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JP2018018988A - 位置合せ装置、位置合せ方法、位置検出装置、リソグラフィ装置、物品の製造方法 - Google Patents

位置合せ装置、位置合せ方法、位置検出装置、リソグラフィ装置、物品の製造方法 Download PDF

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JP2018018988A
JP2018018988A JP2016148935A JP2016148935A JP2018018988A JP 2018018988 A JP2018018988 A JP 2018018988A JP 2016148935 A JP2016148935 A JP 2016148935A JP 2016148935 A JP2016148935 A JP 2016148935A JP 2018018988 A JP2018018988 A JP 2018018988A
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康平 鈴木
Kohei Suzuki
康平 鈴木
貴光 古巻
Takamitsu Komaki
貴光 古巻
宇梶 隆夫
Takao Ukaji
隆夫 宇梶
卓 芝山
Taku Shibayama
卓 芝山
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Abstract

【課題】 アライメント制御の精度向上と応答性向上とを両立させることが可能な、位置合せ装置を提供することができる。【解決手段】 位置合せ装置は、物体のマークの位置を計測する第1計測部と第2計測部とを備え、前記第1計測部と前記第2計測部はそれぞれ、受光素子アレイと光学系とを備え、前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短くなるように、構成してあり、前記第1計測部により計測した前記マークの位置から前記物体の第1位置情報を取得し、前記第2計測部により計測した前記マークの位置から前記物体の第2位置情報を取得し、前記第1位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素以外の要素と前記第2位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素とを入力として用いて前記物体の位置合せをする。【選択図】 図2

Description

本発明は、位置合せ装置、位置合せ方法、位置検出装置、リソグラフィ装置、物品の製造方法に関する。
半導体デバイスやMEMSなどの微細化の要求が進み、ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等の基板上のインプリント材を型で成形し、インプリント材のパターンを基板上に形成する微細加工技術が注目を集めている。この技術は、インプリント技術とも呼ばれ、基板上に数ナノメートルオーダーの微細な構造体を形成することができる。
特許文献1では、インプリント技術を用いたインプリント装置において、デバイス等の製造の点で有利なステップアンドフラッシュ式インプリントリソグラフィを応用した装置が開示されている。
インプリント装置では、まず、基板上のインプリント領域であるショット領域にインプリント材を塗布する。次に、型のパターン領域と前記ショット領域の位置合せを行いながら、前記パターン領域を前記インプリント材に接触(押印)させ、前記インプリント材を前記パターン領域に充填させる。そして、紫外線を照射して前記インプリント材を硬化させたうえで引き離すことにより、前記インプリント材のパターンが基板上に形成される。
また、インプリント装置でナノメートルオーダーの微細パターン形成を量産工程へ適用するには、前記位置合せの精度の向上が求められており、そのためには、型のパターン領域と基板上のショット領域とのアライメントが重要である。
また、インプリント装置では、型のパターン領域と基板上のショット領域とのアライメントに、ダイバイダイアライメント方式を用いることができる。この方式では、基板上のショット領域ごとに、型に設けられたアライメントマークおよび基板に設けられたアライメントマークを光学的に検出して、型のパターン領域と基板上のショット領域間の、位置ずれおよび形状差を補正する。
特許文献2には、型と基板との相対的な位置合せのためのマークを検出する位置検出装置等が記載されている。特許文献2において、位置検出装置は、照明光学系により光源からの光を導き、検出光学系により型側マークと、基板側マークとからの回折光により発生するモアレ縞を検出する。そして、モアレ縞を電気信号へ変換して出力し、出力結果をもとに、基板が配置される駆動機構を駆動し、型と基板とのアライメント制御を行う。このアライメント制御において高い応答性を実現すれば、前記位置合せにかかる時間を短縮することができる。また、位置合せ精度の向上の要求に伴い、より高い精度のアライメント制御が求められている。これらの観点から、アライメント制御はより高い応答性かつ高い精度であることが望まれている。
特許第4185941号公報 特開2013−30757号公報
従来のアライメント制御はウエハとモールドそれぞれに形成されたマークの計測結果からウエハとモールドの相対位置情報を得る。この相対位置情報とウエハとモールドの位置合せの目標値との偏差を演算し、第1補償器、及び第2補償器を介してウエハを搭載したウエハステージの制御を行う。ここで、第1補償器は、前記偏差の微分要素以外の要素、つまり前記偏差の比例要素と前記偏差の積分要素との一方または両方の要素によって入力信号(入力)を求める。また、第2補償器は前記相対位置情報の微分要素によって入力信号を求める。
ここで、入力信号Inを求める式(1)は、比例ゲインをK、前記偏差の比例値から求める比例項をP、積分ゲインをK、前記偏差の積分値から求める積分項をI、微分ゲインをK、前記偏差の微分値から求める微分項をDとすると、
In=K×P+K×I+K×D・・・(1)
で表される。
前記偏差の比例要素とは、式(1)における比例ゲインKと比例項Pからなる項である。比例要素により前記偏差の大きさに比例した入力信号を求めることができるので、徐々に前記偏差を0に近づけていくことができる。また、前記偏差の積分要素とは、式(1)における積分ゲインKと積分項Iからなる項である。積分要素により前記偏差の累積値に応じた入力信号を求めることができるので、比例項だけでは制御できない残留した前記偏差を0に近づけていくことができる。また、前記偏差の微分要素とは、式(1)における微分ゲインKと微分項Dからなる項である。微分要素により単位時間における前記偏差の変化に応じて入力信号を調整できるので、外乱等により前記偏差が急激に変化した時に制御のむだ時間を短くすることができ、短時間で前記残差を0に近づけていくことができる。ここで、むだ時間とは、制御対象に入力信号を与えてから、入力信号に応じた出力信号が現れるまでに生じる時間のことである。
しかし、アライメント制御の応答性及び精度は、計測部の処理時間及び取得するデータ量にそれぞれ依存する。アライメント制御の精度向上を目的として、計測部で取得するデータ量を増やすと、データ処理に必要な時間が増えアライメント制御の応答性が低下する。また、アライメント制御の応答性向上を目的として、計測部で取得するデータ量を減らしてデータ処理の時間を短縮すると、アライメント制御の精度が低下する。このため、アライメント制御の精度と応答性とを両立させることが困難になる。
そこで、本発明は、アライメント制御の精度と応答性とを両立させることが可能な、位置合せ装置、位置合せ方法、位置検出装置、リソグラフィ装置、物品の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一側面としての位置合せ装置は、物体の位置合せをする位置合せ装置であって、前記物体のマークの位置を検出する位置検出部と、前記物体を移動させる移動部と、制御部と、を有し、前記位置検出部は、前記マークからの光を受光して前記マークの位置を計測する第1計測部と第2計測部とを備え、前記第1計測部と前記第2計測部はそれぞれ、前記光を受光するための受光素子アレイと前記光を前記受光素子アレイに結像する光学系とを備え、前記位置検出部は、前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短いか、前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭いか、前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短く且つ前記光を前記受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭くなるように、構成してあり、前記制御部は、前記第1計測部により計測した前記マークの位置から前記物体の第1位置情報を取得し、前記第2計測部により計測した前記マークの位置から前記物体の第2位置情報を取得し、前記第1位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素以外の要素と前記第2位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素とを入力として用いて前記物体の位置合せをするように前記移動部を制御する。
本発明によれば、アライメント制御の精度と応答性とを両立させることが可能な、位置合せ装置、位置合せ方法、位置検出装置、リソグラフィ装置、物品の製造方法を提供することができる。
インプリント装置を示す図である。 アライメントスコープの構成を示す図である。 実施例1に係るアライメント制御におけるブロック図を示す図である。 実施例2に係るアライメント制御におけるブロック図を示す図である。 アライメントスコープの構成を示す図である。 モアレ縞の信号処理により求める第1積算量を示す図である。 モアレ縞の信号処理により求める第2積算量を示す図である。 物品の製造方法を説明するための図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の実施例では、リソグラフィ装置としてインプリント装置を用いた例について説明する。各図において、同一の部材については、同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
インプリント装置について説明する。図1は、インプリント装置を示す図である。インプリント装置1は、ウエハ9上に供給されたインプリント材15をモールド7と接触させ、インプリント材15に硬化用のエネルギーを与えることにより、モールド7の凹凸パターンが転写された硬化物のパターンを形成する装置である。
ここで、インプリント材15には、硬化用のエネルギーが与えられることにより硬化する硬化性組成物(未硬化状態の樹脂と呼ぶこともある)が用いられる。硬化用のエネルギーとしては、電磁波、熱等が用いられる。電磁波としては、例えば、その波長が150nm以上1mm以下の範囲から選択される、赤外線、可視光線、紫外線などの光であってよい。
硬化性組成物は、光の照射により、あるいは、加熱により硬化する組成物である。このうち、光により硬化する光硬化性組成物は、重合性化合物と光重合開始剤とを少なくとも含有し、必要に応じて非重合性化合物または溶剤を含有してもよい。非重合性化合物は、増感剤、水素供与体、内添型離型剤、界面活性剤、酸化防止剤、ポリマー成分などの群から選択される少なくとも一種である。
インプリント材15は、スピンコーターやスリットコーターによりウエハ9上に膜状に付与される。或いは液体噴射ヘッドにより、液滴状、或いは複数の液滴が繋がってできた島状又は膜状となってウエハ9上に付与されてもよい。インプリント材15の粘度(25℃における粘度)は、例えば、1mPa・s以上100mPa・s以下である。
なお、インプリント装置1は光硬化法を採用したインプリント装置として説明するが、インプリント装置1は、熱など他のエネルギーでインプリント材15を硬化する方法を採用したインプリント装置でも良い。
インプリント装置1は、光照射部2、モールド保持機構3、ステージ4、塗布部5、ウエハ加熱機構24、制御部6、及びアライメントスコープ22(位置検出部)等を備える。
光照射部2は、インプリント処理の際に、モールド7に対して光8を照射する。この光照射部2は、不図示であるが、光源と、この光源から照射された光8をインプリントに適切な光の状態(光の強度分布、照明領域など)に調整するための光学素子(レンズ、ミラー、遮光板など)と、光量制御手段とを含む。
モールド7(第1物体)は、ウエハ9(第2物体)に対する面に3次元状に形成されたパターン部10を含む。パターン部10は、例えば、回路パターンなどの転写すべき凹凸パターンである。また、モールド7の材質は、石英など光8を透過させることが可能な材料である。また、後述するモールド保持機構3内の開口領域12に、この開口領域12の一部とモールド7とで囲まれる空間13を密閉空間とする光透過部材14を設置し、圧力調整装置(不図示)により空間13内の圧力を制御する構成もあり得る。例えば、モールド7とウエハ9上のインプリント材15との押し付けに際し、前記圧力調整装置により空間13内の圧力をその外部よりも高く設定する。これにより、パターン部10は、ウエハ9に向かい凸形に撓み、インプリント材15に対してパターン部10の中心部から接触する。よって、パターン部10とインプリント材15との間に気体(空気)が閉じ込められるのを抑え、パターン部10の凹凸部にインプリント材15を隅々まで充填させることができる。
モールド保持機構3は、真空吸着力や静電力によりモールド7を引き付けて保持するモールドチャック16を有する。また、モールド保持機構3は、このモールドチャック16を保持し、モールドチャック16、及びモールドチャック16に保持されたモールド7を移動させるモールド駆動機構17を有する。モールドチャック16及びモールド駆動機構17は、光照射部2の光源から照射された光8がウエハ9に向けて照射されるように、中心部(内側)に開口領域12を有する。さらに、モールド保持機構3は、モールドチャック16におけるモールド7の保持側に、モールド7の側面から外力を与え変位させることによりパターン部10の形状を補正する倍率補正機構18を有する。この倍率補正機構18は、モールド7の形状を変形させることで、ウエハ9上に予め形成されている基板側パターンの形状に対してモールド7に形成されているパターン部10の形状を合わせることができる。モールド駆動機構17は、モールド7とウエハ9上のインプリント材15との押し付け、または引き離しを選択的に行うようにモールド7をZ軸方向に移動させる。このモールド駆動機構17に採用可能なアクチュエータとしては、例えばリニアモータまたはエアシリンダがある。
ウエハ9は、ガラス、セラミックス、金属、半導体、樹脂等が用いられ、必要に応じて、その表面にウエハ9とは別の材料からなる部材が形成されていてもよい。ウエハ9としては、具体的に、シリコンウエハ、化合物半導体ウエハ、石英ガラスなどである。
ステージ4は、ウエハ9を保持し、モールド7とウエハ9上のインプリント材15との押し付けに際し、モールド7とウエハ9との位置合わせを実施する。ステージ4は、ウエハ9を、吸着力により保持するウエハチャック19と、このウエハチャック19を機械的手段により保持し、XY平面内で移動可能とするステージ駆動機構20(移動部)とを有する。また、ウエハチャック19は、ウエハ9の裏面を複数の領域で吸着保持可能とする複数の吸着部(不図示)を備える。前記複数の吸着部は、それぞれ別の圧力調整装置に接続されており、各吸着部にてそれぞれ独立して圧力値(吸着力)を変更可能とする。また、ウエハチャック19は、その表面上にモールド7をアライメントする際に利用する基準マーク21を有する。ステージ駆動機構20は、アクチュエータとして、例えばリニアモータを採用し得る。ステージ駆動機構20は、X軸およびY軸の各方向に対して、粗動駆動系や微動駆動系などの複数の駆動系から構成されていてもよい。ステージ駆動機構20が駆動して、ウエハ9が移動することにより、モールド7とウエハ9との位置合わせを実施する。なお、モールド駆動機構17(移動部)がX軸およびY軸の各方向に対して駆動するように構成され、モールド駆動機構17が駆動して、モールド7が移動することにより、モールド7とウエハ9との位置合わせを実施しても良い。また、ステージ駆動機構20とモールド駆動機構17とが駆動して、ウエハ9とモールド7とが移動することにより、モールド7とウエハ9との位置合わせを実施しても良い。
塗布部5は、ウエハ9上にインプリント材15を塗布する。塗布部5の吐出ノズルから吐出されるインプリント材15の量も、ウエハ9上に形成されるインプリント材15の所望の厚さや、形成されるパターンの密度などにより適宜決定される。
ウエハ加熱機構24は、ステージ4上に載置されたウエハ9の形状、具体的には、ウエハ9上に存在するショット領域の形状を補正するために、ウエハ9を加熱する。ウエハ加熱機構24としては、例えば、図1に示すように、光照射部2と同様にモールド7を透過してウエハ9に向けて光を照射することでウエハ9を加熱する加熱用光源(不図示)を採用し得る。前記加熱用光源が照射する光は、赤外線など、ウエハ9に吸収され、光硬化性を有するインプリント材が感光(硬化)しない特定の波長帯域に波長が存在する光である。また、ウエハ加熱機構24は、前記加熱用光源から照射された光を加熱に適切な光の状態(光の強度分布、照明領域など)に調整するための複数の光学素子(レンズ、ミラー、遮光板など)と光量制御手段(不図示)とを含み得る。
制御部6は、インプリント装置1の各構成要素の動作および調整などを制御し得る。制御部6は、例えばコンピュータで構成され、インプリント装置1の各構成要素に回線を介して接続され、プログラムにしたがって各構成要素の制御を実行し得る。また、制御部6は1台のコンピュータで構成されても良いし、複数のコンピュータで構成されても良い。
アライメントスコープ22は開口領域12内に配置され、ウエハ9に形成されたアライメントマーク(第2マーク)と、モールド7に形成されたアライメントマーク(第1マーク)とのX軸およびY軸の各方向への位置ずれを計測する。アライメントスコープ22は位置決め機構23(駆動部)に搭載され、位置決め機構23が駆動することによって、アライメントマークをアライメントスコープ22の計測範囲内に入れることができる。位置決め機構23のアクチュエータとして、例えばリニアモータを採用し得る。また、アライメント光源11から光をアライメントスコープ22に入射させ、アライメントスコープ22を介してアライメントマークを照明する。アライメントスコープ22は、アライメント光源11から入射された光を計測に適切な光の状態(光の強度分布、照明領域など)に調整するための光学素子(レンズ、ミラー、遮光板など)と光量及び波長制御手段とを含む光学系(不図示)を含み得る。
次に、実施例1に係るアライメント制御について図2〜図3を用いて説明する。まず、アライメントスコープ22aの構成について説明する。図2はアライメントスコープ22aの構成を示す図である。アライメントスコープ22aは、第1計測部227aと第2計測部227bを構成する。第1計測部227a及び第2計測部227bはそれぞれ、光を受光するための受光素子アレイと、光を受光素子アレイに結像するための光学系を有する。
アライメント光源11から照射された光は、ファイバー221、照明部レンズ222を介して分離プリズム225に導光される。さらに前記光は、分離プリズム225内のミラー223で反射し、対物レンズ224を介して、モールド7に形成されたアライメントマークと、ウエハ9に形成されたアライメントマークとへ導光される。ウエハ9のアライメントマークと、モールド7のアライメントマークとからの光は、対物レンズ224を介して、第2分離プリズム225b(分離部)で分離される。そして、分離された光の一方は第1リレーレンズ226aを介し、他方は第2リレーレンズ226bを介して、それぞれ第1計測部227aと第2計測部227bの受光素子アレイによって前記光が受光され、アライメントマークの像が結像される。第1計測部227aと第2計測部227bのそれぞれの受光素子アレイは、前記マークからの光を光電変換によって電気信号へ変換する。そして、制御部6が光電変換された電気信号からモールド7とウエハ9の相対位置情報を取得する。
また、実施例1では、第2計測部227bの計測時間を、第1計測部227aの計測時間よりも短くするために、第2計測部227bの受光素子アレイとして、第1計測部227aの受光素子アレイより高速な受光素子アレイを用いる。例えば、第1計測部227aの受光素子アレイにCCDやCMOSセンサを採用する場合、第2計測部227bの受光素子アレイには、APD(アバランシェフォトダイオード)を受光素子として採用し得る。一般に、APDは受光感度が高いため光を受光してから電気信号に変換するまでの時間が短く、CCDやCMOSセンサより高速に光を信号に変換することができる。ただし、APDのような受光素子を採用した場合、解像度を十分に高くすることができないことがある。よって、解像度を十分に高くすることができる受光素子アレイを用いた第1計測部227aと併用する。これにより、第1計測部227aにより計測精度を維持したままで、第2計測部227bにより計測時間を短くすることができる。ここで計測時間は、アライメントマークからの光が第1計測部227aまたは第2計測部227bの受光素子アレイで受光されてから、前記光が光電変換によって電気信号へ変換されるまでの時間とすることができる。また計測範囲は、アライメントマークからの光を第1計測部227aまたは第2計測部227bの受光素子アレイで受光して、前記光を光電変換によって電気信号に変換する範囲とすることができる。
ここで、ウエハ9のアライメントマークとモールド7のアライメントマークは、格子パターンのマークを含み得る。格子パターンのマークは、モールド7とウエハ9とにそれぞれ配置されている。モールド7側のマークは計測方向に格子ピッチをもつ格子パターンを含み、ウエハ9側のマークは計測方向と計測方向に直交する方向(非計測方向)とにそれぞれ格子ピッチをもつチェッカーボード状の格子パターンを含む。モールド7側のマークとウエハ9側のマークとの計測方向の格子ピッチは互いに僅かに異なっている。このような格子ピッチが互いに異なる格子パターンを重ねると、2つの格子パターンからの回折光同士の干渉により、格子パターン間の格子ピッチの差を反映した周期を有する干渉縞(モアレ縞)が現れる。このとき、格子パターン相互の位置関係によってモアレ縞の位相が変化するので、モアレ縞の位相を観察することによりそれぞれのマーク間の相対位置を検出することができる。
または、ウエハ9のアライメントマークとモールド7のアライメントマークは、円形、十字、L字、棒、角型、ハの字、山型などその他の特定の形状のマークを含み得る。この場合、アライメントマークの中心などの特定の位置間の距離を観察することによりマーク間の相対位置を検出することもできる。
前記アライメントマークの像を第1計測部227a及び第2計測部227bにて観察を行うために、第1計測部227a及び第2計測部227bは同一のアライメントスコープ22a内に設けられる。
図3は、実施例1に係るアライメント制御におけるブロック図を示す図である。第1計測部227aは計測範囲31で前記アライメントマークを計測し、モールド7とウエハ9の相対位置情報(第1相対位置情報)を検出する。前記相対位置情報を第1補償器に入力して、前記第1相対位置情報とウエハ9とモールド7の位置合せの目標値との偏差に基づいて入力信号を求める。ここで、第1補償器は、前記偏差の微分要素以外の要素、つまり前記偏差の比例要素と前記偏差の積分要素との一方または両方の要素によって入力信号(入力)を求める。第1計測部227aは、高い応答性が要求されない前記偏差の微分要素以外の要素による入力信号を求めるための計測を行う。また、第2計測部227bは計測範囲32で前記アライメントマークを計測し、モールド7とウエハ9の相対位置情報(第2相対位置情報)を取得する。前記相対位置情報を第2補償器に入力して、第2補償器は前記第2相対位置情報とウエハ9とモールド7の位置合せの目標値との偏差の微分要素によって入力信号を求める。このような入力信号を用いる制御は、相対位置と目標値との偏差をゼロにするようなフィードバック制御である。また、比例要素、積分要素及び微分要素を用いるPID制御だけでなく、比例要素及び微分要素を用いるPD制御などがある。
第1計測部227aの計測範囲31と第2計測部227bの計測範囲32は同一であるが、第1計測部227aの受光素子アレイより第2計測部227bの受光素子アレイは高速な受光素子アレイを採用している。また、アライメント制御の制御周期は、第2計測部227bの計測から第2補償器が前記微分要素を求めるまでの時間に合わせて設定する。これにより、前記微分要素は、第2計測部227bの最新の計測結果から求める。一方、前記比例要素、前記積分要素は、第1計測部227aの最新の計測結果から求められない場合は、過去に計測した計測結果から求める。
第2計測部227bによりモールド7とウエハ9の相対位置を短い間隔で検出することができるので、前記相対位置から求めた前記微分要素は短い間隔で値が更新される。例えば、前記相対位置が急激に変化した場合、前記微分要素は短い間隔でその値が大きく更新されるため、短い時間で入力信号に反映することで制御の応答性が向上する。一方、前記比例要素の値と前記積分要素の値を入力信号に反映して、前記偏差を0に近づけるように制御するまで一定の時間を要するため、短い時間で入力信号に反映しても制御の応答性の向上は少ない。したがって、第1計測部227aの受光素子アレイより第2計測部227bの受光素子アレイは高速な受光素子アレイを採用している。
前述の通り、第2計測部227bは、第1計測部227aより短い計測時間でモールド7とウエハ9の相対位置計測を行うことができる。そして、前記偏差の微分値から求める前記微分要素を算出し、前記微分要素をステージ4のアライメント制御の入力信号に反映する。これにより、制御対象であるモールド7とウエハ9との相対位置の急激に変化した場合であっても、むだ時間を短くすることができ、短時間でモールド7とウエハ9間のアライメント制御をすることが可能になる。
なお、本実施例では、モールド7とウエハ9との相対位置を位置合せする実施形態について説明したが、アライメントマークが形成された、モールド7、ウエハ9、またはその他の物体位置合せする(位置決めする)形態にも適用可能である。例えば、ウエハ9(物体)に形成されたアライメントマークを計測してウエハ9の現在位置を求め、ウエハ9の位置を目標の位置に合わせるようにウエハ9を位置合せするといった実施形態にも適用可能である。
したがって、前記偏差の微分要素を短時間で入力信号Inに反映することにより、アライメント制御の応答性が向上する。
以上より、実施例1に係るインプリント装置により、アライメント制御の精度と応答性とを両立させることが可能となる。
実施例2に係るインプリント装置について説明する。なお、実施例2におけるアライメントスコープは、図2のアライメントスコープ22aと同一である。また、図4のアライメント制御におけるブロック図は、図3と同一の構成要素については同一の符号を付して、説明は省略する。実施例2では、アライメントスコープ22aにおいて、第2計測部227bの計測範囲42を、前記アライメントマークの像を計測可能な範囲で、第1計測部227aの計測範囲41よりも狭くする。例えば、受光素子をライン上に並べたラインセンサを採用し得る。ラインセンサを採用した場合、計測範囲を狭くし少ない受光素子アレイで光を受光するため、高速に光を信号に変換することができる。ラインセンサの受光素子として、例えば、CCD、CMOS等の受光素子を採用し得るが、更なる高速化のために実施例1に記載のAPDの受光素子を採用することが望ましい。また、ラインセンサではなくエリアセンサを採用して、第2分離プリズム225bから第2計測部227bまでの光路上に絞り(不図示)を配置して受光素子アレイで受光する範囲を狭くしても良い。また、受光素子アレイで受光した光を信号に変換する範囲を狭くしても良い。ただし、第2計測部227bの計測範囲42を狭くした場合、解像度を十分に高くすることができないことがある。よって、解像度を十分に高くすることができる受光素子アレイを用いた第1計測部227aと併用する。これにより、第1計測部227aにより計測精度を維持したままで、第2計測部227bにより計測時間が短くすることができる。
よって、計測精度を維持したまま、高い応答性のアライメント制御が可能となる。そして、前記相対位置情報とウエハ9とモールド7の位置合せの目標値との偏差を微分することにより微分要素を算出し、その微分要素をステージ4のアライメント制御の入力信号に反映する。これにより、むだ時間が少なく短い制御周期でモールド7とウエハ9間のアライメント制御をすることができる。よって、計測精度を維持したまま、第2計測部227bでのデータ処理の時間を短縮することができる。
図4は、実施例2に係るアライメント制御におけるブロック図を示す図である。第1計測部227aの計測範囲41は、前記アライメントマークの全体を含む範囲に設定され、第1計測部227aは前記アライメントマークの像の全体を計測する。また、第2計測部227bの計測範囲42は、前記アライメントマークの像を計測することが可能な範囲で、前記アライメントマークの一部に限定して設定され、第2計測部227bは前記アライメントマークの像を計測する。なお、第2計測部227bの計測範囲42を限定した場合、前記アライメントマークの像が第2計測部227bの計測範囲42から外れてしまう可能性がある。この場合、第1計測部227aの計測結果に基づき、第2計測部227bの計測範囲42内に前記アライメントマークの像が結像されるように位置決め機構23を駆動する。これにより、第2計測部227bの計測範囲42内に前記アライメントマークの像が結像される。
以上より、実施例2に係るインプリント装置により、アライメント制御の精度と応答性とを両立させることが可能となる。
実施例3に係るインプリント装置について説明する。なお、実施例3におけるアライメント制御におけるブロック図は、図3または図4と同一である。まず、アライメントスコープ22bの構成について説明する。図5は、アライメントスコープ22bの構成を示す図である。図2と同一の構成要素については同一の符号を付して、説明は省略する。アライメントスコープ22aとの違いは、リレーレンズ226bと第2計測部227bとの間に光を切り替える空間光変調器29(空間光変調部)、第1エレクタレンズ228a、第2エレクタレンズ228bを構成している点である。また、空間光変調器29を制御するコントローラ30も構成している。空間光変調器29は、ピクセルに対応した複数の光変調素子を有し、前記光変調素子ごとに光の投射のON/OFFを切替えることができる。例えば、空間光変調器29として、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)や液晶素子アレイが採用され得る。
次に、空間光変調器29を用いた場合のモアレ縞の信号処理を図6及び図7を用いて説明する。図6は、モアレ縞の信号処理により求める第1積算量を示す図である。ウエハ9のアライメントマークと、モールド7のアライメントマークとからの光を空間光変調器29の前記光変調素子まで導光する。そして、空間光変調器29の全ピクセルをON状態にした場合、第2計測部227bに結像された前記モアレ縞の像を元に、計測方向に信号強度を抽出すると、モアレ信号61がサイン波として得られる。なお、横軸はピクセル、縦軸は信号強度である。次に、空間光変調器29に対し切替信号62を入力し、第2計測部227bに結像する前記モアレ縞の範囲をピクセル毎に指定する。例えば、切替信号62のONとOFFの幅は、モアレ信号61の半周期の幅とし得る。これにより、空間光変調器29の光変調素子においてONのピクセルのみ第2計測部227bに結像されることになり、結像信号63として得られる。結像信号63を積分することにより第1積算量Dが得られる。
図7は、モアレ縞の信号処理により求める第2積算量を示す図である。空間光変調器29に対し切替信号62とは逆相の切替信号72を入力し、第2計測部227bに結像する前記モアレ縞の範囲を切替える。これにより、空間光変調器29の光変調素子においてONのピクセルのみ第2計測部227bに結像されることになり、結像信号73として得られる。得られた結像信号73を積分することにより光の第2積算量Dが得られる。
次に、取得した第1積算量Dと第2積算量Dとの比を算出することでモアレ信号61の位相情報が算出可能になる。つまり、モアレ信号61の位相情報はモールド7とウエハ9の相対位置関係により変化するので、モールド7とウエハ9の相対位置情報が算出することができる。
また、第2計測部227bの受光素子を、モアレ信号61の半周期毎に1個の割合で配置すれば良く、少ない数の受光素子によってモールド7とウエハ9の相対位置計測を行うことができる。また、受光素子の受光面積を大きくして、高感度にすることができる。よって、第2計測部227bは、短い計測時間でモールド7とウエハ9との相対位置を計測することが可能となる。
例えば、アライメントスコープ22bを実施例2に係るインプリント装置に適用した場合を考える。第1計測部227aの計測範囲を計測範囲41とし、受光素子としてCCDを採用する。また、第2計測部227bの計測範囲を計測範囲42とし、受光素子としてAPDを採用する。この場合、第1計測部227aの計測時間は、第2計測部227bの計測時間の約28.6倍となる。よって、従来のアライメント制御の制御周期が350Hzだとすると、アライメントスコープ22bを実施例2に係るインプリント装置に適用するとアライメント制御の制御周期を約10KHzに向上することができ、アライメント制御の応答性が向上する。
以上より、実施例3に係るインプリント装置により、アライメント制御の精度と応答性とを両立させることが可能となる。
(物品の製造方法)
インプリント装置を用いて形成した硬化物のパターンは、各種物品の少なくとも一部に恒久的に、或いは各種物品を製造する際に一時的に、用いられる。物品とは、電気回路素子、光学素子、MEMS、記録素子、センサ、或いは、型等である。電気回路素子としては、DRAM、SRAM、フラッシュメモリ、MRAMのような、揮発性或いは不揮発性の半導体メモリや、LSI、CCD、イメージセンサ、FPGAのような半導体素子等が挙げられる。型としては、インプリント用のモールド等が挙げられる。
硬化物のパターンは、上記物品の少なくとも一部の構成部材として、そのまま用いられるか、或いは、レジストマスクとして一時的に用いられる。基板の加工工程においてエッチング又はイオン注入等が行われた後、レジストマスクは除去される。
次に、物品の具体的な製造方法について説明する。図8(a)に示すように、絶縁体等の被加工材2zが表面に形成されたシリコンウエハ等の基板1zを用意し、続いて、インクジェット法等により、被加工材2zの表面にインプリント材3zを付与する。ここでは、複数の液滴状になったインプリント材3zが基板上に付与された様子を示している。
図8(b)に示すように、インプリント用の型4zを、その凹凸パターンが形成された側を基板上のインプリント材3zに向け、対向させる。図8(c)に示すように、インプリント材3zが付与された基板1と型4zとを接触させ、圧力を加える。インプリント材3zは型4zと被加工材2zとの隙間に充填される。この状態で硬化用のエネルギーとして光を型4zを透して照射すると、インプリント材3zは硬化する。
図8(d)に示すように、インプリント材3zを硬化させた後、型4zと基板1zを引き離すと、基板1z上にインプリント材3zの硬化物のパターンが形成される。この硬化物のパターンは、型の凹部が硬化物の凸部に、型の凹部が硬化物の凸部に対応した形状になっており、即ち、インプリント材3zに型4zの凹凸パターンが転写されたことになる。
図8(e)に示すように、硬化物のパターンを耐エッチングマスクとしてエッチングを行うと、被加工材2zの表面のうち、硬化物が無いか或いは薄く残存した部分が除去され、溝5zとなる。図8(f)に示すように、硬化物のパターンを除去すると、被加工材2zの表面に溝5zが形成された物品を得ることができる。ここでは硬化物のパターンを除去したが、加工後も除去せずに、例えば、半導体素子等に含まれる層間絶縁用の膜、つまり、物品の構成部材として利用してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。例えば、リソグラフィ装置は、基板の上のインプリント材を型により成形(成型)して、基板にパターン形成を行うインプリント装置に限定されるものではない。リソグラフィ装置は、基板を露光することでパターン形成を行う露光装置であっても良い。また、リソグラフィ装置は、荷電粒子光学系を介して荷電粒子線(電子線やイオンビームなど)で基板に描画を行って、基板にパターン形成を行う描画装置などの装置であっても良い。また、実施例1、実施例2、実施例3は、単独で実施するだけでなく、実施例1、実施例2、実施例3の組合せで実施することができる。

Claims (17)

  1. 物体の位置合せをする位置合せ装置であって、
    前記物体のマークの位置を検出する位置検出部と、
    前記物体を移動させる移動部と、
    制御部と、を有し、
    前記位置検出部は、前記マークからの光を受光して前記マークの位置を計測する第1計測部と第2計測部とを備え、
    前記第1計測部と前記第2計測部はそれぞれ、前記光を受光するための受光素子アレイと前記光を前記受光素子アレイに結像する光学系とを備え、
    前記位置検出部は、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短いか、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭いか、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短く且つ前記光を前記受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭くなるように、構成してあり、
    前記制御部は、前記第1計測部により計測した前記マークの位置から前記物体の第1位置情報を取得し、前記第2計測部により計測した前記マークの位置から前記物体の第2位置情報を取得し、前記第1位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素以外の要素と前記第2位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素とを入力として用いて前記物体の位置合せをするように前記移動部を制御する
    ことを特徴とする位置合せ装置。
  2. 前記第1位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素以外の要素は、比例要素と、積分要素の一方又は両方を有する
    ことを特徴とする、請求項1に記載の位置合せ装置。
  3. 前記位置検出部は、光を分離する分離部を有し、
    前記分離部で前記マークからの光を複数の光に分離し、前記第1計測部が前記複数の光のひとつを計測し、前記第2計測部が前記複数の光の他のひとつを計測する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の位置合せ装置。
  4. 前記位置検出部を搭載して駆動する駆動部を有し、
    前記駆動部が、前記第1計測部の計測結果に基づき、前記第2計測部の計測範囲が前記マークを計測できる範囲になるように前記位置検出部を駆動する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の位置合せ装置。
  5. 第1物体と第2物体の位置合せをする位置合せ装置であって、
    前記第1物体の第1マークと前記第2物体の第2マークとのマーク間の相対位置を検出する位置検出部と、
    前記第1物体又は前記第2物体を移動させる移動部と、
    制御部と、を有し、
    前記位置検出部は、前記第1マークと前記第2マークからの光を受光して前記第1マークの位置と前記第2マークの位置とを計測する第1計測部と第2計測部とを備え、
    前記第1計測部と前記第2計測部はそれぞれ、前記光を受光するための受光素子アレイと前記光を前記受光素子アレイに結像する光学系とを備え、
    前記位置検出部は、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短いか、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭いか、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短く且つ前記光を前記受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭くなるように、構成してあり、
    前記制御部は、前記第1計測部により計測した前記マーク間の相対位置から前記第1物体と前記第2物体の第1相対位置情報を取得し、前記第2計測部により計測した前記マーク間の相対位置から前記第1物体と前記第2物体の第2相対位置情報を取得し、前記第1相対位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素以外の要素と、前記第2相対位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素とを入力として用いて前記移動部を制御する
    ことを特徴とする位置合せ装置。
  6. 前記第1相対位置情報と前記位置合せの目標値との偏差の微分要素以外の要素は、比例要素と、積分要素の一方又は両方を有する
    ことを特徴とする、請求項5に記載の位置合せ装置。
  7. 前記位置検出部は、光を分離する分離部を有し、
    前記分離部で前記第1マークと前記第2マークとからの光を複数の光に分離し、前記第1計測部が前記複数の光のひとつを計測し、前記第2計測部が前記複数の光の他のひとつを計測する
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の位置合せ装置。
  8. 前記位置検出部を搭載して駆動する駆動部を有し、
    前記駆動部が、前記第1計測部の計測結果に基づき、前記第2計測部の計測範囲が前記第1マークと前記第2マークとを計測できる範囲になるように前記位置検出部を駆動する
    ことを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の位置合せ装置。
  9. 前記第1マークと前記第2マークとは、モアレ縞を生じさせる格子パターンのマークであることを特徴とする請求項5乃至請求項8のいずれか1項に記載の位置合せ装置。
  10. 前記位置検出部は、前記第1マークと前記第2マークとからの光を変調する空間光変調部を有し、
    前記第2計測部が前記空間光変調部により変調した光を計測して、前記光を変換した信号を積分して得られた値から前記第1マークと前記第2マークとの相対位置を検出する
    ことを特徴とする請求項9に記載の位置合せ装置。
  11. 前記第2計測部の受光素子アレイは、前記第1マークと前記第2マークとからの光を変換した信号の半周期毎に受光素子を有することを特徴とする請求項10に記載の位置合せ装置。
  12. 前記第2計測部の受光素子アレイは、受光素子としてアバランシェフォトダイオードを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の位置合せ装置。
  13. 前記第2計測部の受光素子アレイは、受光素子をライン上に並べたラインセンサを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の位置合せ装置。
  14. 前記移動部を制御するための制御周期は、前記第2計測部の受光素子アレイが前記光を受光してから前記制御部が前記微分要素を求めるまでの時間とすることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の位置合せ装置。
  15. 物体のマークの位置を検出する位置検出装置であって、
    前記マークからの光を計測する第1計測部と第2計測部と、
    前記光を分離する分離部と、
    前記光を変調する空間光変調部と、を有し、
    前記第1計測部と前記第2計測部はそれぞれ、前記光を受光するための受光素子アレイと前記光を前記受光素子アレイに結像する光学系とを備え、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短いか、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭いか、
    前記第1計測部より前記第2計測部の方が、前記光を前記受光素子アレイで受光してから前記光を信号に変換するまでの時間である計測時間が短く且つ前記光を前記受光素子アレイで受光して前記光を信号に変換する範囲である計測範囲が狭くなるように、構成してあり、
    前記分離部で前記光を複数の光に分離し、前記第1計測部が前記複数の光のひとつを計測し、前記第2計測部が前記複数の光の他のひとつを計測し、
    前記マークは、モアレ縞を生じさせる格子パターンのマークであって、
    前記第2計測部は、前記光を変換した信号の半周期毎に受光素子を有し、前記空間光変調部により変調した光を計測して、前記光を変換した信号を積分して得られた値から前記マークの位置を検出する
    ことを特徴とする位置検出装置。
  16. 基板にパターンを形成するリソグラフィ装置であって、
    請求項1乃至請求項14のいずれか1項に記載の位置合せ装置を有する
    ことを特徴とするリソグラフィ装置。
  17. 請求項16に記載のリソグラフィ装置を用いてパターンを基板に形成する工程と、
    前記工程で前記パターンを形成された前記基板を処理する工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
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