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JP2018157020A - 記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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JP2018157020A JP2017051357A JP2017051357A JP2018157020A JP 2018157020 A JP2018157020 A JP 2018157020A JP 2017051357 A JP2017051357 A JP 2017051357A JP 2017051357 A JP2017051357 A JP 2017051357A JP 2018157020 A JP2018157020 A JP 2018157020A
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暢介 村上
Yosuke Murakami
暢介 村上
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Toshiba Memory Corp
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Abstract

【課題】メモリセルを小電力で駆動可能な記憶装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】記憶装置は、第1方向に延びる第1配線と、前記第1配線に接続され、前記第1方向に対して交差した第2方向に延びる第2配線と、前記第2方向に対して交差した第3方向に延びる第3配線と、前記第2配線及び前記第3配線に接続された第1抵抗変化膜と、を備える。前記第3配線は、前記第3方向に延びる第1部分と、前記第1部分の側面から前記第2配線に向けて突出し、先端面が前記第1抵抗変化膜に接続された第2部分と、を有する。【選択図】図1

Description

実施形態は、記憶装置及びその製造方法に関する。
近年、相互に直交した方向に延びる2種類の配線の間に抵抗変化膜を接続した記憶装置が提案されている。これにより、2端子型のメモリセルを3次元的に集積させることができ、大容量化を図ることができる。このような記憶装置においては、個々のメモリセルをできるだけ小さい電力で駆動させることが課題となる。
米国特許第8,120,006号公報
実施形態の目的は、メモリセルを小電力で駆動可能な記憶装置及びその製造方法を提供することである。
実施形態に係る記憶装置は、第1方向に延びる第1配線と、前記第1配線に接続され、前記第1方向に対して交差した第2方向に延びる第2配線と、前記第2方向に対して交差した第3方向に延びる第3配線と、前記第2配線及び前記第3配線に接続された第1抵抗変化膜と、を備える。前記第3配線は、前記第3方向に延びる第1部分と、前記第1部分の側面から前記第2配線に向けて突出し、先端面が前記第1抵抗変化膜に接続された第2部分と、を有する。
実施形態に係る記憶装置の製造方法は、第1絶縁膜と配線膜を第1方向に沿って交互に積層させることにより、第1積層体を形成する工程と、前記第1積層体に、前記第1方向に対して交差した第2方向に延びるトレンチを形成することにより、前記配線膜を複数の配線部材に分割する工程と、前記トレンチ内に第1絶縁部材を形成する工程と、前記第1絶縁部材に、前記第2方向に沿って配列され、内面に前記配線部材が露出する複数の第1孔を形成する工程と、前記複数の第1孔を介して前記配線部材に複数の第1凹部を形成する工程と、前記複数の第1凹部内及び前記複数の第1孔内に第2絶縁部材を形成する工程と、前記第1絶縁部材及び前記第2絶縁部材を含む構造体に、内面に前記配線部材における前記複数の第1凹部間の部分が露出する第2孔を形成する工程と、前記第2孔の側面上に抵抗変化膜を形成する工程と、前記第2孔内に第1配線を形成する工程と、を備える。
第1の実施形態に係る記憶装置を示す斜視図である。 (a)は、第1の実施形態に係る記憶装置におけるローカルビット線とワード線との関係を示す斜視図であり、(b)は、セル領域を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る記憶装置のメモリセルを示す断面図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。 (a)〜(d)は、第1の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。 第2の実施形態に係る記憶装置を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る記憶装置のメモリセルを示す断面図である。 (a)〜(d)は、第2の実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。
(第1の実施形態)
先ず、第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る記憶装置を示す斜視図である。
図2(a)は、本実施形態に係る記憶装置におけるローカルビット線とワード線との関係を示す斜視図であり、(b)は、セル領域を示す斜視図である。
図3は、本実施形態に係る記憶装置のメモリセルを示す断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る記憶装置1においては、複数本のグローバルビット線11が設けられている。グローバルビット線11は、例えば、シリコン基板の上層部分が素子分離絶縁体(図示せず)によって区画されて形成されているか、又は、シリコン基板(図示せず)上に絶縁膜(図示せず)が設けられ、その上に、ポリシリコンが堆積されて形成されている。
以下、本明細書においては、XYZ直交座標系を採用する。グローバルビット線11が延びる方向を「X方向」とし、グローバルビット線11の配列方向を「Y方向」とする。また、X方向及びY方向に対して直交する方向を「Z方向」とする。Z方向のうちの一方を「上」ともいい、他方を「下」ともいうが、この表現は便宜的なものであり、重力の方向とは無関係である。
各グローバルビット線11上には、複数のシリコン部材12が設けられている。Z方向から見て、シリコン部材12はX方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列されている。各シリコン部材12の形状は、Z方向を長手方向とし、上面及び下面はそれぞれ、辺がX方向及びY方向に延びる矩形であり、上面が下面よりも小さい四角錐台形である。そして、X方向に沿って1列に配列された複数本のシリコン部材12の下端12aが、1本のグローバルビット線11に共通接続されている。
各シリコン部材12においては、下、すなわち、グローバルビット線11側から、上に向かって、n形部分13、p形部分14、n形部分15がZ方向に沿ってこの順に配列されている。なお、n形とp形の関係は逆になってもよい。
X方向におけるシリコン部材12間には、Y方向に延びる2本のゲート電極16が設けられている。ゲート電極16は例えばチタン窒化物(TiN)又はポリシリコン等の導電性材料によって形成されている。X方向から見て、ゲート電極16は、n形部分13の上部、p形部分14の全体、n形部分15の下部と重なっている。
シリコン部材12とゲート電極16との間には、例えばシリコン酸化物からなるゲート絶縁膜17が設けられている。n形部分13、p形部分14及びn形部分15を含むシリコン部材12、ゲート絶縁膜17、並びに、シリコン部材12を挟む一対のゲート電極16により、例えばnチャネル形のTFT19が構成されている。TFT19は、電流の導通及び遮断を切り替えるスイッチング素子である。
シリコン部材12上には、例えばチタン窒化物(TiN)、タングステン(W)又はポリシリコン(Si)等の導電性材料からなるローカルビット線21が設けられている。ローカルビット線21はZ方向に延びており、その形状は、例えば四角柱形である。すなわち、ローカルビット線21の長手方向はZ方向であり、ローカルビット線21のZ方向における長さは、X方向における長さ及びY方向における長さよりも長い。
ローカルビット線21の下端21aはシリコン部材12の上端12bに接続されている。各ローカルビット線21は各シリコン部材12の直上域に配置されているため、記憶装置1全体では、複数本のローカルビット線21がX方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列されている。
ローカルビット線21の周囲、すなわち、X方向に向いた両側面上及びY方向に向いた両側面上には、抵抗変化膜22が設けられている。抵抗変化膜22の形状は、ローカルビット線21を囲む筒状であり、長手方向はZ方向である。抵抗変化膜22は、印加される電圧又は電流によって抵抗状態が変化する膜である。抵抗変化膜22は、例えば、相変化膜であり、例えば、GST(ゲルマニウムアンチモンテルル)膜である。なお、抵抗変化膜22は、内部にフィラメントが形成されることにより低抵抗状態となり、フィラメントが切断されることにより高抵抗状態となる金属酸化膜であってもよい。
X方向において隣り合うローカルビット線21間には、Y方向に延びるワード線23が複数本設けられており、Z方向において相互に離隔して配列されている。Y方向から見て、ワード線23はX方向及びZ方向に沿ってマトリクス状に配列されている。ワード線23は、エッチング可能な導電性材料によって形成されており、例えば、タングステン(W)又はポリシリコン(Si)により形成されている。
図1〜図3に示すように、各ワード線23においては、Y方向に延びる1本の配線部23aと、配線部23aからX方向両側に突出した複数個の凸部23bが設けられている。配線部23a及び凸部23bは一体的に形成されている。凸部23bは配線部23aの側面から、ローカルビット線21に向けて突出している。「配線部23aの側面」とは、配線部23aの表面のうち、X方向に向いた領域をいう。上述の如く、X方向とは、グローバルビット線11が延びる方向である。配線部23aの側面は、YZ平面に対して略平行である。凸部23bの形状は略直方体であり、先端面23cがローカルビット線21に対向しており、先端面23cの形状は略長方形である。Z方向における先端面23cの長さは、Z方向における配線部23aの長さと略等しい。Y方向における先端面23cの長さは、Y方向におけるローカルビット線21の長さよりも短い。
抵抗変化膜22は、ローカルビット線21とZ方向に沿って配列された複数本のワード線23との間に接続されている。ワード線23の表面のうち、凸部23bの先端面23cのみが抵抗変化膜22に接しており、それ以外の領域、例えば、凸部23bの側面は、抵抗変化膜22に接していない。一方、ローカルビット線21も抵抗変化膜22に接している。なお、図2(a)及び(b)においては、図示の便宜上、抵抗変化膜22を省略している。
ローカルビット線21とワード線23との交差部分毎に、抵抗変化膜22を介してメモリセルMCが構成される。メモリセルMCは、X方向、Y方向及びZ方向に沿って三次元マトリクス状に配列されている。抵抗変化膜22及びワード線23の相互間には、例えばシリコン酸化物(SiO)からなる層間絶縁膜24が設けられている。
次に、本実施形態に係る記憶装置の製造方法について説明する。
図4(a)〜(d)、図5(a)〜(d)、図6(a)〜(d)、図7(a)〜(d)、図8(a)〜(d)、図9(a)〜(d)、図10(a)〜(d)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。
図4(a)は斜視図であり、図4(b)は上面図であり、図4(c)は図4(a)及び図4(b)に示すA−A’線による断面図であり、図4(d)は図4(a)及び図4(b)に示すB−B’線による断面図である。図5(a)〜図10(d)についても同様である。但し、A−A’線の位置は図によって異なる。また、図を見やすくするために、絶縁部材間の境界線は適宜省略されている。
先ず、図1に示すように、通常の方法により、X方向に延びる複数本のグローバルビット線11を形成する。次に、シリコン部材12、ゲート絶縁膜17、ゲート電極16を形成し、これらの間を層間絶縁膜(図示せず)で埋め込む。これにより、下部構造体が作製される。
次に、図4(a)〜(d)に示すように、層間絶縁膜31と配線膜23zをZ方向に沿って交互に積層させて、下部構造体上に積層体30を形成する。層間絶縁膜31は、例えば、シリコン酸化物等の絶縁性材料により形成する。配線膜23zは、エッチング可能な導電性材料、例えば、タングステンにより形成する。
次に、図5(a)〜(d)に示すように、積層体30上に、例えばチタン窒化物(TiN)を堆積させて、マスク膜33を形成する。次に、リソグラフィ法及びRIE(Reactive Ion Etching:反応性イオンエッチング)法により、マスク膜33をY方向に延びるラインアンドスペース状に加工する。次に、マスク膜33をマスクとしてRIE等の異方性エッチングを施すことにより、積層体30にY方向に延びる複数本のトレンチ32を形成する。トレンチ32は、例えば、Z方向において積層体30を貫通し、これにより、積層体30が複数の部分30aに分断される。なお、トレンチ32の下端は、最下段の配線膜23zの下面まで到達していればよく、必ずしも積層体30を貫通していなくてもよい。
このとき、配線膜23zは、Y方向に延びる複数の配線部材23yに分断される。配線部材23yの加工面、すなわち、X方向に向いた側面は、後の工程において先端面23c(図3参照)となる領域を含んでいる。次に、例えばシリコン酸化物を堆積させて、トレンチ32内に絶縁部材34を埋め込む。
次に、図6(a)〜(d)に示すように、部分30a、絶縁部材34及びマスク膜33上に、X方向に延びるラインアンドスペース状のマスクパターン(図示せず)を形成する。そして、このX方向に延びるラインアンドスペース状のマスクパターン、及び、Y方向に延びるラインアンドスペース状のマスク膜33をマスクとしてRIE等の異方性エッチングを施す。
これにより、絶縁部材34がY方向に沿って分断されて、Z方向に延びる貫通孔35が形成される。貫通孔35の形状は、Z方向を長手方向とする略直方体である。貫通孔35は、Y方向において隣り合うシリコン部材12(図1参照)間の直上域に形成する。貫通孔35の側面には、配線部材23yが露出する。なお、貫通孔35の下端は、最下段の配線部材23yの下面まで到達していればよく、必ずしも絶縁部材34を貫通していなくてもよい。図6(a)においては、図示の便宜上、マスク膜33を省略している。以後の斜視図においても、同様である。
次に、図7(a)〜(d)に示すように、ウェットエッチング等の等方性エッチングを施す。これにより、配線部材23yにおける貫通孔35内に露出した部分が、貫通孔35を介してリセスされる。エッチングは、貫通孔35内における配線部材23yの露出面を起点としてX方向に進行した後、Y方向両側にも進行する。これにより、配線部材23yのX方向両側に、Y方向に沿って断続的に凹部23xが形成される。この結果、配線部材23yにおいて、Y方向において凹部23xに挟まれた部分が凸部23bとなり、それ以外の部分が配線部23aとなって、ワード線23が形成される。エッチングがY方向両側にも進行するため、凹部23xのY方向における長さは、開口部35のY方向における長さよりも長くなる。従って、凸部23bのY方向における長さは、分断された絶縁部材34のY方向における長さよりも短くなる。
次に、図8(a)〜(d)に示すように、例えばシリコン酸化物を堆積させて、凹部23x内及び貫通孔35内に絶縁部材37を埋め込む。部分30a、絶縁部材34及び絶縁部材37により、積層体30bが形成される。
次に、図9(a)〜(d)に示すように、積層体30b上に、X方向に延びるラインアンドスペース状のマスクパターン(図示せず)を形成する。そして、このX方向に延びるラインアンドスペース状のマスクパターン、及び、Y方向に延びるラインアンドスペース状のマスク膜33をマスクとしてRIE等の異方性エッチングを施す。これにより、積層体30bにZ方向に延びる略直方体形の貫通孔38が形成される。
貫通孔38は、シリコン部材12(図1参照)の直上域、すなわち、絶縁部材34(図8(a)〜(d)参照)における貫通孔35(図6(a)〜(d)参照)が形成されなかった部分に形成する。X方向において、貫通孔38の位置は貫通孔35の位置と同じであり、Y方向において、貫通孔38の位置は貫通孔35の位置からずれている。貫通孔38を形成することにより、絶縁部材34の略全体が除去される。貫通孔38の底面には、シリコン部材12(図1参照)の上面が露出する。また、貫通孔38のX方向に向いた側面には、ワード線23の凸部23bの先端面23cが露出する。
次に、図10(a)〜(d)に示すように、抵抗変化材料を堆積させる。これにより、貫通孔38の内面上及び積層体30bの上面上に、抵抗変化膜22が形成される。次に、抵抗変化膜22をエッチバックすることにより、抵抗変化膜22における貫通孔38の底面上に堆積された部分及び積層体30bの上面上に堆積された部分を除去する。これにより、貫通孔38の側面上の略全体に抵抗変化膜22が筒状に残留する。次に、チタン窒化物、タングステン又はポリシリコン等の導電性材料を堆積させて、この導電性材料を積層体30bの上面上から除去する。これにより、貫通孔38内にローカルビット線21が形成され、シリコン部材12に接続される。次に、マスク膜33を除去する。なお、マスク膜33は導電性材料と共に除去してもよい。
このようにして、図1〜図3に示す記憶装置1が製造される。このとき、層間絶縁膜31の残留部分、絶縁部材34の残留部分、及び絶縁部材37の残留部分は、層間絶縁膜24となる。
次に、本実施形態の動作について説明する。
記憶装置1の駆動回路(図示せず)が、選択されたグローバルビット線11に所定の第1電位を印加する。また、選択されたゲート電極16にオン電位を印加し、TFT19を導通状態とする。これにより、選択されたローカルビット線21にTFT19を介して第1電位が印加される。一方、駆動回路は、選択されたワード線23に所定の第2電位を印加する。これにより、選択されたローカルビット線21と選択されたワード線23との間に接続された抵抗変化膜22に、第1電位と第2電位との電位差に相当する電圧が印加され、抵抗状態が変化する。この結果、メモリセルMCにデータが書き込まれる。また、抵抗変化膜22に電流を流して抵抗変化膜22の抵抗値を測定することにより、メモリセルMCに書き込まれたデータを読み出すことができる。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態に係る記憶装置1においては、ワード線23に凸部23bが設けられており、ワード線23は凸部23bの先端面23cのみにおいて、抵抗変化膜22と接している。このため、ワード線23に凸部23bを設けない場合と比較して、ワード線23と抵抗変化膜22との接触面積が小さい。抵抗変化膜22に流す電流は、全て先端面23cを通過するため、先端面23cの面積を小さくすることにより、セル面積が小さくなり、抵抗変化膜22内の電流密度を向上させることができる。これにより、小さい電力で抵抗変化膜22の抵抗状態を確実に変化させることができる。
また、先端面23cの面積を小さくすることにより、抵抗変化膜22が高抵抗状態であるときに流れるオフ電流が減少する。これにより、消費電力を低減することができる。このように、本実施形態によれば、メモリセルを小電力で駆動可能な記憶装置を実現することができる。
なお、ローカルビット線21又はワード線23を細くすることにより、セル面積を低減することも考えられる。しかしながら、この場合は、ローカルビット線21又はワード線23の形成が困難になると共に、配線抵抗が増加してしまい、記憶装置1の駆動が困難になる。
また、本実施形態によれば、図6(a)〜(d)に示す工程において、貫通孔35を形成し、図7(a)〜(d)に示す工程において、貫通孔35を介して配線部材23yをリセスして凹部23xを形成することにより、複雑な形状のワード線23を容易に形成することができる。
更に、本実施形態によれば、図5(a)〜(d)に示す工程において、マスク膜33をマスクとしてエッチングを施すことにより、配線膜23zを配線部材23yに分断して、ワード線23の先端面23cを形成する。また、図6(a)〜(d)に示す工程において、マスク膜33をマスクとしてエッチングを施すことにより、貫通孔35を形成し、図7(a)〜(d)に示す工程において、配線部材23yをリセスする。このように、同じマスク膜33を用いて先端面23c及び貫通孔35を形成することにより、自己整合的に貫通孔35の側面に配線部材23yを露出させることができる。
更にまた、図9(a)〜(d)に示す工程において、マスク膜33をマスクとしてエッチングを施すことにより、貫通孔38を形成し、図10(a)〜(d)に示す工程において、貫通孔38の側面上に抵抗変化膜22を形成する。このように、同じマスク膜33を用いて先端面23c及び貫通孔38を形成することにより、自己整合的に貫通孔38の側面に先端面23cを露出させることができる。この結果、抵抗変化膜22をワード線23の先端面23cのみに確実に接触させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。
図11は、本実施形態に係る記憶装置を示す斜視図である。
図12は、本実施形態に係る記憶装置のメモリセルを示す断面図である。
図11及び図12に示すように、本実施形態に係る記憶装置2は、前述の第1の実施形態に係る記憶装置1(図1〜図3参照)と比較して、抵抗変化膜22の位置が異なっている。記憶装置2においては、抵抗変化膜22は、ローカルビット線21の側面上の全体ではなく、ローカルビット線21とワード線23の先端面23cとの間のみに設けられている。このため、抵抗変化膜22は、ローカルビット線21とワード線23との交差部分毎、すなわち、メモリセルMC毎に分断されている。
X方向から見て、抵抗変化膜22の形状は、先端面23cの形状と略等しい。すなわち、抵抗変化膜22の形状は略直方体であり、抵抗変化膜22のY方向における長さは、先端面23cのY方向における長さと略等しく、抵抗変化膜22のZ方向における長さは、先端面23cのZ方向における長さと略等しい。
次に、本実施形態に係る記憶装置の製造方法について説明する。
図13(a)〜(d)は、本実施形態に係る記憶装置の製造方法を示す図である。
図13(a)は斜視図であり、図13(b)は上面図であり、図13(c)は図13(a)及び図13(b)に示すA−A’線による断面図であり、図13(d)は図13(a)及び図13(b)に示すB−B’線による断面図である。
先ず、前述の第1の実施形態と同様に、図4(a)〜図9(d)に示す工程を実施する。
次に、図13(a)〜(d)に示すように、ウェットエッチング等の等方性エッチングを施すことにより、貫通孔38を介してワード線23の露出部分をリセスする。これにより、ワード線23の先端面23cが貫通孔38の内面に対して後退し、凹部41が形成される。
次に、抵抗変化材料を堆積させることにより、貫通孔38の内面上及び積層体30bの上面上に、抵抗変化膜22を形成する。このとき、抵抗変化膜22は凹部41内にも進入し、先端面23cに接触する。次に、RIE等の異方性エッチングを施すことにより、抵抗変化膜22における貫通孔38の底面上に堆積された部分、貫通孔38の側面上に堆積された部分、及び、積層体30bの上面上に堆積された部分を除去すると共に、凹部41内に残留させる。これにより、抵抗変化膜22は、凹部41毎に区画される。
次に、チタン窒化物、タングステン又はポリシリコン等の導電性材料を堆積させて、この導電性材料を積層体30bの上面上から除去する。これにより、貫通孔38内にローカルビット線21が形成される。ローカルビット線21は抵抗変化膜22に接触すると共に、シリコン部材12(図1参照)に接続される。次に、マスク膜33を除去する。このようにして、図11及び図12に示す記憶装置2が製造される。
次に、本実施形態の効果について説明する。
本実施形態によれば、抵抗変化膜22がメモリセルMC毎に分断されているため、メモリセルMC間のリーク電流を抑制することができる。また、あるメモリセルMCを駆動するときに、他のメモリセルMCにおいて誤書込が発生することを抑制できる。
本実施形態における上記以外の構成、製造方法、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
以上説明した実施形態によれば、メモリセルを小電力で駆動可能な記憶装置及びその製造方法を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明及びその等価物の範囲に含まれる。
1、2:記憶装置、11:グローバルビット線、12:シリコン部材、12a:下端、12b:上端、13:n形部分、14:p形部分、15:n形部分、16:ゲート電極、17:ゲート絶縁膜、19:TFT、21:ローカルビット線、21a:下端、22:抵抗変化膜、23:ワード線、23a:配線部、23b:凸部、23c:先端面、23x:凹部、23y:配線部材、23z:配線膜、24:層間絶縁膜、30:積層体、30a:部分、30b:積層体、31:層間絶縁膜、32:トレンチ、33:マスク膜、34:絶縁部材、35:貫通孔、37:絶縁部材、38:貫通孔、41:凹部、MC:メモリセル

Claims (16)

  1. 第1方向に延びる第1配線と、
    前記第1配線に接続され、前記第1方向に対して交差した第2方向に延びる第2配線と、
    前記第2方向に対して交差した第3方向に延びる第3配線と、
    前記第2配線及び前記第3配線に接続された第1抵抗変化膜と、
    を備え、
    前記第3配線は、
    前記第3方向に延びる第1部分と、
    前記第1部分の側面から前記第2配線に向けて突出し、先端面が前記第1抵抗変化膜に接続された第2部分と、
    を有した記憶装置。
  2. 前記第3方向は前記第1方向に対して交差した請求項1記載の記憶装置。
  3. 前記先端面が前記第1抵抗変化膜に接した請求項1または2に記載の記憶装置。
  4. 前記第2部分の側面は、前記第1抵抗変化膜に接していない請求項1〜3のいずれか1つに記載の記憶装置。
  5. 前記第2方向から見て、前記第1抵抗変化膜は前記第2配線を囲む請求項1〜4のいずれか1つに記載の記憶装置。
  6. 前記第1抵抗変化膜の前記第2方向における長さは、前記先端面の前記第2方向における長さと等しく、前記第1抵抗変化膜の前記第3方向における長さは、前記先端面の前記第3方向における長さと等しい請求項1〜4のいずれか1つに記載の記憶装置。
  7. 前記第1配線と前記第2配線との間に接続された第1半導体部材と、
    前記第1方向に対して交差した方向に延びる第4配線と、
    前記第1半導体部材と前記第4配線との間に設けられた第1絶縁膜と、
    をさらに備えた請求項1〜6のいずれか1つに記載の記憶装置。
  8. 前記第1方向に延びる第5配線と、
    前記第5配線に接続され、前記第2方向に延びる第6配線と、
    前記第6配線及び前記第3配線に接続された第2抵抗変化膜と、
    をさらに備え、
    前記第3配線は、前記第1部分の側面から前記第6配線に向けて突出し、先端面が前記第2抵抗変化膜に接続された第3部分をさらに有した請求項7記載の記憶装置。
  9. 前記第5配線と前記第6配線との間に接続された第2半導体部材と、
    前記第4配線と同じ方向に延びる第7配線と、
    前記第2半導体部材と前記第6配線との間に設けられた第3絶縁膜と、
    をさらに備えた請求項8記載の記憶装置。
  10. 前記第1配線に接続され、前記第2方向に延びる第8配線と、
    前記第8配線と前記第3配線との間に設けられた第3抵抗変化膜と、
    をさらに備え、
    前記第3配線は、前記第1部分の側面から前記第8配線に向けて突出し、先端面が前記第3抵抗変化膜に接続された第4部分をさらに有した1〜9のいずれか1つに記載の記憶装置。
  11. 第1絶縁膜と配線膜を第1方向に沿って交互に積層させることにより、第1積層体を形成する工程と、
    前記第1積層体に、前記第1方向に対して交差した第2方向に延びるトレンチを形成することにより、前記配線膜を複数の配線部材に分割する工程と、
    前記トレンチ内に第1絶縁部材を形成する工程と、
    前記第1絶縁部材に、前記第2方向に沿って配列され、内面に前記配線部材が露出する複数の第1孔を形成する工程と、
    前記複数の第1孔を介して前記配線部材に複数の第1凹部を形成する工程と、
    前記複数の第1凹部内及び前記複数の第1孔内に第2絶縁部材を形成する工程と、
    前記第1絶縁部材及び前記第2絶縁部材を含む構造体に、内面に前記配線部材における前記複数の第1凹部間の部分が露出する第2孔を形成する工程と、
    前記第2孔の側面上に抵抗変化膜を形成する工程と、
    前記第2孔内に第1配線を形成する工程と、
    を備えた記憶装置の製造方法。
  12. 前記第1積層体上に、前記第2方向に延びるラインアンドスペース状のマスク膜を形成する工程をさらに備え、
    前記トレンチは、前記マスク膜をマスクとして前記第1積層体をエッチングすることにより形成し、
    前記第2孔は、前記マスク膜をマスクとして前記第1絶縁部材をエッチングすることにより形成する請求項11記載の記憶装置の製造方法。
  13. 前記第1孔は、前記マスク膜をマスクとして前記第1絶縁部材をエッチングすることにより形成する請求項12記載の記憶装置の製造方法。
  14. 前記抵抗変化膜は、前記第2孔の側面上の全体に形成する請求項11〜13のいずれか1つに記載の記憶装置の製造方法。
  15. 前記配線部材における前記第2孔の内面に露出した部分を除去することにより、前記内面に第2凹部を形成する工程をさらに備え、
    前記抵抗変化膜は、前記第2凹部内に形成する請求項11〜13のいずれか1つに記載の記憶装置の製造方法。
  16. 前記第1方向に対して交差した第3方向に延びる第2配線、前記第2配線に接続され、前記第1方向に延びる半導体部材、前記第1方向及び前記第2方向に対して交差した第3方向に延びる第3配線、前記半導体部材と前記第3配線との間に配置された第2絶縁膜を含む下部構造体を作製する工程をさらに備え、
    前記第1積層体は前記下部構造体上に形成し、
    前記第1配線を前記半導体部材に接続する請求項11〜15のいずれか1つに記載の記憶装置の製造方法。
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