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JP2018016358A - 吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で定量の内容物を吐出させることができる吐出容器を提供する。
【解決手段】本発明の吐出容器(10)の一つの態様は、吐出筒本体(20)内に軸方向先端側に向けて移動可能に嵌合された押込み部材(50)と、押込み部材を軸方向先端側に向けて付勢する付勢手段(60)と、押込み部材の外側部分の外面を径方向のうちの一方向に挟む両側に、各別に配設された第1係合突片、および第2係合突片と、を備え、押込み部材の外側部分の外面には、第1係合部および第2係合部がそれぞれ、軸方向に間隔を空けて複数形成され、第1係合突片と第1係合部とは、互いに係合し、第2係合突片は、押込み部材から一方向に離間しており、第1係合突片、および第2係合突片は、第2係合突片と第2係合部とが互いに係合し、かつ第1係合突片が押込み部材から一方向に離間する位置に向けて一方向に弾性変位自在に配設されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、吐出容器に関する。
内容物を吐出させるシリンジ形状の吐出容器が知られている。例えば、特許文献1の吐出容器においては、内容物を収納する吐出筒本体に摺動可能に挿入された押込み部材を、吐出筒本体内に押し込むことで内容物を吐出させる。
特開2002−721号公報
しかし、上記のような吐出容器では、押込み部材を手動で押し込んで内容物を吐出させる構造であるため、定量の内容物を吐出させることが困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みて、簡単な操作で定量の内容物を吐出させることができる吐出容器を提供することを目的の一つとする。
本発明の吐出容器の一つの態様は、軸方向先端側の端部に内容物の吐出孔が形成された吐出筒本体と、軸方向先端側の端部が、前記吐出筒本体内に軸方向先端側に向けて移動可能に嵌合された押込み部材と、前記押込み部材を軸方向先端側に向けて付勢する付勢手段と、前記押込み部材において、前記吐出筒本体よりも軸方向基端側に位置する外側部分の外面を径方向のうちの一方向に挟む両側に、各別に配設された第1係合突片、および第2係合突片と、を備え、前記押込み部材の前記外側部分の外面には、前記第1係合突片が係合する第1係合部、および前記第2係合突片が係合する第2係合部がそれぞれ、軸方向に間隔を空けて複数形成され、前記第1係合突片と前記第1係合部とは、互いに係合し、前記第2係合突片は、前記押込み部材から前記一方向に離間しており、前記第1係合突片、および前記第2係合突片は、前記第2係合突片と前記第2係合部とが互いに係合し、かつ前記第1係合突片が前記押込み部材から前記一方向に離間する位置に向けて前記一方向に弾性変位自在に配設されていることを特徴とする。
本発明の吐出容器の一つの態様によれば、第1係合突片および第2係合突片が弾性変位自在に配設されているため、第1係合突片および第2係合突片を弾性変位させて第1係合突片と第1係合部との係合を解除することで、付勢手段によって押込み部材を軸方向先端側へ移動させることができる。これにより、押込み部材によって吐出筒本体内の内容物を押し出し、吐出孔から内容物を吐出させることができる。そして、再び第1係合突片を第1係合部と係合させることで、押込み部材の移動を停止させることができる。したがって、第1係合突片が初めに係合していた第1係合部と第1係合突片が次に係合した第1係合部との軸方向の距離の分だけ、押込み部材を軸方向先端側に移動させることができる。これにより、使用者は、押込み部材を第1係合部が軸方向に配置される間隔に応じた距離だけ容易に移動させることができ、押込み部材の移動量に応じた量の内容物を吐出させることができる。以上により、本発明の吐出容器の一つの態様によれば、簡単な操作で定量の内容物を吐出させることができる吐出容器が得られる。
また、第1係合突片および第2係合突片を、第2係合突片が第2係合部と係合する位置に変位させることができるため、第2係合突片を第2係合部と係合させることによっても押込み部材の軸方向先端側への移動を停止させることができる。これにより、押込み部材の軸方向先端側への移動量を高精度に調整することが可能になり、吐出容器の操作性をより向上できる。
前記第1係合部と前記第2係合部とは、軸方向において異なる位置に配置されている構成としてもよい。
例えば、第1係合突片および第2係合突片の変位量によって、第1係合突片および第2係合突片が、第1係合突片と第1係合部とが一方向に離間し、かつ第2係合突片と第2係合部とが一方向に離間する位置となる場合、押込み部材の軸方向先端側への移動は第1係合部および第2係合部によっては規制されない。そのため、使用者が第1係合突片および第2係合突片の変位量を調整し、いずれかの係合突片をいずれかの係合部と係合させなければ、押込み部材は軸方向先端側に移動し続け、内容物が吐出され続ける場合がある。この場合、定量の内容物を吐出させることが困難になる場合がある。
これに対して、この構成によれば、第1係合突片と第1係合部との係合が解除される前、あるいは第1係合突片と第1係合部との係合が解除された直後に第2係合突片が第2係合部と軸方向に重なる位置に移動する場合であっても、第2係合突片と第2係合部とが直ちには係合せず、第1係合部と第2係合部との軸方向の位置の差分だけ、押込み部材が軸方向先端側に移動する。したがって、第1係合突片と第1係合部、および第2係合突片と第2係合部の少なくとも一方が必ず軸方向に重なり合った状態となるようにしつつ、押込み部材を軸方向先端側へと移動させることが可能である。その結果、第1係合突片および第2係合突片の変位量によらず、押込み部材が軸方向先端側に移動し続けることを抑制でき、かつ内容物を吐出可能である。これにより、第1係合部が軸方向に配置される間隔に応じた距離だけ押込み部材を移動させることが容易であり、より簡単な操作で定量の内容物を吐出させることができる。
前記第1係合突片と前記第1係合部とが互いに係合し、かつ前記第2係合突片が前記押込み部材から前記一方向に離間している状態において、前記第1係合突片における前記第1係合部と軸方向に重なり合う部分の径方向の寸法は、前記第2係合突片と前記第2係合部との径方向の距離よりも大きい構成としてもよい。
この構成によれば、第1係合突片および第2係合突片を一方向に移動させる際、第1係合突片と第1係合部との係合状態が解除される前に、第2係合突片が、第2係合部と軸方向に重なる位置に移動する。これにより、第1係合突片および第2係合突片の変位量によらず、第1係合突片および第2係合突片が、第1係合突片と第1係合部とが一方向に離間し、かつ第2係合突片と第2係合部とが一方向に離間する位置となることがない。したがって、第1係合突片および第2係合突片の変位量によらず、第1係合部および第2係合部の少なくとも一方によって、押込み部材の軸方向先端側への移動が規制可能な状態となっている。その結果、使用者は、第1係合部が軸方向に配置される間隔に応じた定量の内容物を確実に吐出させることができる。
前記第1係合部の軸方向先端側を向く面は、軸方向と略直交する平坦面であり、前記第1係合部の軸方向基端側を向く面は、径方向外側に向けて軸方向先端側に延びる傾斜面であり、前記第1係合突片の軸方向基端側を向く面は、前記第1係合部の軸方向先端側を向く面と接触し軸方向と略直交する平坦面である構成としてもよい。
この構成によれば、第1係合突片と第1係合部との係合によって、押込み部材の軸方向先端側への移動を確実に規制することができる。また、例えば、押込み部材を軸方向基端側へ移動させて軸方向位置を戻す場合等には、第1係合部の軸方向基端側を向く傾斜面によって第1係合突片が第1係合部との係合が解除される向きに弾性変位し、押込み部材の軸方向の移動を妨げることがない。すなわち、第1係合突片と第1係合部とが係合している状態において、第1係合突片と第1係合部とが、押込み部材の軸方向の移動のうち軸方向基端側への移動のみを許容するラチェット機構を構成する。したがって、各係合部によって押込み部材の軸方向先端側への移動を規制しつつ、押込み部材を軸方向基端側へ押し込んで、初期位置に戻すことが容易である。
前記吐出筒本体の軸方向基端側に接続され、前記押込み部材を収容する外筒をさらに備え、前記外筒には、前記外筒を径方向に貫通する窓孔が形成され、前記押込み部材の前記外側部分には、前記窓孔を介して前記外筒の外部に突出する操作部が取り付けられている構成としてもよい。
この構成によれば、使用者は、操作部における外筒の外部に突出した部分を介して、押込み部材を軸方向基端側に容易に移動させることができる。したがって、押込み部材の軸方向位置を初期位置に戻すことがより容易である。
前記吐出筒本体の軸方向基端側に接続され、前記押込み部材を収容する外筒をさらに備え、前記吐出筒本体は、前記外筒に対して着脱自在に設けられている構成としてもよい。
この構成によれば、吐出筒本体内の内容物を吐出しきった後、吐出筒本体を内容物が充填された吐出筒本体と交換することで、吐出容器を繰り返し利用することができる。
本発明の一つの態様によれば、簡単な操作で定量の内容物を吐出させることができる吐出容器が提供される。
図1は、第1実施形態の吐出容器を示す正面図である。 図2は、第1実施形態の吐出容器を示す図であって、図1におけるII−II断面図である。 図3は、第1実施形態の吐出容器を示す断面図であって、図2における部分拡大図である。 図4は、第1実施形態の吐出容器を示す断面図であって、図2における部分拡大図である。 図5は、第1実施形態の板部材を示す平面図である。 図6は、第2実施形態の吐出容器を示す断面図である。 図7は、第2実施形態の吐出容器の部分を示す正面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る吐出容器について説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。
<第1実施形態>
図1および図2に示す本実施形態の吐出容器10は、シリンジ形状のものである。本実施形態の吐出容器10は、吐出筒本体20と、キャップ70と、外筒30と、押込み部材50と、付勢手段60と、吐出機構40と、を備える。なお、図1においては、キャップ70が取り外された状態の吐出容器10を示している。
吐出筒本体20は、内容物Wを収容する。吐出筒本体20は、中心軸Oを中心とする円筒状である。中心軸Oは、図1および図2において、上下方向に延びている。
以下の説明においては、中心軸Oと平行な方向を軸方向と呼び、軸方向において図1および図2の上側を軸方向先端側と呼び、図1および図2の下側を軸方向基端側と呼ぶ。また、軸方向から視た平面視において、中心軸Oと直交する方向を径方向と呼び、中心軸Oを中心に周回する方向を周方向と呼ぶ。
吐出筒本体20は、図2に示すように、軸方向両側に開口している。吐出筒本体20における軸方向先端側の端部には、内容物Wの吐出孔24が形成されている。吐出筒本体20は、軸方向に延びる円筒状の本体部21と、本体部21の軸方向先端側に接続された円筒状のノズル部23と、本体部21の外周面から径方向外側に延びた円環板状のフランジ部22と、を有する。本体部21の軸方向基端側の端部における外周面には、雄ネジ部が形成されている。ノズル部23は、外径が軸方向先端側に向けて先細る形状である。ノズル部23の内径は、一定であり、本体部21の内径よりも小さい。ノズル部23の軸方向先端側の開口は、吐出孔24である。
キャップ70は、軸方向基端側に開口する有蓋の円筒状である。キャップ70は、中心軸Oと同軸に配置されている。キャップ70は、ノズル部23に着脱可能に外嵌されており、吐出孔24を軸方向先端側から閉塞している。使用者は、吐出容器10を使用する際には、図1に示すようにキャップ70をノズル部23から取り外す。使用者は、吐出容器10を使用しない際には、図2に示すようにキャップ70をノズル部23に装着させる。
外筒30は、中心軸Oと同軸に配置された円筒状である。外筒30は、吐出筒本体20の軸方向基端側に接続され、押込み部材50を収容する。外筒30は、胴部31と、口部32と、底部33と、円環板部34と、規制部35と、を有する。胴部31は、軸方向に延び軸方向両側に開口する円筒状である。胴部31の外周面には、胴部31の壁部を径方向に貫通する貫通孔31aが形成されている。貫通孔31aの径方向外側から視た形状は、図1に示すように、軸方向に長い角丸の長方形状である。
口部32は、図2に示すように、胴部31の軸方向先端側に接続されている。口部32の内径および外径は、胴部31よりも小さい。口部32の内周面には、雌ネジ部が形成されている。口部32内には、吐出筒本体20の本体部21における軸方向基端側の端部が挿入されている。本体部21は、本体部21の雄ネジ部が口部32の雌ネジ部と螺合することで、口部32に固定されている。これにより、吐出筒本体20は、外筒30に対して着脱自在に設けられている。口部32の軸方向先端には、吐出筒本体20におけるフランジ部22の軸方向基端側の面が接触している。
底部33は、胴部31の軸方向基端側に装着され、胴部31の軸方向基端側の開口を閉塞している。底部33は、底板部33aと、外側筒部33bと、内側筒部33cと、複数のリブ部33dと、を有する。
底板部33aは、中心軸Oと同軸に配置された円板状である。底板部33aは、胴部31の軸方向基端側を覆っている。
外側筒部33bは、底板部33aの外周縁から軸方向先端側に延びた円筒状である。外側筒部33b内には、胴部31の軸方向基端側の端部が嵌合されている。
内側筒部33cは、底板部33aから軸方向先端側に延びている。内側筒部33cは、外側筒部33bよりも径方向内側に配置されている。内側筒部33cは、中心軸Oと同軸に配置された円筒状である。内側筒部33cの軸方向先端側の端部は、外側筒部33bの軸方向先端側の端部よりも軸方向先端側に位置する。内側筒部33cは、胴部31内に嵌合されている。
リブ部33dは、内側筒部33cの内周面から径方向内側に突出している。リブ部33dは、軸方向に延び、表裏面が周方向と直交する板状である。リブ部33dは、内側筒部33cの軸方向の全体に亘って延びている。リブ部33dの軸方向基端側の端部は、底板部33aと接続されている。リブ部33dの軸方向先端側の端部における径方向内端には、軸方向基端側に窪む凹部33eが設けられている。複数のリブ部33dは、周方向に沿って等間隔に配置されている。
円環板部34は、中心軸Oと同軸に配置された円環板状である。円環板部34は、外筒30の内周面における胴部31と口部32との接続部分から径方向内側に延びている。
規制部35は、胴部31の内周面から径方向に突出している。規制部35は、軸方向に延びている。規制部35の軸方向先端側の端部は、円環板部34の軸方向基端側の面に接続されている。規制部35の軸方向基端側の端部は、胴部31の貫通孔31aと径方向に重なる位置に配置されている。
押込み部材50は、軸方向先端側の端部が、吐出筒本体20内に軸方向先端側に向けて移動可能に嵌合されている。押込み部材50は、閉塞部材51と、ロッド52と、を有する。
閉塞部材51は、中心軸Oと同軸に配置された円柱状である。閉塞部材51の外径は、閉塞部材51の軸方向両端部おいて拡径している。言い換えると、閉塞部材51の外径は、閉塞部材51の軸方向両端部同士の間の部分において縮径している。閉塞部材51は、吐出筒本体20の本体部21内に軸方向先端側に向けて移動可能に嵌合されている。図2の状態では、閉塞部材51は、本体部21の軸方向基端側の端部内に嵌合されている。閉塞部材51における拡径した軸方向両端部の外周面は、本体部21の内周面と、軸方向に沿って摺動可能に接触している。閉塞部材51は、本体部21の内部を軸方向基端側から閉塞している。閉塞部材51は、押込み部材50の軸方向先端側の端部である。
ロッド52は、外筒30内に配置されている。ロッド52は、第1ロッド部53と、第2ロッド部57と、フランジ部54と、を有する。
第1ロッド部53は、中心軸Oと同軸に配置された細長の円柱状である。第1ロッド部53の軸方向先端側の端部は、閉塞部材51の軸方向基端側の面と接触している。第1ロッド部53の軸方向先端側の部分は、外筒30における円環板部34の内側に挿通されて、支持されている。
第2ロッド部57は、第1ロッド部53の軸方向基端側に接続されている。第2ロッド部57は、中心軸Oと同軸に配置された細長の円柱状である。第2ロッド部57の外径は、第1ロッド部53の外径よりも大きい。第2ロッド部57の軸方向基端側の部分は、底部33における複数のリブ部33dの径方向内側に配置されている。第2ロッド部57の軸方向基端側の部分は、複数のリブ部33dによって周囲を囲まれ、径方向外側から支持されている。第2ロッド部57の軸方向基端側の端部は、底部33における底板部33aと軸方向に隙間を空けて対向している。
フランジ部54は、第1ロッド部53の軸方向基端側の端部における外周面から径方向外側に延びている。フランジ部54は、中心軸Oと同軸に配置された円環板状である。
本実施形態において閉塞部材51とロッド52とは、互いに別部材である。
図3および図4に示すように、押込み部材50において、吐出筒本体20よりも軸方向基端側に位置する外側部分の外面には、後述する第1係合突片45が係合する第1係合部55、および後述する第2係合突片46が係合する第2係合部56がそれぞれ、軸方向に間隔を空けて複数形成されている。より詳細には、第1係合部55および第2係合部56は、第1ロッド部53のうち吐出筒本体20よりも軸方向基端側に位置する部分の外周面に形成されている。
本実施形態において第1係合部55および第2係合部56は、第1ロッド部53の外周面から径方向外側に突出する突起である。第1係合部55が突出する向きと第2係合部56が突出する向きとは、互いに反対向きである。第1係合部55と第2係合部56とは、第1ロッド部53の外周面を変位方向に挟んで配置されている。
以下の説明においては、径方向のうちの第1係合部55および第2係合部56が突出する方向、すなわち図3および図4における左右方向を変位方向(一方向)と呼ぶ。また、変位方向および軸方向と直交する方向、すなわち図5における上下方向を幅方向と呼ぶ。
第1係合部55における変位方向および軸方向の両方と平行な断面形状は、直角三角形状である。第1係合部55の軸方向先端側を向く面である第1先端側面55aは、軸方向と略直交する平坦面である。第1係合部55の軸方向基端側を向く面である第1基端側面55bは、径方向外側に向けて軸方向先端側に延びる傾斜面である。
第2係合部56における変位方向および軸方向の両方と平行な断面形状は、直角三角形状である。第2係合部56の軸方向先端側を向く面である第2先端側面56aは、軸方向と略直交する平坦面である。第2係合部56の軸方向基端側を向く面である第2基端側面56bは、径方向外側に向けて軸方向先端側に延びる傾斜面である。
複数の第1係合部55は、軸方向に沿って等間隔に配置されている。複数の第2係合部56は、軸方向に沿って等間隔に配置されている。本実施形態において第1係合部55が配置される間隔と第2係合部56が配置される間隔とは、同じである。第1係合部55と第2係合部56とは、軸方向において異なる位置に配置されている。最も軸方向先端側に配置された第1係合部55を除く他の第1係合部55は、軸方向において、軸方向に隣り合う第2係合部56同士の間に位置する。複数の第1係合部55と複数の第2係合部56とは、互いに軸方向に半ピッチずれて配置されている。
図2に示す付勢手段60は、押込み部材50を軸方向先端側に向けて付勢する。本実施形態において付勢手段60は、軸方向に弾性変形するコイルバネである。付勢手段60の内側には、押込み部材50の第2ロッド部57が通されている。付勢手段60の軸方向基端側の端部は、リブ部33dの凹部33e内に挿入され、凹部33eの底面と接触している。これにより、付勢手段60は、軸方向基端側から支持されると共に、径方向にずれることが抑制される。付勢手段60の軸方向先端側の端部は、押込み部材50におけるフランジ部54の軸方向基端側の面に接触している。これにより、付勢手段60は、フランジ部54を介して、押込み部材50を軸方向先端側に付勢している。
吐出機構40は、内容物Wを吐出させるための機構である。吐出機構40は、板部材42と、押込み部41と、を有する。
板部材42は、図3から図5に示すように、表裏面が軸方向と直交する板状の部材である。板部材42は、基部42aと、バネ部42bと、固定部42cと、第1係合突片45と、第2係合突片46と、を有する。
基部42aの平面視形状は、図5に示すように、変位方向に長い長方形状である。基部42aには、基部42aを軸方向に貫通する貫通孔42dが形成されている。貫通孔42dの平面視形状は、変位方向に長い長方形状である。図3および図4に示すように、貫通孔42dには、ロッド52の第1ロッド部53が挿通されている。
第1係合突片45および第2係合突片46は、押込み部材50において、吐出筒本体20よりも軸方向基端側に位置する外側部分の外面、すなわち本実施形態では第1ロッド部53のうち吐出筒本体20よりも軸方向基端側に位置する部分の外周面を径方向のうちの変位方向(一方向)に挟む両側に、各別に配設されている。第1係合突片45は、貫通孔42dの変位方向一方側(図では左側)の内側面から径方向内側に突出している。第2係合突片46は、貫通孔42dの変位方向他方側(図では右側)の内側面から径方向内側に突出している。図5に示すように、第1係合突片45および第2係合突片46は、幅方向(図5では上下方向)に延びる凸条である。第1係合突片45の幅方向の両端、および第2係合突片46の幅方向の両端は、貫通孔42dの幅方向の内側面と接続されている。
図3および図4に示すように、第1係合突片45における幅方向と直交する断面形状は、直角三角形状である。第1係合突片45の軸方向先端側を向く面である第1先端側面45aは、径方向内側に向かって軸方向基端側に延びる傾斜面である。第1先端側面45aは、板部材42の軸方向先端側の端部から軸方向基端側の端部まで延びている。第1係合突片45の軸方向基端側を向く面である第1基端側面45bは、軸方向と略直交する平坦面である。第1基端側面45bは、基部42aの軸方向基端側の面と面一である。
第2係合突片46における幅方向と直交する断面形状は、直角三角形状である。第2係合突片46の軸方向先端側を向く面である第2先端側面46aは、径方向内側に向かって軸方向基端側に延びる傾斜面である。第2先端側面46aは、板部材42の軸方向先端側の端部から軸方向基端側の端部まで延びている。第2係合突片46の軸方向基端側を向く面である第2基端側面46bは、軸方向と略直交する平坦面である。第2基端側面46bは、基部42aの軸方向基端側の面と面一である。
バネ部42bは、図5に示すように、中心軸Oを基準として、変位方向における第1係合突片45が配置される側(図5では中心軸Oの左側)に配置されている。バネ部42bは、基部42aの変位方向外側(径方向外側)の端部に接続されている。バネ部42bは、変位方向外側に凸となるように湾曲して延びる細長の部分である。バネ部42bの両端は、基部42aの変位方向外側の端部における幅方向の両端にそれぞれ接続されている。バネ部42bは、変位方向に弾性変形可能である。
図3および図4に示すように、バネ部42bの変位方向外側(図3および図4では左側)の端部は、胴部31の内周面と接触している。バネ部42bは、基部42aをバネ部42bから離間する向き(図3および図4では右向き)に付勢している。
基部42aのうち中心軸Oを基準として第1係合突片45が配置される側(図3および図4では左側)の部分、およびバネ部42bは、外筒30の規制部35に軸方向基端側から接触している。
固定部42cは、図5に示すように、中心軸Oを基準として、変位方向におけるバネ部42bが配置される側と反対側(図5では中心軸Oの右側)に配置されている。固定部42cは、基部42aにおけるバネ部42bが接続された側と反対側の変位方向外端部から変位方向外側(図5では右側)に延びている。固定部42cにおける幅方向の寸法は、基部42aの幅方向の寸法よりも小さい。固定部42cの平面視形状は、矩形状である。
押込み部41は、図3および図4に示すように、胴部31の貫通孔31aに挿通され、板部材42の固定部42cに取り付けられている。押込み部41は、本体部43と、保持部44と、を有する。
本体部43は、側壁部43aと、筒部43bと、を有する。側壁部43aの径方向(変位方向)外側から視た形状は、図1に示すように、軸方向に長い角丸の長方形状である。側壁部43aは、図3および図4に示すように、外筒30の外部に露出している。
筒部43bは、側壁部43aの外縁から径方向内側に延びる矩形筒状である。筒部43bは、胴部31の貫通孔31aに挿通されている。筒部43bの径方向内端の外側面には、係合凸部43cが設けられている。係合凸部43cは、筒部43bの全周に亘って設けられた枠状である。
保持部44は、側壁部43aの径方向内側面から径方向内側に突出する矩形筒状である。保持部44内には、板部材42の固定部42cが嵌合されて固定されている。
バネ部42bによって基部42aがバネ部42bから離れる向きに付勢されているため、固定部42cに取り付けられた押込み部41は径方向外側(図3および図4の右側)に付勢されている。これにより、係合凸部43cは、図3の状態において、胴部31の内周面のうち貫通孔31aの縁部に径方向内側から接触している。
吐出機構40は、バネ部42bが変位方向に弾性変形することで、図3に示す状態と図4に示す状態との2つの状態をとることが可能である。図3に示す状態は、吐出機構40に外力が加えられていない状態である。図4に示す状態は、押込み部41に対して径方向(変位方向)内側向きの外力が加えられている状態である。以下の説明においては、図3に示す状態を定常状態と呼び、図4に示す状態を押込状態と呼ぶ。
図3に示す定常状態において、第1係合突片45と第1係合部55とは、互いに係合している。より詳細には、第1係合突片45の第1基端側面45bが、第1係合部55の第1先端側面55aと接触することで、第1係合突片45と第1係合部55とが互いに係合している。上述したように板部材42の一部は外筒30の規制部35に軸方向基端側から接触しているため、板部材42の軸方向先端側への移動は規制されている。これにより、定常状態において、付勢手段60によって軸方向先端側に付勢されている押込み部材50が軸方向先端側に移動することが規制される。
定常状態において、第2係合突片46は、押込み部材50から変位方向(図では右側)に離間している。すなわち、定常状態とは、第1係合突片45と第1係合部55とが互いに係合し、かつ第2係合突片46が押込み部材50から変位方向に離間している状態である。定常状態において、第1係合突片45における第1係合部55と軸方向に重なり合う部分の径方向の寸法は、第2係合突片46と第2係合部56との径方向の距離よりも大きい。
図4に示す押込状態において、第2係合突片46と第2係合部56とは、互いに係合している。より詳細には、第2係合突片46の第2基端側面46bが、第2係合部56の第2先端側面56aと接触することで、第2係合突片46と第2係合部56とが互いに係合している。これにより、押込状態において、付勢手段60によって軸方向先端側に付勢されている押込み部材50が軸方向先端側に移動することが規制される。
押込状態において、第1係合突片45は、押込み部材50から変位方向(図では左側)に離間している。すなわち、押込状態とは、第2係合突片46と第2係合部56とが互いに係合し、かつ第1係合突片45が押込み部材50から変位方向に離間している状態である。押込状態において、第2係合突片46における第2係合部56と軸方向に重なり合う部分の径方向の寸法は、第1係合突片45と第1係合部55との径方向の距離よりも大きい。
吐出機構40は、バネ部42bが弾性変形可能なことで、上述した定常状態と押込状態との間で変位方向に移動可能である。これにより、第1係合突片45、および第2係合突片46は、定常状態の位置から、第2係合突片46と第2係合部56とが互いに係合し、かつ第1係合突片45が押込み部材50から変位方向に離間する位置、すなわち押込状態の位置に向けて変位方向に弾性変位自在に配設されている。
次に、本実施形態の吐出容器10における内容物Wの吐出方法について説明する。
まず、使用者は、図3に示す定常状態の吐出機構40に対して、図4に示すように押込み部41に径方向内側向きの力を加えて、押込み部41を径方向内側に押し込む。これにより、バネ部42bが弾性変形して板部材42の基部42aおよび固定部42cがバネ部42bに近づく向き(図では左向き)に移動し、第1係合突片45と第1係合部55との係合が解除される。そのため、押込み部材50は、第2係合突片46が第2係合部56と係合するまで、付勢手段60によって付勢されて軸方向先端側へと移動する。本実施形態では、第1係合部55と第2係合部56とは軸方向に半ピッチずれて配置されているため、押込み部材50が軸方向先端側に各係合部の半ピッチ分移動した時点で、第2係合突片46が第2係合部56と係合し、押込み部材50の移動が停止する。これにより、吐出機構40は、図4に示す押込状態となる。
次に、使用者は、押込み部41に加えていた径方向内向きの力を解除する。これにより、押込み部41、板部材42の基部42aおよび固定部42cは、バネ部42bの付勢によってバネ部42bから離れる向き(図では右向き)に移動する。これにより、第2係合突片46と第2係合部56との係合が解除される。そのため、押込み部材50は、第1係合突片45が第1係合部55と係合するまで、付勢手段60によって付勢されて軸方向先端側へと移動する。本実施形態では、第1係合部55と第2係合部56とは軸方向に半ピッチずれて配置されているため、押込み部材50が軸方向先端側に各係合部の半ピッチ分移動した時点で、第1係合突片45が第1係合部55と係合し、押込み部材50の移動が停止する。これにより、吐出機構40は、図3に示す押込状態となる。なお、このとき第1係合突片45が係合する第1係合部55は、押込み部41を押し込む前の定常状態において第1係合突片45が係合していた第1係合部55の軸方向基端側に隣り合って配置されている第1係合部55である。
以上により、使用者が押込み部41を押し込んでから放す動作を一度行うことで、押込み部材50は、第1係合部55および第2係合部56がそれぞれ並ぶ1ピッチ分だけ、軸方向先端側に移動する。これにより、閉塞部材51が吐出筒本体20内を軸方向先端側に各係合部の1ピッチ分だけ移動し、内容物Wが吐出孔24を介して吐出筒本体20の外部に押し出される。このようにして、内容物Wを吐出させることができる。
本実施形態によれば、上述したように、第1係合突片45および第2係合突片46が弾性変位自在に配設されているため、第1係合突片45および第2係合突片46を弾性変位させて第1係合突片45と第1係合部55との係合を解除することで、付勢手段60によって押込み部材50を軸方向先端側へ移動させることができる。これにより、吐出孔24から内容物Wを吐出させることができる。そして、再び第1係合突片45を第1係合部55と係合させることで、押込み部材50の移動を停止させることができる。したがって、第1係合突片45が初めに係合していた第1係合部55と第1係合突片45が次に係合した第1係合部55との軸方向の距離の分だけ、押込み部材50を軸方向先端側に移動させることができる。これにより、使用者は、押込み部材50を第1係合部55が軸方向に配置される間隔に応じた距離だけ容易に移動させることができ、押込み部材50の移動量に応じた量の内容物Wを吐出させることができる。以上により、本実施形態によれば、簡単な操作で定量の内容物Wを吐出させることができる吐出容器10が得られる。
また、第1係合突片45および第2係合突片46を、第2係合突片46が第2係合部56と係合する位置に変位させることができるため、第2係合突片46を第2係合部56と係合させることによっても押込み部材50の軸方向先端側への移動を停止させることができる。これにより、押込み部材50の軸方向先端側への移動量を高精度に調整することが可能になり、吐出容器10の操作性をより向上できる。
また、例えば、押込み部41の押し込み量によって、第1係合突片45および第2係合突片46が、第1係合突片45と第1係合部55とが変位方向に離間し、かつ第2係合突片46と第2係合部56とが変位方向に離間する位置となる場合、押込み部材50の軸方向先端側への移動は第1係合部55および第2係合部56によっては規制されない。そのため、使用者が押込み部41の押し込み量を調整し、いずれかの係合突片をいずれかの係合部と係合させなければ、押込み部材50は軸方向先端側に移動し続け、内容物Wが吐出され続ける場合がある。この場合、定量の内容物Wを吐出させることが困難になる場合がある。
これに対して、本実施形態によれば、第1係合部55と第2係合部56とは、軸方向において異なる位置に配置されている。そのため、定常状態から、第1係合突片45と第1係合部55との係合が解除される前、あるいは第1係合突片45と第1係合部55との係合が解除された直後に第2係合突片46が第2係合部56と軸方向に重なる位置に移動する場合であっても、第2係合突片46と第2係合部56とが直ちには係合せず、第1係合部55と第2係合部56との軸方向の位置の差分だけ、押込み部材50が軸方向先端側に移動する。これは、押込状態から、第2係合突片46と第2係合部56との係合が解除される前、あるいは第2係合突片46と第2係合部56との係合が解除された直後に第1係合突片45が第1係合部55と軸方向に重なる位置に移動する場合についても同様である。したがって、第1係合突片45と第1係合部55、および第2係合突片46と第2係合部56の少なくとも一方が必ず軸方向に重なり合った状態となるようにしつつ、押込み部材50を軸方向先端側へと移動させることが可能である。その結果、押込み部41の押し込み量によらず、押込み部材50が軸方向先端側に移動し続けることを抑制でき、かつ内容物Wを吐出可能である。これにより、第1係合部55が軸方向に配置される間隔に応じた距離だけ押込み部材50を移動させることが容易であり、より簡単な操作で定量の内容物Wを吐出させることができる。
特に本実施形態では、押込状態において、第1係合突片45における第1係合部55と軸方向に重なり合う部分の径方向の寸法は、第2係合突片46と第2係合部56との径方向の距離よりも大きい。そのため、定常状態から押込み部41を押し込んで、第1係合突片45および第2係合突片46を変位方向に移動させる際、第1係合突片45と第1係合部55との係合状態が解除される前に、第2係合突片46の変位方向内側の端部が、第2係合部56と軸方向に重なる位置に移動する。これにより、押込み部41の押し込み量によらず、第1係合突片45および第2係合突片46が、第1係合突片45と第1係合部55とが変位方向に離間し、かつ第2係合突片46と第2係合部56とが変位方向に離間する位置となることがない。したがって、使用者による押込み部41の押し込み量によらず、第1係合部55および第2係合部56の少なくとも一方によって、押込み部材50の軸方向先端側への移動が規制可能な状態となっている。その結果、使用者は、第1係合部55が軸方向に配置される間隔に応じた定量の内容物Wを確実に吐出させることができる。
また、本実施形態によれば、第1係合突片45と第1係合部55とが係合する状態において、互いに接触する第1係合突片45の第1基端側面45bと第1係合部55の第1先端側面55aとは、共に平坦面である。そのため、第1係合突片45と第1係合部55との係合によって、押込み部材50の軸方向先端側への移動を確実に規制することができる。また、第1係合部55の第1基端側面55bは、径方向外側に向けて軸方向先端側に延びる傾斜面である。そのため、例えば、押込み部材50を軸方向基端側へ移動させて軸方向位置を戻す場合等には、第1係合部55の第1基端側面55bによって第1係合突片45がバネ部42bに近づく向きに押されて弾性変位し、押込み部材50の軸方向の移動を妨げることがない。すなわち、第1係合突片45と第1係合部55とが係合している状態において、第1係合突片45と第1係合部55とが、押込み部材50の軸方向の移動のうち軸方向基端側への移動のみを許容するラチェット機構を構成する。したがって、各係合部によって押込み部材50の軸方向先端側への移動を規制しつつ、押込み部材50を軸方向基端側へ押し込んで、図2に示すような初期位置に戻すことが容易である。
また、本実施形態によれば、吐出筒本体20は外筒30に対して着脱自在に設けられているため、吐出筒本体20を容易に交換することができる。したがって、吐出筒本体20内の内容物Wを吐出しきった後、吐出筒本体20を内容物Wが充填された吐出筒本体20と交換することで、吐出容器10を繰り返し利用することができる。具体的には、使用者は、まず吐出筒本体20を外筒30から取り外す。このとき、例えば、閉塞部材51は吐出筒本体20内に嵌合されたままであり、吐出筒本体20が取り外されるのと同時に取り外される。そして、使用者は、押込み部材50を軸方向基端側に移動させて、押込み部材50の位置を初期位置に戻す。ここで、本実施形態においては、上述したように押込み部材50の軸方向の移動のうち軸方向基端側への移動のみを許容するラチェット機構が構成されているため、押込み部材50の軸方向先端側の端部を直接押し込むことで、押込み部材50の位置を容易に初期位置に戻すことができる。本実施形態では閉塞部材51は吐出筒本体20と共に取り外されているため、使用者は、例えば、ロッド52の軸方向先端側の端部を押し込むことで、押込み部材50を移動させる。そして、使用者は、内容物Wが充填された新しい吐出筒本体20を外筒30の口部32に装着させる。交換する吐出筒本体20には予め閉塞部材51が嵌合されており、吐出筒本体20を装着することで、閉塞部材51も装着される。このようにして、使用者は、吐出筒本体20を交換することができる。
なお、本実施形態においては、下記の構成を採用することもできる。
定常状態において、第1係合突片45における第1係合部55と軸方向に重なり合う部分の径方向の寸法は、第2係合突片46と第2係合部56との径方向の距離以下であってもよい。
また、複数の第1係合部55が軸方向に配置される間隔と、複数の第2係合部56が軸方向に配置される間隔とは、互いに異なっていてもよい。
また、第1係合部55と第2係合部56とは、軸方向において同じ位置に配置されていてもよい。この場合、例えば、定常状態において、第1係合突片45における第1係合部55と軸方向に重なり合う部分の径方向の寸法は、第2係合突片46と第2係合部56との径方向の距離以下である。これにより、押込み部41の押し込み量を調整することで、第1係合突片45および第2係合突片46の両方が係合されていない状態とすることができ、第1係合部55および第2係合部56の軸方向位置が同じであっても、押込み部材50を軸方向先端側に移動させることができる。
また、第1係合部55の形状および第2係合部56の形状は、第1係合突片45および第2係合突片46がそれぞれ係合できるならば、特に限定されない。例えば、第1係合部55および第2係合部56は、第1ロッド部53の外周面から径方向内側に窪む凹部であってもよい。
また、閉塞部材51とロッド52とは、互いに固定されていてもよいし、一体部材であってもよい。また、閉塞部材51の外径は、軸方向全体に亘って均一であってもよい。
また、吐出筒本体20は、外筒30に対して着脱自在でなくてもよい。
また、外筒30は、設けられていなくてもよい。
<第2実施形態>
第2実施形態は、第1実施形態に対して、操作部158が設けられている点において異なる。なお、上記実施形態と同様の構成については、適宜同一の符号を付す等により説明を省略する場合がある。
図6および図7に示すように、本実施形態の吐出容器110において、外筒130の胴部131には、胴部131の壁部を径方向に貫通する外側窓孔(窓孔)131bが形成されている。外側窓孔131bは、胴部131の軸方向基端側の部分に形成されている。外側窓孔131bは、軸方向に延びている。外側窓孔131bを径方向に沿って視た形状は、図7に示すように、軸方向に長い長方形状である。外側窓孔131bの軸方向基端側の端部は、図6に示すように、底部33の外側筒部33bの軸方向先端側の端部と軸方向において同じ位置にある。外側窓孔131bの軸方向先端側の端部は、付勢手段60の軸方向基端側の端部と軸方向においてほぼ同じ位置にある。外側窓孔131bは、中心軸Oを径方向のうちの一方向(本実施形態では変位方向)に挟んで両側にそれぞれ形成されている。
外筒130の底部133における内側筒部133cには、内側筒部133cの壁部を径方向に貫通する内側窓孔133fが形成されている。内側窓孔133fは、軸方向に延びている。内側窓孔133fは、軸方向先端側に開口している。内側窓孔133fの軸方向基端側の端部は、底部33の外側筒部33bの軸方向先端側の端部と軸方向において同じ位置にある。内側窓孔133fは、外側窓孔131bと径方向(変位方向)に重なっている。これにより、図7に示すように、第2ロッド部57の一部が外筒130の外部に露出している。内側窓孔133fは、中心軸Oを変位方向に挟んで両側にそれぞれ形成されている。
外筒130のその他の構成は、第1実施形態の外筒30の構成と同様である。
本実施形態の吐出容器110において、第2ロッド部57の軸方向基端側の部分には、内側窓孔133fおよび外側窓孔131bを介して外筒130の外部に突出する操作部158が取り付けられている。第2ロッド部57の軸方向基端側の部分とは、押込み部材50の外側部分に相当する。
操作部158は、第2ロッド部57の外周面に固定された腕部158aと、腕部158aの径方向外端に接続された把持部158bと、を有する。
腕部158aは、第2ロッド部57の外周面から変位方向両側(図では左右方向両側)に延びている。腕部158aは、内側窓孔133fと外側窓孔131bとに挿通されている。腕部158aの径方向外端は、胴部131の外周面と径方向においてほぼ同じ位置にある。
把持部158bは、変位方向両側に延びる腕部158aの両端にそれぞれ設けられている。把持部158bは、外筒130の外部に配置されている。把持部158bの周方向の寸法は、図7に示すように、外側窓孔131bの周方向の寸法よりも大きい。把持部158bの径方向に沿って視た形状は、略矩形状である。
操作部158は、押込み部材50が軸方向先端側に移動するのと共に、軸方向先端側に移動する。
吐出容器110のその他の構成は、第1実施形態の吐出容器10の構成と同様である。
本実施形態によれば、外側窓孔131bを介して外筒130の外部に突出する操作部158が設けられているため、使用者は、操作部158における外筒130の外部に突出した部分を介して、押込み部材50を軸方向基端側に容易に移動させることができる。具体的には、例えば、使用者は、操作部158における2つの把持部158bを変位方向に挟み込んで把持し、軸方向基端側に向けて力を加える。これにより、操作部158と共に押込み部材50を軸方向基端側に移動させることができる。したがって、例えば、吐出筒本体20内の内容物Wを吐出しきった後、吐出筒本体20を内容物Wが充填された吐出筒本体20と交換する際等に、押込み部材50の軸方向位置を初期位置に戻すことがより容易である。
なお、外側窓孔131bおよび内側窓孔133fは、それぞれ径方向のうちの変位方向以外の方向に中心軸Oを挟んで配置されていてもよい。また、外側窓孔131bおよび内側窓孔133fは、それぞれ1つのみ設けられていてもよい。
また、外側窓孔131bの軸方向先端側の端部は、付勢手段60の軸方向基端側の端部よりも軸方向基端側に位置してもよい。この構成によれば、外筒130の外部から外側窓孔131bを介して付勢手段60が視認されることがなく、外観の見映えが悪化することを抑制できる。
なお、上記説明した各実施形態の吐出容器によって吐出可能な内容物Wは、特に限定されない。内容物Wとしては、比較的高粘度(クリーム状やゲル状、ペースト状等)のものが好適に用いられる。このような内容物Wとしては、化粧品や接着剤、歯科用セメント等が挙げられる。内容物Wの粘度は、比較的低粘度であってもよい。内容物Wの粘度に応じて、付勢手段60によって押込み部材50に加えられる付勢力を調整することで、内容物Wを好適に吐出させることができる。
また、上記説明した各実施形態の吐出容器の用途は、特に限定されない。
また、上記説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
10,110…吐出容器、20…吐出筒本体、24…吐出孔、30,130…外筒、45…第1係合突片、46…第2係合突片、50…押込み部材、55…第1係合部、56…第2係合部、60…付勢手段、131b…外側窓孔(窓孔)、158…操作部、W…内容物

Claims (6)

  1. 軸方向先端側の端部に内容物の吐出孔が形成された吐出筒本体と、
    軸方向先端側の端部が、前記吐出筒本体内に軸方向先端側に向けて移動可能に嵌合された押込み部材と、
    前記押込み部材を軸方向先端側に向けて付勢する付勢手段と、
    前記押込み部材において、前記吐出筒本体よりも軸方向基端側に位置する外側部分の外面を径方向のうちの一方向に挟む両側に、各別に配設された第1係合突片、および第2係合突片と、
    を備え、
    前記押込み部材の前記外側部分の外面には、前記第1係合突片が係合する第1係合部、および前記第2係合突片が係合する第2係合部がそれぞれ、軸方向に間隔を空けて複数形成され、
    前記第1係合突片と前記第1係合部とは、互いに係合し、
    前記第2係合突片は、前記押込み部材から前記一方向に離間しており、
    前記第1係合突片、および前記第2係合突片は、前記第2係合突片と前記第2係合部とが互いに係合し、かつ前記第1係合突片が前記押込み部材から前記一方向に離間する位置に向けて前記一方向に弾性変位自在に配設されていることを特徴とする吐出容器。
  2. 前記第1係合部と前記第2係合部とは、軸方向において異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記第1係合突片と前記第1係合部とが互いに係合し、かつ前記第2係合突片が前記押込み部材から前記一方向に離間している状態において、前記第1係合突片における前記第1係合部と軸方向に重なり合う部分の径方向の寸法は、前記第2係合突片と前記第2係合部との径方向の距離よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の吐出容器。
  4. 前記第1係合部の軸方向先端側を向く面は、軸方向と略直交する平坦面であり、
    前記第1係合部の軸方向基端側を向く面は、径方向外側に向けて軸方向先端側に延びる傾斜面であり、
    前記第1係合突片の軸方向基端側を向く面は、前記第1係合部の軸方向先端側を向く面と接触し軸方向と略直交する平坦面であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の吐出容器。
  5. 前記吐出筒本体の軸方向基端側に接続され、前記押込み部材を収容する外筒をさらに備え、
    前記外筒には、前記外筒を径方向に貫通する窓孔が形成され、
    前記押込み部材の前記外側部分には、前記窓孔を介して前記外筒の外部に突出する操作部が取り付けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の吐出容器。
  6. 前記吐出筒本体の軸方向基端側に接続され、前記押込み部材を収容する外筒をさらに備え、
    前記吐出筒本体は、前記外筒に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の吐出容器。
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