JP2017001523A - タイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】タイヤの雪上走行性能と耐摩耗性能とをともに向上させる。【解決手段】ショルダー溝14とラグ溝15とにより区画されるショルダーブロック18に、タイヤ周方向に交差する方向に延長する、一端がトレッド接地端TGに開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端する幅方向溝20と、ショルダーブロック18の表面で、幅方向溝20のタイヤ周方向の一方の側と他方の側とにそれぞれ形成されたタイヤ周方向に交差する方向に延長する少なくとも1本以上のサイプ19cと、幅方向溝20の終端とショルダー溝14またはトレッド接地端とに連通する連通サイプ21とを設けた。【選択図】図1
Description
本発明は、ブロックのタイヤ踏面側にサイプが形成されたタイヤに関するもので、特に、雪上走行性能と耐摩耗性能とをともに向上させたタイヤに関する。
従来、スタッドレスタイヤのトレッドパターンとして、雪上走行性能を向上させるため、周方向溝に交差する方向に延長するラグ溝を設けるとともに、周方向溝とラグ溝とにより区画されたブロックの表面にサイプを形成したものが多く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、タイヤ中央部に位置するブロックを区画するラグ溝をタイヤ周方向に対して交互に互い違いの角度で配置するとともに、タイヤ幅方向に平行な方向に延長するサイプを形成することで、ウェット路面走行時における排水性能と雪上走行性能とをともに向上させることができるとしている。
特許文献1では、タイヤ中央部に位置するブロックを区画するラグ溝をタイヤ周方向に対して交互に互い違いの角度で配置するとともに、タイヤ幅方向に平行な方向に延長するサイプを形成することで、ウェット路面走行時における排水性能と雪上走行性能とをともに向上させることができるとしている。
しかしながら、上記特許文献1のタイヤでは、タイヤ幅方向に延長するサイプが多数配置されているため、周方向のエッジ成分は確保できるが、逆に、ブロック剛性が低下するためブロックの変形が大きくなり、その結果、耐摩耗性能が低下するとともに、エッジ効果についても低下が懸念されるといった問題点があった。
また、ブロックを区画するラグ溝をタイヤ周方向に対して交互に互い違いの角度で配置した構成だけでは、排水性能が十分とはいえなかった。
また、ブロックを区画するラグ溝をタイヤ周方向に対して交互に互い違いの角度で配置した構成だけでは、排水性能が十分とはいえなかった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、雪上走行性能と耐摩耗性能とをともに向上させることができるタイヤを提供することを目的とする。
本発明は、トレッドの表面にタイヤ周方向に沿って延長するように形成された少なくとも3本の周方向溝と、前記周方向溝と交差する方向に延長するラグ溝と、前記周方向溝と前記ラグ溝とにより区画される複数のブロックとを備えたタイヤであって、前記ブロックが、タイヤ周方向に交差する方向に延長する、一端が前記ブロックを区画する周方向溝のうちのタイヤ幅方向外側の周方向溝、または、トレッド接地端に開口し、他端が当該ブロックの内部で終端する幅方向溝と、前記ブロックの表面で、前記幅方向溝のタイヤ周方向の一方の側と他方の側とにそれぞれ形成されたタイヤ周方向に交差する方向に延長する少なくとも1本以上のサイプと、前記幅方向溝の終端と前記終端側に位置する周方向溝またはトレッド接地端とに連通する連通サイプとを備えることを特徴とする。
このように、サイプを、サイプよりも大きなエッジ成分を有する幅方向溝に置換したので、エッジ成分を確保しつつ、サイプ本数を低減できる。また、ブロックの倒れこみを小さくできるので、ブロックの耐摩耗性能を向上させることができる。
また、幅方向溝の一端(詳細には、タイヤ幅方向外側の端部)を開口させたので、幅方向溝内に入り込んだ水を効果的に排水することができるとともに、他端(詳細には、タイヤ幅方向内側の端部)をブロック内で終端させたので、ブロックの周方向剛性を確保することができる。なお、連通サイプを設けたのは、幅方向溝の終端部においてブロック剛性が局所的に大きくなり過ぎて、当該ブロックが周方向に剪断変形しにくくなることを防止するためである。
なお、幅方向溝をサイプとサイプとの間に設けたので、ブロックの周方向端部側の剛性低下を抑制することができる。
このように、本発明によれば、ブロック剛性を低下させることなく、エッジ成分を確保できるので、雪上走行性能と耐摩耗性能とをともに向上させることができる。
このように、サイプを、サイプよりも大きなエッジ成分を有する幅方向溝に置換したので、エッジ成分を確保しつつ、サイプ本数を低減できる。また、ブロックの倒れこみを小さくできるので、ブロックの耐摩耗性能を向上させることができる。
また、幅方向溝の一端(詳細には、タイヤ幅方向外側の端部)を開口させたので、幅方向溝内に入り込んだ水を効果的に排水することができるとともに、他端(詳細には、タイヤ幅方向内側の端部)をブロック内で終端させたので、ブロックの周方向剛性を確保することができる。なお、連通サイプを設けたのは、幅方向溝の終端部においてブロック剛性が局所的に大きくなり過ぎて、当該ブロックが周方向に剪断変形しにくくなることを防止するためである。
なお、幅方向溝をサイプとサイプとの間に設けたので、ブロックの周方向端部側の剛性低下を抑制することができる。
このように、本発明によれば、ブロック剛性を低下させることなく、エッジ成分を確保できるので、雪上走行性能と耐摩耗性能とをともに向上させることができる。
また、本発明は、前記幅方向溝が、一端がトレッド接地端に開口し他端が当該ブロックの内部で終端する幅方向溝であることを特徴とする。
このように、幅方向溝をタイヤショルダー部に設けたので、タイヤ接地面に入り込んだ水を効果的にタイヤ幅方向外側に排水できるとともに、ショルダー陸部のうちの、最も摩耗条件が厳しい部分である幅方向最外側の周方向溝に面する側に終端部を設けたので、排水性能と耐摩耗性能とを両立させることができる。
また、前記幅方向溝の終端側の溝深さを、前記終端に行くにしたがって浅くなるように形成することで、ブロック剛性の局所的な低下を防止できるようにしたので、タイヤ幅方向におけるブロック剛性の不均一を補間でき、ブロックの偏摩耗を抑制することができる。
また、本発明は、前記複数のサイプのうち、前記幅方向溝を有するブロックのタイヤ周方向端部側に形成されたサイプの次元数が、前記連通サイプの次元数よりも高いことを特徴とする。
これにより、幅方向溝を有するブロックの周方向端部側の剛性を確保してブロック変形を抑制することができるので、耐摩耗性能を向上させることができる。
このように、幅方向溝をタイヤショルダー部に設けたので、タイヤ接地面に入り込んだ水を効果的にタイヤ幅方向外側に排水できるとともに、ショルダー陸部のうちの、最も摩耗条件が厳しい部分である幅方向最外側の周方向溝に面する側に終端部を設けたので、排水性能と耐摩耗性能とを両立させることができる。
また、前記幅方向溝の終端側の溝深さを、前記終端に行くにしたがって浅くなるように形成することで、ブロック剛性の局所的な低下を防止できるようにしたので、タイヤ幅方向におけるブロック剛性の不均一を補間でき、ブロックの偏摩耗を抑制することができる。
また、本発明は、前記複数のサイプのうち、前記幅方向溝を有するブロックのタイヤ周方向端部側に形成されたサイプの次元数が、前記連通サイプの次元数よりも高いことを特徴とする。
これにより、幅方向溝を有するブロックの周方向端部側の剛性を確保してブロック変形を抑制することができるので、耐摩耗性能を向上させることができる。
また、本発明は、前記ブロックのうちの、少なくともタイヤ幅方向最外部に位置するブロックでは、当該ブロックの踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度が、蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度よりも大きいことを特徴とする。
これにより、少なくともタイヤ幅方向外側のブロックであるショルダーブロックを区画するラグ溝の溝幅をタイヤ幅方向外側に行くにしたがって広くできるので、排水性能を向上させることができる。
このとき、最も水があたる壁面である踏み込み端側をそのままにして、影響の少ない蹴り出し端側の溝壁を削って溝壁角度を小さくすることが好ましい。なお、蹴り出し端側の溝壁を削る際には、タイヤ幅方向外側の削り量を多くすることはいうまでもない。
これにより、少なくともタイヤ幅方向外側のブロックであるショルダーブロックを区画するラグ溝の溝幅をタイヤ幅方向外側に行くにしたがって広くできるので、排水性能を向上させることができる。
このとき、最も水があたる壁面である踏み込み端側をそのままにして、影響の少ない蹴り出し端側の溝壁を削って溝壁角度を小さくすることが好ましい。なお、蹴り出し端側の溝壁を削る際には、タイヤ幅方向外側の削り量を多くすることはいうまでもない。
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1は本実施の形態に係るタイヤ10のトレッドパターンの一例を示す図である。同図の上側から下側に向かう方向がタイヤ回転方向で、同図の上側が蹴り出し側、下側が踏み込み側である。また、同図の左右方向がタイヤ幅方向、CLはタイヤ赤道面、TGはトレッド接地端で、TG間がトレッド踏面部である。
同図において、11はトレッド、12はセンター主溝、13は外側主溝、14はショルダー溝、15はラグ溝、16はセンターブロック、17は2ndブロック、18はショルダーブロック、19a〜19cはサイプ、20は幅方向溝、21は連通サイプである。
センター主溝12、外側主溝13、及び、ショルダー溝14とは、タイヤ周方向に沿って連続して延長する周方向溝で、センター主溝12はタイヤ幅方向中心に位置している。また、2本の外側主溝13はセンター主溝12よりもタイヤ幅方向外側に、2本のショルダー溝14は外側主溝13よりもタイヤ幅方向外側に、それぞれ、タイヤ赤道面CLに対して対称に形成されている。
図1は本実施の形態に係るタイヤ10のトレッドパターンの一例を示す図である。同図の上側から下側に向かう方向がタイヤ回転方向で、同図の上側が蹴り出し側、下側が踏み込み側である。また、同図の左右方向がタイヤ幅方向、CLはタイヤ赤道面、TGはトレッド接地端で、TG間がトレッド踏面部である。
同図において、11はトレッド、12はセンター主溝、13は外側主溝、14はショルダー溝、15はラグ溝、16はセンターブロック、17は2ndブロック、18はショルダーブロック、19a〜19cはサイプ、20は幅方向溝、21は連通サイプである。
センター主溝12、外側主溝13、及び、ショルダー溝14とは、タイヤ周方向に沿って連続して延長する周方向溝で、センター主溝12はタイヤ幅方向中心に位置している。また、2本の外側主溝13はセンター主溝12よりもタイヤ幅方向外側に、2本のショルダー溝14は外側主溝13よりもタイヤ幅方向外側に、それぞれ、タイヤ赤道面CLに対して対称に形成されている。
ラグ溝15は、一端がセンター主溝12に連通し、他端がトレッド11の踏面のタイヤ幅方向端部であるトレッド接地端TGに開口する、タイヤ周方向に交差するように形成された溝で、タイヤ赤道面CLの左右にそれぞれ設けられている。右側のラグ溝15は、左下方から右上方に向かって延長し、左側のラグ溝15は、右下方から左上方に向かって延長している。センター主溝12と外側主溝13とラグ溝15とによりセンターブロック16が区画され、外側主溝13とショルダー溝14とラグ溝15とにより2ndブロック17が区画される。また、ショルダーブロック18は、ショルダー溝14とラグ溝15とにより区画される。
図2は、ラグ溝の傾きと幅方向溝及びサイプの傾きとの関係を示す図で、本例では、ラグ溝15は、その溝幅W1,W2,W3がタイヤ幅方向外側に行くにしたがって広くなるように形成されている(W1<W2<W3)。具体的には、ラグ溝15の踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度θFを、蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度θkよりも大きくすることで、ラグ溝15の溝幅をタイヤ幅方向外側に行くにしたがって広くしている。
これにより、ラグ溝15により区画された各ブロック16,17,18の踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度はθFで、蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度はθkとなるので、各ブロック16,17,18において、当該ブロック16,17,18の踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度は、蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度よりも大きくなっていることがわかる。ここで、溝壁の延長方向とは、溝壁を構成する曲線の接線の方向で、踏み込み端側の角度θFと蹴り出し端側の角度θkとは、タイヤ幅方向の同一箇所における接線の傾きであることはいうまでもない。
以下、角度θFを踏み側傾斜角、角度θkを蹴り側傾斜角という。
なお、本例では、周方向のエッジ成分を幅方向のエッジ成分よりも大きくするため、踏み側傾斜角θFの大きさを、0°<θF≦10°の範囲とし、蹴り側傾斜角θkの大きさを、0°≦θk°≦5°の範囲としたが、これに限るものではなく、θk<θFであればよい。
図2は、ラグ溝の傾きと幅方向溝及びサイプの傾きとの関係を示す図で、本例では、ラグ溝15は、その溝幅W1,W2,W3がタイヤ幅方向外側に行くにしたがって広くなるように形成されている(W1<W2<W3)。具体的には、ラグ溝15の踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度θFを、蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度θkよりも大きくすることで、ラグ溝15の溝幅をタイヤ幅方向外側に行くにしたがって広くしている。
これにより、ラグ溝15により区画された各ブロック16,17,18の踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度はθFで、蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度はθkとなるので、各ブロック16,17,18において、当該ブロック16,17,18の踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度は、蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度よりも大きくなっていることがわかる。ここで、溝壁の延長方向とは、溝壁を構成する曲線の接線の方向で、踏み込み端側の角度θFと蹴り出し端側の角度θkとは、タイヤ幅方向の同一箇所における接線の傾きであることはいうまでもない。
以下、角度θFを踏み側傾斜角、角度θkを蹴り側傾斜角という。
なお、本例では、周方向のエッジ成分を幅方向のエッジ成分よりも大きくするため、踏み側傾斜角θFの大きさを、0°<θF≦10°の範囲とし、蹴り側傾斜角θkの大きさを、0°≦θk°≦5°の範囲としたが、これに限るものではなく、θk<θFであればよい。
サイプ19aはセンターブロック16の、サイプ19bは2ndブロック17の、サイプ19cはショルダーブロック18のタイヤ踏面側に形成されたサイプである。
本例では、サイプ19a〜19cを、全て、平面視折れ線状の、深さ方向にも屈曲する形状を有する3Dサイプとするとともに、サイプ19a〜19cの延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度(以下、サイプ傾斜角という)θsを、蹴り側傾斜角θkよりも大きく、踏み側傾斜角θFよりも小さくなるように形成している。
なお、本例では、周方向のエッジ成分以外にも幅方向のエッジ成分を持たせるため、サイプ傾斜角度θkの大きさを、0°<θs≦8°の範囲としたが、これに限るものではなく、θk<θs<θFであればよい。
本例では、サイプ19a〜19cを、全て、平面視折れ線状の、深さ方向にも屈曲する形状を有する3Dサイプとするとともに、サイプ19a〜19cの延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度(以下、サイプ傾斜角という)θsを、蹴り側傾斜角θkよりも大きく、踏み側傾斜角θFよりも小さくなるように形成している。
なお、本例では、周方向のエッジ成分以外にも幅方向のエッジ成分を持たせるため、サイプ傾斜角度θkの大きさを、0°<θs≦8°の範囲としたが、これに限るものではなく、θk<θs<θFであればよい。
幅方向溝20は、図3(a)にも示すように、ショルダーブロック18のみに設けられる、タイヤ周方向に交差する方向に延長する、タイヤ幅方向外側の端部(以下、開口部20aという)がトレッド接地端TGに開口し、タイヤ幅方向内側の端部(以下、終端部20bという)がショルダーブロック18内部で終端する溝で、溝深さが終端部20bに行くにしたがって浅くなっている。なお、符号20cは、幅方向溝20のトレッド接地端TGよりもタイヤ幅方向外側にある方の終端部(溝外端部)である。
なお、幅方向溝20のトレッド接地端TGよりもタイヤ幅方向外側の深さ(幅方向溝20の溝底からトレッド表面までの距離)も、溝外端部20cに行くにしたがって浅くなっている。つまり、幅方向溝20の溝深さとしては、開口部20a近傍が最も深い。
なお、幅方向溝20のトレッド接地端TGよりもタイヤ幅方向外側の深さ(幅方向溝20の溝底からトレッド表面までの距離)も、溝外端部20cに行くにしたがって浅くなっている。つまり、幅方向溝20の溝深さとしては、開口部20a近傍が最も深い。
連通サイプ21は、幅方向溝20の終端部20bと終端部20b側に位置する周方向溝であるショルダー溝14とに連通するサイプで、幅方向溝20及びショルダーブロック18に設けられるサイプ19cと同じ方向に延長する。
本例では、図3(b)に示すように、連通サイプ21を1Dサイプとした。連通サイプ21は、幅方向溝20と同じく、タイヤ周方向のほぼ中央に設けられるので、ブロック剛性にはあまり寄与しない。したがって、連通サイプ21の次元数としては、ショルダーブロック18に設けられるサイプ19cの次元数よりも低くてもよい。
本例では、図3(b)に示すように、連通サイプ21を1Dサイプとした。連通サイプ21は、幅方向溝20と同じく、タイヤ周方向のほぼ中央に設けられるので、ブロック剛性にはあまり寄与しない。したがって、連通サイプ21の次元数としては、ショルダーブロック18に設けられるサイプ19cの次元数よりも低くてもよい。
本例では、ショルダーブロック18に多数のサイプを設ける代わりに、一端がショルダーブロック18内に終端部20bを有する幅方向溝20を設けることで、サイプよりも大きなエッジ成分を確保して雪上走行性能を確保するようにしている。
一般に、サイプの本数が多いと、サイプにより区画された小ブロックの厚さ(ここでは、周方向の距離)が薄くなるため、ブロック剛性が低下し、かつ、小ブロックの倒れこみが大きくなるので、耐摩耗性能が低下する。
これに対して、本例の幅方向溝20は、一端がショルダーブロック18内に終端しているので、ブロック剛性の低下を抑制することができるとともに、トレッド接地端TG側に開口しているので、排水性能についても向上させることができる。
一般に、サイプの本数が多いと、サイプにより区画された小ブロックの厚さ(ここでは、周方向の距離)が薄くなるため、ブロック剛性が低下し、かつ、小ブロックの倒れこみが大きくなるので、耐摩耗性能が低下する。
これに対して、本例の幅方向溝20は、一端がショルダーブロック18内に終端しているので、ブロック剛性の低下を抑制することができるとともに、トレッド接地端TG側に開口しているので、排水性能についても向上させることができる。
また、幅方向溝20の終端部20bには、ショルダー溝14に連通する、幅方向溝20と同じ方向に延長する連通サイプ21が設けてあるので、ブロック剛性の局所的な増大を抑制できる。したがって、ショルダーブロック18が変形し易くなり、その結果、エッジ効果を有効に発揮させることができる。
なお、ショルダー溝14側にも開口するような幅方向溝では、ブロックが2分割されるので、エッジ効果及び排水性能は確保できるものの、耐摩耗性が低下する。一方、トレッド接地端TG側でも終端するような幅方向溝は、排水性能が悪化するので、好ましくない。
したがって、幅方向溝20としては、一端がトレッド接地端TGに開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端している必要がある。
なお、ショルダー溝14側にも開口するような幅方向溝では、ブロックが2分割されるので、エッジ効果及び排水性能は確保できるものの、耐摩耗性が低下する。一方、トレッド接地端TG側でも終端するような幅方向溝は、排水性能が悪化するので、好ましくない。
したがって、幅方向溝20としては、一端がトレッド接地端TGに開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端している必要がある。
このように、本実施の形態では、ショルダーブロック18に、一端がトレッド接地端TGに開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端する幅方向溝20と、幅方向溝20のタイヤ周方向の一方の側と他方の側とにそれぞれ形成されたタイヤ周方向に交差する方向に延長するサイプ19cと、幅方向溝20の終端部20bとショルダー溝14とに連通する連通サイプ21とを設けたので、雪上走行性能を確保しつつ排水性能と耐摩耗性能とを向上させることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に記載の範囲には限定されない。前記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者にも明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲から明らかである。
例えば、前記実施の形態では、ショルダーブロック18のみに幅方向溝20を設けたが、2ndブロック17にも幅方向溝20を設けてもよい。
また、前記実施の形態では、一端がショルダー溝14に開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端する幅方向溝20を設けるとともに、ショルダー溝14と幅方向溝20の終端部20bとに連通する連通サイプ21を設けたが、図4(a),(b)に示すように、ショルダーブロック18に、一端がショルダー溝14に開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端する幅方向溝20Zを設けるとともに、この幅方向溝20Zの終端20kとトレッド接地端TGとに連通する連通サイプ21Zを設ける構成としても、同様の効果を得ることができる。
また、前記実施の形態では、サイプ19を折れ線状としたが、波状のサイプであってもよい。また、前記実施の形態では、全てのサイプ19を3Dサイプとしたが、センターブロック16と2ndブロック17とに設けられるサイプを2Dサイプとし、ショルダーブロック18に設けられるサイプのみを3Dサイプとしてもよい。
要は、幅方向溝20が設けられたブロックに形成されるサイプが、幅方向溝20のタイヤ周方向の一方の側と他方の側とにそれぞれ配置され、かつ、その次元数が連通サイプ21の次元数よりも高ければよい。
また、前記実施の形態では、一端がショルダー溝14に開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端する幅方向溝20を設けるとともに、ショルダー溝14と幅方向溝20の終端部20bとに連通する連通サイプ21を設けたが、図4(a),(b)に示すように、ショルダーブロック18に、一端がショルダー溝14に開口し、他端がショルダーブロック18内部で終端する幅方向溝20Zを設けるとともに、この幅方向溝20Zの終端20kとトレッド接地端TGとに連通する連通サイプ21Zを設ける構成としても、同様の効果を得ることができる。
また、前記実施の形態では、サイプ19を折れ線状としたが、波状のサイプであってもよい。また、前記実施の形態では、全てのサイプ19を3Dサイプとしたが、センターブロック16と2ndブロック17とに設けられるサイプを2Dサイプとし、ショルダーブロック18に設けられるサイプのみを3Dサイプとしてもよい。
要は、幅方向溝20が設けられたブロックに形成されるサイプが、幅方向溝20のタイヤ周方向の一方の側と他方の側とにそれぞれ配置され、かつ、その次元数が連通サイプ21の次元数よりも高ければよい。
また、前記実施の形態では、周方向溝12〜14を直線状としたが、周方向溝12〜14は傾斜していてもよく、屈曲もしくは湾曲してもよい。
また、前記実施の形態では、ラグ溝15を、右下方から左上方に向かって延長する曲線と左下方から右上方に向かって延長する曲線としたが、ラグ溝15は、直線状でもよく、傾斜していてもよい。あるいは、屈曲もしくは湾曲していてもよい。
また、前記実施の形態では、5本の周方向溝12〜15を有するトレッドパターンのタイヤ10について説明したが、タイヤ10のトレッドパターンとしては、これに限るものではなく、周方向溝が3本のトレッドパターンであってもよい。また、タイヤ赤道面CLに対して左右非対称なトレッドパターンであってもよい。
また、前記実施の形態では、ラグ溝15を、右下方から左上方に向かって延長する曲線と左下方から右上方に向かって延長する曲線としたが、ラグ溝15は、直線状でもよく、傾斜していてもよい。あるいは、屈曲もしくは湾曲していてもよい。
また、前記実施の形態では、5本の周方向溝12〜15を有するトレッドパターンのタイヤ10について説明したが、タイヤ10のトレッドパターンとしては、これに限るものではなく、周方向溝が3本のトレッドパターンであってもよい。また、タイヤ赤道面CLに対して左右非対称なトレッドパターンであってもよい。
10 タイヤ、11 トレッド、12 センター主溝、13 外側主溝、
14 ショルダー溝、15 ラグ溝、16 センターブロック、
17 2ndブロック、18 ショルダーブロック、19,19a〜19c サイプ、
20 幅方向溝、21 連通サイプ、CL タイヤ赤道面、TG トレッド接地端。
14 ショルダー溝、15 ラグ溝、16 センターブロック、
17 2ndブロック、18 ショルダーブロック、19,19a〜19c サイプ、
20 幅方向溝、21 連通サイプ、CL タイヤ赤道面、TG トレッド接地端。
Claims (5)
- トレッドの表面にタイヤ周方向に沿って延長するように形成された少なくとも3本の周方向溝と、前記周方向溝と交差する方向に延長するラグ溝と、前記周方向溝と前記ラグ溝とにより区画される複数のブロックとを備えたタイヤであって、
前記ブロックは、
タイヤ周方向に交差する方向に延長する、一端が前記ブロックを区画する周方向溝のうちのタイヤ幅方向外側の周方向溝、または、トレッド接地端に開口し、他端が当該ブロックの内部で終端する幅方向溝と、
前記ブロックの表面で、前記幅方向溝のタイヤ周方向の一方の側と他方の側とにそれぞれ形成されたタイヤ周方向に交差する方向に延長する少なくとも1本以上のサイプと、
前記幅方向溝の終端と前記終端側に位置する周方向溝またはトレッド接地端とに連通する連通サイプとを備えることを特徴とするタイヤ。 - 前記幅方向溝が、一端がトレッド接地端に開口し他端が当該ブロックの内部で終端する幅方向溝であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
- 前記幅方向溝の終端側の溝深さが、前記終端に行くにしたがって浅くなっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
- 前記複数のサイプのうち、前記幅方向溝を有するブロックのタイヤ周方向端部側に形成されたサイプの次元数が、前記連通サイプの次元数よりも高いことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のタイヤ。
- 前記ブロックのうちの、少なくともタイヤ幅方向最外部に位置するブロックでは、当該ブロックの踏み込み端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度が、前記ブロックの蹴り出し端側の溝壁の延長方向とタイヤ幅方向とのなす角度よりも大きいことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のタイヤ。
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