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JP2018189550A - 超音波映像装置及び超音波映像生成方法 - Google Patents

超音波映像装置及び超音波映像生成方法 Download PDF

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JP2018189550A JP2017093217A JP2017093217A JP2018189550A JP 2018189550 A JP2018189550 A JP 2018189550A JP 2017093217 A JP2017093217 A JP 2017093217A JP 2017093217 A JP2017093217 A JP 2017093217A JP 2018189550 A JP2018189550 A JP 2018189550A
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Abstract

【課題】検査対象の欠陥を映像化する超音波映像装置及び超音波映像生成方法において、適切な時間ゲートを設定することができ、欠陥を精度よく検出するのが可能な超音波映像装置及び超音波映像生成方法を提供する。【解決手段】検査対象9の欠陥なしの計算モデル4aと欠陥ありの計算モデル4aのそれぞれについて、検査対象9を伝搬する超音波8を数値シミュレーションで求め、数値シミュレーションの結果に基づいて時間ゲートが設定される時間ゲート設定部4と、超音波8を送信する超音波プローブ1の走査により検査対象9から得られた超音波8の波形を収録し、時間ゲート内での波形を用いて検査映像を生成する映像生成部5を備える。時間ゲートは、欠陥なしの計算モデル4aで求められた超音波8の波形と欠陥ありの計算モデル4aで求められた超音波8の波形とが互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部である。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体や電子部品などの内部のボイドや剥離などを映像化する超音波映像装置、およびそれを用いた超音波映像生成方法に関する。
半導体や電子部品などの検査対象の画像から欠陥(内部のボイドや剥離)を検査する非破壊検査方法として、検査対象に超音波を照射してその反射波から超音波映像を生成する超音波映像生成方法がある。この方法は、超音波プローブを水平方向に二次元的に走査し、検査対象内の検査対象部位からの反射波の時間ゲート(着目する時間範囲)内の振幅情報や時間情報を用いて欠陥の映像を生成する。検査対象に欠陥があって時間ゲート内に欠陥に由来する反射波が存在する場合、欠陥がある検査対象の反射波は、欠陥が無い健全な検査対象の反射波との間に差異が生じ、欠陥像として観測できる。
時間ゲートは、欠陥像を得るために反射波の波形を抽出する時間範囲であり、一般に、超音波プローブと検査対象との距離、超音波プローブと検査対象との間の媒質、及び検査対象の材質から算出できる反射波の到達時間を基に設定される。検査対象が均質である場合、欠陥の無い健全な検査対象では時間ゲート内に反射波がほぼ存在せず、欠陥がある検査対象では時間ゲート内に反射波が生じるので、コントラストの高い欠陥像を得ることができる。しかしながら、検査対象が多層構造を持つ場合、欠陥が無い健全な検査対象であっても、層境界面の音響インピーダンスの差によって超音波の反射と透過が生じ、この現象が複数の層境界面で繰り返し起きることで複数の反射波が干渉し、反射波の波形が複雑になる。この場合には、層境界面に欠陥があったとしても、欠陥に由来する反射波が推定された到達時間に必ずしも検出されるとは限らず、欠陥を精度よく検出するのが困難である。
多層構造を持つ検査対象を検査する際のこのような課題を解決するための従来の技術の例として、特許文献1には、複合材料内のポロシティ評価方法およびポロシティ評価装置が開示されている。特許文献1に記載の技術では、数値シミュレーションによる波形の評価用情報(時間−周波数解析結果)と実際に受信した波形の評価用情報(時間−周波数解析結果)を直接対比して、欠陥の有無を判定する。
特開2015−121516号公報
特許文献1に記載の技術は、数値シミュレーションによる波形の評価用情報(時間−周波数解析結果)と実際に受信した波形の評価用情報(時間−周波数解析結果)を直接対比して欠陥の有無を判定するので、1点の測定点で欠陥の有無を判断する手動検査には適切である。しかし、超音波映像装置は、時間ゲート内での欠陥の有無による波形の差異で映像(欠陥像)を生成する原理を利用するので、欠陥の有無によって波形に差が生じるように適切な時間ゲートを設定できる必要がある。特に多層構造の検査対象を検査する際には、反射波の波形が複雑になり時間ゲートを適切に設定しないと欠陥の検出精度が低下するので、欠陥を精度よく検出して精度のよい欠陥の映像を得るためには、時間ゲートを適切に設定する必要がある。特許文献1に記載の技術などの従来技術では、このような課題について考慮されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、検査対象の欠陥を映像化する超音波映像装置及び超音波映像生成方法において、適切な時間ゲートを設定することができ、欠陥を精度よく検出するのが可能な超音波映像装置及び超音波映像生成方法を提供することを目的とする。
本発明による超音波映像装置は、検査対象に超音波を送信して前記検査対象を走査する超音波プローブと、前記検査対象の計算モデルが入力され、前記計算モデルを用いて前記検査対象を伝搬する前記超音波を数値シミュレーションで求め、前記数値シミュレーションの結果に基づいて時間範囲である時間ゲートが設定されるように構成された時間ゲート設定部と、前記超音波プローブの走査により前記検査対象から得られた前記超音波の波形を収録し、前記時間ゲート内での前記波形を用いて前記検査対象の検査映像を生成するように構成された映像生成部とを備える。前記時間ゲート設定部は、前記計算モデルとして前記検査対象の欠陥が設定されていない欠陥なしの計算モデルと前記欠陥が設定された欠陥ありの計算モデルとが入力され、前記欠陥なしの計算モデルと前記欠陥ありの計算モデルのそれぞれについて前記検査対象を伝搬する前記超音波を前記数値シミュレーションで求める。前記時間ゲートは、前記欠陥なしの計算モデルで求められた前記超音波の波形と前記欠陥ありの計算モデルで求められた前記超音波の波形とが、互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部である。
本発明によると、検査対象の欠陥を映像化する超音波映像装置及び超音波映像生成方法において、適切な時間ゲートを設定することができ、欠陥を精度よく検出するのが可能な超音波映像装置及び超音波映像生成方法を提供することができる。
本発明の実施例1による超音波映像装置の全体構成を概略的に示す図である。 多層構造を持つ検査対象に超音波を照射した場合に、層境界面で生じる超音波の反射と透過を示す図である。 実施例1による超音波映像装置が用いる、検査対象の計算モデルの構造情報の設定画面の例を示す図である。 実施例1による超音波映像装置が用いる、検査対象の計算モデルの物性情報の設定画面の例を示す図である。 実施例1による超音波映像生成方法の手順を示すフローチャートである。 実施例1において、計算モデルの構造情報の設定画面の構造情報参照図に表示される、欠陥なしの計算モデルの例を示す図である。 実施例1において、計算モデルの構造情報の設定画面の構造情報参照図に表示される、欠陥ありの計算モデルの例を示す図である。 実施例1において、時間ゲート設定部が実行したシミュレーションの結果であり、欠陥なしの計算モデルでの受信波形の例を示す図である。 実施例1において、時間ゲート設定部が実行したシミュレーションの結果であり、欠陥ありの計算モデルでの受信波形の例を示す図である。 本発明の実施例2による超音波映像装置が用いる、検査対象の計算モデルの構造情報の設定画面の例を示す図である。
超音波映像装置及び超音波映像生成方法では、半導体や電子部品などの検査対象に超音波を照射し、検査対象の欠陥(検査対象の内部のボイドや剥離)からの反射波(または検査対象を透過した透過波)を検出することで欠陥を検出し、欠陥の映像を生成する。検査対象が多層構造を持つ場合、検査対象に超音波を照射すると、層境界面で超音波の反射と透過が生じる。
図2は、多層構造を持つ検査対象に超音波を照射した場合に、層境界面で生じる超音波の反射と透過を示す図である。検査対象9は、シリコンの層91a、91b、91c、91dと、これらの間に位置する非導電性フィルムの層92a、92b、92cからなる多層構造を持つ。非導電性フィルムの層92bには、欠陥93があるとする。
検査対象9に照射された超音波8は、欠陥93で反射するとともに、層境界面で反射する。欠陥93と複数の層境界面で超音波8が反射し、これら複数の反射波が互いに干渉するので、検査対象9からの反射波の波形は複雑になる。このため、多層構造を持つ検査対象9では、欠陥93を精度よく検出し、欠陥93を映像化するのが困難である。
本発明による超音波映像装置及び超音波映像生成方法では、特に多層構造を持つ検査対象9を検査して欠陥の超音波映像を生成する場合に、検査対象9からの反射波の時間ゲート(着目する時間範囲)を適切に設定することで、欠陥93を精度よく検出し、欠陥93を精度よく映像化するのが可能である。
以下、本発明の実施例による超音波映像装置及び超音波映像生成方法を、図面を用いて説明する。
本発明の実施例1では、超音波プローブが超音波を検査対象に送信(照射)し、検査対象で反射した超音波(反射波)をこの超音波プローブが受信し、検査対象から受信した反射波の波形から欠陥の映像を生成する測定方法、いわゆる反射法で検査対象の欠陥を検査する方法を説明する。
図1は、本発明の実施例1による超音波映像装置の全体構成を、検査対象とともに概略的に示す図である。超音波映像装置は、超音波プローブ1、パルス送受信器2、A/D変換器3、時間ゲート設定部4、映像生成部5、及び表示部6を備える。なお、検査対象9は、水7の入った水槽の水中に設置される。
超音波プローブ1は、パルス送受信器2と同軸ケーブルで接続され、検査対象9に超音波8を照射(送信)し、検査対象9を走査する。超音波プローブ1には、水7に対して効率的に超音波8を送受信可能なように音響インピーダンスマッチングされた市販の水浸用超音波プローブなどを利用できる。
パルス送受信器2は、A/D変換器3と同軸ケーブルで接続され、超音波プローブ1に駆動電圧を印加するとともに、超音波プローブ1からの電気信号を受信し、受信した電気信号を増幅してA/D変換器3に出力する。パルス送受信器2には、市販の超音波パルサレシーバを利用できる。
A/D変換器3は、パルス送受信器2が出力した電気信号の波形(超音波8のアナログ信号の波形)をデジタル信号の波形に変換する。A/D変換器3には、例えば、市販の外付けA/D変換器、またはコンピュータ組み込み式のボードタイプのA/D変換器を利用できる。
時間ゲート設定部4は、検査対象9の計算モデル4aを用いて、検査対象9を伝搬する超音波8(検査対象9内で反射と透過をする超音波8を含む)を数値シミュレーションで求める。時間ゲートは、この数値シミュレーションの結果に基づいて設定される。時間ゲート設定部4は、市販のコンピュータで構成でき、既存の超音波シミュレータを用いて超音波8の伝搬を数値シミュレーションで求めることができる。また、時間ゲート設定部4は、数値シミュレーションで得られた超音波8の波形に対し、1つまたは複数の時間ゲートについての欠陥の映像(シミュレーション画像4b)を計算で求めることもできる。
映像生成部5は、A/D変換器3から出力された複数のデジタル信号の波形と、時間ゲート設定部4から出力された時間ゲートとを入力し、超音波プローブ1の機械的走査により検査対象9の複数の位置で得られたデジタル信号の波形の振幅情報を時間ゲートの範囲で抽出して、検査対象9の検査映像を生成する。映像生成部5は、市販のコンピュータで構成できる。
表示部6は、時間ゲート設定部4や映像生成部5を動作させるための画面や、映像生成部5が生成した検査映像などを表示し、市販の液晶モニタなどを利用できる。
図3と図4を用いて、時間ゲート設定部4を動作させるための、検査対象9の計算モデル4aの設定画面の例を説明する。これらの設定画面10、11は、表示部6に表示される。
図3は、本実施例による超音波映像装置が用いる、検査対象9の計算モデル4aの構造情報の設定画面10の例を示す図である。構造情報の設定画面10には、検査対象9の構造情報を設定するための表である構造情報設定表10aと、構造情報設定表10aに設定された構造情報を視覚的に図示する構造情報参照図10bが表示される。
構造情報設定表10aは、層の位置を示す「No.」のセルごとに、物質名が入力される「物質」のセルと、「物質」のセルに入力された物質の距離または厚さが入力される「距離・厚さ」のセルを備える。「物質」のセルには、予め登録された物質をプルダウンメニューから選択できる。「距離・厚さ」のセルには、数値を入力でき、層L0の水については、超音波プローブ1と層L1のエポキシ樹脂との距離(超音波プローブ1と層L1のエポキシ樹脂との間の水の厚さ)を入力し、層L1〜層L8の物質については、それぞれの物質の厚さを入力する。なお、図3において、層L9の水の「距離・厚さ」のセルに「∞」(無限大)が入力されているのは、層L9の水に入射した超音波8は層L9の水を透過して反射しない(層L9の水からは超音波8が超音波プローブ1に戻ってこない)ことを示している。
構造情報参照図10bは、構造情報設定表10aに設定された構造情報を基に、検査対象9の計算モデル4a(媒質である水も含む)を図示する。構造情報参照図10bは、モデル化した超音波プローブ1を図示することもできる。構造情報設定表10aの「物質」のセルに入力された物質は、構造情報設定表10aの上から下への順序に従って超音波プローブ1に近い位置から遠い位置に向かって積層され、存在する位置(L0〜L9)が定まる。構造情報参照図10bにより、それぞれの物質の層の位置と厚さを視覚的に表示することができる。
図4は、本実施例による超音波映像装置が用いる、検査対象9の計算モデル4aの物性情報の設定画面11の例を示す図である。物性情報の設定画面11には、検査対象9の物性情報を設定するための表が表示される。構造情報設定表10aに入力された物質の物性情報には、この表の値が用いられる。図4には、物性値として「密度」、「縦波音速」、及び「音響インピーダンス」を入力する設定画面11の例を示した。物性情報の設定画面11に表示される表は、物質名が入力される「物質」のセルと、「物質」のセルに入力された物質の物性値が入力される「密度」、「縦波音速」、及び「音響インピーダンス」のセルを備える。なお、設定画面11には、上記以外の物性値を入力してもよい。
図3と図4には示していないが、検査対象9の計算モデル4aには、欠陥(ボイドや剥離)を設定することができる。計算モデル4aに欠陥を設定するには、表示部6に表示される欠陥の設定画面に、検査対象9の欠陥があると仮定する位置と、欠陥の位置には空気が存在すると仮定するための条件を入力する(すなわち、欠陥は空気でモデル化する)。欠陥があると仮定する位置は、欠陥があると予想される位置であり、例えば非導電性フィルムの層L5の一部とすることができる。
図5は、本実施例による超音波映像生成方法の手順を示すフローチャートである。図5を用いて、本実施例による超音波映像生成方法を説明する。本実施例による超音波映像生成方法は、本実施例による超音波映像装置を用いて実行される。
ステップS101は、検査対象9の計算モデル4aを時間ゲート設定部4に設定するステップである。超音波映像装置のオペレータは、計算モデル4aの構造情報の設定画面10を用いて、検査対象9の構造情報を入力するとともに、計算モデル4aの物性情報の設定画面11を用いて、検査対象9の物性情報を入力する。オペレータは、同一の計算モデル4aを2つ設定し、一方の計算モデル4aには欠陥を設定する。すなわち、オペレータは、欠陥を設定していない計算モデル4a(図6Aの欠陥なしの計算モデル4a1)と欠陥93を設定した計算モデル4a(図6Bの欠陥ありの計算モデル4a2)とを、時間ゲート設定部4に入力する。欠陥なしの計算モデル4a1と欠陥ありの計算モデル4a2とは、欠陥93の有無を除くと、同一である。また、オペレータは、超音波プローブ1が検査対象9に送信する超音波8の条件(周波数、波形の形状、検査対象9への照射位置など)と、超音波8を送信した超音波プローブ1が反射波を受信する(すなわち、反射法で検査対象9の欠陥を検査する)という条件を時間ゲート設定部4に設定する。
ステップS102は、超音波8の伝搬(検査対象9内での超音波8の反射と透過を含む)のシミュレーションを実行するステップである。時間ゲート設定部4は、オペレータの操作により、検査対象9の計算モデル4aを用いて、検査対象9を伝搬する超音波8を数値シミュレーションで求め、超音波8の反射波の波形(超音波プローブ1が受信した波形)を得る。シミュレーションは、欠陥なしの計算モデル4a1と欠陥ありの計算モデル4a2のそれぞれに対して実行する。
ステップS103は、検査対象9の実際の検査に用いる時間ゲートを時間ゲート設定部4に設定するステップである。時間ゲートは、ステップS102で時間ゲート設定部4が実行したシミュレーションの結果(超音波プローブ1が受信した反射波の波形)に基づいて設定する。時間ゲートの設定方法は、図6A〜図6Dを用いて後述する。時間ゲート設定部4に設定された時間ゲートは、時間ゲート設定部4から映像生成部5に出力される。
ステップS104は、超音波プローブ1を走査し、検査対象9から得られた超音波(反射波)の波形を収録するステップである。オペレータは、超音波プローブ1を走査して、検査対象9を実際に検査する。映像生成部5は、オペレータの操作により、超音波プローブ1の走査による検査対象9からの反射波の波形(超音波プローブ1が受信した反射波の波形)を収録し、時間ゲート内での反射波の波形の最大振幅値を求める。この時間ゲートには、ステップS103で設定した時間ゲートを用いる。
ステップS105は、映像生成部5が検査対象9の検査映像を生成するステップである。映像生成部5は、オペレータの操作により、ステップS104で求めた最大振幅値を用いて、検査対象9の検査映像(欠陥の映像)を生成する。検査映像の生成には、既存の技術を用いることができる。反射波の波形の最大振幅値は、検査映像の輝度を算出するのに用いられる。
図6A〜図6Dを用いて、ステップS103で時間ゲートを設定する方法について説明する。
図6Aと図6Bは、計算モデル4aの構造情報の設定画面10の構造情報参照図10b(図3)に表示される計算モデル4a(媒質である水も含む)の例を示す図である。図6Aは、欠陥なしの計算モデル4a1(検査対象9が健全であることを仮定した計算モデル4a)の例であり、図6Bは、欠陥ありの計算モデル4a2(検査対象9に欠陥93があることを仮定した計算モデル4a)の例である。図6Bに示すように、欠陥ありの計算モデル4a2には、非導電性フィルムの層L5に欠陥93が設定されている。図6Aと図6Bでは、欠陥なしの計算モデル4a1と欠陥ありの計算モデル4a2とともに、モデル化した超音波プローブ1も図示している。
図6Cと図6Dは、ステップS102で時間ゲート設定部4が実行したシミュレーションの結果であり、超音波プローブ1が受信した反射波の波形(受信波形)の例を示す図である。図6Cは、欠陥なしの計算モデル4a1での受信波形12の例であり、図6Dは、欠陥ありの計算モデル4a2での受信波形13の例である。なお、上述したように、欠陥93の位置には空気が存在すると仮定している。
図6Cに示すように、受信波形12は、最初に現れる反射波形12aと、その後に現れる反射波形12bからなる。反射波形12aは、図6Aに示す層L1(エポキシ樹脂)と層L2(シリコン)の境界面から超音波が多重反射せずに最短距離で伝搬した反射波の波形である。反射波形12bは、層L2(シリコン)と層L3(非導電性フィルム)の境界面からの反射波など、反射波形12a以外の反射波の波形が干渉してできた反射波の波形である。すなわち、反射波形12bは、層L2と層L3の境界面からの反射波、層L3と層L4の境界面からの反射波、層L4と層L5の境界面からの反射波、層L5と層L6の境界面からの反射波、層L6と層L7の境界面からの反射波、層L7と層L8の境界面からの反射波、層L8と層L9の境界面からの反射波、層L1と層L2の境界面から最短距離以外で伝搬した反射波、及び層L0と層L1の境界面から最短距離以外で伝搬した反射波の波形が干渉してできた反射波の波形である。
図6Dに示すように、受信波形13は、最初に現れる反射波形13aと、その後に現れる反射波形13bからなる。反射波形13aは、反射波形12aと同様に、図6Bに示す層L1(エポキシ樹脂)と層L2(シリコン)の境界面から超音波が多重反射せずに最短距離で伝搬した反射波の波形である。反射波形13bは、層L2(シリコン)と層L3(非導電性フィルム)の境界面からの反射波など、反射波形13a以外の反射波の波形が干渉してできた反射波の波形である。
図6Cと図6Dからわかるように、欠陥ありの計算モデル4a2での受信波形13の反射波形13bは、欠陥93の影響により、欠陥なしの計算モデル4a1での受信波形12の反射波形12bと異なる波形である。受信波形12と受信波形13とが互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部を、時間ゲートとして設定する。超音波映像装置のオペレータは、受信波形12と受信波形13とを目視で比較し、これらの波形が互いに異なっている時間範囲を時間ゲートとして設定することができる。すなわち、オペレータは、反射波形12bと反射波形13bが存在する時間範囲の少なくとも一部を、時間ゲートとして設定することができる。また、時間ゲート設定部4は、受信波形12と受信波形13との振幅の差分を計算し、この差分が予め定めた閾値より大きい時間範囲の少なくとも一部を、時間ゲートとして設定することができる。このように、時間ゲートは、オペレータが設定することもでき、超音波映像装置が自動的に設定することもできる。
なお、時間ゲートの長さは、任意に定めることができる。すなわち、受信波形12と受信波形13とが互いに異なっている時間範囲の全てを時間ゲートとして設定してもよく、この時間範囲の一部を時間ゲートとして設定してもよい。時間ゲートの長さは、例えば、多層構造を持つ検査対象9のどの層に欠陥があると予想されるかに応じて定めることができる。また、受信波形12と受信波形13とが互いに異なっている時間範囲の中であれば、複数の時間ゲートを設定することができる。複数の時間ゲートを設定した場合、それぞれの時間ゲートに対して、図5のステップS104とステップS105を実行し、検査対象9の検査映像を生成する。
ここで、シミュレーションで求めた受信波形を用いて時間ゲートを設定することの効果を詳しく説明する。層L4(シリコン)と層L5(非導電性フィルム)の境界面からの反射波を超音波プローブ1が受信する時間と、層L1(エポキシ樹脂)と層L2(シリコン)の境界面からの反射波を超音波プローブ1が受信する時間との時間差Δtは、超音波が多重反射せずに最短距離で伝搬したと仮定すると、図3と図4から、層L2、L4(シリコン)の厚さが150μm、シリコンでの超音波の縦波音速が8600m/s、層L3(非導電性フィルム)の厚さが20μm、非導電性フィルムでの超音波の縦波音速が2540m/sであるので、
Δt=150×2×2/8600+20×2/2540=0.086(μs)
と計算できる。したがって、欠陥93の反射波形は、反射波形13aから時間Δt遅れた時刻t1に出現することになる(図6D)。
しかし、図6Cと図6Dからわかるように、反射波形12a、13aから時間Δt遅れた時刻t1では、反射波形12bと反射波形13bの差は僅かであり、むしろ時刻t1より後の時刻に反射波形12bと反射波形13bの間に大きな差が見られる。これは、多層構造を持つ検査対象9内で超音波が多重反射するために生じた現象である。シミュレーションで求めた受信波形を用いることで、多重反射の影響を考慮した、欠陥93に由来する反射波が出現する時刻(図6Dでは、時刻t1より後の時刻)を推定することができ、欠陥を精度よく検出するのに適切な時間ゲートを設定することができる。
本実施例による超音波映像装置及び超音波映像生成方法の効果を説明する。
超音波映像装置は、時間ゲート(波形を抽出する時間範囲)内での欠陥の有無による反射波の波形の差異で映像(欠陥像)を生成するので、欠陥の有無によって波形に差が生じるように適切な時間ゲートを設定できる必要がある。特に多層構造の検査対象を検査する際には、反射波の波形が複雑になり時間ゲートを適切に設定しないと欠陥の検出精度が低下するので、欠陥を精度よく検出して精度のよい欠陥の映像を得るためには、時間ゲートを適切に設定する必要がある。
本実施例による超音波映像装置及び超音波映像生成方法では、欠陥なしの計算モデルと欠陥ありの計算モデルの両方に対して数値シミュレーションを実行して超音波の反射波の波形を求め、求めた反射波の波形に基づいて時間ゲートを設定する。このため、欠陥を精度よく検出するのに適切な時間ゲートを設定することができ、検査対象が多層構造を持ち反射波の波形が複雑になる場合でも、欠陥を精度よく検出し、精度のよい欠陥の映像を得ることができる。
本発明の実施例2では、超音波映像装置が送信用超音波プローブと受信用超音波プローブを備え、送信用超音波プローブが超音波を検査対象に送信(照射)して検査対象を走査し、検査対象を透過した超音波(透過波)を受信用超音波プローブが受信し、受信用超音波プローブが受信した透過波の波形から欠陥の映像を生成する測定方法、いわゆる透過法で検査対象の欠陥を検査する方法を説明する。
透過法で検査対象の欠陥を検査する場合は、検査対象の計算モデルの構造情報と、送信用超音波プローブと受信用超音波プローブという2つの超音波プローブを用いることが、反射法で検査対象の欠陥を検査する場合(実施例1)と異なり、時間ゲートの設定方法を含む超音波映像生成方法の手順など、その他の点は、反射法で検査対象の欠陥を検査する場合と同じである。以下では、実施例1と異なる点について、本実施例による超音波映像装置及び超音波映像生成方法を説明する。
図7は、本実施例による超音波映像装置が用いる、検査対象9の計算モデル4a(媒質である水も含む)の構造情報の設定画面20の例を示す図である。図3に示した実施例1での構造情報の設定画面10と同様に、本実施例での構造情報の設定画面20にも、構造情報設定表20aと構造情報参照図20bが表示される。構造情報参照図20bは、モデル化した超音波プローブ(送信用超音波プローブ21と受信用超音波プローブ22)を表示することができる。
透過法では、検査対象9(図7では、計算モデル4a)は、送信用超音波プローブ21と受信用超音波プローブ22との間に位置する。送信用超音波プローブ21から送信された超音波8は、検査対象9を透過し、受信用超音波プローブ22で受信される。受信用超音波プローブ22が受信した超音波8(透過波)の波形を用いて、欠陥の映像を生成する。本実施例では、受信用超音波プローブ22が受信する透過波の波形を数値シミュレーションで求め、求めた透過波の波形に基づいて時間ゲートを設定し、この時間ゲートを用いて欠陥の映像を生成する。構造情報参照図20bには、この構成が反映される。
本実施例では、構造情報設定表20aにおいて、層L9の水の「距離・厚さ」のセルに、層L8のアクリルと受信用超音波プローブ22との距離(層L8のアクリルと受信用超音波プローブ22との間の水の厚さ)を入力する。層L9の水の「距離・厚さ」のセルに「∞」(無限大)ではなく有限の数値が入力されていることで、透過法を行うこと、すなわち、送信用超音波プローブ21と受信用超音波プローブ22とを用いて検査対象の欠陥を検査することがわかる。また、オペレータは、送信用超音波プローブ21が送信して検査対象9を透過した超音波8を受信用超音波プローブ22が受信する(すなわち、透過法で検査対象9の欠陥を検査する)という条件を、図5に示したフローチャートのステップS101で、時間ゲート設定部4に設定することもできる。
本実施例では、図5に示したフローチャートのステップS102において、時間ゲート設定部4は、超音波8の透過波の波形(受信用超音波プローブ22が受信した波形)を数値シミュレーションで求める。ステップS103において、ステップS102で求めた透過波の波形に基づいて時間ゲートを設定する。時間ゲートは、欠陥なしの計算モデルで求められた透過波の波形と欠陥ありの計算モデルで求められた透過波の波形とから、実施例1と同様にして設定することができる。ステップS104において、オペレータは、送信用超音波プローブ21を走査し、映像生成部5は、受信用超音波プローブ22が受信した検査対象9の透過波の波形を収録し、ステップS103で設定した時間ゲート内での透過波の波形の最大振幅値を求める。
なお、本実施例による超音波映像装置は送信用超音波プローブ21と受信用超音波プローブ22を備えるので、パルス送受信器2(図1)は、送信用超音波プローブ21に駆動電圧を印加し、受信用超音波プローブ22からの電気信号を受信し、受信した電気信号をA/D変換器3に出力する。
本実施例による超音波映像装置及び超音波映像生成方法の効果を説明する。本実施例による超音波映像装置及び超音波映像生成方法では、検査対象の欠陥を透過法で検査する場合に、欠陥を精度よく検出するのに適切な時間ゲートを設定することができる。このため、検査対象が多層構造を持ち、検査対象の層の数が多くて反射法では欠陥の映像を取得しにくい場合でも、透過法によって欠陥を精度よく検出し、精度のよい欠陥の映像を得ることができる。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の実施例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、本発明は、必ずしも説明した全ての構成を備える態様に限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能である。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、削除したり、他の構成を追加・置換したりすることが可能である。
1…超音波プローブ、2…パルス送受信器、3…A/D変換器、4…時間ゲート設定部、4a…計算モデル、4a1…欠陥なしの計算モデル、4a2…欠陥ありの計算モデル、4b…シミュレーション画像、5…映像生成部、6…表示部、7…水、8…超音波、9…検査対象、10…計算モデルの構造情報の設定画面、10a…構造情報設定表、10b…構造情報参照図、11…計算モデルの物性情報の設定画面、12…欠陥なしの計算モデルでの受信波形、12a、12b…反射波形、13…欠陥ありの計算モデルでの受信波形、13a、13b…反射波形、20…計算モデルの構造情報の設定画面、20a…構造情報設定表、20b…構造情報参照図、21…送信用超音波プローブ、22…受信用超音波プローブ、91a、91b、91c、91d…シリコンの層、92a、92b、92c…非導電性フィルムの層、93…欠陥。

Claims (9)

  1. 検査対象に超音波を送信して前記検査対象を走査する超音波プローブと、
    前記検査対象の計算モデルが入力され、前記計算モデルを用いて前記検査対象を伝搬する前記超音波を数値シミュレーションで求め、前記数値シミュレーションの結果に基づいて時間範囲である時間ゲートが設定されるように構成された時間ゲート設定部と、
    前記超音波プローブの走査により前記検査対象から得られた前記超音波の波形を収録し、前記時間ゲート内での前記波形を用いて前記検査対象の検査映像を生成するように構成された映像生成部と、を備え、
    前記時間ゲート設定部は、前記計算モデルとして前記検査対象の欠陥が設定されていない欠陥なしの計算モデルと前記欠陥が設定された欠陥ありの計算モデルとが入力され、前記欠陥なしの計算モデルと前記欠陥ありの計算モデルのそれぞれについて前記検査対象を伝搬する前記超音波を前記数値シミュレーションで求め、
    前記時間ゲートは、前記欠陥なしの計算モデルで求められた前記超音波の波形と前記欠陥ありの計算モデルで求められた前記超音波の波形とが、互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部である、
    ことを特徴とする超音波映像装置。
  2. 前記時間ゲート設定部は、前記数値シミュレーションで求めた、前記欠陥なしの計算モデルについての前記超音波の波形と前記欠陥ありの計算モデルについての前記超音波の波形との振幅の差分を計算し、前記差分が予め定めた閾値より大きい時間範囲の少なくとも一部を前記時間ゲートとする、
    請求項1に記載の超音波映像装置。
  3. 前記超音波プローブは、前記検査対象に前記超音波を送信するとともに、前記検査対象からの反射波を受信し、
    前記時間ゲート設定部は、前記反射波を前記数値シミュレーションで求め、
    前記映像生成部は、前記反射波の波形を収録し、前記時間ゲート内での前記反射波の前記波形を用いて前記検査対象の前記検査映像を生成し、
    前記時間ゲートは、前記欠陥なしの計算モデルで求められた前記反射波の波形と前記欠陥ありの計算モデルで求められた前記反射波の波形とが、互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部である、
    請求項1または2に記載の超音波映像装置。
  4. 前記検査対象を透過した透過波を受信する受信用超音波プローブをさらに備え、
    前記時間ゲート設定部は、前記透過波を前記数値シミュレーションで求め、
    前記映像生成部は、前記透過波の波形を収録し、前記時間ゲート内での前記透過波の前記波形を用いて前記検査対象の前記検査映像を生成し、
    前記時間ゲートは、前記欠陥なしの計算モデルで求められた前記透過波の波形と前記欠陥ありの計算モデルで求められた前記透過波の波形とが、互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部である、
    請求項1または2に記載の超音波映像装置。
  5. 超音波が送信されて検査映像が生成される検査対象の計算モデルを超音波映像装置に入力する第1のステップと、
    前記超音波映像装置が、前記計算モデルを用いて前記検査対象を伝搬する前記超音波を数値シミュレーションで求める第2のステップと、
    前記数値シミュレーションの結果に基づいて時間範囲である時間ゲートを前記超音波映像装置に設定する第3のステップと、
    前記超音波映像装置が、前記検査対象に前記超音波を送信する超音波プローブの前記検査対象への走査により前記検査対象から得られた前記超音波の波形を収録し、前記時間ゲート内での前記波形を用いて前記検査対象の前記検査映像を生成する第4のステップと、を有し、
    前記第1のステップでは、前記計算モデルとして前記検査対象の欠陥が設定されていない欠陥なしの計算モデルと前記欠陥が設定された欠陥ありの計算モデルとが入力され、
    前記第2のステップでは、前記欠陥なしの計算モデルと前記欠陥ありの計算モデルのそれぞれについて前記検査対象を伝搬する前記超音波を前記数値シミュレーションで求め、
    前記第3のステップでは、前記欠陥なしの計算モデルで求められた前記超音波の波形と前記欠陥ありの計算モデルで求められた前記超音波の波形とが互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部を前記時間ゲートとする、
    ことを特徴とする超音波映像生成方法。
  6. 前記第3のステップでは、前記超音波映像装置が、前記数値シミュレーションで求めた、前記欠陥なしの計算モデルについての前記超音波の波形と前記欠陥ありの計算モデルについての前記超音波の波形との振幅の差分を計算し、前記差分が予め定めた閾値より大きい時間範囲の少なくとも一部を前記時間ゲートとする、
    請求項5に記載の超音波映像生成方法。
  7. 前記第3のステップでは、前記超音波映像装置のオペレータが、前記数値シミュレーションで求めた、前記欠陥なしの計算モデルについての前記超音波の波形と前記欠陥ありの計算モデルについての前記超音波の波形とが互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部を前記時間ゲートとする、
    請求項5に記載の超音波映像生成方法。
  8. 前記超音波プローブは、前記検査対象に前記超音波を送信するとともに、前記検査対象からの反射波を受信し、
    前記第2のステップでは、前記超音波映像装置が、前記反射波を前記数値シミュレーションで求め、
    前記第3のステップでは、前記欠陥なしの計算モデルで求められた前記反射波の波形と前記欠陥ありの計算モデルで求められた前記反射波の波形とが、互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部を、前記時間ゲートとし、
    前記第4のステップでは、前記超音波映像装置が、前記反射波の波形を収録し、前記時間ゲート内での前記反射波の前記波形を用いて前記検査対象の前記検査映像を生成する、
    請求項5から7のいずれか1項に記載の超音波映像生成方法。
  9. 前記検査対象を透過した透過波を受信用超音波プローブで受信し、
    前記第2のステップでは、前記超音波映像装置が、前記透過波を前記数値シミュレーションで求め、
    前記第3のステップでは、前記欠陥なしの計算モデルで求められた前記透過波の波形と前記欠陥ありの計算モデルで求められた前記透過波の波形とが、互いに異なっている時間範囲の少なくとも一部を、前記時間ゲートとし、
    前記第4のステップでは、前記超音波映像装置が、前記透過波の波形を収録し、前記時間ゲート内での前記透過波の前記波形を用いて前記検査対象の前記検査映像を生成する、
    請求項5から7のいずれか1項に記載の超音波映像生成方法。
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