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JP2018019163A - 画像読取装置 - Google Patents

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JP2018019163A JP2016146142A JP2016146142A JP2018019163A JP 2018019163 A JP2018019163 A JP 2018019163A JP 2016146142 A JP2016146142 A JP 2016146142A JP 2016146142 A JP2016146142 A JP 2016146142A JP 2018019163 A JP2018019163 A JP 2018019163A
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栃木 伸之
Nobuyuki Tochigi
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Abstract

【課題】装置の大型化を抑制しつつ、原稿での正反射の影響を抑えることができる画像読取装置を提供する。【解決手段】明状態と滅状態とを交互に繰り返す第1の照明光と、該第1の照明光が滅状態のときに明状態となる第2の照明光と、により照明された原稿を結像する撮像光学系と、該撮像光学系からの光を受光して画像情報を取得する撮像素子と、前記第1の照明光が明状態のときに取得される第1の画像情報と、前記第1の照明光が滅状態のときに取得される第2の画像情報と、に基づいて前記第1の照明光の前記原稿での正反射の有無を判定する第1の判定部と、該第1の判定部により前記正反射が有ると判定された場合に、前記第1及び第2の画像情報に基づいて前記原稿の画像を生成する生成部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特にオーバーヘッド読取方式によりエリアの一括読み取りを行う画像読取装置に好適なものである。
従来、画像情報を上方より読み取る画像読取装置として、原稿台に載置された原稿面を撮像素子によって上方から撮像し、原稿面の画像情報を取得するものが知られている。
ここで、原稿が光沢を持った紙や平板状のプラスチックからなる場合、原稿を照明する光源の配置状態によって原稿表面で照明光が正反射した状態で画像情報を取得する場合がある。この場合、正反射が発生している部分の画像情報は輝度が高く飽和した状態の、いわゆる「サチリ」の発生した画像となるか、輝度が高い画像となるため、画像情報が読み取れなかったり画像の濃度にムラが出たりするなどの問題が発生する。
このため、このような正反射光による影響を低減、回避を行った画像読取装置が提案されている。特許文献1には、被写体に対して複数の異なる被写体像をイメージセンサ上に結像するように、被写体の撮影位置を変更するための位置変更手段を設け、複数の撮影画像データを合成して正反射部分の無い画像データを得る画像読取装置が開示される。
また、特許文献2には、被写体の載置および除去が可能な開口部以外を覆い、載置部に照射される光の一方向の成分を透過する第一偏光手段、第一偏光正反射光の成分の方向と交差する方向の成分のみを透過する第二偏光手段を備える画像読取装置が開示される。
特開平8−307657号公報 特開2009−141511号公報
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、正反射光の光源が蛍光灯のような長尺なものである場合、位置変更手段により変更する方向が蛍光灯の長尺方向に沿っていると、位置変更しても同じ場所に正反射光が残ることとなる。そして、位置変更手段で蛍光灯の長尺方向以外の方向にも対応するには2次元的に位置変更を可能とする必要があり、そのために装置が大型化する。
また、特許文献2に開示された従来技術では、被写体の周りを一部の開口部以外全て覆うため、被写体が大きくなると、それを覆う装置として大型化してしまう。更に、偏光手段で照明光の一部をカットするため、必要な照明光量を得るには光源の光量を増やす必要があり、これにより光源や偏光手段が昇温するため、その冷却手段も必要になり装置が大型化する。
本発明の目的は、装置の大型化を抑制しつつ、原稿での正反射の影響を抑えることができる画像読取装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像読取装置は、明状態と滅状態とを交互に繰り返す第1の照明光と、該第1の照明光が滅状態のときに明状態となる第2の照明光と、により照明された原稿を結像する撮像光学系と、該撮像光学系からの光を受光して画像情報を取得する撮像素子と、前記第1の照明光が明状態のときに取得される第1の画像情報と、前記第1の照明光が滅状態のときに取得される第2の画像情報と、に基づいて前記第1の照明光の前記原稿での正反射の有無を判定する第1の判定部と、該第1の判定部により前記正反射が有ると判定された場合に、前記第1及び第2の画像情報に基づいて前記原稿の画像を生成する生成部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ、原稿での正反射の影響を抑えることができる画像読取装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略斜視図 本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略断面図 第1の実施形態に係る画像読取装置の正反射光回避モード時のフローチャート 第1の実施形態に係る蛍光灯のフリッカー状態を示す図 第1の実施形態に係る正反射領域検出動作によって得られるセンサ出力を示す図 第1の実施形態に係るフリッカーと2回の撮影タイミングの関係を示した図 第1の実施形態に係る画像合成を模式的に示した図 第2の実施形態に係る画像読取装置の概略断面図 第2の実施形態に係る画像読取装置の正反射光回避モード時のフローチャート
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
(画像読取装置)
図1は、本発明の実施形態に係る画像読取装置の概略斜視図である。101は画像読取装置本体(装置本体)、102は原稿台、103は原稿載置位置を示す枠、104は原稿である。画像読取時には、枠103の中に上向きに配置された原稿104が、装置本体101に組み込まれた撮像装置で撮像され、原稿画像が不図示の記憶装置やプリンターやモニターに出力される。
原稿台102は装置本体101と一体となる必要はなく、机やテーブルのような平坦な部分があるものであれば、その上に装置本体101を置くことで同様の機能は発揮可能である。なお、原稿載置位置を示す枠103は、原稿104を置く場所が分かるマットのような敷物であっても問題ない。
図2は、本実施形態に係る画像読取装置の概略断面図である。105は電源、106は撮像装置、107は回路基板である。撮像装置106は、撮像光学系と撮像光学系の像面に設けられ撮像光学系からの光を受光して画像情報を取得する撮像素子(2次元撮像素子)とを備え、電源105で駆動している回路基板107に実装されたチップで制御される。本実施形態では、撮像装置106は、原稿に対し鉛直方向で上側の空間に設けられ、原稿の画像情報を上方より読取ることができるようにしている。このとき、撮像素子は、原稿を載置する原稿台よりも原稿に近い位置に設けられることとなる。
図2で、108は蛍光灯であり、明状態と滅状態とを交互に繰り返す第1の照明光(照明光1)をも表わす。また、109は少なくとも第1の照明光が滅状態のとき原稿を照明する第2の照明光(照明光2)としての外光(例えば太陽光)を表す。
なお、後述する蛍光灯108の照明光による原稿の正反射が考慮される必要がある一方、外光109は、原稿面の法線に対する入射角が蛍光灯108による照明光よりも大きい。そして、外光109の光量は一般に蛍光灯108の光量よりも小さく、外光による原稿の正反射は考慮される必要が無い。
ここで、本明細書において明状態とは、第1の照明光における光量がピーク光量の80%乃至100%の照明状態を指す。また、滅状態とは、第1の照明光における光量がピーク光量の0%乃至20%の照明状態を指す。
そして、より好ましい明状態としては、第1の照明光における光量がピーク光量の90%乃至100%の照明状態を指す。また、より好ましい滅状態としては、第1の照明光における光量がピーク光量の0%乃至10%の照明状態を指す。
本実施形態において、駆動周波数に応じて50Hzや60Hzで明滅を繰り返している蛍光灯108は天井に取り付けられ、原稿104を含め、原稿104の周り全体を照明する。そして、装置本体101は一般的に室内に設置されるので、窓などから入射する外光109も原稿104を照明する。
ここで、原稿104が通常の記録紙(コピー用紙)のような光の拡散度の大きなものであれば、正反射光は発生しにくいため画像情報が読み取れなくなるという問題は発生しない。しかしながら、原稿104が免許証とか写真用紙などの光沢のある場合は、装置本体101近傍の上方にある蛍光灯108の光の一部(図2の矢印点線)は原稿104の表面で正反射を起こす。
すなわち、撮像装置106によって、蛍光灯108の光が正反射を起こした箇所(図2の矢印点線の折れ曲がった箇所)の原稿画像情報は読み取れず、蛍光灯108が画像として撮像されてしまう。
ここで、外光109が窓等から入射しているが、天井にある蛍光灯108に比べ入射角が大きいため外光109の正反射光(図2の矢印一点鎖線)は撮像装置106より下側に向かう。すなわち、撮像装置106には外光109の正反射光以外が入射し、外光109の正反射光は入射しない。
本実施形態においては、以下に示すように外光109を用いて、蛍光灯108の正反射光を撮像してしまう問題を解消する。本実施形態においては、蛍光灯108の照明光による原稿での正反射の有無を判定する第1の判定部(図2のCPU110)と、原稿照明光として明状態と滅状態とを交互に繰り返す成分の有無を判定する第2の判定部(図2のCPU110)を有する。
(フローチャート)
図3は、本実施形態に係る画像読取装置の正反射光回避モード時のフローチャートである。このフローチャートに従って、蛍光灯108の正反射光による画像情報の欠落の回避について説明する。
先ず、装置本体101、もしくは画像読取装置に接続された不図示のPC(パーソナルコンピュータ、パソコン)から、正反射回避モードが選択され、正反射回避モードがSTARTする(S101)。
1)フリッカー検出(撮影前の予備動作)
次に、上述した第2の判定部(図2のCPU110)においてフリッカー検出動作を行う(S102)。蛍光灯108は交流電源により駆動するため、その周波数に応じて原稿照明の光量は明滅を繰り返す(いわゆるフリッカーが存在)。図4に、撮像素子の所定画素における出力の時間的変化に対応する蛍光灯による照明光(照明光1)と外光による照明光(照明光2)を足し合わせた照明光量の時間的変化を示す。
すなわち、フリッカー検出動作(S102)では撮像装置106を駆動させ、原稿面の明るさを連続出力させ、図4のような出力情報を得る。蛍光灯108は交流電源により駆動するため、その周波数に応じて図4に示すように、明滅を繰り返している。例えば50Hzなどの周波数で明滅を繰り返しているが、瞬間的に消えたり点いたりしているのではなく図のように徐々に変化している。このような明滅について、所定時間内の回数分だけ回路基板107に実装された記憶手段に格納する。
次に、フリッカー検出(S103)を行う。フリッカー検出動作(S102)で得られた情報から、光量の変化の周期性を求める。例えば、所定時間内に10回明滅するとした場合、光量変化の変化を10回計測し、10回の光量変化の平均時間(平均周期A)に対し各光量変化の時間(T1、T2、T3、・・・、T10)が10%以内に納まれば、周期性がありフリッカーであると判断する。一方、その条件から外れた場合は、周期性がなくフリッカーでないと判断する。
フリッカーであると判断した場合は、任意のピーク光量とボトム光量もしくは10回のピーク光量の平均とボトム光量の平均を取得する。更に、図4に示す平均時間Aおよびこの半分の時間A/2の情報を回路基板107に実装された記憶手段に格納し、Yesの判定に基づき正反射領域検出動作へ進む(S104)。一方、フリッカーがないと判断した場合は、Noの判定に基づき正反射回避モードのENDへ進む(S110)。
正反射領域検出動作(S104)に進んだ場合において、図5は正反射領域検出動作(S104)によって得られる情報の一部を示す。図5(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ原稿104を撮像装置106で読み取った時の1ラインの出力で、横軸は画素位置、縦軸は輝度出力である。なお、説明のため1ラインにしているが、複数ラインでも考え方は同様である。
図5で、(a)、(b)は蛍光灯+外光、(c)、(d)は外光だけの場合の出力を示す。横軸に平行な一点鎖線は出力値が正反射と判断するための閾値である。この閾値としては、輝度飽和する値に設定しても良いし、それよりも若干小さい値に設定しても良い。
2)正反射検出(撮影前の予備動作)
次に、上述した第1の判定部(図2のCPU110)において正反射検出を行う(S105)。正反射検出動作(S104)で得られた出力が図5(b)のように閾値より大きければ、正反射光を読み取っている可能性があり、図5(a)のように閾値より小さければ正反射光を読み取っていないことを示す。図5(a)のように閾値以下の出力であれば、正反射光を読み取っていないと判断し、Noの判定に基づき正反射回避モードのENDへ進む(S110)。
ここで、図5(b)のように閾値より大きくても必ず正反射光を読み取っているとは言えない。例えば、原稿104に反射率の高い銀色のものがある場合などは正反射光を読み取っていない場合でも出力が大きくなる。このため蛍光灯の消灯しているタイミング、すなわち外光だけの場合の出力と比較を行う。
すなわち、図5(d)のような外光だけの出力プロファイルで、図5(b)の出力プロファイに近い(相似である)プロファイルであれば、正反射ではなく原稿が明るくなる特性のもので、正反射光を読み取っていないと判断する。そして、Noの判定に基づき正反射回避モードのENDへ進む(S110)。一方、図5(c)のような外光だけの出力プロファイルで、図5(b)の出力プロファイルに近くない(相似でない)場合は、正反射と判断し、露光量&露光タイミング算出へ進む(S106)。
3)2回の撮影のための撮影条件の決定(撮影前の予備動作)
次に、原稿104を撮影(画像読取)するための撮影条件として撮影露光量と撮影タイミング(撮像タイミング、露出タイミング)を算出する(S106)。具体的には、フリッカー検出(S103)で記憶手段に格納された光量と周期のデータから撮影露光量と撮影タイミングの算出を行う。ここで、撮影(画像読取)は2回(照明光に明状態と滅状態とを交互に繰り返す成分があるときの明状態での撮影および滅状態での撮影)行うため、それぞれの撮影条件を算出する。
図6は、フリッカーと2回の撮影タイミング(撮像タイミング)の関係を示した図である。図6(a)、(b)、(c)は、それぞれ蛍光灯108の照明光1、外光109である照明光2、照明光1と照明光2が同時に照明している時の光量変化を示したもので、横軸は時間、縦軸は光量になっている。
図6(a)に示すように、照明光1では前述のように一定の周期で光量が変動するフリッカーが発生している。そして、図6(b)に示すように、照明光2は外光(例えば、窓から入射する太陽光)であるため、原稿を撮影する時間程度の変化の中ではほとんど変化は発生しない。仮に雲がかかって変動しても、周期的な変化は発生しない。そして、図6(c)に示すように、これらの照明光1と照明光2を合わせたものが、実際の光量変化となる。
第1及び第2の画像情報を取得する2回の撮影(画像読取)のうち、第1の画像情報を取得する一回目の撮影は、正反射が発生している状態すなわち光量変化のピークとなるタイミング(撮影タイミング、露光タイミング)とする。そして、撮影露光量は、第1及び第2の画像情報で対応する位置における相対的な明るさの変化を小さくするように第1及び第2の画像情報が得られるときの少なくとも一方において露光時間(シャッタ)および絞り径の少なくとも一方で調整される。このとき、通常の撮影時と同じようにセンサー感度なども加味して調整される。
そして、第2の画像情報を取得する二回目の撮影は、正反射が発生していない外光のみの状態すなわち光量変化のボトムとなるタイミング(撮影タイミング)とする。具体的には、1回目の撮影から2回目の撮影に至る間隔を、記憶手段に格納された1周期のデータAに基づき半周期の時間A/2として呼び出す。なお、ここでは一例として半周期の時間A/2としているが、A/2+A×n(nは整数)としても同様の効果が得られる。
そして、二回目の撮影の撮影露光量としては、正反射を起こして読み取れなかった領域が読み取れるよう定められる。すなわち、このときの撮影露光量は正反射検出(S105)で記憶手段に格納した正反射が発生している領域が読み取れるよう定められる。なるべく、画像合成(S109)の時にノイズが少なくなるような設定が好ましい。
次に、上記のように算出された露光量&露光タイミングとなるように変更を行う(S107)。すなわち、露光量&露出タイミング算出(S106)で算出された撮影条件を基にして、既に入っている撮影条件から、新たに撮像光学系の絞りやシャッタースピードを変更して露光量変更すると共に、第1回目の撮影から第2回目の撮影までの時間を変更する。
2回の撮影に関しては、図6(c)に示すように、1回目はフリッカーの光量変化周期のピーク近傍、2回目は1回目からフリッカーの光量変化周期の1/2後の光量が少ないボトム近傍となっている。
4)2回の撮影
次に、露光量&露光タイミング変更(S107)にて変更された撮影条件に基づき撮影を行う(S108)。この時、1回目の撮影のためにフリッカー検出動作を念のため再度行いながら、光量変化のピーク近傍に来たタイミングで1回目の撮影を行い、画像1を得る。そして、設定された2回目の露光タイミングで2回目の撮影を行い、画像2を得る。そして、2つの画像(画像1、画像2)の画像データを回路基板107に実装された記憶手段に格納する。
5)画像の合成
次に、合成部としてのCPU110(図2)は、正反射を低減した原稿の画像を合成(画像合成)を行う(S109)。本実施形態における合成部は、第1の画像情報のうち出力が飽和した正反射領域の画像情報を、第2の画像情報における対応領域の画像情報で置き換えることにより原稿の画像を合成する。すなわち、上記合成部は、正反射が有る場合において正反射を抑えた原稿の画像を生成する生成部とも言える。
図7は、画像合成を模式的に示したものである。1回目の撮影で得られた画像1と2回目の撮影で得られた画像2があり、画像1の白抜けした部分が正反射光により情報が欠落してしまった場所である。画像2の点線は画像1の白抜けした場所と同じ場所で、正反射光となった蛍光灯108が消灯し、外光109で撮影しているため、全体的に明るさは暗くなるが画像情報は残っている。よって、画像1の白抜部を画像2からもってきて合成し、明るさの違いを補正すれば、画像3のような画像情報の欠落がないものが得られる。
このようにして、正反射光回避モードがENDとなる(S110)。そして、フリッカー検出(S103)や正反射検出(S105)でNoとなった場合は正反射回避モードは不要と判断し、正反射光回避モードがENDとなる(S110)。例えば、正反射がそもそも発生していないのに正反射回避モードになっていた場合などである。
以上、本実施形態によれば、装置の大型化を回避すると共に、原稿での正反射の影響を抑えることができる。すなわち、正反射光により画像情報が読み取れない場合や濃度にムラが出る場合を回避することができる。
《第2の実施形態》
図8は、本発明の第2の実施形態に係る画像読取装置の概略断面図である。801は画像読取装置本体(装置本体)、802は原稿台、803は原稿載置位置を示すシート、804は原稿、805は電源、806は撮像装置、807は回路基板、808は蛍光灯、809はLED照明装置である。撮像装置806は撮像光学系と撮像素子とを備え、電源805で駆動している回路基板807に実装されたチップで制御される。
図8で、808は蛍光灯であり第1の照明光(照明光1)をも表わす。また、809はLED照明装置であり第2の照明光(照明光2)をも表す。駆動周波数に応じて240Hzで明滅を繰り返している蛍光灯808は天井に取り付けられ、原稿804を含め、原稿804の周り全体を照明する。更に、装置本体801に内蔵されたLED照明装置809からも原稿804を照明する。第2の照明光(照明光2)を射出する光源を備えたLED照明装置809は連続点灯するように、回路基板807に実装されたチップで制御されている。
第1の実施形態と同様に、蛍光灯808から出射した光線の一部は矢印点線のように進み正反射光を発生させる。このとき、LED照明装置809から出射した光は一点鎖線矢印のように進み正反射した光は撮像装置806に入射しないため、正反射光を撮像装置806で撮像してしまう問題は発生しない。
本実施形態においては、蛍光灯108の照明光による原稿での正反射の有無を判定する第1の判定部(図8のCPU810)と、原稿照明光として明状態と滅状態とを交互に繰り返す成分の有無を判定する第2の判定部(図8のCPU810)を有する。
(フローチャート)
図9は、本実施形態に係る画像読取装置の正反射光回避モード時のフローチャートである。このフローチャートに従って、正反射光による画像情報の欠落の回避について説明する。基本的な流れは、第1の実施形態と同じである。START(S201)後にLED照明装置点灯(S202)が加わり、画像合成(S210)後にLED照明装置消灯(S211)が加わった所が異なる。
本実施形態は、窓などがない会議室等の部屋に設置された場合のもので、外光を利用していた第1の実施形態に対し外光が届かない場所になった場合でも装置本体801に内蔵されたLED照明装置809を使い、正反射の影響を抑えることができる。
以上、本実施形態も、装置の大型化を回避すると共に、原稿での正反射の影響を抑えることができる。すなわち、正反射光により画像情報が読み取れない場合や濃度にムラが出る場合を回避することができる。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、明状態と滅状態とを交互に繰り返す第1の照明光と、少なくとも該第1の照明光が滅状態のとき原稿を照明する第2の照明光に関し、少なくとも一方が
装置本体外に存在するものであったが、本発明はこれに限られない。すなわち、明状態と滅状態とを交互に繰り返す第1の照明光を発する光源と、上記第2の照明光を発する光源の双方が装置本体に内蔵されるものであっても良い。
(変形例2)
上述した実施形態では、第2の照明光は連続光としたが、第2の照明光は第1の照明光とは位相が異なり明状態と滅状態とを交互に繰り返す照明光であっても良い。
101・・・画像読取装置本体、102・・・原稿台、103・・・原稿載置位置を示す枠、104・・・原稿、105・・・電源、106・・・撮像装置、107・・・回路基板、108・・・照明手段1(蛍光灯)、109・・・照明手段2(外光)

Claims (13)

  1. 明状態と滅状態とを交互に繰り返す第1の照明光と、該第1の照明光が滅状態のときに明状態となる第2の照明光と、により照明された原稿を結像する撮像光学系と、
    該撮像光学系からの光を受光して画像情報を取得する撮像素子と、
    前記第1の照明光が明状態のときに取得される第1の画像情報と、前記第1の照明光が滅状態のときに取得される第2の画像情報と、に基づいて前記第1の照明光の前記原稿での正反射の有無を判定する第1の判定部と、
    該第1の判定部により前記正反射が有ると判定された場合に、前記第1及び第2の画像情報に基づいて前記原稿の画像を生成する生成部と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記第1の判定部は、前記撮像素子の一部の出力情報に基づいて前記正反射の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記撮像素子の第1の画素における出力の時間的変化に基づいて、明状態と滅状態とを交互に繰り返すことの有無を判定する第2の判定部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2の判定部は、明状態と滅状態とを交互に繰り返す周期の平均に基づき前記第1及び第2の画像情報を得る撮像タイミングを決定することを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記第1及び第2の画像情報で互いに対応する位置における相対的な明るさの変化を小さくするように、前記第1及び第2の画像情報が得られるときの少なくとも一方において露光量を調整するシャッタおよび絞りの少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記生成部は、前記第1の画像情報のうち出力が飽和した正反射領域の画像情報を、前記第2の画像情報における対応領域の画像情報で置き換えることにより前記原稿の画像を生成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記第1及び第2の照明光の前記原稿に対する入射角が互いに異なることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 前記第2の照明光の前記原稿に対する入射角は、前記第1の照明光の前記原稿に対する入射角よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  9. 前記第2の照明光を射出する光源を有することを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
  10. 前記第2の照明光は、前記第1の照明光が明状態のときも前記原稿を照明することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  11. 前記第2の照明光は、前記第1の照明光とは位相が異なり明状態と滅状態とを交互に繰り返す照明光であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  12. 前記第1の照明光を射出する光源として蛍光灯を備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  13. 前記撮像素子は、前記原稿を載置する原稿台よりも前記原稿に近い位置に設けられることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の画像読取装置。
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