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JP2018000464A - 情報処理装置、錠剤供給装置、およびその制御方法とプログラム - Google Patents

情報処理装置、錠剤供給装置、およびその制御方法とプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択し忘れる可能性を低減すること。
【解決手段】錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得手段と前記取得手段で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがある場合に、その旨を通知する通知手段を備えることを特徴とする。
【選択図】 図12

Description

情報処理装置、錠剤供給装置、およびその制御方法とプログラムに関し、特に、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択し忘れる可能性を低減可能な仕組みに関する。
従来、調剤業務において、錠剤シート(PTPシートともいう)で提供されている錠剤(薬)の一包化を行うためには、ユーザが錠剤シートから錠剤を1回分の錠剤数ずつ取り出し、分包機へセットする必要があり、作業が煩雑であった。
そのため、錠剤シートから自動で錠剤を取り出し、分包まで行うことができる分包機の開発が行われている。特許文献1には、錠剤取出しユニットにセットされた錠剤シートの錠剤収容部を押圧して錠剤シートから錠剤を取り出し、この取り出された錠剤を自動で分包することができる分包機が開示されている。
特開2012−139317号公報
ところで、上述したような、錠剤シートから自動で錠剤を取り出す分包機では、分包機の錠剤取出しユニットごとに処方内容(当該錠剤取出しユニットにセットされた錠剤シートから取り出す錠剤の数や薬剤名等)の入力を受け付け、処方内容の入力がされている錠剤取出しユニットから錠剤を取り出す動作を行っている。
つまり、処方データの入力を忘れたままユーザが分包を開始する指示を行うと、錠剤取出しユニットからの錠剤取出し動作が実行されない恐れがあった。
そうすると、例えば、分包開始指示を行ってすぐユーザがその場を離れたような場合に、ユーザは、戻ってくるまで分包が開始されていないことに気付くことができず、分包作業に遅れが発生する恐れがあった。
また、2種類の錠剤を同じ服用タイミングで飲む必要がある場合のように、1包に分包すべき錠剤が複数種類ある場合、ユーザは、それぞれの錠剤が封入された錠剤シートを、別々の錠剤取出しユニットにセットすることが考えられるが、その状態で、錠剤シートがセットされた錠剤取出しユニットのうち1つだけ処方データをユーザが入力し忘れた場合、処方データを入力し忘れた錠剤取出しユニット以外からは錠剤取出し動作が実行されるため、1包に分包すべき複数種類の錠剤のうち1種類が欠けた状態で分包されてしまい、分包のやり直しが発生することがあった。
特許文献1には上述した課題に対する対策は開示されていないため、特許文献1に記載の技術を用いたとしても、依然として、上述した分包遅れや、分包のやり直しが発生する恐れがあった。
本発明は、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択し忘れる可能性を低減することを目的とする。
本発明は、錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置と通信可能な情報処理装置であって、前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段と、前記受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示手段と、前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定手段と、前記判定手段により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示手段により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付手段により受け付けるように促すための通知を行なう通知手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、受付手段が、前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付工程と、指示手段が、前記受付工程により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示工程と、取得手段が、前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得工程と、判定手段が、前記取得工程で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付工程により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定工程と、通知手段が、前記判定工程により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示工程により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付工程により受け付けるように促すための通知を行なう通知工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置と通信可能な情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムであって、前記情報処理装置を、前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段と、前記受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示手段と、前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定手段と、前記判定手段により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示手段により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付手段により受け付けるように促すための通知を行なう通知手段として機能させることを特徴とするプログラム。
本発明によれば、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択し忘れる可能性を低減する事が出来る。
包装装置と錠剤供給装置を示す図である。 錠剤供給装置を示す図である。 本発明に係る錠剤供給システムのハードウェアブロック図である。 錠剤取出ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤取出ユニットの内部構造(断面)を示す図である。 錠剤供給ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤供給装置の内部構造を示す図である。 包装ユニットの内部構造を示す図である。 錠剤シートの投入口203を正面から見た図である。 投入口203に錠剤シートがセットしてあるにも関わらず、処方入力がない状態で分包をスタートした場合の処理を示すフローチャートの一例を示す図である。 処方データの一例を示す図である。 処方データ入力画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載した構成の具体的な実施形態の1つである。
以下、図面を用いて、本発明の錠剤供給システム(図1)について説明する。なお、以下の実施例において、分包と包装は同義である。
図1は、供給された錠剤を包装する包装装置5と錠剤を取り出して包装装置5(以下、分包装置とも称する)に供給する錠剤供給装置10(以下、錠剤取出装置とも称する)と、手撒き投入部1401と、散薬投入部103を含む錠剤供給システム(以下、錠剤取出システムとも称する)を示す図である。錠剤供給装置10には、複数の錠剤取出ユニット1が搭載されており、この錠剤取出ユニット1により錠剤シートから錠剤が取り出される。このような錠剤取出ユニット1は、情報処理装置300や包装装置5に設けられたタッチパネル式のディスプレイ361等から分包条件を入力されることで、錠剤の取出動作を行うことができる。
図2(a)は、図1の一部領域を拡大して示す図である。さらに、図2(b)は、錠剤シートを錠剤取出ユニット1に投入するための投入口203の部分を拡大した図である。
錠剤シート51は、プラスチック等からなる錠剤を収容する錠剤収容部510を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤が1錠ずつ錠剤収容部に封入されたものである。錠剤シート51は、一般的にPTPシート(press through pack)と呼ばれている(以下錠剤シートのことをPTPシートとも称する)。このようなPTPシートは錠剤の種類によって、シートの幅や長さ、錠剤の数などが異なっており、様々なものが流通している。
錠剤供給装置10には複数の錠剤取出ユニット1(錠剤取出部)が収納されており、錠剤取出ユニット1により錠剤シート(PTPシート)から錠剤を取り出して、錠剤供給ユニット400の供給経路を経て、包装装置5に供給される。錠剤取出ユニット1は、本発明の錠剤取出装置の適用例である。錠剤取出ユニット1は、幅方向(左右方向)に6つが並べられ、この6つの錠剤取出ユニット1からなる組が上下に3段に配置されている。すなわち、錠剤取出ユニット1は、左右6列、上下3段に配列されている。このように錠剤供給装置10は錠剤取出ユニット1を複数備えているが、錠剤取出ユニット1の数は1でもよい。
また、各錠剤取出ユニット1には、シートガイドの幅を調整するためのオートクローズスイッチ2010が設けられており、投入口203に錠剤シートが1枚投入された状態でオートクローズスイッチ2010が押下されると、錠剤取出ユニットは錠剤シートの横幅にシートガイドの幅を併せるとともに、錠剤シートの横幅を取得することができる。
散薬投入部103は、包装装置5で分包する散薬を投入する部分であり、散薬投入部103に投入された散薬は、投薬1回分ごとに分けられ、これが後述するメインホッパー406に投入することで、1回分ずつに分包される。
手撒き投入部1401は、ユーザによって手撒きされた錠剤が投入されるために設けられ、手撒き投入部1401から投入された錠剤も、包装装置5に供給され分包されることになる。包装装置5は、錠剤供給装置10から供給された錠剤と手撒き投入部1401から供給された錠剤とを1つの分包として包装することもできるし、別々に分包することもできる。
図3は、錠剤供給システムのハードウェア構成の一例についてブロック図を用いて説明する。
ここでは、情報処理装置300のCPU330と、包装装置5のCPU351と、錠剤供給装置10のCPU311とがそれぞれ連携して、包装装置5が制御する各装置(各ユニット)、及び、錠剤供給装置10が制御する各装置(各ユニット)の各種動作を制御している一例を示している。しかし1つのCPUが、錠剤供給システムの全ての各装置を制御する構成でも構わない。また、ここでは錠剤供給装置10にCPUが1つ設けられている状態を図示しているが、錠剤取出ユニット1ごとにCPUを設けてもよいし、錠剤取出ユニット1の段ごとにCPUを設けてもよい。
まず情報処理装置300のハードウェア構成について説明する。情報処理装置300のCPU330は、システムバスに接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御することができる。また、ROM331あるいは外部メモリ336には、CPU330の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM333は、CPU330の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU330は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM333にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、CPU330は、キーボードや不図示のマウス等の入力端末からの入力を制御する。ビデオコントローラ(VC)は、ディスプレイ334等の表示器への表示を制御することもでき、さらに、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ336へのアクセスを制御することもできる。
またI/F320は、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、本実施形態においては包装装置5のI/F350と通信可能に接続されている。
次に、包装装置5のハードウェア構成について説明する。包装装置5のCPU351は、バスに接続されている各デバイスを統括的に制御することができる。ROM352にはCPU351の制御ブログラムや各種制御プログラムが記憶されている。RAM353は、CPU351が動作するためのシステムワークメモリとして機能する。CPU351は、タッチパネル式のディスプレイ361に対して表示制御したり、ディスプレイ361のタッチパネル機能を入力端末362としてユーザから情報の入力を受け付けたり、プリンタ706に印刷指示を出したりすることもできる。さらにCPU351は、包装装置5の散薬投入部103から投入された散薬を1包に包装する際に動作させる散薬分包機構355を制御したり、ユーザから手撒き投入部に手撒きされた錠剤を包装する際に動作させる手撒き投入機構356を制御したりすることができる。そして包装装置5と錠剤供給装置10とは、包装装置5のI/O354と錠剤供給装置10のI/O312とで通信可能に接続されている。
次に、錠剤供給装置10のハードウェア構成について説明する。錠剤供給装置10のCPU311は、バスに接続されている各デバイスを統括的に制御することができる。ROM314にはCPU311の制御ブログラムや各種制御プログラムが記憶されている。RAM313は、CPU311が動作するためのシステムワークメモリとして機能する。CPU311は、さらに錠剤取出機構15における取出動作を制御したり、錠剤シートを搬送する搬送機構16を制御したりすることもできる。
このようなハードウェア構成においては、以下のように錠剤取出を行うように制御することができる。まず包装装置5のCPU351が、錠剤供給装置10のCPU311に対して、錠剤の取出動作命令を送信する。そして、錠剤供給装置10のCPU311が、当該取出動作命令に従って、錠剤取出機構15や搬送機構16を制御して錠剤取出動作を行わせることができる。また、錠剤供給装置10のCPU311は、包装装置5のCPU351に対して、錠剤取出動作の状況を示す動作情報を送信することもできる。
次に、図4を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。図4は、錠剤取出ユニット1の内部構造を示す図である。なお、図4は、錠剤取出ユニット1が2つ並んで配置されている例を示している。
錠剤取出ユニット1は、錠剤収容部510が重力方向に関して上側に来るような状態で複数の錠剤シート51を積層させて投入可能な投入口203(錠剤シート保持部)と、後述する錠剤シート51を搬送する搬送機構16と、後述する搬送機構16により搬送された錠剤シート51が載置される載置台と、載置台上の錠剤シート51の錠剤収容部の側から押圧して錠剤を取り出す押出し機構とを有している。すなわち載置台上が除包位置(取出位置)として用いられる。錠剤シートを投入する投入口203となる領域は、一対の稼働側壁213で位置が決められており、この幅は、投入される錠剤シートに応じて変更することができる。すなわち、投入する錠剤シートに応じて投入口203の幅を規定することができる。このような投入口203には、カバー901が設けられており、このカバーを開けることにより、錠剤シートを投入口203に搭載することが可能となる。錠剤シート51は、錠剤を収容する錠剤収容部510を有するシート本体の下面に、アルミニウム等からなる金属箔などを用いた封止シートを設けることによって錠剤が錠剤収容部に密封されている。さらに錠剤シート51は、シート部上に凸状の錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて2列に並んだ形態である。各列をなす複数の錠剤収容部は錠剤シート51の長さ方向に沿って並んでいる。
なお、錠剤シート51としては、シート部上に錠剤収容部が2列に並んだ形態のものに限らず、錠剤収容部が錠剤シート51の長さ方向に1列に並んだ形態や、錠剤収容部が幅方向に間隔をおいて3列以上の複数列に並んだ形態も可能である。
ここで、錠剤取出ユニットは、本発明の錠剤取出し手段の適用例であり、錠剤シートの錠剤収容部から錠剤を取り出す動作を行う。
ここで、図5を用いて、錠剤取出ユニット1の内部構造について説明する。図5は、錠剤取出ユニット1の内部構造(断面)を示す図であり、錠剤取出ユニット1を右側面から見た図である。具体的には投入口203にセットされた錠剤シートを、錠剤の除包位置(錠剤の取出位置)まで搬送を行った際の図である。
錠剤取出ユニット1は、錠剤シートが載置される載置台18を備えている。39は、下部ローラである。下部ローラ39は、進行方向に沿って互いに間隔をおいて複数設けられている。
また、下部ローラ39は、駆動源(不図示)により回転駆動可能であり、錠剤シート部の重力方向に関して下面側に当接して錠剤シート51に進行方法への力を加えることができる。
24は、導入シュートである。導入シュート24は、載置台の下面側に設けられており、錠剤シート51から取り出された錠剤を、後述する錠剤導入路601に導くものである。すなわち、導入シュート24は、載置台の下面側に排出口を有しており、錠剤シート51から取り出された錠剤はその排出口を通り、後述する錠剤導入路601に落ちていく。なお、この導入シュート24は、錠剤取出ホッパーとも言う。
錠剤取出ユニット1は、載置台18上に錠剤シート51を搭載した状態で、押出し機構で錠剤を押し出すことで錠剤の取出動作を行う。また、錠剤取出ユニット1は、載置台18上の錠剤シート51の錠剤収容部を押圧する速度を変更させる変更機構をさらに有している。
そして錠剤取出ユニットの所定の動作で錠剤が取り出せなかった場合には、押出し機構の押出し速度を通常の速度より高速に変更して錠剤収容部の押圧を行い、取出動作の継続(リトライ)を行う。またリトライの際には、錠剤収容部の押圧を再度行う前に1度目の載置台18上の押圧位置から所定の距離だけ搬送手段で錠剤シート51を搬送させ、この状態で押出し機構を用いて錠剤収容部を押圧する。このような状態でリトライ動作を行うことにより、1度の取出動作で錠剤が取り出されなかったとしても、確実に錠剤を取り出すことができる。
次に、押出し機構の詳細について説明する。押出し機構は、錠剤収容部の中央付近を押圧する内側押圧体83と、内側押圧体83を取り囲むように設けられ、中央付近よりも外側の部分を押圧する外側押圧体84とを含んで設けられている。この内側押圧体83と外側押圧体84とが独立して動作することでPTPシートの錠剤収容部を押圧し、PTPシートから錠剤を取り出す。具体的には押出し機構は、内側押圧体83よりも先に外側押圧体84により錠剤収容部を押圧する。
内側押圧体83の先端は、錠剤取出ユニットに搭載されることが想定されるほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が狭くなるように設けられている。そのため、内側押圧体83を、錠剤を取り出すために下降させると、錠剤シートの錠剤収容部の面よりも重力方向に関して下側に至るまで先端が到達し、錠剤シート51の金属箔に開いた穴から先端が下側に突き出ることになる。
一方、外側押圧体84の先端は、錠剤取出ユニットに搭載されることが想定されるほとんどの錠剤シート51の錠剤収容部よりも面積が広いので、錠剤を取り出すために下降させても、錠剤シート51の金属箔に開いた穴から先端が突き出ることはない。すなわち、外側押圧体84を用いて最初に錠剤シート51の錠剤収容部を押し潰し、その後内側押圧体83で錠剤を確実に押し出すというように用いられる。
また、押出し機構は、外側押圧体84を昇降させる第1昇降機構と、内側押圧体83を昇降させる第2昇降機構も有しており、これらを動作させることにより、押圧体で錠剤を押し出すことができる。
第1昇降機構は、外側押圧体84が取り付けられた第1昇降体93と、回転駆動して第1昇降体93を昇降させるカム94と、第1昇降体93を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第1昇降体93は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に外側押圧体84が取り付けられている。カム94は、外側押圧体84の昇降動作を考慮して設計された形状の板状体であり、駆動機構によって回転駆動する軸部に固定されている。
カム94は、第1昇降体93の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第1昇降体93を押圧することによって高さ位置を調整し、これによって外側押圧体84の高さ位置を調整する(外側押圧体84の昇降動作を行う)ことができる。第1昇降機構は、カムの回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、外側押圧体84の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
第2昇降機構は、内側押圧体83が取り付けられた第2昇降体98と、回転駆動して第2昇降体98を昇降させるカム99と、第2昇降体98を上昇方向に付勢する付勢部材(ばね)とを備えている。
第2昇降体98は、前後方向にわたって延在する柱状体であり、前端部に内側押圧体83が取り付けられている。カム99は、第2昇降体98の上面側に設けられ、軸部の回転に伴って回転駆動し、第2昇降体98を押圧して高さ位置を調整し、これによって内側押圧体83の高さ位置を調整する(内側押圧体83の昇降動作を行う)ことができる。第2昇降機構は、カム99の回転動作のタイミング、カムの形状、軸部に対するカムの固定位置などの設定によって、内側押圧体83の昇降動作のタイミングや変位量を任意に設定できる。
このため、カム94とカム99は、それぞれ第1昇降体と第2昇降体に対して互いに独立に動作可能であり、内側押圧体83と外側押圧体84は、互いに独立に昇降動作させることができる。
押出し機構における2つのカムの回転動作のタイミング等は、錠剤位置検出機構の検出部からの信号に基づいて定めることができる。具体的には、検出された錠剤収容部の位置に合わせて内側押圧体83と外側押圧体84を動作させることができる。
錠剤取出ユニット1は、PTPシートの錠剤収容部の押圧をする前に、押圧される錠剤収容部の長さや押圧される錠剤収容部の位置を検知することができる検出機構17をさらに有している。そして錠剤供給装置は、検出した錠剤収容部の長さや錠剤収容部の位置に応じて押圧に最適な搬送方向に関する位置を算出し、当該位置とするために必要な搬送距離を算出することもできる。つまり搬送機構16(下部ローラ39、上部ローラ)は、搬送距離により載置台18上の錠剤収容部が押圧するために必要な最適位置に錠剤シートを搬送することができる。
図6は、錠剤供給装置10の内部構造を示す図である。
401は、第1集積ホッパーである。第1集積ホッパー401は、錠剤取出ユニット1により、PTPシートから取り出された錠剤が導入シュート24を落下して通り、そして、導入シュート24から後述する錠剤導入路601を通り、該錠剤が集積される部である。すなわち、錠剤導入路601は、第1集積ホッパー401と直接、導通している。
402は、第2集積ホッパーである。第2集積ホッパー402は、第1集積ホッパー401で集積された錠剤をさらに集積する。すなわち、第2集積ホッパー402は、第1集積ホッパー401と導通している。そのため、第1集積ホッパー401に落ちてきた錠剤50は、第2集積ホッパー402に落ちて集積される。
404は、第1の送り出し機構である。第1の送り出し機構404は、第2集積ホッパーに集積された錠剤50を第3の集積ホッパーに移動させる。403は、第3集積ホッパーである。第3集積ホッパー403は、第1の送り出し機構404により送り出(移動)された錠剤を集積する。405は、第2の送り出し機構である。第2の送り出し機構405は、第3集積ホッパーに集積された錠剤をメインホッパー406に移動させる。
406は、メインホッパーである。メインホッパー406は、第2の送り出し機構405により送り出(移動)された錠剤(1回分)を集積し、包装シート(分包紙)の中に集積した錠剤を投入する。
次に、図7を用いて、錠剤供給装置10の内部構造について説明する。図6は、錠剤供給装置10を背面側(裏側)から見た図である。
検知機構204は、光学センサ(ビームセンサ)等で設けられた、落下物を検知することができる。除包された錠剤が導入シュート24内を落下する際、錠剤がセンサ上を通過し光の一部を遮光することになる。このビームセンサの光の一部が遮光され、光量が変化した状態をON状態とし、遮光されておらず光量が変化しない状態をOFF状態とする。このON/OFF状態を用いて落下物の有無の判定を行うことができる。さらに光学センサ204と錠剤の通過をカウントする落下錠剤カウンタが設けられており、錠剤落下カウンタと検知機構204により、押圧により錠剤収容部から錠剤が取り出されたか否かを判定することができる。
そして取出動作を行っても錠剤の通過が検知されない場合(錠剤落下カウンタがカウントアップされない場合)には、押出し機構による錠剤収容部の押圧動作を継続(リトライ)させる。これにより、確実に錠剤の取り出しを行うことができる。一方、取出動作後に錠剤の通過が検知されない場合には、取出動作後に押出し機構による錠剤収容部の押圧動作を継続(リトライ)しない。錠剤導入路601は、導入シュート24と導通しており、錠剤シートから取り出され落下した錠剤を導入シュート24から第1集積ホッパーに中継するためのものである。
次に、図8を用いて、包装ユニット501の内部構造について説明する。図8は、包装ユニット501の内部構造を示す図である。
包装ユニット501は、包装装置5内のユニットである。502は、包装シートが連なるロール紙(分包紙がロール状になっている紙)を包装機構に送り出すロール紙送出機構である。503は、メインホッパー406内に集積された錠剤(1回分の錠剤)が包装シートの中に投入され、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する(包装機構)。そして504では、メインホッパー406内に集積された錠剤が包装シートの中に投入され、当該包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する(包装機構)。すなわち、包装機構503と、包装機構504とで、包装シートを加熱し溶着することにより、包装シートの中に投入された錠剤を、包装シートの中に封入する。
505は、連なるロール紙を1包毎の包装シートに分断するための分断用ミシン目を包装シートに形成する分断機構である。506はプリンタであり、包装シートに、日付、患者データ、エラー情報を印字することができる(印字機構)。
このような図8に示す包装ユニットにより、投薬1回分の錠剤または散薬を包装シートに分包することができる。なお包装シートとしては、表面に熱溶着可能な樹脂材をコーティングした紙のみならず、中身を視認することができる透明なフィルム材を用いることもできる。
図9は、錠剤シートの投入口203を正面から見た図である。
図9の901は、シート幅検出センサであり稼働側壁213に取り付けられたセンサであり、錠剤シート幅に稼働側壁213を合わせる際に錠剤シート側面と稼働側壁213が接触したことを検知するセンサである(接触を検知した場合、シート幅検出センサ901がONとなる)。
次に図10を用いて錠剤取出しユニット1(より具体的には投入口203)に錠剤シートがセットされているか判別し、錠剤シートがセットしてあるにも関わらず、当該錠剤取出しユニット1に対する処方入力がなくスタートした場合に、通知する流れについて説明する。
図10に示す各ステップに示す処理・動作は、情報処理装置300のCPU(制御部)が実行指示することによって行われる。
なお、図10に示す各ステップに示す処理・動作は包装装置5のCPU(制御部)や錠剤供給装置10のCPU(制御部)が各装置の動作を制御することにより実現されてもよい。
ステップS1001では、情報処理装置300は、シート幅検出センサ901の状態(ONかOFFか)を取得し、左右いずれかのシート幅検出センサ901がONになっていた場合シートがセットされている状態とする。ステップS1001は、複数の錠剤取出しユニット1のうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニット1を特定可能な情報を取得する取得手段の適用例である。
なお、ステップS1001では、シート幅検出センサ901により、錠剤取出しユニット1に錠剤シートがセットされたかを検出するとしたが、他の実施例として、投入口203の底面に錠剤シートを検出するためのセンサを設け、当該センサにより錠剤シートが錠剤取出しユニット1にセットされていることを検出しても良い。
次に、ステップS1002では、情報処理装置300は、ステップS1001で取得したシート幅検出センサ901の状態に関する情報に従って、錠剤シートが錠剤取出しユニット1にセットされている状態か否かを判断し、錠剤シートが錠剤取出しユニット1にセットされている場合(ステップS1002:YES)、ステップS1003へ移行する。そうでない場合(ステップS1002:NO)、ステップS1001にもどり、錠剤シートの投入口203の状態取得に移行する。
そして、ステップS1003では、情報処理装置300は、情報処理装置300のディスプレイ334に表示される処方データ入力画面(図12)の処方入力タブ1205の選択をユーザから受け付けることにより表示される不図示の処方入力画面を介してユーザから処方データの入力を受け付け、入力を受け付けた処方データを取得する。
なお、本実施例では、処方データは処方データ入力画面を介してユーザから入力されるとしたが他の実施例として、レセプトコンピュータから情報処理装置300に適宜送信されてくるとしても良い。その場合、受信した処方データの中からこれから分包する処方データの選択を受け付けた後に、後述するステップS1004において、錠剤取出しユニット選択画面で、ユーザから処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取り出しユニット1の選択を受け付ける。
ステップS1004において、処方データ入力画面(図12)のユニット選択タブ1206の選択をユーザから受け付けることにより表示される錠剤取出しユニット選択画面で、ユーザから処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取り出しユニット1の選択や、分包開始指示(スタートボタン1201の押下)を受け付ける。
ステップS1004は、本発明における、複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段の適用例である。
また、ステップS1004でスタートボタン1201の押下を受け付ける操作は、錠剤取出しユニットによる錠剤シートからの錠剤取出し動作の実行指示受付手段の適用例である。
次に、図12を用いて、処方データ入力画面について説明する。
図12は、情報処理装置300のディスプレイ334に表示される処方入力画面の一例を示す図である。本実施例では、情報処理装置のディスプレイ334に処方入力画面が表示される場合を例に挙げるが包装装置5のディスプレイ361等に表示させてもよい。
スタートボタン1201は、当該スタートボタン1201がユーザにより押下されることにより、錠剤供給装置10に分包を開始するように指示する。
ユニット一覧1207には、情報処理装置300と接続する錠剤供給装置10が備える錠剤取出しユニット1のそれぞれに対応する枠が表示される。ユニット一覧1207の中から、今回錠剤を取り出す錠剤取出しユニット1の処方内容(当該錠剤取出しユニットにセットされた錠剤シートから取り出す錠剤の数や錠剤名等)の入力をユーザから受け付けると、情報処理装置300は、処方内容の入力がされている錠剤取出しユニット1から錠剤を取り出す動作を行なうように錠剤供給装置10に指示する。
なお、ユニット一覧1207の中から、今回錠剤を取り出す錠剤取出しユニット1の処方内容(当該錠剤取出しユニットにセットされた錠剤シートから取り出す錠剤の数や錠剤名等)の入力をユーザから受け付けると、当該錠剤取出しユニット1のユニットNoが、図11の処方データ中の当該錠剤取出しユニット1にセットされている錠剤の錠剤名1107と紐付けて登録される。
錠剤取出しユニット1204は、ステップS1002の処理の結果、情報処理装置300により錠剤シートがセットされていると判断された錠剤取出しユニット1を示しており、錠剤取出しユニット1204は、ステップS1002の処理の結果、錠剤シートがセットされていないと判定された錠剤取出しユニット1とは識別可能に表示される。
本実施例の場合、錠剤取出しユニット1のNo.1、No.2、No.3に錠剤シートがセットされているので、No.1〜No.3の錠剤取出しユニット1(錠剤取出しユニット1204)はNo.1〜No.3以外の錠剤取出しユニット1と区別されて表示されている。
スキップボタン1202は、錠剤取出しユニット1204の中から、今回の分包では錠剤を取り出さない錠剤取出しユニットの選択を、ユーザから受け付けた後に、当該スキップボタン1202がユーザにより押下されることで、当該錠剤取出しユニットを後述する通知1203の通知の対象から除外するためのボタンである。
通知1203には、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニット1204であって、処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとしてユーザが選択していない錠剤取出しユニットがある状態で、スタートボタン1201がユーザにより押下された場合に、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択するようにユーザに促すための通知が、後述するステップS1009において表示される。
処方入力タブ1205の選択を受け付けると不図示の処方入力画面が表示される。表示された処方入力画面を介して、ユーザからの処方データ入力を受け付ける。
ユニット選択タブ1206の選択を受け付けると表示される錠剤取出しユニットの選択画面を介してユーザからの処方データ編集を受け付ける。
なお、本実施形態では、スタートボタン1201がユーザにより押下されたときに、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニット1(後述する錠剤取出しユニット1204)のうちのいずれかが、処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択されていない場合に通知1203を実行することで、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを、処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとしてユーザが選択し忘れることを防ぐが、ここで、ユーザが選択し忘れることを防止する方法について、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニット1(後述する錠剤取出しユニット1204)のうちのいずれかが、処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択されていない場合には、当該錠剤取出しユニット1が選択されるまで、スタートボタン1201を、グレーアウトされてユーザが押せないようにする。
スタートボタン1201をグレーアウトすることにより、第2の実施形態では、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを、処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとしてユーザが選択し忘れることを防ぐことができる。
更に、第2の実施形態では、スキップボタン1202は、後述する錠剤取出しユニット1204の中から、今回の分包では錠剤を取り出さない錠剤取出しユニットの選択を、ユーザから受け付けた後に、当該スキップボタン1202がユーザにより押下されることで、当該錠剤取出しユニットが処方データに含まれる錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択されていなくともスタートボタン1201のグレーアウトが解除される。
以上で図12の説明を終了する。
ステップS1003で、図12の処方データ入力画面を介してユーザにより入力される処方データとは、例えば、図11に示す処方データである。
ここで、図11に処方データについて説明する。
図11に示す処方データは、情報処理装置300の外部メモリ336で管理される。
図11に示す処方データ入力画面の処方データ1101は、ユーザ(患者)Aの処方データの一例である。
図11に示す処方データ1101は、順番1102、ユニットNo.1103、服用パターン1104、全分包数1105、全錠剤数1106、錠剤名1107の項目から構成されている。
順番1102は、分包の動作処理を行う順番(優先順位)を示しており、値が小さい方が、値が大きい方よりも優先して実行される。なお、処方データは複数設定することができる。
また、図11の1103は、ユニットNo.(錠剤取出ユニット1を識別する番号)である。
また、図11の1104は、服用パターンである。図11の処方データ1101に含まれる「A錠剤」の例では、朝昼夕2錠ずつ服用することを表す。
図11の1105は、分包される数(全分包数)である。
図11の1106は、分包される錠剤の全ての数(全錠剤数)である。
図11のA錠剤の例では、朝昼夕2錠ずつ9包分錠剤を取出す為、取出す全錠剤数は18錠となる。
図11の1107は、錠剤名であり、錠剤や薬剤を含む薬品の名称や、当該薬品の錠剤シート(PTPシート)の名称が登録される。
すなわち、図11の処方データ1101は、ユニットNo.が1の錠剤取出ユニット1により、錠剤Aが錠剤収容部に収容されている錠剤シートから、1104、1105、1106に示される数だけ、錠剤を取り出す必要があることを示している。
より具体的には、包装装置5が、朝、昼、夕のそれぞれの1包に2錠を分包し、合計9包(3日分)を分包するために、ユニットNo.が1の錠剤取出ユニット1が、錠剤Aが錠剤収容部に収容されている錠剤シートから、18錠の錠剤を取り出すことを示している。
そして、情報処理装置300は、処方データ入力画面を介して、ユーザにより不図示の登録ボタンが押下されると、入力された処方データ1101を情報処理装置300の外部メモリ336に登録する。情報処理装置300は、以降、この外部メモリ336に登録された処方データを取得することで(本発明の処方データ取得手段の適用例)、包装装置5に対して分包開始指示を行ったり、処方データの編集をユーザから受け付けたりする。
以上で図11の説明を終了する。
ステップS1005では、情報処理装置300は、ディスプレイ334に表示される図12の処方データ入力画面のスタートボタン1201を押下されたか否かを判断し、押下された場合(ステップS1005:YES)、ステップS1006へ移行し、押下されていない場合(ステップS1005:NO)、ステップS1004へ移行する。
ステップS1006において、情報処理装置300は、ステップS1002で錠剤シートがセットされていると判断された錠剤取出しユニット1全てについて、情報処理装置300のディスプレイ334に表示される図12の処方データ入力画面を介して、錠剤を取り出す錠剤取出しユニット1として選択を受け付けたか否かを判定する。
より具体的には、図12のユニット一覧1207の中から、テップS1002で錠剤シートがセットされていると判断された錠剤取出しユニット1全てについて、処方内容(当該錠剤取出しユニットにセットされた錠剤シートから取り出す錠剤の数や薬剤名等)の入力をユーザから受け付けたかを、処方データ(図11)の1103のユニットNo.(錠剤取出しユニット1を識別する番号)に、値が設定されているかで判定する。
ステップS1006は、ステップS1001で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定手段の適用例である。
ステップS1002で錠剤シートがセットされていると判断された錠剤取出しユニット1(錠剤取出しユニット1204)全てについて、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択を受け付けている場合に、(ステップS1006:YES)、情報処理装置300は、ステップS1010へ移行し、ステップS1002で錠剤シートがセットされていると判断された錠剤取出しユニット1(錠剤取出しユニット1204)のいずれかが、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択を受け付けていない場合に(ステップS1006:NO)、ステップS1007へ処理を移行する(本発明における第一の制御手段の適用例)。
ステップS1007では、情報処理装置300は、通知設定取得をする。具体的には、処方データ入力画面(図12)にて、スキップボタン1202が押下されることによって、通知1203の通知の対象から除外する指示をユーザから受け付けている錠剤取出しユニット1204の情報を取得する。(本発明におけるユニット選択受付手段の適用例)。
ステップS1008では、情報処理装置300は、ステップS1006で、錠剤シートがセットされているが錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択を受け付けていない錠剤取出しユニット1204と判断された錠剤取出しユニット1204の情報が、ステップS1007で取得した、通知1203の通知の対象から除外する指示をユーザから受け付けている錠剤取出しユニット1204の情報と一致するかを判定し、一致する場合には、(ステップS1008:YES)、ステップS1010へ移行し、一致しない場合(ステップS1008:NO)、ステップS1009へ処理に移行する(本発明における第二の制御手段の適用例)。
ステップS1009において、情報処理装置300は、図12の処方データ入力画面において、通知1203に示す通知を行い(ステップS1009は、本発明の通知手段の適用例である)、ステップS1004の処方データ編集受付へ移行する。なお、本実施形態では、通知1203により通知を行なうとしたが、他の実施形態として、錠剤取出しユニット1ごとにLEDを取り付け、錠剤シートがセットされているが錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択を受け付けていない錠剤取出しユニット1204(錠剤取出しユニット1)に取り付けられているLEDを点灯や点滅させることで通知しても良い。
なお、ステップS1009の通知後、ステップS1004において、図12の処方データ入力画面上で、錠剤シートがセットされているが錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択を受け付けていない錠剤取出しユニット1204に対するスキップボタン1202の選択を受け付けることもできる。
ステップS1010では、情報処理装置300は、ステップ1004の受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示手段の適用例である。
そして、ステップS1010では、情報処理装置300は、包装装置5および錠剤供給装置10に分包開始を指示する。
以上が本実施例の説明である。
なお、本実施例では、ステップS1006でNOの場合、ステップS1007へ移行するとしたが第2の実施例として、ステップS1006でNOの場合、図10のステップS1009以降の処理を実行してもよい。
また、本実施例では、ステップS1005でスタートボタン1201がユーザにより押下されたと判定されて初めて、ステップS1006の処理を実行するとしたが、他の実施形態として、ステップS1001の処理を実行するとすぐに、ステップS1006の処理を実行するとしても良い。
以上、本発明によると、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットとして選択し忘れる可能性を低減する事が出来る。
上述した本発明の実施形態を構成する各手段及び各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。装置が読み取り実行可能なこのプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一又は複数の機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
5 包装装置
10 錠剤供給装置
300 情報処理装置

Claims (10)

  1. 錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示手段と、
    前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示手段により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付手段により受け付けるように促すための通知を行なう通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記錠剤取出しユニットによる錠剤シートからの錠剤取出し動作の実行指示を受け付ける実行指示受付手段を更に備え、
    前記指示手段は、前記実行指示受付手段により、錠剤シートからの錠剤取出し動作の実行指示を受け付けることによって、前記錠剤取出しユニットから錠剤を取り出すように指示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段により、前記受付手段で選択を受け付けていない前記錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記実行指示受付手段による前記実行指示を受け付けないように制御する第一の制御手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知手段は、更に、前記取得手段で取得した情報により特定される、錠剤シートがセットされている前記錠剤取出しユニットが、識別可能となるように通知することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 錠剤シートがセットされているが錠剤を取り出さない錠剤取出しユニットの選択を受け付けるユニット選択受付手段と、
    前記判定手段により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合であって、当該錠剤取出しユニットが、前記ユニット選択受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットである場合に、前記通知手段による通知を行わないように制御する第二の制御手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    受付手段が、前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付工程と、
    指示手段が、前記受付工程により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示工程と、
    取得手段が、前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得工程と、
    判定手段が、前記取得工程で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付工程により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定工程と、
    通知手段が、前記判定工程により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示工程により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付工程により受け付けるように促すための通知を行なう通知工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  7. 錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置と通信可能な情報処理装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示手段と、
    前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示手段により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付手段により受け付けるように促すための通知を行なう通知手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  8. 錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置であって、
    前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示手段と、
    前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示手段により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付手段により受け付けるように促すための通知を行なう通知手段と、
    を備えることを特徴とする錠剤供給装置。
  9. 錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置の制御方法であって、
    受付手段が、前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付工程と、
    指示手段が、前記受付工程により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示工程と、
    取得手段が、前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得工程と、
    判定手段が、前記取得工程で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付工程により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定工程と、
    通知手段が、前記判定工程により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示工程により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付工程により受け付けるように促すための通知を行なう通知工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  10. 錠剤シートから錠剤を取り出す複数の錠剤取出しユニットを備える錠剤供給装置で読み取り実行可能なプログラムであって、
    前記錠剤供給装置を、
    前記複数の錠剤取出しユニットの中から、錠剤を取り出す錠剤取出しユニットの選択を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により選択を受け付けた錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示する指示手段と、
    前記複数の錠剤取出しユニットのうち、錠剤シートがセットされている錠剤取出しユニットを特定可能な情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段で取得した情報により特定される錠剤取出しユニットのうち、前記受付手段により選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、選択を受け付けていない錠剤取出しユニットがあると判定された場合に、前記指示手段により前記錠剤取出しユニットによる錠剤取出し動作を実行するように指示することなく、選択を受け付けていないと判定された前記錠剤取出しユニットの選択を、前記受付手段により受け付けるように促すための通知を行なう通知手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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