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JP2017016784A - 車両用前照灯 - Google Patents

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JP2017016784A JP2015130065A JP2015130065A JP2017016784A JP 2017016784 A JP2017016784 A JP 2017016784A JP 2015130065 A JP2015130065 A JP 2015130065A JP 2015130065 A JP2015130065 A JP 2015130065A JP 2017016784 A JP2017016784 A JP 2017016784A
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Abstract

【課題】ハイビーム配光パターンとロービーム配光パターンとの配光設計および配光制御を容易に行うことができる。【解決手段】この発明は、レンズ3と、第1光学ユニット1と、右側第2光学ユニット2R、左側第2光学ユニット2Lと、シェード4と、を備える。この結果、この発明は、第1光学ユニット1により、ハイビーム配光パターン(第1配光パターンP1)の配光設計および配光制御を容易に行うことができる。右側第2光学ユニット2R、左側第2光学ユニット2Lと、シェード4とにより、ロービーム配光パターン(右側第2配光パターンP2R、左側第2配光パターンP2L)の配光設計および配光制御を容易に行うことができる。【選択図】 図1

Description

この発明は、車両の前方に照射される配光パターンを、すれ違いビーム配光パターン(ロービーム配光パターン)と、走行ビーム配光パターン(ハイビーム配光パターン)と、に切り替えることができる車両用前照灯に関するものである。
この種の車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1、特許文献2)。以下、特許文献1の車両用前照灯と特許文献2の車両用前照灯とについて説明する。
特許文献1の車両用前照灯は、投影レンズと、プロジェクタ型の第1光学ユニットと、プロジェクタ型の第2光学ユニット、を備える。投影レンズは、第1光軸を有する中央の第1レンズ部と、第1レンズ部の左右両側にそれぞれ配置されていてそれぞれ第2光軸を有する左右の第2レンズ部と、を含む。第1光学ユニットは、第1半導体発光素子と、回転楕円系の第1反射面と、第1シェードと、を含み、中央の第1レンズ部の後側に配置されている。第2光学ユニットは、第2半導体発光素子と、回転楕円系の第2反射面と、を含み、左右の第2レンズ部の後側にそれぞれ配置されている。
特許文献1の車両用前照灯において、中央の第1半導体発光素子を点灯させると、中央の第1半導体発光素子からの光が中央の第1反射面で反射されて、その反射光が中央の第1シェードで一部をカットオフされて、残りの反射光が中央の第1レンズ部を透過して、上端縁にカットオフラインを有するロービーム用配光パターンとして車両の前方に照射される。このロービーム用配光パターンは、集光性の高い(スポット的な)高照度のパターンである。また、特許文献1の車両用前照灯において、中央の第1半導体発光素子の点灯と同時に左右の第2半導体発光素子を点灯させると、左右の第2半導体発光素子からの光が左右の第2反射面で反射されて、その反射光が左右の第2レンズ部を透過して、ハイビーム用配光パターンとして車両の前方に照射される。このハイビーム用配光パターンは、集光性の高い(スポット的な)高照度のパターンである。そして、ロービーム配光パターンとハイビーム配光パターンとが重畳されたハイビーム用の合成パターンが形成される。
特許文献2の車両用前照灯は、投影レンズと、第1光源と、断面楕円のプロジェクタ光学系リフレクタと、第2光源と、プロジェクタ光学系リフレクタよりも下方に延在されているパラボラ光学系リフレクタと、を備える。
特許文献2の車両用前照灯において、第1光源を点灯させると、第1光源からの光が上方のプロジェクタ光学系リフレクタで反射されて、その反射光が投影レンズを透過してロービーム用配光パターンとして車両の前方に照射される。第2光源を点灯させると、第2光源からの光が下方のパラボラ光学系リフレクタで反射されて、その反射光が投影レンズの下方を通過してハイビーム用配光パターンとして車両の前方に照射される。パラボラ光学系のハイビーム用配光パターンは、プロジェクタ光学系のロービーム用配光パターンよりも拡散させた配光パターンであって、ロービーム用配光パターンの周囲を補完する。
特開2013−152855号公報 特開2009−301980号公報
ところが、特許文献1の車両用前照灯は、第1レンズ部とプロジェクタ型の第1光学ユニット(第1半導体発光素子と第1反射面と第1シェードと第1レンズ部とを含む)とを中央に配置してなるものであるから、集光性の高い(スポット的な)高照度のパターンのロービーム用配光パターンを形成するのに適しているが、拡散タイプのロービーム配光パターンの配光設計および配光制御には課題がある。
特許文献2の車両用前照灯は、パラボラ光学系リフレクタをプロジェクタ光学系リフレクタよりも下方に延在するものであるから、プロジェクタ光学系のロービーム用配光パターンよりも拡散させた配光パターンであって、ロービーム用配光パターンの周囲を補完するパラボラ光学系のハイビーム用配光パターンを形成するのに適しているが、集光タイプのハイビーム配光パターンの配光設計および配光制御には課題がある。
この発明が解決しようとする課題は、集光タイプのハイビーム配光パターンの配光設計および配光制御と、拡散タイプのロービーム配光パターンの配光設計および配光制御と、を容易に両立させることができる車両用前照灯を提供することにある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、レンズと、第1光学ユニットと、第2光学ユニットと、シェードと、を備え、レンズと第1光学ユニットとにより集光タイプの第1配光パターンを車両の前方に照射し、レンズと第2光学ユニットとシェードとにより上縁にカットオフラインを有する拡散タイプの第2配光パターンを車両の前方に照射する車両用前照灯であって、レンズが、第1レンズ部と、第2レンズ部と、を有し、第1レンズ部が、第2レンズ部に対して上側に配置されていて、第2レンズ部が、焦点と光軸とを有する投影レンズであり、第1レンズ部が、肉厚が第2レンズ部の肉厚よりも薄いレンズであり、第1光学ユニットが、第1光源と、第1反射面と、を有し、第1反射面が、第1光源もしくはその近傍を焦点とする放物面を基本とする反射面であって、平面視において、第2レンズ部の光軸に対して交差して配置されていて、第1光源からの光を反射させて第1レンズ部の入射面に入射させる反射面であり、第2光学ユニットが、第2光源と、第2反射面と、を有し、平面視において、第1光学ユニットの両側にそれぞれ配置されていて、第2反射面が、第2光源もしくはその近傍を第1焦点とし、および、第2レンズ部の焦点もしくはその近傍を第2焦点とする楕円面を基本とする反射面であって、第2光源からの光を反射させて第2レンズ部の入射面に入射させる反射面であり、シェードが、第2レンズ部と第2光学ユニットとの間に配置されていて、カットオフラインを形成するシェードの上縁が、第2レンズ部の焦点もしくはその近傍に配置されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項2にかかる発明)は、第1レンズ部が、第2レンズ部の光軸に対して上側に位置している、ことを特徴とする。
この発明(請求項3にかかる発明)は、第1レンズ部のエリアが、第2レンズ部のエリアよりも狭い、ことを特徴とする。
この発明(請求項4にかかる発明)は、レンズの出射面が、凸非球面をなし、レンズが、正面視円形もしくはほぼ円形をなし、第1レンズ部が、正面視上側の弧と下側の弦もしくは弧とからなる形状をなし、第1レンズ部の下側の弦もしくは弧が、車両の内側から外側にかけて、上り勾配で傾斜している、ことを特徴とする。
この発明(請求項5にかかる発明)は、第1レンズ部の入射面もしくは出射面のうち少なくともいずれか一方の面には、光学素子群が設けられている、ことを特徴とする。
この発明(請求項6にかかる発明)は、第1光学ユニットが、第2光学ユニットに対して後側に配置されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項7にかかる発明)は、第2光学ユニットが、第1光学ユニットに対して後側にそれぞれ配置されている、ことを特徴とする。
この発明の車両用前照灯は、第1レンズ部を第2レンズ部に対して上側に配置し、第1レンズ部として肉厚が投影レンズの第2レンズ部の肉厚よりも薄いレンズを使用し、第1光学ユニットを中央に配置し、第1光源もしくはその近傍を焦点とする放物面を基本とする第1反射面を第2レンズ部の光軸に対して交差して配置するものである。このために、この発明の車両用前照灯は、第1レンズ部と第1光学ユニットとにより、特許文献2の車両用前照灯と比較して、集光タイプの第1配光パターン、たとえば、車両の前方の正面(中央)の範囲を照らすハイビーム配光パターン(図4を参照)の配光設計および配光制御を容易に行うことができる。
この発明の車両用前照灯は、第2レンズ部を第1レンズ部に対して下側に配置し、第2レンズ部として投影レンズを使用し、第2光学ユニットを第1光学ユニットの両側にそれぞれ配置し、第2光源もしくはその近傍を第1焦点とし、および第2レンズ部の焦点もしくはその近傍を第2焦点とする楕円面を基本とする第2反射面を第1反射面の両側に配置し、第2レンズ部と第2光学ユニットとの間にシェードを配置するものである。このために、この発明の車両用前照灯は、第2レンズ部と第2光学ユニットとシェードとにより、特許文献1の車両用前照灯と比較して、拡散タイプの第2配光パターン、たとえば、車両の前方の下側(手前側)を中央から左右までの広い範囲を照らすロービーム配光パターン(図9を参照)の配光設計および配光制御を容易に行うことができる。
このように、この発明の車両用前照灯は、集光タイプのハイビーム配光パターンの配光設計および配光制御と、拡散タイプのロービーム配光パターンの配光設計および配光制御と、を容易に両立させることができる。
図1は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態1を示す概略横断面図(概略水平断面図)であって、図2(A)におけるI−I線概略断面図である。 図2は、レンズを示す正面図であって、図1におけるII矢視図である。 図3は、レンズと第1光学ユニットとを示す概略縦断面図(概略垂直断面図)であって、図1におけるIII−III線概略断面図である。 図4は、図3に示す第1レンズ部と第1光学ユニットとにより車両の前方に照射される集光タイプの第1配光パターン(ハイビーム配光パターン)を示す説明図である。 図5は、レンズと右側の第2光学ユニットとシェードとを示す概略縦断面図(概略垂直断面図)であって、図1におけるV−V線概略断面図である。 図6は、図5に示す第2レンズ部と右側の第2光学ユニットとシェードとにより車両の前方に照射される拡散タイプの左側第2配光パターン(左側ロービーム配光パターン)を示す説明図である。 図7は、レンズと左側の第2光学ユニットとシェードとを示す概略縦断面図(概略垂直断面図)であって、図1におけるVII−VII線概略断面図である。 図8は、図7に示す第2レンズ部と左側の第2光学ユニットとシェードとにより車両の前方に照射される拡散タイプの右側第2配光パターン(右側ロービーム配光パターン)を示す説明図である。 図9は、図6に示す左側第2配光パターンと図8に示す右側第2配光パターンとを合成(重畳)したすれ違いビーム配光パターン(ロービーム配光パターン)を示す説明図である。 図10は、図4に示す第1配光パターンと図9に示すすれ違いビーム配光パターン(ロービーム配光パターン)とを合成(重畳)した走行ビーム配光パターン(ハイビーム配光パターン)を示す説明図である。 図11は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態2を示すレンズの正面図である。 図12は、レンズの縦断面図(垂直断面図)であって、図11におけるXII−XII線断面図である。
以下、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態(実施例)の2例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。この明細書および別紙の特許請求の範囲において、前、後、上、下、左、右とは、この発明にかかる車両用前照灯を車両に装備した際の前、後、上、下、左、右である。図1〜図3、図5、図7、図11、図12において、符号「F」は「前」、「B」は「後」、「U」は「上」、「D」は「下」、「L」は「左」、「R」は「右」である。
図4、図6、図8〜図10において、符号「VU−VD」は、スクリーン上の上下の垂直線を示す。符号「HL−HR」は、スクリーン上の左右の水平線を示す。図4、図6、図8、図9は、スクリーン上の配光パターンを簡略化して示す等光度曲線(等照度曲線)の説明図である。この等光度曲線(等照度曲線)の説明図において、中央の等光度曲線(等照度曲線)は、高光度(高照度)を示し、外側の等光度曲線(等照度曲線)は、低光度(低照度)を示す。図1、図3、図5、図7、図12において、レンズの断面のハッチングは、省略してある。
(実施形態1の構成の説明)
図1〜図10は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態1を示す。以下、この実施形態1における車両用前照灯100の構成について説明する。この例は、たとえば、自動車用前照灯のヘッドランプについて説明する。
(車両用前照灯100の説明)
前記車両用前照灯100は、車両(図示せず)の前部の左右両側にそれぞれ搭載されている。以下、車両の左側に搭載されている前記車両用前照灯100について説明する。車両の左側に搭載されている前記車両用前照灯100においては、左側が車両の外側であり、右側が車両の内側である。なお、車両の右側に搭載されている前記車両用前照灯100においては、右側が車両の外側であり、左側が車両の内側である。
前記車両用前照灯100は、図に示すように、ランプハウジング(図示せず)と、ランプレンズ(図示せず)と、レンズ3と、第1光学ユニット1と、右側第2光学ユニット2Rおよび左側第2光学ユニット2Lと、シェード4と、ヒートシンク部材5と、リフレクタ6と、ホルダ(図示せず)と、を備える。前記車両用前照灯100は、1眼(1個の前記レンズ3)タイプの車両用前照灯である。
前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズ(たとえば、素通しのアウターレンズなど)は、灯室(図示せず)を区画する。前記レンズ3および前記第1光学ユニット1および前記右側第2光学ユニット2Rおよび前記左側第2光学ユニット2Lおよび前記シェード4および前記ヒートシンク部材5および前記リフレクタ6および前記ホルダは、前記灯室内に配置されていて、かつ、取付ブラケット(図示せず)および上下方向用光軸調整機構(図示せず)および左右方向用光軸調整機構(図示せず)を介して前記ランプハウジングに取り付けられている。
前記車両用前照灯100は、図1、図3、図4に示すように、前記レンズ3と前記第1光学ユニット1とにより、集光タイプの第1配光パターンP1を車両の前方に照射する。前記第1配光パターンP1は、この例では、車両の前方の正面(中央)の範囲を照らすハイビーム配光パターンである。
前記車両用前照灯100は、図1、図5、図6に示すように、前記レンズ3と前記右側第2光学ユニット2Rと前記シェード4とにより、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの左側第2配光パターンP2Lを車両の前方に照射する。前記左側第2配光パターンP2Lは、この例では、車両の前方の下側(手前側)を中央から左側までの広い範囲を照らす左側ロービーム配光パターンである。
前記車両用前照灯100は、図1、図7、図8に示すように、前記レンズ3と前記左側第2光学ユニット2Lと前記シェード4とにより、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの右側第2配光パターンP2Rを車両の前方に照射する。前記右側第2配光パターンP2Rは、この例では、車両の前方の下側(手前側)を中央から右側までの広い範囲を照らす右側ロービーム配光パターンである。
図6に示す前記左側第2配光パターンP2Lと図8に示す前記右側第2配光パターンP2Rとを合成(重畳)する。すると、図9に示すすれ違いビーム配光パターンPLが形成される。前記すれ違いビーム配光パターンPLは、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの第2配光パターンである。前記すれ違いビーム配光パターンPLは、この例では、車両の前方の下側(手前側)を中央から左右までの広い範囲を照らすロービーム配光パターンである。
前記カットオフラインCLは、この例では、水平カットオフラインと、斜めカットオフラインと、からなる。なお、カットオフラインとしては、前記カットオフラインCL以外に、下水平カットオフラインと、斜めカットオフラインと、上水平カットオフラインと、からなるカットオフラインがある。
図4に示す前記第1配光パターンP1を、図9に示す前記すれ違いビーム配光パターンPLの中央の部分であって、前記すれ違いビーム配光パターンPLの前記カットオフラインCLのやや下側から上側にかけての部分に、合成(重畳)する。すると、図10に示すように、走行ビーム配光パターンPHが形成される。前記走行ビーム配光パターンPHは、車両の前方の正面(中央)の限られた範囲と車両の前方の下側(手前側)を中央から左右までの広い範囲とを照らすハイビーム配光パターンである。
(レンズ3の説明)
前記レンズ3は、前記ホルダを介して前記ヒートシンク部材5に取り付けられている。前記レンズ3は、図1〜図3、図5、図7に示すように、第1レンズ部31と、第2レンズ部32と、前記第1レンズ部31および前記第2レンズ部32の周囲の円環形状のフランジ部33と、を有する。
前記第1レンズ部31は、前記第2レンズ部32に対して上側に配置されている。前記第2レンズ部32は、焦点(以下、「レンズ焦点」と称する)F3と光軸(以下、「レンズ光軸」と称する)Zと入射面320と出射面321とを有する投影レンズである。前記第1レンズ部31は、肉厚(板厚)が前記第2レンズ部32の肉厚よりも薄いレンズである。前記第1レンズ部31は、前記レンズ3の一部分をくりぬいた部分に設けられている。前記第1レンズ部31は、肉厚(板厚)がほぼ一定であって、ほぼ素通しのレンズである。前記第1レンズ部31は、焦点と光軸とを有しないが、入射面310と出射面311とを有するレンズである。
前記レンズ3の出射面、すなわち、前記第1レンズ部31の前記出射面311および前記第2レンズ部32の前記出射面321は、凸非球面をなす。前記レンズ3は、正面視円形もしくはほぼ円形をなす(図2を参照)。前記第1レンズ部31のエリア(正面視のエリア)は、前記第2レンズ部32のエリア(正面視のエリア)よりも狭い。
前記第1レンズ部31は、正面視上側の弧と下側の弦とからなる形状をなす。前記第1レンズ部31は、前記レンズ光軸Zに対して上側に位置している。すなわち、前記第1レンズ部31の前記下側の弦は、前記レンズ光軸Zを通る水平線に対して上側に位置している。
前記第1レンズ部31の前記下側の弦の一部は、図2(A)中の二点鎖線で示すように、車両の内側(右側)から外側(左側)にかけて、上り勾配で傾斜している。なお、図2(B)に示すように、前記第1レンズ部31の前記下側の弦の全部が、車両の内側(右側)から外側(左側)にかけて、上り勾配で傾斜していても良い。また、前記第1レンズ部31の正面視下側の形状は、前記の弦以外に、弧であっても良い。
前記第1レンズ部31の前記入射面310もしくは前記出射面311のうち少なくともいずれか一方の面(好ましくは前記入射面310)には、光学素子群(図2中の縦の破線にて示す)が設けられている。前記光学素子群としては、断面弧もしくは2辺の縦プリズム(縦かまぼこ型のプリズム、縦三角型のプリズム)群、あるいは、魚眼プリズム群、あるいは、シボ加工が施されたシボ面などである。
(第1光学ユニット1の説明)
前記第1光学ユニット1は、図1、図3示すように、第1光源10と、第1反射面11と、を有する。
前記第1光源10は、この例では、たとえば、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源(半導体型光源)である。前記第1光源10は、基板7の中央に実装されていて、前記基板7を介して前記ヒートシンク部材5に取り付けられている。
前記第1光源10は、長方形形状の発光面を有する。前記発光面は、上側に向いている。前記第1光源10は、前記レンズ光軸Z上に、前記発光面の長手方向が前記レンズ光軸Zに対して直交もしくはほぼ直交するように、配置されている。
前記第1反射面11は、前記リフレクタ6の前記第1光源10と対向する面の中央部分に設けられている。前記第1反射面11は、前記第1光源10もしくはその近傍を焦点F1とする放物面を基本(基調)とする反射面である。前記焦点F1と前記発光面の中心とは、一致もしくはほぼ一致する。
前記第1反射面11は、図1に示すように、平面視において、前記レンズ光軸Zに対して交差して配置されている。すなわち、前記第1反射面11は、前記レンズ光軸Zを被る(跨ぐ)。前記第1反射面11は、前記第1光源10からの光L1を反射させて前記第1レンズ部31の前記入射面310に入射させる反射面である。
(右側第2光学ユニット2R、左側第2光学ユニット2Lの説明)
前記右側第2光学ユニット2R、前記左側第2光学ユニット2Lは、図1、図5、図7に示すように、右側第2光源20R、左側第2光源20Lと、右側第2反射面21R、左側第2反射面21Lと、を有する。前記右側第2光学ユニット2R、前記左側第2光学ユニット2Lは、平面視において、前記第1光学ユニット1の左右両側にそれぞれ配置されている。
前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lは、この例では、たとえば、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源(半導体型光源)である。前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lは、前記基板7の左右両端に実装されていて、前記基板7を介して前記ヒートシンク部材5に取り付けられている。
前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lは、長方形形状の発光面を有する。前記発光面は、上側に向いている。前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lは、前記第1光源10の左右両側に、前記発光面の長手方向が前記レンズ光軸Zに対して直交もしくはほぼ直交するように、配置されている。
前記右側第2反射面21R、前記左側第2反射面21Lは、前記リフレクタ6の中央部分の前記第1反射面11の左右両側であって、前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lと対向する面の左右両側部分に設けられている。前記右側第2反射面21R、前記左側第2反射面21Lは、前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lもしくはその近傍を右側第1焦点F1R、左側第1焦点F1Lとし、および、前記レンズ焦点F3もしくはその近傍を右側第2焦点F2R、左側第2焦点F2Lとする楕円面を基本(基調)とする反射面である。
前記右側第1焦点F1R、前記左側第1焦点F1Lと、前記右側第2光源20Rの前記発光面の中心、前記左側第2光源20Lの前記発光面の中心とは、一致もしくはほぼ一致する。前記右側第2焦点F2R、前記左側第2焦点F2Lとは、一致もしくはほぼ一致する。
前記右側第2反射面21R、前記左側第2反射面21Lは、前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lからの光L2R、L2Lを反射させて前記第2レンズ部32の前記入射面320に入射させる反射面である。
前記右側第2光学ユニット2Rと投影レンズの前記第2レンズ部32とは、プロジェクタタイプのランプユニットを構成する。また、前記左側第2光学ユニット2Lと投影レンズの前記第2レンズ部32とは、同じく、プロジェクタタイプのランプユニットを構成する。このために、前記右側第2光源20Rの前記発光面の像、前記左側第2光源20Lの前記発光面の像において、前記レンズ焦点F3を含みかつ前記レンズ光軸Zに対して垂直もしくはほぼ垂直な面を通過したときの前記発光面の像と、前記第2レンズ部32から出射してスクリーン上に投影されたときの前記発光面の像とは、左右上下反転している。
(シェード4の説明)
前記シェード4は、光不透過性の部材から構成されている。前記シェード4は、前記ヒートシンク部材5に取り付けられている。前記シェード4は、前記第2レンズ部32と前記右側第2光学ユニット2R、前記左側第2光学ユニット2Lとの間に配置されている。前記カットオフラインCLを形成する前記シェード4の上縁は、前記レンズ焦点F3もしくはその近傍に配置されている。
(ヒートシンク部材5の説明)
前記ヒートシンク部材5は、たとえば、熱伝導率が高い材料からなる。前記ヒートシンク部材5は、板形状の取付部50と、フィン形状の放熱部51と、から構成されている。前記取付部50には、前記レンズ3が前記ホルダを介して取り付けられていて、また、前記第1光源10、前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lが前記基板7を介して取り付けられていて、さらに、前記シェード4および前記リフレクタ6が取り付けられている。
前記ヒートシンク部材5は、前記第1光源10、前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20Lにおいて発生する熱を外部に放出するものである。前記ヒートシンク部材5は、前記レンズ3、前記ホルダ、前記第1光源10、前記右側第2光源20R、前記左側第2光源20L、前記基板7、前記シェード4および前記リフレクタ6を取り付ける取付部材を兼用する。
(リフレクタ6の説明)
前記リフレクタ6は、光不透過性の材料からなる。前記リフレクタ6は、前記ヒートシンク部材5に取り付けられている。前記リフレクタ6は、前側部分および下側部分が開口し、かつ、後側部分および上側部分および左右両側部分が閉塞した中空形状をなす。前記リフレクタ6の閉塞部分の凹内面には、前記第1反射面11、前記右側第2反射面21R、前記左側第2反射面21Lが設けられている。
(実施形態1の作用の説明)
この実施形態1における車両用前照灯100は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
右側第2光学ユニット2Rの右側第2光源20Rと左側第2光学ユニット2Lの左側第2光源20Lとを同時に点灯する。
すると、図1、図5に示すように、右側第2光源20Rから放射された光L2Rは、右側第2光学ユニット2Rの右側第2反射面21Rで右側第2焦点F2R、レンズ焦点F3に向かって反射される。その右側第2焦点F2R、レンズ焦点F3に向かった反射光L2Rの一部は、シェード4によりカットオフされる。シェード4によりカットオフされなかった反射光L2Rは、第2レンズ部32の入射面320に入射して、第2レンズ部32の出射面321から出射する。その出射光L2Rは、図6に示すように、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの左側第2配光パターン(左側ロービーム配光パターン)P2Lとして、車両の前方の下側(手前側)を中央から左側までの広い範囲を照らす。
ここで、右側第2光学ユニット2Rと投影レンズの第2レンズ部32とは、プロジェクタタイプのランプユニットを構成する。このために、右側第2光源20Rの発光面の像において、レンズ焦点F3を含みかつレンズ光軸Zに対して垂直もしくはほぼ垂直な面を通過したときの発光面の像と、第2レンズ部32から出射してスクリーン上に投影されたときの発光面の像とは、左右上下反転している。これにより、前記の反射光L2Rにおいて、シェード4によりカットオフされなかった反射光L2Rの大部分は、レンズ焦点F3に対して右側を通過する。このために、左側第2配光パターンP2Lの大部分は、スクリーン上の上下の垂直線VU−VDに対して左側の広い範囲に投影されている。
一方、図1、図7に示すように、左側第2光源20Lから放射された光L2Lは、左側第2光学ユニット2Lの左側第2反射面21Lで左側第2焦点F2L、レンズ焦点F3に向かって反射される。その左側第2焦点F2L、レンズ焦点F3に向かった反射光L2Lの一部は、シェード4によりカットオフされる。シェード4によりカットオフされなかった反射光L2Lは、第2レンズ部32の入射面320に入射して、第2レンズ部32の出射面321から出射する。その出射光L2Lは、図8に示すように、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの右側第2配光パターン(右側ロービーム配光パターン)P2Rとして、車両の前方の下側(手前側)を中央から右側までの広い範囲を照らす。
ここで、左側第2光学ユニット2Lと投影レンズの第2レンズ部32とは、プロジェクタタイプのランプユニットを構成する。このために、左側第2光源20Lの発光面の像において、レンズ焦点F3を含みかつレンズ光軸Zに対して垂直もしくはほぼ垂直な面を通過したときの発光面の像と、第2レンズ部32から出射してスクリーン上に投影されたときの発光面の像とは、左右上下反転している。これにより、前記の反射光L2Lにおいて、シェード4によりカットオフされなかった反射光L2Lの大部分は、レンズ焦点F3に対して左側を通過する。このために、右側第2配光パターンP2Rの大部分は、スクリーン上の上下の垂直線VU−VDに対して右側の広い範囲に投影されている。
そして、図6に示す左側第2配光パターンP2Lと図8に示す右側第2配光パターンP2Rとが合成(重畳)される。すると、図9に示すように、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの第2配光パターンであるすれ違いビーム配光パターン(ロービーム配光パターン)PLが形成される。このすれ違いビーム配光パターンPLは、車両の前方の下側(手前側)を中央から左右までの広い範囲を照らす。
つぎに、右側第2光源20Rと左側第2光源20Lとの同時点灯と共に、第1光学ユニット1の第1光源10を同時に点灯する。すると、図1、図3に示すように、第1光源10から放射された光L1は、第1光学ユニット1の第1反射面11で平行もしくはほぼ平行に反射される。その平行もしくはほぼ平行な反射光L1は、第1レンズ部31の入射面310に入射して、第1レンズ部31の出射面311から出射する。その出射光L1は、図4に示すように、集光タイプの第1配光パターン(ハイビーム配光パターン)P1として、車両の前方の正面(中央)の範囲を照らす。
そして、図4に示す第1配光パターンP1が、図9に示すすれ違いビーム配光パターンPLの中央の部分であって、すれ違いビーム配光パターンPLのカットオフラインCLのやや下側から上側にかけての部分に、合成(重畳)される。すると、図10に示すように、走行ビーム配光パターン(ハイビーム配光パターン)PHが形成される。この走行ビーム配光パターンPHは、車両の前方の正面(中央)の限られた範囲と車両の前方の下側(手前側)を中央から左右までの広い範囲とを照らす。
(実施形態1の効果の説明)
この実施形態1における車両用前照灯100は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施形態1における車両用前照灯100は、レンズ3において、第1レンズ部31を第2レンズ部32に対して上側に配置し、第1レンズ部31として肉厚が投影レンズの第2レンズ部32の肉厚よりも薄いレンズを使用する。また、この実施形態1における車両用前照灯100は、第1光学ユニット1を中央に配置し、第1光源10もしくはその近傍を焦点F1とする放物面を基本とする第1反射面11をレンズ光軸Zに対して交差して配置するものである。このために、この実施形態1における車両用前照灯100は、第1レンズ部31と第1光学ユニット1とにより、特許文献2の車両用前照灯と比較して、集光タイプの第1配光パターンP1、たとえば、図4に示すように、車両の前方の正面(中央)の範囲を照らすハイビーム配光パターンの配光設計および配光制御を容易に行うことができる。
この実施形態1における車両用前照灯100は、レンズ3において、第2レンズ部32を第1レンズ部31に対して下側に配置し、第2レンズ部32として投影レンズを使用する。また、この実施形態1における車両用前照灯100は、右側第2光学ユニット2R、左側第2光学ユニット2Lを第1光学ユニット1の左右両側にそれぞれ配置し、右側第2光源20R、左側第2光源20Lもしくはその近傍を右側第1焦点F1R、左側第1焦点F1Lとし、および、レンズ焦点F3もしくはその近傍を右側第2焦点F2R、左側第2焦点F2Lとする楕円面を基本とする右側第2反射面21R、左側第2反射面21Lを第1反射面11の左右両側に配置し、第2レンズ部32と右側第2光学ユニット2R、左側第2光学ユニット2Lとの間にシェード4を配置するものである。このために、この実施形態1における車両用前照灯100は、第2レンズ部32と右側第2光学ユニット2R、左側第2光学ユニット2Lとシェード4とにより、特許文献1の車両用前照灯と比較して、拡散タイプの左側第2配光パターンP2Lと拡散タイプの右側第2配光パターンP2Rとが合成(重畳)された拡散タイプの第2配光パターンとしてのすれ違いビーム配光パターンPL、たとえば、図9に示すように、車両の前方の下側(手前側)を中央から左右までの広い範囲を照らすロービーム配光パターンの配光設計および配光制御を容易に行うことができる。
このように、この実施形態1における車両用前照灯100は、集光タイプのハイビーム配光パターンの配光設計および配光制御と、拡散タイプのロービーム配光パターンの配光設計および配光制御と、を容易に両立させることができる。
この実施形態1における車両用前照灯100は、右側第2光学ユニット2R、左側第2光学ユニット2Lを第1光学ユニット1の左右両側にそれぞれ配置されているものである。このために、この実施形態1における車両用前照灯100は、右側第2光学ユニット2Rの右側第2光源20R、左側第2光学ユニット2Lの左側第2光源20Lの点灯時間が第1光学ユニット1の第1光源10と比較して長い場合であっても、右側第2光学ユニット2Rの右側第2光源20R、左側第2光学ユニット2Lの左側第2光源20Lにおいて発生する熱をヒートシンク部材5を介して効率良く外部に排出することができる。
この実施形態1における車両用前照灯100は、第1レンズ部31が、第2レンズ部32の光軸(レンズ光軸)Zに対して上側に位置している。すなわち、第2レンズ部32には、光軸(レンズ光軸)Zを有する。このために、この実施形態1における車両用前照灯100は、すれ違いビーム配光パターンPLの照射時において、すれ違いビーム配光パターンPLのホットゾーン(高光度帯、高照度帯)の光量を十分に得ることができる。しかも、この実施形態1における車両用前照灯100は、すれ違いビーム配光パターンPLの照射時において、右側第2光学ユニット2Rからの反射光L2Rおよび左側第2光学ユニット2Lからの反射光L2Lが第1レンズ部31の入射面310に入射して配光制御されていない出射光として第1レンズ部31の出射面311から出射するのを確実に防ぐことができる。
この実施形態1における車両用前照灯100は、第1レンズ部31のエリアが、第2レンズ部32のエリアよりも狭い。このために、この実施形態1における車両用前照灯100は、すれ違いビーム配光パターンPLの照射時において、右側第2光学ユニット2Rからの反射光L2Rおよび左側第2光学ユニット2Lからの反射光L2Lが第1レンズ部31の入射面310に入射して配光制御されていない出射光として第1レンズ部31の出射面311から出射するのを確実に防ぐことができる。
この実施形態1における車両用前照灯100は、レンズ3の出射面311,321が、凸非球面をなし、レンズ3が、正面視円形もしくはほぼ円形をなし、第1レンズ部31が、正面視上側の弧と下側の弦とからなる形状をなし、第1レンズ部31の下側の弦が、車両の内側から外側にかけて、上り勾配で傾斜している。このために、この実施形態1における車両用前照灯100は、斬新なデザインを得ることができる。
この実施形態1における車両用前照灯100は、第1レンズ部31の入射面310もしくは出射面311のうち少なくともいずれか一方の面には、光学素子群が設けられている。このために、この実施形態1における車両用前照灯100は、光学素子群により、第1レンズ部31から照射される第1配光パターンP1の配光設計および配光制御を容易に行うことができる。しかも、外側から第1レンズ部31を通してこの実施形態1における車両用前照灯100の内部であってレンズ3より後側の部分を見えるのを防ぐことができる。すなわち、光学素子群が目隠しとなる。
(実施形態2の構成、作用、効果の説明)
図11、図12は、この発明にかかる車両用前照灯の実施形態2を示す。以下、この実施形態2における車両用前照灯100Aの構成、作用、効果について説明する。図中、図1〜図10と同符号は、同一のものを示す。
前記の実施形態1における車両用前照灯100は、レンズ3が正面視円形もしくはほぼ円形をなし、また、第1レンズ部31のエリア(正面視のエリア)が第2レンズ部32のエリア(正面視のエリア)よりも狭く、さらに、第1レンズ部31の出射面311が第2レンズ部32の出射面321と同様に凸非球面をなすものである。
これに対して、この実施形態2における車両用前照灯100Aは、レンズ3Aが正面視平行四辺形をなし、また、第1レンズ部31のエリア(正面視のエリア)と第2レンズ部32のエリア(正面視のエリア)とが同等もしくはほぼ同等であり、さらに、第1レンズ部31の出射面311が第2レンズ部32の出射面321の凸非球面に対して平面をなすものである。なお、この実施形態2における車両用前照灯100Aの第1レンズ部31の出射面311は、前記の実施形態1における車両用前照灯100の第1レンズ部31の出射面311と同様に、凸非球面をなすものであっても良い。
ここで、この実施形態2における車両用前照灯100Aは、前記の実施形態1における車両用前照灯100と同様に、第1レンズ部31が、第2レンズ部32の光軸(レンズ光軸)Zに対して上側に位置している。すなわち、第2レンズ部32には、光軸(レンズ光軸)Zを有する。この結果、ここで、この実施形態2における車両用前照灯100Aは、前記の実施形態1における車両用前照灯100と同様もしくはほぼ同様の作用効果を達成することができる。
(実施形態1、2以外の例の説明)
なお、この実施形態1、2においては、集光タイプの第1配光パターンP1として図4に示すハイビーム配光パターンP1であり、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの第2配光パターンP2R、P2Lとして図9に示すすれ違いビーム配光パターンPLである。ところが、この発明においては、集光タイプの第1配光パターンP1として、図4に示すハイビーム配光パターンP1以外の配光パターンであっても良いし、上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの第2配光パターンP2R、P2Lとして、図9に示すすれ違いビーム配光パターンPL以外の配光パターンであっても良い。
また、この実施形態1、2においては、第1光学ユニット1と右側第2光学ユニット2Rおよび左側第2光学ユニット2Lとが左右に並べて配置されているものである。ところが、この発明においては、第1光学ユニット1と右側第2光学ユニット2Rおよび左側第2光学ユニット2Lとを、前後に、あるいは、上下に、あるいは、左右にずらして配置しても良い。
たとえば、第1光学ユニット1を右側第2光学ユニット2Rおよび左側第2光学ユニット2Lに対して後側に配置しても良い。すなわち、第1光学ユニット1の第1光源10、第1反射面11を右側第2光学ユニット2Rの右側第2光源20R、右側第2反射面21Rおよび左側第2光学ユニット2Lの左側第2光源20L、左側第2反射面21Lに対して後側に配置しても良い。この場合においては、第1光学ユニット1により得られる集光タイプの第1配光パターンP1の配光設計および配光制御をさらに容易に行うことができる。
また、右側第2光学ユニット2Rおよび左側第2光学ユニット2Lを第1光学ユニット1に対して後側に配置しても良い。すなわち、右側第2光学ユニット2Rの右側第2光源20R、右側第2反射面21Rおよび左側第2光学ユニット2Lの左側第2光源20L、左側第2反射面21Lを第1光学ユニット1の第1光源10、第1反射面11に対して後側に配置しても良い。この場合においては、右側第2光学ユニット2Rおよび左側第2光学ユニット2Lにより得られる上縁にカットオフラインCLを有する拡散タイプの第2配光パターンP2R、P2L(すれ違いビーム配光パターンPL)の配光設計および配光制御をさらに容易に行うことができる。
さらに、この実施形態1、2においては、第1光学ユニット1が1個の第1光源10と1個の第1反射面11とから構成されているものである。ところが、この発明においては、第1光学ユニット1が複数個の第1光源10と複数個の第1反射面11とから構成されているものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1、2においては、右側第2光学ユニット2Rが1個の右側第2光源20Rと1個の右側第2反射面21Rとから構成されているものである。ところが、この発明においては、右側第2光学ユニット2Rが複数個の右側第2光源20Rと複数個の右側第2反射面21Rとから構成されているものであっても良い。
さらにまた、この実施形態1、2においては、左側第2光学ユニット2Lが1個の左側第2光源20Lと1個の左側第2反射面21Lとから構成されているものである。ところが、この発明においては、左側第2光学ユニット2Lが複数個の左側第2光源20Lと複数個の左側第2反射面21Lとから構成されているものであっても良い。
100、100A 車両用前照灯
1 第1光学ユニット
10 第1光源
11 第1反射面
2R 右側第2光学ユニット
20R 右側第2光源
21R 右側第2反射面
2L 左側第2光学ユニット
20L 左側第2光源
21L 左側第2反射面
3、3A レンズ
31 第1レンズ部
310 入射面
311 出射面
32 第2レンズ部
320 入射面
321 出射面
33 フランジ部
4 シェード
5 ヒートシンク部材
50 取付部
51 放熱部
6 リフレクタ
7 基板
B 後
CL カットオフライン
D 下
F 前
F1 焦点
F1R 右側第1焦点
F1L 左側第1焦点
F2R 右側第2焦点
F2L 左側第2焦点
F3 レンズ焦点(焦点)
HL−HR スクリーン上の左右の水平線
L 左
L1、L2R、L2L 光(反射光、出射光)
P1 第1配光パターン
P2R 右側第2配光パターン
P2L 左側第2配光パターン
PH 走行ビーム配光パターン
PL すれ違いビーム配光パターン
R 右
VU−VD スクリーン上の上下の垂直線
U 上
Z レンズ光軸(光軸)

Claims (7)

  1. レンズと、第1光学ユニットと、第2光学ユニットと、シェードと、を備え、
    前記レンズと前記第1光学ユニットとにより集光タイプの第1配光パターンを車両の前方に照射し、
    前記レンズと前記第2光学ユニットと前記シェードとにより上縁にカットオフラインを有する拡散タイプの第2配光パターンを車両の前方に照射する車両用前照灯であって、
    前記レンズは、第1レンズ部と、第2レンズ部と、を有し、前記第1レンズ部は、前記第2レンズ部に対して上側に配置されていて、前記第2レンズ部は、焦点と光軸とを有する投影レンズであり、前記第1レンズ部は、肉厚が前記第2レンズ部の肉厚よりも薄いレンズであり、
    前記第1光学ユニットは、第1光源と、第1反射面と、を有し、前記第1反射面は、前記第1光源もしくはその近傍を焦点とする放物面を基本とする反射面であって、平面視において、前記第2レンズ部の前記光軸に対して交差して配置されていて、前記第1光源からの光を反射させて前記第1レンズ部の入射面に入射させる反射面であり、
    前記第2光学ユニットは、第2光源と、第2反射面と、を有し、平面視において、前記第1光学ユニットの両側にそれぞれ配置されていて、前記第2反射面は、前記第2光源もしくはその近傍を第1焦点とし、および、前記第2レンズ部の前記焦点もしくはその近傍を第2焦点とする楕円面を基本とする反射面であって、前記第2光源からの光を反射させて前記第2レンズ部の入射面に入射させる反射面であり、
    前記シェードは、前記第2レンズ部と前記第2光学ユニットとの間に配置されていて、前記カットオフラインを形成する前記シェードの上縁は、前記第2レンズ部の前記焦点もしくはその近傍に配置されている、
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記第1レンズ部は、前記第2レンズ部の前記光軸に対して上側に位置している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記第1レンズ部のエリアは、前記第2レンズ部のエリアよりも狭い、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記レンズの出射面は、凸非球面をなし、
    前記レンズは、正面視円形もしくはほぼ円形をなし、
    前記第1レンズ部は、正面視上側の弧と下側の弦もしくは弧とからなる形状をなし、
    前記第1レンズ部の前記下側の弦もしくは弧は、車両の内側から外側にかけて、上り勾配で傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
  5. 前記第1レンズ部の前記入射面もしくは出射面のうち少なくともいずれか一方の面には、光学素子群が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
  6. 前記第1光学ユニットは、前記第2光学ユニットに対して後側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
  7. 前記第2光学ユニットは、前記第1光学ユニットに対して後側にそれぞれ配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
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