JP2018071704A - 直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】直動伸縮機構において強度低下を抑えながらアーム部の軽量化を図ること。【解決手段】直動伸縮機構は、互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマ53と、互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマ54と、先頭の第1コマと先頭の第2コマとを結合する結合部55と、第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、第1、第2コマが前方に移動するとき第1、第2コマを接合させ、第1、第2コマが後方に移動するとき第1、第2コマを分離させる支持部25とを具備し、第1、第2コマは、第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、第1、第2コマの一方又は両方は前方に向かって漸次的に幅が狭くなる。【選択図】 図5
Description
本発明の実施形態は直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構に関する。
従来から多関節ロボットアーム機構が産業用ロボットなど様々な分野で用いられている。発明者らは直動伸縮機構の実用化を達成した(特許文献1)。この直動伸縮機構は、肘関節を不要とする極座標形ロボットアーム機構の可動領域を拡大して実用性を高める非常に有益な構造である。
直動伸縮機構は、屈曲自在に連結された複数の平板形状のコマと、同様に屈曲自在に底板側で連結された複数のコ字溝形状のコマとを有してなり、これらが互いに接合することで直線状に硬直され一定の剛性を有する柱状のアーム部が構成される。直動伸縮機構のモータが順回転すると硬直して柱状体となったアーム部がアーム支持部から送り出され、逆回転するとアーム部は引き戻される。アーム支持部の後方ではコマの接合状態は解除され、硬直状態から屈曲状態に回復する。屈曲状態に回復した2種類のコマはその一方のコマの底部側に屈曲され、支柱部内部に収容される。
この直動伸縮機構は上述のように多数のコマを必要とするためアーム部の重量が増加する傾向にある。コマを薄厚小型軽量化してアーム部の軽量化を図ると、コマ自体の強度低下、さらにコマを連結するヒンジ構造の強度低下が生じるおそれがあり、アーム部の強度が低下してしまう。その一方で、アーム部の強度を向上させようとすると、コマの重量が増加し、アーム部の重量化も避けられない。このようにアーム部の軽量化と強度向上とはトレードオフの関係にあった。
目的は、直動伸縮機構において強度低下を抑えながらアーム部の軽量化を図ることにある。
本発明の一実施形態に係る直動伸縮機構は、互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、前記第1、第2コマの一方又は両方は前方に向かって漸次的に幅が狭くなることを特徴とする。
以下、図面を参照しながら第1乃至第5実施形態に係る直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構を説明する。
(第1実施形態)
図1、図2は第1実施形態に係る直動伸縮機構を備えた極座標形のロボットアーム機構の外観図である。図3は直動伸縮機構の内部構造を示している。図4はロボットアーム機構を図記号で表している。ロボットアーム機構は、複数、ここでは6つの関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6を有する。複数の関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6は基台1から順番に配設される。一般的に、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3は根元3軸と呼ばれ、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6は主にエンドエフェクタ(手先効果器)の姿勢を変化させる手首3軸と呼ばれる。根元3軸を構成する関節部J1,J2,J3の少なくとも一つは直動伸縮機構である。ここでは第3関節部J3が直動伸縮機構として構成される。
(第1実施形態)
図1、図2は第1実施形態に係る直動伸縮機構を備えた極座標形のロボットアーム機構の外観図である。図3は直動伸縮機構の内部構造を示している。図4はロボットアーム機構を図記号で表している。ロボットアーム機構は、複数、ここでは6つの関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6を有する。複数の関節部J1,J2,J3,J4,J5,J6は基台1から順番に配設される。一般的に、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3は根元3軸と呼ばれ、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6は主にエンドエフェクタ(手先効果器)の姿勢を変化させる手首3軸と呼ばれる。根元3軸を構成する関節部J1,J2,J3の少なくとも一つは直動伸縮機構である。ここでは第3関節部J3が直動伸縮機構として構成される。
ロボットアーム機構の基台1には概略的に円筒体をなす支柱部2が設置される。支柱部2は上下に分離され、支柱下部の下部フレーム21と支柱上部の上部フレーム22とは第1関節部J1で接続される。第1関節部J1は、基台1の接地面に対して垂直な第1回転軸RA1を中心としたねじり関節である。下部フレーム21は第1関節部J1の固定部に接続される。上部フレーム22は第1関節部J1の回転部に接続される。第1関節部J1の回転によりアーム部5は水平に旋回する。
円筒体をなす支柱部2のフレーム21,22の内部中空には後述する第3関節部J3の第1、第2コマ列51,52が収納される。支柱部2上には第2関節部J2を収容する起伏部4が設置される。第2関節部J2は第1回転軸RA1に対して垂直に配置される第2回転軸RA2を中心とした曲げ関節である。起伏部4は、第2関節部J2の固定部としての一対のサイドフレーム23を有する。一対のサイドフレーム23は、上部フレーム22に載置される。一対のサイドフレーム23にモータハウジングを兼用する第2関節部J2の回転部としての円筒体24が支持される。円筒体24の周面には、支持部(送り出し機構)25が取り付けられる。送り出し機構25は、ローラユニット58、ドライブギア56、ガイドローラ57を支持する。送り出し機構25は、第1、第2コマ列51,52を前後移動自在に支持するとともに、第1、第2コマ列51,52が前方に移動するとき第1、第2コマ53,54を接合させ、第1、第2コマ列51,52が後方に引き戻されるとき第1、第2コマ53,54を分離させる。第2関節部J2の回転によりアーム部5は上下に起伏する。
第3関節部J3を成す直動伸縮機構は発明者らが新規に開発した構造を備えており、従前の直動範囲が限定的であって、直動範囲と同長の引き込み範囲を備えたソリッドな直動関節とは明確に区別される。第3関節部J3は第2回転軸RA2に対して垂直に配置される第3軸(移動軸)RA3を中心として直線的にアーム部5が伸縮する直動伸縮機構である。第3関節部J3によりアーム部(柱状体)5が第3移動軸RA3に沿って直線的剛性を維持した状態で前後に伸縮する。
アーム部5は第1コマ列51と第2コマ列52とを有する。第1コマ列51は屈曲自在に連結された複数の第1コマ53からなる。図5に示すように、典型的には第1コマ53は略平板形に構成される。第1コマ53は平板形状に限定されることはなく、溝状体又は筒状体であってもよく、さらにその横断面形状も、コ字形状、ロ字形状といった四角形(矩形)に限定されることはなく、三角形や五角形などの多角形状、さらに円形、楕円形、円や楕円の一部が切り欠かれた円弧形状であっても良い。ここでは第1コマ53は略平板形に構成されるものとして説明する。
第2コマ列52は屈曲自在に連結された複数の第2コマ54からなる。第2コマ54は典型的には図6に示すように横断面コ字形状の溝状体をなす。第2コマ54は横断面コ字形状の溝状体に限定されることはなく、他の様々な横断面形状の溝状体又は筒状体を採用される事ができる。例えば第2コマ54は横断面ロ字形状の筒状体であってもよい。第2コマ54は溝状体又は筒状体をなし、その横断面形状は、四角形(矩形)に限定されることはなく、三角形や五角形などの多角形状、さらに円形、楕円形、円や楕円の一部が切り欠かれた円弧形状であっても良い。ここでは第2コマ54は横断面コ字形状の溝状体に構成されるものとして説明する。
後述の通り、第1コマ53と第2コマ54は接合される。上述した第1コマ53と第2コマ54の各形状のもとで、第1コマ53と第2コマ54が接合された状態での横断面の全体形状としては、四角形、三角形、ひし形、台形、それ以外の多角形、H形、円形、楕円形をなす。
第2コマ54は底板どうしで屈曲自在に連結される。第2コマ列52の屈曲は、第2コマ54の側板の端面どうしが当接する位置で制限される。その位置では第2コマ列52は直線的に配列する。第1コマ列51のうち先頭の第1コマ53と、第2コマ列52のうち先頭の第2コマ54とは結合コマ55により接続される。
結合コマ55はその上部が下部よりも後方に突出した形状を有するブロックである。上部の下部に対する突出長は、第2コマ53の長さの半分の長さである。上部は第1コマ53と同厚、下部は第2コマ54と同厚である。上部に先頭の第1コマ53が屈曲可能に接続され、下部に先頭の第2コマ54が屈曲可能に接続される。第1コマ53同士の連結位置は、第2コマ54同士の連結位置に対して1/2長ずれている。前後の第2コマ54の開閉位置(連結位置)は第1コマ53の前後中央に位置する。この位置に後述するロック機構が装備される。
第1、第2コマ列51,52は四角筒体形状の支持部(ローラユニット58)58の上下ローラ59に押圧されて接合される。接合された第1、第2コマ列51,52は柱状のアーム部5を構成する。なお、第1、第2コマ53,54がそれぞれ上述した典型的な横断面形状であれば、第1、第2コマ53,54は接合により硬直して直線的な柱状体をなす。しかし、第1、第2コマ53,54の平面形状が台形形状又は円環形状の一部形状であれば、第1、第2コマ53,54は接合により硬直して曲線的な柱状体をなす。
ローラ59の列の後方にはドライブギア(ピニオン)56が設けられる。ドライブギア56は減速器を介して図示しないモータに接続される。図5(b)に示すように第1コマ53の内壁の幅中央には前後にわたってリニアギア239が設けられている。複数の第1コマ53が直線状に整列されたときに前後のリニアギア239は直線状につながって長いリニアギア(ラック)を構成する。ドライブギア(ピニオン)56は、直線状のリニアギア239に噛合される。直線状につながったリニアギア239はドライブギア56とともにラックアンドピニオン機構を構成する。ドライブギア56が順回転するときアーム部5が前方に伸長する。ドライブギア56が逆回転するときアーム部5が起伏部4の内部に引き戻され収縮する。支持部58の後方まで引き戻され、上下ローラ59による押圧から開放された第1、第2コマ列51,52は互いに分離する。分離した第1、第2コマ列51,52はそれぞれ屈曲可能な状態に復帰する。屈曲可能な状態に復帰した第1、第2コマ列51,52は、起伏部4内でともに同じ方向(第2コマ54の底板側)に屈曲し、支柱部2の内部に収納される。このとき、第1コマ列51は第2コマ列52に略平行な状態で収納される。
アーム部5の先端には手首部6が取り付けられる。手首部6は第4〜第6関節部J4〜J6を装備する。第4〜第6関節部J4〜J6は直交3軸の回転軸RA4〜RA6を備える。第4関節部J4は伸縮中心軸RA3と略一致する第4回転軸RA4を中心としたねじり回転関節であり、この第4関節部J4の回転によりエンドエフェクタは揺動回転される。第5関節部J5は第4回転軸RA4に対して垂直に配置される第5回転軸RA5を中心とした曲げ回転関節であり、この第5関節部J5の回転によりエンドエフェクタは前後に傾動回転される。第6関節部J6は第4回転軸RA4と第5回転軸RA5とに対して垂直に配置される第6回転軸RA6を中心としたねじり回転関節であり、この第6関節部J6の回転によりエンドエフェクタは軸回転される。
エンドエフェクタは、手首部6の第6関節部J6の回転部下部に設けられたアダプタ7に取り付けられる。エンドエフェクタは、第1、第2、第3関節部J1,J2,J3により任意位置に移動され、第4、第5、第6関節部J4,J5,J6により任意姿勢に配置される。特に第3関節部J3のアーム部5の伸縮距離の長さは、基台1の近接位置から遠隔位置までの広範囲の対象にエンドエフェクタを到達させることを可能にする。第3関節部J3はそれを構成する直動伸縮機構により実現される直線的な伸縮動作とその伸縮距離の長さとが特徴的である。
図5(a)は図3のアーム部5の上方斜視図、図5(b)は図3のアーム部5の平面図、図5(c)は図3のアーム部5の底面図である。図5に示すように、アーム部5は、その厚みが一定の柱状体であり、前方に向かって漸次的に幅が狭く構成される。つまりアーム部5はその幅が前方に向かって徐々に細くなるように構成される。以下、図5に示すアーム部5を構成するための、第1、第2コマ53,54の構造を説明する。
図6(a)は図3の第1コマ53の側面図、図6(b)は図3の第1コマ53の平面図、図6(c)は図3の第1コマ53の下方斜視図、図6(d)は図3の第1コマ53の上方斜視図である。図6(a)に示すように、第1コマ53は、その厚みが一定(前方部分の厚みT11fが後方部分の厚みT11fと同一)に構成される。また、図6(b)に示すように、第1コマ53の本体部530は、その幅が前方に向かって漸次的に狭く構成され、その形状は前方部分の幅W11fが後方部分の幅W11rよりも狭い平面台形状をなす。
本体部530の前方には縁部531から延設した状態で一対の軸受ブロック532が設けられる。本体部530の後方には軸受ブロック533が縁部531の間に設けられる。第1コマ53の前端の一対の軸受ブロック532の間に、他の第1コマ53の後端の軸受ブロック533が嵌め込まれる。前端の軸受ブロック532には、第1コマ53の幅方向と平行に軸孔534が貫通されている。後端の軸受ブロック533にも、第1コマ53の幅方向と平行に軸孔535が貫通されている。前後の第1コマ53において、後方の第1コマ53の軸受ブロック532の間に、前方の第1コマ53の軸受ブロック533が差し込まれる状態で軸孔535と軸孔534とは連通する。連通する軸孔535と軸孔534にはシャフトが挿入される。一対の軸受ブロック532、軸受ブロック533及びシャフトからなるヒンジ構造により、第1コマ53は屈曲可能に連結される。
図7(a)は図3の第2コマ54の側面図、図7(b)は図3の第2コマ54の底面図、図7(c)は図3の第2コマ54の後方斜視図、図7(d)は図3の第2コマ54の前方斜視図である。第2コマ54は底板541と一対の側板540からなる全体として断面コ字形の溝形状(鞍形状)を有する。図7(a)に示すように、第2コマ54の側板540は、その前方部分の高さH21fが後方部分の高さH21rと同一に構成される。換言すると、第2コマ54は、その厚みが一定に構成される。図7(b)に示すように、第2コマ54の底板541は、その幅が前方に向かって漸次的に狭く構成され、その形状は前方部分の幅W21fが後方部分の幅W21rよりも狭い台形状をなす。
底板541の後方には軸受(ベアリング)545を支持する軸受ブロック543が一対の側板540の間に設けられる。底板541の前方には側板540から延設する状態で軸受544を支持する一対の軸受ブロック542が設けられる。前後の第2コマ54において、前方の第2コマ54の一対の軸受ブロック542の間に、後方の第2コマ54の軸受ブロック543が嵌め込まれる。前方の第2コマ54の軸受ブロック542の軸受544は、後方の第2コマ54の軸受ブロック543の軸受545と連通する。連通する軸受544,545に図示しないシャフトが挿入される。一対の軸受ブロック542、軸受ブロック543及びシャフトからなるヒンジ構造により、第2コマ54は屈曲可能に連結される。なお、第2コマ列52は内側(底板541の表面側)には屈曲可能であり、その反対側には前後の第2コマ24はそれら側板540の端面同士が当接する直線的に配列する位置で係止する。
上述のようにアーム部5の剛性を高めるためには第1、第2コマ列51,52を接合状態を堅持することが必要とされる。そのために第1、第2コマ53,54には接合状態を堅持するためのロック機構が設けられる。ロック機構として、第1コマ53には第2コマ54に対峙する側の面(裏面、内面)の両側にピンホールブロック536が突設けられ、ピンホールブロック536を挟み込むように第2コマ54の前後にチャックブロック548とロックピンブロック546とが分設されてなる。ピンホールブロック536は側面形状が一方の底角が直角である直角台形を示す四角柱形をなす小片であって、前後方向に沿ってピンホール537が形成されている。
アーム部5が伸長するとき、前後の第2コマ54のチャックブロック548とロックピンブロック546とが第1コマ53のピンホールブロック536をその前後から挟み込み、またロックピンブロック546の前方に突出するロックピン547がピンホールブロック536のピンホール537に差し込まれる。それにより第1、第2コマ53、54は強固に締結され、接合状態が堅持される。アーム部5が収縮するとき、ローラユニット58の後方において、第2コマ54は屈曲可能な状態に復帰し、重力により下方に引かれる。一方、第1コマ53はドライブギア56により水平姿勢を維持した状態で後方に引かれる。第2コマ54が下方に引かれ、第1コマ53が後方に引かれることで、第1コマ53のピンホール537から第2コマ54のロックピン547が抜け、前後の第2コマ54の受け部は、第1コマ53のピンホールブロック536を開放し、これにより第1、第2コマ53,54の接合状態が解除され、互いに屈曲可能に分離される。
上述したような寸法設計のもとでアーム部5は、その幅が前方に向かって漸次的に狭い柱状体に構成される。直動伸縮機構において、アーム部5とアーム部5を支持するローラユニット58との間には、アーム部5の自重による負荷が発生する。直動伸縮機構の強度を確保するために、アーム部5の寸法、材質は、アーム部5とローラユニット58との間に発生する最大負荷よりも大きい支持力をローラユニット58から得られるように設計されている。ローラユニット58から得られる支持力はアーム部5とローラユニット58との間の接触面積を増やすことで向上し得る。アーム部5とローラユニット58との間の接触面積は、例えばアーム部5の幅を広くしたり、アーム部5の厚みを厚くするなどして増やすことができる。従来のアーム部5の幅と厚みとは一定であり、その寸法はアーム部5とローラユニット58との間に発生する最大負荷よりも大きい支持力をローラユニット58から得られるように決定されている。しかしながら、アーム部5とローラユニット58との間に発生する負荷はアーム部5が縮む程小さく、必ずしもアーム部5はその幅や厚みが一定でなくてもよい。
第1実施形態に係る直動伸縮機構のように、アーム部5を前方に向かって漸次的に幅が狭くなるように第1、第2コマ53,54を構成することで、アーム部5の伸長距離に応じて変化するアーム部5の自重による負荷よりも大きい支持力を確保しながら、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。つまり、第1実施形態によれば、直動伸縮機構において強度低下を抑えながらアーム部5を軽量化することができる。アーム部5を軽量化できることで、アーム部5の小型化が期待できる。また、アーム部5を軽量化できることで、第1、第2コマ53,54を、従来の第1、第2コマ53,54よりも強度の低い材質で成形することができるかもしれない。
なお、上記では第1、第2コマ53,54の両方を前方に向かって漸次的に幅が狭くなるように構成したが、第1、第2コマ53,54のうち一方を前方に向かって漸次的に狭く構成してもよい。
図8、図9で、第1、第2コマ53,54のうち第1コマ53だけが前方に向かって漸次的に幅が狭い構成を説明する。図10、図11で、第1、第2コマ53,54のうち第2コマ54だけが前方に向かって漸次的に幅が狭い構成を説明する。
図8(a)は、第1実施形態の変形例に係るアーム部5の上方斜視図、図8(b)はアーム部5の平面図、図8(c)はアーム部5の底面図である。図9(a)は図8の第2コマ54を示す側面図、図9(b)は図8の第2コマ54の底面図、図9(c)は図8の第2コマ54の後方斜視図、図9(d)は図8の第2コマ54の前方斜視図である。図8の第1コマ53は、その寸法と形状とが図6に示す第1コマ53と同一である。したがって、直線状に整列された第1コマ列51は、その厚みが一定で、その幅が前方に向かって漸次的に狭い。第2コマ54は、図9(a)に示すように、その一対の側板540のそれぞれは、その高さが一定(前方部分の高さH22fが後方部分の高さH22rと同一)の矩形状に構成される。図9(b)に示すように、第2コマ54の底板541は、その幅が一定(前方部分の幅W22fが後方部分の幅W22rと同一)に構成される。したがって、直線状に整列された第2コマ列52は、その幅と厚みとが一定である。また、第1コマ列51の最後尾の第1コマ53の幅は、第2コマ列52の最後尾の第2コマ54の幅に略同一である。
上述した寸法設計のもとで、アーム部5は、図8に示すように、その厚みが一定で、第1コマ列51の幅が前方に向かって漸次的に狭い柱状体に構成される。このように、第1、第2コマ53,54のうち第1コマ53だけを前方に向かって漸次的に狭く構成した場合でも、アーム部5の伸長距離に応じて変化するアーム部5の自重による負荷よりも大きい支持力を確保しながら、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。
図10(a)は、第1実施形態の変形例に係るアーム部5の上方斜視図、図10(b)はアーム部5の平面図、図10(c)はアーム部5の底面図である。図11(a)は図10の第1コマ53を示す側面図、図11(b)は図10の第1コマ53の平面図、図11(c)は図10の第1コマ53の後方斜視図、図11(d)は図10の第1コマ53の前方斜視図である。図10の第2コマ54は、その寸法と形状とが図7に示す第2コマ54と同一である。したがって、直線状に整列された第2コマ列52は、その厚みが一定で、その幅が前方に向かって漸次的に狭い。第1コマ53は、図11(a)に示すように、その厚みが一定(前方部分の厚みT12fが後方部分の厚みT12rと同一)の側面矩形状に構成される。図11(b)に示すように、第1コマ53は、その幅が一定(前方部分の幅W12fが後方部分の幅W12rと同一)に構成される。したがって、直線状に整列された第1コマ列51は、その幅と厚みとが一定である。また、第1コマ列51の最後尾の第1コマ53の幅は、第2コマ列52の最後尾の第2コマ54の幅に略同一である。
上述した寸法設計のもとで、アーム部5は、図10に示すように、その厚みが一定で、第2コマ列52の幅が前方に向かって漸次的に狭い柱状体に構成される。このように、第1、第2コマ53,54のうち第2コマ54だけを前方に向かって漸次的に狭く構成した場合でも、アーム部5の伸長距離に応じて変化するアーム部5の自重による負荷よりも大きい支持力を確保しながら、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、アーム部5の幅を漸次的に狭くするように第1、第2コマ53,54を構成したが、アーム部5の幅を段階的に狭くするように第1、第2コマ53,54を構成してもよい。
図12(a)は第2実施形態に係るアーム部5の上方斜視図、図12(b)は第2実施形態に係るアーム部5の平面図、図12(c)は第2実施形態に係るアーム部5の底面図である。第1コマ列51は、第1コマ53a、53b、53c(まとめて第1コマ53と称す)により構成される。第1コマ53a、53bは、その形状と厚みとが図11に示す第1コマ53と同一であり、その幅が互いに異なる。第1コマ53aの幅W13は第1コマ53bの幅W14よりも狭い。第1コマ列51の前方部分に複数の第1コマ53aが配置され、後方部分に複数の第1コマ53bが配置される。第1コマ53aと第1コマ53bとは第1コマ53cにより連結される。第1コマ53cは、その構造が図11に示す第1コマ53と同一であり、その形状が他の第1コマ53a、53bと異なる。第1コマ53cは、その前方部分の幅が第1コマ53aの幅W13に構成され、後方部分の幅が第1コマ53bの幅W14に構成される。第2コマ列52は、第2コマ54a、54b(まとめて第2コマ54と称す)により構成される。第2コマ54a、54bは、その形状と厚みとが図9に示す第2コマ54と同一であり、その幅が互いに異なる。第2コマ54aの幅W23は第2コマ54bの幅W24よりも狭い。第2コマ列52の前方部分に複数の第2コマ54aが配置され、後方部分に複数の第2コマ54bが配置される。第1コマ53aの幅W13は第2コマ54aの幅W23と同一であり、第1コマ53bの幅W14は第2コマ54bの幅W24と同一である。
第1実施形態では、アーム部5の幅を漸次的に狭くするように第1、第2コマ53,54を構成したが、アーム部5の幅を段階的に狭くするように第1、第2コマ53,54を構成してもよい。
図12(a)は第2実施形態に係るアーム部5の上方斜視図、図12(b)は第2実施形態に係るアーム部5の平面図、図12(c)は第2実施形態に係るアーム部5の底面図である。第1コマ列51は、第1コマ53a、53b、53c(まとめて第1コマ53と称す)により構成される。第1コマ53a、53bは、その形状と厚みとが図11に示す第1コマ53と同一であり、その幅が互いに異なる。第1コマ53aの幅W13は第1コマ53bの幅W14よりも狭い。第1コマ列51の前方部分に複数の第1コマ53aが配置され、後方部分に複数の第1コマ53bが配置される。第1コマ53aと第1コマ53bとは第1コマ53cにより連結される。第1コマ53cは、その構造が図11に示す第1コマ53と同一であり、その形状が他の第1コマ53a、53bと異なる。第1コマ53cは、その前方部分の幅が第1コマ53aの幅W13に構成され、後方部分の幅が第1コマ53bの幅W14に構成される。第2コマ列52は、第2コマ54a、54b(まとめて第2コマ54と称す)により構成される。第2コマ54a、54bは、その形状と厚みとが図9に示す第2コマ54と同一であり、その幅が互いに異なる。第2コマ54aの幅W23は第2コマ54bの幅W24よりも狭い。第2コマ列52の前方部分に複数の第2コマ54aが配置され、後方部分に複数の第2コマ54bが配置される。第1コマ53aの幅W13は第2コマ54aの幅W23と同一であり、第1コマ53bの幅W14は第2コマ54bの幅W24と同一である。
上述した寸法設計のもとで、アーム部5は図12に示すように、その厚みが一定で、その厚みが前方に向かって段階的に狭くなる柱状体に構成される。このように、アーム部5の幅を前方に向かって段階的に狭くなるように、幅の異なる複数種類の第1、第2コマ53,54を使用することで、アーム部5の伸長距離に応じて変化するアーム部5の自重による負荷よりも大きい支持力を確保しながら、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。つまり、第2実施形態の直動伸縮機構によれば、強度低下を抑えながらアーム部5を軽量化することができる。
図12では、第1、第2コマ列51、52は幅の異なる2種類のコマで構成したが、第1、第2コマ列51,52のうち一方が幅の異なる複数種類のコマで構成してもよい。また、第1、第2コマ列51,52のそれぞれが幅の異なる3種類以上の第1、第2コマ53,54により構成されてもよい。さらに、複数の第1、第2コマ53,54のうち一方において、少なくとも一つのコマが他のコマよりも幅が狭く構成されてもよい。
図13は第2実施形態の変形例に係るアーム部5の上方斜視図である。ここでは、複数の1コマ53のうち一つの第1コマ53eが他の第1コマ53dよりも幅が狭く構成される。このように、複数の第1、第2コマ53,54のうち少なくとも一つのコマの幅を他のコマよりも狭く構成することで、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。
(第3実施形態)
第1実施形態では、アーム部5の幅を漸次的に狭くするための第1、第2コマ53,54の構成を説明したが、アーム部5の厚みを漸次的に薄くするように第1、第2コマ53,54を構成してもよい。図14(a)は第3実施形態に係る直動伸縮機構のアーム部5の上方斜視図、図14(b)は図14(a)のアーム部5の側面図である。図15(a)は図14の第2コマ54の側面図、図15(b)は図14の第2コマ54の底面図である。
第1実施形態では、アーム部5の幅を漸次的に狭くするための第1、第2コマ53,54の構成を説明したが、アーム部5の厚みを漸次的に薄くするように第1、第2コマ53,54を構成してもよい。図14(a)は第3実施形態に係る直動伸縮機構のアーム部5の上方斜視図、図14(b)は図14(a)のアーム部5の側面図である。図15(a)は図14の第2コマ54の側面図、図15(b)は図14の第2コマ54の底面図である。
第3実施形態において、第1コマ53は、その形状及び寸法が図11に示す第1実施形態の変形例の第1コマ53と同一に構成される。したがって、直線状に整列された第1コマ列51の幅と厚みは一定である。第2コマ54は、図15に示すように、その一対の側板540のそれぞれは、前方に向かって漸次的に高さが低く構成され、その形状は前方部分の高さH25fが後方部分の高さH25rよりも低い側面台形状である。また、第2コマ54の底板541は、その幅が一定(前方部分の幅W25fが後方部分の幅W25rと同一)に構成される。したがって、直線状に整列された第2コマ列52の幅は一定であり、その厚みは前方に向かって漸次的に薄い。第2コマ54の幅は第1コマ53の幅と同一に構成される。
上述した寸法設計のもとで、アーム部5は図14に示すように、その幅が一定で、その厚みが前方に向かって漸次的に薄い柱状体に構成される。このように、アーム部5の厚みを前方に向かって漸次的に薄くなるように第2コマ54の厚みを前方に向かって漸次的に薄く構成した場合でも、アーム部5の伸長距離に応じて変化するアーム部5の自重による負荷よりも大きい支持力を確保しながら、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。つまり、第3実施形態の直動伸縮機構によれば、強度低下を抑えながらアーム部5を軽量化することができる。
なお、アーム部5の厚みを前方に向かって漸次的に薄く構成するために、第1コマ53の厚みを前方に向かって漸次的に薄くしてもよい。図16(a)は第3実施形態の変形例に係るアーム部5の上方斜視図、図16(b)は第3実施形態の変形例に係るアーム部5の側面図である。図17(a)は図16の第1コマ53の側面図、図17(b)は図16の第1コマ53の平面図である。
第2コマ54は、その形状及ぶ寸法が図9に示す第1実施形態の変形例の第2コマ54と同一に構成される。したがって、直線状に整列された第2コマ列52の幅と厚みは一定である。第1コマ53は、図17に示すように、その厚みが前方に向かって漸次的に薄く構成され、その側面形状は前方部分の厚みT15fが後方部分の厚みT15rよりも薄い台形状である。また、第1コマ53の本体部531は、その幅が一定(前方部分の幅W15fが後方部分の幅W15rと同一)に構成される。したがって、直線状に整列された第1コマ列51の幅は一定であり、その厚みは前方に向かって漸次的に薄い。第1コマ53の幅は第2コマ54の幅と同一に構成される。
上述した寸法設計のもとで、アーム部5は図16に示すように、その幅が一定で、その厚みが前方に向かって漸次的に薄い柱状体に構成される。このように、アーム部5の厚みを前方に向かって漸次的に薄くなるように第1コマ53の厚みを前方に向かって漸次的に薄く構成した場合でも、アーム部5の伸長距離に応じて変化するアーム部5の自重による負荷よりも大きい支持力を確保しながら、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。つまり、第3実施形態の変形例に係る直動伸縮機構によれば、強度低下を抑えながらアーム部5を軽量化することができる。
(第4実施形態)
第2実施形態では、アーム部5の幅を段階的に狭くするための第1、第2コマ53,54の構成を説明したが、アーム部5の厚みを段階的に薄くするように第1、第2コマ53,54を構成してもよい。図18(a)は第4実施形態に係る直動伸縮機構のアーム部5の上方斜視図、図18(b)は図18(a)のアーム部5の側面図である。第4実施形態において、第1コマ53は、その形状及び寸法が図11に示す第1実施形態の変形例の第1コマ53と同一に構成される。したがって、直線状に整列された第1コマ列51の幅と厚みは一定である。第2コマ列52は、第2コマ54f、54g、54h(まとめて第2コマ54と称す)により構成される。第2コマ54f、54gは、その形状と幅とが図9に示す第2コマ54と同一であり、その側板540の高さが互いに異なる。第2コマ54fの高さH26は第2コマ54gの高さH27よりも低い。第2コマ列52の前方部分に複数の第2コマ54fが配置され、後方部分に複数の第2コマ54gが配置される。第2コマ54fと第2コマ54gとは第2コマ54hにより連結される。第2コマ54hは、その構造が図9に示す第2コマ54と同一であり、その形状が他の第2コマ54f、54gと異なる。第2コマ54hは、その側板540の前方部分の高さが第2コマ54fの高さH26に構成され、後方部分の高さが第2コマ54gの高さH27に構成される。第1コマ53の幅は第2コマ54の幅と同一である。
第2実施形態では、アーム部5の幅を段階的に狭くするための第1、第2コマ53,54の構成を説明したが、アーム部5の厚みを段階的に薄くするように第1、第2コマ53,54を構成してもよい。図18(a)は第4実施形態に係る直動伸縮機構のアーム部5の上方斜視図、図18(b)は図18(a)のアーム部5の側面図である。第4実施形態において、第1コマ53は、その形状及び寸法が図11に示す第1実施形態の変形例の第1コマ53と同一に構成される。したがって、直線状に整列された第1コマ列51の幅と厚みは一定である。第2コマ列52は、第2コマ54f、54g、54h(まとめて第2コマ54と称す)により構成される。第2コマ54f、54gは、その形状と幅とが図9に示す第2コマ54と同一であり、その側板540の高さが互いに異なる。第2コマ54fの高さH26は第2コマ54gの高さH27よりも低い。第2コマ列52の前方部分に複数の第2コマ54fが配置され、後方部分に複数の第2コマ54gが配置される。第2コマ54fと第2コマ54gとは第2コマ54hにより連結される。第2コマ54hは、その構造が図9に示す第2コマ54と同一であり、その形状が他の第2コマ54f、54gと異なる。第2コマ54hは、その側板540の前方部分の高さが第2コマ54fの高さH26に構成され、後方部分の高さが第2コマ54gの高さH27に構成される。第1コマ53の幅は第2コマ54の幅と同一である。
上述した寸法設計のもとで、アーム部5は図18に示すように、その幅が一定で、その厚みが前方に向かって段階的に薄い柱状体に構成される。このように、アーム部5の厚みを前方に向かって段階的に薄くなるように、第2コマ列52を側板540の高さの異なる複数種類の第2コマ54で構成することで、アーム部5の伸長距離に応じて変化するアーム部5の自重による負荷よりも大きい支持力を確保しながら、従来の厚みと幅とが一定のアーム部5に比べてアーム重量を軽くすることができる。つまり、第4実施形態の変形例に係る直動伸縮機構によれば、強度低下を抑えながらアーム部5を軽量化することができる。
(第5実施形態)
図19(a)は第5実施形態に係る直動伸縮機構のアーム部5の上方斜視図、図19(b)は図19(a)のアーム部5の側面図、図19(c)は図19(a)の第1コマ列51の側面図、図19(d)は図19(a)の第2コマ列52の側面図である。第5実施形態において、第1コマ53は、その形状と寸法とが図6に示す第1コマ53と同一に構成される。第2コマ54は、その構造が図15に示す第2コマ54と同一に構成され、その一対の側板540のそれぞれは、前方に向かって漸次的に高さが高く構成され、その形状は前方部分の高さH25fが後方部分の高さH25rよりも高い側面台形状である。単位長さあたりの第1コマ53の厚みの変化は、単位長さあたりの第2コマ54の側板540の高さの変化と同一である。
図19(a)は第5実施形態に係る直動伸縮機構のアーム部5の上方斜視図、図19(b)は図19(a)のアーム部5の側面図、図19(c)は図19(a)の第1コマ列51の側面図、図19(d)は図19(a)の第2コマ列52の側面図である。第5実施形態において、第1コマ53は、その形状と寸法とが図6に示す第1コマ53と同一に構成される。第2コマ54は、その構造が図15に示す第2コマ54と同一に構成され、その一対の側板540のそれぞれは、前方に向かって漸次的に高さが高く構成され、その形状は前方部分の高さH25fが後方部分の高さH25rよりも高い側面台形状である。単位長さあたりの第1コマ53の厚みの変化は、単位長さあたりの第2コマ54の側板540の高さの変化と同一である。
上述した寸法設計により、第1コマ列51は前方に向かって漸次的に厚みが薄くなり、その先頭の第1コマ53の厚みT18は最後尾の第1コマ53の厚みT19よりも薄く、第2コマ列52は前方に向かって漸次的に厚みが厚くなり、その先頭の第2コマ54の側板540の高さH28は最後尾の第2コマ54の側板540の高さH29よりも高くなる。第1、第2コマ53,54の接合によるアーム部5は、その幅と厚みとが一定の柱状体に構成される。このように、従来と同じように、その厚みと幅とが一定のアーム部5であっても、第1、第2コマ53,54のそれぞれの厚みの比率を調整することで、従来のアーム部5に比べて、アーム部5の重量を軽くできる可能性がある。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
5…アーム部、51…第1コマ列、52…第2コマ列、53…第2コマ、54…第2コマ、55…結合コマ。
Claims (18)
- 互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は前方に向かって漸次的に幅が狭くなることを特徴とする直動伸縮機構。 - 前記第1、第2コマの一方又は両方は平面形状が台形をなすことを特徴とする請求項1記載の直動伸縮機構。
- 前記第1、第2コマの一方は前方に向かって漸次的に幅が狭くなり、他方は幅が一定であることを特徴とする請求項1記載の直動伸縮機構。
- 前記第1コマは前方に向かって漸次的に幅が狭くなり、前記第2コマは幅が一定であることを特徴とする請求項3記載の直動伸縮機構。
- 互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は、少なくとも一が他よりも幅が狭いことを特徴とする直動伸縮機構。 - 前記第1、第2コマは平面矩形形状をなすことを特徴とする請求項5記載の直動伸縮機構。
- 前記第1、第2コマの一方又は両方は、前方の複数個の幅が後方の複数個の幅よりも狭いことを特徴とする請求項5記載の直動伸縮機構。
- 互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は前方に向かって漸次的に厚みが薄くなることを特徴とする直動伸縮機構。 - 前記第1、第2コマの一方又は両方は側面形状が台形をなすことを特徴とする請求項8記載の直動伸縮機構。
- 前記第1、第2コマの一方は前方に向かって漸次的に厚みが薄くなり、他方は厚みが一定であることを特徴とする請求項8記載の直動伸縮機構。
- 前記第1コマは前方に向かって漸次的に厚みが薄くなり、前記第2コマは厚みが一定であることを特徴とする請求項3記載の直動伸縮機構。
- 互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は、少なくとも一が他よりも厚みが薄いことを特徴とする直動伸縮機構。 - 前記第1、第2コマは側面矩形形状をなすことを特徴とする請求項12記載の直動伸縮機構。
- 前記第1、第2コマの一方又は両方は、前方の複数個の厚みが後方の複数個の厚みよりも薄いことを特徴とする請求項12記載の直動伸縮機構。
- 基台に旋回回転関節部を備えた支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアーム部を備えた直動伸縮機構が設けられ、前記アームの先端にはエンドエフェクタを装着可能な手首部が装備され、前記手首部には前記エンドエフェクタの姿勢を変更するための少なくとも一の回転関節部が装備されてなるロボットアーム機構において、
前記直動伸縮機構は、
互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は前方に向かって漸次的に幅が狭くなることを特徴とするロボットアーム機構。 - 基台に旋回回転関節部を備えた支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアーム部を備えた直動伸縮機構が設けられ、前記アームの先端にはエンドエフェクタを装着可能な手首部が装備され、前記手首部には前記エンドエフェクタの姿勢を変更するための少なくとも一の回転関節部が装備されてなるロボットアーム機構において、
前記直動伸縮機構は、
互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は、少なくとも一が他よりも幅が狭いことを特徴とするロボットアーム機構。 - 基台に旋回回転関節部を備えた支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアーム部を備えた直動伸縮機構が設けられ、前記アームの先端にはエンドエフェクタを装着可能な手首部が装備され、前記手首部には前記エンドエフェクタの姿勢を変更するための少なくとも一の回転関節部が装備されてなるロボットアーム機構において、
前記直動伸縮機構は、
互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は前方に向かって漸次的に厚みが薄くなることを特徴とするロボットアーム機構。 - 基台に旋回回転関節部を備えた支柱部が支持され、前記支柱部上には起伏回転関節部を備えた起伏部が載置され、前記起伏部には直動伸縮性のアーム部を備えた直動伸縮機構が設けられ、前記アームの先端にはエンドエフェクタを装着可能な手首部が装備され、前記手首部には前記エンドエフェクタの姿勢を変更するための少なくとも一の回転関節部が装備されてなるロボットアーム機構において、
前記直動伸縮機構は、
互いに前後端において屈曲可能に連結される複数の第1コマと、
互いに底板前後端において屈曲可能に連結される複数の第2コマと、
前記複数の第1コマの先頭と前記複数の第2コマの先頭とを結合する結合部と、
前記第1、第2コマを前後移動自在に支持するとともに、前記第1、第2コマが前方に移動するとき前記第1、第2コマを接合させ、前記第1、第2コマが後方に移動するとき前記第1、第2コマを分離させる支持部とを具備し、
前記第1、第2コマは、前記第1コマが前記第2コマに接合されたとき硬直し、前記第1、第2コマは互いに分離されたとき屈曲状態に復帰し、
前記第1、第2コマの一方又は両方は、少なくとも一が他よりも厚みが薄いことを特徴とするロボットアーム機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016213592A JP2018071704A (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016213592A JP2018071704A (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018071704A true JP2018071704A (ja) | 2018-05-10 |
Family
ID=62115046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2016213592A Pending JP2018071704A (ja) | 2016-10-31 | 2016-10-31 | 直動伸縮機構及びそれを備えたロボットアーム機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018071704A (ja) |
-
2016
- 2016-10-31 JP JP2016213592A patent/JP2018071704A/ja active Pending
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