以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、撮像装置1000の模式的な断面図である。撮像装置1000は、一眼レフレックスカメラである。撮像装置1000は、レンズユニット1010およびカメラ本体1020を備える。レンズユニット1010は、交換レンズである。レンズユニット1010は、カメラ本体1020に着脱可能である。図1は、カメラ本体1020にレンズユニット1010が装着された状態を撮像装置1000として示す。
カメラ本体1020は、ボディ側マウント1022と、カバー部1030と、ボディ部1040と、ボディ部1040と、ミラーユニット1042と、撮像ユニット1100と、処理ユニット1400と、表示ユニット1024と、ファインダユニット1060と、ファインダ窓1064と、三脚取付部1048とを有する。レンズユニット1010は、ボディ側マウント1022に装着される。
カバー部1030は、撮像装置1000の外観を提供する。カバー部1030は、前カバー1031と、上カバー1032と、後カバー1033とを有する。ボディ部1040と、ミラーユニット1042と、撮像ユニット1100と、処理ユニット1400と、ファインダユニット1060と、焦点検出ユニットとは、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033によって実質的に覆われる。
撮像装置1000に係る構成を説明する場合に、レンズユニット1010の光軸に沿う方向をz軸方向と定める。すなわち、被写体光束が入射する方向をz軸方向と定める。被写体光束が入射する方向をz軸マイナス方向と定め、その反対方向をz軸プラス方向と定める。また、図1に図示した方向にx軸方向およびy軸方向を定める。x軸、y軸、z軸は右手系の直交座標系である。また、z軸プラス方向を前方、前側等と呼ぶ場合がある。また、z軸マイナス方向を後方、後側等と呼ぶ場合がある。また、y軸プラス方向を上方、上側、上部等と呼ぶ場合がある。y軸プラス方向を下方、下側、下部等と呼ぶ場合がある。
レンズユニット1010は、レンズ側マウント1012と、光学系1014とを有する。レンズ側マウント1012は、光学系1014より後側に設けられる。レンズ側マウント1012は、カメラ本体1020の前面に配されたボディ側マウント1022と嵌合することにより、レンズユニット1010がカメラ本体1020に装着される。
光学系1014は、光軸に沿って移動可能に設けられる少なくとも一つの可動レンズを有する。当該可動レンズが光軸に沿って移動することにより、光学系1014の焦点距離、合焦位置が変化する。レンズユニット1010は、光学系1014を通過した被写体光束を出射する。
カメラ本体1020において、ボディ部1040の上方には、ファインダユニット1060が固定される。ファインダユニット1060は、フォーカシングスクリーン1061と、ペンタプリズム1062と、ファインダレンズ系1063とを有する。
ボディ部1040内には、ミラーユニット1042が設けられる、ミラーユニット1042は、メインミラー1043と、サブミラー1044とを含む。
ミラーユニット1042は、レンズユニット1010が出射した被写体光束の光路中に進入した状態と、被写体光束の光路から退避した状態とをとる。図1は、ミラーユニット1042が被写体光束の光路中に進入した状態を示す。具体的には、メインミラー1043は、レンズユニット1010が出射した被写体光束の光路中に進入した進入位置と、被写体光束の光路から退避した退避位置との間で、回転可能に軸支される。サブミラー1044は、メインミラー1043に対して回転可能に軸支される。サブミラー1044は、メインミラー1043とともに被写体光束中に進入し、メインミラー1043とともに被写体光束から退避する。
メインミラー1043が進入位置にある場合、メインミラー1043に入射した被写体光束の一部は、メインミラー1043に反射されてフォーカシングスクリーン1061に導かれる。フォーカシングスクリーン1061は、撮像ユニット1100が有する撮像素子の撮像面と共役な位置に配されて、レンズユニット1010が有する光学系1014が形成した被写体像を可視化する。フォーカシングスクリーン1061に形成された被写体像の光束は、ペンタプリズム1062に導かれる。ペンタプリズム1062に導かれた光束の一部の光束は、ペンタプリズム1062およびファインダレンズ系1063を通じてファインダ窓1064から出射して、被写体として観察され得る。ファインダ窓1064は、後カバー1033に締結されたアイカップ1332に設けられている。
メインミラー1043が進入位置にある場合、メインミラー1043に入射した被写体光束のうちメインミラー1043で反射した被写体光束以外の光束は、サブミラー1044に入射する。具体的には、メインミラー1043はハーフミラー領域を有し、メインミラー1043のハーフミラー領域を透過した被写体光束がサブミラー1044に入射する。ハーフミラー領域を透過しサブミラー1044で反射した被写体光束は、ボディ部1040に固定された焦点検出ユニットに入射する。焦点検出ユニットは、入射した光束を受光して被写体に対する焦点状態を示す情報を出力する焦点検出センサを有する。撮像装置1000は、焦点検出ユニットによる焦点状態の検出結果に基づいて焦点調節を行う。例えば、光学系1014が含む可動レンズを、焦点状態の検出結果に基づいて移動させることにより、焦点調節を行う。
ミラーユニット1042が被写体光束から退避すると、レンズユニット1010を透過する被写体光束は、撮像ユニット1100に入射して、撮像ユニット1100が有する撮像素子の撮像面に到達する。
撮像ユニット1100の後方には、処理ユニット1400および表示ユニット1024が順次配置される。表示ユニット1024としては、液晶パネル等を適用できる。表示ユニット1024の表示面は、カメラ本体1020の背面に現れる。表示ユニット1024は、撮像素子からの出力信号から生成される画像を表示する。表示ユニット1024は、後カバー1033に固定される。表示ユニット1024は、後カバー1033に締結されて固定される。
処理ユニット1400には、MPU、ASIC等の電子回路が実装される。MPUは、撮像装置1000の全体の制御を担う。撮像素子からの出力信号は、フレキシブルプリント基板を介してASICへ出力される。ASICは、撮像素子から出力された出力信号を処理する。
ASICは、撮像素子からの出力信号に基づいて、表示用の画像データを生成する。表示ユニット1024は、ASICが生成した表示用の画像データに基づいて画像を表示する。ASICは、撮像素子からの出力信号に基づいて、記録用の画像データを生成する。ASICが生成した記録用の画像データは、カメラ本体1020に装着された記録媒体に記録される。カメラ本体1020には記録媒体が着脱可能に設けられる。
前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033は樹脂で形成される。前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033は導電性を有する樹脂で形成されてよい。前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033は、樹脂成形により形成される。ボディ側マウント1022は金属で形成される。ボディ側マウント1022は、環形状を有するマウントリングである。ボディ部1040は、樹脂で形成される。ボディ側マウント1022は、ボディ部1040の剛性より高い剛性を有する。
カバー部1030において、前カバー1031は、ボディ側マウント1022の近傍においてボディ部1040に締結される。前カバー1031は、ボディ部1040においてボディ側マウント1022が締結された部位の外周部に締結される。前カバー1031は、ビス1034およびビス1035により、ボディ部1040に締結される。
なお、前カバー1031は、ボディ部1040においてボディ側マウント1022が締結された部位に締結されてよい。前カバー1031は、ボディ側マウント1022に締結されてもよい。例えば、前カバー1031は、ボディ側マウント1022に締結されてよい。より具体的には、前カバー1031は、ボディ側マウント1022およびボディ部1040と共締めされてよい。前カバー1031は、ボディ側マウント1022とボディ部1040との間に挟まれた状態で、ボディ側マウント1022およびボディ部1040と共締めされてよい。前カバー1031は、ボディ側マウント1022をボディ部1040に締結するビスにより、ボディ側マウント1022およびボディ部1040と共締めされてよい。
カバー部1030はモノコック構造を有する。上カバー1032は、前カバー1031および後カバー1033と締結される。上カバー1032は、ビス1039により前カバー1031に締結される。上カバー1032は、ビス1029により後カバー1033に締結される。同様に、前カバー1031は、ビスにより後カバー1033に締結される。前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033は、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033で形成されるカバー部1030がモノコック構造を有するように、それぞれ他のカバーと締結される。
ボディ部1040は、ボディ主部1045と、ボディ底部1050とを有する。ボディ底部1050は、ボディ主部1045を補強する。ボディ底部1050は、ボディ主部1045より高い剛性を有してよい。ボディ底部1050は、ビス1046およびビス1047によってボディ主部1045に締結される。
ボディ部1040の底部には、三脚取付部1048が設けられる。三脚取付部1048は、ボディ底部1050に設けられる。
三脚取付部1048は、ボディ部1040を三脚の雲台に取り付けるための部材である。三脚取付部1048は、ボディ底部1050に設けられる。三脚取付部1048は、三脚座ネジ1070と、三脚座プレート1080とを有する。三脚座プレート1080は、ボディ底部1050に固定される。三脚座プレート1080は、y軸に平行な方向を回転軸として回転しないように、ボディ底部1050に固定される。
ボディ部1040は、後述する三脚雲台1090と三脚座ネジ1070とが、後述するビス1098によって締結されることにより、三脚雲台1090に締結される。
図1は、三脚雲台1090が取り付けられていない状態の撮像装置1000を模式的に示す。図示されるように、ボディ部1040の底部は、前カバー1031に接触していない。上述したように、前カバー1031は、ボディ側マウント1022の近傍でボディ部1040に締結されている。前カバー1031は、ボディ部1040の前面部における、ボディ部1040に締結された部位で、ボディ部1040に接触している。また、上カバー1032および後カバー1033のいずれも、ボディ部1040に接触していない。すなわち、ボディ部1040の他の部位は、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033のいずれにも接触していない。具体的には、ボディ部1040の側部、ボディ部1040の頂部およびボディ部1040の後部のいずれも、カバー部1030に接触していない。
ボディ側マウント1022がボディ部1040と締結されることで、ボディ部1040においてボディ側マウント1022が締結された部位やその近傍の部位の剛性が高まる。したがって、カバー部1030は、ボディ部1040において高い剛性を有する部位にだけ締結されている。また、カバー部1030はモノコック構造を有するので、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033のいずれかに加わった応力を、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033の全体で受け持つことができる。
このように、モノコック構造を有するカバー部1030において、カバー部1030はボディ部1040において高い剛性を有する部位以外では接触していないので、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033のいずれかに加わった応力は、ボディ部1040においてボディ側マウント1022が固定されることによって高い剛性を有する特定の部位に集中的に伝達される。そのため、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033のいずれかに加わった応力によって、ボディ部1040が変形する等の悪影響を抑制することができる。したがって、撮像ユニット1100の位置決め精度に与える影響を軽減できる。
図2は、ボディ底部1050、三脚取付部1048およびボディ底部1050の分解斜視図である。
三脚取付部1048の三脚座ネジ1070は、後述するビス1098を受け入れる雌ネジ部1075を有する。三脚取付部1048の三脚座プレート1080は、ボディ底部1050に対向する第2面1082と、第2面1082と反対側の第1面1081を有する。三脚座プレート1080には、開口1083が形成されている。開口1083には、第1面1081側から三脚座ネジ1070の雌ネジ部1075が挿入されて、第2面1082から突出する。
ボディ底部1050は、三脚座プレート1080に対向する第1面1051と、第1面1051の反対側の第2面1052とを有する。ボディ底部1050には、開口1053が形成されている。開口1053は、第1面1051から第2面1052まで貫通する。開口1053は、第1面1051から第2面1052まで貫通する。雌ネジ部1075は、開口1083および開口1053を貫通して、ボディ底部1050の第2面1052から突出する。
ボディ底部1050は、孔1056、孔1057、孔1058および孔1059を有する。孔1056、孔1057、孔1058および孔1059は、第1面1051から第2面1052まで貫通する。ボディ底部1050は、孔1056、孔1057、孔1058および孔1059ならびにボディ主部1045の底部に形成された対応する孔1066、孔1067、孔1066、孔1068および孔1069を用いて、ビス1046およびビス1047等のビスにより締結される。
前カバー1031の底部は、第2面1052に対向する面である底部内面1036と、底部内面1036とは反対側の面である底部外面1037とを有する。前カバー1031の底部には、開口1038が形成されている。
開口1038は、三脚座プレート1080の開口1083より広い。開口1038は、ボディ底部1050の開口1053より広い。例えば、開口1038の直径は、開口1083の直径より大きい。
三脚座ネジ1070の雌ネジ部1075は、第2面1052より突出している。すなわち、雌ネジ部1075の突出部の先端面1076の位置は、第2面1052よりy軸マイナス方向の位置にある。雌ネジ部1075の先端部は前カバー1031の開口1038に挿入されている。すなわち、雌ネジ部1075の突出部の先端面1076の位置は、前カバー1031の底部内面1036よりy軸マイナス方向の位置にある。
雌ネジ部1075は、前カバー1031の底部外面1037から突出していない。すなわち、雌ネジ部1075の突出部の先端面1076は、底部内面1036と底部外面1037との間に位置する。雌ネジ部1075が第2面1052からy軸マイナス方向に突出している長さLは、前カバー1031の底部面の厚さd未満である。雌ネジ部1075が突出している長さLは、前カバー1031の底部面の厚さd以下であってよい。
このように、ボディ部1040が三脚雲台1090に取り付けられていない場合、ボディ部1040は、カバー部1030の底部に接触していない。すなわち、ボディ部1040は、ボディ側マウント1022の近傍以外の部位から応力を受けにくい。そのため、外部からの応力によってボディ部1040が変形する等の悪影響を抑制できる。
図3は、三脚が取り付けられた状態の撮像装置1000を模式的に示す断面図である。三脚座ネジ1070は、ビス1098で三脚雲台1090に締結される。これにより、撮像装置1000が三脚雲台1090に取り付けられる。
三脚雲台1090は、撮像装置1000が三脚雲台1090に取り付けられた場合に前カバー1031の底部外面1037に対向する第1面1091と、第1面1091の反対側の第2面1092とを有する。三脚雲台1090には、開口1093が形成されている。開口1093は、第1面1091から第2面1092まで貫通する。撮像装置1000が三脚雲台1090に取り付けられた場合に、開口1093は前カバー1031の開口1038と略同軸に位置決めされる。開口1038は、開口1093より広い。例えば、開口1038の直径は、開口1093の直径より大きい。
三脚座ネジ1070がビス1098で三脚雲台1090に締結されると、ボディ底部1050は、三脚雲台1090と三脚座ネジ1070とに挟まれた状態で、三脚雲台1090に締結される。これにより、ボディ底部1050が三脚雲台1090に締結される。ボディ底部1050は、ボディ底部1050および前カバー1031が三脚雲台1090と三脚座ネジ1070とに挟まれた状態で、三脚雲台1090に締結される。ボディ底部1050が三脚雲台1090に締結されている場合、前カバー1031の底部内面1036は、ボディ底部1050の第2面1052に接触する。
上述したように、雌ネジ部1075が第2面1052から突出している長さLは、前カバー1031の底部面の厚さd未満である。長さLは、ビス1098を予め定められた強さで締め付けた場合に、三脚座ネジ1070の先端面1076に三脚雲台1090が接触しないように設計される。したがって、ボディ底部1050が三脚雲台1090に締結された場合に、雌ネジ部1075の先端面1076は、三脚雲台1090に接触しない。そのため、ボディ底部1050を三脚雲台1090に強く締結することができる。なお、雌ネジ部1075が第2面1052から突出している長さLは、前カバー1031の底部面の厚さdの半分以上であってよい。
このように、撮像装置1000を三脚雲台1090に取り付ける場合、ボディ底部1050は、前カバー1031とともに三脚雲台1090に締結される。そのため、前カバー1031の剛性を、撮像装置1000を支持できるほど高くしなくても、撮像装置1000を安定的に三脚雲台1090に支持することができる。そのため、前カバー1031を例えばマグネシウム合金等の金属で形成する必要がない。また、前カバー1031を肉厚にする必要がない。そのため、撮像装置1000全体の重量が増加することを抑制できる。また、撮像装置1000のコストを抑制できる。
図4Aは、撮像装置1000の第1変形例を模式的に示す断面図である。図4Aは、第1変形例に係る撮像装置1000に三脚が取り付けられていない状態を模式的に示す。図4Bは、撮像装置1000の第1変形例におけるゴム部材1300を拡大して示す。第1変形例に係る撮像装置1000は、図1から図3に関連して説明した撮像装置1000が備える構成要素に加えて、ゴム部材1300と、第1変位抑制部材1310とを備える。
第1変形例に係る撮像装置1000が備える構成要素のうち、図1から図3に関連して説明した撮像装置1000が備える構成要素と同様の機能を有する構成要素には、同じ符号が付されている。第1変形例に係る撮像装置1000の説明において、図1から図3に関連して説明した撮像装置1000が有する構成要素に対応する構成要素については、説明を省略する場合がある。
まず、ゴム部材1300について説明する。ゴム部材1300は、ボディ底部1050と前カバー1031との間の隙間を塞ぐ。ゴム部材1300によって、撮像装置1000の防塵性を高めることができる。また、撮像装置1000の防滴性能を高めることができる。
ゴム部材1300は、三脚座ネジ1070の雌ネジ部1075の周囲に設けられる。ゴム部材1300は、雌ネジ部1075を環囲する。ゴム部材1300の開口1308には、雌ネジ部1075が密着した状態で挿入されている。
具体的には、ゴム部材1300は、ボディ底部1050の第2面1052に接触する第1面1301と、底部内面1036に接触する第3面1303と、第1面1301と第3面1303との間の第2面1302と、前カバー1031の開口1038の側面1054に接触する第4面1304と、雌ネジ部1075の側面1077に接触する第6面1306と、第4面1304と第6面1306との間の第5面1305とを有する。
なお、ゴム部材1300が有する第4面1304のy軸方向の長さは、前カバー1031の厚さdより短い。すなわち、ゴム部材1300の第5面1305は、底部外面1037よりy軸プラス方向に位置する。より具体的には、ゴム部材1300の第5面1305は、三脚座ネジ1070の先端面1076よりy軸プラス方向に位置する。
ゴム部材1300の柔軟性は、カバー部1030の柔軟性より高い。ゴム部材1300の柔軟性は、ボディ底部1050の柔軟性より高い。このように、第1変形例の撮像装置1000においては、撮像装置1000の底部におけるボディ部1040と前カバー1031との間の隙間を塞ぐ部材が、柔軟性を有する部材で形成されている。したがって、図1から図3に関連して説明した撮像装置1000と同様に、ボディ部1040は前カバー1031に直接接触していない。そのため、図1から図3に関連して説明した撮像装置1000と同様に、カバー部1030に加えられた応力は、ボディ部1040においてボディ側マウント1022が固定される部位の近傍の特定の部位に集中的に伝達される。そのため、前カバー1031、上カバー1032および後カバー1033のいずれかに加わった応力によって、ボディ部1040が変形する等の悪影響を抑制することができる。
次に、第1変位抑制部材1310について説明する。第1変位抑制部材1310は、アイカップ1332に対するファインダユニット1060の変位を抑制する。
第1変位抑制部材1310は、第1緩衝部材1321と、第2緩衝部材1322とを有する。第1緩衝部材1321は、上カバー1032の内側面1307に設けられる。第2緩衝部材1322は、ファインダユニット1060に設けられる。特に、第2緩衝部材1322は、ファインダユニット1060における、ファインダレンズ系1063の近傍に設けられる。第2緩衝部材1322は、第1緩衝部材1321に対向して設けられる。カバー部1030に外部から応力が加えられていない場合、第2緩衝部材1322は、第1緩衝部材1321とは離間して設けられる。
例えばカバー部1030が変形することにより、アイカップ1332がボディ部1040に対してy軸マイナス方向に変位していくと、第1緩衝部材1321が第2緩衝部材1322に接触する。これにより、ファインダユニット1060に対してアイカップ1332がy軸マイナス方向に変位することが抑制される。
上述したように、撮像装置1000の底部においては、前カバー1031とボディ部1040との間にゴム部材1300が設けられている。ゴム部材1300は緩衝部材としても機能する。そのため、アイカップ1332がファインダユニット1060に対して変位することを抑制することができる。
このように、第1変形例における撮像装置1000によれば、ファインダレンズ系1063の光軸に対して垂直な方向にアイカップ1332が変位することを抑制できる。そのため、ファインダユニット1060から提示される被写体像がファインダ窓1064に対しておおきくぶれることを抑制できる。したがって、ファインダユニット1060からユーザに提示される被写体像が大きくぶれることを抑制できる。
図5は、第1変形例に係る撮像装置1000に三脚が取り付けられた状態を模式的に示す断面図である。図3に関連して説明したように、ボディ底部1050がビス1098および三脚座ネジ1070によって締結されることにより、ボディ部1040が三脚雲台1090に締結される。
図4Aおよび図4Bに関連して説明したように、ゴム部材1300の第5面1305は、三脚座ネジ1070の先端面1076よりy軸プラス方向に位置する。そのため、ボディ部1040を三脚雲台1090に締結する場合に、三脚雲台1090がゴム部材1300に接触することを防げる。そのため、ゴム部材1300によって阻害されることなく、ボディ部1040を三脚雲台1090に締結することができる。
なお、第1変形例に係る撮像装置1000においては、ボディ底部1050と前カバー1031との間にゴム部材1300の一部が挟まれている。第1変形例に係る撮像装置1000においては、雌ネジ部1075が第2面1052から突出している長さLは、前カバー1031の厚さd以上であってもよい。ボディ部1040を三脚雲台1090に締結するために予め定められた強さでビス1098を三脚座ネジ1070に締め付けた場合に、三脚座ネジ1070の先端面1076が底部外面1037から突出しなければ、雌ネジ部1075が突出している長さLが前カバー1031の厚さd未満である必要はない。雌ネジ部1075が突出している長さLは、ゴム部材1300の伸縮性を考慮して設計される。
図6は、撮像装置1000の第2変形例を模式的に示す断面図である。図6は、第2変形例に係る撮像装置1000に三脚が取り付けられていない状態を模式的に示す。第2変形例に係る撮像装置1000は、第1変形例に係る撮像装置1000が備える構成要素に加えて、底部変位抑制部材1340を有する。
第2変形例に係る撮像装置1000が備える構成要素のうち、第1変形例に係る撮像装置1000が備える構成要素と同様の機能を有する構成要素には、同じ符号が付されている。第2変形例に係る撮像装置1000の説明において、第1変形例に係る撮像装置1000が有する構成要素に対応する構成要素については、説明を省略する場合がある。
底部変位抑制部材1340は、撮像装置1000内部の底部に設けられる。底部変位抑制部材1340は、底部第1緩衝部材1341と、底部第2緩衝部材1342とを有する。底部第1緩衝部材1341は、底部内面1036に設けられる。底部第2緩衝部材1342は、ボディ底部1050に設けられる。底部第1緩衝部材1341は、底部第2緩衝部材1342に対向して設けられる。特に、底部第2緩衝部材1342は、ボディ底部1050における後部に設けられる。カバー部1030に外部から応力が加えられていない場合、底部第1緩衝部材1341は、底部第2緩衝部材1342とは離間して設けられる。
例えばカバー部1030が変形することにより、後カバー1033の後部がボディ部1040に対してy軸プラス方向に変位していくと、底部第1緩衝部材1341が底部第2緩衝部材1342に接触する。これにより、カバー部1030が大きく変形することを抑制できる。また、ファインダユニット1060に対してアイカップ1332がy軸プラス方向に変位することも抑制される。
図7は、第3変形例に係る撮像装置1000に三脚が取り付けられていない状態を模式的に示す。第3変形例に係る撮像装置1000は、第2変形例に係る撮像装置1000が備える底部変位抑制部材1340に代えて、底部変位抑制部材1350を有する。底部変位抑制部材1350は、底部変位抑制部材1340の変形例である。
第3変形例に係る撮像装置1000が備える構成要素のうち、第2変形例に係る撮像装置1000が備える構成要素と同様の機能を有する構成要素には、同じ符号が付されている。第3変形例に係る撮像装置1000の説明において、第2変形例に係る撮像装置1000が有する構成要素に対応する構成要素については、説明を省略する場合がある。
底部変位抑制部材1350は、撮像装置1000内部の底部に設けられる。底部変位抑制部材1350は、底部第1緩衝部材1351と、底部第2緩衝部材1352とを有する。底部第1緩衝部材1351は、底部内面1036に設けられる。底部第2緩衝部材1352は、ボディ底部1050に設けられる。底部第1緩衝部材1351は、底部第2緩衝部材1352に接触可能な位置に設けられる。カバー部1030に外部から応力が加えられていない場合、底部第1緩衝部材1351は、底部第2緩衝部材1352とは離間して設けられる。
底部変位抑制部材1350においては、底部第1緩衝部材1351および底部第2緩衝部材1352は、底部第1緩衝部材1351が有するxy平面に略水平な側面と底部第2緩衝部材が有するxy平面に略水平な側面とが、接触した状態で摺り動くことができる位置に設けられる。例えば、底部第1緩衝部材1351および底部第2緩衝部材1352は、両側面が面的に接触した状態で摺り動くことができる位置に設けられる。
例えばカバー部1030が変形することにより、後カバー1033の後部がボディ部1040に対してy軸プラス方向に変位していくと、底部第1緩衝部材1351の側面が底部第2緩衝部材1352の側面に接触し始める。両側面が接触した状態で摺り動くときの摩擦力によって、カバー部1030が大きく変形することが抑制される。また、カバー部1030の変形が摩擦力で抑制されるので、底部第1緩衝部材1351と底部第2緩衝部材1352とが接触し始めたときのボディ部1040にかかる衝撃を抑制できる。
なお、底部変位抑制部材1350と同様の摩擦力による変位抑制部材を、第2変形例および第3変形例に係る第1変位抑制部材1310に適用してもよい。また、底部変位抑制部材1340、底部変位抑制部材1350および第1変位抑制部材1310の少なくとも一つに代えて、ダンパ等の変位抑制部材を適用してもよい。底部変位抑制部材1340、底部変位抑制部材1350および第1変位抑制部材1310の少なくとも一つに代えて、バネ等の変位抑制部材を適用してもよい。
本実施形態においては、レンズユニットをするカメラ本体を取り上げて、撮像装置1000が有する構成を説明した。しかし、撮像装置とは、レンズユニットを有しないカメラ本体を含む概念である。また、撮像装置とは、レンズ交換式カメラの一例である一眼レフレックスカメラの他に、レンズ非交換式の種々の態様のカメラを含む概念である。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。