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JP2018154464A - 塵芥収集車およびこれに装備された人物認識装置 - Google Patents

塵芥収集車およびこれに装備された人物認識装置 Download PDF

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Abstract

【課題】塵芥収集車100の塵芥投入口4の上方にカメラ7を配設し、撮影した画像のデータを画像処理ユニット8(画像処理装置)に入力して、塵芥投入口4近傍の人物Hを より正確に認識できるようにする。【解決手段】画像処理ユニット8では、画像における物体像の特徴データを、人物の頭部の特徴データと比較して、物体像が人物の頭部を表すものか否か判定する(ステップS3〜S5:人物識別部)。そして、人物の頭部を表す物体像が塵芥投入口近傍の所定エリアに入っているか否か判定する(ステップS6:人物位置判定部)。人物の頭部の特徴データには、例えば帽子やヘルメットなど装着物の大きさ、位置および形状を含める。【選択図】図6

Description

本発明は、塵芥収集車の塵芥投入口の近傍に居る作業者などを、画像処理技術によって認識するようにした人物認識装置に係り、特にカメラによって上方から撮影した画像における人物の認識に係る。
従来より塵芥収集車においては、車台の後部に設けられた塵芥投入箱内に塵芥積込装置が装備されており、その塵芥投入箱内に塵芥投入口から投入される塵芥を回転板や積込板などによって掻き込んで、塵芥収容箱に積み込むようになっている。また、そうして塵芥投入口に塵芥を投入する作業者などが、不注意によって塵芥積込装置に巻き込まれることを防止するために、塵芥投入口の近傍の人物を監視する監視システムが種々、提案されている。
例えば特許文献1に記載の監視システムでは、塵芥投入箱の後方上部に撮像手段としてのカメラを配設し、下方の塵芥投入口およびその後方を撮影するようにしている。そして、塵芥積込装置の作動中に前記のカメラによって撮影した画像のデータを画像処理装置に送信し、この画像において予め設定されている進入禁止領域内に人物が侵入したと判定すれば、塵芥積込装置の作動を停止させるようにしている。
特許第4283568号公報
ところで、前記従来例の監視システムにおいては、塵芥投入口の上方にカメラを配設し、その撮像レンズの光軸を鉛直下向きから後方に振り向けているので、同文献の図4〜6などに表れているように後方の人物の頭部だけでなく、その顔も画像に表れるようになる。このように画像に人物の顔が表れていて、特徴的な目、鼻、口の形状や位置関係などがはっきりしていれば、比較的容易に人物であることを認識できる。
但し、そのように光軸を後方に振り向けるほど、例えば朝夕の強い日射しが撮像レンズに入射してしまい、画像のコントラストが低下するおそれがある。また、撮像レンズに雨や雪が付着しやすくなるので、これらの付着物によって視野が遮られる懸念もある。そこで、これらの不具合を避けるために撮像レンズの光軸は、できるだけ下向きにすることが望ましい。
しかしながら、そうして撮像レンズを下向きにした場合には、カメラの視野が後方には狭くなってしまい、塵芥投入口の近傍を殆ど真上から見下ろすことになるので、そこに居る人物の顔が画像に表れ難くなってしまう。すなわち、人物を上から見下ろした画像では、目、鼻、口の形状や位置関係などがはっきりしないため、人物であることを認識するのが難しくなるのである。
そこで、その場合には例えば頭部の大きさや頭髪の状態などによって、人物であることを認識せざるを得ないが、塵芥の積み込みを行う作業者は、例えば雨の日などに帽子をかぶったり、フード付きの雨合羽を着用したりすることがある。また、作業者はヘルメットを着用していることもあり、このような場合は人物であることの認識に誤りを生じるおそれがある。
本発明は、そのような塵芥収集車に特有の事情に着目してなされたものであり、塵芥投入口の上方に配設したカメラによって撮影した画像に基づいて、人物をより正確に認識できるようにすることを目的とする。
本発明の人物認識装置は、塵芥収集車の塵芥投入口の上方にカメラを配設し、このカメラによって撮影された画像のデータを画像処理装置に入力して、塵芥投入口近傍の人物を認識するようにしたものを対象とする。
そして、前記画像処理装置には、前記画像における物体像の特徴データを人物の頭部の特徴データと比較して、物体像が人物の頭部を表すものか否か判定する人物識別部と、この人物識別部によって人物の頭部を表すと判定された物体像が、塵芥投入口近傍の所定エリアに入っているか否か判定する人物位置判定部と、が備えられ、前記人物の頭部の特徴データに、頭部への装着物の大きさ、位置および形状が含まれていることを特徴とする。
前記構成の人物認識装置では、塵芥投入口の上方に配設されたカメラによって、下方の塵芥投入口近傍の人物が撮影され、その画像のデータを入力した画像処理装置の人物識別部により、画像中の物体像の特徴データが人物の頭部の特徴データと比較される。この頭部の特徴データは、予め多種多様な人物の頭部を上方から撮影した画像において、頭部全体の大きさや形状以外に例えば頭髪の状態などの特徴を抽出したものである。
そして、本発明ではさらに前記頭部の特徴データに、例えば帽子やヘルメット、雨具のフードなど、頭部への装着物の大きさ、位置および形状が含まれている。このことで、塵芥の積み込みを行う作業者が帽子や雨合羽のフードをかぶっていたり、或いはヘルメットを着用していたりしても、それら装着物についての特徴に基づいて、物体像が人物であると判定できる。
つまり、カメラが人物を見下ろすように配置されている場合に、その頭髪の状態などだけでなく、予め想定される頭部への装着物の特徴によって人物であることを認識できる。よって、そうして人物を表すと判定された物体像について、塵芥投入口近傍の所定エリアに入っていると判定すれば、塵芥積込装置の作動を停止させることによって安全性の確保が図られる。
好ましくは前記頭部の特徴データに、前記のように頭部への装着物を含めるだけでなく、作業者が顔に装着すると想定されるもの(顔への装着物)の大きさ、位置および形状も含めることであり、具体的には眼鏡およびマスクが挙げられる。すなわち、上述したようにカメラの撮像レンズを下向きにすると、人物の顔が画像に表れ難くなり、目、鼻、口の情報に基づいて人物であると判定し難くなる。
しかしながら、眼鏡やマスクなどは、顔面から前方に突出するようにして装着されるので、上方から撮影した画像にもはっきりと表れる。しかも、例えば眼鏡であれば、その個々のデザインは異なっていても、これを上方から撮影した画像においては概ね扁平な左右に延びる帯状になるので、これが装着されている場合には、人物であると判定し易いからである。
より好ましいのは、そのようにして頭部の特徴データの条件を満たした物体像を、仮に頭部を表すと判定(仮判定)した上で、この物体像の移動速度を算出し、移動速度が予め設定した閾値以下であるときに初めて、頭部を表すものと判定(本判定)することである。こうすれば、作業者によって塵芥投入口に放り込まれるゴミ袋との移動速度の違いによって、このゴミ袋と人物の頭部とを識別することができる。
見方を変えると本発明は、前記請求項1〜5のいずれか1つに記載の人物認識装置が装備された塵芥収集車である。すなわち、前記塵芥投入口は、塵芥収集車の後部に設けられた塵芥投入箱の背面に開口し、この塵芥投入箱内には、塵芥収容箱に塵芥を積み込み可能な塵芥積込装置が装備されている。そして、上述したように画像処理装置によって、塵芥投入口近傍の所定エリアに人物が居ると判定された場合に、前記塵芥積込装置の作動が緊急停止装置によって停止されるようになっている。
本発明に係る塵芥収集車の人物認識装置によれば、塵芥投入口の近傍を上方から見下ろすようにして撮影し、画像処理技術によって人物の頭部であることを判定する。すなわち、画像における物体像の特徴データを、頭部の大きさや頭髪の状態だけでなく、例えば帽子や雨具のフードなどの装着物も含めた特徴データと比較することで、人物の頭部であると正確に判定することができる。そして、この判定に基づき必要に応じて塵芥積込装置を停止させることによって、安全性の確保が図られる。
本発明の実施形態に係る塵芥収集車を示す側面図である。 図1の塵芥収集車に装備された塵芥積込装置の作動の説明図である。 図1の塵芥収集車の塵芥積込装置の油圧回路図である。 図1の塵芥収集車の制御装置とその入出力状態を示す概略図である。 図1の塵芥収集車に装備された人物認識装置の概略構成を示す説明図である。 画像処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 カメラによって撮影された画像の一例を示す説明図である。 人物の頭部の仮判定について示すフローチャートである。 上方から見た頭部の特徴データを説明する図であって、(a)は眼鏡を装着している場合、(b)はさらにフードを装着している場合、(c)はヘルメットおよびマスクの場合、(d)はフードおよびマスクの場合について、それぞれ示す。
以下、本発明を回転式の塵芥収集車に適用した実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明においては便宜上、塵芥収集車の前後左右を単に前後左右と呼ぶこともある。
図1には、本発明の実施形態に係る人物認識装置を装備した塵芥収集車100を示し、その車台1上には塵芥収容箱2と塵芥投入箱3とが設けられていて、塵芥収容箱2の後方の開口部と塵芥投入箱3の前面の開口部とが連通されている。また、塵芥投入箱3は、その上部に設けられた左右方向の枢軸3aによって軸支されており、図示しないが、左右一対の傾動シリンダによって傾動されるようになっている。
また、前記塵芥投入箱3の背面における下寄りの部位には、塵芥を投入するための矩形状の塵芥投入口4(図7も参照)が開口され、昇降可能なテールゲート5によって開閉されるようになっている。この塵芥投入口4の左側方には、塵芥積込装置の作動などの操作のためのスイッチボックス6が設けられており、また、塵芥投入口4の上方には、詳しくは後述するが、塵芥投入口4の近傍を撮影するようにカメラ7が配設されている。
図2に拡大して示すように塵芥投入箱3の内部には、投入された塵芥を塵芥収容箱2に積み込む塵芥積込装置が装備されている。本実施形態の塵芥積込装置は、回転板10の回転によって塵芥を掻き上げるとともに、押込板20によって塵芥収容箱2内へと押し込む、いわゆる回転式のものである。すなわち、まず、塵芥投入箱3内の下部においてその幅方向に延びるように回転軸11が架設され、これに回転板10の基端側が固定されている。
図示の例では前記回転軸11の端部に減速機構12を介して正逆回転可能な油圧モータ13が連結されている。よって、油圧モータ13の回転は減速機構12によりトルクアップされて回転軸11に伝達され、この回転軸11と一体に回転板10が回転されることで、その先端部は、断面略半円弧状に形成された塵芥投入箱3の底壁に沿って前後方向に移動するようになる。
一方、押込板20は、前記回転板10の上方において塵芥投入箱3の幅方向全体に亘って設けられ、その上部に設けられた左右方向の揺動軸21の周りに前後方向に揺動自在に支持されている。また、押込板20には、揺動軸21よりも上方に延びる延設部22が設けられ、この延設部22とその前方の支持ピン23との間に押込シリンダ24が架設されており、その伸縮作動によって押込板20を前後方向に揺動させるようになっている。
すなわち、図2に実線で示すように押込板20が塵芥収容箱2の側に最も揺動した位置(前進限界位置)にあるときは、この押込板20に干渉することなく回転板10が上方に回動するようになり、これに遅れて押込板20が塵芥投入口4側へ揺動する。そして、押込板20が塵芥投入口4側に最も揺動し、図2には仮想線で示す後退限界位置に達した後も、回転板10の回動は継続される。
こうして回転する回転板10は、塵芥を塵芥収容箱2側に掻き込んで、図2に実線で示すように前方の塵芥収容箱2側に延びる設定停止位置に一旦、停止する。そうすると今度は押込板20が塵芥収容箱2側に揺動して、回転板10上の塵芥を塵芥収容箱2に押し込んでゆく。そして、押込板20が再び前記の前進限界位置に達すれば、再び回転板10が上方へ回動するようになる。
このように互いに同期して回転板10の回転および押込板20の揺動が繰り返されることによって、塵芥投入箱3に投入された塵芥が連続的に塵芥収容箱2に積み込まれる(以下、塵芥積込作動と呼ぶ)。そのように回転板10および押込板20を作動させるための油圧回路および電子制御装置(制御系)の構成については以下に述べるが、そのために塵芥投入箱3の内部には、回転板10および押込板20の位置を検出するためのスイッチLS1〜LS5が設けられている。
すなわち、図2に表れているように、押込板20が前進限界位置または後退限界位置にあるときにそれぞれオンになるスイッチLS1,LS2と、回転板10が設定停止位置にあるときにオンになるスイッチLS3と、その設定停止位置から回転板10が正の向き(図1の時計回り)に所定角度回転したときにオンになるスイッチLS4と、さらに所定角度回転したときにオンになるスイッチLS5とが設けられている。
なお、スイッチLS1,LS2は、押込板20の揺動軸21の端部に設けられた図示省略のドグを検出するようになっており、スイッチLS3〜LS5は、回転板10の回転軸11の端部に設けられた図示省略のドグを検出するようになっている。また、これらのスイッチLS1〜LS5としては例えば光電スイッチ、近接スイッチなどを使用することができる。
前記のスイッチLS4,LS5は、図2にハッチングを入れて示すように、回転板10が塵芥投入口4の前縁部4aの真下から、その後方へ回転しつつ下降して塵芥投入口4の後縁部4bに最も近接するまでの角度範囲Zを検出するものである。この角度範囲Zにおいては回転板10が作業者の体の一部を巻き込む危険性があるので、以下では危険な角度範囲Zと呼ぶ。
さらに、図1、2に表れているように塵芥投入口4の近傍には、塵芥積込装置の作動を停止させるための緊急停止ボタン60,61や緊急停止プレート62などが配設されている。図1に表れているように塵芥投入口4の左側のスイッチボックス6に緊急停止ボタン60が配設され、また、図2に破線で示すように塵芥投入口4の右側に緊急停止ボタン61が配設されている。緊急停止プレート62は、塵芥投入口4の下方においてスイッチSW3をオンオフするように配設されている。
−塵芥積込装置の制御系−
次に、図3および図4を参照して、前記のように塵芥積込装置を作動させるための制御系について説明する。この制御系は、塵芥積込装置の油圧モータ13や押込シリンダ24などに供給する油圧を制御する油圧回路と、この油圧回路に設けられた電磁制御弁V1,V2に制御信号を出力する制御装置PLC(プログラマブル ロジック コントローラ)と、を備えている。
まず、図3を参照して油圧回路について説明すると、この油圧回路は、油圧ポンプPと、オイルリザーバTと、押込シリンダ24を制御するための電磁制御弁V1と、油圧モータ13を制御するための電磁制御弁V2と、を備えている。なお、油圧ポンプPには、図示しないが、エンジンの駆動力がPTO(パワー テイク オフ)を介して伝達されるようになっている。
一例として電磁制御弁V1,V2は、いずれも6ポート3位置の電磁式の方向切換弁からなる。電磁制御弁V1は、ソレノイドSOLaが励磁されると第1連通位置(図の上位置)に切り換わって、油圧ポンプPからの作動油を一対の押込シリンダ24のロッド側油室に供給する一方、ソレノイドSOLbが励磁されると第2連通位置(図の下位置)に切り換わって、作動油をヘッド側油室に供給する。
そうして電磁制御弁V1から作動油がヘッド側油室に供給されると、一対の押込シリンダ24が伸長作動して押込板20を前方に揺動させる。一方、作動油がロッド側油室に供給されると、一対の押込シリンダ24は収縮作動して、押込板20を後方に揺動させる。また、いずれのソレノイドSOLa,SOLbも励磁されていないときに、電磁制御弁V1は中立位置(図の中央位置)に復帰するようになる。
一方、電磁制御弁V2は、ソレノイドSOLcが励磁されると第1連通位置(図の下位置)に切り換わって、作動油を油圧モータ13の正転側油室に供給し、当該油圧モータ13を正転作動させる。一方、ソレノイドSOLdが励磁されると電磁制御弁V2は第2連通位置(図の上位置)に切り換わって、作動油を油圧モータ13の逆転側油室に供給し、当該油圧モータ13を逆転作動させる。
また、いずれのソレノイドSOLc,SOLdも励磁されていないときに、電磁制御弁V2は中立位置(図の中央位置)に復帰するようになる。電磁制御弁V1,V2の両方が中立位置にあるとき、作動油はオイルリザーバTへ還流するようになる。なお、図示の油圧回路において符号V3はチェック弁であり、また、符号V4は、油圧ポンプPの吐出圧の上限を設定するためのリリーフ弁である。
次に、図4を参照して制御装置PLCにおける信号の入出力状態について説明する。まず、制御装置PLCへの電力供給は図の左上に示すバッテリBTによって行われるものである。このバッテリBTと図の右側のグランドラインK1との間に、図の最上部を左右に延びるように通電ラインK2が接続されていて、ここには、塵芥収集車100のキースイッチSWK、PTOスイッチSWP、リレーコイルCR1などが介設されている。
また、前記キースイッチSWKおよびバッテリBTの中間において通電ラインK2から分岐するように、通電ラインK3の上流端が接続されており、この通電ラインK3を介して制御装置PLCの信号用電力供給部(図示せず)に電力が供給されるようになっている。すなわち、通電ラインK3の上流側(バッテリBTに近い側)には前記リレーコイルCR1の接点cr1が介設されており、リレーコイルCR1がオンになると接点cr1が閉じられて、通電ラインK3に通電するようになる。
この通電ラインK3は、塵芥積込装置の塵芥積込作動中には必ず通電されるものであって、図2を参照して上述した緊急停止ボタン60,61および緊急停止プレート62の操作に対応して開閉されるスイッチSW1〜SW3が介設されている。これらのスイッチSW1〜SW3によって通電が遮断されると、制御装置PLCの作動が停止されることによって塵芥積込装置の作動が停止される。そして、詳しくは後述するが通電ラインK3には画像処理ユニット8も介設されている。
さらに、図4の左側に表れているように、前記の接点cr1よりも下流側(バッテリBTから遠い側)で通電ラインK3から分岐するように複数の分岐ラインの上流端が接続されており、これらの分岐ラインのそれぞれに図2を参照して上述したスイッチLS1〜LS5が介設されている。これらのスイッチLS1〜LS5からの信号に基づいて、塵芥積込装置の回転板10および押込板20の位置、即ち作動状況が検出される。
なお、前記のスイッチLS1〜LS5の他に制御装置PLCへの入力側には、図示はしないが塵芥積込装置の始動および停止スイッチ、塵芥積込作動の単動または連続の選択スイッチ、塵芥積込作動および塵芥排出作動の選択スイッチ、回転板10や押込板20を単独で作動させるスイッチ、塵芥投入箱3を傾動させて開放するスイッチなども接続されている。
前記のように各種スイッチが入力側に接続されている一方、制御装置PLCの出力側(図4の右側)には、電磁制御弁V1,V2のソレノイドSOLa〜SOLdなどが接続されている。そして、制御装置PLCは、スイッチSW1〜SW3,LS1〜LS5などから入力する信号に基づいて、予め設定された手順に従い油圧モータ13や押込シリンダ24などを作動させるべく、対応するソレノイドSOLa〜SOLdに出力するようにプログラムされている。
すなわち、例えば塵芥積込装置が塵芥積込作動するときには、通電ラインK2上のキースイッチSWKおよびPTOスイッチSWPがいずれも閉じられて、リレーコイルCR1に通電される。これにより、リレーコイルCR1の接点cr1が閉じられるので、通電ラインK3によって通電されることにより、制御装置PLCが作動可能な状態になって適宜、ソレノイドSOLa〜SOLdに制御信号を出力するようになる。
この制御信号を受けてソレノイドSOLa〜SOLdが励磁され、電磁制御弁V1,V2の位置が適宜、切り換えられることで、油圧モータ13や押込シリンダ24などに作動油圧が供給される。これにより、油圧モータ13や押込シリンダ24などがそれぞれ作動し、図2を参照して上述したように、回転板10の回転および押込板20の揺動が互いに同期して繰り返されることになる。
詳しくは、まず図2に実線で示すように押込板20が前進限界位置にあって、スイッチLS1からオン信号が出力されるとともに、回転板10が設定停止位置にあって、スイッチLS3からもオン信号が出力されるときに、これらの信号を受けた制御装置PLCから制御信号が出力され、電磁制御弁V2が第1連通位置に切り換えられて、油圧モータ13が正転作動を開始する。これにより、回転板10は上方に回動し始める。
そして、所定の期間が経過すると制御装置PLCから電磁制御弁V1のソレノイドSOLaへ制御信号が出力されて、電磁制御弁V1が第1連通位置に切り換えられ、押込シリンダ24が収縮作動を開始する。これにより押込板20は後方の塵芥投入口4側へ揺動するようになり、この押込板20が後退限界位置に達すると、スイッチLS2からオン信号が出力される。
これを受けて制御装置PLCがソレノイドSOLaへの制御信号の出力を停止することで、電磁制御弁V1が中立位置に復帰し、押込板20の揺動が停止する。また、そうして押込板20が揺動している間も回転板10の回動は継続しており、塵芥を塵芥収容箱2側に掻き込んでゆくが、こうして回動する押込板20が設定停止位置に至り、スイッチLS3からオン信号が出力される。
これを受けて制御装置PLCが、電磁制御弁V2のソレノイドSOLcへの制御信号の出力を停止することで、電磁制御弁V2が中立位置に復帰し、油圧モータ13の回動が停止する。また、制御装置PLCは、電磁制御弁V1のソレノイドSOLbへ制御信号を出力し、電磁制御弁V1が第2連通位置に切り換えられて、押込シリンダ24が伸長作動を開始することで、押込板20が前方へ揺動し始める。
こうして前方の塵芥収容箱2側に揺動する押込板20が、回転板10上の塵芥を塵芥収容箱2に押し込んでゆき、前進限界位置に達すれば、スイッチLS1からオン信号が出力される。これを受けて制御装置PLCがソレノイドSOLbへの制御信号の出力を停止することで、電磁制御弁V1が中立位置に復帰し、押込シリンダ24の伸長作動、即ち、押込板20の前方への揺動が停止する。
−人物認識装置および緊急停止装置−
ところで、前記のように塵芥積込装置が塵芥積込作動をしているときには、塵芥投入口4に塵芥を投入している作業者が不注意から回転板10などに巻き込まれるおそれがある。そこで、本実施形態の塵芥収集車100においては、塵芥投入口4の近傍を撮影するようにカメラ7を配設し、画像処理によって塵芥投入口4近傍の危険なエリアに人物が居ると判定すれば、直ちに塵芥積込装置の作動を停止させるようにしている。
すなわち、前記の図1、2に表れている他、図5にも示すように、塵芥投入箱3の背面の上部、即ち塵芥投入口4の上方にはカメラ7が配設され、その撮像レンズ70が下方の塵芥投入口4近傍に向けられている。このカメラ7によって撮影された画像のデータは画像処理ユニット8(画像処理装置であり、例えば図1に破線で示すように運転席周辺に配設されている)に送信され、塵芥投入口4の前縁部4aおよび後縁部4bの間の危険なエリア(図5にハッチングを入れて示す)に人物Hが居るか否かの判定が行われる。
上述したように塵芥積込装置の積込作動時にはキースイッチSWKおよびPTOスイッチSWPがいずれも閉じられており、通電ラインK3によって制御装置PLCに通電されている。そして、図4に表れているように通電ラインK3の途中に画像処理ユニット8が介設されており、ここにおいて危険なエリアに人物Hが居ると判定すれば、制御装置PLCへの通電を遮断するようになっている。
以下に、画像処理による人物認識の手法について説明すると、図5に模式的に示すように画像処理ユニット8には、所定のプログラムを実行して各種の制御を行う中央処理部CPU、カメラ7からの画像データを入力して、以下のような公知の画像処理を行う画像処理部DSP、それら中央処理部CPUや画像処理部DSPにおいて使用されるデータを記憶するメモリM、中央処理部CPUの指令を受けて開閉されるリレースイッチSW4などが設けられている。
なお、前記のカメラ7としては、運転者が後方を監視するためのバックカメラを利用しており、図示しないが運転席周辺には、カメラ7によって撮影された画像を表示するモニタが配設されている。そして、画像処理ユニット8には、そのモニタに前記の画像とともに、画像処理の結果なども表示させる画像出力部VOPが設けられている。また、図示はしないが画像処理ユニット8には、種々のデータを一時記憶するバッファ、中央処理部CPUの指令を受けてカメラ7の制御を行うカメラ制御回路なども設けられている。
−画像処理のルーチン−
前記の画像処理部DSPは、公知の画像処理ロジックを高速で行う一般的な集積回路であり、例えば入力画像データの二値化処理と、この二値化された画像データにおいて互いに近接する各画素について領域化するラベリング処理と、ラベリングにより領域化された物体像の領域が人物像であることを識別する人物識別処理と、人物像と識別された物体像の位置が危険なエリアか否か判定する人物位置判定処理とを行う。
具体的に、図6のフローチャートを参照して画像処理のルーチンについて説明すると、まず、スタート後のステップS1において二値化処理が行われる。これは例えば、入力画像データについて各画素毎の輝度値が予め設定された閾値以上である場合に最大輝度値とし、閾値未満であれば最小輝度値とする処理である。生成される二値化画像データは、ノイズや光量変化の影響の多くが除去されたものとなる。
次にステップS2ではラベリング処理が行われる。これは、前記の二値化画像データにおいて互いに近接する各画素を領域化するものであり、例えば同じ輝度値に属するとともに、所定距離内で密接する複数の画素について1つの領域と見なす処理である。ラベリング処理は画像平面全体について行われ、これにより1つの領域とされたものが、それぞれ物体像として認識される。
そして、続くステップS3〜S5において、前記それぞれの物体像についての人物識別処理が行われる。本実施形態では、図5を参照して上述したように塵芥投入口4の上方にカメラ7を配設し、下方の塵芥投入口4近傍をほぼ真上から撮影するようにしている。このため、その画像には、図7に一例を示すように人物Hの頭部が大きく表示されるとともに、上方から見た顔の一部も表示されることになる。
詳しくは後述するが、そうして上方から撮影した画像においては目、鼻、口の形状や位置関係などがはっきりせず、これに基づいて人物の顔であることを判定するのは難しい。そこで、ステップS3では、予め設定されている頭部(顔も含む)の特徴データ、即ち例えば頭部の大きさや形状、頭髪の状態、さらには頭部や顔への装着物の大きさや形状などを示すデータを参照し、この特徴データの条件を満たすような物体像を、仮に人物Hの頭部と判定する。
そうして頭部と仮判定した物体像について、それ以外の物体像と識別する処理をステップS4,S5で行う。まず、ステップS4では、カメラ7から時系列に入力される複数の画像データの差分処理(各画素毎の輝度値の差を求める処理)によって、物体像の位置の変化を検出する。そして、この位置の変化、即ち物体像の移動距離を、それに要した時間(画像データを取得する時間間隔)で除算して、物体像の移動速度を算出する。
そして、算出した移動速度が予め設定した閾値以下であるか否か、ステップS5において判定する。この閾値は、塵芥投入口4に塵芥を投入する作業者の頭部の移動速度と、投入される塵芥の移動速度とを区別できるように、予め実験などによって設定されている。よって、算出した移動速度が閾値よりも高ければ、動作が速すぎるので人物Hの頭部ではないと識別し、否定判定して(NO)ルーチンを終了する(エンド)。
一方、前記ステップS5において移動速度が閾値以下であると肯定判定すれば(YES)、物体像は人物Hの頭部であると判定(本判定)してステップS6に進み、この物体像が予め設定されている危険なエリアに入っているか否か判定する。これは、物体像を形成する領域の外形をなす画素の位置座標が危険なエリアの境界線B(塵芥投入口4の後縁部4b)よりも前方にあるか否かによって判定できる。
よって、人物Hの頭部と識別した物体像が危険なエリアに入っていると肯定判定すれば(YES)、ステップS7に進んで塵芥積込装置の作動を停止させるべく、中央処理部CPUへ停止信号を出力し、画像処理ルーチンを終了する(エンド)。一方、物体像が危険なエリアに入っていないと否定判定すれば(NO)、停止信号は出力せずに画像処理ルーチンを終了する(エンド)。
そうして画像処理部DSPから停止信号が発せられると、これを受けた中央処理部CPUはリレースイッチSW4を開放させる。すなわち、図示しないリレーコイルに通電してスイッチの接点を開くことにより、通電ラインK3による制御装置PLCへの通電を遮断する。これにより制御装置PLCの作動が強制的に停止されるので、仮に制御装置PLCに何らかの異常があっても、電磁制御弁V1,V2の全てのソレノイドSOLa〜SOLdへの通電が停止されることになる。
よって、第1連通位置または第2連通位置にある電磁制御弁V1,V2が全て中立位置に復帰するようになり、その結果、直ちに油圧モータ13および押込シリンダ24の作動が停止される。このように本実施形態では、画像処理ユニット8の中央処理部CPUと、リレースイッチSW4とによって、塵芥積込装置の作動を停止させる緊急停止装置が構成されている。
また、前記図6のフローのステップS3〜S5を実行することによって、画像処理部DSPが、物体像の特徴データを人物の頭部の特徴データと比較して、物体像が人物の頭部を表すものか否か判定する人物識別部を構成し、さらに、ステップS6を実行することによって、人物の頭部を表す物体像が塵芥投入口近傍の所定エリアに入っているか否か判定する人物位置判定部を構成する。
−人物の頭部の仮判定−
次に、前記図6のフローのステップS3における人物の頭部の仮判定について、図8および図9を参照して詳細に説明する。上述したように本実施形態では、塵芥投入口4の上方に配設するカメラ7を下向きにして、塵芥投入口4の近傍を撮影するようにしている。このため、例えば朝夕の強い日射しが入射してしまい、画像のコントラストが低下したり、撮像レンズ70に雨や雪が付着したりする心配は少ない。
しかしながら、そのように撮像レンズ70を下向きにしていることから、カメラ7は塵芥投入口4の近傍を殆ど真上から見下ろすようになり、図7に表れているように、そこに居る人物Hの頭部が大きく表示される一方で、その顔については上下に潰れてしまう。このことから、顔において特徴的な目、鼻、口の形状や位置関係などがはっきりせず、この情報から頭部であることを認識するのは難しい。
そこで、主として物体像の大きさや形状、さらには頭髪の状態などに基づいて人物の頭部か否か判定することになるが、塵芥の積み込みを行う作業者は、例えば雨の日などに帽子をかぶったり、フード付きの雨合羽を着用したりすることがあり、また、ヘルメットを着用していることもあるので、この点を考慮しないと、人物であることの認識に誤りを生じるおそれがあった。
このような塵芥収集車に特有の事情に着目して本実施形態では、前記したように図6のフローのステップS3において、頭部の大きさや形状、頭髪の状態の他に、帽子やヘルメットなど想定される頭部への装着物も考慮し、さらに、眼鏡やマスクなど顔への装着物も考慮して、それら装着物の大きさや形状などの特徴データを参照し、人物の頭部か否か判定するようにしている。
具体的には、まず、図8のフローのスタート後のステップS31において、予め設定されている頭部の特徴データ、即ち、例えば頭部の大きさや形状、頭髪の状態(頭髪の領域の広さや形状)などを示す特徴データを参照し、この特徴データの条件を画像中の物体像が満たすか否か判定する。なお、特徴データは、予め多くの人物の頭部を上方から撮影してその特徴を抽出たものであり、画像処理ユニット8のメモリMに格納されている。
一例を図9(a)に模式的に示すように、例えば物体像の輪郭が、頭部の大きさおよび形状を表す楕円Oの形状とマッチしており、かつその全体が頭髪に覆われていて、黒色であるときには、人物Hの頭部であると肯定判定(YES)する。一方、図9(b)のように雨合羽のフードFをかぶっている場合、このフードFの後側は頭部と同様の凸の円弧状になるが、前側には凹の円弧状が表れ、その輪郭は前記の楕円Oとはマッチしない。
この場合には前記ステップS31で条件を満たさないと否定判定(NO)して、ステップS32に進むことになり、ここでは予め設定されている頭部への装着物(帽子、雨合羽のフード、ヘルメットなど)の特徴データを参照して、この特徴データの条件を満たすか否か判定する。前記図9(b)の場合は、後側が凸の円弧状で前側が凹の円弧状となる特徴から、物体像がフードFをかぶった頭部であると肯定判定(YES)する。
一方、例えば図9(c)のように人物Hがヘルメットhをかぶっていると、その輪郭が前記楕円Oとはマッチせず、また、図の例のようにヘルメットhが白色であると、頭部とは判定され難い。この場合はステップS32でも条件を満たさないと否定判定(NO)してステップS33に進み、今度は予め設定されている顔への装着物(眼鏡、マスクなど)の特徴データを参照して、この特徴データの条件を満たすか否か判定する。
前記図9(c)の例では人物HはマスクMを装着しており、これがヘルメットhの前側の庇よりも前方に突出しているので、この形状の特徴によって頭部であると肯定判定(YES)する。なお、前記図9(a)、(b)の例についてもステップS31,S32において頭部ではない(NO)と誤判定することもあり得るが、この場合でも眼鏡Gを装着していることから、ステップS33において肯定判定(YES)することになる。
このように人物Hが眼鏡Gを装着している場合は、眼鏡の個々のデザインが異なっていても、これを上方から撮影すると概ね扁平な左右に延びる帯状になることから、眼鏡Gを装着していること、ひいては人物Hの頭部であることを認識し易い。また、図9(d)に一例を示すように眼鏡GおよびマスクMの両方を装着している場合も、それら両方の特徴が表れることから、より人物Hであることを認識し易い。
前記ステップS31〜S33のいずれかにおいて条件を満たすと肯定判定(YES)した物体像については、ステップS34において仮に人物Hの頭部と判定する。そして、ステップS35に進んで、画像中の全ての物体像について判定が済んだか否か判定し、否定判定(NO)であれば前記ステップS31に戻って、前述の手順を繰り返す。また、全ての物体像についての判定が済んでおり、ステップS35で肯定判定(YES)すれば、処理を終了して(エンド)図6のフローのステップS3に戻る。
なお、画像中の全ての物体像について、前記ステップS31〜S33のいずれにおいても条件を満たさないと否定判定(NO)し、前記のステップS35において全ての物体像について判定が済んだと肯定判定(YES)すれば、処理を終了した(エンド)後に図6のフローのステップS3には戻らず、ルーチンを終了する。
以上、説明したように本実施形態に係る塵芥収集車の人物認識装置によると、まず、塵芥収集車100の後部の塵芥投入口4の上方にカメラ7を配設し、その撮像レンズ70をほぼ真下に向けているので、朝夕の強い日射しが入射したり、雨や雪が付着したりする心配は少ない。また、撮影された画像における危険なエリアの境界線と後方の人物との間隔が、ほぼ実際の間隔を表すようになるので、画像処理によって人物が危険なエリアに居るか否か極めて正確に判定できる。
そうして人物を上方から見下ろすように撮影する場合、画像にはその頭部が大きく表れる一方、顔については潰れて表れるようになるので、頭部の大きさや形状および頭髪の状態だけでなく、雨合羽のフードなど頭部への装着物、さらには眼鏡やマスクのように顔面から突出する装着物も考慮して、頭部の特徴データを設定している。よって、この特徴データの条件を満たす場合に、物体像が人物の頭部を表すものであると正確に判定することができる。
しかも、本実施形態ではそうして頭部と仮判定した物体像の移動速度に基づいて、これが人物の頭部か否か識別するようにしており、作業者によって塵芥投入口4に放り込まれるゴミ袋との移動速度の違いによって、このゴミ袋と作業者(人物)の頭部とを識別できる。そして、作業者の頭部が危険なエリアに入っていると判定すれば、塵芥積込装置を停止させることによって、安全性の確保が図られる。
−その他の実施形態−
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、これは1つの具体例を示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではないから、具体的な構成などは適宜、設計変更可能である。例えば前記の実施形態では、画像処理ユニット8を制御装置PLCへの通電ラインK3に介設して、リレースイッチSW4の開放により制御装置PLCへの通電を遮断するようにしているが、これには限定されない。
すなわち、例えば画像処理ユニット8において人物Hが危険なエリアに居ると判定したときに、制御装置PLCに停止信号を出力し、これを受けた制御装置PLCによって電磁制御弁V1,V2のソレノイドSOLa〜SOLdへの制御信号の出力を停止させるようにしてもよく、その他、塵芥積込装置の作動を停止させることができる構成であれば採用可能である。
また、前記の実施形態では、カメラ7の撮像レンズ70を塵芥投入口4の後縁部4bのほぼ真上に配置し、その撮像レンズ70の光軸を鉛直下向きとしているが、これにも限定されない。図示はしないが、カメラ7は塵芥投入口4の前縁部4aから後縁部4bの中間に配置するのが好ましいが、前縁部4aよりも前方に配設してもよい。また、撮像レンズ70の光軸は鉛直下向きからあまり後方に傾斜させず、例えば塵芥投入口4の後縁部4bに向けることが好ましい。
また、前記の実施形態では、画像処理によって人物の頭部と仮判定したものについて、その移動速度に基づいてゴミ袋などと識別するようにしているが、これにも限定されず、移動速度に基づく識別はしなくてもよい。
さらに、人物の頭部と仮判定するための特徴データには、フードやヘルメットなどの装着物の他に、眼鏡やマスクのような顔への装着物も含めているが、これにも限定されず、例えば顔への装着物は含めずに、頭部への装着物のみ特徴データに含めるようにしてもよい。
さらにまた、前記実施形態では、いわゆる回転式の塵芥積込装置を装備した塵芥収集車100に本発明を適用した場合について説明しており、塵芥積込装置の主要部は回転板10および押込板20により構成されているが、これにも限定されず、塵芥積込装置の主要部は昇降板および押込板によって構成されていてもよく、その構造を特に限定するものではない。
100 塵芥収集車
1 車台
2 塵芥収容箱
3 塵芥投入箱
4 塵芥投入口
7 カメラ
8 画像処理ユニット(画像処理装置)
10 回転板(塵芥積込装置)
13 油圧モータ(塵芥積込装置)
20 押込板(塵芥積込装置)
24 押込シリンダ(塵芥積込装置)
H 人物
F,h フード、ヘルメット(頭部への装着物)
G,M 眼鏡、マスク(顔への装着物)
CPU 画像処理ユニットの中央処理部(緊急停止装置)
DSP 画像処理ユニットの画像処理部(人物識別部、人物位置判定部)
SW4 画像処理ユニットのリレースイッチ(緊急停止装置)

Claims (6)

  1. 塵芥収集車の塵芥投入口の上方にカメラを配設し、このカメラによって撮影された画像のデータを画像処理装置に入力して、塵芥投入口近傍の人物を認識するようにした人物認識装置であって、
    前記画像処理装置には、
    前記画像における物体像の特徴データを人物の頭部の特徴データと比較して、物体像が人物の頭部を表すものか否か判定する人物識別部と、
    前記人物識別部によって人物の頭部を表すと判定された物体像が、塵芥投入口近傍の所定エリアに入っているか否か判定する人物位置判定部と、を備えており、
    前記人物の頭部の特徴データには、頭部への装着物の大きさ、位置および形状が含まれていることを特徴とする塵芥収集車の人物認識装置。
  2. 前記頭部への装着物には帽子、ヘルメットおよび雨具のフードが含まれる、請求項1に記載の塵芥収集車の人物認識装置。
  3. 前記頭部の特徴データには、顔への装着物の大きさ、位置および形状が含まれている、請求項1または2のいずれかに記載の塵芥収集車の人物認識装置。
  4. 前記顔への装着物には眼鏡およびマスクが含まれる、請求項3に記載の塵芥収集車の人物認識装置。
  5. 前記人物識別部は、物体像の特徴データが前記頭部の特徴データの条件を満たせば、仮に頭部を表すと判定し、この仮判定した物体像の移動速度を算出して、移動速度が予め設定した閾値以下であれば、頭部を表すものと判定する、請求項1〜4のいずれか1つに記載の塵芥収集車の人物認識装置。
  6. 前記塵芥投入口は、塵芥収集車の後部に設けられた塵芥投入箱の背面に開口し、この塵芥投入箱内に、塵芥収容箱に塵芥を積み込み可能な塵芥積込装置が装備されており、
    前記画像処理装置によって、人物が塵芥投入口近傍の所定エリアに居ると判定された場合に、前記塵芥積込装置の作動を停止する緊急停止装置を備えている、請求項1〜5のいずれか1つに記載の人物認識装置が装備された塵芥収集車。
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