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JP2018170585A - 画像読取装置、画像読取システム及び画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置、画像読取システム及び画像読取方法 Download PDF

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JP2018170585A JP2017065211A JP2017065211A JP2018170585A JP 2018170585 A JP2018170585 A JP 2018170585A JP 2017065211 A JP2017065211 A JP 2017065211A JP 2017065211 A JP2017065211 A JP 2017065211A JP 2018170585 A JP2018170585 A JP 2018170585A
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Abstract

【課題】画像の読み取りを実行させる際のユーザの使い勝手、利便性を向上させつつ、読み取られた画像データのデータ量を抑制する。【解決手段】画像の読み取りが開始される前、複数種類の設定項目のうち少なくとも1つの特定設定項目については、特定設定項目毎に、当該特定設定項目の設定値に関連する設定関連情報が取得され、その設定関連情報に応じた複数の候補設定値42a、42b、43a、43bが表示される。ユーザは、表示された複数の候補設定値42a、42b、43a、43bのうちいずれかを選択可能である。ユーザによりいずれかの候補設定値が選択されたら、その選択された候補設定値が、対応する特定設定項目の設定値として設定される。【選択図】図3

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る技術に関する。
原稿の画像を読み取ってその画像を示す画像データを生成する画像読取装置として、生成した画像データを一旦メモリに保存し、他の装置から要求を受けた場合に保存されている画像データを他の装置へ送信するように構成された画像読取装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−238006号公報
上記構成の画像読取装置においては、画像の読み取りに必要な各種設定項目の設定値が設定され、それら設定された設定値に従って画像の読み取りが行われる。
ユーザが望む設定値で読み取られた画像データを他の装置で取得する方法として、例えば、画像読取装置においてユーザが逐一設定操作を行うことにより各設定値を設定し、設定完了後に読み取りを実行させて、生成された画像データを他の装置から取得する方法がある。しかしこの方法は、画像読取装置での設定操作が面倒である。
また例えば、画像読取装置で各設定項目それぞれ予め決められた設定値(以下、「規定設定値」と称する)にて画像を読み取らせ、他の装置から画像データを要求する際に、ユーザが設定値情報を送信することで、画像読取装置にその送信された設定値情報に応じて画像データを変換させ、その変換後の画像データを取得する方法がある。
しかしこの方法は、他の装置からの設定値情報の内容にかかわらずその設定値情報に応じた変換を適切に行えるよう、画像読取装置における原稿読み取り時の規定設定値を、各設定項目それぞれ、設定可能な複数の設定値のうち最大値にする必要がある。例えば設定項目が原稿サイズの場合、設定可能な複数の原稿サイズのうち最大サイズを規定設定値とする必要がある。また例えば、設定項目が解像度の場合、設定可能な複数の解像度のうち最大解像度を規定設定値とする必要がある。また例えば、設定項目が両面読み取り又は片面読み取りの設定である場合、両面読み取りを規定設定値とする必要がある。
このように各設定項目それぞれ設定可能な複数の設定値のうち最大値を規定設定値として画像読み取りを行う方法は、生成される画像データのデータ量が大きくなる。そのため、画像データの保存に必要なメモリの容量が増大する。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、画像の読み取りを実行させる際のユーザの使い勝手、利便性を向上させつつ、読み取られた画像データのデータ量を抑制することを目的とする。
本発明の画像読取装置は、複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取る読取部と、記憶部と、入力部と、表示部と、情報処理装置と通信可能な通信部と、制御部とを備える。制御部は、取得処理と、候補表示処理と、選択受付処理と、設定処理と、読取処理と、記憶処理と、画像データ送信処理とを実行する。
取得処理は、複数種類の設定項目のうち特定の少なくとも1つを特定設定項目として、特定設定項目毎に、当該特定設定項目の設定値に関連する情報のうち当該画像読取装置で検知可能な情報である設定関連情報を取得する処理である。候補表示処理は、特定設定項目毎に、当該特定設定項目において設定可能な複数の設定値のうち、取得処理により取得された設定関連情報に応じた複数の設定値である複数の候補設定値を表示部に表示させる処理である。選択受付処理は、特定設定項目毎に、候補表示処理により表示された複数の候補設定値のうち何れか1つの選択入力を入力部を介して受け付ける処理である。設定処理は、選択受付処理により受け付けられた選択入力により選択された候補設定値を、対応する特定設定項目の設定値として設定する処理である。読取処理は、読取部に、複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取らせ、その読み取らせた画像を示す画像データを生成する処理である。この読取処理は、設定処理で設定値が設定された特定設定項目については、その設定処理で設定された設定値に従って原稿の画像を読み取らせるように構成されている。記憶処理は、読取処理により生成された画像データを記憶部に記憶させる処理である。画像データ送信処理は、通信部を介して情報処理装置から画像データ要求が受信された場合、記憶部に記憶されている画像データを通信部を介して情報処理装置へ送信する処理である。
このような構成によれば、複数種類の設定項目のうち、特定設定項目については、設定関連情報に応じた候補設定値が複数ある場合にはその複数の候補設定値が表示される。ユーザは、表示された複数の候補設定値の中から何れか1つを選択することができ、何れか1つの候補設定値を選択することで、その選択した候補設定値に従って画像を読み取らせることができる。
つまり、特定設定項目については、設定関連情報に応じた複数の候補設定値がある場合には、ユーザはその複数の候補設定値の中から何れか1つを選択することができるため、特定設定項目の設定値を容易且つ適切に設定することができる。
従って、本発明の画像読取装置によれば、画像の読み取りを実行させる際のユーザの使い勝手、利便性を向上させつつ、読み取られた画像データのデータ量を抑制することが可能となる。
実施形態の画像処理装置の外観を示す斜視図である。 実施形態の画像読取システムの構成を示す説明図である。 スキャンtoメモリ保存の実行例を示す説明図である。 スキャンtoメモリ保存の他の実行例を示す説明図である。 設定画面から設定値を選択する手順を示す説明図である。 スキャンtoメモリ保存の他の実行例を示す説明図である。 スキャンtoメモリ保存の他の実行例を示す説明図である。 情報処理装置に表示されるスキャン設定画面を示す説明図である。 プルスキャン制御処理のフローチャートである。 図9におけるS140の設定項目表示処理の詳細を示すフローチャートである。 画像処理装置で実行されるスキャンデータ送信処理のフローチャートである。 情報処理装置で実行されるスキャンデータ取得処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.実施形態]
(1−1)画像処理装置の外観
図1に示す画像処理装置10は、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像の画像データを生成するスキャン機能、記録用紙へ画像を印刷する印刷機能、スキャン機能により読み取られた画像を印刷機能によって記録用紙へ印刷するコピー機能などの、複数の機能を備えている。なお、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像の画像データを生成することを、以下、「スキャン」とも称する。また、スキャンにより生成された画像データを、以下、「スキャンデータ」とも称する。
画像処理装置10は、図1に示すように、本体部2と、カバー3とを備える。カバー3は、本体部2に対して開閉可能に構成されている。本体部2の上面には、原稿を載置するための原稿台4が設けられている。カバー3は原稿台4を覆うように設けられる。カバー3には、ADF5が設けられている。ADFとは、自動原稿送り装置を意味する、Automatic Document Feederの略称である。ADF5は、原稿を載置する載置部、載置部に載置された原稿を1枚ずつ順次搬送する搬送機構などを備える。
本体部2の側面には、ディスプレイ6及びタッチパネル7が設けられている。タッチパネル7は、ディスプレイ6に重畳配置されている。ディスプレイ6は、例えば液晶パネルにより構成されている。
(1−2)画像読取システムの構成
次に、画像処理装置10を含む画像読取システム1について、図2を用いて説明する。図2に示すように、画像読取システム1は、画像処理装置10と、情報処理装置30とを備える。画像処理装置10と情報処理装置30は相互にデータ通信可能である。
画像処理装置10は、制御部11、記憶部12、表示部13、入力部14、ADF5、読取部15、印刷部16、原稿台原稿センサ17、ADF原稿センサ18、原稿サイズ検知部19、及び通信部20を備え、これらがバス21を介して相互に接続されている。
制御部11はCPUを有する。記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、画像処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。記憶部12には、後述する図9のプルスキャン制御処理及び図11のスキャンデータ送信処理のプログラムが記憶されている。
表示部13は、各種情報を表示するための表示デバイスを有する。本実施形態の表示部13は、表示デバイスとして少なくとも前述のディスプレイ6を有する。入力部14は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。本実施形態の入力部14は、入力用デバイスとして少なくとも前述のタッチパネル7を有する。
読取部15は、イメージセンサを備え、原稿をスキャン可能に構成されている。読取部15は、制御部11による制御指令に従い、スキャンに必要な複数種類の設定項目毎の設定値に従ったスキャンを実行する。読取部15は、原稿の表裏両面のうち片面の画像のみスキャンする片面スキャン、及び両面の画像を個別にスキャンする両面スキャンを実行可能に構成されている。
即ち、読取部15は、原稿台4に載置された原稿に対しては、片面スキャンを実行可能である。一方、読取部15は、ADF5に載置されてADF5により搬送される原稿に対しては、片面スキャン及び両面スキャンの双方を選択的に実行可能である。なお、原稿台4に載置された原稿についても両面スキャンが実行可能であってもよい。
印刷部16は、インクジェット技術や電子写真技術の印刷機構を有し、シート状の記録用紙に画像を印刷することが可能である。
原稿台原稿センサ17は、原稿台4に原稿が載置されたことを検知するように構成されている。原稿台原稿センサ17の具体的構成は種々考えられる。例えば、読取部15が原稿台4全体を走査することによって原稿の有無を検知する構成、即ち読取部15が原稿台原稿センサ17の一部として機能する構成であってもよい。
具体的に、不図示のカバー開閉センサによって、カバー3が開かれた後再び閉じられた場合に、読取部15が原稿台4全体を走査し、走査の結果、カバー3における原稿台4と対向する面(例えば白色)を示す反射光レベルの信号のみが検出された場合は、原稿が載置されていないと判断し、原稿台4と対向する面を示す反射光レベルよりも小さいレベルの信号が検出された場合は、原稿が載置されていると判断するようにしてもよい。
なお、読取部15による原稿台4の走査の結果に基づいて、原稿の有無に加え、原稿が載置されている場合には原稿サイズまで検知してもよい。つまり、原稿台原稿センサ17が、後述する原稿サイズ検知部19としての機能を兼ね備えていてもよい。
ADF原稿センサ18は、ADF5の載置部に原稿が載置されたことを検知するように構成されている。
原稿サイズ検知部19は、原稿のサイズを示すサイズ情報を検知するように構成されている。原稿サイズ検知部19は、ADF原稿センサ18によりADF5の載置部に原稿が載置されたことが検知された場合は、その載置された原稿のサイズ情報を検知する。本実施形態の原稿サイズ検知部19は、ADF5に載置された原稿については、例えばA3の可能性があるか否かを検知可能であって、A3の可能性があるか否かを示すサイズ情報を検知可能に構成されている。
また、原稿サイズ検知部19は、原稿台原稿センサ17により原稿台4に原稿が載置されたことが検知された場合も、その原稿台4に載置された原稿のサイズ情報を検知する。本実施形態の原稿サイズ検知部19は、原稿台4に載置された原稿のサイズ情報については、読取部15により原稿台4の特定領域を走査させ、その走査結果に基づいて検知するように構成されている。読取部15により走査される特定領域は原稿台4全体のうち一部であるため、原稿の大きさや向きなどによって、原稿サイズが特定の1つのサイズに一意に定まる場合もあれば、原稿サイズが一意には定まらずに複数種類の原稿サイズの可能性を包含したサイズ情報が検知される場合もある。本実施形態では、例えば、A4サイズの原稿については、載置される向きによっては、A4サイズであることが一意に検知される。一方、A3サイズの原稿については、A3サイズであることが一意には検知できないように構成されている。原稿台4にA3サイズの原稿が載置された場合、原稿サイズ検知部19は、走査結果に基づき、原稿サイズとして少なくともA3及びA4の何れかである可能性があることを示すサイズ情報を検知する。
通信部20は、画像処理装置10をLAN9に接続するための通信インタフェースである。LAN9は、インターネット100に接続されている。
次に、情報処理装置30は、制御部31、記憶部32、入力部33、表示部34、及び通信部35を備え、これらがバス36を介して相互に接続されている。本実施形態では、制御部31はCPUを有する。記憶部32は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、情報処理装置30は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。記憶部32は、ハードディスクドライブ、光ディスクなどの、半導体メモリ以外の他の記憶媒体を有していてもよい。記憶部32には、後述する図12のスキャンデータ取得処理のプログラムが記憶されている。
制御部31は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部32が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。なお、制御部31により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
入力部33は、各種入力操作を受け付けるための各種の入力用デバイスを有する。本実施形態の入力部14は、例えば、キーボード、マウス、及びタッチパネルを有する。表示部34は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの各種の表示デバイスの少なくとも1つを有する。通信部35は、情報処理装置30をLAN9に接続するための通信インタフェースである。
画像処理装置10及び情報処理装置30は、LAN9を通じて相互にデータ通信可能である。なお、画像処理装置10と情報処理装置30とのデータ通信がLAN9を通じて行われることは一例であり、他の通信媒体を介して或いは他の通信方式にてデータ通信可能であってもよい。
(1−3)スキャン機能の説明
画像処理装置10は、電源が投入されて起動すると、ディスプレイ6に待機画面が表示される。ユーザは、待機画面から実行させたい機能を選択することができる。待機画面においてスキャン機能が選択されると、ディスプレイ6にスキャンメニュー画面が表示される。
スキャンメニュー画面は、スキャン機能が有するより詳細な第1サブ機能の選択肢が配列された画面である。スキャン機能は、スキャンデータの出力先に応じて複数の第1サブ機能に細分化される。具体的には、例えば、スキャンtoメディア、スキャンtoPC、スキャンtoネットワークなどの複数の第1サブ機能に細分化される。このうちスキャンtoPCは、スキャンデータを例えばパソコン、タブレット端末等の情報処理装置へ送信する機能である。スキャンtoPCによりスキャンデータを送信可能な情報処理装置には、本実施形態の情報処理装置30が含まれる。スキャンメニュー画面においてスキャンtoPCが選択されると、ディスプレイ6に、処理方法選択画面が表示される。
処理方法選択画面は、スキャンデータを、送信先の情報処理装置に対してどのような態様で送信するかについての選択肢が配列された画面である。スキャンtoPCは、スキャンデータの送信態様に応じて複数の機能に細分化される。具体的には、例えば、スキャンtoファイル、スキャンtoOCR、スキャンtoイメージ、スキャンtoEメール添付、スキャンtoメモリ保存、などの複数の機能に細分化される。そして、細分化された複数の機能のうちいずれかがユーザにより選択されると、その選択された機能に対応したスキャン準備画面がディスプレイ6に表示される。スキャンtoメモリ保存が選択された場合は、図3に例示するようなスキャン準備画面40が表示される。
スキャン準備画面40は、選択欄表示領域41を有する。スキャン準備画面40において、選択欄表示領域41とは異なる領域には、スキャン実行ボタン45が表示される。選択欄表示領域41は、読取対象の原稿が載置された場所や原稿サイズなどに応じて、選択欄が少なくとも1つ表示される場合と、選択欄が全く表示されない場合とがある。図3は、選択欄表示領域41に2つの選択欄42、43が表示されている例を示している。
本実施形態の画像読取システム1は、画像処理装置10でスキャンさせたスキャンデータを画像処理装置10の記憶部12に一時的に保存させ、後で情報処理装置30からその保存させたスキャンデータを取得する、いわゆるプルスキャンを実現可能に構成されている。スキャンtoメモリ保存は、プルスキャンを実現するための機能の1つであり、図9のプルスキャン制御処理及び図11のスキャンデータ送信処理は、いずれも、スキャンtoメモリ保存を実現するための処理である。
情報処理装置30にも、プルスキャンを実現するためのソフトウェアであるスキャンソフトがインストールされている。このスキャンソフトには、図12に示すスキャンデータ取得処理のプログラムが含まれる。
画像処理装置10において、原稿のスキャンの際に設定値が用いられる複数種類の設定項目として、例えば、原稿の両面の画像及び片面の画像のうちどちらを読み取らせるかを示す両面スキャン設定、原稿サイズ設定、解像度設定、カラー設定、ファイル形式設定、明るさ設定、コントラスト設定、などがある。
これら複数種類の設定項目のうち、本実施形態では、少なくとも両面スキャン設定及び原稿サイズ設定は、スキャンtoメモリ保存の実行時におけるスキャン開始前に設定値の推定が行われる特定設定項目である。
スキャンtoメモリ保存の開始時には、まず、複数種類の設定項目毎に、特定の設定値が仮設定される。仮設定とは、対応する設定項目の設定値としてあくまでも暫定的に設定された状態であって、後で画像処理装置10及び情報処理装置30の双方で設定変更できることを意味する。仮設定された設定値のことを、以下、仮設定値とも称する。
その後、特定設定項目については、スキャン開始前に、対応する設定関連情報が取得され、設定可能な複数の設定値のうち設定関連情報に応じた何れか1つ又は複数が推定される。設定関連情報は、対応する特定設定項目の設定値に関連する情報のうち画像処理装置10で検知可能な情報であり、より具体的には、これから実行されるスキャンに用いられることが適切な設定値を推定可能な情報、あるいはこれから実行されるスキャンにおいてユーザが設定を望む可能性がある設定値を推定可能な情報である。
本実施形態では、両面スキャン設定については、設定関連情報として、原稿台原稿センサ17及びADF原稿センサ18の検知状態を示す情報、即ち載置情報がある。また、原稿サイズ設定については、設定関連情報として、原稿サイズ検知部19の検知状態を示す情報、即ちサイズ情報がある。
そして、複数の設定値が推定された特定設定項目については、それら複数の設定値が候補設定値として配列された選択欄が、スキャン準備画面40の選択欄表示領域41に表示される。ただし、ある特定設定項目について複数の設定値が推定された場合、推定された複数の設定値が必ずしも全て選択欄に表示されるわけではない。本実施形態では、特定設定項目毎に、推定された複数の設定値のうち特定の最大表示数以下の設定値である候補設定値が選択欄に表示される。最大表示数は適宜決定されてよく、本実施形態では例えば2である。
図3に示すスキャン準備画面40は、両面スキャン設定の候補設定値が配列された選択欄である両面スキャン設定選択欄42と、原稿サイズ設定の候補設定値が配列された選択欄である原稿サイズ設定選択欄43とが表示されている例を示している。
推定された設定値の数が複数且つ最大表示数以下である場合は、推定された設定値が全て候補設定値として選択欄に表示される。一方、推定された設定値の数が最大表示数を超えている場合は、推定された設定値のうち最大表示数の候補設定値のみが表示される。この場合、どの設定値を表示させてどの設定値を表示させないようにするかについては、種々の方法で決定してよい。例えば、設定関連情報に基づき、これから実行されるスキャンに対して設定値として設定されることの適性を判断し、適性が高い順に最大表示数の設定値を選んで表示させてもよい。また例えば、設定関連情報に基づき、これから実行されるスキャンに対してユーザが設定を望む可能性を判断し、その可能性が高い順に最大表示数の設定値を選んで表示させてもよい。
複数の候補設定値が推定、表示された特定設定項目については、表示された候補設定値のうち最大値が暫定的に仮設定される。そして、ユーザにより何れかの候補設定値が選択されると、その選択された候補設定値が、当該特定設定項目の設定値として本設定される。スキャン実行時には、その本設定された設定値に従ってスキャンが行われる。なお、本設定とは、対応する特定設定項目の設定値として正式に確定されて後で情報処理装置30から設定変更できないことを意味する。
推定された設定値の数が1つのみの特定設定項目については、スキャン準備画面40には選択欄は表示されず、その1つの設定値が仮設定値として設定される。スキャン実行時には、その仮設定された設定値に従ってスキャンが行われる。
両面スキャン設定については、設定可能な設定値として、例えば、「片面」、「両面;長辺とじ」、及び「両面;短辺とじ」の3種類がある。つまり、原稿の両面及び片面のどちらを読み取り対象としてスキャンするかを設定可能であり、さらに、両面スキャンにおいては、とじ方向についても設定可能である。
特定設定項目の1つである両面スキャン設定の設定値について、本実施形態では、設定関連情報として、原稿台原稿センサ17及びADF原稿センサ18の検知状態が取得され、その検知状態に基づいて、「両面」又は「片面」のどちらも可能性があるか、それとも「片面」にすべきか、が推定される。
ADF原稿センサ18によってADF5に原稿が載置されていることが検知されている場合は、ユーザが両面スキャン及び片面スキャンのどちらかを実行する可能性がある。つまり、ADF5に原稿が載置されているということは、両面スキャン設定の設定値として「両面」及び「片面」のいずれもユーザが設定を望む可能性がある。そのため、ADF原稿センサ18によってADF5に原稿が載置されていることが検知されている場合は、候補設定値として「両面」及び「片面」の2つが推定される。
この場合、スキャン準備画面40には、図3に例示するように、両面スキャン設定選択欄42が表示され、この中に、推定された2つの候補設定値を示す簡易設定ボタンが表示される。具体的に、候補設定値のうち「片面」を示す片面ボタン42aと、候補設定値のうち「両面」を示す両面ボタン42bとが表示される。ユーザは、両面スキャン設定選択欄42に表示されている各簡易設定ボタン42a、42bのいずれかを選択することで、両面スキャン設定の設定値を簡易的且つ効率的に設定することができる。
原稿サイズ設定については、設定可能な設定値として、例えば、A3、A4、B5、B4、A5、2L判、L判、ハガキ、A6などがある。スキャンtoメモリ保存の実行時、 特定設定項目の1つである原稿サイズ設定の設定値については、原稿がADF5に載置されている場合及び原稿台4に載置されている場合のいずれも、設定関連情報として、原稿サイズ検知部19の検知状態が取得されて、その検知状態に基づいて推定される。
原稿サイズ検知部19の検知状態、即ち載置されている原稿の大きさや向きなどによって、1つの原稿サイズを一意に特定できる場合もあれば、原稿サイズを一意には特定できない場合もある。原稿サイズを一意に特定できない場合は、検知状態に基づき、載置されている原稿の原稿サイズとして可能性のある複数の原稿サイズが推定される。これら候補設定値は、換言すれば、原稿サイズ設定の設定値としてユーザが設定を望む可能性が高い設定値であると言える。
原稿サイズとして設定可能な複数の設定値のうち、原稿サイズ検知部19の検知状態に基づいていずれか複数の設定値が推定された場合は、スキャン準備画面40には、図3に例示するように、原稿サイズ設定選択欄43が表示される。原稿サイズ設定選択欄43には、推定された複数の設定値のうち最大表示数以下の候補設定値毎の簡易設定ボタンが表示される。図3は、原稿サイズ設定の設定値として少なくともA3及びA4が推定され、原稿サイズ設定選択欄43に、簡易設定ボタンとして、A3を示すA3ボタン43a及びA4を示すA4ボタン43bが表示されている例を示している。ユーザは、原稿サイズ設定選択欄43に表示されている各簡易設定ボタン43a、43bのいずれかを選択することで、原稿サイズ設定の設定値を簡易的且つ効率的に設定することができる。
原稿サイズ検知部19の検知状態に基づいて1つの原稿サイズのみが一意に特定された場合は、原稿サイズ設定の設定値として、その1つの原稿サイズが仮設定される。この場合、図6に例示するように、スキャン準備画面40には原稿サイズ設定選択欄43は表示されない。原稿サイズ設定に限らず、推定された候補設定値が1つの特定設定項目については、スキャン準備画面40には選択欄は表示されない。
(1−4)プルスキャンの実行例
次に、本実施形態の画像読取システム1で実行されるプルスキャンの具体的な態様について、図3〜図7を用いて説明する。スキャンtoメモリ保存が選択されて開始された場合に、例えば、ADF5に原稿が載置されていることが検知されたことにより両面スキャン設定として両面及び片面が推定され、且つ原稿サイズ検知部19の検知状態に基づいてA3及びA4の2種類の原稿サイズが推定された場合は、図3に示すスキャン準備画面40が表示される。図3のスキャン準備画面40の内容は既に説明した通りである。
スキャン準備画面40が表示された直後は、複数種類の設定項目の設定値はいずれも、設定可能な複数の設定値のうち最大値が仮設定値として初期設定される。なお、両面スキャン設定における初期の仮設定値は、両面及び長辺とじ、であり、原稿サイズ設定における初期の仮設定値は、A3である。
ただし、特定設定項目について設定値が推定されて複数の候補設定値がスキャン準備画面40に表示された場合は、その特定設定項目については、複数の候補設定値のうち最大値に仮設定値が変更される。
両面スキャン設定及び原稿サイズ設定のいずれも、仮設定値が設定されている場合は、各選択欄42、43には、仮設定値が設定されていることを示す「あとでPCから設定」というメッセージが表示される。
この状態で、スキャン実行ボタン45が選択されると、原稿のスキャンが実行される。スキャン実行中は、スキャン実行中であることを示す実行中画面50が表示される。実行中画面50には、特定設定項目の設定値の情報を示す特定設定情報51が表示される。この場合、原稿のスキャンは、各設定項目のいずれも仮設定値に従って行われる。そのため、特定設定情報51として、各特定設定項目それぞれ、仮設定値でスキャンが実行されていることを示す情報である「あとでPCから設定」というメッセージが表示される。スキャン終了後は、スキャンデータが記憶部12に保存される。
両面スキャン設定選択欄42に表示されている各簡易設定ボタン42a、42bのうち例えば両面ボタン42bが選択されると、両面スキャン設定の設定値として両面が本設定される。この場合、図3に示すように、両面スキャン設定選択欄42において、両面ボタン42bが強調表示され、且つ、両面が本設定されたことを示す「両面」というメッセージが表示される。なお、このとき本設定されるのはあくまでも原稿の両面をスキャンする、ということであって、とじ方向までは本設定されない。とじ方向については、予め決められた特定のとじ方向が仮設定される。本実施形態では、とじ方向の仮設定値は「長辺とじ」である。そのため、両面スキャン設定選択欄42には、とじ方向については仮設定値が設定されていることを示す「(とじ方向はあとでPCから設定)」というメッセージが表示される。
また、原稿サイズ設定選択欄43に表示されている各簡易設定ボタン43a、43bのうち例えばA4ボタン43bが選択されると、原稿サイズ設定の設定値としてA4が本設定される。この場合、図3に示すように、原稿サイズ設定選択欄43において、A4ボタン43bが強調表示され、且つ、A4が本設定されたことを示す「A4」というメッセージが表示される。
両面スキャン設定として両面が本設定され、且つ原稿サイズ設定としてA4が本設定された状態で、スキャン実行ボタン45が選択されると、複数種類の設定項目のうち両面スキャン設定及び原稿サイズ設定については、その本設定されている設定値に従ってスキャンが実行される。そのため、実行中画面50に表示される特定設定情報51として、両面スキャン設定については、両面が本設定されていることにより両面スキャンが実行されていること、及びとじ方向については仮設定値が設定されていて後で情報処理装置30から設定変更可能であること、を示す情報が表示される。原稿サイズ設定については、A4が本設定されてスキャンが実行されていることを示す情報が表示される。
両面スキャン設定選択欄42に表示されている各簡易設定ボタン42a、42bのうち例えば片面ボタン42aが選択されると、両面スキャン設定の設定値として片面が本設定される。この場合、図4に示すように、両面スキャン設定選択欄42において、片面ボタン42aが強調表示され、且つ、片面が本設定されたことを示す「片面」というメッセージが表示される。
また、原稿サイズ設定選択欄43に表示されている各簡易設定ボタン43a、43bのうち例えばA3ボタン43aが選択されると、原稿サイズ設定の設定値としてA3が本設定される。この場合、図4に示すように、原稿サイズ設定選択欄43において、A3ボタン43aが強調表示され、且つ、A3が本設定されたことを示す「A3」というメッセージが表示される。
両面スキャン設定として片面が本設定され、且つ原稿サイズ設定としてA3が本設定された状態で、スキャン実行ボタン45が選択されると、複数種類の設定項目のうち両面スキャン設定及び原稿サイズ設定については、その本設定されている設定値に従ってスキャンが実行される。そのため、実行中画面50に表示される特定設定情報51は、図4に示す内容となる。即ち、特定設定情報51として、両面スキャン設定については、片面が本設定されていることにより片面スキャンが実行されていることを示す情報が表示され、原稿サイズ設定については、A3が本設定されてスキャンが実行されていることを示す情報が表示される。
選択欄に表示されていない設定値を用いてスキャンを実行させたい場合は、選択欄における、各簡易設定ボタン以外の領域を選択すればよい。例えば、両面スキャン設定選択欄42における、各簡易設定ボタン42a、42b以外の領域が選択されると、図5に示す両面スキャン設定画面60が表示される。
両面スキャン設定画面60には、両面スキャン設定において選択可能な全ての設定値毎の設定値ボタン62、及び初期の仮設定値を設定するための仮設定ボタン61が配列表示される。そして、何れかのボタンを選択することで、そのボタンに対応した設定値が設定される。例えば、「両面スキャン;長辺とじ原稿」の設定値を示す設定値ボタン62を選択すると、両面スキャン、及び長辺とじの双方が本設定され、スキャン準備画面40に戻る。両面スキャン設定画面60によって設定値が本設定された場合は、図5に示すように、両面スキャン設定選択欄42から簡易設定ボタンが消去され、両面スキャン設定選択欄42には、両面スキャン及び長辺とじの双方が本設定されたことを示すメッセージが表示される。
また例えば、図4に示すスキャン準備画面40において、原稿サイズ設定選択欄43における、各簡易設定ボタン43a、43b以外の領域が選択されると、図5に示す原稿サイズ設定画面65が表示される。
原稿サイズ設定画面65には、原稿サイズ設定において選択可能な全ての設定値毎の設定値ボタン67、及び初期の仮設定値を設定するための仮設定ボタン66が配列表示される。そして、何れかのボタンを選択することで、そのボタンに対応した設定値が設定される。例えば、「B5」の設定値を示す設定値ボタン67を選択すると、原稿サイズ設定の設定値としてB5が本設定され、スキャン準備画面40に戻る。原稿サイズ設定画面65によって設定値が本設定された場合は、図5に示すように、原稿サイズ設定選択欄43から簡易設定ボタンが消去され、原稿サイズ設定選択欄43には、B5が本設定されたことを示すメッセージが表示される。
そして、両面スキャン設定として両面スキャン設定画面60を介して両面スキャン、及び長辺とじの双方が本設定され、且つ原稿サイズ設定として原稿サイズ設定画面65を介してB5が本設定された状態で、スキャン実行ボタン45が選択されると、スキャンが実行される。この場合、実行中画面50には、図5に示すように、特定設定情報51として、両面スキャン設定及び原稿サイズ設定のいずれも、本設定されている設定値を示す情報が表示される。
次に、プルスキャンの別の態様について、図6を用いて説明する。スキャンtoメモリ保存が開始された場合に、例えば、ADF原稿センサ18によってADF5に原稿が載置されていることが検知されており、且つ原稿サイズ検知部19の検知状態に基づいて原稿サイズがA4であることが一意に特定された場合は、図6に示すスキャン準備画面40が表示される。
図6のスキャン準備画面40において、両面スキャン設定選択欄42の表示内容は、図3と同じである。また、両面スキャン設定の設定値が初期の仮設定値であることも、図3と同じである。よって、各簡易設定ボタン42a、42bのうち例えば片面ボタン42aを選択すると、図6に示すように、両面スキャン設定の設定値として片面が本設定される。
一方、原稿サイズ設定については、原稿サイズがA4であることが一意に特定されたため、原稿サイズ設定の設定値として、A4が仮設定される。ただしこの場合、原稿サイズ設定選択欄43は表示されない。
そして、図6に示すように原稿サイズ設定の設定値としてA4が一意に特定されたことによりA4が仮設定され、さらに両面スキャン設定の設定値がユーザの選択操作により片面に本設定された状態で、スキャン実行ボタン45が選択されると、スキャンが実行される。そして、実行中画面50には、図6に示すように、特定設定情報51として、両面スキャン設定については片面が本設定されていることが表示され、原稿サイズ設定については仮設定値によりスキャンされていることが表示される。
プルスキャンのさらに別の態様について、図7を用いて説明する。スキャンtoメモリ保存が開始された場合に、例えば、ADF原稿センサ18によっては原稿が検知されずに原稿台原稿センサ17によって原稿が検知されおり、且つ原稿サイズ検知部19の検知状態に基づいて原稿サイズとしてA3及びA4が推定された場合は、図7に示すスキャン準備画面40が表示される。
図7のスキャン準備画面40において、原稿サイズ設定選択欄43の表示内容は、図3と同じである。また、原稿サイズ設定の設定値が初期の仮設定値であることも、図3と同じである。よって、各簡易設定ボタン43a、43bのうち例えばA4ボタン43bを選択すると、図7に示すように、原稿サイズ設定の設定値としてA4が本設定される。
一方、両面スキャン設定については、原稿台4に原稿が載置されていることが検知されたため、両面スキャン設定の設定値として、片面が本設定される。ただしこの場合、両面スキャン設定選択欄42は表示されない。
ここで、本実施形態では、設定関連情報に基づいて設定値が1つのみ一意に特定された場合は、原則として、その1つの設定値が仮設定される。ただし例外として、原稿台4に原稿が載置されていることにより両面スキャン設定の設定値が片面に一意に特定される場合に両面スキャン設定の設定値を片面に設定する場合は、仮設定ではなく本設定とするように構成されている。
図7に示すように両面スキャン設定の設定値として片面が本設定され、さらに原稿サイズ設定の設定値がユーザの選択操作によりA4に本設定された状態で、スキャン実行ボタン45が選択されると、スキャンが実行される。そして、実行中画面50には、図7に示すように特定設定情報51として、両面スキャン設定については片面が本設定されていることが表示され、原稿サイズ設定についてもA4が本設定されていることが表示される。
画像処理装置10においてスキャンtoメモリ保存が実行されると、原稿のスキャンが実行され、スキャンデータが生成されて記憶部12に保存される。ユーザは、その保存されたスキャンデータを、情報処理装置30から取得することができる。
情報処理装置30において、ユーザがスキャンソフトを起動させ、プルスキャンを実行するための所定の操作を行うと、情報処理装置30の表示部34に、図8に示すスキャン設定画面80が表示される。スキャン設定画面80は、スキャンに用いられる複数種類の設定項目の設定値を設定することが可能な画面である。
スキャンソフト起動後最初にスキャン設定画面80が表示される際、スキャン設定画面80中の各設定項目の設定値は、画像処理装置10の記憶部12に保存されているスキャンデータのスキャン実行時に用いられた設定値が選択された状態となって表示される。さらに、スキャン時に本設定値として用いられた設定値については、設定変更できないように表示される。
図8は、原稿サイズ設定の設定値を選択する原稿サイズ選択ボックス81が、原稿サイズとしてA4が本設定されていて他のサイズに変更できない状態となっている。これは、画像処理装置10の記憶部12に記憶されているスキャンデータのスキャン実行時、原稿サイズ設定についてはA4が本設定値として用いられたためである。一方、両面スキャン設定の設定値については、画像処理装置10でのスキャン時に両面および長辺とじがいずれも仮設定値として用いられたことから、それら用いられた仮設定値が選択された状態で表示されている。そして、仮設定値であることから、両面スキャン設定の設定値については設定変更することができる。例えば、とじ方向チェック欄83のチェックマークを切り替えることで、とじ方向を短辺とじに変更することができる。また例えば、両面設定チェックボックス82からチェックを外すことで、片面スキャンに変更することができる。
スキャン設定画面80に表示されているスキャンボタン86が選択されると、その時点で設定されている各設定項目の設定値を示すユーザ設定情報を含むスキャンデータ要求が画像処理装置10へ送信される。これにより、画像処理装置10において、保存されているスキャンデータが、送信したユーザ設定情報に応じて変換され、その変換後のスキャンデータが画像処理装置10から送信される。
なお、ここでいう変換とは、具体的には、スキャン実行時に用いた設定値と、ユーザ設定情報が示す設定値とが異なる場合に、スキャンデータを、ユーザ設定情報が示す設定値に対応した内容となるように変換することを意味する。つまり、仮にユーザ設定情報が示す設定値でスキャンを実行させたならば生成されたはずのスキャンデータと同じ又は同等の内容のデータとなるように、既に保存されているスキャンデータを変換する。
例えば、スキャン実行時に原稿サイズ設定の設定値がA3であって、その後情報処理装置30でA4に変更されてそのA4に変更されたことがユーザ設定情報として画像処理装置10に送信された場合は、画像処理装置10は、保存されているスキャンデータを、A4サイズのスキャンデータに変換する。また例えば、スキャン実行時に両面スキャン設定の設定値が両面であって、その後情報処理装置30で片面に変更されてその片面に変更されたことがユーザ設定情報として画像処理装置10に送信された場合は、画像処理装置10は、保存されているスキャンデータから、各原稿それぞれ片面分の画像データを除去すること等によって、片面分の画像データからなるスキャンデータに変換する。このように、一旦生成されたスキャンデータに対し、情報処理装置30から異なる設定値への変更を指示することで、その指示された設定値に応じたスキャンデータに変換させることができる。
(1−5)プルスキャン実現のための各処理の説明
次に、上述したプルスキャンを実現するために画像処理装置10及び情報処理装置30で実行される処理について、図9〜図12を用いて説明する。
まず、画像処理装置10で実行されるプルスキャン制御処理について、図9を用いて説明する。画像処理装置10の制御部11は、前述の処理方法選択画面においてスキャンtoメモリ保存が選択されると、図9に示すプルスキャン制御処理を実行する。
画像処理装置10の制御部11は、図9のプルスキャン制御処理を開始すると、S110で、ディスプレイ6にスキャン準備画面40を表示させる。S120では、複数種類の設定項目毎に、特定の設定値が初期値として仮設定される。具体的に、特定設定項目の1つである原稿サイズ設定については、設定可能な設定値のうち最大値であるA3が仮設定される。特定設定項目の1つである両面スキャン設定については、設定可能な設定値のうち最大値である両面及び長辺とじが仮設定される。その他の各設定項目の設定値についても、設定可能な設定値のうち最大値が仮設定される。なお、ここでいう最大値とは、スキャンデータのデータ量が最も大きくなるような設定値を意味する。よって、例えば解像度設定の設定値については、設定可能な解像度のうち最大値が仮設定される。
S130では、原稿台原稿センサ17及びADF原稿センサ18の検知結果に基づき、ADF5又は原稿台4に原稿が載置されたか否か判断する。ADF5及び原稿台4のいずれにも原稿が載置されていない場合はS150に進む。ADF5又は原稿台4に原稿が載置されている場合はS140に進む。
S140では、設定項目表示処理を実行する。S140の設定項目表示処理の詳細は、図10に示す通りである。図10に示すように、設定項目表示処理に移行すると、S310で、原稿がADF5に載置されているか否か判断する。原稿がADF5に載置されていない場合、即ち原稿台4に載置されている場合は、S330に進む。このとき、図示は省略したが、両面スキャン設定の設定値として、片面が本設定される。
原稿がADF5に載置されている場合は、S320で、スキャン準備画面40の選択欄表示領域41に、両面スキャン設定選択欄42を表示させる。このとき、両面スキャン設定選択欄42の表示内容は、両面スキャン設定の設定値の設定状態に依存する。即ち、設定値が仮設定された状態の場合は、図3の左上に例示した両面スキャン設定選択欄42のように、各簡易設定ボタン42a、42bが表示され、且つ仮設定値が設定されていることを示すメッセージが表示される。一方、両面及び片面のうちいずれかがユーザ選択によって本設定されている場合は、図3の左下及び図6の左下に例示したように、その本設定されている設定値に対応した簡易設定ボタンが強調表示され、且つその本設定されている設定値を示すメッセージが表示される。
S330では、原稿サイズ設定の設定値が仮設定値であるか否か判断する。仮設定値ではなく本設定値として設定されている場合は、設定項目表示処理を終了し、S150に進む。仮設定値である場合は、S340に進む。S340では、原稿サイズ検知部19による検知結果、即ちサイズ情報を取得する。
S350では、S340で取得した検知結果に基づき、載置されている原稿のサイズを1つの設定値に一意に特定できるか否か判断する。原稿サイズを一意に特定できる場合は、S360に進む。S360では、原稿サイズ設定の設定値を、一意に特定された設定値に仮設定する。S360の処理後はS150に進む。
S350で、1つの原稿サイズを一意に特定できない場合は、S370に進む。S370では、スキャン準備画面40の選択欄表示領域41に、原稿サイズ設定選択欄43を表示させる。このとき、原稿サイズ設定選択欄43には、検知結果に基づいて推定された原稿サイズのうち最大表示数以下の設定値の簡易選択ボタンを表示させる。S380では、S370で表示させた原稿サイズのうち最大サイズを、原稿サイズ設定の設定値として仮設定する。S380の処理後はS150に進む。
図9に戻り、S150では、ユーザによるタッチパネル7への操作が行われたか否か判断する。タッチパネル7への操作が行われていない場合はS130に戻り、タッチパネル7への操作が行われた場合はS160に進む。S160では、ユーザにより行われたタッチパネル7への操作が、原稿サイズを設定するための操作、即ち、スキャン準備画面40内の原稿サイズ設定選択欄43への操作であるか否か判断する。原稿サイズを設定するための操作ではない場合は、S180に進む。原稿サイズを設定するための操作である場合は、S170に進む。
S170では、原稿サイズ設定の設定値を、ユーザによりタッチパネル7を介して選択された設定値に本設定する。また、本設定に応じて原稿サイズ設定選択欄43の表示内容も切り替える。このとき、ユーザによる設定値の設定が、図5に示した原稿サイズ設定画面65を介して行われた場合は、図5で説明したように、原稿サイズ設定選択欄43において簡易設定ボタンは非表示とする。S170の処理後はS130に戻る。
S180では、ユーザにより行われたタッチパネル7への操作が、両面スキャン設定の設定値を設定するための操作、即ち、スキャン準備画面40内の両面スキャン設定選択欄42への操作であるか否か判断する。両面スキャン設定の設定値を設定するための操作ではない場合は、S200に進む。両面スキャン設定の設定値を設定するための操作である場合は、S190に進む。
S190では、両面スキャン設定の設定値を、ユーザによりタッチパネル7を介して選択された設定値に設定する。このとき、何れかの簡易設定ボタンが選択された場合には、両面又は片面の設定についてはその選択された簡易設定ボタンに対応した設定値が本設定される。ただしこの場合、とじ方向については、長辺とじの仮設定状態が維持される。一方、ユーザによる設定値の設定が、図5に示した両面スキャン設定画面60を介して行われた場合は、図5で説明したように、両面又は片面の設定、及びとじ方向の設定のいずれも本設定とし、両面スキャン設定選択欄42において簡易設定ボタンは非表示とする。S190の処理後はS130に戻る。
S200では、スキャン準備画面40内のスキャン実行ボタン45が選択されたか否か判断する。スキャン実行ボタン45が選択されていない場合はS130に戻る。スキャン実行ボタン45が選択された場合はS210に進む。
S210では、原稿のスキャンを実行する。即ち、現在設定されている各設定値に従って原稿のスキャンを実行する。スキャン完了後、S220で、S210のスキャンにより生成したスキャンデータを記憶部12に保存する。
次に、画像処理装置10で実行されるスキャンデータ送信処理について、図11を用いて説明する。画像処理装置10の制御部11は、図9のプルスキャン制御処理が実行されたことによってスキャンデータが記憶部12に保存されると、その保存されたスキャンデータを処理対象として、図10に示すスキャンデータ送信処理を実行する。
画像処理装置10の制御部11は、図10のスキャンデータ送信処理を開始すると、S510で、情報処理装置30から送信されたスキャン情報要求を通信部20を介して受信する。S520では、保存されているスキャンデータのスキャン実行時に用いた各設定項目の設定値を示すスキャン情報を通信部20を介して情報処理装置30へ送信する。なお、スキャン情報には、設定値毎に、当該設定値が仮設定値であるか本設定値であるかを示す情報も含まれる。即ち、仮設定値については、仮設定値であることを示す仮設定情報が対応付けられる。本設定値については、本設定値であることを示す本設定情報が対応付けられる。
S530では、情報処理装置30から送信された、ユーザ設定情報を含むスキャンデータを通信部20を介して受信する。S540では、受信したユーザ設定情報に基づいて、記憶部12に保存されているスキャンデータを変換する。ただし、スキャン実行時に用いた各設定値と、ユーザ設定情報が示す各設定値とが、全く同じである場合は、変換は行わない。S550では、S540による変換後のスキャンデータを、通信部20を介して情報処理装置30へ送信する。なお、S540で変換を行わなかった場合は、記憶部12に保存されているスキャンデータを変換無しに情報処理装置30へ送信する。
次に、情報処理装置30で実行されるスキャンデータ取得処理について、図12を用いて説明する。情報処理装置30の制御部31は、スキャンソフトが起動されて、プルスキャンを実行するための所定の操作が行われると、図12に示すスキャンデータ取得処理を実行する。
情報処理装置30の制御部31は、図12のスキャンデータ取得処理を開始すると、S610で、表示部34に、図8に示したスキャン設定画面80を表示させる。S620では、通信部35を介して画像処理装置10へスキャン情報要求を送信する。S630では、画像処理装置10から送信されたスキャン情報を通信部35を介して受信する。
S640では、スキャン情報反映処理を実行する。このスキャン情報反映処理は、スキャン設定画面80における各設定項目の設定状態を、受信したスキャン情報が示す各設定項目の設定値に一致させる処理である。具体的に、スキャン設定画面80における各設定項目の設定値を、受信したスキャン情報が示す設定値、即ち画像処理装置10の記憶部12に保存されているスキャンデータのスキャン実行時に用いられた設定値が選択された状態にする。さらに、スキャン時に本設定値として用いられた設定値については、設定変更できない状態で表示させる。
S650では、スキャン設定画面80に対するユーザの設定変更操作を受け付ける。そして、ユーザによりスキャンボタン86が選択されたら、S660で、ユーザ設定情報を含むスキャンデータ要求を通信部35を介して画像処理装置10へ送信する。S670では、画像処理装置10から送信されたスキャンデータ、即ちS660で送信したユーザ設定情報に基づいて変換されたスキャンデータを、通信部35を介して受信する。
(1−6)実施形態の効果
以上説明した実施形態によれば、以下の(1a)〜(1e)の効果を奏する。
(1a)画像処理装置10において、複数種類の設定項目のうち、特定設定項目については、設定関連情報に応じた候補設定値が複数ある場合にはその複数の候補設定値が表示される。ユーザは、表示された複数の候補設定値の中から何れか1つを選択することができ、何れか1つの候補設定値を選択することで、その選択した候補設定値に従って画像を読み取らせることができる。つまり、特定設定項目については、設定関連情報に応じた複数の候補設定値がある場合には、ユーザはその複数の候補設定値の中から何れか1つを選択することができるため、特定設定項目の設定値を容易且つ適切に設定することができる。
従って、画像の読み取りを実行させる際のユーザの使い勝手、利便性を向上させつつ、読み取られた画像データのデータ量を抑制することが可能となる。
(1b)設定値が最大表示数より多く推定された場合は、推定された複数の設定値のうち最大表示数以下の設定値が候補設定値としてスキャン準備画面40に表示される。しかも、推定された複数の設定値のうちどれを候補設定値として表示させるかについて、本実施形態では、設定関連情報に基づいて選択される。例えば、これから実行されるスキャンに対して設定値として設定されることの適性が高い順、あるいは、これから実行されるスキャンに対してユーザが設定を望む可能性が高い順に、最大表示数以下の設定値が候補設定値として選択される。そのため、ユーザは、候補設定値の選択を容易且つ効率良く行うことができる。
(1c)推定の結果、1つの設定値のみが一意に特定された場合は、その設定値が仮設定され、スキャンに用いられる。そのため、設定値が一意に特定された特定設定項目については、ユーザは設定値の設定を行う必要がない。しかも、その特定設定項目については、ユーザの設定操作を要することなく適切な設定値が設定されてスキャンが実行される。
(1d)スキャン実行後、情報処理装置30からの要求に応じて、スキャンに用いられた各設定項目の設定値を示すスキャン情報が情報処理装置30へ送信される。そのため、情報処理装置30において、ユーザは、図8に示したスキャン設定画面80を見ることで、画像処理装置10においてどのような設定値でスキャンが行われたのかを確認することができる。
さらに、ユーザは、スキャン設定画面80を介して、スキャン時に用いられた設定値とは異なる設定値を指示することができる。ユーザによる設定値の変更指示の内容は、ユーザ設定情報として画像処理装置10へ送信される。画像処理装置10は、ユーザ設定情報を受信すると、ユーザ設定情報が示す設定値に従ってスキャンデータを変換し、変換後のスキャンデータを情報処理装置30へ送信する。そのため、ユーザは、情報処理装置30において、自身が望む設定値でのスキャンデータを容易に取得することができる。
(1e)また、画像処理装置10から情報処理装置30へ送信されるスキャン情報においては、設定値毎に、当該設定値が仮設定値であるか本設定値であるかを示す情報が対応付けられる。そして、情報処理装置30においては、本設定値が設定されている設定項目については設定変更できないようにされ、仮設定値が設定されている設定項目については設定変更できるようにされている。そのため、ユーザは、設定変更可能な設定値を対象として効率良く設定変更を行うことができる。
(1−7)特許請求の範囲の文言との対応関係
ここで、本実施形態の文言と特許請求の範囲の文言との対応関係について説明する。画像処理装置10は画像読取装置に相当する。画像処理装置10において、制御部11は第1制御部に相当し、通信部20は第1通信部に相当する。情報処理装置30において、制御部31は第2制御部に相当し、通信部35は第2通信部に相当する。原稿サイズ検知部19はサイズ情報検知部に相当する。ADF5は原稿自動搬送部に相当する。ADF原稿センサ18は載置検知部に相当する。
図9において、S160及びS180は選択受付処理に相当し、S170及びS190は設定処理に相当し、S210は読取処理に相当し、S220は記憶処理に相当する。図10において、S310及びS340は取得処理に相当し、S320及びS370は候補表示処理に相当する。図11において、S520は設定値情報送信処理に相当し、S540は変換処理に相当し、S550は画像データ送信処理に相当する。図12において、S660はデータ要求送信処理に相当し、S670は画像データ受信処理に相当する。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2−1)上記実施形態では、特定設定項目が両面スキャン設定及び原稿サイズ設定であったが、複数種類の設定項目のうちどれを特定設定項目にするかについては適宜決めてよい。
例えば、スキャン時の解像度を特定設定項目としてもよい。この場合、設定関連情報として、例えば、記憶部12におけるスキャンデータを保存可能な空き容量を検出し、その空き容量に応じて、解像度として選択可能な複数の設定値のうち空き容量に応じた解像度の候補設定値を少なくとも1つ推定するようにしてもよい。
より具体的に、例えば、解像度として設定可能な設定値として、100dpi、200dpi、300dpi、及び600dpiの4種類があるとする。そして、記憶部12の空き容量を検出した結果、解像度を600dpiに設定してスキャンを実行するとスキャンデータの容量が空き容量を超える可能性があり、解像度を300dpi以下に設定すればスキャンデータの容量が空き容量以下に収まるとする。この場合は、解像度の候補設定値として、300dpi以下を推定する。そして、その推定した300dpi以下の候補設定値のうち、最大表示数以下の候補設定値を選定して、スキャン準備画面内における解像度に対応した選択欄に表示させる。最大表示数が2である場合は、例えば、300dpi及び200dpiを候補設定値として表示させ、何れかを選択可能な状態にする。
(2−2)スキャン準備画面40において、各選択欄に表示される簡易設定ボタンの最大数、即ち最大表示数は、3以上であってもよい。
(2−3)1つの設定値のみが一意に特定された場合であっても、スキャン準備画面40にその1つの設定値を示す情報を表示させてもよい。
(2−4)本発明は、上記実施形態に示した画像処理装置10への適用に限定されるものではない。本発明は、原稿の画像を読み取るスキャン機能を備えた各種構成の画像読取装置に対して適用可能である。
(2−5)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1…画像読取システム、2…本体部、3…カバー、4…原稿台、5…ADF、6…ディスプレイ、7…タッチパネル、10…画像処理装置、11,31…制御部、12,32…記憶部、13,34…表示部、14,33…入力部、15…読取部、16…印刷部、17…原稿台原稿センサ、18…ADF原稿センサ、19…原稿サイズ検知部、20,35…通信部、30…情報処理装置、40…スキャン準備画面、41…選択欄表示領域、42…両面スキャン設定選択欄、42a…片面ボタン、42b…両面ボタン、43…原稿サイズ設定選択欄、43a…A3ボタン、43b…A4ボタン、45…スキャン実行ボタン、50…実行中画面、51…特定設定情報、60…両面スキャン設定画面、65…原稿サイズ設定画面、80…スキャン設定画面、81…原稿サイズ選択ボックス、82…両面設定チェックボックス、83…とじ方向チェック欄、86…スキャンボタン。

Claims (10)

  1. 複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取る読取部と、
    記憶部と、
    入力部と、
    表示部と、
    情報処理装置と通信可能な通信部と、
    制御部と、
    を備えた画像読取装置であって、
    前記制御部は、
    前記複数種類の設定項目のうち特定の少なくとも1つを特定設定項目として、前記特定設定項目毎に、当該特定設定項目の設定値に関連する情報のうち当該画像読取装置で検知可能な情報である設定関連情報を取得する取得処理と、
    前記特定設定項目毎に、当該特定設定項目において設定可能な複数の設定値のうち、前記取得処理により取得された前記設定関連情報に応じた複数の設定値である複数の候補設定値を前記表示部に表示させる候補表示処理と、
    前記特定設定項目毎に、前記候補表示処理により表示された前記複数の候補設定値のうち何れか1つの選択入力を前記入力部を介して受け付ける選択受付処理と、
    前記選択受付処理により受け付けられた前記選択入力により選択された候補設定値を、対応する前記特定設定項目の設定値として設定する設定処理と、
    前記読取部に前記複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取らせてその画像を示す画像データを生成する読取処理であって、前記設定処理で設定値が設定された前記特定設定項目についてはその設定された設定値に従って原稿の画像を読み取らせる読取処理と、
    前記読取処理により生成された画像データを前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
    前記通信部を介して前記情報処理装置から画像データ要求が受信された場合、前記記憶部に記憶されている前記画像データを前記通信部を介して前記情報処理装置へ送信する画像データ送信処理と、
    を実行する、画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    前記候補表示処理は、前記特定設定項目毎に、特定の最大表示数以下の数の候補設定値を表示するように構成されている、画像読取装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置であって、
    前記読取処理は、設定可能な複数の設定値のうち前記取得処理により取得された前記設定関連情報に応じた設定値が1つのみである前記特定設定項目については、その1つの設定値に従って原稿の画像を読み取らせる、画像読取装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像読取装置であって、
    前記制御部は、
    前記読取処理の実行後、前記通信部を介して前記情報処理装置から情報要求が受信された場合、前記読取処理で用いた設定値を示す情報である設定値情報を前記通信部を介して前記情報処理装置へ送信する設定値情報送信処理と、
    前記設定値情報送信処理による前記設定値情報の送信後、前記通信部を介して前記情報処理装置から画像データ要求が受信された場合に、前記画像データ要求に、少なくとも1つの設定項目について前記読取処理で用いた設定値とは異なる設定値への変更を指示する設定変更情報が含まれている場合、前記記憶部に記憶されている前記画像データを、前記設定変更情報における前記異なる設定値に基づいて変換する変換処理と、
    を実行し、
    前記画像データ送信処理は、前記変換処理が行われた場合は、前記変換処理による変換後の前記画像データを送信するように構成されている、
    画像読取装置。
  5. 請求項4に記載の画像読取装置であって、
    前記情報処理装置は、当該画像読取装置から受信した前記設定値情報において、少なくとも1つの設定値に対して当該設定値が前記設定処理により設定されたものであることを示す本設定情報が対応付けられている場合は、その本設定情報に対応した設定値については、異なる設定値への変更を指示できないように構成されており、
    前記設定値情報送信処理は、前記読取処理で用いた設定値のうち前記設定処理により設定された設定値がある場合は、その設定値に前記本設定情報を対応付けて前記設定値情報を送信するように構成されている、
    画像読取装置。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の画像読取装置であって、
    前記情報処理装置は、当該画像読取装置から受信した前記設定値情報において、前記設定処理で設定されたものでないことを示す仮設定情報が対応付けられている設定値については、異なる設定値への変更を指示できるよう構成されており、
    前記設定値情報送信処理は、前記読取処理で用いた設定値のうち前記設定処理で設定されていない設定値については前記仮設定情報を対応付けて前記設定値情報を送信するように構成されている、
    画像読取装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の画像読取装置であって、
    読み取り対象の原稿サイズを示すサイズ情報を検知するサイズ情報検知部を備え、
    前記特定設定項目として、前記原稿サイズが含まれ、
    前記取得処理は、前記原稿サイズに対応した前記設定関連情報として、前記サイズ情報検知部により検知された前記サイズ情報を取得するように構成されており、
    前記候補表示処理は、前記原稿サイズについては、前記取得処理により取得された前記サイズ情報から推定される複数のサイズを前記複数の候補設定値として表示させるように構成されている、
    画像読取装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の画像読取装置であって、
    載置された原稿を1枚ずつ順次搬送する原稿自動搬送部と、
    原稿が前記原稿自動搬送部に載置されたことを検知する載置検知部と、
    を備え、
    前記読取部は、前記原稿自動搬送部により搬送される原稿に対しては片面の画像及び両面の画像のいずれかを読み取り対象として読み取り可能に構成されており、
    前記特定設定項目として、原稿の両面の画像及び片面の画像のどちらを読み取らせるかを示す両面読取設定が含まれ、
    前記取得処理は、前記両面読取設定に対応した前記設定関連情報として、前記載置検知部による検知状態を示す載置情報を取得するように構成されており、
    前記候補表示処理は、前記取得処理により取得された前記載置情報が、前記載置検知部により前記原稿自動搬送部に原稿が載置されたことが検知されたことを示す情報であった場合、前記両面読取設定については、少なくとも、読み取り対象の面の前記候補設定値として両面及び片面を表示させるように構成されている、
    画像読取装置。
  9. 画像読取装置と、
    情報処理装置と、
    を備えた画像読取システムであって、
    前記画像読取装置は、
    複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取る読取部と、
    記憶部と、
    入力部と、
    表示部と、
    情報処理装置と通信可能な第1通信部と、
    第1制御部と、
    を備え、
    前記第1制御部は、
    前記複数種類の設定項目のうち特定の少なくとも1つを特定設定項目として、前記特定設定項目毎に、当該特定設定項目の設定値に関連する情報のうち当該画像読取装置で検知可能な情報である設定関連情報を取得する取得処理と、
    前記特定設定項目毎に、当該特定設定項目において設定可能な複数の設定値のうち、前記取得処理により取得された前記設定関連情報に応じた複数の設定値である複数の候補設定値を前記表示部に表示させる候補表示処理と、
    前記特定設定項目毎に、前記候補表示処理により表示された前記複数の候補設定値のうち何れか1つの選択入力を前記入力部を介して受け付ける選択受付処理と、
    前記選択受付処理により受け付けられた前記選択入力により選択された候補設定値を、対応する前記特定設定項目の設定値として設定する設定処理と、
    前記読取部に前記複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取らせてその画像を示す画像データを生成する読取処理であって、前記設定処理で設定値が設定された前記特定設定項目についてはその設定された設定値に従って原稿の画像を読み取らせる読取処理と、
    前記読取処理により生成された画像データを前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
    前記第1通信部を介して前記情報処理装置から画像データ要求が受信された場合、前記記憶部に記憶されている前記画像データを前記第1通信部を介して前記情報処理装置へ送信する画像データ送信処理と、
    を実行し、
    前記情報処理装置は、
    前記画像読取装置と通信可能な第2通信部と、
    第2制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記第2通信部を介して前記画像読取装置へ前記画像データ要求を送信するデータ要求送信処理と、
    前記データ要求送信処理による前記画像データ要求の送信後、前記第2通信部を介して前記画像読取装置から前記画像データを受信する画像データ受信処理と、
    を実行する、画像読取システム。
  10. 複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取る画像読取方法であって、
    前記複数種類の設定項目のうち特定の少なくとも1つを特定設定項目として、前記特定設定項目毎に、当該特定設定項目の設定値に関連する情報のうち当該画像読取装置で検知可能な情報である設定関連情報を取得する取得ステップと、
    前記特定設定項目毎に、当該特定設定項目において設定可能な複数の設定値のうち、前記取得ステップで取得された前記設定関連情報に応じた複数の設定値である複数の候補設定値を表示させる候補表示ステップと、
    前記特定設定項目毎に、前記候補表示ステップにより表示された前記複数の候補設定値のうち何れか1つの選択入力を受け付ける選択受付ステップと、
    前記選択受付ステップで受け付けられた前記選択入力により選択された候補設定値を、対応する前記特定設定項目の設定値として設定する設定ステップと、
    前記複数種類の設定項目毎の設定値に従って原稿の画像を読み取ってその画像を示す画像データを生成する読取ステップであって、前記設定ステップで設定値が設定された前記特定設定項目についてはその設定された設定値に従って原稿の画像を読み取る読取ステップと、
    画像データ要求を受信した場合、前記読取ステップで生成された前記画像データを前記画像データ要求の送信元へ送信する画像データ送信ステップと、
    を有する、画像読取方法。
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