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JP2018079142A - ステントデリバリーシステム - Google Patents

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JP2018079142A
JP2018079142A JP2016224133A JP2016224133A JP2018079142A JP 2018079142 A JP2018079142 A JP 2018079142A JP 2016224133 A JP2016224133 A JP 2016224133A JP 2016224133 A JP2016224133 A JP 2016224133A JP 2018079142 A JP2018079142 A JP 2018079142A
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JP2016224133A
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武史 堂園
Takeshi Dozono
武史 堂園
莉沙 星野
Risa Hoshino
莉沙 星野
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Terumo Corp
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Terumo Corp
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Abstract

【課題】ステントの柔軟性を維持しつつステントの通過性を向上させることができるステントデリバリーシステムを提供すること。
【解決手段】ステントデリバリーシステム2は、拡張および収縮可能なバルーン32を有するバルーンカテーテル3と、収縮状態のバルーン32に装着され、バルーン32の拡張により拡張するステント4と、ステント4よりも先端側に配置されたバルーンカテーテル3の先端部に一方の端部51が固定された複数のワイヤ5であって、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45を低減するワイヤ5と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、血管、胆管、気管、食道、尿道等の生体管腔内に生じた狭窄部、もしくは閉塞部の改善に使用されるステントデリバリーシステムに関する。
ステントは、血管あるいは他の生体管腔が狭窄もしくは閉塞することによって生じる様々な疾患を治療するために、狭窄もしくは閉塞部位を拡張し、生体管腔を確保するために狭窄もしくは閉塞部位に留置される一般的には管状の医療用具である。
ステントは、体外から体内に挿入される。そのため、ステントが体内に挿入されるときには、ステントの直径は相対的に小さい。また、ステントが目的の狭窄もしくは閉塞部位に到達すると、ステントの直径は相対的に大きくなる。そして、ステントは、目的の狭窄もしくは閉塞部位で拡張し、かつ生体管腔を拡張したままで保持する。
一般的には、ステントは、金属線材、あるいは金属管を加工して形成され、円筒状を呈する。ステントは、カテーテルなどに収縮した状態で装着され、生体内に挿入され、目的部位で何らかの方法で拡張し、管腔内壁に密着し固定されることで管腔形状を維持する。ステントは、機能および留置方法によって、セルフエクスパンダブルステントとバルーンエクスパンダブルステントとに区別される。バルーンエクスパンダブルステントは、拡張機能を有しておらず、目的部位に挿入された後、ステント内に配置されたバルーンの拡張(拡張力)により拡張(塑性変形)し、目的管腔の内面に密着し固定される。
バルーンエクスパンダブルステントでは、上記のようなステントの拡張作業が必要になる。そして、バルーンエクスパンダブルステントは、拡張するバルーンにより塑性変形して拡張し、目的管腔(例えば、血管)の内面に密着する。バルーンエクスパンダブルステントは、塑性変形していることにより高い拡張維持力(ラジアルフォース)を有する。ステント留置の目的は、PTCA等の手技を施した後に起こる再狭窄の予防、および再狭窄の低減化を図ることである。
ここで、ステントがバルーンに装着された状態で目的部位に送達される際に、ステントの先端部が病変に引っ掛かることがある。あるいは、術者がPTCA等の手技をやり直すために、バルーンに装着された状態のステントをガイディングカテーテルに引き込む際に、ステントの基端部がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることがある。そうすると、ステントが目的部位に留置される前に、生体管腔内においてバルーンから脱落することがある。
特許文献1には、ステントが2つの被覆保持スリーブによってバルーンの回りに固定されたステント供給装置が開示されている。特許文献1に記載された2つの被覆保持スリーブは、ステントの各端部すなわち縁においてステントを覆っている。そして、バルーンが膨張した際には、スリーブから解放される。
特許第2935561号公報
しかし、特許文献1に記載されたステント供給装置では、2つの被覆保持スリーブがステントの各端部においてステントを覆っているため、被覆保持スリーブとステントとの間に径方向の段差が生じている。すなわち、2つの被覆保持スリーブがステントの各端部に乗り上げている。そのため、被覆保持スリーブとステントとの境界部(段差部)が病変に引っ掛かったり、ガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かったりするおそれがある。そのため、2つの被覆保持スリーブがステントの各端部においてステントを覆った場合であっても、ステントが生体管腔内においてバルーンから脱落するおそれがある。また、病変およびガイディングカテーテルに対するステントの通過性が低下するおそれがある。さらに、2つの被覆保持スリーブがステントの各端部においてステントを覆っているため、バルーンに装着されたステントの柔軟性が損なわれるおそれがある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、ステントの柔軟性を維持しつつステントの通過性を向上させることができるステントデリバリーシステムを提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、拡張および収縮可能なバルーンを有するバルーンカテーテルと、前記収縮状態の前記バルーンに装着され、前記バルーンの前記拡張により拡張するステントと、前記ステントよりも先端側に配置された前記バルーンカテーテルの先端部に一方の端部が固定された複数のワイヤであって、前記バルーンの表面部と、前記ステントの先端部と、の間の段差を低減するワイヤと、を備えたことを特徴とするステントデリバリーシステムにより解決される。
前記構成によれば、ステントよりも先端側に配置されたバルーンカテーテルの先端部に一方の端部が固定された複数のワイヤが設けられている。ワイヤは、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差を低減する。そのため、ワイヤは、ステントがバルーンに装着された状態で目的部位に送達される際に、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差部分が病変に引っ掛かることを抑制できる。そのため、病変に対するステントの通過性を向上させることができる。また、ステントがバルーンから脱落することを抑制することができるとともに、ステントの先端部がめくれることを抑制することができる。また、ステントがバルーンに装着された状態で目的部位に送達される際に、ワイヤは、ステントの軸方向に延び、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差を低減する。そのため、ワイヤは、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差部分の全周を覆うわけではない。これにより、バルーンに装着されたステントの柔軟性が損なわれることを抑え、ステントの柔軟性を維持することができる。
好ましくは、前記一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの先端部を覆い、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの先端部から離れることを特徴とする。
前記構成によれば、ワイヤの他方の端部は、収縮状態のバルーンに装着されたステントの先端部を覆う。そのため、ワイヤは、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差をより確実に低減し、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差部分が病変に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、病変に対するステントの通過性をより向上させることができる。また、ステントがバルーンから脱落することを抑制することができるとともに、ステントの先端部がめくれることを抑制することができる。また、ワイヤの他方の端部は、バルーンが拡張状態になるとステントの先端部から離れる。そのため、ワイヤがバルーンの拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
好ましくは、前記他方の端部は、前記ステントの先端部にポリマーにより連結され、
前記ポリマーにより連結された前記他方の端部は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ポリマーから解放されることを特徴とする。
前記構成によれば、ワイヤの他方の端部は、収縮状態のバルーンに装着されたステントの先端部を覆うとともにステントの先端部にポリマーにより連結されている。そのため、ワイヤは、ステントの先端部にポリマーにより連結された状態で、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差をより確実に低減し、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差部分が病変に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、病変に対するステントの通過性をより向上させることができるとともにステントがバルーンから脱落することを抑制できる。また、ステントの先端部がめくれることを抑制することができる。また、ポリマーにより連結されたワイヤの他方の端部は、バルーンが拡張状態になるとポリマーから解放される。そのため、ポリマーおよびワイヤがバルーンの拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
好ましくは、前記一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの先端側に隣接して設けられたリング体であって前記ステントの外径と同じ外径を有するリング体に接続され、前記リング体は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの先端側に隣接した位置から先端側に向かって移動することを特徴とする。
前記構成によれば、ワイヤの他方の端部は、収縮状態のバルーンに装着されたステントの先端側に隣接して設けられたリング体に接続されている。リング体の外径は、ステントの外径と同じである。そのため、ワイヤの他方の端部が接続されたリング体は、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差をより確実に低減し、バルーンの表面部と、ステントの先端部と、の間の段差部分が病変に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、病変に対するステントの通過性をより向上させることができる。また、ステントがバルーンから脱落することを抑制することができるとともに、ステントの先端部がめくれることを抑制することができる。また、リング体は、バルーンが拡張状態になるとステントの先端側に隣接した位置から先端側に向かって移動する。そのため、リング体およびワイヤがバルーンの拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
好ましくは、前記ワイヤは、第1ワイヤであり、前記ステントよりも基端側に配置された前記バルーンカテーテルの基端側部分に一方の端部が固定された複数の第2ワイヤであって、前記バルーンの表面部と、前記ステントの基端部と、の間の段差を低減する第2ワイヤをさらに備えたことを特徴とする。
前記構成によれば、ステントよりも基端側に配置されたバルーンカテーテルの基端側部分に一方の端部が固定された複数の第2ワイヤがさらに設けられている。第2ワイヤは、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差を低減する。そのため、第2ワイヤは、ステントがバルーンに装着された状態で抜去される際に、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることを抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステントの通過性を向上させることができる。また、ステントがバルーンから脱落することを抑制することができるとともに、ステントの基端部がめくれることを抑制することができる。また、ステントがバルーンに装着された状態で抜去される際に、第2ワイヤは、ステントの軸方向に延び、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差を低減する。そのため、第2ワイヤは、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差部分の全周を覆うわけではない。これにより、バルーンに装着されたステントの柔軟性が損なわれることを抑え、ステントの柔軟性を維持することができる。
好ましくは、前記第2ワイヤの一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの基端部を覆い、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの基端部から離れることを特徴とする。
前記構成によれば、第2ワイヤの他方の端部は、収縮状態のバルーンに装着されたステントの基端部を覆う。そのため、第2ワイヤは、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差をより確実に低減し、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステントの通過性をより向上させることができる。また、ステントがバルーンから脱落することを抑制することができるとともに、ステントの基端部がめくれることを抑制することができる。また、第2ワイヤの他方の端部は、バルーンが拡張状態になるとステントの基端部から離れる。そのため、第2ワイヤがバルーンの拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
好ましくは、前記第2ワイヤの他方の端部は、前記ステントの基端部にポリマーにより連結され、前記ポリマーにより連結された前記第2ワイヤの他方の端部は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ポリマーから解放されることを特徴とする。
前記構成によれば、第2ワイヤの他方の端部は、収縮状態のバルーンに装着されたステントの基端部を覆うとともにステントの基端部にポリマーにより連結されている。そのため、第2ワイヤは、ステントの基端部にポリマーにより連結された状態で、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差をより確実に低減し、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステントの通過性をより向上させることができるとともにステントがバルーンから脱落することを抑制できる。また、ステントの基端部がめくれることを抑制することができる。また、ポリマーにより連結された第2ワイヤの他方の端部は、バルーンが拡張状態になるとポリマーから解放される。そのため、ポリマーおよび第2ワイヤがバルーンの拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
好ましくは、前記リング体は、第1リング体であり、前記第2ワイヤの一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの基端側に隣接して設けられた第2リング体であって前記ステントの外径と同じ外径を有する第2リング体に接続され、前記第2リング体は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの基端側に隣接した位置から基端側に向かって移動することを特徴とする。
前記構成によれば、第2ワイヤの他方の端部は、収縮状態のバルーンに装着されたステントの基端側に隣接して設けられた第2リング体に接続されている。第2リング体の外径は、ステントの外径と同じである。そのため、第2ワイヤの他方の端部が接続された第2リング体は、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差をより確実に低減し、バルーンの表面部と、ステントの基端部と、の間の段差部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステントの通過性をより向上させることができる。また、ステントがバルーンから脱落することを抑制することができるとともに、ステントの基端部がめくれることを抑制することができる。また、第2リング体は、バルーンが拡張状態になるとステントの基端側に隣接した位置から基端側に向かって移動する。そのため、第2リング体および第2ワイヤがバルーンの拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
本発明によれば、ステントの柔軟性を維持しつつステントの通過性を向上させることができるステントデリバリーシステムを提供することができる。
本発明の実施形態に係るステントデリバリーシステムを表す正面図である。 本実施形態に係るステントデリバリーシステムの先端部の部分断面図である。 本実施形態に係るステントデリバリーシステムの作用を説明する部分断面図である。 本実施形態のワイヤの第1具体例を表す平面図である。 本実施形態のワイヤの第2具体例を表す平面図である。 本実施形態のワイヤの第3具体例を表す平面図である。 本実施形態のワイヤの第4具体例を表す平面図である。 本実施形態のワイヤの第5具体例を表す平面図である。 本実施形態のワイヤの第6具体例を表す平面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るステントデリバリーシステムを表す正面図である。
図2は、本実施形態に係るステントデリバリーシステムの先端部の部分断面図である。
図3は、本実施形態に係るステントデリバリーシステムの作用を説明する部分断面図である。
なお、説明の便宜上、図1〜図9において、右側を「基端」といい、左側を「先端」という。また、図3では、ステント4が省略されている。
本発明の実施形態に係るステントデリバリーシステム2は、バルーン32を有するバルーンカテーテル3と、バルーン32に装着されたステント4と、を備える。バルーンカテーテル3は、チューブ状のシャフト本体部31と、シャフト本体部31の先端部に設けられた折り畳みおよび拡張可能なバルーン32と、を有する。すなわち、バルーン32は、シャフト本体部31の先端部において拡張および収縮可能に設けられている。
ステント4は、収縮状態のバルーン32を被包するようにバルーン32に装着され、バルーン32の拡張により拡張する。ステント4は、生体内管腔への挿入のための直径を有し、管状体の内部より半径方向に広がる力が付加されたときに拡張可能ないわゆるバルーン拡張型ステントである。
本実施形態に係るステントデリバリーシステム2では、図2および図3に示すように、シャフト本体部31は、ガイドワイヤルーメン314を有する。ガイドワイヤルーメン314の一端は、シャフト本体部31の先端において開口している。また、ガイドワイヤルーメン314の他端は、シャフト本体部31の途中または基端において開口している。
具体的に説明すると、シャフト本体部31は、内管311と、外管312と、ハブ313と、を有する。内管311は、図3に示すように、内部にガイドワイヤW(図1参照)を挿通するためのガイドワイヤルーメン314を有するチューブ体である。内管311の長さは、100〜1500mm、より好ましくは、150〜500mmである。内管311の外径は、0.1〜1.0mm、より好ましくは、0.3〜0.7mmである。内管311の肉厚は、10〜250μm、より好ましくは、20〜100μmである。内管311は、外管312の内部に挿通されてる。内管311の先端部は、外管312よりも先端側に突出している。
内管311の外面と、外管312の内面と、の間には、バルーン拡張用ルーメン315が形成されており、十分な容積を有している。
外管312は、内部に内管311を挿通しているチューブ体である。外管312の先端は、内管311の先端よりもやや後退した部分に位置している。外管312の長さは、100〜2500mm、より好ましくは、250〜2000mmである。外管312の外径は、0.5〜1.5mm、より好ましくは、0.7〜1.1mmである。外管312の肉厚は、25〜200μm、より好ましくは、50〜100μmである。
本実施形態に係るステントデリバリーシステム2では、外管312は、先端側外管312aと、基端側外管312bと、を有する。先端側外管312aおよび基端側外管312bは、互いに接合されている。先端側外管312aは、先端側外管312aと基端側外管312bとの接合部付近において、テーパー状に縮径している。そのため、テーパー部よりも先端側における先端側外管312aの径は、テーパー部よりも基端側における基端側外管312bの径よりも細い。
先端側外管312aの細径部(テーパー部よりも先端側の部分)の外径は、0.50〜1.5mm、好ましくは0.60〜1.1mmである。また、基端側外管312bの外径は、0.75〜1.5mm、好ましくは0.9〜1.1mmである。
本実施形態に係るステントデリバリーシステム2では、内管311は、バルーン32および先端側外管312aの内部において延びて設けられている。内管311の基端部は、先端側外管312aの途中に接着剤または熱融着などにより液密に固着されている。そして、内管311の基端は、先端側外管312aの途中において開口し、ガイドワイヤポート313aとして設けられている。そのため、図1に表したように、内管311の先端から挿入されたガイドワイヤWは、内管311のガイドワイヤルーメン314を先端側から基端側に向かって導かれ、ガイドワイヤポート313aからステントデリバリーシステム2の外部へ導出される。すなわち、本実施形態に係るステントデリバリーシステム2は、いわゆる「ラピッドエクスチェンジタイプ」のステントデリバリーシステムとして構成されている。
内管311および外管312の形成材料としては、ある程度の可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリ塩化ビニル、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等を使用することができる。内管311および外管312の形成材料は、好ましくは上記の熱可塑性樹脂であり、より好ましくは、ポリオレフィンである。
バルーン32は、折り畳み可能であり、拡張しない状態では、内管311の外周に折り畳まれた状態となる。バルーン32は、装着されるステント4を拡張できるようにほぼ同一径の筒状部分(好ましくは、円筒部分)を呈する拡張可能部を有している。略円筒部分は、完全な円筒でなくてもよく、多角柱状であってもよい。
バルーン32は、先端側接合部32aと、基端側接合部32bと、を有する。先端側接合部32aは、内管311の先端よりも若干基端側の位置に固定されている。具体的には、先端側接合部32aは、内管311に接着剤または熱融着などにより液密に固着されている。基端側接合部32bは、外管312の先端に固定されている。具体的には、基端側接合部32bは、外管312の先端に接着剤または熱融着などにより液密に固着されている。これにより、バルーン32は、内管311および外管312に対して接着剤または熱融着などにより液密に固着されている。バルーン32は、基端部付近にてバルーン拡張用ルーメン315と連通している。また、本実施形態のバルーン32では、拡張可能部と、先端側接合部32aおよび基端側接合部32bと、の間がテーパー状に形成されている。
バルーン32は、バルーン32の内面と、内管311の外面と、の間に形成された拡張空間32cを有する。拡張空間32cの基端部は、全周においてバルーン拡張用ルーメン315と連通している。このように、バルーン32の基端は、比較的大きい容積を有するバルーン拡張用ルーメン315と連通している。そのため、バルーン拡張用ルーメン315からバルーン32内へ拡張用流体を確実に注入することができる。
バルーン32の形成材料としては、ある程度の可撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合体など)、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルエラストマー、ポリアリレーンサルファイド(例えば、ポリフェニレンサルファイド)等の熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等を使用することができる。特に、バルーン32の形成材料は、延伸可能な材料であることが好ましい。また、バルーン32は、高い強度および拡張力を有する二軸延伸されたものが好ましい。
バルーン32が拡張されたときのバルーン32の円筒部分(拡張可能部)の外径は、2〜4mm、好ましくは2.5〜3.5mmである。バルーン32の長さは、10〜50mm、好ましくは20〜40mmである。先端側接合部32aの外径は、0.9〜1.5mm、好ましくは1〜1.3mmである。先端側接合部32aの長さは、1〜5mm、好ましくは1〜3mmである。また、基端側接合部32bの外径は、1〜1.6mm、好ましくは1.1〜1.5mmである。基端側接合部32bの長さは、1〜5mm、好ましくは、2〜4mmである。
本実施形態に係るステントデリバリーシステム2は、図2および図3に示すように、2つのX線造影性部材316、317を有する。X線造影性部材316、317は、バルーン32が拡張したときの円筒部分(拡張可能部)の両端となる位置のシャフト本体部31の外面に固定されている。なお、2つのX線造影性部材は、ステント4の中央部分の所定長の両端となる位置のシャフト本体部31(本実施形態では、内管311)の外面に固定されていてもよい。さらに、単独のX線造影性部材が、ステントの中央部となる位置のシャフト本体部31の外面に固定されていてもよい。
X線造影性部材316、317は、所定の長さを有するリング状のもの、もしくは線状体をコイル状に巻き付けたものなどが好適である。X線造影性部材316、317の形成材料は、例えば、金、白金、タングステンあるいはそれらの合金、あるいは銀−パラジウム合金等が好適である。
内管311と外管312との間(バルーン拡張用ルーメン315内)には、線状の剛性付与体(図示せず)が挿入されていてもよい。剛性付与体は、ステントデリバリーシステム2の可撓性をあまり低下させることなく、屈曲部位でのステントデリバリーシステム2のシャフト本体部31の極度の折れ曲がりを防止するとともに、ステントデリバリーシステム2の先端部の押し込みを容易にする。剛性付与体の先端部の径は、研磨などの方法により、他の部分の径よりも細いことが好ましい。また、剛性付与体は、細径部分の先端が、外管312の先端部付近まで延びていることが好ましい。剛性付与体は、金属線であることが好ましく、線径が0.05〜1.50mm、好ましくは0.10〜1.00mmのステンレス鋼等の弾性金属、超弾性合金などであり、特に好ましくは、ばね用高張力ステンレス鋼、超弾性合金線である。
本実施形態に係るステントデリバリーシステム2では、図1に示すように、基端にハブ313が固定されている。ハブ313は、外管312に固着され、バルーン拡張用ルーメン315と連通するインジェクションポート313bを有する。
ハブ313の形成材料としては、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂を好適に使用することができる。なお、ステントデリバリーシステム2の構造は、上記のような構造には限定されない。例えば、ステントデリバリーシステム2は、ガイドワイヤルーメン314がステントデリバリーシステム2の全長にわたって形成され、ガイドワイヤWがハブ313の基端から導出される「オーバーザワイヤタイプ」のステントデリバリーシステムとして構成されていてもよい。
ステント4は、バルーン32を被包するようにバルーン32に装着されている。ステント4は、拡張状態のステント4よりも小さい内径であって折り畳まれたバルーン32の外径よりも大きい内径の例えば金属パイプなどを加工することにより作製される。そして、作製されたステント4内にバルーン32を挿入し、ステント4の外面に対して均一な力を内側に向けて与え縮径させることにより製品状態のステント4が形成される。つまり、上記のステント4は、バルーン32への圧縮装着により完成する。
ステント4は、略管状体に形成され、生体内管腔への挿入のための直径を有し、ステント4の内部より半径方向に広がる力が付加されたときに拡張する。ステント4は、例えば、所定の線幅を有する線状体により形成されている。
ステント4の非拡張時の直径(外径)は、0.8〜1.8mm程度が好適であり、特に、0.9〜1.4mmがより好ましい。ステント4の成形時(圧縮前)の直径(外径)は、1.5〜3.5mm程度が好適であり、特に、2.0〜3.0mmがより好ましい。ステント4の非拡張時の長さは、9〜40mm程度が好適である。
ステント4の肉厚は、0.05〜0.15mm程度が好適であり、特に、0.08〜0.12mmが好適である。ステント4が線状体により形成されている場合において、ステント4を構成する線状体の線幅は、0.07〜0.15mm程度が好適であり、特に、0.08〜0.13mmが好適である。
ステント4の形成材料は、特には限定されない。ステント4の形成材料としては、例えば金属が挙げられる。ステント4が金属により形成されている場合において、ステント4の形成材料としては、ある程度の生体適合性を有するものが好ましく、例えば、ステンレス鋼、タンタルもしくはタンタル合金、プラチナもしくはプラチナ合金、金もしくは金合金、コバルトクロム合金等のコバルトベース合金等が挙げられる。また、ステント4の形状を作製した後に貴金属メッキ(金、プラチナ)を施してもよい。ステンレス鋼としては、最も耐腐食性のあるSUS316Lが好適である。
ステント4は、面取りされていることが好ましい。ステント4の面取り方法としては、ステント4を最終形状に形成した後、化学研磨、電解研磨もしくは機械研磨する方法が挙げられる。
さらに、ステント4の最終形状を作製した後、焼きなましを行うことが好ましい。焼きなましを行うことにより、ステント4全体の柔軟性および可塑性が向上し、屈曲した血管内での留置性が良好となる。焼きなましを行わない場合と比較すると、ステント4が拡張した後に拡張前の形状に復元しようとする力、特に、屈曲した血管部位で拡張したときに発現する直線状に復帰しようとする力が減少する。また、屈曲した血管内壁に与える物理的な刺激が減少する。これにより、再狭窄の要因を減少させることができる。焼きなましは、ステント4の表面に酸化被膜が形成されないように、不活性ガス雰囲気下(例えば、窒素と水素の混合ガス)において、900〜1200℃に加熱した後、ゆっくりと冷却することにより行われることが好ましい。
ステント4の外面全体もしくは外面の一部に、生理活性物質を含むポリマーが被覆されていてもよい。この場合、生理活性物質を含むポリマーは、ステント4の外面全体を被覆することが好ましいが、ステント4の外面を部分的に被覆してもよい。
生理活性物質を含有するポリマーは、生分解性ポリマーであることが好ましい。生分解性ポリマーとしては、生体内で酵素的、非酵素的に分解され、分解物が毒性を示さないものであれば特に限定されないが、例えば、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリ乳酸−ポリグリコール酸共重合体、ポリカプロラクトン、ポリ乳酸−ポリカプロラクトン共重合体、ポリオルソエステル、ポリホスファゼン、ポリリン酸エステル、ポリヒドロキシ酪酸、ポリリンゴ酸、ポリα−アミノ酸、コラーゲン、ゼラチン、ラミニン、ヘパラン硫酸、フィブロネクチン、ビトロネクチン、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ポリペプチド、キチン、キトサンなどを使用することができる。
ステント4の外面には、ポリマーとの接着性を高めるために、表面処理が施されていてもよい。表面処理としては、親和性の高い材料をプライマーとして表面に被覆する方法がある。プライマー材料としては、種々のものが使用可能であるが、最も好ましいものは加水分解性基と有機官能基とを有するシランカップリング剤である。シランカップリング剤の加水分解性基(たとえばアルコキシ基)の分解により生成されたシラノール基は、金属製の易変形部の接合部分(自由端部分)の表面と化学結合等により結合される。シランカップリング剤の有機官能基(例えばエポキシ基、アミノ基、メルカプト基、ビニル基、メタクリロキシ基)は、生理活性物質を含有するポリマーと化学結合により結合することができる。具体的なシランカップリング剤としては、例えばγ−アミノプロピルエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン等が挙げられる。シランカップリング剤以外のプライマー材料としては、例えば有機チタン系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、クロム系カップリング剤、有機リン酸系カップリング剤、ポリパラキシレン等の有機蒸着膜、シアノアクリレート系接着剤、ポリウレタン系のペーストレジン等が挙げられる。なお、プライマーは必ずしも用いられなくともよい。
ポリマーが含有する生理活性物質としては、内膜肥厚を抑制する物質、抗癌剤、免疫抑制剤、抗生物質、抗リウマチ剤、抗血栓薬、HMG−CoA還元酵素阻害剤、ACE阻害剤、カルシウム拮抗剤、抗高脂血症剤、抗炎症剤、インテグリン阻害薬、抗アレルギー剤、抗酸化剤、GPIIbIIIa拮抗薬、レチノイド、フラボノイドおよびカロチノイド、脂質改善薬、DNA合成阻害剤、チロシンキナーゼ阻害剤、抗血小板薬、血管平滑筋増殖抑制薬、抗炎症薬、生体由来材料、インターフェロン、NO産生促進物質および遺伝子工学により生成される上皮細胞などが使用される。そして、上記の物質等の2種以上の混合物を使用してもよい。
抗癌剤としては、例えば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、イリノテカン、ピラルビシン、パクリタキセル、ドセタキセル、メトトレキサート等が好ましい。免疫抑制剤としては、例えば、シロリムス、タクロリムス、アザチオプリン、シクロスポリン、シクロホスファミド、ミコフェノール酸モフェチル、グスペリムス、ミゾリビン等が好ましい。抗生物質としては、例えば、マイトマイシン、アドリアマイシン、ドキソルビシン、アクチノマイシン、ダウノルビシン、イダルビシン、ピラルビシン、アクラルビシン、エピルビシン、ペプロマイシン、ジノスタチンスチマラマー等が好ましい。抗リウマチ剤としては、例えば、メトトレキサート、チオリンゴ酸ナトリウム、ペニシラミン、ロベンザリット等が好ましい。抗血栓薬としては、例えば、ヘパリン、アスピリン、抗トロンビン製剤、チクロピジン、ヒルジン等が好ましい。HMG−CoA還元酵素阻害剤としては、例えば、セリバスタチン、セリバスタチンナトリウム、アトルバスタチン、ニスバスタチン、イタバスタチン、フルバスタチン、フルバスタチンナトリウム、シンバスタチン、ロバスタチン、プラバスタチン等が好ましい。ACE阻害剤としては、例えば、キナプリル、ペリンドプリルエルブミン、トランドラプリル、シラザプリル、テモカプリル、デラプリル、マレイン酸エナラプリル、リシノプリル、カプトプリル等が好ましい。カルシウム拮抗剤としては、例えば、ニフェジピン、ニルバジピン、ジルチアゼム、ベニジピン、ニソルジピン等が好ましい。抗高脂血症剤としては、例えば、プロブコールが好ましい。抗アレルギー剤としては、例えば、トラニラストが好ましい。レチノイドとしては、例えば、オールトランスレチノイン酸、フラボノイドおよびカロチノイドとしては、例えば、カテキン類、特にエピガロカテキンガレート、アントシアニン、プロアントシアニジン、リコピン、β−カロチン等が好ましい。チロシンキナーゼ阻害剤としては、例えば、ゲニステイン、チルフォスチン、アーブスタチン等が好ましい。抗炎症剤としては、例えば、デキサメタゾン、プレドニゾロン等のステロイドが好ましい。生体由来材料としては、例えば、EGF(epidermal growth factor)、VEGF(vascular endothelial growth factor)、HGF(hepatocyte growth factor)、PDGF(platelet derived growth factor)、bFGF(basic fibroblast growth factor)等が好ましい。
図2に表したように、バルーンカテーテル3の先端部には、複数のワイヤ5が設けられている。ワイヤ5の一方の端部51は、ステント4よりも先端側に配置されたバルーンカテーテル3の先端部に固定されている。本実施形態では、ワイヤ5の一方の端部51は、内管311の先端部の外面に接着剤または熱融着などにより固定されている。
なお、ワイヤ5の一方の端部51は、ステント4よりも先端側に配置されたバルーンカテーテル3の先端部に固定されていればよく、内管311の先端部に固定されていることには限定されない。例えば、内管311の先端部には、シャフト本体部31の材料よりも柔軟な材料により形成された先端チップが設けられていてもよい。そして、ワイヤ5の一方の端部51は、先端チップに固定されていてもよい。あるいは、ワイヤ5の一方の端部51は、ステント4よりも先端側に配置されたバルーン32の先端側接合部32aに固定されていてもよい。本願明細書において「バルーンカテーテル3の先端部」とは、ステント4よりも先端側に配置されたバルーンカテーテル3の部分をいう。本発明の「バルーンカテーテルの先端部」は、例えば、内管311の先端部、内管311の先端部に設けられた先端チップ、あるいはバルーン32の先端側接合部32aに相当する。以下の説明では、ワイヤ5の一方の端部51が内管311の先端部に固定された場合を例に挙げる。
ワイヤ5の形成材料は、特には限定されない。ワイヤ5の形成材料としては、例えば金属が挙げられる。ワイヤ5の形成材料としては、ある程度の生体適合性を有するものが好ましく、例えば、ステンレス鋼、タンタルもしくはタンタル合金、プラチナもしくはプラチナ合金、金もしくは金合金、コバルトクロム合金等のコバルトベース合金、ニッケルチタン合金等のニッケルベース合金等が挙げられる。あるいは、ワイヤ5の形成材料は、前述した生分解性ポリマーであってもよい。
ここで、ステントがバルーンに装着された状態で狭窄部位や閉塞部位などの目的部位に送達される際に、ステントの先端部が病変に引っ掛かることがある。あるいは、術者がPTCA等の手技をやり直すために、バルーンに装着された状態のステントをガイディングカテーテルに引き込む際に、ステントの基端部がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることがある。そうすると、ステントが目的部位に留置される前に、生体管腔内においてバルーンから脱落することがある。また、病変およびガイディングカテーテルに対するステントの通過性が低下することがある。例えば、ステントがバルーンから脱落することを防止するために、ステントの両端部の全周がスリーブなどで覆われた場合には、バルーンに装着されたステントの柔軟性が損なわれるという新たな課題が生ずる。
これに対して、本実施形態に係るステントデリバリーシステム2では、図2に表したように、複数のワイヤ5がバルーンカテーテル3の先端部に設けられている。ワイヤ5の一方の端部51は、ステント4よりも先端側に配置されたバルーンカテーテル3の先端部に固定されている。そして、複数のワイヤ5は、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45を低減する。
そのため、ワイヤ5は、ステント4がバルーン32に装着された状態で目的部位に送達される際に、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45の部分が病変に引っ掛かることを抑制できる。そのため、病変に対するステント4の通過性を向上させることができる。また、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制することができるとともに、ステント4の先端部41がめくれることを抑制することができる。「ステント4の先端部41がめくれる」とは、ステント4の先端部41が例えば病変に引っ掛かることにより、ステント4がバルーン32から脱落するまでには至らないものの、ステント4の先端部41の外径がステント4の中央部の外径よりも拡大した状態、あるいはステント4の先端部41が折り返された状態になることをいう。また、ステント4がバルーン32に装着された状態で目的部位に送達される際に、ワイヤ5は、ステント4の軸49方向に延び、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45を低減する。そのため、ワイヤ5は、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45の部分の全周を覆うわけではない。これにより、バルーン32に装着されたステント4の柔軟性が損なわれることを抑え、ステント4の柔軟性を維持することができる。
次に、本実施形態のワイヤの具体例を、図面を参照して説明する。
図4は、本実施形態のワイヤの第1具体例を表す平面図である。
なお、図4(a)は、ステント4が拡張する前の状態を表す平面図である。図4(b)は、ステント4が拡張した後の状態を表す平面図である。図4(c)は、バルーンカテーテルが抜去されるときの状態を表す平面図である。
図2に関して前述したように、ワイヤ5の一方の端部51は、バルーンカテーテル3の先端部に固定されている。一方で、本具体例では、図4(a)に表したように、ワイヤ5の一方の端部51とは反対側のワイヤ5の他方の端部52は、収縮状態のバルーン32に装着されたステント4の先端部41を覆っている。具体的には、ステント4がバルーン32に装着された状態で目的部位に送達されるときに、ワイヤ5は、他方の端部52が一方の端部51よりも基端側に位置する状態でステント4の軸49(図2参照)方向に延び、ステント4の先端部41を覆う。ワイヤ5の他方の端部52は、ステント4やバルーン32には固定されていない。
これにより、ワイヤ5は、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45をより確実に低減し、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45の部分が病変に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、病変に対するステント4の通過性をより向上させることができる。また、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制することができるとともに、ステント4の先端部41がめくれることを抑制することができる。
そして、図4(b)に表したように、ワイヤ5の他方の端部52は、拡張状態のステント4の先端部41には届かないため、バルーン32が拡張状態になるとステント4の先端部41から離れる。これにより、ワイヤ5がバルーン32の拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
また、図4(c)に表したように、ワイヤ5の他方の端部52がステント4やバルーン32には固定されていないため、バルーンカテーテル3が抜去されるときには、ワイヤ5は、他方の端部52が一方の端部51よりも先端側に位置する状態でステント4の軸49方向に延びる。すなわち、ワイヤ5の延びる方向は、バルーンカテーテル3が生体内に挿入される場合と、バルーンカテーテル3が体外に抜去される場合と、の間において反転可能とされている。これにより、ワイヤ5が、目的部位に留置されたステント4に重なったり、引っ掛かったりすることを抑え、ステント4の留置位置がずれることを抑えることができる。そして、ワイヤ5が取り付けられたバルーンカテーテル3は、拡張状態のステント4の管状体内部を通り体外に抜去される。
図5は、本実施形態のワイヤの第2具体例を表す平面図である。
なお、図5(a)は、ステント4が拡張する前の状態を表す平面図である。図5(b)は、ステント4が拡張した後の状態を表す平面図である。
本具体例では、図5(a)に表したように、ワイヤ5の他方の端部52は、収縮状態のバルーン32に装着されたステント4の先端部41を覆うともに、ステント4の先端部41にポリマー53により連結されている。ポリマー53は、生分解性ポリマーであることが好ましい。生分解性ポリマーとしては、例えば図1〜図3に関して前述した生分解性ポリマーが挙げられる。
そのため、ワイヤ5は、ステント4の先端部41にポリマー53により連結された状態で、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45をより確実に低減し、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45の部分が病変に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、病変に対するステント4の通過性をより向上させることができるとともに、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制できる。また、ステント4の先端部41がめくれることを抑制することができる。
ポリマー53による連結強度は、接着剤または熱融着などによる連結強度よりも低い。そのため、図5(b)に表したように、ポリマー53により連結されたワイヤ5の他方の端部52は、バルーン32が拡張状態になるとポリマー53から解放される。これにより、ポリマー53およびワイヤ5がバルーン32の拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
図6は、本実施形態のワイヤの第3具体例を表す平面図である。
なお、図6(a)は、ステント4が拡張する前の状態を表す平面図である。図6(b)は、ステント4が拡張した後の状態を表す平面図である。
本具体例では、図6(a)に表したように、ワイヤ5の他方の端部52は、リング体54に接続されている。リング体54は、収縮状態のバルーン32を囲うように形成され、収縮状態のバルーン32に装着されたステント4の先端側に隣接して設けられている。リング体54の形成材料は、特には限定されない。リング体54の形成材料としては、例えば金属が挙げられる。リング体54の形成材料としては、図2に関して前述したワイヤ5の金属と同じ金属が挙げられる。あるいは、リング体54の形成材料は、例えば図1〜図3に関して前述した生分解性ポリマーであってもよい。リング体54の外径は、ステント4の外径と同じである。
そのため、ワイヤ5の他方の端部52が接続されたリング体54は、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45をより確実に低減し、バルーン32の表面部321と、ステント4の先端部41と、の間の段差45の部分が病変に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、病変に対するステント4の通過性をより向上させることができる。また、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制することができるとともに、ステント4の先端部41がめくれることを抑制することができる。
そして、図6(b)に表したように、リング体54は、バルーン32が拡張状態になるとステント4の先端側に隣接した位置から先端側に向かって移動する。本実施形態のバルーン32のように、拡張可能部と、先端側接合部32aと、の間がテーパー状に形成されている場合には、リング体54は、バルーン32が拡張状態になるとステント4の先端側に隣接した位置から先端側に向かって容易に移動することができる。これにより、リング体54およびワイヤ5がバルーン32の拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
図7は、本実施形態のワイヤの第4具体例を表す平面図である。
なお、図7(a)は、ステント4が拡張する前の状態を表す平面図である。図7(b)は、ステント4が拡張した後の状態を表す平面図である。図7(c)は、バルーンカテーテルが抜去されるときの状態を表す平面図である。
本具体例では、図4(a)〜図4(c)に関して前述した第1具体例に対して、バルーンカテーテル3の基端側部分には、複数の第2ワイヤ6がさらに設けられている。本具体例では、図4(a)〜図4(c)に関して前述した第1具体例のワイヤ5は、本具体例の第1ワイヤ5に相当する。第2ワイヤ6の一方の端部61は、ステント4よりも基端側に配置されたバルーンカテーテル3の基端側部分に固定されている。本実施形態では、第2ワイヤ6の一方の端部61は、先端側外管312aの先端部の外面に接着剤または熱融着などにより固定されている。
なお、第2ワイヤ6の一方の端部61は、ステント4よりも基端側に配置されたバルーンカテーテル3の基端側部分に固定されていればよく、先端側外管312aの先端部に固定されていることには限定されない。例えば、第2ワイヤ6の一方の端部61は、ステント4よりも基端側に配置されたバルーン32の基端側接合部32bに固定されていてもよい。本願明細書において「バルーンカテーテル3の基端側部分」とは、ステント4よりも基端側に配置されたバルーンカテーテル3の部分をいう。本発明の「バルーンカテーテルの基端側部分」は、例えば、先端側外管312aの先端部あるいはバルーン32の基端側接合部32bに相当する。以下の説明では、第2ワイヤ6の一方の端部61が先端側外管312aの先端部に固定された場合を例に挙げる。
第2ワイヤ6の形成材料は、特には限定されない。第2ワイヤ6の形成材料としては、例えば金属が挙げられる。第2ワイヤ6の形成材料としては、図2に関して前述したワイヤ5の金属と同じ金属が挙げられる。あるいは、第2ワイヤ6の形成材料は、例えば図1〜図3に関して前述した生分解性ポリマーであってもよい。
本具体例の第2ワイヤ6は、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46を低減する。そのため、第2ワイヤ6は、ステント4がバルーン32に装着された状態で抜去される際に、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46の部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることを抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステント4の通過性を向上させることができる。また、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制することができるとともに、ステント4の基端部42がめくれることを抑制することができる。「ステント4の基端部42がめくれる」とは、ステント4の基端部42が例えばガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることにより、ステント4がバルーン32から脱落するまでには至らないものの、ステント4の基端部42の外径がステント4の中央部の外径よりも拡大した状態、あるいはステント4の基端部42が折り返された状態になることをいう。また、ステント4がバルーン32に装着された状態で抜去される際に、第2ワイヤ6は、ステント4の軸49(図2参照)方向に延び、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46を低減する。そのため、第2ワイヤ6は、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46の部分の全周を覆うわけではない。これにより、バルーン32に装着されたステント4の柔軟性が損なわれることを抑え、ステント4の柔軟性を維持することができる。
また、第2ワイヤ6の一方の端部61とは反対側の第2ワイヤ6の他方の端部62は、収縮状態のバルーン32に装着されたステント4の基端部42を覆っている。具体的には、ステント4がバルーン32に装着された状態で抜去されるときに、第2ワイヤ6は、他方の端部62が一方の端部61よりも先端側に位置する状態でステント4の軸49方向に延び、ステント4の基端部42を覆う。第2ワイヤ6の他方の端部62は、ステント4やバルーン32には固定されていない。
これにより、第2ワイヤ6は、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46をより確実に低減し、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46の部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステント4の通過性をより向上させることができる。また、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制することができるとともに、ステント4の基端部42がめくれることを抑制することができる。
そして、図7(b)に表したように、第2ワイヤ6の他方の端部62は、拡張状態のステント4の基端部42には届かないため、バルーン32が拡張状態になるとステント4の基端部42から離れる。そのため、第2ワイヤ6がバルーン32の拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
また、図7(c)に表したように、ワイヤ5の他方の端部52がステント4やバルーン32には固定されていないため、バルーンカテーテル3が抜去されるときには、ワイヤ5は、他方の端部52が一方の端部51よりも先端側に位置する状態でステント4の軸49方向に延びる。これにより、ワイヤ5が、目的部位に留置されたステント4に重なったり、引っ掛かったりすることを抑え、ステント4の留置位置がずれることを抑えることができる。これは、図4(c)に関して前述した通りである。
また、前述したように、第2ワイヤ6の他方の端部62は、ステント4やバルーン32には固定されていない。そのため、ステント4がバルーン32に装着された状態で目的部位に送達されるときには、第2ワイヤ6は、他方の端部62が一方の端部61よりも基端側に位置する状態でステント4の軸49方向に延びる。すなわち、第2ワイヤ6の延びる方向は、バルーンカテーテル3が生体内に挿入される場合と、バルーンカテーテル3が体外に抜去される場合と、の間において反転可能とされている。これにより、ステント4がバルーン32に装着された状態で目的部位に送達されるときに、第2ワイヤ6がステント4に引っ掛かったりすることを抑え、ステント4の留置に対して与える影響を抑えることができる。
図8は、本実施形態のワイヤの第5具体例を表す平面図である。
なお、図8(a)は、ステント4が拡張する前の状態を表す平面図である。図8(b)は、ステント4が拡張した後の状態を表す平面図である。
本具体例では、図5(a)および図5(b)に関して前述した第2具体例に対して、バルーンカテーテル3の基端側部分には、複数の第2ワイヤ6がさらに設けられている。本具体例では、図5(a)および図5(b)に関して前述した第2具体例のワイヤ5は、本具体例の第1ワイヤ5に相当する。第2ワイヤ6の一方の端部61は、ステント4よりも基端側に配置されたバルーンカテーテル3の基端側部分に固定されている。これは、図7(a)〜図7(c)に関して前述した通りである。また、第2ワイヤ6の形成材料は、図7(a)〜図7(c)に関して前述した通りである。
一方で、本具体例では、図8(a)に表したように、第2ワイヤ6の他方の端部62は、収縮状態のバルーン32に装着されたステント4の基端部42を覆うともに、ステント4の基端部42にポリマー63により連結されている。ポリマー63は、生分解性ポリマーであることが好ましい。生分解性ポリマーとしては、例えば図1〜図3に関して前述した生分解性ポリマーが挙げられる。
そのため、第2ワイヤ6は、ステント4の基端部42にポリマー63により連結された状態で、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46をより確実に低減し、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46の部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステント4の通過性をより向上させることができるとともに、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制できる。また、ステント4の基端部42がめくれることを抑制することができる。
ポリマー63による連結強度は、接着剤または熱融着などによる連結強度よりも低い。そのため、図8(b)に表したように、ポリマー63により連結された第2ワイヤ6の他方の端部62は、バルーン32が拡張状態になるとポリマー63から解放される。これにより、ポリマー63および第2ワイヤ6がバルーン32の拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
図9は、本実施形態のワイヤの第6具体例を表す平面図である。
なお、図9(a)は、ステント4が拡張する前の状態を表す平面図である。図9(b)は、ステント4が拡張した後の状態を表す平面図である。
本具体例では、図6(a)および図6(b)に関して前述した第3具体例に対して、バルーンカテーテル3の基端側部分には、複数の第2ワイヤ6がさらに設けられている。本具体例では、図6(a)および図6(b)に関して前述した第3具体例のワイヤ5は、本具体例の第1ワイヤ5に相当する。また、図6(a)および図6(b)に関して前述した第3具体例のリング体54は、本具体例の第1リング体54に相当する。第2ワイヤ6の一方の端部61は、ステント4よりも基端側に配置されたバルーンカテーテル3の基端側部分に固定されている。これは、図7(a)〜図7(c)に関して前述した通りである。また、第2ワイヤ6の形成材料は、図7(a)〜図7(c)に関して前述した通りである。
一方で、本具体例では、図9(a)に表したように、第2ワイヤ6の他方の端部62は、第2リング体64に接続されている。第2リング体64は、収縮状態のバルーン32を囲うように形成され、収縮状態のバルーン32に装着されたステント4の基端側に隣接して設けられている。第2リング体64の形成材料は、特には限定されない。第2リング体64の形成材料としては、例えば金属が挙げられる。第2リング体64の形成材料としては、図2に関して前述したワイヤ5の金属と同じ金属が挙げられる。あるいは、第2リング体64の形成材料は、例えば図1〜図3に関して前述した生分解性ポリマーであってもよい。第2リング体64の外径は、ステント4の外径と同じである。
そのため、第2ワイヤ6の他方の端部62が接続された第2リング体64は、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46をより確実に低減し、バルーン32の表面部321と、ステント4の基端部42と、の間の段差46の部分がガイディングカテーテルの縁部に引っ掛かることをより確実に抑制できる。そのため、ガイディングカテーテルに対するステント4の通過性をより向上させることができる。また、ステント4がバルーン32から脱落することを抑制することができるとともに、ステント4の基端部42がめくれることを抑制することができる。
そして、図9(b)に表したように、第2リング体64は、バルーン32が拡張状態になるとステント4の基端側に隣接した位置から基端側に向かって移動する。本実施形態のバルーン32のように、拡張可能部と、基端側接合部32bと、の間がテーパー状に形成されている場合には、第2リング体64は、バルーン32が拡張状態になるとステント4の基端側に隣接した位置から基端側に向かって容易に移動することができる。これにより、第2リング体64および第2ワイヤ6がバルーン32の拡張を阻害したり抑制したりすることを回避できる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
2・・・ステントデリバリーシステム、 3・・・バルーンカテーテル、 4・・・ステント、 5・・・ワイヤ(第1ワイヤ)、 6・・・第2ワイヤ、 31・・・シャフト本体部、 32・・・バルーン、 32a・・・先端側接合部、 32b・・・基端側接合部、 32c・・・拡張空間、 41・・・先端部、 42・・・基端部、 45、46・・・段差、 49・・・軸、 51、52・・・端部、 53・・・ポリマー、 54・・・リング体(第1リング体)、 61、62・・・端部、 63・・・ポリマー、 64・・・第2リング体、 311・・・内管、 312・・・外管、 312a・・・先端側外管、 312b・・・基端側外管、 313・・・ハブ、 313a・・・ガイドワイヤポート、 313b・・・インジェクションポート、 314・・・ガイドワイヤルーメン、 315・・・バルーン拡張用ルーメン、 316、317・・・X線造影性部材、 321・・・表面部

Claims (8)

  1. 拡張および収縮可能なバルーンを有するバルーンカテーテルと、
    前記収縮状態の前記バルーンに装着され、前記バルーンの前記拡張により拡張するステントと、
    前記ステントよりも先端側に配置された前記バルーンカテーテルの先端部に一方の端部が固定された複数のワイヤであって、前記バルーンの表面部と、前記ステントの先端部と、の間の段差を低減するワイヤと、
    を備えたことを特徴とするステントデリバリーシステム。
  2. 前記一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの先端部を覆い、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの先端部から離れることを特徴とする請求項1に記載のステントデリバリーシステム。
  3. 前記他方の端部は、前記ステントの先端部にポリマーにより連結され、
    前記ポリマーにより連結された前記他方の端部は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ポリマーから解放されることを特徴とする請求項2に記載のステントデリバリーシステム。
  4. 前記一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの先端側に隣接して設けられたリング体であって前記ステントの外径と同じ外径を有するリング体に接続され、
    前記リング体は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの先端側に隣接した位置から先端側に向かって移動することを特徴とする請求項1に記載のステントデリバリーシステム。
  5. 前記ワイヤは、第1ワイヤであり、
    前記ステントよりも基端側に配置された前記バルーンカテーテルの基端側部分に一方の端部が固定された複数の第2ワイヤであって、前記バルーンの表面部と、前記ステントの基端部と、の間の段差を低減する第2ワイヤをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のステントデリバリーシステム。
  6. 前記第2ワイヤの一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの基端部を覆い、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの基端部から離れることを特徴とする請求項5に記載のステントデリバリーシステム。
  7. 前記第2ワイヤの他方の端部は、前記ステントの基端部にポリマーにより連結され、
    前記ポリマーにより連結された前記第2ワイヤの他方の端部は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ポリマーから解放されることを特徴とする請求項6に記載のステントデリバリーシステム。
  8. 前記リング体は、第1リング体であり、
    前記第2ワイヤの一方の端部とは反対側の他方の端部は、前記収縮状態の前記バルーンに装着された前記ステントの基端側に隣接して設けられた第2リング体であって前記ステントの外径と同じ外径を有する第2リング体に接続され、
    前記第2リング体は、前記バルーンが前記拡張状態になると前記ステントの基端側に隣接した位置から基端側に向かって移動することを特徴とする請求項5に記載のステントデリバリーシステム。
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CN111012557A (zh) * 2019-11-21 2020-04-17 先健科技(深圳)有限公司 球囊导管

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