JP2018020091A - 光導入装置 - Google Patents
光導入装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018020091A JP2018020091A JP2017070434A JP2017070434A JP2018020091A JP 2018020091 A JP2018020091 A JP 2018020091A JP 2017070434 A JP2017070434 A JP 2017070434A JP 2017070434 A JP2017070434 A JP 2017070434A JP 2018020091 A JP2018020091 A JP 2018020091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- catheter
- human body
- medical conduit
- introducing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2/00—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
- A61L2/02—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
- A61L2/08—Radiation
- A61L2/10—Ultraviolet radiation
-
- A61L2103/05—
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/14—Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis
- A61M1/28—Peritoneal dialysis ; Other peritoneal treatment, e.g. oxygenation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/02—Holding devices, e.g. on the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
- A61M39/10—Tube connectors; Tube couplings
- A61M39/16—Tube connectors; Tube couplings having provision for disinfection or sterilisation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/06—Radiation therapy using light
- A61N5/0613—Apparatus adapted for a specific treatment
- A61N5/0624—Apparatus adapted for a specific treatment for eliminating microbes, germs, bacteria on or in the body
-
- A61L2103/15—
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2202/00—Aspects relating to methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects
- A61L2202/10—Apparatus features
- A61L2202/15—Biocide distribution means, e.g. nozzles, pumps, manifolds, fans, baffles, sprayers
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M2025/0019—Cleaning catheters or the like, e.g. for reuse of the device, for avoiding replacement
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N5/00—Radiation therapy
- A61N5/06—Radiation therapy using light
- A61N2005/0658—Radiation therapy using light characterised by the wavelength of light used
- A61N2005/0661—Radiation therapy using light characterised by the wavelength of light used ultraviolet
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Hematology (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Pulmonology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Emergency Medicine (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Pathology (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
【課題】 人体組織とその人体組織に囲まれる導管部分との間に介在する菌に対する殺菌効果を高め得る光導入装置及び殺菌システムを提供する。【解決手段】 本発明の光導入装置3は、人体の外部から内部にわたって配置される医療用導管であるカテーテル2のうち、当該人体の外部側に配置される部位の外表面から光を導入する。医療用導管自体が導波路とされるため、その医療用導管が人体に配置されている状態であっても、医療用導管を通じて、医療用導管と人体組織との間に介在する菌に対して人体組織を介さず直接的に光を照射することができる。【選択図】 図1
Description
本発明は光導入装置に関する。
患者に挿入されたカテーテルおよび/またはその周辺の皮膚を、光を用いて滅菌する瞬間滅菌/消毒ユニットが開示されている(下記特許文献1参照)。この瞬間滅菌/消毒ユニットでは、UVを発光する光源が、カテーテルの挿入部位および/または挿入部位周辺のカテーテルの上方に配置され、その光源からカテーテルの挿入部位および/または挿入部位周辺に向けてUVが照射される。
しかしながら、上記特許文献1の瞬間滅菌/消毒ユニットでは、患者の外部から発光されるUVが人体組織で囲まれるカテーテル部分に照射され難い傾向にある。特に、人体組織で囲まれるカテーテル部分のうち、光源が設けられている側とは逆の裏側には紫外線が照射され難い傾向にある。このため、カテーテルと人体組織との間に存在する菌に対する殺菌が不十分になることが懸念される。
そこで本発明は、人体組織とその人体組織に囲まれる導管部分との間に介在する菌に対する殺菌効果を高め得る光導入装置を提供する。
本発明の光導入装置は、人体の外部から内部にわたって配置される医療用導管のうち、前記人体の外部側に配置される部位の外表面から光を導入することを特徴とする。
このような光導入装置では、医療用導管自体が導波路とされるため、その医療用導管が人体に配置されている状態であっても、医療用導管を通じて、医療用導管と人体組織との間に介在する菌に対して人体組織を介さず直接的に光を照射することができる。したがって、人体の外部から人体組織を経由して光を照射する場合に比べて、人体組織とその人体組織に囲まれる医療用導管部分との間に介在する菌をその菌量がより少なくなるように殺菌することができる。こうして、本発明の光導入装置は、人体組織とその人体組織に囲まれる導管部分との間に介在する菌に対する殺菌効果を高めることができる。
また、上記の光導入装置は、前記医療用導管のうち前記人体の外部側に配置される部位の側面を囲む導光部材を備え、前記導光部材は、前記医療用導管に対して着脱可能であり、前記医療用導管の人体内部側となる前記導光部材の端部は、前記医療用導管の人体内部側の開口端に向かうにつれて前記医療用導管に近づくように斜めに傾斜し、前記医療用導管の人体外部側となる前記導光部材の端部側から入射する光を前記医療用導管の長手方向に対して斜めに入射させることが好ましい。
このようにした場合、医療用導管が既に人体に配置されている状態であっても、その医療用導管により多くの光を医療用導管に導入することができる。また、仮に光導入装置が不意に故障しても、医療用導管が人体に配置されたまま、その光導入装置を交換することが可能となる。
また、前記導光部材と前記医療用導管とは密着していることが好ましい。
このようにした場合、導光部材と医療用導管との間に隙間が形成されている場合に比べて、発光部から導光部材を介して医療用導管に導入される光量を多くすることができる。
また、上記の光導入装置は、270nm〜340nm帯域内にピーク波長を有する光を発光する発光部を備え、前記医療用導管の人体内部側となる前記導光部材の端部は、前記発光部で発光される光を前記医療用導管の長手方向に対して斜めに入射させることが好ましい。
このようにした場合、菌に対する殺菌能の高い波長の光を、医療用導管と人体組織との間に介在する菌に対して、医療用導管を通じて人体組織を介さず直接的に、照射することができる。
また、上記の光導入装置は、光ファイバを備え、前記光ファイバの一方の端部は、前記光ファイバの光軸に対して傾斜する傾斜面を有し、前記傾斜面に直交する線と前記光ファイバの光軸との角度が46度以上とされることが好ましい。
このようにした場合、例えば、光ファイバの傾斜面を医療用導管の外表面に当接させると、その光ファイバの傾斜面から医療用導管の外表面に入射する光の入射角が概ね46度以上となる。このため、医療用導管における外表面から肉厚部分に導入した光の大部分が内表面で全反射し易くなる。したがって、医療用導管を通じて、医療用導管と人体組織との間に介在する菌に対する光の照射量をより増加させることができる。
また、複数の前記光ファイバを固定する固定部材を更に備え、前記固定部材は、前記医療用導管の外表面上に配置される配置面を有し、前記配置面側から複数の前記光ファイバそれぞれの前記傾斜面が露出するように、複数の前記光ファイバの端部を覆っていることが好ましい。
このようにした場合、複数の光ファイバを固定する固定部材の配置面側が、それぞれの光ファイバを伝搬する光の出射側と規定される。このため、複数の光ファイバがばらけることなく、当該光ファイバの傾斜面を医療用導管の外表面に配向させ易くし得る。
また、前記固定部材は可撓性を有し、複数の前記光ファイバそれぞれの前記傾斜面は、間隔を隔てて一方向に並べられることが好ましい。
このようにした場合、光ファイバが並べられる方向を医療用導管の外表面の周方向と一致させることで、当該周方向から医療用導管の肉厚部分に紫外線を導入させ得る。したがって、医療用導管を通じて、その医療用導管の周方向から人体組織に向かって光を放出させることができ、この結果、人体組織に対する光の照射領域をより広げることができる。
また、上記の光導入装置は、前記医療用導管を備え、前記医療用導管のうち人体組織に囲まれる部位の少なくとも一部分は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされることが好ましい。
このような医療用導管では、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされる部位から人体組織に向かって光が放出し易くなる。したがって、人体組織とその人体組織に囲まれる導管部分との間に介在する菌に対する殺菌効果をより一段と高めることができる。
また、前記部位を含む第1区間と、前記第1区間以外の第2区間とで構成され、前記第1区間は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされ、前記第2区間は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%未満とされることが好ましい。
このようにした場合、医療用導管の全体が第1区間で構成される場合に比べて、医療用導管から意図しない人体組織に270nm〜340nm帯域の光が照射されることを低減することができ、当該光によって人体組織に与える影響を緩和することができる。
また、前記第1区間は、人体の外部に配置される部位の少なくとも一部を含むことが好ましい。
第1区間に人体の外部に配置される部位が含まれるので、人体の外部から導入され人体組織に囲まれる部位にまで伝搬する270nm〜340nm帯域の光の減衰量を低減することができる。したがって、医療用導管に伝搬させるべき270nm〜340nm帯域の光の強度を過度に上げなくても、人体組織とその人体組織に囲まれる導管部分との間に介在する菌に対する殺菌効果をより一段と高めることができる。
また、前記人体組織に囲まれる部位の表面には凹凸が設けられることが好ましい。
このようにした場合、凹凸が設けられていない場合に比べて、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされる部分から放出する光の放出量を多くすることができる。したがって、医療用導管から人体組織に放出される光量を凹凸により調整することができる。
また、前記凹凸の高低差は、医療用導管の人体外部側の開口端から遠ざかるほど大きいことが好ましい。
このようにした場合、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされる部分から放出する光の放出量が、医療用導管の人体外部側の開口端から遠ざかるほど少なくなることが低減される。したがって、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされる部分から医療用導管の長手方向に沿って一様に光を放出させることが可能となる。
また、前記人体組織に囲まれる部位の表面の一部には、当該表面を散在する複数の反射材が設けられることが好ましい。
このようにした場合、人体組織に囲まれる部位から人体組織に向けて放出される光量を所定量確保しつつも、より人体の内腔側に光を伝搬させ易くできる。
また、前記反射材は、医療用導管の人体外部側の開口端から遠ざかるほど前記医療用導管の単位面積に占める反射材の割合が小さくなることが好ましい。
このようにした場合、人体組織に囲まれる部位から人体組織に向けて放出される光量を所定量確保しつつも、より人体の内腔側に光を伝搬させることを調整し易くできる。
以下、本発明を実施するための実施形態及びその変形例が添付図面とともに例示される。以下に例示される実施形態及びその変形例は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良することができる。
(1)第1実施形態
<殺菌システムの構成>
図1は、第1実施形態における殺菌システムの構成の概略を示す図である。図1に示すように、本実施形態の殺菌システム1は、腹膜透析用のカテーテル2及び光導入装置3を主な構成要素として備える。
<殺菌システムの構成>
図1は、第1実施形態における殺菌システムの構成の概略を示す図である。図1に示すように、本実施形態の殺菌システム1は、腹膜透析用のカテーテル2及び光導入装置3を主な構成要素として備える。
カテーテル2は、腹膜腔内に透析液を出し入れする流路として用いられる医療用導管であり、人体の外部から内部にわたって人体の腹部に配置される。またカテーテル2は、人体の内部である腹膜腔に配置される部位である人体内配置部21と、人体の外部に配置される部位である人体外配置部22と、人体組織10に囲まれる部位である人体組織配置部23とを有する。なお、人体組織10のうち、人体組織配置部23が留置されている部分は、皮下トンネルと呼ばれることもある。
人体外配置部22の中途部位には光導入装置3が設けられ、人体外配置部22の開口端2Aはコネクタ2CNで覆われ、そのコネクタ2CNに接続される外部コネクタ4CNを通じて外部チューブ4における一端側の開口端と連通される。なお、カテーテル2のコネクタ2CNと外部チューブ4の外部コネクタ4CNとが接続された状態では、当該カテーテル2及び外部チューブ4を通じて腹膜腔内に透析液が出し入れし得るようになっている。
人体組織配置部23にはカフ24が設けられる。カフ24は、人体組織配置部23の表面上に設けられる繊維状の部材であり、人体組織10との癒着によって人体組織10に固定されることでカテーテル2の意図しない抜去を抑制する。本実施形態のカフ24は外側カフ24A及び内側カフ24Bの2つ有し、外側カフ24Aはカテーテル2の人体外部側の開口端2A寄りに位置し、内側カフ24Bはカテーテル2の人体内部側の開口端2B寄りに位置している。なお、カフ24の数は1つであっても3つ以上であってもよく、カフ24が省略されていてもよい。
図2は、人体に留置されていない状態の腹膜透析用のカテーテルの概略を示す図である。図2に示すように、本実施形態のカテーテル2は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされる第1区間SC1と、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%未満とされる第2区間SC2とで構成されている。なお、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率とは、カテーテル2のある地点からそのカテーテル2の長手方向に1mmだけ離れた地点までの部分を270nm〜340nm帯域の光が通過する割合を意味する。また、270nm〜340nm帯域に含まれる波長の光は、以下、紫外光と称する。
本実施形態の場合、カテーテル2の人体外配置部22及び人体組織配置部23が第1区間SC1とされ、当該カテーテル2の人体内配置部21が第2区間SC2とされる。すなわち、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから人体組織配置部23と人体内配置部21との境界位置までの区間が第1区間SC1とされ、その境界位置からカテーテル2の人体内部側の開口端2Bまでの区間が第2区間SC2とされる。カテーテル2の材料としては、例えば、シリコーン樹脂が挙げられる。シリコーン樹脂はその種類によって紫外線の透過率が変わり、透過率は材料の組成、分子構造の骨格、添加剤、フィラーの種類や量によって変わる。このため、材料が適宜選択されることで、第1区間SC1と第2区間SC2との透過率を相違させることが可能である。また、紫外線領域で高い透過率を得る場合、紫外線に吸収を持つ添加剤を減らす、もしくは使用しないことが有効である。
このようなカテーテル2の長さは、そのカテーテル2の人体内部側の開口端2Bが腹膜腔の陥凹部分5(図1)に配置される程度の長さとされる。なお、腹膜の陥凹部分5は、腹膜のくぼみ部分でダグラス窩と呼ばれることがあり、男性では膀胱と直腸との間に位置し、女性では子宮と直腸との間に位置する。カテーテル2の内径は2.0mm以上4.0mm以下の範囲内とされ、カテーテル2の肉厚は0.5mm以上1.5mm以下の範囲内とされる。なお、カテーテル2の肉厚は、そのカテーテル2の外径と内径との差である。
光導入装置3は、カテーテル2の人体外配置部22から紫外光を導入する装置であり、本実施形態ではカテーテル2の人体外配置部22に対して着脱可能とされる。
図3は閉状態の光導入装置の概略を示す図であり、図4は開状態の光導入装置の概略を示す図であり、図5はカテーテルに光導入装置が装着された様子を図3のX―X断面に沿った断面で示す図である。図3〜図5に示すように、本実施形態の光導入装置3は、筐体30、発光部40及び導光部材50を主な構成要素として備える。
筐体30は、カテーテル2における人体外配置部22を包囲する管状の部材である。この筐体30は、紫外光が概ね不透過の材料で構成されるとよい。
本実施形態の場合、筐体30は、第1管部PT1、第2管部PT2及び第3管部PT3とで構成される。第1管部PT1は、第2管部PT2から離れるほど外径及び内径が縮径する円錐台状の部位であり、当該管内には導光部材50が取り付けられる。
第2管部PT2は、カテーテル2の外径と同程度の内径を有する円管状の部位であり、当該カテーテル2における人体外配置部22の一部を固定可能とされる。
第3管部PT3は、第2管部PT2よりも大きい内径を有する円管状の部位であり、当該管内の空間ARを介して第1管部PT1に取り付けられる導光部材50と第2管部PT2の端面とが対向する。
このような本実施形態の筐体30は、第1半体31と、第1半体31と同じ形状の第2半体32と、これら第1半体31と第2半体32とを開閉させる蝶番33とによって開閉自在とされる。第1半体31の内壁面と第2半体32の内壁面とが対向するように第1半体31と第2半体32とが蝶番33を介して閉じられ、当該閉状態が図示しない止め具によって維持される。
第2管部PT2における第1半体31の内壁面には溝部34が設けられ、第2管部PT2における第2半体32の内壁面には溝部35が設けられている。これら一対の溝部34及び溝部35に人体外配置部22の一部を入れて第1半体31と第2半体32とが閉状態にされた場合、その人体外配置部22を第2管部PT2が固定し、カテーテル2に光導入装置3が固定される。
発光部40は、270nm〜340nm帯域内にピーク波長を有する光を発光するものであり、LED42、電線43及び電源44によって構成されている。LED42は筐体30の内部であって第1管部PT1に取り付けられる導光部材50に対向する第2管部PT2の端面上に配置され、電源44は筐体30の外部に配置される。電線43は、例えば第2管部PT2の壁内を介して、筐体30の内部に配置されるLED42と筐体30の外部に配置される電源44とを接続する。この発光部40は、電源44から電線43を介して供給される電力に基づいてLED42を点灯し、紫外光を導光部材50に向けて発光する。
本実施形態の場合、LED42は、図4に示すように、第1半体31における第2管部PT2の端面上に配置されるLED42Aと、第2半体32における第2管部PT2の端面上に配置されるLED42Bとを有している。図4では、LED42Aは紙面の直交する方向における溝部34よりも奥側に配置されるので破線で示しており、LED42Bも紙面の直交する方向における溝部35よりも奥側に配置されるので破線で示している。なお、LED42は本実施形態ではLED42A、42Bの2つであるが、1つであっても3つ以上であってもよい。また、導光部材50の入射面に対し均一に光が照射するようにLED42が配置されることが好ましい。
導光部材50は、カテーテル2における人体外配置部22の一部の側面を取り囲む管状部材である。この導光部材50の材料として、例えば石英などが挙げられる。
本実施形態の場合、導光部材50は、図4に示すように、第1半体31の内壁に固定される第1導光半体51と、第2半体32の内壁に固定される第2導光半体52とでなる。第1導光半体51において第1半体31の内壁と接する面側とは逆の面側には溝部51Aが設けられ、第2導光半体52において第2半体32の内壁と接する面側とは逆の面側には溝部52Aが設けられている。
これら一対の溝部51A及び溝部52Aにカテーテル2における人体外配置部22の一部を挟み込んで第1半体31と第2半体32とが閉状態にされた場合、図5に示すように、その第1半体31に固定される第1導光半体51と第2半体32に固定される第2導光半体52とで導光部材50が形成される。この場合、カテーテル2における人体外配置部22の一部の側面が導光部材50によって取り囲まれており、当該導光部材50とカテーテル2とは密着している。
このようにカテーテル2における人体外配置部22の一部を囲む導光部材50のうち、そのカテーテル2の人体外部の端部側である入力側端部50Aは、LED42A,42Bの発光面と当接しており、それらLED42A,42Bで発光される光が入射される。一方、導光部材50のうち、カテーテル2の人体内部の端部側である出力側端部50Bは、そのカテーテル2の人体内部側の開口端2Bに向かうにつれてカテーテル2に近づくように斜めに傾斜している。
<殺菌システムの殺菌方法>
次に、本実施形態の殺菌システム1による殺菌方法について図6を用いて説明する。図6は、光が伝搬する様子を示す断面図である。なお、図6では、光が伝搬する様子を見易くするため、第1導光半体51及びカテーテル2における断面のハッチングは省略されている。
次に、本実施形態の殺菌システム1による殺菌方法について図6を用いて説明する。図6は、光が伝搬する様子を示す断面図である。なお、図6では、光が伝搬する様子を見易くするため、第1導光半体51及びカテーテル2における断面のハッチングは省略されている。
人体に留置されているカテーテル2等を殺菌する場合、そのカテーテル2における人体外配置部22の一部を第2管部PT2の溝部34,35と、第1導光半体51の溝部51Aと第2導光半体52の溝部52Aとに挟み込む。その後、第1半体31と第2半体32とが閉じられ、その閉じられた状態でLED42A,42Bが点灯される。
図6に示すように、LED42A,42Bの点灯された場合、LED42A,42Bから紫外光が発光され、その紫外光はLED42A,42Bに対向される導光部材50の入力側端部50Aに入射し、導光部材50の出力側端部50Bに向かって伝搬する。
導光部材50の出力側端部50Bは、カテーテル2の人体内部側の開口端2Bに向かうにつれてカテーテル2に近づくように斜めに傾斜している。このため、導光部材50の入力側端部50Aから出力側端部50Bに達する光の大部分はその出力側端部50Bで反射する。出力側端部50Bで反射した光は、カテーテル2の長手方向に対して斜めの状態でカテーテル2に向かって伝搬し、そのカテーテル2の肉厚部分に進入する。なお、出力側端部50Bの表面に、入力側端部50Aから入射する光をカテーテル2に向けて反射させる反射材が設けられていてもよい。反射材としては、アルミニウムや銀からなる金属薄膜が利用可能である。
カテーテル2の人体外配置部22及び人体組織配置部23における1mm長さあたりの紫外光の透過率が95%以上とされている。このため、カテーテル2の肉厚部分に進入した光の大部分は、そのカテーテル2を導波路として、概ね減衰せずに肉厚部分をカテーテル2の人体内部側の開口端2Bに向かって伝搬する。
カテーテル2は人体外配置部22では大気と接しているので、その人体外配置部22の肉厚部分を伝搬する光は全反射モードでカテーテル2の外に漏れることなく伝搬する。また、カテーテル2の人体組織配置部23は人体組織に囲まれており、人体組織配置部23と人体組織との屈折率差が人体外配置部22と大気との屈折率差に比べて小さくなる。このため、人体組織配置部23に達する光の一部は、人体組織配置部23から人体組織10に向かって放出される。したがって、カテーテル2の人体組織配置部23と人体組織10との間に菌が介在していた場合には、その菌に直接的に紫外光が照射されることになる。
ここで、縦1cm×横1cmの正方形面積あたり1mW程度の光(1mW/cm2程度の光)が人体組織配置部23から放出する場合、LED42から発光されるピーク波長が265nmであれば、その光により殺菌される殺菌率は、おおむね4秒程度の照射時間で99%となる。また、LED42から発光されるピーク波長が320nmであれば、その光により殺菌される殺菌率は、おおむね50分程度の照射時間で99%となる。
なお、カテーテル2の人体内配置部21における1mm長さあたりの紫外光の透過率が95%未満とされ、当該人体内配置部21の長さは人体外配置部22の長さに比べ大きい。このため、カテーテル2の人体組織配置部23を通過して人体内配置部21を伝搬する光はその大部分が減衰し、そのカテーテル2の人体内部側の開口端2Bから漏れ出ることが抑制される。
<小括>
以上のとおり本実施形態の殺菌システム1における光導入装置3は、人体の外部から内部にわたって配置されるカテーテル2のうち、人体外配置部22の外表面から光を導入する。
以上のとおり本実施形態の殺菌システム1における光導入装置3は、人体の外部から内部にわたって配置されるカテーテル2のうち、人体外配置部22の外表面から光を導入する。
このような光導入装置3では、カテーテル2自体が導波路とされるため、そのカテーテル2が人体に配置されている状態であっても、カテーテル2を通じて、カテーテル2と人体組織10との間に介在する菌に対して人体組織10を経由せず直接的に光を照射することができる。したがって、人体の外部から人体組織10を経由して光を照射する場合に比べて、人体組織10と人体組織配置部23の間に介在する菌をその菌量がより少なくなるように殺菌することができる。こうして、本発明の光導入装置3は、人体組織10とその人体組織10に囲まれる導管部分との間に介在する菌に対する殺菌効果を高めることができる。
また本実施形態の光導入装置3は、人体外配置部22の側面を囲む導光部材50を備えており、その導光部材50は、カテーテル2に対して着脱可能である。また、カテーテル2の人体内部側となる出力側端部50Bは、カテーテル2の人体内部側の開口端2Bに向かうにつれてカテーテル2に近づくように斜めに傾斜し、カテーテル2の人体外部側となる入力側端部50A側から入射する光をカテーテル2の長手方向に対して斜めに入射させる。
このため、カテーテル2が既に人体に配置されている状態であっても、そのカテーテル2により多くの光をカテーテル2に導入することができる。また、仮に光導入装置3が不意に故障しても、カテーテル2が人体に配置されたまま、その光導入装置3を交換することが可能となる。
また本実施形態の光導入装置3は、導光部材50とカテーテル2とは密着している。このため、導光部材50とカテーテル2との間に隙間が形成されている場合に比べて、LED42から導光部材50を介してカテーテル2に導入される光量を多くすることができる。
また本実施形態の光導入装置3は、270nm〜340nm帯域内にピーク波長を有する光を発光する発光部40を備え、導光部材50の出力側端部50Bは、発光部40で発光される光をカテーテル2の長手方向に対して斜めに入射させる。
このため、菌に対する殺菌能の高い波長の光を、カテーテル2と人体組織10との間に介在する菌に対して、カテーテル2を通じて人体組織10を介さず直接的に、照射することができる。
また本実施形態のカテーテル2のうち人体組織配置部23は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされている。
このため、カテーテル2では、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされる部位から人体組織10に向かって光が放出し易くなる。したがって、人体組織10とその人体組織10に囲まれる導管部分との間に介在する菌に対する殺菌効果をより一段と高めることができる。
また本実施形態のカテーテル2は、第1区間SC1と、当該第1区間SC1以外の第2区間SC2とで構成される。第1区間SC1は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされ、第2区間SC2は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%未満とされている。
このため、カテーテル2の全体が第1区間SC1で構成される場合に比べて、カテーテル2から意図しない人体組織10に270nm〜340nm帯域の光が照射されることを低減することができ、当該光によって人体組織10に与える影響を緩和することができる。
また本実施形態のカテーテル2の第1区間SC1は人体内配置部21を含んでいる。このため、人体の外部から導入され人体組織配置部23にまで伝搬する270nm〜340nm帯域の光の減衰量を低減することができる。したがって、カテーテル2に伝搬させるべき270nm〜340nm帯域の光の強度を過度に上げなくても、人体組織10と人体組織配置部23との間に介在する菌に対する殺菌効果をより一段と高めることができる。
(2)第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。ただし、第1実施形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、特に説明する場合を除き、重複する説明は省略する。
次に、第2実施形態について説明する。ただし、第1実施形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、特に説明する場合を除き、重複する説明は省略する。
<殺菌システムの構成>
図7は、第2実施形態における殺菌システムに備えられる光導入装置の構成を図5と同じ視点で示す図である。図7に示すように、本実施形態の殺菌システムでは、筐体30の第3管部PT3が省略され、第1管部PT1及び第2管部PT2で筐体30が構成される。また、本実施形態の殺菌システムでは、上記第1実施形態の発光部40に代えて、その発光部40とは異なる構成の発光部140が採用されている点で、上記第1実施形態とは相違する。
図7は、第2実施形態における殺菌システムに備えられる光導入装置の構成を図5と同じ視点で示す図である。図7に示すように、本実施形態の殺菌システムでは、筐体30の第3管部PT3が省略され、第1管部PT1及び第2管部PT2で筐体30が構成される。また、本実施形態の殺菌システムでは、上記第1実施形態の発光部40に代えて、その発光部40とは異なる構成の発光部140が採用されている点で、上記第1実施形態とは相違する。
発光部140は、2本の光ファイバ143A,143B及び光源144によって構成されている。各光ファイバ143A,143Bの一方の端部は、光源144に光学的に接続されている。また、各光ファイバ143A,143Bの他方の端部は、第2管部PT2の長手方向に沿って設けられる貫通穴に挿通されて第2管部PT2に固定される。第2管部PT2に固定される各光ファイバ143A,143Bの端部側の端面は、導光部材50の入力側端部50Aに当接されている。
なお、本実施形態では2本の光ファイバ143A,143Bが採用されているが、1本であっても3本以上であってもよい。また、第2管部PT2に固定されている側の光ファイバ143A,143Bの端面は、導光部材50の入力側端部50Aの端面と離間していてもよい。
このような発光部140は、光源144で生成される紫外光を、光ファイバ143A,143Bを介して、導光部材50の入力側端部50Aに照射する。
この発光部140から導光部材50の入力側端部50Aに入射する光は、上記第1実施形態の場合と同様に、導光部材50の出力側端部50Bで反射し、カテーテル2の肉厚部分に進入する。カテーテル2の肉厚部分に進入した光は、上記第1実施形態の場合と同様に、カテーテル2を導波路として伝搬し、そのカテーテル2の人体組織配置部23から人体組織10に向かって放出される。
したがって、本実施形態の殺菌システムは、上記第1実施形態と同様に、カテーテル2と人体組織10との間に介在する菌に対して人体組織10を介さず直接的に紫外光を照射することができる。したがって、人体の外部から紫外光を照射する場合に比べて、人体組織10とその人体組織10に囲まれる導管部分との間に介在する菌をその菌量がより少なくなるように殺菌することができる。
(3)第3実施形態
次に、第3実施形態について説明する。ただし、第1実施形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、特に説明する場合を除き、重複する説明は省略する。
次に、第3実施形態について説明する。ただし、第1実施形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、特に説明する場合を除き、重複する説明は省略する。
<殺菌システムの構成>
図8は、第3実施形態における殺菌システムの構成の概略を示す図である。図8に示すように、本実施形態の殺菌システムでは、光導入装置3を制御する制御装置60が新たに備えられている点で、上記第1実施形態とは相違する。
図8は、第3実施形態における殺菌システムの構成の概略を示す図である。図8に示すように、本実施形態の殺菌システムでは、光導入装置3を制御する制御装置60が新たに備えられている点で、上記第1実施形態とは相違する。
制御装置60は、光導入装置3における筐体30と一体に成形された筐体61と、この筐体61と一体に成形された把持部62とを有している。なお、筐体61は、筐体30における第1半体31と一体に形成されていても第2半体32と一体に形成されていてもよい。
筐体61の表面には、電力のオン又はオフを切り替える電源ボタン63と、LED42A,42Bを点灯し始めてからの時間が表示される時間表示部64とが設けられている。また、筐体61の表面には、電源44との接続をLED42A又は42Bに切り替える接続切替ボタン65と、現在のピーク波長が表示される波長表示部66とが設けられている。さらに、筐体61の内部には、発光部40の電源44及び電線43が設けられている。なお、本実施形態では、LED42Aが発光する光のピーク波長と、LED42Bが発光する光のピーク波長とは異なっている。
制御装置60は、電源ボタン63がオフからオンに切り替えられた場合、その切り替えられた時点を契機として、当該電源ボタン63がオンからオフに切り替えられるまで電源44から例えばLED42Aに電力を供給することでLED42Aを点灯させ続ける。これに加えて、制御装置60は、電源ボタン63がオフからオンに切り替えられた時点から時間を計測し、当該電源ボタン63がオンからオフに切り替えられるまで計測結果を照射期間として時間表示部64に表示する。
したがって、本実施形態の殺菌システムは、ユーザに対して直感的に照射時間を提示し、人体組織10に与える影響度がある程度以上にならない適切な照射時間だけカテーテル2と人体組織10との間に介在する菌に対して紫外光を照射させることができる。
また制御装置60は、接続切替ボタン65がLED42AからLED42Bに切り替えられた場合、その切り替えた時点を契機として、電源44とLED42Aとの接続を遮断するとともに、当該電源44とLED42Bとを接続する。このとき制御装置60は、波長表示部66に表示していたLED42Aのピーク波長に代えて、LED42Bのピーク波長を現在のピーク波長として波長表示部66に表示する。これに対し、制御装置60は、接続切替ボタン65がLED42BからLED42Aに切り替えられた場合、その切り替えた時点を契機として、電源44とLED42Bとの接続を遮断するとともに、当該電源44とLED42Aとを接続する。このとき制御装置60は、波長表示部66に表示していたLED42Bのピーク波長に代えて、LED42Aのピーク波長を現在のピーク波長として波長表示部66に表示する。
カテーテル2から人体組織10に向かって放出される光の波長が270nmに近づくほど、当該カテーテル2と人体組織10との間に介在する菌に対する殺菌力が向上する一方で人体組織10に与える影響度が大きくなる。これに対し、カテーテル2から人体組織10に向かって放出される光の波長が340nmに近づくほど、当該カテーテル2と人体組織10との間に介在する菌に対する殺菌力が低減する一方で人体組織10に与える影響度が小さくなる。したがって、本実施形態の殺菌システムは、カテーテル2を囲む人体組織10における紫外光の吸収特性や、その人体組織10に照射すべき光の照射時間等に応じて、殺菌力をより向上させつつも人体組織10に与える影響を小さくなるよう調整することができる。なお、互いに異なるピーク波長を有するLED42A,42Bが切り替えられたが、ピーク波長を切替可能なLEDが用いられてもよい。
(4)第4実施形態
次に、第4実施形態について説明する。ただし、第1実施形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、特に説明する場合を除き、重複する説明は省略する。
次に、第4実施形態について説明する。ただし、第1実施形態において説明した構成と同様の構成については同一の符号を付し、特に説明する場合を除き、重複する説明は省略する。
<殺菌システムの構成>
図9は、第4実施形態における殺菌システムに備えられる光導入装置の構成の概略を示す図である。図9に示すように、本実施形態の光導入装置100は、カテーテル2の人体外配置部22から紫外光を導入する装置であり、複数の光ファイバ101と、固定部材102とを主な構成要素として備える。
図9は、第4実施形態における殺菌システムに備えられる光導入装置の構成の概略を示す図である。図9に示すように、本実施形態の光導入装置100は、カテーテル2の人体外配置部22から紫外光を導入する装置であり、複数の光ファイバ101と、固定部材102とを主な構成要素として備える。
複数の光ファイバ101は、光を伝送する部材であり、それぞれコアとそのコアを被覆するクラッドとを有する。それぞれの光ファイバ101のコアの屈折率とカテーテル2の屈折率との屈折率差は、概ね3%とされる。この屈折率差が3%以下とされることが好ましい。また、それぞれの光ファイバ101の一方の端部は、光ファイバの光軸AXに対して傾斜する傾斜面101Aを有する。傾斜面101Aに直交する線LNと光ファイバの光軸AXとのなす角度θ1は46度以上とされる。この角度θ1は、光ファイバのコアを伝搬し傾斜面101Aからその傾斜面101Aとの界面に入射する光の入射角に相当する。
固定部材102は、複数の光ファイバ101を固定する部材であり、可撓性を有する。固定部材102は、カテーテル2の外表面上に配置される配置面102Aを有し、その配置面102A側から複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aが露出するように、複数の光ファイバ101の端部を覆っている。
本実施形態の場合、複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aは、その固定部材102の配置面102Aと略同一面上に位置される。ただし、複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aは、固定部材102の配置面102Aと略平行であれば、固定部材102の配置面102A上に位置していなくても良い。但し、カテーテル2の外表面に配置面102Aが当接する状態で、傾斜面101Aから出射する光がカテーテル2の外表面で反射しないようにするためには、光ファイバ101の傾斜面101Aが固定部材102の配置面102A上に位置することが好ましい。
また本実施形態の場合、複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aは、所定の方向に間隔ITLを隔てて並べて配置される。ただし、複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aが所定の方向に間隔ITLを隔てて並べられていれば、当該光ファイバ101の位置関係は多少ずれていても良い。また、複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aの配置は、様々な配置形態を採用し得る。例えば、複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aが、互いに平行な方向に2列で並べられていても良く、格子状に配置されていても良い。なお、カテーテル2の外表面の周方向に沿って複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aを配置し得るように、当該傾斜面101Aは所定の方向に間隔ITLを隔てて並べられることが好ましい。
なお、複数の光ファイバ101のうち傾斜面101A側の端部とは反対側の端部は図示されない光源ユニットと接続されており、当該光源ユニットからそれぞれの光ファイバ101のコアに紫外線が導入される。例えば、光ファイバ101におけるコアのコア径が1mmである場合、1本の光ファイバ101あたり概ね50mWの出力が得られる。
上記の光導入装置100は、例えば、次のように製造し得る。図10は、光導入装置の製造の様子を示す図である。
まず、図10の(A)に示すように、例えば直方体状の空間を有する箱200が用意され、その箱200内に複数の光ファイバ101の一端側が間隔ITLを隔てて斜めに配置される。この箱200の底面に直交する線LN1と光ファイバの光軸AXとのなす角度θ2は、上記のように傾斜面101Aに直交する線LNと光ファイバの光軸AXとのなす角度θ1に相当するので、46度以上とされる。なお、この角度θ2は、箱の高さ等を変更することで調整し得る。
次に、例えばシリコーン樹脂やウレタン樹脂等の固定用樹脂が未硬化状態で箱内に流し込まれた後に硬化され、図10の(B)に示すように、硬化状態の固定用樹脂102Xにより固定された複数の光ファイバ101が箱200から取り出される。次に、図10の(C)の2点鎖線で示すように、固定用樹脂102Xの所定の高さ位置から固定用樹脂102Xの底面と平行に、固定用樹脂102X及び複数の光ファイバ101が切断される。その後、切断面が研磨されることで、図9に示したような光導入装置100が得られる。
<殺菌システムの殺菌方法>
次に、本実施形態の殺菌システムによる殺菌方法について図11及び図12を用いて説明する。図11は、光導入装置が装着された様子を示す図である。図12は、光が伝搬する様子を示す断面図である。なお、図12では、光が伝搬する様子を見易くするため、カテーテル2及び光ファイバ101における断面のハッチングは省略されている。
次に、本実施形態の殺菌システムによる殺菌方法について図11及び図12を用いて説明する。図11は、光導入装置が装着された様子を示す図である。図12は、光が伝搬する様子を示す断面図である。なお、図12では、光が伝搬する様子を見易くするため、カテーテル2及び光ファイバ101における断面のハッチングは省略されている。
図11に示すように、固定部材102がカテーテル2の外周面上に巻き付けられることで光導入装置100が装着される。上記のように固定部材102は可撓性を有しているため、カテーテル2が人体に留置されている状態であっても、そのカテーテル2の外表面上に光導入装置100を装着することができる。なお、カテーテル2の外周面上に巻き付けられた固定部材102が、所定の固定具により固定されていても良い。
図12に示すように、光導入装置100が装着された状態では、固定部材102の配置面102Aと同一面上に位置する複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aがカテーテル2の外周面に接する。また、複数の光ファイバ101それぞれの傾斜面101Aが並べられる方向は、カテーテル2の外表面の周方向と略一致する。
このような状態において、固定部材102に固定される複数の光ファイバ101それぞれのコア101cに光源ユニット120(図11)から紫外線が導入される。紫外線は、それぞれの光ファイバ101のコア101cを伝搬し、当該光ファイバ101の傾斜面101Aが当接するカテーテル2の外周面に入射する。
ここで、カテーテル2の外表面に入射する光の入射角が46度以上であれば、カテーテル2の肉厚部分に導入した光はそのカテーテル2の内表面で全反射する。本実施形態では、光ファイバ101の傾斜面101Aに直交する線LNと光ファイバの光軸AXとの角度は46度以上とされている。このため、それぞれの光ファイバ101のコア101cを伝搬する紫外線の入射角は概ね46度以上となる。したがって、カテーテル2の肉厚部分に導入した紫外線の大部分は、カテーテル2の内表面で全反射し、人体内部側の開口端2Bに向かってカテーテル2の肉厚部分を伝搬する。カテーテル2の肉厚部分を伝搬する紫外線は、上記のように、カテーテル2の人体組織配置部23から人体組織10に向かって放出される。
このように本実施形態の殺菌システムによれば、上記第1実施形態と同様に、カテーテル2と人体組織10との間に介在する菌に対して内側から直接的に紫外光を照射することができる。したがって、人体の外部から紫外光を照射する場合に比べて、人体組織10とその人体組織10に囲まれる導管部分との間に介在する菌を効率良く殺菌することができる。
なお、本実施形態における光導入装置100の複数の光ファイバ101は、可撓性を有する固定部材102に固定され、当該光ファイバ101の傾斜面101Aは、所定の方向に間隔ITLを隔てて並べられている。このため、光ファイバ101が並べられる方向を上記のようにカテーテル2の外表面の周方向と一致させることで、当該周方向からカテーテル2の肉厚部分に紫外線を導入させることができる。したがって、カテーテル2における人体組織配置部23の周方向から人体組織10に向かって紫外線を放出させることができ、この結果、紫外線の照射領域をより広げることができる。
また、本実施形態における複数の光ファイバ101は、可撓性を有する固定部材102に固定され、当該光ファイバ101の傾斜面101Aは、固定部材102の配置面102Aと同一面上に位置されている。このため、所定の長さの固定部材102をカテーテル2に巻き付け、その固定部材102の両端面を張り合わせることで、カテーテル2の外表面に光ファイバ101の端部を概ね密着させることができる。従って、上記のように、傾斜面101Aから出射する光がカテーテル2の外表面で反射することが概ねなくなり、当該光を効率良くカテーテル2に導入させることができる。
なお、所定の方向に並べられる光ファイバ101の外径、ファイバ数、あるいは、間隔ITLの少なくとも1つを異ならせることは、製造上容易である。したがって、現場において異なる外径のカテーテル2が使用される場合であっても、その使用に応じて装着可能な光導入装置100を用意することも可能である。
(5)変形例
以上、一例として上記実施形態が説明されたが、当該実施形態は変形可能である。
以上、一例として上記実施形態が説明されたが、当該実施形態は変形可能である。
例えば、上記実施形態では、医療用導管として、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上の部分を有するカテーテル2が用いられた。しかしながら、このようなカテーテル2に代えて、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上の部分を有していない既存のカテーテルが用いられてもよい。
また上記実施形態では、1mm長さあたりの紫外光の透過率が95%以上でなる第1区間SC1として、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから人体組織配置部23と人体内配置部21との境界位置までの区間が適用された。しかしながら、例えば、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから人体組織配置部23に至るまでの中途位置を第1区間SC1の開始位置とし、人体組織配置部23と人体内配置部21との境界位置を第1区間SC1の終了位置とする第1区間が適用されてもよい。また例えば、第1区間SC1の終了位置が人体内配置部21の中途位置とされていてもよい。また例えば、人体組織配置部23だけが第1区間として適用されてもよい。このように、カテーテル2のうち人体組織10に囲まれる部位を含む第1区間と、その第1区間以外の第2区間とが適用可能である。
また、例えば、人体組織配置部23のうち外側カフ24A又は内側カフ24B以降が第1区間として適用する場合など、人体組織配置部23の一部分だけが第1区間とされてもよい。また、カテーテル2全体が第1区間とされ、第2区間が省略されてもよい。要するに、カテーテル2のうち人体組織10に囲まれる部位の少なくとも一部分において、1mm長さあたりの紫外光の透過率が95%以上とされていればよい。
なお、第1区間が人体内配置部21の少なくとも一部を含む場合、その内腔に貯留される液体中の菌をもその菌量がより少なくなるように殺菌することができる。
また、例えば、人体組織配置部23のうち外側カフ24A又は内側カフ24B以降が第1区間として適用する場合など、人体組織配置部23の一部分だけが第1区間とされてもよい。また、カテーテル2全体が第1区間とされ、第2区間が省略されてもよい。要するに、カテーテル2のうち人体組織10に囲まれる部位の少なくとも一部分において、1mm長さあたりの紫外光の透過率が95%以上とされていればよい。
なお、第1区間が人体内配置部21の少なくとも一部を含む場合、その内腔に貯留される液体中の菌をもその菌量がより少なくなるように殺菌することができる。
また上記実施形態では、カテーテル2の表面に加工が施されていなかったが以下のような加工が施されていてもよい。例えば、図13に示すように、人体組織配置部23の表面には凹凸25が設けられていてもよい。なお、人体組織配置部23のうち外側カフ24A及び内側カフ24Bが設けられている部分の表面にも凹凸25が設けられているとよい。このようにすれば、人体組織配置部23から人体組織10に向けて放出される光量を調整することができる。
なお、凹凸25の高低差D1は光源波長と同程度、もしくはその10倍程度の大きさであることが望ましく200nm〜2μmの範囲内がよい。また図13に示すように、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから遠ざかるほど大きくなっている場合、カテーテル2の長手方向に沿って一様に光を放出させることが可能となる。
また、高低差D1に加えて、又は、高低差D1に代えて、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから遠ざかるほど単位面積当たりの凹凸25の密度が大きくされてもよい。具体的には、例えば、縦1cm×横1cmの正方形面積あたりに放出される光の強度を1mW等の所定値とする場合、人体外側の開口端2Aからの距離がどの距離でも、当該正方形面積あたりに放出される光の強度が所定値となるように、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから遠ざかるほど高低差と密度との双方又は一方が大きくされる。また、カフ24が設けられている部分の凹凸25の高低差D1と密度との双方又は一方が、他の部分の凹凸25の高低差D1と密度との双方又は一方よりも大きくされていてもよい。このようにすれば、菌が貯まり易い傾向にあるカフ24に対して紫外光を重点的に照射することができる。
さらに、人体組織配置部23の表面には上記凹凸25に加えて、あるいは、上記凹凸25に代えて、当該表面を散在する複数の反射材が設けられていてもよい。反射材としては、アルミニウムや銀からなる金属薄膜が利用可能であり、ドット状とされるとよい。このようにしても、人体組織配置部23から人体組織10に向けて放出される光量を調整することができる。なお、凹凸25に加えて反射材が設けられる場合には、人体組織配置部23から人体組織10に向けて放出される光量を所定量確保しつつも、より人体の内腔側に光を伝搬させ易くできる。
このような反射材は、カテーテル2の人体外部側の開口端から遠ざかるほどカテーテル2の単位面積に占める反射膜の割合が小さくされた場合、人体組織配置部23から人体組織10に向けて放出される光量を所定量確保しつつも、より人体の内腔側に光を伝搬させることをより調整し易くできる。
なお、凹凸25の高低差D1は光源波長と同程度、もしくはその10倍程度の大きさであることが望ましく200nm〜2μmの範囲内がよい。また図13に示すように、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから遠ざかるほど大きくなっている場合、カテーテル2の長手方向に沿って一様に光を放出させることが可能となる。
また、高低差D1に加えて、又は、高低差D1に代えて、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから遠ざかるほど単位面積当たりの凹凸25の密度が大きくされてもよい。具体的には、例えば、縦1cm×横1cmの正方形面積あたりに放出される光の強度を1mW等の所定値とする場合、人体外側の開口端2Aからの距離がどの距離でも、当該正方形面積あたりに放出される光の強度が所定値となるように、カテーテル2の人体外部側の開口端2Aから遠ざかるほど高低差と密度との双方又は一方が大きくされる。また、カフ24が設けられている部分の凹凸25の高低差D1と密度との双方又は一方が、他の部分の凹凸25の高低差D1と密度との双方又は一方よりも大きくされていてもよい。このようにすれば、菌が貯まり易い傾向にあるカフ24に対して紫外光を重点的に照射することができる。
さらに、人体組織配置部23の表面には上記凹凸25に加えて、あるいは、上記凹凸25に代えて、当該表面を散在する複数の反射材が設けられていてもよい。反射材としては、アルミニウムや銀からなる金属薄膜が利用可能であり、ドット状とされるとよい。このようにしても、人体組織配置部23から人体組織10に向けて放出される光量を調整することができる。なお、凹凸25に加えて反射材が設けられる場合には、人体組織配置部23から人体組織10に向けて放出される光量を所定量確保しつつも、より人体の内腔側に光を伝搬させ易くできる。
このような反射材は、カテーテル2の人体外部側の開口端から遠ざかるほどカテーテル2の単位面積に占める反射膜の割合が小さくされた場合、人体組織配置部23から人体組織10に向けて放出される光量を所定量確保しつつも、より人体の内腔側に光を伝搬させることをより調整し易くできる。
また上記実施形態では、カテーテル2に紫外線を閉じ込める部材が設けられなかったが、当該部材が設けられていてもよい。具体的には、例えば、紫外光を反射させる反射膜等の部材が人体外配置部22の外周面と内周面との双方又は一方にコーティング又は塗布される。このようにすれば、人体外配置部22から人体組織配置部23により多くの紫外光を導光させることができる。
また上記実施形態では、カテーテル2に紫外線を目視する部材が設けられなかったが、当該部材が設けられていてもよい。具体的には、例えば、紫外光により可視光を発する発光部材が人体外配置部22の外周面にコーティング又は塗布される。なお、筐体30における第3管部PT3にその筐体30の外表面から内表面にわたって貫通する貫通孔が設けられ、その貫通孔に可視光を発する部材が設けられていてもよい。
また上記実施形態では、医療用導管として腹膜透析用のカテーテル2が適用された。しかしながら、例えば尿カテーテルなど、他のカテーテルが医療用導管として適用可能である。また、ドレーンが医療用導管として適用されてもよい。
また上記実施形態では、光導入装置3がカテーテル2に対して着脱可能とされた。しかしながら、光導入装置3はカテーテル2に固定されていてもよい。ただし、カテーテル2を人体に配置させたままその光導入装置3を交換する観点では、光導入装置3がカテーテル2に対して着脱可能とされることが好ましい。
また上記実施形態では、光導入装置3の構成要素として筐体30、発光部40及び導光部材50が備えられた。しかしながら、光導入装置3の構成要素の一部が省略されてもよい。例えば、筐体30が省略され、導光部材50における入力側端部50Aの端面と発光部40の発光面とが接する状態で、当該発光部40が取り付けられる導光部材50がカテーテル2に対して着脱可能とされてもよい。なお、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上の部分を有するカテーテル2が光導入装置3の構成要素とされてもよい。また、光導入装置3の第3管部PT3がコネクタ2CNを兼ねていてもよい。
また上記実施形態では、光導入装置3がカテーテル2の人体外部側の端部の側面上に設けられ、その側面から光が導入された。しかしながら、例えばカテーテル2の人体外部側の開口端2Aの先端に光導入装置を設け、その開口端2Aからカテーテル2に光が導入されてもよい。また例えば、カテーテル2の人体外配置部22の中途部分に光導入装置を設け、その中途部分の側面から光が導入されてもよい。なお、カテーテル2に光導入装置3を装着する時などに皮下トンネルの出口部から菌が入る可能性を低減する観点では、カテーテル2の人体外配置部22ののうち、出口部から例えば1cm以上離れている箇所に光導入装置3を設けることが好ましい。
また上記実施形態では、光導入装置3から紫外光をカテーテル2に導入したが、当該光とともに可視光を導入するようにしてもよい。具体的に第1実施形態では、例えば、可視光を発光するLEDがLED42とともに設けられ、当該LED及びLED42から導光部材50の入力側端部50Aに紫外光と可視光が発光される。また第2実施形態では、例えば、紫外光及び可視光が光源144で生成され、これら光が光ファイバ143を介して、導光部材50の入力側端部50Aに発光される。なお、紫外光以外の光を導入してもよいが、殺菌能を高める観点では紫外光が好ましい。
1・・・殺菌システム、2・・・カテーテル、3,100・・・光導入装置、21・・・人体内配置部、22・・・人体外配置部、23・・・人体組織配置部、24・・・カフ、25・・・凹凸、30・・・筐体、40・・・発光部、50・・・導光部材、101・・・光ファイバ、102・・・固定部材
Claims (14)
- 人体の外部から内部にわたって配置される医療用導管のうち、前記人体の外部側に配置される部位の外表面から光を導入する
ことを特徴とする光導入装置。 - 前記医療用導管のうち前記人体の外部側に配置される部位の側面を囲む導光部材
を備え、
前記導光部材は、前記医療用導管に対して着脱可能であり、
前記医療用導管の人体内部側となる前記導光部材の端部は、前記医療用導管の人体内部側の開口端に向かうにつれて前記医療用導管に近づくように斜めに傾斜し、前記医療用導管の人体外部側となる前記導光部材の端部側から入射する光を前記医療用導管の長手方向に対して斜めに入射させる
ことを特徴とする請求項1に記載の光導入装置。 - 前記導光部材と前記医療用導管とは密着している
ことを特徴とする請求項2に記載の光導入装置。 - 270nm〜340nm帯域内にピーク波長を有する光を発光する発光部
を備え、
前記医療用導管の人体内部側となる前記導光部材の端部は、前記発光部で発光される光を前記医療用導管の長手方向に対して斜めに入射させる
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の光導入装置。 - 光ファイバを備え、
前記光ファイバの一方の端部は、前記光ファイバの光軸に対して傾斜する傾斜面を有し、
前記傾斜面に直交する線と前記光ファイバの光軸との角度が46度以上とされる
ことを特徴とする請求項1に記載の光導入装置。 - 複数の前記光ファイバを固定する固定部材
を更に備え、
前記固定部材は、前記医療用導管の外表面上に配置される配置面を有し、前記配置面側から複数の前記光ファイバそれぞれの前記傾斜面が露出するように、複数の前記光ファイバの端部を覆っている
ことを特徴とする請求項5に記載の光導入装置。 - 前記固定部材は可撓性を有し、
複数の前記光ファイバそれぞれの前記傾斜面は、間隔を隔てて一方向に並べられる
ことを特徴とする請求項6に記載の光導入装置。 - 前記医療用導管を備え、
前記医療用導管のうち人体組織に囲まれる部位の少なくとも一部分は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされる
ことを特徴とする請求項1に記載の光導入装置。 - 前記部位を含む第1区間と、前記第1区間以外の第2区間とで構成され、
前記第1区間は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%以上とされ、
前記第2区間は、1mm長さあたりの270nm〜340nm帯域の光の透過率が95%未満とされる
ことを特徴とする請求項8に記載の光導入装置。 - 前記第1区間は、人体の外部に配置される部位の少なくとも一部を含む
ことを特徴とする請求項9に記載の光導入装置。 - 前記人体組織に囲まれる部位の表面の一部には凹凸が設けられる
ことを特徴とする請求項8に記載の光導入装置。 - 前記凹凸の高低差は、医療用導管の人体外部側の開口端から遠ざかるほど大きい
ことを特徴とする請求項11に記載の光導入装置。 - 前記人体組織に囲まれる部位の表面の一部には、当該表面で散在する複数の反射材が設けられる
ことを特徴とする請求項8に記載の光導入装置。 - 前記反射材は、医療用導管の人体外部側の開口端から遠ざかるほど前記医療用導管の単位面積に占める反射材の割合が小さくなる
ことを特徴とする請求項13に記載の光導入装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/JP2018/000702 WO2018179676A1 (ja) | 2016-07-25 | 2018-01-12 | 光導入装置及び殺菌システム |
| CN201880019114.7A CN110446509A (zh) | 2016-07-25 | 2018-01-12 | 光导入装置以及杀菌系统 |
| EP18774235.8A EP3603692A4 (en) | 2016-07-25 | 2018-01-12 | LIGHT INTRODUCTION DEVICE AND STERILIZATION SYSTEM |
| JP2018003343A JP7030528B2 (ja) | 2016-07-25 | 2018-01-12 | 光導入装置及び殺菌システム |
| US16/497,984 US20200030473A1 (en) | 2016-07-25 | 2018-01-12 | Light introduction device and sterilization system |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016145638 | 2016-07-25 | ||
| JP2016145638 | 2016-07-25 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018020091A true JP2018020091A (ja) | 2018-02-08 |
Family
ID=61164050
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017070434A Pending JP2018020091A (ja) | 2016-07-25 | 2017-03-31 | 光導入装置 |
| JP2018003343A Active JP7030528B2 (ja) | 2016-07-25 | 2018-01-12 | 光導入装置及び殺菌システム |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2018003343A Active JP7030528B2 (ja) | 2016-07-25 | 2018-01-12 | 光導入装置及び殺菌システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20200030473A1 (ja) |
| EP (1) | EP3603692A4 (ja) |
| JP (2) | JP2018020091A (ja) |
| CN (1) | CN110446509A (ja) |
| WO (1) | WO2018179676A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020081003A (ja) * | 2018-11-16 | 2020-06-04 | テルモ株式会社 | 医療用部材 |
| EP3924004A4 (en) * | 2019-02-11 | 2023-11-22 | HAI Solutions, Inc. | FIBER OPTICAL STERILIZATION DEVICE |
| JP2024520406A (ja) * | 2021-05-28 | 2024-05-24 | アセプトゥヴァ アクチェンゲゼルシャフト | カテーテルの周りの皮膚組織を消毒するためのシステム |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20190192707A1 (en) * | 2017-12-22 | 2019-06-27 | Inikoa Medical, Inc. | Disinfecting Methods and Apparatus |
| US11439718B2 (en) * | 2019-01-18 | 2022-09-13 | Merit Medical Systems, Inc. | IV pole isolation and cleaning devices and methods |
| DK180324B1 (en) * | 2019-04-05 | 2020-11-17 | Viobac Aps | A sterilisation device for a catheter tube |
| EP4011430A4 (en) | 2019-08-05 | 2023-07-26 | JMS Co., Ltd. | MEDICAL TUBE DISTAL END POSITION DETECTION SYSTEM |
| CN110893242B (zh) * | 2019-11-29 | 2021-02-02 | 西安交通大学 | 一种体内置入式导管的原位紫外线杀菌系统 |
| WO2021150934A1 (en) | 2020-01-24 | 2021-07-29 | Hubbell Incorporated | Antimicrobial apparatus for tubing |
| CN111514439A (zh) * | 2020-04-29 | 2020-08-11 | 韩阳 | 一种引流管日常留置固定装置 |
| KR102213647B1 (ko) * | 2020-06-19 | 2021-02-10 | 비손메디칼 주식회사 | 기관 내부 트리트먼트 기능을 구비한 엔도 기관 튜브 및 이를 이용한 기관 내부 트리트먼트 시스템 |
| WO2022036263A1 (en) * | 2020-08-13 | 2022-02-17 | Cedars-Sinai Medical Center | Internal ultraviolet therapy |
| US12115385B2 (en) * | 2021-02-07 | 2024-10-15 | Luminary, Llc | Antimicrobial light-emitting device and method of reducing catheter-associated urinary tract infections |
| US20240277913A1 (en) * | 2021-05-18 | 2024-08-22 | Radiatric Inc. | Extracorporeal disinfection system |
| CN113975658B (zh) * | 2021-12-16 | 2023-12-15 | 固安翌光科技有限公司 | 一种静脉插管辅助光疗装置 |
| EP4489658A1 (en) | 2022-03-22 | 2025-01-15 | Bard Access Systems, Inc. | Ultrasound imaging system with a sterilizing system |
| US20240252789A1 (en) * | 2023-02-01 | 2024-08-01 | Bard Access Systems, Inc. | Infusion Systems for In-Line Disinfection of Infusates and Methods Thereof |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5855203A (en) * | 1997-12-19 | 1999-01-05 | Matter; Jean-Paul | Respiratory circuit with in vivo sterilization |
| EP2295112A1 (en) * | 2001-06-15 | 2011-03-16 | UV-Solutions, LLC | Apparatus for sterilizing or disinfecting a region through a bandage |
| US20050279354A1 (en) * | 2004-06-21 | 2005-12-22 | Harvey Deutsch | Structures and Methods for the Joint Delivery of Fluids and Light |
| US20080107564A1 (en) * | 2006-07-20 | 2008-05-08 | Shmuel Sternberg | Medical fluid access site with antiseptic indicator |
| CN101495167A (zh) * | 2006-07-28 | 2009-07-29 | 贝克顿·迪金森公司 | 抗菌的脉管进出设备 |
| US8556950B2 (en) * | 2006-08-24 | 2013-10-15 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Sterilizable indwelling catheters |
| US8197087B2 (en) * | 2007-07-05 | 2012-06-12 | Baxter International Inc. | Peritoneal dialysis patient connection system using ultraviolet light emitting diodes |
| WO2016047410A1 (ja) * | 2014-09-24 | 2016-03-31 | 株式会社トクヤマ | 加圧流体殺菌装置 |
| WO2017029832A1 (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | オリンパス株式会社 | 医療用シース及び医療機器 |
| US10543058B2 (en) * | 2015-08-21 | 2020-01-28 | Corning Incorporated | Medical device disinfecting system and method |
| JP6549456B2 (ja) * | 2015-09-25 | 2019-07-24 | 日機装株式会社 | 流体殺菌装置 |
-
2017
- 2017-03-31 JP JP2017070434A patent/JP2018020091A/ja active Pending
-
2018
- 2018-01-12 JP JP2018003343A patent/JP7030528B2/ja active Active
- 2018-01-12 US US16/497,984 patent/US20200030473A1/en not_active Abandoned
- 2018-01-12 CN CN201880019114.7A patent/CN110446509A/zh active Pending
- 2018-01-12 EP EP18774235.8A patent/EP3603692A4/en not_active Withdrawn
- 2018-01-12 WO PCT/JP2018/000702 patent/WO2018179676A1/ja not_active Ceased
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020081003A (ja) * | 2018-11-16 | 2020-06-04 | テルモ株式会社 | 医療用部材 |
| EP3924004A4 (en) * | 2019-02-11 | 2023-11-22 | HAI Solutions, Inc. | FIBER OPTICAL STERILIZATION DEVICE |
| JP2024520406A (ja) * | 2021-05-28 | 2024-05-24 | アセプトゥヴァ アクチェンゲゼルシャフト | カテーテルの周りの皮膚組織を消毒するためのシステム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP3603692A1 (en) | 2020-02-05 |
| US20200030473A1 (en) | 2020-01-30 |
| EP3603692A4 (en) | 2021-06-09 |
| JP7030528B2 (ja) | 2022-03-07 |
| WO2018179676A1 (ja) | 2018-10-04 |
| CN110446509A (zh) | 2019-11-12 |
| JP2018171428A (ja) | 2018-11-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2018020091A (ja) | 光導入装置 | |
| US12415004B2 (en) | Light disinfecting apparatus and methods | |
| JP7050936B2 (ja) | 消毒方法および装置 | |
| EP3001808B1 (en) | Visible light photo-disinfection patch | |
| US20160074126A1 (en) | Film illumination system | |
| US20080097415A1 (en) | Endoprobe | |
| TW200840539A (en) | Thermally robust illumination probe tip | |
| JP2010519947A (ja) | カニューレ/光学繊維装置及び前記装置を含むレーザー器具 | |
| CN106821478A (zh) | 骨钉装置 | |
| JP2018114209A (ja) | 医療用導管 | |
| JP2017221473A (ja) | 紫外線照射装置 | |
| JP7053547B2 (ja) | 医療用ライトガイド及びその製造方法 | |
| CN209966549U (zh) | 下肢静脉曲张消融术用激光治疗仪 | |
| JP2023158396A (ja) | 菌又はウイルスの不活化装置、治療装置 | |
| JP2020014491A (ja) | レーザー治療器 |