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JP2018006608A - 電子装置、及び、電子装置の製造方法 - Google Patents

電子装置、及び、電子装置の製造方法 Download PDF

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JP2018006608A
JP2018006608A JP2016132838A JP2016132838A JP2018006608A JP 2018006608 A JP2018006608 A JP 2018006608A JP 2016132838 A JP2016132838 A JP 2016132838A JP 2016132838 A JP2016132838 A JP 2016132838A JP 2018006608 A JP2018006608 A JP 2018006608A
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英二 藪田
Eiji Yabuta
英二 藪田
祐紀 眞田
Yuki Sanada
祐紀 眞田
篤志 柏崎
Atsushi Kashiwazaki
篤志 柏崎
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  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
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Abstract

【課題】意図しない箇所同士が導通するのを抑制する電子装置、及び、電子装置の製造方法を提供する。【解決手段】複数のプリント基板10が連結部206で連結されてなる多連基板200を準備する。多連基板200の表面200aには、電子部品30が実装されている。次に、モールド樹脂40により電子部品30を表面200aごと封止する。そして、連結部206を切断して、多連基板200を複数のプリント基板10に分割する。多連基板200を準備するにあたり、連結部206には、樹脂基材及び導体層のうちの樹脂基材のみが形成された多連基板200を用いる。多連基板200を分割するにあたり、樹脂基材及び導体層のうちの樹脂基材のみ切断する。【選択図】図9

Description

本発明は、プリント基板と、プリント基板に実装された電子部品と、電子部品を封止するモールド樹脂と、を備える電子装置、及び、電子装置の製造方法に関する。
従来、特許文献1に記載のように、配線基板と、配線基板に実装された半導体素子と、半導体素子を封止するモールド樹脂層と、を備える半導体装置の製造方法が知られている。配線基板は、絶縁基板と、絶縁基板に形成されたインナーリード及び配線層と、を有している。
この方法では、一面にモールドラインが形成された配線基板を準備する。そして、配線基板に半導体素子を実装した後、モールド樹脂層で半導体素子を封止する。次に、モールドラインに沿って配線基板を切断し、配線基板を分割する。
特開平11−317472号公報
しかしながら上記方法では、配線基板の切断箇所に、絶縁基板に加えて配線層が形成されている。すなわち、配線基板を分割するにあたり、絶縁基板に加えて配線層を切断している。配線層を切断することよって金属屑が発生する。そして、この金属屑は、半導体装置の外表面に付着する場合がある。これによれば、半導体装置では、意図しない箇所同士が導通する虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、意図しない箇所同士が導通するのを抑制する電子装置、及び、電子装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、括弧内の符号は、ひとつの態様として下記の実施形態における具体的手段との対応関係を示すものであって、技術的範囲を限定するものではない。
本発明のひとつは、
樹脂基材(12)に導体層(14)が形成されたプリント基板(10)と、プリント基板に実装された電子部品(30)と、プリント基板における電子部品の実装面(10a)ごと電子部品を封止するモールド樹脂(40)と、を備える電子装置の製造方法であって、
表面(200a)に電子部品が実装されており、複数のプリント基板が連結部(206)で連結されてなる多連基板(200)を準備すること、
モールド樹脂により電子部品を表面ごと封止すること、及び、
連結部を切断して、多連基板を複数のプリント基板に分割することを備え、
多連基板を準備するにあたり、連結部には樹脂基材及び導体層のうちの樹脂基材のみが形成された多連基板を用い、
多連基板を分割するにあたり、樹脂基材及び導体層のうちの樹脂基材のみ切断する。
上記方法では、多連基板を分割するにあたり、樹脂基材のみを切断し、導体層を切断していない。これによれば、多連基板を切断するにあたり、切り屑として金属屑が生じるのを抑制できる。したがって、多連基板の切り屑が電子装置の外表面に付着した場合であっても、意図しない箇所同士が導通するのを抑制できる。
発明された他の発明のひとつは、
樹脂基材(12)に導体層(14)が形成されたプリント基板(10)と、
プリント基板に実装された電子部品(30)と、
プリント基板における電子部品の実装面(10a)ごと電子部品を封止しているモールド樹脂(40)と、を備え、
プリント基板の側面(10c,10d)の少なくとも一部は、切断面とされており、
切断面には、樹脂基材及び導体層のうちの樹脂基材のみが露出している。
上記構成では、意図しない箇所で導通するのを抑制できる。
第1実施形態に係る電子装置の概略構成を示す平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 図1のVで示す矢印から見た側面図である。 図1のVI−VI線に沿う断面図である。 準備工程について説明するための平面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図7の破線で示した領域IXを拡大した平面図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。 実装工程について説明するための断面図である。 図7のXII−XII線に沿う断面図である。 図7のXIII−XIII線に沿う断面図である。 エアベントの構成を示す断面図であって、図10に対応している。 モールド樹脂の構成材料の流れを示す平面図であって、図9に対応している。 切断工程について説明するための平面図である。 第2実施形態に係る電子装置において、切断工程実施前における樹脂止め部の構成を示す平面図である。 切断工程実施後における樹脂止め部の構成を示す平面図である。 第3実施形態に係る電子装置において、切断工程実施前における樹脂止め部の構成を示す平面図である。 切断工程実施後における樹脂止め部の構成を示す平面図である。 第4実施形態に係る電子装置において、切断工程実施前における樹脂止め部の構成を示す平面図である。 切断工程実施後における樹脂止め部の構成を示す平面図である。
図面を参照して説明する。なお、複数の実施形態において、共通乃至関連する要素には同一の符号を付与するものとする。また、プリント基板の厚さ方向をZ方向、Z方向に直交する特定の方向をX方向、Z方向及びX方向に直交する方向をY方向と示す。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図3に基づき、電子装置100の概略構成について説明する。
電子装置100は、図1〜図3に示すように、プリント基板10と、プリント基板10の表面10aに実装された電子部品30と、プリント基板10の表面10aに配置されて電子部品30を封止しているモールド樹脂40と、を備えている。また、電子装置100は、プリント基板10、電子部品30、及び、モールド樹脂40を収容する筐体を備えていてもよい。
本実施形態では、一例として、車両のエンジンルーム内に搭載されてなる車載電子装置に電子装置100を適用した例を採用する。さらに、電子装置100は、車載電子装置の一例として、インバータ装置に適用できる。しかしながら、電子装置100は、車載電子装置とは異なる装置に適用することもできる。
プリント基板10は、例えば直方体形状をなしている。図1に示すように、プリント基板10のXY平面に沿う平面形状は、各辺がX方向又はY方向に沿う長方形状をなしている。図2及び図3に示すように、プリント基板10は、表面10aと、Z方向において表面10aと反対の裏面10bと、を有している。表面10a及び裏面10bは、Z方向に直交する平面である。
また、プリント基板10は、表面10a及び裏面10bを繋ぐ側面として、ZX平面に沿う2つの第1側面10cと、YZ平面に沿う2つの第2側面10dと、を有している。第1側面10cのうちの少なくとも一方は、切断により形成された切断面である。本実施形態において両方の第1側面10cが切断面とされている。第1側面10cの構成については、下記で詳細に説明する。
プリント基板10としては、例えば、コア層と、コア層に積層されたビルドアップ層と、を含む所謂ビルドアップ基板を採用できる。また、プリント基板10としては、コア層が設けられておらず、複数のビルドアップ層が積層された所謂エニーレイヤー基板であっても採用できる。
プリント基板10は、樹脂基材12と、導体層14と、ソルダレジスト18と、を有している。樹脂基材12は、絶縁性の樹脂材料を用いて形成されている。樹脂基材12は、例えば、エポキシ樹脂を用いて形成されている。
導体層14は、電子部品30とともに電子回路を構成している。導体層14は、銅等の金属材料を用いて形成されている。導体層14は、樹脂基材12の内部に配置された内層14aと、樹脂基材12の外表面に配置された表層14bと、を有している。内層14a及び表層14bは、図示しない接続ビアを介して、互いに接続されている。内層14aは、内部配線と称することもできる。
表層14bは、表面10a及び裏面10bにおいて樹脂基材12から露出している。表層14bのZ方向における厚さは、例えば、60〜70μm程度とされている。表層14bは、はんだ50を介して電子部品30に接合されるランド14cと、配線層14dと、型踏部22の一部をなす型踏導体層14eと、を有している。
型踏部22は、モールド樹脂40を成形する際に、下記の下型304と接触する部分である。型踏部22は、表面10aにおいて、モールド樹脂40の外縁に沿って形成されている。図2及び図4に示すように、型踏導体層14eとソルダレジスト18とが積層されることで、型踏部22が形成されている。
ソルダレジスト18は、樹脂材料を用いて形成されている。ソルダレジスト18のZ方向における厚さは、例えば、30〜40μm程度とされている。以下、ソルダレジスト18のうちの型踏部22の一部をなしている部分を、型踏樹脂層18aと示す。すなわち、型踏部22は、型踏導体層14eと型踏樹脂層18aとを有している。型踏導体層14eは、型踏樹脂層18aによって覆われている。型踏部22は、表面10aに露出し、表面10aの一部をなしている。
型踏部22には、Z方向における高さが低くされたエアベント22aが形成されている。エアベント22aは、型踏部22において下型304と接触する面から凹んだ溝である。エアベント22aは、モールド樹脂40を成形する際に、キャビティの内外を連通させるものである。図1では、エアベント22aを破線で示している。
本実施形態において、エアベント22aでは、ソルダレジスト18のみが配置され、表層14bが配置されていない。これにより、エアベント22aは、Z方向において、型踏部22における他の箇所に較べて型踏導体層14eの分だけ高さが低くされている。図4及び図5に示すように、エアベント22aを構成する型踏樹脂層18aは、第1側面10cの一部をなしている。言い換えると、型踏樹脂層18aは、第1側面10cに露出している。
図1及び図6に示すように、ソルダレジスト18は、表面10aにおいて、モールド樹脂40から露出する領域で、エアベント22aと隣接する位置に形成された樹脂止め部18bを有している。樹脂止め部18bは、モールド樹脂40を成形する際に、エアベント22aから漏れ出したモールド樹脂40をせき止めるものである。樹脂止め部18bは、X方向においてエアベント22aに対向している。図5及び図6に示すように、樹脂止め部18bは、第1側面10cの一部をなしている。言い換えると、樹脂止め部18bは、第1側面10cに露出している。樹脂止め部18bは、特許請求の範囲に記載の突起部に相当する。
プリント基板10には、モールド樹脂40から露出する領域で、Z方向に貫通するスルーホール20が形成されている。スルーホール20は、プリント基板10を外部と電気的に接続するために形成された貫通孔である。スルーホール20の内壁面、表面10aにおけるスルーホール20の開口周縁、及び、裏面10bにおけるスルーホール20の開口周縁には、導体層14が形成されている。外部接続端子は、スルーホール20を挿通し、はんだ50を介して導体層14と電気的に接続される。この外部接続用端子は、例えば、筐体の一部とされている。
電子部品30としては、例えば、スイッチング素子、マイコン等の半導体素子や、チップ抵抗、チップコンデンサ、及び、水晶振動子等の受動素子を採用することができる。電子部品30は、ベアチップ状態の素子であってもよい。本実施形態では、電子装置100が複数の電子部品30を備えている。また、本実施形態において、表面10aにのみ電子部品30が実装され、裏面10bには電子部品30が実装されていない。しかしながら、裏面10bに電子部品30が実装された例を採用することもできる。表面10aは、特許請求の範囲に記載の実装面に相当する。
モールド樹脂40は、表面10aごと電子部品30を封止している。モールド樹脂40は、電子部品30に加えて、表層14bやはんだ50を一体的に封止している。本実施形態では、モールド樹脂40が表面10aの一部のみを覆っている。すなわち、表面10aは、モールド樹脂40によって覆われた領域と、モールド樹脂40から露出する領域と、を有している。また、電子装置100では、プリント基板10の表面10aのみにモールド樹脂40が配置され、裏面10bにはモールド樹脂40が配置されていない。よって、電子装置100は、ハーフモールドパッケージと称することもできる。
モールド樹脂40は、本体部42と繋ぎ部44とを有している。本体部42は、電子部品30を封止するものである。繋ぎ部44は、モールド樹脂40が切断される前に本体部42同士を繋いでいる部分である。繋ぎ部44は、本体部42と第1側面10cとの間に配置されている。モールド樹脂40の切断については、下記で説明する。
本体部42は、直方体形状をなしている。本体部42の各辺は、X方向、Y方向、又は、Z方向に沿っている。Z方向の投影視において、本体部42は、プリント基板10の側面に囲まれている。
繋ぎ部44は、表面10aの一部を覆いつつ、本体部42からY方向の両側に突出している。繋ぎ部44は、本体部42と同様に、直方体形状をなしている。繋ぎ部44の各辺も、X方向、Y方向、又は、Z方向に沿っている。繋ぎ部44のZ方向における高さは、本体部42に較べて低くされている。また、繋ぎ部44のX方向における幅は、本体部42のX方向における幅に較べて短くされている。同様に、繋ぎ部44のY方向における幅は、本体部42のY方向における幅に較べて短くされている。
本実施形態においてモールド樹脂40は、4つの繋ぎ部44を有している。2つの繋ぎ部44が本体部42からY方向のうちの一方側に突出し、残り2つの繋ぎ部44が、本体部42からY方向のうちの他方側に突出している。すなわち、Z方向の投影視において、一方の第1側面10cと本体部42との間に2つの繋ぎ部44が形成され、他方の第1側面10cと本体部42との間に残り2つの繋ぎ部44が形成されている。
2つの繋ぎ部44は、Y方向において本体部42を挟むように、X方向において互いに同じ位置に形成されている。残り2つの繋ぎ部44も、Y方向において本体部42を挟むように、X方向において互いに同じ位置に形成されている。各繋ぎ部44は、X方向において2つの樹脂止め部18bにより挟まれている。言い換えると、樹脂止め部18bは、各繋ぎ部44のX方向における両側に形成されている。
図4に示すように、繋ぎ部44のY方向において本体部42と反対側の側面44aは、第1側面10cと面一とされている。側面44aは、第1側面10cと同様に切断面である。
次に、図5に基づき、第1側面10cの構成について詳細に説明する。図5に示すように、第1側面10cには、導体層14が露出していない。言い換えると、第1側面10cには導体層14が形成されていない。すなわち、第1側面10cには、金属材料を用いて形成された部材が露出していない。さらに言い換えると、プリント基板10の切断面には、導体層14が露出していない。なお図5では一方の第1側面10cのみを示しているが、2つの第1側面10cは互いに同じ構成とされている。
本実施形態において、樹脂基材12及びソルダレジスト18のみが、第1側面10cを形成している。詳述すると、樹脂基材12、型踏樹脂層18a、及び、樹脂止め部18bのみが、第1側面10cを形成している。すなわち、樹脂材料を用いて形成された部材のみが、第1側面10cに露出している。
次に、図7〜図16に基づき、電子装置100の製造方法について説明する。
先ず、図7及び図9に示すように、複数のプリント基板10が連結されてなる多連基板200を準備する準備工程を実施する。本実施形態では、図7に示すように、4つのプリント基板10がY方向に連結されることで、多連基板200が形成されている。多連基板200は、厚さ方向がZ方向に沿う平板形状をなしている。多連基板200は、Z方向と直交する表面200aと、表面200aと反対の裏面200bと、を有している。表面200aは、表面10aに相当する。また、裏面200bは、裏面10bに相当する。
また、多連基板200は、表面200a及び裏面200bを繋ぐ側面として、ZX平面に沿う2つの第1側面200cと、YZ平面に沿う2つの第2側面200dと、を有している。第1側面200cは、第1側面10cに相当する。また、第2側面200dは、第2側面10dに相当する。
多連基板200には、プリント基板10同士を区画するようにスリットが形成されている。スリットは、表面200aから裏面200bにわたって形成された貫通孔である。スリットは、下記の切断工程で多連基板200を切断する時間を短縮するために形成されている。スリットは、例えば、ルータ、ドリル、又は、プレス機によって多連基板200を切断することで形成される。
スリットの内壁面は、切断面であるため、表面10a及び裏面10bにおける樹脂基材12により形成された部分に較べて凹凸が少ない。すなわち、表面10a及び裏面10bにおける樹脂基材12により形成された部分は、スリットの内壁面に較べて、凹凸が多い。例えば、表面10aにおける樹脂基材12により形成された部分は、モールド樹脂40との密着性を確保するために粗化処理が施されていてもよい。
本実施形態において多連基板200には、スリットとして、第2側面200dに開口する第1スリット202と、X方向において第1スリット202同士の間に形成された第2スリット204と、が形成されている。
多連基板200には、一方の第2側面200dに開口する3つの第1スリット202と、他方の第2側面200dに開口する3つの第1スリット202と、が形成されている。各第1スリット202は、第2側面200dからX方向に延びて形成されている。プリント基板10同士の間には、一方の第2側面200dに開口する第1スリット202と、他方の第2側面200dに開口する第1スリット202と、がY方向において互いに同じ位置で、且つ、X方向において互いに所定距離を有して形成されている。第2スリット204は、X方向における第1スリット202同士の間に位置し、X方向において各第1スリット202に対して所定距離を有して形成されている。
多連基板200において、X方向における第1スリット202と第2スリット204との間は、プリント基板10同士が連結された連結部206をなしている。一方の第2側面200dに開口する第1スリット202と第2スリット204との間、及び、他方の第2側面200dに開口する第1スリット202と第2スリット204との間に連結部206が形成されている。多連基板200では、スリット及び連結部206によって、プリント基板10同士が区画されている。
図8に示すように、多連基板200は、プリント基板10と同様に、樹脂基材12と、導体層14と、ソルダレジスト18と、を有している。多連基板200においても、内層14aが樹脂基材12の内部に配置され、表層14bが表面200a及び裏面200bに形成されている。
また、表面200aには、表層14b及びソルダレジスト18が積層されてなる型踏部22が形成されている。型踏部22は、表面200aに露出し、表面200aの一部をなしている。図7では、ソルダレジスト18の平面形状を明確にするために、ソルダレジスト18にハッチングを施している。また、多連基板200には、Z方向に貫通するスルーホール20が形成されている。図7では、スルーホール20を省略して図示している。
型踏部22は、モールド樹脂40を成形した後に、本体部42に接する部分と、繋ぎ部44に接する部分と、を有している。型踏部22における本体部42に接する部分は、表面200aにおいて、各プリント基板10に対応する部分に形成され、環状をなしている。また、型踏部22の一部は、表面200aにおいて第2スリット204を囲む環状に形成されている。
型踏部22における繋ぎ部44に接する部分は、本体部42に接する部分同士を繋ぐように、Y方向に延びて形成され、連結部206をY方向に跨いでいる。すなわち、図9及び図10に示すように、型踏部22における繋ぎ部44に接する部分の一部は、表面200aにおいて連結部206に形成されている。なお図9及び図10では、多連基板200における連結部206が形成された範囲を二点鎖線で示している。
エアベント22aは、X方向において、モールド樹脂40により封止される領域と、連結部206のうちのモールド樹脂40から露出する領域と、の間に形成されている。これにより、エアベント22aからモールド樹脂40の構成材料が漏れ出した場合、モールド樹脂40の構成材料の少なくとも一部は連結部206の表面200a上に流れることとなる。
エアベント22aは、型踏部22のうちの連結部206をY方向に跨ぐ部分に形成されている。言い換えると、エアベント22aは、Y方向に延びて形成され、連結部206をY方向に跨いでいる。よって、Y方向において、エアベント22aの幅W1は、連結部206の幅W2よりも大きくされている。すなわち、連結部206の表面200a上には、型踏樹脂層18aのみが形成され、型踏導体層14eが形成されていない。つまり、連結部206の表面200a上には、ソルダレジスト18のみが形成され、導体層14が形成されていない。
エアベント22aとスリットとの間には、樹脂止め部18bが形成されている。X方向におけるエアベント22aと樹脂止め部18bとの離間距離は、例えば、2mm以上とされている。樹脂止め部18bは、Y方向に延びて形成され、連結部206をY方向に跨ぐように形成されている。言い換えると、Y方向において、樹脂止め部18bの幅W3は、連結部206の幅W2よりも大きくされている。
また、連結部206の裏面200b上には、表層14bが形成されていない。さらに、連結部206には、内層14aが形成されていない。以上によれば、連結部206には、多連基板200の構成材料として、樹脂基材12、型踏樹脂層18a、及び、樹脂止め部18bが形成されている。すなわち、連結部206には、多連基板200の構成材料として、樹脂基材12及びソルダレジスト18のみが形成され、導体層14が形成されていない。
なお、X方向におけるスリットの端部は、XY平面において円弧形状をなしており、他の部分に較べてY方向の幅が大きくされている。これにより、スリットの端部で、Z方向にルータを抜き差しし易い。
Y方向において、樹脂止め部18bの幅W3は、エアベント22aの幅W1よりも広くされている。Y方向におけるエアベント22aの幅W1は、例えば、1mm程度とされている。Y方向における樹脂止め部18bの幅W3は、例えば、2mm程度とされている。
次に、図11に示すように、各プリント基板10に対してはんだ50を介して電子部品30を実装する実装工程を実施する。本実施形態では、表面200aにのみ電子部品30を実装する。
次に、図12〜図15に示すように、モールド樹脂40を成形する成形工程を実施する。本実施形態では、コンプレッションモールド法によりモールド樹脂40を成形する。しかしながら、これに限定するものではない。トランスファモールド法によりモールド樹脂40を成形してもよい。
図12及び図13に示すように、モールド樹脂40を成形するために用いる金型300は、上型302、下型304、及び、可動型306を有している。上型302は、裏面200bと対向した状態で、多連基板200が固定される。下型304及び可動型306は、上型302に対して重力方向側に配置され、モールド樹脂40の構成材料が配置されるキャビティを構成するものである。下型304は、Z方向に延びる筒形状をなしている。可動型306は下型304が囲む空間をZ方向に移動可能に構成されている。以下、重力方向を下、重力方向の反対方向を上と示す。
成形工程では、表面200aの一部がモールド樹脂40から露出するように、モールド樹脂40を成形する。言い換えると、成形工程において表面200aの一部のみにモールド樹脂40を成形する。また、成形工程では、表面200aにおいて連結部206が、モールド樹脂40で覆われた領域と、モールド樹脂40から露出する領域と、を有するように、モールド樹脂40を成形する。
成形工程では、先ず、上型302に多連基板200を固定する。このとき、多連基板200に対して上側に上型302が位置するように、裏面200bを上型302の搭載面に接触させる。
多連基板200を上型302に固定した後、下型304及び可動型306により構成されるキャビティ内にモールド樹脂40の構成材料を入れる。言い換えると、顆粒状であるモールド樹脂40の構成材料をキャビティ内へ撒布する。なお、図面においては、便宜上、構成材料にもモールド樹脂40と同じ符号40を付与している。下型304及び可動型306が構成するキャビティは、プリント基板10毎に形成された内部空間308と、内部空間308同士を連結する連結空間310と、を有している。
キャビティ内にモールド樹脂40の構成材料を入れた後、下型304及び可動型306を移動させて、下型304の先端面304aを多連基板200の表面200aに押し当てて固定する。このとき、型踏部22に先端面304aを接触させる。
また、図13に示すように、連結部206の下側で、連結部206と所定距離を有するように下型304を配置する。これにより、連結部206と下型304との間に連結空間310が形成される。キャビティのうちの、Z方向の投影視において下型304によって囲まれた領域に内部空間308が形成される。
型踏部22が型踏導体層14eを有していることで、下型304を表面200aに押し当てた場合であっても多連基板200が変形するのを抑制できる。また、型踏部22が型踏樹脂層18aを有していることで、下型304を表面200aに押し当てた場合に、型踏樹脂層18aが変形し、表面200aと下型304との間に隙間が形成されるのを抑制できる。よって、モールド樹脂40の構成材料が表面200aと下型304との間に隙間から漏れ出すのを抑制できる。
図14に示すように、エアベント22aは型踏部22における下型304との接触面から凹んでいるため、下型304を多連基板200に固定した状態でエアベント22aは下型304と接触しない。よって、型踏部22と下型304との間には、エアベント22aにより隙間が形成されている。なお、型踏部22と下型304との間の隙間をエアベントと称することもできる。エアベント22aにより、キャビティの内部と外部とが連通する。
次に、全ての可動型306を上側に移動させる。このとき、全ての可動型306を互いに同じ速度で上側に移動させる。図12及び図13の白抜き矢印は、可動型306を移動させる方向を示している。このとき、連結空間310が形成されていることで、キャビティ内の圧力を均一にすることができる。
可動型306を移動させることにより、キャビティの内部の空気がエアベント22aを介してキャビティの外部に抜ける。このとき、モールド樹脂40の構成材料もエアベント22aを介してキャビティの外へ漏れ出すことが考えられる。
図15の矢印は、モールド樹脂40の構成材料が漏れ出した場合の流れを示している。図15に示すように、キャビティ内におけるモールド樹脂40の構成材料は、連結部206の表面200a上からX方向に移動してエアベント22aを通ることで、キャビティの外へ漏れ出す。しかしながら、キャビティの外へ漏れ出したモールド樹脂40の構成材料は、樹脂止め部18bによってせき止められる。
せき止められたモールド樹脂40の構成材料は、樹脂止め部18bを迂回するようにY方向に流れる。すなわち、モールド樹脂40の構成材料は、樹脂止め部18bにせき止められることで、X方向においてエアベント22aからスリットへ直進しない。モールド樹脂40の構成材料の移動は、エアベント22aから所定距離進んだ箇所で止まる。表面10aに粗化処理が施されている場合には、モールド樹脂40の構成材料の移動距離を短くできる。
可動型306を所定位置まで移動させることで、モールド樹脂40の構成材料に対して成形圧力を加える。また、金型300によってモールド樹脂40の構成材料に熱を加える。以上により、モールド樹脂40を成形することができる。モールド樹脂40の構成材料は、内部空間308に配置されていた部分が本体部42になり、連結空間310に配置されていた部分が繋ぎ部44になる。成形工程の実施後であって下記の切断工程の実施前では、繋ぎ部44が本体部42同士を連結している。
次に、図16に示すように、多連基板200を切断する切断工程を実施する。本実施形態では、ルータにより、多連基板200の連結部206をX方向に切断することで、多連基板200を複数のプリント基板10に分割する。言い換えると、ルータにより、多連基板200におけるスリット間に形成された部分をX方向に切断することで、多連基板200を複数のプリント基板10に分割する。切断工程では、多連基板200を切断すると同時に、モールド樹脂40の繋ぎ部44についても切断する。以上により、上記した電子装置100を製造できる。
切断工程で連結部206を切断することによって、切り屑が発生する。連結部206の少なくとも一部は、切断によって切り屑となる。プリント基板10の第1側面10cの一部は、切断工程により切断されることで形成される。すなわち、第1側面10cの一部の領域は、切断面である。また、繋ぎ部44では、切断工程により側面44aが形成される。
Y方向においてエアベント22aの幅W1が連結部206の幅W2よりも大きくされているため、電子装置100には、エアベント22aの一部が表面10aに残る。同様に、Y方向において樹脂止め部18bの幅W3が連結部206の幅W2よりも大きくされているため、電子装置100には、樹脂止め部18bの一部が表面10aに残る。
次に、上記した電子装置100の効果について説明する。
本実施形態では、多連基板200を分割するにあたり、樹脂基材12のみを切断し、導体層14を切断していない。これによれば、多連基板200を切断するにあたり、切り屑として金属屑が生じるのを抑制できる。したがって、多連基板200の切り屑が電子装置100の外表面に付着した場合であっても、意図しない箇所同士が導通するのを抑制できる。すなわち、本実施形態の電子装置100では、意図しない箇所で導通するのを抑制できる。意図しない箇所同士の導通とは、例えば、スルーホール20の内壁面に形成された導体層14同士の導通や、表層14bと筐体との導通である。
ところで、例えばモールド樹脂40から露出する表層14bを検査用の電極として使用する場合、表層14bがモールド樹脂40の構成材料によって覆われてしまうと、検査用の電極として使用し難い。そのため、表面200aにおいてモールド樹脂40から露出する領域では、表層14bがモールド樹脂40の構成材料と接触しないように、エアベント22a付近には表層14bを形成しない。これによれば、表面200aにおけるエアベント22aの形成箇所に応じて、モールド樹脂40から露出する表層14bの形成可能な範囲が決定される。
これに対して、本実施形態のエアベント22aは、モールド樹脂40により封止される領域と、連結部206のうちのモールド樹脂40から露出する領域と、の間に形成されている。これによれば、成形工程において、エアベント22aから漏れ出したモールド樹脂40の構成材料は、表面200aにおいて連結部206のうちのモールド樹脂40から露出する領域に流れる。連結部206は、切断工程によって切り屑となる部分であって、表層14bの形成可能な範囲ではない。よって本実施形態では、表層14bの形成可能な範囲ではない部分にモールド樹脂40の構成材料を流すことができ、モールド樹脂40から露出する表層14bの形成可能な範囲が狭くなるのを抑制できる。
本実施形態では、エアベント22aから漏れ出したモールド樹脂40の構成材料をせき止める樹脂止め部18bが、多連基板200に形成されている。これによれば、キャビティの外部へモールド樹脂40の構成材料が流れ出すのを抑制できる。したがって、モールド樹脂40から露出する表層14bの形成可能な範囲が狭くなるのを効果的に抑制できる。
上記したように、スリットの内壁面は凹凸が少ない。そのため、モールド樹脂40の構成材料は、スリットの内壁面に付着した場合、成形工程の実施後にプリント基板10から取れ易い。これによれば、プリント基板10から取れたモールド樹脂40が意図しない箇所に付着することとなる。これに対し本実施形態では、エアベント22aとスリットとの間に形成された樹脂止め部18bにより、エアベント22aから漏れ出したモールド樹脂40の構成材料がスリットの内壁面に付着するのを抑制できる。したがって、モールド樹脂40が意図しない箇所に付着するのを抑制できる。
本実施形態では、多連基板200を準備するにあたり、スリット及び連結部206によりプリント基板10同士が区画された多連基板200を用いる。これによれば、切断工程において、スリットが形成されていない多連基板を切断する方法に較べて、多連基板200を切断する時間が長くなるのを抑制できる。よって、電子装置100を製造する時間が長くなるのを抑制できる。
(第2実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子装置100と共通する部分についての説明は割愛する。
図17に示すように、準備工程では、表面200aにおいてエアベント22aとスリットとの間に複数の樹脂止め部18bを形成された多連基板200を用いる。本実施形態では、表面200aにおいてエアベント22aとスリットとの間に2つの樹脂止め部18bが形成されている。しかしながら、表面200aにおいてエアベント22aとスリットとの間に3つ以上の樹脂止め部18bが形成された例を採用することもできる。
エアベント22aとスリットとの間に形成された2つの樹脂止め部18bは、互いに同じ形状をなしており、X方向に並んでいる。これにより、複数の樹脂止め部18b及びエアベント22aは、X方向に並んでいる。図18に示すように、切断工程を実施することで、各樹脂止め部18bの一部が表面10aに残る。
本実施形態の成形工程では、複数の樹脂止め部18bによりモールド樹脂40の構成材料をせき止めることができる。詳述すると、エアベント22aに近い樹脂止め部18bでせき止められなかったモールド樹脂40の構成材料についても、エアベント22aから遠い樹脂止め部18bでせき止めることができる。これによれば、モールド樹脂40の構成材料が樹脂止め部18bよりもスリット側へ向かうのを効果的に抑制できる。
(第3実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子装置100と共通する部分についての説明は割愛する。
図19に示すように、準備工程では、樹脂止め部18bの平面形状が、X方向においてエアベント22aからスリットに向かって凹んだ曲線形状とされた多連基板200を用いる。樹脂止め部18bのX方向におけるエアベント22aとの対向面18cは、エアベント22aからスリットに向かって凹む曲面形状をなしている。詳述すると、樹脂止め部18bでは、Y方向において連結部206から遠ざかるほど、X方向におけるエアベント22aとの対向距離が短くなっている。図20に示すように、切断工程を実施することで、曲線形状をなす樹脂止め部18bの一部が表面10aに残る。
本実施形態の成形工程では、X方向に凹む対向面18cにより、モールド樹脂40の構成材料は、X方向の流れに加えて、Y方向の流れもせき止められる。すなわち、対向面18cによって、モールド樹脂40の構成材料におけるX方向の流れに加えて、Y方向の流れも抑制される。したがって、モールド樹脂40の構成材料が樹脂止め部18bよりもスリット側へ向かうのを効果的に抑制できる。
(第4実施形態)
本実施形態において、第1実施形態に示した電子装置100と共通する部分についての説明は割愛する。
図21に示すように、準備工程では、樹脂止め部18bの平面形状が櫛形状とされた多連基板200を準備する。樹脂止め部18bは、基部18dと、基部18dからX方向に突出する複数の突出部18eと、を有している。
基部18dは、XY平面においてX方向を短辺、Y方向を長辺とする長方形状をなしている。各突出部18eは、基部18dからX方向においてエアベント22a側に突出している。各突出部18eのX方向において突出する長さは、均一とされている。複数の突出部18eはY方向において等間隔に並んでいる。Y方向における突出部18e同士の間隔W4は、例えば、数十μmとされている。図22に示すように、切断工程を実施することで、基部18dと突出部18eとの一部が表面10aに残る。
本実施形態の成形工程において、モールド樹脂40の構成材料は、毛細管現象により、突出部18e間の隙間に入り込む。これにより、モールド樹脂40の構成材料が樹脂止め部18bよりもスリット側へ向かうのを効果的に抑制できる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記実施形態では、プリント基板10の表面10aのみがモールド樹脂40により封止された例を示したが、これに限定するものではない。表面10aに加えて裏面10bについてもモールド樹脂40により封止された例を採用することもできる。
上記実施形態では、エアベント22aが、型踏部22のうちの連結部206をY方向に跨ぐ部分に形成された例を示したが、これに限定するものではない。表面200aにおいて連結部206から離れた位置にエアベント22aが形成されていてもよい。
上記実施形態では、表面200aにソルダレジスト18が形成された例を示したが、これに限定するものではない。ソルダレジスト18に代えて、シルク印刷により形成した印刷層が表面200aに形成された例を採用することもできる。
上記実施形態の成形工程では、プリント基板10毎に形成された内部空間308、及び、内部空間308同士を連結する連結空間310を有する1つのキャビティを形成する例を示したが、これに限定するものではない。成形工程では、互いに連結されない複数のキャビティをプリント基板10毎に形成する例を採用することもできる。
上記実施形態では、切断工程において多連基板200及びモールド樹脂40をX方向に切断することで、電子装置100を製造する例を示したが、これに限定するものではない。切断工程において、多連基板200及びモールド樹脂40をX方向に切断した後、切断したプリント基板10及びモールド樹脂40をさらにY方向に切断して分割することで電子装置100を製造してもよい。
上記実施形態では、表面200aの一部のみをモールド樹脂40で封止する例を示したが、これに限定するものではない。表面200aの全体をモールド樹脂40で封止する例を採用することもできる。
10…プリント基板、10a…表面、10b…裏面、10c…第1側面、10d…第2側面、12…樹脂基材、14…導体層、14a…内層、14b…表層、14c…ランド、14d…配線層、14e…型踏導体層、18…ソルダレジスト、18a…型踏樹脂層、18b…樹脂止め部、18c…対向面、18d…基部、18e…突出部、20…スルーホール、22…型踏部、22a…エアベント、30…電子部品、40…モールド樹脂、42…本体部、44…繋ぎ部、44a…側面、50…はんだ、100…電子装置、200…多連基板、200a…表面、200b…裏面、200c…第1側面、200d…第2側面、202…第1スリット、204…第2スリット、206…連結部、300…金型、302…上型、304…下型、304a…先端面、306…可動型、308…内部空間、310…連結空間

Claims (10)

  1. 樹脂基材(12)に導体層(14)が形成されたプリント基板(10)と、前記プリント基板に実装された電子部品(30)と、前記プリント基板における前記電子部品の実装面(10a)ごと前記電子部品を封止するモールド樹脂(40)と、を備える電子装置の製造方法であって、
    表面(200a)に前記電子部品が実装されており、複数の前記プリント基板が連結部(206)で連結されてなる多連基板(200)を準備すること、
    前記モールド樹脂により前記電子部品を前記表面ごと封止すること、及び、
    前記連結部を切断して、前記多連基板を複数の前記プリント基板に分割することを備え、
    前記多連基板を準備するにあたり、前記連結部には前記樹脂基材及び前記導体層のうちの前記樹脂基材のみが形成された前記多連基板を用い、
    前記多連基板を分割するにあたり、前記樹脂基材及び前記導体層のうちの前記樹脂基材のみ切断する電子装置の製造方法。
  2. 前記多連基板を準備するにあたり、前記表面から突出するとともに金型(300)と接触する位置に形成された型踏部(22)を有し、且つ、前記型踏部の前記金型と接触する面から凹んだエアベント(22a)が形成された前記多連基板を用い、
    前記電子部品を封止するにあたり、前記金型の先端面(304a)を前記型踏部と接触させることで、前記多連基板の前記表面側にキャビティを形成し、前記エアベントにより前記キャビティの内外を連通させる請求項1に記載の電子装置の製造方法。
  3. 前記電子部品を封止するにあたり、
    前記表面において前記連結部の少なくとも一部が前記モールド樹脂から露出するように前記モールド樹脂を成形し、
    前記モールド樹脂により封止される部分と前記連結部のうちの前記モールド樹脂から露出する部分との間に形成された前記エアベントによって前記キャビティの内外を連通させる請求項2に記載の電子装置の製造方法。
  4. 前記電子部品を封止するにあたり、前記表面の一部が前記モールド樹脂から露出するように、前記モールド樹脂を成形し、
    前記多連基板を準備するにあたり、前記エアベントに対して前記モールド樹脂により封止される部分と反対側において前記エアベントに対向する位置で、前記表面から突出する突起部(18b)が形成された前記多連基板を用いる請求項2又は請求項3に記載の電子装置の製造方法。
  5. 前記電子部品を封止するにあたり、前記表面において前記連結部の少なくとも一部が前記モールド樹脂から露出するように前記モールド樹脂を成形し、
    前記多連基板を準備するにあたり、樹脂材料を用いて形成された前記突起部が、前記表面において前記連結部の前記モールド樹脂から露出する部分に形成された前記多連基板を用いる請求項4に記載の電子装置の製造方法。
  6. 前記多連基板を準備するにあたり、前記表面において、複数の前記突起部が形成されるとともに、複数の前記突起部及び前記エアベントが一方向に並ぶように形成された前記多連基板を用いる請求項4又は請求項5に記載の電子装置の製造方法。
  7. 前記多連基板を準備するにあたり、前記突起部における前記エアベントとの対向面(18c)が、前記エアベントに対して離間する方向に凹んだ形状をなしている前記多連基板を用いる請求項4〜6のいずれか1項に記載の電子装置の製造方法。
  8. 前記多連基板を準備するにあたり、前記突起部が、基部(18d)と、前記基部から前記エアベントに向かって突出する複数の突出部(18e)と、を有する櫛形状をなしている前記多連基板を用いる請求項4〜7のいずれか1項に記載の電子装置の製造方法。
  9. 前記多連基板を準備するにあたり、厚さ方向に貫通するスリット(202,204)が形成され、前記スリット及び前記連結部により前記プリント基板同士が区画された前記多連基板を用いる請求項1〜8のいずれか1項に記載の電子装置の製造方法。
  10. 樹脂基材(12)に導体層(14)が形成されたプリント基板(10)と、
    前記プリント基板に実装された電子部品(30)と、
    前記プリント基板における前記電子部品の実装面(10a)ごと前記電子部品を封止しているモールド樹脂(40)と、を備え、
    前記プリント基板の側面(10c,10d)の少なくとも一部は、切断面とされており、
    前記切断面には、前記樹脂基材及び前記導体層のうちの前記樹脂基材のみが露出している電子装置。
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