JP2018092399A - 媒体処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者に媒体を再投入させる機会を大幅に削減できるようにする。【解決手段】小切手処理装置1の制御部3は、スキャナ部17において小切手CKを異常と判断した場合、ループ搬送処理を行わせる。小切手処理装置1は、このループ搬送処理において、小切手CKを下バンドル搬送路W28経由で第1バンドル搬送路W11へ搬送してから進行方向を反転させ、再びアライナ搬送路W15等を経由してスキャナ部17へ搬送させる。これにより小切手処理装置1は、小切手CKが受入口10Aにおいて表裏を反対に向けて投入された場合であっても、その表裏を反転させた状態で再びスキャナ部17に到達させることができるので、該小切手CKからMICR文字を正しく読み取ることにより正常と判断した上で、他の正常な小切手CKと同様に処理を継続することができる。【選択図】図1
Description
本発明は媒体処理装置に関し、例えば小切手等の媒体による入金処理を行う小切手処理装置に適用して好適なものである。
従来、小切手処理装置においては、金融機関等において顧客との間で媒体としての小切手による入金取引を行うものが普及している。一般に、小切手における所定の箇所、例えば下端から所定距離だけ上側の箇所には、MICR(Magnetic Ink Character Recognition)方式に準拠した、磁気インクを用いた特殊なフォントで表された文字(以下これをMICR文字と呼ぶ)により、該小切手に関する情報が印刷されている。
このため小切手処理装置には、磁気読取装置が組み込まれており、入金処理において、この磁気読取装置内の磁気ヘッドにより小切手からMICR文字を読み取るようになっている。しかしながら、この磁気ヘッドは、コスト等の観点から大型に構成することが難しいため、比較的小型に構成されている。
そこで小切手処理装置では、小切手の上辺及び下辺を進行方向に沿わせて所定の搬送路に沿って搬送するものとし、該小切手の搬送経路上に設けた幅寄せ部により該小切手の下端を所定の基準面に当接させる幅寄せ処理を行うことが考えられる。このような小切手処理装置では、小切手が幅寄せ部によりその下端を基準面(例えば右側面)に幅寄せした状態で磁気読取装置へ引き渡されるため、該基準面に合わせて配置された磁気ヘッドにより、MICR文字を良好に読み取ることが可能となる。
ところで、上述した小切手処理装置では、例えば利用者により誤って表裏を反対に向けた状態で小切手が投入された場合、この小切手からMICR文字を正しく読み取ることができない。この場合、小切手処理装置では、この小切手を搬送路に沿って逆向きに搬送し、投入口から利用者に返却すると共に、所定のメッセージを所定の表示部に表示するなどして、正常な向きでの再投入を促す。
ここで小切手処理装置は、利用者により小切手の紙面が反転されて再投入された場合、この小切手からMICR文字を正常に読み取ることができ、入金取引を正常に完了することができる。しかしながら小切手処理装置は、このように小切手の紙面が反対向きの状態で投入された場合、利用者に対し小切手の表裏を反転させ再投入させるといった煩わしい作業を強いてしまう、という問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、利用者に媒体を再投入させる機会を大幅に削減できる媒体処理装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の媒体処理装置においては、利用者から紙葉状の媒体を受け入れる受入部と、受入部により受け入れた媒体を第1搬送路に沿って搬送する第1搬送部と、第1搬送路における受入部と反対側に接続され、媒体の搬送路を切り替える第1切替部と、第1切替部に接続され、第1搬送路により搬送された媒体を第2搬送路に沿って搬送する第2搬送部と、第2搬送路に接続され、媒体を搬送する読取搬送路に沿って搬送すると共に該媒体を読み取る読取部と、読取搬送路における第2搬送路と反対側に接続され、媒体の搬送路を切り替える第2切替部と、第2切替部に接続され、収納搬送路に沿って搬送された媒体を収納する収納部と、読取搬送路上に配置され、収納部から繰り出された媒体に印刷する印刷部と、第2切替部及び第1切替部にそれぞれ接続され、第3搬送路に沿って媒体を搬送する第3搬送部とを設け、第1切替部は、第1搬送路及び第2搬送路を接続した状態と、第1搬送路及び第3搬送路を接続した状態とを切り替えるようにした。
本発明は、第1切替部において第1搬送路及び第2搬送路を接続すると共に、第2切替部により読取搬送路及び収納搬送路を接続した受入収納搬送経路を形成した場合、媒体を受入部から第1切替部、第2搬送路、読取搬送路、第2切替部及び収納搬送路を順次介して収納部へ搬送し、収納部に収納できる。
その一方で本発明は、第2切替部により読取搬送路及び第3搬送路を接続した場合、媒体を読取搬送路から第2切替部を経て第3搬送路へ搬送でき、さらに第1切替部において第1搬送路及び第3搬送路を接続した状態に切り替えることにより、この媒体を第1搬送路へ戻すことができる。これにより本発明では、受入部により受け入れた直後と比較して、媒体の紙面を反転させることができ、再び受入収納搬送経路を形成して搬送することにより、紙面が反転した状態の媒体を収納部に収納することができる。
本発明によれば、利用者に媒体を再投入させる機会を大幅に削減できる媒体処理装置を実現できる。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.小切手処理装置の構成]
図1に模式的な左側面図を示すように、第1の実施の形態による小切手処理装置1は、例えば金融機関等に設置される自動取引装置(図示せず)の内部に組み込まれており、利用者(すなわち金融機関の顧客)との間で小切手の入金取引に関する処理を行う。媒体処理装置としての小切手処理装置1は、全体として直方体状に形成されたフレーム2の内部に、媒体としての小切手に関する種々の処理を行う複数の処理ユニットが組み込まれた構成となっている。
[1−1.小切手処理装置の構成]
図1に模式的な左側面図を示すように、第1の実施の形態による小切手処理装置1は、例えば金融機関等に設置される自動取引装置(図示せず)の内部に組み込まれており、利用者(すなわち金融機関の顧客)との間で小切手の入金取引に関する処理を行う。媒体処理装置としての小切手処理装置1は、全体として直方体状に形成されたフレーム2の内部に、媒体としての小切手に関する種々の処理を行う複数の処理ユニットが組み込まれた構成となっている。
以下では、小切手処理装置1のうち顧客が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した顧客から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
自動取引装置(図示せず)には、全体を統括的に制御する統括制御部や、利用者に向けて種々の情報を表示する表示部(図示せず)、或いは該利用者の操作指示を受け付けて統括制御部に通知する操作部(図示せず)等が設けられている。
小切手処理装置1は、切替制御部としての制御部3により、自動取引装置の統括制御部(図示せず)と連携しながら、全体を制御するようになっている。この制御部3は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、図示しないROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ等から所定のプログラムを読み出して実行することにより、入金取引に関する種々の処理を行う。また制御部3は、内部にRAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部を有しており、この記憶部に各種プログラムや入金取引に関する種々の情報を記憶させている。
フレーム2の上部における前側約半分の部分には、利用者から小切手CKを受け入れて搬送するバンドル部10が配置されている。バンドル部10の前端には、開閉可能なシャッタ10Sが設けられている。シャッタ10Sの後側には、前側から後側へ向けて、第1束搬送部11、バンドル切替部12及び第2束搬送部13及び分離部14が順次配置されている。また以下では、バンドル部10の前端において利用者から小切手CKを受け入れる部分を受入口10Aとも呼ぶ。
制御部3は、上述した操作部(図示せず)を介して利用者から入金取引の開始を指示する操作を受け付けると、バンドル部10に対しシャッタ10Sを開放させるよう制御する。これに応じてバンドル部10は、利用者に対し1枚の小切手CK又は束状に集積された小切手CK(以下これを束小切手CKB又は束媒体とも呼ぶ)を受入口10Aから内部に挿入させ、その後シャッタ10Sを閉塞する。
因みに小切手CKは、長方形の紙により構成され、その表面に金額等の情報が表示されている。バンドル部10では、小切手CK又は束小切手CKBが、その長辺を前後に沿わせ、短辺を左右方向に沿わせて、その紙面を上下方向に向けた姿勢で、利用者により受入口10Aに挿入される。またバンドル部10における受入口10Aの近傍には、利用者に対し、金額等が記載された表面を上に向けた姿勢で投入するよう、説明が表示されている。さらに小切手処理装置1では、大きさの異なる様々な種類の小切手を取り扱うことが想定されている。
第1束搬送部11は、前後方向に離れた複数箇所に配置された複数のプーリの周囲にベルトを張架したベルト搬送機構を上下に2組配置しており、プーリを適宜回転させてそれぞれのベルトを走行させるようになっている。また第1束搬送部11は、下側のベルト搬送機構を上下方向へ移動させ得るようになっている。
この第1束搬送部11は、予め下側のベルト搬送機構を引き下げておき、受入口10Aから束小切手CKBが挿入されると、下側のベルト搬送機構を上方へ引き上げ、上下のベルト搬送機構によって束小切手CKBを挟持した状態とする。続いて第1束搬送部11は、各プーリを適宜回転させることにより、上側のベルトにおける下面及び下側のベルトにおける上面を何れも後方へ進行させ、これにより束小切手CKBを後方へ搬送する。説明の都合上、以下では、第1束搬送部11により束小切手CKBを搬送する経路を第1バンドル搬送路W11と呼ぶ。
第2束搬送部13は、第1束搬送部11と同様に構成されており、上下にそれぞれ配置されたベルト搬送機構により束小切手CKBを挟持して後方へ搬送する。説明の都合上、以下では、第2束搬送部13により束小切手CKBを搬送する経路を第2バンドル搬送路W13と呼ぶ。この第2束搬送部13は、第1束搬送部11から独立して、束小切手CKBの搬送や下側のベルト搬送機構における上下方向への変位を行い得るようになっている。
バンドル切替部12は、制御部3の制御に基づいて束小切手CKBの搬送経路を切り替えることにより、前側の第1バンドル搬送路W11及び後側の第2バンドル搬送路W13を接続し、或いは前側の第1バンドル搬送路W11及び下側の下バンドル搬送路W28(詳しくは後述する)を接続するようになっている。
かくしてバンドル部10は、挿入された束小切手CKBを束状のまま第1束搬送部11からバンドル切替部12を介して第2束搬送部13へ搬送し、分離部14の前側に到達させる。分離部14は、束小切手CKBの上面側から小切手CKを1枚ずつに分離し、後方のアライナ部15に順次引き渡していく。
第2単媒体搬送部としてのアライナ部15は、主に前後方向に沿った搬送経路の後端に主に上下方向に沿った搬送経路の上端が接続されたアライナ搬送路W15を内部に構成しており、分離部14から受け取った小切手CKをこのアライナ搬送路W15に沿って後方及び下方へ順次搬送する。このときアライナ部15は、該小切手CKをアライナ搬送路W15における幅方向、すなわち搬送方向である前後方向又は上下方向と直交する左右方向のうち一方、例えば右方向へ幅寄せし、下方に配置された後中切替部16に引き渡す。
後中切替部16は、制御部3の制御に基づいて小切手CKの搬送経路を切り替えることにより、上側のアライナ搬送路W15及び前側の読取搬送路W17を接続し、或いは後側の読取搬送路W17及び下側の後中搬送路W23を接続するようになっている。すなわち後中切替部16は、アライナ部15から小切手CKが引き渡される場合、上側のアライナ搬送路W15及び前側の読取搬送路W17を接続し、この小切手CKを前方のスキャナ部17に引き渡す。
スキャナ部17は、アライナ部15のほぼ真下に位置しており、前後方向に沿った読取搬送路W17が内部に形成されている。このスキャナ部17は、後中切替部16から読取搬送路W17に沿って小切手CKを前方へ搬送しながら、該小切手CKからMICR方式の文字を読み取り、また該小切手CKの両面をそれぞれ撮像して画像データを生成した上で、前側に位置する中上切替部18に引き渡す。
またスキャナ部17は、このとき読み取ったMICR方式の文字や生成した画像データ(以下これらをまとめて読取結果と呼ぶ)を制御部3へ供給する。制御部3は、スキャナ部17から得られた読取結果を基に、小切手CKの搬送先を決定した上で、この搬送先に応じて各切替部(中上切替部18等)における小切手CKの搬送経路をそれぞれ切り替えさせる。例えば制御部3は、小切手CKが正常なものであると判断した場合、該小切手CKの搬送先を後述するエスクロ部21に決定する。
中上切替部18は、制御部3の制御に基づいて小切手CKの搬送経路を切り替えることにより、後側の読取搬送路W17及び下側の中央搬送路W19を接続し、或いは後側の読取搬送路W17及び前側の下バンドル搬送路W28(詳しくは後述する)を接続するようになっている。この中上切替部18は、制御部3の制御に従い、後側及び下側を繋ぐように内部の搬送経路を切り替えていた場合、スキャナ部17から受け取った小切手CKを下側の中央搬送部19へ引き渡し、さらにその下側に設けられた中下切替部20に引き渡させる。
中下切替部20は、制御部3の制御に基づいて小切手CKの搬送経路を切り替えることにより、上側の中央搬送路W19及び前側のエスクロ搬送路W21を接続し、或いは上側の中央搬送路W19及び後側のリトラクト部22へ至る搬送路を接続するようになっている。この中下切替部20は、制御部3の制御に従い、上側及び前側を繋ぐように内部の搬送経路を切り替えていた場合、中央搬送部19から受け取った小切手CKを前側のエスクロ部21に引き渡す。
エスクロ部21は、中下切替部20の前側且つバンドル部10のほぼ真下に配置され、その内部に回転するドラムや該ドラムの周側面に巻き付けるテープ等を有しており、また小切手CKを搬送する経路である収納搬送路としてのエスクロ搬送路W21を形成している。このエスクロ部21は、中下切替部20から受け取った小切手CKをエスクロ搬送路W21に沿ってドラムの周側面近傍へ搬送し、この小切手CKをテープと共にドラムの周側面に順次巻き付けることにより、一時的に保留(すなわち収納)していく。説明の都合上、ここまでの一連の処理を入金読取処理と呼ぶ。
制御部3は、バンドル部10に投入された全ての小切手CKをスキャナ部17により読み取り終えると、読み取った内容を表す画像や文字等を表示部(図示せず)に表示すると共に、利用者に入金取引を継続するか否かを問い合わせる。
ここで利用者から入金取引の中止が指示されると、制御部3は、返却処理を行う。すなわち制御部3は、エスクロ部21に保留している全ての小切手CKを入金読取処理の場合と同様の搬送経路を反対方向へ搬送し、分離部14により小切手CKを順次集積して束小切手CKBを形成して、これを利用者に取り出させる。このとき制御部3は、バンドル部10に組み込まれたセンサにより束小切手CKBが取り出されたことを検出した場合、該束小切手CKBが利用者に返却されたものと判断して返却処理を終了する。
一方、バンドル部10において所定時間内に束小切手CKBが取り出されなかった場合、制御部3は、利用者が束小切手CKBを取り出さずに立ち去ったと判断する。このとき制御部3は、中下切替部20において上側及び後側を繋ぐように内部の搬送経路を切り替え、この束小切手CKBを取り込む取忘取込処理により内部へ取り込み、各小切手CKをリトラクト部22へ順次搬送して収納する。
一方、制御部3は、入金読取処理によってエスクロ部21に全ての小切手CKを保留した状態で、利用者から入金取引の継続が指示されると、保留している小切手CKを収納する収納処理を開始する。具体的にエスクロ部21は、ドラムを逆回転させることにより保留していた小切手CKを1枚ずつ繰り出し、中下切替部20、中央搬送部19及び中上切替部18を順次介してスキャナ部17に引き渡していく。
スキャナ部17は、中上切替部18から順次受け取った小切手CKを読取搬送路W17に沿って後方へ搬送しながら、内蔵するプリンタやスタンプ押印部により該小切手CKに対し取引結果等を表す情報を印刷し、印刷後の小切手を撮像した画像データを生成して制御部3へ供給した上で、該小切手CKを後中切替部16に引き渡す。
このとき後中切替部16は、制御部3の制御により前側の読取搬送路W17及び下側の後中搬送路W23を繋ぐように内部の搬送経路を切り替えており、スキャナ部17から受け取った小切手CKを下方の後中搬送部23に引き渡す。後中搬送部23は、リトラクト部22の後側において上下方向に沿って後中搬送路W23を形成しており、後中切替部16から受け取った小切手CKをこの後中搬送路W23に沿って下方へ搬送し、下側の後下切替部24に引き渡す。
後下切替部24は、制御部3の制御に基づいて内部の搬送経路を切り替えることにより、上側の後中搬送路W23及び下側の後下搬送路W25を繋ぎ、或いは上側の後中搬送路W23及び後側の中下搬送路W27を繋ぐようになっている。例えば後下切替部24は、上側の後中搬送路W23及び下側の後下搬送路W25を繋ぐように内部の搬送経路を切り替えていた場合、上側の後中搬送部23から受け取った小切手CKを、下側の後下搬送部25に引き渡す。
後下搬送部25は、上側と前下側とを結ぶように後下搬送路W25を形成しており、後下切替部24から受け取った小切手CKを前下方へ搬送し、その前下方に設けられた第1スタッカ部26Aに引き渡す。第1スタッカ部26Aは、内部に多数の小切手CKを集積した状態で収納可能なスタッカや、該スタッカ内へ小切手CKを放出する放出機構等を有している。この第1スタッカ部26Aは、後下搬送部25から小切手CKを受け取ると、該小切手CKを放出機構により放出し、スタッカ内に集積した状態で収納する。
また後下切替部24は、上側の後中搬送路W23及び前側の中下搬送路W27を繋ぐように内部の搬送経路を切り替えていた場合、後中搬送部23から受け取った小切手CKを前側の下搬送部27に引き渡す。下搬送部27は、リトラクト部22の下側且つ第1スタッカ部26Aの上側において、後側と前下側とを結ぶように中下搬送路W27を形成しており、この中下搬送路W27に沿って小切手CKを前下方へ搬送し、その前下方に設けられた第2スタッカ部26Bに引き渡す。第2スタッカ部26Bは、第1スタッカ部26Aと同様に構成されており、下搬送部27から小切手CKを受け取ると、該小切手CKを放出機構により放出し、スタッカ内に集積して収納する。
かくして制御部3は、エスクロ部21に保留していた全ての小切手CKを第1スタッカ部26A又は第2スタッカ部26Bのスタッカ内に収納させると、収納処理を終了する。これにより制御部3は、利用者との間における小切手CKの入金取引を完了する。
かかる構成に加えて、バンドル部10におけるバンドル切替部12、第2束搬送部13及び分離部14の下側には、下バンドル搬送部28が設けられている。この下バンドル搬送部28は、複数のローラや搬送ガイドが適宜配置されることにより、中上切替部18の前側とバンドル切替部12の下側とを結ぶ下バンドル搬送路W28を形成している。この下バンドル搬送路W28は、後側の約半分が前後方向に沿っている一方、前側の約半分が後下側及び前上側を結ぶように傾斜されている。
この下バンドル搬送部28は、制御部3の制御に基づき、小切手CKを下バンドル搬送路W28に沿って搬送することができる。また下バンドル搬送部28は、制御部3の制御に基づいて下バンドル搬送路W28内で小切手CKの搬送を中断することにより、この1枚の小切手CKを一時的に貯留することもできる。
下バンドル搬送部28は、制御部3の制御に従い、中上切替部18が後側及び前側を繋ぐように内部の搬送経路を切り替えた状態で、読取搬送路W17から該中上切替部18を介して小切手CKが搬送されてきた場合、この小切手CKを下バンドル搬送路W28に沿って搬送する。また下バンドル搬送部28は、制御部3の制御に従い、バンドル切替部12が下側及び前側を繋ぐように内部の搬送経路を切り替えた状態で、小切手CKを下バンドル搬送路W28内から該バンドル切替部12を介して第1バンドル搬送路W11へ搬送することができる。
[1−2.スキャナ部の構成]
次に、スキャナ部17の構成について説明する。スキャナ部17は、図2に模式的な左側面図を示すように、直方体状のスキャナ部フレーム30の内部に上搬送ガイド31及び下搬送ガイド32が互いに対向するように取り付けられることにより、該上搬送ガイド31及び該下搬送ガイド32の間に読取搬送路W17が形成されている。またスキャナ部17には、この読取搬送路W17に沿って種々のモジュールが適宜配置されている。
次に、スキャナ部17の構成について説明する。スキャナ部17は、図2に模式的な左側面図を示すように、直方体状のスキャナ部フレーム30の内部に上搬送ガイド31及び下搬送ガイド32が互いに対向するように取り付けられることにより、該上搬送ガイド31及び該下搬送ガイド32の間に読取搬送路W17が形成されている。またスキャナ部17には、この読取搬送路W17に沿って種々のモジュールが適宜配置されている。
上搬送ガイド31は、例えば前後方向に長く上下方向に薄い板状に構成されており、平面状に形成された下面により、小切手CKを読取搬送路W17に沿って前後方向へ進行させるように案内する。因みに上搬送ガイド31には、上下方向に貫通する孔部が適宜設けられており、スキャナ部17に設けられた種々のモジュールの一部を読取搬送路W17に露出させ、若しくは該読取搬送路W17内に突出させ、或いは光を通過させる。下搬送ガイド32は、概ね上搬送ガイド31と上下対称に構成されているものの、取り付けられたモジュールの相違等に応じて、形成される孔部の位置や大きさ等が相違している。
上搬送ガイド31及び下搬送ガイド32の左側及び右側には、小切手CKにおける左方向及び右方向への移動範囲をそれぞれ規定することにより、該小切手CKを案内する左搬送ガイド33及び右搬送ガイド34がそれぞれ配置されている。因みに小切手CKは、アライナ部15(図1)において読取搬送路W17内における右側に寄せられた状態で搬送されるため、右搬送ガイド34に右側面を極めて近接させ、若しくは当接(すなわち摺動)させながら搬送される。
説明の都合上、以下では上搬送ガイド31、下搬送ガイド32、左搬送ガイド33及び右搬送ガイド34により囲まれた空間を搬送空間30Sとも呼び、右搬送ガイド34の内側面、すなわち小切手CKの右端を当接若しくは極めて近接させる面を基準面と呼び、左右方向に関するこの基準面の位置を幅方向基準位置とも呼ぶ。
また小切手処理装置1(図1)は、受入口10Aにおいて小切手CKが表面を上方に向けた姿勢(すなわち正しい姿勢)で投入された場合、その表面を上方へ向けたまま第1バンドル搬送路W11及び第2バンドル搬送路W13に沿って搬送する。続いて小切手処理装置1は、アライナ搬送路W15においてその表面を上方から後方を経て下方へ向けるように姿勢を変化させながら搬送する。これにより小切手処理装置1は、読取搬送路W17において、この小切手CKの表面を下方へ向けると共に裏面を上方へ向けた姿勢で搬送する。以下では、スキャナ部17において小切手CKの表面を対向させるべき下搬送ガイド32の上面を表読取面とも呼ぶ。
スキャナ部フレーム30内には、読取搬送路W17に沿って離散的な4箇所に搬送ローラ対35A、35B、35C及び35D(以下これらをまとめて搬送ローラ対35と呼ぶ)が配置されている。各搬送ローラ対35は、読取搬送路W17の上側に配置された駆動ローラ36及びその下側に配置された従動ローラ37により構成されている。
駆動ローラ36は、図示しない搬送モータから駆動力が伝達されることにより回転する。従動ローラ37は、駆動ローラ36の真下に配置されており、テンションスプリング40により上方向へ付勢され、その上端を駆動ローラ36の下端近傍に当接させている。
かかる構成により搬送ローラ対35は、駆動ローラ36の回転に伴って該従動ローラ37を回転させる。また搬送ローラ対35は、読取搬送路W17に沿って小切手CKが搬送されてきた場合、該小切手CKの厚さに応じて従動ローラ37を下方へ移動させ、且つテンションスプリング40からの付勢力により該小切手CKを駆動ローラ36及び従動ローラ37の間に挟持する。これにより搬送ローラ対35は、回転する駆動ローラ36から該小切手CKに対し駆動力を伝達し、該小切手CKを前方向又は後方向へ搬送する。
搬送ローラ対35A及び35Bの間における読取搬送路W17の下側には、小切手CKから磁気記録を読み取る磁気ヘッド41が配置されている。磁気ヘッド41は、上面の一部を小切手CKに当接させることにより、該小切手CKに記載されている磁気情報を読み取る。
搬送ローラ対35B及び35Cの間における読取搬送路W17の上側及び下側には、上撮像部42及び下撮像部43がそれぞれ配置されている。上撮像部42は、搬送される小切手CKのうち上側を向いた裏面と対向し、この小切手CKを左右方向に沿ったライン状に順次読み取ることにより画像データを生成し、これを制御部3に供給する。また下撮像部43は、上撮像部42を上下反対に向けた構成となっており、搬送される小切手CKのうち下側を向いた表面を順次読み取ることにより画像データを生成し、これを制御部3に供給する。
搬送ローラ対35C及び35Dの間における読取搬送路W17の上側及び下側には、プリンタ44及びスタンプ押印部45がそれぞれ配置されている。プリンタ44は、制御部3の制御に基づき、搬送される小切手CKのうち上側を向いた裏面に、取引結果等の内容を表す文字や記号等を印刷する。スタンプ押印部45は、制御部3の制御に基づき、搬送される小切手CKのうち下側を向いた表面に、所定の文字や記号等を表すスタンプを押印する。
磁気ヘッド41の後側には、磁気トリガセンサ47が設けられている。磁気トリガセンサ47は、いわゆる光学センサとして構成されており、所定の検知光を発光する発光素子及び該検知光を受光する受光素子が、読取搬送路W17を挟んだ上側及び下側に分かれて配置されている。受光素子は、検知光の受光結果を表す受光信号を制御部3に通知する。
制御部3は、入金読取処理の実行中に、磁気トリガセンサ47からの受光信号を基に検知光が遮光されたことを検知すると、後方から搬送されてきた小切手CKの先端が検知光の光路を横切ったと判断し、このことをトリガとして磁気ヘッド41による磁気記録の読取動作を開始させる。因みに制御部3は、検知光を再び受光したことを検知すると、小切手CKの末端が検知光の光路を横切ったと判断し、磁気ヘッド41による磁気記録の読取を終了させる。
プリンタ44の前方には、印字トリガセンサ48が設けられている。印字トリガセンサ48は、磁気トリガセンサ47と同様の光学センサとして構成されている。制御部3は、収納処理の実行中に、印字トリガセンサ48からの受光信号を基に検知光が遮光されたことを検知すると、小切手CKが前方から印字トリガセンサ48が配置された箇所に搬送されてきたと判断し、このことをトリガ(契機)としてプリンタ44による印字動作やスタンプ押印部45による押印動作を行わせる。
かかる構成によりスキャナ部17は、入金読取処理の場合、搬送方向を前方向として、搬送ローラ対35により小切手CKを読取搬送路W17に沿って搬送空間30S内を前方へ搬送しながら、磁気ヘッド41によって磁気記録を読み取ると共に、上撮像部42及び下撮像部43により小切手CKの紙面をそれぞれ撮像し、画像データを生成する。
これと共にスキャナ部17は、得られた読取結果(すなわち画像データ等)を制御部3へ供給する。これに応じて制御部3は、供給された読取結果を基に、この小切手CKについて、取扱可能な小切手CKであることを確認でき、以降の入金読取処理や収納処理を行うべきか否か、すなわち該小切手CKが正常であるか否かを判断した上で、その搬送先を決定する(詳しくは後述する)。
またスキャナ部17は、収納処理の場合、搬送方向を後方向として、搬送ローラ対35により小切手CKを読取搬送路W17に沿って搬送空間30S内を後方へ搬送しながら、プリンタ44により裏面に取引内容等を印刷すると共に、スタンプ押印部45によって表面にスタンプを押印する。さらにスキャナ部17は、上撮像部42により小切手CKの紙面(裏面)を撮像して画像データを生成する。
このようにスキャナ部17は、小切手CKの表面を下側の表読取面に対向させた姿勢で、且つ右側に十分に幅寄せされた状態で搬送されることにより、磁気ヘッド41によってMICR文字を正常に読み取ることができ、またプリンタ44によって該小切手CKの裏面に印刷を行うことができる。
[1−3.小切手の判定及びループ搬送処理]
ところで制御部3は、スキャナ部17から小切手CKの読取結果を取得した場合、磁気ヘッド41から得られた信号波形を基にMICR文字を正しく認識できた場合に、該小切手CKを正常であると判断する。この場合、制御部3は、この小切手CKの搬送先をエスクロ部21に決定する。
ところで制御部3は、スキャナ部17から小切手CKの読取結果を取得した場合、磁気ヘッド41から得られた信号波形を基にMICR文字を正しく認識できた場合に、該小切手CKを正常であると判断する。この場合、制御部3は、この小切手CKの搬送先をエスクロ部21に決定する。
一方、制御部3は、磁気ヘッド41から得られた信号波形を基にMICR文字を正しく認識できなかった場合、すなわちMICR文字を読み取れなかった場合、該小切手CKを正常であるとは判断できない。
ここで小切手処理装置1では、仮にスキャナ部17に搬送された紙葉類が小切手CKでは無く紙幣やレシート等であった場合、MICR文字が記載されていないため、読み取ることができない。また小切手処理装置1では、小切手CKそのものが正常であるにも拘わらず、スキャナ部17において表面が上方を向いている(すなわち表裏が反転している)場合や、幅寄せが不十分であった場合にも、MICR文字を正しく読み取ることができない。
しかしながら小切手処理装置1では、表裏が反転している小切手CKについては、その表裏を反転させた上で再度スキャナ部17へ搬送することができれば、MICR文字を正しく読み取ることができる。また小切手処理装置1では、幅寄せが不十分であった小切手CKについては、アライナ部15において再び幅寄せを行うことができれば、MICR文字を正しく読み取ることができる。
そこで制御部3は、スキャナ部17において小切手CKからMICR文字を読み取れなかった場合、この小切手CKを異常であると判断し、その搬送先を第1束搬送部11に決定すると共に、下バンドル搬送部28を介してこの小切手CKを該第1束搬送部11へ搬送するようになっている。これを換言すれば、制御部3は、小切手CKからMICR文字を正しく読み取れたか否かを判断条件として、該小切手CKが正常であるか否かを判断し、正常な小切手CKをエスクロ部21へ搬送して収納させることになる。このため以下では、判断条件である「小切手CKからMICR文字を読み取れたこと」を、収納条件とも呼ぶ。
具体的に制御部3は、小切手CKを異常であると判断した場合、まず中上切替部18を制御して後側及び前側を繋ぐように搬送経路を切り替えさせ、この小切手CKを下バンドル搬送部28へ引き渡し、下バンドル搬送路W28に沿って前方ないし前斜め上方へ搬送させる。
続いて制御部3は、バンドル切替部12を制御して下側及び前側を繋ぐように搬送経路を切り替えさせ、小切手CKを第1束搬送部11に引き渡して第1バンドル搬送路W11内を前方へ進行させ、該第1バンドル搬送路W11内に貯留させる。
ここで、小切手処理装置1(図1)では、上述したように、受入口10Aに投入されたときにおける小切手CKの表裏と、アライナ搬送路W15等を経て読取搬送路W17まで搬送されたときにおける該小切手CKの表裏とが、互いに反対となる。その一方で小切手処理装置1では、読取搬送路W17内における小切手CKの表裏と、下バンドル搬送路W28を経て第1バンドル搬送路W11まで搬送された該小切手CKの表裏とが、互いに一致する。
このため小切手処理装置1は、例えば小切手CKが裏面を上方に向けて受入口10Aに投入されたとしても、アライナ搬送路W15等を経て読取搬送路W17に搬送された時点でその表面を上方に向けることができ、この姿勢を維持したまま、この小切手CKを第1バンドル搬送路W11へ搬送することができる。すなわち小切手処理装置1は、受入口10Aに投入された直後と比較して、小切手CKの表裏を反転させることができる。
これにより小切手処理装置1は、小切手CKの搬送方向を反転させ、再び第2バンドル搬送路W13やアライナ搬送路W15等を介してスキャナ部17へ搬送する処理を行うことにより、表面を下方の表読取面に対向させた姿勢で読取搬送路W17内を進行させて、磁気ヘッド41(図2)によりMICR文字を正常に読み取ることができる。
ここで、上述した小切手CKの搬送処理に関係する各搬送路や主な部分を抽出して模式化すると、図3のように表すことができる。この図3から、小切手処理装置1では、第2バンドル搬送路W13、アライナ搬送路W15、読取搬送路W17及び下バンドル搬送路W28により、円環状の(すなわちループ状の)搬送経路が形成されていることがわかる。ただしこのループ状の搬送経路では、小切手CKを下バンドル搬送路W28から第2バンドル搬送路W13へ直接搬送することができず、該小切手CKを第1バンドル搬送路W11へ一度搬送し、バンドル切替部12による搬送経路を切り替えると共に進行方向を反転させてから、第2バンドル搬送路W13へ搬送し得るようになっている。
説明の都合上、以下では、スキャナ部17の読取搬送路W17内にあった小切手CKを、下バンドル搬送路W28経由で第1バンドル搬送路W11へ戻し、進行方向を反転させ、第2バンドル搬送路W13及びアライナ搬送路W15等を介して再び読取搬送路W17(すなわちスキャナ部17)に到達させる一連の処理を、ループ搬送処理と呼ぶ。また以下では、第1バンドル搬送路W11を第1搬送路とも呼び、第2バンドル搬送路W13及びアライナ搬送路W15を第2搬送路とも呼び、さらに下バンドル搬送路W28を第3搬送路とも呼ぶ。
さらに小切手処理装置1は、例えば小切手CKの幅寄せが不十分な状態でスキャナ部17を通過したとしても、ループ搬送処理を行うことにより、アライナ部15による該小切手CKの幅寄せを再度実行できる。因みに小切手処理装置1は、ループ搬送処理を奇数回実行すると小切手CKの表裏を当初から反転させることになるため、このループ搬送処理を偶数回行うことにより、該小切手CKの表裏を当初と同等の向きに維持することができる。
なお、小切手処理装置1では、ループ搬送処理を所定の上限回数(例えば5回)まで繰り返したものの小切手CKからMICR文字を読み取れなかった場合、その原因として、例えば該小切手CKにMICR文字が記載されていないことや、紙幣やレシートのような他の紙葉類であること等が想定される。このような場合、制御部3は、この小切手CK(若しくは紙葉類)を下バンドル搬送路W28経由で第1バンドル搬送路W11へ戻した後、シャッタ10Sを開放すると共にその前端近傍を受入口10Aから前方に露出させて、利用者に返却する。以下では、この「ループ搬送処理を上限回数まで繰り返したものの小切手CKからMICR文字を読み取れなかった」ことを、返却条件とも呼ぶ。
このように小切手処理装置1では、スキャナ部17におけるMICR文字の読取結果を基に小切手CKが正常であるか否かを判定し、異常であった場合にループ搬送処理を行うことにより、小切手CKの表裏を反転させ、且つ幅寄せ処理を再度実行させたうえで、該スキャナ部17へ再度搬送するようになっている。
[1−4.動作及び効果]
以上の構成において、第1の実施の形態による小切手処理装置1は、バンドル部10に下バンドル搬送部28を設けると共に下バンドル搬送路W28を形成した。下バンドル搬送路W28は、中上切替部18を介して読取搬送路W17と接続する一方、バンドル切替部12を介して第1バンドル搬送路W11と接続するようにした。
以上の構成において、第1の実施の形態による小切手処理装置1は、バンドル部10に下バンドル搬送部28を設けると共に下バンドル搬送路W28を形成した。下バンドル搬送路W28は、中上切替部18を介して読取搬送路W17と接続する一方、バンドル切替部12を介して第1バンドル搬送路W11と接続するようにした。
小切手処理装置1の制御部3は、スキャナ部17から得られる読取結果のうち、磁気ヘッド41によりMICR文字を正常に読み取れたことを収納条件とし、この収納条件を満たす場合に小切手CKをエスクロ部21へ搬送して収納させる。その一方で制御部3は、小切手CKが収納条件を満たさなかった場合、ループ搬送処理を行うことにより、この小切手CKを下バンドル搬送路W28経由で第1バンドル搬送路W11へ搬送してから進行方向を反転させ、再びアライナ搬送路W15等を経由してスキャナ部17へ搬送させる。
これにより小切手処理装置1は、利用者が誤って正常な小切手CKの裏面を上方に向けて受入口10Aから投入してしまった場合であっても、その表裏を反転させた状態で再度スキャナ部17に到達させることができる。この結果、小切手処理装置1は、この小切手CKからMICR文字を正しく読み取ることができるので、正常と判断でき、他の正常な小切手CKと同様、エスクロ部21へ搬送して収納させることができる。
すなわち小切手処理装置1は、表裏を反対に向けて投入された小切手CKを利用者に一度返却する場合と比較して、返却された小切手CKを表裏反転させて受入口10Aに再度投入する、といった作業を利用者に行わせる必要が無く、該利用者の作業負担を軽減することができる。
また小切手処理装置1では、利用者により小切手CKが受入口10Aにおいて左寄りに、すなわち基準面から大きく離れた箇所に投入された場合、アライナ部15による1回の幅寄せ処理ではその右辺を基準面に対して十分に寄せることができず、MICR文字を正常に読み取れないために、制御部3により異常と判断される。しかしながら小切手処理装置1は、ループ搬送処理を行うことにより、アライナ部15による幅寄せを繰り返し実行できるので、小切手CKの右辺を基準面に対して十分に寄せることができる。
すなわち小切手処理装置1は、1回の幅寄せ処理で右辺を基準面に寄せきれなかった小切手CKを利用者に一度返却する場合と比較して、返却された小切手CKを右側へ寄せた状態で受入口10Aに再度投入する、といった作業を利用者に行わせる必要が無く、該利用者の作業負担を軽減することができる。
また小切手処理装置1は、ループ搬送処理を行う回数を偶数回とすることにより、スキャナ部17において表面を下側の表読取面に対向させた正しい姿勢で小切手CKを搬送でき、磁気ヘッド41(図2)においてMICR文字を正常に読み取ることができる。さらに小切手処理装置1は、ループ搬送処理を2回行った場合に小切手CKの幅寄せ距離が未だに不十分であった場合には、このループ搬送処理をもう2回繰り返すことにより、該小切手CKをさらに幅寄せすることができるので、MICR文字を正常に読み取る可能性をより高めることができる。
さらに小切手処理装置1は、バンドル部10において、第1束搬送部11のベルト搬送機構と第2束搬送部13のベルト搬送機構とを、互いに独立に動作させ得るようにした。このため小切手処理装置1は、例えば束小切手CKBを第2束搬送部13により挟持した状態で分離部14により1枚ずつ分離している途中で、スキャナ部17での読取結果から小切手CKが異常であると判断した場合、この小切手CKを下バンドル搬送路W28経由で第1バンドル搬送路W11へ搬送し、第1束搬送部11に保留させることができる。この場合、小切手処理装置1は、第2束搬送部13の束小切手CKBを全て分離し終えてから、この小切手CKを第1束搬送部11から第2束搬送部13へ搬送すれば良い。
またこの場合、小切手処理装置1は、小切手CKをスキャナ部17から下バンドル搬送路W28へ搬送した時点で一度停止させ、そのまま保留させておくこともできる。この場合も、小切手処理装置1は、第2束搬送部13の束小切手CKBを全て分離し終えた後、この小切手CKを下バンドル搬送路W28から第1束搬送部11へ搬送し、さらに第2束搬送部13へ搬送すれば良い。
以上の構成によれば、第1の実施の形態による小切手処理装置1の制御部3は、スキャナ部17において小切手CKを異常と判断した場合、ループ搬送処理を行わせる。小切手処理装置1は、このループ搬送処理において、小切手CKを下バンドル搬送路W28経由で第1バンドル搬送路W11へ搬送してから進行方向を反転させ、再びアライナ搬送路W15等を経由してスキャナ部17へ搬送させる。これにより小切手処理装置1は、小切手CKが受入口10Aにおいて表裏を反対に向けて投入された場合であっても、その表裏を反転させた状態で再びスキャナ部17に到達させることができるので、該小切手CKからMICR文字を正しく読み取ることにより正常と判断した上で、他の正常な小切手CKと同様に処理を継続することができる。
[2.第2の実施の形態]
図1と対応する図4に示すように、第2の実施の形態による小切手処理装置101は、第1の実施の形態による小切手処理装置1と比較して、バンドル部10に代わるバンドル部110を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
図1と対応する図4に示すように、第2の実施の形態による小切手処理装置101は、第1の実施の形態による小切手処理装置1と比較して、バンドル部10に代わるバンドル部110を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
バンドル部110は、第1の実施の形態によるバンドル部10(図1)と比較して、下バンドル搬送部28に代わる下バンドル搬送部128を有する点において相違するものの、他の点については同様に構成されている。
下バンドル搬送部128は、小切手CKを前方へ放出する放出部151と、該小切手CKを集積するための集積空間152と、集積された複数の小切手CK、すなわち束小切手CKBを載置すると共に搬送する束搬送部153とを有している。
放出部151は、小切手CKの搬送路における上側及び下側にそれぞれ放出ローラが配置されてなる放出ローラ対や、中心部分に対して可撓性を有する舌片が放射状に配置された舌片ローラ等を有している。第3束媒体搬送部としての束搬送部153は、第1束搬送部11を構成するベルト搬送機構と同様に構成された2組のベルト搬送機構を上側及び下側に配置しており、両者の間隔を空けることにより集積空間152を形成している。また束搬送部153では、後側において両ベルト搬送機構を上下に引き離す一方、前側において両者を互いに当接させるように、すなわち集積空間152が左右方向から見て略三角形状となるように、両ベルト搬送機構が配置されている。
また下バンドル搬送部128では、中上切替部18とバンドル切替部12とを結ぶ下バンドル搬送路W128に沿って、放出部151や束搬送部153のベルト搬送機構等がそれぞれ配置されている。
かかる構成により、下バンドル搬送部128は、各放出ローラ及び舌片ローラをそれぞれ所定の回転方向へ回転させることにより、読取搬送路W17から中上切替部18を介して搬送されてくる小切手CKを上下から挟持して前方の集積空間152へ放出し、さらに舌片ローラの舌片によりこの小切手CKを下方へ叩き付ける。これにより小切手CKは、束搬送部153における下側のベルト搬送機構上に集積されていく。
やがて下バンドル搬送部128は、制御部3の制御に従い、束搬送部153を構成する上側のベルト搬送機構を下方へ移動させて束小切手CKBを上下から挟持した状態とし、さらに各ベルト搬送機構のプーリを所定の回転方向へ回転させる。これにより下バンドル搬送部128は、上側のベルト搬送機構の下面及び下側のベルト搬送機構の上面を何れも後方へ走行させて束小切手CKBを後方へ搬送し、バンドル切替部12を介して該束小切手CKBを第1束搬送部11へ搬送することができる。
すなわち下バンドル搬送部128は、受入口10Aに投入された束小切手CKBにおいて複数の小切手CKが裏向きであったとしても、これらが読取搬送路W17から搬送されてくる度に、放出部151から集積空間152内へ順次放出して集積し、複数の小切手CKを貯留することができる。換言すれば、下バンドル搬送部128は、複数の小切手CKを集積する集積部として機能することになる。
このため小切手処理装置101は、第2束搬送部13に束小切手CKBがまだ十分に残っている段階で、スキャナ部17からの読取結果を基に異常と判断された小切手CKが複数発生したとしても、これらを下バンドル搬送部128に順次貯留しておくことができる。これにより小切手処理装置101は、入金読取処理を中断することや途中で異常終了することが無く、複数枚の異常と判断された小切手CKをまとめて第2束搬送部13まで搬送した後、順次ループ搬送処理を行うことができる。
その他の点においても、第2の実施の形態による小切手処理装置101は、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
以上の構成によれば、第2の実施の形態による小切手処理装置101の制御部3は、スキャナ部17において複数の小切手CKを異常と判断した場合、これらを下バンドル搬送部128に順次貯留して束小切手CKBを構成し、この束小切手CKBの状態で第1束搬送部11を介して第2束搬送部13へ搬送する。これにより小切手処理装置101は、第2束搬送部13に残っている束小切手CKBが全て搬送されるまでの間、異常と判断された小切手CKを下バンドル搬送部128に貯留することができ、入金読取処理を中断すること無く、円滑に処理を進めることができる。
[3.他の実施の形態]
なお上述した第1の実施の形態においては、スキャナ部17において小切手CKが正常か否か、すなわちエスクロ部21に収納すべきか否かを判断するための収納条件を、「小切手CKからMICR文字を読み取れたこと」とする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば読取結果の一部である画像データを解析した結果を用いた判断処理を収納条件としても良い。具体的には、例えば小切手CKにおける長辺及び短辺の長さを認識し、これらがそれぞれ所定の範囲内に収まっているか否かを収納条件としても良い。若しくは、小切手CKが基準面に対して十分に幅寄せされていることを収納条件としても良い。或いは、画像認識処理により所定の文字や記号、或いはデザイン等を認識し、これらが正当な小切手CKのものと一致することを収納条件としても良い。さらには、これらと「小切手CKからMICR文字を読み取れたこと」とを適宜組み合わせても良い。
なお上述した第1の実施の形態においては、スキャナ部17において小切手CKが正常か否か、すなわちエスクロ部21に収納すべきか否かを判断するための収納条件を、「小切手CKからMICR文字を読み取れたこと」とする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば読取結果の一部である画像データを解析した結果を用いた判断処理を収納条件としても良い。具体的には、例えば小切手CKにおける長辺及び短辺の長さを認識し、これらがそれぞれ所定の範囲内に収まっているか否かを収納条件としても良い。若しくは、小切手CKが基準面に対して十分に幅寄せされていることを収納条件としても良い。或いは、画像認識処理により所定の文字や記号、或いはデザイン等を認識し、これらが正当な小切手CKのものと一致することを収納条件としても良い。さらには、これらと「小切手CKからMICR文字を読み取れたこと」とを適宜組み合わせても良い。
これに加えて、例えば画像データの解析によって小切手CKの幅寄せが不十分であることが判明している場合、上限回数以下に制限すること無く、小切手CKを十分に幅寄せし終えるまでループ搬送処理を繰り返しても良い。また、例えば画像データの解析によって小切手CKの表裏が判明し、スキャナ部17においてその表面を下側の表読取面に対向させ、且つ十分に幅寄せされているにも拘わらずMICR文字を読み取れなかった場合に、以降のループ搬送処理を行わずに第1束搬送部11へ搬送して受入口10Aから利用者に返却しても良い。さらには、例えば画像データの解析によって小切手CKが小切手処理装置1において取り扱えない種類のものであることや、紙幣やレシート等の紙葉類であることが判明した場合、この小切手CK(又は紙葉類)についてループ搬送処理を行わずに、直ちに第1束搬送部11へ搬送して受入口10Aから利用者に返却しても良い。第2の実施の形態についても同様である。
また上述した第1の実施の形態においては、バンドル部10の受入口10Aにおいて複数の小切手CKを束ねた束小切手CKBを投入させ、これを第1束搬送部11及び第2束搬送部13において搬送し分離部14において1枚ずつに分離する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば図1と対応する図5に示す小切手処理装置201のように、小切手CKを1枚ずつ投入させるようにしても良い。この場合、バンドル部210において、第1束搬送部11及び第2束搬送部13に代えて、小切手CKを1枚ずつ搬送する第1搬送部211及び第2搬送部213を設ければ良く、また分離部14を省略することができる。このためバンドル部210は、バンドル部10と比較して、その構成を大幅に簡略化することができる。
さらに上述した第1の実施の形態においては、中上切替部18において読取搬送路W17の接続先を下バンドル搬送路W28又は中央搬送路W19に切り替え、中下切替部20において中央搬送路W19の接続先をエスクロ搬送路W21又はリトラクト部22へ向かう搬送路に切り替える場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば図1と対応する図6に示す小切手処理装置301のように、中上切替部18、中央搬送部19及び中下切替部20に代えて中後切替部318、中央搬送部319及び中前切替部320を設けても良い。この場合、中後切替部318において読取搬送路W17の接続先を中央搬送部319の中央搬送路W319又はリトラクト部22へ向かう搬送路に切り替え、中前切替部320において中央搬送路W319の接続先を下バンドル搬送路W28又はエスクロ搬送路W21に切り替えることができる。
さらに上述した第1の実施の形態においては、小切手を取り扱う小切手処理装置1に本発明を適用する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば紙幣や証券、或いは商品券等、種々の紙葉状の媒体を取り扱う種々の装置に本発明を適用しても良い。特に本発明は、媒体における特定の紙面(表面又は裏面)に所定の処理(例えば印刷処理)を行うために、その表裏を所定の方向に合わせる必要がある場合に好適である。第2の実施の形態についても同様である。
さらに本発明は、上述した各実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した各実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、受入部としての受入口10Aと、第1搬送部としての第1束搬送部11と、第1切替部としてのバンドル切替部12と、第2搬送部としての第2束搬送部13及びアライナ部15と、読取部としてのスキャナ部17と、第2切替部としての中上切替部18と、収納部としてのエスクロ部21と、印刷部としてのプリンタ44と、第3搬送部としての下バンドル搬送部28とによって媒体処理装置としての小切手処理装置1を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる受入部と、第1搬送部と、第1切替部と、第2搬送部と、読取部と、第2切替部と、収納部と、印刷部と、第3搬送部とによって媒体処理装置を構成しても良い。
本発明は、例えば小切手の入金取引を行い、その裏面に印刷処理を行う小切手処理装置でも利用できる。
1、101……小切手処理装置、3……制御部、10、110……バンドル部、10A……受入口、11……第1束搬送部、12……バンドル切替部、13……第2束搬送部、14……分離部、15……アライナ部、17……スキャナ部、18……中上切替部、19……中央搬送部、20……中下切替部、21……エスクロ部、28、128……下バンドル搬送部、35……搬送ローラ対、41……磁気ヘッド、42……上撮像部、43……下撮像部、44……プリンタ、151……放出部、152……集積空間、153……束搬送部、CK……小切手、CKB……束小切手、W11……第1バンドル搬送路、W13……第2バンドル搬送路、W15……アライナ搬送路、W17……読取搬送路、W19……中央搬送路、W21……エスクロ搬送路、W28、W128……下バンドル搬送路。
Claims (9)
- 利用者から紙葉状の媒体を受け入れる受入部と、
前記受入部により受け入れた前記媒体を第1搬送路に沿って搬送する第1搬送部と、
前記第1搬送路における前記受入部と反対側に接続され、前記媒体の搬送路を切り替える第1切替部と、
前記第1切替部に接続され、前記第1搬送路により搬送された前記媒体を第2搬送路に沿って搬送する第2搬送部と、
前記第2搬送路に接続され、前記媒体を搬送する読取搬送路に沿って搬送すると共に該媒体を読み取る読取部と、
前記読取搬送路における前記第2搬送路と反対側に接続され、前記媒体の搬送路を切り替える第2切替部と、
前記第2切替部に接続され、収納搬送路に沿って搬送された前記媒体を収納する収納部と、
前記読取搬送路上に配置され、前記収納部から繰り出された前記媒体に印刷する印刷部と、
前記第2切替部及び前記第1切替部にそれぞれ接続され、第3搬送路に沿って前記媒体を搬送する第3搬送部と
を具え、
前記第1切替部は、前記第1搬送路及び前記第2搬送路を接続した状態と、前記第1搬送路及び前記第3搬送路を接続した状態とを切り替える
ことを特徴とする媒体処理装置。 - 前記受入部は、複数の前記媒体が集積された束媒体又は前記媒体を受け入れ、
前記第1搬送部は、前記束媒体又は前記媒体を搬送し、
前記第2搬送部は、前記束媒体又は前記媒体を搬送する第2束搬送部と、前記束媒体を1枚ずつの前記媒体に分離する分離部と、前記媒体を1枚ずつ搬送する第2単媒体搬送部とを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記第3搬送部は、前記媒体を集積して前記束媒体とする集積部と、前記束媒体を搬送する第3束媒体搬送部とをさらに有する
ことを特徴とする請求項2に記載の媒体処理装置。 - 前記第1切替部及び前記第2切替部における搬送路をそれぞれ切り替えるよう制御する制御部
をさらに具え、
前記読取部は、前記媒体の読取結果を前記制御部に供給し、
前記制御部は、前記読取部から取得した前記読取結果に基づき、所定の収納条件を満たす前記媒体を前記収納搬送路へ搬送して前記収納部に収納させる一方、該収納条件を満たさない前記媒体を、前記第3搬送路へ搬送して前記第1搬送路に戻させるよう、前記第1切替部及び前記第2切替部をそれぞれ制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の媒体処理装置。 - 前記媒体は、各紙面がそれぞれ表面及び裏面として規定され、
前記読取部は、前記媒体の紙面を所定の表読取面と対向させて搬送し、
前記収納条件は、前記媒体の表面が前記表読取面と対向していることである
ことを特徴とする請求項4に記載の媒体処理装置。 - 前記制御部は、前記読取部から取得した前記読取結果に基づき、前記媒体が取扱可能であるか否かを判断し、
前記収納条件は、前記媒体が取扱可能であることである
ことを特徴とする請求項4に記載の媒体処理装置。 - 前記媒体は、磁気を含む磁気情報が記載され、
前記読取部は、前記媒体から磁気を利用して前記磁気情報を読み取り、
前記制御部は、前記読取部において前記媒体から前記磁気情報を正常に読み取った場合に、前記媒体が取扱可能であると判断する
ことを特徴とする請求項6に記載の媒体処理装置。 - 前記第2搬送部には、前記媒体の紙面上で該媒体の搬送方向と直交する幅方向の一方である幅寄せ方向へ幅寄せする幅寄せ部が設けられ、
前記制御部は、前記読取部から取得した前記読取結果に基づき、前記媒体が幅方向に関する所定の幅方向基準位置まで幅寄せされたか否かを判断し、
前記収納条件は、前記媒体が前記幅方向基準位置まで幅寄せされていることである
ことを特徴とする請求項4に記載の媒体処理装置。 - 前記制御部は、所定の返却条件が満たされる場合、前記第3搬送路から前記第2切替部を介して前記第1搬送路に搬送された前記媒体を、前記受入部から前記利用者に受け取らせる
ことを特徴とする請求項4に記載の媒体処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016235696A JP2018092399A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 媒体処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016235696A JP2018092399A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 媒体処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018092399A true JP2018092399A (ja) | 2018-06-14 |
Family
ID=62565588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016235696A Pending JP2018092399A (ja) | 2016-12-05 | 2016-12-05 | 媒体処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018092399A (ja) |
-
2016
- 2016-12-05 JP JP2016235696A patent/JP2018092399A/ja active Pending
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