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JP2018038960A - 撹拌粉砕処理装置 - Google Patents

撹拌粉砕処理装置 Download PDF

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JP2018038960A JP2016174712A JP2016174712A JP2018038960A JP 2018038960 A JP2018038960 A JP 2018038960A JP 2016174712 A JP2016174712 A JP 2016174712A JP 2016174712 A JP2016174712 A JP 2016174712A JP 2018038960 A JP2018038960 A JP 2018038960A
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忠彦 西山
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博光 岩本
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Abstract

【課題】撹拌粉砕手段による撹拌粉砕処理を実行しているときに、被処理物の温度上昇を回避することが望まれていた。【解決手段】被処理物を撹拌粉砕する撹拌粉砕部2と、撹拌粉砕部2の運転状態を制御する制御装置3と、撹拌粉砕部2による被処理物の温度を検出する温度センサ17とが備えられ、制御装置3が、温度センサ17の検出値が上昇判定用の設定温度を越えると、被処理物の温度上昇を抑制する温度上昇抑制処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば米等の被処理物を撹拌粉砕する撹拌粉砕手段を備えた撹拌粉砕処理装置に関する。
この種の撹拌粉砕処理装置は、従来、撹拌粉砕手段として摺潰摺切装置を備え、玄米を被処理物として、摺潰摺切装置が高速で連続回転することにより、玄米をペースト状にした加工食品を得るようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−41597号公報
上記従来構成では、撹拌粉砕手段としての摺潰摺切装置が高速で連続回転する構成であるから、回転作動中に被処理物としての玄米の温度が上昇して所定温度を越えると、玄米がアルファ化することがあった。玄米がアルファ化すると、粘度が高くなって撹拌粉砕手段にかかる駆動負荷が過大になるおそれがあり、製造される加工食品の品質が低下する等の不利な面もあった。
そこで、撹拌粉砕手段による撹拌粉砕処理を実行しているときに、被処理物の温度上昇を回避することが望まれていた。
本発明に係る撹拌粉砕処理装置の特徴構成は、
被処理物を撹拌粉砕する撹拌粉砕手段と、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御する制御手段と、前記撹拌粉砕手段による被処理物の温度を検出する温度検出手段とが備えられ、
前記制御手段が、前記温度検出手段の検出値が上昇判定用の設定温度を越えると、前記被処理物の温度上昇を抑制する温度上昇抑制処理又は報知手段による報知処理を実行する点にある。
本発明によれば、撹拌粉砕手段によって被処理物の撹拌粉砕を実行しているときに、被処理物の温度が上昇判定用の設定温度を越えると、制御手段が温度上昇抑制処理を実行することにより、被処理物のそれ以上の温度上昇が抑制される。あるいは、温度上昇抑制処理を実行する代わりに、制御手段が報知処理を実行することにより、作業者に温度上昇状態を報知することができる。報知処理により、作業者は、被処理物の温度上昇を抑制するための措置を取ることができる。
従って、撹拌粉砕手段による撹拌粉砕処理を実行しているときに、被処理物の温度上昇を回避することが可能となる。
本発明においては、前記制御手段は、前記温度上昇抑制処理として、前記撹拌粉砕処理を停止する、又は、撹拌粉砕処理の速度を低減させるように、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御すると好適である。
本構成によれば、制御手段は、被処理物の温度が上昇判定用の設定温度を越えると、自動的に、撹拌粉砕処理を停止させるか、あるいは、撹拌粉砕処理の速度を低減させるので、時間遅れの無い適切なタイミングで処理が実行される。
本発明においては、前記上昇判定用の設定温度を変更設定可能であると好適である。
本構成によれば、例えば、被処理物の種類、最終製品の仕様、あるいは、外気温度等のような外部環境の違いに応じて、適切な上昇判定用の設定温度を設定することができる。
本発明においては、前記制御手段は、前記温度検出手段の検出値が下降判定用の設定温度を下回ると、前記撹拌粉砕手段の運転状態を元の状態に復帰させるための復帰用処理を実行すると好適である。
本構成によれば、被処理物の温度が上昇判定用の設定温度を越えた後に、温度上昇抑制処理又は報知処理が実行されると、それに伴って被処理物の温度が低下する。被処理物の温度が下降判定用の設定温度を下回る程度に充分低下すると、復帰用処理を実行することにより、撹拌粉砕処理を再開することができる。
従って、撹拌粉砕処理の停止、あるいは、撹拌粉砕処理の速度低減状態が必要以上に長い時間にわたって継続することを回避できる。復帰用処理としては、自動的に撹拌粉砕処理を実行してもよく、運転開始を作業者に促すための報知処理を実行してもよい。
本発明においては、前記下降判定用の設定温度を変更設定可能であると好適である。
本構成によれば、例えば、被処理物の種類、最終製品の仕様、あるいは、外気温度等のような外部環境の違いに応じて、適切な下降判定用の設定温度を設定することができる。
本発明においては、前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間内において回転する回転刃を備えていると好適である。
本構成によれば、収納空間内に被処理物が収納されている状態で、回転刃が回転することにより撹拌粉砕処理が行われる。回転刃を回転させるという簡単な構造で撹拌粉砕を実行することができる。
本発明においては、前記撹拌粉砕手段は、前記撹拌粉砕を実行するときの運転条件を複数段階に設定可能であり、各段階毎に前記運転条件として前記回転刃の回転速度を設定可能であると好適である。
本構成によれば、例えば、運転開始時には低回転にして駆動負荷が急激に大きくなるのを回避し、その後は、高回転にして粉砕を効率よく行う等、運転状況の違いに応じて適切な回転速度を設定することができる。
本発明においては、前記撹拌粉砕手段は、前記撹拌粉砕を実行するときの運転条件を複数段階に設定可能であり、各段階毎に前記運転条件として前記回転刃の連続運転時間を設定可能であると好適である。
本構成によれば、例えば、粉砕し難い被処理物であれば連続運転時間を長くし、粉砕し易い被処理物であれば連続運転時間を短くする等、被処理物の種類や性状の違い等に応じて、適切な連続運転時間を設定することができる。
本発明においては、前記複数段階毎に設定される運転条件を表示する表示手段が備えられていると好適である。
本構成によれば、複数段階毎に設定される運転条件が表示されるので、作業者は目視によって運転条件を確認することができ、使い勝手が良いものとなる。
本発明においては、前記複数段階毎に、前記撹拌粉砕手段が前記撹拌粉砕を実行するときの実運転状態を表示する表示手段が備えられていると好適である。
本構成によれば、撹拌粉砕を実行しているときの実運転状態が表示されるので、作業者は目視によって実運転状態を確認することができ、使い勝手が良いものとなる。
本発明においては、前記複数段階毎に設定される運転条件を記憶する記憶手段が備えられていると好適である。
本構成によれば、運転条件が記憶されていると、運転を終了したのちに、次回に同じ条件で運転を行う際には、記憶している運転条件に設定することで、再度、設定し直す等の煩わしさがなく、効率よく作業を行える。
本発明においては、前記制御手段が、前記複数の段階にて設定された運転条件の夫々を所定の順序で実行する状態で前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御する自動運転モードに設定可能であると好適である。
本構成によれば、自動運転モードに設定しておくと、設定してある複数の運転条件を自動的で順次実行することができ、使い勝手のよいものとなる。
本発明においては、前記自動運転モードの運転内容を記憶する記憶手段が備えられていると好適である。
本構成によれば、運転内容が記憶されていると、運転を終了したのちに、次回に同じ条件で自動運転モードにて運転を行う際には、記憶している運転内容に設定することで、再度、設定し直す等の煩わしさがなく、効率よく作業を行える。
本発明においては、前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間の内部圧力を変更可能であり、
前記制御手段は、前記被処理物が収納されている収納空間を予め減圧状態にした状態で前記撹拌粉砕を実行し、且つ、前記撹拌粉砕を実行した後に前記収納空間を初期圧に戻す圧力調整処理を実行するように、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御すると好適である。
本構成によれば、収納空間の内部圧力を減圧しておくことで、撹拌粉砕が促進され易い。撹拌粉砕を実行した後には初期圧に戻すことで、収納空間から被処理物を排出し易い。
本発明においては、前記被処理物が少なくとも米と水とを含むと好適である。
本構成によれば、米と水とを含む被処理物が撹拌粉砕されることで、パンや麺類等の製造に好適に用いられる米ペーストを製造することができる。
本発明においては、前記米が、所定の浸漬時間が経過する間、水に浸漬されたのちに、前記撹拌粉砕手段に供給されるものであり、
前記撹拌粉砕手段は、前記浸漬時間の長さに応じて前記撹拌粉砕を実行するときの運転条件を変更すると好適である。
本構成によれば、米は水に浸漬すると、水分を含むので撹拌粉砕し易い状態となる。又、浸漬時間の長さに応じて撹拌粉砕のし易さの程度が異なるので、浸漬時間の長さに応じて撹拌粉砕を実行するときの運転条件を変更することで、適切な運転条件にて撹拌粉砕処理を行える。
本発明においては、前記撹拌粉砕手段が前記撹拌粉砕を実行しているときに、前記被処理物が収納されている収納空間に副材料を供給する副材料供給手段が備えられていると好適である。
本構成によれば、撹拌粉砕を実行しているときに、例えば最終製品における品質を向上するための副材料を供給することで、副材料と被処理物とを充分に混ぜ合わせることができる。
本発明においては、前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間内において回転する回転刃を備え、
前記制御手段は、前記副材料供給手段が前記収納空間に副材料を供給するときに、前記回転刃の回転速度を低減させる又は回転を停止させると好適である。
本構成によれば、収納空間に副材料を供給するときには、回転刃の回転速度を低減させる又は回転を停止させることにより、高速回転する回転刃によって副材料が跳ね飛ばされて効率よく被処理物と混ざり合うことが阻害されることがなく、良好に混ぜ合わせることができる。
本発明においては、前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間の内部圧力を変更可能であり、
前記制御手段は、前記副材料供給手段が前記収納空間に副材料を供給するときに、前記被処理物が収納されている収納空間を予め減圧状態にした状態で前記撹拌粉砕を実行するように、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御すると好適である。
本構成によれば、収納空間の内部圧力を減圧しておくことで、収納空間に副材料が入り込み易くなり、副材料を供給し易くなる。
本発明においては、前記副材料は米油であると好適である。
本構成によれば、米油は人間に必要な栄養成分を多く含むので、食料としての最終製品の品質を向上させることができる。
撹拌粉砕処理装置の正面図である。 撹拌粉砕処理装置の側面図である。 撹拌粉砕処理装置の平面図である。 制御ブロック図である。 液晶表示器の表示内容の変化を示す図である。 液晶表示器の自動モニター画面を示す図である。 液晶表示器の自動カッタ設定画面を示す図である。 液晶表示器の自動掻寄せ設定画面を示す図である。 液晶表示器の温度設定画面を示す図である。
以下、本発明に係る撹拌粉砕処理装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
この撹拌粉砕処理装置は、玄米ペーストを製造するための装置である。玄米ペーストとは、玄米粉砕物が水に均等に分散している状態をいう。この玄米ペーストは、特に限定はされないが、例えばパンや麺類等の小麦を主成分とした食料品において小麦の代替原料として用いることができる。
〔全体構成〕
図1,2,3に示すように、撹拌粉砕処理装置は、装置全体を支持する基台1と、被処理物を撹拌粉砕する撹拌粉砕手段としての撹拌粉砕部2と、撹拌粉砕部2の運転状態を制御する制御手段としての制御装置3を収納する制御ボックス4とを備えている。
〔粉砕容器〕
撹拌粉砕部2は、玄米と適量の水とを含む被処理物が投入される収納空間5を有する粉砕容器6を備えている。粉砕容器6は、上部が開放された略椀形の容器本体6Aと、容器本体6Aの上部開口を閉じる閉状態と上部開口を開放する開状態とに切り換え自在な蓋体6Bとを備えている。蓋体6Bを開状態に切り換えた状態で上部開口を通して被処理物を容器本体6A内に投入することができる。蓋体6Bから延設されている支持ブラケット7が容器本体6Aから延設されている支持ブラケット8に前後向き軸芯X1周りで回動自在に支持されている。蓋体6Bは、レバー操作式のロック具9により閉状態において固定することができる。図中の符号10は、蓋体6Bを開状態に切り換えるときに手で握り操作するための握り部である。
図1に示すように、粉砕容器6の内部の下部には、収納された被処理物に作用して撹拌粉砕処理するための回転刃としてのカッターブレード11が備えられている。カッターブレード11は、容器本体6Aの下側に筒状連結体12を介して支持された電動モータ13(以下、カッターモータという)により縦軸芯Y周りで回転駆動される。筒状連結体12は略円筒状に形成され、この筒状連結体12の内部を挿通するカッターモータ13の出力軸13aとカッターブレード11の回転軸11aとが、同一軸芯上に位置して一体的に連動連結されている。筒状連結体12とカッターモータ13とは、外周部が円筒状のカバー体14によって覆われている。
図1に示すように、粉砕容器6の内部の上部には、撹拌粉砕処理が進むに伴って粉砕容器6の内面に近い位置に寄っている被処理物を中央側へ掻き寄せるスクレーパ15が、備えられている。スクレーパ15は、一端が蓋体6Bの下部に縦軸芯Y周りで回動自在に支持され、粉砕容器6の内面に略沿うように略L字形に形成され、他端が下方に向けて延びる状態で片持ち状に支持されている。蓋体6Bの上部に備えられた電動モータ16(以下、掻寄せモータという)により縦軸芯Y周りで回転駆動される。
粉砕容器6における容器本体6Aの周壁部の途中部に、収納空間5に臨む状態で温度検出手段としての温度センサ17が備えられている。温度センサ17は、粉砕容器6の収納空間5において撹拌粉砕処理が行われているときに、被処理物の温度を検出することができる。図3に示すように、粉砕容器6における蓋体6Bの近くに、容器本体6Aに対して蓋体6Bが適正に閉状態になっているか否かを検出する蓋センサ18が備えられている。
〔粉砕容器6の支持構造〕
図1に示すように、粉砕容器6は、粉砕容器6の左右両側において基台1に固定された左右一対の縦フレーム19により、横軸芯X2周りで回動自在に支持されている。筒状連結体12の左右両側部から横外方に延出された左右の支持軸部20が、左右両側の縦フレーム19の上端部において回動自在に支持されている。粉砕容器6、筒状連結体12、カッターモータ13、及び、掻寄せモータ16の夫々が、一体的に連結されている。
左右の縦フレーム19のうち制御ボックス4から遠い側の縦フレーム19に、支持ブラケット21を介して横倒し操作用の電動モータ22(以下、横倒しモータという)が支持されている。横倒しモータ22には減速機構が内装されている。横倒しモータ22が作動することによって、粉砕容器6を横軸芯X2周りで低速で回動させて、図2に実線で示す縦向き姿勢と、図2の仮想線で示す横倒れ姿勢とにわたり姿勢変更することができる。筒状連結体12、カッターモータ13、及び、掻寄せモータ16の夫々が、粉砕容器6と共に一体的に回動する。
基台1の前部右側箇所には、足踏み操作によって粉砕容器6を縦向き姿勢から横倒れ姿勢への姿勢変更を指令するタンク傾斜スイッチ23と、足踏み操作によって粉砕容器6を横倒れ姿勢から縦向き姿勢への姿勢変更を指令するタンク戻しスイッチ24とが備えられている。
〔圧力調整構造〕
撹拌粉砕部2は、被処理物が収納されている粉砕容器6の収納空間5の内部圧力を変更可能に構成されている。
左右の縦フレーム19のうち制御ボックス4に近い側の縦フレーム19の奥側には、粉砕容器6内の収納空間5の内部圧力を減圧させることが可能な真空ポンプ25が備えられている。この真空ポンプ25と粉砕容器6の収納空間5とが図示しない吸気配管を介して接続され、吸気配管の途中部の配管経路を開放する開状態と閉塞する閉状態とに切り換え可能な真空弁26と、収納ポンプの収納空間5を外部空間に開放するための開放弁27とが備えられている。真空弁26と開放弁27とは、真空ポンプ25から上方に延びるように設けられた支柱28の上部に備えられている。真空弁26又は開放弁27が、例えば破損することがあっても、作業者に悪影響を与えないように離間させている。
真空ポンプ25、真空弁26、及び、開放弁27は夫々、例えばソレノイドや電動モータ等の図示しないアクチュエータの作動により電気的に制御することができる。そして、真空ポンプ25を作動させるとともに、真空弁26を開状態に切り替えることで、粉砕容器6内の収納空間5の内部圧力を減圧させることができる。そして、真空弁26を閉状態に切り換えるとともに、開放弁27を開状態に切り替えることで収納空間5の内部圧力を初期圧としての大気圧に戻すことができる。蓋体6Bの上部外方側には、収納空間5の内部圧力を検出して指針により表示可能な圧力計29が備えられている。
〔添加剤供給部〕
蓋体6Bの上部外方側には、粉砕容器6内に副材料としての米油を被処理物に添加供給する副材料供給手段としての添加剤供給部30が備えられている。添加剤供給部30は、添加剤である米油を貯留する貯留タンク31と、貯留タンク31の下部と蓋体6Bの内部とを連通接続する接続管32と、接続管32の途中部において、配管経路を開閉可能な添加剤供給弁33とを備えている。貯留タンク31の上端部は開口されており、開口は開閉可能なカバー34によって覆われている。添加剤供給弁33は、真空弁26等と同様に、電気的に制御することができる。
〔操作パネル〕
図1に示すように、制御ボックス4の上面には、手動操作によって種々の動作を指令するための操作パネル35が備えられている。図3に示すように、操作パネル35は、タッチ操作式の液晶表示器36、電源スイッチ37、スタートスイッチ38、ストップスイッチ39、リセットスイッチ40、非常停止スイッチ41、ブザー42を備えている。上記各スイッチ37〜41は夫々、押し操作式に構成されている。
液晶表示器36は、種々の情報を表示することが可能であり、且つ、人為的にタッチ操作することにより種々の指令操作が可能に構成されている。
電源スイッチ37は、押し操作することにより、装置全体に電源供給を開始する状態になり、再度、押し操作することで、切状態に切り換わる。
スタートスイッチ38は、押し操作することにより、後述する自動運転の開始を指令する。ストップスイッチ39は、押し操作することにより、自動運転を一時的に停止させることができる。後述するように、動作異常が発生したときにはブザー42が鳴動するが、リセットスイッチ40は、このように異常時にブザー42が作動しているときに、押し操作することによりブザー42の作動を停止させることができる。非常停止スイッチ41は、緊急時に、押し操作することにより、装置全体の運転を停止させることができる。
〔制御構成〕
制御ボックス4の内部には、撹拌粉砕部2の運転状態を制御する制御装置3が備えられている。制御装置3は、マイクロコンピュータを備えており、操作パネル35における手動操作指令と、温度センサ17及び蓋センサ18の検出情報とに基づいて、撹拌粉砕部2の運転状態を制御する。
制御装置3は、撹拌粉砕処理を実行中に、温度センサ17の検出値が上昇判定用の設定温度を越えると、被処理物の温度上昇を抑制する温度上昇抑制処理を実行する。制御装置3は、温度センサ17の検出値が下降判定用の設定温度を下回ると、撹拌粉砕部2の運転状態を元の状態に復帰させるための復帰用処理を実行する。
さらに、制御装置3は、被処理物が収納されている収納空間5を予め減圧状態にした状態で撹拌粉砕を実行し、且つ、撹拌粉砕を実行した後に収納空間5を初期圧に戻す圧力調整処理を実行するように、撹拌粉砕部2の運転状態を制御する。
以下、制御装置3の具体的な制御内容について説明する。
図4に示すように、制御装置3には、液晶表示器36、スタートスイッチ38、ストップスイッチ39、リセットスイッチ40、非常停止スイッチ41、タンク傾斜スイッチ23、タンク戻しスイッチ24、温度センサ17及び蓋センサ18の夫々が制御装置3に接続されている。又、制御装置3には、カッターモータ13、掻寄せモータ16、横倒しモータ22、添加剤供給弁33、真空ポンプ25、真空弁26、開放弁27、ブザー42の夫々が接続されている。制御装置3は、液晶表示器36及び各スイッチ38〜40の手動操作指令と、温度センサ17及び蓋センサ18の検出情報とに基づいて、上記した各装置の作動を制御することにより、撹拌粉砕部2の運転状態を制御する。
以下、本装置により米ペーストを作成する場合における具体的な処理内容について、液晶表示器36の表示画面を参照しながら説明する。
制御装置3は、玄米ペーストを製造するにあたり、手動設定により、撹拌粉砕処理を実行するときの運転条件を手動操作で任意の値に設定して手動操作にて個別に運転を実行する手動モードと、予め設定した運転条件に従って自動で運転を実行する自動モードの夫々に切り換え可能である。撹拌粉砕処理が終了したのちに、粉砕容器6内の被処理物を外方に取り出すときは、通常の運転モードとは異なるタンク傾斜モードに切り換えて粉砕容器6の姿勢変更操作を行うようになっている。
〔手動モード〕
図5に、液晶表示器36の初期設定画面が示されている。手動モードで処理を実行するときは、「手動モード指令部」43を操作して、手動モードに切り換える。そして、作業開始前に「手動設定指令部」44を操作して「モータ速度設定画面」45に切り換える。図示はしていないが、「モータ速度設定画面」45では、カッターモータ13及び掻寄せモータ16の回転速度を手動にて設定することができる。設定操作が終了すると、「手動操作指令部」46を操作して、「各部操作指令用画面」47に切り換える。図示はしていないが、「各部操作指令用画面」47では、カッターモータ13や掻寄せモータ16等の各部の運転の入り切りを手動で指令することができる。
〔自動モード〕
予め設定した内容で処理を実行する自動モードとして、複数段階の各動作状態を各別に設定して、その順序で自動で運転を実行する自動連続運転モードと、1回の撹拌粉砕処理だけを実行する1サイクルモードとに設定可能である。
〔自動連続運転モードにおける設定処理〕
自動連続運転モードで処理を実行するときは、「自動モード指令部」48を操作して、自動モードに切り換える。そして、作業開始前に「自動設定指令部」49を操作して「(自動)カッター設定画面」50に切り換える。図7に示すように、「(自動)カッター設定画面」50では、撹拌粉砕を実行するときの運転条件を複数段階(図7に示す例では、5ステップ)に設定可能であり、各段階(ステップ)毎に運転条件としてカッターブレード11の回転速度と連続運転時間とを設定可能である。尚、第5ステップ(最終のステップ)について、カッターブレード11の回転を停止させて、スクレーパ15だけを回転させるようにすることで、被処理物の取り出しを行い易くすることができる。
回転速度としては、「高速」(例えば、3600rpm)、「中速」(例えば、1800rpm)、「低速」(例えば、600rpm)、「速度4」(例えば、4300rpm)夫々の「ON指令部」51のうちのいずれか1つを操作して設定する。運転時間については、「時間指令部」52を操作して、当該ステップにおいて連続運転すべき時間(○○分○○秒)をデジタル値で設定する。尚、制御装置3は、インバータを内蔵しており、選択すべき複数の回転速度(「高速」、「中速」等)は、適宜異なる値に変更設定することが可能である。該当するステップにおいて、カッターブレード11を回転させる必要がないときは、「停止指令部」53を操作して停止状態を設定する。
上記したような回転速度及び連続運転時間の設定が5つのステップの夫々について終了すると、「次画面指令部」54を操作して、「(自動)掻寄せ設定画面」55に切り換える。尚、初期設定画面に戻るときは、「戻る指令部」56を操作する。
図8に示すように、「(自動)掻寄せ設定画面」55では、各段階(ステップ)毎に運転条件としてスクレーパ15の回転速度と連続運転時間とを設定可能である。回転速度としては、「高速」(例えば、18rpm)、「中速」(例えば、9rpm)、「低速」(例えば、6rpm)、「速度4」(例えば、3rpm)夫々の「ON指令部」57のうちのいずれか1つを操作して設定する。運転時間については、「時間指令部」58を操作して、当該ステップにおいて連続運転すべき時間(○○分○○秒)をデジタル値で設定する。尚、選択すべき複数の回転速度(「高速」、「中速」等)は、適宜異なる値に変更設定することが可能である。いずれかのステップにおいて、スクレーパ15を回転させる必要がないときは、「停止指令部」59を操作して停止状態を設定する。
複数のステップのうちのいずれかにおいて、添加剤(米油)を供給する添加剤供給処理を実行する場合には、「添加剤ON指令部」60を操作して指令する。そして、「添加剤設定指令部」61を操作して、「添加剤設定画面」62に切り換える。図示はしないが、この「添加剤設定画面」62では、添加剤を供給する時間を設定する。設定が終了すると、「(自動)掻寄せ設定画面」55に戻る。「(自動)掻寄せ設定画面」55から「(自動)カッター設定画面」50に切り換えるときは、「前画面指令部」63を操作する。
次に、「(自動)掻寄せ設定画面」55における「温度設定指令部」64を操作して、「温度設定画面」65に切り換える。図9に示すように、「温度設定画面」65では、撹拌粉砕処理を停止する条件である上昇判定用の設定温度としての上限温度T1を設定するとともに、撹拌粉砕処理を再開させる条件である下降判定用の設定温度としての復帰温度T2を設定する。「温度設定画面」65では、複数のステップ毎に、「上限温度」T1と「復帰温度」T2を各別に変更設定することができる。温度設定が終了すると、「前画面指令部」66を操作して、「(自動)掻寄せ設定画面」55に戻る。
上記したような各ステップの夫々において設定された複数の運転条件、及び、複数のステップの夫々を所定の順序で実行するための運転条件は、制御装置3に備えられた記憶手段としての不揮発性のメモリ67に書き込み記憶される。記憶内容は、次回の作業時に読み出し可能である。そして、液晶表示器36は、複数段階(ステップ)毎に設定される運転条件を表示する表示手段を構成する。
複数のステップにおける設定内容としての好適な例として、例えば、次のような順序で処理することが挙げられる。
第1のステップでは、カッターブレード11及びスクレーパ15の回転速度を「低速」に設定し、第2のステップでは、カッターブレード11及びスクレーパ15の回転速度を「高速」に設定し、第3のステップでは、カッターブレード11及びスクレーパ15について「停止」を設定するとともに、添加剤供給処理を実行し、第4のステップでは、カッターブレード11及びスクレーパ15の回転速度を「高速」に設定する。そして、第5のステップでは、カッターブレード11について「停止」を設定する。尚、この第5のステップでは、スクレーパ15を回転させて、被処理物を排出させ易くする。
複数のステップにおける設定内容は、上記したような設定例に限らず、適宜変更することできる。例えば、各ステップにおいて、カッターブレード11の回転速度及びスクレーパ15の回転速度を変更してもよく、又、添加剤供給処理を実行するステップでカッターブレード11とスクレーパ15を回転させてもよい。
〔1サイクルモード〕
1サイクルモードを設定するときは、図5に示す初期設定画面において、「自動モード指令部」48を操作して、自動モードに切り換える。そして、作業開始前に「自動1サイクルモード指令部」68を操作して、図示しない「1サイクルモード設定画面」に切り換える。「1サイクルモード設定画面」では、撹拌粉砕処理を実行するための時間、カッターブレード11の回転速度、スクレーパ15の回転速度等を設定する。
〔自動モードにおける撹拌粉砕処理の実行〕
上記したような自動運転モードでの設定処理が終了したのちに、撹拌粉砕処理を実行するときは、粉砕容器6内に被処理物(玄米と所定量の水)を投入する。尚、投入される玄米は、所定の浸漬時間が経過する間、水に浸漬されたのちに、粉砕容器6に供給される。被処理物の投入が終了すると、蓋体6Bを閉じてロック具9により閉状態でロックする。添加剤を供給する場合には、添加剤供給部30の貯留タンク31に添加剤(米油)を投入して貯留する。
次に、図5に示す初期設定画面において、「自動モニター画面指令部」69を操作すると、「自動モニター画面」70に切り換わる。図6に示すように、「自動モニター画面」70では、撹拌粉砕部2の各部の実際の運転状況を画面で表示する。つまり、液晶表示器36は、複数のステップのうちのどのステップの処理を実行しているかを表示するとともに、実行しているステップにおける運転残り時間を表示する。添加剤供給処理を実行しているときには、液晶表示器36は、添加剤供給処理を実行している旨を表示するとともに、その処理の残り時間を表示する。さらに、液晶表示器36は、蓋センサ18がオンして蓋体6Bが適切に閉じているか否か、真空ポンプ25、真空弁26、開放弁27等が適正な作動状態であるか否か等の各種の運転状態を表示する。従って、液晶表示器36が、実運転状態を表示する表示手段を構成する。
スタートスイッチ38を押し操作すると、制御装置3は、先ず、真空ポンプ25の作動を開始し、真空弁26を開状態に切り換える。その結果、粉砕容器6の収納空間5の圧力が減圧される。その後、上記したように設定されたステップ毎の設定条件で、カッターモータ13及び掻寄せモータ16を回転させて撹拌粉砕処理を実行する。制御装置3は、撹拌粉砕処理を実行しているとき、「自動モニター画面」70に切り換えられていれば、液晶表示器36に上記したような撹拌粉砕部2の各部の実際の運転状況を画面で表示する。
制御装置3は、撹拌粉砕処理を実行しているとき、温度センサ17にて検出される被処理物の温度が当該ステップに対応する上限温度T1を越えると、ブザー42を鳴動させてそのことを報知するとともに、撹拌粉砕処理を停止させる。この処理が温度上昇抑制処理に対応する。すなわち、カッターモータ13及び掻寄せモータ16の回転を停止させる。そのことにより、被処理物の更なる温度上昇を抑制して、被処理物の粘度が大きくなり過ぎる等の不利を回避する。
撹拌粉砕処理を停止させたのち、被処理物の温度が復帰温度T2まで低下すると、スタートスイッチ38による開始指令に伴って撹拌粉砕処理の運転再開が可能な状態となる。この処理が復帰用処理に相当する。この状態で作業者がスタートスイッチ38を押し操作すると、制御装置3は、カッターモータ13及び掻寄せモータ16を回転させて撹拌粉砕処理を再開する。尚、撹拌粉砕処理を実行しているときに、被処理物の温度が上限温度T1を越えていなくても、ストップスイッチ39が押し操作されると、制御装置3は撹拌粉砕処理を停止する。その後、スタートスイッチ38が押し操作されると、制御装置3は撹拌粉砕処理を再開する。
制御装置3は、添加剤供給処理が設定されているステップにおいては、添加剤供給弁33を開状態に切り換えて、貯留タンク31に貯留されている添加剤(米油)を粉砕容器6内に供給する。このような添加剤供給処理を実行しているときは、「自動モニター画面」69において、液晶表示器36は、添加剤供給処理を実行している旨を表示するとともに、その処理の残り時間を表示する。設定された時間が経過すると、添加剤供給弁33を閉状態に切り換えて添加剤供給処理を実行している旨の表示を終了する。
制御装置3は、運転を開始したのちに、蓋センサ18にて蓋体6Bが開いたことが検出された場合や、非常停止スイッチ41が押し操作された場合には、ブザー42を鳴動させてそのことを報知するとともに、撹拌粉砕処理を停止する。その後、リセットスイッチ40を押し操作してブザー42の作動を停止させる。この場合は、異常な動作であるから、適切な措置を講じて次の処理に移行することになる。
制御装置3は、複数のステップの夫々についての撹拌粉砕処理及び所定のステップにおける添加剤供給処理が設定された手順に従って実行し、全てのステップにおける撹拌粉砕処理が終了すると、真空ポンプ25の作動を停止し、真空弁26を閉状態に切り換え、開放弁27を開状態に切り換えて、粉砕容器6の収納空間5を初期圧としての大気圧に戻す。そして、ブザー42を鳴動させるとともに、支柱73を介して高い位置に設けられた報知ランプ74を点灯させて、そのことを報知する。
作業者は、リセットスイッチ40を操作してブザー42の鳴動を停止したのちに、ロックを解除して蓋体6Bを開ける。
〔排出処理〕
次に、図5に示す初期設定画面において、「タンク傾斜モード指令部」71を操作して、「タンク傾斜操作指令用画面」72に切り換える。図示はしていないが、この「タンク傾斜操作指令用画面」72では、タンク傾斜を指令する指令部とタンク戻しを指令する指令部とがあり、粉砕容器6を縦向き姿勢から横倒れ姿勢へ姿勢変更させること、及び、粉砕容器6を横倒れ姿勢から縦向き姿勢へ姿勢変更させることが可能である。
タンク傾斜モードでは、上記した足踏み式のタンク傾斜スイッチ23及びタンク戻しスイッチ24の操作によっても、粉砕容器6を姿勢変更させることができる。粉砕容器6が横倒れ姿勢に切り換わった状態で、作業者が被処理物を外方に排出させることができる。排出が終了した後は、粉砕容器6を縦姿勢に戻して作業を終了する。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、制御装置3が、温度上昇抑制処理として撹拌粉砕処理を停止する構成としたが、この構成に代えて、温度上昇抑制処理として撹拌粉砕処理の速度を低減させるように、カッターモータ13の運転状態を制御する構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、制御装置3が、温度センサ17の検出値が上限温度T1を越えると、温度上昇抑制処理を実行する構成としたが、この構成に代えて、温度センサ17の検出値が上限温度T1を越えると、報知手段(ブザーあるいは報知ランプ等)による報知処理を実行するものでもよい。この構成では、作業者が手動でカッターモータ13の運転状態を変更することで対応できる。
(3)上記実施形態では、上昇判定用の設定温度としての上限温度T1を変更設定可能な構成としたが、上限温度T1が所定の温度で一定に維持される構成でもよい。
(4)上記実施形態では、下降判定用の設定温度としての復帰温度T2を変更設定可能な構成としたが、復帰温度T2が所定の温度で一定に維持される構成でもよい。
(5)上記実施形態では、上昇判定用の設定温度(上限温度T1)と、下降判定用の設定温度(復帰温度T2)とを各別に設定可能な構成としたが、上昇判定用の設定温度と下降判定用の設定温度とを単一の同一の温度に設定する構成としてもよい。
(6)上記実施形態では、温度センサ17の検出値が下降判定用の設定温度としての復帰温度T2を下回ると、撹拌粉砕手段の運転状態を元の状態に復帰させるための復帰用処理を実行するようにしたが、このような復帰用処理を実行しないようにしてもよい。
(7)上記実施形態では、被処理物の温度が上限温度T1を越えると、温度上昇抑制処理を実行する構成としたが、このような温度の条件に加えて、被処理物の粘度や流動度等の内部品質を計測する計測手段を備え、撹拌粉砕を実行しているときに、計測手段にて計測される被処理物の内部品質が設定値を超えると、温度上昇抑制処理(撹拌粉砕処理の停止、撹拌粉砕処理の速度の低減等)を実行するようにしてもよい。
(8)上記実施形態では、被処理物が収納されている収納空間5を予め減圧状態にした状態で撹拌粉砕を実行するようにしたが、収納空間5を減圧状態にすることなく、撹拌粉砕を実行するようにしてもよい。
(9)上記実施形態では、粉砕容器6の外周部には、特別な装置は設けていないが、この構成に代えて、例えば、粉砕容器6の外周部を水等の液体を収納可能な貯留部にて覆うようにして、貯留部に高温の液体を入れて粉砕容器6を加熱させる構成としたり、貯水部に低温の液体を入れて粉砕容器6を冷却させる構成としてもよい。そして、被処理物の温度等に応じて、液体の供給状態を調整するようにしてもよい。
(10)上記実施形態では、撹拌粉砕を実行しているときに、収納空間5に副材料(添加剤)を供給する副材料供給手段としての添加剤供給部30が備えられる構成としたが、このような添加剤供給部30を備えていない構成としてもよい。
(11)上記実施形態では、撹拌容器6の蓋体6Bを閉じたのち、スタートスイッチ38を押し操作することにより、撹拌容器6の収納空間5に対する減圧処理が開始されるようにしたが、この構成に代えて、撹拌容器6の蓋体6Bを閉じられたことが検出される、自動的に撹拌容器6の収納空間5に対する減圧処理が開始される構成としてもよい。又、蓋体6Bを開ける操作を検知するセンサを設けて、蓋体6Bを開ける操作が行われると、自動的に減圧処理を解除するようにしてもよい。
(12)上記実施形態では、撹拌容器6から被処理物が取り出されると、複数のステップの夫々における一連の処理が終了すると、自動制御が終了するものとしたが、例えば、撹拌容器6に対する洗浄水の供給装置を備えて、複数のステップの夫々における処理が終了したのちに、洗浄水を自動供給してカッターブレード11を回転させて撹拌容器6の内部を洗浄する処理工程を自動で行うようにしてもよい。
(13)上記実施形態では、被処理物として玄米を用いたが、玄米に限らず、白米を用いてもよい。
(14)上記実施形態では、添加剤として米油を用いたが、米油に限らず、他の種類の油脂成分であってもよい。
(15)上記実施形態では、玄米が所定の浸漬時間が経過する間、水に浸漬されたのちに撹拌粉砕部2に供給されるものであり、浸漬時間の長さにかかわらず、運転条件が同じである構成としたが、この構成に代えて、例えば、浸漬時間の長さに応じて撹拌粉砕を実行するときの運転条件を変更するように構成するものでもよい。
本発明は、例えば米等の被処理物を撹拌粉砕する撹拌粉砕手段を備えた撹拌粉砕処理装置に適用できる。
2 撹拌粉砕手段
3 制御手段
5 収納空間
11 回転刃
17 温度検出手段
30 副材料供給手段
36 表示手段
58 記憶手段
T1 上昇判定用の上限温度
T2 下降判定用の設定温度

Claims (20)

  1. 被処理物を撹拌粉砕する撹拌粉砕手段と、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御する制御手段と、前記撹拌粉砕手段による被処理物の温度を検出する温度検出手段とが備えられ、
    前記制御手段が、前記温度検出手段の検出値が上昇判定用の設定温度を越えると、前記被処理物の温度上昇を抑制する温度上昇抑制処理又は報知手段による報知処理を実行する撹拌粉砕処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記温度上昇抑制処理として、前記撹拌粉砕処理を停止する、又は、撹拌粉砕処理の速度を低減させるように、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御する請求項1に記載の撹拌粉砕処理装置。
  3. 前記上昇判定用の設定温度を変更設定可能である請求項1又は2に記載の撹拌粉砕処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記温度検出手段の検出値が下降判定用の設定温度を下回ると、前記撹拌粉砕手段の運転状態を元の状態に復帰させるための復帰用処理を実行する請求項1から3のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  5. 前記下降判定用の設定温度を変更設定可能である請求項4に記載の撹拌粉砕処理装置。
  6. 前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間内において回転する回転刃を備えている請求項1から5のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  7. 前記撹拌粉砕手段は、前記撹拌粉砕を実行するときの運転条件を複数段階に設定可能であり、各段階毎に前記運転条件として前記回転刃の回転速度を設定可能である請求項6に記載の撹拌粉砕処理装置。
  8. 前記撹拌粉砕手段は、前記撹拌粉砕を実行するときの運転条件を複数段階に設定可能であり、各段階毎に前記運転条件として前記回転刃の連続運転時間を設定可能である請求項6又は7に記載の撹拌粉砕処理装置。
  9. 前記複数段階毎に設定される運転条件を表示する表示手段が備えられている請求項7又は8に記載の撹拌粉砕処理装置。
  10. 前記複数段階毎に、前記撹拌粉砕手段が前記撹拌粉砕を実行するときの実運転状態を表示する表示手段が備えられている請求項7から9のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  11. 前記複数段階毎に設定される運転条件を記憶する記憶手段が備えられている請求項7から10のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  12. 前記制御手段が、前記複数の段階にて設定された運転条件の夫々を所定の順序で実行する状態で前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御する自動運転モードに設定可能である請求項7から11のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  13. 前記自動運転モードの運転内容を記憶する記憶手段が備えられている請求項12に記載の撹拌粉砕処理装置。
  14. 前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間の内部圧力を変更可能であり、
    前記制御手段は、前記被処理物が収納されている収納空間を予め減圧状態にした状態で前記撹拌粉砕を実行し、且つ、前記撹拌粉砕を実行した後に前記収納空間を初期圧に戻す圧力調整処理を実行するように、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御する請求項1から13のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  15. 前記被処理物が少なくとも米と水とを含む請求項1から14のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  16. 前記米が、所定の浸漬時間が経過する間、水に浸漬されたのちに、前記撹拌粉砕手段に供給されるものであり、
    前記撹拌粉砕手段は、前記浸漬時間の長さに応じて前記撹拌粉砕を実行するときの運転条件を変更する請求項15に記載の撹拌粉砕処理装置。
  17. 前記撹拌粉砕手段が前記撹拌粉砕を実行しているときに、前記被処理物が収納されている収納空間に副材料を供給する副材料供給手段が備えられている請求項1から16のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
  18. 前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間内において回転する回転刃を備え、
    前記制御手段は、前記副材料供給手段が前記収納空間に副材料を供給するときに、前記回転刃の回転速度を低減させる又は回転を停止させる請求項17に記載の撹拌粉砕処理装置。
  19. 前記撹拌粉砕手段は、前記被処理物が収納されている収納空間の内部圧力を変更可能であり、
    前記制御手段は、前記副材料供給手段が前記収納空間に副材料を供給するときに、前記被処理物が収納されている収納空間を予め減圧状態にした状態で前記撹拌粉砕を実行するように、前記撹拌粉砕手段の運転状態を制御する請求項17又は18に記載の撹拌粉砕処理装置。
  20. 前記副材料は米油である請求項17から19のいずれか1項に記載の撹拌粉砕処理装置。
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