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JP2018171235A - 放射線撮影装置、放射線撮影システム、制御方法及びプログラム - Google Patents

放射線撮影装置、放射線撮影システム、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】放射線撮影装置と制御装置における通信が確立した際に放射線撮影装置から出力される画像を速やかに表示することができる仕組みを提供することを目的とする。【解決手段】放射線に基づく放射線画像を撮影する放射線撮影装置であって、放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立していない場合、前記放射線画像に対して補正処理を行う補正手段と、前記補正処理後の前記放射線画像を記憶する記憶手段と、前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立した後で前記記憶手段に記憶されている前記補正処理後の前記放射線画像を送信する送信手段とを有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、放射線撮影装置、放射線撮影システム、制御方法及びプログラムに関する。
近年、医療分野において、半導体材料によって形成された平面検出器(Flat Panel Detector、以下FPDと略す)を用いた放射線撮影装置を利用した放射線撮影システムの普及が著しい。FPDでは、被写体を透過した放射線の強度分布をデジタル化した放射線画像データを、PC等の制御装置やディスプレイ等の表示装置に送信する。これにより、ユーザは、撮影直後に放射線画像を確認しながら撮影を行うことができる。
放射線撮影システムの制御装置としては、画像処理機能の異なる複数の制御装置が用いられる場合がある。特許文献1には、FPDの接続先の画像処理能力に応じて放射線画像の撮影モードを選択する放射線撮影システムが開示されている。また、特許文献2には、静止画撮影時にはFPD内で画像処理を実施し、動画撮影時には接続先の外部装置で画像処理を実施する放射線撮影システムが開示されている。
特開2016−147044号公報 特許第5500933号公報
従来技術においては、放射線撮影装置は、制御装置と通信していない状態で撮影を行う場合には、撮影により得られた画像を保存しておき、制御装置の通信確立後に画像を制御装置に送信する。そして、制御装置側で画像処理を行う。このため、制御装置が画像を受信してから表示するまでに時間がかかるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、放射線撮影装置と制御装置における通信が確立した際に放射線撮影装置から出力される画像を速やかに表示することができる仕組みを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、放射線に基づく放射線画像を撮影する放射線撮影装置であって、放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立していない場合、前記放射線画像に対して補正処理を行う補正手段と、前記補正処理後の前記放射線画像を記憶する記憶手段と、前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立した後で前記記憶手段に記憶されている前記補正処理後の前記放射線画像を送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、放射線撮影装置と制御装置における通信が確立した際に放射線撮影装置から出力される画像を速やかに表示することができる仕組みを提供することができる。
第1の実施形態に係る撮影システムの全体図である。 撮影装置を示す図である。 制御装置を示す図である。 撮影処理を示すフローチャートである。 表示処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る撮影システムの全体図である。 第2の実施形態に係る撮影装置を示す図である。 第2の実施形態に係る撮影処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る撮影システムの全体図である。撮影システムは、撮影装置110と、制御装置120と、中継装置130と、放射線発生装置140と、管球150と、スイッチ160と、を有している。撮影装置110と、放射線発生装置140は、中継装置130を介して制御装置120に接続している。中継装置130は、撮影装置110と制御装置120の間のデータ転送及び放射線発生装置140と制御装置120の間のデータ転送を制御する。また、中継装置130は、撮影装置110へ電源を供給する。
操作者によりスイッチ160が押下されると、放射線発生装置140は、管球150から放射線を照射する。撮影装置110は、被写体Aを透過した放射線を検出し、検出した放射線を画像に変換することで、放射線画像を得る。なお、放射線発生装置140による放射線照射と撮影装置110の放射線検出は同期して行われるものとする。この同期のための処理は特に限定されるもではない。例えば、放射線発生装置140が照射開始時に撮影装置110に同期信号を送信し、撮影装置110は、同期信号を受信すると放射線の検出を開始することとしてもよい。また、他の例としては、撮影装置110が撮影開始を制御するものとし、放射線発生装置140に対し同期信号を送信し、放射線発生装置140は、同期信号を受信すると放射線の照射を開始することとしてもよい。制御装置120は、上述のように、各装置を制御すると共に、撮影装置110から放射線画像を受信する。ここで、撮影システムは、放射線撮影システムの一例である。また、撮影装置110は、放射線を受光し画像化する放射線撮影装置の一例である。
図2は、撮影装置110を示す図である。撮影装置110は、制御部201と、不揮発性記憶部202と、揮発性記憶部203と、通信部204と、操作表示部205と、検出器206と、第1の画像補正部207と、を有している。制御部201は、CPUを有し、撮影装置110全体を制御する。不揮発性記憶部202は、プログラムやデータを記憶する。揮発性記憶部203は、制御部201のワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。通信部204は、外部装置との通信を行う。操作表示部205は、操作者による操作を検出する検出部と、各種情報を表示する表示部とを含むユーザインタフェースである。
検出器206は、被写体Aを透過した放射線を検出し、検出した放射線を画像化することで放射線画像を得る。第1の画像補正部207は、検出器206により得られた放射線画像に対し画像補正処理を行う。第1の画像補正部207は、具体的には、暗電流補正(オフセット補正)、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正などを行う。このように、撮影装置110が行う画像補正処理は、複数の処理を含む。本実施形態の撮影システムは、放射線画像に対し、最終的に暗電流補正、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を行うものとする。そして、本実施形態では、暗電流補正、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正が完了した放射線画像を制御装置120が後述の表示部に表示することとする。
なお、放射線画像に対して施される補正処理の数及び種類は、予め定められているものとするが、その数及び種類は実施形態に限定されるものではない。本実施形態においては、暗電流補正は、撮影装置110において実行可能な一方で制御装置120においては実行できない処理であるものとする。また、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正は撮影装置110及び制御装置120のいずれにおいても実行可能な処理であるものとする。以下においては、撮影装置110において実行可能でかつ制御装置120では実行できない補正を第1の補正処理と称し、撮影装置110及び制御装置120のいずれにおいても実行可能な補正を第2の補正処理と称することとする。すなわち、暗電流補正は第1の補正処理であり、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を第2の補正処理である。撮影装置110と制御装置120のいずれが第2の補正処理を行うかについては後に詳述する。
図3は、制御装置120を示す図である。制御装置120は、制御部301と、不揮発性記憶部302と、揮発性記憶部303と、通信部304と、表示部305と、入力部306と、第2の画像補正部307と、を有している。制御部301、不揮発性記憶部302、揮発性記憶部303及び通信部304は、それぞれ図2を参照しつつ説明した制御部201、不揮発性記憶部202、揮発性記憶部203及び通信部204と同様である。表示部305は、各種情報を表示する。入力部306は、ユーザ操作を受け付ける。第2の画像補正部307は、第2の補正処理であるゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を行う。ただし、第2の画像補正部307は、上述の通り、第1の補正処理である暗電流補正は行わない。なお、撮影装置110の第1の画像補正部207が行う補正処理は、制御部201が行うこととしてもよい。同様に、制御装置120の第2の画像補正部307が行う補正処理は、制御部301が行うこととしてもよい。
図4は、撮影装置110による撮影処理を示すフローチャートである。本処理は、制御部201が不揮発性記憶部202に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。S401において、撮影装置110の制御部201は、撮影開始指示を受け付けたか否かを確認する。制御部201は、操作者がスイッチ160を押下した場合に、中継装置130を介して撮影開始指示を受信する。制御部201は、撮影開始指示を受け付けると(S401でYes)、処理をS402へ進める。
次に、S402において、制御部201は、撮影時の撮影モードを確認する。本実施形態の撮影装置110の撮影モードは、同期モードと非同期モードがある。同期モードは、外部装置としての制御装置120との通信が確立した状態で放射線撮影を行う動作モードである。非同期モードは、制御装置120との通信が確立していない状態で放射線撮影を行う動作モードである。撮影装置110は、撮影装置110と制御装置120の通信状態を確認し、両装置間の通信が確立している場合には、同期モードに設定し、両装置間の通信が確立していない場合には、非同期モードに設定する。制御部201は、撮影モードが同期モードの場合には(S402で同期モード)、処理をS403へ進める。制御部201は、撮影モードが非同期モードの場合には(S402で非同期モード)、処理をS406へ進める。ここで、撮影モードは、通信が確立しているか否かに連動して切り替わるモードであり、S402の処理は、撮影装置110と制御装置120の通信が確立しているか否かを確認する処理の一例である。
S403において、制御部201は、同期モードでの撮影準備処理を行う。このとき、操作者は、制御装置120を操作することにより、撮影装置110に対し撮影条件を設定し、撮影装置110を撮影待ち状態へ遷移させる。さらに、操作者は、制御装置120を操作することにより、放射線発生装置140に対し、撮影条件を設定し、放射線発生装置140を曝射準備状態へ遷移させる。撮影装置110は、制御装置120からの設定に応じて、検出器206の駆動設定や第1の画像補正部207の設定を行い、撮影準備を整える。次に、S404において、制御部201は、放射線撮影を行うよう制御する。具体的には、スイッチ160の押下に応じて、放射線発生装置140は管球150から放射線を照射する。これに対応し、制御部201は、検出器206による処理を開始するよう制御する。検出器206は、制御部201の制御の下、放射線照射が完了すると、被写体Aを透過した放射線を検出し、放射線画像を得る。
次に、S405において、制御部201は、暗電流補正である第1の補正処理を行うよう制御する。第1の画像補正部207は、制御部201の制御の下、検出器206により得られた放射線画像に対し、暗電流補正である第1の補正処理を行う。なお、このとき、制御部201は、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を含む第2の補正処理は行わない。すなわち、S405における処理後の放射線画像は、補正処理が完了していない画像である。次に、S406において、制御部201は、補正処理が完了していない放射線画像を、第1の画像補正部207を介して制御装置120に送信するよう制御する。以上で、撮影処理が終了する。ここで、S403〜S406の処理は、通信が確立している場合に、第2の補正処理を行わず、かつ第2の補正処理と異なる第1の補正処理である暗電流補正を行い暗電流補正後の放射線画像を送信する送信処理の一例である。
一方、S407においては、制御部201は、非同期モードでの撮影準備処理を行う。非同期モードでは、制御装置120と撮影装置110の通信は確立していないので、操作者は、撮影装置110を操作し、撮影待ち状態へ遷移させる。さらに、操作者は、放射線発生装置140を操作して曝射準備状態へ遷移させる。撮影装置110は、撮影モードの選択や撮影待ち状態への遷移操作を検出する。そして、制御部201は、検出器206の駆動設定、第1の画像補正部207の設定を行い、撮影準備を整える。次に、S408において、制御部201は、放射線撮影を行うよう制御する。本処理は、S404における処理と同様である。
次に、S409において、制御部201は、暗電流補正及びゲイン補正を行うよう制御する。第1の画像補正部207は、制御部201の制御の下、検出器206により得られた放射線画像に対し、第1の補正処理と第2の補正処理、すなわち暗電流補正、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を行う。これにより、放射線画像に対するすべての補正処理が完了する。ここで、S409の処理は、通信が確立していない場合に画像補正を行う補正処理の一例である。次に、S410において、制御部201は、すべての補正処理が完了した放射線画像を、揮発性記憶部203に保存する。本処理は、補正処理後の放射線画像を記憶部に保存する保存処理の一例である。なお、保存先は、不揮発性記憶部202でもよい。
次に、S411において、制御部201は、撮影モードが非同期モードから同期モードに変更されたか否かを確認する。制御部201は、撮影モードが変更されると(S411でYes)、処理をS412へ進める。同期モードにおいては、撮影装置110と制御装置120の間の通信が確立している。そこで、S412において、制御部201は、揮発性記憶部203に保存されている、補正処理が完了している放射線画像を読み出し、これを通信部204を介して制御装置120に送信する。S412の処理は、撮影装置110と制御装置120の通信が確立した後で、補正処理が完了した放射線画像を外部装置としての制御装置120に送信する送信処理の一例である。
なお、揮発性記憶部203に保存された、補正処理が完了した放射線画像を外部装置に送信するタイミングは、撮影装置110と制御装置120の通信が確立した後であればよく、実施形態に限定されるものではない。他の例としては、制御部201は、通信が確立した後であって、かつ制御装置120又は撮影装置110におけるユーザ操作に応じて送信指示を受け付けたことを条件として、放射線画像の送信を行うこととしてもよい。
また、S406における放射線画像の送信を開始した後、送信が完了する前に、通信が切断し、撮影モードが非同期モードに切り替わる場合がある。このような場合には、撮影装置110は、非同期モードに切り替わった時点で、放射線画像の送信を停止する。そして、撮影装置110は、送信中断された放射線画像に対しゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を含む第2の補正処理を行い、補正後の放射線画像を揮発性記憶部203に保存する。これにより、撮影装置110は、通信再開後には、補正処理が完了した放射線画像を制御装置120に送信することができる。
図5は、制御装置120による放射線画像の表示処理を示すフローチャートである。本処理は、制御部301が不揮発性記憶部302に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。S501において、制御装置120の制御部301は、放射線画像を受信するまで待機し、放射線画像を受信すると(S501でYes)、処理をS502へ進める。S502において、制御部301は、放射線画像に対する補正処理が完了しているか否かを確認する。制御部301は、補正処理が完了していない場合には(S502でNo)、処理をS503へ進める。制御部301は、補正処理が完了している場合には(S502でYes)、処理をS504へ進める。
S503において、制御部301は、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を含む第2の補正処理を行うよう制御する。第2の画像補正部307は、制御部301の制御の下、受信した放射線画像に対し第2の補正処理を行う。これにより、放射線画像に対して行うべきすべての補正処理が完了する。次に、S504において、制御部301は、補正処理が完了している放射線画像を表示部305に表示するよう制御する。本処理は、放射線画像を表示するよう制御する表示制御処理の一例である。以上で、表示処理が終了する。
図4を参照しつつ説明したように、撮影装置110による放射線撮影時に撮影装置110と制御装置120の通信が確立している場合には、制御装置120は、補正処理が完了していない放射線画像を受信することになる。この場合には、制御部301は、S503において、第2の補正処理を行い、その後S504において補正処理が完了した放射線画像を表示するよう制御する。一方で、撮影装置110による放射線撮影時に撮影装置110と制御装置120の通信が確立していなかった場合には、撮影装置110は補正処理が完了した放射線画像を保存している。したがって、制御装置120は、撮影装置110との通信確立後に、補正処理が完了した放射線画像を受信することができる。したがって、この場合には、制御部301は、第2の補正処理を行うことなく、補正処理が完了した放射線画像を速やかに表示するよう制御することができる。
以上のように、本実施形態に係る撮影システムにおいては、放射線撮影装置から画像を受信した装置が画像受信後速やかに画像を表示することができる。
第1の実施形態の第1の変形例について説明する。本実施形態の撮影システムにおいては、放射線撮影時に撮影装置110と制御装置120の通信が確立している場合には、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を含む第2の補正処理は撮影装置110ではなく制御装置120が行うこととした。これは、例えば、制御装置120の演算能力が撮影装置110に比べて高い場合に適している。但し、放射線撮影時に通信が確立している場合において第2の補正処理を行う装置は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、放射線撮影時に通信が確立している場合においても、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正を含む第2の補正処理の一部は撮影装置110が行うこととしてもよい。これは、例えば、撮影装置110の演算能力が制御装置120に比べて高い場合に適している。また、撮影装置110が常に補正処理が完了した放射線画像を送信できるので、補正機能を有さない装置に対しても放射線画像の表示を行うことができる。
第2の変形例としては、放射線画像に対して実行すべき補正処理の種類及び数は任意であり、実施形態に限定されるものではない。
第3の変形例としては、本実施形態においては、撮影装置110は撮影モードによらず常に暗電流処理である第1の補正処理を行うこととしたが、このように撮影装置110が常に行うべき補正処理は必須ではない。例えば、すべての補正処理を制御装置120が実行可能な場合には、同期モードにおいては、撮影装置110は補正処理を行っていない放射線画像を制御装置120に送信してもよい。そして、この場合には、制御装置120において、放射線が画像に対して実行すべきすべての補正処理を行うこととしてもよい。
第4の変形例としては、撮影装置110は、制御装置120との通信状態に依存しない、撮影装置110における動作モードに応じて放射線画像に対する補正処理、送信処理を制御してもよい。例えば、撮影装置110は、動作モードとして、転送モードと保存モードに設定可能であるとする。例えば、撮影装置110は、動作モードが転送モードの場合には、放射線画像に対して暗電流補正である第1の補正処理のみを行い、補正処理の完了していない放射線画像を転送する。すなわち、撮影装置110は、動作モードが転送モードの場合には、図4に示すS403〜S406の処理を行えばよい。一方で、撮影装置110は、動作モードが保存モードの場合には放射線画像に対して第1の補正処理と第2の補正処理を行い、補正処理の完了した放射線画像を保存する。すなわち、撮影装置110は、動作モードが保存モードの場合には、図4に示すS407〜S410の処理を行えばよい。
ここで、転送モードは、撮影装置110と制御装置120との通信が確立している場合にのみ設定可能な動作モードとする。また、保存モードは、撮影装置110と制御装置120との通信状態によらず設定可能な動作モードとする。さらに、ユーザ操作に応じて保存モードに設定可能としてもよい。これにより、保存モードにおいては、撮影装置110と制御装置120との通信が確立している場合においても、撮影装置110が、補正処理を完了させ、補正処理が完了した放射線画像を不揮発性記憶部202に保存することができる。したがって、ユーザが後からまとめて放射線画像を外部装置に転送したいというような場合においても、補正処理が完了した放射線画像を転送対象とすることができる。
また、第5の変形例としては、制御部201は、同期モードにおいて、第1の補正処理後の放射線画像を揮発性記憶部203に保存してもよい。また、制御部201は、非同期モードにおいても、第2の補正処理を行う前に、第1の補正処理のみ実行済みの放射線画像を揮発性記憶部203に保存してもよい。また、これらの場合においても保存先は揮発性記憶部203に替えて不揮発性記憶部202であってもよい。
また、第6の変形例としては、撮影装置110と制御装置120の間の通信は有線に限定されるものではなく、無線通信であってもよい。例えば、後述の第2の実施形態において説明するように、中継装置130が無線アクセスポイント(AP)に接続され、撮影装置110は、APとの無線通信を介して制御装置120と通信を行ってもよい。さらに、この場合には、撮影装置110は、中継装置130から電源供給を受けるのに替えて、バッテリを搭載していてもよい。この場合、バッテリ残量がなくなる可能性を考慮し、画像の保存先は、揮発性記憶部203に替えて不揮発性記憶部202とするのが好ましい。また、他の例としては、撮影装置110と制御装置120の間の通信手段として有線と無線の2系統が設けられていてもよい。
また、第7の変形例としては、本実施形態においては、図4を参照しつつ説明した撮影処理は、1つの制御部201が実行したが、これに替えて、複数のハードウェアが実行することとしてもよい。同様に、図5を参照しつつ説明した表示処理は、1つの制御部301が実行するのに替えて、複数のハードウェアが実行することとしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る撮影システムについて、第1の実施形態に係る撮影システムと異なる点を説明する。図6は、第2の実施形態に係る撮影システムの全体図である。本実施形態においては、撮影装置110は、無線通線機能を有し、無線アクセスポイント(AP)600が接続された中継装置130を経由して制御装置120と通信を行う。また、撮影装置110は、中継装置130から電力供給を受けるのに替えて、バッテリ610を有し、撮影装置110は、バッテリ610からの電力供給により各種動作を行うものとする。第2の実施形態においては、撮影装置110から制御装置120への放射線画像(補正処理が完了していない放射線画像及び補正処理が完了した放射線画像)の送信は、AP600を介して行われる。図7は、第2の実施形態に係る撮影装置110を示す図である。撮影装置110は、第1の実施形態に係る撮影装置110の構成に加え、バッテリ610と、残量監視部701と、を有している。残量監視部701は、バッテリ610の残量を検出する。
図8は、第2の実施形態に係る撮影装置110による撮影処理を示すフローチャートである。なお、図8に示す撮影処理の各処理のうち、図4を参照しつつ説明した第1の実施形態に係る撮影処理の各処理と同一の処理には、同一の番号を付している。制御部201は、S408の処理の後、処理をS801へ進める。S801において、制御部201は、残量監視部701からバッテリ610の残量を取得し、バッテリ610の残量と予め設定された閾値とを比較する。制御部201は、残量が閾値以上の場合には(S801でYes)、処理をS409へ進める。一方で、制御部201は、残量が閾値未満の場合には(S801でNo)、処理をS802へ進める。S802において、制御部201は、放射線画像に対する補正処理を行うことなく、検出器206により得られた放射線画像を不揮発性記憶部202に保存する。
次に、S803において、制御部201は、通知情報を操作表示部205に表示するよう制御する。ここで、通知情報は、バッテリ610の残量が少なく、交換が必要であることを示す情報である。制御部201はさらに、未転送の放射線画像が保存されていることを示す情報も通知情報として表示してもよい。次に、S804において、制御部201は、バッテリ610の残量を定期的に確認し、バッテリ610の残量が閾値以上になると(S804でYes)、処理をS409へ進める。この場合、S409において、不揮発性記憶部202に保存されている放射線画像を読み出し、読み出した放射線画像に対し、第1の補正処理及び第2の補正処理を行う。なお、第2の実施形態に係る撮影システムのこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態に係る撮影システムの構成及び処理と同様である。
このように、第2の実施形態に係る撮影装置110は、バッテリ610の残量が閾値未満の場合には、補正処理を行うことなく、放射線画像の保存を行う。これにより、補正処理が完了する前にバッテリ610の残量がなくなり、放射線画像の保存が行えないといった事態が生じるのを防ぐことができる。
また、第2の実施形態に係る第1の変形例としては、S802において、暗電流補正である第1の補正処理のみ行った後で放射線画像を保存することとしてもよい。
また、第2の変形例としては、撮影装置110は、バッテリ610の残量に応じて、実行する補正処理を段階的に制御してもよい。例えば、撮影装置110には、バッテリ610の残量の閾値として、第1の閾値と第2の閾値が設定されているものとする。ここで、第1の閾値は第2の閾値に比べて大きい値であるとする。撮影装置110は、バッテリ610の残量が第1の閾値以上の場合には、第1の補正処理及び第2の補正処理を行う。そして、撮影装置110は、バッテリ610の残量が第1の閾値未満で第2の閾値以上の場合には、第1の補正処理のみを行う。そして、撮影装置110は、バッテリ610の残量が第2の閾値未満の場合には、第1の補正処理及び第2の補正処理の両方とも行なわないこととする。このように、撮影装置110は、バッテリ610の残量に応じて補正処理の実行を制御してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。第2の補正処理において、ゲイン補正、欠損画素補正、ラインノイズ補正以外の他の補正処理(例えば、負値補正など)を含めてもよい。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
110 撮影装置
120 制御装置
140 放射線発生装置

Claims (19)

  1. 放射線に基づく放射線画像を撮影する放射線撮影装置であって、
    放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立していない場合、前記放射線画像に対して補正処理を行う補正手段と、
    前記補正処理後の前記放射線画像を記憶する記憶手段と、
    前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立した後で前記記憶手段に記憶されている前記補正処理後の前記放射線画像を送信する送信手段と
    を有することを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記送信手段は、前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立し、かつ送信指示を受け付けた場合、前記補正処理後の前記放射線画像を送信することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立している場合、
    前記補正手段は、前記放射線画像に対し、前記補正処理の一部を行わず、
    前記送信手段は、前記補正処理の一部が行われていない前記放射線画像を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立している場合、
    前記補正手段は、前記放射線画像に対し、前記補正処理のうち、第1の補正処理を行ない、かつ前記第1の補正処理と異なる第2の補正処理を行わず、
    前記送信手段は、前記第1の補正処理後の前記放射線画像を送信することを特徴とする請求項3に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記送信手段が前記放射線画像の送信を開始した後に、前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が切断された場合、
    前記送信手段は、前記放射線画像の送信を停止し、
    前記補正手段は、前記送信を停止した前記放射線画像に対し、前記第2の補正処理を行い、
    前記記憶手段は、前記第2の補正処理後の前記放射線画像を記憶することを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記補正手段は、前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立しておらず、かつ前記放射線撮影装置に搭載されたバッテリの残量が閾値以上の場合、前記放射線画像に対し前記補正処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記補正手段は、前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立しておらず、かつ前記バッテリの残量が閾値未満の場合、前記放射線画像に対し前記補正処理を行わず、
    前記記憶手段は、前記補正処理が行われていない前記放射線画像を記憶することを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記補正手段は、前記バッテリの残量が閾値以上となった後で、前記記憶手段に記憶された前記放射線画像に対し前記補正処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記補正手段は、前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立していない場合、前記放射線撮影装置に搭載されたバッテリの残量に応じて前記補正処理の実行を制御することを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記記憶手段は、不揮発性であることを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  11. 前記第1の補正処理は、暗電流補正であり、前記第2の補正処理は、ゲイン補正、欠損画素補正及びラインノイズ補正であることを特徴とする請求項4に記載の放射線撮影装置。
  12. 放射線に基づく放射線画像を撮影する放射線撮影装置であって、
    放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立している場合、前記放射線画像に対して第1の補正処理を行う補正手段と、
    前記第1の補正処理後の前記放射線画像を送信する送信手段と
    を有し、
    放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立していない場合、前記補正手段は、前記放射線画像に対して第1の補正処理及び第2の補正処理を行ない、前記送信手段は、前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立した後に前記第1の補正処理及び第2の補正処理後の前記放射線画像を送信することを特徴とする放射線撮影装置。
  13. 放射線に基づく放射線画像を撮影する放射線撮影装置であって、
    放射線撮影装置の動作モードが第1のモードの場合、放射線画像に対し補正処理を行う補正手段と、
    前記補正処理後の前記放射線画像を記憶する記憶手段と、
    前記動作モードが前記第1のモードから、前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立した動作モードである第2のモードに変更された場合、前記記憶手段に記憶されている、前記補正処理後の前記放射線画像を送信する送信手段と
    を有することを特徴とする放射線撮影装置。
  14. 放射線に基づく放射線画像を撮影する放射線撮影装置と、放射線撮影装置から画像を受信する外部装置と、を備えた放射線撮影システムであって、
    前記放射線撮影装置は、
    放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立していない場合、前記放射線画像に対して補正処理を行う補正手段と、
    前記補正処理後の前記放射線画像を記憶する記憶手段と、
    前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立した後で前記記憶手段に記憶されている前記補正処理後の前記放射線画像を送信する送信手段と
    を有し、
    前記外部装置は、
    受信した前記補正処理後の前記放射線画像を表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする放射線撮影システム。
  15. 放射線撮影装置と、放射線撮影装置から画像を受信する外部装置と、を備えた放射線撮影システムであって、
    前記放射線撮影装置は、
    放射線撮影装置の動作モードが第1のモードの場合に、放射線画像に対し補正処理を行う補正手段と、
    前記補正処理後の前記放射線画像を記憶する記憶手段、
    前記動作モードが前記第1のモードから、前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立した動作モードである第2のモードに変更された場合に、前記記憶手段に記憶されている、前記補正処理後の前記放射線画像を送信する送信手段と
    を有し、
    前記外部装置は、
    受信した前記補正処理後の前記放射線画像を表示手段に表示するよう制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする放射線撮影システム。
  16. 前記外部装置は、前記補正処理が行われていない前記放射線画像を受信した場合に、受信した前記放射線画像に対し前記補正処理を行う補正手段をさらに有し、
    前記表示制御手段は、前記外部装置の前記補正手段による前記補正処理後の前記放射線画像を表示するよう制御することを特徴とする請求項14又は15に記載の放射線撮影システム。
  17. 放射線を受光し画像化する放射線撮影装置が実行する制御方法であって、
    放射線画像の撮影時に前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立していない場合に、前記放射線画像に対して補正処理を行う補正ステップと、
    前記補正処理後の前記放射線画像を記憶手段に保存する保存ステップと、
    前記放射線撮影装置と前記外部装置の通信が確立した後で前記記憶手段に記憶されている前記第1の補正処理後の前記放射線画像を送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  18. 放射線を受光し画像化する放射線撮影装置が実行する制御方法であって、
    放射線撮影装置の動作モードが第1のモードの場合に、放射線画像に対し補正処理を行う補正ステップと、
    前記補正処理後の前記放射線画像を記憶手段に保存する保存ステップと、
    前記動作モードが前記第1のモードから、前記放射線撮影装置と外部装置の通信が確立した動作モードである第2のモードに変更された場合に、前記記憶手段に記憶されている、前記補正処理後の前記放射線画像を送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  19. コンピュータを、請求項1乃至13の何れか1項に記載の放射線撮影装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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