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JP2016519660A - ブロモドメイン阻害剤としてのオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン化合物 - Google Patents

ブロモドメイン阻害剤としてのオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン化合物 Download PDF

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JP2016519660A JP2016502260A JP2016502260A JP2016519660A JP 2016519660 A JP2016519660 A JP 2016519660A JP 2016502260 A JP2016502260 A JP 2016502260A JP 2016502260 A JP2016502260 A JP 2016502260A JP 2016519660 A JP2016519660 A JP 2016519660A
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ジェフリー・エス・アルバート
ショーン・ジョンストーン
ポール・ジョーンズ
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エピジェネティクス・インコーポレイテッド
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Abstract

本発明は、ブロモドメイン阻害剤として有用な化合物に関する。本発明はまた、本発明の化合物を含む医薬組成物、および種々の疾患および障害の治療に前記化合物および組成物を使用する方法も提供する。

Description

関連出願
本出願は、本明細書にその全体が参考として援用される2013年3月15日に出願された「ブロモドメイン阻害剤としてのオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン化合物」という題名の米国仮特許出願第61/789639号の利益を主張する。
本発明は、ブロモドメイン阻害剤として有用な化合物に関する。
ブロモドメインは、様々な哺乳動物のDNA結合タンパク質に認められる。ブロモドメインは、クロマチン関連タンパク質およびヒストンアセチルトランフェラーゼ(acetyltranferase)に保存された構造モジュールであり、タンパク質上のアセチルリジン残基を認識することが知られている。ブロモドメイン阻害剤は、癌ならびに慢性自己免疫および炎症病態等の種々の疾患または病態の治療に有用であると考えられている。
ブロモドメイン阻害剤として有用な式(I)の化合物を本明細書に記載する。
一態様では、本明細書は、生体試料中のブロモドメイン含有タンパク質、またはその変異体の活性を阻害する方法を提供し、前記生体試料を式(I)の化合物と接触するステップを含む。
別の態様では、本明細書は、患者のブロモドメイン含有タンパク質、またはその変異体の活性を阻害する方法を提供し、前記患者に式(I)の化合物を投与するステップを含む。
別の態様では、本明細書は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質を媒介とする障害を治療する方法を提供し、前記患者に式(I)の化合物を投与するステップを含む。
別の態様では、本明細書は、ブロモドメイン含有タンパク質を媒介とする事象によって引き起こされる異常な細胞応答に関連する様々な疾患、障害または病態を治療するのに有用である化合物、およびその薬学的に許容される組成物を提供する。当該疾患、障害、または病態は本明細書に記載されるものが挙げられる。
別の態様では、本明細書は、生物学的および病理学的現象のブロモドメイン含有タンパク質の研究、ブロモドメイン含有タンパク質によって媒介される細胞内シグナル伝達経路の研究、およびブロモドメイン含有タンパク質の新しい阻害剤の比較評価にも有用である化合物を提供する。
別の態様では、本明細書は、式(I)の化合物
Figure 2016519660
または薬学的に許容される塩を提供し、
ここで、
1はH、−C(O)NR12、−C(O)−R1、−C(O)OR1、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−CH2OR1、−CH21、または−C≡Nであり、
2はH、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアリール、置換されてもよいヘテロシクロアルキル、置換されてもよいヘテロアリール、置換されてもよい−CH2−シクロアルキル、置換されてもよい−CH2−アリール、置換されてもよい−CH2−ヘテロシクロアルキル、置換されてもよい−CH2−ヘテロアリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−シクロアルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロシクロアルキル、または置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロアリールであり、
3は−OR3、−C≡N、−CH2OR3、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、−CH2N(アルキル)2、−CH2NH(アルキル)、またはハロゲンであり、
ここで、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、H、C1−C12アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、アルキルで置換されてもよい。
別の態様では、薬学的に許容される担体、希釈剤および賦形剤とともに式(I)の化合物を含む医薬組成物である。
別の態様では、ブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態の治療のための式(I)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、自己免疫障害の治療のための式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、炎症性障害の治療のための式(I)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群または乾癬である。別の実施形態では、癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌または前立腺癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、脳癌は、多形性膠芽腫である。別の実施形態では、膵臓癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、乳癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、肺癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、前立腺癌の治療のための式(I)の化合物の使用である。
別の態様では、ブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、自己免疫障害の治療ための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、炎症性障害の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群または乾癬である。別の実施形態では、癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌または前立腺癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、脳癌は、多形性膠芽腫である。別の実施形態では、膵臓癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、乳癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、肺癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。別の実施形態では、前立腺癌の治療のための医薬品の製造における式(I)の化合物の使用である。
別の態様では、治療を必要とする対象のブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療を必要とする対象の自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の自己免疫障害を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の炎症性障害を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群または乾癬である。別の実施形態では、治療を必要とする対象の癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌または前立腺癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の脳癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、脳癌は、多形性膠芽腫である。別の実施形態では、治療を必要とする対象の膵臓癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の乳癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の肺癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の前立腺癌を治療する方法であり、治療有効量の式(I)の化合物を投与することを含む。
別の態様では、式(I)の化合物とブロモドメインを接触させることを含む、ブロモドメインを阻害する方法である。
説明のための例示的な適用を参照して、本発明のいくつかの態様を以下に説明する。本発明の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細事項、関係事項、および方法を記載することが理解される。当業者は、しかしながら、一つ以上の特定の詳細事項がなくとも、他の方法であっても、本発明を実施することができることを容易に認識する。いくつかの作用が異なる順序および/または他の作用または事象と同時に行うことができるように、本発明は、作用または事象の順序によって限定されるものではない。さらに、説明された作用または事象をすべて本発明に従って、方法を実施する必要はない。
本明細書に使用される用語は、特定の実施形態を説明するためだけにあり、本発明を限定することを意図するものではない。本明細書で使用する場合、単数形「a」、「an」および「the」は、文脈が別途明らかに示さない限り、複数形も含むことを意図する。さらに、用語「含む」、「含む」、「有する」、「有する」、「を伴って」、またはその変異形、詳細な説明および/または請求項で使用される限り、当該用語は「含む」という用語と同様に包括的であることが意図される。
用語「約」または「およそ」は、当業者によって決定される特定の値の許容誤差範囲内にあることを意味し、値を測定し、または決定する方法、すなわち計測システムの限界に部分的に依存する。例えば、「約」は、当該技術の実行につき、1または1以上の標準偏差内を意味することができる。あるいは、「約」は、最大20%、好ましくは最大10%、より好ましくは最大5%、より好ましくは最大1%の所与の値の範囲を意味することができる。あるいは、特に生物学的システムまたはプロセスに関して、用語は、好ましくは5倍以内、より好ましくは値の2倍以内の桁内を意味することができる。別段に記載がない限り、本明細書および請求項に特定の値が記載される場合、用語「約」は、特定の値について許容される誤差範囲内にあるものと意味される。
本明細書に使用されるとき、用語「有効量」は、例えば、研究者または臨床医によって求められている組織、系、動物またはヒトの生物学的または医学的応答を誘発する薬物または医薬品の量を意味する。さらに、「治療有効量」という用語は、当該量を受けていない対象と比較して、改善された治療、治癒、予防、または疾患、障害、または副作用の改善をもたらし、または疾患または障害の進行速度が低下する任意の量を意味する。用語は、また、正常な生理学的機能を向上させるのに有効な量の範囲に含まれる。
本明細書に使用されるとき、用語「ブロモドメイン阻害剤」は、その同族のアセチル化タンパク質とのブロモドメインの結合を阻害する化合物を意味する。一実施形態では、ブロモドメイン阻害剤は、アセチル化リジン残基にブロモドメインが結合することを阻害する化合物である。さらなる実施形態では、ブロモドメイン阻害剤は、ヒストン上のアセチル化リジン残基、特にヒストンH3およびH4にブロモドメインが結合することを阻害する化合物である。
特定の実施形態では、ブロモドメイン阻害剤は、アセチル化リジン残基にBETファミリーブロモドメインが結合するのを阻害する化合物(以下「BETファミリーブロモドメイン阻害剤」と呼ぶ)である。ブロモドメイン含有タンパク質のBETファミリーは、相互作用の特異性を増加させる、近接内の2つのアセチル化リジン残基に結合することができるタンデムブロモドメインを含む4つのタンパク質(BRD2、BRD3、BRD4およびBRD−t)を含む。
特定の官能基および化学用語の定義を、以下により詳細に記載する。本発明の目的のために、化学元素は、the Periodic Table of the Elements,CAS version,Handbook of Chemistry and Physics,75th,Ed.,見返しに従って識別され、特定の官能基が一般的に定義されている。さらに、有機化学の一般原理、ならびに特定の官能部分および反応性は、Organic Chemistry,Thomas Sorrell,University Science Books,Sausalito,1999;Smith and March March's Advanced Organic Chemistry,5th,Edition,John Wiley & Sons,Inc.,New York,2001;Larock,Comprehensive Organic Transformations,VCH Publishers,Inc.,New York,1989;Carruthers,Some Modern Methods of Organic Synthesis,3rd Edition,Cambridge University Press,Cambridge,1987に記載されている。
特に明記しない限り、本明細書に示される構造はまた、構造のすべての異性体(例えば、鏡像異性体、ジアステレオマー、および幾何(または配座))を含むことを意味し、例えば、各不斉中心についてのRおよびS配置、ZおよびE二重結合異性体、およびZおよびE配座異性体がある。したがって、本発明の化合物の単一の立体化学異性体ならびにエナンチオマー、ジアステレオマー、および幾何(または立体配座)混合物は、本発明の範囲内にある。特に明記しない限り、本発明の化合物の全ての互変異性体は、本発明の範囲内にある。さらに、特に明記しない限り、本明細書に示される構造はまた、1つ以上の同位体濃縮原子の存在下だけが異なる化合物を含むことを意味する。例えば、重水素またはトリチウムによる水素の置換、または13C−または14C−濃縮炭素による炭素の置換を含む、本発明の構造を有する化合物は、本発明の範囲内にある。当該化合物は、例えば、分析ツールとして、生物学的アッセイのプローブとして、または本発明に従う治療剤として有用である。
特定のエナンチオマーが好ましい場合、いくつかの実施形態では、対応するエナンチオマーを実質的に含まずに提供されてもよく、また、「光学的に富化された」と呼ばれることもある。本明細書で使用される「光学的に富化された」は、化合物が、非常に高い割合の1つの鏡像異性体で構成されていることを意味する。特定の実施形態では、化合物は、少なくとも約90重量%の好ましいエナンチオマーから構成されている。他の実施形態では、化合物は、少なくとも約95重量%、98重量%、または99重量%の好ましいエナンチオマーから構成されている。好ましいエナンチオマーは、キラル高圧液体クロマトグラフィー(HPLC)およびキラル塩の形成および結晶化を含む、当業者に周知の任意の方法によってラセミ混合物から単離され、または不斉合成によって調製することができる。例えば、Jacques et al.,Enantiomers,Racemates and Resolutions(Wiley Interscience,New York,1981);Wilen,et al.,Tetrahedron 33:2725(1977);Eliel,E.L.Stereochemistry of Carbon Compounds(McGraw-Hill,NY、1962);Wilen,S.H.Tables of Resolving Agents
and Optical Resolutions,p. 268(E.L.Eliel,Ed.,Univ. of Notre Dame Press,Notre Dame,IN 1972)を参照のこと。
合成された化合物を反応混合物から分離し、さらに、カラムクロマトグラフィー、高圧液体クロマトグラフィー、または再結晶等の方法により精製することができる。当業者によって理解されるように、本明細書の式の化合物を合成するさらなる方法は、当業者に明らかである。さらに、種々の合成工程は、所望の化合物を得るために、代替のシークエンスまたは順序で行ってもよい。さらに、本明細書に記載の溶媒、温度、反応持続時間等は、説明のためだけにあり、当業者は、反応条件を変えることによって、本発明の所望の生成物を生産することができることを認識する。本明細書に記載の化合物を合成するのに有用な合成化学変換および保護基方法論(保護および脱保護)は、当該技術分野に周知であり、例えば、R. Larock,Comprehensive Organic Transformations,VCH Publishers(1989);T.W.Greene and P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,2dEd.,John Wiley and Sons(1991);L. Fieser and M. Fieser,Fieser and Fieser's Reagents for Organic Synthesis,John Wiley and Sons(1994);and L. Paquette,ed.,Encyclopedia of Reagents for Organic Synthesis,John Wiley and Sons(1995)、およびその後の改訂版に記載のものが挙げられる。
本発明の化合物は、選択的な生物学的特性を高めるために本明細書に記載の任意の合成手段を介して様々な機能を付加することにより修飾することができる。当該修飾は、当技術分野に周知であり、所与の生物系(例えば、血液、リンパ系、中枢神経系)への生物学的浸透を増加させ、経口アベイラビリティを増加させ、可溶性を増加させ注射による投与を可能にし、代謝を変化させ、排泄速度を変化させるものを含む。
本明細書の変数の任意の定義の中の化学基のリストの列挙は、任意の単一の基または列挙した基の組み合わせとしてその変数の定義を含む。本明細書の変数についての実施形態の列挙は、任意の単一の実施形態として、または任意の他の実施形態またはその一部と組み合わせた実施形態を含む。本明細書の実施形態の列挙は、任意の単一の実施形態として、または任意の他の実施形態またはその一部と組み合わせた実施形態を含む。
ヒドロカルビル置換基中の炭素原子数は、接頭辞「Cx−Cy」によって示すことができ、ここで、xは最小であり、yは置換基中の炭素原子の最大数である。
接頭辞「ハロ」は、接頭辞が結合している置換基が、1つ以上の独立して選択されるハロゲン基で置換されることを示す。例えば、「ハロアルキル」は、少なくとも一つの水素基がハロゲン基で置換されるアルキル置換基を意味する。
用語「ヘテロ原子」は、一つ以上の酸素、硫黄、窒素、リン、またはケイ素(窒素、硫黄、リン、またはケイ素の任意の酸化形態を含む)、任意の塩基性窒素の四級化形態または複素環の置換可能な窒素、例えば、N(3,4−ジヒドロ−2H−ピロリルのように)、NH(ピロリジニルのように)またはNR+(N−置換ピロリジニルのように))を意味する。
「直接結合」または「共有結合」は、本明細書で使用するとき、一重、二重または三重結合を意味する。特定の態様では、「直接結合」または「共有結合」は、単結合を意味する。
本明細書に使用するとき、用語「ハロ」および「ハロゲン」は、フッ素(フルオロ、−F)、塩素(クロロ、−CI)、臭素(ブロモ、−Br)、およびヨウ素(ヨード、−I)から選択される原子を意味する。
「脂肪族」または「脂肪族基」は、本明細書で使用するとき、直鎖(すなわち、分岐していない)、分岐、または環式(縮合、架橋、およびスピロ縮合多環式)であってもよいし、完全に飽和していてもよいし、または1つ以上の不飽和単位であってもよいが、芳香族ではない炭化水素部分を意味する。特に断りのない限り、脂肪族基は、1〜6個の炭素原子を含む。いくつかの実施形態では、脂肪族基は、1〜4個の炭素原子を含み、さらに他の実施形態では、脂肪族基は1〜3個の炭素原子を含む。脂肪族基として、アルキル、アルケニル、アルキニル、炭素環が挙げられるが、これらに限定されない。適切な脂肪族基として、限定されないが、直鎖状または分岐鎖状、アルキル、アルケニル、およびアルキニル基、および(シクロアルキル)アルキル、(シクロアルケニル)アルキルまたは(シクロアルキル)アルケニル等のそのハイブリッドが挙げられる。
用語「不飽和」は、本明細書で使用するとき、部分が1つ以上の不飽和の単位を有することを意味する。
本明細書で使用するとき、以下の略語は以下の意味を有することができ、
Figure 2016519660
Figure 2016519660
用語「脂環式」、「炭素環」、「シクロアルキル」、「carbocyclyl」、「carbocyclo」または「炭素環式」は単独でまたは大きい部分の一部として使用され、飽和または部分的に不飽和の環状脂肪族単環または二環式系を意味し、本明細書に記載のように、3〜18個の炭素環原子を有し、脂肪族環系は上述のように、本明細書に記載のように置換されてもよい。脂環式またはシクロアルキル基として、限定されないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル、シクロヘプテニル、シクロオクチル、シクロオクテニル、およびシクロオクタジエニルが挙げられる。いくつかの実施形態では、シクロアルキルは、3〜6個の炭素を有する。用語「脂環式」、「炭素環」、「シクロアルキル」、「carbocyclyl」、「carbocyclo」、または「炭素環式」は、1つ以上の芳香族または非芳香族環に縮合し、基または結合点は、脂肪族環上にある。
本明細書で使用するとき、用語「シクロアルキレン」は二価アルケニル基を意味する。特定の実施形態では、シクロアルキレン基は1,1−シクロアルキレン基(すなわち、スピロ縮合環)である。例示的な1,1−シクロアルキレン基として
Figure 2016519660
が挙げられる。他の実施形態では、シクロアルキレン基は1,2−シクロアルキレン基、または1,3−シクロアルキレン基である。例示的な1,2−シクロアルキレン基としては
Figure 2016519660
が挙げられる。
本明細書で使用されるとき、用語「アルキル」は、通常1〜20個の炭素原子含む飽和、直鎖または分岐鎖炭化水素基を意味する。たとえば、「C1−C8アルキル」は、1〜8個の炭素原子を含む。アルキル基の例として、限定されないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、w−ブチル、tert−ブチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、ヘプチル、オクチル基等が挙げられる。
用語「アルケニル」は本明細書で使用するとき、1つ以上の二重結合および典型的には2〜20個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖炭化水素基を意味する。例えば、「C2−C8アルケニル」は、2〜8個の炭素原子を含む。アルケニル基として、例えば、エテニル、プロペニル、ブテニル、1−メチル−2−ブテン−1−イル、ヘプテニル、オクテニル等が挙げられるが、これらに限定されない。
用語「アルキニル」は本明細書で使用するとき、1つ以上の三重結合および典型的には2〜20個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖炭化水素基を意味する。例えば、「C2−C8アルキニル」は、2〜8個の炭素原子を含む。
代表的なアルキニル基として、例えば、エチニル、1−プロピニル、1−ブチニル、ヘプチニル、オクチニル等が挙げられるが、これらに限定されない。
単独でまたは「アラルキル」、「アラルコキシ」または「アリールオキシアルキル」ように大きい部分の一部として使用される用語「アリール」は、全部で5〜15個の環員を有する単環、二環、および三環系を意味し、前記系の少なくとも1つの環は芳香族であり、前記系の各リングは、3〜7個の環員を含む。用語「アリール」は用語「アリール環」と同じ意味で使用することができる。本発明の特定の実施形態では、「アリール」は芳香族環系を意味し、限定されないが、フェニル、ビフェニル、ナフチル、アントラシル等が含まれ、1つ以上の置換基を有することができる。用語「アラルキル」または「アリールアルキル」はアリール環に結合した残査を意味する。
アラルキル基の例として、ベンジル、フェネチル等を含むがこれらに限定されない。用語アリールの範囲に含まれるものとして、本明細書で使用するとき、芳香環がインダニル、フタルイミジル、ナフトイミジル、フェナントリジニル、またはテトラヒドロナフチル等の1つ以上の非芳香族環と縮合される基もある。
用語「ヘテロアリール」および「heteroar−」は、単独、または例えば「ヘテロアラルキル」または「ヘテロアラルコキシ」等の大きい部分の一部として使用され、5〜18個の還原子を有し、好ましくは5、6、または9個の環原子を有し、環配列に6、10、または14個のπ電子を共有する基を意味し、炭素原子の他に1〜5個のヘテロ原子を有する基を意味する。用語「ヘテロ原子」として、限定されないが、窒素、酸素、または硫黄が挙げられ、窒素または硫黄の酸化された形態、および塩基性窒素の四級化形態が挙げられる。ヘテロアリールは、単環、または2つ以上の縮合環であってもよい。ヘテロアリール基として、限定されないが、チエニル、フラニル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、インドリジニル、プリニル、ナフチリジニル、およびプテリジニルが挙げられる。用語「ヘテロアリール」および「heteroar−」は、本明細書で使用するとき、ヘテロ芳香族環が1つ以上のアリール、シクロ脂肪族、またはヘテロシクリル環と縮合し、基または結合点がヘテロ芳香族環状にある基も挙げられる。非限定的な例として、インドリル、イソインドリル、ベンゾチエニル、ベンゾフラニル、ジベンゾフラニル、インダゾリル、ベンズイミダゾリル、ベンズチアゾリル、キノリル、イソキノリル、シンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、4H−キノリジニル、カルバゾリル、アクリジニル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、およびピリド[2,3−b]−1,4−オキサジン−3(4H)−オンが挙げられる。ヘテロアリール基は、単環式または二環式であってもよい。用語「ヘテロアリール」は、用語「ヘテロアリール環」、「ヘテロアリール基」、または「複素芳香族」と同じ意味で使用することができ、その用語はいずれも置換されてもよい環を含む。用語「ヘテロアラルキル」は、ヘテロアリールによって置換されるアルキル基を意味し、アルキルおよびヘテロアリール部分は独立して置換されてもよい。例として、ピリジニルメチル、ピリミジニルエチル等が挙げられるが、これらに限定されない。
用語「複素環」、「ヘテロシクロアルキル」、「ヘテロシクリル」、「ヘテロ環状基」および「複素環式環」は、本明細書で使用するとき、同じ意味に使用され、飽和されているか部分的に不飽和であり、上述のように、炭素原子の他に、1つ以上、好ましくは1〜4個のヘテロ原子を有する、安定した3〜7員の単環式または7〜10員の二環式複素環式部分を意味する。複素環の環原子に関して用いられるとき、用語「窒素」は置換された窒素を含む。例えば、酸素、硫黄または窒素から選択される0〜3個のヘテロ原子を有する飽和または部分的に不飽和の環では、窒素は、N(3,4−ジヒドロ−2H−ピロリルのように)、ΝΗ(ピロリジニルのように)または+NR(N−置換ピロリジニルのように)であってもよい。代表的なヘテロシクロアルキル基として、限定されないが、[1,3]ジオキソラン、ピロリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、オキサゾリジニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、およびテトラヒドロフリル等が挙げられる。
複素環は安定な構造をもたらす任意のヘテロ原子または炭素原子でペンダント基に結合することができ、任意の環原子は置換されてもよい。当該飽和または部分的に不飽和の複素環式基の例として、限定されないが、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ピロリジニル、ピロリドニル、ピペリジニル、ピロリニル、テトラヒドロキノリニル、テトラヒドロイソキノリニル、デカヒドロキノリニル、オキサゾリジニル、ピペラジニル、ジオキサニル、ジオキソラニル、ジアゼピニル、オキサゼピニル、チアゼピニル、モルホリニル、およびキヌクリジニルが挙げられる。用語「複素環」、「ヘテロシクリル」、「ヘテロシクリル環」、「複素環基」、「複素環部分」、および「複素環式基」は本明細書で同じ意味で使用され、ヘテロシクリル環は、インドリニル、3H−インドリル、クロマニル、フェナントリジニル、2−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、オクタヒドロインドリル、またはテトラヒドロキノリニル等の1つ以上のアリール、ヘテロアリール、または脂環式環に縮合される基も挙げられ、前記基または結合点はヘテロシクリル環上にある。ヘテロシクリル基は、単環式または二環式であってもよい。用語「ヘテロシクリルアルキル」は、ヘテロシクリルによって置換されるアルキル基を意味し、アルキルおよびヘテロシクリル部分は独立して置換されてもよい。
用語「部分的に不飽和」は、本明細書で使用するとき、環原子間に少なくとも1つの二重または三重結合を含むが、芳香族ではない環を意味する。用語「部分的に不飽和」は、不飽和の複数部位を有する環を含むが、本明細書で述べるように、アリールまたはヘテロアリール部分を含むことは意図しない。
用語「二価炭化水素」は2価飽和または不飽和炭化水素基を意味する。当該2価の炭化水素基として、アルキレン、アルケニレン、およびアルキニレン基が挙げられる。
用語「アルキレン」は、1〜20個の炭素原子、より典型的には1〜8個の炭素原子を含む直鎖または分岐飽和ヒドロカルビル鎖から派生した2価の基を意味する。「アルキレン」の例として、ポリメチレン基、すなわち−(CH2)n−が挙げられ、nは好ましくは1〜6個、1〜4個、1〜3個、1〜2個、または2〜3個の正の整数であり、または−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−、および−CH2CH(CH3)CH2−である。置換アルキレン鎖は、一つ以上のメチレン水素原子が置換基で置換されたポリメチレン基である。適切な置換基として、置換された脂肪族基について以下に記載したものが挙げられる。
用語「アルケニレン」は、直鎖または分岐していてもよく、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する2価の不飽和ヒドロカルビル基を意味する。アルケニレン基は、典型的には2〜20個の炭素原子、より典型的には2〜8個の炭素原子を含む。アルケニレン基の非限定的な例としては、−C(H)=C(H)−、−C(H)=C(H)−CH2−、−C(H)=C(H)−CH2−CH2−、−CH2−C(H)=C(H)−CH2−、−C(H)=C(H)−CH(CH3)−、および−CH2−C(H)=C(H)−CH(CH2CH3)−が挙げられる。
用語「アルキニレン」は直鎖でも分岐していてもよく、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合を有する2価の不飽和炭化水素基を意味する。
代表的なアルキニレン基として、例えば、−C≡C−、−C≡C−CH2−、−C≡C−CH2−CH2−、−CH2−C≡C−CH2−、−C≡C−CH(CH3)−、および−CH2−C≡C−CH(CH2CH3)−が挙げられる。
本明細書に記載されるように、本発明の化合物は「置換されてもよい」部分を含むことができる。一般的には、用語「置換される」は、その言葉の前に「任意に」という用語があろうがなかろうが、指定部分の1つ以上の水素が適切な置換基で置き換えられることを意味する。他に断りがない限り、「置換されてもよい」基は、基の置換可能な部分のそれぞれに、適切な置換基を有してもよく、所与の構造の1つ以上の位置が、特定の基から選択される1つ以上の置換基で置換されてもよい場合、置換基はそれぞれの位置で同じであってもよいし、異なっていてもよい。本発明の下で想定される置換基の組み合わせは、好ましくは、安定または化学的に実現可能な化合物の形成をもたらすものである。用語「安定した」は、本明細書で使用するとき、生成、検出、ならびに、特定の実施形態では、本明細書に開示された1つ以上の目的のために、回収、精製、および使用が可能な条件に供したときに、実質的に変化しない化合物を意味する。
用語「置換されてもよい」、「置換されてもよいアルキル」、「置換されてもよいアルケニル」、「置換されてもよいアルキニル」、「置換されてもよい炭素環」、「置換されてもよいアリール」、「置換されてもよいヘテロアリール」「置換されてもよい複素環」および本明細書に使用されるその他の置換されてもよい基は、以下の置換基で1つ、2つ、または3つ以上の水素原子の独立した変換によって置換または置換されていない基を意味し、限定されないが、
−F、−CI、−Br、−I、
−OH、保護ヒドロキシ、アルコキシ、オキソ、チオオキソ、
−NO2、−CN、CF3、N3
−NH2、保護アミノ、−NH−アルキル、−NH−アルケニル、−NH−アルキニル、−NH−シクロアルキル、−NH−アリール、−NH−ヘテロアリール、−NH−ヘテロ環、−ジアルキルアミノ、−ジアリールアミノ、
−ジヘテロアリールアミノ、
−O−アルキル、−O−アルケニル、−O−アルキニル、−O−シクロアルキル、−O−アリール、−O−ヘテロアリール、
−O−複素環、
−C(O)−アルキル、−C(O)−アルケニル、−C(O)−アルキニル、−C(O)−シクロアルキル、−C(O)−アリール、
−C(O)−ヘテロアリール、−C(O)−ヘテロシクロアルキル、
−CONH2、−CONH−アルキル、−CONH−アルケニル、−CONH−アルキニル、−CONH−シクロアルキル、−CONH−アリール、−CONH−ヘテロアリール、−CONH−ヘテロシクロアルキル、
−O−CO2アルキル、−O−CO2−アルケニル、−O−CO2−アルキニル、−O−CO2−シクロアルキル、−O−CO2−アリール、−O−CO2−ヘテロアリール、−O−CO2−ヘテロシクロアルキル、−OCONH2、−OCONHアルキル、−OCONH−アルケニル、−OCONHアルキニル、−OCONH−シクロアルキル、−OCONH−アリール、−OCONH−ヘテロアリール、
−OCONH−ヘテロシクロアルキル、
−NHC(O)−アルキル、−NHC(O)−アルケニル、−NHC(O)−アルキニル、−NHC(O)−シクロアルキル、
−NHC(O)−アリール、−NHC(O)−ヘテロアリール、−NHC(O)−ヘテロシクロアルキル、−NHCO2−アルキル、
−NHCO2−アルケニル、−NHCO2−アルキニル、−NHCO2−シクロアルキル、−NHCO2−アリール、
−NHCO2−ヘテロアリール、−NHCO2−ヘテロシクロアルキル、−NHC(O)NH2、−NHC(O)NH−アルキル、
−NHC(O)NH−アルケニル、−NHC(O)NH−アルケニル、−NHC(O)NH−シクロアルキル、−NHC(O)NHアリール、−NHC(O)NH−ヘテロアリール、−NHC(O)NH−ヘテロシクロアルキル、NHC(S)NH2、−NHC(S)NHアルキル、−NHC(S)NH−アルケニル、−NHC(S)NH−アルキニル、−NHC(S)NHシクロアルキル、−NHC(S)NHアリール、−NHC(S)NH−ヘテロアリール、−NHC(S)NHヘテロシクロアルキル、−NHC(NH)NH2、−NHC(NH)NHアルキル、−NHC(NH)NH−アルケニル、−NHC(NH)NH−アルケニル、
−NHC(NH)NH−シクロアルキル、−NHC(NH)NHアリール、−NHC(NH)NH−ヘテロアリール、
−NHC(NH)NH−ヘテロシクロアルキル、−NHC(NH)−アルキル、−NHC(NH)−アルケニル、−NHC(NH)−アルケニル、−NHC(NH)−シクロアルキル、−NHC(NH)−アリール、−NHC(NH)−ヘテロアリール、
−NHC(NH)−ヘテロシクロアルキル、
−C(NH)NH−アルキル、−C(NH)NH−アルケニル、−C(NH)NH−アルキニル、−C(NH)NHシクロアルキル、−C(NH)NHアリール、−C(NH)NH−ヘテロアリール、−C(NH)NH−ヘテロシクロアルキル、
−S(O)−アルキル、−S(O)−アルケニル、−S(O)−アルキニル、−S(O)−シクロアルキル、−S(O)−アリール、
−S(O)2アルキル、−S(O)2−アルケニル、−S(O)2−アルキニル、−S(O)2−シクロアルキル、−S(O)2−アリール、
−S(O)−ヘテロアリール、−S(O)−ヘテロシクロアルキル−、SO2NH2、−SO2NH−アルキル、−SO2NH−アルケニル、−SO2NH−アルキニル、−SO2NH−シクロアルキル、−SO2NHアリール、−SO2NH−ヘテロアリール、
−SO2NH−ヘテロシクロアルキル、
−NH−SO2−アルキル、−NH−SO2−アルケニル、−NH−SO2−アルキニル、−NH−SO2−シクロアルキル、−NH−SO2−アリール、−NH−SO2−ヘテロアリール、−NH−SO2−ヘテロシクロアルキル、−CH2NH2、−CH2−SO2CH3
アルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アリールアルキル、ヘテロアリール、−ヘテロアリールアルキル、
−ヘテロシクロアルキル、シクロアルキル、−炭素、−ヘテロ環、ポリアルコキシアルキル、ポリアルコキシ、−メトキシメトキシ、メトキシエトキシ、−SH、−S−アルキル、−S−アルケニル、−S−アルキニル、−S−シクロアルキル、−S−アリール、−S−ヘテロアリール、−S−ヘテロ、またはメチルチオメチルが挙げられる。
ある実施形態では、「置換されてもよい」基の置換可能な炭素原子上の適した一価基は、独立して、ハロゲン、−(CH20-4R°、−(CH20-4OR°、−O−(CH20-4C(O)OR°、−(CH20-4CH(OR°)2、−(CH20-4SR°、R°で置換されてもよい−(CH20-4Ph、R°で置換されてもよい−(CH20-4O(CH20-4Phであり、
R°で置換されてもよい−CH=CHPh、−NO2、−CN、−N3、−(CH2)0-4N(R°)2
−(CH20-4N(R°)C(O)R°、−N(R°)C(S)R°、−(CH20-4N(R°)C(O)NR°2、−N(R°)C(S)NR°2
−(CH20-4N(R°)C(O)OR°、−N(R°)N(R°)C(O)R°、−N(R°)N(R°)C(O)NR°2
−N(R°)N(R°)C(O)OR°、−(CH20-4C(O)R°、−C(S)R°、−(CH20-4C(O)OR°、−(CH20-4C(O)SR°、−(CH20-4C(O)OSiR°3、−(CH20-4OC(O)R°、−OC(O)(CH20-4SR−、SC(S)SR°、
−(CH2)0-4SC(O)R°、−(CH2)0-4C(O)NR°2、−C(S)NR°2、−C(S)SR°、−SC(S)SR°、
−(CH 2)0-4OC(O)NR°2、−C(O)N(OR°)R°、−C(O)C(O)R°、−C(O)CH2C(O)R°、−C(NOR°)R°、
−(CH20-4SSR°、−(CH20-4S(O)2R°、−(CH20-4(O)2OR°、−(CH20-4OS(O)2R°、−S(O)2NR°2
−(CH2)0-4S(O)R°、−N(R°)S(O)2NR°2、−N(R°)S(O)2R°、−N(OR°)R°、−C(NH)NR°2、−P(O)2R°、
−P(O)R°2、−OP(O)R°2、−OP(O)(OR°)2、−SiR°3、−(C1-4 直鎖または分岐アルキレン)、O−N(R°)2、または−(C1-4直鎖または分岐アルキレン)C(O)ON(R°)2であり、各R°は、以下に定義されるように置換され、独立して、水素、C1-6脂肪族、−CH2Ph、−0(CH20-1Ph、または5〜6員の飽和、部分的不飽和、窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有するアリール環、または上記の定義にかかわらず、R°の2つの独立した出現は、間の原子と一緒になって、3〜12員の飽和、部分的不飽和、または独立して、窒素、酸素、または硫黄から選択される0〜4個のヘテロ原子を有するアリールモノ−もしくは二環式環を形成し、以下に定義するように置換されてもよい。
R°の適切な1価の置換基(またはそれらの間にある原子と一緒になってR°の2つの独立した出現を得ることによって形成される環)、は独立してハロゲン、−(CH2)0-2R*、−(ハロR*)、−(CH2)0-2OH、−(CH2)0-2OR*、−(CH2)0-2CH(OR*)2、−O(ハロR’)、−CN、−N3、−(CH20-2C(O)R*、−(CH20-2C(O)OH、−(CH20-2C(O)OR*、−(CH20-2SR*、−(CH2)o−2SH、−(CH20-2NH2、−(CH20-2NHR*、−(CH20-2NR*2、−NO2、−SiR*3、−OSiR*3、−C(O)SR*−(C1-4直鎖または分岐鎖アルキレン)C(O)OR*、または−SSR*であり、各R*は非置換であっても、または「ハロ」が先行し、1つ以上のハロゲンでのみ置換され、C1-4脂肪族、−CH2Ph、−O(CH20-1Ph、または、5〜6員の飽和、部分的に不飽和または窒素、酸素、もしくは硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有するアリール環から独立して選択される。R°の飽和炭素原子上の適切な二価の置換基として、=Oおよび=Sが挙げられる。
「置換されてもよい」基の飽和炭素原子上の適した二価基として、=O、=S、=NNR*2、=NNHC(O)R*、=NNHC(O)OR*、=NNHS(O)2R*、=NR*、=NOR*、−O(C(R*2))2-30−、または−S(C(R*2))2-3S−が挙げられ、R*の各独立した出現は、水素、以下に述べるように置換されてもよいC1-6脂肪族、または非置換5〜6員の飽和、部分的不飽和、または窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有するアリール環から選択される。「置換されてもよい」基のビシナル置換可能な炭素と結合される適切な2価の置換基として、−O(CR22-30−が挙げられ、ここでRの各独立した出現は、水素、以下に述べるように置換されてもよいC1-6脂肪族、または非置換の5〜6員の飽和、部分不飽和、または窒素、酸素、または硫黄から選択される0〜4個のヘテロ原子を有するアリール環から選択される。
R*の脂肪族基の適切な置換基として、ハロゲン、R*、−(ハロR*)、−OH、−OR*、−O(ハロR’)、−CN、−C(O)OH、−C(O)OR*、−NH2、−NHR*、−NR*2、または−NO2が挙げられ、各R*は非置換であるか、または「ハロ」が先行し、1つ以上のハロゲンでのみ置換され、非置換であるか、独立してC1-4脂肪族、−CH2Ph、−O(CH2)0-1Phであり、または5〜6−員の飽和、部分不飽和、または窒素、酸素、または硫黄から独立して選択される0〜4個のヘテロ原子を有するアリール環である。
用語「阻害剤」は、本明細書で使用するとき、測定可能な親和性で、標的ブロモドメインを含有するタンパク質(BETタンパク質、例えば、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)に結合および/または阻害する化合物として定める。特定の実施形態では、阻害剤は、IC50および/または約50μΜ未満の約1μΜ未満、約500nM未満、約100nM未満、または約10nM未満の結合定数を有する。
用語「測定可能な親和性」および「測定可能に抑制」は、本明細書で使用するとき、提供された化合物またはその組成物を含む試料と、前記化合物またはその組成物が不在の状態で、少なくとも1つのヒストンメチルトランスフェラーゼ、少なくとも1つのブロモドメイン含有タンパク質を含む等価試料との間の少なくとも1つのブロモドメインを含むタンパク質の活性の測定可能な変化を意味する。
ここで使用される用語「対象」は哺乳類を意味する。対象は、したがって、例えば、イヌ、ネコ、ウマ、ウシ、ブタ、モルモット等を指す。好ましくは、対象はヒトである。対象がヒトである場合、対象は、患者または健常なヒトのいずれであってもよい。
本明細書で使用するとき、用語「薬学的に許容される塩」は、過度な毒性、刺激、アレルギー反応等がなく、ヒトおよび下等動物の組織との接触に適し、合理的な利点/リスク比に見合う、根拠のある医学的判断の範囲にある、本発明の方法によって形成される化合物の塩を意味する。薬学的に許容される塩は、当該分野に周知である。例えば、S.M.Berge,らは、J. Pharmaceutical Sciences,66:1-19(1977)に薬学的に許容される塩を詳細に記述している。塩は最終の単離および本発明の化合物の精製の間に、in situで調製することができ、または適切な有機酸と遊離塩基機能を反応させることによって別個に調製することができる。薬学的に許容される塩の例として、限定されないが、非毒性酸付加塩、または塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸及び過塩素酸等の無機酸、または酢酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸もしくはマロン酸等の有機酸、またはイオン交換等の当該技術分野で使用されるその他の方法を使用することによって形成されるアミノ基の塩が挙げられる。他の薬学的に許容される塩として、限定されないが、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、ショウノウ酸塩、ショウノウスルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グルコン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩、吉草酸塩等が挙げられる。代表的なアルカリまたはアルカリ土類金属塩として、ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、またはマグネシウム塩等が挙げられる。さらに薬学的に許容される塩として、適切な場合、非毒性のアンモニウム、四級アンモニウム、およびハロゲン化物、水酸化物、カルボン酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、1〜6個の炭素原子を有するアルキル、スルホン酸塩およびアリールスルホン酸塩などの対イオンを用いて形成されるアミン陽イオンが挙げられる。
用語「薬学的に許容されるエステル」は、本明細書で使用するとき、in vivoで加水分解する本発明のプロセスによって形成される化合物のエステルを意味し、人体に容易に分解し、親化合物またはその塩を残すものを含む。適切なエステル基として、例えば、薬学的に許容される脂肪族カルボン酸、特にアルカン、アルケン、シクロアルカンおよびアルカン二酸から誘導されるものが挙げられ、各アルキルまたはアルケニル部分は、有利にせいぜい6個の炭素数を有する。特定のエステルの例として、限定されないが、ホルメート、アセテート、プロピオネート、ブチレート、アクリレートおよびエチルスクシネートが挙げられる。
本明細書で使用される用語「薬学的に許容されるプロドラッグ」は、根拠のある医学的判断の範囲にあり、過度な毒性、刺激、アレルギー反応等があり、ヒトおよび下等動物の組織との接触に適し、合理的な利点/リスク比に見合い、意図する使用、ならびに可能であれば、本発明の化合物の両性イオンの形態に有効である、本発明のプロセスによって形成される化合物のプロドラッグを意味する。本明細書で使用される「プロドラッグ」は、代謝方法(例えば、加水分解により)によってin vivoで変換可能な化合物を意味し、本発明の式によって任意の化合物を描写することができる。様々な形態のプロドラッグが当該技術に周知であり、例えば、Bundgaard,(ed.),Design of Prodrugs,Elsevier(1985);Widder,ら(ed.),Methods in Enzymology,vol. 4,Academic Press(1985);Krogsgaard-Larsen,ら(ed).“Design and Application of Prodrugs、Textbook of Drug Design and Development”,Chapter 5,113-191(1991);Bundgaard,ら,Journal of Drug Deliver Reviews,8:1-38(1992);Bundgaard,J. of Pharmaceutical Sciences,77:285 et seq.(1988);Higuchi and Stella(eds.)Prodrugs as Novel Drug Delivery Systems,American Chemical Society(1975);and Bernard Testa & Joachim Mayer,“Hydrolysis In Drug And Prodrug Metabolism:Chemistry,Biochemistry And Enzymology”,John Wiley and Sons,Ltd.(2002)で検討されている。
本発明によって想定される置換基および変数の組み合わせは、安定な化合物の形成をもたらすものだけである。「安定な」という用語は、本明細書で使用するとき、製造に十分な安定性を有し、および本明細書に詳述される目的(例えば、対象への治療または予防のための投与)のために有用な十分な時間化合物の完全性を保持する化合物を意味する。
一態様では、本明細書は、式(I)の化合物
Figure 2016519660
または薬学的に許容される塩を提供し、
ここで、
1はH、−C(O)NR12、−C(O)R1、−C(O)OR1、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−CH2OR1、−CH21、または−C≡Nであり、
2はH、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアリール、置換されてもよいヘテロシクロアルキル、置換されてもよいヘテロアリール、置換されてもよい−CH2−シルオアルキル、置換されてもよい−CH2−アリール、置換されてもよい−CH2−ヘテロシクロアルキル、置換されてもよい−CH2−ヘテロアリール、−CH(C1−C6−アルキル)−アルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−シクロアルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロシクロアルキル、または置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロアリールであり、
3は−OR3、−C≡N、−CH2OR3、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、−CH2N(アルキル)2、−CH2NH(アルキル)、ハロゲンであり、
ここで、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、H、C1−C12アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、アルキルで置換されてもよい。
別の実施形態では、X3は−OR3である式(I)の化合物である。別の実施形態では、X3は−OR3であり、R3はHである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X3は−OR3であり、R3はC1−C12アルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X3は−OR3であり、R3はC1−C6アルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X3は−OR3でありR3はメチルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X3は−OR3であり、R3はエチルである式(I)の化合物である。
別の実施形態では、X1はHである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12、−C(O)R1、−C(O)OR1、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−CH2OR1、または−CH21である式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1およびR2はそれぞれ独立して、HまたはC1−C6アルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1はHであり、R2はC1−C6アルキルである、式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1はHであり、R2はメチルである、式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1およびR2はそれぞれHである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1 およびR2はそれぞれC1−C6アルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、およびR1およびR2はそれぞれメチルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、式(I)において、X1は−C(O)R1であり、R1はヘテロシクロアルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)R1であり、およびR1はモルホリニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、R1はHまたはC1−C6アルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、R1はHである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、およびR1はC1−C6アルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、R1はメチルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、およびR1はエチルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はシクロアルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はシクロヘキシルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はヘテロシクロアルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はピペリジニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はアリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はフェニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はヘテロアリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はイミダゾリルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−CH2OR1である式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−CH2OR1であり、R1はアリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はCH2OR1であり、R1はフェニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、式(I)において、X1は−CH2OR1であり、R1はC1−C6アルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はCH2OR1であり、およびR1はメチルである式(I)の化合物である。別の実施形態ではX1はCH21である式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はCH21であり、およびR1はアリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1はCH21であり、R1はフェニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−CH21であり、R1はC1−C6アルキルである式(I)の化合物である。
別の実施形態では、X2はHである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はアルケニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はアリル基である式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はハロゲンまたはメトキシで置換されて
もよい−CH2−アリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はクロロまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−アリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換−CH2−アリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は、クロロまたはメトキシで置換されてもよいベンジルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換ベンジルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はハロゲン、トリフルオロメチルまたはメトキシで置換されてもよいCH2−ヘテロアリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ピリジニルまたは−CH2−フラニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換−CH2−ピリジニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ヘテロシクロアルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2ピペリジニルまたは−CH2−テトラヒドロピラニルである式(I)の化合物である。いくつかの実施形態では、X2は−CH2ピペリジニルである式(I)の化合物である。いくつかの実施形態では、X2は−CH2−テトラヒドロピラニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ヘテロシクロアルキルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はCH2−シクロヘキシルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH(C1−C6−アルキル)−アリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH(CH3)−フェニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はアリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はフェニルである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はヘテロアリールである式(I)の化合物である。別の実施形態では、X2はピリジニルである式(I)の化合物である。
別の実施形態では、本明細書は式(Ia)の化合物
Figure 2016519660
またはその薬学的に許容される塩を提供し、
ここで、
1はH、−C(O)NR12、−C(O)R1、−C(O)OR1、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−CH2OR1、−CH21、または−C≡Nであり、
2はH、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアリール、置換されてもよいヘテロシクロアルキル、置換されてもよいヘテロアリール、置換されてもよい−CH2−シクロアルキル、置換されてもよい−CH2−アリール、置換されてもよい−CH2−ヘテロシクロアルキル、置換されてもよい−CH2−ヘテロアリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−シクロアルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロシクロアルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロアリール、ならびに
1およびR2はそれぞれ独立して、H、C1−C12アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールである。
別の実施形態では、X1はHである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12、−C(O)R1、−C(O)OR1、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−CH2OR1、または−CH21である式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1およびR2はそれぞれ独立して、HまたはC1−C6アルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1はHでありおよびR2はC1−C6アルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はC(O)NR12であり、R1はHであり、R2はメチルである、式(I)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1およびR2はそれぞれHである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)NR12であり、R1およびR2はそれぞれC1−C6アルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はC(O)NR12であり、R1およびR2はそれぞれメチルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はC(O)R1であり、R1はヘテロシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はC(O)R1であり、およびR1はモルホリニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、R1はHまたはC1−C6アルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、式(Ia)の化合物であり、X1は−C(O)OR1であり、R1はHである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、R1はC1−C6アルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はC(O)OR1であり、R1はメチルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−C(O)OR1であり、R1はエチルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はシクロヘキシルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はヘテロシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はピペリジニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はフェニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はヘテロアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はイミダゾリルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、ここでX1は−CH2OR1である式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−CH2OR1であり、およびR1はアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はCH2OR1であり、R1はフェニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、ここでX1は−CH2OR1であり、R1はC1−C6アルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−CH2OR1であり、およびR1はメチルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はCH21である式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はCH21であり、およびR1はアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1は−CH21であり、R1はフェニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、ここでX1は−CH21であり、R1はC1−C6アルキルである式(Ia)の化合物である。
別の実施形態では、X2はHである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はアルケニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はアリルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はハロゲンまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−アリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はクロロまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−アリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換−CH2−アリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は、クロロまたはメトキシで置換されてもよいベンジルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換ベンジルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はハロゲン、トリフルオロメチルまたはメトキシで置換されてもよいCH2−ヘテロアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ピリジニルまたは−CH2−フラニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換−CH2−ピリジニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ヘテロシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はCH2−ピペリジニルまたは−CH2−テトラヒドロピラニルである式(Ia)の化合物である。いくつかの実施形態では、X2は−CH2ピペリジニルである式(Ia)の化合物である。いくつかの実施形態では、X2は−CH2−テトラヒドロピラニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−シクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はCH2−シクロヘキシルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH(C1−C6−アルキル)−アリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH(CH3)−フェニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2 はアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はフェニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はヘテロアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X2はピリジニルである式(Ia)の化合物である。
別の実施形態では、X1はHであり、X2はHであり、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアリール、置換されてもよいヘテロシクロアルキル、置換されてもよいヘテロアリール、置換されてもよい−CH2−シクロアルキル、置換されてもよい−CH2−アリール、置換されてもよい−CH2−ヘテロシクロアルキル、置換されてもよい−CH2−ヘテロアリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−シクロアルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロシクロアルキル、または置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロアリールである式(Ia)の化合物である。
別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよいアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよいアルケニルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよいシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよいアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよいヘテロシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよいヘテロアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよい−CH2−シクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよい−CH2−アリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよい−CH2−ヘテロシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよい−CH2−ヘテロアリールである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロシクロアルキルである式(Ia)の化合物である。別の実施形態では、X1はHであり、X2は置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロアリールである式(Ia)の化合物である。
ブロモドメイン阻害剤として有用な式(Ia)の化合物を本明細書にさらに記載する。
いくつかの実施形態では、生体試料中のブロモドメイン含有タンパク質、またはその変異体の活性を阻害する方法を本明細書は提供し、前記生体試料を式(Ia)の化合物と接触させるステップを含む。
いくつかの実施形態では、患者のブロモドメイン含有タンパク質、またはその変異体の活性を阻害する方法を本明細書は提供し、前記患者に式(Ia)の化合物を投与するステップを含む。
いくつかの実施形態では、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質を媒介とする障害を治療する方法を本明細書に提供し、前記患者に式(Ia)の化合物を投与するステップを含む。
いくつかの実施形態では、薬学的に許容される担体、希釈剤および賦形剤とともに式(Ia)の化合物を含む医薬組成物である。
いくつかの実施形態では、ブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、自己免疫障害の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、炎症性障害の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群または乾癬である。別の実施形態では、癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌または前立腺癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、脳癌は多形性膠芽腫である。別の実施形態では、前立腺癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、乳癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、肺癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、前立腺癌の治療のための式(Ia)の化合物の使用である。
いくつかの実施形態では、ブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態の治療のため医薬品の製造での式(Ia)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、自己免疫障害の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、炎症性障害の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群または乾癬である。別の実施形態では、癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌または前立腺癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、脳癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。いくつかの実施形態では、脳癌は多形性膠芽腫である。別の実施形態では膵臓癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、乳癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、肺癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。別の実施形態では、前立腺癌の治療のための医薬品の製造における式(Ia)の化合物の使用である。
いくつかの実施形態では、治療を必要とする対象のブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、治療を必要とする対象の自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の自己免疫障害を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の炎症性障害を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群または乾癬である。別の実施形態では、治療を必要とする対象の癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌または前立腺癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の脳癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。いくつかの実施形態では、脳癌は多形性膠芽腫である。別の実施形態では、治療を必要とする対象の膵臓癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の乳癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の肺癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。別の実施形態では、治療を必要とする対象の前立腺癌を治療する方法であり、治療有効量の式(Ia)の化合物を投与することを含む。
別の態様では、式(Ia)の化合物とブロモドメインを接触させることを含む、ブロモドメインを阻害する方法である。
別の実施形態では、本明細書は式(II)の化合物
Figure 2016519660
またはその薬学的に許容される塩を提供し、
ここで、
1は−CH2NR12であり、
2はH、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアリール、置換されてもよいヘテロシクロアルキル、置換されてもよいヘテロアリール、置換されてもよい−CH2−シクロアルキル、置換されてもよい−CH2−アリール、置換されてもよい−CH2−ヘテロシクロアルキル、置換されてもよい−CH2−ヘテロアリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−シクロアルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロシクロアルキル、または置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロアリールであり、
1およびR2はそれぞれ独立して、H、C1−C12アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリール、または−C(O)(C1−C6−アルキル)である。
別の実施形態では、R1はHであり、R2はHである式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2はC1−C12アルキルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2はC1−C6アルキルである式(II)で表される化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2はメチルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2はエチルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2はプロピルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はC1−C12アルキルであり、R2はC1−C12アルキルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はC1−C6アルキルであり、R2はC1−C6アルキルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH3であり、R2は−CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH3であり、R2は−CH2CH3である式(II)の表される化合物である。別の実施形態では、R1は−CH3であり、R2は−CH2CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態において、R1はHであり、R2は−C(O)(C1−C6−アルキル)である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2は−C(O)CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2 は−C(O)(C1−C6−アルキル)である式(II)の化合物である。別の実施形態において、前記R1はHであり、R2−C(O)CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はHであり、R2−C(O)CH2CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はC1−C12アルキルであり、R2は−C(O)(C1−C6−アルキル)である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はC1−C6アルキルであり、R2は−C(O)(C1−C6−アルキル)である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はC1−C6アルキルであり、R2は−C(O)CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はC1−C6アルキルであり、R2は−C(O)CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1はC1−C6アルキルであり、R2−C(O)CH2CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH3であり、R2は−C(O)CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH3であり、R2は−C(O)CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH3であり、R2は−C(O)CH2CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH2CH3であり、R2は−C(O)CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH2CH3であり、R2は−C(O)CH2CH3である式(II)の化合物である。別の実施形態では、R1は−CH2CH3であり、R2は−C(O)CH2CH2CH3である式(II)の化合物である。
別の実施形態では、X2はHである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はアルケニルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はアリルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はハロゲンまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−アリールである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はクロロまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−アリールである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換−CH2−アリールである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は、クロロまたはメトキシで置換されてもよいベンジルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は非置換ベンジルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はハロゲン、トリフルオロメチルまたはメトキシで置換されてもよいCH2−ヘテロアリールである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ピリジニルまたは−CH2−フラニルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2 は非置換−CH2−ピリジニルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ヘテロシクロアルキルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−ピペリジニルまたは−CH2−テトラヒドロピラニルである式(II)の化合物である。いくつかの実施形態では、X2は−CH2ピペリジニルである式(II)の化合物である。いくつかの実施形態では、X2は−CH2−テトラヒドロピラニルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH2−シクロアルキルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はCH2−シクロヘキシルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH(C1−C6−アルキル)−アリールである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2は−CH(CH3)−フェニルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はアリールである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はフェニルである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はヘテロアリールである式(II)の化合物である。別の実施形態では、X2はピリジニルである式(II)の化合物である。
別の実施形態では以下から選択される化合物:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸、エチル1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−(2−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−フェニル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピリジル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−(シクロヘキシルメチル)−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−テトラヒドロピラン−3−イル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピペリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−アリル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(1−フェニルエチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(3−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[[5−(トリフルオロメチル)−2−フリル]メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(4−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−[(3−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−[(2−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(3−メトキシフェニル)メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(2−メトキシフェニル)メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−N−メチル−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボキサミド、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−N,N−ジメチル−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボキサミド、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(モルホリン−4−カルボニル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−4−シクロヘキシル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(4−ピペリジル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(メトキシメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(フェノキシメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−フェニル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(1H−イミダゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−イソブチル−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、および1,4−ジベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンまたは薬学的に許容される塩である。
別の実施形態では、表1に示す実施例から選択される化合物である。
Figure 2016519660
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本発明の式の化合物を形成する工程
本発明の式の特定の化合物を形成するための例示的なプロセスをスキーム1に示す。
スキーム1
Figure 2016519660
ここでX1、X2、およびX3は、本明細書中で先に定義され、LGは脱離基である。
本発明の式の特定の化合物を形成するための別の例示的なプロセスをスキーム2に示す。
スキーム2
Figure 2016519660
ここでX1、X2、およびX3は、本明細書に先に定義されている。
特定の実施形態では、本発明は、ブロモドメイン含有タンパク質(BETタンパク質として、例えば、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)を阻害する方法を提供し、前記ブロモドメイン含有タンパク質を、本明細書の表に記載の任意の化合物、薬学的に許容される塩またはその組成物と染色させることを含む。
本発明の一実施形態は、患者に、治療有効量の本発明に記載の式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を、単独でまたは薬学的に許容される担体と混合して投与することを含む、癌を治療する方法を提供する。本発明の別の実施形態は、癌患者に、治療有効量の本発明に記載の式(Ia)の化合物またはその薬学的に許容される塩を、単独または薬学的に許容される担体と混合して投与することを含む、癌を治療する方法を提供する。本発明の別の実施形態は、癌患者に、治療有効量の本発明に記載の式(II)の化合物またはその薬学的に許容される塩を、単独または薬学的に許容される担体と混合して投与することを含む、癌を治療する方法を提供する。
本発明の一実施形態は、式(I)の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む薬学的に許容される製剤を提供する。本発明の別の実施形態は、式(Ia)の化合物および薬学的に許容される賦形剤を含む薬学的に許容される製剤を提供する。本発明の別の実施形態は、式(II)の化合物および薬学的に許容される賦形剤の化合物を含む薬学的に許容される製剤を提供する。
本発明の実施形態は癌を治療する方法を提供し、前記癌は、脳(神経膠腫)、グリア芽細胞腫、白血病、リンパ腫、Bannayan-Zonana症候群、カウデン病、レルミット−デュクロ病、乳癌、炎症性乳癌、ウィルムス腫瘍、ユーイング肉腫、横紋筋肉腫、上衣腫、髄芽腫、大腸、胃、膀胱、頭頸部、腎臓、肺、肝臓、黒色腫、腎臓癌、卵巣癌、膵臓癌、前立腺癌、肉腫、骨肉腫、骨および甲状腺の巨細胞腫から成る群から選択される。
本発明の一実施形態は、追加の治療薬と組み合わせて、本発明の1つの化合物または複数の化合物の組成物を提供する。
本発明の一実施形態は、追加の治療薬と組み合わせて、式(I)の1つの化合物または複数の化合物の組成物を提供する。本発明の別の実施形態は、追加の治療薬と組み合わせて、式(Ia)の1つの化合物または複数の化合物の組成物を提供する。本発明の別の実施形態は、追加の治療薬と組み合わせて、式(II)の1つの化合物または複数の化合物の組成物を提供する。
本発明の一実施形態は、生体試料のブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体の活性を阻害する方法を提供し、前記生体試料を式(I)の1つの化合物または複数の化合物に接触させるステップを含む。本発明の別の実施形態は、生体試料のブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体の活性を阻害する方法を提供し、前記生体試料を式(Ia)の1つの化合物または複数の化合物に接触させるステップを含む。本発明の別の実施形態は、生体試料のブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体の活性を阻害する方法を提供し、前記生体試料を式(II)の1つの化合物または複数の化合物に接触させるステップを含む。
本発明の一実施形態は、ブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害する方法を提供し、ブロモドメイン含有タンパク質は、BETタンパク質である。
本発明の一実施態様は、ブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害する方法を提供し、BETタンパク質はBRD4である。
本発明の一実施形態は、ブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体の活性、患者の体内の活性を阻害するための方法を提供し、前記患者に式(I)の1つの化合物または複数の化合物を投与するステップを含む。本発明の別の実施形態は、ブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体の活性、患者の体内の活性を阻害するための方法を提供し、前記患者に式(Ia)の1つの化合物または複数の化合物を投与するステップを含む。本発明の別の実施形態は、ブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体の活性、患者の体内の活性を阻害するための方法を提供し、前記患者に式(II)の1つの化合物または複数の化合物を投与するステップを含む。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、式(I)の1つの化合物または複数の化合物を投与するステップを含む。本発明の別の実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、式(Ia)の1つの化合物または複数の化合物を投与するステップを含む。本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、式(II)の1つの化合物または複数の化合物を投与するステップを含む。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、ブロモドメイン含有タンパク質はBETタンパク質である。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、BETタンパク質はBRD4である。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、障害は増殖性疾患、炎症性障害、敗血症、自己免疫障害、またはウイルス感染である。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、増殖性障害は癌である。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、癌は腺癌、成人T細胞白血病/リンパ腫、膀胱癌、芽、骨がん、乳がん、脳腫瘍、癌、骨髄性肉腫、子宮頸癌、大腸癌、食道癌、消化器癌、神経膠腫、神経膠腫、胆嚢癌、胃癌、頭頸部癌、ホジキンリンパ腫、非ホジキン リンパ腫、小腸癌、腎臓癌、喉頭癌、白血病、肺癌、リンパ腫、肝臓がん、肺小細胞癌、非小細胞肺癌、中皮腫、多発性骨髄腫、眼癌、視神経腫瘍、口腔癌、卵巣癌、下垂体腫瘍、中枢神経系原発リンパ腫、前立腺癌、膵臓癌、咽頭癌、腎細胞癌、直腸癌、肉腫、皮膚がん、脊髄腫瘍、小腸癌、胃がん、T細胞リンパ腫、精巣癌、甲状腺癌、咽喉癌、尿路性器癌、尿路上皮癌、子宮癌、膣癌、またはウィルムス腫瘍である。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、癌は急性骨髄性白血病またはバーキットリンパ腫である。
本発明の一実施形態は、治療を必要とする患者のブロモドメイン含有タンパク質により媒介される障害を治療する方法を提供し、炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群または乾癬である。
本発明の別の実施形態は、治療有効量のブロモドメイン阻害剤を、それを必要とする対象に投与することを含む、自己免疫および炎症性障害または病態を治療する方法を提供する。
本発明の別の実施形態は、自己免疫障害および炎症性障害または病態を治療する方法を提供し、ブロモドメイン阻害剤は、アセチル化リジン残基にBETファミリーブロモドメインの結合を阻害する化合物である。
本発明の別の実施形態は、自己免疫障害および炎症性障害または病態を治療する方法を提供し、BETファミリーブロモドメインは、BRD2、BRD3またはBRD4である。
本発明の別の実施形態は、自己免疫および炎症性障害または病態を治療する方法を提供し、自己免疫および炎症性障害または病態は細菌、ウイルス、真菌、寄生虫、またはそれらの毒素、およびウイルス感染に対する炎症反応が関与している。
本発明の別の実施形態は、自己免疫および炎症性障害または病態方法を治療する方法を提供し、自己免疫および炎症性障害または病態は、急性肺損傷、急性膵炎、急性腎不全、ARDS(成人性呼吸促迫症候群)、熱傷、コロナウイルス、脳炎、内毒素血症、劇症肝炎、単純ヘルペス、帯状疱疹、ヘルクスハイマー反応、インフルエンザ等のマラリアおよびウイルス感染に関連するSIRS、髄膜炎、多臓器不全症候群、脊髄炎、手術後症候群、サルコイドーシス、敗血症、敗血症症候群、敗血症性ショック、全身性炎症反応症候群(SIRS)、毒性ショック症候群から成る群から選択される。
本発明の別の実施形態では、自己免疫および炎症性障害または病態の治療に使用するためのブロモドメイン阻害剤を提供する。
本発明の別の実施形態では、自己免疫および炎症性障害または病態の治療のための医薬品の製造におけるブロモドメイン阻害剤の使用を提供する。
本発明の別の実施形態は、ブロモドメイン阻害剤および少なくとも1つの医薬担体を含む医薬製剤を提供し、ブロモドメイン阻害剤は、自己免疫および炎症性障害または病態の治療に使用するために有効な量で存在する。
本発明の別の実施形態は、化合物がその同族のアセチル化タンパク質とブロモドメインの結合を阻害するかどうかを決定するステップを含む、自己免疫および炎症性障害または病態の治療に使用するための化合物を同定する方法を提供する。
本発明の実施形態は、自己免疫および炎症性障害または病態の治療に使用するための化合物を提供する。
使用、処方および投与
(i)薬学的に許容される組成物
別の実施形態によれば、本発明は、本発明の化合物またはその薬学的に許容される誘導体および薬学的に許容される担体、アジュバント、またはビヒクルを含む組成物を使用して、ブロモドメイン含有タンパク質(BETタンパク質等、例えば、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)を阻害する方法を提供する。提供される組成物中の本発明の化合物の量は、生体試料または患者の1つ以上のブロモドメイン含有タンパク質(BETタンパク質等、例えば、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)、またはその変異体を測定可能に阻害するのに有効である量である。特定の実施形態では、提供される組成物中の化合物の量は、生体試料または患者の1つ以上のブロモドメイン含有タンパク質(BETタンパク質等、例えば、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)、またはその変異体を測定可能に阻害するのに有効である量である。特定の実施形態では、提供される組成物は、当該組成物を必要とする患者に投与するために処方される。いくつかの実施形態では、提供される組成物は、患者への経口投与のために処方される。
本明細書で使用される用語「患者」は、哺乳動物等、ヒト等の動物を意味する。
用語「薬学的に許容される担体、アジュバント、またはビヒクル」は、処方される化合物の薬理学的活性を破壊しない非毒性の担体、アジュバント、またはビヒクルを意味する。本開示の組成物に使用してもよい薬学的に許容される担体、アジュバントまたはビヒクルとして、限定されないが、イオン交換体、アルミナ、ステアリン酸アルミニウム、レシチン、ヒト血清アルブミン等の血清タンパク質、リン酸塩等の緩衝物質、グリシン、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、硫酸プロタミン等の飽和植物脂肪酸、水、塩または電解質の部分グリセリド混合物、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素カリウム、塩化ナトリウム、亜鉛塩、コロイド状シリカ、三ケイ酸マグネシウム、ポリビニルピロリドン、セルロース系物質、ポリエチレングリコール、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリアクリレート、ワックス、ポリエチレン−ポリオキシプロピレン−ブロックポリマー、ポリエチレングリコールおよび羊毛脂が挙げられる。
「薬学的に許容される誘導体」は、非毒性の塩、エステル、エステルの塩または本発明の化合物の他の誘導体を意味し、レシピエントに投与すると、直接的または間接的に、本発明の化合物またはその阻害活性代謝物または残基を提供することができる。
本明細書で使用するとき、用語「その阻害活性代謝物または残基」とは、代謝産物またはその残基が、1つまたは複数のブロモドメイン含有タンパク質(BETタンパク質等、例えば、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)またはそれらの変異体の阻害剤でもあることも意味する。
本明細書に記載の組成物は、経口的、非経口、吸入スプレー、局所、直腸、経鼻、口腔、経膣、または移植リザーバーを介して投与することができる。用語「非経口」は、本明細書で使用するとき、皮下、静脈内、筋肉内、関節内、滑液内、胸骨内、髄腔内、肝内、病巣内および頭蓋内注射または注入技術を含む。
経口投与用の液体剤形として、薬学的に許容されるエマルジョン、マイクロエマルジョン、溶液、懸濁液、シロップおよびエリキシル剤が挙げられるが、これらに限定されない。活性化合物の他に、液体剤形は、水または他の溶媒などの当技術分野で一般に用いられる不活性希釈剤、可溶化剤ならびにエチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジメチルホルムアミド、油(特に、綿実油、ラッカセイ、トウモロコシ、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ポリエチレングリコールおよび脂肪酸エステルソルビタン等の乳化剤、ならびにこれらの混合物が挙げられる。不活性希釈剤以外に、経口組成物はまた、湿潤剤、乳化剤および懸濁剤、甘味料、香味料、および香料等のアジュバントも含むことができる。
注射用製剤、例えば、無菌の注射用水性または油性懸濁液は、適切な分散剤または湿潤剤および懸濁剤を用いて周知の技術に従って処方することができる。無菌の注射用製剤は、非毒性の非経口的に許容される希釈剤または溶媒中、例えば1,3−ブタンジオール中の溶液として、滅菌注射溶液、懸濁液またはエマルジョンであってもよい。使用することができる許容されるビヒクルおよび溶媒の中には、水、リンゲル液、U.S.P.および等張塩化ナトリウム溶液がある。さらに、無菌の固定油は、溶媒または懸濁媒体として通常使用される。この目的のために、任意の無刺激固定油を合成モノ−またはジグリセリドを含んで使用することができる。さらに、オレイン酸等の脂肪酸を注射剤の調製に使用することができる。
注射用製剤は、例えば、細菌を保持するフィルターに通して濾過することにより、または使用前に滅菌水または他の滅菌注射用媒体に溶解または分散させることができる滅菌の固体組成物の形態で滅菌剤を組み込むことによって、滅菌することができる。
提供される化合物の効果を延長するために、皮下または筋肉内注射からの化合物の吸収を遅らせることが望ましいことが多い。これは、水溶性の低い結晶または非晶質物質の液体懸濁液の使用によって達成することができる。化合物の吸収速度は、順番に結晶の大きさおよび結晶形態に依存し得るその溶解速度に依存する。あるいは、非経口投与される化合物形態の遅延吸収は、化合物を油性ビヒクルに溶解または懸濁することによって達成される。注射用デポー形態は、ポリラクチド−ポリグリコリド等の生分解性ポリマー中で化合物のマイクロカプセルマトリックスを形成することによって作製される。ポリマーに対する化合物の比および使用される特定のポリマーの性質に応じて、化合物の放出速度を制御することができる。
他の生分解性ポリマーの例として、ポリ(オルトエステル)およびポリ(無水物)が挙げられる。デポー注射製剤は、また、身体組織と適合性であるリポソームまたはマイクロエマルジョン中に化合物を捕捉することによって調製される。
直腸または膣投与用組成物は、好ましくは、ココアバター、ポリエチレングリコールまたは体温で、周囲温度では固体であるが、体温では液体である坐剤ワックス等の適切な非刺激性賦形剤または担体と本発明の化合物を混合することによって調製することができる坐剤であり、したがって、直腸または膣腔内で融解し、活性化合物を放出する。
経口投与用の固体剤形として、カプセル、錠剤、ピル、粉末、および顆粒が挙げられる。当該固体剤形では、活性化合物は、クエン酸ナトリウムまたはリン酸二カルシウム等の少なくとも1つの不活性な薬学的に許容される賦形剤または担体および/またはa)デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトール、およびケイ酸等の充填剤または増量剤、b)例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸塩、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロース、およびアカシア等の結合剤、c)グリセロール等の湿潤剤、d)寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモまたはタピオカデンプン等の崩壊剤、e)パラフィン等の溶解遅延剤、f)第四級アンモニウム化合物等の吸収促進剤、g)例えば、セチルアルコールおよびモノステアリン酸グリセロール等の湿潤剤、h)カオリンおよびベントナイト粘土等の吸収剤、およびi)タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体ポリエチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム、およびこれらの混合物等の潤滑剤と混合される。カプセル、錠剤およびピルの場合、剤形は緩衝剤も含んでもよい。
同様のタイプの固体組成物は、ラクトースまたは乳糖ならびに高分子量のポリエチレングリコール等の賦形剤を使用して、軟質および硬質の充填ゼラチンカプセル中の充填剤としても使用することができる。錠剤、糖衣錠、カプセル、丸薬、および顆粒の固体剤形は、医薬製剤分野で周知の腸溶コーティングおよび他のコーティング等のコーティングおよびシェルを用いて調製することができる。それらは、不透明化剤を含んでもよく、または好ましくは、腸管の特定の部分に、任意に、遅延された様式で、活性成分のみを放出する組成物であってもよい。使用することができる埋封組成物の例として、ポリマー物質およびワックスが挙げられる。同様のタイプの固体組成物は、ラクトースまたは乳糖ならびに高分子量のポリエチレングリコール等の賦形剤を使用して、軟質および硬質充填ゼラチンカプセル中の充填剤としても使用することができる。
上述のように1つ以上の賦形剤でマイクロ封止された形態でも化合物を提供することができる。錠剤、糖衣錠、カプセル、丸薬、および顆粒の固体剤形は、医薬製剤分野で周知の腸溶コーティング、放出を制御するコーティングおよび他のコーティング等のコーティングおよびシェルを用いて調製することができる。当該固体剤形では、活性化合物は、スクロース、ラクトースまたはデンプン等の少なくとも1つの不活性希釈剤と混合することができる。常法に従って、当該剤形は、不活性希釈剤以外の追加の物質、例えば、ステアリン酸マグネシウムおよび微結晶性セルロース等の錠剤化潤滑剤および他の錠剤化補助剤を含んでもよい。カプセル、錠剤およびピルの場合、剤形は緩衝剤も含んでもよい。それらは、不透明化剤を含んでもよく、または好ましくは、腸管の特定の部分に、任意に、遅延された様式で、活性成分のみを放出する組成物であってもよい。使用することができる埋封組成物の例として、ポリマー物質およびワックスが挙げられる。
本発明の化合物の局所または経皮投与用の剤形として、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、粉末、溶液、スプレー、吸入剤またはパッチが挙げられる。活性成分は、薬学的に許容される担体および必要に応じて任意の必要な防腐剤または緩衝剤と無菌条件下で混合される。眼科用製剤、点耳薬、および点眼薬も本発明の範囲内にあると考えられる。さらに、本発明は、経皮パッチの使用を意図し、これは身体への化合物の制御送達を提供するさらなる利点を有する。当該剤形は、適切な媒体に化合物を溶解または分配することによって作製することができる。吸収促進剤はまた、皮膚を横切る化合物の流動を増加させるために使用することもできる。速度は、速度制御膜を提供することによって、またはポリマーマトリックスもしくはゲル中に化合物を分散させることによって制御することができる。
本明細書に提供される薬学的に許容される組成物はまた、経鼻エアロゾルまたは吸入によって投与することができる。当該組成物は、医薬製剤の分野で周知の技術に従って調製され、ベンジルアルコールまたは他の適当な保存剤、バイオアベイラビリティを高めるための吸収促進剤、フッ化炭素、および/または他の従来の可溶化剤または分散剤を使用して、生理食塩水中の溶液として調製することができる。
本明細書に提供される薬学的に許容できる組成物は、経口投与用に処方することができる。当該製剤は、食物の有無にかかわらずに投与することができる。いくつかの実施形態では、本開示の薬学的に許容される組成物は、食物なしで投与される。他の実施形態では、本開示の薬学的に許容される組成物は、食物と共に投与される。
単回投与形態で組成物を製造するために、担体物質と組み合わせることができる提供される化合物の量は、治療される患者および特定の投与様式に依存して変化する。0.01〜100mg/kg体重/日の阻害剤がこれらの組成物を受ける患者に投与することができるように、提供される組成物は処方されてもよい。
また、任意の特定の患者に対する特定の投与量および治療レジメンは、年齢、体重、一般的健康状態、性別、食事、投与時間、排泄速度、薬物の組み合わせ、治療する医師の判断、および治療される特定の疾患の重症度を含む様々な要因に依存することが理解されるはずである。組成物中に提供される化合物の量は、組成物中の特定の化合物にも依存する。
(ii)化合物および薬学的に許容される組成物の使用
本明細書に記載の化合物および組成物は、一般的にエピジェネティックな調節に関与する1つ以上のタンパク質の活性を阻害するのに有用である。したがって、いくつかの実施形態では、本発明は、提供される化合物または組成物を投与することによって、ブロモドメイン(例えば、BETタンパク質、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)としても知られているアセチルリジン認識モチーフを含有するタンパク質等のエピジェネティックな調節に関与する1つ以上のタンパク質を阻害する方法を提供する。
エピジェネティクスは、基礎となるDNA配列の変化以外の機序によって引き起こされる遺伝子発現の遺伝の変化の研究である。エピジェネティックな調節の役割を果たしている分子機序は、DNAメチル化およびクロマチン/ヒストン修飾が含まれる。クロマチン認識は、特に、多くのエピジェネティックな現象において重要である。
クロマチン、核DNAとヒストンタンパク質の組織化集合体は、細胞周期による転写、複製、DNA損傷の修復および進行の調節を含む多数の重要な核プロセスの基礎である。クロマチン修飾酵素等の要因の数は、クロマチンの動的平衡の維持に重要な役割を果たしていることが確認されている(Margueron,ら(2005)Curr.Opin.Genet.Dev.15:163-176)。
ヒストンはクロマチンの主要なタンパク質成分である。DNAが巻き付く周りにスプールとして機能し、遺伝子調節の役割を果たしている。全部で、コアヒストン(H2A、H2B、H3、およびH4)およびリンカーヒストン(HIおよびH5)の2つのスーパークラスに編成されるヒストンの6つのクラス(HI、H2A、H2B、H3、H4、およびH5)がある。クロマチンの基本単位はヌクレオソームであり、ヒストン八量体に巻き付くDNAの約147塩基対で構成され、コアヒストンH2A、H2B、H3、およびH4のそれぞれの2つのコピーから構成される(Luger,ら(1997)Nature 389:251-260)。
ヒストン、特にヒストンH3およびH4のアミノ末端およびヒストンH2A、H2BとHIのヒストンのカルボキシル末端の残基は、アセチル化、メチル化、リン酸化、リボシル化SUMO化、ユビキチン化、シトルリン化、脱イミノ化、およびビオチン化を含む翻訳後修飾の様々な影響を受けやすい。ヒストンH2AおよびH3のコアは修飾することもできる。ヒストン修飾は、遺伝子調節、DNA修復、および染色体凝縮等の多様な生物学的プロセスに不可欠である。
ヒストン修飾の一型、リジンアセチル化は、ブロモドメイン含有タンパク質によって認識される。ブロモドメイン含有タンパク質は、転写因子複合体の構成要素およびエピジェネティックなメモリの決定因子である(Dey,ら(2009)Mol.Biol.Cell 20:4899-4909)。現在までに発見された57個のブロモドメインの合計を含む46個のヒトタンパク質がある。ブロモドメイン含有タンパク質、BETタンパク質(BRD2、BRD3、BRD4、およびBRDT)の1ファミリーは、クロマチン修飾酵素とは対照的に、エピジェネティック「リーダー」のタンパク質−タンパク質相互作用を標的化することについて、概念証明を確立するために使用され、いわゆるエピジェネティックな「ライター」と「イレーザー」(Filippakopoulos,ら“Selective Inhibition of BET Bromodomains,” Nature(published online September 24、2010);Nicodeme、ら“Suppression of Inflammation by a Synthetic Histone Mimic,” Nature(published online November 10、2010))。
本明細書に記載の化合物および組成物により阻害され、本明細書に記載の方法が有用となるタンパク質の例として、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のBETタンパク質等のブロモドメイン含有タンパク質またはアイソフォームまたはその変異体が挙げられる。
BETタンパク質、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のブロモドメイン含有タンパク質の阻害剤として提供される化合物またはその組成物、またはそのアイソフォームまたはその変異体の活性は、in vitro、in vivoまたは細胞株でアッセイされてもよい。in vitroアッセイは、BETタンパク質等、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT、またはその変異体等のブロモドメイン含有タンパク質の阻害を決定するアッセイが挙げられる。あるいは、提供される化合物を、周知の標識されたまたは非標識のリガンドに結合されるBRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のBETタンパク質等のブロモドメイン含有タンパク質でインキュベートする競合実験を行うことによって、阻害剤結合を決定してもよい。BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDTまたはその変異体等のBETタンパク質等のブロモドメイン含有タンパク質の阻害剤として提供される化合物をアッセイするための条件を詳述する。
本発明は、MYC依存性癌を有する対象を治療する方法を提供し、治療の必要な対象を識別し、対象にBET阻害剤を投与し、少なくとも1つのMYC mRNA発現、MYCタンパク質発現および腫瘍塊を決定し、投与後、少なくとも1つのMYC mRNA発現、MYCタンパク質の発現および腫瘍塊を減少させ、それによって疾患を治療することを含む。
一実施形態では、識別のステップは、対象が少なくとも1つのMYC転座、MYCの遺伝子再配列、MYCの増幅、MYC過剰発現、ならびに細胞および/または腫瘍増殖を促進する少なくとも1つの細胞機能MYC mRNAを有し、MYC mRNAまたはタンパク質発現が減少したときに変化するかどうかを決定することを含む。
本発明はまた、MYC依存性癌を有する対象を治療する方法を提供し、少なくとも一つのMYC mRNA発現、MYCタンパク質発現および腫瘍塊を決定し、対象にBET阻害剤を投与し、BET阻害剤の投与前と投与後とで、少なくとも1つのMYC mRNA発現、MYCタンパク質発現および腫瘍塊を比較することを含む。
本発明はまた、MYC依存性癌を有する対象を治療する方法を提供し、MYC mRNA発現、MYCタンパク質発現および腫瘍塊の少なくとも1つを減少させることができると識別される対象に、BET阻害剤を投与し、MYC mRNA発現、MYCタンパク質の発現および腫瘍塊の少なくとも1つを決定し、投与後にMYC mRNA発現、MYCタンパク質発現および腫瘍塊の少なくとも1つが減少し、それによって疾患を治療することを含む。
本発明はまた、疾患を有する対象を治療する方法も提供し、MYC mRNA発現、MYCタンパク質発現および腫瘍塊の少なくとも1つを減少させることができると識別される対象に、BET阻害剤を投与し、MYC mRNA発現、MYCタンパク質の発現および腫瘍塊の少なくとも1つを決定し、投与後にMYC mRNA発現、MYCタンパク質発現および腫瘍塊の少なくとも1つが減少し、それによって疾患を治療することを含む。
アセチル化ヒストンの認識とブロモドメイン含有タンパク質(BETタンパク質等)は、増殖性疾患に関係している。BRD4ノックアウトマウスは、移植後まもなく死亡し、内部細胞塊を維持する能力が損なわれており、ヘテロ接合体は、減少した増殖速度に関連した出生前および出生後の成長欠陥を表す。BRD4は、成長に関連する遺伝子を含むM/GI中に発現される遺伝子を調節し、細胞周期を通じてクロマチンに結合したままである(Dey,ら(2009)Mol.Biol.Cell 20:4899-4909)。BRD4はまた、メディエーターおよびP−TEFb(CDK9/サイクリンTl)に物理的に結合し、転写伸長を促進する(Yang,ら(2005)Oncogene 24:1653-1662;Yang,ら(2005)Mol.Cell 19:535-545)。CDK9は、慢性リンパ球性白血病(CLL)に確認される標的であり、c−MYC依存性転写に結合される(Phelps,らBlood 113:2637-2645;Rahl,ら(2010)Cell 141:432-445)。
BRD4はヒトの扁平上皮癌の侵攻性の形態で致死的な正中癌患者のNUTタンパク質に移動される(French,ら(2001)Am. J. Pathol.159:1987-1992;French,ら(2003)Cancer Res.63:304-307)。RNAiを用いたin vitroの解析は、この再発するt(15;19)染色体転座にBRD4のための因果的役割を補助する。BRD4ブロモドメインの薬理学的阻害は、in vitroとin vivoのBRD4−NUT細胞株の増殖を停止/分化する(Filippakopoulos,ら“Selective Inhibition of BET Bromodomains,” Nature(2010年9月24日にオンライン発行された))。
(例えば、BETタンパク質など)、ブロモドメイン含有タンパク質はまた、炎症性障害に関与している。BETタンパク質(例えば、BRD2、BRD3、BRD4、およびBRDT)は、炎症性遺伝子発現を制御するヒストンアセチル化に依存するクロマチン複合体の集合を調節する(Hargreaves,ら(2009)Cell 138:129-145;LeRoy,ら(2008)Mol.Cell
30:51-60;Jang,ら(2005)Mol.Cell 19:523-534;Yang,ら(2005)Mol.Cell 19:535-545)。重要な炎症性遺伝子(二次応答遺伝子)はBETサブファミリーのブロモドメイン阻害時にダウンレギュレートされ、非応答性遺伝子(一次応答遺伝子)は転写の準備ができている。BETブロモドメインの阻害は、LPS誘発内毒素ショックおよびin vivoの細菌誘発性敗血症に対して保護する(Nicodeme,ら“Suppression of Inflammation by a Synthetic Histone Mimic,” Nature(2010年11月10日にオンライン発行された))。
ブロモドメイン含有タンパク質(BETタンパク質等)はまた、ウイルス性疾患にも役割を果たしている。例えば、BRD4は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に関係している。基底上皮のHPV感染の初期段階では、ウイルスゲノムは染色体外エピソームに維持される。HPVのいくつかの株では、HPV E2タンパク質に結合しているBRD4は、ウイルスゲノムを染色体に結ぶように機能する。E2は、E6/E7の抑制とHPVウイルス遺伝子の活性化の両方にとって重要である。BRD4またはBRD4−E2の相互作用の崩壊は、E2依存性遺伝子の活性をブロックする。BRD4はまた、他のクラスのウイルスゲノムを宿主クロマチン(例えば、ヘルペスウイルス、エプスタイン−バーウイルス)に結ぶように機能する。
用語「治療」、「治療する」および「治療すること」は、本明細書で使用するとき、本明細書に記載の疾患もしくは障害、またはその1つ以上の症状の進行の開始を逆転し、緩和し、遅らせ、または阻害することを意味する。いくつかの実施形態では、1つ以上の症状が発現した後、治療薬を投与してもよい。他の実施形態では、治療薬は、症状がない場合に投与してもよい。例えば、症状の発症前に、(例えば、症状の履歴に照らして、および/または遺伝的または他の感受性因子に照らして)受けやすい個体に治療薬を投与することができる。症状が解消した後、例えば、再発を予防しまたは遅延するために、治療を継続してもよい。
特定の実施形態では、提供される化合物は、BRD2、BRD3、BRD4、BRDTおよび/またはブロモドメイン含有タンパク質の別のメンバー、またはその変異体の1つ以上を阻害する。いくつかの実施形態では、提供される化合物は、BRD2、BRD3、BRD4、BRDT、および/またはブロモドメイン含有タンパク質の別のメンバー、またはその変異体の2つ以上を阻害する。提供される化合物は、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のブロモドメイン含有タンパク質の1つ以上の阻害剤であり、したがって、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のブロモドメイン含有タンパク質の1つ以上の活性に関連する1つ以上の障害を治療するのに有用である。したがって、特定の実施形態では、本発明は、BET、BRD2、BRD3、BRD4が媒介する障害および/またはBRDTが媒介する障害等のブロモドメイン含有タンパク質が媒介する障害を治療する方法を提供し、提供される化合物、またはその薬学的に許容される組成物を治療の必要な患者に投与することによって、BETタンパク質等、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のブロモドメイン含有タンパク質、またはその変異体を阻害するステップを含む。
本明細書で使用するとき、用語「ブロモドメイン含有タンパク質により媒介される」、「BETが媒介する」、「BRD2が媒介する」、「BRD3が媒介する」、「BRD4が媒介する」、および/または「BRDTが媒介する」障害または病態は、BETタンパク質等、BRD2、BRD3、BRD4および/またはBRDT等の1つ以上のブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体が関与していることが周知の任意の疾患または他の有害な病態を意味する。
したがって、本発明の別の実施形態は、BETタンパク質等、BRD2、BRD3、BRD4および/またはBRDT等の1つ以上のブロモドメイン含有タンパク質またはその変異体が関与していることが周知の1つ以上の疾患を治療またはその重症度を軽減することに関する。
本発明の方法に従って治療可能な疾患および病態として、癌および他の増殖性障害、炎症性障害、敗血症、自己免疫障害、およびウイルス感染症が挙げられるが、これに限定されない。したがって、一態様は、疾患、障害、またはその症状を有する対象を治療する方法であり、対象に本明細書の化合物または組成物を投与することを含む方法である。1つの実施形態では、ヒト対象を本発明の化合物および薬学的に許容できるアジュバント、またはビヒクルで治療し、前記化合物は患者のブロモドメイン含有タンパク質の活性(BETタンパク質等、例えば、BRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT)を測定可能に阻害する量で存在する。
本発明はさらに、哺乳動物、特に、当該治療を必要とするヒトに、本発明に記載の有効量の化合物を投与することによって、癌または別の増殖性障害を治療または改善する方法に関する。本発明のいくつかの態様では、本発明の方法によって治療される疾患は癌である。本明細書に記載の化合物および方法を用いて治療される癌の例として、限定されないが、腺房細胞癌、聴神経、巣状肢端発生悪性黒色腫、先端汗腺腫、急性好酸球性白血病、急性赤芽球系白血病、急性リンパ性白血病、急性リンパ性白血病、ヒト白血病、急性単球性白血病、急性骨髄性白血病、急性骨髄性白血病、急性前骨髄球性白血病、副腎皮質癌、腺癌、腺様嚢胞癌、腺腫、腺腫様歯原性腫瘍、腺扁平上皮癌、脂肪腫瘍、副腎皮質癌、副腎皮質癌、成人T細胞白血病/リンパ腫、進行性NK細胞白血病、エイズ関連リンパ腫、紋、胞巣状軟部肉腫、エナメル上皮線維腫、未分化大細胞リンパ腫、甲状腺未分化癌、血管免疫芽球T細胞リンパ腫、血管筋脂肪腫、血管肉腫、星状細胞腫、非定型奇形腫様ラブドイド腫瘍、Bannayan Zonana症候群、基底細胞腫、B細胞性慢性リンパ性白血病、B細
胞リンパ腫、B細胞前駆白血病、胆道癌、膀胱、膀胱癌、芽、骨がん、脳(神経膠腫)、脳癌、乳癌、乳癌、ブレンナー腫瘍、褐色腫、バーキットリンパ腫、バーキットリンパ腫、癌、上皮内癌、癌肉腫、軟骨の腫瘍、セメント、子宮頸がん、軟骨腫、脊索腫、絨毛癌、脈絡叢乳頭腫、慢性リンパ性白血病、腎明細胞肉腫、結腸、結直腸癌、カウデン病、頭蓋咽頭腫、皮膚T細胞リンパ腫、ドゴー病、線維形成性小円形細胞腫瘍、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、胚芽異形成性神経上皮腫瘍、未分化胚細胞腫、胎生期癌、内分泌系腫瘍、卵黄嚢腫瘍、腸症関連T細胞リンパ腫、上衣腫、食道癌、広汎性骨内皮腫、封入奇形胎児、繊維腫、繊維肉腫、濾胞性リンパ腫、甲状腺濾胞がん、胆嚢癌、神経節神経腫、胃、胃癌、胃腸癌、胚細胞腫瘍、妊娠性絨毛癌、巨細胞線維芽腫、骨と甲状腺の巨細胞腫瘍、骨巨細胞腫、グリア系腫瘍、多形膠芽細胞腫、神経膠芽腫、膠腫、神経膠腫症、グルカゴノーマ、生殖腺芽細胞腫、顆粒膜細胞腫、半陰陽性卵巣腫瘍、有毛状細胞性白血病、頭頸部、頭頚部癌、血管芽腫、血管外皮細胞腫、血液学的悪性、肝芽細胞腫、肝脾T細胞リンパ腫、ホジキンリンパ腫、炎症性乳癌、腸癌、浸潤性小葉癌、腎臓、腎臓癌、喉頭癌、悪性黒子、致死性正中部癌、白血病、白血病、間質細胞腫、レルミット‐デュクロス病、脂肪肉腫、肝臓、肝臓癌、肺、肺癌、リンパ肉腫、リンパ管腫、リンパ上皮腫、リンパ腫、リンパ腫、悪性線維性組織球腫、悪性末梢神経鞘腫瘍、悪性トリトン腫瘍、MALTリンパ腫、マントル細胞リンパ腫、辺縁帯B細胞リンパ腫、肥胖細胞性白血病、縦隔生殖細胞腫瘍、乳の髄様癌、甲状腺髄様がん、髄芽細胞腫、黒色腫、髄膜腫、メルケル細胞がん、中皮腫、転移性尿路上皮癌、ミュラー管混合腫瘍、ムチン性腫瘍、多発性骨髄腫、筋組織腫瘍、菌状息肉腫、骨髄性肉腫、粘液性脂肪肉腫、粘液腫、粘液肉腫、鼻咽頭癌、神経鞘腫、神経芽細胞腫、神経線維腫、神経腫、結節型黒色腫、非ホジキンスリンパ腫、非小細胞性肺癌、眼球癌、乏突起星細胞腫、希突起神経膠腫、膨大細胞腫、視神経鞘髄膜腫、視神経腫瘍、口腔癌、骨肉腫、卵巣、卵巣癌、パンコースト腫瘍、膵臓、膵臓癌、甲状腺乳頭がん、傍神経節腫、咽頭癌、松果体芽細胞腫、松果体細胞腫、下垂体細胞腫、下垂体腺種、下垂体腫瘍、形質細胞腫、多胚腫、前駆Tリンパ芽球性リンパ腫、中枢神経系原発リンパ腫、原発性滲出液リンパ腫、原発性腹膜癌、前立腺、前立腺癌、腹膜偽性粘液腫、肛門癌、腎臓、腎細胞癌、腎臓髄様癌、網膜芽細胞腫、横紋筋腫、横紋筋肉腫、リヒタートランスフォーメーション、肉腫、神経鞘腫症、精上皮腫、セルトリ細胞腫、性索性腺間質腫瘍、セザリー症、印環細胞癌、皮膚癌、small blue round cell tumors、小細胞癌、肺小細胞癌、小腸癌、軟部組織肉腫、ソマトスタチノーマ、煤煙性いぼ、脊椎腫瘍、脾臓周辺帯リンパ腫、扁平上皮癌、扁平上皮癌、胃癌、滑膜肉腫、T細胞リンパ腫、精巣腫瘍、卵胞膜細胞腫、咽頭がん、甲状腺癌、移行上皮癌、尿膜管癌、泌尿生殖器癌、尿路上皮癌、子宮癌、ぶどう膜黒色腫、膣癌、疣贅性がん、視経路グリオーマ、外陰癌、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、ワルチン腫瘍、およびウィルムス腫瘍が挙げられる。
いくつかの実施形態では、本発明は、他の病態を治療する方法を提供する。当該他の病態として、限定されないが、ざ瘡、急性呼吸窮迫症候群および虚血/再潅流傷害、神経膠芽腫、急性炎症反応(グレーブス病、HIV、HPV、炎症性障害、ケロイドおよび関連する瘢痕化、肺癌、髄膜炎(細菌およびウイルス)、多発性硬化症、新生物、神経芽腫、膵臓癌、強皮症、皮膚癌、毒素ショック、ウイルス感染、ウイルス感染および疾患が挙げられる。
いくつかの実施形態では、本発明は、良性増殖性疾患を治療する方法を提供する。当該良性増殖性疾患として、限定されないが、良性軟組織腫瘍、骨腫瘍、脳および脊髄腫瘍、眼瞼および眼窩腫瘍、肉芽腫、脂肪腫、髄膜腫、多発性内分泌腫瘍、鼻ポリープ、下垂体腫瘍、プロラクチノーマ、偽脳腫瘍、脂漏性角化症、胃ポリープ、甲状腺結節、膵臓の嚢胞性腫瘍、血管腫、声帯結節、ポリープ、および嚢胞、キャッスルマン病、慢性毛巣疾患、皮膚線維、ピラール嚢胞、プロラクチノーマ、偽脳腫瘍、化膿性肉芽腫、および若年性ポリポーシス症候群が挙げられる。
本発明はさらに、治療を必要とする哺乳動物、特にヒトに、有効量の提供される化合物を投与することによって、感染性および非感染性炎症性事象および自己免疫および他の炎症性障害を治療する方法に関する。本化合物と説明されている方法を使用して扱われる症候群、疾患、自己免疫障害および炎症性障害には、骨盤炎症性障害、尿道炎、肌日焼け、副鼻腔炎、肺炎、脳炎、髄膜炎、心筋炎、腎炎、骨髄炎、筋炎、肝炎、胃炎、腸炎、皮膚炎、歯肉炎、虫垂炎、膵炎、胆嚢炎、無ガンマグロブリン血症、乾癬、アレルギー、クローン病、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、シェーグレンの疾患、組織移植片拒絶、移植された臓器、喘息の超急性拒絶反応、アレルギー性鼻炎、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、自己免疫性多腺性疾患(として知られている自己免疫性多腺性症候群)、自己免疫性の脱毛症、悪性貧血、糸球体腎炎、皮膚筋炎、多発性硬化症、強皮症、血管炎、自己免疫性の溶血、血小板減少の状態、グッドパスチャー症候群、アテローム性動脈硬化、アジソン病、パーキンソン病、アルツハイマー病、I型糖尿病、敗血症性ショック、全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチ、乾癬性関節炎、若年性関節炎、変形性関節症、慢性特発性血小板減少性紫斑病、ワルデンストレーム・マクログロブリン血症、重症筋無力症、橋本病、アトピー性皮膚炎、退行性関節疾患、白斑、自己免疫性下垂、ギランバレー症候群、ベーチェット病、scleracierma、菌状息肉腫、急性炎症反応(急性呼吸不全症候群および虚血/再潅流損傷)、およびグレーブス病が挙げられる。感染性および非感染性炎症性事象、自己免疫および他の炎症性の疾患の他の例として、アジソン病、無ガンマグロブリン血症、アレルギー性鼻炎、アレルギー、アルツハイマー病、虫垂炎、喘息、動脈硬化、アトピー性皮膚炎、自己免疫性の脱毛症、自己免疫性の溶血、血小板減少の状態、自己免疫性下垂、自己免疫性多腺性疾患(として知られている自己免疫性多腺性症候群)、ベーチェット病、胆嚢炎、慢性特発性血小板減少性紫斑に限定されない慢性閉塞性肺疾患(COPD)、クローン病、退行性関節疾患、皮膚炎、皮膚筋炎、脳炎、腸炎、胃炎、歯肉炎、糸球体腎炎、グッドパスチャー症候群、ギランバレー症候群、橋本病、肝炎、移植臓器の超急性拒絶反応、骨盤内炎症性障害、過敏性腸症候群、若年性関節炎、髄膜炎、複数多発性硬化症、重症筋無力症、菌状息肉腫、心筋炎、筋炎、腎炎、変形性関節症、骨髄炎、膵炎、パーキンソン病、悪性貧血、肺炎、乾癬、乾癬性関節炎、リウマチ性関節炎、scleracierma、強皮症、敗血症性ショック、副鼻腔炎、シェーグレンの病気、肌の日焼け、全身性エリテマトーデス(SLE)、移植片拒絶反応、I型糖尿病、潰瘍性大腸炎、尿道炎、血管炎、白斑、ワルデンストレーム・マクログロブリン血症が挙げられる。
いくつかの実施形態では、本発明はさらに、治療を必要とする哺乳動物、特にヒトに、有効量の提供される化合物を投与することによって、LPS誘発性内毒素性ショックおよび/または細菌誘発性敗血症を治療する方法を提供する。
本発明はさらに、治療を必要とする哺乳動物、特にヒトに、有効量の提供される化合物を投与することによって、ウイルス感染および疾患を治療する方法に関する。本明細書に記載の化合物および方法を用いて治療されるウイルス感染および疾患の例として、エピソーム系DNAウイルスが挙げられ、限定されないが、ヒトパピローマウイルス、ヘルペスウイルス、エプスタイン−バーウイルス、ヒト免疫不全ウイルス、B型肝炎ウイルス、およびC型肝炎ウイルスが挙げられる。
本発明はさらに、上記の病態、病気、障害または疾患のいずれか1つを罹患しているヒト等の対象を治療する方法を提供する。この方法は、治療を必要とする対象に治療有効量の1つ以上の提供される化合物を投与することを含み、当該化合物はブロモドメインを阻害することによって、一般に、遺伝子発現を調節することによって、様々な細胞効果を誘発し、特に、遺伝子発現を誘発または抑制し、細胞増殖を阻止し、細胞分化を誘導および/またはアポトーシスを誘導することによって機能する。
本発明はさらに、上述の疾患、特に癌、炎症性障害、および/またはウイルス性疾患において、タンパク質のメチル化、遺伝子発現、細胞増殖、細胞分化および/またはin vivoのアポトーシスを調節し、当該治療を必要とする対象に、薬理学的に活性で治療有効量の1つ以上の提供される化合物を投与することを含む。
本発明はさらに、提供される化合物に細胞を接触させることによって、内因性または異種のプロモーター活性を調節する方法を提供する。
特定の実施形態では、本発明は、対象の障害(上述の)を治療する方法を提供し、本発明の化合物が必要であると識別された対象に、当該化合物を投与することを含む。上述の障害の治療を必要とする患者の識別は、当業者の能力と知識の範囲内に十分ある。主題の方法によって治療することができる上記障害を発症する危険性がある患者を識別する任意の方法は、家族歴、対象患者の当該疾患状態の発症に関連する危険因子の存在等、医療分野で理解されている。当該技術分野の熟練した臨床医は、例えば、臨床試験、身体検査および臨床試験/家族歴を使用することによって、候補となる患者を容易に識別することができる。
対象の治療の有効性を評価する方法として、当該技術分野に周知の方法によって、治療前の障害の程度を決定し(例えば、腫瘍の大きさを決定するか、細胞増殖性疾患が癌である場合腫瘍マーカーをスクリーニングする)、対象に治療有効量の本発明の化合物を投与することを含む。化合物の投与後、適切な期間の後(例えば、1日、1週間、2週間、1ヶ月、6ヶ月)、障害の程度を再び決定する。障害の程度または侵襲性の調節(例えば、減少)が治療の有効性を示す。障害の程度または侵襲性は、治療を通して定期的に決定することができる。例えば、疾患の程度または侵襲性は、数時間、数日または数週間毎にチェックすることができ、治療のさらなる効果を評価することができる。障害の程度または侵襲性の減少は、治療が有効であることを示す。記載の方法を使用して、本発明の化合物を用いた治療から利益を得ることができる患者をスクリーニングまたは選択することができる。
本発明はさらに、本明細書に記載の疾患、障害、病気および/または病態を治療および/または予防および/または改善するために使用される医薬組成物を製造するために提供される化合物の使用に関する。
さらに、本発明は、例えば癌、炎症性障害、ウイルス性疾患等のブロモドメイン含有タンパク質の阻害に応答性または感受性のある疾患および/または障害の治療および/または予防のために使用される医薬組成物の製造に、提供される化合物を使用することに関する。
本発明の別の目的は、本明細書に記載の障害または疾患の治療に使用する医薬品の製造に本明細書に記載の化合物(例えば、本明細書の任意の式)を使用することである。本発明の別の目的は、本明細書に記載の障害または疾患の治療に使用する本明細書に記載の化合物(例えば、本明細書の任意の式)を使用することである。
本明細書に記載の化合物または組成物は、癌または他の増殖性障害の重症度を治療または軽減するために有効な任意の量および任意の投与経路を用いて投与することができる。必要な正確な量は、人種、年齢、および対象の一般的な状態、感染の重症度、特定の薬剤、その投与様式等に依存して、対象ごとに異なる。提供される化合物は、好ましくは、投与および投薬量の均一性を容易にするために単位剤形で処方される。本明細書で使用される表現「単位剤形」は、治療すべき患者にとって適切な薬剤の物理的に別個の単位を意味する。しかし、本開示の化合物および組成物の1日の合計使用量は、健全な医学的判断の範囲内で主治医によって決定されることが理解される。任意の特定の患者または生物に対する特定の有効な用量レベルは、治療される障害および障害の重症度、使用される特定の組成物、患者の年齢、体重、一般健康状態、性別および食事、投与時間、投与経路、および使用される特定の化合物の排泄速度の時間、治療期間、併用または特定の使用される化合物と一致して使用される薬物、および医学分野で周知の同様の因子を含む種々の要因に依存する。
本開示の薬学的に許容される組成物は、治療される感染症の重症度に応じて、経口、直腸、非経口、大槽内、膣内、腹腔内、局所(粉末、軟膏、またはドロップによって)、経口または経鼻スプレーのように口腔に、ヒトおよび他の動物に投与することができる。特定の実施形態では、1日あたりまたは1日複数回、対象の体重の約0.01mg/kg〜約50mg/kg、好ましくは約1mg/kg〜約25mg/kgの用量レベルで、提供される化合物を経口または非経口に投与してもよい。
いくつかの実施形態に従って、本発明は、当該生体試料を提供される化合物、またはその組成物と接触させるステップを含む、生体試料のブロモドメイン含有タンパク質を阻害する方法に関する。
いくつかの実施形態に従って、本発明は、生体試料のBRD2、BRD3、BRD4および/またはBRDT等のBETタンパク質等のブロモドメイン含有タンパク質、またはその変異体、活性を阻害する方法に関するものであり、当該生体試料を提供される化合物、またはその組成物と接触させるステップを含む。
用語「生体試料」は、本明細書で使用するとき、限定されないが、細胞培養物またはその抽出物、哺乳動物またはその抽出物から得られる生検物質から、血液、唾液、尿、糞便、精液、涙、または他の体液またはその抽出物を含む。
生体試料のタンパク質の活性の阻害、例えば、BRD2、BRD3、BRD4および/またはBRDT等のBETタンパク質等のブロモドメイン含有タンパク質、またはその変異体は、当業者に周知の様々な目的のために有用である。このような目的の例として、輸血、臓器移植、生体試料貯蔵、および生物学的アッセイが挙げられるが、これらに限定されない。
別の実施形態に従って、本発明は、患者のBRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のBETタンパク質、またはその変異体の一つ以上のブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害する方法に関するものであり、前記患者に提供される化合物または当該化合物の組成物を投与するステップを含む。特定の実施形態では、本発明は、治療を必要とする患者のBRD2、BRD3、BRD4、および/またはBRDT等のBETタンパク質、またはその変異体等の1つ以上のブロモドメイン含有タンパク質によって媒介される障害を治療する方法を提供し、前記患者に、提供される化合物またはその薬学的に許容される組成物を投与するステップを含む。当該障害は、本明細書に詳細に記載する。
治療される特定の病態または疾患に依存して、通常、病態を治療するために投与される追加の治療剤はまた、本開示の組成物中に存在または投与レジメンの一部として別々に投与してもよい。本明細書で使用される場合、通常、特定の疾患、または病態を治療するために投与される追加の治療剤は、「治療される疾患または病態に適切なもの」として周知である。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤は、エピジェネティックな薬物である。用語「エピジェネティック薬」は、本明細書で使用するとき、エピジェネティックな調節因子を標的とする治療薬を意味する。エピジェネティックな調節剤の例として、ヒストンリジンメチルトランスフェラーゼ、ヒストンアルギニンメチルトランスフェラーゼ、ヒストンデメチラーゼ、ヒストンデアセチラーゼ、ヒストンアセチラーゼ、およびDNAメチルトランスフェラーゼが挙げられる。ヒストンデアセチラーゼ阻害剤として、ボリノスタットが挙げられるが、これに限定されない。
他の治療法、化学療法剤、または他の抗増殖剤は、増殖疾患および癌を治療するために提供される化合物と組み合わせることができる。式(I)または式(Ia)の化合物と組み合わせて使用することができる治療法または抗癌剤の例として、手術、放射線治療(例えば、ガンマ線、中性子ビーム放射線療法、電子ビーム放射線療法、プロトン療法、近接照射療法、および全身放射性同位体)、内分泌療法、生物反応修飾物質(例えば、インターフェロン、インターロイキン、腫瘍壊死因子(TNF)、温熱療法および寒冷療法、任意の副作用を減衰させる薬剤(例えば、制吐剤)、および他の認可された化学療法薬剤が挙げられる。
提供される化合物はまた、一つ以上の抗増殖性化合物と組み合わせて有利に使用することができる。当該抗増殖性化合物として、アロマターゼ阻害剤、抗エストロゲン、抗アンドロゲン、ゴナドレリンアゴニスト、トポイソメラーゼI阻害剤、トポイソメラーゼII阻害剤、微小管活性剤、アルキル化剤、レチノイド、カロテノイド、またはトコフェロール、シクロオキシゲナーゼ阻害剤、MMP阻害剤、mTOR阻害剤、代謝拮抗剤、プラチン化合物、メチオニンアミノペプチダーゼ阻害剤、ビスホスホネート;抗増殖抗体、ヘパラナーゼ阻害剤、ラス発癌性アイソフォームの阻害剤、テロメラーゼ阻害剤、プロテアソーム阻害剤、血液悪性腫瘍の治療に用いられる化合物、Flt−3阻害剤、Hsp90阻害剤、キネシンスピンドルタンパク質阻害剤、MEK阻害剤、抗腫瘍抗生物質、ニトロソウレア、タンパク質または脂質キナーゼ活性を標的とする/減少させる化合物、タンパク質または脂質ホスファターゼ活性を標的とする/減少させる化合物、またはさらなる抗血管形成化合物が挙げられる。
代表的なアロマターゼ阻害剤として、アタメスタン、エキセメスタンおよびフォルメスタン等のステロイド、およびアミノグルテチミド、ログレトイミド、ピリドグルテチミド、トリロスタン、テストラクトン、ケトコナゾール、ボロゾール、ファドロゾール、アナストロゾールおよびレトロゾール等の非ステロイドが挙げられる。
例示的な抗エストロゲンとして、タモキシフェン、フルベストラント、ラロキシフェンおよび塩酸ラロキシフェンが挙げられる。抗アンドロゲンとして、ビカルタミドが挙げられるが、これに限定されない。ゴナドレリンアゴニストとして、アバレリクス、ゴセレリンおよび酢酸ゴセレリンが挙げられるが、これらに限定されない。
代表的なトポイソメラーゼI阻害剤として、トポテカン、ギマテカン、イリノテカン、カンプトテシンおよびその類似体、9−ニトロカンプトテシンおよび高分子カンプトテシンコンジュゲートPNU−166148が挙げられる。トポイソメラーゼII阻害剤として、限定されないが、ドキソルビシン、ダウノルビシン、エピルビシン、イダルビシンおよびネモルビシン等のアントラサイクリン、アントラキノンミトキサントロンおよびロソキサントロン、ならびにポドフィロトキシン(podophillotoxin)エトポシドおよびテニポシド等が挙げられる。
例示的な微小管活性剤として、微小管安定化、微小管不安定化化合物および微小管重合阻害剤が挙げられ、限定されないが、パクリタキセルおよびドセタキセル等のタキサン、ビンブラスチンまたはビンブラスチン硫酸塩、ビンクリスチンまたは硫酸ビンクリスチン、およびビノレルビン等のビンカアルカロイド、ディスコデルモライド、コルヒチンおよびそのエポチロンおよびその誘導体を含む。
例示的なアルキル化剤としてシクロホスファミド、イホスファミド、メルファランまたはカルムスチンおよびロムスチン等のニトロソ尿素が挙げられる。
例示的なシクロオキシゲナーゼ阻害剤として、セレコキシブ、ロフェコキシブ、エトリコキシブ、バルデコキシブまたはルミラコキシブ等の5−アルキル−2−アリールアミノフェニル酢酸等のCox−2阻害剤、5−アルキル置換2−アリールアミノフェニル酢酸および誘導体が挙げられる。
例示的なマトリックスメタロプロテアーゼ阻害剤(「MMP阻害剤」)として、コラーゲンペプチドおよび非ペプチド模倣阻害剤、テトラサイクリン誘導体、バチマスタット、マリマスタット、プリノマスタット、メタスタット(metastat)、BMS−279251、BAY 12−9566、TAA211、MMI270B、およびAAJ996が挙げられる。
例示的なmTOR阻害剤として、ラパマイシンの哺乳動物標的タンパク質(mTOR)を阻害し、シロリムス、エベロリムス、CCI−779およびABT578等の抗増殖活性を有する化合物が挙げられる。
例示的な代謝拮抗剤として、5−フルオロウラシル(5−FU)、カペシタビン、ゲムシタビン、5−アザシチジンおよびデシタビン等のDNA脱メチル化化合物、メトトレキサートおよびエダトレキサート、ならびにペメトレキセド等の葉酸アンタゴニストが挙げられる。
例示的な白金化合物としてカルボプラチン、シスプラチン、シスプラチン、およびオキサリプラチンが挙げられる。
例示的なメチオニンアミノペプチダーゼ阻害剤として、ベンガミドまたはその誘導体およびPPI−2458が挙げられる。
例示的なビスホスホネートとして、エチドロン酸、クロドロン酸、チルドロン酸、パミドロン酸、アレンドロン酸、イバンドロン酸、リセドロン酸およびゾレドロン酸が挙げられる。
例示的な抗増殖性抗体として、トラスツズマブ、トラスツズマブのDM1、セツキシマブ、ベバシズマブ、リツキシマブ、PR064553、および2C4が挙げられる。「抗体」という用語は、所望の生物学的活性を示す限り、無傷のモノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、少なくとも2つの無傷の抗体から形成される多重特異性抗体、および抗体フラグメントを含むことを意味する。
例示的なヘパラナーゼ阻害剤として、PI−88およびOGT2115等のヘパリン硫酸分解を減少または阻害する標的とする化合物が挙げられる。
本明細書で使用するとき、H−Ras、K−Ras、またはN−Ras等の用語「ラス発癌性アイソフォームの阻害剤」は、Rasの発癌活性を標的とし、減少させ、または阻害する化合物を意味し、例えば、L−744832、DK8G557、チピファルニブ、およびロナファルニブ等のファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤が挙げられる。
例示的なテロメラーゼ阻害剤として、テロメスタチン等のテロメラーゼ受容体を阻害する化合物等、テロメラーゼの活性を標的とする、減少または阻害する化合物が挙げられる。
例示的なプロテアソーム阻害剤として、プロテアソームの活性を標的とする、減少または阻害する化合物が挙げられ、限定されないが、ボルテゾミブが挙げられる。
用語「血液学的悪性腫瘍の治療に使用される化合物」として、本明細書で使用するとき、FMS様チロシンキナーゼが挙げられ、阻害剤FMS様チロシンキナーゼ受容体(Flt−3R)、インターフェロン、Ι−β−D−arabinofuransylcytosine(ara−c)およびブスルファンの活性、ならびにALK阻害剤の活性を標的とし、減少させ、または阻害する化合物であり、未分化リンパ腫キナーゼを標的とし、減少させ、または阻害する化合物である。
例示的なFlt−3阻害剤としてPKC412、ミドスタウリン、スタウロスポリン誘導体、SU11248およびMLN518が挙げられる。
例示的なHSP90阻害剤として、HSP90の内因性ATPアーゼ活性を標的とし、減少させ、または阻害し、ユビキチンプロテオソーム経路を介してHSP90クライアントタンパク質を分解し、標的とし、減少させまたは阻害する化合物が挙げられる。HSP90の内因性ATPアーゼ活性を標的とし、減少させまたは阻害する化合物は、特に化合物、タンパク質またはHSP90のATPアーゼ活性を阻害する抗体であり、例えば、17−アリルアミノ、17−デメトキシ(17AAG)、ゲルダナマイシン誘導体、他のゲルダナマイシン関連化合物、ラジシコールおよびHDAC阻害剤がある。
本明細書で使用する句「タンパク質または脂質キナーゼ活動、またはタンパク質もしくは脂質ホスファターゼ活動、またはさらなる抗血管新生の化合物を標的とする/減少する化合物」として、タンパク質チロシンキナーゼおよび/またはセリンおよび/またはトレオニンキナーゼ阻害剤または脂質キナーゼ阻害剤が挙げられ、例えば、a)血小板由来の成長因子受容体(PDGFR)の活動を標的とし、減少させ、または阻害する化合物、例えば、イマチニブ、U101、SU6668およびGFB−111等のN−フェニル−2−ピリミジン−アミン誘導体等、PDGFRの活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、b)線維芽細胞成長因子受容体(FGFR)の活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、c)インスリン様成長因子受容体(IGF−IR)の活性を標的とし、減少させ、阻害する化合物、d)Trk受容体チロシンキナーゼのファミリーまたはエフリン(ephrin)B4阻害剤の活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、e)Axl受容体チロシンキナーゼのファミリーの活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、f)Ret受容体チロシンキナーゼの活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、g)Kit/SCFR受容体チロシンキナーゼの活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、h)イマチニブ等のc−Kit受容体チロシンキナーゼの活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、i)c−Ablファミリーのメンバー、その遺伝子融合生成物(例えば、Bcr−Ablキナーゼ)および変異体、例えば、N−フェニル−2−ピリミジン−アミン誘導体、イマチニブまたはニロチニブ等、PD180970、AG957、NSC 680410、PD173955、ダサチニブ、j)タンパク質キナーゼC(PKC)およびセリン/トレオニンキナーゼ(threonine kinase)のRafファミッリーのメンバー、MEK、SRC、JAK、FAK、PDK1、PKB/Akt、およびRas/MAPKファミリーメンバーのメンバー、および/またはサイクリン依存性キナーゼファミリー(CDK)のメンバー、米国特許第5,093,330号に開示のスタウロスポリン誘導体等、ミドスタウリン、さらなる化合物の例として、UCN−01、サフィンゴール、BAY 43−9006、ブリオスタチン1、ペリホシン、イルモホシン、RO 318220およびRO 320432、GO 6976、ISIS 3521、LY333531/LY379196、イソキノリン化合物、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤、PD184352もしくはQAN697、またはAT7519、k)メシル酸イマチニブまたはチルホスチン等、チルホスチン A23/RG−50810等、AG 99、チルホスチンAG 213、チルホスチンAG 1748、チルホスチンAG 490、チルホスチンB44、チルホスチンB44(+)エナンチオマー、チルホスチンAG 555、AG 494、チルホスチンAG 556、AG957およびアダフォスチン(4−{[(2,5−ジヒドロキシフェニル)メチル]アミノ}−安息香酸 アダマンチル エステル、NSC 680410、アダフォスチン)等のタンパク質チロシンキナーゼの活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物、l)受容体チロシンキナーゼ(ホモ−またはヘテロ二量体等のEGFR、ErbB2、ErbB3、ErbB4)およびその変異体、CP 358774、ZD 1839、ZM 105180、トラスツズマブ、セツキシマブ、ゲフィチニブ、エルロチニブ、OSI−774、Cl−1033、EKB−569、GW−2016、抗体El.l、E2.4、E2.5、E6.2、E6.4、E2.l l、E6.3およびE7.6.3、ならびに7H−ピロロ−[2,3−d]ピリミジン誘導体等、ならびにm)c−Met受容体の活動を標的とし、減少させ、阻害する化合物がある。
タンパク質または脂質ホスファターゼの活性を阻害する標的との例示的な化合物として、オカダ酸またはその誘導体等のホスファターゼ1、ホスファターゼ2A、またはCDC25の阻害剤が挙げられる。
さらなる抗血管形成化合物として、タンパク質または脂質キナーゼ阻害、例えばサリドマイドおよびTNP−470とは無関係の活動について別の機序を有する化合物が挙げられる。
提供される化合物と併用して使用することができる1つ以上の追加の例示的な化学療法の化合物として、ダウノルビシン、アドリアマイシン、Ara−C、VP−16、テニポシド、ミトキサントロン、イダルビシン、カルボプラチン(carboplatinum)、PKC412、6−メルカプトプリン(6−MP)、フルダラビンリン酸塩、オクトレオチド、SOM230、FTY720、6−チオグアニン、クラドリビン、6−メルカプトプリン、ペントスタチン、ヒドロキシウレア、2−ヒドロキシ−lH−イソインドール−l,3−ジオン誘導体、I−(4−クロロアニリノ)−4−(4−ピリジルメチル)フタラジンまたはその薬学的に許容される塩、l−(4−クロロアニリノ)−4−(4−ピリジルメチル)フタラジンコハク酸塩、アンギオスタチン、エンドスタチン、アントラニル酸アミド、ZD4190、ZD6474、SU5416、SU6668、ベバシズマブ、rhuMAb、rhuFab、マクジェン、FLT−4阻害剤、FLT−3阻害剤、VEGFR 2 IgGI抗体、RPI 4610、ベバシズマブ、ポルフィマー ナトリウム、アネコルタブ、トリアムシノロン、ヒドロコルチゾン、11α−エピヒドロコチソール、コルテクソロン、17 α−ヒドロキシプロゲステロン、コルチコステロン、デゾオキシコルチコステロン、テストステロン、エストロン、デキサメタゾン、フルオシノロンアセトニド配合、植物アルカロイド、ホルモン化合物および/または拮抗薬、リンホカインやインターフェロン等の生体応答修飾物質、アンチセンスオリゴヌクレオチドまたはオリゴヌクレオチド誘導体、shRNAもしくはsiRNA、または種々の化合物またはその他の周知の活動の機序を伴う化合物が挙げられる。
最新の癌治療のより包括的な検討については以下を参照されたい。The Merck Manual,17th Ed.1999。FDAが承認した腫瘍薬のリストについて、国立癌研究所(CNI)のウェブサイト(www.nci.nih.gov)および食品医薬品局(FDA)のウェブサイトも参照されたい。
提供される化合物の1つ以上を組み合わせてもよい追加の治療薬の他の例として、ドネペジルおよびリバスチグミン等のアルツハイマー病の治療薬、L−DOPA/カルビドパ、エンタカポン、ロピニロール、プラミペキソール、ブロモクリプチン、ペルゴリド、トリヘキシフェニジル、およびアマンタジン等のパーキンソン病の治療薬、β−インターフェロンなどの治療剤(例えば、アボネックス(登録商標)およびRebif(登録商標))、グラチラマー酢酸、およびミトキサントロン等の多発性硬化症(MS)の治療薬、アルブテロールおよびモンテルカスト等の喘息の治療薬、ジプレキサ、リスパダール、セロクエル、ハロペリドール等の統合失調症の治療薬、コルチコステロイド、TNFブロッカー、IL−1 RA、アザチオプリン、シクロホスファミド、およびスルファサラジン等の抗炎症剤、シクロスポリン、タクロリムス、ラパマイシン、ミコフェノール酸モフェチル、インターフェロン、コルチコステロイド、シクロホスファミド、アザチオプリン、およびスルファサラジン等の免疫抑制剤を含む免疫調節剤、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤、MAO阻害剤、インターフェロン、抗痙攣薬、イオンチャンネル遮断薬、リルゾール、抗パーキンソン病薬等の神経栄養因子、β遮断薬、ACE阻害薬、利尿剤、硝酸塩、カルシウムチャネルのブロッカーまたはスタチン等の心血管疾患の治療薬、コルチコステロイド、コレスチラミン、インターフェロンおよび抗ウイルス剤等の肝疾患の治療薬、コルチコステロイド、抗白血病薬、または成長因子等の血液障害の治療薬、ガンマグロブリン等の免疫不全障害の治療薬が挙げられる。
提供される化合物と併用して使用することができる1つ以上の上述の化合物は当該技術分野に記載されるように、調製および投与することができる。
提供される化合物は、単独または1つ以上の他の治療化合物と組み合わせて投与することができ、可能な併用療法は固定された組み合わせの投与形態をとり、または提供される化合物および1つ以上の他の治療化合物の投与をずらして、または互いに独立して与えられ、または固定された組合せと1種以上の他の治療化合物の併用投与である。提供される化合物は、他にまたはさらに、特に化学療法、放射線療法、免疫療法、光線療法、外科的介入、またはこれらの組合せと組み合わせて腫瘍治療のために投与することができる。アジュバント療法が上記のように他の治療戦略のコンテキストにあるように、長期治療も同様に可能である。他の可能な処置は、リスクのある患者において、例えば腫瘍退縮後または化学予防治療後に、患者の状態を維持するための治療である。
そのような追加の薬剤は、複数投薬レジメンの一部として、提供される化合物を含む組成物とは別に投与されてもよい。あるいは、これらの薬剤は、単一組成物中に提供される化合物と一緒に混合して、単一剤形の一部であってもよい。複数投薬レジメンの一部として投与される場合、2つの活性剤を同時に、連続的にまたは互いから一定の期間内に、通常5時間以内に提出してもよい。
対象の状態の改善時に、化合物、組成物または本発明の組み合わせの維持投与量を必要に応じて投与してもよい。その後、投与量または投与頻度、またはその両方を、症状の関数として、症状が所望のレベルにまで軽減されたときに改善された状態が維持されるレベルに少なくしてもよく、治療は中止されるはずである。しかし、対象は、疾患の症状の再発時に長期的に断続的な治療を必要とするかもしれない。
しかし、本発明の化合物および組成物の1日の合計使用量は、健全な医学的判断の範囲内で主治医によって決定されることが理解される。任意の特定の患者についての特定の抑制用量は、治療される障害および障害の重症度、使用される特定の組成物、患者の年齢、体重、一般健康状態、性別および食事、投与時間、投与経路、および使用される特定の化合物の排泄速度の時間、治療期間、併用または特定の使用される化合物と一致して使用される薬物、および医学分野で周知の同様の因子を含む種々の要因に依存する。
単一または分割用量で対象に投与される本発明の化合物の1日の合計阻害用量は、0.01〜50mg/kg体重、またはより一般的には0.1〜25mg/kg体重であることができる。単一用量の組成物は、日用量を構成するためにそのような量または約数を含有することができる。一実施形態では、本発明による治療レジメンは、単一用量または複数用量で一日あたり約10mg〜約1000mgの本発明の化合物を、当該治療を必要とする患者に投与することを含む。
用語「併用」、「組み合わせた」および関連用語は、本明細書で使用するとき、本発明による治療薬の同時または連続投与を意味する。例えば、提供される化合物は、別々の単位投与形態で、または単一の単位剤形で一緒にして、別の治療薬と同時に、または連続的に投与してもよい。したがって、本発明の実施形態は、提供される化合物、追加の治療薬、および薬学的に許容される担体、アジュバント、または本発明の方法に使用されるビヒクルを含む単一剤形を提供する。
単一剤形を生成するために担体物質と組み合わせることができる提供される(上記のように追加の治療剤を含むこれらの組成物中で)化合物と追加の治療薬両方の量は、治療を受ける宿主および投与様式に依存して変化する。好ましくは、提供される化合物の0.01〜100mg/kg体重/日の用量が投与されるように組成物を処方するべきである。
追加の治療薬を含むこれらの組成物では、その追加の治療薬と提供される化合物は、相乗的に作用することができる。したがって、当該組成物のさらなる治療薬の量は、その治療薬だけを利用する単剤療法で必要とされるよりも少ない。当該組成物では、0.01〜1,000g/kg体重/日の追加の治療薬の用量を投与することができる。
本開示の組成物に存在する追加の治療薬の量は、通常、唯一の活性剤としてその治療薬を含む組成物に投与される量に過ぎない。好ましくは、本開示の組成物中の追加の治療薬の量は、唯一の治療活性剤としてその治療薬を含む組成物中に通常存在する量の約50%〜100%の範囲にある。
提供される化合物、またはその医薬組成物は、人工器官、人工弁、血管グラフト、ステントおよびカテーテル等の埋め込み型医療デバイスをコーティングするための組成物に組み込むこともできる。例えば、血管ステントは、再狭窄(損傷後の血管壁の再狭窄)を克服するために使用されてきた。しかし、ステントまたは他の移植可能なデバイスを使用する患者は、血栓形成または血小板活性化のリスクを負う。これらの望ましくない影響は、提供される化合物を含む薬学的に許容できる組成物でデバイスを予めコーティングすることによって防止または軽減することができる。本発明の化合物でコーティングされた移植可能なデバイスは、本発明の別の実施形態である。
本明細書の変数の任意の定義の中の化学基のリストの列挙は、任意の単一の基または列挙した基の組み合わせとしてその変数の定義を含む。本明細書の変数についての実施形態の列挙は、任意の単一の実施形態として、または任意の他の実施形態またはその一部と組み合わせて実施形態としてその実施形態を含む。本明細書の実施形態の列挙は、任意の単一の実施形態として、または任意の他の実施形態またはその一部と組み合わせて実施形態としてその実施形態を含む。
別の態様では、本発明は、式(I)の化合物を合成する方法の方法を提供する。別の態様では、本発明は、式(Ia)の化合物を合成する方法の方法を提供する。別の態様では、本発明は、式(II)の化合物を合成する方法の方法を提供する。別の実施形態は、1つまたは組み合わせた本明細書に記載の反応を用いて、本明細書の式のいずれかの化合物を作製する方法である。方法は、本明細書に記載の1つ以上の中間体、または化学試薬の使用を含むことができる。
実施例は単一の立体異性体の形態を示すことができるもの、全ての立体異性体、およびアトロプ異性体が考えられる。さらに、すべての同位体置換(または濃縮度)、このような通常の水素の存在の代わりに重水素やトリチウム等、通常の炭素の存在の代わりに13Cや14C、通常のフッ素の存在の代わりに18Fが考慮される。
NMRスペクトルはBruker 300MHzおよび500MHzの分光計で記録し、化学シフトはMe4Siから百万分率の低磁場で記録した。質量スペクトルは、エレクトロスプレーイオン化(ESI)を使用してWaters Micromass ZQで記録した。フラッシュカラムクロマトグラフィーは、ISCO Combi−Flash上のRediSepシリカゲルカラムで実施した。0.1%(NH42CO3(高いpH)を含むMeOHと水の混合物、または0.1%ギ酸(低いpH)を含むMeCNと水の混合物で40mL/分で溶出したPhenomenex Geminiカラム、C18、150:30mm、5ミクロンを備えたGilson HPLCでHPLC精製を実施した。無水溶媒は、Sigma−Aldrichから購入し、4Åモレキュラーシーブ上で保存した。反応はTLC分析、またはLC−MS(カラム:Phenomonex Polar、勾配:10〜95%のB、流速:1.75mL/分、カラム温度:40℃、移動相:A−H2O中0.1%(NH42CO3、B−MeOH)によってモニターした。特に明記しない限り、試薬は、市販品から購入し、精製せずに使用した。
実施例1への中間ステップ1:オキサゾリジン−2,4−ジオン
Figure 2016519660
MeOH(30mL)中のグリコールアミド(2.10g、28mmol)、ジエチルカーボネート(4.06mL、34.0mmol)、およびKOtBu(3.14g、28mmol)をN2ガス下で75℃に18時間加熱した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をブライン(100mL)と1MのHCl(100mL)の混合物に希釈し、水相をEtOAc(50mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥さ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体としてオキサゾリジン−2,4−ジオン(1.56g、55%)を得た。1H NMR(300MHz、DMSO)11.8(s、1H)、4.75(s、2H)。CHCl3(5.00mL)中の上記の固体(500mgを、5.00mmol)、塩化ベンジル(0.569mL、5.00mmol)、およびTEA(0.69mL、5.00mmol)を60℃で48時間撹拌した。EtOAc(50.0mL)と1M HCl水溶液(50.0mL)を添加した。水相をCHCl3(50mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た(0.894g、95%)。1H NMR(300MHz、CDCl3)7.44−7.28(m、5H)、4.68(s、2H)、4.67(s、3H)。
実施例1への中間ステップ2:3−ベンジル−4−ヒドロキシ−オキサゾリジン−2−オン
Figure 2016519660
MeOH(20.0mL)中の3−ベンジルオキサゾリジン−2,4−ジオン(894mg、5.00mmol)の溶液を0℃に冷却し、NaBH4(796mg、21mmol)を慎重に分けて添加した。混合物を室温に30分間温め、アセトン(5mL)をゆっくりと添加した。混合物を減圧下で濃縮し、水(50mL)とCHCl3(50mL)に希釈した。水相をCHCl3(50mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し固体として表題化合物を得た(0.687g、76%)。
実施例1への中間ステップ3:3−ベンジルオキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
DCM(10.0mL)中の3−ベンジル−4−ヒドロキシ−オキサゾリジン−2−オン(687mg、4.00mmol)とTEA(0.992mL、7.00mL)の混合物を0℃に冷却した。MsCl(0.413mL、5.00mmol)を添加し、混合物を室温に温め、12時間撹拌した。混合物を水(50mL)で希釈し、水相をCHCl3(50mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相を0.5MのHCl(100mL)およびブライン(100mL)で洗浄した。有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た(0.62g、99.5%)。1H NMR(300MHz、CDCl3)7.44−7.28(m、5H)、6.81(d、J=2.0Hz、1H)、6.46(d、J=2.0Hz、1H)、4.75(s、2H)。
実施例1への中間ステップ4:3−ヨード−4−メトキシ−アニリン
Figure 2016519660
水(20mL)中のスラリーとして亜ジチオン酸(3.85g、22.15mmol)をMeOH(50mL)中の2−ヨード−1−メトキシ−4−ニトロ−ベンゼン(1.03g、3.69mmol)の混合物に添加した。混合物を5分間撹拌し、NaHCO3の飽和水性溶液(100mL)で希釈した。混合物を減圧下で半分の体積に濃縮した。水相をEtOAc(50mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(0.652g、71%)。1H NMR(300MHz、CDCl3)7.16(dd、J=0.8、2.0Hz、1H)、6.68−6.64(m、2H)、3.79(s、3H)、3.42(s、2H)。
実施例1への中間ステップ5:3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシ−アニリン
Figure 2016519660
Pd(OAc)2(1.42g、6.34mmol)とPPh3(3.33g、12.7mmol)を、還流冷却器を備えた2口フラスコに秤量し、フラスコをN2ガスで流した。脱気したDME(60.0mL)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソオキサゾール(34.0g、152mmol)、3−ヨード−4−メトキシアニリン(15.8g、63.4mmol)、およびCs2CO3(51.7g、159mmol)を第2のフラスコに秤量し、フラスコをN2ガスで流した。脱気したDME(300mL)および脱気した水(30.0mL)を添加した。混合物を20分間撹拌した後、最初のフラスコに添加した。第二のフラスコを脱気したDME(15.0mL)でリンスし、液体が第一のフラスコに移した。得られた混合物を90℃に16時間加熱し、室温に冷却した。混合物を飽和水性NaHCO3(100mL)および酢酸エチル(100mL)で希釈し、水相をEtOAc(150mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(12.9g、93%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 6.80(d、J=8.7Hz、1H)、6.69(dd、J=8.6、2.9Hz、1H)、6.48(d、J=2.9Hz、1H)、3.70(s、3H)、3.49(s、2H)、2.29(s、3H)、2.16(s、3H);[M+H]+219.3。
実施例1:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸エチル
Figure 2016519660
2−オキソアセテートエチル(トルエン中0.14mL、1.41mmol、50%)を、乾燥MeCN(10mL)中3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシ−アニリン(140mg、0.641mmol)およびMgSO4(3.47g、28.9mmol)に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、3−ベンジルオキサゾール−2−オン(169mg、0.962mmol)、Sc(OTf)3(316mg、0.641mmol)、および4Åモレキュラーシーブ(2.0g)を含む第二のフラスコにカニューレを介して添加した。残留しているMgSO4を乾燥MeCN(20mL)で希釈し、液体を第二のフラスコにカニューレを介して移した。混合物を50℃で12時間撹拌した。混合物をセライト(登録商標)で濾過し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣を水(100mL)とEtOAc(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(50mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をTHF(20mL)に溶解し、pTSA(331mg、1.9mmol)を添加した。混合物を外気で12時間撹拌し、飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水性相をEtOAc(50mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物を、EtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、EtOAcおよびヘキサンから再結晶し、固体として表題化合物を得た(111.6mg、37%)。1H NMR(300MHz、CDCl3)δ8.04(s、1H)、7.45−7.31(m、5H)、7.00(s、1H)、5.57(s、2H)、4.62(q、J=7.08Hz、2H)、3.56(s、3H)、2.29(s、3H)、2.12(s、3H)、1.52(t、J=7.11Hz、3H);[M+H]+474.2。
実施例2:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシ−アニリン(実施例1、中間ステップ4および5を参照のこと、423mg、1.938mmol)、Sc(OTf)3(286mg、0.581mmol)、およびMgSO4(6.5g、54mmol)をフラスコに添加し、フラスコをN2ガスで流した。パラホルムアルデヒド(64mg、2.132mmol)を添加し、次に乾燥MeCN(15mL)を添加した。混合物を30分間撹拌し、乾燥のMeCN(15mL)中3−ベンジルオキサゾール−2−オン(441mg、2.52mmol)Sc(OTf)3(668mg、1.357mmol)、および4Åモレキュラーシーブ(5.54g)のスラリーを含む第二のフラスコに移した。第一のフラスコ中の残渣を追加のMeCN(6mL)で希釈し、第二のフラスコに移した。混合物を50℃に加熱し、12時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を飽和水性NaHCO3(100mL)およびEtOAc(100mL)で希釈し、水相をEtOAc(50mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcおよびヘキサンの混合物で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体(0.6335g、81%)として飽和中間体を得た。1HNMR(300MHz、CDCl3)7.41−7.24(m、5H)、6.49(s、1H)、6.46(s、1H)、5.04(dt、J=2.7、9.2Hz、1H)、4.87(d、J=16.2Hz、1H)、4.72(d、J=9.2Hz、1H)、3.86(d、J=16.2Hz、1H)、3.70(br s、1H)、3.64(s、3H)、3.54(dd、J=2.9、13.2Hz、1H)、3.15(dd、J=2.9、12.5Hz、1H)、2.29(s、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+406.2。DDQ(422mg、1.86mmol)と上記からの固体(377mg、0.93mmol)を乾燥フラスコ中に秤量し、フラスコをN2ガスで流した。脱気したMTBE(40mL)を添加し、混合物を12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、EtOAcおよびDCMから再結晶し、固体として表題化合物を得た(142mg、38%)。1HNMR(300MHz、CDCl3)δ 8.81(s、1H)、7.86(s、1H)、7.45−7.28(m、5H)、6.99(s、1H)、5.54(s、2H)、3.55(s、3H)、2.30(s、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+402.1。
実施例3:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−(2−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥THF(5.00mL)中のPPh3(125mg、0.476mmol)の混合物を0℃に冷却し、DIAD(93μL、0.472mmol)を添加した。乾燥THF(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11、57.0mg、0.183mmol)の混合物を添加した。混合物を0℃で10分間攪拌し、乾燥THF(5.00mL)中の(1S)−1−(2−ピリジル)エタノール(65.4mg、0.531mmol)を添加した。混合物を室温まで温め、3日間攪拌した。混合物をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(13.1mg、17%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.79(s、1H)、8.64(d、J=4.3Hz、1H)、7.84(s、1H)、7.70(td、J=7.8、1.7Hz、1H)、7.45(d、J=5.9Hz、1H)、7.29(dd、J=7.5、4.9Hz、1H)、7.11−6.86(m、1H)、6.22(q、J=7.1Hz、1H)、3.64(s、3H)、2.30(s、3H)、2.16(s、3H)、2.15(d、J=10.7Hz、3H);[M+H]+417.5。
実施例4への中間ステップ1:3−フェニルオキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1R)−1−フェニルエタンアミンをアニリンに置き換えることにより、中間体のステップ1−2、実施例12Aに概説した手順に従って合成することができる。
実施例4:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−フェニル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための 実施例2に概説された手順に従って合成することができ、エチル 3−ベンジルオキサゾール−2−オンを3−フェニルオキサゾール−2−オンに置き換える。
実施例5への中間ステップ1:3−(2−ピリジル)オキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1R)−1−フェニルエタンアミンを2−アミノピリジンに置き換えることにより、中間体のステップ1−2、実施例12Aに概説した手順に従って合成することができる。
実施例5:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピリジル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例2に概説された手順に従って合成することができ、エチル 3−ベンジルオキサゾール−2−オンを、3−(2−ピリジル)オキサゾール−2−オンに置き換える。
実施例6への中間ステップ1:3−(シクロヘキシルメチル)オキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1R)−1−フェニルエタンアミンをシクロヘキシルメタンアミンに置き換えることにより、中間体のステップ1−2、実施例12Aに概説した手順に従って合成することができる。
実施例6:
1−(シクロヘキシルメチル)−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例2に概説された手順に従って合成することができ、エチル 3−ベンジルオキサゾール−2−オンをエチル 3−ベンジルオキサゾール−2−オンを、3−(シクロヘキシルメチル)オキサゾール−2−オンに置き換える。
実施例7への中間ステップ1:3−(テトラヒドロピラン)−3−イルオキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1R)−1−フェニルエタンアミンをテトラヒドロピラン−3−アミンに置き換えることにより、中間体のステップ1−2、実施例12Aに概説した手順に従って合成することができる。
実施例7:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−テトラヒドロピラン−3−イル−オキサゾロ[5,4c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例2に概説された手順に従って合成することができ、エチル 3−ベンジルオキサゾール−2−オンを、3−テトラヒドロピラン−3−イルオキサゾール−2−オンに置き換える。
実施例8への中間ステップ1:3−(テトラヒドロピラン−2−イルメチル)オキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1R)−1−フェニルエタンアミンをテトラヒドロピラン−2−イルメタンアミンに置き換えることにより、中間体のステップ1−2、実施例12Aに概説した手順に従って合成することができる。
実施例8:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例2に概説された手順に従って合成することができ、エチル 3−ベンジルオキサゾール−2−オンを、3−(テトラヒドロピラン−2−イルメチル)オキサゾール−2−オンに置き換える。
実施例9への中間ステップ1:tert−ブチル2−[(2−オキソオキサゾール−3−イル)メチル]ピペリジン−1−カルボキシレート
Figure 2016519660
この物質は、(1R)−1−フェニルエタンアミンをtert−ブチル2−(アミノメチル)ピペリジン−1−カルボキシレートに置き換えることにより、中間体のステップ1−2、12Aに概説される手順に従って合成することができる。
実施例9:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピペリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例2 に概説される手順に従って合成することができ、3−ベンジルオキサゾール−2−オンをtert−ブチル 2−[(2−オキソオキサゾール−3−イル)メチル]ピペリジン−1−カルボン酸に置き換える。得られた中間体はDCM等の適切な溶媒中のTFA等の適当な酸と混合することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例10への中間ステップ1:3−アリルオキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1R)−1−フェニルエタンアミンをアリルアミンに置き換えることにより、中間体のステップ1−2、実施例12Aに概説した手順に従って合成することができる。
実施例10:1−アリル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例2に概説された手順に従って合成することができ、エチル 3−ベンジルオキサゾール−2−オンを3−アリルオキサゾール−2−オンに置き換える。
実施例11に向けた中間ステップ1:3−tert−ブチルオキサゾリジン−2,4−ジオン
Figure 2016519660
tert−ブチルアミン(6.98g、10.03mL、95.5mmol)、エチルグリコレート(9.94g、9.04mL、95.5mmol)、およびNaOMe(4.13mL、19.1mmol)の混合物を120℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をDMF(80.0mL)に溶解し、CDI(17.0g、105mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をブライン(500mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)に抽出した。1つに合わせた有機相をブライン(100mLを3回)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た(12.4g、83%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 4.49(s、2H)、1.60(s、9H)。
実施例11に向けた中間ステップ2:3−tert−ブチルオキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
上述の固体(12.4g、79.0mmol)をMeOH(200mL)に溶解し、混合物を0℃に冷却した。NaBH4(8.97g、237mmol)をゆっくりと2時間かけて分けて添加した。混合物をゆっくりと室温に温め、20分間撹拌した。混合物を0℃に冷却し、アセトン(50.0mL)をゆっくりと添加した。混合物をゆっくりと室温に温め、10分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、油状物として3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−オキサゾリジン−2−オン(7.26g、58%)を得た。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 5.37(d、J=5.0Hz、1H)、4.22(dd、J=5.8、9.9Hz、1H)、4.14(s、1H)、4.10(dd、J=9.9、1.0Hz、1H)、1.48(s、9H)。上述の油状物(188mg、1.18mmol)をDCE(10.0mL)で希釈し、TEA(3.10mL、24.0mmol)およびDMAP(14.4mg、0.118mmol)を添加した。混合物を0℃に冷却し、MsCl(149mg、1.30mmol、0.101mL)をゆっくりと添加した。混合物を65℃に加熱し、4時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、飽和水性NH4Cl(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(1.55g、26%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 6.73(d、J=2.1Hz、1H)、6.60(d、J=2.1Hz、1H)、1.51(s、9H)。
実施例11:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシ−アニリン(実施例1の中間のステップ4および5を参照のこと、2.13g、9.78mmol、)、MgSO4(35.3g、293mmol)、Sc(OTf)3(874mg、1.76mmol)、および乾燥MeCN(40.0mL)中のパラホルムアルデヒド(320mg、10.8mmol)の混合物を室温で2時間撹拌し、3−tert−ブチルオキサゾール−2−オン(1.38mg、9.78mmol)、Sc(OTf)3(1.25mg、2.54mmol)、および4Åモレキュラーシーブ(2.00g)の別の混合物を添加した。最初のフラスコ中の残っているMgSO4に乾燥MeCN(80.0mL)で洗浄し、第二のフラスコに移した。得られた混合物を50℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAcおよびDCMで洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、固体として飽和中間体を得た。[M+H]+372.4。DDQ(4.66g、20.5mmol)を上記固体(3.63g、9.77mmol)に添加し、フラスコを高真空下上で乾燥させ、N2ガスで流した。脱気MTBE(220mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、4時間撹拌した。混合物を飽和水性NaHCO3(100mL)およびEtOAc(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcおよびヘキサンの混合物で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体(480mg、13%)として不飽和中間体を得た。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.70(s、1H)、7.90(s、1H)、7.61(s、1H)、3.94(s、3H)、2.33(s、3H)、2.19(s、3H)、1.99(s、9 H);[M+H]+368.4。TFA(25.0mL)中の上記の精製された物質の溶液(300mg、0.82mmol)を室温で12時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を飽和水性NaHCO3(75.0mL)およびDCM(75.0mL)で希釈した。水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(180mg、71%)。1H NMR(500MHz、MeOD)δ 8.67(s、1H)、7.84(s、1H)、7.58(s、1H)、4.02(s、3H)、2.37(s、3H)、2.20(s、3H);[M+H]+312.3。
実施例12:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(1−フェニルエチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、炭酸セシウム等の適切な塩基およびDMF等の適切な溶媒中の1−(ブロモエチル)ベンゼンで、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンを約12時間撹拌することによって合成することができる。
実施例12Aに向けた中間ステップ1:3−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾリジン−2,4−ジオン
Figure 2016519660
(1R)−1−フェニルエタンアミン(5.00g、41.3mmol)、エチルグリコレート(4.30g、41.3mmol、3.91mL)およびNaOMe(MeOH中4.6M、4.13mmol、0.890mL)の混合物を120℃に加熱し、1.5時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を乾燥DMF(150mL)に溶解し、CDI(4.82g、29.71mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、DCM(60.0mL)および水(100mL)で希釈した。水相をDCM(60.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下に濃縮し、油状物として3−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾリジン−2,4−ジオン(11.0で、100%)を得た。1H NMR(300MHz、CDCl3)δ 7.49(dd、J=7.7、1.6Hz、2H)、7.40−7.31(m、3H)、5.34(q、J=7.6Hz、1H)、4.61(s、2H)、1.88(d、J=7.4Hz、3H)。
実施例12Aに向けた中間ステップ2:3−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
MeOH(400mL)中の3−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾリジン−2,4−ジオン(11.0g、53.6mmol)を0℃に冷却し、NaBH4(134mmol、5.1g)をゆっくりと1時間かけて添加した。アセトン(50mL)をゆっくりと添加し、混合物を15分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をDCM(50.0mL)および水(200mL)で希釈した。水相をDCM(50.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をDCM(200mL)に溶解し、混合物を0℃で冷却した。TEA(80mmol、11.2mL)およびMsCl(8.30mL、107mmol)を添加し、混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を飽和水性NH4Cl(250mL)で希釈し、水相をDCM(3X150mL)で抽出した。1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、油状物として表題化合物を得た(5.00g、49%)。1H NMR(300MHz、CDCl3)δ 7.42−7.28(m、5H)、6.76(d、J=2.1Hz、1H)、6.44(d、J=2.1Hz、1H)、5.34(q、J=7.1Hz、1H)、1.70(d、J=7.1Hz、3H)。
実施例12A:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
パラホルムアルデヒド(434mg、14.5mmol)を、3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシ−アニリン(実施例1、中間のステップ4および5を参照のこと、2.89g、13.2mmol)、MgSO4(63.3g、526mmol)、および乾燥MeCN(60.0mL)中Sc(OTf)3(1.94g、3.94mmol)の混合物に添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、3−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾール−2−オン(2.99g、15.8mmol)、Sc(OTf)3(4.53g、9.20mmol)、および4Åモレキュラーシーブ(10.0g)の混合物に添加した。最初のフラスコ中の残っているMgSO4に乾燥MeCN(85.0mL)で洗浄し、液体を第二のフラスコに移した。得られた混合物を50℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、DCMで洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を飽和水性NaHCO3(100mL)およびDCM(100mL)で希釈した。水相をDCM(100mlを3回)で抽出し、1つに合わせた有機MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンを得た。[M+H]+420.4。DDQ(6.71g、29.6mmol)を上記の固体(5.51g、13.2mmol)に添加した。フラスコを高真空下上で乾燥させ、N2ガスで流した。脱気MTBE(210mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、6時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(150mL)および飽和水性NaHCO3(150mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物を、EtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、DCMおよびMTBEから再結晶し、固体として表題化合物を得た(0.802g、15%)。1H NMR(500MHz、MeOD)δ 9.25(s、1H)、8.01(s、1H)、7.60(d、J=8.1Hz、2H)、7.47(t、J=7.6Hz、2H)、7.41(t、J=7.3Hz、1H)、6.97(s、1H)、6.36(q、J=7.0Hz、1H)、3.52(s、3H)、2.31(s、3H)、2.15(d、J=7.2Hz、3H)、2.12(s、3H);[M+H]+416.3。
実施例13:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(3−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1S)−1−(2−ピリジル)エタノールを3−ピリジルメタノールに置き換えて、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−(2−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例3に概説した手順に従って合成することができる。
実施例14:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[[5−(トリフルオロメチル)−2−フリル]メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、臭化2−クロロベンジルを2−(ブロモメチル)−5−(トリフルオロメチル)フランに置き換えて、1−[(2−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例18に概説した手順に従って合成することができる。
実施例15:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(4−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1S)−1−(2−ピリジル)エタノールを4−ピリジルメタノールに置き換えて、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−(2−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例3に概説した手順に従って合成することができる。
実施例16:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、(1S)−1−(2−ピリジル)エタノールを2−ピリジルメタノールに置き換えて、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−(2−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例3に概説した手順に従って合成することができる。
実施例17:1−[(3−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、臭化2−クロロベンジルを臭化 3−クロロベンジルに置き換えて、1−[(2−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例18に概説した手順に従って合成することができる。
実施例18:1−[(2−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥DMF(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11を参照のこと、31.1mg、0.100mmol)、Cs2CO3(65.1mg、0.199mmol)、TBAI(36.9mg、0.0999mmol)、および2−クロロベンジルブロミド(25.9μL、199.8mmol)を室温で16時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(25.0mL)および飽和水性NaHCO3(25.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(25.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(30.0mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残査をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(7mg、16%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.83(s、1H)、7.87(s、1H)、7.54(dd、J=8.0、1.1Hz、1H)、7.33(td、J=8.0、1.5Hz、1H)、7.24(td、J=7.7、1.2Hz、1H)、7.12−7.03(m、1H)、6.76(s、1H)、5.63(s、2H)、3.55(s、3H)、2.30(s、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+436.4。
実施例19:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(3−メトキシフェニル)メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、臭化2−クロロベンジルを臭化3−メトキシベンジルに置き換えて、1−[(2−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例18に概説した手順に従って合成することができる。
実施例20:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(2−メトキシフェニル)メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥DMF(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(22.9mg、0.0700mmol、実施例11を参照のこと)、Cs2CO3(47.9mg、0.150mmol)、TBAI(27.2mg、0.0700mmol)、および1−(クロロメチル)−2−メトキシ−ベンゼン(23.0mg、0.150mmol)を、室温で12時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(1.94mg、6.4%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.80(s、1H)、7.85(s、1H)、7.39−7.28(m、1H)、7.04(d、J=7.0Hz、1H)、6.98(d、J=7.8Hz、1H)、6.97(s、1H)、6.91(t、J=7.5Hz、1H)、5.53(s、2H)、3.92(s、3H)、3.52(s、3H)、2.30(s、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+432.3。
実施例21:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−C]キノリン−4−カルボン酸
Figure 2016519660
実施例1からの物質は、約12時間、6N HCl等の適当な酸を用いて加熱することができる。得られた混合物を減圧下で濃縮することができる。得られた生成物を単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例22:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−N−メチル−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボキサミド
Figure 2016519660
実施例21からの物質は、メチルアミン塩酸塩およびHATU等の適切な脱水剤およびTEA等の適切な塩基と混合することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例23:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−N,N−ジメチル−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボキサミド
Figure 2016519660
実施例21からの物質は、ジメチルアミン塩酸塩およびHATU等の適切な脱水剤およびTEA等の適切な塩基と混合することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例24:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(
カルボニル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
実施例21の物質は、モルホリンおよびHATU等の適切な脱水剤およびTEA等の適切な塩基と混合することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例25:1−ベンジル−4−シクロヘキシル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、パラホルムアルデヒドをシクロヘキサンカルバルデヒドに置き換えて、実施例2で概説した手順に従って合成することができる。
実施例26:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(4−ピペリジル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、パラホルムアルデヒドをtert−ブチル 4−ホルミルピペリジン−1−カルボキシレートに置き換えて、実施例2に概説される手順に従って合成することができる。得られた中間体は当該技術分野に標準的な方法によって単離および精製することができる。得られた中間体はDCM等の適切な溶媒中のTFA等の適当な酸と混合することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例27:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(メトキシメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
実施例33の物質は、DCM等の適当な溶媒中、MsClおよびTEA等の適切な塩基と混合することができ、混合物を減圧下で濃縮することができる。残査は、DMAP等の適切な塩基で、MeOH中で還流することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例28:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(フェノキシメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
実施例33の物質は、THF等の適切な溶媒中で、DIAD、PPh3、およびフェノールと混合することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例29:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−フェニル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、パラホルムアルデヒドをベンズアルデヒドに置き換えて、実施例2に概説される手順に従って合成することができる。
実施例30:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(1H−イミダゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、パラホルムアルデヒドをtert−ブチル 4−ホルミルピペリジン−1−カルボキシレートに置き換えて、実施例2に概説される手順に従って合成することができる。得られた中間体は当該技術分野に標準的な方法によって単離および精製することができる。得られた中間体はDCM等の適切な溶媒中のTFA等の適当な酸と混合することができる。得られた混合物は単離し、当該技術分野で標準的な方法によって精製し、表題の化合物を得ることができる。
実施例31:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−イソブチル−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、パラホルムアルデヒドを3−メチルブタナールに置き換えて、実施例2に概説される手順に従って合成することができる。
実施例32:1,4−ジベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
この物質は、パラホルムアルデヒドを2−フェニルアセトアルデヒドに置き換えて、実施例2に概説される手順に従って合成することができる。
実施例33に向けた中間ステップ1:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルバルデヒド
Figure 2016519660
エチル1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソ−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボキシレート(実施例1参照のこと、85.1mg、0.180mmol)を乾燥THF(20.0mL)に溶解し、混合物を−78℃に冷却した。DIBAL(トルエン中の0.540mL、0.539mmol、1.00M)を滴下し、混合物を−78℃で1時間撹拌した。反応物を−78℃でEtOH(6.00mL)で希釈し、5分間撹拌した。混合物を飽和水性のNa/K酒石酸(100mL)で希釈し、室温で2時間撹拌した。有機をDCM(20.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(50.0mg、65%)。[M+H]+430.2。
実施例33:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
NaBH4(1.32mg、0.0350mmol)を、MeOH(5.00mL)中の1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルバルデヒド(10.0mg、0.0230mmol)を添加し、混合物を1時間撹拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、MeOHで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。生成物は、分取用TLCによって精製し、固体として表題化合物を得た(5.00mg、49%)。1H NMR(300MHz、CDCl3)δ 7.85(s、1H)、7.50−7.30(m、5H)、7.00(s、1H)、5.54(s、2H)、5.08(s、2H)、3.96(s、1H)、3.56(s、3H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+432.2。
実施例34:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸エチル
Figure 2016519660
乾燥MeCN(20.0mL)中の3−(3,5−ジメチルイソ−4−イル)−4−メトキシアニリン(実施例1、中間体4および5のステップを参照のこと、515mg、2.72mmol)、Sc(OTf)3(280mg、0.570mmol)、MgSO4(8.93g、74.2mmol)、およびエチルグリオキシレート(トルエン中0.540mL、5.44mmol、50%)の混合物を室温で1時間撹拌し、3[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾール−2−オン(実施例12、中間ステップ1および2を参照のこと、515g、2.72mmol)、Sc(OTf)3(280mg、0.570mmol)、および4Åモレキュラーシーブ(1.00g)の混合物に添加した。残っているMgSO4をMeCN(20.0mL)でリンスし、液体を反応混合物に移した。混合物を50℃に加熱し、12時間撹拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として不飽和中間体を得た。[M+H]+492.5。DDQ(1.26g、5.55mmol)を(1.22g、2.64mmol)上記の固体に添加し、フラスコを高真空下上で乾燥させ、N2ガスで流した。脱気MTBE(200.0mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、6時間攪拌した。混合物をEtOAc(50.0mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(697mg、58%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.02(s、1H)、7.50−7.32(m、5H)、6.63(s、1H)、6.27(q、J=7.1Hz、1H)、4.63(q、J=7.1Hz、2H)、3.35(s、3H)、2.28(s、3H)、2.12(s、3H)、2.07(d、J=7.2Hz、3H)、1.53(t、J=7.1Hz、3H);[M+H]+488.5。
実施例35に向けた中間ステップ1:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルバルデヒド
Figure 2016519660
7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸エチル(実施例34を参照のこと、2.49g、5.11mmol)を乾燥THF(40.0mL)に溶解し、そして混合物を−78℃に冷却した。DIBAL−H(トルエン中15.3mL、15.3mmol、1.00M)をゆっくりと添加し、混合物を−78℃で4時間撹拌した。反応物を−78℃でEtOH(10.0mL)で希釈し、混合物を10分間撹拌した。混合物を飽和水性のNa/K酒石酸(100mL)で希釈し、室温で2時間撹拌した。有機相をEtOAcで抽出し(100mLを3回)、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(2.26g、99%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 10.21(s、1H)、7.92(s、1H)、7.43−7.38(m、4H)、7.38−7.31(m、1H)、6.64(s、1H)、6.22(q、J=7.2Hz、1H)、3.37(s、3H)、2.27(s、3H)、2.10(s、3H)、2.06(d、J=7.2Hz、3H);[M−H]+444.4。
実施例35:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
NaBH(OAc)3(453mg、2.14mmol)を、DCE(13.0mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルバルデヒドの溶液(611mg、1.38mmol)に添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。混合物を飽和水性NaHCO3(100mL)およびDCM(100mL)で希釈した。水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をDCMとMeOHの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(586mg、96%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.83(s、1H)、7.45−7.40(m、4H)、7.37(ddd、J=8.0、7.0、1.7Hz、1H)、6.61(s、1H)、6.23(q、J=7.2Hz、1H)、5.08(dd、J=5.0、1.4Hz、2H)、3.98(t、J=5.0Hz、1H)、3.34(s、3H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H)、2.07(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+446.3。
実施例36:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−メチル−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
DCM(10.0mL)中のイミダゾール(18.9mg、0.28mmol)とヨウ素(70.2mg、0.28mmol)の混合物を0℃に冷却し、PPh3(72.6mg、0.280mmol)を添加した。混合物を0℃で20分間撹拌し、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例35を参照のこと、103mg、0.230mmol)を添加した。混合物を0℃で2時間撹拌した。水(75.0mL)を添加し、水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(40.0mg、40%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.76(s、1H)、7.45−7.38(m、4H)、7.38−7.31(m、1H)、6.57(s、1H)、6.22(q、J=7.2Hz、1H)、3.32(s、3H)、2.80(s、3H)、2.28(s、3H)、2.12(s、3H)、2.06(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+430.4。
実施例37:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−1−[(2−フルオロ−6−メチル−フェニル)メチル]−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥DMF(5.00mL)中7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11を参照のこと、27.5mg、0.0900mmol)、Cs2CO3(57.6mg、0.180mmol)、TBAI(32.6mg、0.0900mmol)、および2−(ブロモメチル)−1−フルオロ−3−メチル−ベンゼン(35.9 mg、0.180mmol)を室温で48時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物を、HPLC(高pH)によって精製し、次にシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、ヘキサンとEtOAcの混合物で溶出し、固体として表題化合物を得た(7.39mg)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.84(s、1H)、7.89(s、1H)、7.29(dd、J=8.4、5.6Hz、1H)、6.96(td、J=8.3、2.6Hz、1H)、6.71(dd、J=9.4、2.6Hz、1H)、6.67(s、1H)、5.44(s、2H)、3.41(s、3H)、2.47(s、3H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+434.4。
実施例38:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(メトキシメチル)−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
DCM(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例35を参照のこと、33.0mg、0.0700mmol)およびMsCl(11.5uL)の混合物を0℃に冷却し、TEA(21.0uL、0.150mmol)を添加した。出発物質がTLCで見えなくなるまで(約30分)、混合物を撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、MeOH(10.0mL)で希釈した。DMAP(9.05mg、0.0700mmol)を添加し、混合物を85℃に16時間加熱した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(3.75mg、11%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.88(s、1H)、7.47−7.39(m、4H)、7.36(m、1H)、6.58(s、1H)、6.23(q、J=7.2Hz、1H)、4.89(s、2H)、3.60(s、3H)、3.33(s、3H)、2.28(s、3H)、2.12(s、3H)、2.06(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+460.3。
実施例39に向けた中間ステップ1:33−[(1R)−1−フェニルプロピル]オキサゾリジン−2,4−ジオン
Figure 2016519660
(1R)−1−フェニルプロパン−1−アミン(0.532mL、3.698mmol)、エチルグリコール酸(0.350mL、3.69mmol)およびNaOMe(MeOH中0.160mL、0.74mmol、4.6M)を120℃で2時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査をDMF(50.0mL)に溶解し、CDI(660mg、4.07mmol)を添加した。混合物を室温で16時間撹拌し、次に減圧下で濃縮した。残渣をブライン(70.0mL)および酢酸エチルEtOAc(70.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(70.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(70mLを3回)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.50(dd、J=8.1、1.4Hz、2H)、7.39−7.30(m、3H)、4.99(dd、J=9.1、7.3Hz、1H)、4.61(s、2H)、2.54−2.41(m、1H)、2.36−2.23(m、1H)、0.96(t、J=7.4Hz、3H)。
実施例39に向けた中間ステップ2:3−[(1R)−1−フェニルプロピル]オキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
上述の固体(985.0mg、3.594mmol)をMeOH(110mL)に溶解し、混合物を0℃に冷却した。1.5時間かけてNaBH4(340mg、8.99mmol)、次にアセトン(10.0mL)をゆっくりと添加した。混合物を5分間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をDCM(60.0mL)および水(50.0mL)に溶解し、そして水相をDCM(60.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を乾燥DCM(20.0mL)に溶解した。混合物を0℃で冷却した。TEA(0.751mL、5.391mmol)とMsCl(0.556mL、7.189mmol)を添加し、混合物を室温に温め、17時間撹拌した。混合物を飽和水性NH4Cl(50.0mL)およびDCM(50.0mL)で希釈した。水相をDCM(50.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、油状物として表題化合物を得た(306.2mg、42%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.39−7.34(m、2H)、7.31(d、J=6.8Hz、3H)、6.77(s、1H)、6.52(s、1H)、5.07−4.98(m、1H)、2.19−2.00(m、2H)、0.98(t、J=7.3Hz、3H)。
実施例39:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1
−[(1R)−1−フェニルプロピル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥MeCN(15.0mL)中3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)アニリン(実施例1、中間体4および5のステップを参照のこと、100mg、0.458mmol)、MgSO4(2.21g、18.3mmol)(2.21g、18.3mmol)、Sc(OTf)3(68.0mg、0.137mmol)(68.0mg、0.137mmol)、およびパラホルムアルデヒド(15.1mg、0.504mmol)を室温で30分間撹拌し、乾燥のMeCN(10.0mL)中の3−[(1R)−1−フェニルプロピル]オキサゾール−2−オン(112mg、0.55mmol)、Sc(OTf)3(158mg、0.321mmol)、4Åモレキュラーシーブ(1.00g)の別の混合物に添加した。最初のフラスコ中の残っているMgSO4を乾燥MeCN(15.0mL)でリンスし、第二のフラスコに移した。得られた混合物を50℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(50.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルプロピル]−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンを得た。[M+H]+434.6。DDQ(219mg、0.964mmol)および上記の固体(199mg、0.459mmol)を乾燥フラスコに秤量し、フラスコを高真空下上で乾燥させ、N2 ガスで流した。脱気MTBE(40.0mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、6時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー、次にHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(74.2mg、38%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.82(s、1H)、7.85(s、1H)、7.53−7.30(m、5H)、6.63(s、1H)、5.97(d、J=8.3Hz、1H)、3.35(s、3H)、2.72(br s、1H)、2.41(br s、1H)、2.29(s、3H)、2.13(s、3H)、1.01(t、J=7.3Hz、3H);[M+H]+430.6。
実施例40に向けた中間体1:3−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]オキサゾリジン−2,4−ジオン
Figure 2016519660
(1R)−1−(4−クロロフェニル)エタンアミン(797mg、5.12mmol)、グリコール酸エチル(533mg、0.485mL、5.12mmol)およびNaOMe(MeOH中0.222mL、1.02mmol、4.6M)の混合物を120℃で2時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査をトルエンで希釈し、減圧下で濃縮した。残留物DMF(50.0mL)に溶解し、CDI(913mg、5.63mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をブライン(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)に抽出した。1つに合わせた有機相をブライン(100mLを3回)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た(1.20g、98%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.42(d、J=8.4Hz、2H)、7.32(d、J=8.5Hz、2H)、5.29(q、J=7.3Hz、1H)、4.72−4.52(m、2H)、1.85(d、J=7.4Hz、3H)。
実施例40に向けた中間体2:3−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]オキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
MeOH(150mL)中の3−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]オキサゾリジン−2,4−ジオン(1.20g、5.00mmol)を、0℃に冷却し、NaBH4(568mg、15.0mmol)をゆっくりと2時間かけて分けて添加した。アセトン(15.0mL)をゆっくりと添加し、混合物を室温にゆっくりと温めた。混合物を減圧下で濃縮し、残留物をブライン(100mL)およびEtOAc(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣(1.21g、5.00mmol)をDCM(50.0mL)に溶解し、TEA(6.98mL、50.1mmol)とのMsCl(0.426mL、5.51mmol)を添加した。混合物を2時間撹拌し、ブライン(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(0.486g、43%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.30(d、J=8.5Hz、2H)、7.22(d、J=8.4Hz、2H)、6.76(d、J=2.0Hz、1H)、6.46(d、J=2.1Hz、1H)、5.25(q、J=7.1Hz、1H)、1.65(d、J=7.1Hz、3H)。
実施例40:1−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥MeCN(5.00mL)中の3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシ−アニリン(実施例1、中間体4および5のステップを参照、0.535mmol、117mg)、MgSO4(2.58g、21.4mmol)、Sc(OTf)3(79.0mg、0.161mmol)、およびパラホルムアルデヒド(17.7mg、0.589mmol)の混合物を室温で1時間撹拌し、乾燥MeCN中3−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]オキサゾール−2−オン(144mg、0.642mmol)、Sc(OTf)3(184mg、0.375mmol)、および4オングストロームのモレキュラーシーブ(1.00g)(5.00mL)の別の混合物に添加した。最初のフラスコ中の残っているMgSO4を乾燥MeCN(10.0mL)でリンスし、第二のフラスコに移した。得られた混合物を50℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO3(100mL)およびEtOAc(100mL)で希釈した。水性相をEtOAc(100mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機画分をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として1−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(243mg、100%)を得た。[M+H]+454.5。DDQ(255mg、1.12mmol)および上記の固体(243mg、0.535mmol)を乾燥フラスコに秤量し、フラスコを高真空下上で乾燥させ、N2ガスで流した。脱気MBTE(10.0mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、4時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(71.3mg、30%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.81(s、1H)、7.86(s、1H)、7.50−7.32(m、4H)、6.58(s、1H)、6.17(q、J=7.2Hz、1H)、3.41(s、3H)、2.30(s、3H)、2.14(s、3H)、2.06(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+450。
実施例41:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(モルホリノメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
NaBH(OAc)3(10.0mg、0.0470mmol)を、DCE(2.00mL)中1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルバルデヒド(実施例33、中間ステップ1を参照のこと、8.10mg、0.0190mmol)およびモルホリン(2.00mg、0.0230mmol)の混合物に添加した。混合物を室温で12時間攪拌した。飽和水性NaHCO3(5.00mL)を添加し、混合物をDCM(10.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(1.20mg、13%)。1H NMR(300MHz、MeOD)δ 7.96(s、1H)、7.49−7.33(m、5H)、7.19(s、1H)、5.67(s、2H)、4.90(s、2H)、4.05−3.98(m、4H)、3.65(s、3H)、3.63−2.29(m、4H)、2.29(s、3H)、2.10(s、3H);[M+H]+501.4。
実施例42:4−(ジメチルアミノメチル)−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
DCE(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]−3H−イミダゾ[4,5−c]キノリン−4−カルバルデヒド(実施例35、中間ステップ1を参照のこと、25.6mg、0.0580mmol)、4Åモレキュラーシーブ(100mg)、Nメチルメタンアミン(THF中0.058mL、0.115mmol、2M)の混合物を室温で2時間攪拌した。NaBH(OAc)3(36.7mg、0.173mmol)を添加し、混合物を室温で12時間攪拌した。混合物を濾過し、濾液を飽和水性NaHCO3(25.0mL)およびDCM(25.0mL)で希釈した。水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(50mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(18.4mg、67%)。1H NMR(500MHz、MeOD)δ 7.95(s、1H)、7.55(d、J=8.1Hz、2H)、7.44(t、J=7.6Hz、2H)、7.37(t、J=7.2Hz、1H)、6.78(s、1H)、6.24(q、J=7.1Hz、1H)、3.45(s、3H)、3.13(s、6H)、2.27(s、3H)、2.11(d、J=7.2Hz、3H)、2.08(s、3H);[M+H]+473.4。
実施例43に向けた中間ステップ1:tert−ブチル−[(E)−(4−シアノフェニル)メチレンアミノ]−オキシド−スルホニウム
Figure 2016519660
KHSO4(4.09g、30.0mmol)を、トルエン(150mL)中(S)−(+)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(2.00g、16.5mmol)、4Åモレキュラーシーブ(2.00g)、および4−ホルミルベンゾニトリル(2.38g、18.2mmol)の混合物に添加した。混合物を45℃に加熱し、48時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、セライト(登録商標)のパッドに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮した。生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(2.66g、69%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.62(s、1H)、7.95(d、J=8.3Hz、2H)、7.77(d、J=8.3Hz、2H)、1.28(s、9H);[M+H]+235.4。
実施例43に向けた中間ステップ2:tert−ブチル−[[(1R)−1−(4−シアノフェニル)エチル]アミノ]−オキシド−スルホニウム
Figure 2016519660
DCM(65.0mL)中のtert−ブチル−[(E)−(4−シアノフェニル)メチレンアミノ]−オキシド−スルホニウム(2.66g、11.3mmol)の混合物を−45℃に冷却した。MeMgBr(9.45mL、28.4mmol)を30分間にわたってゆっくりと添加した。混合物を−45℃で4時間撹拌し、−10℃に温めた。混合物を飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.63(d、J=8.4Hz、2H)、7.44(d、J=8.1Hz、2H)、4.62(qd、J=6.7、3.0Hz、1H)、3.20(s、1H)、1.52(d、J=6.7Hz、3H)、1.20(s、9H);[M+H]+251.4。
実施例43に向けた中間ステップ3:4−[(1R)−1−アミノエチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
tert−ブチル−[[(1R)−1−(4−シアノフェニル)エチル]アミノ]−オキシド−スルホニウム(2.84g、11.3mmol)をMeOH(50.0mL)に溶解し、HCl(ジオキサン中5.67mL、22.7mmol、4M)を添加した。混合物を60分間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をEt2Oで粉砕し、固体をMTBEおよびEtOHから再結晶し、固体として4−[(1R)−1−アミノエチル]ベンゾニトリル塩酸塩を得た(1.43g、69%)。固体をDCM(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、液体として表題化合物を得た(1.06g、64%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ7.64−7.51(m、2H)、7.43(d、J=8.1Hz、2H)、4.15(q、J=6.6Hz、1H)、1.33(d、J=6.6Hz、3H)。
実施例43に向けた中間ステップ4:4−[(1R)−1−(2,4−ジオキソオキサゾリジン−3−イル)エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
4−[(1R)−1−アミノエチル]ベンゾニトリル塩酸塩(1.06g、5.81mmol)、グリコール酸エチル(605mg、0.550mL、5.81mmol)、およびNaOMe(0.126mL、0.581mmol)を120℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査をトルエンで希釈し、減圧下で濃縮した。残渣をDMF(30.0mL)に溶解し、CDI(1.04g、6.40mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をブライン(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)に抽出した。1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し(100mLを3回)MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(804mg、60%)。
実施例43に向けた中間ステップ5:3−[(1R)−1−(2−オキソオキサゾール−3−イル)エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
MeOH(50.0mL)中の3−[(1R)−1−(2,4−ジオキソオキサゾリジン−3−イル)エチル]ベンゾニトリル(732mg、3.18mmol)の溶液を、0℃に冷却し、NaBH4(300mg、7.95mmol)をゆっくりと2時間かけて添加した。アセトン(15.0mL)をゆっくりと添加し、混合物を5分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をDCM(100mL)で希釈した。混合物をセライト(登録商標)で濾過し、DCMで洗浄した。濾液を飽和水性NH4Cl(100mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を乾燥DCM(75.0mL)に溶解し、混合物0℃に冷却した。TEA(0.665mL、4.77mmol)とMsCl(0.492mL、6.36mmol)を添加した。混合物を室温に温め、6時間撹拌した。混合物を飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(419mg、61%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.60(dt、J=7.5、1.3Hz、1H)、7.57(t、J=1.7Hz、1H)、7.56−7.53(m、1H)、7.48(t、J=7.7Hz、1H)、6.83(d、J=2.1Hz、1H)、6.54(d、J=2.1Hz、1H)、5.31(q、J=7.2Hz、1H)、1.71(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+215.3。
実施例43に向けた中間ステップ6:4−[(1R)−1−[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
パラホルムアルデヒド(11.4mg、0.380mmol)、3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシアニリン(実施例1、中間体4および5のステップを参照のこと、75.0mg、0.340mmol)、MgSO4(1.65g、13.8mmol)、およびSc(OTf)3(50.7g、0.100mmol)を乾燥フラスコに秤量し、乾燥のMeCN(10.0mL)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、4−[(1R)−1−(2−オキソオキサゾール−3−イル)エチル]ベンゾニトリル(88.3g、0.410mmol)、Sc(OTf)3(118mg、0
.240mmol)、および4Åモレキュラーシーブ(200mg)の別の混合物を添加した。最初のフラスコ中の残っているMgSO4を乾燥MeCN(10.0mL)でリンスし、液体を第二のフラスコに移した。得られた混合物を50℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を飽和水性NaHCO3(100mL)およびEtOAc(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た。[M+H]+445.3。
実施例43:4−[(1R)−1−[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
DDQ(172mg、0.760mmol)と4−[(1R)−1−[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル(150mg、0.340mmol)を、還流冷却器を備えた乾燥フラスコに秤量し、フラスコを高真空下上で乾燥させ、N2ガスで流した。脱気したMTBE(10.0mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、6時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(75.0mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(20.9mg、14%)。1H NMR(500MHz、MeOD)δ 9.27(s、1H)、8.01(s、1H)、7.92−7.77(m、4H)、6.94(s、1H)、6.46(q、J=7.4Hz、1H)、3.62(s、3H)、2.35(s、3H)、2.20(d、J=7.2Hz、3H)、2.16(s、3H);[M+H]+441.5。
実施例44に向けた中間体1:tert−ブチル−[(E)−(3−シアノフェニル)メチレンアミノ]−オキシド−スルホニウム
Figure 2016519660
KHSO4(4.09g、30.0mmol)を、(S)−(+)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(2.00g、16.5mmol)、4Åモレキュラーシーブ(2.00g)、およびトルエン(150mL)中4−ホルミルベンゾニトリル(2.38g、18.2mmol)の混合物に添加した。混合物を45℃に加熱し、60時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、セライト(登録商標)のパッドに通して濾過した。濾液を減圧下で濃縮し、固体として表題化合物得た(3.14g、81%)を。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.57(s、1H)、8.15(t、J=1.5Hz、1H)、8.03(dt、J=7.9、1.4Hz、1H)、7.80−7.74(m、1H)、7.61(t、J=7.8Hz、1H)、1.26(s、9H);[M+H]+235.4。
実施例44に向けた中間ステップ2:tert−ブチル−[[(1R)−1−(3−シアノフェニル)エチル]アミノ]−オキシド−スルホニウム
Figure 2016519660
DCM(65.0mL)中のtert−ブチル−[(E)−(3−シアノフェニル)メチレンアミノ]−オキシド−スルホニウム(3.14g、13.4mmol)の混合物を−45℃に冷却した。MeMgBr(11.2mL、33.5mmol)を30分間にわたってゆっくりと添加した。混合物を−45℃で4時間撹拌し、−10℃に温めた。混合物を飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.62(s、1H)、7.57−7.52(m、2H)、7.43(t、J=7.6Hz、1H)、4.59(qd、J=6.7、3.1Hz、1H)、3.19(s、1H)、1.52(d、J=6.7Hz、3H)、1.19(s、9H);[M+H]+251.5。
実施例44に向けた中間体3:3−[(1R)−1−アミノエチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
tert−ブチル−[[(1R)−1−(3−シアノフェニル)エチル]アミノ]−オキシド−スルホニウム(3.35g、13.4mmol)をMeOH(50.0mL)に溶解し、HCl(ジオキサン中6.69mL、26.8mmol、4M)を添加した。混合物を60分間撹拌し、減圧下で濃縮した。残渣をEt2Oで粉砕し、固体をMTBEおよびEtOHから再結晶し、固体として3−[(1R)−1−アミノエチル]ベンゾニトリル塩酸塩を得た(1.5g、61%)。1H NMR(500MHz、MeOD)δ 7.89(t、J=1.7Hz、1H)、7.82(tt、J=7.9、1.2Hz、2H)、7.68(t、J=7.8Hz、1H)、4.59(q、J=6.9Hz、1H)、1.68(d、J=6.9Hz、3H)。固体をDCM(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、液体として表題化合物を得た(1.09g、56%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.62(t、J=1.7Hz、1H)、7.57−7.53(m、1H)、7.45(dt、J=7.7、1.4Hz、1H)、7.36(t、J=7.7Hz、1H)、4.12(q、J=6.6Hz、1H)、1.44(s、2H)、1.31(d、J=6.6Hz、3H)。
実施例44に向けた中間体4:3−[(1R)−1−(2,4−ジオキソオキサゾリジン−3−イル)エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
3−[(1R)−1−アミノエチル]ベンゾニトリル塩酸塩(1.09g、5.95mmol)、グリコール酸エチル(619mg、0.563mL、5.95mmol)、およびNaOMe(0.129mL、0.595mmol)の混合物を120℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査をトルエンで希釈し、減圧下で濃縮した。残渣をDMF(30.0mL)に溶解し、CDI(1.06g、6.54mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をブライン(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mLを3回)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(732mg、53%)。
実施例44に向けた中間体5:3−[(1R)−1−(2−オキソオキサゾール−3−イル)エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
MeOH(50.0mL)中の3−[(1R)−1−(2,4−ジオキソオキサゾリジン−3−イル)エチル]ベンゾニトリル(732mg、3.18mmol)の溶液を、0℃に冷却し、NaBH4(300mg、7.95mmol)をゆっくりと2時間かけて添加した。アセトン(15.0mL)をゆっくりと添加し、混合物を5分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をDCM(100mL)で希釈した。混合物をセライト(登録商標)で濾過し、DCMで洗浄した。濾液を飽和水性NH4Cl(100mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を乾燥DCM(75.0mL)に溶解し、混合物0℃に冷却した。TEA(0.665mL、4.77mmol)とMsCl(0.492mL、6.36mmol)を添加した。混合物を室温に温め、6時間撹拌した。混合物を飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈し、水相をDCM(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(419mg、61%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.60(dt、J=7.5、1.3Hz、1H)、7.57(t、J=1.7Hz、1H)、7.56−7.53(m、1H)、7.48(t、J=7.7Hz、1H)、6.83(d、J=実施例44に向けた中間体6:3−[(1R)−1−[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
パラホルムアルデヒド(11.4mg、0.380mmol)、3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−メトキシアニリン(実施例1、中間体4および5のステップを参照のこと、75.0mg、0.340mmol)、MgSO4(1.65g、13.8mmol)、およびSc(OTf)3(50.7g、0.100mmol)を乾燥フラスコに秤量し、乾燥MeCN(10.0mL)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、3−[(1R)−1−(2−オキソオキサゾール−3−イル)エチル]ベンゾニトリル(88.3g、0.410mmol)、Sc(OTf)3(118mg、0.240mmol)、および4Åモレキュラーシーブ(200mg)の別の混合物(200mg)に添加した。最初のフラスコ中の残っているMgSO4を乾燥MeCN(10.0mL)でリンスし、液体を第二のフラスコに移した。得られた混合物を50℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣を飽和水性NaHCO3(100mL)およびEtOAc(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をMgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た。[M+H]+445.3。
実施例44:3−[(1R)−1−[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
DDQ(172mg、0.760mmol)と3−[(1R)−1−[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル(150mg、0.340mmol)を、還流冷却器を備えた乾燥フラスコに秤量し、フラスコを高真空下上で乾燥させ、次いでN2ガスで流した。脱気したMTBE(10.0mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、6時間攪拌した。混合物を室温に冷却し、セライト(登録商標)のパッドを通して濾過し、EtOAcで洗浄した。濾液を減圧下で濃縮した。残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(75.0mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(43.1mg、29%)。1H NMR(500MHz、MeOD)δ 9.33(s、1H)、8.10(s、1H)、8.05(s、1H)、8.02−7.96(m、1H)、7.82(d、J=7.7Hz、1H)、7.70(t、J=7.9Hz、1H)、7.00(s、1H)、6.46(q、J=7.1Hz、1H)、3.66(s、3H)、2.36(s、3H)、2.21(d、J=7.2Hz、3H)、2.17(s、3H);[M+H]+441.3。
実施例45に向けた中間ステップ1:3−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]オキサゾリジン−2,4−ジオン
Figure 2016519660
(1R)−1−(3−クロロフェニル)エタンアミン(293mg、1.88mmol)、エチルグリコレート(196mg、1.88mL、0.178mmol)、およびNaOMe(0.0820mL、0.377mmol)の混合物を120℃で2時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残査をトルエンで希釈し、減圧下で濃縮した。残査をDMF(10.0mL)に溶解し、CDI(336mg、2.07mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をブライン(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(100mLを3回)に抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し(100mLを3回)、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(100mg、22%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.36−7.22(m、3H)、7.19(ddd、J=5.9、2.0、0.9Hz、1H)、6.80(d、J=2.1Hz、1H)、6.48(d、J=2.1Hz、1H)、5.30(q、J=7.1Hz、1H)、1.69(d、J=7.2Hz、1H)。
実施例45に向けた中間ステップ2:3−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]オキサゾール−2−オン
Figure 2016519660
MeOH(25.0mL)中の3−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]オキサゾリジン−2,4−ジオン(214.2mg、0.893mmol)の混合物を0℃に冷却し、NaBH4(67.6mg、1.786mmol)をゆっくりと1時間かけて添加した。アセトン(5.00mL)をゆっくりと添加し、混合物を5分間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をDCM(15.0mL)および水(10.0mL)に溶解した。水相をDCM(15.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を乾燥DCM(5.00mL)に溶解し、そして混合物を0℃に冷却した。TEA(0.187mLを、1.34mmol)とMsCl(0.138mL、1.79mmol)を添加し、混合物を室温に温め、17時間撹拌した。混合物を飽和水性NH4Cl(15.0mL)で希釈し、水相をDCM(3x10.0mL)で抽出した。1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、油状物として表題化合物を得た(101mg、50%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.32−7.27(m、3H)、7.22−7.17(m、1H)、6.80(d、J=2.1Hz、1H)、6.48(d、J=2.1Hz、1H)、5.34−5.25(m、1H)、1.69(d、J=7.2Hz、3H)。
実施例45に向けた中間ステップ3:1−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥MeCN(15.0mL)中3−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)アニリン(実施例1、中間体4および5のステップを参照のこと、0.367mmol、80.0mg)、MgSO4(1.77g、14.7mmol)、Sc(OTf)3(54.0mg、0.110mmol)、およびパラホルムアルデヒド(12.1mg、0.403mmol)の混合物を室温で30分間撹拌し、3−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]オキサゾール−2−オン(9.8.4mg、0.440mmol)、Sc(OTf)3(126mg、0.257mmol)、および乾燥のMeCN(10.0mL)中の4Åモレキュラーシーブ(1.00g)の別の混合物に添加した。最初のフラスコ中の残っているMgSO4を乾燥MeCN(15.0mL)でリンスし、第二のフラスコに移した。得られた混合物を50℃に加熱し、16時間攪拌した。混合物をセライト(登録商標)のパッドに通して濾過し、EtOAcで洗浄した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(50.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として表題化合物を得た。[M+H]+454.6。
実施例45:1−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
DDQ(174mg、0.768mmol)および1−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−3a,4,5,9b−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(166mg、0.366mmol)を乾燥フラスコに秤量し、フラスコを高真空下で乾燥した後、N2ガスで流した。脱気したMTBE(40.0mL)を添加し、混合物を60℃に加熱し、6時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、次にHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(56.7mg、34%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.81(s、1H)、7.85(s、1H)、7.53−7.43(m、1H)、7.40−7.27(m、3H)、6.58(s、1H)、6.17(q、J=7.1Hz、1H)、3.45(s、3H)、2.29(s、3H)、2.13(s、3H)、2.06(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+450.4。
実施例46:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(p−トリルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥DMF(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11を参照のこと、24.7mg、0.0800mmol)、Cs2CO3(51.7mg、0.160mmol)、TBAI(29.3mg、0.0800mmol)、および1−(ブロモメチル)−4−メチル−ベンゼン(29.4mg、0.160mmol)の混合物を12時間室温で攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(1.90mg)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.80(s、1H)、7.86(s、1H)、7.24(d、J=8.2Hz、2H)、7.20(d、J=8.1Hz、2H)、7.05(s、1H)、5.49(s、2H)、3.60(s、3H)、2.34(s、3H)、2.31(s、3H)、2.15(s、3H);[M+H]+416.3。
実施例47:1−ベンジル−4−(ジメチルアミノメチル)−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
DCE(4.00mL)中の1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルバルデヒド(実施例33、ステップ1を参照のこと、23.9mg、0.0560mmol)、4Åモレキュラーシーブ(200mg)、ジメチルアミン(60μL、0.120mmol)の混合物を室温で2時間撹拌した。NaBH(OAc)3(39.1mg、0.180mmol)を添加し、混合物を12時間撹拌した。混合物を飽和水性NaHCO3(25.0mL)およびDCM(25.0mL)で希釈した。水相をDCM(25.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣をHCl(Et2O中0.500mL、1M)で希釈し、スラリーを濾過した。固体をEt2Oで洗浄し、高真空下上で乾燥させ、固体として表題化合物の塩酸塩を得た(24.6mg、96%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.91(s、1H)、7.39−7.42(m、2H)、7.34−7.36(m、3H)、6.98(s、1H)、5.53(s、2H)、3.91(s、2H)、3.54(s、3H)、2.43(s、6H)、2.29(s、3H)、2.13(s、3H);[M+H]+459.5。
実施例 48:N−[[1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−イル]メチル]−N−エチル−アセトアミド
Figure 2016519660
1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(エチルアミノメチル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例52を参照のこと、19.5mg、0.0430mmol)をDCM(2.00mL)に溶解し、TEA(12.0μL、0.0850mmol)および塩化アセチル(6.00μL、0.0860mmol)を添加した。混合物を4時間撹拌し、飽和水性NH4Cl(10.0mL)で希釈した。水相をDCM(10mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(低pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(10.5mg、49%)。1H NMR(300MHz、MeOD)δ 8.10(s、1H)、7.41(ddd、J=18.8、13.7、7.1Hz、5H)、7.30(s、1H)、5.74(s、2H)、5.07(s、2H)、3.79(q、J=6.9Hz、2H)、3.64(s、3H)、2.30(s、3H)、2.21(s、3H)、2.11(s、3H)、1.37(t、J=6.8Hz、4H);[M+H]+488.3。
実施例49:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(2−メチルスルホニルフェニル)メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥DMF(5.00mL)中7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11を参照のこと、27.5mg、0.0900mmol)、Cs2CO3(57.6mg、0.180mmol)、TBAI(32.6mg、0.0900mmol)、および1−(ブロモメチル)−2−メチルスルホニル−ベンゼン(44.0mg、0.180mmol)の混合物を室温で48時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物を、HPLC(高pH)によって精製し、次にヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(4.06mg)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.84(s、1H)、8.22(dd、J=5.4、3.9Hz、1H)、7.88(s、1H)、7.70−7.51(m、2H)、7.24−7.13(m、1H)、6.91(s、1H)、6.14(s、2H)、3.57(s、3H)、3.27(s、3H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H);[M+H]+480.3。
実施例50:2−[[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11を参照のこと、20.0mg、0.0600mmol)、Cs2CO3、および乾燥MeCN(5.00mL)中(2−(ブロモメチル)ベンゾニトリル(25.2mg、0.130mmol)の混合物を室温で16時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(4.38mg)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.84(s、1H)、7.89(s、1H)、7.84(dd、J=7.7、1.1Hz、1H)、7.61(td、J=7.8、1.3Hz、1H)、7.51(dd、J=7.6、6.8Hz、1H)、7.28−7.23(m、1H)、6.79(s、1H)、5.78(s、2H)、3.64(s、3H)、2.30(s、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+427.3。
実施例51:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸
Figure 2016519660
HCl中、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸(実施例34を参照のこと、43.9mg、0.0900mmol)の混合物(11.3mL、67.5mmol、6M水溶液)を80℃に6時間加熱した。混合物を室温に冷却し、減圧下で濃縮した。残渣を水(75.0mL)で希釈し、pHを、飽和水性NaHCO3で7に調整した。EtOAc(75.0mL)を添加し、水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出した。1つに合わせた有機相をブラインで洗浄し(100mL)、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(6.58mg、16%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 7.87(s、1H)、7.55−7.33(m、5H)、6.67(s、1H)、6.29(dd、J=14.4、7.1Hz、1H)、3.37(s、3H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H)、2.08(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+460.4。
実施例52:1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(エチルアミノメチル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
NaBH(OAc)3(16.0mg、0.073mmol)を、DCE(2.00m
L)中の1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボアルデヒド(実施例33、ステップ1を参照のこと、21.0mg、0.0500mmol)およびエタンアミン(0.03mL、0.059mmol、THF中2.00M)の混合物に添加した。混合物を室温で30分間撹拌し、飽和水性NaHCO3(5.00mL)。水相をDCM(10mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(低pH)によって精製し、固体として表題化合物を得た(22.0mg、98%)。1H NMR(300MHz、CDCl3)δ 7.83(s、1H)、7.44−7.30(m、6H)、6.96(s、1H)、5.52(s、2H)、4.23(s、2H)、3.54(s、3H)、2.82(q、J=7.1Hz、2H)、2.29(s、3H)、2.13(s、3H)、2.02(br、1H)、1.20(t、J=7.1Hz、3H);[M+H]+459.2。
実施例53:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−[(3−メチルスルホニルフェニル)メトキシ]オキサゾロ[5,4−c]キノリン
Figure 2016519660
乾燥DMF(5.00mL)中7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11を参照のこと、27.5mg、0.0900mmol)、Cs2CO3(57.6mg、0.180mmol)、TBAI(32.6mg、0.0900mmol)、および1−(ブロモメチル)−2−メチルスルホニル−ベンゼン(44.0mg、0.180mmol)の混合物を室温で48時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(75.0mL)および飽和水性NaHCO3(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、次にDCMとMeOHの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(3.78mg)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.01(s、1H)、7.98−7.92(m、2H)、7.83(s、1H)、7.62(t、J=7.8Hz、1H)、7.34(d、J=7.9Hz、1H)、7.28(s、1H)、5.76(s、2H)、3.96(s、3H)、3.05(s、3H)、2.05(s、3H)、1.96(s、3H);[M+H]+480.3。
実施例54:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
乾燥DMF(5.00mL)中7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11を参照のこと、29.1mg、0.0935mmol)、Cs2CO3(60.9mg、0.186mmol)、TBAI(34.5mg、0.094mmol)、および4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルブロミド(47.7mg、186.9mmol)の混合物を17時間室温で攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(25.0mL)および飽和水性NaHCO3(25.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(25.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(30.0mL)で洗浄し、Na2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をヘキサンとEtOAcの混合物で溶出するフラッシュクロマトグラフィーにより精製し、固体(16.6mg、36%)として表題生成物を得た。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.82(s、1H)、7.90(s、1H)、7.41(d、J=8.8Hz、2H)、7.28(d、J=8.1Hz、2H)、6.93(s、1H)、5.54(s、2H)、3.57(s、3H)、2.31(s、3H)、2.15(s、3H);[M+H]+486.5。
実施例55:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[1−(4−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
MeOH(50.0mL)中の1−(4−ピリジル)エタノン(1.06g、8.75mmol)の混合物を0℃に冷却し、NaBH4(331mg、8.75mmol)を分けて添加した。混合物を0℃で30分間撹拌し、アセトン(25.0mL)を滴下した。飽和水性のNa/K酒石酸(5.00mL)を添加し、混合物を室温に温め、減圧下で濃縮した。残渣を水(25.0mL)とEtOAc(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(25.0mLを6回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、固体として1−(4−ピリジル)エタノールを減圧下で濃縮した。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.43(dd、J=4.5、1.6Hz、2H)、7.38−7.18(m、2H)、4.87(q、J=6.6Hz、1H)、3.92(s、1H)、1.47(d、J=6.6Hz、3H)。乾燥THF(3.00mL)中のPPh3の混合物(70.0mg、0.270mmol)を0℃に冷却し、DIAD(52.1uL、0.260mmol)を添加した。乾燥THF(3.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11、32.0mg、0.100mmol)の混合物を添加した。混合物を0℃で10分間撹拌し、乾燥THF(3.00mL)中の1−(4−ピリジル)エタノール(36.7mg、0.300mmol)の溶液を添加した。混合物を室温に4日間温めた。混合物をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、次にEtOAcとMeOHの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(2.8mg、6.5%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.85(s、1H)、8.69(m、2H)、7.88(s、1H)、7.37(d、J=4.3Hz、2H)、6.40(s、1H)、6.20(q、J=7.2Hz、1H)、3.35(s、3H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H)、2.09(d、J=7.2Hz、3H);[M+H]+417.3。
実施例56:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[1−(3−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
MeOH(50.0mL)中の1−(3−ピリジル)エタノン(1.04g、8.59mmol)とNaBH4(325mg、8.59mmol)の混合物を分けて添加した。混合物を0℃で30分間撹拌し、アセトン(25.0mL)を滴下した。飽和水性Na/K酒石酸(5.00mL)を添加し、混合物を室温にゆっくりと温め、減圧下で濃縮した。残渣を水(25.0mL)とEtOAc(75.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(25.0mLを6回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮し、固体として1−(3−ピリジル)エタノールを得た。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.39(d、J=41.8Hz、2H)、7.89−7.57(m、1H)、7.27−7.13(m、1H)、4.88(dd、J=5.6、3.5Hz、1H)、4.33(s、1H)、1.64−1.34(m、3H)。乾燥THF(5.00mL)中のPPh3(68.8mg、0.260mmol)の混合物を0℃に冷却し、DIAD(51.2μL、0.260mmol)を添加した。乾燥THF(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例11、31.4mg、0.100mmol)の混合物を添加した。混合物を0℃で10分間撹拌し、乾燥THF(5.00)中の1−(3−ピリジル)エタノール(36.0mg、0.290mmol)の溶液を添加した。混合物を室温に温め、3日間攪拌した。混合物をEtOAc(100mL)および飽和水性NaHCO3(100mL)で希釈した。水相をEtOAc(75.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(100mL)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、次にEtOAcとMeOHの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(2.0mg、4.7%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.84(s、1H)、8.82(m、1H)、8.66(m、1H)、7.90(s、1H)、7.74(d、J=5.9Hz、1H)、7.41−7.33(m、1H)、6.58(s、1H)、6.28(q、J=7.2Hz、1H)、3.44(s、3H)、2.30(s、3H)、2.15(d、J=5.6Hz、3H)、2.14(s、3H);[M+H]+417.4。
実施例57に向けた中間ステップ1:7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン
Figure 2016519660
MsOH(7.3μL、0.112mmol)およびアニソール(12.2μL、0.112mmol)を、トルエン(5.00mL)中の7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(実施例35を参照、25.0mg、0.0602mmol)の溶液を添加した。混合物を80℃で16時間撹拌した。混合物を室温に冷却し、飽和水性NaHCO3(75.0mL)を添加した。水相をEtOAc(20.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をNa2SO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(12.5mg、65%)。1H NMR(500MHz、MeOD)δ 7.90(s、1H)、7.56(s、1H)、4.98(s、2H)、4.00(s、3H)、2.36(s、3H)、2.19(s、3H);[M+H]+342.4。
実施例57:2−[[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル
Figure 2016519660
乾燥DMF(2.00mL)中7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン(12.5mg、36.6mmol)、Cs2CO3(23.9mg、73.2mmol)、TBAI(13.5mg、36.6mmol)、1−(ブロモメチル)−2−シアノ−ベンゼン(14.4mg、73.2mmol)の混合物を室温で12時間攪拌した。混合物を減圧下で濃縮し、残渣をEtOAc(25.0mL)および飽和水性NaHCO3(25.0mL)で希釈した。水相をEtOAc(25.0mLを3回)で抽出し、1つに合わせた有機相をブライン(30mL)で洗浄し、NaSO4上で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。生成物をHPLC(高pH)によって精製し、次にEtOAcとヘキサンの混合物で溶出するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製し、固体として表題化合物を得た(1.9mg、11%)。1H NMR(500MHz、CDCl3)δ 8.34(s、1H)、7.86(d、J=7.4Hz、1H)、7.67(s、1H)、7.56(s、1H)、7.30(s、1H)、6.89(s、1H)、5.84(s、2H)、5.25(s、2H)、3.70(s、3H)、2.33(s、3H)、2.15(s、3H);[M+H]+457.4。
表2。実施例58〜61は、1−(4−ピリジル)エタノンを適切なケトンに置き換えることによって、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−(4−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例55に概説した手順に従って調製することができる。
Figure 2016519660
Figure 2016519660
表3。実施例62〜65は、(1R)−1−(3−クロロフェニル)エタンアミンを適切なアミンに置き換えることによって、1−[(1R)−1−(3−クロロフェニル)エチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例45に概説した手順に従って調製することができる。
Figure 2016519660
Figure 2016519660
表4。例66〜78は、(1R)−1−フェニルエタンアミンを適切なアミンに置き換えることにおって、3−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾール−2−オンのための実施例12A、ステップ1および2で概説した手順に従って調製することができ、次に、3−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾール−2−オンを適切なオキサゾール−2−オン−ジエノフィルに置き換えることによって、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例35に概説した手順に従って調製することができる。
Figure 2016519660
Figure 2016519660
Figure 2016519660
Figure 2016519660
表5。例79〜90は、1−(ブロモメチル)−2−シアノ−ベンゼンを適切なハロゲン化物に置き換えることによって、2−[[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルのための実施例57に概説した手順に従って調製することができる。
Figure 2016519660
Figure 2016519660
Figure 2016519660
Figure 2016519660
表6。実施例91は、4−ホルミルベンゾニトリルを2−ホルミルベンゾニトリルに置き換えることによって、4−[(1R)−1−[7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−1−イル]エチル]ベンゾニトリルのための実施例43に概説した手順に従って調製することができる。
Figure 2016519660
表7。実施例92〜97は、1−(4−ピリジル)エタノールを適切なアルコールに置き換えることによって、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンを7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸エチルに置き換えて、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[1−(4−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例55に概説されるように、合成することができ、パラホルムアルデヒドをグリオキシル酸エチルに置き換えて、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例11に概説されるように合成することができる。7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸エチルを適切なエステルに置き換えて、7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(ヒドロキシメチル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−フェニルエチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オンのための実施例35に概説されるように、生成物を還元することができる。
Figure 2016519660
Figure 2016519660
Figure 2016519660
実施例98:In Vitroブロモドメイン阻害アッセイ
ブロモドメイン阻害剤の活性を測定するために、His−エピトープタグ付けされたBRD4 BD149-170をBPS Bioscienceから購入した。AlphaLISA technology(Perkin-Elmer)を用いて、標的でビオチン化されたH4−テトラアセチルペプチド(H4K5/8/12/16;AnaSpec#64989−025)の関与をモニターすることによって、BRD4結合および阻害を評価した。具体的には、384ウェルのOptiPlateに、BRD4(BD1)(最終200nm)を、DMSO(最終1.0%DMSO)またはDMSO中の化合物の希釈系列のいずれかでプレインキュベートした。全ての試薬を、50mMのHEPES(pH7.4)、100mMのNaCl、0.1%(w/v)のBSA、および0.05%(w/v)のCHAPSを含むアッセイ緩衝液で希釈した。室温で30分間インキュベートした後、H4ペプチドを添加し(最終200nM)、反応物を室温でさらに30分間インキュベートした。アルファストレプトアビジンドナービーズとAlphaLISAニッケルキレートアクセプタービーズを、その後、それぞれ10μg/mLの最終濃度物に添加した。1時間後、平衡プレートをEnvision機器と4パラメータ非線形曲線フィットを使用して計算するIC50で読み取った。以下の実施例についてBRD4 IC50値は、それぞれ1μM未満だった:1、2、3、12A、18、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、および54。
本発明は、1つまたは複数の実施形態に関して図示および説明してきたが、同等の変更および修正は、本明細書および添付した図面を読み、理解するときに当業者に想起される。さらに、本発明の特定の特徴は、いくつかの実装のたった1つについて開示することができるが、当該特徴は、所与または特定の用途に望ましくかつ有利であり得るように、他の実装の1つまたは複数の他の特徴と組み合わせることができる。

Claims (65)

  1. 式(I)の1つの化合物または複数の化合物:
    Figure 2016519660
    またはその薬学的に許容される塩であって、
    ここで、
    1はH、−C(O)NR12、−C(O)−R1、−C(O)OR1、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−CH2OR1、−CH21、または−C≡Nであり、
    2はH、置換されてもよいアルキル、置換されてもよいアルケニル、置換されてもよいシクロアルキル、置換されてもよいアリール、置換されてもよいヘテロシクロアルキル、置換されてもよいヘテロアリール、置換されてもよい−CH2−シクロアルキル、置換されてもよい−CH2−アリール、置換されてもよい−CH2−ヘテロシクロアルキル、置換されてもよい−CH2−ヘテロアリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−シクロアルキル、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−アリール、置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロシクロアルキル、または置換されてもよい−CH(C1−C6−アルキル)−ヘテロアリールであり、
    3は−OR3、−C≡N、−CH2OR3、−NH−アルキル、−N(アルキル)2、−CH2N(アルキル)2、−CH2NH(アルキル)、またはハロゲンであり、
    1、R2およびR3はそれぞれ独立して、H、C1−C12アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはアルキルで置換されてもよいヘテロアリールである、化合物またはその薬学的に許容される塩。
  2. 3は−OR3である請求項1に記載の化合物。
  3. 3はC1−C6アルキルである請求項2に記載の化合物。
  4. 3は−OCH3である請求項3に記載の化合物。
  5. 1はHである請求項1〜4のいずれか1つに記載の化合物。
  6. 1は−C(O)NR12、−C(O)R1、−C(O)OR1、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、−CH2OR1、または−CH21である、請求項1〜4のいずれか1つに記載の化合物。
  7. 1は−C(O)NR12であり、およびR1およびR2はそれぞれ独立して、HまたはC1−C6アルキルである請求項6に記載の化合物。
  8. 1は−C(O)R1であり、R1はヘテロシクロアルキルである請求項6に記載の化合物。
  9. 1は−C(O)OR1であり、R1はHまたはC1−C6アルキルである請求項6に記載の化合物。
  10. 1はシクロアルキルである請求項6に記載の化合物。
  11. 1はヘテロシクロアルキルである請求項6に記載の化合物。
  12. 1はアリールである請求項6に記載の化合物。
  13. 1はヘテロアリールである請求項6に記載の化合物。
  14. 1は−CH2OR1である請求項6に記載の化合物。
  15. 1はアリールである請求項14に記載の化合物。
  16. 1はC1−C6アルキルである請求項14に記載の化合物。
  17. 1は−CH21である請求項6に記載の化合物。
  18. 1はアリールである請求項17に記載の化合物。
  19. 1はC1−C6アルキルである請求項17に記載の化合物。
  20. 2はHである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  21. 2はアルケニルである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  22. 2はハロゲンまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−アリールである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  23. 2はクロロまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−アリールである請求項22に記載の化合物。
  24. 2は非置換−CH2−アリールである請求項22に記載の化合物。
  25. 2はハロゲン、トリフルオロメチルまたはメトキシで置換されてもよい−CH2−ヘテロアリールである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  26. 2は、−CH2−ピリジニルまたは−CH2−フラニルである請求項25に記載の化合物。
  27. 2は非置換−CH2−ピリジニルである請求項25に記載の化合物。
  28. 2は−CH2−ヘテロシクロアルキルである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  29. 2は非置換−CH2ピペリジニルまたは非置換−CH2−テトラヒドロピラニルである請求項28に記載の化合物。
  30. 2は−CH2−シクロアルキルである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  31. 2は−CH2−シクロヘキシルである請求項30に記載の化合物。
  32. 2は−CH(C1−C6−アルキル)−アリールである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  33. 2は−CH(CH3)−フェニルである請求項32に記載の化合物。
  34. 2はフェニルである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  35. 2はピリジニルである請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物。
  36. 以下から選択される化合物
    ― 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸エチル、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(1R)−1−(2−ピリジル)エチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−フェニル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピリジル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−(シクロヘキシルメチル)−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−テトラヒドロピラン−3−イル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(テトラヒドロピラン−2−イルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピペリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−アリル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1H−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(1−フェニルエチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(3−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[[5−(トリフルオロメチル)−2−フリル]メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(4−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−(2−ピリジルメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−[(3−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−[(2−クロロフェニル)メチル]−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(3−メトキシフェニル)メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−1−[(2−メトキシフェニル)メチル]オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボン酸、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−N−メチル−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボキサミド、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−N,N−ジメチル−2−オキソ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−4−カルボキサミド、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(モルホリン−4−カルボニル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−ベンジル−4−シクロヘキシル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(4−ピペリジル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(メトキシメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−(フェノキシメチル)オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−4−フェニル−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−(1H−イミダゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、
    − 1−ベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−4−イソブチル−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、および
    − 1,4−ジベンジル−7−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)−8−メトキシ−オキサゾロ[5,4−c]キノリン−2−オン、またはその薬学的に許容される塩である請求項1に記載の化合物。
  37. 薬学的に許容される担体、希釈剤および賦形剤とともに請求項1〜36のいずれか1つに記載の化合物を含む医薬組成物。
  38. ブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態を治療するための請求項1〜36のいずれか1つに記載の化合物の使用。
  39. 疾患または病態が、自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌である、請求項38に記載の使用。
  40. 疾患または病態が自己免疫障害である、請求項38に記載の使用。
  41. 疾患または病態が炎症性障害である、請求項38に記載の使用。
  42. 炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群、または乾癬である、請求項41に記載の使用。
  43. 疾患または病態が癌である、請求項38に記載の使用。
  44. 癌が、脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌、または前立腺癌である、請求項43に記載の使用。
  45. 癌が脳癌である、請求項43に記載の使用。
  46. 脳癌は多形性膠芽腫である、請求項45に記載の使用。
  47. ブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態を治療するための医薬品の製造における請求項1〜36のいずれか1つに記載の化合物の使用。
  48. 疾患または病態が自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌である、請求項47に記載の使用。
  49. 疾患または病態が自己免疫障害である、請求項47に記載の使用。
  50. 疾患または病態が炎症性障害である、請求項47に記載の使用。
  51. 炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群、または乾癬である、請求項50に記載の使用。
  52. 疾患または病態が癌である、請求項47に記載の使用。
  53. 癌は、脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌、または前立腺癌である、請求項52に記載の使用。
  54. 癌は脳癌である、請求項52に記載の使用。
  55. 脳癌は多形性膠芽腫である、請求項54に記載の使用。
  56. 治療有効量の請求項1から36までのいずれか1つに記載の化合物を投与することを含む、それを必要とする対象において、ブロモドメイン阻害剤が必要とされる疾患または病態を治療する方法。
  57. 疾患または病態は自己免疫障害、炎症性障害、皮膚障害、または癌である、請求項56に記載の使用。
  58. 疾患または病態が自己免疫障害である、請求項56に記載の使用。
  59. 疾患または病態が炎症性障害である、請求項56に記載の使用。
  60. 炎症性障害は、関節リウマチ、過敏性腸症候群、または乾癬である、請求項59に記載の使用。
  61. 疾患または病態が癌である、請求項56に記載の使用。
  62. 癌は脳癌、膵臓癌、乳癌、肺癌、または前立腺癌である、請求項61に記載の使用。
  63. 癌は脳癌である、請求項61に記載の使用。
  64. 脳癌は多形性膠芽腫である、請求項63に記載の使用。
  65. 請求項1から36までのいずれか1つに記載の化合物とブロモドメインを接触させることを含む、ブロモドメインを阻害する方法。
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