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JP2018053708A - 遮音ルーバー - Google Patents

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JP2018053708A JP2017181915A JP2017181915A JP2018053708A JP 2018053708 A JP2018053708 A JP 2018053708A JP 2017181915 A JP2017181915 A JP 2017181915A JP 2017181915 A JP2017181915 A JP 2017181915A JP 2018053708 A JP2018053708 A JP 2018053708A
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Abstract

【課題】コストを低減することができ、様々な方向からの騒音に対処でき、十分な遮音性能を確保することが可能な遮音ルーバー1を提供する。【解決手段】本発明に係る遮音ルーバー1は、ルーバー羽根部材3が、複数連続して配置された遮音ルーバー1であって、スリット状開口部を有する共鳴器10が、前記ルーバー羽根部材に配されることを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は通気性を確保することができ、さらに意匠性にも優れ、十分な遮音性能を確保することが可能な遮音ルーバーに関する。
建物屋上や地上部分に空調室外機等の設備機器が設置される場合、周囲から設備機器等を隠すために目隠し壁が設置される。この目隠し壁には、通気性確保の必要性と意匠上の要求からルーバー壁が好まれる。
一方で、設備機器から発生する騒音が周囲に伝搬することを防止するためには、目隠し壁に高い遮音性能が求められる。従来、ルーバー壁の空隙から透過する騒音を低減するため、これまでに防音ルーバーが提案されている。
例えば、特許文献1(特開2013−213334号公報)には、化粧面12の反対面に吸音材50を挿入するための開口部13を設けたルーバー本体11と、前記ルーバー本体11の開口部13を覆うカバー材30と、を設けた吸音ルーバーが開示されている。
特開2013−213334号公報
従来の吸音ルーバーは、主として、ルーバー本体、グラスウール等の吸音材、吸音材の押え部材で構成され、それらを接合する部材も必要となり、部材点数の増加と構造の複雑化を招く。
部材点数の増加と構造の複雑化は、部材そのもののコスト増に加え、製造や輸送、施工における工数の増加によるコスト増に繋がる。
このように、通気性、意匠性及び遮音性能を満たすために提案されている従来の吸音ルーバーは、その構造の複雑さから高コストなものが多い、という問題があった。
また、従来の吸音ルーバーは、ある特定の騒音入射角では有効に騒音を吸音するように設計されていることが一般的であるが、一般に騒音は様々な方向からルーバー壁に入射するため、十分な遮音性能が確保できない場合がある、という問題もあった。
この発明は、上記課題を解決するものであって、本発明に係る遮音ルーバーは、ルーバー羽根部材が、複数連続して配置された遮音ルーバーであって、スリット状開口部を有する共鳴器が、前記ルーバー羽根部材に配されることを特徴とする。
また、本発明に係る遮音ルーバーは、前記ルーバー羽根部材の2つの主面のそれぞれに共鳴器が配されることを特徴とする。
また、本発明に係る遮音ルーバーは、隣り合う前記ルーバー羽根部材の前記共鳴器の前記スリット状開口部が対向するように配されることを特徴とする。
また、本発明に係る遮音ルーバーは、前記共鳴器が、前記ルーバー羽根部材に埋設されることを特徴とする。
また、本発明に係る遮音ルーバーは、前記共鳴器が仕切り板部材によって複数の区画に分けられていることを特徴とする。
本発明に係る遮音ルーバーにおいては、音響インピーダンス比が0となるスリット状開口部を有する共鳴器が伝搬路100に配されており、このような本発明に係る遮音ルーバーによれば、構造が単純であるので、製造や輸送、施工工数の増加に伴うコストを低減することができる。
また、本発明に係る遮音ルーバーによれば、様々な方向からの騒音に対処でき、十分な遮音性能を確保することが可能となる。
本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1の原理を説明する図である。 本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10を説明する図である。 本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1を示す図である。 本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10の製造工程例を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1の伝搬路100への適用例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10を説明する図である。 本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1の伝搬路100に適用される共鳴器10の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1の伝搬路100に適用される共鳴器10の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10を説明する図である。 数値計算の計算対象とした3種類のルーバー壁の一部を示す図である。 各ルーバー壁の挿入損失の周波数特性を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。まず、本発明に係る遮音ルーバー1が採用する騒音低減方法の原理について説明する。図1は本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1の原理を説明する図である。
図1(A)はルーバーの斜視図である。ルーバーは、ルーバー羽根部材3が複数連続して配置されて構成されている。本例は、ルーバー羽根部材3が鉛直方向に所定の空間を空けて配置される場合を示しているが、ルーバー羽根部材3を水平方向に配列してルーバーを構成するようにしてもよい。
ルーバー羽根部材3は2つの主面4及び主面5を有しており、一のルーバー羽根部材3の主面4(主面5)と、それと隣り合うルーバー羽根部材3の主面5(主面4)との間の空間が、空気の流路或いは光の光路或いは音の伝搬路となる。このような空間を伝搬路100と称することとする。
ここで、図1(B)は、上記のような伝搬路100における内側の空間のみを抜き出して示す図である。ルーバー羽根部材3の間の空間である伝搬路100を騒音が伝搬するとき、伝搬路100の寸法断面(騒音伝搬方向に対して垂直な面)が騒音の波長に比べて半分以下の場合、騒音は管路内を平面波として一次元的に伝搬する。
以下、本明細書中の実施形態に係る伝搬路100においては、上流側(遮音ルーバー1で囲まれた内側)に騒音源が存在し、騒音源からの騒音が下流側(外側)に伝搬されることを例として説明を行う。また、伝搬路100の長手方向は水平方向に設置されることを前提として説明するが、伝搬路100の設置方法はこのような例に限られない。
本発明に係る遮音ルーバー1の伝搬路100においては、伝搬路100の上下で対向する2つの主面4及び主面5は、音響的に“ソフト”な状態であることを想定している。図1(B)に示すように、伝搬路100で対向する面が音響的に“ソフト”な状態、すなわち、主面4及び主面5の表面における音響インピーダンス比Zが0であるとき、上流側から伝搬してきた騒音は上流側へ反射され下流側へ伝搬しないことが知られている。
なお、本実施形態では、主面4及び主面5の表面における音響インピーダンス比Zが0である対向する2つの面が、鉛直方向で対向する例に基づいて説明を行っているが、表面における音響インピーダンス比Zが0である対向する2つの壁面が、水平方向で対向するものであってもよい。
これまでの技術(例えば、特許第3831263号公報や特許第5454369号公報に記載の技術)は、音響管の管長が1/4波長と等しくなる周波数及びその奇数倍の周波数で、当該音響管の管口での音響インピーダンス比Zが0となることを利用している。
一方、本発明に係る遮音ルーバー1では、図2に示すような、背後に密閉された空洞を持つスリット構造による共鳴現象が生じる共鳴器10を利用する。図2(A)は共鳴器10の斜視図である。また、図2(B)は、図2(A)の共鳴器10のスリット状開口部50の長手方向を垂直で切って見た断面図である。
図2に示すように、本発明に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10は、基本的に、内側の空間が中空である四角柱状の筐体40から構成されている。共鳴器10を構成する筐体40の一面には、長手状のスリット状開口部50と、このスリット状開口部50の両側に配され、共鳴器10の内側の空間に延在する隔壁部60と、を有することを特徴としている。ここで、共鳴器10の各寸法は図1に示す記号で表す。なお、スリット状開口部50が構成されている筐体40の一面と、隔壁部60とは互いに直交している。
共鳴器10の各寸法が波長に対して十分に小さい場合、スリット状開口部50における音響インピーダンス比Zは次式(1)で求めることができる。
Figure 2018053708

ただし、fは騒音の周波数、cは音速、ρは媒質(空気)密度を表す。また、Vnは、スリット状開口部50と隔壁部60とで囲まれた、図2(B)の斜線部以外の空間の体積で、開口端補正を考慮して次式(2)で計算される。なお、式(2)における[ ]内の第2項が、開口端補正に関連する項である。また、図2(B)で斜線部の空間は、共鳴器として機能する共鳴器10の空気層に相当する。
Figure 2018053708
また、Vは共鳴器10の空洞部の体積(空気層の体積)で、次式(3)で計算される。
Figure 2018053708
また、Sは、スリット状開口部50(スリット開口)の面積で、次式(4)で計算される。
Figure 2018053708
式(1)の右辺第1項のrは、共鳴器として機能する共鳴器10の隔壁部60表面と空気の間に生じる摩擦などの音響抵抗である。隔壁部60を金属など表面が平滑な材料で構成する場合、音響抵抗rは極めて小さな値となり、次式を満足する共鳴周波数fにおいてスリット状開口部50の開口における音響インピーダンス比Zがほぼ0となる。
Figure 2018053708
このような共鳴器として機能する、2つの共鳴器10を、図3に示すように、伝搬路100の上下の内壁105に沿って対向配置すると、上記の周波数fにおいては対向するスリット部が音響的に“ソフト”な状態となり、上流側から伝搬してきた周波数fの騒音は上流側へ反射され下流側に伝搬しない。図3は本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1を示す図であり、本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1を、伝搬路100の長手方向(或いは、スリット状開口部50の長手方向)を垂直に切って見た断面図である。
図3に示すような伝搬路100の遮音ルーバー1によれば、共鳴器10の共鳴周波数において、対向した共鳴器10のスリット状開口部50における音響インピーダンス比がほぼ0となり、屋内側(上流側)から入射した騒音は屋外側へ反射され外側(下流側)に伝搬することがない。
本発明の実施形態に示す遮音ルーバー1においては、共鳴器10はルーバー羽根部材3に埋設されるようにして設けられているが、必ずしも、このようにする必要はなく、共鳴器10は主面4、5に装着するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態に示す遮音ルーバー1においては、遮音ルーバー1を構成するルーバー羽根部材3の形態は1種類のみで、この同一形態のルーバー羽根部材3を複数配列することで遮音ルーバー1を構成するようにしているが、ルーバー羽根部材3の主面4、5の表面を、共鳴器10によって音響的に“ソフト”な状態とするのであれば、このような態様に限定されるものではない。
本発明の実施形態に示す遮音ルーバー1では、一つの伝搬路100に、対向する共鳴器10が一対設けられるようにされているが、例えば2つ以上の共鳴器10が伝搬路100に設けられるような構成としてもよい。
本発明の実施形態に示す遮音ルーバー1を構成するルーバー羽根部材3は、共鳴器10をルーバー羽根部材3全体と一体化して、アルミニウムなどにより押出成形して製造することができる。一方、以下に示すように共鳴器10を製造するようにしてもよい。
次に、遮音ルーバー1を構成する共鳴器10の製造工程を説明する。図4は本発明の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10の製造工程例を説明する図である。
外殻部材20は、6面のうち1つの面が開口面25となっている直方体形状の箱状部材である。L型部材30は、断面がL字状で、互いに直交する2つの面を有する部材である。
図4に示すように、上記のようなL型部材30を2つ、外殻部材20の開口面25に取り付けることで、共鳴器10を製造することが可能である。
外殻部材20の開口面25に取り付けられた2つのL型部材30の間の間隔が、スリット状開口部50となる。また、L型部材30の2つの面のうち一つの面が、共鳴器10の隔壁部60として機能する。
以上のような共鳴器10の製造方法において、予め種々の寸法の、外殻部材20、L型部材30を用意しておくことで、低減したい周波数に対応する共鳴器10を製造し、この共鳴器10をルーバー羽根部材3に配することで、低減したい周波数を容易に変更可能な遮音ルーバー1を構成することが可能となる。
以上のように、本発明に係る遮音ルーバー1は、音響インピーダンス比が0となるスリット状開口部50を有する共鳴器10が、伝搬路100の内面に、スリット状開口部50が対向するように対で配されるので、このような本発明に係る遮音ルーバー1によれば、伝搬路100における遮音ルーバー1として、構成部材の種類及び数を削減でき、構造の単純化、装置の小型化、軽量化を図ることが可能となると共に、製造や輸送、施工工数の増加に伴うコストを低減することができる。
また、本発明に係る遮音ルーバー1によれば、様々な方向からの騒音に対処でき、十分な遮音性能を確保することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図5は本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1の伝搬路100への適用例を示す図である。図5は、遮音ルーバー1の伝搬路100から対向する一対の共鳴器10を抜き出して示している。また、図5においては、隔壁部60については、図面が煩雑となるために図示省略している。
図5に示す実施形態は、対向する共鳴器10の間に、3枚仕切り板部材70を設けて、共鳴器10を第1区画11、第2区画12、第3区画13、第4区画14の4つの区画に分けたものである。ここで、本実施形態では共鳴器10を4つの区画に分けるようにしたが、共鳴器10をいくつの区画に分けるかは任意である。また、このような仕切り板部材70を設けて共鳴器10の区画分けを行うことは、図5に示した実施形態以外にも適用可能である。
伝搬路100の開口が、水平方向に対して長手状に壁面に設けられた場合、特に騒音がルーバー面に対して水平方向の斜めから入射する状況では、伝搬路100経路内を1次元的に伝搬しないことも考えられる。
このような場合、図5に示すように、開口内及び組み込む共鳴器10に仕切り板部材70を設けることで、騒音が伝搬路100内を1次元的に伝搬するようになり共鳴器10による騒音低減装置が効果を発揮する。
なお、仕切り板部材70を設ける間隔は、低減したい騒音の波長の1/2以下とすることが好ましい。
また、遮音ルーバー1で低減しようとする対象となる騒音が、周波数特性に複数のピーク周波数を持っていたり、広帯域に周波数成分を持っていたりする場合、仕切り板部材70等の間の間隔を、異なるように設定し、水平方向において異なる長さの区画を設けた共鳴器10とすることも好ましい実施形態の一つである。
以上、本発明に係る遮音ルーバーは、音響インピーダンス比が0となるスリット部を有する共鳴器が、例えば、騒音の伝搬路の内壁における壁面に、スリット状開口部が対向するように対で配されるので、このような本発明に係る遮音ルーバーによれば、伝搬路100における遮音ルーバーとして、構成部材の種類及び数を削減でき、構造の単純化、装置の小型化、軽量化を図ることが可能となると共に、製造及び組み立てコストを抑制することが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。これまで説明した本発明で用いる共鳴器10は、式(5)により決定される共鳴周波数fにおいて騒音低減効果を発揮する。共鳴周波数fは図2に示した各寸法A,B,C,a,lを調整することで騒音の周波数特性に合わせることができる。
しかし、共鳴器10で低減しようとする、対象となる騒音が、周波数特性に複数のピーク周波数を持っていたり、広帯域に周波数成分を持っていたりする場合、異なる共鳴周波数を持つ共鳴器10を組み合わせる必要がある。
そこで、他の実施形態に係る遮音ルーバー1で用いる共鳴器10では、複数の共鳴周波数を持つ筐体を単純かつ少ない部材で構成する。より具体的には、本実施形態に係る遮音ルーバー1では、共鳴器10は1面が開放されている直方体形状の外殻部材20(すでに説明したものと同様)と、一枚板状の仕切り板部材35及び寸法の異なるL型部材30(すでに説明したものと同様)で構成される。
図6は本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10を説明する図である。
図6(A)は他の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10の分解斜視図である。また、図6(B)は他の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10の斜視図である。また、図6(C)は、他の実施形態に遮音ルーバー1の伝搬路100を、伝搬路100の長手方向(或いは、スリット状開口部50の長手方向)を垂直に切って見た断面図である。
図6(A)及び図6(B)に示すように、上記のようなL型部材30を2つ、及び、仕切り板部材35を1つ、外殻部材20の開口面25に取り付けることで、共鳴器10を製造することが可能である。なお、仕切り板部材35は、この場合、隔壁部60としても機能する。
図6のように外殻部材20、L型部材30、仕切り板部材35を組み合わせることで、1つの共鳴器の中に、空間A及び空間Bを有する2つのスリット共鳴器を構成することができる。それぞれの共鳴器はそれぞれの共鳴周波数f1、f2においてスリット部50の音響インピーダンス比Zがほぼ0となり、図6(C)に図示するようにこれらを、伝搬路100の壁面に対向配置することで複数の周波数に対して騒音低減効果を発揮する。
以上のような他の実施形態に係る遮音ルーバー1は、仕切り板部材35の位置とL型部材30の寸法を変えれば、同じ寸法の外殻部材20と仕切り板部材35を用いて様々な共鳴周波数を持つ共鳴器10が構成可能である。
なお、空間Aや空間Bなどの「空間」については、図面中にアンダーバーが付されている。
図7は本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1の伝搬路100に適用される共鳴器10の断面図である。図7は伝搬路100の長手方向(或いは、スリット状開口部50の長手方向)を垂直に切って見た断面図である。
図7に示すように、仕切り板部材35とL型部材30の数を増やせば、空間A、空間B及び空間Cを有する3つのスリット共鳴器を構成することができ、1つの外殻部材20の中に3つ以上の異なる共鳴周波数を持つ共鳴器10を構成することが可能である。なお、仕切り板部材35は、この場合、隔壁部60としても機能する。
また、図8は本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1の伝搬路100に適用される共鳴器10の断面図である。図8は伝搬路100の長手方向(或いは、スリット状開口部50の長手方向)を垂直に切って見た断面図である。
図8の他の実施形態に係る遮音ルーバー1においては、共鳴器10は空間A及び空間Cからなる2つの共鳴器が、間隔at離れた2枚の仕切り板部材35で隔てられた構成となっている。この場合、2つの共鳴器の間のスリットは、背後に空気層を持たないスリット状開口部50となる。なお、仕切り板部材35は、この場合、隔壁部60としても機能する。
このような共鳴器10を伝搬路100の内壁に沿って対向配置した場合、伝搬路100の断面寸法及び仕切り板部材35の間隔atが半波長以下となる周波数に対して、背後に空気層を持たないスリット状開口部50は音響管(空間B)として機能する。
このとき、外殻部材20の寸法Dが音響管の管長に相当し、波長の1/4がDと等しくなる周波数ft及びその奇数倍の周波数において、音響管のスリット状開口部50の音響インピーダンス比Zが0となり騒音低減効果を発揮する。
一般に、上記のftはスリット共鳴器(図7の空間A及び空間C)の共鳴周波数f1あるいはf2より高い周波数となるため、図8のようにスリット共鳴器と音響管を組み合わせた構造の共鳴器10による遮音ルーバー1は、幅広い周波数に対して騒音低減効果を発揮することができる。
なお、繰り返しになるが、伝搬路の断面寸法及び仕切り板の間隔atが半波長以下となる周波数に対して、背後に空気層を持たないスリットは音響管として機能する。特許第3831263号公報や特許第5454369号公報に記載の従来技術は、矩形断面の音響“管”を構成するために多数の仕切り板を必要とした。これに対して、本発明においては、これらの仕切り板は不要である。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図9は本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1を示す図である。これまで説明した実施形態においては、伝搬路100の両側に共鳴器10を対向配置することで、ルーバー羽根部材3の主面4、5の表面を、音響的に“ソフト”な状態とするようにしていた。
これに対して、本実施形態では、伝搬路100の片側のみに共鳴器10を配置することで、音響的に“ソフト”な状態の再現を試みたものである。本実施形態に係る遮音ルーバー1において、図9(A)は共鳴器10を伝搬路100に「片側配置」した場合、また、また、図9(B)は共鳴器10を伝搬路100に「片側並列配置」した場合をそれぞれ示している。
2次元境界要素法を用いた数値解析手法によれば、共鳴器10を「対向配置」する方法は、他の配置方法と比較して騒音低減方法として有効であることが確認できるが、「片側配置」や「片側並列配置」などの配置方法にも十分な騒音低減効果を期待することができることがわかり、レイアウトなどの都合上、「片側配置」や「片側並列配置」しか採用し得ない場合には、このような配置を適宜採用することもできる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図10は本発明の他の実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10を説明する図である。図10(A)はこれまで説明してきた実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10を示しており、図10(B)は本実施形態に係る遮音ルーバー1に用いる共鳴器10を示している。本実施形態態に係る遮音ルーバー1では、図10(B)で示す共鳴器10が伝搬路100に配されることを特徴としている。
図10(A)に示すように、これまで説明してきた実施形態に係る遮音ルーバー1の共鳴器10は、スリット部50の両側に配され隔壁部60が設けられ、これらの隔壁部60は奥行き方向にlの長さを有するものであった。
これに対して、図10(B)に示す本実施形態に遮音ルーバー1の共鳴器10は、スリット部50の両側の隔壁部60が省かれた構造を有している。隔壁部60が省かれているが、この代わりに、少なくともスリット部50が含まれる共鳴器10の前面の板厚がlの厚さを有するものとなっている。
前記板厚lにより、本実施形態で用いる共鳴器10においても、第1の実施形態で説明したVnが生じることとなる。これにより、隔壁部60が省かれた共鳴器10が用いられる本実施形態に係る遮音ルーバー1によっても、これまで説明した遮音ルーバー1と同様の効果を享受することが可能となる。
以上、本発明に係る遮音ルーバーにおいては、音響インピーダンス比が0となるスリット状開口部を有する共鳴器が伝搬路100に配されており、このような本発明に係る遮音ルーバーによれば、構造が単純であるので、製造や輸送、施工工数の増加に伴うコストを低減することができる。
また、本発明に係る遮音ルーバーによれば、様々な方向からの騒音に対処でき、十分な遮音性能を確保することが可能となる。
以下、本発明に係る遮音ルーバー1による遮音性能の効果を数値計算により確認したので結果を示す。なお、以下の数値計算においては2次元境界要素法を用いた。
数値計算の計算対象は、ルーバーが一定の間隔を空けて配列されたルーバー壁である。図11に計算対象とした3種類のルーバー壁の一部を示す。図11において、ルーバー壁を構成するルーバー羽根部材3は100mm間隔で配置され、ルーバー羽根部材3間の空隙、すなわち伝搬路100の幅は約42mmである。ルーバー羽根部材3の表面は完全反射性として計算を行った。音源は、ルーバー壁から図面上左側に1.5m離れた位置に点音源を配置し、ルーバー壁の受音側(図面上右側)へ透過する音響エネルギーを計算により求めた。
音源側の空間と受音側の空間は、高さ1.26mの開口で接続されており、その開口部にルーバー壁が配置される。比較対象として、ルーバー壁が配置されない単純な開口を透過する音響エネルギーを計算により求め、ルーバー壁の有無による音響エネルギーの低減量をルーバー壁の挿入損失、すなわち騒音低減性能として評価した。
図11(A)は、共鳴器10が配置されていないルーバー壁である。以下、この形状を「基本形」と称する。一方、図11(B)及び(C)に示すものは、共鳴器10が配置されてなる本発明に係る遮音ルーバー1に相当するものである。図11(B)は、共鳴器10の開口部が通気経路を挟んで対向して配置された形態であり、図11(C)は、共鳴器10が通気経路の片側にのみ配置された形態である。
すなわち、図11(B)は対向する一対の共鳴器10が設けられた図3に示した実施形態に相当するものである。以下、この形状を「対向配置」と称する。
また、図11(C)は共鳴器10を伝搬路に片側配置した図9(A)に示した実施形態に相当するものである。以下、この形状を「片側配置」と称する。
配置される共鳴器10の寸法は、B=22、C=40、a=2.5、l=5(以上、単位は全てmm)である。各記号は、図2に記載の記号と対応する。なお、2次元解析であるので、共鳴器10の長さはA=∞である。以上の寸法では、共鳴器10の共鳴周波数は約1kHzとなる。
数値計算は1/15オクターブ毎の純音について行い、得られた受音側へ透過する音響エネルギーを1/3オクターブバンド中心周波数を中心とした5つずつエネルギー平均することで、1/3 オクターブバンドの計算結果とした。得られた計算結果より、上記のように単純開口を基準としたルーバー壁による音響エネルギーの低減量を算出し、遮音ルーバーの挿入損失とした。
図12に図11に示した各ルーバー壁の挿入損失の周波数特性を示す。値が大きいほど高い騒音低減性能を持つことを示している。
「基本形」に比べて、共鳴器10を配した本発明に係る「対向配置」の遮音ルーバー1及び「片側配置」の遮音ルーバー1では、共鳴器10の共鳴周波数に近い1kHz帯域を中心として騒音低減効果が得られていることが確認できる。
本発明に係る遮音ルーバー1においては、「対向配置」を基本とするが、レイアウト等の都合により「片側配置」のような形態も採用することができる。図12に示されるように、「片側配置」においても共鳴器10の共鳴周波数を中心にある程度の騒音低減効果が得られていることが示されている。ただし、やはり「対向配置」については、「片側配置」と比較して、共鳴器10の共鳴周波数付近での騒音低減効果が更に大きいことが示されている。
以上の結果から共鳴器10を用いた本発明に係る遮音ルーバー1は、ルーバー透過音を低減する方法として有効であることが確認できる。また、特に共鳴器10を「対向配置」した場合に、大きな騒音低減効果が得られることが確認できる。
1・・・遮音ルーバー
3・・・ルーバー羽根部材
4、5・・・主面
10・・・共鳴器
11・・・第1区画
12・・・第2区画
13・・・第3区画
14・・・第4区画
20・・・外殻部材
25・・・開口面
30・・・L型部材
35・・・仕切り板部材
40・・・筐体
50・・・スリット状開口部
60・・・隔壁部
70・・・仕切り板部材
100・・・伝搬路

Claims (5)

  1. ルーバー羽根部材が、複数連続して配置された遮音ルーバーであって、
    スリット状開口部を有する共鳴器が、前記ルーバー羽根部材に配されることを特徴とする遮音ルーバー。
  2. 前記ルーバー羽根部材の2つの主面のそれぞれに共鳴器が配されることを特徴とする請求項1に記載の遮音ルーバー。
  3. 隣り合う前記ルーバー羽根部材の前記共鳴器の前記スリット状開口部が対向するように配されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遮音ルーバー。
  4. 前記共鳴器が、前記ルーバー羽根部材に埋設されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の遮音ルーバー。
  5. 前記共鳴器が仕切り板部材によって複数の区画に分けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の遮音ルーバー。
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