JP2017063751A - リグノセルロース系バイオマスの前処理方法及び前処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1には、触媒添加および混練工程の前に、リグノセルロースの温度が80〜100℃になるよう常圧下で蒸気加熱した後、圧搾処理を行う方法が開示されている。
特許文献1は、蒸気処理及び圧搾処理により、繊維を軟化させ、水分及び化学触媒を均一に分散させることができる。また、阻害要因となる不純物を、圧搾処理によって除去できる。しかしながら、含水率が高いと蒸煮時の熱量を多く消費してしまうこと、更には設備制約があることから、硫酸による処理後のバイオマス含水率を小さくするために、添加する硫酸が少量かつ高濃度であるため、非特許文献1と同様の問題が生じる。また、蒸気処理及び圧搾処理用に装置と電力が必要となる。
(1)リグノセルロース系バイオマスの前処理方法であって、前処理反応系の含水率がリグノセルロース系バイオマス中の含水率以上となるようにリグノセルロース系バイオマスに触媒溶液を添加する工程と、前記リグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する工程と、前記搾汁された触媒溶液を回収し循環させて、リグノセルロース系バイオマスへの添加に再利用する工程と、を有することを特徴とする前処理方法。
(2)さらに、前記触媒溶液添加工程の後であって、前記触媒溶液搾汁工程の前に、
前記リグノセルロース系バイオマスと前記触媒溶液とを混練する工程を有する(1)に記載の前処理方法。
(3)使用するリグノセルロース系バイオマスが高含水率のとき、前記触媒溶液添加工程前にリグノセルロース系バイオマスから水分を搾汁する工程を有する(1)又は(2)に記載の前処理方法。
(4)前記触媒溶液添加工程において、触媒溶液添加後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が55%以上となるように触媒溶液の添加量を調整する(1)〜(3)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(5)前記触媒溶液搾汁工程後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である(1)〜(4)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(6)前記回収された触媒溶液のpHを測定する工程と、前記回収された触媒溶液に濃縮触媒溶液を混合し、添加する触媒溶液のpHが一定になるように管理する工程と、を有する(1)〜(5)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(7)前記回収された触媒溶液の量が、触媒溶液の循環再利用工程での保管許容量を超えるとき、前記回収された触媒溶液を再利用せずに廃棄する工程を有する(1)〜(6)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(8)前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである(1)〜(7)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(9)リグノセルロース系バイオマスの前処理装置であって、 触媒溶液が添加されたリグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する搾汁機と、前記触媒溶液を循環させて再利用するための触媒溶液循環機構と、を備えることを特徴とする前処理装置。
(11)前記触媒溶液循環機構は、前記搾汁された触媒溶液を保管し、再利用するための第一の触媒溶液保管槽を備える(9)又は(10)に記載の前処理装置。
(12)さらに、前記触媒循環機構は、濃縮触媒溶液を前記第一の触媒溶液保管槽に補充するための第二の触媒溶液保管槽を備える(11)に記載の前処理装置。
(13)さらに、前記第一の触媒溶液保管槽のpHを一定に保つために、前記第一の触媒溶液保管槽に配設されたpHモニタリング装置と、前記第一の触媒溶液保管槽と前記第二の触媒溶液保管槽との間に配設され、前記pHモニタリング装置のpHに応じて開閉が制御された投入弁と、を備える(12)に記載の前処理装置。
(14)前記搾汁機に配設され、触媒溶液をリグノセルロース系バイオマスに噴霧する噴霧器を備える(9)〜(13)のいずれか一つに記載の前処理装置。
(15)前記搾汁機後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である(9)〜(14)のいずれか一つに記載の前処理装置である。
(16)前記搾汁された触媒溶液の量が前記触媒溶液循環機構内の容量を超えるとき、前記搾汁された触媒を再利用せずに廃棄する(9)〜(15)のいずれか一つに記載の前処理装置。
(17)前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである(9)〜(17)のいずれか一つに記載の前処理装置。
図1は、本発明の第一実施形態に係るリグノセルロース系バイオマスの前処理装置の概略構成を示す図である。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置10は、(混練)搾汁機1と、触媒循環機構2と、が配管を介して配設されている。
まず、(混練)搾汁機1において、前処理反応系の含水率がリグノセルロース系バイオマス中の含水率以上となるようにリグノセルロース系バイオマスに触媒溶液を添加する。さらに、前記リグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する。このとき、前記触媒溶液を添加する工程の後であって、前記触媒溶液を搾汁する工程の前に、前記リグノセルロース系バイオマスと前記触媒溶液とを混練する工程を有することが好ましい。
前処理済リグノセルロース系バイオマスは次の工程である蒸煮工程に移行する。また、(混練)搾汁機1において搾汁された触媒溶液を回収し、触媒溶液循環機構2において循環させて、リグノセルロース系バイオマスへの添加に再利用する。
本実施形態の前処理方法は、常温において行うことができるため、温度調整のための特別な工程等を必要としない。また、本実施形態の前処理装置は、温度調整のための特別な設備等を必要としない。
一方、図3に示すように、本実施形態では、触媒を多量の水で希釈した、濃度が低く多量の触媒溶液を添加しており、粒子間で添加量のばらつきが生じにくい。さらに、低濃度の触媒溶液を添加しているため、リグノセルロース系バイオマス粒子に浸透した触媒溶液の濃度についてもばらつきが生じにくい。したがって、リグノセルロース系バイオマスが均一に分解され、単糖を多く得ることができ、さらに発酵阻害物質が生成されにくい。
そのため、リグノセルロース系バイオマス中の含水率を低下させることで、前処理における加水分解強度を変化させることなく、触媒溶液の消費重量を削減できる。またリグノセルロース系バイオマス中の含水率を低下させると、蒸煮工程に必要な熱量を潜熱分だけ削減できる。
したがって、触媒溶液搾汁工程後のリグノセルロース系バイオマスの含水率は、80%未満が好ましく、70%未満がさらに好ましい。
図4は、本発明の第二実施形態に係るリグノセルロース系バイオマスの前処理装置の概略構成を示す図である。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置20は、(混練)搾汁機1と、搾汁された触媒溶液を保管し、再利用するための第一の触媒溶液保管槽2Aと、が配管を介して配設されている。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置20は、第一の触媒溶液保管槽2Aが配設されている点で、図1に示す前処理装置10と相違し、その他の構成は前処理装置10と同じである。
なお、図4において、図1に示す構成要素と同一のものについては同じ符号を用いている。
触媒溶液添加工程、触媒溶液搾汁工程までは第一実施形態と同様であり、搾汁された触媒溶液は、第一の触媒溶液保管槽2Aに保管される。触媒溶液添加工程と触媒溶液搾汁工程との間に混練工程があってもよい。保管された触媒溶液は、リグノセルロース系バイオマスが投入される際に、必要な量だけ配管を介して(混練)搾汁機1に投入され、利用される。
図5は、本発明の第三実施形態に係るリグノセルロース系バイオマスの前処理装置の概略構成を示す図である。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置30は、(混練)搾汁機1と、第一の触媒溶液保管槽2Aと、さらに、濃縮触媒溶液を前記第一の触媒溶液保管槽に補充するための第二の触媒溶液保管槽2Bと、が配管を介して配設されている。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置30は、第二の触媒溶液保管槽2Bが配設されている点で、図4に示す前処理装置20と相違し、その他の構成は前処理装置20と同じである。
なお、図5において、図4に示す構成要素と同一のものについては同じ符号を用いている。
本実施形態において、濃縮触媒溶液とは、濃縮された上述の触媒溶液を意味し、購入したばかりの新しいものでも、一度本実施形態において使用したものを濃縮させたものでもかまわない。
触媒溶液添加工程、触媒溶液搾汁工程までは第一実施形態および第二実施形態と同様であり、搾汁された触媒溶液は、第一の触媒溶液保管槽2Aに保管される。触媒溶液添加工程と触媒溶液搾汁工程との間に混練工程があってもよい。第二の触媒溶液保管槽2Bは必要に応じて、第一の触媒溶液保管槽2Aに触媒溶液を補充する。補充された触媒溶液は、リグノセルロース系バイオマスが投入される際に、必要な量だけ配管を介して(混練)搾汁機1に投入され、利用される。
図6は、本発明の第四実施形態に係るリグノセルロース系バイオマスの前処理装置の概略構成を示す図である。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置40は、(混練)搾汁機1と、第一の触媒溶液保管槽2Aと、第二の触媒溶液保管槽2Bと、第一の触媒溶液保管槽2AのpHを一定に保つために、第一の触媒溶液保管槽2Aに配設されたpHモニタリング装置2Cと、第一の触媒溶液保管槽2Aと第二の触媒溶液保管槽2Bとの間に配設され、pHモニタリング装置2CのpHに応じて開閉が制御された投入弁2Dと、が配管を介して配設されている。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置40は、pHモニタリング装置2Cと、投入弁2Dと、が配設されている点で、図5に示す前処理装置30と相違し、その他の構成は前処理装置30と同じである。
なお、図6において、図5に示す構成要素と同一のものについては同じ符号を用いている。
投入弁2Dは、触媒溶液循環機構2を構成するものであって、第一の触媒溶液保管槽2Aと第二の触媒溶液保管槽2Bとの間に配設され、pHモニタリング装置2Cが測定したpHに応じて、開閉が制御されており、第一の触媒溶液保管槽2A内のpHを一定に保つようにするためのものである。特別な制限はないが、耐酸性又は耐アルカリ性を有する素材で作られていることが好ましい。
触媒溶液添加工程、触媒溶液搾汁工程までは第一実施形態、第二実施形態および第三実施形態と同様であり、搾汁された触媒溶液は、第一の触媒溶液保管槽2Aに保管される。触媒溶液添加工程と触媒溶液搾汁工程との間に混練工程があってもよい。pHモニタリング装置2Cは、第一の触媒溶液保管槽2Aに配設されており、第一の触媒溶液保管槽2A内のpHを測定する。pHの値に応じて、投入弁2Dが開閉して第一の触媒溶液保管槽2Aの触媒溶液に、第二の触媒溶液保管槽2Bの濃縮触媒溶液を混合し、添加する触媒のpHが一定になるように管理する。
図7は、本発明の第五実施形態に係るリグノセルロース系バイオマスの前処理装置の概略構成を示す図である。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置50は、(混練)搾汁機1と、第一の触媒溶液保管槽2Aと、第二の触媒溶液保管槽2Bと、が配管を介して配設され、さらに、pHモニタリング装置2Cが第一の触媒溶液保管槽2Aに配設されており、投入弁2Dが第一の触媒溶液保管槽2Aと第二の触媒溶液保管槽2Bとの間に配設されている。また、触媒溶液をリグノセルロース系バイオマスに噴霧する噴霧器3が、(混練)搾汁機1に配設されている。(混練)搾汁機1のリグノセルロース系バイオマスを投入する投入口付近に噴霧器3を配設することで、リグノセルロース系バイオマスと触媒溶液とをまんべんなく混合することが可能となる。
本実施形態のリグノセルロース系バイオマスの前処理装置50は、噴霧器3が配設されている点で、図6に示す前処理装置40と相違し、その他の構成は前処理装置40と同じである。
なお、図7において、図6に示す構成要素と同一のものについては同じ符号を用いている。
まず、第一の触媒溶液保管槽2A中の触媒溶液を、配管を介してポンプ等により噴霧器6に投入する。次いで、前処理反応系中の含水量がリグノセルロース系バイオマス中の含水率以上となるように、噴霧器6により触媒溶液をまんべんなくリグノセルロース系バイオマスに添加し、(混練)搾汁機に投入する。触媒溶液搾汁工程、及び触媒溶液の循環再利用工程については、第四実施形態と同様である。触媒溶液添加工程と触媒溶液搾汁工程との間に混練工程があってもよい。
上述の本実施形態によれば、前処理でのリグノセルロース系バイオマスの分解度が均一化し、高い糖化率と低い発酵阻害物質発生率が両立することで、リグノセルロース系バイオマス由来化合物の収率が向上する。
<リグノセルロース系バイオマスの希硫酸による前処理>
サトウキビ搾汁後の残渣であるサトウキビバガスを前処理原料とし、サトウキビバガス40kg(含水率約50%;サトウキビ乾燥重量20kg+水分20kg)に対して、ヴァーダーフレックスホースポンプ(日機装エイコー社製、型番VF15FCP−E−W2670H1−1)を用いて、pH1.0、1.1、1.2、1.5の希硫酸を含水率が75%(サトウキビ乾燥重量20kg+希硫酸添加前の水分20kg+希硫酸40kg)〜90%(サトウキビ乾燥重量20kg+希硫酸添加前の水分20kg+希硫酸160kg)となるようにそれぞれ添加し、スクリュープレス(SHX−150×1000 富国工業)を用いて、混練および搾汁を実施した。当社製の蒸煮装置を用いて蒸煮を実施し、前処理済サトウキビバガスを各約10kgずつ得た。
前処理済サトウキビバガスを10質量%の濃度となるように、それぞれ水で希釈した。酵素(Genencor社製、ACCELLERASE TRIO)を前処理済サトウキビバガスそれぞれに添加した。
50℃で48時間、酵素による糖化を行い、HPLC(島津製作所社製、検出器の型番228−45095−31)を用いて、酵素によって生成されたグルコース及びキシロースの量を測定し、HPLC(島津製作所社製、検出器の型番228−45095−31)を用いて、発酵阻害物質であるフルフラール、5−メチルフルフラール(5−HMF)、ギ酸及び酢酸の量を測定した。結果は、図8及び図9に示したとおりである。
図8から、pH1.5では分解強度が弱いため、グルコースの収量が小さく、pH1.0〜1.1では分解強度が強いため、過分解が増加しグルコースの収量が小さい。一方、pH1.2では分解強度が適切であるため、グルコースの収量が大きく、またグルコースとキシロースの合計収量も大きい。
サトウキビバガス12kg(含水率約50%)を前処理原料として使用し、パレットの中に投入した。約1.46質量%の希硫酸12.2kgを、三本線を引くようにパレットの右端から左端へ三回にわけて添加した。1kg‐wetずつ袋に小分けした。1kg‐wetとは、1kgの希硫酸を含んだサトウキビバガスを示している。希硫酸を含んだサトウキビバガスの含水率は、約75%であった。次に、スクリュープレス((SHX−150×1000 富国工業)にて混練及び搾汁を行った。原料添加速度は6kg−wet/h(1時間に6kgの希硫酸が添加された原料が処理されることを示している。)、スクリュー回転速度を4rpmに設定し、スクリュープレス内のバガスの滞留時間は20〜30分であり、混練開始から20〜30分後からスクリュープレスの出口から前処理済バガスが搬出され始めた。混練開始30分後から、30分毎に4回(つまり、混練開始から30分後、60分後、90分後、120分後)、10g‐wetを各3サンプル、無作為にサンプリングし、合計12サンプルを後述の試験例2に用いた。
触媒添加工程は実施例1と同様に、サトウキビバガス12kg(含水率約50%)をパレットの中に投入し、50質量%の希硫酸120gを、三本線を引くようにパレットの右端から左端へ三回にわけて添加した。続いて、1kg‐wetずつ袋に小分けした。希硫酸を含んだサトウキビバガスの含水率は、約50%であった。次に、スクリュープレス((SHX−150×1000 富国工業)にて背圧を与えず、混練のみを行った。原料添加速度は3kg−wet/h(1時間に3kgの希硫酸が添加された原料が処理されることを示している。)、スクリュー回転速度を4rpmに設定し、スクリュープレス内のバガスの滞留時間は20〜30分であり、混練開始から20〜30分後からスクリュープレスの出口から前処理済バガスが搬出され始めた。添加開始から30分毎に4回(つまり、添加から30分後、1時間後、1時間30分後、2時間後)、10gのサンプルを各3サンプル、無作為にサンプリングし、合計12サンプルを後述の試験例2に用いた。
実施例1および比較例1の前処理済サトウキビバガス(各12サンプル、合計24サンプル)のpHをpH Ion Meter (Horiba F−53) 電極 (Horiba Model 9680)を用いて計測した。なお、前処理済みサトウキビバガスは含水率50%であるため、搾汁を実施し搾汁液のpHを測定することは困難である。そのため前処理済みサトウキビバガス10gに水90gを添加してスターラーによる撹拌を行った後、水中のpHを測定し、以下の式[1]で表される換算式から前処理済みサトウキビバガスのpH算出を行った。前処理済みサトウキビバガスは含水率50%であることから、水の添加でプロトン濃度は20倍希釈されていると考えられる。結果を図10に示した。
図10から比較例1では各サンプルでのpHのばらつきが大きいのに対し、実施例1では各サンプルでのpHのばらつきが小さかった。これは、比較例1では、添加する希硫酸の濃度が高く量が少ないため、サトウキビバガス粒子間での希硫酸の添加量のばらつきが生じているのに対し、実施例1では、添加する希硫酸の濃度が低く量が多いため、サトウキビバガス粒子間での希硫酸の添加量のばらつきが生じにくいからである。
(1)リグノセルロース系バイオマスに触媒溶液を添加し、その後蒸煮する前処理方法であって、前処理反応系の含水率がリグノセルロース系バイオマス中の含水率以上となるようにリグノセルロース系バイオマスに触媒溶液を添加する工程と、前記触媒溶液添加工程の後であって、蒸煮工程の前に、前記リグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する工程と、前記搾汁された触媒溶液を回収し循環させて、リグノセルロース系バイオマスへの添加に再利用する工程と、を有することを特徴とする前処理方法。
(2)さらに、前記触媒溶液添加工程の後であって、前記触媒溶液搾汁工程の前に、
前記リグノセルロース系バイオマスと前記触媒溶液とを混練する工程を有する(1)に記載の前処理方法。
(3)使用するリグノセルロース系バイオマスが高含水率のとき、前記触媒溶液添加工程の前にリグノセルロース系バイオマスから水分を搾汁する工程を有する(1)又は(2)に記載の前処理方法。
(4)前記触媒溶液添加工程において、触媒溶液添加後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が55%以上となるように触媒溶液の添加量を調整する(1)〜(3)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(5)前記触媒溶液搾汁工程の後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である(1)〜(4)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(6)前記回収された触媒溶液のpHを測定する工程と、前記回収された触媒溶液に濃縮触媒溶液を混合し、添加する触媒溶液のpHが一定になるように管理する工程と、を有する(1)〜(5)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(7)前記回収された触媒溶液の量が、触媒溶液の循環再利用工程での保管許容量を超えるとき、前記回収された触媒溶液を再利用せずに廃棄する工程を有する(1)〜(6)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(8)前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである(1)〜(7)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(9)リグノセルロース系バイオマスの前処理装置であって、 触媒溶液が添加されたリグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する、蒸煮器の前に配設された搾汁機と、前記触媒溶液を循環させて再利用するための触媒溶液循環機構と、を備えることを特徴とする前処理装置。
(11)前記触媒溶液循環機構は、前記搾汁された触媒溶液を保管し、再利用するための第一の触媒溶液保管槽を備える(9)又は(10)に記載の前処理装置。
(12)さらに、前記触媒循環機構は、濃縮触媒溶液を前記第一の触媒溶液保管槽に補充するための第二の触媒溶液保管槽を備える(11)に記載の前処理装置。
(13)さらに、前記第一の触媒溶液保管槽のpHを一定に保つために、前記第一の触媒溶液保管槽に配設されたpHモニタリング装置と、前記第一の触媒溶液保管槽と前記第二の触媒溶液保管槽との間に配設され、前記pHモニタリング装置のpHに応じて開閉が制御された投入弁と、を備える(12)に記載の前処理装置。
(14)前記搾汁機に配設され、触媒溶液をリグノセルロース系バイオマスに噴霧する噴霧器を備える(9)〜(13)のいずれか一つに記載の前処理装置。
(15)前記搾汁機を用いた搾汁後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である(9)〜(14)のいずれか一つに記載の前処理装置である。
(16)前記搾汁された触媒溶液の量が前記触媒溶液循環機構内の容量を超えるとき、前記搾汁された触媒を再利用せずに廃棄する(9)〜(15)のいずれか一つに記載の前処理装置。
(17)前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである(9)〜(17)のいずれか一つに記載の前処理装置。
(1)蒸煮工程に移行される前に実施されるリグノセルロース系バイオマスの前処理方法であって、前処理反応系の含水率がリグノセルロース系バイオマス中の含水率以上となるようにリグノセルロース系バイオマスに触媒溶液を添加する工程と、前記触媒溶液添加工程の後に、前記リグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する工程と、前記搾汁された触媒溶液を回収し循環させて、リグノセルロース系バイオマスへの添加に再利用する工程と、を有することを特徴とする前処理方法。
(2)さらに、前記触媒溶液添加工程の後であって、前記触媒溶液搾汁工程の前に、
前記リグノセルロース系バイオマスと前記触媒溶液とを混練する工程を有する(1)に記載の前処理方法。
(3)使用するリグノセルロース系バイオマスが高含水率のとき、前記触媒溶液添加工程の前にリグノセルロース系バイオマスから水分を搾汁する工程を有する(1)又は(2)に記載の前処理方法。
(4)前記触媒溶液添加工程において、触媒溶液添加後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が55%以上となるように触媒溶液の添加量を調整する(1)〜(3)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(5)前記触媒溶液搾汁工程の後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である(1)〜(4)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(6)前記回収された触媒溶液のpHを測定する工程と、前記回収された触媒溶液に濃縮触媒溶液を混合し、添加する触媒溶液のpHが一定になるように管理する工程と、を有する(1)〜(5)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(7)前記回収された触媒溶液の量が、触媒溶液の循環再利用工程での保管許容量を超えるとき、前記回収された触媒溶液を再利用せずに廃棄する工程を有する(1)〜(6)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(8)前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである(1)〜(7)のいずれか一つに記載の前処理方法。
(9)蒸煮器の前に配設されるリグノセルロース系バイオマスの前処理装置であって、触媒溶液が添加されたリグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁するための搾汁機と、前記触媒溶液を循環させて再利用するための触媒溶液循環機構と、を備えることを特徴とする前処理装置。
(11)前記触媒溶液循環機構は、前記搾汁された触媒溶液を保管し、再利用するための第一の触媒溶液保管槽を備える(9)又は(10)に記載の前処理装置。
(12)さらに、前記触媒循環機構は、濃縮触媒溶液を前記第一の触媒溶液保管槽に補充するための第二の触媒溶液保管槽を備える(11)に記載の前処理装置。
(13)さらに、前記第一の触媒溶液保管槽のpHを一定に保つために、前記第一の触媒溶液保管槽に配設されたpHモニタリング装置と、前記第一の触媒溶液保管槽と前記第二の触媒溶液保管槽との間に配設され、前記pHモニタリング装置のpHに応じて開閉が制御された投入弁と、を備える(12)に記載の前処理装置。
(14)前記搾汁機に配設され、触媒溶液をリグノセルロース系バイオマスに噴霧する噴霧器を備える(9)〜(13)のいずれか一つに記載の前処理装置。
(15)前記搾汁機を用いた搾汁後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である(9)〜(14)のいずれか一つに記載の前処理装置である。
(16)前記搾汁された触媒溶液の量が前記触媒溶液循環機構内の容量を超えるとき、前記搾汁された触媒を再利用せずに廃棄する(9)〜(15)のいずれか一つに記載の前処理装置。
(17)前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである(9)〜(16)のいずれか一つに記載の前処理装置。
Claims (17)
- リグノセルロース系バイオマスの前処理方法であって、
前処理反応系の含水率がリグノセルロース系バイオマス中の含水率以上となるようにリグノセルロース系バイオマスに触媒溶液を添加する工程と、
前記リグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する工程と、
前記搾汁された触媒溶液を回収し循環させて、リグノセルロース系バイオマスへの添加に再利用する工程と、
を有することを特徴とする前処理方法。 - さらに、前記触媒溶液添加工程の後であって、前記触媒溶液搾汁工程の前に、
前記リグノセルロース系バイオマスと前記触媒溶液とを混練する工程を有する請求項1に記載の前処理方法。 - 使用するリグノセルロース系バイオマスが高含水率のとき、前記触媒溶液添加工程前にリグノセルロース系バイオマスから水分を搾汁する工程を有する請求項1又は2に記載の前処理方法。
- 前記触媒溶液添加工程において、触媒溶液添加後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が55%以上となるように触媒溶液の添加量を調整する請求項1〜3のいずれか一項に記載の前処理方法。
- 前記触媒溶液搾汁工程後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である請求項1〜4のいずれか一項に記載の前処理方法。
- 前記回収された触媒溶液のpHを測定する工程と、
前記回収された触媒溶液に濃縮触媒溶液を混合し、添加する触媒溶液のpHが一定になるように管理する工程と、
を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の前処理方法。 - 前記回収された触媒溶液の量が、触媒溶液の循環再利用工程での保管許容量を超えるとき、前記回収された触媒溶液を再利用せずに廃棄する工程を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の前処理方法。
- 前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである請求項1〜7のいずれか一項に記載の前処理方法。
- リグノセルロース系バイオマスの前処理装置であって、
触媒溶液が添加されたリグノセルロース系バイオマスから前記触媒溶液を搾汁する搾汁機と、
前記触媒溶液を循環させて再利用するための触媒溶液循環機構と、
を備えることを特徴とする前処理装置。 - 前記搾汁機が、前記リグノセルロース系バイオマスと前記触媒溶液とを混練するための混練機を備える請求項9に記載の前処理装置。
- 前記触媒溶液循環機構は、前記搾汁された触媒溶液を保管し、再利用するための第一の触媒溶液保管槽を備える請求項9又は10に記載の前処理装置。
- さらに、前記触媒溶液循環機構は、濃縮触媒溶液を前記第一の触媒溶液保管槽に補充するための第二の触媒溶液保管槽を備える請求項11に記載の前処理装置。
- さらに、前記第一の触媒溶液保管槽のpHを一定に保つために、前記第一の触媒溶液保管槽に配設されたpHモニタリング装置と、
前記第一の触媒溶液保管槽と前記第二の触媒溶液保管槽との間に配設され、前記pHモニタリング装置のpHに応じて開閉が制御された投入弁と、
を備える請求項12に記載の前処理装置。 - 前記搾汁機に配設され、触媒溶液をリグノセルロース系バイオマスに噴霧する噴霧器を備える請求項9〜13のいずれか一項に記載の前処理装置。
- 前記搾汁機後のリグノセルロース系バイオマスの含水率が70%未満である請求項9〜14のいずれか一項に記載の前処理装置。
- 前記搾汁された触媒溶液の量が前記触媒溶液循環機構内の容量を超えるとき、前記搾汁された触媒を再利用せずに廃棄する請求項9〜15のいずれか一項に記載の前処理装置。
- 前記触媒溶液が、硫酸溶液、塩酸溶液、硝酸溶液、リン酸溶液、水酸化ナトリウム溶液、水酸化カリウム溶液、水酸化カルシウム溶液及びアンモニア水溶液からなる群から選択された少なくとも1つである請求項9〜16のいずれか一項に記載の前処理装置。
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