JP2018150144A - 建物の構築方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】クレーンの作業半径に無駄が生じるのを防ぎつつ、仕上工程に早期に着手できる建物の構築方法を提供すること。【解決手段】建物の構築方法は、ベース架台と、ベース架台の上に継ぎ足されて上方に延びるマストと、マストに昇降可能に設けられたクレーン本体と、を備えるマストクライミングクレーンを用いて、建物を構築する。建物の構築方法は、建物の内部となる位置にマストクライミングクレーンを設置するステップS1と、建物の躯体の構築に伴って、マストクライミングクレーンのマストを上方に延ばしてクレーン本体の高さ位置を上昇させるステップS2と、建物の最上階の構造体にクレーン本体を支持させるステップS3と、クレーン本体を用いてマストを撤去するステップS4と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、タワークレーンを用いた建物の構築方法に関する。
従来より、建物の構築に用いられるタワークレーンには、フロアクライミング方式とマストクライミング方式とがある(特許文献1参照)。
フロアクライミング方式では、クレーンを建物の躯体内部に設置し、このクレーンの土台であるベース架台を工事中の床や鉄骨に仮固定する。そして、建物の構築に伴って、クライミング作業により、ベース架台を上階に盛り替えてゆくことで、クレーンを上昇させる方式である。具体的には、クライミング時、クレーンの荷重を最上階の鉄骨梁で支持させ、この状態で、ベース架台を上昇させる。
フロアクライミング方式では、クレーンを建物の躯体内部に設置し、このクレーンの土台であるベース架台を工事中の床や鉄骨に仮固定する。そして、建物の構築に伴って、クライミング作業により、ベース架台を上階に盛り替えてゆくことで、クレーンを上昇させる方式である。具体的には、クライミング時、クレーンの荷重を最上階の鉄骨梁で支持させ、この状態で、ベース架台を上昇させる。
例えば、特許文献1では、クライミングクレーンを、下端に基礎架台を設けたマストと、マストをせり上げる昇降装置と、クレーン本体とを含んで構成する。そして、鉄骨建方の最上階の床にクライミングの反力を受ける昇降装置を仮固定する工程と、昇降装置を駆動してマストおよびその上部のクレーン本体をせり上げてマストの下端の基礎架台を最上階の床までせり上げて固定する工程とを繰り返すことで、クライミングを行う。
特許文献2では、マストクライミング方式のタワークレーンを、建物の基礎階にボトムベースとその上階にクライミングベースを設置して立設する。そして、次階を構築した後、クライミングベースを次階に移設し、ボトムベースを上階に移設することを繰り返すことで、タワークレーンのクライミングを行う。
鉄骨造の高層建物を構築する場合には、このフロアクライミング方式が採用されることが多い。しかし、鉄筋コンクリート造の高層建物を構築する場合、コンクリートを打設した直後では、コンクリートの強度がまだ発現していないため、フロアクライミング方式を採用することは困難である。
このため、鉄筋コンクリート造の高層建物を構築する場合には、以下のマストクライミング方式を採用することが多い。
このため、鉄筋コンクリート造の高層建物を構築する場合には、以下のマストクライミング方式を採用することが多い。
マストクライミング方式は、建物外部にマストを設置し、建物の構築に伴って、マストの頂部にマストを継ぎ足してゆくことで、クレーン本体を上昇させる方式である。
しかしながら、マストを建物外部に設置すると、クレーンの作業半径に無駄が生じる。よって、クレーンの大型化を招くほか、水平ステーが複数段必要となるため、コスト増の要因となる。
そこで、クレーンを建物内部に設けることが考えられるが、この場合、マストが鉄筋コンクリート造の床スラブを貫通しているため、マストが貫通するダメ開口が最後まで残ってしまい、仕上工程が遅れる、という問題があった。
そこで、クレーンを建物内部に設けることが考えられるが、この場合、マストが鉄筋コンクリート造の床スラブを貫通しているため、マストが貫通するダメ開口が最後まで残ってしまい、仕上工程が遅れる、という問題があった。
本発明は、クレーンの作業半径に無駄が生じるのを防ぎつつ、仕上工程に早期に着手できる建物の構築方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の建物の構築方法は、ベース架台(例えば、後述のベース架台11)、当該ベース架台の上に継ぎ足されて上方に延びるマスト(例えば、後述のマスト13)と、当該マストに昇降可能に設けられたクレーン本体(例えば、後述のクレーン本体14)と、を備えるマストクライミングクレーン(例えば、後述のマストクライミングクレーン10)を用いて、建物(例えば、後述の建物1)を構築する方法であって、前記建物の内部となる位置に前記マストクライミングクレーンを設置する工程(例えば、後述のステップS1)と、当該建物の躯体の構築に伴って、前記マストクライミングクレーンのマストを上方に延ばして前記クレーン本体の高さ位置を上昇させる工程(例えば、後述のステップS2)と、前記建物の最上階の構造体(例えば、後述のペントハウスの鉄骨大梁4)に前記クレーン本体を支持させる工程(例えば、後述のステップS3)と、当該クレーン本体を用いて前記マストを撤去する工程(例えば、後述のステップS4)と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、建物の内部にマストクライミングクレーンを設置し、このマストクライミングクレーンを使用して、建物の躯体を構築する。その後、このマストクライミングクレーンのクレーン本体をマストから建物の最上階の構造体に盛り替えて、このクレーン本体によりマストを撤去する。
よって、マストが貫通するダメ開口を早期に塞ぐことができ、仕上工程に早期に着手できる。
また、建物内部にマストを設置するので、クレーン本体の回転中心が建物内に位置し、クレーンの作業半径に無駄が生じるのを防止でき、コストが増大するのを抑制できる。
よって、マストが貫通するダメ開口を早期に塞ぐことができ、仕上工程に早期に着手できる。
また、建物内部にマストを設置するので、クレーン本体の回転中心が建物内に位置し、クレーンの作業半径に無駄が生じるのを防止でき、コストが増大するのを抑制できる。
本発明によれば、クレーンの作業半径に無駄が生じるのを防ぎつつ、仕上工程に早期に着手できる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の建物の構築方法は、建物1を構築するものである(図7(b)参照)。
建物1は、狭隘な敷地に構築された鉄骨造であり、8階建ての鉄骨造の建物本体2と、この建物本体2の屋上に構築された屋上工作物である2階建ての鉄骨造のペントハウス3と、を備える。
本発明の建物の構築方法は、建物1を構築するものである(図7(b)参照)。
建物1は、狭隘な敷地に構築された鉄骨造であり、8階建ての鉄骨造の建物本体2と、この建物本体2の屋上に構築された屋上工作物である2階建ての鉄骨造のペントハウス3と、を備える。
以下、建物1の構築方法について、図1のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS1では、図2(a)に示すように、建物1の内部にマストクライミングクレーン10を設置する。
マストクライミングクレーン10は、建物本体2の最下層である地下1階に設置されたベース架台11と、ベース架台11の上にマスト部材12が複数本継ぎ足されて上方に延びるマスト13と、マスト13に昇降可能に設けられたクレーン本体14と、を備える。
ステップS1では、図2(a)に示すように、建物1の内部にマストクライミングクレーン10を設置する。
マストクライミングクレーン10は、建物本体2の最下層である地下1階に設置されたベース架台11と、ベース架台11の上にマスト部材12が複数本継ぎ足されて上方に延びるマスト13と、マスト13に昇降可能に設けられたクレーン本体14と、を備える。
ステップS2では、図2(b)に示すように、マストクライミングクレーン10を用いて、建物1の躯体を構築する。
具体的には、建物本体2およびペントハウス3の鉄骨建方を行うととともに、床スラブを構築する。このとき、建物1の躯体の構築に伴って、マスト13の頂部にマスト部材12を継ぎ足して、各階に壁繋ぎをとりながらマスト13を上方に延ばすとともに、クレーン本体14をマスト13に沿って上昇させてゆく。また、各階の床スラブには、マスト13が貫通するダメ開口(図示せず)を形成する。
具体的には、建物本体2およびペントハウス3の鉄骨建方を行うととともに、床スラブを構築する。このとき、建物1の躯体の構築に伴って、マスト13の頂部にマスト部材12を継ぎ足して、各階に壁繋ぎをとりながらマスト13を上方に延ばすとともに、クレーン本体14をマスト13に沿って上昇させてゆく。また、各階の床スラブには、マスト13が貫通するダメ開口(図示せず)を形成する。
ステップS3では、図3に示すように、建物1の最上階の躯体にクレーン本体14を支持させる。
具体的には、ペントハウス3の最上階の鉄骨大梁4に仮設ベース架台20を設ける。次に、クレーン本体14を逆クライミングすなわち下降させて、この仮設ベース架台20の上に載せて仮固定する。これにより、クレーン本体14を仮設ベース架台20に支持させる。
具体的には、ペントハウス3の最上階の鉄骨大梁4に仮設ベース架台20を設ける。次に、クレーン本体14を逆クライミングすなわち下降させて、この仮設ベース架台20の上に載せて仮固定する。これにより、クレーン本体14を仮設ベース架台20に支持させる。
仮設ベース架台20は、図4〜図6に示すように、ペントハウス3の鉄骨大梁4同士の間に架設された一対の第1仮設鉄骨梁21と、この第1仮設鉄骨梁21同士の間に架設された一対の第2仮設鉄骨梁22と、この第2仮設鉄骨梁22同士の間に架設された一対の第3仮設鉄骨梁23と、を備える。
一対の第2仮設鉄骨梁22は、マスト13を挟んで互いに略平行に配置される。一対の第3仮設鉄骨梁23は、第2仮設鉄骨梁22に略直交して延びてマスト13を挟んで互いに略平行に配置される。
一対の第2仮設鉄骨梁22は、マスト13を挟んで互いに略平行に配置される。一対の第3仮設鉄骨梁23は、第2仮設鉄骨梁22に略直交して延びてマスト13を挟んで互いに略平行に配置される。
ステップS4では、図7(a)に示すように、クレーン本体14により、マスト13を構成するマスト部材12を、上から順に上方に引き抜いて撤去する。これにより、図7(b)に示す状態となる。
ステップS5では、クレーン本体14を用いて各種資材の揚重を行うとともに、各階の床スラブについて、マスト13が貫通していたダメ開口を塞ぐ。
ステップS5では、クレーン本体14を用いて各種資材の揚重を行うとともに、各階の床スラブについて、マスト13が貫通していたダメ開口を塞ぐ。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)建物1の内部にマストクライミングクレーン10を設置し、このマストクライミングクレーン10を使用して、建物1の躯体を構築する。その後、このマストクライミングクレーン10のクレーン本体14をマスト13からペントハウス3の最上階の鉄骨大梁4に盛り替えて、このクレーン本体14によりマスト13を撤去する。
よって、マスト13が貫通するダメ開口を早期に塞ぐことができ、仕上工程に早期に着手できる。
また、建物1の内部にマスト13を設置するので、クレーン本体14の回転中心が建物内部に位置し、クレーン10の作業半径に無駄が生じるのを防止でき、コストが増大するのを抑制できる。
(1)建物1の内部にマストクライミングクレーン10を設置し、このマストクライミングクレーン10を使用して、建物1の躯体を構築する。その後、このマストクライミングクレーン10のクレーン本体14をマスト13からペントハウス3の最上階の鉄骨大梁4に盛り替えて、このクレーン本体14によりマスト13を撤去する。
よって、マスト13が貫通するダメ開口を早期に塞ぐことができ、仕上工程に早期に着手できる。
また、建物1の内部にマスト13を設置するので、クレーン本体14の回転中心が建物内部に位置し、クレーン10の作業半径に無駄が生じるのを防止でき、コストが増大するのを抑制できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
1…建物 2…建物本体 3…ペントハウス 4…鉄骨大梁
10…マストクライミングクレーン
11…ベース架台 12…マスト部材 13…マスト 14…クレーン本体
20…仮設ベース架台 21…第1仮設鉄骨梁 22…第2仮設鉄骨梁
23…第3仮設鉄骨梁
10…マストクライミングクレーン
11…ベース架台 12…マスト部材 13…マスト 14…クレーン本体
20…仮設ベース架台 21…第1仮設鉄骨梁 22…第2仮設鉄骨梁
23…第3仮設鉄骨梁
Claims (1)
- ベース架台と、当該ベース架台の上に継ぎ足されて上方に延びるマストと、当該マストに昇降可能に設けられたクレーン本体と、を備えるマストクライミングクレーンを用いて、建物を構築する方法であって、
前記建物の内部となる位置に前記マストクライミングクレーンを設置する工程と、
当該建物の躯体の構築に伴って、前記マストクライミングクレーンのマストを上方に延ばして前記クレーン本体の高さ位置を上昇させる工程と、
前記建物の最上階の構造体に前記クレーン本体を支持させる工程と、
当該クレーン本体を用いて前記マストを撤去する工程と、を備えることを特徴とする建物の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017047947A JP2018150144A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | 建物の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017047947A JP2018150144A (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | 建物の構築方法 |
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|---|---|
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| JP (1) | JP2018150144A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2023056096A (ja) * | 2021-10-07 | 2023-04-19 | Ihi運搬機械株式会社 | クライミングクレーンのマストステー装置 |
-
2017
- 2017-03-14 JP JP2017047947A patent/JP2018150144A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2023056096A (ja) * | 2021-10-07 | 2023-04-19 | Ihi運搬機械株式会社 | クライミングクレーンのマストステー装置 |
| JP7693497B2 (ja) | 2021-10-07 | 2025-06-17 | Ihi運搬機械株式会社 | クライミングクレーンのマストステー装置 |
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