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JP2018004045A - 車両用ドラムブレーキ - Google Patents

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【課題】バッキングプレートに固設されたアンカとシューウェブとの当接点がずれ難い車両用ドラムブレーキを提供する。【解決手段】バッキングプレート16に一体的に固設されたアンカ28は、一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部が当接される当接面28fを有し、当接面28fには溝28hがそれぞれ形成されている。溝28hに一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部がそれぞれ嵌合させられるので、一対のブレーキシュー20、22を安定的に保持できる。そのため、アンカ28と一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部とが当接される位置のずれが発生することを抑制できるので、一対のブレーキシュー20、22の座屈強度の低下が抑制され、当初の設定(設計)通りの座屈強度が得られる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ドラムブレーキに関し、特にパーキングブレーキを作動させた場合に、ブレーキシューが当接させられるアンカを備える車両用ドラムブレーキに関するものである。
バッキングプレートに一体的に固設されるアンカを備え、アンカは、バッキングプレートに拡開可能に配設された一対のブレーキシューの一端部間に設けられ、パーキングブレーキ作動時に一対のブレーキシューの一端部が当接される当接面をそれぞれ有し、一対のブレーキシューは、過大連れ回りトルクに対して、アンカの塑性変形よりも先に座屈変形する強度で構成されている車両用ドラムブレーキが知られている。たとえば、特許文献1および2に記載の車両用ドラムブレーキがそれである。
特開2014−163441号公報 実開平5−50174号公報
上記特許文献1および2の車両用ドラムブレーキは、バッキングプレートに一体的に固設されるアンカを備え、そのアンカは、バッキングプレートに拡開可能に配設された一対のブレーキシューの一端部間に設けられ、パーキングブレーキ作動時に一対のブレーキシューの一端部が当接させられる。上記特許文献1および2では、アンカに一対のブレーキシューの一端部がそれぞれ係合される係合部を形成することにより、一対のブレーキシューの一端部がアンカに当接させられる場合に一対のブレーキシューの動きを規制している。
しかしながら、車両用ドラムブレーキでは、車両走行中における緊急ブレーキ、いわゆるパーキングブレーキが動的に作動させられた場合に、タイヤが回転しようとする力いわゆる連れ回りトルクが過大にブレーキシューを介してアンカで受け止められることによって生じるブレーキシューの座屈変形が新たな問題となる。車両用ドラムブレーキでは、部品の交換やメンテナンスを考慮して、一対のブレーキシューは、パーキングブレーキが動的に作動させられた場合において入力される過大連れ回りトルクに対して、バッキングプレート或いはアンカの塑性変形よりも先に座屈変形を起こす強度で構成されているため、ブレーキシューの交換のみで対処することができる。具体的には、上記特許文献1および2に記載されている車両用ドラムブレーキでは、パーキングブレーキが動的に作動させられてブレーキシューの一端部がアンカに当接させられる場合に、ブレーキシューの面方向、つまりシューウェブの面方向とブレーキシューを介してアンカに入力される連れ回りトルクの入力方向とが同方向ではなく傾きが生じてしまう。それにより、アンカとシューウェブとが当接される位置にずれが発生し、そのずれが大きくなることによりブレーキシューに座屈が生じ易くなり、座屈強度が低下するという問題があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、バッキングプレートに固設されたアンカとシューウェブとの当接点がずれ難い車両用ドラムブレーキを提供することにある。
本発明の要旨とするところは、(a)バッキングプレートに一体的に固設されるアンカを備え、前記アンカは、前記バッキングプレートに拡開可能に配設された一対のブレーキシューの一端部間に設けられ、前記アンカは、パーキングブレーキ作動時に前記一対のブレーキシューの一端部が当接される当接面をそれぞれ有し、前記一対のブレーキシューは、過大連れ回りトルクに対して、前記アンカの塑性変形よりも先に座屈変形する強度で構成されている車両用ドラムブレーキであって、(b)前記当接面には、前記バッキングプレートの面方向に伸びる溝がそれぞれ形成されており、(c)前記溝には、前記一対のブレーキシューの一端部が前記当接面に当接させられる際に、前記一対のブレーキシューの一端部の一部が嵌合させられるように形成されていることにある。
本発明によれば、前記バッキングプレートに一体的に固設された前記アンカは、前記パーキングブレーキ作動時に前記一対のブレーキシューの一端部が当接される当接面を有し、前記当接面には前記バッキングプレートの面方向の溝がそれぞれ形成されている。前記溝には、前記一対のブレーキシューの一端部の一部が嵌合させられるように形成されている。これにより、前記溝に前記一対のブレーキシューの一端部の一部が嵌合させられるので、前記一対のブレーキシューを安定的に保持できる。そのため、パーキンブレーキが動的に作動させられて過大な連れ回りトルクが前記一対のブレーキシューを介して前記アンカで受け止められる場合に、前記アンカと前記一対のブレーキシューの一端部の一部とが当接される位置のずれが発生することを抑制できるので、前記一対のブレーキシューの座屈強度の低下が抑制され、当初の設定(設計)通りの座屈強度が得られる。
本発明が適用される一実施例のアンカを備えた車両用ドラムブレーキを示す正面図である。 図1に示すアンカを拡大して示す図であり、アンカの平面図を示す。 図1に示すアンカを拡大して示す図であり、アンカの側面図を示す。 本発明が適用される一実施例の車両用ドラムブレーキにおいて、アンカと一対のブレーキシューとの位置関係を示す図である。 本発明が適用される一実施例の車両用ドラムブレーキにおいて、パーキングブレーキが動的に作動させられた場合の一対のブレーキシューの挙動を示す図である。 従来の車両用ドラムブレーキにおいて、アンカと一対のブレーキシューとの位置関係を示す図である。 従来の車両用ドラムブレーキにおいて、パーキングブレーキが動的に作動させられた場合の一対のブレーキシューの挙動を示す図である。
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例であるデュオサーボ型の車両用ドラムブレーキ10を示す正面図であり、デュオサーボ型のドラムインディスクブレーキ12のハット型ディスクおよびキャリパ等を取り外した状態を示す。上記ハット型ディスクは、図示されていない円板状外周部と有底円筒状中央部とによって構成され、その円板状外周部はディスクブレーキの摩擦板として機能し、その有底円筒状中央部はブレーキドラムとして機能している。図1の1点鎖線で示す円はその有底円筒状中央部の内周面14を示している。車両用ドラムブレーキ10には、たとえば図示しない車軸管、アクスルハウジング、サスペンション装置などの車体側部材すなわち非回転部材に一体的に固設された円板形状のバッキングプレート16が備えられている。このバッキングプレート16の外周部には、前記ハット型ディスクの円板状外周部を保護するためのディスクカバー18が固定されている。また、車両用ドラムブレーキ10には、そのバッキングプレート16の左右の外周部に円弧形状の凸側が外側になる姿勢で互いに接近離間可能にバッキングプレート16の中心線C1に対して略対照的に配設され、バッキングプレート16に拡開可能に設けられた一対のブレーキシュー20、22が備えられている。車両用ドラムブレーキ10には、その一対のブレーキシュー20、22の一端部すなわち図1の上端部の間において位置固定に設けられた拡開装置24と、それら上端部を互いに接近する方向に常時付勢して拡開装置24に当接するためのコイル状のリターンスプリング26と、それら上端部の間に固設されたアンカ28とが備えられている。さらに、車両用ドラムブレーキ10には、一対のブレーキシュー20、22の他端部すなわち図1の下端部の間に介在させられてアジャストホイール30の回転に伴って全長が変化させられることによりシュー間隙を調節する間隙調節装置32と、それら下端部間に張設されてそれら下端部を互いに接近する方向に常時付勢して間隙調節装置32を長手方向に挟圧するための中間部分がコイル状のスプリング34とが備えられている。上記中心線C1は、図1の正面視において、間隙調節装置32の長手方向の中央、アンカ28の長手方向の中央およびバッキングプレート16の中心を通る線である。図1に示す矢印Fは、前進走行中における車両用ドラムブレーキ10が設けられた図示しない車輪(タイヤ)の回転方向、すなわちパーキングブレーキ作動時における連れ回りトルクの発生方向を示している。
一対のブレーキシュー20、22は、何れもバッキングプレート16の板面と略平行な平板状を成し、かつ、図1に示す正面図において全体が円弧形状に湾曲したシューウェブ36、38と、それら円弧形状を成すシューウェブ36、38の外周側端部に沿って一対のブレーキシュー20、22の断面が略T字状を成すように一体的に固設された円弧形状のシューリム40、42と、それらシューリム40、42の外周面に接着剤などで一体的に固着された摩擦材から成るライニング44、46とを備えてそれぞれ構成されている。本実施例における一対のブレーキシュー20、22の一端部は、シューリム40、42が後述するアンカ28の当接面28fにそれぞれ当接される。さらに、一対のブレーキシュー20、22の一端部の先端は、シューウェブ36、38がシューリム40、42よりも周方向に突出するようにそれぞれ形成されており、そのシューウェブ36、38の突出している部分は後述するアンカ28の溝28hに嵌合される。
一対のブレーキシュー20、22は、シューウェブ36、38の長手方向の中央付近に配設されたシューホールドダウン装置48、50によってバッキングプレート16側に向かって押圧されていて、拡開可能にバッキングプレート16に配設されている。
図2は、図1に示すアンカ28を拡大して示す図であり、アンカ28の平面図を示す。図3は、図1に示すアンカ28を拡大して示す図であり、アンカ28の側面図を示す。アンカ28は、安価な圧延鋼板等の金属板を略直角に曲げ加工したものであり、アンカ28の断面は略L字形状を成すように形成されている。アンカ28には、バッキングプレート16に全面が略面接触させられて固設される平坦な固設面28aを有する固設部28bが備えられている。アンカ28には、固設面28aに開口を有し固設部28bを貫通するケーブル挿通用穴28cと固設用穴28dとが設けられている。ケーブル挿通用穴28cには図示しないパーキングブレーキケーブルが挿通させられ、固設用穴28dにはアンカ28を固設するための図示しない固設用ボルトが挿通させられる。また、固設面28aとは反対側の面であって、固設用穴28dの周縁部には、たとえば圧印加工によって平坦な座面28eが形成されている。
さらに、アンカ28には、固設面28aに略直角に立ち上げられ、一対のブレーキシュー20、22の一端部がそれぞれ当接される一対の当接面28fを有する当接部28gが備えられている。具体的には、一対の当接面28fにはシューリム40、42がそれぞれ当接される。当接面28fには、それぞれバッキングプレート16の面方向に伸びる溝28h、つまり固設面28aと略平行に伸びる溝28hがそれぞれ形成されている。溝28hは、車両用ドラムブレーキ10に組み付けられた状態で、一対のブレーキシューの一端部の一部、具体的にはシューウェブ36、38がそれぞれ嵌合されるような当接面28fの高さ位置に形成されている。そして、溝28hは、シューウェブ36、38を安定的に嵌合できるようにシューウェブ36、38の厚さ寸法よりも大きい溝幅を有し、シューウェブ36、38が十分に嵌合できる溝深さを有している。したがって、溝28hは、たとえば図示しないパーキングブレーキレバーの操作によりパーキングブレーキケーブルを介して図示しないパーキングレバーに操作力が加えられた状態、すなわちパーキングブレーキが作動した場合には、一対のブレーキシュー20、22の一端部すなわちシューリム40、42が当接面28fに当接させられる際に、一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部すなわちシューウェブ36、38がそれぞれ嵌合させられる。
図4は、本発明が適用される一実施例の車両用ドラムブレーキ10において、アンカ28と一対のブレーキシュー20、22との位置関係を示す図である。図5は、本発明が適用される一実施例の車両用ドラムブレーキ10において、たとえば車両走行中における緊急ブレーキ、いわゆるパーキングブレーキが動的に作動させられた場合の一対のブレーキシュー20、22の挙動を示す図である。パーキングブレーキが作動させられた場合には、一対のブレーキシュー20、22の摩擦による連れ回りトルクが、タイヤが回転しようとする力方向たとえば図1に示すように矢印F方向に発生すると、その連れ回りトルクはブレーキシュー20がアンカ28に当接させられるように図5に示す矢印の方向に作用させられる。特に、パーキングブレーキが動的に作動させられた場合には、通常のパーキングブレーキ作動時たとえば車両停止中におけるパーキングブレーキ作動時と比べて過大な連れ回りトルクがブレーキシュー20を介してアンカ28で受け止められることになる。
図5に示すように、パーキングブレーキが作動させられた場合には、アンカに形成された溝28hにブレーキシュー20の一端部の一部すなわちシューウェブ36が嵌合させられる。アンカ28に溝28hが設けられ、溝28hにシューウェブ36が嵌合されることにより、パーキングブレーキが作動させられた場合に、安定的に一対のブレーキシュー20がアンカ28に保持されることになる。つまり、アンカ28に溝28hが設けられることによって、パーキングブレーキが作動させられた場合に、たとえば一対のブレーキシュー20は当接部28gの高さ方向に上下する等の不安定な状態でアンカ28に当接させられることが抑制される。これにより、たとえばパーキングブレーキが動的に作動させられた場合において、ブレーキシュー20がアンカ28に当接させられ、設計値を超える過大な連れ回りトルクがブレーキシュー20を介してアンカ28で受け止められてもブレーキシュー20の座屈変形すなわち座屈強度の低下が抑制され、当初の設定(設計)通りの座屈強度が得られる。また、ブレーキシュー20は、上記過大な連れ回りトルクに対して、バッキングプレート16やアンカ28の塑性変形よりも先に座屈変形する強度となるようなブレーキシュー20、22の板厚や材質が選択されることにより構成されているため、アンカ28が塑性変形することも抑制されることになる。ここで、たとえばパーキングブレーキが作動させられた場合に、タイヤが回転しようとする力すなわち連れ回りトルクが図1に示す矢印F方向とは逆方向に発生する後進のときは、連れ回りトルクはブレーキシュー22を介してアンカ28で受け止められることになる。
図6は、従来の車両用ドラムブレーキ10において、アンカ100と一対のブレーキシュー102、104との位置関係を示す図である。図7は、従来の車両用ドラムブレーキ10において、パーキングブレーキが動的に作動させられた場合の一対のブレーキシュー102、104の挙動を示す図である。図4と同様に、一対のブレーキシュー102、104の一端部の一部には、シューウェブ106、108がシューリム110、112よりも周方向に突出するように形成されている。そして、パーキングブレーキが作動させられた場合には、たとえば図7に示す矢印の方向に連れ回りトルクが作用させられるとブレーキシュー102がアンカ100に当接させられる。ここで、従来のアンカ100には、一対のブレーキシュー102、104の一端部が当接する当接面100aに溝が形成されていないため、たとえばパーキングブレーキが動的に作動させられて過大な連れ回りトルクがブレーキシュー102を介してアンカ100で受け止められた場合には、図7に示すようにブレーキシュー102の座屈強度の低下を起こしてしまう。具体的には、アンカ100の当接面100aにシューウェブ106を嵌合させるための溝が形成されていないために、シューウェブ106の位置が安定せず、たとえばシューウェブ106の面方向と連れ回りトルクの入力方向とにずれが発生する。過大な連れ回りトルクが作用させられた場合には、このずれによって、ブレーキシュー102の座屈強度が低下するので、ブレーキシュー102は座屈変形を起こしやすくなり、バッキングプレート16やブレーキシュー102は変形することになる。ここで、ブレーキシュー102は図7に示すようにアンカ100の高さ方向の上方に向かって曲がり方向を有して座屈変形を起こしているが、ブレーキシュー102またはアンカ100の部品精度によっては、たとえばアンカ100の高さ方向の下方に向かって曲がり方向を有して座屈変形を起こす場合もある。また、ブレーキシュー102は、ブレーキシュー102またはアンカ100の部品精度によっては、たとえばブレーキシュー102の外周方向またはブレーキシュー102の内周方向に向かって曲がり方向を有して座屈変形を起こす場合もある。
溝28hがブレーキシュー20を安定して保持することによって、シューウェブ36の面方向と連れ回りトルクの入力方向とにずれを発生させず、過大な連れ回りトルクが作用させられた場合においてこのずれによるブレーキシュー20の座屈変形が起こり難くなっている。これにより、たとえばパーキングブレーキが動的に作動させられた場合において、ブレーキシュー20がアンカ28に当接させられ過大な連れ回りトルクがブレーキシュー20を介してアンカ28で受け止められても、ブレーキシュー20の座屈変形は抑制されてブレーキシュー20の破損は抑制されることになる。本発明者による実験によれば、一対のブレーキシュー20、22は、溝28hが形成されることによって溝28hが形成されていない従来の一対のブレーキシュー102、104と比べて強度が15%から20%上昇している。また、溝28hが形成されることによって座屈変形を抑制できるので、たとえば一対のブレーキシュー20、22の強度対策のためにアンカ28に当接するシューウェブ36,38に高周波焼入れを行う必要がなくなるのでコストを低減することができる。
このように、本実施例によれば、バッキングプレート16に一体的に固設されたアンカ28は、パーキングブレーキ作動時に一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部が当接される当接面28fを有し、当接面28fにはバッキングプレート16の面方向の伸びる溝28hがそれぞれ形成されている。溝28hは、一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部が嵌合させられるように形成されている。これにより、溝28hに一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部がそれぞれ嵌合させられるので、一対のブレーキシュー20、22を安定的に保持できる。そのため、パーキンブレーキが動的に作動させられて過大な連れ回りトルクが一対のブレーキシュー20、22を介してアンカ28で受け止められる場合に、アンカ28と一対のブレーキシュー20、22の一端部の一部とが当接される位置のずれが発生することを抑制できるので、一対のブレーキシュー20、22の座屈強度の低下が抑制され、当初の設定(設計)通りの座屈強度が得られる。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:車両用ドラムブレーキ
16:バッキングプレート
20、22:ブレーキシュー
28:アンカ
28f:当接面
28g:溝
36、38:シューウェブ

Claims (1)

  1. バッキングプレートに一体的に固設されるアンカを備え、前記アンカは、前記バッキングプレートに拡開可能に配設された一対のブレーキシューの一端部間に設けられ、前記アンカは、パーキングブレーキ作動時に前記一対のブレーキシューの一端部が当接される当接面をそれぞれ有し、前記一対のブレーキシューは、過大連れ回りトルクに対して、前記アンカの塑性変形よりも先に座屈変形する強度で構成されている車両用ドラムブレーキであって、
    前記当接面には、前記バッキングプレートの面方向に伸びる溝がそれぞれ形成されており、
    前記溝には、前記一対のブレーキシューの一端部が前記当接面に当接させられる際に、前記一対のブレーキシューの一端部の一部が嵌合させられることを特徴とする車両用ドラムブレーキ。
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