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JP2018005961A - 記憶装置 - Google Patents

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JP2018005961A
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JP2016131826A
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広貴 上野
Hirotaka Ueno
広貴 上野
泰洋 椎野
Yasuhiro Shiino
泰洋 椎野
あすか 兼田
Asuka Kaneda
あすか 兼田
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Kioxia Corp
Original Assignee
Toshiba Memory Corp
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Abstract

【課題】 より適切なプログラムが可能な記憶装置を提供する。【解決手段】 一実施形態による記憶装置は、複数の第1セルトランジスタと、第2セルトランジスタと、制御回路と、を含む。制御回路は、複数のループを含むプログラムの間に、第2セルトランジスタに電位を印加している間に、複数の第1セルトランジスタに第2セルトランジスタに印加されている電位より低くかつ相違する複数の基準電位を印加し、第1ループにおいて第1パラメータについて第1値を使用し、第1ループより後でかつ第1条件を満たしたループより後の第2ループにおいて、第1パラメータについて第1値または第1値と異なる第2値を使用する、ように構成されている。【選択図】 図11

Description

実施形態は、記憶装置に関する。
1つのメモリセルにおいて2ビット以上のデータを保持できる記憶装置が知られている。
特開2014−17059号公報
より適切なプログラムが可能な記憶装置を提供しようとするものである。
一実施形態による記憶装置は、複数の第1セルトランジスタと、第2セルトランジスタと、制御回路と、を含む。制御回路は、複数のループを含むプログラムの間に、第2セルトランジスタに電位を印加している間に、複数の第1セルトランジスタに第2セルトランジスタに印加されている電位より低くかつ相違する複数の基準電位を印加し、第1ループにおいて第1パラメータについて第1値を使用し、第1ループより後でかつ第1条件を満たしたループより後の第2ループにおいて、第1パラメータについて第1値または第1値と異なる第2値を使用する、ように構成されている。
より適切なプログラムが可能な記憶装置を提供できる。
一実施形態の半導体記憶装置の機能ブロックを示す。 一実施形態のセルアレイの一部の要素および接続を示す。 一実施形態のセルアレイの構造の第1例を示す。 一実施形態のセルアレイの構造の第2例を示す。 一実施形態の記憶装置のセルトランジスタに保持されるデータと閾値電圧との関係の例を示す。 一実施形態のロウデコーダ、ドライバ、および関連するブロックの要素および接続の例を示す。 一実施形態の記憶装置での全ページプログラムの間に選択ワード線および非選択ワード線に印加される電位の例を示す。 一実施形態の記憶装置の全ページプログラムのフローの例を示す。 一実施形態の記憶装置の動作の間に制御回路で保持される表の例を示す。 一実施形態の記憶装置の動作の間に要素に印加される電位を時間に沿って示す。 一実施形態の記憶装置の動作の間の一状態を示す。 一実施形態の記憶装置の動作の間に要素に印加される電位を時間に沿って示す。 一実施形態の記憶装置の動作の間の一状態を示す。
以下に実施形態が図面を参照して記述される。以下の記述において、略同一の機能および構成を有する構成要素は同一符号を付され、繰り返しの説明は省略される場合がある。各機能ブロックは、ハードウェア、コンピュータソフトウェアのいずれかまたは両者を組み合わせたものとして実現されることが可能である。このため、各機能ブロックがこれらのいずれでもあることが明確となるように、概してそれらの機能の観点から記述される。また、各機能ブロックが、以下の例のように区別されていることは必須ではない。例えば、一部の機能が例示の機能ブロックとは別の機能ブロックによって実行されてもよい。さらに、例示の機能ブロックがさらに細かい機能サブブロックに分割されていてもよい。
実施形態の方法のフローにおけるいずれのステップも、例示の順序に限定されず、そうでないと示されない限り、例示の順序とは異なる順序でおよび(または)別のステップと並行して起こることが可能である。
明細書および特許請求の範囲において、「接続」とは、直接的な接続および導電性の要素を介在した接続を含む。
1.構成(構造)
図1は、一実施形態の半導体記憶装置1の機能ブロックを示す。図1に示されるように、記憶装置1は、メモリコントローラ2と通信し、メモリコントローラ2の制御に従って動作する。
記憶装置1は、メモリセルアレイ11、入出力回路12、入出力制御回路13、制御回路(シーケンサ)14、電位生成回路15、ドライバ16、センスアンプ17、カラムデコーダ18、データラッチ19、およびロウデコーダ20等の要素を含む。
セルアレイ11は複数のセルトランジスタMTを含む。セルアレイ11は、関連する複数のセルトランジスタMTに電圧を複数回印加することにより、これら複数のトランジスタMTに並行してデータをプログラムされるように接続されたセルトランジスタMTを含んでいる限り、任意の要素および接続を含むことが可能である。以下に、いくつかの具体例が記述される。
セルアレイ11は複数のメモリブロックBLK(BLK0、BLK1、…)を含む。ブロックBLKは、例えば後述のプラグCPSまたは絶縁体IST2の間の部分であり、例えばデータの消去単位であり、各ブロックBLK中のデータは一括して消去される。ただし、1つのブロックBLKより小さい単位(例えばブロックBLKの半分)でデータが消去されてもよい。
各ブロックBLKは複数のストリングユニット(チャンク)SU(SU0、SU1、…)を含む。各ストリングユニットSUは複数のNANDストリングSTR(STR0、STR1、…)を含む。ストリングSTRは、セルトランジスタMTを含む。セルアレイ11にはさらにワード線WL、ビット線BL、セルソース線CELSRC、および選択ゲート線SGDLならびにSGSL等の配線が設けられている。
入出力回路12は、メモリコントローラ2との間であるビット幅(例えば8ビット)を有する信号I/O(I/O0〜I/O7)を送信および受信する。信号I/Oは、コマンド、プログラムデータまたは読み出しデータ、およびアドレス信号等を含む。プログラムデータは、メモリコントローラ2から送信され、プログラムされるデータである。読み出しデータは、セルトランジスタMTから読み出され、メモリコントローラ2に送信されるデータである。
入出力制御回路13は、メモリコントローラ2から種々の制御信号を受け取り、制御信号に基づいて、入出力回路12を制御する。制御信号は、例えば信号CEn、CLE、ALE、WEn、REn、およびWPnを含む。信号の名称の末尾のnは、信号がローレベルの場合にアサートされていることを意味する。
アサートされている信号CEnは、記憶装置1をイネーブルにする。アサートされている信号CLEは、アサートされている信号CLEと並行して記憶装置1に流れる信号I/Oがコマンドであることを記憶装置1に通知する。アサートされている信号ALEは、アサートされている信号ALEと並行して記憶装置1に流れる信号I/Oがアドレスであることを記憶装置1に通知する。アサートされている信号WEnは、アサートされている信号WEnと並行して記憶装置1に流れる信号I/Oを記憶装置1に取り込むことを指示する。アサートされている信号REnは、記憶装置1に信号I/Oを出力することを指示する。アサートされている信号WPnは、データプログラムおよび消去の禁止を記憶装置1に指示する。
制御回路14は、入出力回路12からコマンドおよびアドレス信号を受け取り、コマンドおよびアドレス信号に基づいて、電位生成回路15、ドライバ16、センスアンプ17、カラムデコーダ18を制御する。制御回路14は、RAM(random access memory)14aを含んでいる。制御回路14は、信号RY/BYnを出力する。信号RY/BYnは、記憶装置1がレディー状態(記憶装置1の外部から命令を受け付ける状態)であるか、ビジー状態(記憶装置1の外部からの命令を受け付けない状態)であるかを示し、ローレベルによってビジー状態を示す。
電位生成回路15は、記憶装置1の外部から電源(電位)を受け取り、電源電位から種々の電位(電圧)を生成する。生成された電位は、ドライバ16およびセンスアンプ17等の要素に供給される。電位生成回路15によって生成される電位は、例えば、ワード線WL、選択ゲート線SGDLおよびSGSL、ならびにソース線CELSRCに印加される電位を含む。ドライバ16は、電位生成回路15によって生成された電位を受け取り、制御回路14の制御に従って、受け取られた電位のうちの選択されたものをロウデコーダ20に供給する。
ロウデコーダ20は、ドライバ16から種々の電位を受け取り、入出力回路12からアドレス信号を受け取り、受け取られたアドレス信号に基づいて1つのブロックBLKを選択し、選択されたブロックBLKにドライバ16からの電位を転送する。
センスアンプ17は、セルトランジスタMTからの読み出しデータをセンスし、また、プログラムデータをセルトランジスタMTに転送する。
データラッチ19は、入出力回路12からのプログラムデータを保持し、プログラムデータをセンスアンプに供給する。また、データラッチ19は、センスアンプ17から読み出しデータを受け取り、カラムデコーダ18の制御に従って、読み出しデータを入出力回路12に供給する。カラムデコーダ18は、アドレス信号に基づいて、データラッチ19を制御する。
(セルアレイ)
次に、セルアレイ11の詳細の例が図2〜図4を参照して記述される。図2は、一実施形態のセルアレイ11の一部の要素および接続の例を示す。図3および図4は、一実施形態のセルアレイ11を実現し得る構造の例を示す。
図2は、特に1つのブロックBLK0の詳細、および関連する要素を示す。複数の(例えば全ての)ブロックBLKは、みな同様に接続された同様の要素を含む。
各ブロックBLKは、ストリングユニットSU0〜SU3を含む。m(mは自然数)本のビット線BL0〜BLm−1の各々は、各ブロックBLKにおいて、4つのストリングユニットSU0〜SU3の各々からの1つのストリングSTRと接続されている。
各ストリングSTRは、1つの選択ゲートトランジスタST(ST0〜ST3、)複数(例えば8つ)のメモリセルトランジスタMT0〜MT7、および1つの選択ゲートトランジスタDT(DT0〜DT3)を含む。トランジスタST、MT、DTは、この順で、ソース線CELSRCと1つのビット線BLとの間に直列に接続されている。セルトランジスタMTは、制御ゲート電極(ワード線WL)、および周囲から絶縁された電荷蓄積層を含み、電荷蓄積層中の電荷の量に基づいてデータを不揮発に保持することができる。セルトランジスタMTは、プログラムにより電荷蓄積層に電子を注入される。プログラムにより電荷蓄積層に電子を注入されたセルトランジスタMTは、プログラム状態にある。一方、電子を注入されていないセルトランジスタMTは、消去状態にある。消去状態にあるセルトランジスタMTは、消去ベリファイをパスしたセルトランジスタMTである。
相違する複数のビット線BLの各々と接続された1つのストリングSTRの組は1つのストリングユニットSUを構成する。各ストリングユニットSUにおいて、各x(xは0および7以下の自然数のいずれか)について、セルトランジスタMTxのゲートは、ワード線WLxに接続されている。さらに、各ブロックBLKにおいて、相違するストリングユニットSU中のワード線WLxも相互に接続されている。1つのストリングユニットSU中でワード線WLを共有するセルトランジスタMTの組は、セルユニットCUと称される。
各y(yは0および3以下の自然数のいずれか)について、トランジスタDTyおよびSTyはストリングユニットSUyに属する。
各yについて、ストリングユニットSUyの複数のストリングSTRの各々のトランジスタDTyのゲートは選択ゲート線SGDLyに接続されている。各yについて、ストリングユニットSUyの複数のストリングSTRの各々のトランジスタSTyのゲートは選択ゲート線SGSLyに接続されている。1つのブロックBLK中の複数のストリングユニットSUの選択ゲート線SGSLは相互に接続されていてもよい。
セルアレイ11は、例えば図3または図4に示されている構造を有する。図3および図4は、セルアレイ11を実現し得る構造の例を示す。図3および図4は、セルアレイ11の一部のyz面に沿う断面を示す。セルアレイ11は、図3または図4に示す構造と同じ構造を、x軸上で図3または図4と異なる座標においても有する。
図3に示されるように、ストリングユニットSUは基板sub上に設けられている。基板subは、xy面に沿って広がり、表面の領域においてp型のウェルpwを含む。各ストリングユニットSUは、x軸方向に並ぶ複数のストリングSTRを含む。各ストリングSTRは、半導体の柱(ピラー)PLを含む。柱PLは、z軸に沿って延び、下端においてウェルpwと接し、トランジスタMT、DT、およびSTのチャネルが形成されるチャネル領域およびボディとして機能する。柱PLの上端は、導電性のプラグCPPを介して導電体CTと接続されている。導電体CTはy軸に沿って延び、1つのビット線BLとして機能し、x軸上で別の座標に位置する導電体CTと間隔を有する。柱PLの側面はトンネル絶縁体(層)ITにより覆われている。トンネル絶縁体ITは、ウェルpw上にも位置する。トンネル絶縁体ITの側面は、電荷蓄積層CAにより覆われている。電荷蓄積層CAは、絶縁性または導電性であり、側面をブロック絶縁体(層)IBにより覆われている。
各ストリングユニットSUにおいて、ウェルpwの上方に、1つの導電体CS、複数(例えば8つ)の導電体CW、および1つの導電体CDが設けられている。複数の導電体CSおよびCDが設けられていてもよい。導電体CS、CW、およびCDは、この順で間隔を有してz軸の方向に向かって並び、x軸に沿って延び、ブロック絶縁体IBと接している。導電体CSは、また、ウェルpwの表面とともにトンネル絶縁体ITを挟む。導電体CS、CW、およびCDは、それぞれ、選択ゲート線SGSL、ワード線WL0〜WL7、および選択ゲート線SGDLとして機能する。各ストリングユニットSUにおいて、導電体CS、CW、およびCDは、このストリングユニットSU中の全ての半導体柱PLの側面上のブロック絶縁体IBと内部において接している。
柱PL、トンネル絶縁体IT、電荷蓄積層CA、およびブロック絶縁体IBのうちの導電体CS、CW、およびCDと交わる部分は、それぞれ選択ゲートトランジスタST、セルトランジスタMT、および選択ゲートトランジスタDTとして機能する。柱PLを共有しかつz軸に沿って並ぶトランジスタST、MT、DTは、1つのストリングSTRを構成する。
ウェルpwの表面内の領域には、p型不純物の拡散層DPが設けられている。拡散層DPは、導電性のプラグ(コンタクトプラグ)CPWを介して、導電体CCWと接続されている。プラグCPWは、xz面に沿って広がる。
ウェルpwの表面の領域内には、n型不純物の拡散層DNがさらに設けられている。拡散層DNは、導電性のプラグCPSを介して、導電層CCSと接続されている。導電体CCWは、セルソース線CELSRCとして機能する。
基板sub上で、導電体CS、CW、CD、CCS、およびCCW、ならびにプラグCPSおよびCPWが設けられていない領域は、絶縁体IIL1を設けられている。
図4に示されるように、各ストリングユニットSUは、x軸方向に並ぶ複数のストリングSTRを含み、基板subの上方に設けられており、下端において導電体CCS2と接続されている柱PLを含む。導電体CCS2は、基板subと柱PLとの間に位置し、xy面に沿って広がり、セルソース線CELSRCとして機能する。各柱PLは、内部に絶縁体IPLを含む。
各ストリングユニットSUは、導電体CCS2の上方の複数(例えば8つ)の電荷蓄積層CAが設けられている。電荷蓄積層CAは、x軸に沿って延び、z軸の方向に向かって間隔を有して並び、内部においてトンネル絶縁体ITと接する。電荷蓄積層CAは、絶縁性または導電性である。4つのストリングユニットSUにわたって、4つの電荷蓄積層CAは、実質的に同じ高さに位置する。各電荷蓄積層CAは、表面をブロック絶縁体IB2により覆われている。
導電体CCS2の上方には、導電体CSが設けられている。導電体CSは、xy面に沿って広がり、選択ゲート線SGSLとして機能し、内部においてトンネル絶縁体ITと接する。
導電体CCS2の上方には、複数(例えば8つ)の導電体CWが設けられている。導電体CWは、xy面に沿って広がり、ワード線WL0〜WL7として機能する。各導電体CWは、4つのストリングユニットSUのそれぞれの、実質的に同じ高さにある4つの導電体CCと実質的に同じ高さに位置する。各導電体CWは、内部において、実質的に同じ高さにある4つの導電体CCの周囲のブロック絶縁体IB2と接している。
最上の導電体CWの上方には、導電体CDが設けられている。導電体CDは、xy面に沿って広がり、選択ゲート線SGDLとして機能する。
柱PLおよびトンネル絶縁体ITのうちの導電体CSおよびCDと交わる部分は、それぞれ選択ゲートトランジスタSTおよびDTとして機能する。柱PLおよびトンネル絶縁体ITのうちの、電荷蓄積層CA、ブロック絶縁体IB2、および導電体CWと交わる部分は、セルトランジスタMTとして機能する。柱PLを共有しかつz軸に沿って並ぶトランジスタST、MT、DTは、1つのストリングSTRを構成する。
導電体CDの内部には、複数の絶縁体IST1が設けられている。各絶縁体IST1は、x軸に沿って延び、導電体CDの上端から下端にわたり、導電体CDを当該絶縁体IST1の左右の両側の部分に分断する。絶縁体IST1は、ストリングユニットSU0およびSU1の間、ならびにSU2およびSU3の間に設けられている。
導電体CS、CW、およびCDの内部には、絶縁体IST2が設けられている。絶縁体IST2は、x軸に沿って延び、導電体CDから導電体CCS2にわたり、導電体CS、CW、およびCDを絶縁体IST2の左右の両側の部分に分断する。絶縁体IST2は、ストリングユニットSU0のストリングユニットSU1と反対側、ストリングユニットSU1およびSU2の間、ならびにストリングSU3のストリングSU2と反対側に設けられている。
導電体CS、CW、およびCDは、1ブロックBLK中の全てのストリングユニットSU0〜SU3の全ての柱PLの側面上のトンネル絶縁体ITと接している。
導電体CCS2の上方で、導電体CCS2、CS、CW、およびCDを設けられていない領域は、絶縁体IIL2を設けられている。
導電体CCS2と基板subとの間には、MOSFET TR、導電体C1およびC2、ならびに導電性のプラグCPT、CP1、およびCP2が設けられている。トランジスタTRは、基板subの表面上に位置し、セルアレイ11以外の機能ブロックの一部を構成する。トランジスタTRは、ゲートまたはソース/ドレイン領域において、プラグCP1、導電体C1およびC2を介して、プラグCP2と接続されている。プラグCP2は、導電体CCS2と接続されている。
基板subの表面と導電体C1の間で、トランジスタTR、プラグCP1、および導電体C1ならびにC2を設けられていない領域は、絶縁体IIL3を設けられている。
セルアレイ11の構造については、例えば、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という米国特許出願公開2009/0267128号公報に記載されている。また、“三次元積層不揮発性半導体メモリ”という米国特許出願公開2009/0268522号公報、“不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法”という米国特許出願公開2010/0207195号公報、“半導体メモリ及びその製造方法”という米国特許出願公開2011/0284946号公報に記載されている。これらの特許出願は、その全体が本願明細書において参照により援用されている。
(セルトランジスタ)
図5を参照して、セルトランジスタMTについて記述される。記憶装置1は、1つのセルトランジスタMTにおいて3ビット以上のデータを保持することができる。図5は、プログラムの結果、1セルトランジスタ当たり3ビットのデータを保持するセルトランジスタMTの閾値電圧の分布を示す。各セルトランジスタMTの閾値電圧は、保持されるデータに応じた値を有する。セルトランジスタMT当たり3ビットの記憶の場合、各セルトランジスタMTは、8つの閾値電圧のうちのいずれかを有し得る。8つの閾値電圧は、“111” データ、“110”データ、“100”データ、“000”データ、“010”データ、“011”データ、“001”データ、および“101”データをそれぞれ保持している状態である。
ある同じ3ビットデータを保持する複数のセルトランジスタMTであっても、セルトランジスタMTの特性のばらつき等に起因して、互いに相違する閾値電圧を有し得る。このため、ある同じデータを保持する複数のトランジスタMTの閾値電圧は1つの分布を形成する。分布はEr、A、B、C、D、E、F、およびGレベルと称される。Aレベル中の閾値電圧は、Erレベル中の閾値電圧より高い。同様に、B、C、D、E、F、およびGレベル中の閾値電圧は、それぞれ、A、B、C、D、E、およびFレベル中の閾値電圧より高い。Erレベルは、消去状態のセルトランジスタMTの閾値電圧の分布である。
読み出し対象のセルトランジスタMTによって保持されているデータの判別のために、当該セルトランジスタMTの閾値電圧が属するレベルが判断される。レベルの判断のために、読み出し電位VA、VB、VC、VD、VE、VF、およびVGが用いられる。以下、電位VA、VB、VC、VD、VE、VF、およびVGを含め、レベルの判断ために読み出し対象のセルトランジスタMTに印加されるある値の電位は、読み出し電位VCGRと称される場合がある。
読み出し対象のセルトランジスタMTがある読み出し電位VCGRを超えているか否かが、このセルトランジスタMTの閾値電圧が属するレベルの判定に用いられる。読み出し電位VAは、ErレベルのセルトランジスタMTが有する最高の閾値電圧より高く、BレベルのセルトランジスタMTが有する最低の閾値電圧より低く、すなわちErレベルとAレベルとの間に位置する。同様に、読み出し電位VB、VC、VD、VE、およびVF、は、それぞれ、AレベルとCレベルの間、BレベルとDレベルの間、CレベルとEレベルの間、DレベルとFレベルの間、およびEレベルとGレベルの間に位置する。読み出し電位VCGR以上の閾値電圧を有するセルトランジスタMTは、制御ゲート電極において読み出し電位VCGRを受け取ってもオフを維持する。一方、読み出し電位VR未満の閾値電圧を有するセルトランジスタMTは、制御ゲート電極において読み出し電位VCGRを受け取っていると、オンしている。電位VREADは、非読み出し対象のセルユニットCUのセルトランジスタMTのワード線WLに印加され、いずれのレベルにあるセルトランジスタMTの閾値電圧より高い。
プログラムの際、プログラムの完了の確認(ベリファイ)のために、プログラムベリファイ電位(以下、ベリファイ電位と称される)VVA、VVB、VVC、VVD、VVE、VVF、およびVVGが使用される。あるレベルについてのベリファイは、当該レベルへとプログラムされるセルトランジスタMTの当該レベルへのプログラムが完了したかの確認を指す。A、B、C、D、E、F、またはGレベルへとプログラムされるセルトランジスタMTがそれぞれベリファイ電位VVA、VVB、VVC、VVD、VVE、VVF、またはVVG以上の大きさの閾値電圧を有していれば、当該レベルへとプログラムされるセルトランジスタMTへのプログラムが完了したと判断される。ベリファイ電位VVA、VVB、VVC、VVD、VVE、VVF、またはVVGは、それぞれA、B、C、D、E、F、またはGレベルのベリファイのために使用される電位を指す。以下、電位VVA、VVB、VVC、VVD、VVE、VVF、およびVVGを含め、プログラム完了の確認のためにプログラム対象のセルトランジスタMTに印加されるある値の電位は、ベリファイ電位VVと称される場合がある。ベリファイ電位VVA、VVB、VVC、VVD、VVE、VVF、およびVVGは、それぞれ読み出し電位VA、VB、VC、VD、VE、VF、およびVGより高い。
(ロウデコーダ)
図6は、一実施形態のロウデコーダ20、ドライバ16、および関連するブロックの要素および接続の例を示す。図6に示されるように、電位生成回路15は、電位VPGM、VPASS、VCGR、VREAD、VSS、およびVV等の電位を生成し、これらをドライバ16に供給する。
ドライバ16は、ドライバSGDdrv0〜SGDdrv3、ドライバSGSdrv0〜SGSdrv3、およびドライバCGdrv0〜CGdrv7を含む。ドライバSGDdrv0〜SGDdrv3、SGSdrv0〜SGSdrv3、およびCGdrv0〜CGdrv7は、電位生成回路15から種々の電位を受け取る。ドライバSGDdrv0〜SGDdrv3、SGSdrv0〜SGSdrv3、およびCGdrv0〜CGdrv7は、受け取られた電位を、それぞれ、配線SGD0〜SGD3、SGS0〜SGS3、およびCG0〜CG7に供給する。
各p(pは0または自然数)について、配線SGD0〜SGD3、SGS0〜SGS3、およびCG0〜CG7は、それぞれ、対応する1つのトランジスタXFRpを介して、ブロックBLKpの選択ゲート線SGDL0〜SGDL3およびSGSL0〜SGSL3、ならびにワード線WL0〜WL7に接続されている。各pについて、トランジスタXFRpは、ゲートにおいて、ブロックデコーダ20apから信号を受け取る。ブロックデコーダ20a(20a0〜20ap)は、ロウデコーダ20に含まれており、ブロックアドレス信号を受け取る。ブロックアドレス信号は、アドレス信号の一部である。ブロックアドレス信号によって、1つのブロックデコーダ20aが選択され、選択されたブロックデコーダ20apが、アサートされている信号をトランジスタXFRpに供給する。この結果、選択されたブロックBLKpのみの選択ゲート線SGDL0〜SGDL3およびSGSL0〜SGSL3、ならびにワード線WL0〜WL7が、ドライバ16からの電位を受け取る。
(動作)
図7〜図13を参照して、一実施形態の記憶装置の動作が記述される。記憶装置1は、メモリコントローラ2からプログラムを指示するコマンドを受け取ると、指定されたプログラム対象のセルユニットCUに対してプログラムを実行する。プログラム対象のセルユニットCUは、選択セルユニットCUと称される。選択セルユニットCUのセルトランジスタMTは選択セルトランジスタMTと称される。選択セルトランジスタMTの制御ゲート電極(ワード線WL)は、選択ワード線WLと称される。残りのワード線WLは、非選択ワード線WLと称される。非選択ワード線WLと接続されたセルトランジスタMTは、非選択セルトランジスタMTと称される。選択セルトランジスタMTを含むストリングSTRは、選択ストリングSTRと称される。選択セルユニットCUを含むストリングユニットSUは、選択ストリングユニットSUと称される。選択ストリングユニットSUを含むブロックBLKは、選択ブロックBLKと称される。
プログラムは、消去状態の選択セルトランジスタMTのみを含む選択セルユニットCUの選択セルトランジスタMTの各々を、Erレベルに維持、またはA、B、C、D、E、F、またはGレベルにすること、すなわち3ビットデータの全体を保持する状態に移すことを含む。すなわち、3未満のビットのデータのみがプログラムされた状態を経ることなく、消去状態の選択セルトランジスタMTは、3ビットデータを保持する状態に移される。そのために、具体的には、全選択セルトランジスタMTのうち、A、B、C、D、E、F、およびGレベルへとプログラムされるもののベリファイのために、2−1個のベリファイ電位VVA、VVB、VVC、VVD、VVE、VVF、およびVVGが使用、
A、B、C、D、E、F、およびGレベルへとプログラムされる選択セルトランジスタMTNのゲートに印加される。以下、このようなプログラムは、全ページプログラムと称される。全ページプログラムは、レベルの指定を伴わない、単なる「プログラム」と称される場合がある。一般化された表現によれば、全ページプログラムでは、1セルトランジスタMT当たりn(nは自然数)ビットのデータの保持の場合、2−1個のベリファイ電位が使用される。
図7は、一実施形態の記憶装置1での全ページプログラムの間に選択ワード線WLおよび非選択ワード線WLに印加される電位を示す。全ページプログラムは、複数のプログラムループの実行を含む。各プログラムループは、プログラム動作とプログラムベリファイの組を含む。
プログラム動作では、制御回路14は、選択セルユニットCUのうちのある選択セルトランジスタMTを含んだストリングSTRをプログラム可能状態とし、残りの選択セルトランジスタMTを含んだストリングSTRをプログラム禁止状態とする。プログラム可能状態のストリングSTRは、その選択セルトランジスタMTにプログラム電圧を印加され得る状態にある。プログラム禁止状態のストリングSTRは、その選択セルトランジスタMTにプログラム電圧の印加を禁止される状態にある。プログラム可能状態のストリングSTRは対応するビット線BLと電気的に接続されており、プログラム禁止状態のストリングSTRは電気的に切断されている。この状態で、制御回路14は、選択ワード線WLおよび非選択ワード線WLにそれぞれ電位VPGMおよびVPASSを印加する。電位VPASSは、プログラム可能状態のストリングSTRでは非選択セルトランジスタMTへのプログラムを抑制しつつ、プログラム禁止状態のストリングSTRでは選択セルトランジスタMTでの閾値上昇を抑制できる程度にカップリングによりチャネルを上昇させることのできる大きさを有する。電位VPGMおよびVPASSの印加の結果、選択セルトランジスタMTのうちのプログラム対象のものでのみ、浮遊ゲート電極と柱PLとの間に高い値のプログラム電圧が印加されて、プログラムが行われる。
プログラムループ数の増加の度に、プログラム電位VPGMは、増分ΔVPGM、増加される。あるプログラムループ数でのプログラム電位VPGMは、前回のプログラムループ数でのプログラム電位VPGMより増分ΔVPGM高い。第1ループでは、プログラム電位VPGMSが使用される。
プログラム動作については、図10および図11を参照して、後により詳細に記述される。
ベリファイでは、制御回路14は、選択セルユニットCUを含んだストリングユニットSUがそれぞれのビット線BLおよびソース線CELSRCに接続し、この状態で選択ワード線WLおよび非選択ワード線WLにそれぞれベリファイ電位VVおよび電位VREADを印加する。印加の後、制御回路14は、選択セルトランジスタMTが、目標レベルのためのベリファイ電位VV以上の閾値電圧を有していれば、当該選択セルトランジスタMTへのプログラムが完了したと判断する。1回のベリファイにおいて、1または相違する2回以上のベリファイ電位VCGRが続けて印加され得る。あるレベル(例えばAレベル)のベリファイがパスする前であっても、それより1つまたは2つ上のレベル(例えばBおよびCレベル)へとプログラムされる選択セルトランジスタMTが、当該上のレベルのベリファイをパスすることがあり得るからである。ベリファイについては、図12および図13を参照して、後により詳細に記述される。
プログラム動作の度に、選択セルトランジスタMTの閾値電圧の分布は、正の方向、すなわちより高い電圧を有する状態に移る。あるXレベル(Xは、A、B、C、D、E、F、またはG)へとプログラムされる(Xレベルを目標とする)全選択セルトランジスタMTのうち、ある割合のセルトランジスタMTが、ベリファイ電位VVX以上の閾値電圧を有していると判断されると、Xレベルへのプログラム動作は完了した(Xレベルのプログラムがパスした)と判断される。または、隣り合うある数のXレベルを目標とするセルトランジスタMTが、ベリファイ電位VVX以上の閾値電圧を有していると判断されると、Xレベルのプログラムがパスしたと判断される。割合は、例えばメモリコントローラ2によるデータの誤り訂正能力に基づいて決定される。
制御回路14は、あるプログラムループにおいてあるレベルのプログラムがパスすると、次のプログラムループ以降、当該レベルのためのベリファイ電位の印加を行わない。図7の例では、第3ループからAレベルおよびBレベルのベリファイが行われ、第5ループからAレベル、Bレベル、およびCレベルのベリファイが行われる。さらに、第6ループでAレベルのベリファイがパスし、第7ループ以降では、Aレベルのプログラムベリファイは行われない。同様にして、全A〜Gレベルのプログラムがパスするまでプログラムループが繰り返される。Gレベルのプログラムがパスすると、全ページプログラムが完了する。
制御回路14は、プログラムループの繰り返しの回数を数え、あるレベルのプログラムがパスしたときのプログラムループ数を記憶し、記憶されたプログラムループ数を用いて、別のレベルのプログラム動作および(または)ベリファイで使用される電位(プログラム用電位)の値が初期値から調整される。プログラパスしたプログラムループ数を監視されるレベルは例えばAレベルである。あるレベルのプログラムパスしたときのループ数に基づいてプログラム用電位の値を調整されるレベルは、B、C、D、E、F、および(または)Gレベルである。調整されるプログラム用電位は、増分ΔVPGM、ベリファイ電位VVB、VVC、VVD、VVE、VVF、およびVVG、ならびに電位VREADの1つまたは複数または全てである。以下、Aレベルのプログラムがパスしたループ数または番号(Aレベルパスループ数NAP)に基づいて1つ以上のプログラム用電位が調整される例を用いて、プログラムが詳細に記述される。
図8は、一実施形態の記憶装置1の全ページプログラムのフローの例を示す。図8のフローは、記憶装置1が、メモリコントローラ2から全ページプログラムを指示され、全ページプログラムのための3ページのデータを受け取ると、開始する。
図8に示されるように、制御回路14は、ステップS1において、プログラム動作を行う。次いで、制御回路14は、ステップS2において、ベリファイを行う。ベリファイは、Aレベルのベリファイを含み、さらに、ループ数に応じて、Bレベル、またはBレベルおよびCレベルのベリファイを含む。
ステップS3において、制御回路14は、Aレベルのベリファイがパスしたかを判断する。Aレベルのベリファイは、例えば固定された初期値(デフォルト)のベリファイ電位VVAの使用を含む。Aレベルのベリファイがパスしていない場合(ステップS3のNo分岐)、フローは、ステップS4において、ベリファイ電位VPGMを現在の(最後の)ベリファイ電位VPGMと増分ΔVPGMの和とする。増分ΔVPGMは固定された初期値の大きさを有する。ステップS4はステップS1に継続する。
一方、Aレベルのベリファイがパスした場合(ステップS3でのYes分岐)、制御回路14は、ステップS5において、Aレベルパスループ数NAPをRAM14aに保持する。
制御回路14は、Aレベルパスループ数NAPを用いて、ステップS6以降のステップによって、全ページプログラムの続きを行う。より具体的には、各プログラム用電位のために、初期値が用意されており、制御回路14は、Aレベルパスループ数に基づく調整値を初期値に加えて、得られた値(被調整値)を使用する。そのために、制御回路14は、例えば図9に示される表を、記憶装置1が電源を供給されている間、制御回路14中のRAM14aにおいて保持する。表は、例えばセルトランジスタMTにより保持されていて、記憶装置1への電源が供給され始めると、RAM14aに読み出される。図9に示されるように、Aレベルパスループ数NAPの各値が、電位VREAD、増分VPGM、およびベリファイ電位VVC、VVD、VVE、VVF、ならびにVVGのための調整値と関連付けられている。調整値は、例えば実験およびシミュレーション等により予め決定されている。調整値は、記憶装置1が電源を供給されている間に動的に変更されてもよい。
第1行は、自然数r以上のAレベルパスループ数がr以上のケースについての各プログラム用電位のための値を示す。Aレベルパスループ数rは、例えば記憶装置1の製造直後、すなわち使用により性能が劣化していないセルトランジスタMTがAレベルパスするループ数である。Aレベルパスループ数rについては、全てのプログラム用電位について初期値が用いられる。すなわち、調整値は付加されない。
電位VREADは、Aレベルパスループ数NAPがより少ないケースに対して、より大きい値を有するように調整される。その目的で、複数のAレベルパスループ数NAPは、Aレベルパスループ数NAPの降順に、電位VREADのためのそれぞれの調整値ΔA1、ΔA2、…、と関連付けられている。調整値ΔA(ΔA1、ΔA2、…)は、みな正の値である。隣接する2つの行のそれぞれの2つの値ΔAの差は、値ΔAの各対において同じであってもよいし、異なっていてもよい。後述の他のプログラム用電位についても、2つの値の差は、値の複数の対の差と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
増分ΔVPGMは、Aレベルパスループ数NAPがより少ないケースに対して、より小さい値を有するように調整される。その目的で、複数のAレベルパスループ数NAPは、Aレベルパスループ数NAPの降順に、増分ΔVPGMのための調整値ΔB1、ΔB2、…、とそれぞれ関連付けられている。調整値ΔB(ΔB1、ΔB2、…)は、みな負の値である。
電位ΔVVCは、Aレベルパスループ数NAPがより少ないケースに対して、より大きい値を有するように調整される。その目的で、複数のAレベルパスループ数NAPは、Aレベルパスループ数NAPの降順に、電位ΔVVCのための調整値ΔC1、ΔC2、…、とそれぞれ関連付けられている。調整値ΔC(ΔC1、ΔC2、…)は、みな正の値である。
電位ΔVVDは、Aレベルパスループ数NAPがより少ないケースに対して、より大きい値を有するように調整される。その目的で、複数のAレベルパスループ数NAPは、Aレベルパスループ数NAPの降順に、電位ΔVVDのための調整値ΔD1、ΔD2、…、とそれぞれ関連付けられている。調整値ΔD(ΔD1、ΔD2、…)は、みな正の値である。
電位ΔVVEは、Aレベルパスループ数NAPがより少ないケースに対して、より大きい値を有するように調整される。その目的で、複数のAレベルパスループ数NAPは、Aレベルパスループ数NAPの降順に、電位ΔVVEのための調整値ΔE1、ΔE2、…、とそれぞれ関連付けられている。調整値ΔE(ΔE1、ΔE2、…)は、みな正の値である。
電位ΔVVFは、Aレベルパスループ数NAPがより少ないケースに対して、より大きい値を有するように調整される。その目的で、複数のAレベルパスループ数NAPは、Aレベルパスループ数の降順に、電位ΔVVFのための調整値ΔF1、ΔF2、…、とそれぞれ関連付けられている。調整値ΔF(ΔF1、ΔF2、…)は、みな正の値である。
電位ΔVVGは、Aレベルパスループ数NAPがより少ないケースに対して、より大きい値を有するように調整される。その目的で、複数のAレベルパスループ数NAPは、Aレベルパスループ数の降順に、電位ΔVVGのための調整値ΔG1、ΔG2、…、とそれぞれ関連付けられている。調整値ΔG(ΔG1、ΔG2、…)は、みな正の値である。
ある1つのAレベルパスループ数NAPについての調整値ΔC、ΔD、ΔE、ΔF、およびΔGの1つは、別の1つと同じであってもよいし、違っていてもよい。
あるAレベルパスループ数NAPについて、より高いレベルの調整値は、より大きいことが可能である。これは、ある第1レベルのベリファイ電位VVの調整により第1レベルは、第1ベリファイ電位VVが調整されていない場合の位置よりも高い位置にあり、よって1つ下のレベルとの間隔を確保するために、第1レベルより下の被調整ベリファイ電位を使用する全レベルの上昇の量の累積の量より大きい量、上昇している必要があるからである。すなわち、例えばEレベルとDレベルの間隔を確保するためには、Eレベルの調整値は、Eレベルより下のレベルのベリファイ電位が調整されていない場合の調整値と、ベリファイ電位VVDの調整値との和より大きい必要がある。
図8に戻る。ステップS5はステップS6に継続する。ステップS6において、制御回路14は、ステップS11以降のステップにおいて初期値の電位VREADを使用するか、被調整電位VREAD+ΔAのいずれを使用するかを決定する。初期値が使用されるか否か、およびどの値の調整値ΔAが使用されるかは、Aレベルパスループ数NAPに依存する。すなわち、制御回路14は、図9の表を参照して、ゼロの調整値または調整値ΔAのうち、保持されているAレベルパスループ数NAPに対応するものを知得する。そして、制御回路14は、知得された値と電位VREADとの和を被調整電位VREAD+ΔAとして算出し、初期値の電位VREADまたは被調整電位VREAD+ΔAをステップS11以降のステップで使用する。
ステップS7において、制御回路14は、ステップS11以降のステップにおいて初期値の増分ΔVPGMを使用するか、被調整増分ΔVPGM+ΔBのいずれを使用するかを決定する。初期値が使用されるか否か、およびどの値の調整値ΔBが使用されるかは、Aレベルパスループ数に依存する。すなわち、制御回路14は、図9の表を参照して、ゼロの調整値または調整値ΔBのうち、保持されているAレベルパスループ数NAPに対応するものを知得する。そして、制御回路14は、知得された値と増分ΔVPGMとの和を被調整増分ΔVPGM+ΔBとして算出し、初期値の増分ΔVPGMまたは被調整増分ΔVPGM+ΔBをステップS11以降のステップで使用する。
ステップS8において、制御回路14は、ステップS11以降のステップにおいて初期値のベリファイ電位VVY(YはC、D、E、F、および(または)G)を使用するか、被調整ベリファイ電位VVVY+ΔYを使用するかを決定する。初期値が使用されるか否か、およびどの値の調整値ΔYが使用されるかは、Aレベルパスループ数NAPに依存する。すなわち、制御回路14は、図9の表を参照して、ゼロの調整値または調整値ΔYのうち、保持されているAレベルパスループ数NAPに対応するものを知得する。そして、制御回路14は、知得された値とベリファイ電位VVYとの和を被調整ベリファイ電位VVY+ΔYとして算出し、初期値のベリファイ電位VVYまたは被調整ベリファイ電位VVY+ΔYをステップS11以降のステップで使用する。
ステップS6、S7、およびS8は、図8に示されかつ上記された順番と異なる順番で行われてもよい。また、ステップS6、S7、およびS8の1つまたは複数が省略されてもよい。
ステップS11において、YレベルのYの値を次のYにする。変更後のYは、B、C、D、E、F、またはGである。ステップS12において、制御回路14は、ベリファイ電位VPGMを現在の(最後の)ベリファイ電位VPGMと増分ΔVPGMの和とする。ステップS13において、制御回路14は、プログラム動作を行う。ステップS14において、制御回路14は、ベリファイを行う。ベリファイは、少なくともYレベルのベリファイを含み、さらに、ループ数に応じて、Yレベルよりも上の1つ以上のレベルのベリファイをさらに含む。Bレベルのベリファイは、例えば固定された初期値の電位VVBの使用を含む。
Yは、C、D、E、F、およびGの1つまたは複数であり、すなわち、ステップS13およびS14において、C、D、E、F、およびGレベルの1つまたは複数について、ベリファイ電位VVおよび増分ΔVPGMが調整される。理由は、以下の通りである。
調整された電位を用いてプログラム動作および(または)ベリファイが行われるレベルは、Bレベル以上のレベルであることが考えられる。しかしながら、上記のように、Aレベルのベリファイのパスの前であっても、Bレベルのベリファイがすでに行われている。このため、例えば、Aレベルのベリファイがパスする前にベリファイが開始しないレベルについてのプログラム動作および/またはベリファイにおける電位の1つまたは複数の値が調整される。具体的には、Y=C、D、E、F、およびGレベルのときのステップS13ベリファイが行われるループにおいて、プログラム動作および(または)ベリファイにおける電位の1つまたは複数が調整される。
より現実的には、あるループにおいてA、B、およびCレベルのベリファイが連続して行われるので、D、E、F、およびGレベルのベリファイが行われるループにおいて、プログラム動作および(または)ベリファイにおける電位の1つまたは複数が調整される。すなわちD、E、F、およびGレベルのベリファイを含むループにおいて、電位VREAD、増分ΔVPGM、ベリファイ電位VVD、VVE、VVF、ならびにVVGの1つまたは複数が調整される。
ステップS15において、制御回路14は、Yレベルのベリファイがパスしたかを判断する。Yレベルのベリファイがフェイルの場合(ステップS15のNo分岐)、フローはステップS12に戻る。一方、Yレベルのベリファイがパスの場合(ステップS15のYes分岐)、フローはステップS16に移行する。
ステップS16において、制御回路14は、Gレベルのベリファイがパスしたかを判断する。Gレベルのベリファイがフェイルの場合(No分岐)、全てのレベルのベリファイがパスしていない、すなわち全てのレベルのプログラムがパスしておらず、よって、フローはステップS11に戻る。一方、Gベリファイがパスの場合(Yes分岐)、全ページプログラムのフローは終了する。
図8のいくつかのステップにおいて選択ブロックBLK中のいくつかの要素に印加される電位が図10〜図13に示されている。図10は、ステップS1またはS13でのいくつかの要素に印加される電位を時間に沿って示す。図11は、図10の時刻t3とt4の間の状態を示す。図12は、ステップS14でのいくつかの要素に印加される電位を時間に沿って示す。図13は、図12の時刻t14とt15の間の状態を示す。図12および図13は、例として、B、C、およびDレベルへのプログラム動作を示す。また、図13は、例として、Dレベルのベリファイ電位VDDが調整されかつCレベルのベリファイ電位VCCは調整されない例を示す。理由は、後述される。
プログラム動作では、複数の選択セルトランジスタMTのうち、いくつかは閾値電圧を上昇させられるためにプログラム電圧を受け取り、残りのものはプログラム電圧を印加されない。以下、プログラム電圧を受け取る選択セルランジスタを含むストリングSTRは、プログラム可能ストリングSTRと称される。一方、プログラム電圧を受け取らない選択セルトランジスタを含むストリングSTRは、プログラム禁止ストリングSTRと称される。
図10に示されるように、プログラム動作の間、制御回路14は、非選択のストリングユニットSUの全ての選択ゲート線SGDL(例えば選択ゲート線SGDL1、SGDL2、およびSGDL3)、全ての選択ゲート線SGSL、およびセルソース線CELSRCを電位VSSに維持する。
制御回路14は、プログラム動作の間、プログラム可能ストリングSTRと接続されたビット線BL(例えばビット線BL0)に電圧VSSを印加し続ける。一方、制御回路14は、時刻t1から、プログラム禁止ストリングSTRと接続されたビット線BL(例えばビット線BL1)に電位VINHを印加する。電位VINHは、電位VSSより高い。
また、制御回路14は、時刻t1から、選択ストリングユニットSU(例えばストリングユニットSU0)の選択ゲート線SGDL(例えば選択ゲート線SGDL0)に電位VSGDを印加し続ける。電位VSGDは、プログラム可能ストリングSTR中の選択ゲートトランジスタDTをオンし、かつプログラム禁止ストリングSTR中の選択ゲートトランジスタDTをオフに維持する大きさを有する。電位VSGDの印加により、選択ストリングユニットSU中のプログラム可能ストリングSTRの選択ゲートトランジスタDTはオンする。一方、電位VSGDの印加によっても、選択ストリングユニットSU中のプログラム禁止ストリングSTRの選択ゲートトランジスタDTはオフを維持する。
時刻t2から、制御回路14は、全てのワード線WLに電位VPASSを印加し続ける。また、時刻t3から、制御回路14は、選択ワード線WL(例えばワード線WL2)に、前回のプログラム電位VPGMおよび初期値の増分ΔVPGMの和、または前回のプログラム電位VPGMおよび被調整増分ΔVPGM+ΔBの和を印加する。時刻t2からの電位の印加により、プログラム可能ストリングSTRに含まれる選択セルトランジスタMTにプログラム電圧が印加される。一方、プログラム禁止ストリングSTRに含まれる選択セルトランジスタMTにはプログラム電圧は印加されない。非選択のストリングユニットSUでは、いずれのセルトランジスタMTにもプログラム電圧は印加されない。時刻t4からの期間において、制御回路14は、図10に示されている配線の電位を電位Vssに戻す。
図12に示されるように、制御回路14は、時刻t11から、ビット線BLに電位VBLを印加し続け、ソース線CELSRCに電位VCELSRCを印加し続ける。電位VCELSRCは電位VSSより高く、電位VBLは電位VCELSRCより高い。また、制御回路14は、時刻t11から、選択ストリングユニットSU(例えばストリングユニットSU0)の選択ゲート線SGDL(例えば選択ゲート線SGDL0)に電位VSGを印加する。電位VSGは、電位VSSより高く、選択ゲートトランジスタDTおよびSTをオンさせる大きさを有する。一方、制御回路14は、ベリファイの間、非選択ストリングユニットSUの選択ゲート線SGDLを電位VSSに維持する。また、制御回路14は、時刻t11から、全ての選択ゲート線SGSLに電位VSGを印加する。選択ゲート線SGSLへの電位のVSGの印加により、トランジスタSTの下方において柱PLと拡散層DNを繋ぐチャネルが形成される。
時刻t12から、制御回路14は、非選択ワード線WLに初期値の電位VREADまたは被調整電位VREAD+ΔAを印加し続ける。この結果、非選択セルトランジスタMTはオンする。
また、時刻t12から、制御回路14は、選択ワード線WL(例えばワード線WL2)に、ベリファイ電位VVBを印加する。選択トランジスタMTのうち、電位VVBより高い閾値電圧を有するものはオフを維持する。電位VVBより低い閾値電圧を有するものはオンする。オンした選択セルトランジスタMTは、ビット線BLとソース線CELSRCとの間にオンした選択セルトランジスタMTを含むストリングSTRを介する電流経路を形成する。この電流経路をセル電流が流れる。電流経路の有無が、センスアンプ17により検出される。制御回路14は、電流経路の有無に判断を使用して、Bレベルへとプログラムされる選択セルトランジスタMTがBレベルのベリファイをパスしたかを判断する。
制御回路14は、時刻t13から、選択ワード線WLに電位VVCを印加して、Cレベルのベリファイを行う。時刻t14から、制御回路14は、選択ワード線WLに、初期値の電位VVDまたは調整された電位VVD+ΔDを印加して、Dレベルのベリファイを行う。時刻t15からの期間において、制御回路14は、図12に示されている配線の電位を電位Vssに戻す。
(利点(効果))
セルトランジスタMTへのデータのプログラムおよびデータの消去の組が繰り返されると、セルトランジスタMTの特性が劣化する。劣化の原因は、トンネル絶縁体ITの内部に欠陥が形成され、欠陥に電子が捕獲されることを含む。捕獲された電子は、セルトランジスタMTの閾値電圧を劣化前の閾値電圧よりも高くし、また、電荷蓄積層CAへの電荷の蓄積を容易にする。すなわち、劣化したセルトランジスタMTは、劣化していないセルトランジスタMTよりも容易にプログラムされ、すなわち閾値電圧を目的の値まで上昇させられる。このことに少なくとも一部起因して、より劣化した複数のセルトランジスタMTの閾値電圧の分布は、より劣化していないセルトランジスタMTの閾値電圧の分布より広がる傾向がある。このため、プログラムされた、劣化したセルトランジスタMTの閾値電圧分布は、隣の閾値電圧分布との小さな間隔しか有しない。このことは、低い読み出しマージンという結果になる。
上記のように、劣化したセルトランジスタMTはより容易にプログラムされる。このため、劣化したセルトランジスタMTのあるレベルへのプログラムは、劣化していないセルトランジスタMTの当該レベルへのプログラムの完了に要するループ数よりも少ないループ数で完了する。すなわち、あるレベルのベリファイが完了するまでに要するループ数は、セルトランジスタMTの劣化の程度と相関を有する。また、1つのセルユニットCU中の全てのセルトランジスタMTは、同程度に劣化していると考えられる。各セルユニットCU中のセルトランジスタMTは並行してプログラムおよびデータ消去されるからである。
また、セルトランジスタMTの劣化により、最大のGレベルの右端と、VREADとの間隔が狭くなり得る。このことは、Gレベルの右端近傍の大きさの閾値電圧を有するセルトランジスタMTが、ゲートにおいて十分に大きな電位を受け取らないことに繋がり、ひいては、十分にオンしないことに繋がり得る。これは、ベリファイの結果の誤り、ひいてはプログラムの失敗に繋がり得る。
一実施形態の記憶装置1は、全ページプログラムにおいて、プログラムの開始からループ数を計数し、Aレベルのベリファイがパスしたときのループ数NAPを保持する。そして、記憶装置1は、保持されているAレベルパスループ数NAPに基づいて決定される調整値を用いて、別のレベルのためのプログラム動作および(または)ベリファイにおける電位の1つまたは複数の値を調整する。
あるセルユニットCU中のAレベルのベリファイがパスしたときのループ数NAPは、当該セルユニットCUの(全ての)セルトランジスタMTの劣化の程度を反映し得る。このことに基づいて、Aレベルパスループ数NAPに基づいて、別のレベルのプログラム動作およびベリファイに使用される電位が調整される。調整は、プログラム後の、調整を行われるレベルの閾値電圧の形状および位置を、調整しない場合の形状よりも好ましいものに近づけることができる。調整による閾値電圧分布の形状の向上の詳細は、以下の通りである。
増分ΔVPGMの調整は、被調整増分ΔVPGMを用いてプログラムされるセルトランジスタMTの閾値電圧の分布の形状をより細かく調整できることに繋がる。具体的には以下の通りである。被調整増分ΔVPGMを用いた場合のベリファイをパスしていないセルトランジスタMTの閾値電圧の上昇は初期値の増分ΔVPGMを用いた場合よりも小さい。このため、プログラム完了後の閾値電圧の分布は、初期値の増分ΔVPGMの使用の場合のものよりも狭い幅を有する。このことは、隣合うレベルの間隔を確保でき、読み出しマージンの改善に繋がる。
ベリファイ電位VVY(Yは、C、D、E、F、またはG)の調整は、Yレベルと、隣のレベルとの間隔を確保できることに繋がる。具体的には、以下の通りである。上記のように、劣化したセルトランジスタMTの閾値分布は広がりがちである。これに対して、被調ベリファイ電位VVYの使用により、Yレベルの左端は、初期値のベリファイ電位VVYの使用により得られるYレベルの左端よりも、右側に位置することになる(より高い電圧の値を有する)。この結果、Yレベルと、その1つ下のレベルとの間隔が、初期値のベリファイ電位VVYの使用の場合よりも広い。このことは読み出しマージンの改善に繋がる。
電位VREADの調整は、より正しいベリファイの結果を得ることに繋がる。すなわち、電位VREADの調整により、電位VREADに最も近いGレベルの右端と被調整VREADの間隔が確保されることが可能である。特に、ベリファイ電位VVD、VVE、VVF、およびVVGが調整されると、D、E、F、およびGレベルは初期値の場合よりも高い値を有する(より右側に位置する)。このため、調整の結果、Gレベルの右端と、電位VREADとの間隔が小さい。ことに基づいて、ベリファイ電位VVD、VVE、VVF、およびVVGが調整される場合、電位VREADも調整される。こうすることにより、電位VREADの調整によってGレベルが初期値の電位VREADの使用の場合よりも大きく右側に位置しているとしても、Gレベルと電位VREADとの間隔が確保されることが可能である。Gレベルと電位VREADとの間隔の確保は、より正しいベリファイの結果、ひいてはより正しいプログラム結果の取得に繋がる。
(その他)
1セルトランジスタ当たり3ビットのデータの記憶、すなわち形8つのレベルの例について記述された。実施形態はこの例に限られず、1セルトランジスタ当たり4ビット以上のデータの記憶の例にも適用されることが可能である。その場合、例えば、CまたはDレベル以上のレベルについて、電位が調整されることが可能である。
また、Aレベルパスループ数NAPに基づいて、CまたはDレベル以上のレベルについて、電位が調整される例について記述された。実施形態はこの例に限られず、Aレベルのベリファイがパスした次のループから電位が調整されてもよい。その場合、図9と同様に、種々のAレベルパスループ数NAPについてのベリファイ電位VVのための調整値が用意され、Aレベルパスループ数NAPに基づく調整値が使用される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…記憶装置、2…メモリコントローラ、11…メモリセルアレイ、12…入出力回路、13…入出力制御回路、14…制御回路、15…電位生成回路、16…ドライバ、17…センスアンプ、18…カラムデコーダ、19…データラッチ、20…ロウデコーダ、sub…基板、pw…ウェル、PL…柱、CT、CS、CW、CD…導電体、IT…トンネル絶縁体、IC…電荷蓄積層、IB…ブロック絶縁体。

Claims (5)

  1. 複数の第1セルトランジスタと、
    第2セルトランジスタと、
    複数のループを含むプログラムの間に、
    前記第2セルトランジスタに電位を印加している間に、前記複数の第1セルトランジスタに前記第2セルトランジスタに印加されている電位より低くかつ相違する複数の基準電位を印加し、
    第1ループにおいて第1パラメータについて第1値を使用し、
    前記第1ループより後でかつ第1条件を満たしたループより後の第2ループにおいて、前記第1パラメータについて前記第1値または前記第1値と異なる第2値を使用する、
    ように構成された制御回路と、
    を備える記憶装置。
  2. 前記制御回路は、前記複数のループのうちの前記複数の第1セルトランジスタのうちの一部が前記複数の基準電位のうちの第1基準電位を超えているかのベリファイがパスしたときのループの番号に基づいて、前記第2ループにおいて前記第1パラメータについて前記第1値または前記第2値を選択し、
    前記複数の第1セルトランジスタのうちの一部が前記第1基準電位を超えているかのベリファイがパスしたときのループの後、前記第2ループが行われる、
    請求項1に記載の記憶装置。
  3. 前記第1基準電位は、前記複数の基準電位のうちの最少の1つであり、
    前記第2ループにおいて、前記複数の基準電位のうちの4番目に小さい1つを超えているかが判定される、
    請求項2に記載の記憶装置。
  4. 前記複数の第1セルトランジスタは、1つのワード線に接続され、
    前記第1パラメータは、
    1つのループにおいて前記ワード線に印加される電位と、次のループにおいて前記ワード線に印加される電位と、の差と、
    前記第2セルトランジスタに印加される前記電位と、
    前記複数の基準電位の1つと、
    の1つである、
    請求項2に記載の記憶装置。
  5. 前記複数の基準電位は、2−1(nは自然数)個の基準電位を備え、
    前記制御回路は、1回のプログラムの間に、前記2−1個の基準電位を前記複数の第1セルトランジスタに印加する、
    請求項1に記載の記憶装置。
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