JP2018142561A - セラミックス板の製造方法及びパワーモジュール用基板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、回路層形成工程後のレーザ照射工程の実施としては、セラミックス板における回路層との接合界面に比べて非接合面には曲げ応力が集中しやすいことから、回路層のパターン間に露出する回路層との非接合面の表面にレーザ光を照射して抗折強度を増加させることにより、接合界面と非接合面との間に生じる応力差を低減し、応力集中を抑制して応力のバランスを図ることができる。
図3は、本発明のパワーモジュール用基板の製造方法により製造されるパワーモジュール用基板10Aを用いたパワーモジュール101を示している。このパワーモジュール101は、パワーモジュール用基板10Aと、パワーモジュール用基板10Aの表面に搭載された半導体素子等の電子部品51と、パワーモジュール用基板10Aの裏面に取り付けられたヒートシンク52とを備えている。
回路層12は、アルミニウム又はアルミニウム合金、あるいは銅又は銅合金からなり、これらのアルミニウム等からなる金属板をセラミックス板11Aの一方の面にろう付け等によって接合することにより形成される。
放熱層13は、必ずしも限定されるものではないが、アルミニウム又はアルミニウム合金からなるアルミニウム材をセラミックス板11Aの他方の面にろう付け等によって接合することにより形成される。
図1(a)に示すように、窒化珪素からなる平板状のセラミックス板11の表面にレーザ光Lを照射して、そのレーザ光Lの照射領域においてセラミックス板11の抗折強度を増加させる(レーザ照射工程S11)。具体的には、セラミックス板11の表面に、YAGレーザにより、エネルギ密度0.40J/mm2以上0.55J/mm2以下のレーザ光Lを照射する。
以下、レーザ照射後のセラミックス板を符号11Aで示す。
レーザ照射工程S11後に、セラミックス板11Aに、回路層12となる金属板22と、放熱層13となる金属板23とを接合する(回路層・放熱層形成工程S12)。なお、この回路層・放熱層形成工程S12に、本発明における回路層形成工程が含まれる。
まず、図1(b)に示すように、セラミックス板11Aの一方の面、すなわちレーザ光を照射した面に回路層12となる金属板22を接合材31を介して積層し、レーザ光が照射されていない他方の面に放熱層13となる金属板23を接合材32を介して積層する。つまり、レーザ光による処理が施されたセラミックス板11Aの一方の面に、厚さが薄い方の金属板22を積層する。なお、金属板22と金属板23はアルミニウム板であるから、接合材31,32には、Al‐Si、Al‐Ge、Al‐Cu、Al‐Mg又はAl‐Mn等の接合材を用いる。
なお、説明は省略するが、回路層・放熱層形成工程S12後に、回路層12に回路パターンを形成するエッチング工程を実施してもよい。
セラミックス板11に、回路層12となる金属板22と、放熱層13となる金属板23とを接合する(回路層・放熱層形成工程S21)。なお、この回路層・放熱層形成工程S12に、本発明における回路層形成工程が含まれる。
図4(a)に示すように、セラミックス板11の一方の面に回路層12となる金属板22を接合材31を介して積層し、他方の面に放熱層13となる金属板23を接合材32を介して積層する。この場合、セラミックス板11の一方の面と他方の面とに区別はなく、どちらの面に金属板22,23を重ねても良い。そして、図4(b)に示すように、これらのセラミックス板11、接合材31,32,金属板22,23の積層体26を、その積層方向に加圧及び加熱することにより、セラミックス板11と金属板22,23とを接合した後、これらの積層体25を冷却し、セラミックス板11の両面に回路層12と放熱層13とが形成された接合体27を形成する。
回路層・放熱層形成工程S21後に、セラミックス板11に接合された回路層12(及び金属層13)にエッチング処理を施すことにより、図4(d)に示すように、回路層12(及び金属層13)に回路パターンを形成する(エッチング工程S22)。回路層12に回路パターンが形成された接合体を符号28で示す。
エッチング工程S22後に、図4(e)に示すように、回路層12のパターン間に露出するセラミックス板11の非接合面の表面、すなわちセラミックス板11における回路層12との非接合面の表面に、エネルギ密度0.40J/mm2以上0.55J/mm2以下のレーザ光Lを照射して、そのレーザ光Lの照射領域においてセラミックス板11の抗折強度を増加させる(レーザ照射工程S23)。図4(e)には、レーザ照射後のセラミックス板を符号11Bで示す。つまり、セラミックス板11の表面の一部にレーザ光Lを照射することにより、その部分の抗折強度を局所的に増加させ、回路層12のパターン間に露出するセラミックス板11Bの非接合面の抗折強度を、回路層12が接合されたセラミックス板11Bの接合界面の抗折強度に比べて増加させる。このようにして、第2実施形態のパワーモジュール用基板10Bが製造される。
例えば、上記実施形態では、セラミックス板の片面又は、その片面の一部にレーザ光を照射して、部分的に抗折強度を増加させたが、セラミックス板の両面全体にレーザ光を照射して、抗折強度を全体的に増加させることもできる。
また、実施形態では、YAGレーザを用いたが、CO2レーザ、Arレーザ等を用いることもできる。
また、パワーモジュール用基板の放熱層は必須ではなく、本発明のパワーモジュール用基板の製造方法は、レーザ照射工程と、セラミックス板に金属板を接合して回路層を形成する工程(回路層形成工程)とを有していればよい。
セラミックス板の表面にレーザ光を照射し、照射されるレーザ光のエネルギ密度の違いによるセラミックス板の抗折強度の変化を確認した。
セラミックス板は、窒化珪素からなる厚さ0.32mm、平面サイズ40mm×40mmの窒化珪素板を用いた。レーザ照射工程に用いるレーザには、YAGレーザを用いた。レーザ光は、図7に示すように、セラミックス板11Aの片面の表面領域を長手方向に2つの領域に分断するようにして、中心線CL上に沿って照射した。図7には、二点鎖線でレーザ走査方向を示した。また、レーザ光のエネルギ密度は、表1に示すエネルギ密度でセラミックス板ごとに変更した。エネルギ密度が「0」の試料7は、レーザ光を照射しなかった例である。そして、このようにして得られた各セラミックス板について抗折強度を測定した。
11,11A,11B,11C セラミックス板
12 回路層
13 放熱層
22,23 金属板
25,26 積層体
27 接合体
31,32 接合材
51 電子部品
52 ヒートシンク
61L,61R 下部支点
62 上部支点
101 パワーモジュール
Claims (4)
- 窒化珪素からなるセラミックス板の表面にエネルギ密度0.40J/mm2以上0.55J/mm2以下のレーザ光を照射するレーザ照射工程と、
前記セラミックス板に金属板を接合して回路層を形成する回路層形成工程と、
を有することを特徴とするパワーモジュール用基板の製造方法。 - 前記レーザ照射工程を前記回路層形成工程の前に実施することを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール用基板の製造方法。
- 前記レーザ照射工程を前記回路層形成工程の後に実施し、
前記レーザ照射工程では、前記セラミックス板における前記回路層との非接合面の表面に前記レーザ光を照射することを特徴とする請求項1に記載のパワーモジュール用基板の製造方法。 - 窒化珪素からなるセラミックス板の表面にエネルギ密度0.40J/mm2以上0.55J/mm2以下のレーザ光を照射するレーザ照射工程を有することを特徴とするセラミックス板の製造方法。
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