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JP2017124554A - ラッピング化粧板及びその製造方法 - Google Patents

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JP2017124554A
JP2017124554A JP2016005357A JP2016005357A JP2017124554A JP 2017124554 A JP2017124554 A JP 2017124554A JP 2016005357 A JP2016005357 A JP 2016005357A JP 2016005357 A JP2016005357 A JP 2016005357A JP 2017124554 A JP2017124554 A JP 2017124554A
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克俊 岩城
Katsutoshi Iwaki
克俊 岩城
俊憲 神元
Toshinori Kamimoto
俊憲 神元
本田 哲
Satoru Honda
哲 本田
智貴 笹田
Tomotaka Sasada
智貴 笹田
邦具 水島
Kunitomo Mizushima
邦具 水島
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Abstract

【課題】シートが剥離し難い構造のラッピング化粧板と、そのような構造のラッピング化粧板を容易に製造するための製造方法とを提供する。【解決手段】板状の基材11とその表面に積層された薄板状の化粧基材12とを有する複合基材10と、該複合基材10の表面に接着一体化されたシート20′からなる化粧シート層20とを備えたラッピング化粧板1において、上記化粧基材12の表面12aと周囲側面12b,12cと裏面12dの外縁部とを一体的に包み込む大きさに形成した上記シート20′を、その外縁部が化粧基材12の裏面に位置するように、化粧基材12の表面12aと周囲側面12b,12cと裏面12dの外縁部に接着一体化し、上記シート20′が接着一体化された化粧基材12を基材11の表面に積層する。【選択図】図3

Description

本発明は、建築物の床材や壁材等に用いられる板状の基材の表面がシートでラッピングされたラッピング化粧板及びその製造方法に関し、特に、シートの剥離を防止する技術に係るものである。
従来、この種のラッピング化粧板として、例えば、特許文献1や特許文献2に示すように、基材の表面からはみ出す大きさのシートで、基材の表面と周囲側面とを一体的にラッピングしたものがある。これらのラッピング化粧板は、基材に実加工や面取り加工を行った後に、基材の表面と周囲側面とを包み込むようにシートを一体的に接着することで製造されている。
特許第5767674号公報 特許第5013248号公報
しかしながら、上記ラッピング化粧板では、シートの外縁部が基材の周囲側面に位置するため、シートの接着力が十分でなかった場合や使用中の摺れ等により、シートが剥離するおそれがあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シートが剥離し難い構造のラッピング化粧板と、そのような構造のラッピング化粧板を容易に製造するための製造方法とを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明では、複合基材の化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさのシートを、該シートの外縁部が化粧基材の裏面に位置するように、化粧基材に接着一体化し、シートが接着一体化された化粧基材を基材の表面に積層することで、シートの外縁部が化粧基材と基材との間に挟み込まれるように構成した。
具体的には、第1の発明は、板状の基材と該基材の表面に積層された薄板状の化粧基材とを有する複合基材と、該複合基材に接着一体化されたシートからなる化粧シート層とを備えたラッピング化粧板を前提としている。
そして、第1の発明に係るラッピング化粧板は、上記シートは、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさに形成され、該シートの外縁部が上記化粧基材の裏面に位置するように、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部に接着一体化され、上記化粧基材は、上記シートが接着一体化された状態で、上記基材の表面に積層されていることを特徴とする。
第1の発明では、複合基材の化粧シート層を、化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさに形成されたシートを、その外縁部が化粧基材の裏面に位置するように、化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部に接着一体化することで形成することとした。また、化粧基材を、シートが接着一体化された状態で、基材の表面に積層することとした。このような構成により、シートの外縁部が複合基材の外表面に位置することなく基材と化粧基材との間に挟み込まれた構成となるため、シートの接着力が十分でなかった場合や使用中に摺れる場合であっても、シートが剥離し難くなる。従って、シートが剥離し難い構造のラッピング化粧板を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記化粧基材の裏面の上記化粧シート層が形成されていない部分には、上記基材から該化粧基材への水分の移動を防止する防湿層が形成されていることを特徴とする。
ところで、従来のラッピング化粧板では、化粧基材の表面と周囲側面とはシートで覆われているものの、化粧基材の裏面側からの水分の移動に対して何ら対策が施されていなかった。そのため、化粧基材の裏面側からの水分の移動を防ぐことができず、耐水性を要する場合には、化粧基材を耐水性の高い材料で構成する必要があり、化粧基材の材料が限定されるという課題があった。
第2の発明では、化粧基材の裏面の上記化粧シート層が形成されていない部分に防湿層を形成することとした。これにより、基材から化粧基材への水分の移動を防止することができるため、化粧基材を耐水性の高い材料で形成しなくても、耐水性の高いラッピング化粧板を構成することができる。また、従来のラッピング化粧板では、化粧基材の材料として用いることができなかった低比重の材料や吸湿及び放湿による寸法変化率の大きい材料を、化粧基材の材料として用いることができる。
第3の発明は、第1の発明において、上記シートは、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面とを一体的に包み込む大きさに形成され、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面全体に接着一体化されていることを特徴とする。
第3の発明では、化粧基材の裏面全体をシートで覆って上記化粧シート層を形成することとした。これにより、基材から化粧基材への水分の移動を防止することができるため、化粧基材を耐水性の高い材料で形成しなくても、耐水性の高いラッピング化粧板を構成することができる。また、従来のラッピング化粧板では、化粧基材の材料として用いることができなかった低比重の材料や吸湿及び放湿による寸法変化率の大きい材料を、化粧基材の材料として用いることができる。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、上記化粧基材は、密度が0.1〜1.2g/cmの板状部材によって構成されていることを特徴とする。
第4の発明では、化粧基材の材料として、幅広い密度の材料を用いることができる。
第5の発明は、第1乃至第4のいずれか1つの発明において、上記化粧基材は、木質材料からなる板状部材によって構成されている。
第5の発明では、化粧基材が木質材料からなる板状部材で構成されている。木質材料からなる板状部材は平滑性が高い。そのため、加工性に優れ、化粧シート層の形成を容易に行うことができると共に、意匠性に優れたラッピング化粧板を構成することができる。
第6の発明は、第5の発明において、上記化粧基材は、中密度繊維板によって構成されている。
第6の発明では、化粧基材が中密度繊維板によって構成されている。中密度繊維板は、反りや割れが生じ難く、平滑性が極めて高い。そのため、加工性に優れ、化粧シート層の形成を容易に行うことができると共に、意匠性に優れたラッピング化粧板を構成することができる。また、安価であるため、ラッピング化粧板を安価に形成することができる。
第7の発明は、第1乃至第6のいずれか1つの発明において、上記基材の周囲側面には、隣接するラッピング化粧板の基材と係合する雄実及び雌実が形成されていることを特徴とする。
ところで、従来のラッピング化粧板では、シートの外縁部が、隣り合うラッピング化粧板と係合する雄実及び雌実が形成された基材の周囲側面に配置されていた。つまり、シートの外縁部が、使用中に摺れ易い位置に配置されていた。このような構成では、シートが基材へ十分に接着されていたとしても、使用中の摺れ等により、シートが剥離するおそれが高い。一方、第7の発明によれば、シートの外縁部は、雄実及び雌実が形成された基材とは別体に構成された化粧基材の裏面に接着され、化粧基材の裏面と基材の表面とに挟み込まれるように構成することとした。そのため、第7の発明に係るラッピング化粧板によれば、従来のラッピング化粧板のようにシートの外縁部が使用中に摺れるおそれがないため、シートの剥離を防止することができる。
第8の発明は、板状の基材と該基材の表面に積層された薄板状の化粧基材とを有する複合基材と、該複合基材に接着一体化されたシートからなる化粧シート層とを備えたラッピング化粧板の製造方法が対象である。
そして、第8の発明に係るラッピング化粧板の製造方法は、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさに形成された上記シートを、該シートの外縁部が上記化粧基材の裏面に位置するように、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部に接着一体化して、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部に上記化粧シート層を形成するラッピング工程と、上記シートが接着一体化された上記化粧基材を上記基材の表面に積層して接着する積層工程とを備えていることを特徴とする。
ところで、上述のような基材と化粧基材とを積層した複合基材にシートを接着一体化することで化粧シート層が形成された従来のラッピング化粧板では、通常、化粧基材と基材とを積層して複合基材を形成する積層工程を行った後に、複合基材の表面及び周囲側面にシートを接着するラッピング工程を行っていた。しかしながら、このように積層工程を先に行い、ラッピング工程を後で行う製造方法では、シートの外縁部が複合基材の外表面に配置されるラッピング化粧板しか構成できず、このようなラッピング化粧板では、シートの接着力が十分でなかった場合や使用中の摺れ等により、シートが剥離するおそれがあった。
そこで、第8の発明では、まず、化粧基材にシートを裏面まで巻き付けて接着するラッピング工程を行い、その後、シートが接着一体化された化粧基材を基材の表面に積層する積層工程を行うこととした。このような製造方法により、シートの外縁部が化粧基材と基材との間に挟み込まれることで複合基材の外表面に配置されないラッピング化粧板を構成することができる。よって、第8の発明によれば、シートの接着力が十分でなかった場合や使用中に摺れる場合であっても、シートが剥離し難いラッピング化粧板を製造することができる。
第9の発明は、第8の発明において、上記ラッピング工程と上記積層工程との間に実行され、上記化粧基材の裏面の上記化粧シート層が形成されていない部分に、上記基材から該化粧基材への水分の移動を防止する防湿層を形成する防湿処理工程を備えていることを特徴とする。
第9の発明では、ラッピング工程と上記積層工程との間に、化粧基材の裏面の化粧シート層が形成されていない部分に防湿層を形成する防湿処理工程を行うこととした。上述のように、基材と化粧基材との積層工程よりも化粧基材へのラッピング工程を先に行うことにより、化粧基材の表面及び周囲側面のみならず、裏面側にも防湿処理を行うことができる。また、防湿処理工程を行うことにより、基材から化粧基材への水分の移動が防止されたラッピング化粧板を製造することができるため、化粧基材を耐水性の高い材料で形成しなくても、耐水性の高いラッピング化粧板を構成することができる。また、従来のラッピング化粧板では、化粧基材の材料として用いることができなかった低比重の材料や吸湿及び放湿による寸法変化率の大きい材料を、化粧基材の材料として用いることができる。
本発明によれば、複合基材の化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさのシートを、該シートの外縁部が化粧基材の裏面に位置するように、化粧基材に接着一体化し、シートが接着一体化された化粧基材を基材の表面に積層することで、シートの外縁部が化粧基材と基材との間に挟み込まれるように構成したことにより、シートの接着力が十分でなかった場合や使用中に摺れる場合であっても、シートの複合基材からの剥離を防止することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係るラッピング化粧板の斜視図である。 図2は、本発明の実施形態1に係るラッピング化粧板の平面図である。 図3は、図2におけるIII−III線方向の矢視図である。 図4は、図2におけるIV−IV線断面図である。 図5は、シートの側面部の余剰部分を切断した切除部の拡大図である。 図6は、シートの裏面部の余剰部分を切断した切除部の拡大図である。 図7は、ラッピング化粧板の製造方法において、シートを化粧基材の表面に接着するシート表面接着工程の説明図である。 図8は、ラッピング化粧板の製造方法において、シートを化粧基材の周囲側面に接着するシート側面接着工程の説明図である。 図9は、ラッピング化粧板の製造方法において、化粧シート層の側面部の余剰部分からなるはみ出し部を切断する側面はみ出し切断工程の説明図である。 図10は、ラッピング化粧板の製造方法において、シートを化粧基材の裏面に接着するシート裏面接着工程の説明図である。 図11は、ラッピング化粧板の製造方法において、化粧シート層の裏面部の余剰部分からなるはみ出し部を切断する裏面はみ出し切断工程の説明図である。 図12は、ラッピング化粧板の製造方法において、ラッピング工程終了後の化粧基材を基材の表面に積層して接着する積層工程の説明図である。 図13は、本発明の実施形態2に係るラッピング化粧板の断面図である。 図14は、本発明の実施形態3に係るラッピング化粧板の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施形態は、本質的に好ましい例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態1》
図1及び図2は、本発明の実施形態1に係るラッピング化粧板1を示している。このラッピング化粧板1は、例えば、床材等として用いられる。
−構成−
ラッピング化粧板1は、木質複合板からなる複合基材10と、この複合基材10に接着剤を介して接着一体化されたシート20′からなる化粧シート層20とを備えている。
〈基材の構成〉
図3に示すように、上記複合基材10は、矩形板状の基材11と、該基材11の表面11aに積層された矩形板状の化粧基材12とを有している。
基材11は、合板によって構成されている。基材11は、例えば、厚み15mm、幅303mm、長さ1818mmの長方形状に形成されている。
基材11の周囲側面11b,11b,11c,11cの各辺には雌実4又は雄実5が形成されている。具体的には、基材11の幅方向に対向する長辺側面11b,11bの一方には雌実4が形成され、他方にはこの雌実4に嵌合可能な雄実5が形成されている。また、基材11の長さ方向に対向する短辺側面11c,11cの一方には雌実4が形成され、他方にはこの雌実4に嵌合可能な雄実5が形成されている。長辺側面11b,11bの雌実4に、隣接するラッピング化粧板1の基材11の長辺側面11b,11bの雄実5を嵌合することで、両ラッピング化粧板1が並べられて施工され、短辺側面11c,11cの雌実4に、隣接するラッピング化粧板1の基材11の短辺側面11c,11cの雄実5を嵌合することで、両ラッピング化粧板1が並べられて施工されるように構成されている。
上記長辺側面11b及び短辺側面11cの雌実4,4は、同じ構造に構成されている。雌実4,4は、基材11の厚み方向の中間部に凹条部が形成されるように基材11の厚み方向の中間部を凹溝状に切り欠くことによって形成されている。また、上記長辺側面11b及び短辺側面11cの雄実5,5も、同じ構造であり、基材11の厚み方向の中間部に凸条部が形成されるように基材11の厚み方向の表裏両側部をそれぞれ断面矩形状に切り欠くことによって形成されている。なお、本実施形態では、隣り合うラッピング化粧板1の端面が嵌合するように、基材11に、雌実4と雄実5とを形成する所謂本実加工を施している。しかしながら、隣り合うラッピング化粧板1の端面を嵌合させる構造はこれに限らない。例えば、基材11の短辺側面11c,11cの一方は基材11の厚み方向の表側部を切り欠き、他方は基材11の厚み方向の裏側部を切り欠く所謂合決り加工を施すこととしてもよい。
化粧基材12は、本実施形態では、中密度繊維板(MDF)によって構成されている。化粧基材12は、密度が0.1〜1.2g/cm程度、厚さが1.0〜5.0mm程度となるように構成されている。
図3に示すように、化粧基材12の表面12aは、化粧面に構成され、この表面12aと長辺側面12b,12b及び短辺側面12c,12cの各々との角部に、この角部を斜め(又は円弧状)に切り欠いた面取り部2が形成されている。
化粧基材12の表面12a、長辺側面12b,12b、短辺側面12c,12c及び裏面12dの外縁部は、上述のシート20′が接着剤によって接着され、化粧シート層20を形成している。なお、上記接着剤としては、例えば、湿気硬化型ウレタン樹脂系ホットメルト接着剤(PURホットメルト接着剤)が用いられている。このように、湿気硬化型ウレタン樹脂系ホットメルト接着剤を用いることで、シート20′で化粧基材12を容易にラッピングして該シート20′を接着することができる。なお、湿気硬化型ウレタン樹脂系ホットメルト接着剤以外の接着剤を用いることもできる。
〈シートの構成〉
上記シート20′は、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン系等の樹脂シート等からなり、その厚みは、0.1〜0.4mm程度のものが用いられる。また、これら以外に、シート20′として、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂シート、コート紙、樹脂含浸紙等の化粧紙、不織布、織布、木質薄化粧突き板、畳表等の薄いシート材を用いることができる。シート20′の厚みは、ラッピング設備との兼ね合いで決定すればよく、紙であれば例えば、0.05〜0.3mm程度のもの、木質薄化粧突き板であれば、0.15〜0.30mm程度のものが好適に用いられる。
図3及び図4に示すように、このシート20′からなる化粧シート層20は、化粧基材12の表面12aに装着される表面部20aと、化粧基材12の長辺側面12b,12bにそれぞれ装着される2つの長辺側面部20b,20bと、化粧基材12の短辺側面12c,12cにそれぞれ装着される2つの短辺側面部20c,20cと、化粧基材12の裏面12dに装着される4片の裏面部20d,20d,…とによって構成されている。表面部20aは、化粧基材12の表面12aと等しい大きさの矩形状に形成され、接着剤によって化粧基材12の表面12aに接着されている。長辺側面部20b及び短辺側面部20cは、それぞれ表面部20aの外縁の各辺に連続して化粧基材12の厚み方向に延び、化粧基材12の長辺側面12b及び短辺側面12cと等しい大きさの矩形状に形成され、接着剤によって化粧基材12の対応する各各側面12b,12cに接着されている。4片の裏面部20d,20d,…は、対応する各側面部20bの裏側端に連続して化粧基材12の裏面中央に向かって延び、接着剤によって化粧基材12の裏面の外縁部に接着されている。本実施形態では、4片の裏面部20d,20d,…の内端は、化粧基材12の裏面の外縁部に位置している。
このような構成により、化粧基材12の表面12a、各側面12b,12c及び裏面12dの外縁部は、シート20′によって覆われ、化粧シート層20が形成されている。また、図5に示すように、化粧基材12の隣接する側面12b,12c間に形成される4つの隅角部には、化粧シート層20の両側面部20b,20cの化粧基材12からはみ出した余剰部分を重なった状態で切断して切除した切除部21が切除の痕跡として形成されている。切除部21は、化粧基材12の各側面12b,12cでシート20′を折り曲げて化粧基材12の各側面12b,12cに接着したときに、化粧シート層20の化粧基材12の隣接する側面12b,12c間に位置する側面部20b,20cの余剰部分が裏面同士を重ね合わせた状態で化粧基材12からはみ出してはみ出し部21′を構成し、このはみ出し部21′を化粧基材12の間際の位置で同時に切除することで形成されている。
また、図6に示すように、化粧基材12の裏面12dの4つの隅角部には、化粧シート層20の隣接する裏面部20d,20dの化粧基材12の裏面12dからはみ出した余剰部分を重なった状態で切断して切除した切除部22が切除の痕跡として形成されている。切除部22は、化粧基材12の裏面12dでシート20′を折り曲げて化粧基材12の裏面12dの外縁部に接着したときに、化粧シート層20の化粧基材12の裏面12dの各隅角部の両側に位置する両裏面部20d,20dの余剰部分が裏面同士を重ね合わせた状態で化粧基材12からはみ出してはみ出し部22′を構成し、このはみ出し部22′を化粧基材12の間際の位置で同時に切除することで形成されている。
上記切除部21,22は、加熱により軟化して化粧基材12の側面12b及び裏面12dにそれぞれ沿うように馴染んでいる。
−製造方法−
以下、本発明の実施形態1に係るラッピング化粧板1の製造方法について図7〜図12に基づいて説明する。ラッピング化粧板1の製造方法は、基材11及び化粧基材12の加工工程と、化粧基材12へのシート20′のラッピング工程と、基材11及び化粧基材12の積層工程とを有する。なお、以下で説明する工程の順序は、一例にすぎず、本発明に係る製造方法はこれに限られない。
(1)各基材11,12の切り欠き加工工程
まず、基材11及び化粧基材12に切り欠き加工が施される。基材11には、実加工が施され、化粧基材12には、面取り加工が施される。
[基材11の実加工工程]
実加工工程では、基材11の長辺側面11b,11b及び短辺側面11c,11cに雌実4と雄実5とをそれぞれ加工する。
[化粧基材12の面取り加工工程]
面取り加工工程では、化粧基材12の表面12aと長辺側面12b,12b及び短辺側面12c,12cの各々との角部を斜め(又は円弧状)に切り欠いて面取り部2を形成する。
(2)化粧基材12へのラッピング工程
次に、シート20′が化粧基材12の表面12a、長辺側面12b,12b、短辺側面12c,12c及び裏面12dの外縁部にラッピング加工が施され、化粧基材12に化粧シート層20が形成される。
[接着剤塗布工程]
接着剤塗布工程では、シート20′の裏面に接着剤(湿気硬化型ウレタン樹脂系ホットメルト接着剤)を塗布する。なお、接着剤は、シート20′の裏面に塗布するのに代えて、化粧基材12の表面12a、長辺側面12b,12b、短辺側面12c,12c及び裏面12dの外周部に塗布してもよい。
このシート20′は、例えば、ロール等に巻き取られ、該ロールから連続的に繰り出されて供給されるものであり、予め、その幅が化粧基材12にラッピングしたときに化粧基材12の幅に対応する基準幅に設定されていてもよく、基準幅よりも大きくてもよい。具体的には、シート20′の基準幅は、シート20′を化粧基材12に各々の幅方向を一致させてラッピングしたときに、シート20′の端部が化粧基材12の裏面に至るような幅である。
[シート表面接着工程]
図7に示すように、シート表面接着工程では、上記シート20′を化粧基材12の表面12aに接着剤で接着する。このとき、シート20′と化粧基材12とを幅方向に正確に位置合わせして接着する。
[シート側面接着工程]
図8に示すように、シート側面接着工程では、まず、上記シート20′の幅方向の両縁部を折り曲げて化粧基材12の2つの長辺側面12b,12bに加圧し、接着剤を固化させて接着する。これにより、化粧シート層20の化粧基材12の2つの長辺側面12b,12bに対応する位置に、2つの長辺側面部20b,20bが形成される。
具体的には、加熱した折り曲げ治具を用いて、シート20′の縁部を化粧基材12の長辺側面12b,12bに押し付け、シート20′裏面の接着材を再活性化(再溶融)させるホットプレス動作を行う。その後、上記折り曲げ治具の加熱をやめ、加熱されない状態の折り曲げ治具で、シート20′の縁部を化粧基材12の長辺側面12b,12bに押し付け、上記再活性化された接着材を冷却することによって固化させて接着するコールドプレス動作を行う。
次に、上記シート20′の長手方向の両縁部を折り曲げて化粧基材12の2つの短辺側面12c,12cに加圧し、接着材を固化させて接着する。なお、具体的な接着動作については、長辺側面12b,12bに接着する際と同様であり、上述のホットプレス動作とコールドプレス動作とを行う。これにより、化粧シート層20の化粧基材12の2つの短辺側面12c,12cに対応する位置に、2つの短辺側面部20c,20cが形成される。
このようなシート側面接着工程により、化粧基材12の2つの長辺側面12b,12b及び2つの短辺側面12c,12cにそれぞれシート20′の外縁部が折り曲げられて接着される。そのため、化粧基材12の周囲の4つの隅角部において、化粧シート層20の隣接する長辺側面部20b及び短辺側面部20cの余剰部分が集まって化粧基材12からはみ出し、はみ出し部21′が形成される。
[側面はみ出し切断工程]
側面はみ出し切断工程では、まず、シート側面接着工程によって形成されたはみ出し部21′を、クランプして圧力をかけることにより、はみ出し部21′を化粧シート層20の長辺側面部20bと短辺側面部20cの余剰部分が裏面同士を重ね合わせた状態となるように成形する。そして、図8及び図9に示すように、4つのはみ出し部21′を、化粧基材12の間際部分で切除する(図9参照)。これにより、化粧シート層20の長辺側面部20bと短辺側面部20cの両余剰部分は、重なった状態で同時に切除され、切除部21が形成される(図5参照)。なお、各切除部21は、後述する各切除部22と共に、加熱して軟化させることにより、化粧基材12の外面に沿うように馴染む。
[シート裏面接着工程]
シート裏面接着工程では、まず、図10に示すように、上記シート20′の各側面部20b,20cの裏側端部を折り曲げて化粧基材12の裏面12dに加圧し、接着剤を固化させて接着する。なお、具体的な接着動作については、シート側面接着工程において長辺側面12b,12bに接着する際と同様であり、上述のホットプレス動作とコールドプレス動作とを行う。これにより、化粧シート層20の化粧基材12の裏面12dの外縁部に対応する位置に、4片の裏面部20d,20d,…が形成される。
このようなシート裏面接着工程により、化粧基材12の裏面12dの外縁部に、シート20′の4つの側面部20bの裏側端部が折り曲げられて接着される。そのため、化粧基材12の裏面12dの外縁部の4つの隅角部において、化粧シート層20の互いに隣接する2片の裏面部20dの余剰部分が集まって化粧基材12からはみ出し、はみ出し部22′が形成される(図10参照)。
[裏面はみ出し切断工程]
裏面はみ出し切断工程では、まず、シート裏面接着工程によって形成されたはみ出し部22′を、クランプして圧力をかけることにより、はみ出し部22′を化粧シート層20の互いに隣り合う2片の裏面部20dの余剰部分が裏面同士を重ね合わせた状態となるように成形する。そして、図10及び図11に示すように、4つのはみ出し部22′を、化粧基材12の間際部分で切除する(図11参照)。これにより、化粧シート層20の互いに隣り合う2片の裏面部20dの両余剰部分は、重なった状態で同時に切除され、切除部22が形成される(図6参照)。なお、各切除部22は、上述した各切除部21と共に、加熱して軟化させることにより、化粧基材12の外面に沿うように馴染む。
(3)基材11と化粧基材12の積層工程
図12に示すように、化粧基材12へのラッピング工程の終了後、基材11と化粧基材12とを積層して複合基材10を形成する積層工程が行われる。積層工程では、基材11の表面又は化粧基材12の裏面12dのいずれかに、ホットメルト接着剤を塗布し、基材11及び化粧基材12を積層する。そして、ホットメルト接着材が溶融状態にあるうちに、積層した基材11及び化粧基材12を冷間において押圧し、基材11及び化粧基材12を接着一体化して複合基材10を形成する。
以上のようにして、本ラッピング化粧板1は、化粧基材12へのシート20′のラッピング工程の後に、基材11及び化粧基材12の積層工程を行うことで、シート20′の外縁部が基材11と化粧基材12との間に挟み込まれた状態で、基材11と化粧基材12とが積層された構成となる。
−実施形態1の効果−
以上のように、本ラッピング化粧板1によれば、複合基材10の化粧シート層20を、化粧基材12の表面12aと周囲側面12b,12cと裏面12dの少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさに形成されたシート20′を、その外縁部が化粧基材12の裏面12dに位置するように、化粧基材12の表面12aと周囲側面12b,12cと裏面12dの少なくとも外縁部に接着一体化することで形成することとした。また、化粧基材12を、シート20′が接着一体化された状態で、基材11の表面に積層することとした。このような構成により、シート20′の外縁部が複合基材10の外表面に位置することなく基材11と化粧基材12との間に挟み込まれるため、シート20′の接着力が十分でなかった場合や使用中に摺れる場合であっても、シート20′が剥離し難くなる。従って、シート20′が剥離し難い構造のラッピング化粧板1を提供することができる。
また、本ラッピング化粧板1では、上記化粧基材12を、木質材料からなる板状部材によって構成することとした。木質材料からなる板状部材は平滑性が高い。また、本実施形態では、化粧基材12を、反りや割れが生じ難く、平滑性が極めて高い中密度繊維板(MDF)で構成している。そのため、このような化粧基材12を備えた本ラッピング化粧板1によれば、加工性に優れ、化粧シート層20の形成を容易に行うことができると共に、意匠性に優れたラッピング化粧板1を構成することができる。また、中密度繊維板(MDF)は安価であるため、中密度繊維板(MDF)を用いた場合、ラッピング化粧板1を安価に形成することができる。
ところで、従来のラッピング化粧板1では、シート20′の外縁部が、隣り合うラッピング化粧板1と係合する雄実5及び雌実4が形成された基材11の周囲側面に配置されていた。つまり、シート20′の外縁部が、使用中に摺れ易い位置に配置されていた。このような構成では、シート20′が基材11へ十分に接着されていたとしても、使用中の摺れ等により、シート20′が剥離するおそれが高い。
一方、本ラッピング化粧板1によれば、シート20′の外縁部は、雄実5及び雌実4が形成された基材11とは別体に構成された化粧基材12の裏面12dに接着され、化粧基材12の裏面12dと基材11の表面11aとに挟み込まれるように構成することとした。そのため、本ラッピング化粧板1によれば、従来のラッピング化粧板1のようにシート20′の外縁部が使用中に摺れるおそれがないため、シート20′の剥離を防止することができる。
ところで、上述のような基材11と化粧基材12とを積層した複合基材10にシート20′を接着一体化することで化粧シート層20が形成された従来のラッピング化粧板1では、通常、基材11と化粧基材12とを積層して複合基材10を形成する積層工程を行った後に、複合基材10の表面及び周囲側面にシート20′を接着するラッピング工程を行っていた。しかしながら、このように積層工程を先に行い、ラッピング工程を後で行う製造方法では、シート20′の外縁部が複合基材10の外表面に配置されるラッピング化粧板1しか構成できず、このようなラッピング化粧板1では、シート20′の接着力が十分得られなかった場合や使用中の摺れ等により、シート20′が剥離するおそれがあった。
一方、本ラッピング化粧板1では、まず、化粧基材12にシート20′を裏面12dまで巻き付けて接着するラッピング工程を行い、その後、シート20′が接着一体化された化粧基材12を基材11の表面11aに積層する積層工程を行うこととした。このような製造方法により、シート20′の外縁部が化粧基材12と基材11との間に挟み込まれることで複合基材10の外表面に配置されないラッピング化粧板1を構成することができる。よって、本ラッピング化粧板1によれば、シート20′の接着力が十分でなかった場合や使用中に摺れる場合であっても、シート20′が剥離し難いラッピング化粧板1を製造することができる。
《発明の実施形態2》
実施形態2は、実施形態1のラッピング化粧板1の構成及び製造方法を一部変更したものである。
具体的には、図13に示すように、実施形態2のラッピング化粧板1では、化粧基材12の裏面12dの化粧シート層20(裏面部20d)が形成されていない部分に防湿層30が形成されている。実施形態2では、防湿層30は、例えば、基材11から化粧基材12への水分の移動を防止することができるような素材で構成された防湿シートによって構成されている。
実施形態2では、実施形態1のラッピング化粧板1の製造方法のラッピング工程の終了後、積層工程の前に、化粧基材12の裏面12dの化粧シート層20が形成されていない部分に防湿層30を形成する防湿処理工程が行われる。具体的には、基材11から化粧基材12への水分の移動を防止することができるような素材で構成された防湿シートを化粧基材12の裏面12dに接着することによって防湿層30が形成される。
なお、防湿層30は、防湿シートに限られず、基材11から化粧基材12への水分の移動を防止することができるような防湿性を有する薬剤を化粧基材12の裏面12dに塗布する又は含浸させることによって形成してもよい。
実施形態2のラッピング化粧板1によれば、化粧基材12の裏面12dに防湿層30を形成することにより、基材11から化粧基材12への水分の移動を防止することができるため、化粧基材12を耐水性の高い材料で形成しなくても、耐水性の高いラッピング化粧板1を構成することができる。また、従来のラッピング化粧板1では、化粧基材12の材料として用いることができなかった低比重の材料や吸湿及び放湿による寸法変化率の大きい材料を、化粧基材12の材料として用いることができる。
また、本ラッピング化粧板1の製造方法のように、基材11と化粧基材12との積層工程よりも化粧基材12へのラッピング工程を先に行うことにより、化粧基材12の表面12a及び周囲側面12b,12cのみならず、裏面12d側にも防湿処理を行うことができる。これにより、容易な方法で、ラッピング化粧板1の耐水性の向上を図ることができる。
《発明の実施形態3》
実施形態3は、実施形態1のラッピング化粧板1の構成を一部変更したものである。
具体的には、図14に示すように、実施形態3のラッピング化粧板1では、化粧基材12の裏面12dの全面に化粧シート層20(裏面部20d)が形成されている。実施形態3では、実施形態1よりも大きなシート20′を用いて化粧シート層20を形成する。つまり、実施形態3では、シート20′が、化粧基材12の表面12aと周囲側面12b,12cと裏面12dとの全面を一体的に包み込む大きさに形成され、化粧基材12の表面12aと周囲側面12b,12cと裏面12d全体に接着一体化されている。
実施形態3のラッピング化粧板1によれば、化粧基材12の裏面12d全体がシート20′で覆われるため、基材11から化粧基材12への水分の移動を防止することができる。よって、実施形態2と同様に、化粧基材12を耐水性の高い材料で形成しなくても、耐水性の高いラッピング化粧板1を構成することができる。また、従来のラッピング化粧板1では、化粧基材12の材料として用いることができなかった低比重の材料や吸湿及び放湿による寸法変化率の大きい材料を、化粧基材12の材料として用いることができる。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、基材11を合板によって構成していた。しかしながら、基材11の構成は、これに限られない。基材11は、中密度繊維板(MDF)によって構成されていてもよく、また、パーティクルボード、ハードボード等のその他の木質材料、大建工業(株)製の商品名「ダイライト」等の無機質系板材等、通常に建材として用いられる板状部材であれば、いかなるものを用いてもよい。
また、上記各実施形態では、化粧基材12を中密度繊維板(MDF)によって構成していた。しかしながら、化粧基材12の構成は、これに限られない。化粧基材12は、中密度繊維板(MDF)以外の木質材料からなる板状部材によって構成してもよく、また、無機繊維板等によって構成してもよい。
また、上記各実施形態では、ラッピング化粧板1の製造方法について詳細に説明したが、本発明に係るラッピング化粧板1の製造方法は、上記各実施形態のものに限られない。本発明に係るラッピング化粧板1の製造方法は、化粧基材12の表面12aと周囲側面12b,12cと裏面12dの少なくとも外縁部に化粧シート層20を形成するラッピング工程の後に、シート20′が接着一体化された状態で化粧基材12を基材11の表面11aに積層して接着する積層工程を行うものであれば、いかなる手法で、いかなる順序で行ってもよい。
また、上記各実施形態では、ラッピング化粧板1を床材として用いることとしていたが、ラッピング化粧板1の用途は床材に限られない。その他、例えば、壁材等に用いることも勿論可能である。
以上説明したように、本発明は、建築物の床材や壁材等に用いられる板状の基材の表面がシートでラッピングされたラッピング化粧板及びその製造方法について有用である。
1 ラッピング化粧板
4 雌実
5 雄実
10 複合基材
11 基材
11a 表面
11b 長辺側面(基材の周囲側面)
11c 短辺側面(基材の周囲側面)
12 化粧基材
12a 表面
12b 長辺側面(化粧基材の周囲側面)
12c 短辺側面(化粧基材の周囲側面)
12d 裏面
20 化粧シート層
20′ シート
30 防湿層

Claims (9)

  1. 板状の基材と該基材の表面に積層された薄板状の化粧基材とを有する複合基材と、該複合基材に接着一体化されたシートからなる化粧シート層とを備えたラッピング化粧板であって、
    上記シートは、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさに形成され、外縁部が上記化粧基材の裏面に位置するように、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部に接着一体化され、
    上記化粧基材は、上記シートが接着一体化された状態で、上記基材の表面に積層されている
    ことを特徴とするラッピング化粧板。
  2. 請求項1において、
    上記化粧基材の裏面の上記化粧シート層が形成されていない部分には、上記基材から該化粧基材への水分の移動を防止する防湿層が形成されている
    ことを特徴とするラッピング化粧板。
  3. 請求項1において、
    上記シートは、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面とを一体的に包み込む大きさに形成され、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面全体に接着一体化されている
    ことを特徴とするラッピング化粧板。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
    上記化粧基材は、密度が0.1〜1.2g/cmの板状部材によって構成されている
    ことを特徴とするラッピング化粧板。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1つにおいて、
    上記化粧基材は、木質材料からなる板状部材によって構成されている
    ことを特徴とするラッピング化粧板。
  6. 請求項5において、
    上記化粧基材は、中密度繊維板によって構成されている
    ことを特徴とするラッピング化粧板。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1つにおいて、
    上記基材の周囲側面には、隣接するラッピング化粧板の基材と係合する雄実及び雌実が形成されている
    ことを特徴とするラッピング化粧板。
  8. 板状の基材と該基材の表面に積層された薄板状の化粧基材とを有する複合基材と、該複合基材に接着一体化されたシートからなる化粧シート層とを備えたラッピング化粧板の製造方法であって、
    上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部とを一体的に包み込む大きさに形成された上記シートを、該シートの外縁部が上記化粧基材の裏面に位置するように、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部に接着一体化して、上記化粧基材の表面と周囲側面と裏面の少なくとも外縁部に上記化粧シート層を形成するラッピング工程と、
    上記シートが接着一体化された状態で上記化粧基材を上記基材の表面に積層して接着する積層工程とを備えている
    ことを特徴とするラッピング化粧板の製造方法。
  9. 請求項8において、
    上記ラッピング工程と上記積層工程との間に実行され、上記化粧基材の裏面の上記化粧シート層が形成されていない部分に、上記基材から該化粧基材への水分の移動を防止する防湿層を形成する防湿処理工程を備えている
    ことを特徴とするラッピング化粧板の製造方法。
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