JP2018158984A - 活性エネルギー線硬化型組成物 - Google Patents
活性エネルギー線硬化型組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018158984A JP2018158984A JP2017056334A JP2017056334A JP2018158984A JP 2018158984 A JP2018158984 A JP 2018158984A JP 2017056334 A JP2017056334 A JP 2017056334A JP 2017056334 A JP2017056334 A JP 2017056334A JP 2018158984 A JP2018158984 A JP 2018158984A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- compound
- acrylate
- active energy
- energy ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- UXGKOVVJJRSMLW-UHFFFAOYSA-N CC(C)([NH+]([NH+](C)[N-]C)[O-])OC Chemical compound CC(C)([NH+]([NH+](C)[N-]C)[O-])OC UXGKOVVJJRSMLW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- PBLVLXGAPMEPKW-UHFFFAOYSA-N CC(C)(NC)OC Chemical compound CC(C)(NC)OC PBLVLXGAPMEPKW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- FXLHBVODJQKFEO-UHFFFAOYSA-N CC(C)([NH+](N(C)N)[O-])ONC Chemical compound CC(C)([NH+](N(C)N)[O-])ONC FXLHBVODJQKFEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- YOIKQBVJFDPRLA-UHFFFAOYSA-N CN[N](C)(NC)NC Chemical compound CN[N](C)(NC)NC YOIKQBVJFDPRLA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
Description
親水性ラジカル重合性化合物(A)が、下記一般式(1)で表される化合物(a1)、下記一般式(2)で表される化合物(a2)、下記一般式(3)で表される化合物(a3)、下記一般式(4)で表される化合物(a4)および下記一般式(5)で表される化合物(a5)からなる群より選ばれる一つ以上であることを特徴とする、活性エネルギー線硬化型組成物に関する。
(式中、R3〜R5は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、b、cおよびdは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R6〜R8は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、e、fおよびgは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R9〜R12は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、h、i、jおよびkは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R13〜R16は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、l、m、nおよびoは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R3〜R5は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、b、cおよびdは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R6〜R8は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、e、fおよびgは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R9〜R12は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、h、i、jおよびkは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R13〜R16は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、l、m、nおよびoは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート。
2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−クロロプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシ−3−アリルオキシプロピル、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレート。
2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)アクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピル(メタ)アクリレート、1H−ヘキサフルオロイソプロピル(メタ)アクリレート、1H,1H,5H−オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、1H,1H,2H,2H−ヘプタデカフルオロデシル(メタ)アクリレート、2,6−ジブロモ−4−ブチルフェニル(メタ)アクリレート、2,4,6−トリブロモフェノキシエチル(メタ)アクリレート、2,4,6−トリブロモフェノール3EO(エチレンオキサイド)付加(メタ)アクリレート。
2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールメチルエーテル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール#400(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシルカルビトール(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、クレジルポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシエトキシ)エチル、p−ノニルフェノキシエチル(メタ)アクリレート、p−ノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート。
β−カルボキシエチル(メタ)アクリレート、コハク酸モノアクリロイルオキシエチルエステル、ω−カルボキシポリカプロラクトンモノ(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルハイドロゲンフタレート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルハイドロゲンフタレート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルヘキサヒドロハイドロゲンフタレート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルテトラヒドロハイドロゲンフタレート。
N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、モルホリノエチル(メタ)アクリレート、トリメチルシロキシエチル(メタ)アクリレート、ジフェニル−2−(メタ)アクリロイルオキシエチルホスフェート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、カプロラクトン変性−2−(メタ)アクリロイルオキシエチルアシッドホスフェート、2−ヒドロキシ−1−(メタ)アクリロキシ−3−メタクリロキシプロパン。
1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール#400ジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール#700ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールPO(プロピレンオキサイド)変性ジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエステルジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールエステルのカプロラクトン付加物ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールビス(2−ヒドロキシ−3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル)エーテル、ビス(4−(メタ)アクリロキシポリエトキシフェニル)プロパン、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレートモノステアレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレートモノベンゾエート、ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、EO変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、PO変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、水素化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、EO変性水素化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、PO変性水素化ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、EO変性ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、PO変性ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、EO変性テトラブロモビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメチロールジ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸EO変性ジ(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジ(メタ)アクリロキシプロパン。
(メタ)アクリル酸−2−ビニロキシエチル、(メタ)アクリル酸−3−ビニロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−1−メチル−2−ビニロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ビニロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−4−ビニロキシブチル、(メタ)アクリル酸−1−メチル−3−ビニロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−1−ビニロキシメチルプロピル、(メタ)アクリル酸−2−メチル−3−ビニロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−3−メチル−3−ビニロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−1,1−ジメチル−2−ビニロキシエチル、(メタ)アクリル酸−3−ビニロキシブチル、(メタ)アクリル酸−1−メチル−2−ビニロキシプロピル、(メタ)アクリル酸−2−ビニロキシブチル、(メタ)アクリル酸−4−ビニロキシシクロヘキシル、(メタ)アクリル酸−5−ビニロキシペンチル、(メタ)アクリル酸−6−ビニロキシヘキシル、(メタ)アクリル酸−4−ビニロキシメチルシクロヘキシルメチル、(メタ)アクリル酸−3−ビニロキシメチルシクロヘキシルメチル、(メタ)アクリル酸−2−ビニロキシメチルシクロヘキシルメチル、(メタ)アクリル酸−p−ビニロキシメチルフェニルメチル、(メタ)アクリル酸−m−ビニロキシメチルフェニルメチル、(メタ)アクリル酸−o−ビニロキシメチルフェニルメチル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシイソプロポキシ)エチル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシエトキシ)プロピル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシエトキシ)イソプロピル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシイソプロポキシ)プロピル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシイソプロポキシ)イソプロピル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシエトキシエトキシ)エチル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシエトキシイソプロポキシ)エチル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシイソプロポキシエトキシ)エチル、(メタ)アクリル酸−2−(ビニロキシイソプロポキシイソプロポキシ)エチル。
グリセリンPO変性トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンPO変性トリ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸EO変性トリ(メタ)アクリレート、イソシアヌル酸EO変性ε−カプロラクトン変性トリ(メタ)アクリレート、1,3,5−トリ(メタ)アクリロイルヘキサヒドロ−s−トリアジン、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートトリプロピオネート。
ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレートモノプロピオネート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレート、オリゴエステルテトラ(メタ)アクリレート、トリス(アクリロイルオキシ)ホスフェート。
上記、増感剤の中でチオキサントン誘導体類としては、2,4−ジエチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、4−イソプロピルチオキサントン、1−クロロ−4−プロポキシチオキサントン等を挙げることができ、ベンゾフェノン類としては、ベンゾフェノン、4−メチルベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン、4,4’−ジメチルベンゾフェノン、4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン等を挙げることができ、クマリン類としては、クマリン1、クマリン338、クマリン102等を挙げることができ、ケトクマリン類としては、3,3’−カルボニルビス(7−ジエチルアミノクマリン)等を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
<合成例1>親水性ラジカル重合性化合物(A):化合物(A−9)
攪拌装置を備えた容量2Lのオートクレーブ内に、グリセリン92g(1.0mol)、蒸留水36g、水酸化カリウム0.3gを仕込み、90℃まで昇温、攪拌し、スラリー状の液体とした。次いで130℃に加熱し、エチレンオキサイド1365g(31mol)を徐々にオートクレーブ内に導入し反応させた。エチレンオキサイドの導入とともに、オートクレーブ内温度は上昇した。随時冷却を加え、反応温度は140℃以下に保つようにした。反応後、140℃にて水銀柱10mmHg以下にて減圧することで、過剰のエチレンオキサイド、副生するエチレングリコールの重合体を除去した。その後、酢酸にて中和を行い、pH6〜7に調整した。
続いて、得られたグリセリン30molエチレンオキサイド付加化合物141g(0.1mol)、アクリル酸230g(3.2mol)、パラトルエンスルホン酸16g、トルエン500g、ハイドロキノン1gをガラス製四つ口フラスコに仕込み、空気を吹き込みながら加熱反応を行った。反応で生じた水はトルエンと共沸することで系外に随時除去した。反応温度は100〜110℃を保つように調節した。反応後、アルカリ水洗、水洗を行い、上層のトルエン層を分離し、トルエンを減圧留去し、化合物(A−9)で表される、グリセリン30molエチレンオキサイド付加アクリレートを352g(収率86%)得た。
攪拌装置を備えた容量2Lのオートクレーブ内に、トリメチロールプロパン137g(1.0mol)、蒸留水36g、水酸化カリウム0.3gを仕込み、90℃まで昇温、攪拌し、スラリー状の液体とした。次いで130℃に加熱し、エチレンオキサイド1365g(31mol)を徐々にオートクレーブ内に導入し反応させた。エチレンオキサイドの導入とともに、オートクレーブ内温度は上昇した。随時冷却を加え、反応温度は140℃以下に保つようにした。反応後、140℃にて水銀柱10mmHg以下にて減圧することで、過剰のエチレンオキサイド、副生するエチレングリコールの重合体を除去した。その後、酢酸にて中和を行い、pH6〜7に調整した。
続いて、得られたトリメチロールプロパン30molエチレンオキサイド付加化合物146g(0.1mol)、アクリル酸230g(3.2mol)、パラトルエンスルホン酸16g、トルエン500g、ハイドロキノン1gをガラス製四つ口フラスコに仕込み、空気を吹き込みながら加熱反応を行った。反応で生じた水はトルエンと共沸することで系外に随時除去した。反応温度は100〜110℃を保つように調節した。反応後、アルカリ水洗、水洗を行い、上層のトルエン層を分離し、トルエンを減圧留去し、化合物(A−19)で表される、トリメチロールプロパン30molエチレンオキサイド付加アクリレートを303g(収率84%)得た。
攪拌装置を備えた容量2Lのオートクレーブ内に、ジトリメチロールプロパン256g(1.0mol)、蒸留水36g、水酸化カリウム0.3gを仕込み、110℃まで昇温、攪拌し、スラリー状の液体とした。次いで130℃に加熱し、エチレンオキサイド1585g(36mol)を徐々にオートクレーブ内に導入し反応させた。エチレンオキサイドの導入とともに、オートクレーブ内温度は上昇した。随時冷却を加え、反応温度は140℃以下に保つようにした。反応後、140℃にて水銀柱10mmHg以下にて減圧することで、過剰のエチレンオキサイド、副生するエチレングリコールの重合体を除去した。その後、酢酸にて中和を行い、pH6〜7に調整した。
続いて、得られたジトリメチロールプロパン35molエチレンオキサイド付加化合物180g(0.1mol)、アクリル酸273g(3.8mol)、パラトルエンスルホン酸16g、トルエン500g、ハイドロキノン1gをガラス製四つ口フラスコに仕込み、空気を吹き込みながら加熱反応を行った。反応で生じた水はトルエンと共沸することで系外に随時除去した。反応温度は100〜110℃を保つように調節した。反応後、アルカリ水洗、水洗を行い、上層のトルエン層を分離し、トルエンを減圧留去し、化合物(A−9)で表される、ジトリメチロールプロパン35molエチレンオキサイド付加アクリレート367g(収率85%)を得た。
表2記載の配合にて活性エネルギー線硬化型組成物を得た。得られた重合性組成物を用いて、以下の方法で硬化性、光重合開始剤の残留量の評価を実施した。結果を表2に示す。
調製した活性エネルギー線硬化型組成物を、Kコントロールコーターを用いたバーコート法により、ポリエチレンテレフタレート(PET)基材上に、ウェット膜厚が10μmとなるように塗布し、塗布膜を7枚作製した。塗布膜をベルトコンベア式の紫外線照射装置(メタルハライドランプ100W/cm1灯)を用いて、コンベアスピード10m/分で活性エネルギー線として紫外線照射を実施した。7枚の塗布膜に対して紫外線照射を1、2、3、4、5、6、7回の7水準で紫外線照射を行った後、40℃で5分間乾燥させた。硬化物の表面を綿布で擦って、皮膜に傷がつかなくなった照射回数で硬化性の判定を実施した。照射回数が少ないほど硬化性が良いと判断した。判断基準は下記の通りである。
◎ :1〜3回で硬化。特に良好。
○ :4〜6回で硬化。やや良好。
× :7回照射でも未硬化、実用には適さない。不良。
調製した活性エネルギー線硬化型組成物を、Kコントロールコーターを用いたバーコート法により、ポリエチレンテレフタレート(PET)基材上に、ウェット膜厚が10μmとなるように塗布し、塗布膜を作製した。塗布膜をベルトコンベア式の紫外線照射装置(メタルハライドランプ100W/cm1灯)を用いて、コンベアスピード10m/分で活性エネルギー線として紫外線照射を5回実施した後、40℃で5分間乾燥させ硬化物を得た。得られた硬化物(10cm×10cm)を、基材ごと1cm四方に切断し、密閉した容器に入ったメチルエチルケトン100mlに3日間60℃で浸漬することにより、硬化膜中の低分子残留成分の残留率を抽出した。2日後、攪拌して均一化させたメチルエチルケトンを容器内から取り出し、抽出した成分をHPLC(島津製作所社製)にて同定した。検出された化合物の検量線を作製して各化合物を定量することにより、硬化膜中の光重合開始剤の残留率を算出した。光重合開始剤の残留率が少ないほど優れていると判断した。判断基準は下記の通りである。
硬化膜質量は、以下のように算出した。
硬化膜質量=紫外線照射後の硬化物(硬化膜+基材)質量−紫外線照射前の基材質量
硬化膜中に残留する未反応の光重合開始剤の残留率は、以下のように算出した。
光重合開始剤の残留率=抽出された光重合開始剤総量(g)/硬化膜質量(g)
△ :光開始剤残留率は0.5%〜1%未満。やや良好。
× :光開始剤残留率は1%以上、実用には適さない。不良。
PEGDA:(ポリエチレングリコール(分子量400)ジアクリレート);NKエステルA−400(新中村工業株式会社製)
PET−3A:ペンタエリスリトールトリアクリレート;ライトアクリレートPE−3A(協栄社化学株式会社社製)
GOx:グルコースオキシダーゼ 活性190U/mg(和光純薬工業株式会社製)
GaOx:ガラクトースオキシダーゼ(和光純薬工業株式会社製)
ChOx:コリンオキシダーゼ(和光純薬工業株式会社製)
Gl:β−D−グルコース(東京化成工業株式会社製)
Ga:D−ガラクトース(東京化成工業株式会社製)
Ch:コリン(東京化成工業株式会社製)
水:脱イオン水
Irg.184:1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニル−ケトン(BASF社製)
TPO:2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド(BASF社製)
Irg.1173:2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−プロパン−1−オン(BASF社製)
Irg.2959:1−[4−(2−ヒドロキシエトキシ)−フェニル]−2−ヒドロキシ−2−メチル−1−プロパン−1−オン(BASF社製)
Irg.651:2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(BASF社製)
BP:ベンゾフェノン(東京化成工業株式会社製)
Claims (5)
- 親水性ラジカル重合性化合物(A)と、オキシダーゼ酵素(B)と、オキシダーゼ基質(C)と、水と、ラジカル重合開始剤(D)とを含んでなることを特徴とする、活性エネルギー線硬化型組成物であって、
親水性ラジカル重合性化合物(A)が、下記一般式(1)で表される化合物(a1)、下記一般式(2)で表される化合物(a2)、下記一般式(3)で表される化合物(a3)、下記一般式(4)で表される化合物(a4)および下記一般式(5)で表される化合物(a5)からなる群より選ばれる一つ以上であることを特徴とする、活性エネルギー線硬化型組成物。
(式中、R3〜R5は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、b、cおよびdは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R6〜R8は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、e、fおよびgは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R9〜R12は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、h、i、jおよびkは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R13〜R16は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、l、m、nおよびoは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。)
(式中、R17〜R22は、それぞれ独立に、水素原子またはメチル基を表す。式中、p、q、r、s、tおよびuは、それぞれ独立に、2〜40の整数を表す。) - オキシダーゼ酵素(B)がグルコースオキシダーゼであり、オキシダーゼ基質(C)がグルコースであることを特徴とする、請求項1記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
- 親水性ラジカル重合性化合物(A)の100質量部に対して、オキシダーゼ酵素(B)を0.03質量部から0.4質量部の範囲で含んでなり、オキシダーゼ基質(C)を0.4質量部から5.0質量部を含んでなり、さらに光重合開始剤(D)を1.5質量部以下を含んでなることを特徴とする、請求項1または2記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
- 光重合開始剤(D)が、水酸基、ジアルキルアミノ基またはモルホルノ基を有するアセトフェノン化合物、ホスフィン化合物およびオキシムエステル化合物からなる群より選ばれる一つ以上であることを特徴とする、請求項1〜3いずれか記載の活性エネルギー線硬化型組成物。
- 請求項1〜4いずれか記載の活性エネルギー線硬化型組成物の硬化物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017056334A JP6915333B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 活性エネルギー線硬化型組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017056334A JP6915333B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 活性エネルギー線硬化型組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018158984A true JP2018158984A (ja) | 2018-10-11 |
| JP6915333B2 JP6915333B2 (ja) | 2021-08-04 |
Family
ID=63795042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017056334A Active JP6915333B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 活性エネルギー線硬化型組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6915333B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018172495A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社Adeka | 硬化性組成物、硬化物の製造方法、その硬化物、それを用いた積層フィルムおよび接着剤 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006514707A (ja) * | 2002-12-20 | 2006-05-11 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 酵素を含有するフリーラジカル開始剤系 |
| JP2009503227A (ja) * | 2005-08-05 | 2009-01-29 | フジフィルム マニュファクチャリング ユーロプ ビー.ブイ. | 多孔質膜及びそれを用いた記録媒体 |
| JP2009502582A (ja) * | 2005-08-05 | 2009-01-29 | フジフィルム マニュファクチャリング ユーロプ ビー.ブイ. | 多孔質膜及びこれを含有する記録媒体 |
| WO2013084884A1 (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | 日立化成株式会社 | タッチパネル用電極の保護膜の形成方法、感光性樹脂組成物、感光性エレメント、タッチパネルの製造方法及びタッチパネル用電極の保護膜 |
| JP2015129947A (ja) * | 2012-06-15 | 2015-07-16 | 三菱レイヨン株式会社 | 物品 |
| JP2015229271A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 光学立体造形用硬化性材料および立体造形物 |
| JP2016060786A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化物及び積層体 |
-
2017
- 2017-03-22 JP JP2017056334A patent/JP6915333B2/ja active Active
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006514707A (ja) * | 2002-12-20 | 2006-05-11 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 酵素を含有するフリーラジカル開始剤系 |
| JP2009503227A (ja) * | 2005-08-05 | 2009-01-29 | フジフィルム マニュファクチャリング ユーロプ ビー.ブイ. | 多孔質膜及びそれを用いた記録媒体 |
| JP2009502582A (ja) * | 2005-08-05 | 2009-01-29 | フジフィルム マニュファクチャリング ユーロプ ビー.ブイ. | 多孔質膜及びこれを含有する記録媒体 |
| WO2013084884A1 (ja) * | 2011-12-05 | 2013-06-13 | 日立化成株式会社 | タッチパネル用電極の保護膜の形成方法、感光性樹脂組成物、感光性エレメント、タッチパネルの製造方法及びタッチパネル用電極の保護膜 |
| JP2015129947A (ja) * | 2012-06-15 | 2015-07-16 | 三菱レイヨン株式会社 | 物品 |
| JP2015229271A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 光学立体造形用硬化性材料および立体造形物 |
| JP2016060786A (ja) * | 2014-09-17 | 2016-04-25 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 硬化性樹脂組成物、硬化物及び積層体 |
Non-Patent Citations (2)
| Title |
|---|
| "Sugar Overcomes Oxygen Inhibition in Photoinitiated Free Radical Polymerization", J.POLM.SCI.PARTA,POLYM.CHEM., vol. 51, JPN6020034372, 30 January 2013 (2013-01-30), pages 1685 - 1689, ISSN: 0004343409 * |
| アルケマ(サートマー)社製のモノマー/オリゴマーのカタログ, JPN6020034373, 27 August 2020 (2020-08-27), ISSN: 0004343410 * |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018172495A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | 株式会社Adeka | 硬化性組成物、硬化物の製造方法、その硬化物、それを用いた積層フィルムおよび接着剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6915333B2 (ja) | 2021-08-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2505624B1 (en) | Active energy ray-curable inkjet ink composition | |
| JP6536625B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物 | |
| JP7207996B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型組成物 | |
| JP2010235914A (ja) | インキ組成物およびそれを用いた硬化物 | |
| TW201739850A (zh) | 光硬化型噴墨印刷用墨水組成物及噴墨印刷方法 | |
| JP7124238B1 (ja) | マイグレーション防止性塗布剤 | |
| JP2013147462A (ja) | 反応性化合物、およびそれを用いた重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| CN116438263B (zh) | 活性能量射线固化型喷墨用油墨组合物 | |
| JP2015183149A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物 | |
| JP6547351B2 (ja) | 重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP6926395B2 (ja) | 重合性組成物 | |
| JP2011167968A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インキ組成物および画像形成方法 | |
| JP5929313B2 (ja) | 重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP5938957B2 (ja) | 重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP6028619B2 (ja) | 反応性化合物、およびそれを用いた重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP2014152252A (ja) | 重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP2017179006A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物 | |
| JP6919255B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型組成物 | |
| JP6915333B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型組成物 | |
| JP5929263B2 (ja) | 重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP6481441B2 (ja) | 重合促進剤、及びそれを用いた重合性組成物 | |
| JP6197720B2 (ja) | 重合性組成物、及びそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP5549320B2 (ja) | 光硬化型インクジェットインキ、および重合物の製造方法 | |
| JP6197699B2 (ja) | 重合性組成物、およびそれを用いた活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
| JP2021011557A (ja) | 活性エネルギー線重合性組成物および重合性化合物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200114 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200827 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200915 |
|
| A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20201113 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210108 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210615 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210628 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6915333 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |