以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
初めに、本実施形態に係る情報処理システム100の構成について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。情報処理システム100は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク109に接続された価格情報管理サーバ101、登録端末102、出力装置管理サーバ103、ゲートウェイ104等を含む。また、情報処理システム100は、例えば、無線LANや移動体通信等の無線通信により、ネットワーク109に接続される利用者端末107、店舗用端末108を含む。さらに、情報処理システム100は、ゲートウェイ104が提供する無線ネットワークに接続され、ゲートウェイ104を介して出力装置管理サーバ103等と通信可能な複数の出力装置106a、106b、106cを含む。
なお、以下の説明の中で、複数の出力装置106a〜106cのうち、任意の出力装置を示す場合、「出力装置106」を用いる。また、図1に示す登録端末102、出力装置管理サーバ103、ゲートウェイ104、出力装置106、利用者端末107、店舗用端末108等の数は一例である。
価格情報管理サーバ101は、所定の地域内にある複数の店舗A110a、店舗B110b、店舗C110c等で販売されている商品の価格の情報を管理する情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。
好ましくは、価格情報管理サーバ101が価格の情報を管理する商品は、例えば、商品の配送、組み立て、設置、調整等を伴う比較的大型の商品(例えば、エアコン、冷蔵庫、家具、車両等)である。ただし、価格情報管理サーバ101が価格の情報を管理する商品は、商品の配送、組み立て、設置、調整等を伴わない商品や、小型の商品等であっても良い。
図1の例では、店舗A110aには、例えば、冷蔵庫等の複数の商品A105a、商品B105b、商品C105cが陳列されており、各商品には商品を識別する商品識別コード(例えば、JANコード)を含む音波を出力する出力装置106が装着されている。JAN(Japanese Article Number)コードは、日本国内で普及している商品識別コード(商品識別情報)の一例であり、例えば、13桁の数字等で表される。JANコードは、例えば、ヨーロッパ等で利用されているEAN(European Article Number)や、米国で利用されているUPC(Universal Product Code)等に対応する。
例えば、商品A105aには、商品Aを識別するための商品識別コード(以下、「JANコードA」と呼ぶ)を含む音波を出力する出力装置106aが装着されている。図1の例では、出力装置106aは、例えば、商品A105aの前面に装着されており、商品A105aの前方の所定の範囲内(例えば、幅1m、距離2m程度の範囲等)に「JANコードA」を含む音波を出力している。
同様に、商品B105bには、商品B105bを識別するための商品識別コード(以下、「JANコードB」と呼ぶ)を含む音波を出力する出力装置106bが装着されている。また、商品C105cには、商品C105cを識別するための商品識別コード(以下、「JANコードC」と呼ぶ)を含む音波を出力する出力装置106cが装着されている。
このように、価格情報管理サーバ101が価格の情報を管理する商品には、当該商品の商品識別コードを含む音波を出力する出力装置106が装着されているものとする。なお、図1の複数の店舗、及び複数の商品の数は一例である。
登録端末102は、各店舗に備えられた、例えば、タブレット端末、スマートフォン、PC(Personal Computer)等の情報端末であり、登録端末102用のアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)を実行する。
例えば、店舗A110aで商品の価格を管理する担当者(従業員)は、登録端末102を用いて、各商品の商品識別コードと価格の情報を、価格情報管理サーバ101に登録することができる。また、店舗A110aに商品を陳列する担当者は、登録端末102を用いて、陳列した商品に装着した出力装置106を識別する出力装置識別情報(以下、出力装置IDと呼ぶ)と、商品の商品識別コードを、出力装置管理サーバ103に登録することができる。なお、価格情報管理サーバ101に情報を登録する登録端末102と、出力装置管理サーバ103に情報を登録する登録端末102は、異なる登録端末102であっても良い。
出力装置管理サーバ103は、複数の出力装置106の出力装置IDと、出力装置106に対応する商品識別コードとを含む出力装置情報を管理する情報処理装置、又は複数の情報処理装置を含むシステムである。出力装置管理サーバ103は、出力装置情報に基づいて、各出力装置106に、対応する商品識別コードを通知し、各出力装置106は、出力装置管理サーバ103から通知された商品識別コードを含む音波を出力する。
出力装置管理サーバ103は、各店舗に対応して設けられているものであっても良いし、複数の店舗に対応して設けられているものであっても良い。ここでは、出力装置管理サーバ103は、所定の地域内の複数の店舗の出力装置情報をまとめて管理しているものとして、以下の説明を行う。
なお、所定の地域とは、一般的な利用者が、例えば、公共の交通機関、車両、徒歩等により所定の時間内(例えば1時間以内)に移動可能な地域を想定しており、例えば、価格情報管理サーバ101を運営するサービス提供者によって予め定められている。
例えば、日本国内でサービスを提供するサービス提供者は、都道府県、政令指定都市、市町村等により複数の地域に分割し、分割したそれぞれの地域を所定の地域としてサービスを提供するものであっても良い。また、サービス提供者は、首都圏、近畿圏、中部圏等の都市圏を複数の地域(例えば、首都圏南部、首都圏北部等)に分割し、分割したそれぞれの地域を所定の地域としてサービスを提供するものであっても良い。さらに、サービス提供者は、鉄道の沿線や駅等によって複数の地域(商圏)を決定し、決定された地域を、所定の地域としてサービスを提供するもの等であっても良い。
要するに、所定の地域は、サービス提供者により、利用者が、所定の時間内に移動可能な範囲で予め定められた地域であれば、その決定方法は任意で良い。
ゲートウェイ104は、ネットワーク109を介して出力装置管理サーバ103と接続されており、出力装置106と共に無線ネットワークを形成している。ゲートウェイ104は、ゲートウェイ104が提供する無線ネットワークに接続された出力装置106と、出力装置管理サーバ103との間のデータの転送(中継)を行う。これにより、各出力装置106は、ゲートウェイ104によって提供される無線ネットワークに接続し、ゲートウェイ104を介して、出力装置管理サーバ103と通信を行うことができる。
利用者端末107、及び店舗用端末108は、情報処理システム100の利用者が所持する、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等の情報端末である。利用者端末107、及び店舗用端末108は、無線通信により、ネットワーク109に接続し、価格情報管理サーバ101と通信を行うことができる。
利用者端末107は、利用者端末107用のアプリを実行することにより、内蔵されたマイクロフォン等を用いて出力装置106が出力する音波を取得し、取得した音波に含まれる識別情報(例えば、商品識別コード)を抽出する。また、利用者端末107用のアプリは、利用者端末107毎に固有の識別情報(以下、アプリIDと呼ぶ)を有する。利用者端末107は、出力装置106から識別情報を抽出すると、抽出された識別情報と、利用者端末107に対応するアプリIDとを含む、商品の価格情報を要求する要求情報(第1の要求情報)を価格情報管理サーバ101に送信する。
なお、出力装置106が出力する音波に含まれる識別情報が各店舗で共通の商品識別コード(例えばJANコード)である場合、利用者端末107が価格情報管理サーバ101に送信する要求情報には、送信元の店舗を特定するための情報が含まれる。例えば、利用者端末107が価格情報管理サーバ101に送信する要求情報には、利用者端末107が取得した位置情報、又は店舗情報(例えば、店舗の識別コード、店舗名)等が含まれる。
一方、出力装置106が出力する音波に含まれる識別情報が出力装置106を識別する出力装置IDである場合、利用者端末107が価格情報管理サーバ101に送信する要求情報には、利用者端末107が取得した出力装置IDが含まれる。この場合、出力装置管理サーバ103側で、各出力装置IDに対応する店舗を特定するための情報を管理する。
このように、利用者端末107が価格情報管理サーバ101に送信する要求情報には、例えば、利用者端末107の位置情報、店舗情報、又は出力装置ID等、利用者端末107の位置、又は店舗を特定するための情報が含まれる。
店舗用端末108は、店舗用端末108用のアプリを実行することにより、内蔵されたマイクロフォン等を用いて出力装置106が出力する音波を取得し、取得した音波に含まれる識別情報(例えば、商品識別コード)を抽出する。また、店舗用端末108用のアプリは、店舗用端末108毎に固有の識別情報(以下、アプリIDと呼ぶ)を有する。店舗用端末108は、出力装置106から識別情報を抽出すると、抽出された識別情報と、利用者端末107のアプリIDとを含む、商品の顧客情報を要求する要求情報を価格情報管理サーバ101に送信する。
図2は、一実施形態に係る情報処理システムの処理の概要を説明するための図である。
図2において、商品識別コード「JANコードC」に対応する商品C105cには、出力装置106cが装着されているものとする。出力装置106cは、対応する商品C105cの商品識別コード「JANコードC」を含む音波を出力している(ステップS1)。
利用者端末107で動作する利用者用アプリ210は、出力装置106cが出力する音波を取得すると、商品C105cの価格の情報を要求する要求情報を、価格情報管理サーバ101に送信する(ステップS2)。この価格の情報を要求する要求情報(第1の要求情報)には、例えば、出力装置106cから取得した音波に含まれる「JANコードC」、利用者端末107に対応するアプリID、及び利用者端末107の位置情報等が含まれる。
価格情報管理サーバ101は、利用者端末107から価格の情報を要求する第1の要求情報を受信すると、要求された商品Cの価格の情報を含む提供情報(価格情報)を利用者端末107に送信する(ステップS3)。
このとき、価格情報管理サーバ101は、利用者端末107から第1の要求情報を受信すると、第1の要求情報に含まれるアプリIDに対応づけて、第1の要求情報の受信履歴を利用者情報203に記憶する。
また、価格情報管理サーバ101は、受信した第1の要求情報に含まれる利用者端末107の位置情報と出力装置情報a202とに基づいて、商品C105cが陳列されている店舗を特定する。なお、出力装置情報a202については後述する。
さらに、価格情報管理サーバ101は、特定された店舗A110a、及び店舗Aと同じ地域内の他の店舗における商品C105cの価格の情報を、予め登録された価格情報201から抽出し、商品C105cの価格の情報を含む提供情報を作成する。また、価格情報管理サーバ101は、作成した商品C105cの価格の情報を含む提供情報を利用者端末107に送信する。
利用者端末107は、価格情報管理サーバ101から提供された情報を、表示部に表示する。この時、利用者端末107に提供される情報の例を図3(a)に示す。
図3(a)の例では、利用者端末107の表示画面310には、地域Aの価格情報311として、商品名312、店舗A110aにおける商品C105cの価格313、地域A内の他の店舗における商品C105cの価格314等の情報が含まれる。図3(a)の例では、店舗A110aにおける商品C105cの価格313と、地域A内の他の店舗にける商品C105cの価格313は、対比可能に表示されている。なお、他の店舗(例えば、店舗B110b、店舗C110c)の価格314は、例えば、店舗A110aに近い店舗から順に表示されるものであっても良いし、価格が安い店舗から順に表示されるもの等であっても良い。
このように、本実施形態に係る価格情報管理サーバ101は、ネットワーク109を介して接続された利用者端末(情報端末の一例)107の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報を、容易に提供することができる。
これにより、利用者端末107の利用者は、他の店舗の価格情報を調べる手間を削減することができ、より良い条件で商品を購入することができるようになる。また、利用者端末107の利用者は、特別な交渉スキルを有していなくても、より有利な条件で商品を購入することができるようになる。
図2に戻り、店舗用端末に関する処理の概要の説明を続ける。
出力装置106cは、対応する商品C105cの商品識別コード「JANコードC」を含む音波を出力している(ステップS4)。
店舗用端末108で動作する店舗用アプリ220は、出力装置106cが出力する音波を取得すると、商品C105cの顧客の情報を要求する要求情報を、価格情報管理サーバ101に送信する(ステップS5)。この顧客の情報を要求する要求情報(第2の要求情報)には、例えば、出力装置106cから取得した音波に含まれる「JANコードC」、店舗用端末108に対応するアプリID、及び店舗用端末108の位置情報等が含まれる。
価格情報管理サーバ101は、店舗用端末108から顧客の情報を要求する要求情報(第2の要求情報)を受信すると、要求された商品Cの顧客の情報を含む提供情報(顧客情報)を店舗用端末108に送信する(ステップS6)。
例えば、価格情報管理サーバ101は、店舗用端末108から第2の要求情報を受信すると、受信した第2の要求情報に含まれる利用者端末107の位置情報と出力装置情報a202とに基づいて、要求元の店舗を特定する。なお、価格情報管理サーバ101は、店舗用端末108のアプリID等に基づいて、要求元の店舗を特定するものであっても良い。
また、価格情報管理サーバ101は、利用者情報203に記憶している商品C105cの価格の情報を要求した第1の要求情報の受信履歴に基づいて、商品C105cの近くにある利用者端末107のアプリIDを特定する。例えば、価格情報管理サーバ101は、所定の時間内(例えば、5分以内等)に商品C105cの価格の情報を要求した利用者端末107のアプリIDを特定する。
さらに、価格情報管理サーバ101は、特定したアプリIDに対応する顧客の情報を利用者情報203から取得し、特定したアプリIDに対応する顧客の情報を含む提供情報(顧客情報)を店舗用端末108に送信する。
店舗用端末108は、価格情報管理サーバ101から提供された情報を、表示部に表示する。この時、店舗用端末108に提供される情報の例を図3(b)に示す。
図3(b)の例では、店舗用端末108の表示画面320には、お客様情報321として、商品C105cの近くにある利用者端末107に対応する顧客の情報322が含まれる。この顧客の情報322には、例えば、各アプリIDを含む第1の要求情報を受信した回数に基づく「来訪回数」等の情報が含まれる。
好ましくは、顧客の情報322には、利用者端末107の利用者が、利用者端末107に利用者用アプリ210をインストールしたとき等に登録された利用者の情報(例えば、性別、年齢等)が含まれる。
また、好ましくは、店舗用端末108の表示画面320に表示されるお客様情報321には、地域A内の他の店舗における商品C105cの価格323の情報が含まれる。
このような、お客様情報321により、店舗A110aの従業員(例えば、販売員)は、商品C105cの近くにいる顧客が、商品C105cの前に何度も来ている購買意欲のある顧客であること等を判断できるようになる。
また、店舗A110aの従業員は、近くの他の店舗における商品C105cの価格の情報も得ることができるので、他の店舗の販売条件を比較して、有利な条件を顧客に提案することができるようになる。
さらに、店舗A110aの価格の情報は、他の店舗B110b、店舗C110cにいる利用者端末107の利用者にも通知されるので、店舗A110aは、特価の情報を多くの利用者に効率的に通知できるようになる。
また、価格情報管理サーバ101を運営するサービス提供者は、例えば、店舗用端末108から受信した第2の要求情報の数や、契約期間等に応じて、各店舗に利用料金等を課金することもできる。
このように、本実施形態に係る価格情報管理サーバ101は、ネットワーク109を介して接続された店舗用端末(情報端末の別の一例)108の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報、及び顧客情報を容易に提供することができる。
なお、図1〜3に示す情報処理システム100の構成、処理、提供情報等は一例であり、本実施形態に係る情報処理システム100は、様々なシステムの構成が可能である。例えば、出力装置管理サーバ103の機能は、価格情報管理サーバ101に含まれていても良い。また、出力装置管理サーバ103の機能は、複数の情報処理装置に分散して設けられていても良い。さらに、店舗用端末108は、専用の端末装置であっても良いし、登録端末102の機能を有していても良い。
<ハードウェア構成>
次に、情報処理システム100に含まれる各装置のハードウェア構成について説明する。
(コンピュータのハードウェア構成)
価格情報管理サーバ101、及び出力装置管理サーバは、一般的なコンピュータの構成を有する情報処理装置である。ここでは、一般的なコンピュータの構成について説明する。
図4は、一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。コンピュータ400は、例えば、CPU(Central Processing Unit)401、RAM(Random Access Memory)402、ROM(Read Only Memory)403、ストレージ部404、外部I/F(Interface)部405、入力部406、表示部407、通信I/F部408、バス409等を有する。
CPU401は、ROM403やストレージ部404等に格納されたプログラムやデータをRAM402上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ400の各機能を実現する演算装置である。RAM402は、CPU401のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM403は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性のメモリである。
ストレージ部404は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)等のストレージ装置であり、OS(Operation System)、アプリケーションプログラム、及び各種データ等を記憶する。
外部I/F405は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、記録媒体410等が含まれる。コンピュータ400は、外部I/F405を介して、記録媒体410の読取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体410には、例えば、光学ディスク、磁気ディスク、メモリカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ等が含まれる。また、記録媒体410に所定のプログラムを格納し、この記録媒体410に格納されたプログラムを外部I/F405を介して、コンピュータ400にインストールすることにより、所定のプログラムが実行可能となる。
入力部406は、マウス等のポインティングデバイスや、キーボード等を含み、コンピュータ400に操作信号を入力するのに用いられる。表示部407はディスプレイ等を含み、例えば、コンピュータ400による処理結果等を表示する。
通信I/F部408は、コンピュータ400をネットワーク109に接続するための、例えば、有線/無線LAN等の通信インタフェースである。コンピュータ400は通信I/F部408を介して、他の機器とネットワーク109を介して通信を行うことができる。バス409は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
(出力装置のハードウェア構成)
図5は、一実施形態に係る出力装置のハードウェア構成例を示す図である。出力装置106は、例えば、CPU501、RAM502、フラッシュROM503、無線通信部504、音波制御部505、音波出力部506、及びバス507等を有する。
CPU501は、フラッシュROM503等に格納されたプログラムを実行することにより、出力装置106の各機能を実現する演算装置である。RAM502は、CPU501のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。フラッシュROM503は、出力装置106のプログラムや、出力装置ID等の情報等を記憶する不揮発性のメモリである。
無線通信部504は、ゲートウェイ104と無線通信を行う送受信回路やアンテナ等を含む。本実施形態では、無線通信部504は、例えば、無線LAN、Zigbee(登録商標)、又は、920MHz帯の特定省電力無線(IEEE802.15.4g)等の無線通信を用いて、ゲートウェイ104と通信することを想定している。
音波制御部505は、フラッシュROM503等に記憶した商品識別コードや、出力装置ID等の情報を音波信号に変換して音波出力部506に出力する。
好ましくは、音波制御部505は、出力装置ID等の情報を、音声周波数帯域のうち、例えば、16kHz以上の高い周波数を用いて出力するように制御する。音波は、高い周波数ほど指向性が高く、16kHz以上の周波数は人間にはほとんど聞こえないため、商品識別コードや、出力装置ID等の情報を送信するために好適である。
なお、本実施形態では、具体的な音波によるデータ転送方法について、特に限定しないが、例えば、所定の周波数の音波に、FSK(Frequency Shift Keying)や、PSK(Phase Shift Keying)等の公知の変調をかけて、情報を伝送するものであっても良い。
或いは、音波によるデータ転送方法は、予め定められた周波数(例えば、19kHz)の信号オン/オフにより、デジタル値の「1」/「0」を表すもの等であっても良い。この場合、音波を受信した情報端末は、例えば、所定のサンプリングレートで予め定められた周波数の有無を判断することにより、音波に含まれる情報を取得することができる。
音波出力部506は、音波制御部505から入力された音波信号を音波に変換して出力する、例えば、スピーカ等の電気音響変換装置を含む。
バス507は、上記の各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
(ゲートウェイのハードウェア構成例)
図6は、一実施形態に係るゲートウェイのハードウェア構成例を示す図である。ゲートウェイ104は、例えば、CPU601、RAM602、ROM603、無線通信部604、ネットワークI/F部605、及びバス606を有する。
CPU601は、ROM603等に格納されたプログラムを実行することにより、ゲートウェイ104の各機能を実現する演算装置である。RAM602は、CPU601のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM603は、ゲートウェイ104のプログラム等を記憶する不揮発性のメモリである。ROM603は、例えば、フラッシュROM、EEPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリであっても良い。
無線通信部604は、例えば、前述した出力装置106の無線通信部504と同じ無線通信方式により、複数の出力装置106と無線通信を行う無線回路やアンテナ等を含む。
ネットワークI/F部605は、ゲートウェイ104をネットワーク109に接続するための通信インタフェースである。
バス606は、上記の各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
(情報端末のハードウェア構成)
登録端末102、利用者端末107、及び店舗用端末108は、例えば、ノートPC、タブレット端末、又はスマートフォン等の汎用の情報端末である。
図7は、一実施形態に係る情報端末のハードウェア構成例を示す図である。情報端末700は、一般的なコンピュータの構成を含み、例えば、CPU701、RAM702、ROM703、ストレージ部704、通信I/F部705、外部I/F部706、マイク部707、スピーカ部708、表示入力部709、GPS(Global Positioning System)受信部710、カメラ部711、及びバス712等を有する。
CPU701は、ROM703やストレージ部704等に格納されたプログラムやデータをRAM702上に読み出し、処理を実行することで、情報端末700の各機能を実現する演算装置である。RAM702は、CPU701のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。ROM703は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性のメモリである。
ストレージ部704は、例えば、HDD、SSD、フラッシュROM等のストレージ装置であり、OS、アプリケーションプログラム、及び各種データ等を記憶する。
通信I/F部705は、例えば、3G(3rd. Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の移動通信や、無線LAN通信等の通信方式に対応した通信インタフェースである。情報端末700は、通信I/F部705を介して、ネットワーク109に接続して、他の情報処理装置等と通信を行う。
外部I/F部706は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、例えば、記録媒体等が含まれる。情報端末700は、外部I/F部706を介して、記録媒体の読取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体には、例えば、メモリカード、USBメモリ等が含まれる。
マイク部707は、マイクロフォン等の収音素子を含む。マイク部707は、マイクロフォン等により取得した音波を電気信号に変換し、さらに所定のフォーマットの音波データに変換する。近年のスマートフォン等が備えるマイクロフォンは、20kHz、より好適な例では24kHz程度の音波まで取得可能である。そのため、マイク部707は、出力装置106から出力された音波に含まれる、例えば、16kHz以上の高い周波数に変換された情報を好適に取得することができる。
スピーカ部708は、スピーカ等の音声出力素子を含む。スピーカ部708は、音声データを音声信号に変換し、さらにスピーカ等により、音波に変換して出力する。
表示入力部709は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子と、タッチパネル等の入力用の素子とを含み、利用者による入力操作を受付けると共に、情報端末700で実行されるプログラムによる表示画面を表示する。なお、情報端末700は、表示部と入力部を別々に有していても良い。さらに、情報端末700は、表示部又は入力部を外部に有していても良い。
GPS受信部710は、GPS衛星等から送信される測位用の信号(位置情報の一例)を受信する。なお、GPS受信部710は、位置情報を取得する位置情報取得装置の一例である。情報端末700は、例えば、近距離無線通信によるビーコンや、無線LAN装置の識別情報により、位置情報を取得するものであっても良い。
カメラ部711は、周囲の画像(例えば、バーコード、二次元コード等)を撮像し、撮像した画像を所定の形式の画像データに変換して出力する撮像装置である。バス712は、上記各構成要素に接続され、アドレス信号、データ信号、及び各種制御信号等を伝送する。
なお、情報端末700は、外部I/F部706に接続された記録媒体に格納されたプログラムや、通信I/F部705を介してダウンロードしたアプリを、情報端末700にインストールすることにより、アプリを実行させることができる。
[第1の実施形態]
<機能構成>
続いて、第1の実施形態に係る情報処理システム100の機能構成について説明する。
図8は、第1の実施形態に係る情報処理システムの機能構成図である。図8において、情報処理システム100は、価格情報管理サーバ101、登録端末102、出力装置管理サーバ103、ゲートウェイ104、出力装置106、利用者端末107、及び店舗用端末108を含む。
(出力装置管理サーバの機能構成)
出力装置管理サーバ103は、例えば、通信部831、出力装置管理部832、記憶部833等を有する。
通信部831は、出力装置管理サーバ103をネットワーク109に接続し、価格情報管理サーバ101、登録端末102、ゲートウェイ104等との通信を行うための手段である。通信部831は、例えば、図4の通信I/F部408、及び図4のCPU401で動作するプログラム等によって実現される。
出力装置管理部832は、店舗に設置された複数の出力装置106の情報を管理する手段であり、例えば、図4のCPU401で動作するプログラム等によって実現される。
例えば、店舗A110aの従業員は、商品A105aに出力装置106aを装着し、店舗A110aに設置した後、登録端末102を用いて、出力装置管理サーバ103に、商品A105aに装着した出力装置106aの情報の登録要求を送信する。この登録要求には、例えば、出力装置106aの出力装置ID、商品A105aの商品識別コード、出力装置106aの位置に関する情報(例えば、座標情報等)、店舗情報(店舗名、店舗ID等)が含まれる。
出力装置管理部832は、登録端末102から受信した登録要求に含まれる各情報を、記憶部833の出力装置情報A834に登録(記憶)する。また、出力装置管理部832は、受信した登録要求に含まれる出力装置IDに対応する出力装置106aに、登録要求に含まれる商品識別コードを含む音波の出力を指示する。これに応じて、商品A105aに装着された出力装置106aは、商品A105aの商品識別コード「JANコードA」を含む音波を出力する。
また、出力装置管理部832は、価格情報管理サーバ101からの要求に応じて、記憶部833に記憶した出力装置情報A834の一部、又は全部を価格情報管理サーバ101に提供(送信)する。なお、出力装置管理サーバ103は、各店舗に対応して設けられているものであっても良いし、複数の店舗の出力装置106をまとめて管理するものであっても良い。
記憶部833は、前述の出力装置情報A834を記憶する手段であり、例えば、図4のストレージ部404、及び図4のCPU401で動作するプログラム等によって実現される。
(価格情報管理サーバの機能構成)
価格情報管理サーバ(情報処理装置)101は、例えば、通信部801、出力装置情報管理部802、価格情報管理部803、利用者情報管理部804、要求情報受信部805、提供情報作成部806、情報提供部807、記憶部808等を有する。
通信部801は、価格情報管理サーバ101をネットワーク109に接続し、登録端末102、出力装置管理サーバ103、利用者端末107、店舗用端末108等と通信を行う手段である。通信部801は、例えば、図4の通信I/F部408、及び図4のCPU401で動作するプログラム等によって実現される。
出力装置情報管理部802は、複数の出力装置106が出力する音波に含まれる商品識別コードと、各出力装置106が設置された店舗を特定するための情報を記憶した出力装置情報a202を管理する。出力装置情報管理部802は、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
例えば、出力装置情報管理部802は、所定の地域内の各店舗の出力装置106を管理する出力装置管理サーバ103から出力装置情報を取得し、記憶部808の出力装置情報a202に記憶して、管理する。或いは、出力装置情報管理部802は、所定の地域内の各店舗の出力装置106を管理する複数の出力装置管理サーバ103から出力装置情報を取得し、記憶部808の出力装置情報a202に記憶して、管理するものであっても良い。
図9は、第1の実施形態に係る出力装置情報の例を示す図である。
図9(a)の例では、出力装置情報には、例えば、「出力装置ID」、「位置情報」、「店舗情報」、「商品識別コード」等が含まれる。
「出力装置ID」は、出力装置106を識別する出力装置識別情報であり、出力装置管理サーバ103が、各出力装置106を識別し、管理するために用いられる。従って、価格情報管理サーバ101が管理する出力装置情報a202には、「出力装置ID」は含まれていなくても良い。
「位置情報」は、出力装置106が設置されている位置に関する情報(例えば座標情報)である。本実施形態では、出力装置106は、各店舗に共通の商品識別コードを含む音波を出力しているため、出力装置106から取得した商品識別コードだけでは、商品が陳列されている店舗を特定することができない。そのため、本実施形態では、情報端末の「位置情報」を用いて、商品が陳列されている店舗を特定している。
ただし、これはあくまで一例であり、例えば、出力装置106が出力する音波に、商品識別コードに加えて、例えば、出力装置ID、店情報等を付加することにより、これらの情報を「位置情報」の代りに用いることができる。
「店舗情報」は、出力装置106が設置されている店舗の情報(例えば、店舗名、店舗ID等)である。
「商品識別コード」は、出力装置106が装着された商品の商品識別情報(例えば、JANコード)である。
ここでは、価格情報管理サーバ101は、利用者端末107、又は店舗用端末108から要求情報を受信した場合、上記の出力装置情報と、要求情報に含まれる位置情報とに基づいて、要求元の店舗を特定するものとする。
図9(b)は、出力装置情報の別の一例である。出力装置管理サーバ103が、複数の地域の店舗に設置された出力装置106の情報を管理する場合、図9(b)に示すように、出力装置情報には、「地域情報」が含まれることが望ましい。この「地域情報」を用いて、価格情報管理サーバ101は、価格情報管理サーバ101が情報を提供する所定の地域の出力装置情報を選択的に取得し、出力装置情報a202に記憶することができる。
図8に戻り、価格情報管理サーバ101の機能構成の説明を続ける。
価格情報管理部803は、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報を管理する手段であり、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
例えば、店舗A110aの従業員は、商品A105aの価格を変更又は登録する場合、登録端末102を用いて、価格情報管理サーバ101に、商品A105aの価格情報の登録要求を送信する。この登録要求には、例えば、商品A105aの商品識別コード、商品A105aの価格の情報、及び商品名等の情報が含まれる。
価格情報管理部803は、登録端末102から受信した登録要求に含まれる各情報を、記憶部833の価格情報201に記憶して、管理する。
図10は、第1の実施形態に係る価格情報の例を示す図である。
図10(a)の例では、価格情報201には、例えば、「商品識別コード」、「商品名」、「価格情報」等が含まれる。
「商品識別コード」は、商品を識別する識別情報であり、各店舗で共通の商品識別コードが用いられる。商品識別コードの好適な一例として、JANコードを用いることができる。また、商品識別コードは、JANコードを拡張したもの(例えば、店舗ID+JANコード、出力装置ID+JANコード等)であっても良いし、JANコード以外の規格に基づく識別情報であっても良い。
「商品名」は、利用者端末107や、店舗用端末108に表示される商品の名前であり、店舗毎に異なる文字列が含まれていても良い。
「価格情報」は、各商品の価格を示す情報であり、各店舗の価格を管理する従業員が、登録端末102を用いて登録する。
この価格情報201には、地域内の各店舗毎の商品の価格の情報が含まれており、価格情報管理サーバ101は、商品識別コードに基づいて、地域内の各店舗の商品の価格を抽出することができる。
図10(b)は、価格情報の別の一例である。価格情報201には、例えば、図10(b)に示す「特典情報」等の付加情報が含まれていても良い。「特典情報」には、各店舗で商品を購入した場合の特典(例えば、配送無料、設置無料、長期保証に加入可能等)を示す情報が登録される。例えば、各店舗の価格が同じ場合、利用者は、この特典情報を参考にして、商品を購入する店舗を検討することができる。
再び図8に戻り、価格情報管理サーバ101の機能構成の説明を続ける。
利用者情報管理部804は、利用者端末107を識別するアプリIDに対応する利用者の情報を管理する手段であり、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
利用者情報管理部804は、例えば、利用者が利用者端末107に利用者用アプリ210をインストールする際等に、利用者端末107に利用者登録画面を表示させ、入力された利用者の情報を、アプリIDと対応づけて利用者情報203に記憶する。
また、利用者情報管理部804は、利用者端末107から、商品価格の情報を要求する第1の要求情報を受信すると、第1の要求情報に含まれるアプリIDに対応づけて、第1の要求情報の受信履歴を利用者情報203に記憶する。
図11は、第1実施形態に係る利用者情報の例を示す図である。
図11(a)の例では、利用者情報には、「アプリID」、「性別」、「年齢」、「要求受信日時」、「位置情報」、「商品識別コード」等が含まれる。
「アプリID」は、例えば、利用者端末107で動作する利用者用アプリ210によって、例えば、初回のインストール時等に生成されるアプリの識別情報である。利用者端末107で動作するアプリは、例えば、利用者端末107の識別情報、例えば、IMEI(International Mobile Equipment Identity)等の固有情報に基づいて、情報端末700毎に固有のアプリIDを生成することができる。このようなアプリIDを用いることにより、情報処理システム100は、利用者の個人情報によらずに、利用者を識別することができるようになる。
なお、アプリIDは、情報処理システム100の利用者、又は利用者端末107を識別するための情報の一例である。例えば、アプリIDは、利用者を識別する利用者IDやメールアドレス、又は利用者端末107を識別する端末ID、電話番号等の情報であっても良い。
「性別」及び「年齢」は、利用者登録の際等に利用者が登録した利用者の情報の一例である。この情報は、例えば、店舗用端末108に顧客情報として提供され、店舗の従業員が利用者を特定するために利用することができる。例えば、商品の前に、中年の男性と、中高年の女性が立っている場合、図11(a)の利用者情報203により、店舗の従業員は、中年の男性が、アプリID「AP0001」に対応する利用者であると判断することができる。
「要求受信日時」は、価格情報管理サーバ101が、利用者端末107から第1の要求情報を受信した日時を示す情報である。
「位置情報」は、第1の要求情報に含まれている位置情報である。
「店舗情報」は、「位置情報」と、出力装置情報a202とに基づいて特定した、要求された価格の情報の対象となる商品が設置されている店舗を示す情報である。本実施形態では、利用者情報管理部804は、第1の要求情報に含まれる「位置情報」に対応する店舗を、例えば、図9(a)に示すような出力装置情報を用いて特定し、利用者情報203の「店舗情報」に記憶する。
「商品識別コード」は、第1の要求情報に含まれる商品識別コードである。
なお、「要求受信日時」、「位置情報」、及び「商品識別コード」は、第1の要求情報の受信履歴の一例である。「店舗情報」は、「位置情報」と出力装置情報a202とに基づいて、いつでも特定することができるので、必ずしも利用者情報203に含まれていなくても良い。
図11(b)は、利用者情報203の別の一例である。利用者情報203に含まれる「要求受信日時」の情報は、図11(b)に示すように、「最終受信日時」と「要求受信回数」として記憶されているものであっても良い。この場合、利用者(アプリID)の移動履歴等を追跡することはできないが、履歴情報を記憶する記憶領域を節約することができる。
再び、図8に戻って、価格情報管理サーバ101の機能構成の説明をさらに続ける。
要求情報受信部(受信部)805は、利用者端末107、又は店舗用端末108が送信する商品識別コードとアプリIDとを含む要求情報を受信する手段であり、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
提供情報作成部(作成部)806は、要求情報受信部805が受信した要求情報に含まれる商品識別コードを用いて、記憶部808に記憶した価格情報201から、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格の情報を含む提供情報を作成する。提供情報作成部806は、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
例えば、受信した要求情報が、利用者端末107から商品の価格の情報を要求する第1の要求情報である場合、提供情報作成部806は、例えば、図3(a)に示すような、地域内の複数の店舗における商品の価格の情報を含む提供情報を作成する。
一方、受信した要求情報が、店舗用端末108から商品の顧客の情報を要求する第2の要求情報である場合、提供情報作成部806は、例えば、図3(b)に示すような、顧客の情報を含む提供情報を作成する。提供情報作成部806は、例えば、利用者情報203に記憶した第1の要求情報の受信履歴に基づいて、利用者端末107から第1の要求情報を受信した回数を、例えば、来訪回数として、提供情報に付加する。この来訪回数の情報により、店舗の従業員は、商品の前にいる利用者が、何度も訪れている購入意欲の高い客であるかどうかを判断することができる。
情報提供部(提供部)807は、提供情報作成部806が作成した提供情報を、要求情報受信部805が受信した要求情報に含まれるアプリIDを有する要求元(情報端末、アプリ等)に提供(送信)する。情報提供部807は、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
記憶部808は、価格情報201、出力装置情報a202、利用者情報203等を記憶する手段であり、例えば、図4のストレージ部404、及び図4のCPU401で動作するプログラム等によって実現される。
(登録端末の機能構成)
登録端末102は、例えば、図7に示す情報端末700において、登録端末102用のプログラムを実行することにより、通信部821、登録要求部822、位置情報取得部823、表示制御部824、入力受付部825、記憶部826等を実現している。
通信部821は、登録端末102をネットワーク109に接続し、出力装置管理サーバ103、価格情報管理サーバ101等と通信を行う手段である。通信部801は、例えば、図7の通信I/F部705、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。
登録要求部822は、例えば、店舗で商品の価格を管理する担当者(従業員)の操作に応じて、各商品の商品識別コードと価格の情報とを含む価格の登録要求を、価格情報管理サーバ101に送信する。
また、登録要求部822は、店舗で商品を陳列する担当者(従業員)は、陳列した商品に対応する出力装置106の出力装置ID、出力装置106の位置情報、及び商品識別情報を含む出力装置106の登録要求を、出力装置管理サーバ103に送信する。
位置情報取得部823は、上記の出力装置106の登録要求に含まれる位置情報を取得する手段であり、例えば、図7のGPS受信部710、及び図7のCPU701で動作するプログラム等により実現される。なお、位置情報取得部823は、例えば、通信I/F部705部と、ネットワーク上のジオロケーションサービス等を用いて、登録端末102の位置情報を取得するものであっても良い。
なお、本実施形態では、「位置情報」は、商品が設置されている店舗を特定するために用いられるため、店舗を特定できる程度の精度を有していれば良い。
表示制御部824は、例えば、価格情報の登録画面、出力装置の登録画面等を、図7の表示入力部709等に表示させる手段であり、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
入力受付部825は、例えば、表示入力部709に表示された価格情報の登録画面、出力装置の登録画面に対する登録者の入力操作を受付ける手段であり、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
記憶部826は、例えば、登録端末102用のアプリや、登録端末102に対応する店舗の情報(例えば、店舗名、店舗ID等)を記憶する手段であり、例えば、図7のストレージ部704、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。
(出力装置の機能構成)
出力装置106は、通信部841、音波出力部843、及び装置情報記憶部842を有する。
通信部841は、ゲートウェイ104と無線通信を行う手段であり、例えば、図5の無線通信部504、及び図5のCPU501で動作するプログラム等によって実現される。出力装置106は、通信部841により、ゲートウェイ104を介して出力装置管理サーバ103や、価格情報管理サーバ101等とデータの送受信を行うことができるものとする。
音波出力部843は、装置情報記憶部842に記憶した出力装置106に対応する識別情報(第1の識別情報)を含む音波を出力する。本実施形態では、出力装置106は、出力装置管理サーバ103から受信した商品識別コードを装置情報記憶部842に記憶し、記憶した商品識別コード(第1の識別情報の一例)を含む音波を出力するものとする。なお、音波出力部843は、例えば、図5の音波制御部505、音波出力部506、及び図5のCPU501で動作するプログラム等によって実現される。
好ましくは、音波出力部843は、出力装置管理サーバ103からの指示に応じて、提供情報を含む音波の出力レベルや、周波数等を制御(変更)することができる。
装置情報記憶部842は、音波出力部843が、音波に含めて出力する識別情報等の情報を記憶する手段であり、例えば、図5のフラッシュROM503、及び図5のCPU501で動作するプログラム等によって実現される。
(利用者端末の機能構成)
利用者端末107は、例えば、図7に示す情報端末700で、利用者用アプリ210を実行することにより、通信部851、音波取得部852、情報抽出部853、価格情報要求部854、記憶部855、表示制御部856、入力受付部857、及び位置情報取得部858等を実現している。
通信部851は、利用者端末107をネットワーク109に接続し、価格情報管理サーバ101等と通信を行うための手段である。通信部851は、例えば、図7の通信I/F部705、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。
音波取得部852は、出力装置106から出力された音波を取得する手段であり、例えば、図7のマイク部707、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。
情報抽出部(取得部)853は、音波取得部852が取得した音波に含まれる情報を抽出する手段であり、例えば、図7のCPU701で動作するプログラムによって実現される。例えば、情報抽出部853は、音波取得部852が取得した音波に含まれる商品識別コードを取得する。
価格情報要求部854は、情報抽出部853によって商品識別コードが抽出された場合、抽出された商品識別コード、利用者端末107のアプリID、及び利用者端末107の位置情報を含む、第1の要求情報を価格情報管理サーバ101に送信する。ここでは、価格情報要求部854は、情報抽出部853によって商品識別コードが抽出された場合、第1の要求情報を、自動的に価格情報管理サーバ101に送信するものとして、以下の説明を行う。ただし、これはあくまで一例であり、価格情報要求部854は、利用者の操作に応じて、第1の要求情報を価格情報管理サーバ101に送信するものであっても良い。なお、価格情報要求部854は、例えば、図7のCPU701で動作するプログラムによって実現される。
記憶部855は、例えば、利用者用アプリ210や、アプリID等の情報を記憶する手段であり、例えば、図7のストレージ部704、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。
表示制御部856は、例えば、価格情報管理サーバ101から受信した提供情報等の表示画面を表示入力部709等に表示させる。表示制御部856は、例えば、図7のCPU701で動作するプログラムによって実現される。
入力受付部857は、表示入力部709への利用者の入力操作を受付ける手段であり例えば、図7のCPU701で動作するプログラムによって実現される。
位置情報取得部858は、利用者端末107の位置情報を取得する手段であり、例えば、図7のGPS受信部710、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。なお、位置情報取得部858は、例えば、通信I/F部705部と、ネットワーク上のジオロケーションサービス等を用いて、登録端末102の位置情報を取得するものであっても良い。なお、本実施形態では、「位置情報」は、商品が設置されている店舗を特定するために用いられるため、店舗を特定できる程度の精度を有していれば良い。
(店舗用端末の機能構成)
店舗用端末108は、例えば、図7に示す情報端末700で、店舗用アプリ220を実行することにより、通信部851、音波取得部852、情報抽出部853、顧客情報要求部861、記憶部855、表示制御部856、入力受付部857、及び位置情報取得部等を実現している。なお、顧客情報要求部861以外の構成は、利用者端末107と同様なので、ここでは差分を中心に説明を行う。
顧客情報要求部861は、情報抽出部853によって商品識別コードが抽出された場合、抽出された商品識別コード、店舗用端末108のアプリID、及び店舗用端末108の位置情報を含む、第2の要求情報を価格情報管理サーバ101に送信する。ここでは、顧客情報要求部861は、情報抽出部853によって商品識別コードが抽出された場合、第2の要求情報を、自動的に価格情報管理サーバ101に送信するものとして、以下の説明を行う。ただし、これはあくまで一例であり、顧客情報要求部861は、店舗の従業員等の操作に応じて、第2の要求情報を価格情報管理サーバ101に送信するものであっても良い。なお、顧客情報要求部861は、例えば、図7のCPU701で動作するプログラムによって実現される。
なお、店舗用端末108のアプリIDは、店舗用アプリ220に予め登録された店舗を識別するための識別情報(以下、店舗IDと呼ぶ)であっても良い。この場合、店舗IDで店舗を特定できるので、価格情報管理サーバ101に送信される第2の要求情報には位置情報が含まれていなくても良い。
<処理の流れ>
続いて、本実施形態に係る情報提供方法の処理の流れについて説明する。
(価格情報管理サーバの情報提供処理)
図12は、第1の実施形態に係る価格情報管理サーバの情報提供処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1201において、価格情報管理サーバ101は、要求情報受信部805が要求情報を受信すると、ステップS1202以降の処理を実行する。なお、要求情報受信部805が受信する要求情報には、利用者端末107が商品の価格の情報を要求する第1の要求情報、店舗用端末108が商品の顧客の情報を要求する第2の要求情報等が含まれる。
ステップS1202において、受信した要求情報が、利用者端末107から商品の価格の情報を要求する第1の要求情報である場合、要求情報受信部805は、処理をステップS1203に移行させる。一方、受信した要求情報が第1の要求情報でない場合、要求情報受信部805は、処理をステップS1207に移行させる。
このとき、要求情報受信部805は、例えば、利用者端末107から受信した要求情報を、第1の要求情報と判断するものであっても良いし、第1の要求情報に第1の要求情報であることを示す識別子が含まれているもの等であっても良い。
ステップS1203に移行すると、価格情報管理サーバ101の利用者情報管理部804は、受信した第1の要求情報の受信履歴を利用者情報203に記憶し、利用者情報203を更新する。
ステップS1204において、提供情報作成部806は、受信した第1の要求情報に含まれる位置情報と、記憶部808に記憶した出力装置情報a202とにより、第1の要求情報の要求元がいる店舗を特定する。例えば、第1の要求情報に含まれる位置情報が「(x1001,y1001)」である場合、提供情報作成部806は、図9(a)の出力装置情報を用いて、要求元がいる店舗を「店舗A」と判断することができる。
ステップS1205において、提供情報作成部806は、受信した第1の要求情報に含まれる商品識別情報を用いて、記憶部808に記憶した価格情報201から、地域内の複数の店舗の価格情報を取得する。例えば、第1の要求情報に含まれる商品識別情報が「JANコードA」である場合、提供情報作成部806は、図10(a)に示す価格情報201の各店舗(店舗A、B、C)の価格情報から、「JANコードA」に対応する価格情報を抽出する。
ステップS1206において、提供情報作成部806は、例えば、図3(a)に示すような、地域内の複数の店舗の価格情報を含む提供情報を作成する。
ステップS1212において、情報提供部807は、提供情報作成部806が作成した提供情報を、第1の要求情報に含まれるアプリIDに対応する要求元(利用者端末107)に送信する。
上記の処理により、価格情報管理サーバ101は、ネットワーク109を介して接続された利用者端末107の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報を容易に提供することができるようになる。
一方、ステップS1207に移行すると、要求情報受信部805は、受信した要求情報が、店舗用端末108から商品の顧客の情報を要求する要求情報(第2の要求情報)であるかどうかを判断する。
このとき、要求情報受信部805は、例えば、店舗用端末108から受信した要求情報を、第2の要求情報と判断するものであっても良いし、第2の要求情報に第2の要求情報であることを示す識別子が含まれているもの等であっても良い。
受信した要求情報が第2の要求情報でない場合、要求情報受信部805は、処理を終了させる。一方、受信した要求情報が第2の要求情報である場合、要求情報受信部805は、処理をステップS1208に移行させる。
ステップS1208において、提供情報作成部806は、第2の要求情報の要求元の店舗を特定する。例えば、提供情報作成部806は、第1の要求情報と同様に、受信した第2の要求情報に含まれる位置情報と、記憶部808に記憶した出力装置情報a202とにより、第2の要求情報の要求元の店舗を特定する。
別の一例として、店舗用端末108のアプリIDが、店舗を識別する店舗IDである場合、提供情報作成部806は、アプリIDに基づいて要求元の店舗を特定するもの等であっても良い。
ステップS1209において、提供情報作成部806は、第2の要求情報に含まれる商品識別コードと、記憶部808に記憶した利用者情報203に基づいて、商品の近くにある利用者端末107のアプリIDを特定する。例えば、提供情報作成部806は、第2の要求情報を受信した時刻から、所定の時間内(例えば、5分以内等)に、第2の要求情報に含まれる商品識別コードを含む第1の要求情報を送信した利用者端末107のアプリIDを特定する。
例えば、要求情報受信部805が、日時「20xx.10.1 12:07」に第2の要求情報を受信し、図12のステップS1208において、要求元の店舗が「店舗A」に特定されたものとする。また、受信した第2の要求情報に含まれる商品識別コードが「JANコードA」であるものとする。
この場合、提供情報作成部806は、例えば、図11(a)に示す利用者情報203を用いて、店舗情報「店舗A」、商品識別コード「JANコードA」の受信履歴のうち、要求受信日時「20xx.10.1 12:02〜12」の受信履歴を抽出する。また、提供情報作成部806は、抽出した受信履歴に対応するアプリID「AP0001」、「AP0002」を特定する。
ステップS1210において、提供情報作成部806は、受信した第2の要求情報に含まれる商品識別情報を用いて、記憶部808に記憶した価格情報201から、地域内の複数の店舗の価格情報を取得する。
ステップS1211において、提供情報作成部806は、例えば、図3(b)に示すような、ステップS1209で特定されたアプリIDに対応する顧客の情報(例えば、性別、年齢、来訪回数等)を含む提供情報を作成する。
ステップS1212において、情報提供部807は、提供情報作成部806が作成した提供情報を、第2の要求情報に含まれるアプリIDに対応する要求元(店舗用端末108)に送信する。
上記の処理により、価格情報管理サーバ101は、ネットワーク109を介して接続された店舗用端末108の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報と共に、商品の顧客の情報を容易に提供することができるようになる。
(出力装置情報の登録処理)
図13は、第1の実施形態に係る出力装置情報の登録処理の例を示すシーケンス図である。なお、図13の例では、出力装置管理サーバ103は、図9(b)に示すような複数の地域の出力装置情報を管理しているものとする。また、図13の破線の矢印は、登録端末102の利用者である従業員による登録端末102への操作を示す。
ステップS1301において、登録端末102の利用者である店舗の従業員が、登録アプリの起動操作を行う。
ステップS1302において、登録端末102は登録アプリを起動し、図7の表示入力部709等に、例えば、図14(a)に示すようなメニュー画面1410を表示させる(ステップS1303)。
図14(a)の例では、メニュー画面1410には、設置した商品に対応する出力装置情報の登録を行うための「設置登録」ボタン1411、及び商品の価格を登録するための「価格登録」ボタン1412が表示されている。
ステップS1304において、従業員は、例えば、登録端末102に表示されたメニュー画面1410から、「設置登録」ボタン1411を選択することにより、設置登録の選択操作を行う。
ステップS1305において、「設置登録」ボタン1411の選択を受付けた登録端末は、図7の表示入力部709等に、例えば、図14(b)に示すような設置登録画面1420を表示させる。
図14(b)の例では、設置登録画面1420には、設置した商品に対応する出力装置106の出力装置IDの入力欄1421、設置した商品のJANコードの入力欄1422、店舗名1423、「登録」ボタン1424等が含まれる。
出力装置IDの入力欄1421は、例えば、プルダウンメニュー等により、店舗で利用可能な出力装置IDの一覧を選択可能に表示させるものであっても良いし、従業員等が入力するものであっても良い。
JANコードの入力欄1422は、従業員がJANコード(商品識別コード)を入力するものであっても良いし、登録端末102が、出力装置106が出力する音波に含まれるJANコードを抽出して、自動的に表示するものであっても良い。
店舗名1423の情報は、従業員が入力するものであっても良いが、例えば、登録アプリを登録端末102にインストールする際等に、予め登録されていることが望ましい。
「登録」ボタン1424を選択することにより、従業員は、出力装置情報の登録を実行することができる。
ステップS1306において、従業員は、登録端末102に表示された設置登録画面1420に登録情報を入力し、「登録」ボタン1424を選択する。
ステップ1307において、登録端末102の入力受付部825は、登録情報の入力を受付ける。
ステップS1308において、登録端末の位置情報取得部823は、登録端末102の位置情報を取得する。
ステップS1309において、登録要求部822は、設置登録画面1420で受付けた出力装置ID、商品識別コード、及び店舗名(店舗情報)と、位置情報取得部823が取得した位置情報を含む登録要求を、出力装置管理サーバ103に送信する。
ステップS1310において、出力装置管理サーバ103の出力装置管理部832は、登録端末102から受信した登録要求に含まれる情報を、記憶部833の出力装置情報A834に登録(又は更新)する。
上記の処理により、各店舗の従業員は、店舗に陳列した商品に対応する出力装置106の情報を、出力装置管理サーバ103に登録することができる。
ステップS1311において、価格情報管理サーバ101は、出力装置管理サーバ103に出力装置情報の取得要求を送信し、出力装置管理サーバ103に出力装置情報の取得を要求する。
好ましくは、価格情報管理サーバ101が送信する出力装置情報の取得要求には、価格情報管理サーバ101が価格情報を管理する地域(例えば、地域A)を指定する情報が含まれる。
ステップS1312において、出力装置情報を取得要求を受信した出力装置管理サーバ103は、指定された地域(地域A)の出力装置情報を、要求元の価格情報管理サーバ101に送信する。
ステップS1313において、出力装置管理サーバ103から地域Aの出力装置情報を受信した価格情報管理サーバ101は、受信した出力装置情報を、記憶部808の出力装置情報a202に記憶する。
上記の処理により、価格情報管理サーバ101は、地域Aの出力装置情報を取得し、管理することができる。なお、価格情報管理サーバ101は、出力装置管理サーバ103の出力装置管理部832の機能を有していても良い。この場合、価格情報管理サーバ101は、出力装置管理サーバ103によらずに、出力装置情報を取得し、管理することができるようになる。
(価格情報の登録処理)
図15は、第1の実施形態に係る価格情報の登録処理の例を示すシーケンス図である。なお、図15の破線の矢印は、登録端末102の利用者である従業員による登録端末102への操作を示す。
ステップS1501において、登録端末102の利用者である店舗の従業員が、登録アプリの起動操作を行う。
ステップS1502において、登録端末102は登録アプリを起動し、図7の表示入力部709等に、例えば、図14(a)に示すようなメニュー画面1410を表示させる(ステップS1503)。
ステップS1504において、従業員は、登録端末102に表示されたメニュー画面1410から、「価格登録」ボタン1412を選択することにより、価格登録の選択操作を行う。
ステップS1505において、「価格登録」ボタン1412の選択を受付けた登録端末は、図7の表示入力部709等に、例えば、図14(C)に示すような価格登録画面1430を表示させる。
図14(C)の例では、価格登録画面1430には、商品のJANコードの入力欄1431、商品名の入力欄1432、商品の価格の入力欄1433、店舗の情報(店舗名)、及び「登録」ボタン1434等が含まれる。
JANコードの入力欄1431には、例えば、店舗の従業員が、価格を登録する商品に対応する商品識別コード(JANコード)を入力する。商品名の入力欄1432には、店舗の従業員が、価格を登録する商品の商品名を入力する。価格の入力欄1433には、店舗の従業員が、商品の価格を入力する。
店舗名の情報は、図14(b)の設置登録画面1420と同様に、予め設定されていることが望ましい。
「登録」ボタン1434を選択することにより、店舗の従業員は、価格情報の登録を実行することができる。
ステップS1506において、店舗の従業員は、登録端末102に表示された価格登録画面1430に価格情報(商品識別コード、商品名、価格情報等)を入力し、「登録」ボタン1434を選択する。
ステップ1507において、登録端末102の入力受付部825は、価格情報の入力を受付ける。
ステップS1508において、登録要求部822は、価格登録画面1430で受付けた商品識別コード、商品名、価格情報等の情報と、店舗情報(店舗名等)を含む価格情報の登録要求を価格情報管理サーバ101に送信する。
ステップS1509において、登録端末102から、価格情報の登録要求を受付けた価格情報管理サーバ101の価格情報管理部803は、登録端末102から受信した登録要求に含まれる価格情報を、記憶部808の価格情報201に登録する。
好ましくは、価格情報管理サーバ101は、登録要求に含まれる店舗情報が、予め登録された地域内の店舗である場合、要求された価格の情報を価格情報201に登録する。
上記の処理により、価格情報管理サーバ101は、地域Aの複数の店舗から、商品の価格情報の登録を受付けて、価格情報201に登録することができるようになる。
(価格情報の提供処理)
図16は、第1の実施形態に係る価格情報の提供処理の例を示すシーケンス図である。
ステップS1601において、例えば、利用者端末107の利用者の操作により、利用者端末107は、利用者用アプリ210を起動すると、利用者端末107の音波取得部852は、出力装置106から出力される音波を取得を開始する。
ステップS1602において、例えば、利用者端末107の利用者が、出力装置106が装着された商品の前に移動すること等により、出力装置106が出力する音波が利用者端末107に到達する。
ステップS1603において、利用者端末107の音波取得部852は、出力装置106が出力した音波を取得し、情報抽出部853は、取得した音波に含まれる商品識別コードを抽出する。
ステップS1604において、利用者端末107の位置情報取得部858は、利用者端末107の位置を示す位置情報を取得する。
好ましくは、ステップS1605において、利用者端末107は、ステップS1603で音波を取得してから、所定の時間(例えば10秒)を経過した後、再び音波を取得し、取得した音波に含まれる商品識別情報を抽出する。
また、ステップS1606において、利用者端末107の価格情報要求部854は、ステップS1603で取得した商品識別情報と、ステップS1606で取得した商品識別情報が一致した場合、価格情報の取得要求(第1の要求情報)の送信処理を実行する。
このステップS1605、S1606の処理により、利用者端末107が、所定の時間より長く商品の前にいる場合に、価格情報の取得要求(第1の要求情報)が、価格情報管理サーバ101に送信されるようになる。
なお、ステップS1605、S1606の処理は一例である。例えば、利用者端末107の価格情報要求部854は、利用者端末107の利用者から所定の操作を受付けた場合に、第1の要求情報を価格情報管理サーバ101に送信するものであっても良い。また、利用者端末107の価格情報要求部854は、ステップS1605、S1606の処理を省略して、第1の要求情報を価格情報管理サーバ101に送信するものであっても良い。
ここでは、ステップS1606において、ステップS1603で取得した商品識別情報と、ステップS1606で取得した商品識別情報が一致した場合の処理について、以下の説明を行う。
ステップS1607において、利用者端末107の価格情報要求部854は、商品の価格の情報を要求する第1の要求情報(価格情報の取得要求)を、価格情報管理サーバ101に送信する。この第1の要求情報には、例えば、利用者端末107に対応するアプリID、商品の商品識別情報、及び利用者端末107の位置情報等が含まれる。
ステップS1608において、第1の要求情報を受信した価格情報管理サーバ101は、利用者情報203の第1の要求情報の受信履歴を更新し、受信した第1の要求情報に含まれる商品識別コードに対応する商品の価格の情報を含む提供情報を作成する。なお、この処理は、図12のステップS1203〜S1206の処理に対応している。
ステップS1609において、価格情報管理サーバ101は、作成された価格情報を含む提供情報を、利用者端末107に送信する。なお、この処理は、図12のステップS1212の処理に対応している。
ステップS1610において、利用者端末107の表示制御部856は、例えば、図3(a)に示すような、地域Aの価格情報311を表示入力部709に表示させる。
(顧客情報の提供処理)
図17は、第1の実施形態に係る顧客情報の提供処理の例を示すシーケンス図である。
ステップS1701において、例えば、店舗用端末108を利用する店舗の従業員の操作により、店舗用端末108は、店舗用アプリ220を起動すると、店舗用端末108の音波取得部852は、出力装置106から出力される音波を取得を開始する。
ステップS1702において、例えば、店舗用アプリ220を利用する従業員が、出力装置106が装着された商品の前に移動すること等により、出力装置106が出力する音波が店舗用端末108に到達する。
ステップS1703において、店舗用端末108の音波取得部852は、出力装置106が出力した音波を取得し、情報抽出部853は、取得した音波に含まれる商品識別コードを抽出する。
ステップS1704において、店舗用端末108の位置情報取得部858は、店舗用端末108の位置を示す位置情報を取得する。或いは、店舗用端末108は、例えば、予め登録された店舗情報(例えば、店舗名、店舗ID等)を取得するものであっても良い。
ステップS1705において、店舗用端末108の顧客情報要求部861は、商品の顧客の情報を要求する第2の要求情報(顧客情報の取得要求)を、価格情報管理サーバ101に送信する。この第2の要求情報には、例えば、店舗用端末108に対応するアプリID、商品の商品識別情報、及び店舗用端末108の位置情報又は店舗情報等が含まれる。
ステップS1706において、第2の要求情報を受信した価格情報管理サーバ101は、受信した第2の要求情報に含まれる商品識別コードに対応する商品の顧客の情報を含む提供情報を作成する。なお、この処理は、図12のステップS1208〜S1211の処理に対応している。
ステップS1707において、価格情報管理サーバ101は、作成された顧客の情報を含む提供情報を、店舗用端末108に送信する。なお、この処理は、図12のステップS1212の処理に対応している。
ステップS1708において、店舗用端末108の表示制御部856は、例えば、図3(b)に示すような、お客様情報321を表示入力部709に表示させる。
上記の処理により、価格情報管理サーバ101は、ネットワーク109を介して接続された利用者端末107の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格の情報を、容易に提供することができる。
さらに、価格情報管理サーバ101は、ネットワーク109を介して接続された店舗用端末108の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格の情報と顧客の情報とを、容易に提供することができるようになる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態において、商品に装着された出力装置106は、商品の商品識別情報を表すバーコードや2次元コード等であっても良い。この場合、利用者端末107は、例えば、カメラ部711を用いて、バーコード等から商品識別情報を抽出すれば良い。
<機能構成>
図18は、第2の実施形態に係る情報処理システムの機能構成図である。第2の実施形態では、商品には出力装置106に代えて、商品の商品識別情報を表すバーコード1810が装着されている。なお、バーコード1810は、QRコード(登録商標)等の2次元コードであっても良い。
(利用者端末の機能構成)
本実施形態に係る利用者端末107は、図8に示す第1の実施形態に係る利用者端末107の音波取得部852に代えて、撮像部1851を有している。また、本実施形態に係る利用者端末107は、図8に示す第1の実施形態に係る利用者端末107の情報抽出部853に代えて、バーコード情報抽出部1852を有している。なお、その他の構成は、図8に示す第1の実施形態に係る利用者端末107の構成と同様なので、ここでは差分を中心に説明を行う。
撮像部1851は、商品に装着(貼付)されたバーコード1810を撮像する手段であり、例えば、図7のカメラ部711、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。
バーコード情報抽出部1852は、撮像部1851によって撮像されたバーコード1810の画像から、商品識別コード(例えばJANコード)を抽出する手段であり、例えば、図7のCPU701で動作するプログラムによって実現される。
(登録端末の機能構成)
本実施形態に係る登録端末102は、図8に示す第1の実施形態に係る登録端末102の機能構成に加えて、撮像部1821、及びバーコード情報抽出部1822を有している。なお、その他の構成は、図8に示す第1の実施形態に係る登録端末102の構成と同様なので、ここでは差分を中心に説明を行う。
撮像部1821は、商品に装着(貼付)されたバーコード1810を撮像する手段であり、例えば、図7のカメラ部711、及び図7のCPU701で動作するプログラム等によって実現される。
バーコード情報抽出部1822は、撮像部1851によって撮像されたバーコード1810の画像から、商品識別コード(例えばJANコード)を抽出する手段であり、例えば、図7のCPU701で動作するプログラムによって実現される。
(価格情報管理サーバの機能構成)
本実施形態に価格情報管理サーバ101は、図8に示す第1の実施形態に係る価格情報管理サーバ101の出力装置情報管理部802に代えて、商品位置情報管理部1801を有している。また、記憶部808には、図8に示す第1の実施形態に係る出力装置情報a202に代えて、商品位置情報1802が記憶されている。なお、その他の構成は、図8に示す第1の実施形態に係る価格情報管理サーバ101の構成と同様なので、ここでは差分を中心に説明を行う。
商品位置情報管理部1801は、店舗に陳列された商品の商品位置情報を、記憶部808の商品位置情報1802に記憶して、管理する手段であり、例えば、図4のCPU401で動作するプログラムによって実現される。
図19は、第2の実施形態に係る商品位置情報の例を示す図である。
図19(a)に示す商品位置情報は、例えば、図9(a)に示す第1の実施形態に係る出力装置情報から、「出力装置ID」を除いた情報を有している。
同様に、図19(b)に示す商品位置情報は、例えば、図9(b)に示す第1の実施形態に係る出力装置情報から、「出力装置ID」を除いた情報を有している。
<処理の流れ>
図20は、第2の実施形態に係る商品位置情報の登録処理の例を示すシーケンス図である。なお、図20のステップS1301〜S1304の処理は、図13に示す第1の実施形態における出力装置情報の登録処理と同様なので、ここでは差分を中心に説明を行う。
ステップS2001において、設置登録の選択を受付けた登録端末102は、図7の表示入力部709等に、設置登録画面を表示させる。なお、本実施形態に係る設置登録画面には、例えば、登録端末102の利用者(従業員)に商品のバーコードの撮像を促すメッセージや、バーコード撮像用の撮像画面等が含まれるものとする。
ステップS2002において、従業員が商品のバーコードの撮像操作を行う。
ステップS2003において、バーコードの撮像操作を受付けた登録端末102の撮像部1821は、バーコードを含む画像を撮像し、登録端末102のバーコード情報抽出部1822は、撮像された画像から商品識別コードを抽出する。これにより、例えば、登録端末102の設置登録画面に商品識別コードが表示される。
なお、ステップS2002、S2003の処理は好適な一例であり、商品識別コードは、従業員が設置登録画面に入力するものであっても良い。
ステップS2004において、従業員は、登録端末102の設置登録画面に、店舗情報(例えば、店舗名、店舗ID等)を入力し、ステップS2005において、登録端末102は、店舗情報の入力を受付ける。
なお、ステップS2004、S2005の処理は一例であり、店舗情報は、例えば、登録端末102に登録アプリをインストールする際等に、予め登録されているものであっても良い。
ステップS2006において、登録端末102の位置情報取得部823は、登録端末102の位置情報を取得する。
ステップS2007において、登録端末102の登録要求部822は、商品識別コード、店舗情報、及び位置情報を含む商品位置情報の登録要求を、価格情報管理サーバ101に送信する。
ステップS2008において、価格情報管理サーバ101の商品位置情報管理部1801は、登録端末102から受信した登録要求に含まれる情報を、記憶部808の商品位置情報1802に登録(又は更新)する。
上記の処理により、各店舗に陳列された商品の商品識別コード、店舗情報、位置情報等を、価格情報管理サーバ101に登録することができる。このように、情報処理システム100は、出力装置106や、出力装置管理サーバ103によらずに、商品の位置情報を管理するものであっても良い。
(価格情報の提供処理)
図21は、第2の実施形態に係る価格情報の提供処理の例を示すシーケンス図である。本処理は、例えば、図16に示す第1の実施形態に係る価格情報の提供処理に対応している。
ステップS2101において、例えば、利用者端末107の利用者の操作により、利用者端末107は、利用者用アプリ210を起動する。
ステップS2102において、例えば、利用者端末107の利用者が、商品に装着されたバーコード1810の撮像操作を行う。
ステップS2103において、バーコード1810の撮像操作を受付けた利用者端末107の撮像部1851は、バーコード1810の撮像画像を取得し、バーコード情報抽出部1852は、バーコード1810から商品識別情報を抽出する。
ステップS2104において、利用者端末107の位置情報取得部858は、利用者端末107の位置を示す位置情報を取得する。
ステップS2105において、利用者端末107の価格情報要求部854は、商品の価格の情報を要求する第1の要求情報(価格情報の取得要求)を、価格情報管理サーバ101に送信する。この第1の要求情報には、例えば、利用者端末107に対応するアプリID、商品の商品識別情報、及び利用者端末107の位置情報等が含まれる。
ステップS2106において、第1の要求情報を受信した価格情報管理サーバ101は、利用者情報203の第1の要求情報の受信履歴を更新し、受信した第1の要求情報に含まれる商品識別コードに対応する商品の価格の情報を含む提供情報を作成する。
ステップS2107において、価格情報管理サーバ101は、作成された価格情報を含む提供情報を、利用者端末107に送信する。
ステップS2108において、利用者端末107の表示制御部856は、例えば、図3(a)に示すような、地域Aの価格情報311を表示入力部709に表示させる。
なお、同様にして、店舗用端末108に対して、価格情報、及び顧客情報を含む提供情報を提供することも可能である。
以上、本実施形態によれば、第1の実施形態の出力装置106に代えて、バーコード1810を用いて、ネットワークを介して接続された情報端末の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報を提供することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、商品に装着された出力装置106が、出力装置IDを含む音波を出力する場合の例について説明する。
図22は、第3の実施形態に係る情報処理システムの処理の概要を説明するための図である。基本的な処理の流れは、図2に示す一実施形態に係る情報処理システムの処理と同様であるが、本実施形態に係る出力装置106cは、商品識別コードに代えて、出力装置106cの出力装置ID(第1の識別情報の別の一例)を含む音波を出力している。
利用者端末107は、出力装置106cが出力する音波を取得すると、取得した音波に含まれる出力装置IDと、利用者端末107に対応するアプリIDを含む第1の要求情報を、価格情報管理サーバ101に送信する(ステップS2)。
同様に、店舗用端末108は、出力装置106cが出力する音波を取得すると、取得した音波に含まれる出力装置IDと、店舗用端末108に対応するアプリIDを含む第2の要求情報を、価格情報管理サーバ101に送信する(ステップS5)。
一方、本実施形態に係る価格情報管理サーバ101が管理する出力装置情報a202には、例えば、図23に示すように、出力装置IDと、店舗情報と、商品識別情報とが対応づけて記憶されている。この出力装置情報a202を用いて、価格情報管理サーバ101は、利用者端末107から受信した第1の要求情報に含まれる出力装置IDから、商品C105cが設置された店舗と、商品識別情報を特定することができる。
図23は、第3の実施形態に係る出力装置情報の例を示す図である。本実施形態に係る出力情報は、図9に示す第1の実施形態に係る出力装置情報に対して、「位置情報」が含まれていなくても良い。
なお、図23に示す出力装置情報の「出力装置ID」、「店舗情報」、及び「商品識別コード」は、例えば、図14(b)に示す設置登録画面1420を用いて、第1の実施形態と同様に登録することができる。
図24は、第3の実施形態に係る利用者情報の例を示す図である。本実施形態に係る出力情報は、図11(a)に示す第1の実施形態に係る利用者装置情報に対して、「位置情報」が含まれていなくても良い。
このように、本実施形態では、位置情報の管理を省略することができる。
<処理の流れ>
図25は、第3の実施形態に係る価格情報管理サーバの情報提供処理の流れを示すフローチャートである。なお、図25のステップS1201、S1202、及びS1207の処理は、図12に示す第1の実施形態の処理と同様なので、ここでは差分を中心に説明する。
ステップS2501において、価格情報管理サーバ101の利用者情報管理部804は、受信した第1の要求情報の受信履歴を利用者情報203に記憶し、利用者情報203を更新する。
ステップS2502において、提供情報作成部806は、受信した第1の要求情報に含まれる出力装置IDを用いて、第1の要求情報の要求元がいる店舗を特定する。
ステップS2503において、提供情報作成部806は、受信した第1の要求情報に含まれる出力装置IDに対応する商品識別情報を用いて、記憶部808に記憶した価格情報201から、地域内の複数の店舗の価格情報を取得する。
ステップS2504において、提供情報作成部806は、例えば、図3(a)に示すような、地域内の複数の店舗の価格情報を含む提供情報(価格情報)を作成する。
ステップS2505において、情報提供部807は、提供情報作成部806が作成した提供情報(価格情報)を、第1の要求情報に含まれるアプリIDに対応する要求元(利用者端末107)に送信する。
上記の処理により、価格情報管理サーバ101は、第1の実施形態と同様に、ネットワーク109を介して接続された利用者端末107の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報を容易に提供することができる。
一方、ステップS2506において、提供情報作成部806は、第2の要求情報に含まれる出力装置IDに対応する要求元の店舗を特定する。
ステップS2507において、提供情報作成部806は、第2の要求情報に含まれる出力装置IDと、記憶部808に記憶した利用者情報203に基づいて、商品の近くにある利用者端末107のアプリIDを特定する。例えば、提供情報作成部806は、第2の要求情報を受信した時刻から、所定の時間内(例えば、5分以内等)に、第2の要求情報に含まれる商品識別コードを含む第1の要求情報を送信した利用者端末107のアプリIDを特定する。
ステップS2508において、提供情報作成部806は、受信した第2の要求情報に含まれる出力装置IDに対応する商品識別情報を用いて、記憶部808に記憶した価格情報201から、地域内の複数の店舗の価格情報を取得する。
ステップS2509において、提供情報作成部806は、例えば、図3(b)に示すような、ステップS2507で特定されたアプリIDに対応する顧客の情報(例えば、性別、年齢等)を含む提供情報を作成する。
ステップS2510において、情報提供部807は、提供情報作成部806が作成した提供情報(顧客情報)を、第2の要求情報に含まれるアプリIDに対応する要求元(店舗用端末108)に送信する。
上記の処理により、価格情報管理サーバ101は、第1の実施形態と同様に、ネットワーク109を介して接続された店舗用端末108の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報と共に、商品の顧客の情報を容易に提供することができる。
(価格情報の提供処理)
図26は、第3の実施形態に係る価格情報の提供処理の例を示すシーケンス図である。なお、基本的な処理は、図16に示す第1の実施形態に係る価格情報の提供処理と同様なので、詳細な説明は省略する。
ステップS2601において、例えば、利用者端末107の利用者の操作により、利用者端末107は、利用者用アプリ210を起動すると、利用者端末107の音波取得部852は、出力装置106から出力される音波を取得を開始する。
ステップS2602において、例えば、利用者端末107の利用者が、出力装置106が装着された商品の前に移動すること等により、出力装置106が出力する音波が利用者端末107に到達する。
ステップS2603において、利用者端末107の音波取得部852は、出力装置106が出力した音波を取得し、情報抽出部853は、取得した音波に含まれる出力装置IDを抽出する。
好ましくは、ステップS2604において、利用者端末107は、ステップS2603で音波を取得してから、所定の時間(例えば10秒)を経過した後、再び音波を取得し、取得した音波に含まれる出力装置IDを抽出する。
また、ステップS2605において、利用者端末107の価格情報要求部854は、ステップS2603で取得した出力装置IDと、ステップS2604で取得した出力装置IDが一致した場合、価格情報の取得要求(第1の要求情報)の送信処理を実行する。
ステップS2603、S2604で取得した出力装置IDが一致した場合、ステップS2606において、利用者端末107の価格情報要求部854は、商品の価格の情報を要求する第1の要求情報(価格情報の取得要求)を価格情報管理サーバ101に送信する。この第1の要求情報には、例えば、利用者端末107に対応するアプリID、及び出力装置ID等が含まれる。
ステップS2607において、第1の要求情報を受信した価格情報管理サーバ101は、利用者情報203の第1の要求情報の受信履歴を更新し、受信した第1の要求情報に含まれる出力装置IDに対応する商品の価格の情報を含む提供情報を作成する。
ステップS2608において、価格情報管理サーバ101は、作成された価格情報を含む提供情報を、利用者端末107に送信する。
ステップS2609において、利用者端末107の表示制御部856は、例えば、図3(a)に示すような、地域Aの価格情報311を表示入力部709に表示させる。
(顧客情報の提供処理)
図27は、第3の実施形態に係る顧客情報の提供処理の例を示すシーケンス図である。なお、基本的な処理は、図17に示す第1の実施形態に係る顧客情報の提供処理と同様なので、詳細な説明は省略する。
ステップS2701において、例えば、店舗用端末108を利用する店舗の従業員の操作により、店舗用端末108は、店舗用アプリ220を起動すると、店舗用端末108の音波取得部852は、出力装置106から出力される音波を取得を開始する。
ステップS2702において、例えば、店舗用アプリ220を利用する従業員が、出力装置106が装着された商品の前に移動すること等により、出力装置106が出力する音波が店舗用端末108に到達する。
ステップS2703において、店舗用端末108の音波取得部852は、出力装置106が出力した音波を取得し、情報抽出部853は、取得した音波に含まれる出力装置IDを抽出する。
ステップS2704において、店舗用端末108の顧客情報要求部861は、商品の顧客の情報を要求する第2の要求情報(顧客情報の取得要求)を、価格情報管理サーバ101に送信する。この第2の要求情報には、例えば、店舗用端末108に対応するアプリID、及びステップA2703で抽出した出力装置ID等が含まれる。
ステップS2705において、第2の要求情報を受信した価格情報管理サーバ101は、受信した第2の要求情報に含まれる出力装置IDに対応する商品の顧客の情報を含む提供情報を作成する。
ステップS2706において、価格情報管理サーバ101は、作成された顧客の情報を含む提供情報を、店舗用端末108に送信する。
ステップS2707において、店舗用端末108の表示制御部856は、例えば、図3(b)に示すような、お客様情報321を表示入力部709に表示させる。
このように、情報処理システム100は、出力装置106が出力する音波に含まれる出力装置IDに基づいて、ネットワークを介して接続された情報端末の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報を提供することができる。
[第4の実施形態]
第1〜第3の実施形態では、出力装置106が商品に装着されている場合の例について説明を行ったが、出力装置106は、商品の近くに設置されているものであっても良い。
図28は、第4の実施形態に係る出力装置の配置の一例を示す図である。図28は、例えば、店舗A110aの2階にある売場の一つである大型テレビエリアの配置の一例を示している。
図28の例では、大型テレビエリアは、複数の売場T01〜T06に分割されており、各売場に対応する天井等に、出力装置106a〜106fが設置されている。また、各売場には、例えば、大型テレビ(テレビA〜テレビF)等の商品が陳列されているものとする。
図28において、各出力装置106は、各出力装置106の下の括弧内に示す自装置の出力装置を含む音波を出力しているものとする。例えば、出力装置106aは、出力装置106aの出力装置ID「SP0001」を含む音波を、売場T01に対応する領域(破線の円で示す領域)内に出力している。
図29は、第4の実施形態に係る出力装置管理部が管理する情報の例を示す図である。
図29(a)は、本実施形態に係る出力装置情報の例が示されている。本実施形態に係る出力装置情報には、例えば、「出力装置ID」に対応づけて、「店舗情報」、「フロア情報」、「エリア情報」、「売場情報」、「商品識別情報」等が記憶されている。
このうち、「出力装置ID」、「店舗情報」、「フロア情報」、「エリア情報」、「売場情報」等の情報は、例えば、各売場に出力装置106を設置した際等に、出力装置106を設置した従業員等により、予め出力装置情報に登録されているものとする。一方、「商品識別コード」は、各売場に商品を設置した際に、商品を設置した従業員が、登録端末102を用いて登録するものとする。
好ましくは、出力装置管理部832は、図29(b)に示すような各店舗のフロアマップ情報や、図29(C)に示すような売場のレイアウト情報等をさらに管理している。
図29(b)は、店舗A110aの2階に対応するフロアマップの例を示している。図29(b)の例では、店舗A110aの2階のフロアマップ2901は、例えば、大型テレビエリア2902、小型テレビエリア、HDレコーダエリア、エアコンエリア等、複数の領域の配置を示している。
図29(c)は、図29(b)に示す複数の領域のうち、大型テレビエリア2902の売場レイアウトの例を示している。出力装置管理部832は、複数の領域毎にこのような売場レイアウトの情報を有していることが望ましい。
なお、価格情報管理サーバ101の出力装置情報管理部802は、出力装置管理サーバ103から、図29に示すような出力装置情報を取得し、記憶部808の出力装置情報a202に記憶して、管理する。
また、本実施形態に係る価格情報管理サーバ101は、記憶部808に記憶した出力装置情報a202を用いて、利用者端末107に、利用者端末107の位置を示す情報(マップ情報等)を提供する。
図30は、第4の実施形態に係る情報処理システムが提供する価格情報の例を示す図である。例えば、図28の売場T03に利用者端末107がある場合、利用者端末107は、出力装置106cの出力装置ID「SP10003」と、利用者端末107のアプリIDとを含む第1の要求情報を価格情報管理サーバ101に送信する。
価格情報管理サーバ101は、利用者端末107から第1の要求情報を受信すると、受信した第1の要求情報に含まれる出力装置IDと、図29(a)に示す出力装置情報を用いて、利用者端末107がいる位置と、商品の商品識別コードを特定することができる。
例えば、利用者端末107から受信した第1の要求情報に含まれる出力装置IDが「SP0003」である場合、価格情報管理サーバ101は、要求元の利用者端末107が、「店舗A」、「2階」、「大型テレビエリア」の「売場T03」にいると判断する。また、価格情報管理サーバ101は、出力装置ID「SP0003」に陳列された商品の商品識別コードが「JANコードC」であると判断することができる。
これにより、価格情報管理サーバ101は、利用者端末107に対して、売場T03に陳列された商品の価格の情報と、位置を示す情報(例えば、フロアマップ、売場レイアウト等)を含む提供情報を提供することができるようになる。
図30は、第4の実施形態に係る情報処理システムが提供する価格情報の例を示す図である。
図30(a)の例では、提供情報3010には、第1の実施形態と同様の価格情報3011に加えて、フロアマップ3012が含まれている。このフロアマップ3012には、例えば、利用者の利用者端末107の現在位置3014が、店舗A2階の大型テレビエリア3013にあることが示されている。このフロアマップ3012は、例えば、図29(a)に示す出力装置情報と、図20(b)に示すフロアマップ2901を用いて、提供情報作成部806によって作成される。
また、利用者端末107の利用者は、図30(a)に示すフロアマップ3012の大型テレビエリア3013をタップすることにより、例えば、図30(b)に示すような、大型テレビエリアの売場レイアウト3022を表示することができる。この売場レイアウト3022は、例えば、図29(a)に示す出力装置情報と、図20(c)に示す大型テレビエリア2902の売場レイアウトを用いて、提供情報作成部806によって作成される。これにより、価格情報管理サーバ101は、利用者端末107の利用者に、さらに詳細な位置の情報を提供することができる。
また、利用者端末107の利用者は、例えば、図30(a)に示す価格情報3011をタップすることにより、例えば、図30(b)に示すような、さらに詳細な価格情報3021を得られるものであっても良い。図30(b)の例では、詳細な価格情報3021に、例えば、図10(b)に示す価格情報201の「特典情報」に登録された情報が表示されている。
図31は、第4の実施形態に係る情報処理システムが提供する顧客情報の例を示す図である。
図31の例では、提供情報3110には、図3(b)に示す提供情報に含まれる顧客情報3111や、価格情報3112に加えて、売場レイアウト3113が表示されている。なお、売場レイアウト3113に含まれる「現在位置」は、例えば、顧客情報3111に対応する顧客(お客様A)の現在位置を示している。
好ましくは、本実施形態に係る価格情報管理サーバ101は、特定の売場に所定の回数(例えば5回)以上、利用者が来訪した場合、自動的に図31に示すような提供情報3110を、店舗用端末108に送信する。これにより、店舗用端末108を所持している従業員は、購買意欲が高い利用者が、例えば、大型テレビエリアの売場T03にいること、その利用者は男性で年齢が40代であること等の顧客の情報を容易に取得することができるようになる。
<処理の流れ>
図32は、第4の実施形態に係る顧客情報の提供処理の例を示すフローチャートである。
ステップS3201において、価格情報管理サーバ101の提供情報作成部806は、例えば、利用者情報管理部804により、利用者情報203が更新された場合、ステップS3202以降の処理を実行する。
ステップS3202において、提供情報作成部806は、利用者情報203が更新されたアプリIDに対応する第1の要求情報の受信履歴により、アプリIDに対応する利用者端末107の来訪回数が所定の回数(例えば4回)を超えたかどうかを判断する。
来訪回数が所定の回数を超えていない場合、提供情報作成部806は、顧客情報の提供処理を終了させる。一方、来訪回数が所定の回数を超えている場合、提供情報作成部806は、処理をステップS3203に移行させる。
好ましくは、価格情報管理サーバ101の利用者情報管理部804は、図11(b)に示す利用者情報203のように、「要求受信回数」をカウントし、利用者情報203に記憶しておくことが望ましい。また、この「要求受信回数」は、所定の条件に応じてリセットされることが望ましい。例えば、利用者情報管理部804は、図11(b)に示す利用者情報の「最終更新日時」から所定の期間(例えば10日間)を経過すると、「要求受診回数」をリセットするものであっても良い。或いは、利用者情報管理部804は、情報提供部807が、図31に示すような顧客情報を含む提供情報3110を所定の回数(例えば3回)表示させた場合、「要求受診回数」をリセットするものであっても良い。さらに、利用者情報管理部804は、「要求受信回数」が所定の回数(例えば10回)に達した場合、「要求受診回数」をリセットするもの等であっても良い。
ステップS3203に移行すると、提供情報作成部806は、来訪回数が所定の回数を超えたアプリIDに対応する利用者の情報を取得する。例えば、図11(b)の例では、利用者の情報には、「性別」、「年齢」等が含まれる。
ステップS3204において、提供情報作成部806は、来訪回数が所定の回数を超えたアプリIDに対応する利用者の位置の情報を取得する。例えば、提供情報作成部806は、図11(b)に示すような利用者情報203から、「要求受信回数」が所定の回数を超えた「アプリID」、「店舗情報」、「商品識別コード」等を取得する。また、提供情報作成部806は、図29(a)に示すような出力装置情報から、「店舗情報」、「商品識別コード」に対応する位置の情報(「フロア情報」、「エリア情報」、「売場情報」等)を取得する。
ステップS3205において、提供情報作成部806は、例えば、図31の売場レイアウト3113のような、来訪回数が所定の回数を超えたアプリIDに対応する利用者端末107の位置を示すマップ情報を作成する。なお、マップ情報は好適な一例であり、利用者端末107の位置を示す情報は、文字列や音声等による情報であっても良い。
ステップS3206において、提供情報作成部806は、来訪回数が所定の回数を超えた出力装置ID、商品識別コードに基づいて、地域内の複数の店舗の価格の情報を取得する。
ステップS3207において、提供情報作成部806は、例えば、図31に示すような提供情報(顧客情報)3110を作成する。図31に示す顧客情報3111は、例えば、図32のステップS3203で取得した情報に基づいて作成される。また、図31に示す価格情報3112は、例えば、図32のステップS3206で取得した情報に基づいて作成される。さらに、図31に示す売場レイアウト3113は、図32のステップS3204、S3205で作成される。
ステップS3208において、価格情報管理サーバ101の情報提供部807は、作成された提供情報を、店舗用端末108に送信する。このとき、情報提供部807は、例えば、店舗内の全ての店舗用端末108に作成された提供情報を送信するものであっても良いし、予め設定された店舗用端末108に作成された提供情報を送信するものであっても良い。例えば、情報処理システム100は、店舗用端末108のアプリIDを、予め店舗毎に管理しておくことにより、作成された提供情報を、所定の店舗の店舗用端末108に通知することができる。
このように、商品に対応する出力装置106は、商品の周辺に設置されているものであっても良い。また、価格情報管理サーバ101は、出力装置106が設置された位置の情報と、マップ情報(フロア情報、売場レイアウト等)を予め記憶しておき、利用者端末107や店舗用端末108に、利用者端末107の位置を示す情報を提供することができる。さらに、価格情報管理サーバ101は、商品の前に頻繁に来訪する利用者端末107を検知した場合、検知した利用者端末107の利用者の情報と、位置を示す情報を、店舗用端末108に提供することができる。
[その他の実施形態]
上記の各実施形態のシステム構成は一例であり、情報処理システム100は様々なシステム構成が可能である。例えば、価格情報管理サーバ101、及び出力装置管理サーバ103に含まれる各構成要素は、1つの情報処理装置又は情報処理システムに含まれていても良いし、複数の情報処理装置又は情報処理システムに分散して含まれていても良い。
また、例えば、図8に示す価格情報管理サーバ101の記憶部808に記憶された各情報、及び出力装置管理サーバ103の記憶部833に記憶された情報の少なくとも一部は、外部サーバ等に記憶されているものであっても良い。
さらに、上記の各実施形態では、価格情報管理サーバ101が地域毎に個別に設けられていることを想定して説明を行ったが、価格情報管理サーバ101は、複数の地域の価格情報を管理し、要求元の地域に応じた提供情報を提供するものであっても良い。
<まとめ>
本発明の一実施形態に係る情報処理装置(101)は、
ネットワーク(109)を介して接続された情報端末(107)に、前記情報端末(107)の周辺にある商品に関する情報を提供する情報処理装置(101)であって、
前記情報端末(107)が取得した前記商品に対応する識別情報である第1の識別情報と、前記情報端末(107)に対応する識別情報である第2の識別情報とを含む要求情報を受信する受信部(805)と、
前記受信した要求情報(805)に含まれる前記第1の識別情報に基づいて、所定の地域内の複数の店舗における前記商品の価格の情報を含む提供情報(311)を作成する作成部(806)と、
前記作成部(806)が作成した提供情報(311)を、前記第2の識別情報に基づいて前記要求情報の要求元に提供する提供部(807)と、
を有する。
これにより、ネットワーク(109)を介して接続された情報端末(107)の利用者に、所定の地域内の複数の店舗における商品の価格情報(311)を提供することを容易にする情報処理装置(101)を提供することができる。