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JP2018187284A - 運動状態診断システムおよび運動状態診断プログラム - Google Patents

運動状態診断システムおよび運動状態診断プログラム Download PDF

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JP2018187284A
JP2018187284A JP2017094936A JP2017094936A JP2018187284A JP 2018187284 A JP2018187284 A JP 2018187284A JP 2017094936 A JP2017094936 A JP 2017094936A JP 2017094936 A JP2017094936 A JP 2017094936A JP 2018187284 A JP2018187284 A JP 2018187284A
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護 太田
鈴木 清和
Kiyokazu Suzuki
清和 鈴木
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Abstract

【課題】被験者の運動状態を点数化することによって、被験者にとって最適な運動方法を提案する。
【解決手段】被験者の運動状態を示す動画を取得する取得部3と、動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の第1の軸に対する角度、被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の第2の軸に対する角度および被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の第3の軸に対する角度を測定する角度測定部5と、動画に基づいて、被験者の上下動の量を測定する上下動測定部7と、各角度に対応する得点および上下動の量に対応する得点を出力する得点出力部9と、各得点を表示する表示部11と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、被験者の運動状態を診断する運動状態診断システムおよび運動状態診断プログラムに関する。
従来から、ランナーの走行フォームを自動的に診断する技術が知られている。例えば、特許文献1記載の技術では、被験者の特定の部位にマーカーを貼付し、この被験者がランニングマシン上を走行する様子をビデオ撮影することによって身体動作情報を取得する。この取得した身体動作情報を所定の演算式に適用し、当該被験者のランニングフォームの得点を算出する。この演算式は、複数のテストランナーの特性と、それらの複数のテストランナーの走行に対し、専門家が付与した評価との相関関係に基づいて生成される。このように、特許文献1記載の技術では、専門家の診断と同等の基準に基づいて、被験者のランニングフォームを自動的に得点化することができるように構成されている。
特許第5314224号明細書
しかしながら、特許文献1記載の技術では、複数のテストランナーが走行している状態をビデオ撮影しなければならず、さらにそのビデオ映像に対して専門家が評価し、評価結果に基づいた得点を演算式に適用しなければならない。このため、被験者に対するランニングフォームの診断を実行するためには、大きな手間と費用がかかってしまう。
また、従来から、良いランニングフォームで走るためには、「あごを引く。背筋を伸ばす。肘をしっかり引く。目線を前方へ向ける。体幹で走る。腰高を維持する。前傾姿勢で走る。肩の力を抜く。」といった条件が提示されてきた。しかしながら、実際にはこの条件を満たすことは容易ではなく、良いランニングフォームがなかなか身につかないと言われている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、被験者の運動状態を点数化することによって、被験者にとって最適な運動方法を提案することができる運動状態診断システムおよび運動状態診断プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の運動状態診断システムは、被験者の運動状態を診断する運動状態診断システムであって、被験者の運動状態を示す動画を取得する取得部と、前記取得した動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、前記被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の前記第1の軸に対する角度、前記被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の前記第2の軸に対する角度および前記被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の前記第3の軸に対する角度を測定する角度測定部と、前記取得した動画に基づいて、前記被験者の上下動の量を測定する上下動測定部と、前記測定した各角度に対応する得点および前記測定した上下動の量に対応する得点を出力する得点出力部と、前記出力された各得点を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
このように、被験者の運動状態を示す動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、前記被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の前記第1の軸に対する角度、前記被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の前記第2の軸に対する角度および前記被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の前記第3の軸に対する角度を測定すると共に、前記取得した動画に基づいて、前記被験者の上下動の量を測定し、前記測定した各角度に対応する得点および前記測定した上下動の量に対応する得点を出力するので、被験者の動画があれば、その被験者の運動状態を診断することが可能となる。これにより、複数のテストランナーやその映像は不要となり、簡易な構成でコストを抑えることが可能となる。
(2)また、本発明の運動状態診断システムにおいて、前記取得部は、ランニングマシン上で走行し、または歩行する被験者の動画を取得することを特徴とする。
このように、ランニングマシン上で走行し、または歩行する被験者の動画を取得するので、被験者のランニングフォームや歩行する様子を診断することが可能となる。
(3)また、本発明の運動状態診断システムにおいて、各角度および上下動と得点とが対応付けられたテーブルをさらに備え、前記得点出力部は、前記測定した各角度および前記上下動に対応する得点を前記テーブルから抽出することを特徴とする。
このように、各角度および上下動と得点とが対応付けられたテーブルをさらに備え、前記測定した各角度および前記上下動に対応する得点を前記テーブルから抽出するので、演算量が少なくなり、処理速度の向上を図ることが可能となる。また、高い能力のCPUや大容量のメモリが不要となるため、コスト低下を図ることが可能となる。
(4)また、本発明の運動状態診断システムにおいて、前記テーブルは、前記各得点に対応するアドバイス情報を有し、前記得点出力部は、得点に対応したアドバイス情報を前記テーブルから抽出することを特徴とする。
このように、得点に対応したアドバイス情報を前記テーブルから抽出するので、被験者に運動状態を改善するための有益な情報を提供することが可能となる。
(5)また、本発明の運動状態診断プログラムは、被験者の運動状態を診断する運動状態診断プログラムであって、被験者の運動状態を示す動画を取得する処理と、前記取得した動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、前記被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の前記第1の軸に対する角度、前記被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の前記第2の軸に対する角度および前記被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の前記第3の軸に対する角度を測定する処理と、前記取得した動画に基づいて、前記被験者の上下動の量を測定する処理と、前記測定した各角度に対応する得点および前記測定した上下動の量に対応する得点を出力する処理と、前記出力された各得点を表示部に表示する処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、被験者の運動状態を示す動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、前記被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の前記第1の軸に対する角度、前記被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の前記第2の軸に対する角度および前記被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の前記第3の軸に対する角度を測定すると共に、前記取得した動画に基づいて、前記被験者の上下動の量を測定し、前記測定した各角度に対応する得点および前記測定した上下動の量に対応する得点を出力するので、被験者の動画があれば、その被験者の運動状態を診断することが可能となる。これにより、複数のテストランナーやその映像は不要となり、簡易な構成でコストを抑えることが可能となる。
(6)また、本発明の運動状態診断プログラムは、ランニングマシン上で走行し、または歩行する被験者の動画を取得することを特徴とする。
このように、ランニングマシン上で走行し、または歩行する被験者の動画を取得するので、被験者のランニングフォームや歩行する様子を診断することが可能となる。
(7)また、本発明の運動状態診断プログラムは、各角度および上下動と得点とが対応付けられたテーブルから、前記測定した各角度および前記上下動に対応する得点を抽出することを特徴とする。
このように、各角度および上下動と得点とが対応付けられたテーブルをさらに備え、前記測定した各角度および前記上下動に対応する得点を前記テーブルから抽出するので、演算量が少なくなり、処理速度の向上を図ることが可能となる。また、高い能力のCPUや大容量のメモリが不要となるため、コスト低下を図ることが可能となる。
(8)また、本発明の運動状態診断プログラムにおいて、前記テーブルは、前記各得点に対応するアドバイス情報を有し、得点に対応したアドバイス情報を前記テーブルから抽出することを特徴とする。
このように、得点に対応したアドバイス情報を前記テーブルから抽出するので、被験者に運動状態を改善するための有益な情報を提供することが可能となる。
本発明によれば、被験者の動画があれば、その被験者の運動状態を診断することが可能となる。これにより、複数のテストランナーやその映像は不要となり、簡易な構成でコストを抑えることが可能となる。
本実施形態に係る運動状態診断システムの概略構成を示す図である。 第1の軸を示す図である。 第2の軸を示す図である。 第3の軸を示す図である。 被験者の骨格のモデル30を示す図である。 走りを良くするための対応策の一例を示す図である。 本実施形態に係る運動状態診断システムの動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る運動状態診断システムのテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る運動状態診断システムのテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る運動状態診断システムのテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る運動状態診断システムのテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る運動状態診断システムのテーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る運動状態診断システムのテーブルの一例を示す図である。 ディスプレイへの出力結果の一例を示す図である。 本実施形態に係る運動状態診断システムを中心に据えた一連のフィットネスサービスの一例を示す図である。 各種シューズの適合モデルの早見表の一例を示す図である。 足型早見表の一例を示す図である。 Aの足型に適合するシューズのモデルを具体的に示した図である。 Bの足型に適合するシューズのモデルを具体的に示した図である。 Cの足型に適合するシューズのモデルを具体的に示した図である。 Dの足型に適合するシューズのモデルを具体的に示した図である。 Eの足型に適合するシューズのモデルを具体的に示した図である。 被験者の走行タイプに応じたウェアを提案する様子を示す図である。
本発明者(鈴木清和)の知見によると、人は体型によってできる動作(得意な動作)とできない動作があるため、走り方も体型に応じて変える必要がある。そして、体型を3つに分類し、分類毎に適した走り方が提案されている。本発明者らは、この知見に着目し、人間の主要な骨格の動きと人間の体に定義した軸との関係が、3つに分類された体型を特徴づけており、被験者の動画に基づいて、上記関係を点数化することによって、被験者の運動状態を診断することができることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明の運動状態診断システムは、被験者の運動状態を診断する運動状態診断システムであって、被験者の運動状態を示す動画を取得する取得部と、前記取得した動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、前記被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の前記第1の軸に対する角度、前記被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の前記第2の軸に対する角度および前記被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の前記第3の軸に対する角度を測定する角度測定部と、前記取得した動画に基づいて、前記被験者の上下動の量を測定する上下動測定部と、前記測定した各角度に対応する得点および前記測定した上下動の量に対応する得点を出力する得点出力部と、前記出力された各得点を表示する表示部と、を備えることを特徴とする。
これにより、本発明者らは、被験者の動画があれば、その被験者の運動状態を診断することを可能とした。その結果、複数のテストランナーやその映像を不要とし、簡易な構成でコストを抑えることを可能とした。以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は、本実施形態に係る運動状態診断システムの概略構成を示す図である。この運動状態診断システム1は、取得部3、角度測定部5、上下動測定部7、得点出力部9、表示部11およびテーブル13を備えている。
取得部3は、被験者の運動状態、すなわち、ランニングフォームを示す動画を取得する。本実施形態では、ランニングマシン上を走行する被験者のランニングフォームを示す動画を取得するものとする。ランニングフォームを示す動画は、一般的なディジタルビデオによる動画でも良いが、「KINECT(登録商標)」を用いることもできる。「KINECT」は、RGBカメラ、深度センサー、マルチアレイマイクロフォン、専用ソフトウェアを動作させるプロセッサを内蔵したセンサーを備えており、人の位置、動き、声、顔を認識することができる。「KINECT」では、人の動きを読み取って合成するモーションキャプチャという技術が適用されているが、一般的なモーションキャプチャとは異なり、特殊なマーカー付きスーツやマーカー検出時に使用されるトラッカーは不要である。「KINECT」は、カメラで人を撮影することによって、人から「KINECT」までの距離を測定し、人の骨格のさまざまな動きを検出することが可能である。
また、図1において、角度測定部5は、取得部3が取得した動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義する。図2Aは、第1の軸を示す図である。第1の軸21は、被験者の体の中心を前後方向に貫通する。図2Bは、第2の軸を示す図である。第2の軸22は、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する。図2Cは、第3の軸を示す図である。第3の軸23は、被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する。
また、図1に示す角度測定部5は、被験者の主要な骨格のうち、3種類の骨格を特定する。図3は、被験者の骨格のモデル30を示す図である。本実施形態では、被験者の動画から被験者の骨格を推定し、モデル30を特定する。モデル30のうち、第1の部位32を点線で示している。第1の部位32は、被験者の胸部から頸部の間で定められており、「PISTONの動き」を観察するために用いる部位である。また、モデル30のうち、第2の部位34を実線で示している。第2の部位34は、被験者の頸椎から肩峰の間で定められており、「TWISTの動き」を観察するために用いる部位である。さらに、モデル30のうち、第3の部位36を実線で示している。第3の部位36は、被験者の股関節から膝関節の間で定められており、「SWINGの動き」を観察するために用いる部位である。
そして、角度測定部5は、第1の部位32の第1の軸21に対する角度、第2の部位34の第2の軸22に対する角度および第3の部位36の第3の軸23に対する角度を測定する。
上下動測定部7は、取得した動画に基づいて、被験者の上下動の量を測定する。得点出力部9は、測定した各角度に対応する得点および測定した上下動の量に対応する得点を出力する。表示部11は、出力された各得点を表示する。テーブル13は、各角度および上下動と得点とが対応付けられた情報を格納する。また、テーブル13は、各得点に対応するアドバイス情報を有していても良い。
図4は、走りを良くするための対応策の一例を示す図である。図4の(A)に示すように、股関節から膝関節までの動きが大きいと良いランニングフォームにつながるため、本実施形態に係る運動状態診断システムでは、第3の部位36と第3の軸23との角度が大きいほど、高得点が出力されるように構成されている。また、図4の(B)に示すように、背骨から肩関節までの動きが大きいと良いランニングフォームにつながるため、本実施形態に係る運動状態診断システムでは、第2の部位34と第2の軸22との角度が大きいほど、高得点が出力されるように構成されている。
また、図4の(C)に示すように、重心を使って走ることが良いランニングフォームにつながるため、本実施形態に係る運動状態診断システムでは、第1の部位32と第1の軸21との角度が大きいほど、高得点が出力されるように構成されている。さらに、図4の(D)に示すように、上下動が小さいほど、エネルギーロスが少なく、良いランニングフォームにつながるため、本実施形態に係る運動状態診断システムでは、背骨の動きに着目し、背骨の上下動が小さいほど、高得点が出力されるように構成されている。
図5は、以上のように構成された本実施形態に係る運動状態診断システムの動作を示すフローチャートである。まず、システムを準備する(ステップS1)。ここでは、ランニングマシン(トレッドミル)を設置し、その横に「KINECT」を設置する。ランニングマシンの前方にディスプレイ(表示部)を設置し、各装置をコンピュータに接続する。画像解析ソフトウェアの機能を含む専用のソフトウェアを起動し、待機状態となる。次に、被験者がランニングマシン上で走行または歩行を行ない、その様子を「KINECT」で撮影する(ステップS2)。このように「KINECT」で撮影された動画をコンピュータに取込み、コンピュータを介して各測定を行なう(ステップS3)。すなわち、「PISTONの動き」として、第1の部位32の第1の軸21に対する角度を測定し、「TWISTの動き」として、第2の部位34の第2の軸22に対する角度を測定し、「SWINGの動き」として、第3の部位36の第3の軸23に対する角度を測定する。また、「KINECT」で撮影された動画に基づいて、被験者の上下動の量を測定する。測定後、測定結果が出力され、ディスプレイに表示される(ステップS4)。
図6から図11は、本実施形態に係る運動状態診断システムのテーブルの一例を示す図である。なお、図6から図11に示すテーブルは、あくまでも一例であり、本発明がこれらに限定されるわけではない。図6には、「SWING(の動き)」、「PISTON(の動き)」、「TWIST(の動き)」、および「上下動(の動き)」について、測定結果に対して付与された得点を示す図である。図7は、「SWING(の動き)」の測定結果に対する得点と、アドバイス情報を示すテーブルであり、測定値が大きいほど点数が高く、高評価となるように構成されている。例えば、「SWING(の動き)」の測定結果に対する得点が25点であった場合は、「股関節の動きがとても不足しています。何度も繰り返して頑張りましょう!」というアドバイス情報が出力される。また、例えば、「SWING(の動き)」の測定結果に対する得点が90点であった場合は、「よく股関節が動いています。動きを大きく、高得点を狙いましょう!」というアドバイス情報が出力される。
図8は、「PISTON(の動き)」の測定結果に対する得点と、アドバイス情報を示すテーブルであり、測定値が大きいほど点数が高く、高評価となるように構成されている。例えば、「PISTON(の動き)」の測定結果に対する得点が32点であった場合は、「体幹の動きがほとんどありません。リラックスして体幹を動かしてみましょう!」というアドバイス情報が出力される。また、例えば、「PISTON(の動き)」の測定結果に対する得点が100点であった場合は、「しっかり体幹が使えています。そのままリズムに乗って走りましょう!」というアドバイス情報が出力される。
図9は、「TWIST(の動き)」の測定結果に対する得点と、アドバイス情報を示すテーブルであり、測定値が大きいほど点数が高く、高評価となるように構成されている。例えば、「TWIST(の動き)」の測定結果に対する得点が15点であった場合は、「肩の動きが微妙です。ゆっくりペースからでも肩をうごかしてみましょう。」というアドバイス情報が出力される。また、例えば、「TWIST(の動き)」の測定結果に対する得点が100点であった場合は、「肩の動きはバッチリ!あとはリズムを大切に!」というアドバイス情報が出力される。
図10は、「上下動(の動き)」の測定結果に対する得点と、アドバイス情報を示すテーブルであり、測定値が小さいほど点数が高く、高評価となるように構成されている。例えば、「上下動(の動き)」の測定結果に対する得点が35点であった場合は、「とても上下動が大きいようです。」というアドバイス情報が出力される。また、「上下動(の動き)」の測定結果に対する得点が100点であった場合は、「素晴らしい安定感!上下動が少なく、ロスがとても少ない動きです!」というアドバイス情報が出力される。
図11は、総合得点に対するアドバイス情報を示すテーブルである。図11に示すテーブルでは、「SWING(の動き)」、「PISTON(の動き)」、「TWIST(の動き)」、および「上下動(の動き)」の各得点を合計した総合得点と、各得点に対するアドバイス情報を示している。このテーブルでは、得点が高いほど高評価となるように構成されている。
図12は、ディスプレイへの出力結果の一例を示す図である。「SWING(の動き)」としての「股関節の動き」の測定結果が「49度」であり、得点が「60.970点」とされた。それに対し、「股関節の動きが大きくありません。力みも動きを小さくします。まずはリラックス!」というアドバイス情報が表示されている。また、「TWIST(の動き)」の測定結果が「18度」であり、得点が「94.117点」とされた。それに対し、「適度に肩が動かせています!あとは推進力につなげましょう!」というアドバイス情報が表示されている。また、「PISTON(の動き)」としての「体幹の動き」の測定結果が「13度」であり、得点が「94.794点」とされた。それに対し、「しっかり体幹が使えています!そのままリズムに乗って走りましょう!」というアドバイス情報が表示されている。また、「上下動」の測定結果が「5cm」であり、得点が「84.558点」とされた。それに対し、「素晴らしい安定感!上下動が少なく、ロスがとても少ない動きです!」というアドバイス情報が表示されている。
さらに、図12では、計測時間が1分であること、走行速度が4.0km/hであること、歩幅が41.9cmであること、ピッチが159歩/分であることも測定結果として表示されている。さらに、総合評価としての得点が「83.610点」であり、「平均的に高得点です!得意から伸ばすか、苦手を克服するか、先が楽しみです!」というアドバイス情報が表示されている。
これにより、被験者は、修正すべきポイントを客観的に確認することができ、理想的なランニングフォームに近づけていくことが可能となる。また、本実施形態に係る運動状態診断システムによって測定された得点によって、被験者の走行タイプが、「SWING」、「PISTON」、「TWIST」のいずれかであるかを特定することができる。すなわち、本発明者(鈴木清和)の知見に基づき、その被験者の体型に応じた最適な走行タイプを特定することによって、その被験者がより良いランニングをすることが可能となる。そこで、被験者の体型に応じて、3つの走行タイプのいずれか一つを特定し、被験者のランニングフォームの向上を図ることが可能となる。さらに、オプションとして、測定結果に対し、インストラクターによるサポートを受けることで(ステップS5)、大きく改善させることが可能となる。
図13は、本実施形態に係る運動状態診断システムを中心に据えた一連のフィットネスサービスの一例を示す図である。ここでは、ランニングマシンを備えたフィットネスルーム、シューズショップ、ウェアショップが存在することを前提としている。まず、フィットネスルームで本実施形態に係る運動状態診断システムにおいて、被験者の診断を行なう(STEP1)。ここでは、被験者のストライド(歩幅)の測定を行なうものとする。次に、図13に示すように、シューズショップにおいて、足型パネルを参照して、足型の測定を行なう(STEP2)。ここでは、その被験者に適合するシューズのモデルを特定する。
図14は、各種シューズの適合モデルの早見表の一例を示す図であり、図15は、足型早見表の一例を示す図である。図15に示すように、「A」の足型は、親指が一番長く、小指にかけて短くなるという特徴を有する。「B」の足型は、親指から中指までが長く、小指と薬指が短いという特徴を有する。「C」の足型は、人差し指が一番長く、小指にかけて短くなるという特徴を有する。「D」の足型は、親指が一番長く人差し指から小指がほぼ同じ長さであるという特徴を有する。「E」の足型は、人差し指と中指が長く、薬指と小指が短いという特徴を有する。そして、図15に示すように、本実施形態に係る運動状態診断システムで測定したストライド(歩幅)と、A〜Eの足型との対応関係がテーブル化されている。このように、測定したストライド(歩幅)と足型の二要素が特定されると、最適なシューズのモデルが特定される。
図16から図20は、A〜Eの足型に適合するシューズのモデルを具体的に示した図である。ここでは、ストライド(歩幅)の大きさを5つに分類し、ストライド(歩幅)が80cm以下を「ウォーク&ジョグ」とし、ストライド(歩幅)が70cm〜100cmを「ジョグ&ラン」とし、ストライド(歩幅)が90cm〜120cmを「ラン」とし、ストライド(歩幅)が110cm〜140cmを「ラン&レース」とし、ストライド(歩幅)が130cm以上を「レース」として分類している。図16〜図20に示すように、足型とストライド(歩幅)に応じた具体的なシューズのモデルが示されている。これにより、被験者に最も適合するモデルを特定することが可能となる。
次に、被験者の足のサイズを測定する(STEP3)。ここでは、サイズ合わせパネルを用いて、被験者の足のサイズを測定する。次に、具体的なシューズを選定し、ためし履きを行なう。フィット確認が取れたら、被験者はそのシューズを購入し、実際にそのシューズを履いて走行する。走行の際、本実施形態に係る運動状態診断システムで試走チェックを行なっても良い(STEP4)。また、診断結果に応じて、専門家による監修を行なうことによって、より高い品質のサービスを提供することが可能となる。
図21は、被験者の走行タイプに応じたウェアを提案する様子を示す図である。被験者の走行タイプに応じて、「SWING」、「PISTON」、「TWIST」という3つのタイプに分類され、それぞれに最適なウェアが提案される。すなわち、本実施形態に係る運動状態診断システムで被験者の得点を算出することによって、被験者の走行タイプが明確化され、走行タイプに応じたウェアをフィッティングすることが可能となる。以上説明したような最適シューズとウェアを装着すると、被験者は、ストライドが伸びたり点数が高くなったりすることが体感できるようになる。
以上のように、本実施形態によれば、被験者の動画があれば、その被験者の運動状態を診断することが可能となる。これにより、複数のテストランナーやその映像は不要となり、簡易な構成でコストを抑えることが可能となる。
なお、以上の説明では、被験者のランニングフォームの診断を行なったが、本発明はこれに限定されるわけではなく、ウォーキング、リハビリ、子供のランニングフォーム適正化にも適用することが可能である。さらには、このシステムを利用して、卓球フォーム、テニスフォーム、バッティングフォーム、ゴルフスイング、ダンスや武道の稽古にも適用することが可能である。
さらに、本実施形態に係る運動状態診断システムに電子書籍機能を搭載し、アドバイス情報に対応したトレーニングメニューやストレッチ方法などの情報を提供することも可能である。これにより、学習と実践とを一体化させることが可能となり、レベルアップの促進を図ることが可能となる。
また、本実施形態に係る運動状態診断システムを通信ネットワークに接続し、他の場所における被験者との得点競争を行なったり、ランキングを算出したりすることも可能である。例えば、全国対戦型システムを構築し、複数の被験者が同時に走行して得点を競う競技会を開催することも可能である。これにより、トレーニング意欲を高め、ランニングフォームの向上、ひいては競技力の向上を図ることが可能となる。
1 運動状態診断システム
3 取得部
5 角度測定部
7 上下動測定部
9 得点出力部
11 表示部
13 テーブル
15 バス
21 第1の軸
22 第2の軸
23 第3の軸
30 モデル
32 第1の部位
34 第2の部位
36 第3の部位

Claims (8)

  1. 被験者の運動状態を診断する運動状態診断システムであって、
    被験者の運動状態を示す動画を取得する取得部と、
    前記取得した動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、前記被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の前記第1の軸に対する角度、前記被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の前記第2の軸に対する角度および前記被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の前記第3の軸に対する角度を測定する角度測定部と、
    前記取得した動画に基づいて、前記被験者の上下動の量を測定する上下動測定部と、
    前記測定した各角度に対応する得点および前記測定した上下動の量に対応する得点を出力する得点出力部と、
    前記出力された各得点を表示する表示部と、を備えることを特徴とする運動状態診断システム。
  2. 前記取得部は、ランニングマシン上で走行しまたは歩行する被験者の動画を取得することを特徴とする請求項1記載の運動状態診断システム。
  3. 各角度および上下動と得点とが対応付けられたテーブルをさらに備え、
    前記得点出力部は、前記測定した各角度および前記上下動に対応する得点を前記テーブルから抽出することを特徴とする請求項1または請求項2記載の運動状態診断システム。
  4. 前記テーブルは、前記各得点に対応するアドバイス情報を有し、
    前記得点出力部は、得点に対応したアドバイス情報を前記テーブルから抽出することを特徴とする請求項3記載の運動状態診断システム。
  5. 被験者の運動状態を診断する運動状態診断プログラムであって、
    被験者の運動状態を示す動画を取得する処理と、
    前記取得した動画に基づいて、被験者の体の中心を前後方向に貫通する第1の軸、被験者の体の中心を頭部から上下方向に貫通する第2の軸および被験者の2つの股関節を左右方向に貫通する第3の軸を定義し、前記被験者の胸部から頸部の間で定められる第1の部位の前記第1の軸に対する角度、前記被験者の頸椎から肩峰の間で定められる第2の部位の前記第2の軸に対する角度および前記被験者の股関節から膝関節の間で定められる第3の部位の前記第3の軸に対する角度を測定する処理と、
    前記取得した動画に基づいて、前記被験者の上下動の量を測定する処理と、
    前記測定した各角度に対応する得点および前記測定した上下動の量に対応する得点を出力する処理と、
    前記出力された各得点を表示部に表示する処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする運動状態診断プログラム。
  6. ランニングマシン上で走行し、または歩行する被験者の動画を取得することを特徴とする請求項5記載の運動状態診断プログラム。
  7. 各角度および上下動と得点とが対応付けられたテーブルから、前記測定した各角度および前記上下動に対応する得点を抽出することを特徴とする請求項5または請求項6記載の運動状態診断プログラム。
  8. 前記テーブルは、前記各得点に対応するアドバイス情報を有し、得点に対応したアドバイス情報を前記テーブルから抽出することを特徴とする請求項7記載の運動状態診断プログラム。
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