JP2018163710A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】書き込み後に次の書き込みあるいは読み出しが実行可能となるまでの時間を短縮できる半導体記憶装置を提供する。【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、記憶層23及び参照層25と、記憶層23と参照層25との間に配置された中間層24とを有する磁気抵抗効果素子22と、参照層25の中間層24と反対側に配置されたシフト調整層27と、参照層25とシフト調整層27との間に配置された結合層26と、磁気抵抗効果素子22に電圧を印加する書き込み回路13とを備える。参照層25とシフト調整層27は反強磁性結合し、参照層25、結合層26、及びシフト調整層27はSAF構造を構成し、書き込み回路13は、磁気抵抗効果素子22を第1抵抗値から第1抵抗値より大きい第2抵抗値に遷移させる書き込みにおいて、磁気抵抗効果素子22に第1電圧と、第1電圧と逆極性の第2電圧とを印加する。【選択図】図7
Description
実施形態は、半導体記憶装置に関するものである。
半導体記憶装置として、メモリセルに磁気抵抗効果(magnetoresistive effect)を用いたMRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)が知られている。MRAMは、高速動作、大容量、及び不揮発性を有するメモリデバイスとして注目されている。
書き込み後に次の書き込みあるいは読み出しが実行可能となるまでの時間を短縮できる半導体記憶装置を提供する。
実施形態の半導体記憶装置は、第1磁性層及び第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に配置された非磁性層とを有する抵抗変化素子と、前記第2磁性層の前記非磁性層と反対側に配置された第3磁性層と、前記第2磁性層と前記第3磁性層との間に配置された金属層と、前記抵抗変化素子に電圧を印加する書き込み回路とを具備し、前記第2磁性層と前記第3磁性層は反強磁性結合し、前記第2磁性層、前記金属層、及び前記第3磁性層はSAF(synthetic antiferromagnetic)構造を構成し、前記書き込み回路は、前記抵抗変化素子を第1抵抗値から前記第1抵抗値より大きい第2抵抗値に遷移させる書き込みにおいて、前記抵抗変化素子に第1電圧と、前記第1電圧と逆極性の第2電圧とを印加する。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。以下の説明において、同一の機能及び構成を有する構成要素については同一符号を付す。また、以下に示す各実施形態は、この実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。
各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェアのいずれかまたは両者を組み合わせたものとして実現することができる。各機能ブロックが以下の例のように区別されていることは必須ではない。例えば、一部の機能が例示の機能ブロックとは別の機能ブロックによって実行されてもよい。さらに、例示の機能ブロックがさらに細かい機能サブブロックに分割されていてもよい。
[実施形態]
本実施形態の半導体記憶装置について説明する。
本実施形態の半導体記憶装置について説明する。
[1]半導体記憶装置の構成
実施形態の半導体記憶装置は、例えば磁気抵抗効果(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)素子を抵抗性記憶素子(または、可変抵抗素子)として用いた、垂直磁化方式によるMRAMの場合にて説明を行う。以下、抵抗性記憶素子を、抵抗変化素子とも称する。
実施形態の半導体記憶装置は、例えば磁気抵抗効果(MTJ:Magnetic Tunnel Junction)素子を抵抗性記憶素子(または、可変抵抗素子)として用いた、垂直磁化方式によるMRAMの場合にて説明を行う。以下、抵抗性記憶素子を、抵抗変化素子とも称する。
図1は、実施形態の半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、半導体記憶装置10は、メモリセルアレイ11、カレントシンク12、センスアンプ及び書き込み回路13、ロウデコーダ14、ページバッファ15、入出力回路16、及びコントローラ17を備えている。
メモリセルアレイ11は、行(row)及び列(column)状に配列された複数のメモリセルMCを備えている。そして、同一行にあるメモリセルMCは、同一のワード線WLに接続され、同一列にあるメモリセルMCの両端は、同一のビット線BL及び同一のソース線SLに接続される。
カレントシンク12は、ビット線BL及びソース線SLに接続される。カレントシンク12は、データの書き込み及び読み出し等の動作において、ビット線BL又はソース線SLを基準電圧VSS、例えば接地電位とする。
センスアンプ及び書き込み回路13は、ビット線BL及びソース線SLに接続される。センスアンプ及び書き込み回路13は、ビット線BL及びソース線SLを介して動作対象のメモリセルMCに電流を供給し、メモリセルMCへのデータの書き込みを行う。また、センスアンプ及び書き込み回路13は、ビット線BL及びソース線SLを介して動作対象のメモリセルMCに電流を供給し、メモリセルMCへのデータの読み出しを行う。より具体的には、センスアンプ及び書き込み回路13は、ドライバ制御回路、及び書き込みドライバを有する。そして、センスアンプ及び書き込み回路13内のドライバ制御回路、及び書き込みドライバが、メモリセルMCへのデータの書き込みを行う。また、センスアンプ及び書き込み回路13内のセンスアンプが、メモリセルMCからのデータの読み出しを行う。ドライバ制御回路、及び書き込みドライバによるデータ書き込みの詳細については、後述する。
ロウデコーダ14は、ワード線WLを介してメモリセルアレイ11と接続される。ロウデコーダ14は、メモリセルアレイ11のロウ方向を指定するロウアドレスをデコードする。そして、デコード結果に応じてワード線WLを選択し、選択されたワード線WLにデータの書き込み及び読み出し等の動作に必要な電圧を印加する。
ページバッファ15は、メモリセルアレイ11内に書き込まれるデータ、及びメモリセルアレイ11から読み出されたデータを、ページと呼ばれるデータ単位で一時的に保持する。
入出力回路16は、半導体記憶装置10の外部から受信した各種信号をコントローラ17及びページバッファ15へ送信し、コントローラ17及びページバッファ15からの各種情報を半導体記憶装置10の外部へと送信する。
コントローラ17は、カレントシンク12、センスアンプ及び書き込み回路13、ロウデコーダ14、ページバッファ15、及び入出力回路16とそれぞれ接続される。コントローラ17は、入出力回路16が半導体記憶装置10の外部から受信した各種信号に従い、カレントシンク12、センスアンプ及び書き込み回路13、ロウデコーダ14、及びページバッファ15を制御する。
[1−1]メモリセルアレイ
次に、半導体記憶装置10のメモリセルアレイ11の構成について説明する。図2は、メモリセルアレイ11の構成を示す回路図である。
次に、半導体記憶装置10のメモリセルアレイ11の構成について説明する。図2は、メモリセルアレイ11の構成を示す回路図である。
前述したように、メモリセルアレイ11には、複数のメモリセルMCが行列状に配列されている。メモリセルアレイ11には、複数のワード線WL(WL0〜WLn)、複数のビット線BL(BL0〜BLm)、および複数のソース線SL(SL0〜SLm)が設けられている。nおよびmは0以上の自然数である。
複数のワード線WLはロウ方向に延伸し、複数のビット線BL及びソース線SLはカラム方向に延伸している。隣接するビット線BLとソース線SLは対を成している。これにより、複数のワード線WLと、複数のビット線BL及びソース線SLの対とは互いに交差するように配線されている。メモリセルMCは、ワード線WLと、ビット線BL及びソース線SLの対との交点に対応して設けられている。1つのワード線WLには、1行のメモリセルMCが接続され、1つのビット線BL及びソース線SLの対には、1列のメモリセルMCが接続される。1つのワード線WLと接続されたメモリセルMCの組は、「ページ」と称される。
[1−1−1]メモリセル
次に、メモリセルアレイ11内のメモリセルMCの構成について説明する。図3は、メモリセルMCの構成を示す模式図である。
次に、メモリセルアレイ11内のメモリセルMCの構成について説明する。図3は、メモリセルMCの構成を示す模式図である。
図3に示すように、メモリセルMCは、例えば、選択トランジスタ21及び磁気抵抗効果素子22を含む。選択トランジスタ21は、磁気抵抗効果素子22へのデータ書き込み及び読み出し時において、電流の供給及び停止を制御するスイッチとして設けられる。磁気抵抗効果素子22は積層された複数の膜を含む。複数の膜の膜面に垂直な方向に電流を流すことにより、磁気抵抗効果素子22の抵抗値は低抵抗状態あるいは高抵抗状態に切り替わる。磁気抵抗効果素子22は、その抵抗状態の変化によってデータを書き込み可能であり、書き込まれたデータを不揮発に保持し、読み出し可能である抵抗性記憶素子として機能する。
選択トランジスタ21は、ゲートがワード線WLに接続され、ソース又はドレインの一方がソース線SLに接続され、他方が磁気抵抗効果素子22の一端に接続されている。磁気抵抗効果素子22の他端は、ビット線BLに接続される。
[1−1−2]磁気抵抗効果素子
次に、図3を用いて、メモリセルMCの磁気抵抗効果素子22の構成の一例について説明する。本構成例の磁気抵抗効果素子22は、記憶層23、中間層24、参照層25、結合層26、およびシフト調整層27を含む。磁気抵抗効果素子22は、さらなる層を含んでいてもよい。記憶層23と参照層25間には中間層24が配置される。参照層25とシフト調整層27間には結合層26が配置される。記憶層23、中間層24、参照層25、結合層26、およびシフト調整層27は、それぞれ膜面上に順次積層される。磁気抵抗効果素子22は、記憶層23及び参照層25の磁化方向(magnetization orientation)がそれぞれ膜面に対して垂直方向を向く、垂直磁化型MTJ素子である。
次に、図3を用いて、メモリセルMCの磁気抵抗効果素子22の構成の一例について説明する。本構成例の磁気抵抗効果素子22は、記憶層23、中間層24、参照層25、結合層26、およびシフト調整層27を含む。磁気抵抗効果素子22は、さらなる層を含んでいてもよい。記憶層23と参照層25間には中間層24が配置される。参照層25とシフト調整層27間には結合層26が配置される。記憶層23、中間層24、参照層25、結合層26、およびシフト調整層27は、それぞれ膜面上に順次積層される。磁気抵抗効果素子22は、記憶層23及び参照層25の磁化方向(magnetization orientation)がそれぞれ膜面に対して垂直方向を向く、垂直磁化型MTJ素子である。
記憶層23は、1または複数の導電性の磁性材料を含むか、導電性の磁性材料からなる。具体的には、記憶層23は、鉄(Fe)、ボロン(B)、コバルト(Co)等の1以上の元素を含み、例えばコバルト鉄ボロン(CoFeB)またはホウ化鉄(FeB)を含む。記憶層23は、人工格子を含んでいてもよい。または、記憶層23は、Co、Fe、およびBの合金を含むか、Co、Fe、およびBの合金からなる。
記憶層23は、ある軸に沿う方向に磁化されており、例えば記憶層23の磁化は、層23、24、および25を貫く軸、例えば層23、24、および25の境界面に対して垂直な方向に沿って安定している。すなわち、例えば記憶層23は、層23、24、および25を貫く軸、例えば層23、24、および25の境界面に対して垂直な方向に沿う磁気異方性を有し、いわゆる垂直磁気異方性を有する。記憶層23の磁化は、磁化容易軸に沿う2方向のいずれかを向いて安定することができる。記憶層23の磁化の方向は、層23、24、および25を貫いて流れる電流(書き込み電流)により、反転させられることが可能である。
中間層24は、非磁性の絶縁材料を含むか、非磁性絶縁材料からなり、トンネルバリアとして機能する。中間層24は、例えば、酸化マグネシウム(MgO)を含むか、MgOからなる。
参照層25は、導電性の磁性材料を含むか、導電性の磁性材料からなる。参照層25は、Co、Pt、Pd、およびNiの少なくとも1つの元素を含む。参照層25は、例えばコバルト白金(CoPt)、コバルトニッケル(CoNi)、またはコバルトパラジウム(CoPd)を含むか、CoPt、CoNi、またはCoPdからなる。参照層25は、記憶層23と同じ材料から形成されてもよい。
参照層25は、記憶層23と同様に、垂直磁気異方性を有する。参照層25は、方向を固定または不変の磁化を有し、例えば、記憶層23の保磁力より大きい保磁力を有する。参照層25の磁化の方向が「固定されている」または「不変である」とは、記憶層23の磁化を反転させる大きさを有する書き込み電流によって、参照層25の磁化方向が反転し難いことを指す。本実施形態では、書き込み電流で参照層25の磁化方向が反転した場合を対策するものである。
記憶層23、中間層24、および参照層25の組は、磁気抵抗効果を示す。具体的には、記憶層23の磁化の向きと参照層25の磁化の向きが平行および反平行であると、磁気抵抗効果素子22は、それぞれ最小および最大の抵抗値を示す。磁気抵抗効果素子22が高い方の抵抗を示すか低い方の抵抗を示すか、すなわち記憶層23の磁化の方向が、例えば記憶装置のセルによるデータの記憶に用いられることが可能である。
シフト調整層27は、参照層25により生成され、かつ記憶層23に印加される磁界(漏れ磁界)を抑制する機能を有する。シフト調整層27は、導電性の磁性材料を含むか、導電性の磁性材料からなる。シフト調整層27は、例えば参照層25の材料と同じまたは実質的に同じ材料であることが可能である。
参照層25は、中間層24を貫いて記憶層23の内部に到達する磁界を生成する。この磁界により、記憶層23の磁化は、磁界に従う方向を向きやすくなる。シフト調整層27は、シフト調整層27により生成される磁界を用いて、参照層25による漏れ磁界を抑制または相殺することを意図されている。具体的には、シフト調整層27により生成され、かつ記憶層23の内部に到達し、かつ参照層25による磁界の磁力線の向きと反対の向きの磁力線を有する磁界により、参照層25によって記憶層23中に生成される磁界が抑制または相殺される。
シフト調整層27は、参照層25よりも記憶層23から離れており、シフト調整層27によって記憶層23中に生成される磁界の大きさは、参照層25によって記憶層23中に生成される磁界の大きさより小さい。このため、シフト調整層27は、参照層25よりも離れた位置から、参照層25によって記憶層23中に生成される磁界の大きさと同じ程度の大きさの磁界を記憶層23中で生成するために、参照層25の磁化量よりも大きな磁化量を有する。より具体的には、例えば、シフト調整層27は参照層25の材料と同じまたは実質的に同じ材料からなり、参照層25よりも厚い。
結合層26は、導電性の材料を含むか、導電性の材料からなる。結合層26は、参照層25とシフト調整層27とを反強磁性結合させる機能を有する。すなわち、参照層25、結合層26、およびシフト調整層27は、synthetic antiferromagnetic(SAF)構造を構成する。結合層26は、例えばRu、Rh、およびOsを含むか、Ru、Rh、およびOsからなる。Ruは、Ruの層を挟む2つの磁性体を、Ruの厚さに基づいて、磁性結合させるかあるいは反強磁性結合させることが知られている。結合層26は、Ptおよび/またはPdの層をさらに含んでいてもよい。結合層26は、参照層25とシフト調整層27とを反強磁性結合させる厚さを有する。
なお、本実施形態では、このような磁気抵抗効果素子22に書き込み電流を流し、この書き込み電流によって記憶層23の磁化方向を制御するスピン注入書き込み方式を採用する。磁気抵抗効果素子22は、記憶層23及び参照層25の磁化方向の相対関係が平行か反平行かによって、低抵抗状態及び高抵抗状態のいずれかを取ることができる。
磁気抵抗効果素子22に、図3における矢印A1の方向、即ち参照層25から記憶層23に向かう書き込み電流を流すと、記憶層23及び参照層25の磁化方向の相対関係は、反平行になる。この反平行状態の場合、磁気抵抗効果素子22の抵抗値は高くなり、磁気抵抗効果素子22は高抵抗状態に設定される。この高抵抗状態は、「AP(Anti-Parallel)状態」と呼ばれ、例えばデータ“1”の状態と規定される。
磁気抵抗効果素子22に、図3における矢印A2の方向、即ち記憶層23から参照層25に向かう書き込み電流を流すと、記憶層23及び参照層25の磁化方向の相対関係は、平行になる。この平行状態の場合、磁気抵抗効果素子22の抵抗値は低くなり、磁気抵抗効果素子22は低抵抗状態に設定される。この低抵抗状態は、「P(Parallel)状態」と呼ばれ、例えばデータ“0”の状態と規定される。
なお、以下の説明では、上述したデータの規定方法に従って説明するが、データ“1”及びデータ“0”の規定の仕方は、上述した例に限られない。例えば、P状態をデータ“1”と規定し、AP状態をデータ“0”と規定してもよい。
[1−2]書き込み回路
次に、半導体記憶装置10の書き込み回路の構成について説明する。実施形態のセンスアンプ及び書き込み回路13は、書き込み回路としてドライバ制御回路13a、13b、及び書き込みドライバ13cを備える。
次に、半導体記憶装置10の書き込み回路の構成について説明する。実施形態のセンスアンプ及び書き込み回路13は、書き込み回路としてドライバ制御回路13a、13b、及び書き込みドライバ13cを備える。
図4、図5はドライバ制御回路13a、13bの構成を示す回路図、図6は書き込みドライバ13cの構成を示す回路図である。
図4に示すドライバ制御回路13aの構成を以下に述べる。ドライバ制御回路13aは、トランスファトランジスタ30、クロックドインバータ31、インバータ32、33を有する。
信号DATAは、トランスファトランジスタ30の第1端、及びクロックドインバータ31の入力端に入力される。信号DATINVbは、トランスファトランジスタ30のnチャネルMOS電界効果トランジスタ(以下、nMOSトランジスタと記す)のゲート、及びクロックドインバータ31の第1制御端に入力される。信号DATINVbは、またインバータ32を介してトランスファトランジスタ30のpチャネルMOS電界効果トランジスタ(以下、pMOSトランジスタと記す)のゲート、及びクロックドインバータ31の第2制御端に入力される。
トランスファトランジスタ30の第2端及びクロックドインバータ32の出力端は信号WDATをインバータ33に出力する。インバータ33は、信号WDATを受け取り、信号WDATbを出力する。
次に、図5に示すドライバ制御回路13bの構成を述べる。ドライバ制御回路13bは、否定論理積回路(以下、NAND回路と記す)34、35、インバータ36、37を有する。
信号WDAT、信号WDATbがドライバ制御回路13aからドライバ制御回路13bに供給される。信号WDATはNAND回路34の第1入力端に入力される。信号WDATbはNAND回路35の第1入力端に入力される。ライトイネーブル信号WENはNAND回路34、35の第2入力端に入力される。NAND回路34の出力端は信号ENBLPbをインバータ36に出力する。NAND回路35の出力端は信号ENSLPbをインバータ37に出力する。そして、インバータ36は、信号ENBLPbを受け取り、信号ENSLNを出力する。インバータ37は、信号ENSLPbを受け取り、信号ENBLNを出力する。
次に、図6に示す書き込みドライバ13cの構成を述べる。書き込みドライバ13cは、nMOSトランジスタ40、41、42、43、及びpMOSトランジスタ44、45を有する。pMOSトランジスタ44及びnMOSトランジスタ40のドレインはビット線BLに接続される。pMOSトランジスタ44のソースには電源電圧VDDが供給される。nMOSトランジスタ40のソースには基準電圧VSSが供給される。pMOSトランジスタ45及びnMOSトランジスタ41のドレインはソース線SLに接続される。pMOSトランジスタ45のソースには電源電圧VDDが供給される。nMOSトランジスタ41のソースには基準電圧VSSが供給される。
ビット線BLとソース線SL間には、メモリセルMCが接続される。nMOSトランジスタ42のドレインにはビット線BLが接続され、そのソースには基準電圧VSSが供給される。nMOSトランジスタ43のドレインにはソース線SLが接続され、そのソースには基準電圧VSSが供給される。nMOSトランジスタ42は、ビット線BLを基準電圧VSSにプリチャージする。pMOSトランジスタ43は、ソース線SLを基準電圧VSSにプリチャージする。
なお、pMOSトランジスタ同士、及びnMOSトランジスタ同士は、特に区別しない限り、同一のサイズを有し、かつ同一の電圧−電流特性を有する。
[2]半導体記憶装置の動作
次に、実施形態の半導体記憶装置10の書き込み動作について説明する。図7は、書き込み動作を示すタイミングチャートである。図8は、書き込み動作時にメモリセルMCに流れる書き込み電流を示す図である。
次に、実施形態の半導体記憶装置10の書き込み動作について説明する。図7は、書き込み動作を示すタイミングチャートである。図8は、書き込み動作時にメモリセルMCに流れる書き込み電流を示す図である。
図4に示したドライバ制御回路13aに、信号DATA、及び信号DATINVbが入力される。信号DATINVbは信号DATAが遅延された信号である。信号DATA及び信号DATINVbが入力されると、ドライバ制御回路13aから信号WDAT、及び信号WDATbが出力される。続いて、図5に示したドライバ制御回路13bに、信号WDAT、信号WDATb、及びライトイネーブル信号WENが入力される。すると、ドライバ制御回路13bから信号ENBLPb、信号ENSLPb、信号ENSLN、及び信号ENBLNが出力される。
続いて、図6に示した書き込みドライバ13cに、信号ENBLPb、信号ENSLPb、信号ENSLN、及び信号ENBLNが入力される。これにより、書き込みドライバ13cからビット線BL及びソース線SLに、電源電圧VDDあるいは基準電圧VSSが印加される。この結果、ビット線BLとソース線SL間に配置されたメモリセルMCに書き込み電圧VBSが印加されて、メモリセルMCに書き込み電流IW1が流れる。
[2−1]書き込み動作
次に、低抵抗状態のメモリセルMCを高抵抗状態に遷移させる“1”書き込み、すなわち信号DATAとしてハイレベル(以下、“H”とも記す)が入力される場合を詳述する。
次に、低抵抗状態のメモリセルMCを高抵抗状態に遷移させる“1”書き込み、すなわち信号DATAとしてハイレベル(以下、“H”とも記す)が入力される場合を詳述する。
まず、図6に示したnMOSトランジスタ42、43のゲートにプリチャージ信号PRCHとして“H”が入力され、ビット線BL及びソース線SLが電圧VSSにプリチャージされる。その後、時刻t1にて、プリチャージ信号PRCHとしてローレベル(以下、“L”とも記す)がnMOSトランジスタ42、43のゲートに入力され、ビット線BL及びソース線SLのプリチャージが停止される。
図4に示したドライバ制御回路13aには、信号DATA及び信号DATINVbとして共に“H”が入力されている。すなわち、信号DATAとして“H”がトランスファトランジスタ30の第1端、及びクロックドインバータ31の入力端に入力される。さらに、信号DATINVbとして“H”がトランスファトランジスタ30のnMOSトランジスタのゲート、クロックドインバータ31の第1制御端、及びインバータ32の入力端に入力される。これにより、トランスファトランジスタ30の第2端から信号WDATとして“H”が出力される。信号WDATはインバータ33に入力され、インバータ33は信号WDATbとして“L”を出力する。
次に、図5に示したドライバ制御回路13bに、信号WDAT、信号WDATb、及びライトイネーブル信号WENが入力される。具体的には、信号WDATとして“H”がNAND回路34の第1入力端に入力され、信号WDATbとして“L”がNAND回路35の第1入力端に入力され、さらに、ライトイネーブル信号WENとして“H”がNAND回路34,35の第2入力端にそれぞれ入力される。これにより、NAND回路34の出力端は、信号ENBLPbとして“L”を出力する。インバータ36は、“L”の信号ENBLPbを受け取り、信号ENSLNとして“H”を出力する。NAND回路35の出力端は、信号ENSLPbとして“H”を出力する。インバータ37は、“H”の信号ENSLPbを受け取り、信号ENBLNとして“L”を出力する。
続いて、図6に示した書き込みドライバ13cに、信号ENBLPb,ENBLNとして“L”が入力され、信号ENSLPb、ENSLN,として“H”が入力される。すなわち、pMOSトランジスタ44のゲートに“L”の信号ENBLPbが入力され、nMOSトランジスタ40のゲートに“L”の信号ENBLNが入力される。これにより、pMOSトランジスタ44はオン状態となり、nMOSトランジスタ40はオフ状態となる。さらに、pMOSトランジスタ45のゲートに“H”の信号ENSLPbが入力され、nMOSトランジスタ41のゲートに“H”の信号ENSLNが入力される。これにより、pMOSトランジスタ45はオフ状態となり、nMOSトランジスタ41はオン状態となる。
これらにより、pMOSトランジスタ44からビット線BLに電源電圧VDDが供給され、ビット線BLの電位が電源電圧VDDとなる。さらに、nMOSトランジスタ41からソース線SLに基準電圧VSSが供給され、ソース線SLの電位が基準電圧VSSとなる。この結果、ビット線BLとソース線SL間に接続されたメモリセルMCに書き込み電圧V1が印加され、ビット線BLからメモリセルMCを介してソース線SLに書き込み電流IWが流れる。
その後、所定時間後に、信号DATINVbが“H”から“L”に立ち下がる。これにより、トランスファトランジスタ30がオフ状態となり、クロックドインバータ31の出力端から信号WDATとして“L”が出力される。信号WDATはインバータ33に入力され、インバータ33は信号WDATbとして“H”を出力する。
次に、信号WDATとして“L”がNAND回路34の第1入力端に入力され、信号WDATbとして“H”がNAND回路35の第1入力端に入力され、さらに、ライトイネーブル信号WENとして“H”がNAND回路34,35の第2入力端にそれぞれ入力されている。これにより、NAND回路34の出力端は、信号ENBLPbとして“H”を出力する。インバータ36は、“H”の信号ENBLPbを受け取り、信号ENSLNとして“L”を出力する。NAND回路35の出力端は、信号ENSLPbとして“L”を出力する。インバータ37は、“L”の信号ENSLPbを受け取り、信号ENBLNとして“H”を出力する。
続いて、図6に示した書き込みドライバ13cに、信号ENBLPb,ENBLNとして“H”が入力され、信号ENSLPb、ENSLN,として“L”が入力される。すなわち、pMOSトランジスタ44のゲートに“H”の信号ENBLPbが入力され、nMOSトランジスタ40のゲートに“H”の信号ENBLNが入力される。これにより、pMOSトランジスタ44はオフ状態となり、nMOSトランジスタ40はオン状態となる。さらに、pMOSトランジスタ45のゲートに“L”の信号ENSLPbが入力され、nMOSトランジスタ41のゲートに“L”の信号ENSLNが入力される。これにより、pMOSトランジスタ45はオン状態となり、nMOSトランジスタ41はオフ状態となる。
これらにより、pMOSトランジスタ45からソース線SLに電源電圧VDDが供給され、ソース線SLの電位が電源電圧VDDとなる。さらに、nMOSトランジスタ40からビット線BLに基準電圧VSSが供給され、ビット線BLの電位が基準電圧VSSとなる。この結果、ビット線BLとソース線SL間に接続されたメモリセルMCにアシスト電圧V2が印加され、ソース線SLからメモリセルMCを介してビット線BLに書き込み電流IWが流れる。
その後、所定時間後に、ライトイネーブル信号WENが“H”から“L”に立ち下がる。ライトイネーブル信号WENが“L”の場合、NAND回路34、35から出力される信号ENBLPb、ENSLPbは常に“H”となる。このとき、インバータ36,37から出力される信号ENSLN、ENBLNは常に“L”となる。書き込みドライバ13cに、信号ENBLPb,ENSLPbとして“H”が入力され、信号ENSLN,ENBLNとして“L”が入力される。すなわち、pMOSトランジスタ44、45のゲートに信号ENBLPb,ENSLPbとして“H”がそれぞれ入力されると、pMOSトランジスタ44、45はオフ状態となる。nMOSトランジスタ40、41のゲートに信号ENSLN、ENBLNとして“L”がそれぞれ入力されると、nMOSトランジスタ40、41はオフ状態となる。これにより、書き込みドライバ13cからビット線BL及びソース線SLに電圧は供給されない。
次に、図7を用いて、実施形態の半導体記憶装置10の“1”書き込みについて詳述する。時刻t1にて、ビット線BL及びソース線SLのプリチャージが終了する。時刻t1では、ドライバ制御回路13aに信号DATA及び信号DATINVbとして“H”が入力されており、ドライバ制御回路13aから信号WDAT及び信号WDATbとして“H”および“L”がそれぞれ出力されている。
時刻t2において、ライトイネーブル信号WENがアサートされる。すなわち、ライトイネーブル信号WENが“L”から“H”に立ち上がる。ライトイネーブル信号WENがアサートされると、ビット線BLに印加される電圧VBLが“H”となり、ソース線SLに印加される電圧VSLが“L”となる。これにより、時刻t3にて、メモリセルMCに印加されるビット線BLとソース線SL間の電圧VBSは電圧VDDとなる。
その後、時刻t4にて、信号DATINVbは“H”から“L”に立ち下がる。これにより、信号WDAT及び信号WDATbの電圧が反転する。すなわち、“H”の信号WDATが“L”に立ち下がり、“L”の信号WDATbが“H”に立ち上がる。この信号WDAT及び信号WDATbの電圧反転により、ビット線BL及びソース線SLに印加される電圧VBL及び電圧VSLも反転し、電圧VBLが“L”となり、電圧VSLが“H”となる。これにより、時刻t5にて、メモリセルMCに印加されるビット線BLとソース線SL間の電圧VBSは電圧−VDDとなる。
続いて、時刻t6にて、ライトイネーブル信号WENがネゲートされる。すなわち、ライトイネーブル信号WENが“H”から“L”に立ち下がる。ライトイネーブル信号WENがネゲートされると、pMOSトランジスタ44、45、及びnMOSトランジスタ40、41がオフ状態となり、ビット線BL及びソース線SLに印加される電圧が遮断される。時刻t6直後、プリチャージ信号PRCHがアサートされる。すなわち、プリチャージ信号PRCHが“L”から“H”に立ち上がる。プリチャージ信号PRCHがアサートされることにより、ビット線BL及びソース線SLが電圧VSSにプリチャージされ、電圧VBL及び電圧VSLが電圧VSSとなる。この結果、メモリセルMCに印加されるビット線BLとソース線SL間の電圧VBSは0Vとなる。
このようにして、“1”書き込み時に、メモリセルMCに書き込み電圧(第1電圧)V1が印加され、その後、書き込み電圧V1と逆極性のアシスト電圧(第2電圧)V2が印加される。
図8に、図7に示した電圧VBSがメモリセルMCに印加された場合の書き込み電流IW1を示す。書き込み電流IW1は、書き込み電圧V1が印加されている期間で、メモリセルMCが低抵抗状態にあるとき電流値Iaとなり、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移したとき電流値Ibとなる。さらに、書き込み電流IW1は、アシスト電圧V2が印加されている期間で、電流値−Icとなる。
また、図9に、高抵抗状態(“1”状態)のメモリセルMCに“1”書き込みを行った場合の書き込み電流IW2を示す。書き込み電流IW2は、書き込み電圧V1が印加されている期間でメモリセルMCが高抵抗状態のまま維持されるため、電流値Ibとなる。さらに、書き込み電流IW2は、書き込み電圧V2が印加されている期間で、電流値−Icとなる。
また、図10に、高抵抗状態(“1”状態)のメモリセルMCを低抵抗状態(“0”状態)に遷移させる“0”書き込みを行った場合の書き込み電流IW3を示す。“0”書き込みの場合、ソース線SLからビット線BLへ電圧VDDが印加される、すなわち電圧−V1が印加されるため、書き込み電流IW3は電流IW1、IW2と逆向きの電流となる。書き込み電流IW3は、書き込み電圧−V1が印加されている期間で、メモリセルMCが高抵抗状態にあるとき電流値−Ibとなり、高抵抗状態から低抵抗状態に遷移したとき電流値−Iaとなる。ここでは、書き込み電圧と逆極性のアシスト電圧を印加しない。
さらに、図11に、低抵抗状態のメモリセルMCに“0”書き込みを行った場合の書き込み電流IW4を示す。書き込み電流IW4は、書き込み電圧−V1が印加されている期間で、メモリセルMCが低抵抗状態のまま維持されるため、電流値−Iaとなる。ここでも、書き込み電圧と逆極性のアシスト電圧を印加しない。
高抵抗状態(あるいは低抵抗状態)を低抵抗状態に遷移させる“0”書き込みでは、書き込み電圧と逆極性のアシスト電圧を印加しない。よって、“0”書き込みでは、電流値−Ib、−Iaに対して逆向きの電流は流れない。
[2−2]書き込み動作の第1変形例
図7及び図8に示した実施形態では、書き込み電圧V1を印加した後、書き込み電圧V1の立ち下がりと同時にアシスト電圧V2を印加したが、この第1変形例では、書き込み電圧V1を印加後、電圧が0Vの期間、すなわち電圧を印加しない期間を設け、その後アシスト電圧V2を印加する。
図7及び図8に示した実施形態では、書き込み電圧V1を印加した後、書き込み電圧V1の立ち下がりと同時にアシスト電圧V2を印加したが、この第1変形例では、書き込み電圧V1を印加後、電圧が0Vの期間、すなわち電圧を印加しない期間を設け、その後アシスト電圧V2を印加する。
図12は、第1変形例の書き込み動作を示すタイミングチャートである。図13は、書き込み動作時にメモリセルMCに流れる書き込み電流を示す図である。
時刻t11にて、ビット線BL及びソース線SLのプリチャージが終了する。時刻t11では、ドライバ制御回路13aに信号DATA及び信号DATINVbとして“H”が入力されており、ドライバ制御回路13aから信号WDAT及び信号WDATbとして“H”および“L”がそれぞれ出力されている。
時刻t12において、ライトイネーブル信号WENがアサートされる。ライトイネーブル信号WENがアサートされると、ビット線BLに印加される電圧VBLが“H”となり、ソース線SLに印加される電圧VSLが“L”となる。これにより、時刻t13にて、メモリセルMCに印加されるビット線BLとソース線SL間の電圧VBSは電圧VDDとなる。
その後、時刻t14にて、ライトイネーブル信号WENがネゲートされる。ライトイネーブル信号WENがネゲートされると、pMOSトランジスタ44、45、及びnMOSトランジスタ40、41がオフ状態となり、ビット線BL及びソース線SLに印加される電圧が遮断される。時刻t14直後、プリチャージ信号PRCHがアサートされる。プリチャージ信号PRCHがアサートされることにより、電圧VBL及び電圧VSLが電圧VSSとなる。この結果、メモリセルMCに印加されるビット線BLとソース線SL間の電圧VBSは0Vとなる。
その後、時刻t15にて、信号DATINVbは“H”から“L”に立ち下がる。これにより、信号WDAT及び信号WDATbの電圧が反転する。さらに、時刻t16において、ライトイネーブル信号WENがアサートされる。ライトイネーブル信号WENがアサートされると、電圧VBLが電圧VSSのまま維持され、電圧VSLが電圧VDDとなる。これにより、時刻t17にて、ビット線BLとソース線SL間の電圧VBSは電圧−VDDとなる。
続いて、時刻t18にて、ライトイネーブル信号WENがネゲートされる。ライトイネーブル信号WENがネゲートされると、pMOSトランジスタ44、45、及びnMOSトランジスタ40、41がオフ状態となり、ビット線BL及びソース線SLに印加される電圧が遮断される。時刻t18直後、プリチャージ信号PRCHがアサートされる。プリチャージ信号PRCHがアサートされることにより、ビット線BL及びソース線SLが電圧VSSにプリチャージされ、電圧VBL及び電圧VSLが電圧VSSとなる。この結果、ビット線BLとソース線SL間の電圧VBSは0Vとなる。
このようにして、“1”書き込み時に、メモリセルMCに書き込み電圧(第1電圧)V1が印加され、その後、メモリセルMCに印加される電圧が0Vとなり、その後、書き込み電圧V1と逆極性のアシスト電圧(第2電圧)V2が印加される。ここでは、書き込み電圧V1の印加期間とアシスト電圧V2の印加期間との間に電圧が0Vの期間を設けたが、この電圧が0Vの期間に換えて、書き込み電圧V1とアシスト電圧V2の間の中間電圧の印加期間を設けてもよい。
図13に、図12に示した電圧VBSがメモリセルMCに印加された場合の書き込み電流IW5を示す。書き込み電流IW5は、書き込み電圧V1が印加されている期間で、メモリセルMCが低抵抗状態にあるとき電流値Iaとなり、低抵抗状態から高抵抗状態に遷移したとき電流値Ibとなる。さらに、書き込み電流IW5は、電圧が0Vの期間で流れる電流が0となり、その後、書き込み電圧V2が印加されている期間で、電流値−Icとなる。
[2−3]書き込み動作の第2変形例
図7、図8、図12、及び図13に示した実施形態では、書き込み電圧V1を印加した後にアシスト電圧V2を印加したが、この第2変形例では、書き込み電圧V1を印加する直前に、アシスト電圧V2を印加する。
図7、図8、図12、及び図13に示した実施形態では、書き込み電圧V1を印加した後にアシスト電圧V2を印加したが、この第2変形例では、書き込み電圧V1を印加する直前に、アシスト電圧V2を印加する。
図14は、第2変形例の書き込み動作において、メモリセルMCに印加される電圧VBSを示す図である。図示するように、書き込み電圧V1を印加する直前に、書き込み電圧V1と逆極性のアシスト電圧V2を印加し、その直後に書き込み電圧V1を印加する。
[2−4]書き込み動作の第3変形例
この第3変形例では、第2変形例と同様に、書き込み電圧V1を印加する前に、アシスト電圧V2を印加するが、アシスト電圧V2の印加期間と書き込み電圧V1の印加期間との間に電圧が0Vの期間を設ける。
この第3変形例では、第2変形例と同様に、書き込み電圧V1を印加する前に、アシスト電圧V2を印加するが、アシスト電圧V2の印加期間と書き込み電圧V1の印加期間との間に電圧が0Vの期間を設ける。
図15は、第3変形例の書き込み動作において、メモリセルMCに印加される電圧VBSを示す図である。図示するように、アシスト電圧V2を先に印加し、その後、電圧0Vを印加し、その後、書き込み電圧V1を印加する。ここでは、アシスト電圧V2の印加期間と書き込み電圧V1の印加期間との間に電圧が0Vの期間を設けたが、この電圧が0Vの期間に換えて、アシスト電圧V2と書き込み電圧V1の間の中間電圧の印加期間を設けてもよい。
[3]本実施形態の効果
本実施形態によれば、メモリセルMCを低抵抗状態(あるいは高抵抗状態)から高抵抗状態に書き込む書き込み動作において、メモリセルに書き込み電圧V1を印加し、その後、書き込み電圧V1と逆極性のアシスト電圧V2を印加する。または、メモリセルMCに書き込み電圧V1を印加する前に、書き込み電圧V1と逆極性のアシスト電圧V2を印加し、その後、書き込み電圧V1を印加する。これにより、メモリセルMCの参照層に生じた磁化反転を迅速に反転前の磁化に戻す。この結果、次に実行される書き込みあるいは読み出しまでの時間を短縮することができる。
本実施形態によれば、メモリセルMCを低抵抗状態(あるいは高抵抗状態)から高抵抗状態に書き込む書き込み動作において、メモリセルに書き込み電圧V1を印加し、その後、書き込み電圧V1と逆極性のアシスト電圧V2を印加する。または、メモリセルMCに書き込み電圧V1を印加する前に、書き込み電圧V1と逆極性のアシスト電圧V2を印加し、その後、書き込み電圧V1を印加する。これにより、メモリセルMCの参照層に生じた磁化反転を迅速に反転前の磁化に戻す。この結果、次に実行される書き込みあるいは読み出しまでの時間を短縮することができる。
また、本実施形態のメモリセルMCが有する磁気抵抗効果素子は、参照層25およびシフト調整層27が反強磁性結合を形成する。すなわち、参照層25、結合層26、およびシフト調整層27がSAF構造を構成している。このような構成では、記憶されたデータを保持することに優れているが、低抵抗状態を高抵抗状態に遷移させる“1”書き込み時に参照層25の磁化方向が反転する場合がある。このため、SAF構造を有する磁気抵抗効果素子を含むメモリセルMCに本実施形態の書き込み動作を適用すれば、参照層に生じた磁化反転を直ぐに戻すことができる。これにより、書き込み後に次の書き込みあるいは読み出しが実行可能となるまでの時間を短縮できる。さらに、参照層に生じた磁化反転を戻す前に書き込み及び読み出しが行われるのを防止できるため、このために生じる書き込みエラー及び読み出しエラーの発生を低減することができる。
[4]その他
上述の実施形態において、磁気抵抗効果素子として垂直磁化方式型にて説明したが、必ずしも垂直磁化方式の磁気抵抗効果素子に限定されるものではない。例えば、面内磁化方式型の磁気抵抗効果素子の場合でも、同様に適用可能である。
上述の実施形態において、磁気抵抗効果素子として垂直磁化方式型にて説明したが、必ずしも垂直磁化方式の磁気抵抗効果素子に限定されるものではない。例えば、面内磁化方式型の磁気抵抗効果素子の場合でも、同様に適用可能である。
本実施形態は、磁気抵抗効果素子(MTJ素子)のような抵抗性記憶素子を有し、電流または電圧の印加にともなう抵抗変化によりデータを記憶するメモリセル、もしくは、本メモリセルを有する半導体記憶装置に適用可能である。
また、抵抗変化にともなう抵抗差を電流差または電圧差に変換することにより記憶されたデータの読み出しを行うことができる記憶素子を有するメモリセル、もしくは、本メモリセルを有する半導体記憶装置に適用可能である。
また、前述した実施形態ではSAF構造を参照層に適用した場合を説明したが、これに限定されない。すなわち、SAF構造を記憶層に適用した場合においても、同様な効果を得ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…半導体記憶装置、11…メモリセルアレイ、12…カレントシンク、13…センスアンプ及び書き込み回路、13a,13b…ドライバ制御回路、13c…書き込みドライバ、14…ロウデコーダ、15…ページバッファ、16…入出力回路、17…コントローラ、21…選択トランジスタ、22…磁気抵抗効果素子、23…記憶層、24…中間層、25…参照層、26…結合層、27…シフト調整層、30…トランスファトランジスタ、31…クロックドインバータ、32,33…インバータ、34,35…否定論理積回路(NAND回路)、36,37…インバータ、40,41,42,43…nチャネルMOS電界効果トランジスタ、44,45…pチャネルMOS電界効果トランジスタ。
Claims (13)
- 第1磁性層及び第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に配置された非磁性層とを有する抵抗変化素子と、
前記第2磁性層の前記非磁性層と反対側に配置された第3磁性層と、
前記第2磁性層と前記第3磁性層との間に配置された金属層と、
前記抵抗変化素子に電圧を印加する書き込み回路と、
を具備し、
前記第2磁性層と前記第3磁性層は反強磁性結合し、前記第2磁性層、前記金属層、及び前記第3磁性層はSAF(synthetic antiferromagnetic)構造を構成し、
前記書き込み回路は、前記抵抗変化素子を第1抵抗値から前記第1抵抗値より大きい第2抵抗値に遷移させる書き込みにおいて、前記抵抗変化素子に第1電圧と、前記第1電圧と逆極性の第2電圧とを印加する半導体記憶装置。 - 前記第2磁性層に生じた磁化方向の反転を、前記第2電圧を印加することによって前記磁化方向を元に戻す請求項1に記載の半導体記憶装置。
- 前記書き込み回路は、前記第1電圧を印加した後、前記第2電圧を印加する請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
- 前記書き込み回路は、前記第1電圧を印加する前に、前記第2電圧を印加する請求項1または2に記載の半導体記憶装置。
- 前記第2電圧の印加期間は、前記第1電圧の印加期間より短い請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記第2電圧は前記第1電圧と同じ電圧である請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記第2電圧は前記第1電圧より低い請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記第1電圧の印加期間と前記第2電圧の印加期間との間に、前記第1電圧と前記第2電圧の間の第3電圧の印加期間が存在する請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記第3電圧は0Vである請求項8に記載の半導体記憶装置。
- 前記書き込み回路は、前記抵抗変化素子を前記第2抵抗値から前記第1抵抗値に遷移させる書き込みにおいて、前記抵抗変化素子に前記第1電圧を印加し、前記第2電圧を印加しない請求項1乃至9のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記第1磁性層はFe、B、Coの少なくとも1つの元素を含み、前記非磁性層はMgOを含み、前記第2磁性層はCo、Pt、Pd、Niの少なくとも1つの元素を含む請求項1乃至10のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 前記金属層はRu、Rh、Osの少なくとも1つの元素を含み、前記第3磁性層はCo、Pt、Pd、Niの少なくとも1つの元素を含む請求項1乃至11のいずれかに記載の半導体記憶装置。
- 第1磁性層及び第2磁性層と、前記第1磁性層と前記第2磁性層との間に配置された非磁性層とを有する抵抗変化素子と、
前記第2磁性層の前記非磁性層と反対側に配置された第3磁性層と、
前記第2磁性層と前記第3磁性層との間に配置された金属層と、
前記抵抗変化素子に電流を流す書き込み回路と、
を具備し、
前記第2磁性層と前記第3磁性層は反強磁性結合し、前記第2磁性層、前記金属層、及び前記第3磁性層はSAF(synthetic antiferromagnetic)構造を構成し、
前記書き込み回路は、前記抵抗変化素子を第1抵抗値から前記第1抵抗値より大きい第2抵抗値に遷移させる書き込みにおいて、前記抵抗変化素子に第1電流と、前記第1電流と逆向きの第2電流とを流す半導体記憶装置。
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