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JP2018038113A - 無停電切換装置 - Google Patents

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JP2018038113A JP2016166934A JP2016166934A JP2018038113A JP 2018038113 A JP2018038113 A JP 2018038113A JP 2016166934 A JP2016166934 A JP 2016166934A JP 2016166934 A JP2016166934 A JP 2016166934A JP 2018038113 A JP2018038113 A JP 2018038113A
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尚 宮古
基材 南方
Motoki Namikata
基材 南方
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Wataru Sasaki
済 佐々木
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Hasegawa Electric Co Ltd
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Tohoku Electric Power Co Inc
Hasegawa Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】 電流電圧センサおよび電圧センサの取り付け時や取り外し時の作業性を向上させ、制御器の取り付け箇所にも制約を受けることがないようにする。
【解決手段】 商用電源と負荷間の配電線11,12に設けられた区分開閉器13を挟んで、商用電源側の配電線11に取り付けられる電圧センサ14と、負荷側の配電線12に取り付けられる電圧センサ15と、区分開閉器13以降の負荷に電力を一時的に供給する移動電源車16の発電装置17と、商用電源側の電圧センサ14および負荷側の電圧センサ15の検出信号に基づいて、商用電源と発電装置17との同期をとった上で、商用電源と発電装置17との異電源間で無停電にて電力を切り換え制御する制御器18とを備え、商用電源側の電圧センサ14および負荷側の電圧センサ15は、制御器18と無線でデータ伝送する無線通信部と、商用電源と発電装置17との同期をとるための基準信号をGPS同期信号に基づいて生成するGPS受信部とが内蔵されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商用電源を持つ配電線の一部区間で停電工事を実施する場合、配電線の区分開閉器を使用して商用電源と発電装置との異電源間で無停電切換を行う無停電切換装置に関する。
商用電源を持つ配電線の一部区間で停電工事を実施する場合においては、停電工事区間以降の負荷に電力を一時的に供給するために、発電装置を持つ移動電源車を配置し、商用電源と移動電源車の発電装置との異電源間で無停電切換を行う無停電切換装置を利用している(例えば、特許文献1参照)。この無停電切換装置では、停電工事期間中、移動電源車の発電装置により負荷に無停電で電力を供給するようにしている。
特許文献1に開示された無停電切換装置は、図5に示すように、商用電源と負荷間の配電線111,112に設けられた柱上の区分開閉器113を挟んで、商用電源側の配電線111に取り付けられる電流電圧センサ114と、負荷側の配電線112に取り付けられる電圧センサ115と、商用電源側の電流電圧センサ114および負荷側の電圧センサ115の検出信号に基づいて、商用電源と移動電源車116の発電装置117との異電源間で無停電にて電力を切り換え制御する制御器118とで主要部が構成されている。
商用電源側の配電線111で停電工事を実施するに際して、電流電圧センサ114を商用電源側の配電線111の2つの相に取り付けると共に、電圧センサ115を負荷側の配電線112の2つの相に取り付ける。また、区分開閉器113が設けられた電柱119に制御器118を取り付ける。商用電源側の電流電圧センサ114と制御器118とをケーブル120で接続すると共に、負荷側の電圧センサ115と制御器118とをケーブル121で接続する。このように、電流電圧センサ114および電圧センサ115と制御器118とを有線で接続することから、制御器118をアース接続する必要がある。
一方、電柱119に設置された制御器118の周辺に移動電源車116を配置する。この移動電源車116と制御器118との間は、無線でデータおよび指令が送受信される。また、この移動電源車116の発電装置117は、遮断器(図示せず)を介して高圧ケーブル122で負荷側の配電線112に接続されている。
区分開閉器113を開成することにより商用電源側の配電線111で停電工事を実施する場合、停電工事中、高圧ケーブル122を介して負荷側の配電線112に移動電源車116の発電装置117により電力を一時的に供給する。その停電工事の終了後、区分開閉器113を閉成するに先立って、商用電源の電圧位相と発電装置117の電圧位相とを合わせるため、商用電源と発電装置117との同期をとる必要がある。この商用電源と発電装置117との同期をとるため、無停電切換装置を使用する。
この無停電切換装置では、商用電源側の電流電圧センサ114により検出された電圧信号と、負荷側の電圧センサ115により検出された電圧信号とを有線で制御器118に送信し、商用電源側の電流電圧センサ114からの電圧信号と負荷側の電圧センサ115からの電圧信号に基づいて、制御器118にて両電圧信号の位相差を演算処理する。この制御器118で得られた位相差信号を無線で移動電源車116に送信する。移動電源車116では、制御器118からの位相差信号に基づいて発電装置117の電圧を商用電源の電圧に位相合わせする。
この移動電源車116での位相合わせにより、商用電源と移動電源車116の発電装置117との同期がとれると、制御器118から出力される同期信号に基づいて作業者が区分開閉器113を手動で閉成する。この区分開閉器113の閉成により、移動電源車116では、遮断器を開成して負荷側の配電線112への電力供給を終了する。
なお、従来の無停電切換装置では、商用電源と移動電源車116の発電装置117との同期をとるに際して、発電装置117の発電容量が十分であるか否かを判断するため、制御器118において、商用電源側の電流電圧センサ114から出力される電流値および電圧値、電流位相および電圧位相に基づいて、商用電源の電力量および力率を演算するようにしている。
このように、商用電源の電力量および力率を演算するために必要な検出手段として、電流センサと電圧センサとを一体化した電流電圧センサ114を使用している。これにより、商用電源側の配電線111に取り付ける電流電圧センサ114と制御器118とを有線で接続するためのケーブル120の本数を少なくしている。
商用電源側の電流電圧センサ114および負荷側の電圧センサ115と制御器118とを有線で接続しているため、電流電圧センサ114は、図6に示すように、電流信号および電圧信号を検出する検出部123と、電流信号および電圧信号を制御器118へ送信する送信部125とを、光変換部127により電気的に絶縁した構造を具備する。同様に、電圧センサ115は、図7に示すように、電圧信号を検出する検出部124と、電圧信号を制御器118へ送信する送信部126とを、光変換部128により電気的に絶縁した構造を具備する。
以上のように、電気的な絶縁構造を具備することから、電流電圧センサ114および電圧センサ115では、検出部123,124を駆動するための検出部電源129,130(バッテリ)と、送信部125,126を駆動するための送信部電源(図示せず)とを別々に必要としている。
検出部電源129,130は、電流電圧センサ114および電圧センサ115に内蔵されており、手動スイッチ131,132により検出部123,124に動作電圧を供給する。一方、送信部電源は、制御器118に内蔵されており、電流電圧センサ114および電圧センサ115に有線で接続されたケーブル120,121(図5参照)を介して送信部125,126に動作電圧を供給する。
特開2006−33921号公報
ところで、特許文献1で開示された従来の無停電切換装置では、前述したように、商用電源側の配電線111に取り付けられる電流電圧センサ114、および負荷側の配電線112に取り付けられる電圧センサ115と、電柱119の下部に設置される制御器118とを有線で接続している。
これら配電線111,112と電柱119の下部との間には、樹木や家屋などの構築物が存在する。そのため、電流電圧センサ114および電圧センサ115と制御器118とを有線で接続するためのケーブル120,121を引き回す際に、樹木や構築物が障害となってケーブル120,121の引き回しが困難になることがある。
このように、ケーブル120,121の引き回しが困難であると、電流電圧センサ114および電圧センサ115の取り付け時や取り外し時の作業性が悪いというのが現状であった。また、電流電圧センサ114および電圧センサ115と制御器118とを有線で接続していることから、制御器118の取り付け箇所にも制約を受ける場合があった。
また、電流電圧センサ114および電圧センサ115とケーブル120,121との接続が不十分であると、そのケーブル120,121の重量で電流電圧センサ114および電圧センサ115からケーブル120,121が外れる危険性がある。これを防止するためには、ケーブル120,121を電流電圧センサ114および電圧センサ115に強固に取り付ける必要があり、この点でも作業性が低下するおそれがあった。
そこで、本発明は、前述の改善点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、電流電圧センサおよび電圧センサの取り付け時や取り外し時の作業性を向上させ、制御器の取り付け箇所にも制約を受けることがないようにし得る無停電切換装置を提供することにある。
本発明に係る無停電切換装置は、商用電源と負荷間の配電線に設けられた区分開閉器を挟んで、商用電源側の配電線に取り付けられる電圧センサと、負荷側の配電線に取り付けられる電圧センサと、区分開閉器以降の負荷に電力を一時的に供給する移動用発電装置と、商用電源側の電圧センサおよび負荷側の電圧センサの検出信号に基づいて、商用電源と移動用発電装置との同期をとった上で、商用電源と移動用発電装置との異電源間で無停電にて電力を切り換え制御する制御器とを備えた構成を前提とする。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、以下の点を特徴とする。つまり、商用電源側の電圧センサおよび負荷側の電圧センサは、制御器と無線でデータ伝送する無線通信部と、商用電源と移動用発電装置との同期をとるための基準信号をGPS同期信号に基づいて生成するGPS受信部とが内蔵されている。
本発明の無停電切換装置では、無線通信部により、商用電源側の電圧センサおよび負荷側の電圧センサと制御器とを無線で接続することにより、電圧センサと制御器との間で、従来のようなケーブルの引き回しが不要となる。このことから、電圧センサの取り付け時や取り外し時の作業性が大幅に向上する。また、制御器の取り付け箇所に制約を受けることがない。
また、この無停電切換装置では、GPS受信部により、商用電源と移動用発電装置との同期をとるための基準信号をGPS同期信号に基づいて生成するようにしている。この基準信号を利用することで、商用電源側の電圧センサと負荷側の電圧センサから無線で送信される両電圧位相に基づいて、商用電源と移動用発電装置との正確な電圧位相差を生成することができる。
本発明において、商用電源側の電圧センサおよび負荷側の電圧センサは、電圧検出レベルに応じて内部スイッチを自動的にONすることにより動作電圧を供給する単一の電源部が内蔵されている構成が望ましい。このような構成を採用すれば、電圧センサの軽量コンパクト化が図れると共に、電圧センサに省電力機能を持たせることもできる。
本発明において、商用電源側の電圧センサおよび負荷側の電圧センサは、GPS受信部から出力される基準信号に基づいて、商用電源の電圧位相および移動用発電装置の電圧位相を算出する演算処理部が内蔵されている構成が望ましい。このような構成を採用すれば、商用電源の電圧位相および移動用発電装置の電圧位相を無線で制御器にデータ伝送することが可能となる。
本発明において、商用電源側の配電線に取り付けられる電流センサを電圧センサと別体で備え、電流センサは、制御器と無線でデータ伝送する無線通信部と、商用電源の電流と電圧との同期をとるための基準信号をGPS同期信号に基づいて生成するGPS受信部とが内蔵されている構成が望ましい。このような構成を採用すれば、常時必要としない電流センサを常時必要とする電圧センサと分離することで、電流センサと電圧センサの取り付け時および取り外し時の作業性が向上する。
本発明によれば、無線通信部により、商用電源側の電圧センサおよび負荷側の電圧センサと制御器とを無線で接続することにより、電圧センサの取り付け時や取り外し時の作業性が大幅に向上し、制御器の取り付け箇所も制約を受けることがない。
また、GPS受信部により、商用電源と移動用発電装置との同期をとるための基準信号を利用することで、商用電源と移動用発電装置との正確な電圧位相差を得ることができ、商用電源と移動用発電装置との位相合わせの信頼性が大幅に向上する。
本発明の実施形態で、無停電切換装置を示す概略構成図である。 図1の電圧センサを示す回路構成ブロック図である。 図2のGPS受信部および演算処理部における入出力信号を示す波形図である。 図1の電流センサを示す回路構成ブロック図である。 従来の無停電切換装置を示す概略構成図である。 図5の電流電圧センサを示す回路構成ブロック図である。 図5の電圧センサを示す回路構成ブロック図である。
本発明に係る無停電切換装置の実施形態について、図面を参照しながら詳述する。この無停電切換装置は、商用電源を持つ配電線の一部区間で停電工事を実施する場合において、停電工事区間以降の負荷に電力を一時的に供給する発電装置を持つ移動電源車を配置し、商用電源と移動電源車の発電装置との異電源間で無停電切換を行うものである。
この実施形態の無停電切換装置は、図1に示すように、商用電源と負荷間の配電線11,12に設けられた柱上の区分開閉器13を挟んで、商用電源側の配電線11に取り付けられる電流センサ20および電圧センサ14と、負荷側の配電線12に取り付けられる電圧センサ15と、商用電源側の電圧センサ14および負荷側の電圧センサ15の検出信号に基づいて、商用電源と移動電源車16の発電装置17(移動用発電装置)との異電源間で無停電にて電力を切り換え制御する制御器18とで主要部が構成されている。
商用電源側の配電線11で停電工事を実施するに際して、電圧センサ14を商用電源側の配電線11の2つの相に取り付けると共に、電圧センサ15を負荷側の配電線12の2つの相に取り付ける。また、必要に応じて、電流センサ20を商用電源側の配電線11の1つの相に取り付ける。これら電圧センサ14,15および電流センサ20は、その先端に設けられたクリップ式取り付け部により配電線11,12に取り付けられる。また、電圧センサ14,15および電流センサ20の取り付けは、作業者が絶縁操作棒を使用して行われる。
また、区分開閉器13が設けられた電柱19の下部に制御器18を取り付ける。商用電源側の電圧センサ14および電流センサ20と制御器18とを無線で接続すると共に、負荷側の電圧センサ15と制御器18とを無線で接続する。このように、電流センサ20および電圧センサ14,15と制御器18とを無線で接続することにより、制御器18のアース接続が不要となる。このように、制御器18のアース接続が不要となることから、制御器18を設置する上で作業性の向上が図れる。
一方、電柱19に設置された制御器18の周辺に移動電源車16を配置する。この移動電源車16と制御器18との間は、無線でデータおよび指令が送受信される。この移動電源車16の発電装置17は、遮断器(図示せず)を介して高圧ケーブル22で負荷側の配電線12に接続されている。
区分開閉器13を開成することにより商用電源側の配電線11で停電工事を実施する場合、停電工事中、高圧ケーブル22を介して負荷側の配電線12に移動電源車16の発電装置17により電力を一時的に供給する。その停電工事の終了後、区分開閉器13を閉成するに先立って、商用電源の電圧位相と発電装置17の電圧位相とを合わせるため、前述の無停電切換装置により、商用電源と発電装置17との同期をとる。
つまり、この無停電切換装置において、商用電源側の電圧センサ14では、検出された電圧信号に基づいて商用電源の電圧位相を演算処理する。また、負荷側の電圧センサ15では、検出された電圧信号に基づいて移動電源車16の発電装置17の電圧位相を演算処理する。商用電源側の電圧センサ14で得られた商用電源の電圧位相と、負荷側の電圧センサ15で得られた発電装置17の電圧位相を無線で制御器18に送信する。
制御器18では、商用電源の電圧位相と発電装置17の電圧位相に基づいて商用電源と発電装置17との電圧位相差を演算処理し、その電圧位相差を無線で移動電源車16に送信する。移動電源車16では、制御器18で得られた電圧位相差に基づいて発電装置17の電圧を商用電源の電圧に位相合わせする。
この移動電源車16での位相合わせにより、商用電源と発電装置17との同期がとれると、制御器18から出力される同期信号に基づいて作業者が区分開閉器13を手動で閉成する。この区分開閉器13の閉成により、移動電源車16では、遮断器を開成して負荷側の配電線12への電力供給を終了する。
この実施形態では、商用電源の電圧位相を商用電源側の電圧センサ14で演算処理し、負荷側の電圧位相を負荷側の電圧センサ15で演算処理し、商用電源の電圧位相と発電装置17の電圧位相とをそれぞれの電圧センサ14,15から無線で制御器18へ送信するため、商用電源側の電圧センサ14と負荷側の電圧センサ15とは、以下の構成を具備する。なお、商用電源側の電圧センサ14と負荷側の電圧センサ15とは、同一構成であるため、図2を用いて共通して説明する。
商用電源側および負荷側の電圧センサ14,15は、図2に示すように、配電線11,12に接触する電極41に接続された電圧検出部42と、その電圧検出部42の出力側に接続された演算処理部43と、その演算処理部43の入力側に接続されたGPS受信部44と、演算処理部43の出力側に接続された無線通信部45と、電圧検出部42、演算処理部43、GPS受信部44および無線通信部45に内部スイッチ46を介して接続された電源部47(バッテリ)とで構成されている。
電圧検出部42は、商用電源側および負荷側の配電線11,12に印加された電圧信号を検出する。GPS受信部44は、図3に示すように、協定世界時(UTC)に同期したGPS同期信号(1秒パルス)を周波数変換(1Hz→10Hz)して基準信号(0.1秒パルス)を生成する。このように、1秒パルスを0.1秒パルスに変更することで、処理の高速化が図れて商用電源と発電装置17とを高精度で同期させることができる。なお、GPS同期信号をそのまま基準信号としてもよく、周波数変換は任意である。また、この実施形態では、1Hz→10Hzの周波数変換を行っているが、その変換率も任意である。
演算処理部43は、電圧検出部42で検出された電圧信号を波形整形して矩形波信号を生成する。この演算処理部43では、GPS受信部44から出力される基準信号から電圧信号の波形立ち上がりまでの時間T1と、電圧信号の波形立ち上がりから次の波形立ち上がりまでの時間T2とに基づいて、商用電源の電圧位相および発電装置17の電圧位相を演算処理する(電圧位相=T1×360°÷T2)。例えば、T1が15ms、T2が20msであれば、電圧位相は、15ms×360°÷20ms=270°となる。
無線通信部45は、演算処理部43で得られた商用電源の電圧位相および発電装置17の電圧位相を無線で制御器18に送信する。この無線送信は、一般的な通信方式を採用することが可能である。以上のようにして、無線通信部45では、0.1秒ごとに電圧位相が送信され、GPS同期信号の1秒ごとに自動補正が実行される。なお、制御器18には、商用電源側および負荷側の電圧センサ14,15の無線通信部45から送信されてきた電圧位相を受信するための無線通信部(図示せず)が設けられている。
この無停電切換装置では、以上のような構成を具備した商用電源側および負荷側の電圧センサ14,15を使用することにより、それぞれの電圧センサ14,15の無線通信部45から電圧位相を無線で制御器18にデータ伝送することで、電圧センサ14,15と制御器18との間で、従来のようなケーブル120,121(図5参照)の引き回しが不要となる。これら配電線11,12と電柱19の下部との間に樹木や家屋などの構築物が存在しても、それらの樹木や構築物が障害となることはない。このことから、電圧センサ14,15の取り付け時や取り外し時の作業性が大幅に向上する。また、制御器18の取り付け箇所に制約を受けることがない。
また、この無停電切換装置では、GPS受信部44により、商用電源と発電装置17との同期をとるための基準信号をGPS同期信号に基づいて生成するようにしている。このGPS同期信号に基づく基準信号を利用することで、商用電源側の電圧センサ14と負荷側の電圧センサ15にて正確な電圧位相が得られる。その結果、制御器18で得られた電圧位相差に基づいて、商用電源の電圧と発電装置17の電圧とを精度よく同期させることができる。
さらに、商用電源側の電圧センサ14および負荷側の電圧センサ15は、GPS受信部44から出力される基準信号に基づいて、商用電源の電圧位相および発電装置17の電圧位相を計算する演算処理部43を内蔵している。これにより、商用電源の電圧位相と発電装置17の電圧位相とを無線で制御器18にデータ伝送することができる。その結果、制御器18では、商用電源の電圧位相および発電装置17の電圧位相を計算するための演算処理部が不要となり、回路構成の簡略化が図れる。
ここで、無停電切換装置では、商用電源と移動電源車16の発電装置17との同期をとるために、商用電源側の電圧センサ14と負荷側の電圧センサ15とは常時必要とする。一方、商用電源と発電装置17との同期をとるに際して発電装置17の発電容量が十分であるか否かを判断することが必要な場合がある。この場合、電流センサ20を商用電源側の配電線11に取り付けている。
電流センサ20は、図4に示すように、配電線11に取り付けられるクランプCT51に接続された電流検出部52と、その電流検出部52の出力側に接続された演算処理部53と、その演算処理部53の入力側に接続されたGPS受信部54と、演算処理部53の出力側に接続された無線通信部55と、電流検出部52、演算処理部53、GPS受信部54および無線通信部55に手動スイッチ56を介して接続された電源部57(バッテリ)とで構成されている。
電流検出部52は、商用電源側の配電線11に流れる電流信号を検出する。GPS受信部54は、商用電源の電流と電圧との同期をとるため、GPS同期信号(1秒パルス)を周波数変換して基準信号(0.1秒パルス)を生成する。このGPS受信部54では、前述の電圧センサ14のGPS受信部44における周波数変換の変換率を一致させておく必要がある。
演算処理部53は、電流検出部52で検出された電流信号を波形整形して矩形波信号を生成する。この演算処理部53では、GPS受信部54から出力される基準信号から電流信号の波形立ち上がりまでの時間と、電流信号の波形立ち上がりから次の波形立ち上がりまでの時間とに基づいて、商用電源の電流位相を演算処理する。この電流位相の演算処理は、前述の電圧センサ14の演算処理部43における電圧位相の演算処理と同様である。以上のようにして、電圧センサ14で検出された電圧位相と同期した電流位相が電流センサ20によって検出される。
無線通信部55は、演算処理部53で得られた電流位相および電流値を無線で制御器18に送信する。なお、制御器18には、この電流センサ20の無線通信部55から送信されてきた電流位相および電流値を受信するための無線通信部(図示せず)が設けられている。
以上のようにして、商用電源側の電流センサ20で得られた商用電源の電流値および電流位相を無線で制御器18に送信する。制御器18では、商用電源の電流値と既知の対地間電圧あるいは相間電圧とから電力量を演算処理すると共に、商用電源の電流位相と商用電源側の電圧センサ14で得られた商用電源の電圧位相とから力率を演算処理する。これら電力量および力率は、制御器18で表示されると共に、無線で移動電源車16に送信され、その移動電源車16でも表示される。
従来の無停電切換装置では、電流電圧センサ114と制御器118とを有線で接続していたことから(図5参照)、ケーブル120の本数を少なくするため、電流センサと電圧センサとを一体化していた。これに対して、この実施形態の無停電切換装置では、電流センサ20と制御器18とを無線で接続していることから、商用電源の電力量および力率を演算処理するために必要な検出手段として、電圧センサ14と別体の電流センサ20を使用することが可能となる。このように、常時必要としない電流センサ20を常時必要とする電圧センサ14と分離することで、電流センサ20と電圧センサ14の取り付け時および取り外し時の作業性が向上する。
以上で説明した電圧センサ14,15は、検出レベルに応じて内部スイッチ46を自動的にONすることにより、電圧検出部42、演算処理部43、GPS受信部44および無線通信部45に動作電圧を供給する単一の電源部47を有する。また、電流センサ20は、スイッチ56を手動でONすることにより、電流検出部52、演算処理部53、GPS受信部54および無線通信部55に動作電圧を供給する単一の電源部57を有する。
従来の無停電切換装置では、電流電圧センサ114および電圧センサ115と制御器118とを有線で接続していたため、電流電圧センサ114および電圧センサ115の検出部123,124と送信部125,126とを光変換部127,128により電気的に絶縁した構造が必要であった(図6および図7参照)。そのため、検出部電源と送信部電源とを別々に2つ設ける必要があった。これに対して、この実施形態の無停電切換装置では、電圧センサ14,15および電流センサ20と制御器18とを無線で接続することにより、従来のような光変換部127,128による電気的な絶縁構造が不要となるので、1つの電源部47,57で済む。
また、電圧センサ14,15の電源部47では、電圧検出部42での検出レベルが所定値以上となった必要時のみに内部スイッチ46をオンすることにより、電圧検出部42、演算処理部43、GPS受信部44および無線通信部45に動作電圧を供給するようにしている。このように、電圧検出時以外では電源がOFFしているため、電圧センサ14,15に省電力機能を持たせることができる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
11,12 配電線
13 区分開閉器
14,15 電圧センサ
17 移動用発電装置(移動電源車の発電装置)
18 制御器
20 電流センサ
43,53 演算処理部
44,54 GPS受信部
45,55 無線通信部
46 内部スイッチ
47 電源部

Claims (4)

  1. 商用電源と負荷間の配電線に設けられた区分開閉器を挟んで、商用電源側の前記配電線に取り付けられる電圧センサと、負荷側の前記配電線に取り付けられる電圧センサと、前記区分開閉器以降の負荷に電力を一時的に供給する移動用発電装置と、商用電源側の前記電圧センサおよび負荷側の前記電圧センサの検出信号に基づいて、前記商用電源と前記移動用発電装置との同期をとった上で、商用電源と移動用発電装置との異電源間で無停電にて電力を切り換え制御する制御器とを備え、
    前記商用電源側の電圧センサおよび前記負荷側の電圧センサは、前記制御器と無線でデータ伝送する無線通信部と、商用電源と移動用発電装置との同期をとるための基準信号をGPS同期信号に基づいて生成するGPS受信部とが内蔵されていることを特徴とする無停電切換装置。
  2. 前記商用電源側の電圧センサおよび前記負荷側の電圧センサは、電圧検出レベルに応じて内部スイッチを自動的にONすることにより動作電圧を供給する単一の電源部が内蔵されている請求項1に記載の無停電切換装置。
  3. 前記商用電源側の電圧センサおよび前記負荷側の電圧センサは、前記GPS受信部から出力される基準信号に基づいて、前記商用電源の電圧位相および前記移動用発電装置の電圧位相を算出する演算処理部が内蔵されている請求項1又は2に記載の無停電切換装置。
  4. 前記商用電源側の配電線に取り付けられる電流センサを前記電圧センサと別体で備え、前記電流センサは、前記制御器と無線でデータ伝送する無線通信部と、商用電源の電流と電圧との同期をとるための基準信号をGPS同期信号に基づいて生成するGPS受信部とが内蔵されている請求項1に記載の無停電切換装置。
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