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JP2018003003A - 廃棄光学フィルムのリサイクル方法及びそのリサイクル装置 - Google Patents

廃棄光学フィルムのリサイクル方法及びそのリサイクル装置 Download PDF

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JP2018003003A JP2017067333A JP2017067333A JP2018003003A JP 2018003003 A JP2018003003 A JP 2018003003A JP 2017067333 A JP2017067333 A JP 2017067333A JP 2017067333 A JP2017067333 A JP 2017067333A JP 2018003003 A JP2018003003 A JP 2018003003A
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Jian Fu Lin
陳彦年
Yen-Nien Chen
蘇淑鳳
shu feng Su
曾明輝
Ming Hui Tseng
陳志添
Chih-Tien Chen
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Sumika Technology Co Ltd
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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】廃棄光学フィルムのリサイクル方法及びそのリサイクル装置を提供する。
【解決手段】光学フィルムのリサイクル方法は、まず、ヨウ素が浸透した第1ポリマーと第2ポリマーとを含む廃棄光学フィルムを供給し、次に、第2ポリマーを溶解しない溶剤を用いて第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を溶解してヨウ素溶液を形成し、その後、ヨウ素溶液におけるヨウ素の濃度を高める。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学フィルムのリサイクル方法及びそのリサイクル装置に関し、特に廃棄光学フィルムのリサイクル方法及びそのリサイクル装置に関する。
従来、光学フィルムは、品質検査による不良品を焼却、または埋める方式で処分することが多かった。しかしこのような処分方式では、環境にダメージや負荷を与える他、廃棄光学フィルムの材料の浪費にもなる。したがって、廃棄光学フィルムをリサイクルする新技術の提案は急務である。
特許文献1には、廃棄偏光板に含まれたヨウ素をリサイクルする方法であって、主に、廃棄偏光板をアルカリ性溶液中に一定時間浸漬し、偏光板内のヨウ素系分子がアルカリ性溶液中に十分に溶解したことを示す完全な脱色となった後に該偏光板を取り出し、その後、アルカリ性溶液中に硫酸を滴下してアルカリ性溶液中のヨウ素系分子を析出させてから、該ヨウ素系分子をクリーンな水酸化ナトリウム溶液中に導入し、ヨウ素分子をIOやIの状態で水酸化ナトリウム溶液中に存在させる(ヨウ素と水酸化ナトリウムとが反応した生成物はヨウ化ナトリウム)ことにより、廃棄偏光板からヨウ素をリサイクルすることを可能にする方法が、開示されている。
台湾特許第I566846号
本発明は、上記の従来問題を解決するための、廃棄光学フィルムのリサイクル方法及びそのリサイクル装置を提供する。
本発明の一実施例によれば、光学フィルムのリサイクル方法であって、ヨウ素が浸透した第1ポリマーと、第2ポリマーとを含む廃棄光学フィルムを供給する工程と、第2ポリマーを溶解しない第1溶剤を用いて、第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を溶解し、ヨウ素溶液を形成する工程と、ヨウ素溶液におけるヨウ素の濃度を高める工程と、を含むリサイクル方法を提供する。
また、本発明の別の実施例によれば、光学フィルムのリサイクル方法であって、第2ポリマーと第3ポリマーとを含む廃棄光学フィルムを供給する工程と、第3ポリマーを溶解しない第2溶剤を用いて第2ポリマーを溶解し、第1ポリマー溶液を形成する工程と、第1ポリマー溶液と第3溶剤とを混合して第2ポリマーを析出させ、析出した第2ポリマーと第2溶剤と第3溶剤との共存下で、第2溶剤と第3溶剤とを混合溶液とする工程と、析出した第2ポリマーを乾燥する工程と、を含むリサイクル方法を提供する。
また、本発明の別の実施例によれば、光学フィルムのリサイクル装置であって、廃棄光学フィルムにおける第2ポリマーを溶解しない第1溶剤を用い、廃棄光学フィルムにおける第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を溶解してヨウ素溶液を形成するための第1処理タンクと、ヨウ素溶液におけるヨウ素の濃度を高めるための蒸発器と、を含むリサイクル装置を提供する。
また、本発明の別の実施例によれば、光学フィルムのリサイクル装置であって、廃棄光学フィルムにおける第3ポリマーを溶解しない第2溶剤を用いて廃棄光学フィルムにおける第2ポリマーを溶解し、第1ポリマー溶液を形成するための第2処理タンクと、第1ポリマー溶液と第3溶剤とを混合して第2ポリマーを析出させ、析出した第2ポリマーと第2溶剤と第3溶剤との共存下で、第2溶剤と第3溶剤とを混合溶液とするための第3処理タンクと、析出した第2ポリマーを乾燥するための乾燥器と、を含むリサイクル装置を提供する。
本発明は、廃棄光学フィルムにおける複数の層構成の材料をリサイクルでき、且つリサイクル過程において使用された溶剤を回収して再利用することができるため、環境保全の目的が達成されるという効果を奏する。
本発明の一実施例に係る、光学フィルム内に浸透しているヨウ素のリサイクルを示すフローチャートである。 本発明の一実施例における廃棄光学フィルムの断面を示す図である。 本発明の一実施例に係るリサイクル装置の一部を示す模式図である。 本発明の別の実施例に係るリサイクル装置を示す模式図である。 本発明の別の実施例における光学フィルムの第2ポリマー及び第3ポリマーのリサイクルを示すフローチャートである。 本発明の別の実施例に係るリサイクル装置を示す模式図である。 本発明の別の実施例において第2ポリマーが第4ポリマーになる反応を示すフローチャートである。
以下、本発明の上記態様及び他の態様をより明白にするように、好ましい実施例及び対応する図面を挙げつつ詳細に説明する。
光学フィルムは複数のポリマー層を含む。本発明の実施例によれば、これらポリマー層の材料をリサイクルすることができ、廃棄物の再利用による環境保全及びコストダウンという効果が達成される。
図1は、本発明の一実施例に係る、廃棄光学フィルム10内に浸透しているヨウ素のリサイクルを示すフローチャートである。
工程S102では、図2に示すような廃棄光学フィルム10を供給する。図2は本発明の一実施例における廃棄光学フィルム10の断面を示す図である。なお、本実施例では、廃棄光学フィルム10について偏光フィルムを例として説明するが、これに限定されない。
廃棄光学フィルム10(一次廃棄物)は、1つの第1ポリマー層11、2つの第1接着層12、2つの第2ポリマー層13、2つの第2接着層14、表面処理層15、及び2つの第3ポリマー層16を含む。第2ポリマー層13は、第1接着層12を介して第1ポリマー層11と接着されている。表面処理層15は、一方の第2ポリマー層13上に形成されていると共に、第2接着層14を介して一方の第3ポリマー層16と接着されている。他方の第3ポリマー層16は、別の第2接着層14を介して他方の第2ポリマー層13と接着されている。
一実施例において、第1ポリマー層11は、ヨウ素が浸透した第1ポリマーを材料として含む。また、一実施例において、第1ポリマー層11は、配向された二色性色素が浸透したポリビニルアルコール(PVA)薄膜からなり、例えば、ヨウ素を二色性色素としたヨウ素系偏光シートであってもよい。偏光シートの形成には、通常、膨潤処理、染色処理、延伸処理、架橋処理、洗浄処理及び乾燥処理といった工程が含まれる。なお、延伸処理は、ポリビニルアルコールに偏光性を与える。
第1接着層12は、粉状ポリビニルアルコールを含む材料からなる透明な水性粘着剤から作製した透明粘着層であってもよく、紫外線硬化性糊、例えば紫外線硬化性樹脂であってもよい。
第2ポリマー層13は、例えば、三酢酸セルロース(Triacetate Cellulose,TAC)またはポリメチルメタクリレート(Polymethylmethacrylate,PMMA)である第2ポリマーを含む。第2接着層14は、例えばアクリル系糊、シリカゲル、紫外線硬化性糊(例えば紫外線硬化性樹脂)または熱硬化性糊(例えば熱硬化性樹脂)等である。一部の実施例では、第2接着層14は、アクリル樹脂から形成された感圧性接着剤(Pressure Sensitive Adhesive,PSA)である。
表面処理層15は、第2ポリマー層13における処理層であり、例えば、表面汚染を防止する防染層、表面上の静電気効果を抑制する静電気防止層、擦り切れを防止する硬質塗層等である。上記静電気防止層としては、例えば、(a)第4アンモニウム、ピリジニウム、第1級アミン基、第2級アミン基、第3級アミン基などのカチオン基を有する各種のカチオン静電気防止剤、(b)スルホン酸塩基、サルフェート塩基、フォスフェート塩基、フォスフォン酸塩基などのアニオン基を有するアニオン静電気防止剤、(c)アミノ酸類、スルファメート類などの両性静電気防止剤、(d)アミノアルコール類、グリセリン類、ポリエチレングリコール類などの非イオン静電気防止剤、および(e)上記の静電気防止剤を高分子化して得られた高分子型静電気防止剤等である。別の実施例では、第2ポリマー層13の表面をコロナ放電によって改質し、第2接着層14と第2ポリマー層13との間の粘着性を向上させてもよい。或いは、接着性を発現させる化学的処理を第2ポリマー層13上に行い、第2接着層14から第2ポリマー層13への接着を容易化すると共に、糊の残留を減少させ、乃至は防止してもよい。
また、第3ポリマー層16は、例えばポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate,PET)である第3ポリマーを含む、例えば離型膜または保護膜である。
工程S104では、破砕機構109を用いて廃棄光学フィルム10を破砕し、大きな廃棄光学フィルム10を多数の小さな廃棄光学フィルム10にしてもよい。リサイクルの効率向上のために、破砕後の廃棄光学フィルム10のおける任意辺の辺長は15cm以下であってもよく、また、破砕後の廃棄光学フィルム10の面積は225cm以下であってもよい。なお、別の実施例として、廃棄光学フィルム10を破砕しない場合、または、破砕後の廃棄光学フィルム10における任意辺の辺長が略15cm以上、若しくは、面積が略225cm以上の場合であっても、本発明の実施例におけるリサイクルの目的は影響されない。
工程S106では、第1溶剤を用い、第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を溶解する。該工程は、図3に示すようなリサイクル装置100によって実行されてもよい。図3は、本発明の一実施例に係るリサイクル装置100の一部を示す模式図である。
光学フィルムのリサイクル装置100は、第1濾過スクリーン101、第1処理タンク102、第2濾過スクリーン103、第1バルブ104、第1フィルタ106、第1ポンプ108、第2バルブ110、及び蒸発器112を含む。本工程では、廃棄光学フィルム10を第1処理タンク102内に投入し、第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を第1溶剤S1で溶解することにより、ヨウ素溶液S2を形成してもよい。第1溶剤S1は、例えば熱水、氷酢酸、水酸化カリウム溶液、または、ヨウ素を溶解可能な他の液体であってもよい。中でも、熱水の温度は、約摂氏80から約摂氏100度までの範囲内であってもよい。
一実施例において、廃棄光学フィルム10におけるヨウ素の全部、またはほぼ全部が第1溶剤S1中に溶解されるように、第1溶剤S1の重量を廃棄光学フィルム10の重量の10倍(10倍を含む)以上とし、廃棄光学フィルム10及び第1溶剤S1を約摂氏80度まで加熱し、及び/又は、約5rpm(回転数/毎分)から約60rpmまでの範囲内のレートで廃棄光学フィルム10及び第1溶剤S1を約30分間以上、連続撹拌してもよい。なお、本明細書に言う「ほぼ全部」とは、少なくとも50%の比率を指し、例えば約90%から約99%までの範囲内の比率である。
第1ポリマー及び第1接着層12(その材質は第1ポリマーに類似する)は、第1溶剤S1を吸収することにより、重合体コロイドP1’となる。重合体コロイドP1’は軟性へと変化したものであるため、廃棄光学フィルム10における第1ポリマー層11の上側及び下側の層構成は、分離しやすくなり二次廃棄物10’に変わる。なお、第1溶剤S1は、第2ポリマー層13、第2接着層14、表面処理層15及び第3ポリマー層16を溶解しないため、第2ポリマー層13、第2接着層14、表面処理層15及び第3ポリマー層16は、固体状態のまま維持される。このように、廃棄光学フィルム10は、第1溶剤S1の作用により、ヨウ素溶液S2、重合体コロイドP1’及び二次廃棄物10’に変わる。なお、重合体コロイドP1’及びヨウ素溶液S2は、該工程において混合され、ヨウ素含有コロイドS2’になる。
工程S108では、第1ポリマー内に浸透しているヨウ素が完全、またはほぼ完全に第1溶剤S1中に溶解した後、二次廃棄物10’とヨウ素含有コロイドS2’とを分離してもよい。なお、ヨウ素含有コロイドS2’における重合体コロイドP1’及びヨウ素溶液S2は、後の工程において第1フィルタ106によって分離される。
まず、二次廃棄物10’とヨウ素含有コロイドS2’とを分離する場合を例に挙げて説明する。二次廃棄物10’とヨウ素含有コロイドS2’とは、強制吸気の方式を用い、第1処理タンク102内に配置された第1濾過スクリーン101で分離することができる。第1濾過スクリーン101のメッシュ内径が廃棄光学フィルム10の何れの辺長よりも小さいため、二次廃棄物10’は、第1濾過スクリーン101に阻まれて第1フィルタ106内に進入しない。一方、ヨウ素含有コロイドS2’は、第1濾過スクリーン101のメッシュを通過し、第1フィルタ106内に進入できる。また、強制吸気の吸引力は、第1ポンプ108または別のポンプによって提供されてもよい。別の実施例において、第1濾過スクリーン101は、第1処理タンク102の外部、例えば第1処理タンク102と第1バルブ104との間、または第1バルブ104と第1フィルタ106との間に配置されてもよい。
工程S109では、ヨウ素含有コロイドS2’が第1フィルタ106内に進入した後、第1フィルタ106内に配置された第2濾過スクリーン103が重合体コロイドP1’を吸着するため、重合体コロイドP1’は第2濾過スクリーン103を通過しない。一方、液体状態のヨウ素溶液S2は、第2濾過スクリーン103を通過できる。これにより、重合体コロイドP1’とヨウ素溶液S2とが分離される。一実施例において、第2濾過スクリーン103のメッシュは、略5μm以下であってもよいが、5μmを超えて例えば10μmであってもよい。
工程S110では、ヨウ素溶液S2が完全、またはほぼ完全に第2濾過スクリーン103を通過した後、第2バルブ110を開いてヨウ素溶液S2を蒸発器112に進入させることにより、ヨウ素溶液S2におけるヨウ素の濃度を所定の濃度まで高めてもよい。該所定の濃度は、例えば10%であってもよいが、10%よりも低くまたは高くてもよい。ヨウ素の濃度が所定の濃度まで高められるため、ヨウ素のリサイクル効率が向上する。以上の処理により、廃棄光学フィルム10内のヨウ素のリサイクルは完了する。
なお、別の実施例として、ヨウ素溶液S2が蒸発器112に進入する前に、冷却器111を用いてヨウ素溶液S2を冷却、及び/又は、調整タンク115内でヨウ素溶液S2のpH値を調整してもよい。例えば、ヨウ素溶液S2の温度を約摂氏65度に冷却、及び/又は、ヨウ素溶液S2のpH値を10から11までの範囲内に調整する。これにより、ヨウ素溶液S2のリサイクル効率は向上する。
図3における拡大部に示すように、重合体コロイドP1’は、第2濾過スクリーン103に吸着されるため、第2濾過スクリーン103を通過しない。続いて、該重合体コロイドP1’を第1フィルタ106内から取り出し、図4に示すような乾燥器160を用いて重合体コロイドP1’を乾燥することにより、乾燥された第1ポリマーが得られる。これにより、第1ポリマーのリサイクルが完了する。また、別の実施例として、直接に第1フィルタ106内で重合体コロイドP1’を乾燥してもよい。リサイクルされた第1ポリマーは、吸水性を有するため、防湿剤、乾燥剤または培養土として用いることができる。
そして二次廃棄物10’は、上記のようにヨウ素が含まれなくなったため、直接焼却してもよいが、二次廃棄物10’の材料をリサイクルしてもよい。これについて以下に説明する。
図4及び図5を参照する。図4は、本発明の別の実施例に係るリサイクル装置100を示す模式図であり、図5は、本発明の別の実施例において光学フィルム10の第2ポリマー及び第3ポリマーのリサイクルを示すフローチャートである。
図4に示すように、リサイクル装置100は、さらに、第2処理タンク114、第3バルブ116、第2フィルタ118、第2ポンプ120、第4バルブ122、第3処理タンク124、第5バルブ126、第3フィルタ128、第3ポンプ130、第6バルブ132、蒸留塔134、凝縮器136、再沸騰器138、溶剤タンク140、第7バルブ142、第4ポンプ144、第4フィルタ146、第8バルブ148、調整剤タンク150、第9バルブ152、第5ポンプ154、第10バルブ156、及び第11バルブ158を含む。
工程S202では、廃棄光学フィルムを供給する。該廃棄光学フィルムは、前記二次廃棄物10’であってもよく、第2ポリマーと第3ポリマーとを含んだ別の光学フィルム、例えば第2ポリマーや第3ポリマーの原材料を含むフィルム材であってもよい。
工程S204では、第2溶剤S3を用いて第2ポリマーを溶解し、第1ポリマー溶液S4を形成する。例えば、第2ポリマー層13における第2ポリマーを溶解可能であって第3ポリマーを溶解しない第2溶剤S3が予め格納されていてもよい第2処理タンク114内に、二次廃棄物10’を投入してもよい。溶解の過程では、二次廃棄物10’内の第2ポリマーがほぼ完全、または完全に第2溶剤S3中に溶解されるように、二次廃棄物10’及び第2溶剤S3を約摂氏80度まで加熱すると共に、約10rpmから約60rpmまでの範囲内のレートで二次廃棄物10’及び第2溶剤S3を45分間、連続撹拌してもよい。一実施例において、第2溶剤S3は例えば氷酢酸である。また、二次廃棄物10’と第2溶剤S3との比率は、約1:30であってもよく、別の比率値であってもよい。
第2溶剤S3に第2ポリマーが溶解することにより、第1ポリマー溶液S4が形成される。第2溶剤S3が第3ポリマー及び第2接着層14を溶解しないため、第3ポリマー及び第2接着層14は三次廃棄物P3’に変わる。このように、工程S204では、第2溶剤S3の作用により、二次廃棄物10’は、第1ポリマー溶液S4及び三次廃棄物P3’に変わる。
二次廃棄物10’内の第2ポリマーがほぼ完全、または完全に第2溶剤S3中に溶解してから、第3バルブ116及び第4バルブ122を開き、第2ポンプ120の駆動により第2処理タンク114内の第1ポリマー溶液S4を、第3バルブ116及び第4バルブ122を通過させて第3処理タンク124内に流してもよい。
工程S206では、第1ポリマー溶液S4がほぼ完全、または完全に第2処理タンク114から流れ出てから、三次廃棄物P3’を第2処理タンク114内から取り出す。その後、工程S208において、ナノレベルの無機粒子、有機アクリル系粒子、静電気防止剤または電磁波遮断剤を三次廃棄物P3’に添加することにより、三次廃棄物P3’の付着性を低下させてもよい。なお、添加前に、粉砕装置を用いて三次廃棄物P3’を粉末状に粉砕してもよい。続いて、工程S210において三次廃棄物P3’を乾燥することにより、第3ポリマーのリサイクルは完了する。なお、運用例として、第3ポリマーP3’を摂氏260度下で熱溶融し、透明な包装パッケージに再成型してそれを光学フィルム製品の包装に用いてもよい。
以下は、第1ポリマー溶液S4の処理について説明する。
図4に示すように、第2処理タンク114から流れ出た第1ポリマー溶液S4は、第3バルブ116を通過し、第2フィルタ118内に進入する。第2フィルタ118は、第1ポリマー溶液S4内の残留固形物を濾過し、第1ポリマー溶液S4の純度を高めることができる。
工程S212では、第1ポリマー溶液S4と第3溶剤S5とを混合し、第2ポリマーを析出させてもよい。例えば、第1ポリマー溶液S4を、第3処理タンク124内に予め格納された第3溶剤S5に混合することにより、第2ポリマーを顆粒状または球状の固体として析出させる。また、第1ポリマー溶液S4の流量を第4バルブ122によって制御することにより、第1ポリマー溶液S4を、滴下の形式で第3処理タンク124内に進入させて第3溶剤S5に混合してもよい。滴下の形式を用いているため、析出した第2ポリマーは、純度が高く(滴下の方式を用いない場合、析出した第2ポリマー内に氷酢酸溶液が含まれる可能性がある)、及び/又は粒が小さい。一実施例において、析出した第2ポリマーの外径が約50μmから約3mmまでの範囲内であってもよい。小さな粒の第2ポリマーは、後の乾燥処理に有利であり、例えば第2ポリマーの乾燥に要される時間を短縮することができる(効率向上)。第2ポリマーを析出させた後、第3処理タンク124内には、析出した第2ポリマーと第2溶剤S3と第3溶剤S5とが同時に存在し、混合状態である。なお、第2溶剤S3及び第3溶剤S5は、混合溶液S6となる(混合溶液S6は、後の工程S216〜S220により、第2溶剤S3と第3溶剤S5とに分離することができるが、これについては後述する)。また、第3溶剤S5は、例えば水、氷酢酸、アルコール類、ケトン類、エステル類、または、氷酢酸のみを溶解して第2ポリマーを溶解しない別の液体であってもよく、アルコール類は例えばメタノールである。
工程S214では、第1ポリマー溶液S4内の第2ポリマーが完全、またはほぼ完全に析出してから、析出した第2ポリマーと混合溶液S6とを分離してもよい。混合溶液S6は、例えば、第5バルブ126及び第6バルブ132を開き、第3ポンプ130の駆動により第3処理タンク124内から排出されてもよい。排出された混合溶液S6は、先に第3フィルタ128を通過させて混合溶液S6中の残留固形物を濾過することにより、混合溶液S6の純度を高めてもよい。
工程S216では、第3ポンプ130の駆動により、混合溶液S6を蒸留塔134内に進入させ、第2溶剤S3と第3溶剤S5とを分離する。第2溶剤S3及び第3溶剤S5の沸点の相違により、第2溶剤S3と第3溶剤S5とを分離することができる。第3溶剤S5の沸点が第2溶剤S3よりも低い場合を例に挙げて説明する。工程S218において、再沸騰器138を制御することで蒸留塔134内の温度を調整し、沸点の低い第3溶剤S5を先に蒸発または気化させてもよい。ガス状態の第3溶剤S5は、凝縮器136を通過して液体に凝縮した後に、溶剤タンク140内へ回収される。溶剤タンク140内に格納されている第3溶剤S5は、回収して再利用することができる。
工程S220では、第3溶剤S5がほぼ完全、または完全に混合溶液S6中から蒸発した後、残っているのは沸点の高い第2溶剤S3である。第2溶剤S3は、第2処理タンク114内へ回収され、リサイクル効果が達成される。
図4に示すように第3処理タンク124内の混合溶液S6がほぼ完全、または完全に第3処理タンク124内から排出された後、析出した第2ポリマーの処理のために第5バルブ126を閉めてもよい。
工程S222では、例えば第9バルブ152及び第10バルブ156を開き、第5ポンプ154の駆動によりpH調整剤S7を第3処理タンク124内に進入させ、該pH調整剤S7と析出した第2ポリマーとを混合し、第2ポリマーを中和してもよい。析出した第2ポリマーの酸度が高すぎる場合、pH調整剤S7は、析出した第2ポリマーの酸度を低下させるアルカリ性液、例えば水酸化カリウムであってもよい。
工程S224では、析出した第2ポリマーに対する中和を行った後、第10バルブ156を閉めて第2ポリマーに対する中和を停止すると共に、第7バルブ142及び第8バルブ148を開き、第4ポンプ144の駆動により第3処理タンク124内のpH調整剤S7を、第7バルブ142を通過させて第4フィルタ146内へ流してもよい。第4フィルタ146は、pH調整剤S7中の残留固形物を濾過し、pH調整剤S7の純度を高めることができる。過濾を経たpH調整剤S7は、第4ポンプ144の駆動により、第8バルブ148を通過して調整剤タンク150内に流れ、回収されて再利用される。
調整剤タンク150内に格納されているpH調整剤S7を使用する場合は、第9バルブ152及び第10バルブ156を開き、第5ポンプ154の駆動により、調整剤タンク150内に格納されているpH調整剤S7を、第9バルブ152及び第10バルブ156を通過させて第3処理タンク124内へ提供してもよい。なお、第11バルブ158を選択的に開閉し、pH調整剤S7と、溶剤タンク140内に格納されている第3溶剤S5との混合比を調整してもよい。
工程S226では、第3処理タンク124内のpH調整剤S7がほぼ完全、または完全に第3処理タンク124内から調整剤タンク150へ回収された後、析出した第2ポリマーP2を第3処理タンク124内から取り出し、乾燥器160を用いて乾燥すれば、第2ポリマーP2のリサイクルは完了する。一実施例において、乾燥条件は、例えば摂氏60度から摂氏90度の温度下で24時間の連続乾燥であってもよい。また、別の実施例において、析出した第2ポリマーを第3処理タンク124内に残したまま、直接に第3処理タンク124内で加熱を行い、析出した第2ポリマーを乾燥して第2ポリマーのリサイクルを完了させてもよい。
応用として、第2ポリマーが例えば三酢酸セルロースである場合を例に挙げて説明すると、ジクロロメタンやクロロフォルムなど、三酢酸セルロースを完全に溶解可能な溶剤に第2ポリマーを混合して溶解させた後、紫外線吸收剤、可塑剤等の添加剤を添加して成膜、乾燥することで三酢酸セルロース薄膜を得てもよく、或いは、高温溶融した三酢酸セルロースを様々な形状の型に注入し、例えば酢酸セルロース製のミラーフレーム、自動車ハンドル、フィルタ芯等、様々な製品に製造してもよい。
図6及び図7を参照する。図6は、本発明の別の実施例に係るリサイクル装置100を示す模式図であり、図7は、本発明の別の実施例において第2ポリマーP2が第4ポリマーP4になる反応を示すフローチャートである。
図6に示すように、リサイクル装置100は、第2処理タンク114、第3バルブ116、第2フィルタ118、第2ポンプ120、第4バルブ122、第3処理タンク124、第5バルブ126、第3フィルタ128、第3ポンプ130、第6バルブ132、蒸留塔134、凝縮器136、再沸騰器138、溶剤タンク140、第11バルブ158及び乾燥器160を含む。
工程S302では、第2ポリマーP2と第2溶剤S3とを混合し、第1ポリマー溶液S4を形成してもよい。例えば、第2溶剤S3が予め格納されている第2処理タンク114に第2ポリマーを添加し、第2ポリマーと第2溶剤S3とを第2処理タンク114内で混合してもよい。第2溶剤S3に第2ポリマーが溶解することにより、第1ポリマー溶液S4が形成される。溶解の過程では、第2ポリマーがほぼ完全、または完全に第2溶剤S3中に溶解されるように、第2ポリマー及び第2溶剤S3を摂氏80度まで加熱すると共に、第2ポリマー及び第2溶剤S3を45分間、連続撹拌してもよい。一実施例において、第2溶剤S3は例えば氷酢酸である。また、第2ポリマーP2と第2溶剤S3と比率は、約1:30であってもよく、別の比率値であってもよい。なお、本工程における第2処理タンク114は、第1濾過スクリーン101が省略されていてもよい。また、本工程における第2ポリマーP2は、図5に示す工程S226において乾燥された後の第2ポリマーであってもよく、別の形式で得た第2ポリマーであってもよい。
工程S304では、第2ポリマーP2がほぼ完全、または完全に第2溶剤S3中に溶解して第1ポリマー溶液S4となった後、第1ポリマー溶液S4と酸液S8とを混合し、第2ポリマー溶液S9を形成する。例えば、第2処理タンク114内の第1ポリマー溶液S4を取り出さずに外部から酸液S8を第2処理タンク114内に添加し、第1ポリマー溶液S4と酸液S8とを混合してもよい。第1ポリマー溶液S4と酸液S8とが混合されると、第1ポリマー溶液S4中に含まれた第2ポリマーP2は、エステル化または加水分解して第4ポリマーP4になる。一実施例として、第2ポリマーP2が三酢酸セルロースである場合、第4ポリマーP4は二酢酸セルロース(DAC)であってもよい。また、使用される酸液S8は硫酸であってもよい。なお、反応前後の化学的構造は以下に示す。
Figure 2018003003
エステル化または加水分解の過程において、第1ポリマー溶液S4中に含まれた第2ポリマーP2がエステル化または加水分解してほぼ完全もしくは完全に第4ポリマーP4になるように、第1ポリマー溶液S4及び酸液S8を約摂氏70度から90度の範囲内の温度まで加熱すると共に、第1ポリマー溶液S4及び酸液S8を1時間以上、連続撹拌してもよい。
工程S306では、第2ポリマーP2がエステル化または加水分解してほぼ完全もしくは完全に第4ポリマーP4になった後、第2処理タンク114内で第2ポリマー溶液S9にpH調整剤S10を混合し、第2ポリマー溶液S9を中和する。一実施例において、pH調整剤S10は酢酸ナトリウムであってもよい。
pH中和後、第3バルブ116及び第4バルブ122を開き、第2ポンプ120の駆動により第2ポリマー溶液S9を、第3バルブ116及び第4バルブ122を通過させて第3処理タンク124内に進入させてもよい。第2ポリマー溶液S9は、第3処理タンク124内に進入する前に、先に第2フィルタ118を通過させて残留固形物を濾過することにより、第2ポリマー溶液S9の純度を高めてもよい。
工程S308では、第2ポリマー溶液S9と第3溶剤S5とを混合し、第4ポリマーP4を固体として析出させる。例えば、第2ポリマー溶液S9を、第3処理タンク124内に予め格納されている第3溶剤S5に混合することにより、第4ポリマーP4を固体として析出させてもよい。また、第2ポリマー溶液S9の流量を第4バルブ122によって制御することにより、第2ポリマー溶液S9を滴下の形式で第3処理タンク124内に進入させてもよい。滴下の形式を用いているため、析出した第4ポリマーP4は、純度が高く(滴下の方式を用いない場合、析出した第4ポリマーP4内に氷酢酸溶液が含まれる可能性がある)、及び/又は粒が小さい。小さな粒の第4ポリマーP4は、後の乾燥処理に有利であり、例えば第4ポリマーP4の乾燥に要される時間を短縮することができる。第4ポリマーP4を析出させた後、第3処理タンク124内には、析出した第4ポリマーP4と第2溶剤S3と第3溶剤S5とが同時に存在し、混合状態である。なお、第2溶剤S3及び第3溶剤S5は、混合溶液S6となる。第2溶剤S3及び第3溶剤S5は、前記の工程S216〜S220と類似する工程により分離、回収してもよく、ここでは再び説明しない。
工程S310では、混合溶液S6がほぼ完全、または完全に第3処理タンク124内から排出されてから、析出した第4ポリマーP4を第3処理タンク124内から取り出し、乾燥器160を用いて乾燥する。乾燥条件は、前記の第2ポリマーP2と類似する条件としてもよく、ここでは再び説明しない。
以上のように、本発明の実施例に係るリサイクル装置、及びこれを用いるリサイクル方法によれば、廃棄光学フィルムにおける複数の層構成の材料をリサイクルでき、且つリサイクル過程において使用された溶剤を回収して再利用することができるため、環境保全の目的が達成される。また、一実施例における光学フィルムは、一般的に5〜14層の材料から複合形成され、水性ポリビニルアルコール接着剤、アクリル系粘着剤または各種の架橋型接着剤が用いられたものであり、その複合方式は、例えば水素結合、ファンデルワールス力、湿潤性、粘着力など、化学的または物理的な結合を含む。また、本発明の実施例に係るリサイクル方法を用いれば、様々な架橋を崩して前記層構成の材料をリサイクルすることができる。
本発明の好ましい実施例を以上に説明したが、これらの実施例は本発明を限定するものではない。本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、当業者は本発明に対して種々の変更や変形を行うことができる。したがって、本発明の保護範囲は、添付される特許請求の範囲によって規定されるべきである。
10 廃棄光学フィルム
10’ 二次廃棄物
11 第1ポリマー層
12 第1接着層
13 第2ポリマー層
14 第2接着層
15 表面処理層
16 第3ポリマー層
100 リサイクル装置
101 第1濾過スクリーン
102 第1処理タンク
103 第2濾過スクリーン
104 第1バルブ
106 第1フィルタ
108 第1ポンプ
109 破砕機構
110 第2バルブ
111 冷却器
112 蒸発器
114 第2処理タンク
115 調整タンク
116 第3バルブ
118 第2フィルタ
120 第2ポンプ
122 第4バルブ
124 第3処理タンク
126 第5バルブ
128 第3フィルタ
130 第3ポンプ
132 第6バルブ
134 蒸留塔
136 凝縮器
138 再沸騰器
140 溶剤タンク
142 第7バルブ
144 第4ポンプ
146 第4フィルタ
148 第8バルブ
150 調整剤タンク
152 第9バルブ
154 第5ポンプ
156 第10バルブ
158 第11バルブ
160 乾燥器
P1’ 重合体コロイド
P2 第2ポリマー
P3’ 三次廃棄物
P4 第4ポリマー
S1 第1溶剤
S2 ヨウ素溶液
S2’ ヨウ素含有コロイド
S3 第2溶剤
S4 第1ポリマー溶液
S5 第3溶剤
S6 混合溶液
S7、S10 pH調整剤
S8 酸液
S9 第2ポリマー溶液
S102、S104、S106、S108、S109、S110、S202、S204、S206、S208、S210、S212、S214、S216、S218、S220、S222、S302、S304、S306、S308 工程

Claims (13)

  1. 光学フィルムのリサイクル方法であって、
    ヨウ素が浸透した第1ポリマーと、第2ポリマーとを含む廃棄光学フィルムを供給する工程と、
    前記第2ポリマーを溶解しない第1溶剤を用いて、前記第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を溶解し、ヨウ素溶液を形成する工程と、
    前記ヨウ素溶液におけるヨウ素の濃度を高める工程と、を含むリサイクル方法。
  2. 前記第1ポリマーは、ポリビニルアルコールであり、
    前記第1溶剤は、水、氷酢酸または水酸化カリウム溶液である、請求項1に記載のリサイクル方法。
  3. 前記第1溶剤を用いて前記第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を溶解する工程において、前記第1ポリマーは、前記第1溶剤を吸収して重合体コロイドになり、前記重合体コロイドは、前記ヨウ素溶液と混合されてヨウ素含有コロイドになり、
    さらに、
    前記第2ポリマーと前記ヨウ素含有コロイドとを分離する工程、及び/又は、
    前記ヨウ素含有コロイドから前記重合体コロイド及び前記ヨウ素溶液を分離し、分離された前記重合体コロイドを乾燥する工程を含む、請求項1に記載のリサイクル方法。
  4. 前記ヨウ素溶液におけるヨウ素の濃度を高める工程の前において、更に、
    前記ヨウ素溶液を冷却する工程と、
    前記ヨウ素溶液のpH値を10から11までの範囲内に調整する工程と、を含む、請求項1に記載のリサイクル方法。
  5. 光学フィルムのリサイクル方法であって、
    第2ポリマーと第3ポリマーとを含む廃棄光学フィルムを供給する工程と、
    前記第3ポリマーを溶解しない第2溶剤を用いて前記第2ポリマーを溶解し、第1ポリマー溶液を形成する工程と、
    前記第1ポリマー溶液と第3溶剤とを混合して前記第2ポリマーを析出させ、析出した前記第2ポリマーと前記第2溶剤と前記第3溶剤との共存下で、前記第2溶剤と前記第3溶剤とを混合溶液とする工程と、
    析出した前記第2ポリマーを乾燥する工程と、を含むリサイクル方法。
  6. 前記第2ポリマーは三酢酸セルロースまたはポリメチルメタクリレートであり、前記第2溶剤は氷酢酸であり、
    及び/又は、
    前記第2溶剤を用いて前記第2ポリマーを溶解する工程において、前記第2ポリマーと前記第2溶剤との比率が1:30である、請求項5に記載のリサイクル方法。
  7. 前記第3ポリマーは、ポリエチレンテレフタレートであり、
    前記第3溶剤は、水、メタノールまたは氷酢酸である、請求項5に記載のリサイクル方法。
  8. 前記第2溶剤を用いて前記第2ポリマーを溶解する工程は、
    前記第2ポリマー及び前記第2溶剤を摂氏80度まで加熱する工程と、
    前記第2ポリマー及び前記第2溶剤を45分間、連続撹拌する工程と、を含む、請求項5に記載のリサイクル方法。
  9. 前記第2ポリマーがほぼ完全に前記第2溶剤中に溶解した後において、更に、
    前記第3ポリマーの付着性を低下させると共に前記第3ポリマーを乾燥し、及び/又は、析出した前記第2ポリマーと前記混合溶液とを分離すると共に、析出した前記第2ポリマーを中和するために該第2ポリマーにpH調整剤を混合する工程と、
    前記pH調整剤を回収する工程と、を含む、請求項5に記載のリサイクル方法。
  10. 前記混合溶液を蒸留することにより、前記第2溶剤と前記第3溶剤とを分離する工程を更に含む、請求項5に記載のリサイクル方法。
  11. 前記第2ポリマーを乾燥する工程の後において、更に、
    乾燥された前記第2ポリマーと前記第2溶剤とを混合して前記第1ポリマー溶液を形成する工程と、
    前記第2ポリマーが反応して第4ポリマーになるように、前記第1ポリマー溶液と酸液とを混合して第2ポリマー溶液を形成する工程と、
    前記第2ポリマー溶液を中和する工程と、
    前記第2ポリマー溶液と前記第3溶剤とを混合して前記第4ポリマーを析出させる工程と含む、請求項5に記載のリサイクル方法。
  12. 光学フィルムのリサイクル装置であって、
    廃棄光学フィルムにおける第2ポリマーを溶解しない第1溶剤を用い、前記廃棄光学フィルムにおける第1ポリマー内に浸透しているヨウ素を溶解してヨウ素溶液を形成するための第1処理タンクと、
    前記ヨウ素溶液におけるヨウ素の濃度を高めるための蒸発器と、を含むリサイクル装置。
  13. 光学フィルムのリサイクル装置であって、
    廃棄光学フィルムにおける第3ポリマーを溶解しない第2溶剤を用いて前記廃棄光学フィルムにおける第2ポリマーを溶解し、第1ポリマー溶液を形成するための第2処理タンクと、
    前記第1ポリマー溶液と第3溶剤とを混合して前記第2ポリマーを析出させ、析出した前記第2ポリマーと前記第2溶剤と前記第3溶剤との共存下で、前記第2溶剤と前記第3溶剤とを混合溶液とするための第3処理タンクと、
    析出した前記第2ポリマーを乾燥するための乾燥器と、を含むリサイクル装置。
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