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JP2018033555A - 液状化粧料容器 - Google Patents

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JP2018033555A
JP2018033555A JP2016167436A JP2016167436A JP2018033555A JP 2018033555 A JP2018033555 A JP 2018033555A JP 2016167436 A JP2016167436 A JP 2016167436A JP 2016167436 A JP2016167436 A JP 2016167436A JP 2018033555 A JP2018033555 A JP 2018033555A
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秀夫 澤柳
Hideo Sawayanagi
秀夫 澤柳
布美子 高橋
Fumiko Takahashi
布美子 高橋
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Abstract

【課題】マスカラ、アイライナー、液状口紅、リップグロス等の液状化粧料を収容する液状化粧料容器において、塗布体の抜出時に、容器本体の開口部に内装されるシゴキが、液状化粧料の接着固化により抜け出さないようにする。【解決手段】シゴキの回転抑止手段として、容器本体4の開口部内周面11及び容器本体4の開口部6内に内装されるシゴキ7の中胴部外周面12において刻設するローレット6b、8dが互いに噛合して一体となっている。【選択図】図3

Description


本願発明は、マスカラ、アイライナー、液状口紅、リップグロス等の液状化粧料(以下、「液状化粧料」という。)を収容する液状化粧料容器に関する。

通常、液状化粧料容器は、液状化粧料を収容する容器本体と、先端に塗布部を具える軸部の後端に形成する径大部を有する塗布体を該径大部を嵌合させて固持するキャップとから構成されている。

そして、該容器本体の開口部内には、塗布体の軸部及び塗布部の表面に付着した余分な液状化粧料を掻き落とし、しかも閉栓時の液状化粧料容器内の気密性を保持するためのシゴキを内装している。

ここで、上記液状化粧料容器のシゴキは、軟質樹脂、エラストマー等からなり、容器本体の開口部の開口端に係止されるフランジ部を一方に形成する円筒状の中胴部と、該中胴部の他方において塗布体の軸部や塗布部に密着して余分に付着した液状化粧料を掻き落とせるように、薄肉状であって、中央に有するシゴキ穴に向かってすり鉢形状にしてなる漏斗部とから構成するものである(特許文献1参照)。

ところで、近年、特にマスカラでは、睫毛への密着性、カール効果、及び化粧持ちを向上させるために、マスカラの成分中に接着力の強い樹脂性原料を多く含むものが増えてきた。

そのため、使用後に塗布体を容器本体内に収納する際に、容器本体の開口部に内装されるシゴキのフランジ部に前記接着力の強い樹脂性原料を多く含むマスカラが付着すると、閉栓時において容器本体の開口部の開口端に係止されるシゴキのフランジ部とキャップの内底部とが液状化粧料容器内の気密性を保持するため密着するので、シゴキのフランジ部とキャップの内底部とが接着固化するおそれがある。

その結果、次回使用時に塗布体を容器本体から抜出するためにキャップの螺合を解こうとすると、シゴキには回転力と同時に、上方への引張力が加わり、キャップとともにシゴキが容器本体の開口部内より抜けてしまうことがある。

そこで、容器本体の開口部からシゴキを抜けにくくするために、容器本体の開口部とシゴキの中胴部との嵌合をきつくすることも考えられるが、互いに嵌合する容器本体の開口部又はシゴキの中胴部に対して過度のストレスが加わり、該容器本体の開口部又はシゴキの中胴部のいずれか、或いは両方にクラックや割れ等が生じ易くなって、容器本体及びシゴキのいずれにおいても厳密な部品の寸法管理が必要となる反面、容器本体の開口部とシゴキの中胴部との嵌合をきつくするにも限度があって、十分にシゴキの抜けを防ぐことができないものである。

特表2014−510604号公報

そこで、液状化粧料容器において、塗布体の抜出時に容器本体の開口部に内装されるシゴキが、液状化粧料の接着固化により抜けないようにするものである。

第1の特徴として、

キャップと容器本体から構成され、

該キャップは、先端方向内周面に雌ネジ部を螺設するとともに、軸部先端に塗布部を具える塗布体を有し、

該容器本体は、その内部に液状化粧料を収容し、一体に形成され、外周面に前記キャップの雌ネジ部と螺合する雄ネジ部を螺設する開口部内にシゴキを内装し、

該シゴキは、略円筒状の中胴部の一方に容器本体の開口部の開口端に係止するフランジ部を形成し、他方に中央に有するシゴキ穴に向かって逆円錐形状又はすり鉢形状である薄肉状の漏斗部を形成し、該キャップの内底部とシゴキのフランジ部とは閉栓時に密着可能となるものであって、

該容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で、互いに噛合してシゴキの周面方向への回転を抑止する回転抑止手段を設けてなるものである。

そのため、使用時に容器本体とキャップとの螺合を解くと、前回使用後に容器本体の開口部内に装着されるシゴキのフランジ部とキャップの内底部との間に液状化粧料が付着して接着固化していると、該シゴキはキャップと一体となって開口部内周面方向に空転しながら引き上げられ、容器本体の開口部から抜けてしまうものとなる。

しかしながら、容器本体の開口部内周面とシゴキ外周面との間に設けられる回転抑止手段において互いに噛合しているので、容器本体の開口部に対するシゴキは空転することなく、シゴキと容器本体の開口部とは強固に一体になっているものである。

その結果、キャップを回転させて容器本体とキャップとの螺合を解くと、容器本体の開口部と一体となったシゴキのフランジ部とキャップの内底部との間で接着固化している液状化粧料をキャップの回転が直接作用して剪断するので、シゴキのフランジ部とキャップの内底部とは分離し、シゴキを容器本体の開口部内に留まらせながら、塗布体を抜出することができるものである。

第1の特徴を踏まえて、第2の特徴として、

上記容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で設けられるシゴキの回転抑止手段を、容器本体の開口部内周面及びシゴキの中胴部外周面において、互いに噛合する縦方向に刻設されたローレットとするものである。

そのため、使用時に容器本体とキャップとの螺合を解くと、両者のローレットが互いに噛合しているので、容器本体の開口部に対してシゴキは空転することがなく、シゴキと容器本体の開口部とは強固に一体になっているものである。

その結果、キャップを回転させて容器本体とキャップとの螺合を解くと、容器本体の開口部と一体となったシゴキとキャップの内底部との間で接着固化している液状化粧料に対してキャップの回転が直接作用して剪断するので、シゴキのフランジ部とキャップの内底部とは分離し、シゴキを容器本体の開口部内に留まらせながら、塗布体を抜出することができるものである。

第1の特徴を踏まえて、第3の特徴として、

上記容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で設けられるシゴキの回転抑止手段を、容器本体の開口部内周面及びシゴキの中胴部外周面を互いに合致する正多角形状面とするものである。
そのため、使用時に容器本体とキャップとの螺合を解くと、容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面とを互いに合致する正多角形状面としているので、容器本体の開口部に対してシゴキは空転することはなく、シゴキと容器本体の開口部とは強固に一体になっているものである。

その結果、キャップを回転させて容器本体とキャップとの螺合を解くと、容器本体の開口部と一体となったシゴキとキャップの内底部との間で接着固化している液状化粧料に対してキャップの回転が直接作用して剪断するので、シゴキのフランジ部とキャップの内底部とは分離し、シゴキを容器本体の開口部内に留まらせながら、塗布体を抜出することができるものである。

第1の特徴を踏まえて、第4の特徴として、

上記容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で設けられるシゴキの回転抑止手段を、容器本体の開口部内周面又はシゴキの中胴部外周面のうちいずれか一方に、縦方向の突設された突条縁を、他方に該突条縁と対応して噛合するように凹設された凹条溝としてなるものである。

そのため、一体となっている容器本体の開口部又はシゴキの中胴部において互いに対応して噛合する凹条溝と突条縁とでは、該突条縁の横断面積が大きいので両者の一体性は非常に高くなるものである。

その結果、シゴキとキャップ内の内底部とが接着固化した液状化粧料によって一体化していても、容器本体とキャップとの螺合を解く際にキャップを強く回転させることによって、開口部の内周面に対してシゴキは空転することなく簡易且つ確実に接着固化している液状化粧料を剪断するので、シゴキとキャップの内底部とは分離し、シゴキを容器本体の開口部内に留まらせながら、塗布体を抜出することができるものである。

なお、容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で設けられるシゴキの回転抑止手段を、上記容器本体の開口部内周面及びシゴキの中胴部外周面において、互いに噛合する縦方向に刻設されたローレット、開口部内周面とシゴキ外周面とを互いに合致する正多角形状とすること、又は容器本体の開口部内周面又はシゴキ外周面のうちいずれか一方に、縦方向の突設された突条縁を、他方に該突条縁と対応して噛合する凹設された凹条溝を一体に形成することで、製造部品の管理が容易となり、また液状化粧料容器の製造工程が容易になるので、該液状化粧料容器の製造コストの低減を図ることもできるものである。

本願発明は、閉栓時にキャップ内の内底部と容器本体の開口部内のシゴキのフランジ部とが液状化粧料によって接着固化していても、次回使用時のキャップの回転時において容器本体の開口部内周面及びシゴキ外周面に設けられたシゴキの周面方向への回転を抑止する回転抑止手段によって開口部に対してシゴキは空転することがなく、接着固化した液状化粧料を剪断するので、製造コストの低減を図りつつ、容器本体の開口部内にシゴキを確実に留めて、塗布体を抜出することができる優れた効果を有するものである。

図1は、本願発明の実施例である液状化粧料容器の全体縦断面図である。 図2は、本願発明の実施例である液状化粧料容器の容器本体の全体縦断面図である。 図3(イ)は、本願発明の実施例1である液状化粧料容器におけるシゴキのA−A断面図と一部縦断面図、同図(ロ)は、本願発明の実施例1である液状化粧料容器における容器本体の開口部のB−B断面図と一部縦断面図、さらに同図(ハ)は、容器本体内にシゴキを内装した場合のC−C断面図と一部縦断面図である。 図4(イ)は、本願発明の実施例2である液状化粧料容器におけるシゴキのA’−A’断面図と一部縦断面図、同図(ロ)は、本願発明の実施例2である液状化粧料容器における容器本体の開口部のB’−B’断面図と一部縦断面図、さらに同図(ハ)は、容器本体内にシゴキを内装した場合のC’−C’断面図と一部縦断面図である。 図5(イ)は、本願発明の実施例3である液状化粧料容器におけるシゴキのA”−A”断面図と一部縦断面図、同図(ロ)は、本願発明の実施例3である液状化粧料容器における容器本体の開口部のB”−B”断面図と一部縦断面図、さらに同図(ハ)は、容器本体内にシゴキを内装した場合のC”−C”断面図と一部縦断面図である。 図6(イ)は、本願発明の実施例4である液状化粧料容器におけるシゴキのA”’−A”’断面図と一部縦断面図、同図(ロ)は、本願発明の実施例4である液状化粧料容器における容器本体の開口部のB”’−B”’断面図と一部縦断面図、さらに同図(ハ)は、容器本体内にシゴキを内装した場合のC”’−C”’断面図と一部縦断面図である。

容器本体の開口部内周面と、その内部に内装されるシゴキ外周面との間で、周面方向への回転により互いに噛合して一体となるシゴキの空転を抑止する回転抑止手段を有するものである。

図1乃至図3において示すのは、本願発明の実施例1であるシゴキ7を内装する液状化粧料容器1であり、該液状化粧料容器1は、キャップ2と容器本体4とから構成されるものである。

まず、該キャップ2は、先端方向内周面に雌ネジ部2aを螺設するとともに、先端に塗布部3aを具える軸部3bの後端に径大部3cを形成する塗布体3を、該径大部3cを嵌合させて一体に固持するものである。

ここで、このキャップ2内において固持される塗布体3の径大部3cは、キャップ2の閉栓時に後述するシゴキ7のフランジ部8aと密着して液状化粧料容器1内の気密性を維持するものであり、すなわちキャップ2の内底部となるものである(以下、実施例1乃至3において同じ。)。

そして、該容器本体4は、その内部に液状化粧料5を収容し、一体に形成され、外周面に前記キャップ2の雌ネジ部2aと螺合する雄ネジ部6aを螺設する開口部6内にシゴキ7を内装するものである。

さらに、該シゴキ7は、略円筒状の中胴部8の一方に容器本体4の開口部6の開口端に係止するフランジ部8aを形成し、他方に中央に有するシゴキ穴8cに向かってすり鉢形状である薄肉状の漏斗部8bを形成するものである。

その上で、本願発明の実施例1であるシゴキ7を内装する容器本体4の開口部内周面11とシゴキ外周面12の間では、互いに噛合してシゴキ7の開口部内周面11方向への回転を抑止する回転抑止手段であるローレット6b、8dが縦方向へ刻設されているものである。

そこで、液状化粧料容器1、特に容器本体4の開口部6と該開口部6に内装されるシゴキ7とは以上のように構成されるので、容器本体4の開口部6から塗布体3を抜出する際には次のようになるものである。

即ち、容器本体4の開口部6から塗布体3を抜出するために容器本体4とキャップ2との螺合を解くと、キャップ2は回転しながら上方へ引き上げられるものである。

このとき、前回使用後に容器本体4の開口部6内に装着されるシゴキ7のフランジ部8aとキャップ2内に嵌合されている塗布体3の径大部3c、特に径大部3cの肩部との間に液状化粧料5が付着し接着固化してしまうと、該シゴキ7は回転するキャップ2と一体となって容器本体4の開口部内周面11に対して周面方向に空転しようとするが、容器本体4の開口部内周面11とシゴキ7の中胴部外周面12との間において、両者に縦方向に刻設されるローレット6b、8dが互いに噛合しているので、容器本体4の開口部6に対するシゴキ7は空転することがなく、シゴキ7と容器本体4の開口部6とは一体になっているものである。

そこで、キャップ2を回転させて容器本体4とキャップ2との螺合を解くと、容器本体4の開口部6と一体となったシゴキ7のフランジ部8aとキャップ2内に固持された塗布体3の径大部3cとの間で接着固化している液状化粧料5にキャップ2の回転が直接作用して剪断するので、シゴキ7とキャップ2内に固持された塗布体3の径大部3cとを分離させ、上記シゴキ7を容器本体4の開口部6内に留まらせることができるものとなる。

従って、容器本体4の開口部6より抜出する塗布体3は、容器本体4の開口部6内に留まったシゴキ7によりその軸部3b及び塗布部3aに付着する余分な液状化粧料5を適切に扱かれるものとなる。

図4において示すのは、本願発明の実施例2であるシゴキ7’であり、該シゴキ7’は実施例1と同様の液状化粧料容器(図示せず、以下本実施例で同じ。)の容器本体4’の開口部6’に内装されるものである。

そして、本願発明の実施例2であるシゴキ7’は、容器本体4’の開口部6’内に内装されるとともに、略円筒状の中胴部8’の一方に容器本体4’の開口部6’の開口端に係止するフランジ部8a’を形成し、他方に中央に有するシゴキ穴8c’に向かってすり鉢形状である薄肉状の漏斗部8b’を形成するものである点で本願発明の実施例1のシゴキ7と共通するものの、本願発明の実施例2であるシゴキ7’は、上記容器本体4’の開口部内周面11’とシゴキ7’の中胴部外周面12’との間で設けられるシゴキ7’の回転抑止手段を、シゴキ7’の中胴部外周面12’に縦方向の突条縁9を突設し、該突条縁9と対応して噛合するように開口部内周面11’に凹条溝10を凹設してなるものである点で本願発明の実施例1のシゴキ7’と相違するものである。

本願発明の実施例2であるシゴキ7’を内装する液状化粧料容器、特に容器本体4’の開口部6’と該開口部6’に内装されるシゴキ7’とは以上のように構成されるので、容器本体4’の開口部6’から塗布体(図示せず、以下本実施例で同じ。)を抜出する際には次のようになるものである。

即ち、容器本体4’の開口部6’から塗布体を抜出するために容器本体4’とキャップ(図示せず、以下本実施例で同じ。)との螺合を解くと、キャップは回転しながら上方へ引き上げられるものである。

このとき、前回使用後に容器本体4’の開口部6’内に装着されるシゴキ7’のフランジ部8a’とキャップ内に嵌合されている塗布体の径大部(図示せず、以下本実施例で同じ。)との間に液状化粧料(図示せず、以下本実施例で同じ。)が付着し接着固化してしまうと、該シゴキ7’は回転するキャップと一体となって容器本体4’の開口部内周面11’に対して周面方向に空転しようとするが、容器本体4’の開口部内周面11’とシゴキ外周面12’との間において、シゴキ7’の中胴部外周面12’に突設される突条縁9と、該突条縁9と対応する開口部内周面11’に凹設される凹条溝10とが互いに噛合しているので、容器本体4’の開口部6’に対するシゴキ7’の空転は確実に抑止されており、シゴキ7’と容器本体4’の開口部6’とは一体になるものである。

そこで、キャップを回転させて容器本体4’とキャップとの螺合を解くと、キャップの回転が容器本体4’の開口部6’と一体となったシゴキ7’のフランジ部8a’とキャップ内に固持された塗布体の径大部との間で接着固化している液状化粧料に直接作用して剪断するので、シゴキ7’とキャップ内に固持された塗布体の径大部とを分離させ、上記シゴキ7’を容器本体4’の開口部6’内に留まらせることができるものとなる。

従って、容器本体4’の開口部6’より抜出する塗布体は、容器本体4’の開口部6’内に留まったシゴキ7’によりその軸部(図示せず、以下本実施例で同じ。)及び塗布部(図示せず、以下本実施例で同じ。)に付着する余分な液状化粧料を適切に扱かれるものとなる。

そして、一体となっている容器本体4’の開口部6’又はシゴキ7’の中胴部8’において互いに対応して噛合する凹条溝9と突条縁10とは、該突条縁9の横断面積が大きいので両者の一体性は非常に高くなるものである。

その結果、キャップを回転させて容器本体4’とキャップとの螺合を解く際には、キャップを強く回転させてシゴキ7’とキャップ内に固持された塗布体の径大部との間で接着固化した液状化粧料に対してその強い回転力を直接作用させて剪断して、一体となった塗布体に径大部とシゴキ7’とを簡易且つ確実に分離させることができるものである。

図5において示すのは、本願発明の実施例3であるシゴキ7”であり、該シゴキ7”は実施例1及び実施例2と同様の液状化粧料容器(図示せず、以下本実施例で同じ。)の容器本体4”の開口部6”に内装されるものである。

そして、本願発明の実施例3であるシゴキ7”は、容器本体4”の開口部6”内に内装されるとともに、略円筒状の中胴部8”の一方に容器本体4”の開口部6”の開口端に係止するフランジ部8a”を形成し、他方に中央に有するシゴキ穴8c”に向かってすり鉢形状である薄肉状の漏斗部8b”を形成するものである点で本願発明の実施例1のシゴキ7と共通するものの、本願発明の実施例3であるシゴキ7”は、上記容器本体4”の開口部内周面11”とシゴキ外周面12”との間で設けられるシゴキ7”の回転抑止手段を、容器本体4”の開口部内周面11”及びシゴキ外周面12”が互いに合致する正12角形状面11a”、12a”とするものである点で、本願発明の実施例1のシゴキ7と相違するものである。

本願発明の実施例3であるシゴキ7”を内装する液状化粧料容器1、特に容器本体4”の開口部6”と該開口部6”に内装されるシゴキ7”とは以上のように構成されるので、容器本体4”の開口部6”から塗布体(図示せず、以下本実施例で同じ。)を抜出する際には次のようになるものである。

即ち、容器本体4”の開口部6”から塗布体を抜出するために容器本体4”とキャップ(図示せず、以下本実施例で同じ。)との螺合を解くと、キャップは回転しながら上方へ引き上げられるものである。

このとき、前回使用後に容器本体4”の開口部6”内に装着されるシゴキ7”のフランジ部8a”とキャップ内に嵌合されている塗布体の径大部(図示せず、以下本実施例で同じ。)との間に液状化粧料(図示せず、以下本実施例で同じ。)が付着し接着固化してしまうと、該シゴキ7”は回転するキャップと一体となって容器本体4”の開口部内周面11”に対して周面方向に空転しようとするが、容器本体4”の開口部内周面11”とシゴキ7”の中胴部外周面12”とが互いに合致する正12角形状面11a”、12a”であるので、使用時に容器本体とキャップとの螺合を解くと、容器本体の開口部に対してシゴキは空転することがなく、シゴキと容器本体の開口部とは強固に一体になっているものである。

その結果、キャップを回転させて容器本体とキャップとの螺合を解くと、容器本体の開口部と一体となったシゴキとキャップ内に固持される径大部との間で接着固化している液状化粧料に対してキャップの回転が直接作用して剪断するので、シゴキのフランジ部とキャップの内底部とは分離し、シゴキを容器本体の開口部内に留まらせながら、塗布体を抜出することができるものである。

従って、容器本体4”の開口部6”より抜出する塗布体は、容器本体4”の開口部6”内に留まったシゴキ7”によりその軸部(図示せず、以下本実施例で同じ。)及び塗布部(図示せず、以下本実施例で同じ。)に付着する余分な液状化粧料を適切に扱かれるものとなる。

そして、一体となっている容器本体4”の開口部6”又はシゴキ7”の中胴部8”において容器本体4”の開口部内周面11”と中胴部外周面12”とを互いに合致する正12角形状面11a”、12a”とするので、容器本体4”の開口部6”に対してシゴキ7”は空転することがなく、しかもシゴキ7”と容器本体4”の開口部6”とは開口部内周面11”及び中胴部外周面12”全周面に渡って合致して両者の一体性は非常に高くなるものである。

その結果、キャップを回転させて容器本体4”とキャップとの螺合を解く際には、キャップを強く回転させてシゴキ7”とキャップ内に固持された塗布体の径大部との間で接着固化した液状化粧料に対してその強い回転力を直接作用させて剪断するので、一体となった塗布体の径大部とシゴキ7”とを簡易且つ確実に分離させることができるものである。

図6において示すのは、本願発明の実施例4であるシゴキ7”’であり、該シゴキ7”’は実施例1及び実施例2と同様の液状化粧料容器(図示せず、以下本実施例で同じ。)の容器本体4”’の開口部6”’に内装されるものである。

そして、本願発明の実施例4であるシゴキ7”’は、容器本体4”’の開口部6”’内に内装されるとともに、略円筒状の中胴部8”’の一方に容器本体4”’の開口部6”’の開口端に係止するフランジ部8a”’を形成し、他方に中央に有するシゴキ穴8c”’に向かってすり鉢形状の変形可能である薄肉状の漏斗部8b”’を形成し、さらにシゴキ7”’を内装する容器本体4”’の開口部内周面11”’と中胴部外周面12”’の間では、互いに噛合してシゴキ7”’の周面方向への回転を抑止する回転抑止手段であるローレット6b”’、8d”’が縦方向へ刻設されている点で、本願発明の実施例1のシゴキ7と共通するものの、シゴキ7”’をなす中胴部8”’と該中胴部8”’と一体になる漏斗部8b”’とが別体である点で、実施例1のシゴキ7とは相違するものである。

ここで、該略円筒状の中胴部8”’は一方に容器本体4”’の開口部6”’の開口端に係止するフランジ部8a”’を形成し、他方の外周面12”’において別体の漏斗部8b”’を係止する係止溝13を周設し、該漏斗部8b”’は一方に前記中胴部8”’の係止溝13に係止される係止縁14を形成し、他方に中央に有するシゴキ穴8c”’に向かってすり鉢形状となって変形可能となるように薄肉状としてなるものである。

そのため、中胴部8”’と漏斗部8b”’とは、シゴキ7”’の中胴部外周面12”’に周設された係止溝13に対して、漏斗部8b”’の係止縁14を係合させることで一体とし、本願発明の実施例4であるシゴキ7”’とするものである。

本願発明の実施例4であるシゴキ7”’を内装する液状化粧料容器、特に容器本体4”’の開口部6”’と該開口部6”’に内装されるシゴキ7”’とは以上のように構成されるので、容器本体4”’の開口部6”’から塗布体(図示せず、以下本実施例で同じ。)を抜出する際には次のようになるものである。

即ち、容器本体4”’の開口部6”’から塗布体を抜出するために容器本体4”’とキャップとの螺合を解くと、キャップはえd

回転しながら上方へ引き上げられるものである。

このとき、前回使用後に容器本体4”’の開口部6”’内に装着されるシゴキ7”’のフランジ部8a”’とキャップ内に嵌合されている塗布体の径大部(図示せず、以下本実施例で同じ。)との間に液状化粧料(図示せず、以下本実施例で同じ。)が付着し接着固化してしまうと、該シゴキ7”’は回転するキャップと一体となって容器本体4”’の開口部内周面11”’に対して周面方向に空転しようとするが、容器本体4”’の開口部内周面11”’と中胴部外周面12”’との間において、両者に縦方向に刻設されるローレット6b”’、8d”’が互いに噛合しているので、容器本体4”’の開口部6”’に対するシゴキ7”’は空転することがなく、シゴキ7”’と容器本体4”’の開口部6”’とは一体になっているものである。

そこで、キャップを回転させて容器本体4”’とキャップとの螺合を解くと、容器本体4”’の開口部6”’と一体となったシゴキ7”’のフランジ部8a”’とキャップ内に固持された塗布体の径大部との間で接着固化している液状化粧料にキャップの回転が直接作用して剪断するので、シゴキ7”’とキャップ内に固持された塗布体の径大部とを分離させ、上記シゴキ7”’を容器本体4”’の開口部6”’内に留まらせることができるものとなる。

従って、容器本体4”’の開口部6”’より抜出する塗布体は、容器本体4”’の開口部6”’内に留まったシゴキ7”’によりその軸部(図示せず、以下本実施例で同じ。)及び塗布部(図示せず、以下本実施例で同じ。)に付着する余分な液状化粧料を適切に扱かれるものとなる。

さらに、本願発明の実施例4であるシゴキ7”’は、中胴部8”’と漏斗部8b”’とを別体とすることで漏斗部8b”’における材質を選択して弾性を自在に変化させることができるので、液状化粧料の性質や塗布体の形状にあわせて適切に余分に付着した液状化粧料を適切に扱くことができるようになる。

1 液状化粧料容器

2 キャップ

2a 雌ネジ部

3 塗布体

3a 塗布部

3b 軸部

3c 径大部

4、4’、4”、4”’ 容器本体

5 液状化粧料

6、6’、6”、6”’ 開口部

6a、6a’、6a”、6a”’ 雄ネジ部

6b、6b” ローレット

7、7’、7”、7”’ シゴキ

8、8’、8”、8”’ 中胴部

8a、8a’、8a”、8a”’ フランジ部

8b、8b’、8b”、8b”’ 漏斗部

8c、8c’、8c”、8c”’ シゴキ穴

8d、8d” ローレット

9 突条縁

10 凹条溝

11、11’、11”、11”’ 開口部内周面

11a” 正12角形状面

12、12’、12”、12”’ 中胴部外周面

12a” 正12角形状面

13 係止溝

14 係止縁

Claims (4)


  1. キャップと容器本体から構成され、

    該キャップは、先端方向内周面に雌ネジ部を螺設するとともに、軸部先端に塗布部を具える塗布体を有し、

    該容器本体は、その内部に液状化粧料を収容し、一体に形成され、外周面に前記キャップの雌ネジ部と螺合する雄ネジ部を螺設する開口部内にシゴキを内装し、

    該シゴキは、略円筒状の中胴部の一方に容器本体の開口部の開口端に係止するフランジ部を形成し、他方に中央に有するシゴキ穴に向かって逆円錐形状又はすり鉢形状である薄肉状の漏斗部を形成し、該キャップの内底部とシゴキのフランジ部とは閉栓時に密着自在となるものであって、

    該容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で、互いに噛合してシゴキの周面方向への回転を抑止する回転抑止手段を設けてなる

    ことを特徴とする液状化粧料容器。

  2. 上記容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で設けられるシゴキの回転抑止手段を、容器本体の開口部内周面及びシゴキの中胴部外周面において、互いに噛合する縦方向に刻設されたローレットとする

    ことを特徴とする請求項1記載の液状化粧料容器。

  3. 上記容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で設けられるシゴキの回転抑止手段を、容器本体の開口部内周面及びシゴキの中胴部外周面を互いに合致する正多角形状面とする

    ことを特徴とする請求項1記載の液状化粧料容器。

  4. 上記容器本体の開口部内周面とシゴキの中胴部外周面との間で設けられるシゴキの回転抑止手段を、容器本体の開口部内周面又はシゴキの中胴部外周面のうちいずれか一方に、縦方向の突設された突条縁を、他方に該突条縁と対応して噛合するように凹設された凹条溝としてなる

    ことを特徴とする請求項1記載の液状化粧料容器。



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