JP2017522015A - ヒトkras中における1塩基多型の検出 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ヒトKRAS中における1塩基多型(single nucleotide polymorphism, SNP)、ヒトKRAS中における1以上のSNPの有無を確認する方法、がん治療を選択する方法、及びがん治療による寛解(response)を予測する方法に関する。
v-Ki-ras2カーステン・ラット肉腫ウイルスがん遺伝子ホモログ(Kirsten rat sarcoma viral oncogene homolog, KRAS)遺伝子は、多種多様ながん、例えば、大腸がん及び非小細胞肺がんに関連している。特に、がんは、KRAS遺伝子のコドン12、13、及び61における突然変異、すなわち1塩基多型(single nucleotide polymorphism, SNP)に関連し得る。これらのSNPは、1以上のがん治療(cancer therapy)又は処置(treatment)による、がんを患う被験体の寛解性(responsiveness)を示し得る。この予測が、ひいては、被験体へ施すためのがん治療の選択を補助(aide)する。
本発明は、配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号43、配列番号44、配列番号45、配列番号46、配列番号47、及び配列番号48からなる群から選択されるヌクレオチド配列を含むプライマーを対象にする。
本発明は、KRAS中における1以上のSNPの有無の確認を、それを必要とする被験体においてするためのプライマー及びプローブに関する。1以上のSNPは、KRAS遺伝子のコドン12、13、及び/又は61中に存在し得る。
別途定義しない限り、本明細書中に使用された全ての技術的及び科学的用語は、当業者によって一般に理解される意味と同じ意味を有する。矛盾する場合には、定義を含む本出願書類が調整(control)するだろう。本明細書に記載された方法及び材料と同様又はこれに相当(equivalent)するものが本発明の実施又は試験において使用され得るが、好ましい方法及び材料は以下に記載される。本明細書中に言及された全ての刊行物、特許出願、特許及び他の参考文献は、参照することにより、その全体が組み込まれる。本明細書中に記載された材料、方法、及び実施例は、単なる実例となるものであり、限定することを目的とするものではない。
本明細書中、提供されるのは、v-Ki-ras2カーステン・ラット肉腫ウイルスがん遺伝子ホモログ(KRAS)中における1以上の1塩基多型(SNP)の同定を、それを必要とする被験体においてする方法である。同定する方法は、KRAS中における1以上のSNPの有無を決定する。KRAS中における1以上のSNPは、がん、例えば、限定されるものではないが、以下により詳細に記載される通り、大腸がん(CRC)及び非小細胞肺がん(NSCLC)に関連している場合がある。KRAS中における1以上のSNPの有無は、がん(例えば、CRC又はNSCLC)を患う被験体の、特定のがん治療又は処置による寛解を示し得、ひいては、被験体のためのがん治療の選択を補助し得る。
方法は、v-Ki-ras2カーステン・ラット肉腫ウイルスがん遺伝子ホモログ(KRAS)遺伝子中における1以上のSNPの有無を確認する。KRASは、低分子量GTPアーゼ(small GTPase)をコードし、該低分子量GTPアーゼは、GTPを結合した活性コンフォメーション(GTP-bound active conformation)とGDPを結合した不活性コンフォメーションとの間を循環(cycle)する。KRASによりコードされたGTPアーゼは、マイトジェン活性化プロテインキナーゼ(mitogen-activated protein kinase, MAPK)シグナル伝達経路の一員でもあり、該シグナル伝達経路は、細胞増殖及び分化を調節する。具体的には、KRASは、細胞表面受容体チロシンキナーゼ(cell surface receptor tyrosine kinase, RTK)、例えば、上皮成長因子受容体(EGFR)から生じた上流シグナルによって活性化される。KRASの活性コンフォメーションは、下流の急速進行性線維肉腫(rapidly accelerated fibrosarcoma, RAF)キナーゼ、例えば、B-RAFを活性化することにより、シグナル伝達する。
*下線を引くことにより、アミノ酸配列中において、対応する突然変異(すなわち、置換)を引き起こす1塩基多型にマークをつける。
** Q61Ha又はQ61HbのどちらもQ61H突然変異を引き起こし得る。
KRAS遺伝子中における1以上のSNPは、がん細胞(cancer cell)、がん組織(cancerous tissue)、がん(cancer)、新生物(neoplasm)、腫瘍(tumor)、及び/又は転移がん(metastatic cancer)と関連している場合がある。特に、上述されたKRAS遺伝子中における1以上のSNPが、1以上のがんと関連している場合がある。1以上のがんは、限定されるものではないが、大腸がん(CRC)及び非小細胞肺がん(NSCLC)であり得る。
方法は、KRAS標的配列を増幅することを含み得る。KRAS標的配列は、DNA、RNA、又はcDNA内に存在し得る。DNAは、ゲノムDNA又は循環腫瘍DNA(ctDNA)であり得る。いくつかの実施態様では、DNA、RNA、又はcDNAは、血液、血漿、又は他の体液内を循環し得、又は血液、血漿、又は他の体液中において発見され得る。
KRAS標的配列は、KRAS遺伝子のエクソン2(又はその一部)であり得る。従って、方法は、KRAS遺伝子のエクソン2(又はその一部)を増幅するためのプライマーのペアを含み得る。このプライマーのペアは、KRAS遺伝子のエクソン2内に含まれる核酸配列に特異的にハイブリダイゼーションする。プライマーのペアは、第1アンプリコンの生成のための第1フォワードプライマー及び第1リバースプライマー(すなわち、本明細書中においてそれぞれ「エクソン2フォワードプライマー」及び「エクソン2リバースプライマー」としても知られる)を含む。第1アンプリコンは、SNPであるG12S、G12C、G12R、G12V、G12D、G12A、G13C、G13D、又はそれらの任意の組合せのうちの1以上を含み得る。第1アンプリコンは、以下により詳細に記載される第2アンプリコン及び/又は第3アンプリコンと同時に生成され得る。
KRAS標的配列は、KRAS遺伝子のエクソン3(又はその一部)であり得る。従って、方法は、KRAS遺伝子のエクソン3(又はその一部)を増幅するためのプライマーのペアを含み得る。このプライマーのペアは、KRAS遺伝子のエクソン3内に含まれる核酸配列に特異的にハイブリダイゼーションする。プライマーのペアは、第2アンプリコンの生成のための第2フォワードプライマー及び第2リバースプライマー(すなわち、本明細書中においてそれぞれ「エクソン3フォワードプライマー」及び「エクソン3リバースプライマー」としても知られる)を含む。第2アンプリコンは、SNPであるQ61Hを含み得る。第2アンプリコンは、第1アンプリコン及び/又は第3アンプリコンと同時に生成され得る。
方法は、上述の通りの、KRAS遺伝子中における1以上のSNPを検出するための1以上のプローブを含む。1以上のプローブは、第1アンプリコン又は第2アンプリコンに特異的にハイブリダイゼーションし得る。1以上のプローブは、標識を含有し得、該1以上のプローブにおいて、各プローブが異なる標識を含有し、それによって各プローブの独立した検出を可能にする。標識は、以下により詳細に説明される。いくつかの実施態様では、各コドン内の異なる突然変異を検出するプローブ(該コドンにおいて、異なる突然変異が同じアミノ酸置換を生じさせる)が、同じ標識を含み得、それによって、特異的なアミノ酸置換に関連している各プローブ(複数可)の独立した検出を可能にする。
方法は、反応混合物中において、内部コントロール(internal control)も含み、該反応混合物の形成は、以下により詳細に記載される。内部コントロールは、既知の突然変異の発生がないKRAS遺伝子の一部である。内部コントロールは、反応混合物において、増幅が生じるための条件が十分であるか否かを示し、従って、増幅の効率を示す。内部コントロールは、被験体から取得された試料中に、KRAS標的配列が存在するか否かも示す。内部コントロールは、以下により詳細に記載されるように、増幅可能であったKRAS標的配列の総量を更に示し、従って、反応混合物中における、KRAS標的配列の量の投入量を示す。加えて、KRAS標的配列が増幅前に試料から抽出される場合、内部コントロールが抽出の効率を示し得る。
内部コントロールは、第3アンプリコンを生成するためのプライマーのペアを含む。このプライマーのペアは、既知の突然変異の発生がないKRAS遺伝子の一部の内部に含まれる核酸配列に特異的にハイブリダイゼーションする。従って、第3アンプリコンの形成は、上述された第1及び第2アンプリコンの形成と独立しており、従って、第1及び第2アンプリコンの形成を妨げない。
内部コントロールは、第3アンプリコンに特異的にハイブリダイゼーションするICプローブも含む。ICプローブは、上述された1以上のプローブ(すなわち、G12Sプローブ、G12Cプローブ、G12Rプローブ、G12Vプローブ、G12Dプローブ、G12Aプローブ、G13Cプローブ、G13Dプローブ、Q61Haプローブ、及び/又はQ61Hbプローブ)のために使用された標識とは異なる標識を含有し得、それによって、該ICプローブと第1又は第2アンプリコンに特異的にハイブリダイゼーションする1以上のプローブとの、独立且つ同時の検出を可能にする。ICプローブは、配列番号49、配列番号50、又は配列番号51に記載された核酸配列を含み又は有し得る(以下の表7参照)。
方法は、野生型KRAS配列の増幅を阻害するためのPNAオリゴマーの使用を含み、それによって、突然変異体KRAS配列の選択的増幅及び濃縮を可能にする。PNAオリゴマーは、野生型KRAS配列に相補的であり、従って、選択的にハイブリダイゼーションする。特に、PNAオリゴマーは、野生型KRAS配列中における核酸配列に選択的にハイブリダイゼーションし、該核酸配列は、第1若しくは第2フォワードプライマー又は第1若しくは第2リバースプライマーが、KRAS標的配列に選択的にハイブリダイゼーションするところの下流に位置する(図1)。このように、PNAオリゴマーは、第1若しくは第2フォワードプライマー又は第1若しくは第2リバースプライマーの伸長を阻害する。PNAオリゴマーは、図1に示すように、例えば、リバースプライマーの伸長を阻害するが、PNAオリゴマーは、KRAS標的配列のいずれかの鎖にハイブリダイゼーションするように設計され得、従って、フォワードプライマー又はリバースプライマーのいずれからの伸長をも阻害し得ることは理解すべきである。
同定する方法は、プライマー及び/又はプローブのセット中において、上述されたプライマー、プローブ、及びPNAオリゴマーの任意の組合せを利用し得る。プライマーセットとしては、限定されるものではないが、(1)配列番号2及び6;(2)配列番号7及び11;(3)配列番号43及び48;(4)配列番号2、6、7、及び11;(5)配列番号2、6、7、11、43、及び48;(6)配列番号7、11、43、及び48;並びに(7)配列番号2、6、43、及び48が挙げられ得る。いくつかの実施態様では、プライマーセットとしては、配列番号52、配列番号56、又は配列番号52と56が更に挙げられ得る。
KRAS中において1以上のSNPを同定する方法は、KRAS標的配列へのハイブリダイゼーションの効率を向上させるために、例えば、上述したプライマーの化学修飾型を使用し得る。例えば、種間で保存された領域中における、(3番目の位置におけるコドンゆらぎ(codon wobble)に起因する)多様性がDNAのトリプレット(triplet)の3番目の位置においてしばしば生じるので、この位置に対応するヌクレオチドが、1を超えるヌクレオチドに結合し得る「ユニバーサル塩基(universal base)」となるように、上述されたプライマーが修飾され得る。例えば、イノシン(I)は、ウリジン(U)、シトシン(C)、又はアデニン(A)を結合させ、グアニン(G)は、U又はCに結合し、Uは、A又はGに結合する。ユニバーサル塩基の他の例としては、ニトロインドール(5-ニトロインドール等)又は3-ニトロピロール、縮重(degenerate)ヌクレオチドdP又はdK、5-ニトロインダゾールを含有する非環状ヌクレオシド類似体又はプリン類似体1-(2-デオキシ-β-D-リボフラノシル)-イミダゾール-4-カルボキサミドが挙げられる。
KRAS中における1以上のSNPを同定する方法は、それらの検出を容易にするために、上述されたプローブのための標識を使用し得る(すなわち、プローブは、検出可能に標識される)。以下により詳細に記載されるように、この標識が上述されたプローブのための蛍光標識である場合、同定する方法は、クエンチャーもこの標識と組合せて使用し得る。
同定する方法は、ポジティブ及びネガティブコントロールを用いて、試料調製、増幅、及び検出を検査(monitor)することを容易にし、これらの全てが、以下により詳細に記載されている。検査することは、混入(contamination)を検査することも含み得る。
KRAS中における1以上のSNPを同定する方法は、被験体から試料を取得することを含み得る。同定する方法では、被験体から取得された試料は、以下に記載される反応混合物を形成する前に、所望により処置され、処理され、又は調製され得る。かかる処置としては、限定されるものではないが、希釈、限外ろ過(ultrafiltration)、抽出、沈殿、透析、酵素的消化(enzymatic digestion)、及び均質化(homogenization)が挙げられ得る。また、かかる処置方法が、試料と共に使用される場合、かかる処置方法は、未処置の試料(例えば、換言すれば、任意のかかる処置方法(複数可)を受けていない試料)に比例する濃度の、試料中に残存するKRAS標的配列を有する。
KRAS中において1以上のSNPを同定する方法は、反応混合物を形成することを含む。反応混合物は、KRAS標的配列を含有すると疑われる試料、第1及び/又は第2アンプリコンを生成するためのプライマー、KRAS遺伝子中における1以上のSNPを検出するための1以上のプローブ、PNAオリゴマー、及び内部コントロールを含む。反応混合物は、形成する時に、以下により詳細に記載される通りの、核酸配列の増幅のために十分な条件下におかれる。
1以上の反応混合物を形成する非限定的な例として、反応混合物を形成することは、3反応混合物、すなわち第1反応混合物、第2反応混合物、及び第3反応混合物を形成することを含み得る。これらの3反応混合物は、被験体から取得された試料からの、KRAS遺伝子中における9の異なるSNPの同時の増幅、検出、及び同定を容易にする。この同時の増幅、検出、及び同定は、CRC及びNSCLCに関連している、KRAS中におけるほぼ全ての突然変異を検出し、且つ、これらの突然変異のうちのどれが、所与の被験体のKRAS遺伝子中に存在しないか、及び/又は存在するかを同定するという、注目すべき技術的効果を実現する。
上述した反応混合物を形成する際、反応混合物は、核酸配列の増幅に十分な条件(すなわち、増幅条件)に供される。これらの増幅条件は、標的配列が試料中に存在する場合に、標的配列に相補的な、少なくとも1コピーの核酸配列が生成されるような条件である。従って、反応混合物を増幅条件に供することは、検出工程より前に、又は検出工程と同時に、任意の適切な回数繰り返され得る。反応混合物を、例えば、10及び100回(又はより多い)の間、典型的には約20及び約60回の間、及びより典型的には約25及び約45回の間において温度サイクリングにかけることによる。
同定する方法は、KRAS中における1以上のSNPを検出することも含む。この検出工程は、第1アンプリコン及び/又は第2アンプリコン、並びに第3アンプリコンを検出又は測定することを含む。
同定する方法は、各反応混合物についてのサイクル数の差(ΔCN)を決定することも含む。ΔCNは、KRAS変異配列の増幅のためのサイクル数(CN)と、内部コントロールの増幅のためのCNとの差である。各SNPについてのΔCN値は、固定カットオフ値(fixed cutoff value)に対して評価され、ΔCNが固定カットオフ値未満であれば、各SNPが検出される。各固定カットオフ値は、検出されるSNPと各プローブに含有される標識との組合せに特有である。従って、所与のSNPについてのΔCNがより小さくなるほど、SNPがKRAS標的配列中に存在する可能性が増加する(すなわち、率がより高くなる)。
本明細書中に提供されるのは、がん治療又は処置を、それらを必要とする被験体のために選択する方法である。方法は、上述されたKRAS中における1以上のSNPの有無を確認する方法を利用して、被験体のための処置を選択し得る。選択に際し、方法は、被験体に処置を施すことも含み得る。
また、本明細書中に提供されるのは、がん治療又は処置による寛解の予測を、それを必要とする被験体においてするための方法である。方法は、上述されたKRAS中における1以上のSNPの有無を確認する方法を利用して、所与のがん治療による被験体の寛解を予測し得る。
また、本明細書中に提供されるのは、本明細書中に開示された方法を用いて使用するためのキットである。キットは、本明細書中に記載されたプライマー、プローブ、PNAオリゴマー、及び内部コントロールを含み得、これらのそれぞれが、単一の容器(container)内に入れられ又は1以上の容器中に任意の組合せで組合せられ得る。キットは、上述されたポジティブ及びネガティブのコントロールも含み得る。キットは、上述された核酸増幅試薬を更に含み得る。キットは、緩衝液(複数可)、希釈液(複数可)、標準物質(standard)(複数可)、及び/又は、試料の処理、洗浄、又は本明細書中に記載された方法の任意の他の工程の実施において有用な他の物質等の、ユーザの観点から望ましい場合がある他の物質(複数可)も含み得る。
実施例1
実施例2〜8についての材料及び方法
検体収集。ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)切片(5〜10ミクロン)を、ヒトNSCLC組織、CRC組織、又は以下に明示された細胞株から調製した。スライドに載せたFFPE切片について、切片を、(例えば、メス(scalpel)又は片刃かみそりを用いて)スライドから掻き取り(scrape off)、以下に記載するように、標識された、DNA抽出用のチューブに移した。スライドに載せていないFFPE切片については、切片を、以下に記載するように、標識された、DNA抽出用のチューブに移した。各チューブにおける合計組織面積は、少なくとも4 mm2であった。
突然変異の包括性
上述された方法の、G12D、G12A、G12V、G12S、G12C、G12R、G13D、及びG13Cを互いに区別し、且つ、G12、G13、G13A、G13V、G13S、及びG13Rと区別する能力、並びにQ61Hを、Q61、Q61P、Q61E、Q61K、Q61L、及びQ61Rと区別する能力を評価した。半数体ゲノムごとに1コピーの頻度で、列挙した突然変異を含有するプラスミドを加えた(spike)KRAS野生型ヒト細胞株DNA又はKRAS野生型ヒト細胞株DNAを、3レプリケート(replicate)において試験した。各突然変異の有無を、以下の表14に示すように、各事例において正確に決定した。従って、上述された方法は、標的とされた各SNPを正確に同定し、検出のために標的とされなかったSNP又は野生型配列を検出しなかった。
FFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)切片のタイプ
上述された方法を、スライドに載せたFFPE切片と、スライドに載せていないFFPE切片を伴う使用のために更に評価した。具体的には、(1)スライドに載せたFFPE切片と、(2)スライドに載せていないFFPE切片との、切片のタイプの間の一致を、合計50のFFPE試料(すなわち、22 CRC検体、24 NSCLC検体、及び4細胞株試料)を用いて評価した。各FFPE細胞株試料は、具体的なKRAS突然変異(G12R、G12D、G13C、又はQ61H)及びKRAS野生型細胞株を含有する細胞株の混合物からなった。細胞株試料を混合して、5%の突然変異体細胞株の頻度を生じさせ、その後にホルマリン中に固定し、及びパラフィン中に包埋した。表15に示すように、50の試料のうちの30が、両方の切片のタイプについて「突然変異検出」と解釈されている。50の試料のうちの20が、両方の切片のタイプについて「検出なし」と解釈されている。これらの結果は、切片のタイプ(すなわち、スライドに載せたFFPE切片及びスライドに載せていないFFPE切片)の間において、100%(50/50)の総合的一致(overall agreement)を実例で示した。従って、これらのデータは、上述された方法が、スライドに載せたFFPE切片とスライドに載せていないFFPE切片とを区別しないことも実例で示した。
分析感度
上述された方法を、分析感度についても評価した。具体的には、KRAS突然変異体及び野生型FFPE細胞株からのDNAを抽出し、精製した。各KRAS突然変異体DNA精製物(purification)を、KRAS野生型DNA精製物と混合して、10 ngの増幅可能なゲノムDNA中における4.0%、又は、2 ngの増幅可能なゲノムDNA中における8.0%のいずれかの突然変異頻度を実現した。各10 ngの混合物を、その後に希釈して、4.0%、2.0%、1.0%、0.5%、及び0.25%の突然変異頻度でパネル(panel)を作製した。各2 ngの混合物を、その後に希釈して、8.0%、4.0%、2.0%、1.0%、及び0.5%の突然変異頻度でパネルを作製した。各パネルについて、2ロット(lot)の増幅試薬及び3台のm2000rt機器を用いて、合計6回のランを行った。各パネルの8レプリケートを各ランに含め、パネルごとに合計48回の試験が生じた。
再現性
上述した方法の再現性も評価した。再現性を、CRC及びNSCLC検体の、FFPEホモジネート(homogenate)の11要素のパネルを用いて証明した。本研究の結果を、以下の表19に示す。
基準方法との相関
上述した方法を、SNPを検出する別の方法、すなわち2X双方向性サンガーシークエンシングと比較した。81のNSCLC及び97のCRC FFPE検体を、TargetPrep DNA FFPE試料調製キットI及びIIを用いて処理した。同一のDNA含有溶出液を、上述した方法及び2X双方向性サンガーシークエンシングにより試験した。同一の突然変異が両方の方法により検出された場合に、突然変異の検出を、陽性一致(positive agreement)であるとみなした。一致を、NSCLC、CRC、並びにNSCLC及びCRCの組合せについて以下の表20、21、及び22にそれぞれ以下に示す。
分析特異性
上述された方法を、その分析特異性(analytical specificity)についても評価した。分析特異性を、KRASホモログhRAS及びnRAS並びにKRAS偽遺伝子KRAS1Pを含有するヒト胎盤由来のDNAを用いて評価した。ヒト胎盤由来DNAを、25 ngのゲノムDNAの投入で3レプリケートで試験し、交差反応性は観察されなかった。
潜在的な妨害物質
臨床検体(clinical specimen)中に存在する可能性のある物質のレベル上昇による干渉に対する、上述された方法の感受性(susceptibility)も評価した。KRAS突然変異について陰性の試料(すなわち、KRAS野生型FFPEヒト細胞株)及びKRAS突然変異について陽性の試料(すなわち、2%の突然変異含有量をもたらす、KRAS突然変異体FFPEヒト細胞株と混合したKRAS野生型FFPEヒト細胞株)を、試料処理の溶解工程において加えられたヘモグロビン、トリグリセリド、及び壊死組織と共に試験した。
Claims (58)
- 配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、配列番号10、配列番号11、配列番号12、配列番号43、配列番号44、配列番号45、配列番号46、配列番号47、及び配列番号48からなる群から選択されるヌクレオチド配列を含むプライマー。
- (a)配列番号2、配列番号7、及び配列番号43からなる群から選択されるフォワードプライマー;
(b)配列番号6、配列番号11、及び配列番号48からなる群から選択されるリバースプライマー;並びに
(c)配列番号52及び配列番号56からなる群から選択されるペプチド核酸オリゴマー
を含むプライマーセット。 - 前記プライマーセットが、
(a)配列番号2、配列番号6、及び配列番号52;
(b)配列番号2、配列番号6、配列番号43、配列番号48、及び配列番号52;
(c)配列番号2、配列番号6、配列番号7、配列番号11、配列番号52、及び配列番号56;
(d)配列番号2、配列番号6、配列番号7、配列番号11、配列番号43、配列番号48、配列番号52、及び配列番号56;
(e)配列番号7、配列番号11、及び配列番号56;並びに
(f)配列番号7、配列番号11、配列番号43、配列番号48、及び配列番号56
からなる群から選択される、請求項2に記載のプライマーセット。 - 配列番号13、配列番号14、配列番号15、配列番号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33、配列番号34、配列番号35、配列番号36、配列番号37、配列番号38、配列番号39、配列番号40、配列番号41、配列番号42、配列番号49、配列番号50、及び配列番号51
からなる群から選択されるヌクレオチド配列を含むプローブ。 - 検出可能な標識を更に含む、請求項4に記載のプローブ。
- 前記検出可能な標識が蛍光標識である、請求項5に記載のプローブ。
- 前記蛍光標識が、FAM、NED、Cy5、及びVICからなる群から選択される、請求項6に記載のプローブ。
- クエンチャー部分を更に含む、請求項6に記載のプローブ。
- (a)配列番号1、配列番号2、配列番号3、配列番号7、配列番号8、及び配列番号9からなる群から選択される1以上のフォワードプライマー;
(b)配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号10、配列番号11、及び配列番号12からなる群から選択される1以上のリバースプライマー;
(c)配列番号13、配列番号14、配列番号15、配列番号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号26、配列番号27、配列番号28、配列番号29、配列番号30、配列番号31、配列番号32、配列番号33、配列番号34、配列番号35、配列番号36、配列番号37、配列番号38、配列番号39、配列番号40、配列番号41、及び配列番号42からなる群から選択される1以上のプローブ;並びに
(d)配列番号52、配列番号53、配列番号54、配列番号55、配列番号56、及び配列番号57からなる群から選択される1以上のペプチド核酸オリゴマー
を含む、プライマー及びプローブのセット。 - 前記1以上のプローブが、検出可能な標識を含む、請求項9に記載のプライマー及びプローブのセット。
- 前記検出可能な標識が蛍光標識である、請求項10に記載のプライマー及びプローブのセット。
- 前記蛍光標識が、FAM、NED、Cy5、及びVICからなる群から選択される、請求項11に記載のプライマー及びプローブのセット。
- 前記1以上のプローブがクエンチャー部分を更に含む、請求項11に記載のプライマー及びプローブのセット。
- (a)配列番号43、配列番号44、又は配列番号45に記載されたヌクレオチド配列を含むフォワードプライマー;
(b)配列番号46、配列番号47、又は配列番号48に記載されたヌクレオチド配列を含むリバースプライマー;並びに
(c)配列番号49、配列番号50又は配列番号51に記載されたヌクレオチド配列を含むプローブ
を含む内部コントロールセットを更に含む、請求項9に記載のプライマー及びプローブのセット。 - 配列番号49、配列番号50又は配列番号51に記載された前記ヌクレオチド配列を含む前記プローブが、検出可能な標識を更に含む、請求項14に記載のプライマー及びプローブのセット。
- 前記検出可能な標識が蛍光標識である、請求項15に記載のプライマー及びプローブのセット。
- 配列番号49、配列番号50又は配列番号51に記載された前記ヌクレオチド配列を含む前記プローブが、クエンチャー部分を更に含む、請求項15に記載のプライマー及びプローブのセット。
- 前記プライマー及びプローブのセットが、
(a)配列番号2、配列番号6、配列番号43、配列番号48、配列番号52、配列番号22、配列番号27、配列番号30、及び配列番号51;
(b)配列番号2、配列番号6、配列番号43、配列番号48、配列番号52、配列番号13、配列番号16、配列番号20、及び配列番号51;並びに
(c)配列番号2、配列番号6、配列番号7、配列番号11、配列番号43、配列番号48、配列番号52、配列番号56、配列番号31、配列番号34、配列番号38、配列番号40、及び配列番号51
からなる群から選択される、請求項14に記載のプライマー及びプローブのセット。 - v-Ki-ras2カーステン・ラット肉腫ウイルスがん遺伝子ホモログ(KRAS)中における1以上の1塩基多型(SNP)の有無を確認する方法であって、該方法が、
(a)(i)被験体から取得された試料(該試料はKRAS標的配列を含有すると疑われる)及び
(ii)請求項9に記載のプライマー及びプローブのセット
を含む反応混合物を形成すること;
(b)該反応混合物を1以上のアンプリコンの形成に十分な条件に供すること;及び、
(c)該1以上のアンプリコンを検出すること
を含む、方法。 - 前記反応混合物が、内部コントロールを更に含み、該内部コントロールが、
(a)配列番号43、配列番号44、又は配列番号45に記載されたヌクレオチド配列を含むフォワードプライマー;
(b)配列番号46、配列番号47、又は配列番号48に記載されたヌクレオチド配列を含むリバースプライマー;並びに
(c)配列番号49、配列番号50、又は配列番号51に記載されたヌクレオチド配列を含むプローブ
を含む、請求項19に記載の方法。 - サイクル数における差(ΔCN)を決定することを更に含み、該ΔCNが、前記SNPを含有するアンプリコンと関連付けられるサイクル数と、前記内部コントロールから生成されたアンプリコンと関連付けられるサイクル数との間の差である、請求項20に記載の方法。
- 前記ΔCNがカットオフ値未満である場合に、前記SNPがKRAS中に存在する、請求項21に記載の方法。
- 工程(c)における前記検出に基づいて、KRAS中における1以上のSNPの存在を確認することを更に含む、請求項19に記載の方法。
- 前記1以上のSNPが、G12C、G12R、G12S、G12D、G12A、G12V、G13D、G13C、及びQ61Hからなる群から選択される、請求項23に記載の方法。
- 請求項9に記載のプライマー及びプローブのセットのうちの前記1以上のプローブが、検出可能な標識を含む、請求項19に記載の方法。
- 前記検出可能な標識が蛍光標識である、請求項25に記載の方法。
- 請求項9に記載のプライマー及びプローブのセットのうちの前記1以上のプローブが、クエンチャー部分を更に含む、請求項26に記載の方法。
- 前記検出可能な標識が、FAM、Cy5、NED、及びVICからなる群から選択される、請求項26に記載の方法。
- 検出することが、前記検出可能な標識により生成された蛍光シグナルを測定することを含む、請求項26に記載の方法。
- 請求項9に記載のプライマー及びプローブのセットが、
(a)配列番号2、配列番号6、配列番号52、配列番号22、配列番号27、及び配列番号30;
(b)配列番号2、配列番号6、配列番号52、配列番号13、配列番号16、及び配列番号20;並びに
(c)配列番号2、配列番号6、配列番号7、配列番号11、配列番号52、配列番号56、配列番号31、配列番号34、配列番号38、及び配列番号40
からなる群から選択されるプライマー及びプローブのセットである、請求項20に記載の方法。 - 前記試料が前記被験体のがん組織から取得されたものである、請求項19に記載の方法。
- 前記がん組織が大腸がん又は非小細胞肺がんからの組織である、請求項31に記載の方法。
- 前記試料がホルマリン固定パラフィン包埋試料から抽出された核酸である、請求項31に記載の方法。
- 前記核酸がゲノムDNAである、請求項33に記載の方法。
- 前記試料が血液試料、血清試料、又は血漿試料である、請求項19に記載の方法。
- 前記試料が循環腫瘍DNA(ctDNA)である、請求項19に記載の方法。
- 前記反応混合物を形成することが、3反応混合物を形成することを含み、各反応混合物が、前記被験体から取得された前記試料並びに請求項9に記載のプライマー及びプローブのセットを含む、請求項19に記載の方法。
- (a)第1反応混合物が、前記被験体から取得された前記試料、配列番号2の前記フォワードプライマー、配列番号6の前記リバースプライマー、配列番号52の前記ペプチド核酸オリゴマー;並びに配列番号22、配列番号27、及び配列番号30の前記プローブを含み;
(b)第2反応混合物が、前記被験体から取得された前記試料、配列番号2の前記フォワードプライマー、配列番号6の前記リバースプライマー、配列番号52の前記ペプチド核酸オリゴマー;並びに配列番号13、配列番号16、及び配列番号20の前記プローブを含み;且つ
(c)第3反応混合物が、前記被験体から取得された前記試料、配列番号2の前記フォワードプライマー、配列番号6の前記リバースプライマー、配列番号7の前記フォワードプライマー、配列番号11の前記リバースプライマー、配列番号52の前記ペプチド核酸オリゴマー、配列番号56の前記ペプチド核酸オリゴマー、並びに配列番号31、配列番号34、配列番号38、及び配列番号40の前記プローブを含む、
請求項37に記載の方法。 - 前記第1、第2、及び第3反応混合物のそれぞれが内部コントロールを更に含み、該内部コントロールが、
(a)配列番号43に記載されたヌクレオチド配列を含むフォワードプライマー;
(b)配列番号48に記載されたヌクレオチド配列を含むリバースプライマー;及び
(c)配列番号51に記載されたヌクレオチド配列を含むプローブ
を含む、請求項38に記載の方法。 - がん治療の選択を、それを必要としている被験体のためにするための方法であって、該方法が、
(a)(i)被験体から取得された試料(該試料はKRAS標的配列を含有すると疑われる)及び
(ii)請求項9に記載のプライマー及びプローブのセットを含む反応混合物を形成すること;
(b)該反応混合物を1以上のアンプリコンの形成に十分な条件に供すること;
(c)該1以上のアンプリコンを検出すること;
(d)v-Ki-ras2カーステン・ラット肉腫ウイルスがん遺伝子ホモログ(KRAS)中における1以上の1塩基多型(SNP)を同定すること;及び
(e)工程(d)において同定された該1以上のSNPに基づいて、該被験体のための該がん治療を選択すること
を含む、方法。 - 前記試料が、前記被験体のがん組織から取得されたものである、請求項40に記載の方法。
- 前記がん組織が、大腸がん又は非小細胞肺がんからの組織である、請求項41に記載の方法。
- 前記試料が、ホルマリン固定パラフィン包埋試料から抽出された核酸である、請求項41に記載の方法。
- 前記核酸がゲノムDNAである、請求項43に記載の方法。
- 前記試料が血液試料、血清試料、又は血漿試料である、請求項40に記載の方法。
- 前記試料が循環腫瘍DNA(ctDNA)である、請求項40に記載の方法。
- 前記反応混合物が内部コントロールを更に含み、該内部コントロールが、
(a)配列番号43、配列番号44、又は配列番号45に記載されたヌクレオチド配列を含むフォワードプライマー;
(b)配列番号46、配列番号47、又は配列番号48に記載されたヌクレオチド配列を含むリバースプライマー;及び
(c)配列番号49、配列番号50、又は配列番号51に記載されたヌクレオチド配列を含むプローブ
を含む、請求項40に記載の方法。 - 同定することが、サイクル数における差(ΔCN)を決定することを含み、該ΔCNが、前記SNPを含有するアンプリコンと関連付けられるサイクル数と、前記内部コントロールから生成されたアンプリコンと関連付けられるサイクル数との間の差である、請求項47に記載の方法。
- 前記ΔCNがカットオフ値未満である場合に、前記SNPがKRAS中に存在する、請求項48に記載の方法。
- 前記1以上のSNPがG12C、G12R、G12S、G12D、G12A、G12V、G13D、G13C、Q61H、及びそれらの任意の組合せからなる群から選択される請求項40の方法。
- 請求項9に記載のプライマー及びプローブのセットのうちの前記1以上のプローブが、検出可能な標識を含む、請求項40に記載の方法。
- 前記検出可能な標識が蛍光標識である、請求項51に記載の方法。
- 前記蛍光標識が、FAM、Cy5、NED、及びVICからなる群から選択される、請求項52に記載の方法。
- 請求項9に記載のプライマー及びプローブのセットのうちの前記1以上のプローブが、クエンチャー部分を更に含む、請求項52に記載の方法。
- 検出することが、前記検出可能な標識により生成された蛍光シグナルを測定することを含む、請求項52に記載の方法。
- 前記1以上のSNPがKRASにないと確認される場合に、選択することが、前記被験体に上皮成長因子受容体(EGFR)を標的とする治療を施すことを含む、請求項40に記載の方法。
- 前記1以上のSNPがKRAS中に存在すると確認される場合に、選択することが、前記被験体に上皮成長因子受容体(EGFR)を標的とする治療を施さないことを含む、請求項40に記載の方法。
- 前記1以上のSNPがKRAS中に存在すると確認される場合に、選択することが、前記被験体に上皮成長因子受容体(EGFR)を標的とする治療以外の治療を施すことを含む、請求項40に記載の方法。
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