以下、本発明の実施形態に係る防災システム100、火災受信機1、及び中継器3について図1〜図5を参照して説明する。ただし、以下に説明する実施形態(変形例を含む)は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計などに応じて種々の変更が可能である。
(実施形態1)
(1)防災システムの概要
実施形態1の防災システム100について図1を参照して説明する。
防災システム100は、火災の発生を検知するシステムである。防災システム100は、例えば、オフィスビルなどの建物内に設置され、建物内の火災の発生を検知する。なお、防災システム100は、オフィスビルなどのような商用施設の他にも、戸建住宅などに設置されてもよい。
防災システム100は、火災受信機1と、複数(ここでは2つ)の中継器3と、複数(ここでは6つ)の火災感知器2と、複数(ここでは2つ)の発信機200と、音響装置4と、を備えている。
火災受信機1と複数の中継器3とは第1通信線L1で接続されている。火災受信機1と複数の中継器3とは、一例として、カスケード接続により第1通信線L1を介して通信する。火災受信機1と中継器3とは、一例として、R型(Record-type)の通信方式で通信する機器である。一方、複数の火災感知器2と、複数の発信機200とは、一例としてP型(Proprietary-type)の通信方式で中継器3と通信する機器である。
各中継器3には、第2通信線L2が接続されている。第2通信線L2には、複数(ここでは3つ)の火災感知器2と、発信機200とが電気的に接続されている。各火災感知器2は、例えば、煙を感知する感知器、及び熱を感知する感知器などである。各火災感知器2は、火災の発生を検知すると、火災の発生を通知する信号(以下、火災報と呼ぶ。)を、第2通信線L2に出力する。各発信機200は、一例として、押し釦を有し、押し釦が押し操作されると火災報を第2通信線L2に出力する。中継器3は、火災報を受信すると、第1通信線L1を介して火災報を火災受信機1に送信する。したがって、火災受信機1は、複数の火災感知器2のうち少なくとも1つの火災感知器2から火災報を受信することができる。
火災受信機1は、火災報を受信すると、火災の発生を報知する動作を行う。火災の発生を報知する動作は、例えば、建物内に設置された音響装置4を鳴動させたり、電気通信回線を介して建物の外部の施設(例えば消防署など)に通報したりする動作である。
実施形態1の防災システム100では、1つの中継器3と、複数(ここでは3つ)の火災感知器2と、1つの発信機200とにより火災感知システム5を構成している。防災システム100は、一例として、2つの火災感知システム5を有している。以下の説明では、火災受信機1と、1つの火災感知システム5における複数の火災感知器2及び中継器3と、について説明する。なお、防災システム100は、2つの火災感知システム5を有することに限らず、1つ又は3つ以上の火災感知システム5を有していてもよい。
(2)火災受信機の構成
火災受信機1は、図2に示すように、第1通信部14と、第1制御部15と、第1記憶部11(記憶部)と、表示部12と、操作部13と、を有する。
第1通信部14には第1通信線L1が接続されている。第1記憶部11は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などのような不揮発性のメモリを有する。第1記憶部11は、第1アドレス情報と、複数の第2アドレス情報と、を記憶する。
第1制御部15は、第1通信部14と、第1制御部15と、第1記憶部11と、表示部12と、操作部13と、の各々を制御する。第1制御部15は、例えば、火災受信機1が有するマイクロコンピュータが、マイクロコンピュータの内蔵するメモリからプログラムなどを読み込んで実行することにより実現されている。第1制御部15は、第1応答信号(図3参照)を中継器3に要求する第1要求信号(図3参照)を、第1通信部14から中継器3の第3通信部33に送信させる。第1応答信号は、複数の第2アドレス情報と、各火災感知器2の種類(例えば、熱感知器、煙感知器など)と、各火災感知器2の感度に関する情報(例えば第1種〜第3種など)と、を含む信号である。
第1制御部15は、第1応答信号を受信することにより中継器3から取得した第1アドレス情報と複数の第2アドレス情報とを第1記憶部11に記憶させる。言い換えると、第1制御部15は、第1アドレス情報と複数の第2アドレス情報とを第1記憶部11に登録する。第1制御部15は、第1アドレス情報と複数の第2アドレス情報とに基づいて、火災感知システム5の中継器3及び複数の火災感知器2を判別することができる。第1制御部15は更に、第1応答信号に含まれる各火災感知器2の種類と感度に関する情報とを第1記憶部11に記憶させることができる。
第1制御部15は、第1記憶部11に記憶した第1アドレス情報及び複数の第2アドレス情報と、中継器3から取得した第1アドレス情報及び複数の第2アドレス情報と、を比較する機能を有する。第1制御部15は更に、第1記憶部11に記憶した各火災感知器2の種類及び感度に関する情報と、中継器3から取得した各火災感知器2の種類及び感度に関する情報と、を比較する機能を有する。以下、第1記憶部11に記憶した第1アドレス情報と、複数の第2アドレス情報と、各火災感知器2の種類と、各火災感知器2の感度に関する情報と、のことを「記憶済み情報」とも呼ぶ。また、中継器3から取得した第1アドレス情報と、複数の第2アドレス情報と、各火災感知器2の種類と、各火災感知器2の感度に関する情報と、のことを「取得済み情報」とも呼ぶ。第1制御部15は、記憶済み情報と取得済み情報との比較を、火災感知システム5ごとに行う。火災感知システム5は中継器3を有しているので、換言すれば、第1制御部15は、中継器3の第1アドレス情報ごとに記憶済み情報と取得済み情報との比較を行う。第1制御部15は、記憶済み情報と、取得済み情報とを中継器3ごとに比較し、比較結果に応じた出力を行う。「比較結果に応じた出力」とは、例えば、第1制御部15が表示部12に比較結果を表示させるための表示部12への信号の出力などである。なお、第1制御部15が各火災感知器2の種類と感度に関する情報とを第1記憶部11に記憶させる構成は必須ではなく省略可能である。また、記憶済み情報及び取得済み情報には、他にも例えば、機器の名称などの適宜の情報を含んでいてもよい。
第1制御部15は、記憶済み情報を変更及び削除可能である。第1制御部15は、例えば、作業者が操作部13に入力した操作内容に応じて、記憶済み情報を変更及び削除可能できる。また、第1制御部15は、作業者が操作部13に入力した操作内容に応じて、第1要求信号を第1通信部14から中継器3に送信させることができる。また、第1制御部15は、操作部13からの入力操作なしに、周期的に(例えば24時間ごとに)第1要求信号を第1通信部14から中継器3に送信させることも可能である。なお、第1制御部15の動作の詳細については「(5)第1記憶部への第1、第2アドレス情報の記憶手順」にて説明する。
表示部12は、例えば、液晶パネルディスプレイを有し、文字情報を表示することができる。表示部12は、一例として、第2アドレス情報を1つずつ表示することができる。表示部12は更に、表示している第2アドレス情報に対応する火災感知器2の種類と、火災感知器2の感度に関する情報と、を表示することができる。なお、表示部12は、液晶パネルディスプレイに限らず、LED(Light Emitting Diode)などを採用した7セグメントのディスプレイ、及び有機エレクトロルミネッセンスディスプレイなど、適宜の表示装置でもよい。
操作部13は、複数のスイッチを有する。複数のスイッチは、例えば、テンキー及び文字を入力するためのボタン、及び表示部12の表示内容を切り替えるためのボタン(例えば、操作を次に進めるためのボタン、前の操作に戻るためのボタン、OKボタン、及びキャンセルボタン)などを含んでいる。作業者は、表示部12の表示内容を確認して、操作部13を操作することにより、記憶済み情報の確認、取得済み情報の第1記憶部11への記憶(登録)、変更、及び破棄(削除)をすることができる。以下、取得済み情報の第1記憶部11への記憶(登録)、登録済み情報の変更及び破棄のことを取得済み情報又は登録済み情報の管理とも呼ぶ。
操作部13は、複数のスイッチが操作されることにより、火災受信機1から中継器3及び各火災受信機1に対して任意の信号を送信するための操作を受け付ける。任意の信号は、例えば、後述する第1〜第4要求信号、各火災感知器2のアライブチェックのための信号、自動試験を実施するための信号、などである。
なお、火災受信機1は、表示部12と操作部13とを兼ねるタッチパネルディスプレイを有していてもよい。
(3)中継器の構成
中継器3は、第2通信部32と、第3通信部33と、第2制御部34と、変換部35と、第2記憶部31と、を有している。第3通信部33には第1通信線L1が接続されている。第2通信部32には第2通信線L2が接続されている。変換部35は、第2通信部32と第3通信部33との間のプロトコル変換を行う。
第2記憶部31は、例えば、EEPROMなどのような不揮発性のメモリを有する。第2記憶部31は、第1アドレス情報を記憶している。第1アドレス情報は、複数の中継器3に一対一に対応するアドレス情報であり、中継器3ごとに異なる。第1アドレス情報は、例えば、数列及び文字列のうち少なくとも一方で表される情報である。第1アドレス情報は、例えば、作業者が各中継器3を建物内に設置する前に、アドレス設定器などを介して各中継器3の第2記憶部31に書き込まれている。
また、第2記憶部31は、第2通信線L2に接続されている複数の火災感知器2から取得した複数の第2アドレス情報を記憶する。
第2制御部34は、第2通信部32と、第3通信部33と、変換部35と、第2記憶部31と、の各々の動作を制御する。第2制御部34は、例えば、中継器3が有するマイクロコンピュータが、マイクロコンピュータの内蔵するメモリからプログラムなどを読み込んで実行することにより実現されている。第2制御部34は、第3通信部33で受信した任意の信号に含まれる内容に基づいて、複数の火災感知器2と通信する。例えば、第3通信部33が第1要求信号を受信した場合、第1制御部15は、複数の火災感知器2の各々と通信して複数の第2アドレス情報を取得し、複数の第2アドレス情報を含む第1応答信号を火災受信機1に送信する。言い換えると、中継器3は、複数の第2アドレス情報を1つにまとめて火災受信機1に送信することができる。なお、第2制御部34の動作の詳細については「(5)第1記憶部への第1、第2アドレス情報の記憶手順」にて説明する。
(4)火災感知器の構成
複数の火災感知器2は、第4通信部21と、第3制御部22と、第3記憶部23と、を有している。第4通信部21には第2通信線L2が接続されている。第3制御部22は、例えば、火災感知器2が有するマイクロコンピュータが、マイクロコンピュータの内蔵するメモリからプログラムなどを読み込んで実行することにより実現されている。第3制御部22は、第4通信部21と第3記憶部23とを制御する。また、第3制御部22は、図示しないセンサ(例えば煙検知素子及び熱検知素子など)から検知結果を取得する。
複数の火災感知器2の第4通信部21はそれぞれ、第2通信線L2を介して中継器3の第2通信部32に接続されている。第2通信線L2は、少なくとも2本の電線を有する。第4通信部21は、渡り配線方式により第2通信線L2の2本の電線間に接続されている。以下、複数の第4通信部21と第2通信部32とを電気的に接続する電線のことを第2通信線L2と呼ぶ。複数の第4通信部21はそれぞれ、第2通信線L2を介して第2通信部32と通信することができる。第4通信部21は、第2通信線L2の2本の電線間の電圧を変化させて中継器3の第2通信部32に信号を送信する。一方、中継器3は、第2通信線L2の2本の電線間の電圧を変化させて信号を複数の第4通信部21に送信する。第4通信部21と第2通信部32との間の通信方式は、例えば時分割通信方式である。
第3記憶部23は、例えばEEPROMなどのような不揮発性のメモリを有する。第3記憶部23は、第2アドレス情報を記憶している。第2アドレス情報は、複数の火災感知器2に一対一に対応するアドレス情報であり、火災感知器2ごとに異なる。第2アドレス情報は、例えば、数列及び文字列で表される情報である。第2アドレス情報は、各火災感知器2が建物内に設置される前にアドレス設定器などを介して第3記憶部23に書き込まれている。
(5)第1記憶部への第1、第2アドレス情報の記憶手順
火災受信機1が第1記憶部11に第1アドレス情報及び第2アドレス情報を記憶する手順について図3を参照して説明する。なお、以下の説明では、3つの火災感知器2を火災感知器2a,2b,2cとも呼ぶ。火災感知器2a,2b,2cにはそれぞれ第2アドレス情報としてAD11,AD12,AD13が割り当てられている。
中継器3の第2制御部34は、起動完了後に、中継器3の第3通信部33が火災受信機1の第1通信部14と通信可能な状態になると、火災受信機1の第1通信部14に第1アドレス情報を送信する(P1)。第2制御部34は、他にも例えば、火災受信機1の第1通信部14から第1アドレス情報を要求する信号を受信した場合にも、火災受信機1の第1通信部14に第1アドレス情報を送信する。
火災受信機1の第1制御部15は、第1通信部14が受信した第1アドレス情報を第1記憶部11に記憶させる(P2)。以下の表1は、第1記憶部11に第1アドレス情報及び第2アドレス情報が未登録である場合の第1記憶部11の記憶状態を示している。一方、表2は、第1制御部15が第1記憶部11に第1アドレス情報を記憶させた後の第1記憶部11の記憶状態を示している。表2では、中継器3のアドレスとして「AD10」が第1記憶部11に記憶されている。なお、第1アドレス情報は、中継器3の第3通信部33が送信することに限らず、作業者が火災受信機1の操作部13を操作して第1アドレス情報を第1記憶部11に記憶させてもよい。
第1制御部15は、アドレスとしてAD10が割り当てられた中継器3の第3通信部33に第1要求信号を送信する(P3)。第1要求信号は、中継器3に接続された複数の火災感知器2の全てのアドレス情報を中継器3に対して要求する信号である。
中継器3の第2制御部34は、第3通信部33が第1要求信号を受信すると、第2通信部32から複数の火災感知器2の第4通信部21に第2要求信号を送信させる(P4)。第2要求信号は、各火災感知器2に割り当てられた第2アドレス情報を各火災感知器2に対して要求する信号である。
各火災感知器2の第4通信部21が第2要求信号を受信すると、第3制御部22は、各火災感知器2に割り当てられたタイムスロットにて、第3記憶部23に記憶された第2アドレス情報を第4通信部21から中継器3の第2通信部32に送信させる(P5)。
中継器3の第2通信部32が第2アドレス情報を受信すると、中継器3の第2制御部は、受信した第2アドレス情報を第2記憶部31に記憶させる。なお、第2通信部32が第2アドレス情報を受信した際に、第2制御部34が第2アドレス情報を第2記憶部31に記憶させる構成は必須の構成ではなく、第2制御部34は、例えば、第2アドレス情報をマイクロコンピュータのメモリなどに保持させてもよい。
第2制御部34は、複数の火災感知器2の全てから複数の第2アドレス情報を受信すると、第1応答信号を生成し、第1応答信号を第3通信部33から火災受信機1の第1通信部14に送信させる(P6)。第1応答信号は、第1要求信号に対して応答する信号であり、中継器3と通信可能な全ての火災感知器2に対応する複数の第2アドレス情報を含む信号である。
ここで、第2制御部34が複数の火災感知器2の全てから複数の第2アドレス情報を受信したか否かを判断する方法として、例えば、第2通信部32が第1要求信号を送信した時点からの経過時間を利用する方法がある。第2制御部34は、中継器3に接続可能な火災感知器2の台数と、各火災感知器2に割り当てられるタイムスロットの長さとの積によって定まる時間を待ち時間とする。第2制御部34は、第1要求信号を送信した時点から当該待ち時間が経過する時点までに受信した複数の第2アドレス情報を、全ての火災感知器2に対応する複数の第2アドレス情報であると判断する。
火災受信機1の第1通信部14が第1応答信号を受信すると、火災受信機1の第1制御部15は、第1応答信号に含まれる複数の第2アドレス情報を取得する。第1制御部15は、取得した各第2アドレス情報を表示部12に表示させる(P7)。作業者は、表示部12の表示内容を確認して、第2アドレス情報の管理操作を行うことができる(P8)。作業者は、例えば、表示部12の表示内容と、実際に中継器3に接続されている各火災感知器2とを比較して、表示内容が正しければ、操作部13を操作して各第2アドレス情報を第1記憶部11に記憶させる。一方、作業者は、表示部12の表示内容が正しくなければ、操作部13を操作して第1記憶部11への各第2アドレス情報の記憶をキャンセルできる。作業者が操作部13を操作して複数の第2アドレス情報を第1記憶部11に記憶させることにより、第1記憶部11への第2ドレス情報の記憶(登録)が完了する(P9)。第1記憶部11に記憶された第1アドレス情報と複数の第2アドレス情報とは、記憶済み情報となる。これにより、火災感知システム5の中継器3及び複数の火災感知器2が火災受信機1に登録された状態となる。表3は、中継器3の第1アドレス情報及び火災感知器2a,2b,2cの第2アドレス情報が記憶済み情報として記憶された場合における、第1記憶部11の記憶状態を示している。
ここで、第1制御部15は、第1応答信号の送信元である中継器3の第1アドレス情報と、第1応答信号に含まれる複数の第2アドレス情報と、を関連付けて第1記憶部11に記憶させている。第1制御部15は、一例として、各第2アドレス情報と、各第2アドレス情報の送信元である中継器3の第1アドレス情報とを1セットとして記憶済み情報を管理している。言い換えると、第1制御部15は、複数の第2アドレス情報を中継器3の第1アドレス情報ごとに管理する。
例えば、防災システム100における火災感知器2bが交換されるなどして第2アドレス情報が変更された場合に、第1制御部15は、交換された火災感知器2bが接続された中継器3の第1アドレスに関連付けられた複数の第2アドレス情報のみ更新すればよい。そのため、第1制御部15は、防災システム100の全ての第2アドレス情報を再取得することなしに、交換された火災感知器2bの第2アドレス情報を更新することができる。また、交換された火災感知器2bの第2アドレス情報が未知であっても、中継器3から火災感知器2bの第2アドレス情報を取得できるので、火災感知器2bの交換後に火災感知器2bの第2アドレス情報を第1記憶部11に記憶させる手間が省ける。
次に、火災感知器2bが故障などして1つの火災感知器2bを交換した場合に、火災感知器2bの第2アドレス情報がAD12からAD14になる場合について説明する。
作業者は、火災受信機1の操作部13を操作して、火災受信機1の第1通信部14から中継器3の第3通信部33に第1要求信号を送信させる。火災受信機1の第1制御部15は、取得済み情報と、記憶済み情報とを比較する。表4は、取得済み情報を示す。
第1制御部15は、例えば、表4に示す取得済み情報と、表3に示す記憶済み情報とを比較して、火災感知器2bの第2アドレス情報がAD12からAD14に変更されたと判定する。そして第1制御部15は、変更後の火災感知器2の第2アドレス情報を表示部12に表示させる。作業者は、表示部12の表示内容と、変更後の火災感知器2bの第2アドレス情報とを比較して、火災感知器2bが交換されたことを確認することができる。なお、上記の例では、交換対象の火災感知器2bの第2アドレス情報と、交換後の火災感知器2bの第2アドレス情報とを異ならせているが、これに限らず、火災感知器2bの交換前後で同一の第2アドレス情報としてもよい。その場合、作業者は、火災感知器2bの第2アドレス情報が変更されていない状態で中継器3と通信可能となっていることを表示部で確認することにより、火災感知器2が交換されたことを確認することができる。
(6)第1、第2アドレス情報の破棄手順
火災受信機1が第1記憶部11から第1アドレス情報及び第2アドレス情報を破棄する手順について図4を参照して説明する。以下では、火災受信機1と通信可能な状態となっている中継器3を第1通信線L1から外して中継器3と火災受信機1との接続を解除する場合を例にして説明する。
作業者は、中継器3を第1通信線L1から外す前に、火災受信機1の操作部13を操作して、第3要求信号を火災受信機1の第1通信部14から中継器3の第3通信部33に送信させる(P21)。第3要求信号は、中継器3の第2記憶部31に記憶されている複数の第2アドレス情報を破棄させるように中継器3に要求する信号である。中継器3の第2制御部34は、中継器3の第3通信部33が第3要求信号を受信すると、第2記憶部31に記憶されている複数の第2アドレス情報を破棄する(P22)。第2制御部34は、第2記憶部31から複数の第2アドレス情報を破棄した後に、第3通信部33から火災受信機1の第1通信部14に第3応答信号を送信させる(P23)。
火災受信機1の第1制御部15は、第1通信部14が第3応答信号を受信すると、第3応答信号の送信先の中継器3に割り当てられた第1アドレス情報と、その第1アドレス情報に関連付けられた複数の第2アドレス情報と、の両方を破棄する(P24)。これにより、火災受信機1と通信できない火災感知器2の第2アドレス情報が第1記憶部11に残ることが防止される。その後、作業者は、中継器3を第1通信線L1から取り外す(P25)。
次に、火災受信機1と中継器3とが通信できなくなった場合に、火災受信機1が第1記憶部11から第1アドレス情報及び第2アドレス情報を破棄する手順について図5を参照して説明する。火災受信機1と中継器3とが通信できなくなった場合とは、例えば、作業者が中継器3を第1通信線L1から取り外した場合などである。
作業者は、第1通信線L1から中継器3を取り外す(P31)。火災受信機1の第1制御部15は、中継器3の第3通信部33に第4要求信号を送信する(P32)。第4要求信号は、例えば、アライブチェック用の信号であり、火災受信機1の操作部13の操作に応じて第1通信部14から中継器3の第3通信部33に送信される信号である。なお、第4要求信号は、操作部13への入力操作なしに、周期的に(例えば24時間ごとに)第1通信部14から中継器3の第3通信部33に送信されてもよい。
第1制御部15は、第1通信部14が第4応答信号を送信した時点から所定の時間が経過する時点までの間に第1通信部14が第4応答信号を受信すると、第4要求信号の送信先の中継器3と通信可能であると判定する。一方、第1制御部15は、第1通信部14が第4応答信号を送信した時点から所定の時間が経過する時点までの間に第4応答信号を受信できなかった場合、タイムアウトしたと判定し、第4要求信号の送信先の中継器3と通信できないと判定する(P33)。
第1制御部15は、第4要求信号の送信先の中継器3と通信できないと判定した場合、第4要求信号の送信先の第1アドレス情報と、その第1アドレス情報に関連付けられた複数の第2アドレス情報とを表示部12に表示させる(P34)。作業者は、第1通信線L1から取り外した中継器3の第1アドレス情報と、表示部12に表示された第1アドレス情報とが一致していることを確認し、第1アドレス情報と複数の第2アドレス情報とを削除する操作を操作部13に入力する(P35)。第1制御部15は、操作部13に入力された操作に応じて、第4要求信号の送信先の第1アドレス情報と、その第1アドレス情報に関連付けられた複数の第2アドレス情報とを第1記憶部11から破棄する(P36)。
ところで、ステップP34,P35は、ステップP36の後に実行されてもよい。例えば、第1制御部15は、第4要求信号の送信先の中継器3と通信できないと判定した場合、記憶済み情報を破棄し、その後に、表示部12に記憶済み情報の破棄を表示させて、作業者からの操作部13への入力操作を待ってもよい。他にも例えば、ステップP34,P35は省略されてもよい。これにより、火災受信機1は、例えば、中継器3が第1通信線L1から取り外されて、この中継器3の第1アドレス情報が第1記憶部11から削除された場合、この第1アドレス情報に対応する複数の第2アドレス情報を自動的に破棄することになる。
ところで、火災受信機1の第1記憶部11には、火災受信機1の操作部13を操作することにより第1アドレス情報を記憶させることができる。例えば、第1アドレス情報を火災受信機1に送信する機能を有していない中継器3でも、作業者が操作部13を操作して、その中継器3に割り当てられた第1アドレス情報を第1記憶部11に記憶させることにより、その中継器3と火災受信機1とが通信可能となる。しかしながら、この場合、作業者が誤った第1アドレス情報を操作部13に入力すると、誤った第1アドレス情報が第1記憶部11に記憶されることになる。そこで、火災受信機1の第1制御部15は、第1アドレス情報が第1記憶部11に記憶されると、記憶された第1アドレス情報が割り当てられた中継器3の第3通信部33に確認信号を送信し、第3通信部33と通信できるか否かを判定する。第1制御部15は、確認信号を送信した時点から所定の時間が経過する時点までの間に、確認信号に対する応答信号を第1通信部14が受信できた場合、第1通信部14から第3通信部33に第1要求信号を送信することができる。
一方、第1制御部15は、第1通信部14が確認信号を送信した時点から所定の時間が経過する時点までの間に、確認信号に対応する応答信号を第1通信部14が受信できなかった場合、当該第1アドレス情報を第1記憶部11から破棄する。そして第1制御部15は、当該第1アドレス情報を第1記憶部11から破棄したことを表示部12に表示させる。これにより、誤って第1記憶部11に記憶された第1アドレスが第1記憶部11から破棄される。また、作業者は、誤って入力した第1アドレス情報が第1記憶部11から破棄されたことを表示部12の表示内容から知ることができる。
(7)まとめ
以上説明したように、実施形態1の防災システム100は、火災受信機1と、中継器3と、を備えている。火災受信機1は、複数の火災感知器2のうち少なくとも1つの火災感知器2から火災の発生を通知する信号を受信する。中継器3は、複数の火災感知器2と火災受信機1との通信を中継する。中継器3は、自己に割り当てられた第1アドレス情報を記憶する。複数の火災感知器2は、複数の火災感知器2に一対一に割り当てられた複数の第2アドレス情報を記憶する。中継器3は、自己の第1アドレス情報を火災受信機1に送信する機能と、複数の第2アドレス情報を複数の火災感知器2から取得する機能と、複数の第2アドレス情報を火災受信機1に送信する機能と、を有する。火災受信機1は、第1記憶部11(記憶部)を有し、第1記憶部11(記憶部)に記憶した第1アドレス情報が割り当てられた中継器3から複数の第2アドレス情報を取得して複数の第2アドレス情報を第1記憶部11(記憶部)に記憶するように構成されている。
上記構成によれば、火災受信機1は、複数の火災感知器2と直接的に通信することなしに、第1アドレス情報が割り当てられた中継器3から複数の第2アドレス情報を取得することができる。火災受信機1は、第1記憶部11(記憶部)に中継器3の第1アドレス情報が記憶されていれば、第1記憶部11(記憶部)に第2アドレス情報が記憶されていなくても、中継器3から第2アドレス情報を取得できる。言い換えると、防災システム100では、火災受信機1が火災感知器2と直接的に通信できない状況でも火災感知器2に割り当てられたアドレス情報(ここでは第2アドレス情報)を火災受信機1が取得できる。
実施形態1の防災システム100において、中継器3を複数備え、火災受信機1は、複数の第2アドレス情報を中継器3の第1アドレス情報ごとに管理することが好ましい。これにより、火災受信機1は、中継器3とその中継器3と通信する複数の火災感知器2とを1つのグループとして、それらの第1アドレス情報及び第2アドレス情報をまとめて管理することができる。
実施形態1の防災システム100において、火災受信機1は、中継器3から取得した複数の第2アドレス情報と、第1記憶部11(記憶部)に記憶されている複数の第2アドレス情報と、を中継器3ごとに比較する。火災受信機1は、比較結果に応じた出力を行うように構成されたことが好ましい。これにより、火災受信機1は、第1記憶部11(記憶部)に記憶されている全ての第2アドレス情報について第2アドレス情報が変更されたか否かの比較を行うよりも短い時間で、比較結果に応じた出力を行うことができる。
実施形態1の防災システム100において、火災受信機1は、表示部12と、操作部13と、を更に有する。表示部12は、複数の第2アドレス情報の記憶状態を表示する。操作部13は、記憶状態を変更する操作を受け付ける。火災受信機1は、操作部13での操作に応じて記憶状態を変更するように構成されたことが好ましい。上記構成によれば、火災受信機1は、操作部13で受け付けた操作に応じて複数の第2アドレス情報の記憶状態を変更することができる。これにより、作業者は、表示部12を見て複数の第2アドレス情報の記憶状態を確認することができ、複数の第2アドレス情報の記憶状態に基づいて当該記憶状態を変更するように操作部を操作することができる。なお、「第2アドレス情報の記憶状態の変更」は、第2アドレス情報に含まれる値の変更の他にも、第2アドレス情報の破棄も意味する。
実施形態1の防災システム100において、火災受信機1は、第1記憶部11(記憶部)から第1アドレス情報が削除された場合、この第1アドレス情報に対応する複数の第2アドレス情報を破棄するように構成されたことが好ましい。これにより、火災受信機1は、例えば、中継器3が交換された場合に、この中継器3に対応する複数の火災感知器2に割り当てられた複数の第2アドレス情報を第1記憶部11(記憶部)から自動的に破棄することができる。
実施形態1の防災システム100において、火災受信機1は、複数の第2アドレス情報の送信を要求する第1要求信号(要求信号)を中継器3に送信するように構成されている。中継器3は、第1要求信号(要求信号)を受信すると、複数の火災感知器2から複数の第2アドレス情報を取得し、取得した複数の第2アドレス情報を火災受信機1に送信するように構成されたことが好ましい。上記構成によれば、中継器3は、第1要求信号(要求信号)を受信するごとに複数の火災感知器2から複数の第2アドレス情報を取得して、取得した複数の第2アドレス情報を火災受信機1に送信することができる。これにより、火災受信機1は、第1要求信号(要求信号)を中継器3に送信した時点における複数の第2アドレス情報を中継器3から取得することができる。
実施形態1の火災受信機1は、複数の火災感知器2のうち少なくとも1つの火災感知器2から火災の発生を通知する信号を、中継器3を介して受信する。中継器3は、自己に割り当てられた第1アドレス情報を記憶し、複数の火災感知器2と火災受信機1との通信を中継する。複数の火災感知器2は、複数の火災感知器2に一対一に割り当てられた複数の第2アドレス情報を記憶する。中継器3は、自己の第1アドレス情報を火災受信機1に送信する機能と、複数の第2アドレス情報を複数の火災感知器2から取得する機能と、複数の第2アドレス情報を火災受信機1に送信する機能と、を有する。火災受信機1は、第1記憶部11(記憶部)を有し、第1記憶部11(記憶部)に記憶した第1アドレス情報が割り当てられた中継器3から複数の第2アドレス情報を取得して複数の第2アドレス情報を第1記憶部11(記憶部)に記憶するように構成されている。
上記構成によれば、第1記憶部11(記憶部)に中継器3の第1アドレス情報が記憶されていれば、火災受信機1は、第1記憶部11(記憶部)に第2アドレス情報が記憶されていなくても、中継器3から第2アドレス情報を取得できる。そのため、火災受信機1が火災感知器2と直接的に通信できない状況でも火災感知器2に割り当てられたアドレス情報(ここでは第2アドレス情報)を火災受信機1が取得できる。
実施形態1の中継器3は、複数の火災感知器2と火災受信機1との通信を中継する。火災受信機1は、複数の火災感知器2のうち少なくとも1つの火災感知器2から火災の発生を通知する信号を受信する。中継器3は、自己に割り当てられた第1アドレス情報を記憶する。複数の火災感知器2は、複数の火災感知器2に一対一に割り当てられた複数の第2アドレス情報を記憶する。中継器3は、自己の第1アドレス情報を火災受信機1に送信する機能と、複数の第2アドレス情報を複数の火災感知器2から取得する機能と、複数の第2アドレス情報を火災受信機1に送信する機能と、を有する。
上記構成によれば、中継器3は、第1記憶部11(記憶部)に予め第2アドレス情報が記憶されていない火災受信機1に第2アドレス情報を送信することができる。そのため、中継器3は、火災受信機1が火災感知器2と直接的に通信できない状況でも火災感知器2に割り当てられたアドレス情報(ここでは第2アドレス情報)を火災受信機1に取得させることができる。
ところで、第1応答信号は、複数の第2アドレス情報を少なくとも含んでいればよく、各火災感知器2の種類と各火災感知器2の感度に関する情報とは省略可能である。
中継器3は、第1要求信号を受信した後に第1応答信号を火災受信機1に送信することに限らない。中継器3は、例えば、周期的に(例えば24時間ごとに)第1応答信号を火災受信機1に送信する場合などのように、第1要求信号を受信することなしに第1応答信号を火災受信機1に送信してもよい。
実施形態1の防災システム100では、第1通信線L1及び第2通信線L2を介した有線通信方式の例を説明したが、この例に限らず、電波を媒体とした無線通信方式を採用してもよい。例えば、中継器3は、無線通信により、複数の火災感知器2及び火災受信機1と通信してもよい。
(変形例)
実施形態1の変形例に係る防災システムについて説明する。なお、変形例に係る防災システムにおいて、実施形態1の防災システム100と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
変形例に係る防災システムにおいて、火災受信機1は、複数の第2アドレス情報の送信を要求する第1要求信号(要求信号)を中継器3に送信するように構成されている。中継器3は、複数の火災感知器2から複数の第2アドレス情報を取得して保持し、要求信号を受信すると、保持している複数の第2アドレス情報を火災受信機1に送信するように構成されている。
変形例に係る防災システムの中継器3について説明する。中継器3の第2制御部34は、第3通信部33で第1要求信号を受信する前に複数の火災感知器2から複数の第2アドレス情報を取得して第2記憶部31に記憶している。中継器3の第2制御部34は、例えば、第2通信部32から複数の火災感知器2に周期的に(例えば2時間ごとに)第2要求信号を送信させて、複数の火災感知器2から複数の第2アドレス情報を取得し、第2記憶部31に複数の第2アドレス情報を記憶させている。言い換えると、中継器3は、複数の火災感知器2から複数の第2アドレス情報を取得して保持することができる。
第2制御部34は、第3通信部33が第1要求信号を受信すると、第2記憶部31に記憶させた複数の第2アドレス情報を含む第1応答信号を生成して、第3通信部33から火災受信機1に第1応答信号を送信させる。つまり、変形例に係る防災システムにおける中継器3は、第1要求信号を受信しても複数の火災感知器から複数の第2アドレスを取得することなしに、第2記憶部31に記憶させた複数の第2アドレス情報を含む第1応答信号を火災受信機に送信する。
上記構成によれば、火災受信機1が第1要求信号を送信した時点から第1応答信号を受信する時点までの間に、中継器3が複数の火災感知器2から複数の第2アドレス情報を取得する時間が不要になる。そのため、火災受信機1が第1要求信号を送信した時点から第1応答信号を受信する時点までの時間が短くなる。
なお、変形例に係る防災システム100における他の構成は、実施形態1の防災システム100と同様であるため説明を省略する。
(実施形態2)
実施形態2の防災システム100について説明する。実施形態2の防災システム100では、火災受信機1が第2アドレス情報を比較することに代えて、中継器3が第2アドレス情報を比較する点が、実施形態1の防災システム100と異なる。なお、実施形態2の防災システム100において、実施形態1の防災システム100と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2の防災システム100において、火災受信機1の記憶部は、第1記憶部11である。中継器3は、複数の第2アドレス情報を記憶する第2記憶部31を有する。中継器3は、第2記憶部31に記憶されている複数の第2アドレス情報と、複数の火災感知器2から取得した複数の第2アドレス情報と、を比較し、比較結果を火災受信機1に送信するように構成されている。
実施形態2の防災システムにおける中継器3について説明する。
中継器3は、複数の第2アドレス情報を複数の火災受信機1から取得した際に、第2記憶部31に記憶された複数の第2アドレス情報と、取得した複数の第2アドレス情報とを比較する。
中継器3の第2記憶部31には、複数の第2応答信号から取得した複数の第2アドレス情報が記憶されている。
中継器3の第2制御部34は、第3通信部33が第1要求信号を受信すると、第2通信部32から複数の火災受信機1に第2要求信号を送信させる。第2制御部34は、第2通信部32が第2応答信号を受信すると、第2記憶部31に記憶された複数の第2アドレス情報と、取得した複数の第2アドレス情報とを比較する。第2制御部34は、例えば、比較結果を含む第5応答信号を生成して、第3通信部33から火災受信機1の第1通信部14に第5応答信号を送信させる。比較結果は、一例として、変更前の第2アドレス情報と、変更後の第2アドレス情報と、である。なお、比較結果は、他にも例えば、変更された第2アドレス情報が割り当てられている火災感知器2の種類、及び感度に関する情報などを含んでいてもよい。中継器3が変更前後の第2アドレス情報の比較結果を火災受信機1に送信することにより、変更前後の第2アドレス情報を比較する機能を火災受信機1から省略することができる。
中継器3の第2制御部34は、第3通信部33から火災受信機1の第1通信部14に第5応答信号を送信させた後に、変更後の第2アドレス情報を第2記憶部31に記憶させる。
第1通信部14が第5応答信号を受信すると、火災受信機1の第1制御部15は、第5応答信号に含まれる情報(変更前後の第2アドレス情報など)を表示部12に表示させる。作業者は、例えば、中継器3と通信する火災感知器2bを交換などした際に、火災受信機1の表示部12の表示内容を確認することにより、交換後の火災感知器2bが中継器3と通信して中継器3に認識されていることを確認することができる。
ところで、実施形態1の変形例の防災システムにおける中継器3の機能を、実施形態2の防災システムにおける中継器3に適用可能である。つまり、中継器3は、予め第2記憶部31に複数の第2アドレス情報を記憶させる機能と、複数の火災感知器2から取得した複数の第2アドレス情報と第2記憶部31に記憶された複数の第2アドレス情報とを比較する機能と、の2つの機能を有していてもよい。