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JP2018036800A - 機器、システム及び制御方法 - Google Patents

機器、システム及び制御方法 Download PDF

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JP2018036800A
JP2018036800A JP2016168564A JP2016168564A JP2018036800A JP 2018036800 A JP2018036800 A JP 2018036800A JP 2016168564 A JP2016168564 A JP 2016168564A JP 2016168564 A JP2016168564 A JP 2016168564A JP 2018036800 A JP2018036800 A JP 2018036800A
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Masahiro Baba
雅博 馬場
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Abstract

【課題】機器の起動が失敗するおそれを低減しつつ、機器が起動するまでの時間が増大することを低減する。
【解決手段】システム9において、機器は、第1電源からの電力供給を受けて負荷部に電力供給する負荷部用電源と、第1電源と負荷部用電源との間に設けられたスイッチと、第1電源からの電力供給が開始されると起動する制御部と、制御部の起動時から負荷部用電源への電力供給開始までの遅延時間を算出するためのパラメータを記憶する記憶部と、を有する。制御部は、パラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように遅延時間を算出し、遅延時間が経過するとスイッチをオン状態に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器、システム及び制御方法に関する。
従来、子局給電装置に接続される子局毎に、識別番号に応じた遅延時間を設定し、子局給電装置が給電を行った時点から当該遅延時間が経過したときに各子局内のスイッチをONにするシステムが知られている(例えば、特許文献1)。これにより、各子局は順次起動される。
特開2006−345608号公報
上記特許文献1では、子局が追加されるとともに遅延時間のパターンが増えるため、全ての子局が起動するまでに要する時間が長くなる。これを回避するために最大の遅延時間を制限すると、複数の子局で遅延時間が一致するおそれがある。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、機器の起動が失敗するおそれを低減しつつ、機器が起動するまでの時間が増大することを低減することができる機器、システム及び制御方法を提供することにある。
本発明の一実施形態に係る機器は、第1電源からの電力供給を受けて負荷部に電力供給する負荷部用電源と、前記第1電源と前記負荷部用電源との間に設けられたスイッチと、前記第1電源からの電力供給が開始されると起動する制御部とを有する。本発明の一実施形態に係る機器は更に、該制御部の起動時から前記負荷部用電源への電力供給開始までの遅延時間を算出するためのパラメータを記憶する記憶部を有する。前記制御部は、前記パラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように前記遅延時間を算出し、前記遅延時間が経過すると前記スイッチをオン状態に設定する。
また、本発明の一実施形態に係る制御方法は、第1電源からの電力供給を受けて負荷部に電力供給する負荷部用電源と、前記第1電源と前記負荷部用電源との間に設けられたスイッチと、前記第1電源からの電力供給が開始されると起動する制御部と、該制御部の起動時から前記負荷部用電源への電力供給開始までの遅延時間を算出するためのパラメータを記憶する記憶部と、を有する機器における制御方法である。本発明の一実施形態に係る制御方法は、前記パラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように前記遅延時間を算出するステップと、前記遅延時間が経過すると前記スイッチをオン状態に設定するステップと、を有する。
また、本発明の一実施形態に係るシステムは、複数の機器と第1電源とを有する。前記複数の機器のそれぞれは、前記第1電源からの電力供給を受けて負荷部に電力供給する負荷部用電源と、前記第1電源と前記負荷部用電源との間に設けられたスイッチと、前記第1電源からの電力供給が開始されると起動する制御部と、該制御部の起動時から前記負荷部用電源への電力供給開始までの遅延時間を算出するためのパラメータを記憶する記憶部と、を有する。前記制御部は、前記パラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように前記遅延時間を算出し、前記遅延時間が経過すると前記スイッチをオン状態に設定する。
本発明の一実施形態に係る機器、システム及び制御方法によれば、機器の起動が失敗するおそれを低減しつつ、機器が起動するまでの時間が増大することを低減することができる。
本発明の実施形態に係るシステムの機能ブロック図である。 時間と、システムに流れる電流との関係を示す図である。 図1のシステムにおける記憶部が記憶するテーブルの一例である。 図1のシステムにおける記憶部が記憶するテーブルの他の一例である。 図1のシステムにおける機器の遅延時間の算出における各値の一例である。 図1のシステムにおける他の機器の遅延時間の算出における各値の一例である。 図1のシステムにおける更に他の機器の遅延時間の算出における各値の一例である。 図1のシステムにおける制御部の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るシステム9の機能ブロック図である。システム9は複数の機器と第1電源2とを含む電源制御システムである。複数の機器の数は限定されないが、本実施形態では説明の簡便のため、複数の機器とは機器1a、機器1b及び機器1cとして説明する。機器1a、機器1b及び機器1cは同一の機種であってもよいし、異なる機種であってもよい。機器1a、機器1b及び機器1cは、第1電源2に並列に接続される。第1電源2と、機器1a、機器1b及び機器1cとの間の共通ラインには過電流保護装置3が設けられる。図1において電力ラインは実線で示し、制御ライン又は情報伝達ラインは破線で示す。
機器1aは第1電源2から電力供給を受けて駆動する任意の負荷機器であり、例えばエアコン又は冷蔵庫等のモータを含む電気製品である。機器1aはスイッチ11a、負荷部用電源12a、負荷部13a、制御部14a及び記憶部15aを有する。機器1aは、制御部14aの過電流保護装置3側に制御用電源を有し、制御部14aが制御用電源から電力の供給を受けたときに制御部14aを起動するよう構成してもよい。しかしながら本実施形態では、説明の簡便のため制御用電源の説明を省略する。
スイッチ11aは例えばリレー等である。スイッチ11aは過電流保護装置3と負荷部用電源12aとの間に設けられ、制御部14aにより、オン状態とオフ状態とを切り換えて制御される。
負荷部用電源12aは例えば、機器1aの動力用電源であるがこれに限られない。負荷部用電源12aはスイッチ11aと負荷部13aとの間に設けられる。スイッチ11aがオン状態に設定されると負荷部用電源12aは第1電源2から電力供給を受け、負荷部13aに電力供給する。負荷部用電源12aへの電力供給が開始されると、負荷部13aの電源のオン又はオフにかかわらず機器1aには過渡的に突入電流が発生する。スイッチ11aがオフ状態に設定されると負荷部用電源12aへの電力供給は停止される。
負荷部13aは負荷部用電源12aから供給された電力を消費する。図1において負荷部13aは1つのみ記載されているが、負荷部13aの数は限定されない。
制御部14aは、第1電源2からの電力供給が開始されると起動し、機器1aの各機能部をはじめとして機器1aの全体を制御及び管理する。制御部14aは、制御手順を規定したプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサで構成される。当該プログラムは、例えば記憶部15a又は外部の記憶媒体に格納される。
制御部14aは、記憶部15aに記憶されるパラメータに基づいて機器1aの遅延時間を算出する。制御部14aは、制御部14aの起動時から、算出された遅延時間が経過すると、スイッチ11aをオン状態に設定する。この結果、第1電源2から負荷部用電源12aへ電力が供給され、負荷部13aが通電する。詳細は後述する。
記憶部15aは、半導体メモリ又は磁気メモリ等で構成することができ、上述したパラメータ、各種情報、各種データ、及び機器1aを動作させるためのプログラム等を記憶する。記憶部15aは、ワークメモリとしても機能する。記憶部15aは例えば、パラメータとして、機器1aの識別番号、又は機器1aの起動回数(以下、制御部14aの起動回数ともいう)等を記憶する。詳細は後述する。
図1に示す通り、機器1bはスイッチ11b、負荷部用電源12b、負荷部13b、制御部14b及び記憶部15bを有する。機器1cはスイッチ11c、負荷部用電源12c、負荷部13c、制御部14c及び記憶部15cを有する。機器1b及び機器1cの機能ブロック図は機器1aの機能ブロック図と同様であるため、説明を省略する。
第1電源2は、例えば商用系統の停電時の発電装置、又は商用系統等であり、機器1a、機器1b及び機器1cに交流電力を供給する。第1電源2が例えば商用系統の停電時の発電装置である場合、当該発電装置は、パワーコンディショナが複数の直流電流を交流電流に変換して電力制御を行う、いわゆるマルチDCリンクシステムに接続される。ユーザ操作により発電装置が駆動され、パワーコンディショナが自立状態に設定されたときに第1電源2は電力供給を開始し、ユーザ操作により発電装置が停止されたときに第1電源2は電力供給を停止する。他方、第1電源2が例えば商用系統である場合、ユーザ操作によりブレーカがオン状態に設定されたときに第1電源2は電力供給を開始し、ユーザ操作によりブレーカがオフ状態に設定されたとき又は停電したときに第1電源2は電力供給を停止する。
過電流保護装置3は本実施形態において、図1に示す通り、機器1a、機器1a及び機器1cの第1電源2側に接続される。過電流保護装置3は、過電流が流れたと判定したときに、電力ラインを遮断することができる。過電流保護装置3の設置の有無は任意であるが、例えば第1電源2が、最大電流が制限される非常用発電装置である場合には、過電流保護装置3を設けてもよい。
例えば機器1a、機器1b及び機器1cがコンセントに接続された状態で、第1電源2がそれらの機器への電力供給を開始すると、制御部14a、制御部14b及び制御部14cが通電し起動する。このとき、スイッチ11aがオン状態に設定されていると、負荷部用電源12aにも電力が供給され、機器1aには突入電流が流れる。同様に、スイッチ11b及びスイッチ11cがオン状態に設定されていると、それぞれ負荷部用電源12b及び負荷部用電源12cにも電力が供給され、機器1b及び機器1cにも突入電流が流れる。負荷部用電源12a、負荷部用電源12b及び負荷部用電源12cに同時に電力が供給されると、突入電流が合算されるため、システム9には大きな電流が流れる。突入電流の合算値は、並列接続される機器の数が多いほど大きい。負荷部用電源12a、負荷部用電源12b及び負荷部用電源12cに電力が供給された時刻を時刻t1として、そのときの電流を図2の曲線C1に示す。この突入電流が、過電流保護装置3が起動する電流を上回ると、過電流保護装置3が起動して、機器1a、機器1b及び機器1cへの電力供給が停止するおそれがある。
そこで本実施形態のシステム9では、例えば負荷部用電源12a、負荷部用電源12b及び負荷部用電源12cに電力が供給されるタイミングを、図2に示すように例えば、それぞれ時刻t1、時刻t2及び時刻t3としてずらす。この場合にシステム9に流れる電流を図2の曲線C2に示す。これにより、システム9に、過電流保護装置3を起動させる過電流が流れるおそれを低減することができる。
以下、本実施形態における制御方法を詳細に説明する。本実施形態において機器1a、機器1b及び機器1cが実行する処理は同様であるため、以下では説明の簡便のため機器1aが実行する動作を中心に説明する。
ユーザ操作により第1電源2から機器1aへ電力が供給されると、制御部14aが起動する。制御部14aは例えばタイマー等を用いて経過時間のカウントを開始する。制御部14aは記憶部15aから、パラメータとして機器1aの識別番号及び機器1aの起動回数を取得して、取得した値に基づいて機器1aの遅延時間を算出する。
機器1aの識別番号とは、機器1aの製造時に付与された番号であってもよいし、機器1aの製造番号又はシリアル番号であってもよい。識別番号は、図3Aに示すように記憶部15aに記憶される。起動回数も図3Aに示すように記憶部15aに記憶され、初期値は0である。
遅延時間とは、制御部14aに電力が供給されてから、スイッチ11aをオン状態に設定するまでの時間である。遅延時間の算出式は例えば次の通りである。
(遅延時間)=(遅延単位時間)×(ハッシュ演算値を最大遅延係数で除算したときの剰余)
遅延単位時間は、機器間での起動時間の差の最小値として設定され、図3Aに示すように記憶部15aに記憶される。例えば、複数の機器で同時期に突入電流が発生することを防ぐために、機器毎の起動間隔として少なくとも100[ms]が必要であるとき、遅延単位時間は100[ms]として設定される。代替例として遅延単位時間は例えば20[ms]又は40[ms]であってもよい。
ハッシュ演算値は、機器1aの識別番号及び機器1aの起動回数を引数として、異なる引数に対して異なる要約値(出力値)を出力する任意の関数の演算結果である。本実施形態における関数の引数は、一例として、2進数の識別番号と2進数の起動回数とのビットごとの排他論理和である。排他論理和を示すテーブルを図3Bに示す。本実施形態において、一例として要約値は自然数である。異なる引数に対して異なる要約値(出力値)を出力する関数には、例えばMD(Message Digest)5アルゴリズムのようなハッシュ関数が使用できる。
例えば全ての機器の設置時期が同一である場合等、機器1aの起動回数は機器1b又は機器1cの起動回数と同一である可能性がある。そのため、引数として、機器1aの起動回数に加えて、機器毎に異なる識別番号を用いてもよい。
最大遅延係数は、機器1a、機器1b及び機器1cが起動されるまでの時間として許容される任意の最大遅延時間(例えば、2000[ms])を、遅延単位時間で除算した値である。最大遅延係数はユーザが任意に設定可能である。遅延時間の上記算出式において、遅延時間は、遅延単位時間に、ハッシュ演算値を最大遅延係数で除算したときの剰余を乗算したものである。当該剰余は最大遅延係数を下回るため、結果として遅延時間は、許容される最大遅延時間を下回る。最大遅延時間及び最大遅延係数は、図3Aに示すように記憶部15aに記憶される。
図3Aの例では、遅延単位時間、最大遅延係数及び最大遅延時間はそれぞれ100[ms]、20及び2000[ms]である。このため、機器間での遅延時間の差は少なくとも100[ms]であり、全ての機器が起動されるまでに要する時間は2000[ms]を下回る。
本実施形態において、一例として、機器1a、機器1b及び機器1cの遅延時間の初期値は100[ms]とする。制御部14aは、機器1aの起動回数を1だけカウントアップする(すなわち、増加させる)。制御部14aは、カウントアップ後の起動回数を記憶部15a内のテーブルに記憶する。
制御部14aは、制御部14aが起動してから遅延時間である100[ms]が経過すると、スイッチ11aをオン状態に設定する。この結果、負荷部用電源12aは第1電源2から電力供給を受ける。同様に機器1bの制御部14bも、遅延時間である100[ms]が経過するとスイッチ11bをオン状態に設定する。この結果、負荷部用電源12bは第1電源2から電力供給を受ける。同様に、負荷部用電源12cも第1電源2から電力供給を受ける。
各機器の初回の起動時には、各機器の遅延時間は一致するため、突入電流によりシステム9には過電流が発生して、各機器の起動は失敗する。しかしながら本実施形態におけるシステム9では、各機器の遅延時間が仮に一致しても、ユーザ操作により起動をリトライすることが可能であってもよい。ユーザ操作とは例えば、発電装置を駆動する操作、又は、ブレーカをオン状態に設定する操作である。
ユーザ操作により起動がリトライされると、制御部14aは、遅延時間の算出式を用いて機器1aの遅延時間を算出する。このとき算出される各値を図3Cに示す。本実施形態では一例として、機器1aの識別番号はEである。これを2進数で表すと1110である。制御部14aは、2進数の識別番号と2進数の起動回数との排他論理和を算出する。このときの排他論理和を2進数で表すと1111である。制御部14aは2進数の排他論理和を10進数の要約値に変換する。このときの要約値は15である。制御部14aは、遅延単位時間である100[ms]と要約値である15とを乗算することにより、機器1aにつき、遅延時間である1500[ms]を算出する。
同様に、機器1bの制御部14bは機器1bの遅延時間を算出し、機器1cの制御部14cは機器1cの遅延時間を算出する。遅延時間の算出式は機器毎に共通である。このときに算出される各値を図3D及び図3Eに示すが、その算出方法は、制御部14aが実行する算出方法と同様であるため、説明を省略する。算出の結果、機器1bの遅延時間は1200[ms]であり、機器1cの遅延時間は1300[ms]である。したがって、遅延時間は機器毎に異なる。本実施形態によれば、機器同士がネットワークを介して通信を行って遅延時間を調整せずとも、機器毎に遅延時間は異なって算出される可能性が高まり、且ついずれの機器の遅延時間も最大遅延時間を下回る。
制御部14aは、機器1aの起動回数を1だけカウントアップする。
制御部14aは機器1aについて算出した遅延時間が経過すると、スイッチ11aをオン状態に設定する。この結果、負荷部用電源12aは第1電源2から電力供給を受ける。同様に機器1bの制御部14bも、機器1bについて算出した遅延時間が経過するとスイッチ11bをオン状態に設定する。この結果、負荷部用電源12bは第1電源2から電力供給を受ける。同様に、負荷部用電源12cも第1電源2から電力供給を受ける。機器1a、機器1b及び機器1cの遅延時間はそれぞれ異なるため、システム9に過電流は流れず、機器1a、機器1b及び機器1cへの電力供給は継続する。
制御部14aは、負荷部用電源12aへの電力供給を開始すると、経過時間のカウントを開始する。制御部14aは、負荷部用電源12aへの電力供給の開始時から第1の所定時間が経過したか否かを判定する。
第1の所定時間は例えば、仮に負荷部用電源12a、負荷部用電源12b及び負荷部用電源12cに同時に電力が供給された場合に、発生する突入電流によって過電流保護装置3が動作するまでの時間より、長く設定される。過電流保護装置3が動作せずに第1の所定時間が経過したときには、過電流が生じるおそれがない。このため、制御部14aが再度起動されたときに、直近で算出した遅延時間を再度用いてスイッチ11aをオン状態に設定すれば、システム9において過電流が生じるおそれがない。
そこで制御部14aは、第1の所定時間が経過するまで機器1aが継続して起動されていると判定すると、記憶部15aに記憶された起動回数を1だけカウントダウンする(すなわち、減少させる)。これにより制御部14aは、次回の遅延時間の算出において、カウントアップされる前の起動回数を再度用いるため、直近で算出した遅延時間を再度用いることができる。
第1電源2からの電力供給が停止するまで、又は、スイッチ11aをオフ状態にするユーザ操作を受け付けるまで、制御部14aはスイッチ11aをオン状態に維持する。
停電等の理由によって、第1の所定時間が経過する前に第1電源2から制御部14aへの電力供給が停止されると、制御部14aは停止する。この場合、制御部14aは第1の所定時間が経過したか否かを判定しないため、制御部14aは起動回数をカウントダウンせずに維持する。
図4は、機器1aの制御部14aが、第1電源2から電力供給を受けない状態から、受ける状態へ移行したときの動作を示すフローチャートである。機器1bの制御部14b、及び、機器1cの制御部14cも、このフローチャートを同様に実行するが、簡便化のため説明を省略する。
ステップS1にて制御部14aは、第1電源2から電力供給を受けて起動する。ステップS2にて制御部14aは、起動後の経過時間のカウントを開始する。ステップS3にて制御部14aは、記憶部15aから機器1aの識別番号等のパラメータを取得し、当該パラメータに基づいて機器1aの遅延時間を算出する。なお本実施形態において、ステップS3における遅延時間の算出が機器1aの初回の起動時の算出の場合、一例として遅延時間は100[ms]とする。
ステップS4にて制御部14aは、記憶部15aに記憶される、機器1aの起動回数を1だけカウントアップする。ステップS5にて制御部14aは、起動してから、ステップS3で算出した遅延時間が経過したか否かを判定する。
ステップS5でNoのとき制御部14aはステップS5を再度実行する。他方ステップS5でYesのとき、ステップS6にて制御部14aは、スイッチ11aをオン状態に設定して、負荷部用電源12aへの電力供給を開始する。
電力供給を開始すると、ステップS7にて制御部14aは経過時間のカウントを開始する。ステップS8にて制御部14aは、負荷部用電源12aへの電力供給の開始から第1の所定時間が経過するまで制御部14aが継続して起動しているか否かを判定する。第1の所定時間の例は上述の通りであるため、ここでの説明は省略する。
ステップS8でNoのとき制御部14aはステップS8を再度実行する。他方ステップS8でYesのときステップS9にて制御部14aは記憶部15aに記憶される起動回数を1だけカウントダウンする。
本実施形態によれば、制御部14aは、記憶部15aに記憶されたパラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように機器1aの遅延時間を算出し、当該遅延時間が経過するとスイッチ11aをオン状態に設定する。すなわち、機器1aの記憶部15aに記憶される情報を用いて遅延時間を算出するため、他の機器と遅延時間が異なって算出される可能性が高まる。したがって、システム9を流れる過電流により機器1aの起動が失敗することを低減することができる。また、機器1aが起動するまでの時間が増大することを低減することができる。さらに、突入電流が機器の台数分だけ加算されることを想定する必要性が低減されるため、第1電源2が発電装置の場合には当該発電装置の容量を低減することができる。
また本実施形態によれば、パラメータは、機器1aの識別番号、及び、機器1aの起動回数の少なくとも一方を含む。機器1aの識別番号は、機器1b及び機器1cの識別番号と異なる。また、機器1aの起動回数は、機器1b及び機器1cと設置時期が同時期でない限り、機器1b及び機器1cの起動回数と異なる可能性がある。したがって、機器毎に異なる遅延時間を算出することができる可能性を高めることができる。
また本実施形態によれば、パラメータが起動回数を含むとき、制御部14aが当該起動回数をカウントアップする。制御部14aは、遅延時間の経過前に起動回数をカウントアップする。遅延時間の経過後は、制御部14aがスイッチ11aをオン状態に設定するため、偶然に複数の機器間で遅延時間が一致した場合は、制御部14aが停止し起動回数をカウントアップすることができない。したがって、制御部14aが遅延時間の経過前に起動回数をカウントアップすることにより、起動回数のカウントが正確である。
また本実施形態によれば、制御部14aは、負荷部用電源12aへの電力の供給開始から第1の所定時間が経過するまで機器1aが継続して起動されていると判定したとき、起動回数をカウントダウンする。機器1aが継続して起動されている場合、過電流が生じていない可能性が高い。そこで、起動回数をカウントダウンすることにより、制御部14aは次回の遅延時間の算出において、カウントアップされる前の起動回数を再度用いる。したがって直近で算出した遅延時間が再度用いられるため、システム9に過電流が生じるおそれを低減することができる。
また本実施形態によれば、第1の所定時間は、複数の機器が同時に起動された場合に発生する突入電流により、第1電源2側に配置される過電流保護装置3が動作するまでの時間より長く設定される。このため、システム9に過電流が生じるおそれを回避することができる。
本発明の一実施形態を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形又は修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部材、各部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能である。また、本発明を方法の発明として実施するときにも、複数の部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば制御部14aは、機器1aの起動回数のカウントアップを、機器1aの遅延時間の算出前、又は遅延時間の経過後に行ってもよい。
また上記実施形態では、遅延時間の算出に用いるパラメータは機器1aの識別番号及び機器1aの起動回数であるが、当該識別番号及び当該起動回数の少なくとも一方であってもよい。起動回数のみが用いられる場合、制御部14aは、機器1b及び機器1cと通信を行って、機器1aの起動回数が機器1b又は機器1cの起動回数と同一か否かを判定し、それらが異なれば起動回数のみをパラメータとして用いてもよい。
また上記実施形態では、各機器の遅延時間の初期値は100[ms]である。しかしながら制御部14aは、初回の起動時から、遅延時間を当該初期値とせずに、遅延時間の算出式を用いて機器1aについて遅延時間を算出してもよい。制御部14b及び制御部14cについても同様である。
また、本発明の一実施形態に係る制御部14a、制御部14b又は制御部14cをコンピュータで構成することができる。このとき、各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、そのコンピュータの内部又は外部の記憶部に格納し、そのコンピュータの中央演算処理装置(CPU)によってこのプログラムを読み出して実行させることで制御部14a、制御部14b又は制御部14cを実現することができる。また、このようなプログラムは、例えばDVD(Digital Versatile Disc)またはCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の販売、譲渡、貸与等により流通させることができる。また、そのようなプログラムを、例えばネットワーク上にあるサーバの記憶部に記憶しておき、ネットワークを介してサーバから他のコンピュータにそのプログラムを転送することにより、流通させることができる。また、そのようなプログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバから転送されたプログラムを、一旦、自己の記憶部に記憶することができる。また、このプログラムの別の実施態様として、コンピュータが可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。更に、このコンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することとしてもよい。
1a、1b、1c 機器
11a、11b、11c スイッチ
12a、12b、12c 負荷部用電源
13a、13b、13c 負荷部
14a、14b、14c 制御部
15a、15b、15c 記憶部
2 第1電源
3 過電流保護装置
9 システム

Claims (8)

  1. 第1電源からの電力供給を受けて負荷部に電力供給する負荷部用電源と、
    前記第1電源と前記負荷部用電源との間に設けられたスイッチと、
    前記第1電源からの電力供給が開始されると起動する制御部と、
    該制御部の起動時から前記負荷部用電源への電力供給開始までの遅延時間を算出するためのパラメータを記憶する記憶部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記パラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように前記遅延時間を算出し、前記遅延時間が経過すると前記スイッチをオン状態に設定する機器。
  2. 請求項1に記載の機器において、
    前記パラメータは、前記機器の識別番号、及び、前記機器の起動回数の少なくとも一方を含む、機器。
  3. 請求項2に記載の機器において、
    前記パラメータが前記起動回数を含むとき、
    前記制御部は、前記起動回数をカウントアップする、機器。
  4. 請求項3に記載の機器において、
    前記制御部は、前記遅延時間の経過前に前記起動回数をカウントアップする、機器。
  5. 請求項3又は4に記載の機器において、
    前記制御部は、前記負荷部用電源への電力の供給開始から第1の所定時間が経過するまで前記機器が継続して起動されていると判定したとき、前記起動回数をカウントダウンする、機器。
  6. 請求項5に記載の機器において、
    前記第1の所定時間は、複数の機器が同時に起動された場合に発生する突入電流により、前記第1電源側に配置される過電流保護装置が動作するまでの時間より長く設定される、機器。
  7. 第1電源からの電力供給を受けて負荷部に電力供給する負荷部用電源と、
    前記第1電源と前記負荷部用電源との間に設けられたスイッチと、
    前記第1電源からの電力供給が開始されると起動する制御部と、
    該制御部の起動時から前記負荷部用電源への電力供給開始までの遅延時間を算出するためのパラメータを記憶する記憶部と、
    を有する機器における制御方法であって、
    前記パラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように前記遅延時間を算出するステップと、
    前記遅延時間が経過すると前記スイッチをオン状態に設定するステップと、
    を有する制御方法。
  8. 複数の機器と第1電源とを有し、
    前記複数の機器のそれぞれは、
    前記第1電源からの電力供給を受けて負荷部に電力供給する負荷部用電源と、
    前記第1電源と前記負荷部用電源との間に設けられたスイッチと、
    前記第1電源からの電力供給が開始されると起動する制御部と、
    該制御部の起動時から前記負荷部用電源への電力供給開始までの遅延時間を算出するためのパラメータを記憶する記憶部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記パラメータに基づいて、所定の最大遅延時間を下回るように前記遅延時間を算出し、前記遅延時間が経過すると前記スイッチをオン状態に設定する、
    システム。
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