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JP2018187650A - 被覆撚線の癖取装置 - Google Patents

被覆撚線の癖取装置 Download PDF

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JP2018187650A
JP2018187650A JP2017092743A JP2017092743A JP2018187650A JP 2018187650 A JP2018187650 A JP 2018187650A JP 2017092743 A JP2017092743 A JP 2017092743A JP 2017092743 A JP2017092743 A JP 2017092743A JP 2018187650 A JP2018187650 A JP 2018187650A
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小寺 博治
Hiroji Kodera
博治 小寺
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Kodera Electronics Co Ltd
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Kodera Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】小型化することができると共にコストを低減させることができる被覆撚線の癖取装置を提供する。【解決手段】被覆撚線の癖取装置1に、角棒状のベース部10と、ベース部10の長手方向に対して直交する方向から被覆撚線2を挟持し、ベース部10における長手方向の一方の端部側に回転自在に取付けられている一対の第一ローラ11と、一対の第一ローラ11とは直交する方向で、且つ、ベース部10の長手方向に対して直交する方向から被覆撚線2を挟持し、ベース部10の長手方向において一対の第一ローラ11が取付けられている端部側とは反対の端部側に回転自在に取付けられている一対の第二ローラ12と、ベース部10に取付けられており、一対の第一ローラ11の間隔を調整する第一調整機構13と、ベース部10に取付けられており、一対の第二ローラ12の間隔を調整する第二調整機構14と、を具備させる。【選択図】図2

Description

本発明は、被覆撚線の癖を取って真直ぐに矯正するための被覆撚線の癖取装置に関するものである。
被覆撚線や被覆単線等の電線の端部に端子を圧着する端子圧着装置では、供給される電線がリールに巻かれている。リールに巻かれていた電線を引き出すと、電線に癖が付いて曲がった状態となる。この状態で端子圧着装置に供給すると、電線の端部が端子を圧着する位置からズレてしまい、端子を圧着させることができなくなる。そのため、癖取装置により電線の癖を取って、真直ぐに矯正してから端子圧着装置に供給している。
この癖取装置として、特許文献1には、複数のローラが上下に2列で電線の搬送方向へ互い違いに配置されている第一ローラ群と、第一ローラ群から電線の搬送方向へ離隔しており、複数のローラが水平に2列で電線の搬送方向へ互い違いに配置されている第二ローラ群と、を備えたものが開示されている。この特許文献1の技術は、電線搬送装置により送られている電線を、第一ローラ群により上下へ蛇行させると共に、第二ローラ群により水平に蛇行させることで、電線の癖を取ることを意図している。
しかしながら、特許文献1の技術では、第一ローラ群及び第二ローラ群に、多くのローラを必要とするため、自ずと癖取装置が大型となり、小型化することが困難であると共に、部品点数が多いためコストが高くなると言う問題があった。
特開2013−93272号公報
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、小型化することができると共にコストを低減させることができる被覆撚線の癖取装置の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る被覆撚線の癖取装置は、「角棒状のベース部と、該ベース部の長手方向に対して直交する方向から被覆撚線を挟持し、前記ベースにおける前記長手方向の一方の端部側に回転自在に取付けられている一対の第一ローラと、該一対の第一ローラとは直交する方向で、且つ、前記ベース部の前記長手方向に対して直交する方向から被覆撚線を挟持し、前記ベース部の前記長手方向において前記一対の第一ローラが取付けられている端部側とは反対の端部側に回転自在に取付けられている一対の第二ローラと、前記ベース部に取付けられており、前記一対の第一ローラの間隔を調整する第一調整機構と、前記ベース部に取付けられており、前記一対の第二ローラの間隔を調整する第二調整機構とを具備している」ことを特徴とする。
ここで、「被覆撚線」とは、複数の金属単線を撚り合わせた芯線を、合成樹脂やゴム等の絶縁性材料により被覆したものである。また、第一ローラ及び第二ローラは、被覆撚線の搬送に伴い回転するフリーローラである。
このように、本構成の被覆撚線の癖取装置は、リールから引き出された被覆撚線を、一対の第一ローラに挟持させると共に、一対の第二ローラに挟持させた状態で、電線搬送装置により被覆撚線を牽引して搬送すること、一対の第一ローラにより一方向の癖が取れ、その方向とは直交する方向の癖が一対の第二ローラにより取れるため、被覆撚線の癖を取って真直ぐに矯正することができる。詳細は後述するように、本構成の被覆撚線の癖取装置は、被覆単線の癖取にはあまり有効ではないが、被覆撚線に対しては効果的に癖を取ることができる。従って、本構成の被覆撚線の癖取装置を端子圧着装置に用いた場合、真直ぐに矯正された被覆撚線を端子圧着装置に供給することができるため、被覆撚線の端部に端子を確実に圧着させることができる。
また、本構成の被覆撚線の癖取装置によれば、一対の第一ローラの間隔を調整する第一調整機構と、一対の第二ローラの間隔を調整する第二調整機構とを備えているため、第一調整機構や第二調整機構により、被覆撚線の癖が取れる最適な間隔(挟持力)となるように、一対の第一ローラや一対の第二ローラの夫々の間隔を調整することができる。また、第一調整機構や第二調整機構により一対の第一ローラの間隔や一対の第二ローラの間隔を調整することで、様々な太さ(直径)の被覆撚線を挟持して癖を取ることができ、汎用性を高めることができる。
また、本構成の被覆撚線の癖取装置によれば、一対の第一ローラと一対の第二ローラの四つのローラで、被覆撚線の癖を取ることができるため、特許文献1の技術のように多くのローラを用いる必要が無く、小型化することができると共に、部品点数を少なくすることができ、コストを低減させることができる。
ところで、特許文献1の技術では、電線搬送装置により牽引されて搬送される電線の接触により、第一ローラ群及び第二ローラ群の複数のローラが回転しているため、電線搬送装置により電線の搬送を停止させると、慣性力により複数のローラが停止せずに回転して接触している電線を送ってしまい、電線搬送装置と癖取装置との間で電線が撓むことで、一旦は癖を取った電線が曲がってしまう問題があった。そして、電線搬送装置と癖取装置との間で電線が曲がってしまうと、電線の搬送を再開した時に、その曲がった部位により端子を圧着することができない恐れがあった。そのため、特許文献1の技術では、ローラの慣性力が高くならないように、電線の送り速度を抑制するようにしており、電線の搬送速度を早くすることができなかった。
これに対して、本構成の被覆撚線の癖取装置は、一対の第一ローラと一対の第二ローラの四つのローラしか備えていないため、多くのローラを備えている特許文献1の技術と比較して、ローラの慣性力が小さい。また、特許文献1の技術とは異なり、対をなすローラにより被覆撚線を「挟持」しているため、第一ローラや第二ローラと被覆撚線との間の摩擦抵抗が高い。このようなことから、被覆撚線の搬送が停止すると、第一ローラや第二ローラの回転も同時に停止し、被覆撚線が余分に送られることはない。従って、被覆撚線の搬送を停止させた際に、癖取装置よりも搬送側(例えば、電線搬送装置と癖取装置との間)で、一旦は癖を取った被覆撚線が撓んで曲がってしまうことはないため、搬送を再開した時に、その後の工程(例えば、端子圧着装置による端部への端子の圧着)において、曲がった被覆撚線が供給されることはなく、被覆撚線の曲がり(癖)に起因する不具合の発生を防止することができる。
また、上述したように、被覆撚線の搬送の停止と同時に、一対の第一ローラや一対の第二ローラの回転が停止するため、特許文献1の技術と比較して、被覆撚線の搬送速度を早くすることができる。従って、本構成の被覆撚線の癖取装置を端子圧着装置に用いた場合、端子圧着装置への被覆撚線の供給速度を早くすることができるため、端子圧着装置による端子付き被覆撚線(電線)の製造効率を向上させることができる。
本発明に係る被覆撚線の癖取装置は、上記の構成に加えて、「前記一対の第一ローラ及び前記一対の第二ローラは、少なくとも被覆撚線と接触する外周面が、硬質材料により形成されている」ことを特徴としても良い。
本発明者の実験の結果、一対の第一ローラや一対の第二ローラにおける被覆撚線と接触する外周面の材料に、ゴムや発泡樹脂のような軟質材料を採用した場合、被覆撚線の挟持力が不十分となり易く、癖が十分に取れ難いという知見を得た。従って、一対の第一ローラや一対の第二ローラにおける少なくとも被覆撚線と接触する外周面の材料に、「金属」、「硬質樹脂」、「石」、「堅木」、等の硬質材料を用いることにより、効果的に被覆撚線の癖を取ることができる。
以上のように、本発明の効果として、小型化することができると共にコストを低減させることができる被覆撚線の癖取装置を提供することができる。
(a)本発明の一実施形態である被覆撚線の癖取装置の平面図であり、(b)(a)の被覆撚線の癖取装置の正面図である。 図1の被覆撚線の癖取装置の斜視図である。 図1の被覆撚線の癖取装置において、一対の第一ローラ及び一対の第二ローラの夫々でローラ間を離隔させた状態の正面図である。 (a)被覆撚線の芯線の表面における凸の部位を一対のローラが挟持している状態をローラの回転軸の延びている方向から示す説明図であり、(b)(a)においてA−A線で切断した説明図である。 (a)被覆撚線の芯線の表面における凹の部位を一対のローラが挟持している状態でローラの回転軸の延びている方向から示す説明図であり、(b)(a)においてB−B線で切断した説明図である。
本発明の一実施形態である被覆撚線の癖取装置1(以下では、単に癖取装置1を称する)について、図1乃至図5を参照して詳細に説明する。本実施形態の癖取装置1は、被覆撚線2の癖を取って真直ぐに矯正するためのものである。癖取装置1は、角棒状のベース部10と、ベース部10の長手方向に対して直交する方向から被覆撚線2を挟持し、ベース部10における長手方向の一方の端部側に回転自在に取付けられている一対の第一ローラ11と、一対の第一ローラ11とは直交する方向で、且つ、ベース部10の長手方向に対して直交する方向から被覆撚線2を挟持し、ベース部10の長手方向において一対の第一ローラ11が取付けられている端部側とは反対の端部側に回転自在に取付けられている一対の第二ローラ12と、を備えている。
また、癖取装置1は、一対の第一ローラ11の間隔を調整する第一調整機構13と、一対の第二ローラ12の間隔を調整する第二調整機構14と、ベース部10における一対の第一ローラ11の間及び一対の第二ローラ12の間で夫々被覆撚線2をベース部10の長手方向に案内する案内機構15と、を備えている。
ベース部10には、詳細な図示は省略するが、他の装置(例えば、端子圧着装置)に取付けるための、取付孔が形成されている。
一対の第一ローラ11は、図1に示すように、夫々上下方向の軸周りに回転自在であり、正面から見て前後に並んでいる。つまり、一対の第一ローラ11は、左右方向に搬送される被覆撚線2を前後方向から挟持する。一対の第一ローラ11は、一つはベース部10に直接取付けられており、残りの一つは第一調整機構13を介してベース部10に取付けられている。
一対の第二ローラ12は、夫々前後方向の軸周りに回転自在であり、上下に並んでいる。つまり、一対の第二ローラ12は、左右方向に搬送される被覆撚線2を上下方向から挟持する。一対の第二ローラ12は、一つはベース部10に直接取付けられており、残りの一つは第二調整機構14を介してベース部10に取付けられている。
本実施形態の第一ローラ11と第二ローラ12は、同じ直径で、被覆撚線2と接触する外周面が、回転軸に対して平行な円筒面である。第一ローラ11と第二ローラ12は、全体が金属により形成されている。以下では、第一ローラ11と第二ローラ12とを区分する必要のない時には、単にローラ5と称することとする。
第一調整機構13及び第二調整機構14は、同一の構成である。第一調整機構13及び第二調整機構14は、一対のローラ5の一つが回転可能に取付けられている調整ベース21と、調整ベース21をベース部10に対して一対のローラ5が並んでいる方向へ案内する円柱状の一対の案内シャフト22と、案内シャフト22が挿通されており調整ベース21をベース部10から遠ざかる方向へ付勢している離隔バネ23と、を備えている。
また、第一調整機構13及び第二調整機構14は、夫々、調整ベース21を貫通して基端がベース部10にねじ込まれている調整ボルト24と、調整ボルト24の先端側に設けられており、調整ボルト24の回転により作動するカウンタ25aを有し、ベース部10から離れる方向への調整ベース21の移動を規制するカウンタ本体25と、カウンタ本体25から突出しており調整ボルト24を回転させるための調整ツマミ26と、を備えている。
更に、第一調整機構13及び第二調整機構14は、夫々、調整ボルト24が貫通しており、調整ベース21に対する調整ボルト24の軸方向への移動を規制するロック位置と規制を解除する解除位置との間でスライド可能に調整ベース21に取付けられているロック部材27と、ロック部材27をロック位置側へ付勢しているロックバネ28と、調整ボルト24が貫通しており、調整ベース21と協働してロック部材27をスライド可能に取付けているスライド取付部材29と、スライド取付部材29に取付けられており、調整ボルト24の軸周りへのカウンタ本体25の回転を規制している回転規制部材30と、を備えている。
調整ベース21は、ベース部10よりも短くベース部10の長手方向へ延びており、断面形状が一定の角棒である。調整ベース21は、第一調整機構13では、長手方向に平行な四つの側面のうちの一つを、ベース部10の前面に対面させており、第二調整機構14では、長手方向に平行な四つの側面のうちの一つを、ベース部10の上面に対面させている。調整ベース21におけるベース部10の長手方向の外側の端部側に、ローラ5(第一ローラ11又は第二ローラ12)が、回転自在に取付けられている。
案内シャフト22は、調整ベース21におけるベース部10側を向いている面から、外方へ突出した状態で、調整ベース21に取付けられており、先端側がベース部10内に摺動可能に挿入されている。案内シャフト22は、調整ベース21の長手方向に離隔して、平行に二つ設けられている。
調整ボルト24は、案内シャフト22と平行に延びており、二つの案内シャフト22の間の中央で調整ベース21を貫通している。調整ボルト24は、調整ベース21におけるベース部10側を向いている面から外方へ突出している先端側が、ベース部10に螺合されており、反対側である基端側が、カウンタ本体25内に挿入されている。調整ボルト24は、詳細な図示は省略するが、基端にギアが取付けられていると共に、軸方向の途中で所定の長さに亘り外周面が径方向に窪んでいるロック溝が形成されている。
カウンタ本体25は、直方体状に形成されており、調整ボルト24が延び出している面とは反対側の面に、調整ボルト24と同軸上に調整ツマミ26が設けられていると共に、カウンタ25aが設けられている。また、カウンタ本体25は、詳細な図示は省略するが、調整ボルト24のギアと噛合した上で、調整ボルト24の回転を伝達させてカウンタ25aを作動させる複数のギアを有している。カウンタ本体25のカウンタ25aは、3桁表示に構成されており、調整ボルト24(調整ツマミ26)を一回転させると、表示が100変動する。また、カウンタ本体25は、操作することで、調整ボルト24(調整ツマミ26)の回転を阻止するロックレバー25bを、有している。
ロック部材27は、詳細な図示は省略するが、調整ボルト24が挿通され、スライド方向に長い長孔を有している。ロック部材27は、ロック位置側へ移動させて、長孔の端部が調整ボルト24のロック溝内に挿入されると、調整ベース21に対する調整ボルト24の軸方向への移動を規制(ロック)することができる。ロック部材27は、調整ボルト24の軸方向への移動を規制するロック位置の状態でも、調整ボルト24を回転させられるように構成されている。
回転規制部材30は、カウンタ本体25の調整ボルト24が延び出している側から、カウンタ本体25に被さるように、コ字状に形成されている。この回転規制部材30は、調整ツマミ26を回転させた時に、平行に延びている二つの平板状の部位にカウンタ本体25が当接することにより、カウンタ本体25が調整ツマミ26(調整ボルト24)と供回りすることを阻止することができ、カウンタ本体25における調整ボルト24の軸周りへの回転を規制することができる。
案内機構15は、ベース部10に取付けられるブラケット41と、ブラケット41に取付けられており被覆撚線2が挿通される案内ブッシュと42、を備えている。ブラケット41は、外形がローラ5の直径よりも長い長方形で平板状の基板部41aと、基板部41aの二つの短辺の夫々から直角に同じ方向へ延出している平板状の一対の支持板部41bと、を有している。基板部41aは、長辺をベース部10の長手方向と平行にして、ベース部10とローラ5との間に取付けられている。一対の支持板部41bは、基板部41aからベース部10に取付けられている一方のローラ5を越えて他方のローラ5側へ突出している。この一対の支持板部41bにおける基板部41aから突出している部位に、夫々案内ブッシュ42が同軸上に取付けられている。ブラケット41は、金属板を屈曲させて形成されている。
一対の案内ブッシュ42は、夫々、円筒状の部位と、円筒状の部位の一方の端部から外方へ円盤状に突出しているフランジ状の部位と、を有している。案内ブッシュ42は、フランジ状の部位を外側へ向けて、円筒状の部位がブラケット41の支持板部41bを貫通している状態で、ブラケット41に取付けられている。一対の案内ブッシュ42は、一対のローラ5の間で、ローラ5におけるベース部10の長手方向の両側に位置している。案内ブッシュ42は、合成樹脂により形成されている。
続いて、癖取装置1の使用方法について説明する。まず、第一調整機構13及び第二調整機構14において、ロック部材27によるロックを解除して、調整ベース21が調整ボルト24の軸方向へ移動できるようにし、調整ベース21を隔離バネ23の付勢力によりベース部10から離れる方向へ移動させる(図3を参照)。この状態では、カウンタ本体25と回転規制部材30におけるスライド取付部材29に取付けられている部位とが当接しており、一対のローラ5(第一ローラ11や第二ローラ12)の間隔が大きく離れている。
このロック部材27によるロックを解除した状態で、一対の第一ローラ11同士の間と、一対の第二ローラ12同士の間に、被覆撚線2が通るように、第一ローラ11及び第二ローラ12の夫々の近傍に設けられている案内機構15の一対の案内ブッシュ42に被覆撚線2を挿通させる。この際に、一対の第一ローラ11同士、及び、一対の第二ローラ12同士が、離れているため、被覆撚線2を容易に通すことができる。
次に、第一調整機構13及び第二調整機構14において、夫々の調整ベース21を隔離バネ23の付勢力に抗してベース部10側へ移動させる。そして、調整ベース21と共に移動するロック部材27が、調整ボルト24のロック溝に到達すると、ロックバネ28の付勢力によりロック部材27がロック位置へ移動し、調整ベース21に対する調整ボルト24の軸方向への移動がロックされて、調整ベース21の移動が停止する。
ロック部材27によりロックしている状態では、一対の第一ローラ11及び一対の第二ローラ12が、夫々互いに接近し被覆撚線2を挟持していると共に、カウンタ本体25と回転規制部材30におけるスライド取付部材29に取付けられている部位との間に隙間が形成されている。
この状態で、調整ツマミ26を回転させると、先端側がベース部10に螺合されている調整ボルト24が回転し、調整ボルト24がベース部10に対して進退する。この調整ボルト24のロック溝内には、ロック部材27の一部が挿入されていることから、ロック部材27が調整ボルト24と一緒にベース部10に対して進退するこことなる。そして、ロック部材27が調整ベース21に取付けられているため、調整ベース21が調整ボルト24及びロック部材27と一緒に、ベース部10に対して進退することとなり、ベース部10と調整ベース21との間(一対のローラ5同士の間)の距離が変化する。
そして、調整ツマミ26を適宜の方向へ回転させて、調整ボルト24及び調整ベース21を介して、一対の第一ローラ11同士の間隔や一対の第二ローラ12同士の間隔を調整し、被覆撚線2に最適な挟持力を作用させる。
この状態で、例えば、図示しない端子圧着装置の電線搬送装置により被覆撚線2を端子圧着装置側へ被覆撚線2を搬送すると、一対の第一ローラ11により前後方向の癖が取れた後に、一対の第二ローラ12により上下の癖が取れて、被覆撚線2が真直ぐに矯正される。
ここで、本実施形態の癖取装置1を用いて、被覆撚線2と被覆単線の癖取りを行ったところ、被覆撚線2では癖が取れたのに対して、被覆単線では癖が取れなかった。被覆撚線の癖が取れるメカニズムとしては、以下のように考察できる。
まず、被覆単線と被覆撚線2とを比較すると、被覆単線では、芯線が一つの金属の単線であることから、芯線の表面が一様な円筒となっている。これに対して、被覆撚線2は、図4及び図5に示すように、芯線3が複数の金属の単線3aを撚り合わせたものであることから、芯線3の表面が一様な円筒ではなく螺旋状の凹凸を有している。また、被覆撚線2は、芯線3の表面に凹凸を有していることから、凹の部位において被覆材4との間に隙間を有している。
そして、本実施形態の癖取装置1において、芯線3の表面に凹凸を有した被覆撚線2が搬送されることにより、一対のローラ5(第一ローラ11又は第二ローラ12)により挟持される部位が、芯線3の表面の凸の部位から凹の部位、凹の部位から凸の部位に、移り変わることとなる。一対のローラ5が、芯線3の表面における凸の部位の時には、図4に示すように、芯線3を形成している単線3aの幾つかが一対のローラ5により挟持される方向に並んでおり、単線3a同士が接近するような力が作用する。
一方、一対のローラ5が、芯線3の表面における凹の部位の時には、図5に示すように、一対のローラ5による挟持力によって、芯線3と被覆材4との間の隙間が潰れると共に、芯線3を形成している単線3a同士が、送り方向及び直径方向へ離隔するような力が作用するため、この力により被覆撚線2の癖が取れるものと考察される。
このように、本実施形態の癖取装置1によれば、被覆撚線2の癖を取って真直ぐに矯正することができるため、端子圧着装置に用いた場合、真直ぐに矯正された被覆撚線2を端子圧着装置に供給することができ、被覆撚線2の端部に端子を確実に圧着させることができる。
また、本実施形態の癖取装置1によれば、一対の第一ローラ11の間隔を調整する第一調整機構13と、一対の第二ローラ12の間隔を調整する第二調整機構14とを備えているため、第一調整機構13や第二調整機構14により、被覆撚線2の癖が取れる最適な間隔(挟持力)となるように、一対の第一ローラ11や一対の第二ローラ12の夫々の間隔を調整することができる。また、第一調整機構13や第二調整機構14により一対の第一ローラ11の間隔や一対の第二ローラ12の間隔を調整することで、様々な太さ(直径)の被覆撚線2を挟持して癖を取ることができ、癖取装置1の汎用性を高めることができる。
また、本実施形態の癖取装置1によれば、一対の第一ローラ11と一対の第二ローラ12の四つのローラで、被覆撚線2の癖を取ることができるため、従来の技術のように多くのローラを用いる必要が無く、小型化することができると共に、部品点数を少なくすることができ、コストを低減させることができる。
更に、本実施形態の癖取装置1によれば、一対の第一ローラ11と一対の第二ローラ12の四つのローラ5しか備えていないため、多くのローラを備えている従来の技術と比較して、ローラ5の慣性力が小さい。また、従来の技術とは異なり、対をなすローラ5により被覆撚線2を「挟持」しているため、ローラ5と被覆撚線2との間の摩擦抵抗が高い。このようなことから、被覆撚線2の搬送が停止すると、第一ローラ11や第二ローラ12の回転も同時に停止し、被覆撚線2が余分に送られることはない。従って、被覆撚線2の搬送を停止させた際に、癖取装置1よりも搬送側(例えば、電線搬送装置と癖取装置1との間)で、一旦は癖を取った被覆撚線2が撓んで曲がってしまうことはないため、搬送を再開した時に、その後の工程(端子圧着装置による端部への端子の圧着)において、曲がった被覆撚線2が供給されることはなく、被覆撚線2の曲がり(癖)に起因する不具合の発生を防止することができる。
また、本実施形態の癖取装置1によれば、上述したように、被覆撚線2の搬送の停止と同時に、一対の第一ローラ11や一対の第二ローラ12の回転が停止するため、従来の技術と比較して、被覆撚線2の搬送速度を早くすることができる。従って、本実施形態の癖取装置1を端子圧着装置に用いた場合、端子圧着装置への被覆撚線2の供給速度を早くすることができるため、端子圧着装置による端子付き被覆撚線2(電線)の製造効率を向上させることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、左右方向に延びている被覆撚線2に対して、一対の第一ローラ11では前後方向から、一対の第二ローラ12では上下方向から、被覆撚線2を夫々挟持するものを示したが、これに限定するものではなく、一対の第一ローラ11では上下方向から、一対の第二ローラ12では前後方向から、被覆撚線2を夫々挟持するようにしても良い。
また、上記の実施形態では、第一ローラ11及び第二ローラ12として、全体を金属により形成されたものを示したが、これに限定するものではなく、少なくとも被覆撚線2と接触する外周面の材料が、硬質樹脂、石、堅木、等の硬質材料により形成されている第一ローラ及び第二ローラとしても良い。
1 癖取装置(被覆撚線の癖取装置)
2 被覆撚線
5 ローラ
10 ベース部
11 第一ローラ
12 第二ローラ
13 第一調整機構
14 第二調整機構
15 案内機構

Claims (2)

  1. 角棒状のベース部と、
    該ベース部の長手方向に対して直交する方向から被覆撚線を挟持し、前記ベースにおける前記長手方向の一方の端部側に回転自在に取付けられている一対の第一ローラと、
    該一対の第一ローラとは直交する方向で、且つ、前記ベース部の前記長手方向に対して直交する方向から被覆撚線を挟持し、前記ベース部の前記長手方向において前記一対の第一ローラが取付けられている端部側とは反対の端部側に回転自在に取付けられている一対の第二ローラと、
    前記ベース部に取付けられており、前記一対の第一ローラの間隔を調整する第一調整機構と、
    前記ベース部に取付けられており、前記一対の第二ローラの間隔を調整する第二調整機構と
    を具備していることを特徴とする被覆撚線の癖取装置。
  2. 前記一対の第一ローラ及び前記一対の第二ローラは、
    少なくとも被覆撚線と接触する外周面が、硬質材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の被覆撚線の癖取装置。
JP2017092743A 2017-05-09 2017-05-09 被覆撚線の癖取装置 Pending JP2018187650A (ja)

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