JP2017161665A - 像振れ補正装置を有する光学機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動枠が可動する場合において、こじりなく、なめらかに可動するのに有利となる像振れ補正装置を提供すること。
【解決手段】光軸に垂直な平面内において固定部材11に対し可動である可動部材13と、固定部材11に対して光軸に垂直な平面内において移動可能であり且つ可動部材13が光軸に垂直な平面において回転しないようにガイドするガイド部材12とにより像振れ補正レンズL3をシフト移動させて像振れを補正する。
【選択図】図4
【解決手段】光軸に垂直な平面内において固定部材11に対し可動である可動部材13と、固定部材11に対して光軸に垂直な平面内において移動可能であり且つ可動部材13が光軸に垂直な平面において回転しないようにガイドするガイド部材12とにより像振れ補正レンズL3をシフト移動させて像振れを補正する。
【選択図】図4
Description
本発明は、像振れ補正装置、およびそれを用いた光学機器に関する。
従来、デジタルカメラなどの光学機器において、撮影時の手振れなどにより生じやすい像振れを防止するための像振れ補正装置が存在する。この像振れ補正装置は、例えば、光学機器に備わるレンズ鏡筒において、像振れ状況を検出手段により検出し、その検出結果に基づいて像振れ補正用レンズを光軸に対して直交する面内でシフト移動させる構成を有するのが一般的である。この場合、光軸直交面において手振れを吸収する方向に補正レンズを移動させて、手振れによる結像位置のずれを補正することで、像振れが解消される。
このような像振れ補正装置として、光学系の一部の像振れ補正用のレンズ群を保持した移動枠を光軸方向と垂直な2方向に移動方向を規制させるためにガイドバーを用いたレンズ鏡筒が知られている(特許文献1)。
特許文献1の像振れ補正装置では、ピッチガイドベースをヨー方向(横方向)にガイドするための第1ガイドバーがあり、第1ガイドバーはシフトベースに固定、保持されている。よってピッチガイドベースはシフトベースに対して、第1ガイドバーに沿って、ヨー方向にしか動かないように構成されている。
また移動枠をピッチ方向(縦方向)にガイドするための第2ガイドバーがあり、第2ガイドバーはピッチガイドベースに固定、保持されている。よって移動枠はピッチガイドベースに対して、第2ガイドバーに沿って、ピッチ方向にしか動かないように構成されている。これらの構成により、移動枠はシフトベースに対してピッチ方向、ヨー方向に自在に動くことが可能な構成になっている。
特許文献1の像振れ補正装置では、ガイドバーによって移動枠、ピッチガイドベースの移動方向が規制されているため、摩擦負荷が高いという問題点がある。そこで摩擦負荷を小さくするために、移動枠、ピッチガイドベース、シフトベースの構成において、滑り摩擦のガイドバーに代わり、転がり摩擦のボールを用いた像振れ補正装置を本出願人は出願申請中である。
出願申請中の像振れ補正装置では、ピッチガイドベースをヨー方向(横方向)にガイドするために、ピッチガイドベースとシフトベースの対向する面にヨー方向に延びたV溝が形成されている。シフトベース側には第1V溝が形成され、ピッチガイドベース側には第2V溝が形成される。第1V溝と第2V溝からなる第1ガイド部によって、第1転動ボールが保持されている。よってピッチガイドベースはシフトベースに対して、第1ガイド部に沿ってヨー方向にしか動かないように構成されている。
また移動枠をピッチ方向にガイドするために、移動枠とピッチガイドベースの対向する面にピッチ方向に延びたV溝が形成されている。ピッチガイドベース側には第3V溝が形成され、移動枠側には第4V溝が形成される。第3V溝と第4V溝からなる第2ガイド部によって、第2転動ボールが保持されている。よって移動枠はピッチガイドベースに対して、第2ガイド部に沿って、ピッチ方向にしか動かないように構成されている。
これらの構成により、移動枠はシフトベースに対してピッチ方向、ヨー方向に自在に動くことが可能な構成になっている。
出願申請中の像振れ補正装置は、第1V溝と第2V溝からなる第1ガイド部によって3個の第1転動ボールが保持され、第3V溝と第4V溝からなる第2ガイド部によって3個の第2転動ボールが保持される。しかし、それぞれ3個の転動ボールを受ける箇所が全てV溝の場合、二重嵌合となってしまうため、1ヵ所は平溝にしてボールを受ける必要がある。
この時、第1転動ボールと第2転動ボールにおいて、それぞれ2ヵ所V溝且つ1ヵ所平溝にする必要があるが、どのボール位置にV溝と平溝を配置するかの組み合わせによって、ピッチガイドベースと移動枠が可動する際、こじり力が働き、なめらかに動かない可能性があることが課題となる。
そこで、本発明の目的は、ピッチガイドベースと移動枠が可動する際、こじりなく、なめらかに可動するのに有利となる像振れ補正装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る像振れ補正装置は、
像振れ補正レンズと、
前記像振れ補正レンズを保持するとともに光軸に垂直な平面内において固定部材に対し可動である可動部材と、
前記固定部材に対して光軸に垂直な平面内において移動可能であり且つ前記可動部材が光軸に垂直な平面において回転しないようにガイドするガイド部材と、
前記固定部材と前記ガイド部材との間で転動可能に挟持される3個の第1転動ボールと、
前記ガイド部材と前記可動部材との間で転動可能に挟持される3個の第2転動ボールと、
前記第1転動ボールを転動可能に挟持する第1ガイド部と、
前記第2転動ボールを転動可能に挟持する第2ガイド部と、
前記可動部材を前記固定部材に対して光軸に垂直な方向に駆動する駆動手段と、
を有する振れ補正装置であって、
前記第1転動ボールは、光軸に垂直な第1の方向のみに転動可能であり、
前記第2転動ボールは、光軸に垂直な方向であって、前記第1の方向とは異なる第2の方向にのみ転動可能であり、
前記第1ガイド部は、前記第1の方向に延びた2ヵ所のV溝と1ヵ所の平溝で構成され、
前記第2ガイド部は、前記第2の方向に延びた2ヵ所のV溝と1ヵ所の平溝で構成される
ことを特徴とする。
像振れ補正レンズと、
前記像振れ補正レンズを保持するとともに光軸に垂直な平面内において固定部材に対し可動である可動部材と、
前記固定部材に対して光軸に垂直な平面内において移動可能であり且つ前記可動部材が光軸に垂直な平面において回転しないようにガイドするガイド部材と、
前記固定部材と前記ガイド部材との間で転動可能に挟持される3個の第1転動ボールと、
前記ガイド部材と前記可動部材との間で転動可能に挟持される3個の第2転動ボールと、
前記第1転動ボールを転動可能に挟持する第1ガイド部と、
前記第2転動ボールを転動可能に挟持する第2ガイド部と、
前記可動部材を前記固定部材に対して光軸に垂直な方向に駆動する駆動手段と、
を有する振れ補正装置であって、
前記第1転動ボールは、光軸に垂直な第1の方向のみに転動可能であり、
前記第2転動ボールは、光軸に垂直な方向であって、前記第1の方向とは異なる第2の方向にのみ転動可能であり、
前記第1ガイド部は、前記第1の方向に延びた2ヵ所のV溝と1ヵ所の平溝で構成され、
前記第2ガイド部は、前記第2の方向に延びた2ヵ所のV溝と1ヵ所の平溝で構成される
ことを特徴とする。
本発明によれば、ピッチガイドベースと移動枠が可動する場合において、こじりなく、なめらかに可動するのに有利となる像振れ補正装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。
[実施例1]
まず、本発明の実施形態に係る像振れ補正装置の説明に際して、一例として像振れ補正装置が設置されるレンズ鏡筒の構成について説明する。なお、このレンズ鏡筒は、デジタルスチルカメラやビデオカメラなどの撮像装置(光学機器)に採用されるものとする。また、以下の各図において、レンズ鏡筒の光軸方向において被写体に対する方向にZ軸を取り、該Z軸に対する垂直平面において、鉛直方向(ピッチ方向)にY軸を取り、水平方向(ヨー方向)にX軸を取って説明する。
まず、本発明の実施形態に係る像振れ補正装置の説明に際して、一例として像振れ補正装置が設置されるレンズ鏡筒の構成について説明する。なお、このレンズ鏡筒は、デジタルスチルカメラやビデオカメラなどの撮像装置(光学機器)に採用されるものとする。また、以下の各図において、レンズ鏡筒の光軸方向において被写体に対する方向にZ軸を取り、該Z軸に対する垂直平面において、鉛直方向(ピッチ方向)にY軸を取り、水平方向(ヨー方向)にX軸を取って説明する。
図1はレンズ鏡筒1の構成を示す概略断面図である。
レンズ鏡筒1は、略円筒の形状の第1ホルダ2および第2ホルダ3を有する。さらに、レンズ鏡筒1は、その内部に、第1群レンズL1と、第2群レンズL2と、第3群レンズL3と、第4群レンズL4との凸凹凸凸の光学素子群で構成される光学系(変倍光学系)と、撮像素子4とを有する。
第1ホルダ2は、レンズ鏡筒1のZ軸方向の前部に位置する固定鏡筒であり、第1群レンズL1と、第2群レンズL2とを有する。第1群レンズL1は、第1固定枠5に保持された光学素子で、レンズ鏡筒1の前部に位置し、第1ホルダ2にビス止めされる。第2群レンズL2は、第1ホルダ2の内部の第1移動枠6に保持され、光軸方向に移動することで変倍動作を行う光学素子である。また、第1ホルダ2は、第1移動枠6を駆動させるための不図示のズームモータと、Z軸方向に延設された不図示の第1ガイドバーと第2ガイドバーを有する。
ズームモータは、回転するロータと同軸のリードスクリューを有し、第1移動枠6に取り付けられたラックと噛合ったリードスクリューをロータにより回転させることにより、第2群レンズL2が光軸方向に移動する。第1ガイドバーは、第1移動枠6をZ軸方向で移動可能に支持し、一方、第2ガイドバーは、第1移動枠6と係合させることで第1移動枠6の第1ホルダ2内での円周方向の回転を規制する。さらに、第1ホルダ2は、不図示であるが、第1移動枠6に形成された遮光部の光軸方向への移動を光学的に検知することで、第2群レンズL2が基準位置にあることを検出するためのズームリセットスイッチとして利用するフォトインタラプタを備える。
第2ホルダ3は、第1ホルダ2にビス止めにて接続され、レンズ鏡筒1の後部に位置する固定鏡筒であり、第3群レンズL3と、第4群レンズL4と、絞り装置7と撮像素子4を有する。第3群レンズL3は、第2ホルダ3の内部に設置された像振れ補正装置の駆動部としてのシフトユニット8に保持され、光軸に直交する面内で移動することで像振れ補正を実施する光学素子である。第4群レンズL4は、後述する撮像素子4の撮像面に対面しつつ、第2ホルダ3の内部の第2移動枠9に保持され、光軸方向に移動することで合焦動作を行う光学素子である。
また、第2ホルダ3は、第2移動枠9を駆動させるための不図示のフォーカスモータと、Z軸方向に延設された不図示の第3ガイドバーと第4ガイドバー10を有する。フォーカスモータは、回転するロータと同軸のリードスクリューを有し、第2移動枠9に取り付けられたラックと噛合ったリードスクリューをロータにより回転させることにより、第4群レンズL4が光軸方向に移動する。第3ガイドバーは、第2移動枠9をZ軸方向で移動可能に支持し、一方、第4ガイドバー10は、第2移動枠9と係合させることで第2移動枠9の第2ホルダ3内での円周方向の回転を規制する。
さらに、第2ホルダ3は、不図示であるが、第2移動枠9に形成された遮光部の光軸方向への移動を光学的に検知することで、第4群レンズL4が基準位置にあることを検出するためのフォーカスリセットスイッチとして利用するフォトインタラプタを備える。絞り装置7は、第2群レンズL2を構成する前段レンズと第3群レンズL3を構成する後段レンズとの間に絞り羽根が位置するように設置し、光学系の開口径を変化させる装置である。なお、本実施形態では、1つのモータにより2枚の絞り羽根を互いに逆方向に移動させて開口径を変化させる構成である。
また、第2ホルダ3は、撮像素子4を保持する保持構造を備える。撮像素子4は、第1〜4群の各レンズL1〜L4によって結像される被写体像を光電変換する撮像部である。この撮像素子4としては、本実施形態ではCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを採用する。なお、撮像素子4として、例えばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなど他の種類の撮像素子を用いる場合もある。また、撮像素子4は、不図示であるが、各種配線を介し、レンズ鏡筒1を有する撮像装置内のメイン基板に接続される。
次に、本実施形態に係る像振れ補正装置について説明する。
像振れ補正装置は、シフトユニット8である。図2と図3は被写体側から見た場合と像面側から見た場合のシフトユニット8の各構成部品を示す分解斜視図である。
このシフトユニット8は、上述の通り、第2ホルダ3の内部にて位置決めの上、ビス止めにて設置される。シフトユニット8は、まず、シフトベース11と、ピッチガイドベース12と、シフト移動枠13とを備える。
シフトベース11は、シフトユニット8の本体であり、後述するアクチュエータのコイルを保持する保持部と、ピッチガイドベース12をヨー方向だけに移動可能とする第1転動ボール14をガイドする、ヨー方向に延びた第1V溝15とを有する。
ピッチガイドベース12は、シフトベース11と対向する面に第1転動ボール14をガイドする、ヨー方向に延びた第2V溝16と第1平溝26を有する。シフト移動枠13と対向する面には、シフト移動枠13をピッチ方向だけに移動可能とする第2転動ボール17をガイドする、ピッチ方向に延びた第3V溝18とを有する。また駆動用と位置検出用とを兼ねるマグネット20をインサート成型している。マグネット20は、光軸直交面に対し光軸中心から45度傾いた位置に配置される。またマグネット20は、ピッチガイドベース12にインサート成型されるので、該ピッチガイドベース12との相対位置関係がずれることはない。
シフト移動枠13は、像振れ補正レンズ(防振用光学素子)である第3群レンズL3を保持し、手振れを補正するために光軸に直交する方向に変位する部位であり、後述するアクチュエータのコイルを保持する保持部と、ピッチガイドベース12と対向する面に第2転動ボール17をガイドする、ピッチ方向に延びた第4V溝19と第2平溝27を有する。
ここで、第1転動ボール14をシフトベース11に設けられる第1V溝15とピッチガイドベース12とに設けられる第2V溝16と第1平溝26に当接させるための力と、第2転動ボール17をピッチガイドベース12に設けられる第3V溝18とシフト移動枠13とに設けられる第4V溝19と第2平溝27に当接させる力は、コイルスプリング21によるばね付勢力である。コイルスプリング21は、片側をシフトベース11に、もう片側をシフト移動枠13に引っかけるように構成されており、ピッチガイドベース12を中間部材として、シフトベース11とシフト移動枠13で挟み込む力を発生する役割を持つ。
ヨー方向駆動コイル22は、シフトベース11に対して、不図示の接着剤により、接着固定されている。また、ピッチ方向駆動コイル23は、シフト移動枠13に対して、不図示の接着剤により接着固定されている。ヨー方向駆動コイル22、および、ピッチ方向駆動コイル23はいずれも、光軸直交面に対し光軸中心から45度傾いた状態で、前述したマグネット20と対向する位置に配置されている。なお、マグネット20はヨー方向駆動コイル22に対向する面に対し、L3a方向に2極着磁され、ピッチ方向駆動コイル23に対向する面に対してもL3a方向に2極着磁されるように構成されている。
L3aの方向はピッチ方向とヨー方向のいずれの方向に対しても45度傾きを持ち、前記マグネット20とヨー方向駆動コイル22、ピッチ方向駆動コイル23からなる駆動手段が配置される方向である。ここで、ヨー方向駆動コイル22に通電すると、ヨー方向駆動コイル22とマグネット20との間で、L3a方向への駆動力が発生する。この駆動力は、ヨー方向駆動コイル22に通電する電流の大きさと方向(極性)により制御される。ヨー方向駆動コイル22は、固定部材であるシフトベース11に接着固定されているので、駆動力はピッチガイドベース12を動かす力として働く。
この時、駆動力の方向はL3aの方向であるが、前述のように、ピッチガイドベース12は、シフトベース11に対してヨー方向のみに移動可能な様に構成されているので、L3a方向駆動力のヨー方向への分力が、ピッチガイドベース12に対して働き、ヨー方向のみに駆動させる。ピッチ方向駆動コイル23に通電すると、ピッチ方向駆動コイル23とマグネット20との間で、L3a方向への駆動力が発生する。この駆動力は、ピッチ方向駆動コイル23に通電する電流の大きさと方向(極性)により制御される。
ピッチ方向駆動コイル23は、シフト移動枠13に接着固定されていて、かつ、ピッチガイドベース12は前述のように、ヨー方向駆動コイル20に通電することで位置制御されるので、駆動力はシフト移動枠13を動かす力として働く。この時、駆動力方向はL3aの方向であるが、前述のように、シフト移動枠13は、ピッチガイドベース12に対して、ピッチ方向のみに移動可能な様に構成されているので、L3a方向駆動力のピッチ方向への分力が、シフト移動枠13に対して働き、ピッチ方向のみに駆動させることになる。つまり、シフト移動枠13はシフトベース11に対してピッチ方向、ヨー方向へ自在に可動できる構成となっている。
ヨー方向位置検出用センサ24はヨー方向駆動コイル22の内側に固定配置され、ピッチ方向位置検出用センサ25はピッチ方向駆動コイル23の内側に固定配置される。ヨー方向位置検出用センサ24、ピッチ方向位置検出用センサ25共に、例えばホール素子を用いる。このようにピッチ方向、ヨー方向用の位置検出センサを配置し、位置検出センサに対するマグネット20の位置変位が発生すると、位置変位に応じて磁束が変化し、マグネット20からの磁束の大きさに応じて、位置検出センサの電気信号を出力し、位置検出が可能となる。
次に、本実施形態の実施例1に関わる像振れ補正装置の作用について説明する。
図4に、第1V溝15、第2V溝16、第1平溝26からなる第1ガイド部の正面図を示す。第1ガイド部はさらに第1V溝15、第2V溝16からなる第1ガイド部V溝28、第1V溝15、第1平溝26からなる第1ガイド部平溝29で構成される。図5に、第1ガイド部V溝28の断面図、図6に第1ガイド部平溝29の断面図を示す。
図4に示すように、L3a方向とL3a方向と直交するL3b方向に座標軸をとった時、分割される領域をそれぞれ、領域1、領域2、領域3、領域4とする。このように分割した場合、領域1は光軸中心からピッチ方向において駆動手段が存在する領域、領域2は光軸中心からヨー方向において駆動手段が存在しない領域、領域3は光軸中心からピッチ方向において駆動手段が存在しない領域、領域4は光軸中心からヨー方向において駆動手段が存在する領域である。
図4に示すように、二重嵌合を防ぐために3個の第1転動ボール14を保持する第1ガイド部は、第1ガイド部V溝28が2ヵ所、第1ガイド部平溝29が1ヵ所設けられる構成となる。第1ガイド部V溝28は領域1、領域4に存在し、第1ガイド部平溝29は領域3に存在する。第1ガイド部V溝28が、領域1、領域4に存在することで、ピッチ方向とヨー方向において、駆動手段が2ヵ所の第1ガイド部V溝28の中間に配置される形になるため、ヨー方向の駆動力によってピッチガイドベース12がこじりなく、なめらかに可動する。
仮に第1ガイド部V溝28が領域3、領域4に存在し、第1ガイド部平溝29が領域1に存在した場合、ピッチ方向において、2ヵ所の第1ガイド部V溝28の中間に駆動手段を配置することができないため、ヨー方向の駆動力によってピッチガイドベース12の可動がこじりやすくなる。
図7に、第3V溝18、第4V溝19、第2平溝27からなる第2ガイド部の正面図を示す。第2ガイド部はさらに第3V溝18、第4V溝19からなる第2ガイド部V溝30、第3V溝18、第2平溝27からなる第2ガイド部平溝31で構成される。図8に、第2ガイド部V溝30の断面図を示す。図9に、第2ガイド部平溝31の断面図を示す。
図7に示される領域1、領域2、領域3、領域4に関しては前述の説明と同じである。図7に示すように、二重嵌合を防ぐために3個の第2転動ボール17を保持する第2ガイド部は、第2ガイド部V溝30が2ヵ所、第2ガイド部平溝31が1ヵ所設けられる構成となる。第2ガイド部V溝30は領域1、領域4に存在し、第2ガイド部平溝31は領域2に存在する。第2ガイド部V溝30が、領域1、領域4に存在することで、ピッチ方向とヨー方向において、駆動手段が2ヵ所の第2ガイド部V溝30の中間に配置される形になるため、ピッチ方向の駆動力によってシフト移動枠13がこじりなく、なめらかに可動する。
仮に第2ガイド部V溝30が領域2、領域4に存在し、第2ガイド部平溝31が領域1に存在した場合、ピッチ方向において、2ヵ所の第2ガイド部V溝30の中間に駆動手段を配置することができないため、ピッチ方向の駆動力によってシフト移動枠13の可動がこじりやすくなる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1 レンズ鏡筒、2 第1ホルダ、3 第2ホルダ、4 撮像素子、5 第1固定枠、
6 第1移動枠、7 絞り装置、8 シフトユニット、9 第2移動枠、
10 第4ガイドバー、11 シフトベース、12 ピッチガイドベース、
13 シフト移動枠、14 第1転動ボール、15 第1V溝、16 第2V溝、
17 第2転動ボール、18 第3V溝、19 第4V溝、20 マグネット、
21 コイルスプリング、22 ヨー方向駆動コイル、23 ピッチ方向駆動コイル、
24 ヨー方向位置検出センサ、25 ピッチ方向位置検出センサ、26 第1平溝、
27 第2平溝、28 第1ガイド部V溝、29 第1ガイド部平溝、
30 第2ガイド部V溝、31 第2ガイド部平溝、L1 第1群レンズ、
L2 第2群レンズ、L3 第3群レンズ、L4 第4群レンズ
6 第1移動枠、7 絞り装置、8 シフトユニット、9 第2移動枠、
10 第4ガイドバー、11 シフトベース、12 ピッチガイドベース、
13 シフト移動枠、14 第1転動ボール、15 第1V溝、16 第2V溝、
17 第2転動ボール、18 第3V溝、19 第4V溝、20 マグネット、
21 コイルスプリング、22 ヨー方向駆動コイル、23 ピッチ方向駆動コイル、
24 ヨー方向位置検出センサ、25 ピッチ方向位置検出センサ、26 第1平溝、
27 第2平溝、28 第1ガイド部V溝、29 第1ガイド部平溝、
30 第2ガイド部V溝、31 第2ガイド部平溝、L1 第1群レンズ、
L2 第2群レンズ、L3 第3群レンズ、L4 第4群レンズ
Claims (2)
- 像振れ補正レンズと、
前記像振れ補正レンズを保持するとともに光軸に垂直な平面内において固定部材に対し可動である可動部材と、
前記固定部材に対して光軸に垂直な平面内において移動可能であり且つ前記可動部材が光軸に垂直な平面において回転しないようにガイドするガイド部材と、
前記固定部材と前記ガイド部材との間で転動可能に挟持される3個の第1転動ボールと、
前記ガイド部材と前記可動部材との間で転動可能に挟持される3個の第2転動ボールと、
前記第1転動ボールを転動可能に挟持する第1ガイド部と、
前記第2転動ボールを転動可能に挟持する第2ガイド部と、
前記可動部材を前記固定部材に対して光軸に垂直な方向に駆動する駆動手段と、
を有する振れ補正装置であって、
前記第1転動ボールは、光軸に垂直な第1の方向のみに転動可能であり、
前記第2転動ボールは、光軸に垂直な方向であって、前記第1の方向とは異なる第2の方向にのみ転動可能であり、
前記第1ガイド部は、前記第1の方向に延びた2ヵ所の第1ガイド部V溝と1ヵ所の第1ガイド部平溝で構成され、
前記第2ガイド部は、前記第2の方向に延びた2ヵ所の第2ガイド部V溝と1ヵ所の第2ガイド部平溝で構成される
ことを特徴とする像振れ補正装置。 - 前記像振れ補正レンズの光軸に垂直な面での鉛直方向をピッチ方向、
前記像振れ補正レンズの光軸に垂直な面での水平方向をヨー方向とした時、
前記駆動手段は前記ピッチ方向と前記ヨー方向のいずれの方向に対しても45度傾きを持った位置に配置され、
前記2ヵ所の第1ガイド部V溝と前記2ヵ所の第2ガイド部V溝は、
前記ピッチ方向と前記ヨー方向において前記駆動手段を中間とする位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
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|---|---|---|---|
| JP2016045065A JP2017161665A (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | 像振れ補正装置を有する光学機器 |
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|---|---|
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| JP2016045065A Pending JP2017161665A (ja) | 2016-03-09 | 2016-03-09 | 像振れ補正装置を有する光学機器 |
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112462562A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-03-09 | 新思考电机有限公司 | 摇动装置、光学部件驱动装置以及电子设备 |
| CN113238429A (zh) * | 2020-01-23 | 2021-08-10 | 三星电子株式会社 | 具有校正功能的光学单元 |
| JP2023540864A (ja) * | 2020-09-14 | 2023-09-27 | エルジー イノテック カンパニー リミテッド | レンズ駆動装置、カメラモジュール及び光学機器 |
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2016
- 2016-03-09 JP JP2016045065A patent/JP2017161665A/ja active Pending
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