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JP2018043949A - Tie2活性用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便にTie2を活性化する手段を提供すること、及び、血流改善やリンパ流を改善し、ひいては体の諸症状を改善すること。【解決手段】レモンマートル抽出物、ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、及びクミスクチン抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、Tie2活性用組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、Tie2活性用組成物に関する。
Tie2(endothelium−specific receptor tyrosine kinase 2)は、血管内皮細胞に発現する受容体型チロシンキナーゼで、最近老化に深くかかわっていることが明らかとなってきた。さらに、血管形成に関連して皮膚表皮細胞、軟骨細胞などにも作用すること、さらには脂質・糖・エネルギー代謝にもかかわっていることがわかってきており、その生物学的作用の多面性が注目されている。
Tie2は、内皮細胞/壁細胞及び内皮細胞同士の結びつきを強め、血管及びリンパ管の構造の安定化に寄与することが知られている。Tie2は、加齢や疾患により減少(不活性化)するため、特に中高年層では、血管から栄養分が漏れる、あるいはリンパ管から老廃物や水分が漏れ回収されずに体内に蓄積されてしまう、ひいては体のむくみやこり、手足先の冷え等の悪影響が生じやすい。
このため、簡便にTie2を活性化させる方法や素材が求められており、様々なTie2活性化が示唆される素材の検討がなされている(例えば特許文献1〜6)。
特開2011−102273号公報 特開2011−102274号公報 特開2011−102275号公報 特開2013−241356号公報 特開2014−097977号公報 特開2015−168656号公報
本発明は、簡便にTie2を活性化する手段を提供することを課題とする。また、本発明は、血流改善やリンパ流を改善し、ひいては体の諸症状を改善することを課題とする。
本発明者らは、柿葉抽出物がTie2活性化能を有することを見出し、さらに改良を重ねて本発明を完成させるに至った。
本発明は例えば以下の項に記載の主題を包含する。
項1.
レモンマートル抽出物、ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、及びクミスクチン抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、Tie2活性用組成物。
項2.
少なくとも、レモンマートル抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、及びラズベリーリーフ抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、項1に記載の組成物。
項3.
経口組成物である、項1又は2に記載の組成物。
項4.
医薬組成物又は食品組成物である、項1〜3のいずれかに記載の組成物。
項5.
レモンマートル、ドクダミ、ヨモギ、ワイルドストロベリー、ラズベリーリーフ、エキナセア、及びクミスクチンからなる群より選択される少なくとも1種を、水、エタノール、又は水−エタノール混合液による抽出に供する工程を含む、Tie2活性用組成物の製造方法。
項6.
レモンマートル、ドクダミ、ヨモギ、ワイルドストロベリー、ラズベリーリーフ、エキナセア、及びクミスクチンからなる群より選択される少なくとも1種の乾燥物を含む、Tie2活性用乾燥茶葉又はティーバッグ。
項7.
むくみ改善用、血流改善用、リンパ流改善用、体のこり改善用、冷え改善用、又は肌のしわ、たるみ若しくは荒れ改善用である、項1〜4のいずれかに記載の組成物。
項8.
むくみ改善用、血流改善用、リンパ流改善用、体のこり改善用、冷え改善用、又はしわ、たるみ若しくは荒れ改善用である、
レモンマートル抽出物、ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、及びクミスクチン抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、
組成物。
項9.
むくみ改善用、血流改善用、リンパ流改善用、体のこり改善用、冷え改善用、又はしわ、たるみ若しくは荒れ改善用である、
レモンマートル、ドクダミ、ヨモギ、ワイルドストロベリー、ラズベリーリーフ、エキナセア、及びクミスクチンからなる群より選択される少なくとも1種の乾燥物を含む、
乾燥茶葉又はティーバッグ。
本発明に係る、特定の植物の抽出物を含む組成物によれば、簡便にTie2を活性化することができる。また、簡便に、血流改善やリンパ流を改善し、ひいては体の諸症状を改善することができる。
レモンマートル抽出物、ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、又はクミスクチン抽出物を用いたときの、Tie2活性化検討結果を示す。
以下、本発明の各実施形態について、さらに詳細に説明する。
本発明に包含される組成物は、特定の植物(特にハーブ)の抽出物を含む。具体的には、レモンマートル抽出物、ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、及びクミスクチン抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む。少なくともレモンマートル抽出物を含む組成物がより好ましい。
これら特定の植物の抽出物は、各植物から水、エタノール又は水−エタノール混合液による抽出で得られる抽出物が好ましい。
レモンマートル(Backhousia citriodora)は、オーストラリア原住民であるアボリジニが料理や薬草に使用している他、ハーブティーの茶葉として用いられている。抽出に用いるレモンマートルの部位としては、例えば葉(葉軸・葉柄を含む)や枝が好ましく、葉がより好ましい。また、抽出に用いる各部位は、乾燥されていることが好ましい。例えば、乾燥葉や乾燥枝が好ましく、乾燥葉がより好ましい。
ドクダミは、特に葉を乾燥させて茶葉として用いられることがある。抽出に用いるドクダミの部位としては、全草(例えば花、葉、茎、根など)を用いることが可能であり、特に葉が好ましい。また、抽出に用いる各部位は、乾燥されていることが好ましい。例えば、乾燥葉や乾燥茎が好ましく、乾燥葉がより好ましい。また、各部位は乾燥後焙煎されることも好ましい。
抽出に用いるヨモギの部位としては、全草(例えば花、葉、茎、根など)を用いることが可能であり、葉又は茎が好ましく、特に若葉が好ましい。また、抽出に用いる各部位は、乾燥されていることが好ましい。例えば、乾燥葉や乾燥茎が好ましく、乾燥葉がより好ましい。また、各部位は乾燥後焙煎されることも好ましい。
抽出に用いるワイルドストロベリーの部位としては、全草(例えば花、葉、茎、根など)を用いてもよく、中でも葉が好ましい。また、抽出に用いる各部位は、乾燥されていることが好ましい。例えば、乾燥葉や乾燥茎が好ましく、乾燥葉がより好ましい。
ラズベリーリーフは、ラズベリーの葉であり、抽出に用いるラズベリーリーフとしては、特に制限はされないが、葉が好ましい。また、抽出に用いる葉は、乾燥されていること(乾燥葉)が好ましい。
抽出に用いるエキナセアの部位としては、全草(例えば花、葉、茎、根など)を用いてもよく、地上部位が好ましく、中でも葉、茎、花がより好ましい。また、抽出に用いる各部位は、乾燥されていることが好ましい。例えば、乾燥葉や乾燥茎が好ましく、乾燥葉がより好ましい。
抽出に用いるクミスクチンの部位としては、全草(例えば花、葉、茎など)を用いてもよく、中でも葉が好ましい。また、抽出に用いる各部位は、乾燥されていること(乾燥葉)が好ましい。また、各部位は乾燥後焙煎されることも好ましい。
各植物の抽出について次に説明する。なお、各植物を別々に抽出操作に供してもよいし、1種又は2種以上の植物の混合物を抽出操作に供してもよい。
抽出に使用する抽出溶媒は、上記の通り、水、エチルアルコール又は水−エチルアルコール混合液が好ましく、このうち、水又は水−エチルアルコール混合液がより好ましく、水がさらに好ましい。水−エチルアルコール混合液を使用する場合は、両者の混合比率は特に制限はされない。例えば、水:エチルアルコール質量比が10:90〜90:10、あるいは20:80〜80:20が挙げられる。
抽出温度は、特に限定されるものではなく、抽出溶媒により0℃から溶媒の沸点程度から適宜設定することができる。より具体的には、溶媒が水−エチルアルコール混合液の場合、抽出温度は30℃〜沸点が好ましく、60〜80℃程度がより好ましい。溶媒が水の場合、抽出温度は水が液体の温度(0〜100℃)で行い得、60〜100℃程度が好ましく、70〜100℃程度がより好ましい。抽出時間も特に制限はされず、適宜設定することができる。例えば、溶媒が水−エチルアルコール混合液の場合、エチルアルコールの混合比率や抽出温度に応じて適宜設定することができ、通常、数十秒〜24時間程度であり、1分〜4時間程度であることが好ましい。また、溶媒が水の場合、抽出時間は、数十秒〜24時間程度であり、1分〜4時間程度であることが好ましい。抽出植物部位と抽出溶媒の割合についても、特に限定されず適宜設定することができる。例えば、抽出植物部位1質量部に対して、溶媒2〜1000質量部が好ましく、より好ましくは2〜50質量部であり、更に好ましくは3〜30質量部程度である。上記のような抽出法により得られた水性抽出物(水性エキス)は、ろ過、遠心などの常法を用いて葉と分離することができる。当該水性抽出液は、そのまま用いてもよいし、濃縮して用いてもよい。濃縮は、常法を用いて行うことができ、例えば30〜40mmHg程度の減圧下で、30〜50℃程度で行うことができる。また、濃縮後、例えば凍結乾燥、噴霧乾燥、造粒乾燥などの手段により固形分(例えばエキス粉末)を得ることもできる。その際、デキストリンなどの賦形剤を加えてもよい。この場合、そのまま、当該粉末を抽出物として用いてもよく、当該粉末を製造してから必要に応じて任意成分と混合・造粒し、顆粒や細粒の形態にして用いることもできる。
本発明に係る組成物における、植物抽出物の含有量は、本発明の効果が奏される範囲内であれば特に制限されない。例えば、乾燥質量換算で、植物抽出物が、0.1〜100質量%含まれることが好ましく、1〜99質量%含まれることがより好ましい。
また、本発明に係る組成物は、1回又は複数回(好ましくは2〜3回)に分けて摂取することができる。適用対象はヒトが好ましいが、ヒト以外の非ヒト哺乳動物であってもよい。適用対象が非ヒト哺乳動物(例えばペット又は家畜、より具体的には、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、ニワトリ、ヒツジ等)の場合も、当該ヒトの投与又は摂取量を参考として適宜設定することができる。また、本発明に係る組成物の生体への適用方法は、経口で適用する(つまり、経口組成物である)ことが好ましい。
本発明に係る組成物は、上述の通り、Tie2を活性化することができる。Tie2が活性化されることにより、内皮細胞/壁細胞及び内皮細胞同士の結びつきが強まり、血管及びリンパ管の構造が安定する。これにより、体の諸症状(不具合)が改善し得る。特に、Tie2は加齢や疾患により減少するため、中高年層(例えば30才以上、40才以上、50才、又は60才以上の方)にとって、体の諸症状改善のため好適である。このような諸症状としては、特に制限はされず、血管やリンパ管の構造が不安定であることに起因する症状が挙げられ、特に血管から栄養分が漏れる、あるいはリンパ管から老廃物や水分が漏れ回収されずに体内に蓄積されてしまう、などに起因する症状が挙げられる。より具体的には、例えば、体(特に手、足、顔等)のむくみ、体(特に足先、手先等)の冷え、体(特に肩、腰、首)のこり、肌(特に顔の肌)のしわ、たるみ、又は荒れ等の各諸症状が挙げられ、こういった症状の改善に有効である。よって、本発明に係る組成物は、このような諸症状が表れている対象はもちろんのこと、これからこのような諸症状が表れてくることが予想される対象者や、このような諸症状をできるだけ回避したい対象者など、幅広い対象に有効である。特に、中高年(例えば30才以上、40才以上、50才以上、又は60才以上)の方、なかでも中高年の女性に特に好適である。
本発明に係る組成物は、上記の各植物抽出物を含み、さらに他の成分を含むことができる。
他の成分としては、例えば、ローズヒップ抽出物、ハイビスカス抽出物、ショウガ抽出物、ハトムギ抽出物、カモミール(カミツレ)抽出物、タマネギ抽出物等を例示することができる。これらの抽出物は、各植物の各部位(葉、茎、根、実など)のうち適当な部位から抽出されたものを用いることができる。
ローズヒップ抽出物としては、実からの抽出物であることが好ましく、乾燥実からの抽出物であることがより好ましい。ハイビスカス抽出物としては、萼からの抽出物であることが好ましく、乾燥萼からの抽出物であることがより好ましい。ショウガ抽出物としては、根(塊根)からの抽出物であることが好ましい。ハトムギ抽出物としては、実(種子)からの抽出物であることが好ましく、乾燥実からの抽出物であることがより好ましい。カモミール抽出物としては、花からの抽出物であることが好ましく、乾燥花からの抽出物であることがより好ましい。タマネギ抽出物としては、食用部である葉(葉のつけねの太い部分)からの抽出物であることが好ましく、当該部位の表皮(「タマネギの皮」と呼ばれる部分)からの抽出物であることがより好ましい。なお、抽出は、上記の各植物の抽出条件と同様の条件で行い得る。
該他の成分として、当該組成物を用いる分野に応じて適宜公知の成分を選択して用いることもできる。例えば、薬学的又は食品衛生学的に許容される担体を用いることができる。
本発明に係る組成物は、例えば医薬組成物、食品組成物(飲料組成物及び食品添加物組成物を包含する)として好ましく用いることができる。
医薬組成物として用いる場合、他の成分としては、薬学的に許容される基剤、担体、及び/又は添加剤(例えば溶剤、分散剤、乳化剤、緩衝剤、安定剤、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤等)等が例示できる。また、当該医薬組成物の形態も特に制限されず、錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、クリーム剤、パップ剤等が例示できる。これらの形態の医薬製剤は、必要に応じて当該他の成分と、上記各植物抽出物を組み合わせて常法により調製することができる。
食品組成物として用いる場合、他の成分としては、食品衛生学上許容される基剤、担体、添加剤や、その他食品として利用され得る成分・材料が例示できる。また、当該食品組成物の形態も特に制限されず、例えば加工食品、健康食品(栄養補助食品、栄養機能食品、病者用食品、特定保健用食品、機能性表示商品等)、サプリメント、病者向け食品(病院食、病人食又は介護食等)等が例示できる。これらは常法により調製することができる。特に、健康食品(栄養補助食品、栄養機能食品、病者用食品、特定保健用食品、機能性表示商品等)、又はサプリメントとして、食品組成物を調製する場合は、継続的な摂取が行いやすいように、例えば顆粒、カプセル、錠剤(チュアブル剤等を含む)、飲料(飲料パウダー、ドリンク剤等)等の形態で調製することが好ましく、なかでもカプセル、タブレット、錠剤、飲料パウダー、ドリンク剤の形態が摂取の簡便さの点からは好ましいが、特にこれらに限定されるものではない。なお、食品組成物の中でも食品添加物組成物として用いる場合には、その形態として、例えば液状、粉末状、フレーク状、顆粒状、ペースト状のものが挙げられる。より具体的には、調味料(醤油、ソース、ケチャップ、ドレッシング等)、フレーク(ふりかけ)、焼き肉のたれ、スパイス、ルーペースト(カレールーペースト等)等が例示できる。
なお、本発明に係る組成物の好ましい一形態はお茶であり得る。
また、本発明は、上記抽出物を得るための原料をも包含する。例えば、上記各植物の乾燥物を含む、乾燥茶葉又はティーバッグをも包含する。さらに、本発明はまた、上記各植物の乾燥物を含む、上記諸症状改善用乾燥茶葉又はティーバッグも包含する。
これらの乾燥茶葉又はティーバッグには、さらに、他の成分が含まれていてもよい。例えば、乾燥ローズヒップ実、乾燥ハイビスカス萼、ショウガ根(好ましくは乾燥ショウガ根)、乾燥ハトムギ実(種子)、乾燥カモミール花、タマネギの皮(好ましくは乾燥したタマネギの皮)等が1種又は2種以上組み合わせて含まれていてもよい。
これらの乾燥茶葉又はティーバッグは水(お湯を含む)を用いることにより、本発明に係る組成物に包含されるお茶を簡便に得ることができ、好ましい。
なお、これらの乾燥茶葉又はティーバッグにおける、上記各植物の乾燥物の含有量は、特に制限されないが、例えば、全植物乾燥物100質量部に対して、乾燥レモンマートルは、20〜100質量部が好ましく、25〜90質量部がより好ましい。
なお、本明細書において「含む」とは、「本質的にからなる」と、「からなる」をも包含する(The term "comprising" includes "consisting essentially of” and "consisting of.")。
以下、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の例に限定されるものではない。なお、以下、「%」は特に断らない限り、「質量%」を表す。
Tie2活性化の検討
HUVEC(ヒト臍帯血管内皮細胞)を用いて、各植物からの抽出物が、Tie2を活性させるかについて検討した。
HUVECは、以下の表1に記載する増殖培地で培養し(37℃、5%CO)、Tie2活性化の検討は低血清培地において行った。
レモンマートル抽出物は、機械乾燥した乾燥植物体を用いて、次のようにして調製した。容器に乾燥させたレモンマートル植物体(主に乾燥葉)4gを量り取り、これに沸騰した蒸留水を100ml加え、5分間浸した。ティーバックフィルターを用いて茶殻を濾しとり、室温まで冷ました後、0.22μmポアサイズのPESフィルター(マイレクスGP、ミリポア社)で濾過した。デジタル屈折計(RX−5000α、アタゴ社)を用いて可溶性固形分量を測定した。可溶性固形分量が0.5%になるように、滅菌水蒸留水で希釈した。そして、可溶性固形分量が0.5%になるようにサンプル母液を調製した。そして、当該サンプル母液120μLと低血清培地1080μLとを混合して、得られた混合液をサンプル含有培地とし、これを用いて検討を行った。
ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、及びクミスクチン抽出物については、それぞれ市販のティーバッグを購入し、このティーバッグ内部の茶葉をそれぞれ4gずつ量り取り、後は上記のレモンマートルを用いた場合と同様にしてサンプル含有培地を調製した。
用いた市販のティーバッグに含まれていた各茶葉の加工法及び植物体における使用部位の一覧を表2に示す。
検討においては、サンプル含有培地で細胞(HUVEC)を60分間培養し(37℃、5%CO)、測定キット Tie2 activation assay (Phospho/Total Tie−2 ELISA assay, R&D systems)を用いてTie2の活性を測定した。なお、ポジティブコントロールとして、測定サンプルの代わりにTie2のリガンドであるアンジオポエチン−1(Angiopoietin−1)を用いた(培地中濃度:1μg/ml)。また、ネガティブコントロールとして、PBS(リン酸緩衝生理食塩水)を用いた。
測定結果を図1に示す。図1では、ネガティブコントロールにおけるTie2活性を1としたときの相対値で、各サンプルのTie2活性化効果を示す。検討した全ての植物抽出物で、ネガティブコントロールより優れたTie2活性化効果が確認できた。特に、ラズベリーリーフはポジティブコントロールと同等の効果が確認でき、またレモンマートル及びワイルドストロベリーはポジティブコントロールよりも遙かに優れた効果が確認できた。
ティーバッグを用いた検討
<ティーバッグの調製>
以下の表3に示す配合割合にて、各種成分を混合し、乾燥茶葉を調製した。なお、各原料はいずれも機械乾燥した各植物部位の乾燥物である。当該茶葉をティーバッグに入れ、被験サンプル(ティーバッグ)として用いた。
<試験方法及び結果>
普段から茶を飲用する習慣のある、30代〜60代の女性に、厚生労働省作成の「労働者の疲労蓄積度自己診断チェックリスト」の質問1.記載の項目に従い、自覚症状をチェックしてもらった。自覚症状は、チェック時前数日間の体調について回答してもらった。そして、得られた総得点を集計し、総得点が9点以上となった女性を100人選抜した。当該100人に、被験サンプル(ティーバッグ)から調製したお茶を、一日一回、6週間摂取してもらった。このとき、摂取0週間(摂取直前)及び2週間の時点で、以下の各項目について自己評価をしてもらった。なお、摂取0週間の時点では、その時点での「直近1週間の自覚症状」を、摂取2週間の時点では、その時点での「直近2〜3日の自覚症状」を、それぞれチェックしてもらった。
・肩がこっている
・手足が冷えやすい
・首筋がこっている
・足がむくみやすい
・肌が乾燥しやすい
・肌が荒れやすい
・肌のハリがないように感じる
・顔がくすみがちである
・顔がたるみがちである
・顔がむくみやすい
なお、自己評価は、具体的には以下の7段階で行ってもらった。
7.非常にあてはまる
6.あてはまる
5.ややあてはまる
4.どちらともいえない
3.あまりあてはまらない
2.あてはまらない
1.まったくあてはまらない
以上の自己評価の結果について、表4に示す。なお、表4で「前」は0週間時点を、「後」は2週間時点を、それぞれ示す。いずれの自己評価項目においても、有意に症状が改善していることが確認できた。
以上のことから、レモンマートルを主成分とし、柿葉やドクダミ、ヨモギ等も含有する茶葉から得られる茶は、Tie2を活性化させ、血流改善やリンパ流を改善し、ひいては体の諸症状を改善できることがわかった。

Claims (9)

  1. レモンマートル抽出物、ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、及びクミスクチン抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、Tie2活性用組成物。
  2. 少なくとも、レモンマートル抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、及びラズベリーリーフ抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 経口組成物である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 医薬組成物又は食品組成物である、請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. レモンマートル、ドクダミ、ヨモギ、ワイルドストロベリー、ラズベリーリーフ、エキナセア、及びクミスクチンからなる群より選択される少なくとも1種を、水、エタノール、又は水−エタノール混合液による抽出に供する工程を含む、Tie2活性用組成物の製造方法。
  6. レモンマートル、ドクダミ、ヨモギ、ワイルドストロベリー、ラズベリーリーフ、エキナセア、及びクミスクチンからなる群より選択される少なくとも1種の乾燥物を含む、Tie2活性用乾燥茶葉又はティーバッグ。
  7. むくみ改善用、血流改善用、リンパ流改善用、体のこり改善用、冷え改善用、又は肌のしわ、たるみ若しくは荒れ改善用である、請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。
  8. むくみ改善用、血流改善用、リンパ流改善用、体のこり改善用、冷え改善用、又はしわ、たるみ若しくは荒れ改善用である、
    レモンマートル抽出物、ドクダミ抽出物、ヨモギ抽出物、ワイルドストロベリー抽出物、ラズベリーリーフ抽出物、エキナセア抽出物、及びクミスクチン抽出物からなる群より選択される少なくとも1種を含む、
    組成物。
  9. むくみ改善用、血流改善用、リンパ流改善用、体のこり改善用、冷え改善用、又はしわ、たるみ若しくは荒れ改善用である、
    レモンマートル、ドクダミ、ヨモギ、ワイルドストロベリー、ラズベリーリーフ、エキナセア、及びクミスクチンからなる群より選択される少なくとも1種の乾燥物を含む、
    乾燥茶葉又はティーバッグ。
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