JP2018146397A - 電子時計 - Google Patents
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Abstract
Description
このような電子時計では、位置情報は、りゅうず等を操作して選択される都市名や、GPS(Global Positioning System)衛星から送信される衛星信号を受信して求められる位置情報が用いられる。
また、電子時計は、位置情報によって選択されたタイムゾーンにおいて、サマータイムが実施されているかを前記サマータイム実施ルールによって判定し、サマータイム実施中の場合には、表示時刻を自動的に変更して表示することもできる。
同様に、切換操作部で、サマータイムが実施状態から未実施状態に切り換えられたタイミングが、修正前のサマータイム実施ルールの終了時から一定期間以内である場合に、そのタイミングに応じて終了時のデータを修正している。このため、ユーザーがサマータイムの終了時を修正するために切換操作部を操作した可能性が高い場合のみ、終了時のデータを修正するため、正しく修正できる。
また、切換操作部を操作するタイミングは、曜日や時刻には影響しないため、ユーザーは曜日や時刻まで合わせて切換操作部を操作する必要が無い。このため、修正後のサマータイム実施ルールの週が一致する一週間の間に切換操作部を操作すれば良く、ユーザーの利便性を向上できる。
また、切換操作部を操作するタイミングは、時刻には影響しないため、ユーザーは時刻まで合わせて切換操作部を操作する必要が無い。このため、修正後のサマータイム実施ルールの日付が一致する1日の間に切換操作部を操作すれば良く、ユーザーの利便性を向上できる。
このため、電子時計のユーザーは、例えば、旅行などで海外に移動した場合でも、その場所で衛星信号の受信処理を実行すれば、タイムゾーンやサマータイムの実施期間などを電子時計が自動的に判断して、正しい時刻に自動的に修正するため、利便性を高めることができる。
以下、本発明の第1実施形態に係る電子機器である電子時計1を図面に基づいて説明する。
図1は、電子時計1の正面図であり、図2は、電子時計1の主な回路構成を示す概略図である。
外装ケース2は、円筒状であり、金属で形成されている。外装ケース2の二つの開口のうち、表面側の開口は、カバーガラスで塞がれており、裏面側の開口は金属で形成された裏蓋で塞がれている。
外装ケース2の側面には、後述する入力装置(操作部)40として、Aボタン41と、Bボタン42と、りゅうず43とが設けられている。
外装ケース2の内側には、時刻や各種情報を表示する表示装置50として、ダイヤルリング3と、文字板5と、指針51,52,53,54と、カレンダー車(日車)55と、各指針51〜54およびカレンダー車55を駆動する駆動機構(図示略)などが備えられている。
文字板5は、外装ケース2の内側で時刻を表示する円形の板材である。文字板5の平面中心から時計の6時方向の位置には、サブダイヤル5Aが設けられている。
文字板5の外周部を囲むダイヤルリング3の内周側には、内周を60分割にする目盛が表記されている。この目盛を用いて、指針51は時刻の「秒」を表示し、指針52は時刻の「分」を表示し、指針53は時刻の「時」を表示する。すなわち、指針51は秒針であり、指針52は分針であり、指針53は時針であり、指針51〜53および文字板5は、時刻情報を表示する時刻表示部を構成する。
サブダイヤル5Aの外周において、サブダイヤル5Aの平面中心に対して略6時位置から略8時位置の範囲には、「DST」(daylight saving time)の英字と、「ON」、「OFF」の英字とが表記されている。これらは、夏時間(サマータイム)に関する情報であり、指針54が「ON」を指示する場合はサマータイムの実施期間中であることを表示し、指針54が「OFF」を指示する場合はサマータイムの未実施期間中であることを示す。
サブダイヤル5Aの外周においては、サブダイヤル5Aの略9時位置から略10時位置の範囲には、円周に沿って三日月鎌状の記号が表記されている。この記号は二次電池60のパワーインジケーターであり、電池容量に応じた位置を指針54が指示することで電池容量が表示される。
サブダイヤル5Aの外周において、サブダイヤル5Aの略11時位置から略12時位置の範囲には、「1」と「4+」の数字が表記されている。この記号は、位置情報衛星受信装置10の受信モードを示し、時刻情報を取得する測時モードが選択されている場合、指針54は「1」を指示し、時刻情報および位置情報を取得する測位モードが選択されている場合、指針54は「4+」を指示する。
また、ダイヤルリング3の周囲に設けられている外装ケース2には、ダイヤルリング3に表記されている時差を表す記号56に対応した標準時を使用している代表都市名を表す都市情報57が、記号56に併記されている。
指針51は、記号56や都市情報57を指示することで、現在設定されている時差や選択中の時差を表示する。
次に、電子時計1の回路構成について説明する。
電子時計1は、図2に示すように、位置情報衛星受信装置(GPSモジュール)10、制御部(CPU)20、記憶装置30、入力装置40、表示装置50、二次電池60、ソーラーパネル70、外部記憶装置(記憶部)80を備えている。記憶装置30は、RAM31及びROM32を備える。これらの各装置は、データバス90等を介してデータを通信している。
表示装置50は、4本の指針51〜54と、これの指針51〜54を駆動するモーターおよび輪列とを備えて構成されている。
位置情報衛星受信装置(GPS装置)10は、GPSアンテナ11を備え、GPSアンテナ11を介して受信した衛星信号を処理して時刻情報や位置情報を取得するものである。
GPSアンテナ11は、前述の複数のGPS衛星からの衛星信号を受信するパッチアンテナなどで構成される。このGPSアンテナ11は文字板5の裏面側に配置され、電子時計1の表面ガラス及び文字板5を通過した電波を受信するように構成されている。
このため、文字板5及び表面ガラスは、GPS衛星から送信される衛星信号である電波を通す材料で構成されている。例えば、文字板5はプラスチックで構成されている。
そして、バンドパスフィルターで抜き出された衛星信号は、LNAで増幅された後、ミキサーでVCOの信号とミキシングされ、IF(Intermediate Frequency:中間周波数)にダウンコンバートされる。ミキサーでミキシングされたIFは、IFアンプ、IFフィルターを通り、ADC(A/D変換器)でデジタル信号に変換される。
そして、前記相関部で算出された相関値が所定の閾値以上であれば、受信した衛星信号に用いられたC/Aコードと生成したローカルコードが一致していることになり、衛星信号を捕捉(同期)することができる。このため、受信した衛星信号を、前記ローカルコードを用いて相関処理することで、航法メッセージを復調することができる。
従って、情報取得部は、受信した航法メッセージから所定のデータ部分を抽出し、時刻情報や位置情報を取得している。このため、本実施形態では、位置情報衛星受信装置10によって受信部が構成されている。
記憶装置30のROM32には、制御部20で実行するプログラム等が記憶されている。一方、記憶装置30のRAM31には、受信により取得した時刻情報や位置情報などが記憶される。
記憶部である外部記憶装置80は、データを書き換え可能な記憶装置であり、図3に示すように、タイムゾーン設定テーブル81と、サマータイム実施ルールテーブル82と、タイムゾーン設定修正テーブル83とが記憶されている。
制御部(CPU)20は、ROM32に記憶されたプログラムにより各種制御を行う。例えば、制御部20は、Aボタン41などの入力装置40によって受信操作が行われたことを検出した場合や、定時受信時刻が設定されている場合にその受信時刻になった場合に、位置情報衛星受信装置10を駆動して衛星信号の受信処理を実行する受信制御手段として機能する。
また、制御部20は、図示略の水晶振動子などの基準信号源(発振回路)からの基準信号を利用して内部時刻を更新して現時刻を計時する計時手段として機能する。
そして、制御部20は、基準信号を利用して計時している内部時刻を、算出した現時刻に更新する。従って、内部時刻は、衛星信号を受信した場合、受信データに基づいて正しい時刻に自動的に修正されることになる。
DST自動モードは、サマータイム実施ルールに従って、自動的にサマータイムを適用つまりサマータイム実施状態および未実施状態を自動的に切り換えるモードである。このため、制御部20は、タイムゾーン設定テーブル81、サマータイム実施ルールテーブル82を用いて、前記現時刻をサマータイムに自動的に更新する。そして、制御部20は、更新した現時刻を指針51〜53で表示する。
DST手動モードは、切換操作部であるBボタン42の押下つまり切換操作に従って、サマータイムの適用(実施状態)、非適用(未実施状態)を設定するモードである。
また、制御部20は、後述するように、切換操作部であるBボタン42でサマータイムの切換操作が行われるタイミングによって、サマータイム実施ルールテーブル82およびタイムゾーン設定修正テーブル83を更新してサマータイム実施ルールを修正する。
次に、図4を参照して前記タイムゾーン設定テーブル81のデータ構造について説明する。
タイムゾーンは、各国や地域における標準時を、協定世界時(UTC)との時差で表示したものである。したがって、理論的には経度によって設定される。但し、実際の時差領域の境界線は、国境であることが多い。また、夏時間(サマータイム、デイライトセービングタイム)も、通常、国毎に設定されるが、一部の国では地域によって実施の有無が設定されることもある。
DST番号(夏時間番号)には、前記領域情報で特定される国や地域におけるサマータイム実施ルールを特定するための番号が記憶されている。このDST番号は、図5に示すサマータイム実施ルールテーブル82のDST番号に対応している。
次に、図5を参照して、サマータイム実施ルールテーブル82のデータ構造について説明する。
サマータイム実施ルールテーブル82には、DST番号と、DST開始およびDST終了のデータと、DST時差とが記憶されている。
従って、タイムゾーン設定テーブル81では、サマータイムを実施していない地域(例えば日本)は、DST番号に「0」が記憶されている。
例えば、アメリカ合衆国において採用されているサマータイムは、3月第2日曜午前2時から11月第1日曜午前2時である。このため、アメリカ合衆国の地域では、DST番号は「2」が記憶される。
また、サマータイムが決まった日付で設定される地域もある。この場合、DST開始およびDST終了には、それぞれサマータイムの開始日時(例えば、3月27日22:00)、終了日時(例えば、9月27日23:00)を記憶すればよい。
タイムゾーン設定修正テーブル83は、図6に示すように、タイムゾーン設定テーブル81と同じデータ構造を備えており、特定の地域のサマータイム実施ルールが変更された場合に、その地域を示す領域情報(緯度、経度)と、タイムゾーン(時差)と、修正DST番号とが記憶される。
すなわち、タイムゾーン設定テーブル81では、北西端および南東端の2つの座標で特定される矩形領域毎に、タイムゾーンとDST番号とを記憶している。タイムゾーンの精度を高めるためには、矩形領域を小さくすればよい。一方、矩形領域を小さくすると、データ数が増大する。例えば、1つの矩形領域を、緯度および経度が0.25度程度のサイズで構成した場合、全世界のタイムゾーンをカバーするには約100万個のデータが必要となる。
電子時計1のRAM31の容量は大きくないため、タイムゾーン設定テーブル81をRAM31に記憶することはできない。このため、本実施形態では、電子時計1に外部記憶装置80を設けているが、腕時計に組み込める外部記憶装置80の容量にも制約があるため、タイムゾーン設定テーブル81を圧縮して保存している。したがって、タイムゾーン設定テーブル81の内容を直接修正することが難しく、別途、タイムゾーン設定修正テーブル83を設けている。
次に、本実施形態の電子時計1において、衛星信号を受信して時刻を修正する手順について説明する。
[測位処理]
電子時計1では、衛星信号を受信して取得したUTCに対し、現在地の時刻に修正するために時差情報が必要である。
このため、電子時計1が初期化された後などで現在地の情報がRAM31に記憶されていない場合は、測位処理が行われる。
また、ユーザーが手動で測位受信操作を行った場合も測位処理が行われる。これは、ユーザーが、旅行などで海外などのタイムゾーンの異なる地域に移動した場合に、現地時刻に修正する必要があるためである。
制御部20は、取得した位置情報(現在位置の緯度、経度)が含まれる領域情報をタイムゾーン設定テーブル81で検索し、その領域情報に対するタイムゾーンとDST番号とを、タイムゾーン設定テーブル81から取得してRAM31に記憶する。
また、制御部20は、取得した位置情報が含まれる領域情報がタイムゾーン設定修正テーブル83に存在するかを検索し、存在する場合には、その領域情報に対するタイムゾーンと修正DST番号とを、タイムゾーン設定修正テーブル83から取得してRAM31に記憶する。
そして、後述する手動修正操作によってタイムゾーン設定情報が修正された場合は、前述したように、タイムゾーン設定テーブル81を直接変更せずに、タイムゾーン設定修正テーブル83に修正内容を追加している。
このため、制御部20は、タイムゾーン設定テーブル81に加えてタイムゾーン設定修正テーブル83をも検索し、DST番号、修正DST番号を取得する。
次に、制御部20は、求めた現地時刻が、RAM31に記憶したサマータイム実施ルールで特定されるサマータイム実施期間中であれば、現地時刻にサマータイム用の時差を加えて現地時刻とする。このとき、サマータイム実施ルールは、修正DST時差が取得されていれば、その修正DST番号に対するサマータイム実施ルールを適用する。
この場合、位置情報衛星受信装置10は、1つ以上の位置情報衛星を捕捉して衛星信号を受信することで時刻情報を取得し、RAM31に記憶されたタイムゾーンを適用して現地時刻を求める。
また、制御部20は、衛星信号を受信できない場合には、過去に受信し、水晶発振器等が出力する基準クロックで計時される内部時刻に、タイムゾーンを適用して現地時刻を求める。
次に、ユーザーが切換操作部であるBボタン42を押した際のDSTオン状態、DSTオフ状態の切換処理を、図7のフローチャートに基づいて説明する。
通常時刻の通常表示中に、切換操作部であるBボタン42が押された場合、制御部20は、DST手動モードに移行する(ステップS1)。
なお、Bボタン42によるDSTオンやDSTオフの状態の切換操作は、現在時刻の通常表示中ではなく、りゅうず43や、Aボタン41等の操作で、サマータイムの切換操作モードに移行してから、Bボタン42を押して行うようにしてもよい。
次に、制御部20は、Bボタン42が押された際に、DSTオン中であるか否かを判定する(ステップS2)。すなわち、切換操作部であるBボタン42は、DSTオン(サマータイム実施期間中)と、DSTオフ(サマータイム未実施期間中)とを交互に切り換えるため、制御部20は、現在の設定がDSTオンであるかDSTオフであるかを判定する。
制御部20は、ステップS2で「NO」と判定した場合は、DSTオン(サマータイム実施期間中)にする(ステップS3)。
次に、制御部20は、Bボタン42が押されたタイミング(現在時刻)と、DST開始との差が一定期間以内であるかを判定する(ステップS4)。ここで、前記一定期間は、Bボタン42の切換操作の時期が、サマータイム実施期間の変更である可能性が高いと判定できる期間であればよく、過去の各国でのサマータイム実施期間の変更実績を参考に設定すれば良い。本実施形態では、過去のサマータイム実施期間の変更が、1ヶ月以内であることが多かった点を踏まえて、一定期間を1ヶ月に設定している。
このとき、制御部20は、RAM31に修正DST番号が記憶されていれば、先に修正DST番号に対するDST開始のデータと現在時刻とを比較する。その結果が一定期間を超えた場合は、制御部20は、元のDST番号に対するDST開始のデータと現在時刻とを比較する。つまり、修正DST番号と元DST番号のいずれかの実施期間変更差分が一定期間(例えば、1ヶ月)以内であれば、制御部20は、DST開始のデータを修正する。
すなわち、週が日曜日から始まると設定している場合、DST開始情報を、“4月第1日曜02:00”から“3月第2日曜 02:00”に変更するには、3月の第2週(第2日曜から一週間)の間にBボタン42を押してDSTオン状態に変更すれば良い。
そして、制御部20は、現地時刻つまり基準信号で計時している内部時刻を修正する(ステップS7)。例えば、ステップS4で「YES」と判定され、ステップS5でDST開始のデータが修正され、ステップS6でDST自動モードに設定されている場合、ステップS7では、DSTオン状態であるため、内部時刻にDST時差(+1)を加算して現地時刻を修正する。
そして、制御部20は、修正した現地時刻を指針51〜53で表示し、指針54でDSTオンを表示する。
次に、DSTオン中にBボタン42が押された場合の制御について説明する。
制御部20は、DSTオン中にBボタン42が押されると、ステップS2で「YES」と判定し、DSTオフ(サマータイム未実施期間中)にする(ステップS11)。
次に、制御部20は、Bボタン42が押されたタイミング(現在時刻)と、DST終了の時期との差が一定期間以内であるかを判定する(ステップS12)。ここで、前記一定期間は、通常は、ステップS4での判定に用いられる期間と同じであり、本実施形態では1ヶ月に設定している。ただし、ステップS4とステップS12の一定期間を異ならせてもよい。例えば、ステップS4の一定期間を4週間とし、ステップS12の一定期間を5週間としてもよい。
このときも、ステップS5と同じく、制御部20は、RAM31に修正DST番号が記憶されていれば、先に修正DST番号に対するDST終了と現在時刻とを比較し、その結果が一定期間を超えた場合は、元のDST番号に対するDST終了と現在時刻とを比較する。つまり、修正DST番号と元DST番号のいずれかの未実施期間変更差分が一定期間(例えば、1ヶ月)以内であれば、制御部20は、DST終了のデータを修正する。
そして、制御部20は、修正後の現地時刻とDSTオフ状態とを、指針51〜53、指針54を用いて表示する(ステップS8)。
制御部20は、サマータイム実施期間のDST開始とDST終了とのデータの修正が終わると、図5に示すサマータイム実施ルールテーブル82に、修正後のDST開始およびDST終了のデータを追加し、新しいDST番号を追加する。図5では、DST番号「15」が追加された新しいサマータイム実施ルールである。
このDST番号は、タイムゾーン設定修正テーブル83では修正DST番号として記憶されるため、制御部20は、追加したDST番号を修正DST番号として取得しておく。
また、DST時差データは、修正前のDST番号に対応するDST時差データをそのまま登録する。
ただし、制御部20は、修正後のDST開始データおよびDST終了データと、同じ実施ルールが既に存在する場合は、サマータイム実施ルールを追加せず、そのDST番号を、修正DST番号として取得しておく。
[修正例1:DST開始を早める修正例]
図8に示すように、DST開始が“4月第1日曜 02:00”から”3月第2日曜 02:00”に変更された場合、修正前はDSTオフ期間中である3月第2週目のどこかでBボタン42が押されると、制御部20は、DSTをオフからオンに切り換える。また、DSTがオンにされたタイミング(現在時刻)が、現在のDST開始である4月第1日曜から一定期間(1ヶ月)以内であるため、制御部20は、サマータイム実施ルールのDST開始を”3月第2日曜 02:00”に修正する。
図9に示すように、DST開始が”3月第2日曜 02:00”から“4月第1日曜 02:00”に変更された場合、修正前は通常DST自動モードであるため、制御部20は、3月第2日曜の午前2時になると、一旦、DSTオンに自動的に切り換える。
その後、ユーザーが、3月第2週目(DSTオン期間)でBボタン42を押した場合、制御部20は、DSTをオンからオフに切り換える。このとき、DSTオフへの切換操作のためにBボタン42が押されたタイミング(現在時刻)と、DST終了との差が一定期間(1ヶ月)を超えるので、制御部20は、サマータイム実施期間のDST終了のデータは修正しない。その後、DSTオフ状態とされている4月第1週目でのどこかで、ユーザーがBボタン42を押してDSTをオフからオンに切り換えれば、現在のDST開始である3月第2日曜から一定期間(1ヶ月)以内であるため、制御部20は、サマータイム実施ルールのDST開始を”4月第1日曜 02:00”に修正する。
図10に示すように、DST終了が“11月第1日曜 02:00”から”10月第2日曜 02:00”に変更された場合、10月第2週目(DSTオン期間)のどこかでBボタン42が押されると、制御部20は、DSTをオンからオフに切り換える。このとき、DSTがオフにされたタイミング(現在時刻)が、現在のDSTオフである11月第1日曜から一定期間(1ヶ月)以内であるため、制御部20は、サマータイム実施ルールのDST終了を”10月第2日曜 02:00”に修正する。
図11に示すように、DST終了が”10月第2日曜 02:00”から“11月第1日曜 02:00”に変更された場合、修正前は通常DST自動モードであるため、制御部20は、10月第2日曜の午前2時になると、一旦、DSTオフに自動的に切り換える。
その後、ユーザーが、10月第2週目(DSTオフ期間)でBボタン42を押した場合、制御部20は、DSTをオフからオンに切り換える。このとき、DSTオンへの切換操作のためにBボタン42が押されたタイミング(現在時刻)と、DST開始との差が一定期間(1ヶ月)を超えるので、制御部20は、サマータイム実施期間のDST開始のデータは修正しない。その後、DSTオン状態とされている11月第1週目でのどこかで、ユーザーがBボタン42を押してDSTをオンからオフに切り換えれば、現在のDST終了である10月第2日曜から一定期間(1ヶ月)以内であるため、制御部20は、サマータイム実施ルールのDST終了を”11月第1日曜 02:00”に修正する。
サマータイムが廃止された場合は、修正前のサマータイム実施ルールに従い、DSTが自動的にオンされた場合に、ユーザーがBボタン42を押すと、制御部20は、図7のステップS2でDST手動モードに切り換え、ステップS11でDSTオフに切り換える。
制御部20は、Bボタン42が押されたタイミング(現在時刻)と、DST終了との差が一定期間以上となるため(ステップS12でNO)、サマータイム実施ルールのDST終了は修正せず、DST自動モードへの切換も行わない。
このため、その後、ユーザーがBボタン42を押してDSTオンに切り換える操作を行わなければ、DST手動モードと、DSTオフ状態とが保持される。このため、自動的にDSTがオンに切り替わることがなく、サマータイムも実施されることがない。
第1実施形態によれば、次の効果がある。
電子時計1に、サマータイムを実施状態または未実施状態に切り換える切換操作部としてBボタン42を設け、制御部20は、Bボタン42によるサマータイムの切換操作が行われたタイミングに基づいて、サマータイム実施ルールを修正する。このため、電子時計1のユーザーは、サマータイムの開始時期や終了時期に合わせてBボタン42を操作するだけで、サマータイム実施ルールを容易に修正できる。
特に、Bボタン42によるDSTオン、DSTオフの切換操作のみでサマータイムの実施期間を修正できるので、従来のように、ユーザー操作で、サマータイムの実施期間(開始月、開始週、開始曜日、開始時、終了月、終了週、終了曜日、終了時)を順次修正する必要もなく、複雑な操作が不要になり、ユーザー利便性を向上させることができる。このため、腕時計のように、限られた表示装置50と入力装置40とを備えた電子時計1においても、サマータイム実施ルールを容易に修正できる。
また、前記一定期間外でユーザーが誤って切換操作を行っても、DSTオン、DSTオフの手動切換で表示時刻は修正されるが、サマータイム実施ルール自体は修正されることがないため、再度、Bボタン42を押すことで、容易に正しい時刻表示に戻すこともできる。したがって、ユーザーが意図せずにサマータイム実施ルールを変更してしまうことも防止できる。
また、Bボタン42を操作するタイミングは、曜日や時刻には影響しないため、ユーザーは、修正後のサマータイム実施ルールの週が一致する一週間の間にBボタン42を操作すれば良く、ユーザーの利便性を向上できる。
さらに、指針54は、曜日、パワーリザーブ、受信モード等の各種モードの表示に兼用されているので、指針の数を増やすことなく、様々な情報を表示できる。
さらに、ユーザーの操作で修正した地域のデータは、タイムゾーン設定修正テーブル83にまとめて記憶されるため、ユーザーが修正されたデータを削除することで、容易に元のデータに戻すことができる。
次に本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態の電子時計1Bは、図12に示すように、第1実施形態の電子時計1と同様に、制御部20、記憶装置(記憶部)30、入力装置40、表示装置50、二次電池60、ソーラーパネル70を備えている。すなわち、電子時計1Bは、位置情報衛星受信装置10と外部記憶装置80を備えていない点以外は電子時計1と同じ構成である。
電子時計1Bでは、外部記憶装置80を備えていないため、記憶装置30を各種テーブルを記憶する記憶部として用いている。すなわち、図13に示すように、記憶装置30のROM32には、タイムゾーン設定テーブル81Bが記憶されている。また、記憶装置30のRAM31には、サマータイム実施ルールテーブル82Bと、タイムゾーン設定修正テーブル83Bが記憶されている。
都市番号(都市No.)は、都市名に対応した通し番号であり、UTCからの時差の順番で設定してもよいし、使用頻度の高い都市名の順番で設定してもよい。
都市名は、対応するタイムゾーンに該当する代表的な都市名であり、第1実施形態の領域情報の代わりに、位置情報を特定するための地理情報として用いられる。
タイムゾーンは、UTCとの時差を示す情報である。例えば、「LONDON」の「+0」は、UTCとの時差が0時間であることを示し、「TOKYO」の「+9」は、UTCとの時差が+9時間であることを示し、「NEW YORK」の「−5」は、UTCとの時差が−5時間であることを示す。
現在、タイムゾーンは、−12時間から+14時間まで約40個の時差が設定されており、図では省略しているが、タイムゾーン設定テーブル81Bには各タイムゾーンが記憶されている。
このように、タイムゾーン設定テーブル81Bは約40個のデータで構成され、約100万個のデータが必要な第1実施形態のタイムゾーン設定テーブル81に比べてデータ量も格段に小さい。このため、タイムゾーン設定テーブル81Bは、ROM32に記憶することができる。
このため、タイムゾーン設定修正テーブル83Bは、位置情報を特定するための地理情報である都市名に対応する都市番号(都市No.)と、都市番号に対応するタイムゾーン(UTCに対する時差)と、修正DST番号とが記憶されている。なお、都市番号(都市No.)と都市名とは対応しているため、タイムゾーン設定修正テーブル83Bにおいて、都市番号の代わりに都市名を用いてもよい。
また、都市名で選択したタイムゾーンのDST番号を修正する場合、第1実施形態と同様に、Bボタン42を押してタイムゾーンのDSTオン、DSTオフを切り換えたタイミングによって、サマータイム実施ルールを修正すればよい。この場合、制御部20は、第1実施形態と同じく、サマータイム実施ルールテーブル82Bに修正したDST開始、DST終了のデータと、DST番号とを記憶し、タイムゾーン設定修正テーブル83に、選択した都市名に対応する都市番号と、タイムゾーンと、修正DST番号とを記憶する。
また、記号56および都市情報57を指示する指針51により、地理情報を指示可能な指針が構成され、指針51を移動するりゅうず43やAボタン41、Bボタン42により、指針を移動操作可能な指針操作部が構成されている。
そして、位置情報設定部である制御部20は、指針操作部によって指示された地理情報を、タイムゾーンやサマータイム実施ルールに対応する位置情報として設定する。
電子時計1Bでは、記号56や都市情報57等の地理情報を、りゅうず43等の指針操作部で指針51を移動して指示することで位置情報を設定しているので、位置情報衛星の受信装置を備えていない電子時計1Bにおいても、ユーザーの操作で位置情報を設定できる。そして、電子時計1Bの制御部20は、設定された位置情報に基づいて、タイムゾーンやサマータイムの実施期間などを自動的に判断して、正しい時刻に自動的に修正でき、利便性を高めることができる。
また、都市情報57等で設定された同一のタイムゾーンに、複数の国等が含まれており、複数のサマータイム実施ルールが存在する場合にも、Bボタン42によるDSTオン、DSTオフの切換操作のみでサマータイムの実施期間を修正するので、ユーザー利便性を向上させることができる。また、サマータイム変更に容易に対応することで、正確な現地時刻を表示することができる。
次に本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態は、第1実施形態の電子時計1において、サマータイム未実施地域でサマータイムが導入された場合に、ユーザーが手動操作でサマータイム実施ルールを設定する場合の手動設定方法が追加されたものである。このため、サマータイム導入時の手動設定方法に関し、図17に基づいて説明する。なお、図17において、第1実施形態の図7と同じ処理には同一符号を付し、説明を簡略または省略する。
制御部20は、ステップS2で「NO」と判定した場合は、DSTオン(サマータイム実施期間中)にする(ステップS3)。したがって、サマータイムが未実施の地域で最初にBボタン42が押された場合は、ステップS2で「NO」と判定され、ステップS3でDSTオンとされる。
次に、制御部20は、DST開始のデータが存在するか否かを判定する(ステップS21)。サマータイム未実施地域の場合、DST開始のデータは存在しないので、制御部20は、ステップS21で「YES」と判定する。
ここで、DST開始の有効期間とは、サマータイムが開始される可能性がある時期を示す。例えば、現在地が北半球の場合、サマータイムは、通常、3〜4月に開始されるので、DST開始の有効期間も3月から4月(例えば、3月1日0時から4月30日24時まで)等に設定すれば良い。同様に、現在地が南半球の場合は、DST開始の有効期間を9〜10月等に設定すれば良い。
その後は、第1実施形態と同じく、制御部20は、DST時差によって現時時刻を修正し(ステップS7)、修正した現地時刻を指針51〜53で表示し、さらに指針54でDSTオンかDSTオフかを指示する。
そして、制御部20は、修正した現地時刻を指針51〜53で表示し、さらに指針54でDSTオンを指示する。
制御部20は、ステップS2で「YES」と判定した場合は、DSTオフ(サマータイム未実施期間中)にする(ステップS11)。したがって、サマータイムが未実施の地域では、Bボタン42が押されて、ステップS3でDSTオンとされた後、再度、Bボタン42が押された場合に、ステップS2で「YES」と判定され、ステップS11でDSTオフとされる。
次に、制御部20は、DST終了のデータが存在するか否かを判定する(ステップS26)。サマータイム未実施地域の場合、DST終了のデータは存在しないので、制御部20は、ステップS26で「YES」と判定する。
ここで、DST終了の有効期間とは、サマータイムが終了される可能性がある時期を示す。例えば、現在地が北半球の場合、サマータイムは、通常、10〜11月に終了されるので、DST終了の有効期間も10月から11月(例えば、10月1日0時から11月30日24時まで)等に設定すれば良い。同様に、現在地が南半球の場合は、DST終了の有効期間を3〜4月等に設定すれば良い。
そして、制御部20は、修正した現地時刻を指針51〜53で表示し、さらに指針54でDSTオフを指示する(ステップS8)。
第3実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
さらに、サマータイムが設定されていないタイムゾーンにおいて、サマータイムを設定する場合に、サマータイム実施期間の開始時や終了時として有効な期間であるかを判定し、有効な期間である場合のみ、そのタイミングの月、週と、予め設定された曜日、時刻でサマータイム実施ルールを設定しているので、誤ったタイミングでBボタン42が操作された場合にサマータイム実施ルールを設定することを防止できる。したがって、制御部20は、ユーザーがサマータイム実施ルールを設定するためにBボタン42を操作した可能性が高い場合に、ルール設定処理を実行するため、正しいサマータイム実施ルールを設定できる。
次に、本発明の第4実施形態について、図18〜図21を参照して説明する。なお、第4実施形態の電子時計1Cにおいて、前記第1実施形態の電子時計1と同一の構成には同一符号を付し、説明を省略する。
電子時計1Cは、DSTオフ期間中にDSTオン予告の表示期間を設け、DSTオン期間中にDSTオフ予告の表示期間を設けた点が第1実施形態と相違する。
このため、図18に示すように、電子時計1Cのサブダイヤル5Cには、DSTオン、DSTオフの表示の間に、DSTオン予告を示す黒丸の記号58と、DSTオフ予告を示す黒丸の記号59とが表記されている。
また、制御部20は、DST自動モードに設定されている状態で、サマータイム実施終了の一定期間前(例えば一週間前)になると、指針54を「DSTオン」から「DSTオフ予告」の表示に切り替える。
したがって、サブダイヤル5Cの記号58、59と指針54とで、サマータイムの実施開始前と実施終了前の一定期間、サマータイム切換の予告を表示する予告表示部が構成されている。
制御部20は、Bボタン42が押された場合、DSTオン表示中であるか(ステップS31)、DSTオン予告表示中であるか(ステップS33)、DSTオフ予告表示中であるか(ステップS35)を順次判定する。
制御部20は、DSTオン予告表示中であった場合(ステップS33でYES)は、DSTオフに切り換える(ステップS34)。
制御部20は、DSTオフ予告表示中であった場合(ステップS35でYES)は、DSTオンに切り換える(ステップS36)。
次に、DSTオン予告後の制御に関して、図20、21を参照して説明する。
前述したように、制御部20は、DSTオフの状態からDST開始の1週間前になると、指針54の指示を、「DSTオフ」から「DSTオン予告」に変更する。
DSTオン予告中に、ユーザーがDST切換ボタンであるBボタン42を押すと、図21に示すように、モードは「DSTオフ」とされ、指針54は「DSTオフ」を指示する。この切換操作によって、DSTオンはキャンセルされ、制御部20は、DST開始時刻になってもDSTオフ状態を維持する。
その後、図21に示すように、DSTオフを維持している状態で、Bボタン42が押されると、DSTオンに切り換えられる。この際、第1実施形態と同様に、DST開始から所定期間内(一ヶ月以内)にBボタン42が押された場合は、DST開始のデータが修正される。
次に、DSTオフ予告後の制御に関して、図22、23を参照して説明する。
前述したように、制御部20は、DSTオンの状態からDST終了の1週間前になると、指針54の指示を、「DSTオン」から「DSTオフ予告」に変更する。
DSTオフ予告中に、ユーザーがDST切換ボタンであるBボタン42を押すと、図23に示すように、モードは「DSTオン」とされ、指針54は「DSTオン」を指示する。この切換操作によって、DSTオフはキャンセルされ、制御部20は、DST終了時刻になってもDSTオン状態を維持する。
その後、図23に示すように、DSTオンを維持している状態で、Bボタン42が押されると、DSTオフに切り換えられる。この際、第1実施形態と同様に、DST終了から所定期間内(一ヶ月以内)にBボタン42が押された場合は、DST終了のデータが修正される。
第4実施形態の電子時計1Cにおいても、前記実施形態と同じ効果を奏することができる。
また、サブダイヤル5Cに記号58、59を設けて、サマータイムの切換を予告する予告表示部を設けたので、ユーザーにサマータイム実施ルールを修正する機会を事前に与えることができる。このため、ユーザーの利便性を向上でき、かつ、正確な現地時刻表示を行うことができる。
また、予告表示中に切換操作を行うことで、サマータイム手動モードに切り換えるため、サマータイム実施ルールに基づいて自動的にサマータイムの実施、未実施が切り替わることを防止できる。このため、サマータイム実施ルールが変更された際に、修正前の実施ルールが自動的に適用されることを防止でき、変更後のルールと異なるタイミングでサマータイムが切り替わることも防止でき、正確な現地時刻を表示できる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、修正後あるいは設定されているサマータイム実施ルールを、各指針51〜54やカレンダー車55を用いて表示する確認モードを設定してもよい。例えば、サマータイム実施ルールを手動修正した後、所定のボタン操作で確認モードに移行した際に、指針54がDSTオンを指示して、サマータイム実施期間のDST開始のデータを表示することをユーザーに告知し、その後、カレンダー車55の「1」から「12」でDST開始の月を指示し、指針(秒針)51で週を指示し、指針54で曜日を指示する。週の指示は、例えば、DST開始が第1週の場合、指針51は1時位置を指示し、第2週から第5週の場合、指針51は2時位置から5時位置を指示するように設定すればよい。なお、DST開始の時刻を指示する場合には、指針(時針)53、指針(分針)52で指示するようにしてもよい。
その後、所定のボタン操作が行われると、指針54がDSTオフを指示して、サマータイム実施期間のDST終了のデータを表示することをユーザーに告知し、その後、DST開始の指示と同じく、カレンダー車55、指針51、指針54で、DST終了の月、週、曜日を指示すればよい。なお、DST終了の時刻を指示する場合には、指針(時針)53、指針(分針)52で指示するようにしてもよい。
このように修正したサマータイム実施ルールを確認できるようにすれば、ユーザーは正しく修正できたかを確認でき、誤って設定した場合に、改めて修正することができるため、現地時刻を正しく表示できる。
例えば、第2実施形態のように、タイムゾーン設定テーブル81Bが都市番号や都市名とタイムゾーン、DST番号とを対応させている場合は、データ数が少ないため、データを圧縮して保存する必要もない。このため、制御部20は、タイムゾーン設定テーブル81BのDST番号を直接修正でき、この場合は、タイムゾーン設定修正テーブル83Bを設ける必要が無い。
また、タイムゾーン設定テーブル81、81Bのデータ構造が、特定の地域毎にDST番号を修正できるように構成されている場合も、タイムゾーン設定修正テーブル83、83Bを設ける必要が無い。
Claims (10)
- 位置情報と、前記位置情報に対応するタイムゾーンと、前記位置情報に対応するサマータイム実施ルールとが記憶された記憶部と、
前記位置情報を設定する位置情報設定部と、
前記位置情報設定部で設定された前記位置情報に対応する前記タイムゾーンと、前記サマータイム実施ルールとに基づいて時刻を表示する時刻表示部と、
サマータイムを実施状態および未実施状態に切り換える切換操作部と、
前記切換操作部によるサマータイムの切換操作が行われたタイミングに基づいて、前記サマータイム実施ルールを修正する制御部と、
を備えることを特徴とする電子時計。 - 請求項1に記載の電子時計において、
前記サマータイム実施ルールは、サマータイム実施期間の開始時と終了時とを示すデータを有し、
前記制御部は、
前記切換操作部によって、前記サマータイムが未実施状態から実施状態に切り換えられた場合、前記切換操作が行われたタイミングが、修正前の前記サマータイム実施ルールの開始時から一定期間以内である場合は、前記サマータイム実施期間の開始時のデータを前記切換操作が行われたタイミングに基づいて修正し、
前記切換操作部によって、前記サマータイムが実施状態から未実施状態に切り換えられた場合、前記切換操作が行われたタイミングが、修正前の前記サマータイム実施ルールの終了時から一定期間以内である場合は、前記サマータイム実施期間の終了時のデータを前記切換操作が行われたタイミングに基づいて修正する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項2に記載の電子時計において、
前記制御部は、
修正対象となる前記サマータイム実施期間の開始時または終了時が、月、週、曜日、時刻で指定されている場合は、
前記月および週を、前記切換操作が行われたタイミングの月および週に変更し、曜日および時刻は変更しない
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項2に記載の電子時計において、
前記制御部は、
修正対象となる前記サマータイム実施期間の開始時および終了時が、特定の日付および時刻で指定されている場合は、
前記特定の日付を、前記切換操作が行われたタイミングの日付に変更し、時刻は変更しない
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項2に記載の電子時計において、
前記制御部は、
修正対象となる前記サマータイム実施期間が未設定の場合は、
前記切換操作部によって、前記サマータイムが未実施状態から実施状態に切り換えられた場合、前記切換操作が行われたタイミングが、前記サマータイム実施期間の開始時として有効な期間内であるかを判定し、有効な期間内であれば、前記切換操作が行われたタイミングの月および週と、予め設定されている曜日および時刻で、前記サマータイム実施期間の開始時を設定し、
前記切換操作部によって、前記サマータイムが実施状態から未実施状態に切り換えられた場合、前記切換操作が行われたタイミングが、前記サマータイム実施期間の終了時として有効な期間内であるかを判定し、有効な期間内であれば、前記切換操作が行われたタイミングの月および週と、予め設定されている曜日および時刻で、前記サマータイム実施期間の終了時を設定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子時計において、
位置情報衛星から送信される衛星信号を受信して現在位置および時刻情報を取得する位置情報衛星受信装置を備え、
前記位置情報設定部は、前記位置情報衛星受信装置で取得された前記現在位置に基づいて前記位置情報を設定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記位置情報設定部は、
前記位置情報を特定する地理情報が表示された地理情報表示部と、
前記地理情報を指示可能な指針と、
前記指針を移動操作可能な指針操作部と、を備え、
前記位置情報設定部は、前記指針操作部の操作で移動される前記指針が指示する前記地理情報に基づいて前記位置情報を設定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記制御部は、
前記サマータイム実施ルールに従って、自動的に前記サマータイムを適用するサマータイム自動モードと、
前記切換操作部による前記切換操作に従って、前記サマータイムの適用または非適用を設定するサマータイム手動モードと、を実行可能に構成され、
前記切換操作で前記サマータイム実施ルールが修正された場合は、前記サマータイム自動モードに設定する
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記制御部は、
前記サマータイム実施ルールに従って、自動的に前記サマータイムを適用するサマータイム自動モードと、
前記切換操作部による前記切換操作に従って、前記サマータイムの適用または非適用を設定するサマータイム手動モードと、を実行可能に構成され、
前記サマータイム自動モードにおいて、前記サマータイムの実施開始前と実施終了前の一定期間、サマータイム切換の予告を表示する予告表示部を備え、
前記制御部は、前記予告表示部でサマータイム切換の予告の表示中に前記切換操作が行われた場合は、前記サマータイム自動モードから前記サマータイム手動モードに切り換える
ことを特徴とする電子時計。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の電子時計において、
前記サマータイムの実施開始後と実施終了後の一定期間、前記サマータイムの切換が実施されたことを表示するサマータイム切換表示部を備える
ことを特徴とする電子時計。
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