[go: up one dir, main page]

JP2017114050A - サーマルプリントヘッド - Google Patents

サーマルプリントヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP2017114050A
JP2017114050A JP2015253732A JP2015253732A JP2017114050A JP 2017114050 A JP2017114050 A JP 2017114050A JP 2015253732 A JP2015253732 A JP 2015253732A JP 2015253732 A JP2015253732 A JP 2015253732A JP 2017114050 A JP2017114050 A JP 2017114050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print head
thermal print
layer
head according
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015253732A
Other languages
English (en)
Inventor
勇 西村
Isamu Nishimura
勇 西村
保博 不破
Yasuhiro Fuwa
保博 不破
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2015253732A priority Critical patent/JP2017114050A/ja
Publication of JP2017114050A publication Critical patent/JP2017114050A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】印字の高速化を図ることが可能なサーマルプリントヘッドを提供する。
【解決手段】主面および裏面を有する半導体基板1と、複数の発熱部41を構成する抵抗体層4と、半導体基板1に支持され且つ複数の発熱部41に通電するための導通経路に含まれる配線層3と、配線層3および抵抗体層4を覆う絶縁性保護層5と、を備えるサーマルプリントヘッドA1であって、半導体基板1は、主面側から裏面側に凹む凹部15を有し、封止半導体部材主面161および封止半導体部材裏面162と、これらの封止半導体部材主面161および封止半導体部材裏面162を繋ぐ封止半導体部材側面163とを有し且つ凹部15を塞ぐ封止半導体部材16をさらに備え、複数の発熱部41は、厚さ方向z視において封止半導体部材16と重なる。
【選択図】図4

Description

本発明は、サーマルプリントヘッドに関する。
従来から知られているサーマルプリントヘッドは、基板と、抵抗体層と、配線層と、を備える。このようなサーマルプリントヘッドは、たとえば特許文献1に開示されている。同文献に開示のサーマルプリントヘッドにおいて、抵抗体層および配線層は、基板に形成されている。抵抗体層は、主走査方向に配列された複数の発熱部を有する。
サーマルプリントヘッドは、印字速度の向上が求められる。複数の発熱部から基板へと熱が過大に伝達されると、印字の高速化が阻害されてしまう。
特開2012−51319号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、印字の高速化を図ることが可能なサーマルプリントヘッドを提供することをその課題とする。
本発明によって提供されるサーマルプリントヘッドは、厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する半導体基板と、前記半導体基板の前記主面側に支持され且つ通電によって発熱する主走査方向に配列された複数の発熱部を構成する抵抗体層と、前記半導体基板に支持され且つ前記複数の発熱部に通電するための導通経路に含まれる配線層と、前記配線層および抵抗体層を覆う絶縁性保護層と、を備えるサーマルプリントヘッドであって、前記半導体基板は、前記主面側から前記裏面側に凹む凹部を有し、前記厚さ方向において互いに反対側を向く封止半導体部材主面および封止半導体部材裏面と、これらの封止半導体部材主面および封止半導体部材裏面を繋ぐ封止半導体部材側面とを有し且つ前記凹部を塞ぐ封止半導体部材をさらに備え、前記複数の発熱部は、前記厚さ方向視において前記封止半導体部材と重なることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部は、主走査方向に長く延びている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記封止半導体部材は、主走査方向に長く延びている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凹部は、前記厚さ方向において前記裏面側に位置する第1凹部と、当該第1凹部に対して前記裏面とは反対側に位置する第2凹部とを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1凹部は、前記主面と平行な第1凹部底面と、当該第1凹部に繋がる第1凹部側面とを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2凹部は、前記第1凹部に繋がり且つ前記主面と平行な第2凹部底面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2凹部底面は、前記厚さ方向視において前記第1凹部を囲む環状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記封止半導体部材の前記封止半導体部材裏面と前記第2凹部底面とが接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2凹部は、前記第2凹部底面に繋がる第2凹部側面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体基板は、前記主面から厚さ方向に突出し且つ主走査方向に長く延びる凸状部を有し、前記凹部は、前記凸状部から凹んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、主面は、凸状部を挟んで副走査方向に互いに離間する第1領域および第2領域を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記凸状部は、前記主面と平行であり且つ前記主面から前記厚さ方向に離間した天面、当該天面と前記第1領域との間に介在し且つ前記主面に対して傾斜した第1傾斜側面と、前記天面と前記第2領域との間に介在し且つ前記主面に対して傾斜した第2傾斜側面と、を有し、前記凹部は、前記天面から凹んでいる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体基板は、Siからなり、前記主面および前記天面は、(100)面である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1傾斜側面および第2傾斜側面が前記天面となす角度は、54.7度である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1凹部側面が前記天面となす角度は、54.7度である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2凹部側面が前記天面となす角度は、54.7度である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記封止半導体部材は、Siからなり、前記封止半導体部材裏面は、(100)面である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記封止半導体部材側面が前記封止半導体部材裏面となす角度は、54.7度である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記配線層は、前記複数の発熱部に各別に繋がる複数の個別電極と、前記複数の発熱部を挟んで前記複数の個別電極とは反対側に配置されており且つ前記複数の発熱部と導通する共通電極とを有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記配線層は、前記半導体基板から離間下側に位置し且つ相対的に熱伝導率が高い高伝熱層と、当該高伝熱層と前記半導体基板との間に介在し且つ相対的に熱伝導率が低い低伝熱層とを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記低伝熱層は、前記複数の発熱部に対して副走査方向において第2領域側から接し且つ前記高伝熱層から露出した複数の第1低電熱領域を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記複数の個別電極は、前記複数の第1低電熱領域を含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記低伝熱層は、前記複数の発熱部に対して副走査方向において第1領域側から接し且つ前記高伝熱層から露出した第2低電熱領域を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記共通電極は、前記第2低電熱領域を含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記高伝熱層は、Cuからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記低伝熱層は、Tiからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁性保護層は、互いに積層された第1絶縁保護層、第2絶縁保護層および3絶縁保護層を有し、前記発熱部は、前記抵抗体層のうち前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分と、前記抵抗体層のうち前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分に前記第1絶縁保護層を挟んで積層された第1延長抵抗体層と、前記第1延長抵抗体層に前記第2絶縁保護層を挟んで積層された第2延長抵抗体層と、を含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記抵抗体層は、前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分と前記第1領域側に位置する部分とを絶縁させる絶縁部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記抵抗体層のうち前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分と前記第1延長抵抗体層とは、副走査方向において前記第1領域側の部分同士が接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1絶縁保護層は、前記抵抗体層と前記第1延長抵抗体層とを接死させる第1個別側導通用開口を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1延長抵抗体層と前記第2延長抵抗体層とは、副走査方向において前記第2領域側の部分同士が接している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2絶縁保護層は、前記第1延長抵抗体層と前記第2延長抵抗体層とを接しさせる第2個別側導通用開口を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記導通経路は、前記半導体基板を含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記共通電極と前記半導体基板とが導通している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体基板と前記配線層および前記抵抗体層との間に設けられた絶縁層を備えており、前記絶縁層は、前記半導体基板と前記共通電極とを導通させる共通電極用第1開口を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記共通電極用第1開口は、主走査方向に長く延びる形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記厚さ方向視において前記複数の発熱部と重なり且つ前記絶縁性保護層上に積層された導電性保護層を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記導電性保護層は、TiNからなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記絶縁性保護層は、前記導電性保護層と前記共通電極とを導通させる導電性保護層用開口を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記導電性保護層用開口は、厚さ方向視において前記第1領域と重なる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体基板は、Siに金属元素がドープされた材質からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記抵抗体層は、TaNからなる。
本発明によれば、前記複数の発熱部と前記半導体基板との間に前記凹部が介在する。このため、前記複数の発熱部からの熱が前記半導体基板へと過大に伝わってしまうことを回避することが可能である。したがって、前記サーマルプリントヘッドによる印字の高速化を図ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づくサーマルプリントヘッドを示す平面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドを示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドを示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドを示す要部拡大平面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの製造方法の一例を示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの製造方法の一例を示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの製造方法の一例を示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの製造方法の一例を示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの製造方法の一例を示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの製造方法の一例を示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの製造方法の一例を示す要部拡大断面図である。 図1のサーマルプリントヘッドの変形例を示す要部拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に基づくサーマルプリントヘッドを示す要部拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に基づくサーマルプリントヘッドを示している。本実施形態のサーマルプリントヘッドA1は、半導体基板1、封止半導体部材16、絶縁層2、配線層3、抵抗体層4、絶縁性保護層5、導電性保護層6、複数の制御素子7、保護樹脂8、支持部材91および配線部材92を備えている。サーマルプリントヘッドA1は、プラテンローラ991との間に挟まれて搬送される印刷媒体992に印刷を施すプリンタに組み込まれるものである。このような印刷媒体992としては、たとえばバーコードシートやレシートを作成するための感熱紙が挙げられる。
図1は、サーマルプリントヘッドA1を示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3および図4は、サーマルプリントヘッドA1を示す要部拡大断面図である。図5は、サーマルプリントヘッドA1を示す要部拡大平面図である。なお、理解の便宜上、図3においては、支持部材91を省略している。また、図4は、サーマルプリントヘッドA1の一部を示している。
半導体基板1は、通電を許容する抵抗率を有する半導体材料からなる。このような半導体材料としては、たとえば、Siに金属元素がドープされた材質が挙げられる。半導体基板1は、主面11、裏面12、凸状部13および凹部15を有する。なお、半導体基板1は、凸状部13を有さない構成であってもよい。
主面11および裏面12は、厚さ方向zにおいて互いに反対側を向く。凸状部13は、主面11から厚さ方向zに突出した部位である。凸状部13は、主走査方向xに長く延びている。
主面11は、凸状部13を挟んで副走査方向に互いに離間する第1領域111および第2領域112を有する。
凸状部13は、天面130、第1傾斜側面131および第2傾斜側面132を有する。天面130は、主面11と平行であり且つ主面11から厚さ方向に離間している。第1傾斜側面131は、天面130と第1領域111との間に介在しており、主面11に対して傾斜している。第2傾斜側面132は、天面130と第2領域112との間に介在しており、主面11に対して傾斜している。
本実施形態においては、主面11として、(100)面が選択されている。また、第1傾斜側面131および第2傾斜側面132が天面130および主面11となす角度は、同一であり、たとえば54.7度である。
主面11は、第1領域111および第2領域112を有する。第1領域111と第2領域112とは、凸状部13によって互いに区画された領域である。本実施形態においては、第2領域112は、第1領域111よりも副走査方向y寸法および面積が大である。
凹部15は、主面11側から裏面12側へと凹んでいる。本実施形態においては、凹部15は、凸状部13の天面130から凹んでいる。凹部15は、主走査方向xに長く延びている。
凹部15は、第1凹部151および第2凹部152を有する。第1凹部151は、厚さ方向z方向において裏面12側に位置している。第2凹部152は、厚さ方向zにおいて第1凹部151に対して裏面12とは反対側に位置している。
第1凹部151は、第1凹部底面1511および第1凹部側面1512を有する。第1凹部底面1511は、主面11および天面130と平行な面である。第1凹部側面1512は、第1凹部底面1511と第2凹部152とに繋がっている。本実施形態においては、第1凹部側面1512が天面130および主面11となす角度は、同一であり、たとえば54.7度である。
第2凹部152は、第2凹部底面1521および第2凹部側面1522を有する。第2凹部底面1521は、第1凹部151の第1凹部側面1512に繋がっており、主面11および天面130と平行な面である。第2凹部底面1521は、厚さ方向z視において第1凹部151を囲む環状である。第2凹部側面1522は、第2凹部底面1521および天面130に繋がっている。本実施形態においては、第2凹部側面1522が天面130および主面11となす角度は、同一であり、たとえば54.7度である。
封止半導体部材16は、主面11側から凹部15を塞いでいる。封止半導体部材16は、封止半導体部材主面161、封止半導体部材裏面162および封止半導体部材側面163を有する。封止半導体部材16は、たとえばSiからなる。
封止半導体部材主面161および封止半導体部材裏面162は、厚さ方向zにおいて互いに反対側を向いており、主面11、裏面12および天面130と平行である。本実施形態においては、封止半導体部材裏面162は、(100)面である。封止半導体部材主面161と天面130とは、面一である。
封止半導体部材側面163は、封止半導体部材主面161と封止半導体部材裏面162とを繋いでいる。本実施形態においては、封止半導体部材側面163と封止半導体部材裏面162とがなす角度は、たとえば54.7度である。
本実施形態においては、封止半導体部材16の封止半導体部材裏面162と凹部15の第2凹部152の第2凹部底面1521とが、接合されている。この接合は、たとえば接合層169による。接合層169は、たとえばはんだ等の金属からなる。本実施形態においては、封止半導体部材裏面162と第2凹部底面1521とが、第1凹部151の全周を囲むように、接合層169によって接合されている。これにより、第1凹部151の内部空間は、外部空間に対して密閉されている。第1凹部151の内部空間の圧力は、外部空間の圧力よりも低く、好ましくは真空である。
半導体基板1の大きさは特に限定されないが、一例を挙げると、半導体基板1の副走査方向y寸法が、2.0mm〜3.0mm程度、x方向寸法が、100mm〜150mm程度である。主面11と裏面12との厚さ方向z距離が、400μm〜500μm程度、凸状部13の厚さ方向z高さが、250μm〜400μm程度である。
絶縁層2は、半導体基板1の主面11、凸状部13および封止半導体部材16と配線層3および抵抗体層4との間に設けられている。絶縁層2は、絶縁性材料からなり、たとえばSiO2やSiNからなる。絶縁層2の厚さは特に限定されず、その一例を挙げるとたとえば5μm〜10μm程度である。
絶縁層2は、共通電極用第1開口21および共通電極用第2開口22を有する。共通電極用第1開口21は、絶縁層2を厚さ方向zに貫通している。本実施形態においては、共通電極用第1開口21は、厚さ方向z視において第1領域111と重なっている。また、共通電極用第1開口21は、主走査方向xに長く延びる形状であり、たとえばスリット状である。
共通電極用第2開口22は、絶縁層2を厚さ方向zに貫通している。本実施形態においては、共通電極用第2開口22は、厚さ方向z視において第2領域112と重なっている。
抵抗体層4は、半導体基板1に支持されており、本実施形態においては、絶縁層2上に形成されている。抵抗体層4は、複数の発熱部41を有している。複数の発熱部41は、各々に選択的に通電されることにより、印刷媒体992を局所的に加熱するものである。複数の発熱部41は、主走査方向xに沿って配置されている。本実施形態においては、複数の発熱部41は、厚さ方向z視において封止半導体部材16に重なっており、より具体的には封止半導体部材主面161にその全てが重なっている。抵抗体層4は、たとえばTaNからなる。
発熱部41の形状は特に限定されないが、図4に示す例においては、発熱部41は、屈曲形状とされている。
本実施形態においては、抵抗体層4は、抵抗側第1貫通導通部421および抵抗側第2貫通導通部422を有する。抵抗側第1貫通導通部421は、共通電極用第1開口21を通じて半導体基板1の主面11の第1領域111に接している。抵抗側第2貫通導通部422は、共通電極用第2開口22を通じて半導体基板1の主面11の第2領域112に接している。
配線層3は、複数の発熱部41に通電するための導通経路を構成するためのものである。配線層3は、半導体基板1に支持されており、本実施形態においては、抵抗体層4上に積層されている。なお、配線層3は、半導体基板1と抵抗体層4との間に介在してもよい。配線層3は、抵抗体層4よりも低抵抗な金属材料からなり、本実施形態においては、高伝熱層301および低伝熱層302からなる。低伝熱層302は、半導体基板1側に設けられており、相対的に熱伝導率が小さい。高伝熱層301は、低伝熱層302上に積層されており、相対的に熱伝導率が大きい。低伝熱層302の材質としては、たとえばTiが挙げられる。高伝熱層301の材質としては、たとえばTiが挙げられる。
配線層3は、複数の個別電極31および共通電極32を有する。複数の個別電極31は、複数の発熱部41に各別に繋がっている。本実施形態においては、複数の個別電極31は、複数の発熱部41に対して、副走査方向yにおいて第2領域112側に位置している。
共通電極32は、複数の発熱部41を挟んで複数の個別電極31とは副走査方向yにおいて反対側に配置された部分を有している。また、実施形態の共通電極32は、複数の個別電極31よりも副走査方向y方向において第2領域112側(図3における図中左方側)に位置する部分を有している。共通電極32は、複数の発熱部41のすべてと導通している。なお、図3は、理解の便宜上、第2領域112において共通電極32を横切る断面を示しているが、主走査方向xにおける他の位置における断面では、配線層3は、共通電極32とは電位が異なり絶縁された複数の部分を有している。
図3および図4から理解されるように、本実施形態においては、抵抗体層4のうち複数の個別電極31と共通電極32との間において配線層3から露出した部分が、複数の発熱部41となっている。
低伝熱層302は、複数の第1低電熱領域3021および第2低電熱領域3022を有する。複数の第1低電熱領域3021は、複数の発熱部41に対して副走査方向yにおいて第2領域112側から接し且つ高伝熱層301から露出している。複数の個別電極31は、複数の第1低電熱領域3021を含む。
第2低電熱領域3022は、複数の発熱部41に対して副走査方向yにおいて第1領域111側から接し且つ前記高伝熱層301から露出している。個別電極31は、第2低電熱領域3022を含む。
本実施形態においては、共通電極32は、配線側第1貫通導通部321および配線側第2貫通導通部322を有する。配線側第1貫通導通部321は、抵抗体層4の抵抗側第1貫通導通部421に接している。配線側第2貫通導通部322は、抵抗体層4の抵抗側第2貫通導通部422に接している。このような構成により、配線層3の共通電極32のうち厚さ方向z視において第1領域111と重なる部分は、絶縁層2の共通電極用第1開口21を通じて、抵抗側第1貫通導通部421を介することにより、半導体基板1と導通している。また、共通電極32のうち厚さ方向z視において第2領域112と重なる部分は、絶縁層2の共通電極用第2開口22を通じて、抵抗側第2貫通導通部422を介することにより、半導体基板1と導通している。この結果、本実施形態においては、複数の発熱部41に通電するための導通経路が、配線層3と半導体基板1とを含んでいる。より具体的には、共通電極32に流れる電流が半導体基板1を経由する構成となっている。
絶縁性保護層5は、配線層3および抵抗体層4を覆っている。絶縁性保護層5は、絶縁性の材料からなり、配線層3および抵抗体層4を保護している。絶縁性保護層5の材質は、たとえばSiO2である。
絶縁性保護層5は、導電性保護層用開口51、複数の制御素子用開口52および複数の配線部材用開口53を有する。導電性保護層用開口51は、厚さ方向z視において第1領域111と重なっており、共通電極32を露出させている。導電性保護層用開口51は、たとえば主走査方向xに長く延びる形状である。図示された例においては、導電性保護層用開口51は、厚さ方向z視において共通電極用第1開口21と重なっている。制御素子用開口52は、厚さ方向z視において第2領域112と重なっており、複数の個別電極31および共通電極32をそれぞれ露出させている。
複数の配線部材用開口53は、複数の制御素子用開口52に対して複数の発熱部41とは副走査方向yにおいて反対側に設けられている。複数の配線部材用開口53は、配線層3の共通電極32や、x方向において共通電極32とは異なる位置に設けられ且つ共通電極32とは絶縁された配線層3の他の部分をそれぞれ露出させている。
導電性保護層6は、厚さ方向z視において複数の発熱部41と重なり且つ絶縁性保護層5上に積層されている。導電性保護層6は、導電性材料からなり、たとえばAlNからなる。導電性保護層6は、厚さ方向z視において第1領域111と重なる部分を有しており、保護層貫通導電部61を有する。保護層貫通導電部61は、導電性保護層用開口51を通じて共通電極32に接している。
複数の制御素子7は、配線層3に導通し且つ複数の発熱部41に個別に通電させるためのものである。複数の制御素子7は、主走査方向xに配列されている。複数の制御素子7は、厚さ方向z視において共通電極用第2開口22と重なっている。
本実施形態においては、サーマルプリントヘッドA1は、制御素子用パッド381を有する。制御素子用パッド381は、Cu,Ni等の金属からなり、制御素子用開口52に形成されている。制御素子7は、複数の制御素子電極71を有している。制御素子電極71は、制御素子用パッド381に導電性接合材79を介して導通接合されている。導電性接合材79は、たとえばはんだである。
本実施形態においては、制御素子7は、導電性保護層6の厚さ方向z上方の面である導電性保護層表面S6よりも、厚さ方向zにおいて半導体基板1側に位置している。また、制御素子7は、抵抗体層4の厚さ方向z上方の面である抵抗体層表面S4よりも、厚さ方向zにおいて半導体基板1側に位置している。
配線部材92は、配線層3とたとえばプリンタの電源部(図示略)とを導通させるためのものである。配線部材92は、たとえばプリント配線基板である。このような配線部材92は、たとえば樹脂層921、配線層922および保護層923を有する。樹脂層921は、可撓性を有する樹脂からなる。配線層922は、樹脂層921に積層されており、たとえばCu等の金属からなる。保護層923は、樹脂層921に対して配線層922とは反対側に積層されており、樹脂層921および配線層922を保護する層である。
サーマルプリントヘッドA1は、配線部材用パッド382を有している。配線部材用パッド382は、絶縁性保護層5の配線部材用開口53に形成されており、Cu,Ni等の金属からなる。配線部材92の配線層922は、配線部材用パッド382に対して導通接合されている。なお、サーマルプリントヘッドA1は、複数の配線部材用パッド382を有している。図3に示す配線部材用パッド382は、共通電極32と導通している。複数の配線部材用パッド382の幾つかは、配線層3のうち共通電極32とは絶縁された、図3とは異なる位置に設けられた他の部分に導通している。
支持部材91は、半導体基板1を支持している。支持部材91は、たとえばAl等の金属からなる。支持部材91は、凹部911を有している。凹部911は、半導体基板1を収容する部位であり、半導体基板1を支持している。半導体基板1は、凹部911に対してたとえば接合層919によって接合されている。接合層919は、半導体基板1からの熱を支持部材91に伝えるとともに、半導体基板1と支持部材91とを絶縁しうるものが好ましい。このような接合層919として、たとえば樹脂系接着剤が挙げられる。
支持部材91の寸法は、特に限定されず、その一例を挙げると、副走査方向y寸法が、5.0mm〜8.0mm程度、x方向寸法が、100mm〜150mm程度である。また、厚さ方向z寸法が、2.0〜4.0mm程度である。
保護樹脂8は、制御素子7を保護しており、たとえば絶縁性の樹脂からなる。また、保護樹脂8は、厚さ方向z視において凸状部13の第2傾斜側面132と重なり、天面130および封止半導体部材16を露出させている。本実施形態においては、保護樹脂8は、配線部材92の一部を覆っている。
次に、サーマルプリントヘッドA1の製造方法の一例について、図6〜13を参照しつつ以下に説明する。
まず、半導体基板材料を用意する。半導体基板材料は、低抵抗な半導体材料からなりたとえばSiに金属元素がドープされた材質からなる。また、この半導体基板材料は、(100)面を有する。この(100)面を所定のマスク層で覆った後に、たとえばKOHを用いた異方性エッチングを行う。これにより、図6に示す半導体基板1が得られる。主面11および天面130は、(100)面である。第1傾斜側面131および第2傾斜側面132は、異方性エッチングによって形成された傾斜面であり、主面11となす角度が、それぞれ54.7度である。なお、本手法と異なり、切削加工等を用いて半導体基板1を形成してもよい。
次いで、天面130に対して、たとえばKOHを用いた異方性エッチングを2回施す。これにより、図7に示す第1凹部151および第2凹部152を有する凹部15が形成された半導体基板1が得られる。
次いで、図8に示すように、封止半導体部材16によって凹部15を覆う。凹部15の第2凹部152の第2凹部底面1521に封止半導体部材16の封止半導体部材裏面162を接合する。この接合は、たとえばはんだ等からなる接合層169による。なお、第2凹部底面1521および封止半導体部材裏面162には、接合層169との接合力を高めるために、はんだ濡れ性が比較的良好な金属めっき層を形成しておいてもよい。
次いで、図9に示すように、絶縁層2を形成する。絶縁層2の形成は、たとえばCVDを用いてSiO2を堆積させることによって行う。また、エッチング等によって、共通電極用第1開口21および共通電極用第2開口22を形成する。
次いで、図10に示すように、抵抗体層4を形成する。抵抗体層4の形成は、たとえば、スパッタリングによって絶縁層2上にTaNの薄膜を形成することによって行う。次いで、抵抗体層4を覆う配線層3を形成する。配線層3の形成は、たとえばめっきやスパッタリング等によってTiからなる高伝熱層301を形成した後にCuからなる低伝熱層302を形成することによって行う。
次いで、抵抗体層4、高伝熱層301および低伝熱層302に対して、選択的なエッチングを適宜施すことにより、抵抗体層4、高伝熱層301および低伝熱層302をパターニングする。これにより、配線層3には、複数の個別電極31および共通電極32が形成される。また、抵抗体層4には、複数の発熱部41が形成される。また、低伝熱層302は、第1低電熱領域3021および第2低電熱領域3022を有するものとなる。共通電極32は、配線側第1貫通導通部321および配線側第2貫通導通部322を有する。抵抗体層4は、抵抗側第1貫通導通部421および抵抗側第2貫通導通部422を有する。
次いで、図12に示すように、絶縁性保護層5を形成する。絶縁性保護層5の形成は、たとえばCVDを用いて絶縁層2、配線層3および抵抗体層4上にSiO2を堆積させた後に、エッチング等を行うことにより実行される。次いで、導電性保護層6を形成する。
次いで、制御素子用パッド381および配線部材用パッド382を形成する。次いで、配線部材92を配線部材用パッド382に接合する。そして、半導体基板1を支持部材91に接合層919を用いて接合した後に保護樹脂8を形成する。以上の工程を経ることにより、サーマルプリントヘッドA1が得られる。
次に、サーマルプリントヘッドA1の作用について説明する。
本実施形態によれば、複数の発熱部41と半導体基板1との間に凹部15が介在する。このため、複数の発熱部41からの熱が半導体基板1へと過大に伝わってしまうことを回避することが可能である。したがって、サーマルプリントヘッドA1による印字の高速化を図ることができる。
凹部15が、第1凹部151および第2凹部152を有している。第2凹部側面1522および封止半導体部材16の封止半導体部材側面163は、いずれも主面11となす角度が54.7度である。このため、第2凹部側面1522と封止半導体部材側面163との隙間を縮小することが可能であり、絶縁層2に意図しない段差等が生じることを抑制することができる。天面130と封止半導体部材主面161とが面一である構成は、絶縁層2に意図しない段差等が生じることを抑制するのに好ましい。
半導体基板1には、凸状部13が形成されている。複数の発熱部41は、厚さ方向z視において天面130に設けられた封止半導体部材16と重なる。これにより、印刷媒体992に対して複数の発熱部41を含む部位をより高い圧力で押し付けることが可能である。これは、印字の高速化に好ましい。
凸状部13は、天面130、第1傾斜側面131および第2傾斜側面132を有する。天面130は、主面11と平行な平面であり、複数の発熱部41を形成する部位として好ましい。第1傾斜側面131および第2傾斜側面132を有する構成は、これらを跨ぐように配線層3および抵抗体層4を形成するのに適している。
配線層3は、第1低電熱領域3021を有している。これにより、複数の発熱部41において発生した熱は、第1低電熱領域3021を介して第2領域112側へと伝えられる。第1低電熱領域3021を構成する低伝熱層302は、高伝熱層301と比べて熱伝導率が小である。したがって、複数の発熱部41からの熱が第2領域112側へと過大に伝わることを防止することができる。
また、配線層3は、第2低電熱領域3022を有している。これにより、複数の発熱部41は、副走査方向yにおいて第1低電熱領域3021および第2低電熱領域3022に挟まれた格好となっている。したがって、複数の発熱部41において発生した熱を、複数の発熱部41以外の部分に伝えられることを抑制可能であり、印刷媒体992により多くの熱を伝えることができる。
また、制御素子7は、第2領域112に配置されており、厚さ方向zにおいて導電性保護層表面S6よりも主面11側に位置している。これにより、制御素子7と印刷媒体992との干渉を回避することができる。さらに、制御素子7が、厚さ方向zにおいて抵抗体層表面S4よりも主面11側に位置していることは、制御素子7と印刷媒体992との干渉を回避するのに好ましい。
また、複数の発熱部41に通電するための導通経路が、半導体基板1を含んでいる。半導体基板1によって導通が図られることにより、それに相当する部分を配線層3の一部として形成する必要が無い。これにより、主面11側に設けるべき配線層3の面積を縮小することが可能である。この結果、配線層3を形成するための領域を拡大することが可能であり、複数の発熱部41を小型化および挟ピッチ化することに対応して、配線層3をより容易に形成することができる。したがって、印字の精細化を図ることができる。
また、半導体基板1は、共通電極32と導通している。共通電極32は、複数の発熱部41のすべてと導通する部位である。このため、半導体基板1を、互いに絶縁された複数の部位に分割するなどを強いられない。
半導体基板1は、共通電極用第1開口21および共通電極用第2開口22を通じて配線側第1貫通導通部321および配線側第2貫通導通部322と接している。共通電極用第1開口21および共通電極用第2開口22と配線側第1貫通導通部321および配線側第2貫通導通部322は、複数の発熱部41を副走査方向yに挟んでいる。このような配置により、導通経路のうち半導体基板1によって構成される部分は、複数の発熱部41を厚さ方向zにおいてバイパスする格好となる。これは、複数の発熱部41の小型化および挟ピッチ化に好ましい。
さらに、導通経路のうち半導体基板1によって構成される部分は、厚さ方向z視において複数の制御素子7に重なっている。これにより、配線層3と複数の制御素子7との干渉を抑制することが可能である。
共通電極用第1開口21は、主走査方向xに長く延びている。これにより、配線層3と半導体基板1との接触抵抗を低減することができる。
絶縁性保護層5は、保護層貫通導電部61を通じて配線層3の共通電極32と導通している。絶縁性保護層5は、印刷媒体992と擦れ合う部分であり、静電気が帯電しやすい。この帯電した電荷を配線層3の共通電極32へと適切に逃がすことが可能である。
図14は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図14に示すサーマルプリントヘッドA2は、複数の発熱部41の構成および絶縁性保護層5の構成が上述したサーマルプリントヘッドA1と異なっている。
本実施形態においては、複数の発熱部41は、抵抗体層4の一部と第1延長抵抗体層451および第2延長抵抗体層452とによって構成されている。絶縁性保護層5は、互いに積層された第1絶縁保護層501、第2絶縁保護層502および第3絶縁保護層503を有する。
発熱部41は、抵抗体層4のうち個別電極31および共通電極32の間に位置する部分と、抵抗体層4のうち個別電極31および共通電極32の間に位置する部分に第1絶縁保護層501を挟んで積層された第1延長抵抗体層451と、第1延長抵抗体層451に第2絶縁保護層502を挟んで積層された第2延長抵抗体層452と、を含む。
抵抗体層4は、個別電極31および共通電極32の間に位置する部分と第1領域111側に位置する部分とを絶縁させる絶縁部43を有する。
抵抗体層4のうち個別電極31および共通電極32の間に位置する部分と第1延長抵抗体層451とは、副走査方向yにおいて第1領域111側の部分同士が接している。第1絶縁保護層501は、抵抗体層4と第1延長抵抗体層451とを接死させる第1個別側導通用開口5011を有する。
第1延長抵抗体層451と第2延長抵抗体層452とは、副走査方向yにおいて第2領域112側の部分同士が接している。第2絶縁保護層502は、第1延長抵抗体層451と第2延長抵抗体層452とを接しさせる第2個別側導通用開口5021を有する。
このような実施形態によっても、印字の高速化を図ることができる。また、抵抗体層4、第1延長抵抗体層451および第2延長抵抗体層452によって発熱部41を構成することにより、発熱部41の導通経路を延長することが可能である。これにより、発熱部41における発熱量を増加することが可能であり、印字の高速化に有利である。
本発明に係るサーマルプリントヘッドは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係るサーマルプリントヘッドの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2 :サーマルプリントヘッド
1 :半導体基板
2 :絶縁層
3 :配線層
4 :抵抗体層
5 :絶縁性保護層
6 :導電性保護層
7 :制御素子
8 :保護樹脂
11 :主面
12 :裏面
13 :凸状部
15 :凹部
16 :封止半導体部材
21 :共通電極用第1開口
22 :共通電極用第2開口
31 :個別電極
32 :共通電極
41 :発熱部
43 :絶縁部
51 :導電性保護層用開口
52 :制御素子用開口
53 :配線部材用開口
61 :保護層貫通導電部
71 :制御素子電極
79 :導電性接合材
91 :支持部材
92 :配線部材
111 :第1領域
112 :第2領域
130 :天面
131 :第1傾斜側面
132 :第2傾斜側面
151 :第1凹部
152 :第2凹部
161 :封止半導体部材主面
162 :封止半導体部材裏面
163 :封止半導体部材側面
169 :接合層
301 :高伝熱層
302 :低伝熱層
321 :配線側第1貫通導通部
322 :配線側第2貫通導通部
381 :制御素子用パッド
382 :配線部材用パッド
421 :抵抗側第1貫通導通部
422 :抵抗側第2貫通導通部
451 :第1延長抵抗体層
452 :第2延長抵抗体層
501 :第1絶縁保護層
502 :第2絶縁保護層
503 :第3絶縁保護層
911 :凹部
919 :接合層
921 :樹脂層
922 :配線層
923 :保護層
991 :プラテンローラ
992 :印刷媒体
1511 :第1凹部底面
1512 :第1凹部側面
1521 :第2凹部底面
1522 :第2凹部側面
3021 :第1低電熱領域
3022 :第2低電熱領域
5011 :第1個別側導通用開口
5021 :第2個別側導通用開口
S4 :抵抗体層表面
S6 :導電性保護層表面
x :主走査方向
y :副走査方向
z :厚さ方向

Claims (42)

  1. 厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の前記主面側に支持され且つ通電によって発熱する主走査方向に配列された複数の発熱部を構成する抵抗体層と、
    前記半導体基板に支持され且つ前記複数の発熱部に通電するための導通経路に含まれる配線層と、
    前記配線層および抵抗体層を覆う絶縁性保護層と、を備えるサーマルプリントヘッドであって、
    前記半導体基板は、前記主面側から前記裏面側に凹む凹部を有し、
    前記厚さ方向において互いに反対側を向く封止半導体部材主面および封止半導体部材裏面と、これらの封止半導体部材主面および封止半導体部材裏面を繋ぐ封止半導体部材側面とを有し且つ前記凹部を塞ぐ封止半導体部材をさらに備え、
    前記複数の発熱部は、前記厚さ方向視において前記封止半導体部材と重なることを特徴とする、サーマルプリントヘッド。
  2. 前記凹部は、主走査方向に長く延びている、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  3. 前記封止半導体部材は、主走査方向に長く延びている、請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。
  4. 前記凹部は、前記厚さ方向において前記裏面側に位置する第1凹部と、当該第1凹部に対して前記裏面とは反対側に位置する第2凹部とを有する、請求項3に記載のサーマルプリントヘッド。
  5. 前記第1凹部は、前記主面と平行な第1凹部底面と、当該第1凹部に繋がる第1凹部側面とを有する、請求項4に記載のサーマルプリントヘッド。
  6. 前記第2凹部は、前記第1凹部に繋がり且つ前記主面と平行な第2凹部底面を有する、請求項5に記載のサーマルプリントヘッド。
  7. 前記第2凹部底面は、前記厚さ方向視において前記第1凹部を囲む環状である、請求項6に記載のサーマルプリントヘッド。
  8. 前記封止半導体部材の前記封止半導体部材裏面と前記第2凹部底面とが接合されている、請求項7に記載のサーマルプリントヘッド。
  9. 前記第2凹部は、前記第2凹部底面に繋がる第2凹部側面を有する、請求項8に記載のサーマルプリントヘッド。
  10. 前記半導体基板は、前記主面から厚さ方向に突出し且つ主走査方向に長く延びる凸状部を有し、
    前記凹部は、前記凸状部から凹んでいる、請求項9に記載のサーマルプリントヘッド。
  11. 前記主面は、前記凸状部を挟んで副走査方向に互いに離間する第1領域および第2領域を有する、請求項10に記載のサーマルプリントヘッド。
  12. 前記凸状部は、前記主面と平行であり且つ前記主面から前記厚さ方向に離間した天面、当該天面と前記第1領域との間に介在し且つ前記主面に対して傾斜した第1傾斜側面と、前記天面と前記第2領域との間に介在し且つ前記主面に対して傾斜した第2傾斜側面と、を有し、
    前記凹部は、前記天面から凹んでいる、請求項11に記載のサーマルプリントヘッド。
  13. 前記半導体基板は、Siからなり、
    前記主面および前記天面は、(100)面である、請求項12に記載のサーマルプリントヘッド。
  14. 前記第1傾斜側面および第2傾斜側面が前記天面となす角度は、54.7度である、請求項13に記載のサーマルプリントヘッド。
  15. 前記第1凹部側面が前記天面となす角度は、54.7度である、請求項14に記載のサーマルプリントヘッド。
  16. 前記第2凹部側面が前記天面となす角度は、54.7度である、請求項15に記載のサーマルプリントヘッド。
  17. 前記封止半導体部材は、Siからなり、
    前記封止半導体部材裏面は、(100)面である、請求項16に記載のサーマルプリントヘッド。
  18. 前記封止半導体部材側面が前記封止半導体部材裏面となす角度は、54.7度である、請求項17に記載のサーマルプリントヘッド。
  19. 前記配線層は、前記複数の発熱部に各別に繋がる複数の個別電極と、前記複数の発熱部を挟んで前記複数の個別電極とは反対側に配置されており且つ前記複数の発熱部と導通する共通電極とを有している、請求項12ないし18のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  20. 前記配線層は、前記半導体基板から離間下側に位置し且つ相対的に熱伝導率が高い高伝熱層と、当該高伝熱層と前記半導体基板との間に介在し且つ相対的に熱伝導率が低い低伝熱層とを有する、請求項19に記載のサーマルプリントヘッド。
  21. 前記低伝熱層は、前記複数の発熱部に対して副走査方向において第2領域側から接し且つ前記高伝熱層から露出した複数の第1低電熱領域を有する、請求項20に記載のサーマルプリントヘッド。
  22. 前記複数の個別電極は、前記複数の第1低電熱領域を含む、請求項21に記載のサーマルプリントヘッド。
  23. 前記低伝熱層は、前記複数の発熱部に対して副走査方向において第1領域側から接し且つ前記高伝熱層から露出した第2低電熱領域を有する、請求項22に記載のサーマルプリントヘッド。
  24. 前記共通電極は、前記第2低電熱領域を含む、請求項23に記載のサーマルプリントヘッド。
  25. 前記高伝熱層は、Cuからなる、請求項24に記載のサーマルプリントヘッド。
  26. 前記低伝熱層は、Tiからなる、請求項25に記載のサーマルプリントヘッド。
  27. 前記絶縁性保護層は、互いに積層された第1絶縁保護層、第2絶縁保護層および3絶縁保護層を有し、
    前記発熱部は、前記抵抗体層のうち前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分と、前記抵抗体層のうち前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分に前記第1絶縁保護層を挟んで積層された第1延長抵抗体層と、前記第1延長抵抗体層に前記第2絶縁保護層を挟んで積層された第2延長抵抗体層と、を含む、請求項19ないし26のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  28. 前記抵抗体層は、前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分と前記第1領域側に位置する部分とを絶縁させる絶縁部を有する、請求項27に記載のサーマルプリントヘッド。
  29. 前記抵抗体層のうち前記個別電極および前記共通電極の間に位置する部分と前記第1延長抵抗体層とは、副走査方向において前記第1領域側の部分同士が接している、請求項28に記載のサーマルプリントヘッド。
  30. 前記第1絶縁保護層は、前記抵抗体層と前記第1延長抵抗体層とを接死させる第1個別側導通用開口を有する、請求項29に記載のサーマルプリントヘッド。
  31. 前記第1延長抵抗体層と前記第2延長抵抗体層とは、副走査方向において前記第2領域側の部分同士が接している、請求項30に記載のサーマルプリントヘッド。
  32. 前記第2絶縁保護層は、前記第1延長抵抗体層と前記第2延長抵抗体層とを接しさせる第2個別側導通用開口を有する、請求項31に記載のサーマルプリントヘッド。
  33. 前記導通経路は、前記半導体基板を含む、請求項19ないし32のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  34. 前記共通電極と前記半導体基板とが導通している、請求項33に記載のサーマルプリントヘッド。
  35. 前記半導体基板と前記配線層および前記抵抗体層との間に設けられた絶縁層を備えており、
    前記絶縁層は、前記半導体基板と前記共通電極とを導通させる共通電極用第1開口を有する、請求項34に記載のサーマルプリントヘッド。
  36. 前記共通電極用第1開口は、主走査方向に長く延びる形状である、請求項35に記載のサーマルプリントヘッド。
  37. 前記厚さ方向視において前記複数の発熱部と重なり且つ前記絶縁性保護層上に積層された導電性保護層を備える、請求項33ないし36のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  38. 前記導電性保護層は、TiNからなる、請求項37に記載のサーマルプリントヘッド。
  39. 前記絶縁性保護層は、前記導電性保護層と前記共通電極とを導通させる導電性保護層用開口を有する、請求項38に記載のサーマルプリントヘッド。
  40. 前記導電性保護層用開口は、厚さ方向視において前記第1領域と重なる、請求項39に記載のサーマルプリントヘッド。
  41. 前記半導体基板は、Siに金属元素がドープされた材質からなる、請求項33ないし40のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  42. 前記抵抗体層は、TaNからなる、請求項41に記載のサーマルプリントヘッド。
JP2015253732A 2015-12-25 2015-12-25 サーマルプリントヘッド Pending JP2017114050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015253732A JP2017114050A (ja) 2015-12-25 2015-12-25 サーマルプリントヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015253732A JP2017114050A (ja) 2015-12-25 2015-12-25 サーマルプリントヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017114050A true JP2017114050A (ja) 2017-06-29

Family

ID=59232927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015253732A Pending JP2017114050A (ja) 2015-12-25 2015-12-25 サーマルプリントヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017114050A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166824A (ja) * 2018-02-26 2019-10-03 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP2020199694A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP2020203389A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 ローム株式会社 サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
CN115214238A (zh) * 2021-04-20 2022-10-21 罗姆股份有限公司 热敏打印头及热敏打印头的制造方法
WO2024004658A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタおよびサーマルプリントヘッドの製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019166824A (ja) * 2018-02-26 2019-10-03 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP7204492B2 (ja) 2018-02-26 2023-01-16 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP2020199694A (ja) * 2019-06-11 2020-12-17 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP7284640B2 (ja) 2019-06-11 2023-05-31 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP2020203389A (ja) * 2019-06-14 2020-12-24 ローム株式会社 サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
US11305553B2 (en) * 2019-06-14 2022-04-19 Rohm Co., Ltd. Thermal print head and method of manufacturing thermal print head
JP7541434B2 (ja) 2019-06-14 2024-08-28 ローム株式会社 サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
CN115214238A (zh) * 2021-04-20 2022-10-21 罗姆股份有限公司 热敏打印头及热敏打印头的制造方法
WO2024004658A1 (ja) * 2022-06-30 2024-01-04 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタおよびサーマルプリントヘッドの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017114056A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2017114057A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2017114051A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2017114050A (ja) サーマルプリントヘッド
JP6371529B2 (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
JPWO2014132870A1 (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ
JP2021100826A (ja) サーマルプリントヘッド
JP6368520B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP7022239B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP5972654B2 (ja) サーマルプリントヘッド、および、サーマルプリントヘッドの製造方法
JP2015039785A (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
JP6842576B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP5905203B2 (ja) サーマルヘッド
JP2016215389A (ja) サーマルプリントヘッド
CN114728523B (zh) 热敏打印头及其制造方法
JP2016190463A (ja) サーマルプリントヘッド及びサーマルプリンタ
JP2019177699A (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
US11633959B2 (en) Thermal print head
JP6219076B2 (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
JP2011245762A (ja) サーマルヘッド
JP2022052452A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2014027222A (ja) 接続構造、およびこの接続構造を備えるサーマルプリンタ
JP2018130831A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2021053889A (ja) サーマルプリントヘッド及びその製造方法
JP2014213527A (ja) サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ