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JP2018176891A - クローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性の向上が達成されたクローラ2の提供。【解決手段】このクローラ2は、内側からスプロケット6が当接するベルト10と、それぞれに上記スプロケット6の歯8が咬合する多数の駆動孔18と、それぞれの駆動孔18の内側に位置する弾性弁20とを備えている。上記駆動孔18は、幅方向に延在する一対の横縁22と、長さ方向に延在する一対の縦縁24とを備えている。上記弾性弁20は、少なくとも2枚のプレート26を備えている。幅方向において、それぞれのプレート26は上記縦縁24から内向きに延在している。上記プレート26は上記横縁22から分離されている。【選択図】図3

Description

本発明は、クローラに関する。詳細には、本発明は、農業機械、建設機械等の走行装置のためのクローラに関する。
コンバインのような農業機械、及びバックホーのような建設機械に、クローラ式の走行装置が用いられている。この走行装置は、弾性クローラ(以下、単にクローラとも称される)を有している。
クローラは、エンドレスベルト状である。クローラは、ループを構成するベルトと、多数のラグとを備えている。これらのラグは、ベルトの長さ方向に間隔をあけて配置されている。ラグは、ベルトから外向きに突出している。
走行装置は、スプロケットを備えている。このスプロケットの周縁には、多数の歯が設けられている。これらの歯は、周縁に沿って配置されている。
クローラには、孔が設けられている。この孔にスプロケットの歯が咬合する。走行装置では、スプロケットが回転すると、孔に咬合した歯がクローラを駆動させる。これにより、走行装置は動かされる。
走行装置は通常、土、砂利等(以下、単に、土)で構成された路面を走行する。クローラには、土が付着する。
クローラは、芯金、抗張体等の金属製の部品を架橋ゴムで被覆して構成されている。被覆材とスプロケットとの間、又は、被覆材と転輪との間に、土が噛み込むと、この被覆材に傷が付く恐れがある。被覆材の損傷の程度によっては、内部にある部品が錆びる等し、クローラ全体が損傷に至ることも懸念される。このようなことから、クローラの耐久性の向上を図るべく、クローラについて様々な検討が行われている。この検討例が、下記の特許文献1及び2に示されている。
特開2003−175868公報 特開2009−107442公報
上記特許文献1に開示されたクローラでは、孔全体を覆う、薄い膜が設けられている。この膜は、孔からクローラの内側部分(以下、内部)に土が侵入することを防止する。
クローラの内部には、クローラの側面からも土は侵入する。前述の膜は、孔を閉塞している。孔を通じた土の排出が妨げられるので、このクローラでは、側面から侵入した土が滞留してしまう。
このクローラでは、膜で孔を塞ぐことで、内部へ侵入する土の量を減らすことはできたものの、土の噛み込みによる損傷の発生を十分に防止できていないという事情がある。しかも膜は薄いため、使用によりこの膜が劣化し膜自体が破損する恐れもある。上記特許文献2に開示されたクローラにおいても、同様である。耐久性の向上を果たすために、クローラの内部への土の侵入を抑えつつ、内部からの土の排出を妨げない技術の確立が求められている。
本発明の目的は、耐久性の向上が達成されたクローラの提供にある。
本発明に係るクローラは、内側からスプロケットが当接するベルトと、それぞれに上記スプロケットの歯が咬合する多数の駆動孔と、それぞれの駆動孔の内側に位置する弾性弁とを備えている。上記駆動孔は、幅方向に延在する一対の横縁と、長さ方向に延在する一対の縦縁とを備えている。上記弾性弁は、少なくとも2枚のプレートを備えている。幅方向において、それぞれのプレートは上記縦縁から内向きに延在している。上記プレートは上記横縁から分離されている。
好ましくは、このクローラでは、上記弾性弁は、一方の上記縦縁から内向きに延在する上記プレートを少なくとも2枚備えている。これらのプレートは、長さ方向に並列されている。
好ましくは、このクローラでは、上記ベルトの断面において、上記プレートは根元から先端に向かって、先細りな形状を呈している。
好ましくは、このクローラでは、上記プレートは、内側に位置する内面と、外側に位置する外面とを備えている。上記内面の、幅方向に対する傾斜は、上記外面の、幅方向に対する傾斜よりも大きい。
好ましくは、このクローラでは、上記ベルトの断面において、上記外面の輪郭及び上記内面の輪郭は直線で表されている。
好ましくは、このクローラでは、上記ベルトの断面において、上記外面の輪郭は直線で表されている。上記内面の輪郭は円弧を含んでおり、上記円弧は上記プレートの根元から先端に向かって延在している。
好ましくは、このクローラでは、上記ベルトの断面において、上記外面の輪郭は直線で表されている。上記プレートは、その厚さが、このプレートの根元から先端に向かって段階的に小さくなるように構成されている。
本発明に係るクローラでは、スプロケットの歯が咬合する駆動孔に弾性弁が設けられている。この弾性弁は、クローラの外側からの土の侵入を防止する。この弾性弁は、少なくとも2枚のプレートを備えており、これらのプレートは駆動孔とその縦縁において連続している。これらのプレートは、駆動孔の横縁からは分離されているので、扉のように動くことができる。この弾性弁は、クローラの内側部分(内部)からの土の排出を妨げない。このクローラでは、土の滞留が抑えられるので、従来のクローラで確認されたような土の噛み込みを起因とした損傷が十分に防止される。このクローラでは、耐久性の向上が達成される。本発明によれば、耐久性の向上が達成されたクローラが得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係るクローラを有する走行装置の一部が示された概略図である。 図2は、図1のクローラの一部が示された平面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った断面図である。 図4は、図2における弾性弁の部分が示された拡大平面図である。 図5は、図3における弾性弁の部分が示された拡大断面図である。 図6は、弾性弁の変形例が示された拡大断面図である。 図7は、弾性弁の他の変形例が示された拡大断面図である。 図8は、弾性弁のさらに他の変形例が示された拡大平面図である。 図9は、弾性弁のさらに他の変形例が示された拡大平面図である。 図10は、弾性弁のさらに他の変形例が示された拡大平面図である。 図11は、弾性弁のさらに他の変形例が示された拡大平面図である。 図12は、弾性弁のさらに他の変形例が示された拡大平面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、本発明の一実施形態に係るクローラ2を有する走行装置4が示されている。この走行装置4は、スプロケット6を備えている。スプロケット6は、円盤状である。このスプロケット6は、その周縁に多数の歯8を有している。これらの歯8は、周縁に沿って一定のピッチで配置されている。図示されていないが、この走行装置4は、スプロケット6以外に、アイドラ及び複数の転輪を備えている。このような走行装置4としては、コンバインのような農業機械、及びバックホーのような建設機械が例示される。
図2には、クローラ2の一部が示されている。図2において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の長さ方向である。このクローラ2の長さ方向は、走行装置4におけるクローラ2の回転方向でもある。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の厚さ方向である。この紙面の表側がこのクローラ2の外側であり、この紙面の裏側がこのクローラ2の内側である。
図3には、図2のIII−III線に沿った、クローラ2の断面が示されている。図3において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の厚さ方向である。この紙面の下側がこのクローラ2の外側であり、この紙面の上側がこのクローラ2の内側である。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の長さ方向(又は、クローラ2の回転方向)である。
クローラ2は、エンドレスベルト状である。このクローラ2は、ループを構成している。クローラ2の外側はこのループの外側を意味し、クローラ2の内側はこのループの内側を意味する。
クローラ2は、ベルト10と、多数のラグ12と、多数のガイド14とを備えている。ベルト10は、長さ方向に延在している。この長さ方向において、ベルト10には端は設けられていない。ベルト10は、ループを構成している。図1に示されているように、このベルト10には、内側からスプロケット6が当接する。
多数のラグ12は、長さ方向に間隔をあけて配置されている。これらのラグ12は、ベルト10から外向きに突出している。ラグ12は、幅方向に延在している。ラグ12は、トラクションに寄与する。
図2に示されているように、このクローラ2では、ラグ12の幅はベルト10の幅よりも小さい。このクローラ2では、ベルト10の一方の端16aからその他方の端16bに向かって延在するラグ12aは、第一ラグと称される。ベルト10の他方の端16bからその一方の端16aに向かって延在するラグ12bは、第二ラグと称される。このクローラ2では、第一ラグ12aと第二ラグ12bとは長さ方向に交互に配置されている。
多数のガイド14は、長さ方向に間隔をあけて配置されている。幅方向においては、2つのガイド14が間隔をあけて配置されている。幅方向に並んだ2つのガイド14は、ガイド対と称される。このクローラ2では、多数のガイド対が長さ方向に間隔をあけて配置されている。
このクローラ2では、ガイド14はベルト10から内向きに突出している。このクローラ2の使用状態において、スプロケット6を挟むように、ガイド14は配置されている。ガイド14は、スプロケット6の動きを拘束する。図示されていないが、ガイド14は一対の転輪の間を通過する。
このクローラ2は、多数の駆動孔18と、多数の弾性弁20とをさらに備えている。これらの駆動孔18は、長さ方向に間隔をあけて配置されている。このクローラ2では、一のラグ12と、この一のラグ12の隣に位置する他のラグ12との間に、駆動孔18は配置されている。この駆動孔18は、ベルト10の幅方向中心に位置している。駆動孔18は、厚さ方向にベルト10を貫通している。図1に示されているように、スプロケット6の歯8は駆動孔18に咬合する。このクローラ2は、それぞれにスプロケット6の歯8が咬合する多数の駆動孔18を備えている。
図4には、クローラ2の駆動孔18の部分が示されている。図4において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の長さ方向である。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の厚さ方向である。
このクローラ2では、図4に示されているように、駆動孔18の形状は矩形である。駆動孔18は、一対の横縁22と、一対の縦縁24とを備えている。それぞれの横縁22は、幅方向に延在している。それぞれの縦縁24は、長さ方向に延在している。駆動孔18は、幅方向に延在する一対の横縁22と、長さ方向に延在する一対の縦縁24とを備えている。
このクローラ2では、多数の弾性弁20はそれぞれ、駆動孔18の内側に位置している。図4に示されているように、多少の隙間はあるが、駆動孔18の略全体が弾性弁20で塞がれている。
このクローラ2では、弾性弁20は2枚のプレート26で構成されている。この弾性弁20では、これらのプレート26は幅方向に並列されている。このクローラ2では、弾性弁20は、少なくとも2枚のプレート26を備えていればよく、この弾性弁20が3枚以上のプレート26で構成されてもよい。
図1に示されているように、クローラ2は、スプロケット6との当接により、大きく湾曲させられる。このクローラ2では、前述したように、弾性弁20は少なくとも2枚のプレート26を備えている。弾性弁20が複数の部材に分割されているので、この弾性弁20がこの湾曲の程度に与える影響は小さい。弾性弁20を構成するプレート26が大きな厚みを有していても、クローラ2は容易に湾曲できる。この弾性弁20は、クローラ2の湾曲の容易に寄与する。
このクローラ2では、一方のプレート26は駆動孔18の一方の縦縁24から幅方向内向きに延在している。他方のプレート26は、駆動孔18の他方の縦縁24から幅方向内向きに延在している。このクローラ2では、幅方向において、それぞれのプレート26は縦縁24から内向きに延在している。一方のプレート26の先端28と他方のプレート26の先端28との間に、前述のベルト10の幅方向中心が位置している。
詳述はしないが、このクローラ2は、芯金等の金属製の部品を架橋ゴムで被覆して構成されている。本発明においては、この架橋ゴムからなる部分30、言い換えれば、被覆材は本体と称される。
このクローラ2は、部品として、架橋ゴムからなる本体30以外に、多数の芯金32を備えている。芯金32は、プレート状である。芯金32は、幅方向に延在している。このクローラ2では、多数の芯金32は長さ方向に間隔をあけて配置されている。図1及び図2に示されているように、芯金32はラグ12の部分に位置している。このクローラ2では、芯金32は本体30に埋設されている。
図示されていないが、このクローラ2は、部品としてさらに、一対の抗張体を備えている。それぞれの抗張体は、芯金32の幅方向外側部分(翼部)のラグ12の側に配置される。抗張体は、長さ方向に延在しており、ループを構成している。
このクローラ2では、部品は、本体30、芯金32及び抗張体に限られない。このクローラ2は、必要に応じて、芯金32、本体30及び抗張体以外の他の部品を含むことができる。
このクローラ2では、スプロケット6の歯8が咬合する駆動孔18に弾性弁20が設けられている。前述したように、弾性弁20は駆動孔18の略全体を塞いでいる。この弾性弁20は、クローラ2の外側からの土の侵入を防止する。この弾性弁20は少なくとも2枚のプレート26を備えており、これらのプレート26は駆動孔18とその縦縁24において連続している。これらのプレート26は、駆動孔18の横縁22からは分離されている。これらのプレート26は、扉のように動くことができる。このクローラ2では、弾性弁20はクローラ2の内側部分(以下、内部)からの土の排出を妨げない。このクローラ2の内部には、土は滞留しにくい。このクローラ2では、従来のクローラで確認されたような土の噛み込みを起因とした損傷が十分に防止される。このクローラ2では、耐久性の向上が達成される。本発明によれば、耐久性の向上が達成されたクローラ2が得られる。
図5には、クローラ2の一部としてのベルト10の断面が示されている。図5において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の厚さ方向である。この紙面の下側がこのクローラ2の外側であり、この紙面の上側がこのクローラ2の内側である。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の長さ方向である。
図5に示されているように、このクローラ2の、ベルト10の断面において、弾性弁20を構成するプレート26は根元34から先端28に向かって先細りな形状を呈している。このクローラ2では、プレート26の根元34の部分は硬質であり、その先端28の部分は軟質である。硬質な根元34の部分は外側からの土の侵入防止に寄与し、軟質な先端28の部分は内部からの土の排出に寄与する。内部に土が滞留しにくいので、土の噛み込みによる損傷が効果的に防止される。このクローラ2は、耐久性に優れる。この観点から、このクローラ2では、ベルト10の断面において、弾性弁20を構成するプレート26は根元34から先端28に向かって先細りな形状を呈しているのが好ましい。
このクローラ2では、プレート26は内面36と外面38とを備えている。内面36は、クローラ2の厚さ方向において、内側に位置している。図5に示されたベルト10の断面において、この内面36の輪郭は直線で表されている。この内面36は、幅方向に対して傾斜している。外面38は、クローラ2の厚さ方向において、外側に位置している。図5に示されたベルト10の断面において、この外面38の輪郭は直線で表されている。この外面38は、幅方向に対して傾斜している。
図5において、符号θuはこの内面36が幅方向に対してなす角度、すなわち、内面36の傾斜角度を表している。図5において、符号θuはこの内面36が幅方向に対してなす角度、すなわち、内面36の傾斜角度を表している。なお、内面36又は外面38の輪郭が直線でなく、曲線等を用いて表されている場合には、内面36又は外面38の幅方向外端及び内端を結んで得られる直線の傾斜角度によって、傾斜角度θu又は傾斜角度θsは表される。
前述したように、内面36は幅方向に対して傾斜している。プレート26が弾性弁20として機能するのであれば、この内面36が幅方向に延在するように、このプレート26が構成されてもよい。言い換えれば、この内面36の傾斜角度θuは0°以上である。クローラ2の内部での土の滞留が抑えられ、土の噛み込みが効果的に防止されるとの観点から、プレート26の内面36は幅方向に対して傾斜しているのが好ましい。具体的には、内面36の傾斜角度θuは5°以上が好ましく、50°以下が好ましい。
前述したように、外面38は幅方向に対して傾斜している。プレート26が弾性弁20として機能するのであれば、この外面38が幅方向に延在するように、このプレート26が構成されてもよい。言い換えれば、この外面38の傾斜角度θsは0°以上である。クローラ2の内部での土の滞留が抑えられ、土の噛み込みが効果的に防止されるとの観点から、プレート26の外面38は幅方向に対して傾斜しているのが好ましい。具体的には、外面38の傾斜角度θsは5°以上が好ましく、50°以下が好ましい。
図5に示されているように、このクローラ2では、内面36の、幅方向に対する傾斜は、外面38の、幅方向に対する傾斜よりも大きい。言い換えれば、内面36の傾斜角度θuは外面38の傾斜角度θsよりも大きい。このクローラ2では、プレート26は、外側から内側に向かって曲がりにくく、内側から外側に向かって曲がりやすい。このクローラ2では、弾性弁20が、外側からの土の侵入防止、及び、内部からの土の排出に効果的に寄与する。このクローラ2では、内部に土が滞留しにくいので、土の噛み込みが効果的に防止される。このクローラ2は、耐久性に優れる。この観点から、このクローラ2では、内面36の、幅方向に対する傾斜は、外面38の、幅方向に対する傾斜よりも大きいのが好ましい。
前述したように、このクローラ2では、好ましくは、内面36の傾斜角度θuは外面38の傾斜角度θsよりも大きい。これにより、土の噛み込みが効果的に防止されるので、このクローラ2では、耐久性の向上が図られる。この観点から、内面36の傾斜角度θuと外面38の傾斜角度θsとの差(θu−θs)は、10°以上が好ましく、30°以下が好ましい。この差(θu−θs)は、15°以上がより好ましく、25°以下がより好ましい。
このクローラ2では、一方のプレート26の先端28と、他方のプレート26の先端28との間には、隙間が設けられている。厚さ方向において、一方のプレート26と他方のプレート26とがオーバーラップしていないので、それぞれのプレート26の動きはスムーズである。このクローラ2では、特に、内部からの土の排出が促される。このクローラ2では、内部に土が滞留しにくいので、土の噛み込みが効果的に防止される。このクローラ2は、耐久性に優れる。この観点から、このクローラ2では、一方のプレート26の先端28と、他方のプレート26の先端28との間には、隙間が設けられているのが好ましい。
前述したように、このクローラ2では、駆動孔18の略全体が弾性弁20で塞がれている。これにより、外側からの土の侵入が効果的に抑えられる。この観点から、このクローラ2では、駆動孔18の面積に対する弾性弁20の面積の比率は70%以上が好ましく、75%以上がより好ましく、80%以上がさらに好ましい。駆動孔18が弾性弁20で完全に塞がれてしまうと、内部から土が排出されにくくなることが懸念される。土の排出の容易の観点から、この比率は99%以下が好ましく、95%以下がより好ましく、90%以下がさらに好ましい。なお、駆動孔18及び弾性弁20の面積は、図4に示されたクローラの平面図において特定される。
このクローラ2では、プレート26が、外側から内側に向かって曲がりにくく、内側から外側に向かって曲がりやすければ、このプレート26は様々な断面形状をとることができる。
図6には、弾性弁20を構成するプレート26の断面形状の変形例(プレート26bの断面形状)が示されている。図6において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の厚さ方向である。この紙面の下側がこのクローラ2の外側であり、この紙面の上側がこのクローラ2の内側である。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の長さ方向である。
図6に示されているように、ベルト10の断面において、プレート26bの外面38bの輪郭は直線で表されている。特に、この輪郭が直線で表された外面38bは幅方向に延在している。このプレート26bの内面36bの輪郭は、円弧を含んでいる。言い換えれば、この内面36bは曲面である。特にこの図6に示された弾性弁20では、内面36bの輪郭に含まれる円弧は、プレート26bの根元34から先端28に向かって延在している。この弾性弁20では、平面である外面38bと、曲面である内面36bとにより、プレート26bは、その断面形状が根元34から先端28に向かって先細りな形状を呈するように構成されている。このプレート26bでは、図5に示されたプレート26と同じく、根元34の部分は硬質であり、先端28の部分は軟質である。しかも内面36bの輪郭が円弧を含むように構成されているので、内面36bの、幅方向に対する傾斜は、外面38bの、幅方向に対する傾斜よりも大きい。この弾性弁20においても、プレート26bは、外側から内側に向かって曲がりにくく、内側から外側に向かって曲がりやすい。この弾性弁20を有するクローラ2では、弾性弁20が、外側からの土の侵入防止、及び、内部からの土の排出に効果的に寄与する。このクローラ2では、内部に土が滞留しにくいので、土の噛み込みが効果的に防止される。このクローラ2は、耐久性に優れる。この観点から、このクローラ2のベルト10の断面において、プレート26bの外面38bの輪郭が直線で表されており、このプレート26bの内面36bの輪郭が円弧を含んでおり、この円弧がプレート26bの根元34から先端28に向かって延在するように、弾性弁20のプレート26bが構成されてもよい。
図7には、弾性弁20を構成するプレート26の断面形状の他の変形例(プレート26cの断面形状)が示されている。図7において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の厚さ方向である。この紙面の下側がこのクローラ2の外側であり、この紙面の上側がこのクローラ2の内側である。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の長さ方向である。
図7に示された弾性弁20では、ベルト10の断面において、プレート26cは、その厚さがこのプレート26cの根元34から先端28に向かって段階的に小さくなるように構成されている。プレート26cの外面38cの輪郭は直線で表されている。特に、この輪郭が直線で表された外面38cは幅方向に延在している。外面38cが平面なので、この弾性弁20では、プレート26cの内面36cに複数の段差が形成されている。この弾性弁20では、平面である外面38cと、複数の段差が設けられた内面36cとにより、プレート26cは、その断面形状が根元34から先端28に向かって先細りな形状を呈するように構成されている。このプレート26cでは、図5に示されたプレート26と同じく、根元34の部分は硬質であり、先端28の部分は軟質である。しかも内面36cに複数の段差を設けることで、プレート26cの厚さが根元34から先端28に向かって段階的に小さくなるようにこのプレート26cが構成されているので、内面36cの、幅方向に対する傾斜は、外面38cの、幅方向に対する傾斜よりも大きい。この弾性弁20においても、プレート26cは、外側から内側に向かって曲がりにくく、内側から外側に向かって曲がりやすい。この弾性弁20を有するクローラ2では、弾性弁20が、外側からの土の侵入防止、及び、内部からの土の排出に効果的に寄与する。このクローラ2では、内部に土が滞留しにくいので、土の噛み込みが効果的に防止される。このクローラ2は、耐久性に優れる。この観点から、このクローラ2のベルト10の断面において、プレート26cの外面38cの輪郭が直線で表され、このプレート26cの厚さがこのプレート26cの根元34から先端28に向かって段階的に小さくなるようにこのプレート26cが構成されていてもよい。
図4に示されているように、弾性弁20を構成するプレート26の平面形状は矩形である。プレート26の先端28の部分は、長さ方向に直線状に延在している。このクローラ2では、力の作用によりプレート26が滑らか変形できるのであれば、このプレート26の先端28の部分は様々な形状をとることができる。
図8、図9、図10及び図11のそれぞれには、弾性弁20を構成するプレート26の平面形状の変形例が示されている。これらの図において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の長さ方向である。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の厚さ方向である。
図8に示された弾性弁20では、プレート26dの先端28の部分はジグザグ状を呈している。図9においては、プレート26eの先端28の部分はS字状を呈している。図10においては、プレート26fの先端28の部分はステップ状を呈している。図11に示されたプレート26gでは、その先端28の部分の長さ方向中心に凹み40が設けられている。
プレート26において、先端28の部分の形状は、この先端28の部分の剛性に寄与する。特に、プレート26の先端28の部分は根元34の部分よりも軟質である。このため、先端28の部分の形状がこの先端28の部分の長さ方向の剛性に反映されやすい。このクローラ2では、先端28の部分の形状を調整することで、内部から排出される土の、排出位置のコントロールが可能である。この観点から、このクローラ2では、プレート26の先端28の部分はジグザグ状を呈していてもよい。このプレート26の先端28の部分は、S字状を呈していてもよい。さらにはプレート26の先端28の部分は、ステップ状を呈していてもよい。そして先端28の部分の長さ方向中心に、凹み40が設けられていてもよい。
図12には、弾性弁20の変形例(以下、弾性弁20b)が示されている。図12において、左右方向はクローラ2の幅方向である。上下方向は、クローラ2の長さ方向である。紙面に対して垂直な方向は、クローラ2の厚さ方向である。
この弾性弁20bは、4枚のプレート26を備えている。図12に示されているように、2枚のプレート26が一方の縦縁24から幅方向内向きに延在しており、残りの2枚のプレート26は他方の縦縁24から幅方向内向きに延在している。それぞれの縦縁24においては、2枚のプレート26は長さ方向に並列されている。この弾性弁20bは、4枚のプレート26で構成されているので、図4に示された2枚のプレート26で構成された弾性弁20に比して、柔軟である。この弾性弁20bがクローラ2の湾曲の程度に与える影響はかなり小さい。弾性弁20bを構成するプレート26がかなり大きな厚みを有していても、クローラ2は容易に湾曲できる。この弾性弁20bは、クローラ2の湾曲の容易に寄与する。それぞれのプレート26の変形も容易であるので、この弾性弁20bは内部からの土の排出にも寄与する。この弾性弁20bは、土の噛み込み防止に効果的に寄与する。この観点から、このクローラ2では、縦縁24から幅方向内向きに延在し、長さ方向に並列されるプレート26の枚数は3枚以上に設定されてもよい。言い換えれば、このクローラ2では、弾性弁20bが一方の縦縁24から内向きに延在するプレート26を少なくとも2枚備えており、これらのプレート26が長さ方向に並列されていてもよい。
このクローラ2では、プレート26の硬さは50以上が好ましく、80以下が好ましい。この硬さが50以上に設定されたプレート26は、適度に硬い。このプレート26を有する弾性弁20は、外側からの土の侵入防止に寄与する。この硬さが80以下に設定されたプレート26は、適度に軟らかい。このプレート26を有する弾性弁20は、内部からの土の排出を促す。硬さが50以上80以下に設定されたプレート26を有する弾性弁20は、内部への土の侵入を抑えつつ、内部からの土の排出を妨げない。土の噛み込みによる損傷が効果的に防止されるので、このクローラ2では、耐久性のさらなる向上が図られる。
本発明において、硬さは、「JIS K6253」の規定に準じ、タイプAのデュロメータによって測定される。具体的には、23℃の温度下において、図3に示された断面にこのデュロメータが押し付けられ、硬さが測定される。
以上説明されたクローラの駆動孔に弾性弁を設ける技術は、種々のタイプのクローラにも適用されうる。
2・・・クローラ
4・・・走行装置
6・・・スプロケット
8・・・歯
10・・・ベルト
12、12a、12b・・・ラグ
18・・・駆動孔
20、20b・・・弾性弁
22・・・横縁
24・・・縦縁
26、26b、26c、26d、26e、26f、26g・・・プレート
28・・・プレート26の先端
34・・・プレート26の根元
36、36b、36c・・・内面
38、38b、38c・・・外面
40・・・凹み

Claims (7)

  1. 内側からスプロケットが当接するベルトと、それぞれに上記スプロケットの歯が咬合する多数の駆動孔と、それぞれの駆動孔の内側に位置する弾性弁とを備えており、
    上記駆動孔が、幅方向に延在する一対の横縁と、長さ方向に延在する一対の縦縁とを備えており、
    上記弾性弁が、少なくとも2枚のプレートを備えており、
    幅方向において、それぞれのプレートが上記縦縁から内向きに延在しており、
    上記プレートが上記横縁から分離されている、クローラ。
  2. 上記弾性弁が、一方の上記縦縁から内向きに延在する上記プレートを少なくとも2枚備えており、
    これらのプレートが長さ方向に並列されている、請求項1に記載のクローラ。
  3. 上記ベルトの断面において、上記プレートが根元から先端に向かって、先細りな形状を呈している、請求項1又は2に記載のクローラ。
  4. 上記プレートが、内側に位置する内面と、外側に位置する外面とを備えており、
    上記内面の、幅方向に対する傾斜が、上記外面の、幅方向に対する傾斜よりも大きい、請求項3に記載のクローラ。
  5. 上記ベルトの断面において、上記外面の輪郭及び上記内面の輪郭が直線で表されている、請求項4に記載のクローラ。
  6. 上記ベルトの断面において、上記外面の輪郭が直線で表されており、上記内面の輪郭が円弧を含んでおり、
    上記円弧が、上記プレートの根元から先端に向かって延在している、請求項4に記載のクローラ。
  7. 上記ベルトの断面において、上記外面の輪郭が直線で表されており、
    上記プレートが、その厚さが、このプレートの根元から先端に向かって段階的に小さくなるように構成されている、請求項4に記載のクローラ。
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