JP2018154005A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
Description
前記収容部内に設けられ、ロール体の両側面に当接する一対の当接面を有し、ロール体をガイドするガイド部と、
前記当接面から内側方向に突出する第1位置と、前記当接面から内側方向に突出しない第2位置との間で移動可能であって、第2位置から第1位置に向けて付勢されており、第1位置においてロール体を回転可能に保持する保持部と、
を備え、
前記収容部にロール体を挿入するときに、ロール体が前記保持部に当接した後の挿入方向の移動によって前記保持部が前記第1位置から前記第2位置に移動するように、前記保持部には第1傾斜面が形成され、
前記第1傾斜面は、ロール体を挿入するときに、ロール体の外周面の円周方向において異なる位置にあるロール体の外周面上の少なくとも2点と接触するような形状で構成されている、
プリンタである。
以下、実施形態に係るプリンタについて、図1および図2を参照して説明する。
図1は、実施形態に係るプリンタ1について、開閉部3が開放状態である場合を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るプリンタ1について、開閉部3が閉鎖状態である場合を示す斜視図である。
図1において、プリンタ1の底面は略長方形をなしており、その長辺に沿った方向を前後方向と定義する。すなわち、搬送方向下流側のプラテンローラ5が設けられている側を前方(FR)と定義し、その反対側の搬送方向上流側を後方(RR)と定義する。当該前後方向を基準として、右側(RH)、左側(LH)、上側(UP)および下側(LO)を定義する。なお、以下の説明では適宜、右側(RH)の方向または左側(LH)の方向を横方向といい、上側(UP)の方向または下側(LO)の方向を上下方向という。
以下の説明においてロール紙Rの「挿入方向」とは、例えば、下向き、又は、下向きよりも少し後方に傾斜した斜め下の方向である。ロール紙Rの「取出し方向」とは、ロール紙Rの挿入方向の逆方向である。
本実施形態のプリンタ1では、プラテンローラ5の回転によってロール紙Rから連続紙Pが繰り出されるが、収容部8には、連続紙Pが繰り出された後にプラテンローラ5に至るまでの搬送経路を形成する空間も含まれる。
開閉部3が閉鎖されて印字が行われているときには、ロール紙Rから繰り出される連続紙Pがプラテンローラ5によって搬送されつつ、プラテンローラ5とサーマルヘッド6の間で挟持される。このとき、サーマルヘッド6は、上記付勢力によってプラテンローラ5に押し付けられ、それによって印字に適したヘッド圧が生成される。
次に、ロール体保持機構10の構成について、図3〜8を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係るロール体保持機構10の斜視図である。
図4Aは、実施形態に係るロール体保持機構10に含まれる移動機構20のハウジングとロック部材の係合が維持されている状態を示す平面図である。図4Bは、実施形態に係るロール体保持機構10に含まれる移動機構20のハウジングとロック部材の係合が解除されている状態を示す平面図である。
図5は、本実施形態に係るロール体保持機構10のロール保持ユニットの分解斜視図である。図6は、本実施形態に係るロール体保持機構10のガイド部の部分斜視図である。図7は、本実施形態に係るロール体保持機構10の一部を一方の側面から側面図である。図8は、本実施形態に係るロール体保持機構10の一部を他方の側面から側面図である。
ガイド部12L,12Rは、プリンタ1の前後方向に延びた板状の部材であり、ロール紙Rの側面Rsに当接する当接面12s(図7参照)を有し、ロール紙Rの幅方向の移動を規制する。ロール保持ユニット14L,14Rは、ガイド部12L,12Rに対する相対位置を変更可能に設けられている。
移動機構20は、ハウジング21内に一対のラック22L,22Rおよびピニオン24を有する。ガイド部12Lとラック22Lは、一体で横方向に移動可能となるようにハウジング21の背面から締結部材220Lによって連結されている。ガイド部12Rとラック22Rは、一体で横方向に移動可能となるようにハウジング21の背面から締結部材220Rによって連結されている。
なお、図3は、ガイド部12L,12Rの横方向の移動が制限されていない状態を示している。
ガイド部12L,12Rを所望の位置に設定した後に操作部161に対する操作を停止した場合、コイルばね18の付勢力によって再びロック部材16の係合部163とハウジング21の係合部211が係合し、ガイド部12Lの横方向の移動が制限される。
ロール保持ユニット14L,14Rは、それぞれロール紙Rを保持する保持部1432L,1432Rを備えているが、以下の説明において共通して言及するときには、適宜、単に保持部1432という。
揺動部材143は、一方の端に設けられる筒状部1431(2箇所)と、他方の端に設けられる保持部1432と、筒状部1431と保持部1432を連結する胴部1433とを有し、揺動軸143Cの回りを揺動する。保持部1432は、揺動部材143の揺動に伴ってガイド部12Rの当接面12sから突出する突出位置と当接面12sから突出しない非突出位置の間で揺動可能に設けられ、突出位置でロール紙Rを回転可能に保持する。
突出位置および非突出位置は、それぞれ第1位置および第2位置の例である。
変位部145は、揺動部材143の揺動に連動して変位する。変位部145は、揺動部材143の揺動による保持部1432の位置の変化が収容部8の開口8bを通してユーザが確認できるようにするために設けられている。
揺動部材143は、捩りばね144に付勢された状態で、その胴部1433がストッパ1410Cに当接している。胴部1433がストッパ1410Cに当接した状態では、揺動部材143の保持部1432が板状本体部141の開口1410Aから、ガイド部12Lのロール紙Rに対する当接面12sよりも内側に突出した突出位置となっている。ロール紙Rを収容部8に挿入してロール体保持機構10に保持させるときには、ロール紙Rの外周面および側面Rsが保持部1432に当接し、それによって保持部1432が捩りばね144の付勢力に抗して図5の回転方向d2の向きに揺動する。その結果、保持部1432は、当接面12sよりも内側に突出しない非突出位置まで揺動する。
ロール保持ユニット14Rとガイド部12Rの取付態様については後述する。
図6を参照すると、ガイド部12Rには、矩形形状のロール保持ユニット14Rを受け入れるために実質的に矩形形状の開口120が形成されている。開口120の周縁部には、ロール保持ユニット14Rの取付部1412,1414を取り付けるために他の部分よりも薄肉の薄肉部122,124が形成されている。
開口120の周縁部には、内側に向けて突出する第1凸部126(2箇所)および第2凸部127(2箇所)が形成されている。
ガイド部12Rの頂部には、U字状の溝で構成された係合部125が形成されている。係合部125は、保持部1432が突出位置である場合に変位部145の端部1452と係合する。
ガイド部12Rにロール保持ユニット14Rが取り付けられた状態では、ロール保持ユニット14Rの取付爪1412Bが薄肉部124の一方の面に係合し、ロール保持ユニット14Rの取付爪1412C(2箇所)が薄肉部124の他方の面に係合する。ロール保持ユニット14Rの取付爪1414Bが薄肉部122の一方の面に係合し、ロール保持ユニット14Rの取付爪1414C(2箇所)が薄肉部122の他方の面に係合する。つまり、取付爪1412B,1412Cが薄肉部124をその両側から挟持し、取付爪1414B,1414Cが薄肉部122をその両側から挟持する構成になっている。
なお、可撓腕部1412A,1414Aが撓むことで各爪が薄肉部122,124から離脱可能であるため、ロール保持ユニット14L,14Rは、それぞれガイド部12L,12Rに対して着脱可能となっている。
次に、図9および10を参照してロール体保持機構10の動作について説明する。
図9Aはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されていない場合のロール体保持機構10の概略正面図を示し、図9Bはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されている場合のロール体保持機構10の概略正面図を示す。図10Aはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されていない場合の変位部145の端部1452の位置を示し、図10Bはロール紙Rがロール体保持機構10に保持されている場合の変位部145の端部1452の位置を示す。
次に、本実施形態の保持部1432の形状について説明する。本実施形態の保持部1432の形状は、ロール体の挿入時にユーザの負担を低減するように工夫されており、この点について図11および図12を参照して説明する。
図11A〜11Cは、それぞれ保持部1432の側面図、正面図、および、平面図である。図11A〜11Cの各図では、変位部145を省略して記載してある。図12Aは、図11BのA−Aによる断面図である。図12Bは、従来のプリンタにおいて図12Aに相当する断面図を参考として示している。
図12Aでは、ロール紙Rを収容部8に挿入するときにロール紙Rが第1傾斜面151に当接するときのロール紙Rの位置を仮想線で示している。第1傾斜面151が全体として凹状をなしているため、図12Aに示すように、ロール紙Rが第1傾斜面151に当接するときには、稜線1511,1512上の2点で第1傾斜面151と接触する。言い換えれば、第1傾斜面151は、ロール紙Rを挿入するときに、ロール紙Rの外周面の円周方向において異なる位置にあるロール紙Rの外周面上の2点と接触するような形状で構成されている、ということができる。
また、図12Bに示すように、参考例に係る第1傾斜面151Qでは、第1傾斜面151Q上でロール紙Rとの接触位置がロール紙Rの挿入過程でずれる(場合によっては第1傾斜面151Qから外れる)ことから、ロール紙Rを安定して挿入することができない場合がある。
なお、第1傾斜面151の2つの稜線1511,1512は、ロール紙Rの挿入方向に進むにつれて互いに近付くように形成されていなくてもよい。例えば、稜線1511,1512を互いに平行であってもよい。その場合でも、ロール紙Rの挿入時にユーザがロール紙Rから受ける反力が分散され、ロール紙Rの挿入時のユーザの負担が軽減される。
なお、ロール紙Rの取出しをさらに容易とするために、第1傾斜面151と同様に、第2傾斜面152を、ロール紙Rを取り出すときに、ロール紙Rの外周面の円周方向において異なる位置にあるロール紙Rの外周面上の少なくとも2点と接触するような形状で構成してもよい。
次に、本実施形態の保持部の変形例について説明する。
図11に示したように、実施形態の保持部1432の第1傾斜面151は、ロール紙Rを挿入するときに、ロール紙Rの外周面の円周方向において異なる位置にあるロール紙Rの外周面上の2点と接触するような形状で構成されているが、その限りではない。第1傾斜面をロール紙Rの外周面上の3以上の複数の点と接触するような形状で構成してもよい。
図13A〜13Cに、それぞれ第1の変形例に係る保持部1432Aの側面図、正面図、および、平面図を示す。図13A〜13Cの各図では、変位部145を省略して記載してある。
保持部1432Aの第1傾斜面151Aは、隆起部1514が形成されている点で、図11の保持部1432の第1傾斜面151とは異なる。すなわち、第1傾斜面151Aでは、稜線1511,1512の間に隆起部1514が形成されており、それによって、ロール紙Rを挿入するときには、ロール紙Rの外周面が稜線1511,1512および隆起部1514の3点で接触する。そのため、図11の場合と比較してロール紙Rの挿入時にユーザがロール紙Rから受ける反力がさらに分散され、ロール紙Rの挿入時のユーザの負担が軽減される。
図14A〜14Cに、それぞれ第2の変形例に係る保持部1432Bの側面図、正面図、および、B−B断面図を示す。図14A〜14Cの各図では、変位部145を省略して記載してある。
保持部1432Bの第1傾斜面151Bは、湾曲面が形成されている点で、図11の保持部1432の第1傾斜面151とは異なる。すなわち、図14Cに示すように、第1傾斜面151Bは、ロール紙Rを挿入するときにロール紙Rと線接触する湾曲面を含むように構成されている。ロール紙Rを挿入するときには、第1傾斜面151Bがロール紙Rと線接触するため、図11および図13の場合と比較してロール紙Rの挿入時にユーザがロール紙Rから受ける反力がさらに分散され、ロール紙Rの挿入時のユーザの負担がより一層軽減される。
2…筐体
3…開閉部
31…シャフト
4…表示パネル
5…プラテンローラ
6…サーマルヘッド
7…排出口
8…収容部
8a…内部底面
8b…開口
10…ロール体保持機構
12L,12R…ガイド部
12s…当接面
12w…裏面
120…開口
122,124…薄肉部
125…係合部
126…第1凸部
127…第2凸部
14L,14R…ロール保持ユニット
141…板状本体部
141s…表面
1410A,1410B…開口
1410C…ストッパ
1412…取付部
1412A…可撓腕部
1412B,1412C…取付爪
1414…取付部
1414A…可撓腕部
1414B,1414C…取付爪
1416…凹部
1417…溝部
1418…切欠部
142…軸部
143,143A,143B…揺動部材
143C…揺動軸
1431…筒状部
1432(1432L,1432R),1432A,1432B…保持部
1433…胴部
144…捩りばね
145…変位部
1451…延長片
1452…端部
1452e…端面
151,151A,151B…第1傾斜面
1511,1512…稜線
1513…谷部ライン
1514…隆起部
152…第2傾斜面
16…ロック部材
161…操作部
162…軸部
163…係合部
18…コイルばね
20…移動機構
21…ハウジング
21R…背面
211…係合部
22L,22R…ラック
220L,220R…締結部材
24…ピニオン
R…ロール紙
Rs…ロール紙の側面
RC…紙管
P…連続紙
PM…台紙
PL…ラベル
Claims (7)
- 帯状の印字媒体が巻回されたロール体を挿入するための開口を通してロール体を収容可能な収容部と、
前記収容部内に設けられ、ロール体の両側面に当接する一対の当接面を有し、ロール体をガイドするガイド部と、
前記当接面から内側方向に突出する第1位置と、前記当接面から内側方向に突出しない第2位置との間で移動可能であって、第2位置から第1位置に向けて付勢されており、第1位置においてロール体を回転可能に保持する保持部と、
を備え、
前記収容部にロール体を挿入するときに、ロール体が前記保持部に当接した後の挿入方向の移動によって前記保持部が前記第1位置から前記第2位置に移動するように、前記保持部には第1傾斜面が形成され、
前記第1傾斜面は、ロール体を挿入するときに、ロール体の外周面の円周方向において異なる位置にあるロール体の外周面上の少なくとも2点と接触するような形状で構成されている、
プリンタ。 - 前記第1傾斜面には、前記少なくとも2点の各点をそれぞれ含む少なくとも2つの稜線が形成されており、ロール体を挿入するときに前記少なくとも2つの稜線がロール体と接触するように形成されている、
請求項1に記載されたプリンタ。 - 前記少なくとも2つの稜線は、ロール体の挿入方向に進むにつれて互いに遠ざかるように形成された部分を有する、
請求項2に記載されたプリンタ。 - 前記収容部にロール体を挿入するときに、ロール体が前記保持部に当接した後の挿入方向の移動によって前記保持部が前記第1位置から前記第2位置に揺動し、
前記保持部が揺動するときの揺動軸は、前記挿入方向において前記保持部よりも奥側に設けられている、
請求項1〜3のいずれかに記載されたプリンタ。 - 前記第1傾斜面は、ロール体を挿入するときにロール体と線接触する湾曲面を含む、
請求項1に記載されたプリンタ。 - 前記収容部からロール体を取り出すときに、ロール体が前記保持部に当接した後の取出し方向の移動によって前記保持部が前記第1位置から前記第2位置に移動するように、前記保持部には第2傾斜面が形成されている、
請求項1〜5のいずれか一項に記載されたプリンタ。 - 前記保持部の動きに連動して変位する変位部、をさらに備え、
前記変位部の少なくとも一部は、前記保持部が第1位置にある場合と第2位置にある場合とで異なる位置に変位していることが判別可能となるように、前記開口から見て露出している、
請求項1〜6のいずれか一項に記載されたプリンタ。
Priority Applications (1)
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- 2017-03-17 JP JP2017052325A patent/JP7037890B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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