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JP2018089092A - シートパッドの成形型 - Google Patents

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Tomohiro Nakao
知裕 中尾
哲範 河野
Tetsunori Kono
哲範 河野
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Abstract

【課題】下型と上型との間にシートパッドを成形するキャビティを設け、下型のキャビティ面に上面視で面内方向に凸形状の立壁が形成されていてもウレタン発泡成形時の欠陥が生じにくいシートパッドの成形型を提供する。【解決手段】成形型10は、下型11と、下型11との間にキャビティ13を形成する上型12と、下型11の下成形面11aに形成され上面視でシート幅方向の両端部からシート幅方向に対する垂直方向に凸形状に延びるとともに下成形面11aの上方に向かって突出する前立壁部11bと、前立壁部11bの凸形状の内側に形成され軟質ポリウレタン発泡樹脂原料20を受け止める注入面部11a1と、前立壁部11bの凸形状の外側に形成され前立壁部11bに沿って略平行に前立壁部11bより低い高さで上方に向かって突出するとともに所定の間隔を隔てて配設される複数の堰と、を備えている。【選択図】図4

Description

本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物に搭載される乗物用シートのシートパッドの成形型に関する。
乗物用シートのクッション体であるシートパッドの成形型には、所定形状に形成されたキャビティを有し、このキャビティ内に軟質ポリウレタン発泡原料を注入して発泡成形させるものが知られている。図6に示すように、下記特許文献1に開示されているシートパッドの成形型50においては、シートパッドの着座面側の形状に形成された下型51の成形面と、シートパッドの裏面側の形状に形成された上型52の成形面と、の間でキャビティ53が形成されている。そして、下型51の成形面のほぼ中央部分には、シートパッドの着座面に溝形状を賦形するためにシート幅方向に延びる直線状の立壁54が2本平行に並んで形成されている。発泡成形においては、下型51に対して上型52を開いた状態で、下型51の成形面に軟質ポリウレタン発泡原料55を注入したのち上型52を閉じ所定時間加熱放置して発泡固化させてシートパッドを得る。
特開2015−147312号公報
上述のシートパッドの成形型50においては、シートパッドの着座面に溝形状を賦形するための立壁54がシート幅方向に直線状に延びて形成されている。例えば、立壁54を挟む一側に軟質ポリウレタン発泡原料55が注入されたとき、発泡により膨張した原料は立壁54を乗り越えて他側に流出し他側においてキャビティ53を充満させながら発泡固化する際、立壁54の他側にほぼ同時に到達して押圧力を及ぼす。これによって、立壁54の他側において軟質ポリウレタン発泡原料55はほぼ同時に発泡固化が進展するためボイド等の欠陥を生じにくい。一方、シートパッドの着座面に形成される溝形状が着座面に対し垂直な方向から見たとき、面内方向に凸形状となっているような場合がある。このとき、立壁も凸形状に形成される。かかる場合に、立壁を挟む一側である凸形状の内側に軟質ポリウレタン発泡原料55が注入されると、発泡により膨張した原料は立壁を乗り越えて他側に流出し他側においてキャビティ53を充満させながら発泡固化する際、立壁の他側に到達して押圧力を及ぼす時間が立壁の部分によってずれる。すなわち、凸形状の頂部近辺は発泡固化が進展していない状態で原料が到達するのに対し、凸形状の裾の部分は発泡固化が進展した状態で原料が到達する。これによって、凸形状の裾の部分においては発泡原料の流動性が低下し立壁に密着しにくくなってボイド等の欠陥を生じやすい。
このような問題に鑑み本発明の課題は、下型と上型との間にシートパッドを成形するキャビティを設け、下型のキャビティ面に上面視で面内方向に凸形状の立壁が形成されていてもウレタン発泡成形時の欠陥が生じにくいシートパッドの成形型を提供することにある。
本発明の第1発明は、発泡成形されるシートパッドの成形型であって、下型と、該下型との間に前記シートパッドを成形するキャビティを形成する上型と、前記下型の前記キャビティを形成する成形面の前記シートパッドの着座面に対応する部分に形成され上面視でシート幅方向の両端部からシート幅方向に対する垂直方向に凸形状に延びるとともに該成形面の上方に向かって突出する立壁部と、該立壁部の前記凸形状の内側の前記成形面に形成され発泡成形時に前記キャビティ内に注入される発泡樹脂原料の少なくとも一部を受け止める注入面部と、該立壁部の前記凸形状の外側の前記成形面に形成され前記立壁部に沿って前記立壁部と略平行に前記立壁部より低い高さで上方に向かって突出するとともに所定の間隔を隔てて配設される複数の堰と、を備えていることを特徴とする。
第1発明によれば、シートパッドの発泡成形においてキャビティ内に発泡樹脂原料が注入されたとき、その少なくとも一部は発泡しながら立壁部の注入面部側から立壁部を乗り越えて複数の堰との間に流出する。このとき、発泡樹脂原料は、立壁部の凸形状の外側と複数の堰との間に一旦貯留されたのち複数の堰の上部又は所定の間隔の堰のない部分から立壁部の凸形状の外側の成形面にあふれ出て発泡する。キャビティ内に発泡した発泡樹脂原料が充填されていくとき、発泡樹脂原料が立壁部の凸形状の外側と複数の堰との間に貯留されているので立壁部の凸形状の外側部分に空隙が生じにくくボイド等の不具合発生を抑止できる。なお、ここで立壁部の凸形状の外側とは、上面視で立壁部が面内方向に突出する方向の側をいい、立壁部の凸形状の内側とは、上面視で立壁部が面内方向に突出する方向の反対側をいう。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記注入面部は、前記立壁部の前記凸形状の外側の前記成形面より上下方向の高さが高く形成されていることを特徴とする。
第2発明によれば、注入面部に注入された発泡樹脂原料は立壁部を乗り越えて複数の堰との間に速い流速で流出しやすくなる。これによって、このような成形型の場合、複数の堰を設けて立壁部の凸形状の外側と複数の堰との間に発泡樹脂原料を一旦貯留させると複数の堰を設けない場合に比べてボイド等の不具合発生を抑止する効果が顕著となる。
本発明の第3発明は、上記第1発明又は上記第2発明において、前記複数の堰の前記成形面からの突出高さは、前記立壁部の前記成形面からの突出高さの1/6〜1/2であることを特徴とする。
第3発明によれば、複数の堰の高さがボイド等の不具合発生を抑止するのに必要な程度に設定されるので、ボイド等の不具合発生を抑止しながら発泡成形されたシートパッドを成形型から損傷なく脱型しやすくなる。
本発明の第4発明は、上記第3発明において、上面視における前記複数の堰と前記立壁部との間隔は、前記立壁部の前記成形面からの突出高さの1/3〜3/4に相当する長さであることを特徴とする。
第4発明によれば、複数の堰と立壁部との間隔がボイド等の不具合発生を抑止するのに必要な程度に設定されるので、ボイド等の不具合発生を抑止しながら発泡成形されたシートパッドを成形型から損傷なく脱型しやすくなる。
本発明の第5発明は、上記第4発明において、前記複数の堰における前記所定の間隔は、前記複数の堰の前記立壁部に沿って延びる長さの1/5〜1/2に相当する長さであることを特徴とする。
第5発明によれば、複数の堰におけるそれぞれの間隔がボイド等の不具合発生を抑止するのに必要な程度に設定されるので、ボイド等の不具合発生を抑止しながら発泡成形されたシートパッドを成形型から損傷なく脱型しやすくなる。
本発明の一実施形態にかかるシートパッドの成形型を用いて成形したクッションパッドを着座面側から見た平面図である。 図1のII−II矢視線断面図である。 図1のIII−III矢視線断面図である。 図2に対応したシートパッドの成形型の断面図である。 図4におけるV部分の拡大図である。 従来のシートパッドの成形型の断面図である。
図1〜図5は、本発明の一実施形態を示す。本実施形態の成形型10は、図1に示す自動車のフロントシートのシートクッション内に配設される発泡ウレタン製のクッションパッド1を成形するための型である。各図中、矢印によりクッションパッド1をフロントシートに組み込んで自動車に取付けたときの、自動車及びフロントシートの各方向を示す。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。ここで、クッションパッド1が、特許請求の範囲の「シートパッド」に相当する。
図1〜図3に示すように、クッションパッド1は、所定の厚みを有するパッド状に形成された適度なクッション感を呈する軟質ポリウレタン樹脂製のクッション体であり、着座者による荷重を受けて撓みつつ、弾性により反力を発揮して着座者を支持する。クッションパッド1は、シート幅方向における中央を占めるメイン部2と、メイン部2の左右の両部分を占めるサイドサポート部3と、を有する。メイン部2と左右のサイドサポート部3との間には前後方向に延びる縦溝部4が形成されている。また、メイン部2には、左右の縦溝部4の前後方向中央部近傍を連結して前方に向かって凸形状に湾曲して延びる前横溝部5と、左右の縦溝部4の前後方向後部を連結して左右方向に直線状に延びる後横溝部6と、が形成されている。詳しくは、左右の縦溝部4は、前横溝部5との連結部である前連結部7より後方においてはほぼ前後方向に沿って互いに略平行に延びている。また、左右の縦溝部4は、前連結部7より前方においては前方に向かうにしたがって互いに徐々に離隔していくように延びている。前横溝部5は、左右の前連結部7を繋いでその左右方向中央部において前方に最も突出した位置となる頂部5aを通る滑らかな曲線状に形成されている。クッションパッド1の前端から頂部5aまでの前後方向の距離は、クッションパッド1の前端から前連結部7までの前後方向の距離の約半分である。クッションパッド1の後端から後横溝部6までの前後方向の距離は、クッションパッド1の前端から頂部5aまでの前後方向の距離とほぼ等しく設定されている。左右の縦溝部4、前横溝部5及び後横溝部6は、クッションパッド1に被せつけられる表皮材としてのクッションカバー(図示せず)の所々の部位をクッションパッド1の内部に引き込んで止着するための溝として機能するものである。左右の縦溝部4、前横溝部5及び後横溝部6の底部には、クッションカバーを止着するためのワイヤ(図示せず)がインサートされている。
図1〜図3に示すように、メイン部2の前横溝部5より前方の部分は、前方に向かうにつれて徐々に上方に向けて突出するように形成されており、着座乗員の大腿部の先端部付近を主として支持する部分である。また、メイン部2の前横溝部5より後方の部分は、ほぼ水平に形成されており、着座乗員の大腿部付け根から尻部を主として支持する部分である。左右のサイドサポート部3は、それぞれ、左右の縦溝部4から両外側に向かうにつれて上方側に山状に盛り上がった形状に形成され、着座乗員の尻部や大腿部の側部を外側から支持する部分である。
図2に示すように、前横溝部5と後横溝部6とは、その横断面が上方に向かって開口した略U字状に形成され、メイン部2の着座面側表面からの深さが20〜30mm程度であり、その幅は10mm程度である。図3に示すように、縦溝部4は、その横断面が上方に向かって開口した略U字状に形成され、メイン部2の着座面側表面からの深さが20〜30mm程度であり、その幅は10mm程度である。すなわち、前横溝部5、後横溝部6及び縦溝部4の横断面はほぼ等しい形状に形成されている。
図1及び図2に示すように、前横溝部5の上面視で凸形状の外側に相当する前側には、左右対称に7つの浅溝8が形成されている。7つの浅溝8は、いずれも同一の横断面を有しており、上方に向かって開口した略U字状でメイン部2の着座面側表面からの深さが5〜10mm程度であり、その幅は3〜5mm程度である。また、7つの浅溝8は、上面視で前横溝部5の中心線から10〜15mm程度前側に離隔した線に沿って前横溝部5とほぼ平行に配設されている。そして、7つの浅溝8は、上面視におけるその長さが30〜50mm程度であり、隣り合う浅溝8間の間隔は10〜15mm程度である。この7つの浅溝8は、後述するようにクッションパッド1を発泡成形する際、前横溝部5の前面部近傍にボイド等の不具合発生を抑止するために成形型10に設けた堰11dによって形成されるものでクッションパッド1の製品としての機能を有するものではない。すなわち、クッションパッド1の製品としてはこの7つの浅溝8は、小さければ小さいほど好ましい。
図2及び図3に示すように、クッションパッド1の着座面と反対側の面は、通気性を有する厚手の不織布(図示せず)が一体成形されるとともに骨格をなすクッションフレームの形状に適応して載置されるように賦形されている。
図1、図4及び図5に基づいて、上述したクッションパッド1を成形する成形型10について説明する。成形型10は、クッションパッド1の着座面部である上面部を成形する下成形面11aを有する下型11と、クッションパッド1の裏面部である下面部を成形する上成形面12aを有する上型12と、を有する。下型11の下成形面11aと上型12の上成形面12aによって囲まれる空洞部分がキャビティ13で、キャビティ13の形状がクッションパッド1の形状に対応している。図4に示すように、下型11の下成形面11aには、前立壁部11bと、後立壁部11cと、堰11dと、が立設されている。前立壁部11b、後立壁部11c、堰11dは、それぞれ、クッションパッド1の前横溝部5、後横溝部6、浅溝8に対応した形状、位置に配設されている。すなわち、前立壁部11bは、上面視で前方に向かって凸形状に湾曲して延びるように形成され、クッションパッド1の左右の前連結部7と頂部5aに対応して、左右の側連結部(図示せず)と頂部11b1を有する。堰11dは、上面視で前立壁部11bの中心線から10〜15mm程度前側に離隔した線に沿って前立壁部11bとほぼ平行に配設されている。また、図4には表れていないがクッションパッド1の左右の縦溝部4に対応した左右の側立壁部も配設されている。ここで、前立壁部11bが、特許請求の範囲の「立壁部」に相当する。また、下成形面11aと上成形面12aが、特許請求の範囲の「成形面」に相当する。
図5に示すように、前立壁部11bは、その横断面における高さH1が20〜30mm程度、幅W1が10mm程度である。また、堰11dは、その横断面における高さH2が5〜10mm程度、幅W2が3〜5mm程度である。そして、前立壁部11bの横断面における中心線と堰11dの横断面における中心線との距離Dは、10〜15mm程度である。堰11dは、図1における浅溝8に対応して7つ設けられており、それぞれの長さが30〜50mm程度であり、隣り合う堰11dと堰11dとの間隙G(図1参照)は10〜15mm程度である。下成形面11aは、後立壁部11cより後方の部分ではほぼ水平な状態で、後立壁部11cより前方の部分では前方に向かうにしたがって上方へ(下型の方向へ)傾斜するように形成されている。ここで、高さH1、高さH2、距離D、間隙Gが、それぞれ、特許請求の範囲の「立壁部の成形面からの突出高さ」、「堰の成形面からの突出高さ」、「堰と立壁部との間隔」、「所定の間隔」に相当する。
前立壁部11bと後立壁部11cとの間の下成形面11aには、キャビティ13内に軟質ポリウレタン発泡原料20を注入したとき、軟質ポリウレタン発泡原料20が載置される注入面部11a1が設けられている。軟質ポリウレタン発泡原料20はキャビティ13内に注入されたとき、発泡前の状態ですべてがこの注入面部11a1内に留まる。しかし、軟質ポリウレタン発泡原料20の一部が前立壁部11bより前方に注入されて発泡前の状態で留まるようにしてもよい。下成形面11aは、後立壁部11cより前方の部分では前方に向かうにしたがって上方へ(下型の方向へ)傾斜するように形成されているので、注入された軟質ポリウレタン発泡原料20は発泡しながら前立壁部11bを乗り越えて流れていく。ここで、軟質ポリウレタン発泡原料20が、特許請求の範囲の「発泡樹脂原料」に相当する。
上型12の上成形面12aには、厚手の不織布を仮止めするための係止機構(図示せず)が設けられている。また、下型11と上型12のパーティング面部には必要に応じてシール部材(図示せず)が配置される。また、下型11と上型12は必要に応じて所定の温度に温調されている。
上述した成形型10を用いたクッションパッド1の製造方法について説明する。図4に示すように、下型11に対して上型12を開いた状態で下型11の注入面部11a1に所定量の軟質ポリウレタン発泡原料20を注入して上型12を閉じる。これにより、軟質ポリウレタン発泡原料20は発泡して膨張しながらキャビティ13内に充満していく。このとき、前立壁部11bを乗り越えて前方に向けて流れていく軟質ポリウレタン発泡原料20は、一旦前立壁部11bと堰11dとの間の領域に貯留されながら堰11dを乗り越えて又は堰11dと堰11dとの間隙から前方に向けて流れていく。そして、下成形面11aの最上部(下型方向へ最も窪んだ部分)まで達するとそこから上方に向けて発泡して膨張を進展させていく。この発泡に伴う膨張によって、軟質ポリウレタン発泡原料20は上型12の上成形面12aに到達し前方から後方に向かってキャビティ13内に充満していく。そして、キャビティ13内が軟質ポリウレタン発泡原料20で充満された状態で所定時間型締め状態が保持されることによって、軟質ポリウレタン発泡原料20は発泡した状態で固化してクッションパッド1が形成される。ここで、注入された軟質ポリウレタン発泡原料20の一部は前立壁部11bと堰11dとの間の領域に貯留された状態で発泡して固化する。これによって、堰11dが無い状態で一旦軟質ポリウレタン発泡原料20が下成形面11aの最上部に流れてから後方に向けて発泡して膨張する場合に比べて前立壁部11bの前面側にボイド等の不具合が発生しにくい。特に、前立壁部11bの左右両側の側立壁部との連結部近傍においては、軟質ポリウレタン発泡原料20が固化のより進展した状態で到達するのでボイド等の不具合が発生しやすい。成形されたクッションパッド1は、上型12を開いて下型11から脱型される。このとき、堰11dはその高さ、幅、長さ、前立壁部11bからの距離が適正に設定されているのでクッションパッド1の破れ等の不具合発生を抑制できる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態においては、クッションパッド1の前横溝部5の頂部5aが前方にある構成としたが、これに限らず、前横溝部5の頂部5aが後方にある構成としてもよい。
2.上記実施形態においては、自動車のフロントシートのクッションパッド1の成形型10に本発明を適用した。しかし、これに限らず、自動車のフロントシートのバックパッドの成形型に適用してもよいし、自動車のリアシートのクッションパッド又はバックパッドの成形型に適用してもよい。さらに、飛行機、船、電車等に搭載のシートに適用しても良い。
3.上記実施形態においては、前横溝部5は上面視において左右対称に前方に向かって凸形状に湾曲して延びる形状としたが、これに限らず、左右対称でなく頂部11b1が左右いずれかにずれている形状であってもよい。後方に向かって凸形状に湾曲して延びる形状とした場合も同様である。
1 クッションパッド(シートパッド)
10 成形型
11 下型
11a 下成形面(成形面)
11a1 注入面部
11b 前立壁部(立壁部)
11b1 頂部
11d 堰
12 上型
12a 上成形面(成形面)
13 キャビティ
20 軟質ポリウレタン発泡原料(発泡樹脂原料)
H1 高さ(立壁部の成形面からの突出高さ)
H2 高さ(堰の成形面からの突出高さ)
D 距離(堰と立壁部との間隔)
G 間隙(所定の間隔)

Claims (5)

  1. 発泡成形されるシートパッドの成形型であって、
    下型と、
    該下型との間に前記シートパッドを成形するキャビティを形成する上型と、
    前記下型の前記キャビティを形成する成形面の前記シートパッドの着座面に対応する部分に形成され上面視でシート幅方向の両端部からシート幅方向に対する垂直方向に凸形状に延びるとともに該成形面の上方に向かって突出する立壁部と、
    該立壁部の前記凸形状の内側の前記成形面に形成され発泡成形時に前記キャビティ内に注入される発泡樹脂原料の少なくとも一部を受け止める注入面部と、
    該立壁部の前記凸形状の外側の前記成形面に形成され前記立壁部に沿って前記立壁部と略平行に前記立壁部より低い高さで上方に向かって突出するとともに所定の間隔を隔てて配設される複数の堰と、
    を備えているシートパッドの成形型。
  2. 請求項1において、前記注入面部は、前記立壁部の前記凸形状の外側の前記成形面より上下方向の高さが高く形成されているシートパッドの成形型。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記複数の堰の前記成形面からの突出高さは、前記立壁部の前記成形面からの突出高さの1/6〜1/2であるシートパッドの成形型。
  4. 請求項3において、上面視における前記複数の堰と前記立壁部との間隔は、前記立壁部の前記成形面からの突出高さの1/3〜3/4に相当する長さであるシートパッドの成形型。
  5. 請求項4において、前記複数の堰における前記所定の間隔は、前記複数の堰の前記立壁部に沿って延びる長さの1/5〜1/2に相当する長さであるシートパッドの成形型。

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