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JP2018007390A - モータ制御装置 - Google Patents

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JP2018007390A
JP2018007390A JP2016130293A JP2016130293A JP2018007390A JP 2018007390 A JP2018007390 A JP 2018007390A JP 2016130293 A JP2016130293 A JP 2016130293A JP 2016130293 A JP2016130293 A JP 2016130293A JP 2018007390 A JP2018007390 A JP 2018007390A
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雄一 濱口
Yuichi Hamaguchi
雄一 濱口
悠介 淺井
Yusuke Asai
悠介 淺井
英朗 守屋
Hideaki Moriya
英朗 守屋
優司 小川
Yuji Ogawa
優司 小川
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Sinfonia Technology Co Ltd
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Abstract

【課題】モータのセンサレス制御を行うモータ制御装置において、モータが空転状態から起動する際に、不要なトルク変動が生じたりモータに過大な電流が流れたりすることなく、前記モータのセンサレス制御を行うことができる構成を得る。
【解決手段】モータ制御装置1は、モータ3の磁極位相を推定するとともに、該磁極位相を用いて位置検出信号を生成するセンサレス制御回路10と、駆動信号を生成する駆動信号生成部20と、ゲート回路4に対して、モータ3が空転状態で起動する際にはゼロ電圧ベクトル駆動信号を、それ以外のモータ運転時には前記駆動信号を、それぞれ出力する切替回路50と、前記モータ起動時に、ゼロ電圧ベクトルで制御されたモータ3の出力に基づいて、モータ3の起動時磁極位相を推定して出力する起動時磁極位相推定部40とを備える。センサレス制御回路10は、前記モータ起動時には、前記起動時磁極位相を、前記磁極位相とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源に対して回転可能に接続されたモータを、該モータの推定された磁極位相を用いてスイッチング回路をスイッチング動作させることにより、駆動制御するモータ制御装置に関する。
従来より、モータの推定された磁極位相を用いてスイッチング回路をスイッチング動作させることにより、前記モータの駆動を制御するモータ制御装置が知られている。このようなモータ制御装置として、例えば特許文献1には、モータの制御電圧及び電流情報からPMモータの磁極位置を推定する磁極位置推定演算部を有し、モータの磁極位置を検出することなく該モータの駆動制御を行う、いわゆるセンサレス制御を行う構成が開示されている。
また、特許文献1に開示されている構成では、PMモータの空転状態から再始動する際に、該PMモータに対してゼロ電流指令を行うとともに、ゼロ電流指令制御時に磁極位相推定を行う第2の磁極位置推定演算部を有する。さらに、特許文献1には、PMモータの通常運転時には、PMモータの出力電流を電流指令に対してフィードバックするとともに磁極位置推定演算部によってPMモータの磁極位置を推定し、ゼロ電流指令制御の際には第2の磁極位置推定演算部によってPMモータの磁極位置を推定する構成が開示されている。
特開2004−40837号公報
ところで、上述の特許文献1に開示されている構成では、モータを空転状態から再始動する際には、該モータに対してゼロ電流指令を行って磁極位置(磁極位相)を推定し、通常運転時にはモータの出力電流を電流指令にフィードバックした状態で磁極位置を推定する。このように、モータをゼロ電流状態で制御した後、モータの出力電流のフィードバック制御を行うと、推定される磁極位相が収束するまでに時間を必要とする。そのため、モータの出力電流の波形が乱れる。
上述のように、推定する磁極位相の値が収束するまで、すなわち実際のモータの磁極位相を推定するまでに時間がかかると、モータに不要なトルクが発生してシステム全体が不安定になったり、モータに過大な電流が流れてシステムが異常として検出したりする可能性がある。
本発明の目的は、モータのセンサレス制御を行うモータ制御装置において、モータが空転状態から起動する際に、不要なトルク変動が生じたりモータに過大な電流が流れたりすることなく、前記モータのセンサレス制御を行うことができる構成を得ることにある。
本発明の一実施形態に係るモータ制御装置は、駆動源に対して該駆動源とともに回転可能に接続されたモータを、該モータの推定された磁極位相を用いてスイッチング回路にスイッチング動作を行わせることにより駆動制御するモータ制御装置である。このモータ制御装置は、前記モータの出力を用いて前記磁極位相を推定するとともに、前記スイッチング回路の駆動信号を生成するために、前記磁極位相を用いて求めた位置検出信号を出力する磁極位相推定部と、指令値、前記モータの出力、及び前記位置検出信号を用いて、前記駆動信号を生成する駆動信号生成部と、前記モータが前記駆動源によって無通電状態で回転している状態で前記モータに通電を行うモータ起動時に、前記モータに対してゼロ電圧ベクトルを出力するように前記スイッチング回路にスイッチング動作させるゼロ電圧ベクトル駆動信号を生成するゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部と、前記モータ起動時には、前記ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部から前記ゼロ電圧ベクトル駆動信号を前記スイッチング回路に対して出力する一方、それ以外のモータ運転時には、前記駆動信号生成部で生成された前記駆動信号を前記スイッチング回路に対して出力する出力切替部と、前記モータ起動時に、ゼロ電圧ベクトルで制御された前記モータの出力に基づいて、前記モータの起動時における起動時磁極位相を推定して出力する起動時磁極位相推定部とを備える。前記磁極位相推定部は、前記モータ起動時には、前記起動時磁極位相推定部から出力された前記起動時磁極位相を、前記磁極位相とする(第1の構成)。
以上の構成により、モータの磁極位相を該モータの出力(出力電流または出力電圧)から推定する、いわゆるセンサレス制御を行うモータ制御装置において、モータが駆動源によって空転していて通電していない状態(無通電状態で回転している状態)で、モータに通電を行って起動する際に、モータの起動時の磁極位相を迅速に且つ精度よく推定することができる。すなわち、モータが空転している状態から該モータを起動する際に、前記モータをゼロ電圧ベクトルで制御して、そのときのモータの出力から磁極位相を推定することにより、モータの起動時磁極位相を迅速に且つ精度良く推定することができる。
これにより、モータが空転状態から起動する際に、不要なトルク変動が生じたりモータに過大な電流が流れたりすることなく、前記モータのセンサレス制御を行うことができる。
前記第1の構成において、前記磁極位相推定部は、前記モータの起動後の所定期間では、前記起動時磁極位相と前記磁極位相とを用いて、前記位置検出信号を求める(第2の構成)。
これにより、モータの起動後の所定期間では、磁極位相推定部は、起動時磁極位相推定部から出力された起動時磁極位相だけでなく、磁極位相推定部でモータの出力を用いて推定された磁極位相も考慮して、位置検出信号を求める。よって、モータの起動後の所定期間において、駆動信号生成部で用いる位置検出信号が、起動時磁極位相からセンサレス制御における磁極位相に急激に切り替わることを防止できる。したがって、前記所定期間において、モータのトルク変動や該モータに流れる電流の変動を抑制することができる。
前記第2の構成において、前記磁極位相推定部は、前記所定期間において、時間の経過とともに、前記位置検出信号における前記起動時磁極位相の重みを減らす一方、前記位置検出信号における前記磁極位相の重みを増やすことにより、前記位置検出信号を求める(第3の構成)。
これにより、モータの起動後の所定期間において、駆動信号生成部で用いる位置検出信号が大きく変化することをより確実に防止できる。すなわち、前記所定期間において、時間の経過とともに、前記位置検出信号における起動時磁極位相の重み(割合)は減る一方、前記位置検出信号において磁極位相推定部で推定する磁極位相の重み(割合)は増えるため、前記位置検出信号を前記起動時磁極位相から前記磁極位相に徐々に変えることができる。これにより、前記所定期間で、モータのトルク変動や該モータに流れる電流の変動をより確実に抑制することができる。
前記第1から第3の構成のうちいずれか一つの構成において、前記起動時磁極位相推定部は、前記モータの出力としての複数の相の電流または電圧を用いて、ゼロクロス点から前記起動時磁極位相を推定する(第4の構成)。
これにより、起動時磁極位相推定部で、起動時磁極位相を迅速且つ精度よく推定することができる。すなわち、起動時磁極位相推定部では、モータから出力される複数の相の電流または電圧のゼロクロス点を検出することにより、1相の電流または電圧のゼロクロス点を検出する場合に比べて、モータの起動時磁極位相を迅速に推定できるとともに、該起動時磁極位相を精度良く推定できる。
前記第1から第4の構成のうちいずれか一つの構成において、前記磁極位相推定部及び前記起動時磁極位相推定部は、それぞれ、前記モータの出力としての電流を用いて、前記磁極位相及び前記起動時磁極位相を推定する(第5の構成)。
これにより、電流指令及びモータの出力電流に基づいて電流制御を行うモータ制御装置において、追加のセンサ等を必要とすることなく、上述の第1から第4の構成を実現することができる。よって、低コストで簡単な構成によって、上述の第1から第4の構成を実現できる。
本発明の一実施形態に係るモータ制御装置によれば、モータを空転状態で起動する際に、スイッチング回路からゼロ電圧ベクトルが出力されたモータの出力を用いて、起動時磁極位相を推定する。この起動時磁極位相を用いて駆動信号を生成し、スイッチング回路に出力する。これにより、モータを空転状態で起動した際のモータの起動時磁極位相を迅速に且つ精度よく推定することができる。したがって、モータを空転状態で起動した際に、トルク変動やモータに流れる電流の変動を抑制しつつ、モータのセンサレス制御を行うことができる。
図1は、実施形態に係るモータ制御装置の概略構成を示す制御ブロック図である。 図2は、ゲート回路の概略構成を示す回路図である。 図3は、ゼロ電圧ベクトルでモータを制御した場合のU相の等価回路を示す図である。 図4は、ゼロ電圧ベクトルで制御されたモータに生じる誘起電圧及び還流電流と、モータの磁極位相との関係を示す図である。 図5は、モータ制御装置において、モータを空転状態で起動させた際の制御を示すフローである。 図6は、モータを空転状態で起動させた際に従来の制御を適用した場合において、(a)モータの推定速度の変化、(b)モータの出力トルクの変化の一例を示す図である。 図7は、モータを空転状態で起動させた際に本実施形態の制御を適用した場合において、(a)モータの推定速度の変化、(b)モータの出力トルクの変化の一例を示す図である。 図8は、位置検出信号において、起動時磁極位相及び推定された磁極位相の各割合を時間とともに変化させた場合を、説明のために模式的に示した図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係るモータ制御装置1の概略構成を示すブロック図である。このモータ制御装置1は、エンジンなどの駆動源2に対して回転可能に接続されたモータ3を駆動制御するための駆動信号を生成するとともに、該駆動信号を、モータ3を駆動させるゲート回路4に入力する。本実施形態では、モータ3に磁極位相を検出するためのレゾルバやロータリーエンコーダなどの位置センサが設けられていない。そのため、モータ制御装置1は、モータ3の出力(電流や電圧)からモータ3の磁極位相を推定する、いわゆるセンサレス制御を行う。なお、モータ3は、三相交流モータである。
図2に、ゲート回路4の概略構成を示す。ゲート回路4は、三相交流モータであるモータ3を駆動させるように、3相のブリッジ回路を構成する複数のスイッチング素子61,62,71,72,81,82を備えたスイッチング回路である。具体的には、ゲート回路4は、モータ3のU相、V相及びW相の各相にそれぞれ接続されたスイッチングアーム60,70,80を有する。スイッチングアーム60では、一対のスイッチング素子61,62が直列に接続されている。同様に、スイッチングアーム70では、一対のスイッチング素子71,72が直列に接続されている。同様に、スイッチングアーム80では、一対のスイッチング素子81,82が直列に接続されている。
なお、スイッチングアーム60,70,80における一方のスイッチング素子61,71,81が、それぞれ、スイッチングアーム60,70,80の上アームに対応する。スイッチングアーム60,70,80における他方のスイッチング素子62,72,82が、それぞれ、スイッチングアーム60,70,80の下アームに対応する。
本実施形態において、スイッチング素子61,62,71,72,81,82は、例えばIGBTが用いられる。なお、スイッチング素子61,62,71,72,81,82は、MOSFETなどの他のスイッチングデバイスであってもよい。
スイッチング素子61,62,71,72,81,82には、それぞれ、ダイオード61a,62a,71a,72a,81a,82aが並列に設けられている。ダイオード61a,62a,71a,72a,81a,82aは、スイッチング素子61,62,71,72,81,82に流れる電流とは逆方向への電流の流れを許容するように設けられている。ダイオード61a,62a,71a,72a,81a,82aは、いわゆる還流ダイオードである。
ゲート回路4のスイッチング素子61,62,71,72,81,82は、それぞれ、モータ制御装置1の後述する切替回路50から出力された駆動信号Up,Un,Vp,Vn,Wp,Wnに応じて、ON状態またはOFF状態になるように構成されている。本実施形態のモータ制御装置1では、ゲート回路4を用いたPWM制御を行う。PWM制御は、従来と同様なので詳しい説明を省略する。
モータ制御装置1は、ゲート回路4と、センサレス制御回路10(磁極位相推定部)と、駆動信号生成部20と、ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30と、起動時磁極位相推定部40と、切替回路50(出力切替部)とを備える。
センサレス制御回路10は、モータ3から出力された電流(詳しくは、駆動信号生成部20の後述する3相2相座標変換部24によって変換された後の電流値Iδ,Iγ)と、駆動信号生成部20の後述する電流制御部21から出力された電圧指令Vδ,Vγとを用いて、モータ3の磁極位相を推定する。センサレス制御回路10は、推定したモータ3の磁極位相を位置検出信号θ_estとして、駆動信号生成部20に出力する。
また、センサレス制御回路10は、モータ3が駆動源2によって無通電状態で回転(空転)している状態から起動(モータ3に通電)した際(以下、単にモータ3の起動時という)に、起動時磁極位相推定部40によって推定されたモータ3の起動時磁極位相を用いて、前記位置検出信号θ_estを生成する。
このように、センサレス制御回路10によって、モータ3の位置検出信号θ_estを生成することにより、モータ3に位置検出センサが設けられていない構成において、モータ3の駆動制御を行うことが可能になる。
駆動信号生成部20は、入力された電流指令Iqref,Idrefと、モータ3の出力電流と、センサレス制御回路10から出力されたモータ3の位置検出信号θ_estとを用いて、ゲート回路4に対する駆動信号を生成する。
具体的には、駆動信号生成部20は、電流制御部21と、2相3相座標変換部22と、三角波比較回路23と、3相2相座標変換部24とを有する。
電流制御部21は、入力された電流指令Iqref,Idrefと、3相2相座標変換部24によってモータ3の出力電流I,Iが位置検出信号θ_estを用いて変換されることにより得られたd軸電流Iδ及びq軸電流Iγとを用いて、d軸電圧指令Vδ及びq軸電圧指令Vγを生成する。
2相3相座標変換部22は、電流制御部21から出力された電圧指令Vδ,Vγを、3相の電圧指令Vu,Vv,Vwに変換する。2相3相座標変換部22には、センサレス制御回路10から出力された位置検出信号θ_estが入力される。2相3相座標変換部22は、位置検出信号θ_estを用いて、電流制御部21から出力された電圧指令Vδ,Vγを、3相の電圧指令Vu,Vv,Vwに変換する。
三角波比較回路23は、2相3相座標変換部22から出力された3相の電圧指令Vu,Vv,Vwと、図示しない三角波発生部から出力された三角波とを比較して、PWM信号を生成する。
三角波比較回路23は、生成した前記PWM信号を、ゲート回路4を駆動させるためのゲート指令Up,Un,Vp,Vn,Wp,Wnとして出力する。具体的には、三角波比較回路23は、U相のスイッチングアーム60における上アームのスイッチング素子61に対するゲート指令Upと、下アームのスイッチング素子62に対するゲート指令Unと、V相のスイッチングアーム70における上アームのスイッチング素子71に対するゲート指令Vpと、下アームのスイッチング素子72に対するゲート指令Vnと、W相のスイッチングアーム80における上アームのスイッチング素子81に対するゲート指令Wpと、下アームのスイッチング素子82に対するゲート指令Wnとを生成して、出力する。
三角波比較回路23から出力されたゲート指令Up,Un,Vp,Vn,Wp,Wnは、後述する切替回路50を介して、駆動信号としてゲート回路4に出力される。詳しくは後述するが、切替回路50は、三角波比較回路23から出力されるゲート指令と、ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30から出力されるゼロ電圧ベクトル駆動信号とを、選択的に、ゲート回路4に出力する。
3相2相座標変換部24は、センサレス制御回路10から出力された位置検出信号θ_estを用いて、モータ3から出力された電流I,Iを、それぞれ、d軸電流Iδ,Iγに変換する。3相2相座標変換部24は、変換後のd軸電流Iδ,Iγを、電流制御部21に出力するとともに、センサレス制御回路10に対しても出力する。
ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30は、モータ3の起動時に、制御装置1よりも上位のコントローラである図示しない制御部から出力される起動信号に応じて、ゲート回路4にゼロ電圧ベクトルを出力させるゼロ電圧ベクトル駆動信号を生成して出力する。具体的には、ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30は、ゲート回路4の6個のスイッチング素子に対して、各相のスイッチングアーム60,70,80における上アームのスイッチング素子61,71,81をすべてON、または下アームのスイッチング素子62,72,82をすべてONにするゼロ電圧ベクトル駆動信号を出力する。すなわち、ゼロ電圧ベクトル駆動信号は、Up,Vp,Wpが全てONで且つUn,Vn,Wnが全てOFFの信号、または、Up,Vp,Wpが全てOFFで且つUn,Vn,Wnが全てONの信号である。
ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30で生成されたゼロ電圧ベクトル駆動信号が、切替回路50を介してゲート回路4に出力されると、モータ3の各相のコイル(図示省略)には電位差が生じない。この状態で、モータ3がエンジンなどの駆動源2によって回転(空転)すると、モータ3の各相のコイルには逆起電力が発生する。
図2に示すように、スイッチング素子61,62,71,72,81,82には、それぞれ、ダイオード61a,62a,71a,72a,81a,82aが並列に設けられているため、上述のような逆起電力がモータ3の各相のコイルに発生した場合、ダイオード61a,62a,71a,72a,81a,82aを介して各相のコイルには還流電流が流れる。すなわち、上アームのスイッチング素子61,71,81がすべてONの場合には、前記逆起電力によって、モータ3の各相のコイル及びダイオード61a,71a,81aに還流電流が流れる。一方、下アームのスイッチング素子62,72,82がすべてONの場合には、前記逆起電力によって、モータ3の各相のコイル及びダイオード62a,72a,82aに還流電流が流れる。
このような還流電流が流れることにより、モータ3の磁極位相を推定することが可能になる。還流電流を用いた磁極位相の推定は、起動時磁極位相推定部40によって行う。
起動時磁極位相推定部40は、上述のように、モータ3の起動時においてゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30からゼロ電圧ベクトル駆動信号が出力された場合に、モータ3及びゲート回路4に流れる還流電流を用いて、モータ3の起動時の磁極位相(以下、起動時磁極位相という)を推定する。
具体的には、起動時磁極位相推定部40は、以下のように、前記還流電流を用いてモータ3の起動時磁極位相を推定する。
モータ3がゲート回路4によってゼロ電圧ベクトルで制御されている場合、モータ3及びゲート回路4によって構成される回路は、図3に示すような等価回路となる。なお、図3は、モータ3のU相のコイルを含む回路の等価回路を示す。
図3において、Lは、モータ3のU相のコイルのリアクタンスであり、Rは、回路内の抵抗成分であり、eは、誘起電圧である。また、iは、U相に流れる還流電流である。なお、以下の説明において、eは、以下のような正弦波の関数によって表されるものとする。
=−A・sin(ω・t)
ただし、A=Ke・ωであり、Keは誘起電圧係数であり、ωは回転速度である。
図3の回路では、誘起電圧eと還流電流iとの関係は、以下の式によって表現される。
0=L・di/dt+R・i+e
上式の微分方程式を解くと、以下の式が得られる。
=(A/L)/(ω+(R/L))・((R/L)・sin(ω・t)−ω・cos(ω・t))
モータ3の回転数が高くて、ωがR/Lよりも十分に大きい場合には、上式は、
=−A/(ω・L)・cos(ω・t)
となる。
よって、
=−Ke/L・cos(ω・t)
上式のように、iの振幅は、回転速度ωに関係なく、Ke、Lによって一様に決まる。なお、V相の還流電流i及びW相の還流電流iも同様にして求めることができる。i及びiは、iに対して位相がずれるため、図4に示すような波形になる。
起動時磁極位相推定部40は、図4に示す関係を用いて、以下の方法によってモータ3の起動時磁極位相を求める。
図4において、例えば還流電流i,i,iの符号が変わるタイミング(ゼロクロス点)を検出することにより、そのときの磁極位相を推定する。例えば、iの値が負から正に変わった場合には、そのときの磁極位相はπ/2であり、iの値が正から負に変わった場合には、そのときの磁極位相は3π/2である。これにより、短時間で、精度良くモータ3の起動時磁極位相を推定することができる。特に、3相分の還流電流i,i,iを用いることにより、1相分の還流電流を用いる場合に比べて、多くのゼロクロス点を短時間で検出することができるため、より迅速に且つより精度良く起動時磁極位相を推定することができる。
また、上述の方法によって、モータ2の起動時の回転速度ω_estを推定することもできる。すなわち、ゼロクロスタイミングを検出した時点から次のゼロクロスタイミングを検出した時点までの時間をカウンタ等によって計測し、計測した時間と磁極位相の変化とを用いて、モータ2の起動時の回転速度ω_estを推定することができる。
なお、図4に示す還流電流i,i,iの波形からモータ2の起動時磁極位相を推定する方法は、上述の方法に限らず、以下のような方法であってもよい。
例えば還流電流iにおける磁極位相と振幅値との関係(図4に示すような余弦関数)に対応するテーブル値と、検出された還流電流iの電流値とを用いて、他の還流電流i,iの符号を考慮することにより、モータ3の起動時磁極位相を推定する。具体的には、検出された還流電流iの電流値は、図4に示す還流電流iの曲線において、振幅に対応するため、前記テーブル値から磁極位相を求めることができる。磁極位相の1周期内において、還流電流iの振幅が同じ値は2点存在するため、他の相の還流電流i,iの符号の組み合わせを考慮して、起動時磁極位相を特定する。なお、前記テーブル値は、図示しない記憶装置等に記憶されている。
上述のように還流電流iの振幅は、速度に関係なく同じであるため、記憶装置等に記憶するテーブル値は、速度に関係なく、1つのパターンでよい。これにより、記憶装置等に記憶するデータ量を少なくすることができる。
なお、本実施形態では、U相の還流電流iにおける磁極位相と振幅値との関係に対応するテーブル値を用いてモータ3の起動時磁極位相を推定する場合について説明したが、V相またはW相の還流電流i,iにおける磁極位相と振幅値との関係に対応するテーブル値を用いて、モータ3の起動時磁極位相を推定してもよい。
切替回路50は、三角波比較回路23から出力されるゲート指令と、ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30から出力されるゼロ電圧ベクトル駆動信号とを、選択的に、ゲート回路4に駆動信号として出力する。すなわち、切替回路50は、モータ3が空転状態から起動する際には、一定時間、ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30から出力されたゼロ電圧ベクトル駆動信号を駆動信号としてゲート回路4に出力する一方、モータ3の通常運転時(空転状態で起動した時点から一定時間以後)には、三角波比較回路23から出力されたゲート指令を駆動信号としてゲート回路4に出力する。
切替回路50は、図示しない制御部から入力される切替信号に応じて、ゲート回路4に駆動信号として出力する信号を切り替える。なお、前記制御部は、モータ3を空転状態で起動させる際には、切替回路50に対して、ゼロ電圧ベクトル駆動信号を駆動信号としてゲート回路4に出力させる切替信号を出力する一方、モータ3の通常運転時(空転状態で起動した時点から一定時間以外)には、切替回路24に対して、三角波比較回路23から出力されたゲート指令を駆動信号としてゲート回路4に出力させる切替信号を出力するように構成されている。
(モータの空転状態からの起動時の制御)
次に、モータ3が通電していない状態で駆動源2によって回転(空転)している際に、モータ3に通電することにより起動した場合のモータ制御装置1の動作を、図5に示すフローを用いて説明する。
図5に示すフローがスタートすると、モータ3が空転状態の場合に、制御装置1よりも上位のコントローラである図示しない制御部が、制御装置1に対して起動信号を出力する。すなわち、制御装置1には起動信号が入力される(ステップS1)。
続くステップS2では、制御装置1のゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30が、前記起動信号に基づいて、ゼロ電圧ベクトル駆動信号を生成して出力する。
ステップS3では、前記制御部が、切替回路24に対し、前記ゼロ電圧ベクトル駆動信号をゲート回路4に出力するように指示する指示信号を出力する。これにより、切替回路50は、前記ゼロ電圧ベクトル駆動信号を駆動信号としてゲート回路4に対して出力する。ゲート回路4のスイッチング素子は、切替回路24から出力された前記ゼロ電圧ベクトル駆動信号によって、ゼロ電圧ベクトルを出力するように動作する。この状態では、モータ3及びゲート回路4内に形成された各相の回路に、還流電流が流れる。
次に、ステップS4で、起動時磁極位相推定部40が、ゼロ電圧ベクトル駆動信号によってゲート回路4がゼロ電圧ベクトルを出力している際にモータ3から出力された電流に基づいて、モータ3の起動時磁極位相を推定する。起動時磁極位相推定部40は、例えば、図4に示すグラフにおいて、還流電流i,i,iの符号が変わるタイミング(ゼロクロス点)を検出することにより、そのときの磁極位相を推定する。図4において、例えば、iの値が負から正に変わった場合には、そのときの磁極位相はπ/2であり、iの値が正から負に変わった場合には、そのときの磁極位相は3π/2である。これにより、比較的、短時間で、精度良くモータ3の起動時磁極位相を推定することができる。
なお、起動時磁極位相推定部40は、図4に示すグラフに対応して予め記憶されているテーブル値を用いて、上述の判定を行うように構成されている。
起動時磁極位相推定部40で推定されたモータ3の起動時磁極位相は、センサレス制御回路10に入力される。センサレス制御回路10では、入力された起動時磁極位相を用いて、モータ3の位置検出信号θ_estを生成して、駆動信号生成部20に出力する。駆動信号生成部20では、入力された位置検出信号θ_estを用いて、ゲート回路4を駆動させるためのゲート指令Up,Un,Vp,Vn,Wp,Wnを生成する。
続くステップS5では、図示しない制御部が、切替回路50によるゼロ電圧ベクトル駆動信号のゲート回路4への出力開始(ステップS3)から一定時間が経過したかどうかを判定する。ステップS5において、切替回路50によるゼロ電圧ベクトル駆動信号のゲート回路4への出力開始から一定時間が経過したと判定された場合(YESの場合)には、ステップS6に進んで、前記制御部が、切替回路50に対し、駆動信号生成部20から出力されたゲート指令Up,Un,Vp,Vn,Wp,Wnをゲート回路4に入力するように、指示信号を出力する。
一方、ステップS5において、切替回路50によるゼロ電圧ベクトル駆動信号のゲート回路4への出力開始から一定時間が経過していないと判定された場合(NOの場合)には、一定時間が経過するまでステップS5による判定を繰り返す。
ステップS6において、図示しない制御部から指示信号が入力された切替回路50は、駆動信号生成部20から出力されたゲート指令Up,Un,Vp,Vn,Wp,Wnをゲート回路4に入力する。これにより、センサレス制御回路10から出力されたモータ3の位置検出信号θ_estを用いて生成されたゲート指令Up,Un,Vp,Vn,Wp,Wnを、駆動信号としてゲート回路40に入力することができる。よって、モータ3の駆動制御を、ゼロ電圧ベクトルでの駆動制御からセンサレス制御に切り替えることができる。
その後、このフローを終了する(エンド)。
次に、上述のような構成を有するモータ制御装置1を、モータ3を空転状態から起動する際の制御に用いた場合の効果について説明する。
図6に、モータ3を空転状態で起動する際に従来の制御(センサレス制御のみ)を適用した場合における、モータ3の出力から推定される推定速度(図6(a))及びモータ3に生じるトルクの変化(図6(b))を示す。なお、従来の制御とは、本実施形態のモータ制御装置1において、ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30、起動時磁極位相推定部40及び切替回路50を有しておらず、センサレス制御回路10で常にモータ3の磁極位相を推定する制御を意味する。
図6(a)に示すように、従来の制御では、モータ3の起動に伴って、センサレス制御回路にモータ3の出力が入力されるため、センサレス制御回路で推定されるモータ3の推定速度がゼロから実速度に収束するまでに時間を要する。その結果、図6(b)に示すように、モータ3には、モータ3の起動後に大きなトルク変動が生じる。
図7に、モータ3を空転状態で起動する際に本実施形態のモータ制御装置1による制御を適用した場合における、モータ3の推定速度(図7(a))及びモータ3で生じるトルクの変化(図7(b))を示す。すなわち、図7は、モータ3を空転状態で起動した際に、ゲート回路4からモータ3にゼロ電圧ベクトルを出力して、そのときに得られたモータ3の出力からモータ3の磁極位相を推定した後、該磁極位相を用いてセンサレス制御を行った場合の推定速度及びトルクの変化を示している。
図7(a)に示すように、本実施形態のモータ制御装置1によって制御を行った場合、モータ3の起動によってモータ3の推定速度に多少の変動は生じるものの、ほぼ実速度と同じ推定速度を求めることができる。よって、図7(b)に示すように、モータ3に生じるトルクの変動も、図6(b)に示すトルク変動に比べて小さくすることができる。
本実施形態によれば、モータ3を空転させた状態で起動した際に、切替回路50によって、ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部30で生成されたゼロ電圧ベクトル駆動信号を、ゲート回路4に入力する。ゲート回路4からモータ3にゼロ電圧ベクトルを出力した状態におけるモータ3の出力を用いて、起動時磁極位相推定部40により、モータ3の起動時磁極位相を推定する。そして、推定した起動時磁極位相を用いて、駆動信号生成部20でゲート回路4の駆動信号を生成する。切替回路50によって、この駆動信号をゲート回路4に出力する。
これにより、モータ3を空転状態で起動した際に、モータ3の起動時磁極位相をより正確に且つ迅速に推定することができる。よって、前記起動時磁極位相を用いてモータ3を駆動制御することにより、モータ3をセンサレス制御によって駆動制御した際に、モータ3に大きなトルク変動が生じたり過大な電流が流れたりすることを抑制できる。
本実施形態では、モータ3を空転状態で起動した際に、切替回路50によるゼロ電圧ベクトル駆動信号のゲート回路4への出力開始(ステップS3)から一定時間が経過した後に、切替回路50によって駆動信号生成部20で生成されたゲート指令を駆動信号としてゲート回路4に出力する。この場合、センサレス制御回路10では、起動時磁極位相推定部40から起動時磁極位相が出力されている場合には、該起動時磁極位相を用いて位置検出信号θ_estを生成し、該位置検出信号θ_estを駆動信号生成部20に対して出力する。
しかしながら、センサレス制御回路10は、以下のように構成されていてもよい。
センサレス制御回路10は、起動時磁極位相推定部40から出力された起動時磁極位相が入力されてから所定期間において、前記起動時磁極位相と、モータ3の出力を用いてセンサレス制御回路10で推定された磁極位相とを用いて、位置検出信号θ_estを求めてもよい。具体的には、図8に示すように、センサレス制御回路10は、前記所定期間内では、下式によって、位置検出信号θ_estを求める。
θ_est=α・θ_init+(1−α)・θ1
0≦α≦1
ここで、θ_initは、起動時磁極位相推定部40から出力される起動時磁極位相を示す角度である。さらに、θ1は、センサレス制御回路10内で、モータ3の出力を用いて推定される磁極位相を示す角度である。
センサレス制御回路10が、駆動信号生成部20に対して出力する位置検出信号θ_estを、上式によって求めることにより、位置検出信号θ_estにおける起動時磁極位相の割合(重み)は、時間とともに減少する一方、位置検出信号θ_estにおいてセンサレス制御回路10内で推定される磁極位相の割合(重み)は、時間とともに増加する。よって、センサレス制御回路10から出力される位置検出信号θ_estは、起動時磁極位相からセンサレス制御回路10で推測される磁極位相に徐々に移行することができる。これにより、駆動信号生成部20で駆動信号の生成に用いる位置検出信号θ_estが急に大きく変わることを防止できる。したがって、モータ3に生じるトルク変動やモータ3内に流れる電流の変化をより小さくすることができる。
なお、位置検出信号θ_estを生成する際における、起動時磁極位相推定部40から出力される起動時磁極位相とセンサレス制御回路10内で推定される磁極位相との組み合わせは、図8に示すように時間とともに変化する組み合わせに限定されず、どのような組み合わせであってもよい。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、センサレス制御回路10及び起動時磁極位相推定部40は、モータ3から出力される電流を用いて、磁極位相を推定している。しかしながら、センサレス制御回路10及び起動時磁極位相推定部40は、モータ3から出力される電圧を用いて、磁極位相を推定してもよい。なお、前記実施形態のような電流制御のモータ制御装置では、モータ3の出力電流を用いて磁極位相を推定することにより、新たなセンサや構成が不要になる。よって、モータ3が空転状態から起動する際に、不要なトルク変動が生じたりモータに過大な電流が流れたりすることなく、モータ3のセンサレス制御を行うことができるモータ制御装置1を、低コストで且つ簡単な構成によって実現することができる。
前記実施形態では、3相交流のモータ3の駆動を制御するモータ制御装置1の構成について説明したが、この限りではなく、3相以外の複数相の交流モータの駆動を制御するモータ制御装置に適用してもよい。
本発明は、センサレス制御によって制御されるモータの駆動制御を行うモータ制御装置に利用可能である。
1 モータ制御装置
2 駆動源
3 モータ
4 ゲート回路(スイッチング回路)
10 センサレス制御回路(磁極位相推定部)
20 駆動信号生成部
21 電流制御部
22 2相3相座標変換部
23 三角波比較回路
24 3相2相座標変換部
30 ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部
40 起動時磁極位相推定部
50 切替回路(出力切替部)

Claims (5)

  1. 駆動源に対して該駆動源とともに回転可能に接続されたモータを、該モータの推定された磁極位相を用いてスイッチング回路にスイッチング動作を行わせることにより、駆動制御するモータ制御装置であって、
    前記モータの出力を用いて前記磁極位相を推定するとともに、前記スイッチング回路を駆動させる駆動信号を生成するために、前記磁極位相を用いて求めた位置検出信号を出力する磁極位相推定部と、
    指令値、前記モータの出力、及び前記位置検出信号を用いて、前記駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
    前記モータが前記駆動源によって無通電状態で回転している状態で前記モータに通電を行うモータ起動時に、前記モータに対してゼロ電圧ベクトルを出力するように前記スイッチング回路にスイッチング動作させるゼロ電圧ベクトル駆動信号を生成するゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部と、
    前記モータ起動時には、前記ゼロ電圧ベクトル駆動信号生成部から前記ゼロ電圧ベクトル駆動信号を前記スイッチング回路に対して出力する一方、それ以外のモータ運転時には、前記駆動信号生成部で生成された前記駆動信号を前記スイッチング回路に対して出力する出力切替部と、
    前記モータ起動時に、ゼロ電圧ベクトルで制御された前記モータの出力に基づいて、前記モータの起動時における起動時磁極位相を推定して出力する起動時磁極位相推定部とを備え、
    前記磁極位相推定部は、前記モータ起動時には、前記起動時磁極位相推定部から出力された前記起動時磁極位相を、前記磁極位相とする、モータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記磁極位相推定部は、前記モータの起動後の所定期間では、前記起動時磁極位相と前記磁極位相とを用いて、前記位置検出信号を求める、モータ制御装置。
  3. 請求項2に記載のモータ制御装置において、
    前記磁極位相推定部は、前記所定期間において、時間の経過とともに、前記位置検出信号における前記起動時磁極位相の重みを減らす一方、前記位置検出信号における前記磁極位相の重みを増やすことにより、前記位置検出信号を求める、モータ制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載のモータ制御装置において、
    前記起動時磁極位相推定部は、前記モータの出力としての複数の相の電流または電圧を用いて、ゼロクロス点から前記起動時磁極位相を推定する、モータ制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載のモータ制御装置において、
    前記磁極位相推定部及び前記起動時磁極位相推定部は、それぞれ、前記モータの出力としての電流を用いて、前記磁極位相及び前記起動時磁極位相を推定する、モータ制御装置。
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