材は、ポリウレタンフォーム等の発泡合成樹脂、一例として、密度が45〜75kg/m3のポリウレタンフォームが用いられている。このポリウレタンフォームは、除膜処理がされておらず、例えば、シートパッド形状での25%硬度(JIS K 6400−2法に準拠)が200〜300N/200φ、通気度(JIS K 6400−7 B法に準拠)が100cc/cm2/sec以下である。材質としての硬度は、例えば100mm厚での25%硬度(JIS K 6400−2法に準拠)で250〜300N/200φである。
本実施形態の挿填部材12は、シートパッド10を形成するシートパッド部材(ひいては、クッションパッド11を形成するクッションパッド部材)に比べて通気性が高い、密度が20〜40kg/m3、より好ましくは20〜30kg/m3、セル数が45個/25mm以下、より好ましくは25個/25mm以下の、除膜処理されたポリウレタンフォームにより形成されている。これにより、挿填部材(高通気部材)12によりシートパッド10から効率良く放熱することができる。
除膜処理されたポリウレタンフォームの密度が20〜40kg/m3であることで、座り心地・乗り心地を維持したまま、熱容量を下げることができ、セル数が45個/25mm以下であることで、十分な通気度を確保し、挿填部材(高通気部材)12、ひいてはシートパッド10から、効率良く放熱することができる。なお、除膜処理されたポリウレタンフォームの密度が20kg/m3未満であれば、座り心地・乗り心地への悪影響を及ぼすことになり、密度が40kg/m3を超えれば、従来のウレタンフォームを用いた場合に比べ熱容量が大きくなり、放熱しづらくなる。また、セル数が45個/25mmを越えることで、放熱するのに十分な通気度を確保することができないことになる。
この除膜処理されたポリウレタンフォームは、例えば、100mm厚での25%硬度で100〜200N/200φ、通気度が150〜1000cc/cm2/secである。なお、これらの値は、挿填部材12がクッションパッド11に挿入されていない状態(即ち、圧縮された状態ではない自然状態)でのものである。
本実施形態において、除膜処理されていないポリウレタンフォームにより形成されている、クッションパッド11を形成するクッションパッド部材の硬度は、除膜処理されたポリウレタンフォームにより形成されている挿填部材12の硬度よりも高くなっており、挿填部材12の方が、クッションパッド部材より柔らかくなっている。
本実施形態の挿填部材12として用いられる、上述したポリウレタンフォームは、発泡膜を除去する除膜処理がされた、即ち、骨格しかないポリウレタンフォームである。この除膜処理されたポリウレタンフォームにあっては、除膜処理されないポリウレタンフォームに比べ、自然通気状態においての空気の入れ換えが容易に行えるので効率良く通気することができ、シートパッド10の通常の使用環境で高い通気性を確保することができる。本実施形態の挿填部材12として用いられているポリウレタンフォームは、シートパッド10を形成するシートパッド部材として用いられているポリウレタンフォームに比べ、高い通気性を有している。
また、本実施形態の挿填部材12が埋設されているシートパッド挿填部分における一定負荷時のたわみ量は、シートパッド後方側の方がシートパッド前方側よりも大きい。一定負荷時のたわみ量が大きいことにより、例えば、押圧力が加わったときに圧縮変形し易く、たわみ易くなることから、本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10は、シートパッド前方側に比べシートパッド後方側の方が、乗員着座時の負荷荷重に応じて大きな抵抗感無く沈み込ませることができる柔らかさを備えることになる。
本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10の、シートパッド後方側の方を、より柔らかくしたのは、シートパッド10の尻下部により近いほど大きな荷重がかかるため、当該荷重による影響が大きいからである。
ここで、本実施形態の挿填部材12が埋設された挿填部材埋設部におけるたわみ量を得るための、シートパッド測定方法、及び測定結果から得られたたわみ量の差の一例を示す。挿填部材12埋設部におけるたわみ量を得るためのシートパッド測定は、例えば、φ30mmの円柱状負荷子で挿填部材12埋設部を20Nで圧縮して行う。そして、本実施形態においては、挿填部材12埋設部の前方側と後方側でそれぞれ得られた、たわみ量の測定結果から、たわみ量の差異が、挿填部材12埋設部の後方側に対して前方側が5〜10mm大きくなるようにしている。
本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分(クッションパッド11の腿下部)のシートパッド10は、シートパッド前方側よりもシートパッド後方側の方が圧縮変形し易くなるので、シートパッド10の、腰掛けた乗員の腿(大腿部)が当たる部分、即ち、クッションパッド11の腿下部を柔らかくすることができる。乗員の腿(大腿部)が当たる部分、即ち、クッションパッド11の腿下部が柔らかくなり、たわみ易くなることにより、シートパッド10の尻下部が乗員の体重の殆どを受け止めることになって大きく撓むことになっても、尻下部の撓みに合わせて柔らかい腿下部も撓むことで、シートパッド10に着座した乗員に、大きく撓む尻下部と同様に撓む腿下部との間で違和感が生じることはない。
このため、シートパッド10(クッションパッド11)よりも硬度が低く、柔らかく形成されている、本実施形態の挿填部材12が、シートパッド10の尻下部よりも前方側に配置されている場合に、着座した乗員の座り心地を向上させることができる。加えて、本実施形態の挿填部材12が、高通気部材により形成されていれば、シートパッド10における高い通気性を確保して、シートパッド10から効率良く放熱することができ、着座した乗員に熱が伝わりにくくすることができる、
図1及び図2(a)に示すように、本実施形態において、シートパッド10を構成する材料(例えば、除膜処理がされていないポリウレタンフォーム)の硬度が、挿填部材12を構成する材料(例えば、除膜処理がされているポリウレタンフォーム)の硬度よりも高く、且つ、挿填部材12の後方上面側が、面取りされている、即ち、挿填部材12の後端面と上端面が交差する角部を、例えば、斜めに削除して(面取りして)角部を無くし傾斜面12aにされている(図2(a)参照)。これにより、本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10の硬度は、シートパッド前方側よりもシートパッド後方側の方が低いことになり、挿填部材12の後方側を柔らかくすることができ、乗員の座り心地を向上させることができる。
図2(b)に示すように、本実施形態において、シートパッド10を構成する材料(例えば、除膜処理がされていないポリウレタンフォーム)の硬度が、挿填部材12を構成する材料(例えば、除膜処理がされているポリウレタンフォーム)の硬度よりも高く、且つ、挿填部材12の後方側の硬度が、挿填部材12の後方側以外の部分の硬度よりも低く(図中、硬度分布状態を概念的に表示)なっていてもよい。
一例として、本実施形態においては、挿填部材12の後方側の100mm厚での25%硬度が、挿填部材12の後方側以外の部分の100mm厚での25%硬度よりも20N以上低いことが好ましい。これにより、本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10の硬度は、シートパッド前方側よりもシートパッド後方側の方が低いことになり、挿填部材12の後方側を柔らかくして、着座した乗員の座り心地を向上させることができる。
本実施形態において、挿填部材12の後方上面側、即ち、シートパッド後端側に位置する着座面側の硬度が、挿填部材12の後方上面側以外の部分の硬度よりも低くなっていてもよい。これにより、本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10の硬度は、シートパッド後方上面側以外の部分、即ち、シートパッド前方側よりも、シートパッド後方上面側の方が低いことになり、挿填部材12の後方上面側を柔らかくして、乗員の座り心地を更に向上させることができる。
本実施形態において、挿填部材12の後方上面側の少なくとも一部に、縦断面が湾曲形状又は凹凸形状となる部分を有していてもよい。これにより、本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10の硬度は、シートパッド前方側よりもシートパッド後方側の方が低くなっている。挿填部材12の後方上面側が、シートパッド前後方向に沿うシートパッド上下方向縦断面が湾曲形状又は凹凸形状、即ち、円弧状や波形状等の、押圧力が加わったときに圧縮変形し易くなるたわみ易い形状、となる部分を有していれば、挿填部材12の後方上面側を柔らかくして、乗員の座り心地を向上させることができる。
本実施形態において、挿填部材12は、複数の部材をシートパッド前後方向に隣接させていてもよい。本実施形態の挿填部材12を、例えば、硬度が異なる複数の部材により形成し、シートパッド前方からシートパッド後方にかけて、硬度が高から低へと変化するように隣接させている。これにより、硬度が異なる複数の部材を用いて挿填部材12を形成することができ、本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10の硬度は、シートパッド前方側よりもシートパッド後方側の方が低くなり、挿填部材12の後方上面側を柔らかくして、乗員の座り心地を向上させることができる。
本実施形態において、挿填部材12は、シートパッド前方からシートパッド後方に向かって厚さが漸次薄くなっていてもよい。これにより、挿填部材12の後方側を前方側より柔らかくすることができ、本実施形態の挿填部材12が埋設されている部分のシートパッド10の硬度は、シートパッド前方側よりもシートパッド後方側の方が低くなり、挿填部材12の後方上面側をより柔らかくして、乗員の座り心地を向上させることができる。
また、本実施形態において、挿填部材12が、通気度の異なる複数の層を積層した積層体であることで、シートパッド裏面側(クッションパッド11の裏面側11a)の通気度が、シートパッド裏面側以外の部分の通気度に比べ大きく形成されている、挿填部材12とすることができる。この場合、積層体からなる挿填部材12の通気度は、シートパッド着座面側からシートパッド裏面側に向かうにつれて大きくなることが望ましいが、必ずしもこれに限るものではなく、通気度が、シートパッド着座面側からシートパッド裏面側に向かうにつれて大きくなっていればよい。
また、本実施形態において、挿填部材12は、同一部材からなり、シートパッド裏面側の圧縮率の方が、シートパッド裏面側以外の部分の圧縮率より小さいことにより、シートパッド裏面側の通気度が、シートパッド裏面側以外の部分の通気度に比べ大きく形成されている、挿填部材12とすることができる。
挿填部材12は、圧縮する、即ち、圧縮率を高めることにより、例えば、密度を大きくすることができ、本実施形態の挿填部材12は、予め、シートパッド裏面側に比べ、シートパッド裏面側以外の部分の圧縮率を高めて形成したものとしてもよいし、或いはクッションパッド11の凹部状空間13に装着する際に、シートパッド裏面側に比べ、シートパッド裏面側以外の部分の圧縮率を高めて装着しても良い。
本実施形態の挿填部材12において、シートパッド裏面側に比べ、シートパッド裏面側以外の部分の圧縮率として、密度を高めて形成し或いは装着する具体的な方法には、例えば、シートパッド裏面側以外の部分を予め圧縮状態となるよう、留め具等により固定し、その状態でシートパッド10へ装着する方法がある。
凹部状空間13は、本実施形態では、クッションパッド11の内部に、挿填部材12の形状に相当する横長の直方体状で、クッションパッド11の裏面側にのみ開口する凹部状の空間として形成されている(図1参照)。この凹部状空間13に、本実施形態の挿填部材12は、挿填部材12の平面視短手方向に圧縮された状態で、シートパッド10(本実施形態ではクッションパッド11)に挿入されている。従って、本実施形態の挿填部材12は、シートパッド10の裏面側にのみ露出させた状態でシートパッド10に埋設されることになる(図1参照)。
ここで、挿填部材12の平面視短手方向とは、挿填部材12の平面視における長手方向に直交する方向をいい、図1(b)においては、紙面に向かって左右方向となる。
また、本実施形態の挿填部材12を圧縮する際の圧縮率は、一例として、挿填部材12の平面視短手方向全長の20%以下が好ましく、5〜10%がより好ましい。
本実施形態において、挿填部材12をシートパッド10(本実施形態ではクッションパッド11)の凹部状空間13に挿入する際、挿填部材12を、挿填部材12の平面視短手方向に圧縮することで、挿填部材12が変形しにくくなるとともに、シートパッド10の凹部状空間13から脱落しにくくなる。
この凹部状空間13は、本実施形態において、座面となるクッションパッド11の平坦面部11aの、着座した乗員の太腿が位置する部分(クッションパッド11の腿下部)の前端側、即ち、平坦面部11aの、乗員の尻下部を除く範囲における前端側に位置する部分、に位置している。
このため、凹部状空間13に挿入されクッションパッド11に埋設された挿填部材12は、本実施形態において、乗員着座部となるクッションパッド11の、着座した乗員の腿下部、即ち、平坦面部11aの、乗員の尻下部を除く範囲における前端側に位置する部分、に位置することになる。つまり、尻下部、特に、着座した乗員の坐骨結節が位置する部分は、乗員の体重を支える部分であって、乗員の乗り心地に影響を与える領域であるので、平坦面部11aの、乗員の坐骨結節が位置する部分を除く範囲に、挿填部材12を位置させることで、乗員の乗り心地に与える影響を極力排除することができる。
より具体的に、挿填部材12の配設位置は、クッションパッド11の前端からクッションパッド11の前後方向の長さL(図1(b)参照)の40%の長さを占める領域内のみであることが好ましく、同様に35%の長さを占める領域内であることがより好ましい。乗員の乗り心地に影響を与える領域から外れており、着座する乗員の乗り心地を、更に悪化させることがないからである。
なお、挿填部材12は、1個に限らず、複数個により形成しても良い。
上述した各構成を有する挿填部材12により、本実施形態のシートパッド10においては、挿填部材12に、クッションパッド11の内部に発生する熱を、挿填部材12を介して、着座面側ではなく、シートパッド裏面側へと排出する、熱排出通路が形成されることになる。挿填部材12を介してシートパッド裏面側へと排出する熱排出通路が形成され、クッションパッド11の内部に発生する熱を、積極的にシートパッド裏面側に流す流れができることで、高温度に暖められた空気がシートパッド10の着座面に向かわないようにすることができるので、シートパッド10に着座する乗員に、クッションパッド11の内部に発生する熱を感じにくくすることができる。
このように、本実施形態のシートパッド10の挿填部材12により、シートパッド10に着座する乗員の体温が伝わることで、或いは自動車を炎天下等の外気温度が高いときに駐車し車内の温度上昇に伴って自動車用シートも高温度となることで、シートパッド10に熱がこもってしまった場合でも、クッションパッド11の裏面側から効率よく放熱することができる。つまり、本実施形態のシートパッド10にあっては、もともと温度が下がりにくく熱がこもり易い材料であるポリウレタンフォームからなるシートパッド10にこもった熱を、挿填部材12のシートパッド裏面側からシートパッド10の外へと効率よく放出することができる。
また、本実施形態の挿填部材12は、座面となるクッションパッド11の平坦面部11aの、着座した乗員の太腿が位置する部分(腿下部)の前端側、より具体的には、クッションパッド11の前端からクッションパッド11の前後方向の長さの40%の長さを占める領域内、に位置しており、平坦面部11aの腿下部分は、例えば、自動車の走行時、尻下部に比べ動きが大きい。この結果、クッションパッド11に対し圧縮・解放が行われる頻度が高くポンピング効果が得られ易いので、挿填部材12を含むクッションパッド11内部の温まった空気を外部へ排出する効果が大きく、クッションパッド11内部から効率良く熱を逃がすことができ、クッションパッド11を冷まし易い。
従って、本実施形態のシートパッド10は、クッションパッド11を冷まし易く、シートパッド10に熱がこもってしまうことが避けられるので、シートパッド10に熱がこもってしまって着座し続ける乗員に不快感が生じ、その結果、乗員の座り心地の悪化、ひいては乗員の乗り心地の悪化をもたらすということが無い。特に、エアコンディショナーにより車内を冷却する際に、効率よく冷却することができ、冷却効果を高めることができるので、自動車を炎天下等に駐車し自動車用シートも高温度となった場合に、より効果的である。
更に、本実施形態では、挿填部材12は、クッションパッド11の平坦面部11aの太腿が位置する部分(腿下部)の前端側でクッションパッド11に埋設されており、尻下部、特に着座した乗員の坐骨結節が位置する部分には、発泡体であるクッションパッド11の内部に空間ができないのに加え、座面となる、平坦面部11aの太腿が位置する部分(腿下部)及び尻下部には全て、ポリウレタンフォームが配置されている。従って、クッションパッド11の内部に空間を設けた場合に生じる、着座した乗員の着座姿勢を安定して保持すると共に快適な座り心地を確保することができにくくなる、ということは無く、乗員の座り心地、ひいては乗員の乗り心地を損なうことも無い。
上述したように、シートパッド10に、シートパッド構成部材とは異なった別部材を挿填した場合であっても、シートパッド10における、着座した乗員の座り心地を向上させることができ、特に、シートパッド10に挿填した別部材が、座部となるクッションパッド11の腿下部に設けられた挿填部材12、即ち、本実施形態の高通気部材であった場合、挿填部材12を含むクッションパッド11内部から効率良く熱を逃がして、クッションパッド11からより効率良く放熱することができる。
10:シートパッド、 11:クッションパッド(シートパッド)、 11a:平坦面部、 11b:裏面側、 12:挿填部材、 12a:傾斜面、 13:凹部状空間。

Claims (10)

  1. 着座時に座部となるクッションパッドを備えたシートパッドであって、
    前記クッションパッドの、着座した乗員の尻下に配置される尻下部よりも前方側に、挿填部材が埋設され、且つ、前記挿填部材の少なくとも着座面側及び前端側が露出することなく被覆され、
    前記挿填部材が埋設されているシートパッド挿填部分における一定負荷時のたわみ量は、シートパッド後方側の方がシートパッド前方側よりも大きいことを特徴とする、シートパッド。
  2. 前記シートパッドを構成する材料の硬度が、前記挿填部材を構成する材料の硬度よりも高く、且つ、前記挿填部材の後方側の硬度が、前記挿填部材の後方側以外の部分の硬度よりも低い、請求項1に記載のシートパッド。
  3. 前記挿填部材の後方側の100mm厚での25%硬度が、前記挿填部材の後方側以外の部分の100mm厚での25%硬度よりも20N以上低い、請求項2に記載のシートパッド。
  4. 前記シートパッドを構成する材料の硬度が、前記挿填部材を構成する材料の硬度よりも高く、且つ、前記挿填部材の後方上面側が、面取りされている、請求項1から3のいずれか一項に記載のシートパッド。
  5. 前記挿填部材の後方上面側の硬度が、前記挿填部材の後方上面側以外の部分の硬度よりも低い、請求項1から3のいずれか一項に記載のシートパッド。
  6. 前記挿填部材の後方上面側の少なくとも一部に、縦断面が湾曲形状又は凹凸形状となる部分を有する、請求項1、2、3又は5のいずれか一項に記載のシートパッド。
  7. 前記挿填部材は、複数の部材をシートパッド前後方向に隣接させている、請求項1から6のいずれか一項に記載のシートパッド。
  8. 前記挿填部材は、シートパッド前方からシートパッド後方に向かって厚さが漸次薄くなっている、請求項1から7のいずれか一項に記載のシートパッド。
  9. 前記挿填部材は、前記クッションパッドの裏面側にのみ露出させており、密度が20〜40kg/m3、且つ、セル数が45個/25mm以下の、除膜処理されたウレタンフォームである、請求項1から8のいずれか一項に記載のシートパッド。
  10. 前記挿填部材は、前記クッションパッドの腿下部に設けられている、請求項1から9のいずれか一項に記載のシートパッド。
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