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JP2016118760A - 画像形成システム - Google Patents

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JP2016118760A
JP2016118760A JP2015184892A JP2015184892A JP2016118760A JP 2016118760 A JP2016118760 A JP 2016118760A JP 2015184892 A JP2015184892 A JP 2015184892A JP 2015184892 A JP2015184892 A JP 2015184892A JP 2016118760 A JP2016118760 A JP 2016118760A
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恒司 小嶋
Tsuneji Kojima
恒司 小嶋
知也 大村
Tomoya Omura
知也 大村
翔 関口
Sho Sekiguchi
翔 関口
太一 浦山
Taichi Urayama
太一 浦山
一矢 斎藤
Kazuya Saito
一矢 斎藤
卓哉 森山
Takuya Moriyama
卓哉 森山
博臣 田村
Hiroomi Tamura
博臣 田村
哲人 上田
Tetsuhito Ueda
哲人 上田
尾崎 直幸
Naoyuki Ozaki
直幸 尾崎
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Abstract

【課題】転写部材のトナー汚れを抑えつつ、像担持体及び転写部材の長寿命化を図ることができる画像形成システム。【解決手段】回転可能に設けられトナー像を担持する像担持体と、像担持体に当接し転写ニップを形成する回転可能に設けられた転写部材と、転写部材にバイアスを印加するバイアス印加手段と、トナー像が形成された用紙に異なった複数の後処理を選択的に実施可能な後処理手段とを備え、連続画像形成期間中に像担持体上に存在する紙間領域の少なくとも一つが転写ニップを通過するときの紙間動作として、転写部材をクリーニングする転写クリーニング動作が実行可能な画像形成システムにおいて、後処理手段で選択された後処理に応じて、前記紙間動作として、転写クリーニング動作に加えて、転写クリーニング動作の実行前または実行後に、像担持体及び転写部材の回転を停止させる回転停止動作が実行可能である。【選択図】図1

Description

本発明は画像形成システムに関するものである。
従来、像担持体の表面に転写部材を当接させて転写ニップを形成し、転写バイアス電源より出力した転写バイアスを転写部材に印加して、転写ニップに搬送されてきた記録部材に像担持体上のトナー像を転写する画像形成装置が知られている。
特許文献1に記載の画像形成装置は、トナー像が形成される回転可能な像担持体である感光体と、感光体に当接して転写ニップを形成する回転可能な転写部材である転写ローラと、転写ローラにバイアスを印加する電源とを備えている。そして、転写ニップに用紙を通すとともに、電源によりトナーの正規帯電極性とは逆極性の転写バイアスを転写ローラに印加して、感光体上のトナー像を用紙に転写する。また、連続画像形成期間中に感光体上に存在する紙間領域の少なくとも一つが転写ニップを通過するときの紙間動作として、転写ローラをクリーニングするための転写クリーニング動作を実行する。この転写クリーニング動作では、感光体及び転写ローラを回転させた状態で、電源によりトナーの正規帯電極性と同極性のクリーニングバイアスを転写ローラに印加して、転写ローラに付着したトナーを感光体に静電的に移動させて転写ローラのクリーニングを行う。
また、このような画像形成装置で画像が形成された用紙を、画像形成装置から後処理装置に排紙して、後処理装置で用紙に対し綴じ処理や折り処理などの後処理を選択的に実行可能な画像形成システムが知られている。
画像形成システムおいて、後処理装置での後処理時間を確保するために画像形成装置から後処理装置への排紙間隔を長くする場合は、後処理装置で後処理を行わない場合よりも前記紙間領域の感光体回転方向長さを長くする。そのため、後処理時間が長くなるほど、前記紙間領域が前記転写ニップを通過するのにかかる時間である紙間時間が長くなり、転写クリーニング動作により転写ローラを十分にクリーニング可能な時間よりも前記紙間時間が長くなることがある。そして、このように前記紙間時間が非常に長くなる後処理を行うときの前記紙間動作で、転写クリーニング動作により転写ローラを十分にクリーニング可能な時間を超えて、感光体及び転写ローラを回転し続けると、感光体及び転写ローラの寿命が短くなってしまう。
上記課題を解決するために、本発明は、回転可能に設けられトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に当接し該像担持体上のトナー像を用紙に転写するための転写ニップを形成する回転可能に設けられた転写部材と、前記転写部材にバイアスを印加するバイアス印加手段と、トナー像が形成された用紙に後処理を実施可能な後処理手段とを備え、複数枚の用紙を連続通紙して画像を形成する連続画像形成期間中に前記像担持体上に存在する紙間領域の少なくとも一つが前記転写ニップを通過するときの紙間動作として、前記像担持体及び前記転写部材を回転させた状態で、前記バイアス印加手段が印加するクリーニングバイアスにより、前記転写部材から前記像担持体にトナーを静電的な力によって移動させ、該転写部材をクリーニングする転写クリーニング動作が実行可能な画像形成システムにおいて、前記後処理が実施されるときの前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、該転写クリーニング動作の実行前または実行後に、前記像担持体及び前記転写部材の回転を停止させる回転停止動作が実行可能であることを特徴とする。
以上、本発明によれば、転写部材のトナー汚れを抑えつつ、像担持体及び転写部材の長寿命化を図ることができるという優れた効果がある。
複写機と後処理装置との組み合わせ、及び、後処理装置での後処理による、紙間動作のマトリックスの一例を示す図。 実施形態1に係る画像形成システムの概略構成図。 後処理装置の概略構成図。 複写機に設置された定着装置の一構成例を示す概略図。 実施例1に係るタイミングチャート。 実施例2に係るタイミングチャート。 実施例3に係るタイミングチャート。 実施例4に係るタイミングチャート。 実施例5に係るタイミングチャート。 実施例6に係るタイミングチャート。 転写ローラ表面の転写クリーニングの説明に用いる図。 後処理装置でステープル処理を実施した際の作像動作のタイミングチャート。 連続印刷枚数に対してコバ面汚れについて評価した結果を示したグラフ。 複写機と後処理装置との組み合わせ、及び、後処理装置での後処理による、紙間動作のマトリックスの他例を示す図。 実施形態2に係る画像形成システムにおいて選択可能な各後処理のぞれぞれに対応する紙間動作を決定する決定手段の例を示す概略構成図。 実施形態2に係る画像形成システムにおいて選択可能な各後処理のぞれぞれに対応する紙間動作を決定する決定手段の別の例を示す概略構成図。 紙間動作として、感光体ドラム及び現像モータの線速の切り替えを行う場合のタイミングチャート。 紙間動作として、帯電バイアス及び現像バイアスの切り替えを行う場合のタイミングチャート。 紙間動作として、感光体ドラム及びや現像モータの線速の切り替えと、帯電バイアス及び現像バイアスの切り替えとを行う場合のタイミングチャート。 実施形態3に係る画像形成システムにおける、複写機と後処理装置との組み合わせ、及び、後処理装置での後処理による、紙間動作のマトリックスの例を示す図。 実施形態3に係る画像形成システムにおける、複写機と後処理装置との組み合わせ、及び、後処理装置での後処理による、紙間動作のマトリックスの他例を示す図。
[実施形態1]
以下に、本発明の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成システムの概略構成図である。本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置である複写機1と、複写機1から排紙されて搬入された用紙Pに後処理を施す用紙処理装置である後処理装置50とで構成されており、後処理装置50が複写機1に対して着脱可能に設置されている。
図2を参照して、作像部4は、感光体ドラム5、帯電ローラ41、現像装置42、転写ローラ7及びクリーニング装置43などで構成されている。詳しくは、像担持体としての感光体ドラム5は、負帯電性の有機感光体であって、ドラム状導電性支持体上に感光層等を設けたものである。感光体ドラム5は、基層としての導電性支持体上に、絶縁層である下引き層、感光層としての電荷発生層及び電荷輸送層が順次積層されている。感光体ドラム5は、画像形成動作時に駆動手段としての駆動モータ15によって駆動される被駆動部材であって、図2中時計回り方向に回転する。
帯電ローラ41は、導電性芯金の外周に中抵抗の弾性層を被覆してなるローラ部材であって、感光体ドラム5に当接するように配置されている。帯電ローラ41には帯電用電源部から所定の帯電バイアスが印加されて、これにより対向する感光体ドラム5の表面を一様に帯電する。
現像装置42は、主として、感光体ドラム5に対向する現像ローラと、仕切り部材を介して並設された2つの搬送スクリュと、現像ローラに対向するドクターブレードと、で構成される。現像ローラは、内部に固設されてローラ周面に磁極を形成するマグネットと、マグネットの周囲を回転するスリーブとで構成される。マグネットによって現像ローラ上に複数の磁極が形成されて、現像ローラ上に現像剤が担持されることになる。現像装置42内には、キャリアとトナーとからなる二成分現像剤が収容されている。また、現像装置42には、新品のトナーが収容されているトナー容器が着脱可能(交換可能)に設置されている。このように構成された現像装置42によって、現像ローラが感光体ドラム5に対向する位置である現像領域で、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム5上に形成された静電潜像に向けて現像ローラ上のトナーが移動する。こうして、感光体ドラム5上に所望のトナー像が形成されることになる。
ここで、本実施形態では、画像形成動作時において感光体ドラム5を回転駆動する駆動モータ15によって現像装置42が駆動されるように構成されている。すなわち、駆動モータ15から感光体ドラム5に駆動力が伝達されて感光体ドラム5が回転駆動されるとともに、駆動モータ15からギア列を介して現像装置42の現像ローラや搬送スクリュに駆動力が伝達されてそれらの回転部材が回転駆動されることになる。このように、現像装置42は、駆動モータ15によって駆動される被駆動部材として機能することになる。なお、本実施形態において、駆動モータ15によって、感光体ドラム5や現像装置42の他の構成部材をも被駆動部材として駆動することもできる。
なお、本実施形態において用いられるトナーは、高速機用のものであって、低融点トナーである。具体的に、本実施形態におけるトナーは、結着樹脂を含有し、結着樹脂が少なくとも、結晶性を有するポリエステル樹脂(A)と、非結晶性樹脂(B)と、非結晶性樹脂(C)と、縮重合系樹脂ユニット及び付加重合系樹脂ユニットを含む複合樹脂(D)とを含む。非結晶性樹脂(B)はクロロホルム不溶分を含有し、非結晶性樹脂(C)は非結晶性樹脂(B)よりも軟化温度(T1/2)が25[℃]以上低い。このトナーのTHF可溶分により求められたGPCによる分子量分布において1000〜10000の間にメインピークを有し、その分子量分布の半値幅が15000以下に設定されたものである。このようなトナーは、上述したように低融点であって高速の画像形成装置用のトナーとして適している反面、紙粉が付着するなどして帯電量が低下して転写ローラ7に付着しやすいものである。そのため、後述するような本実施形態に係る画像形成システムの特有の効果(転写ローラ7に付着したトナーを効率的にクリーニングする効果)が特に有用に発揮されることになる。
クリーニング装置43には、感光体ドラム5に当接して感光体ドラム5の表面に付着した付着物である未転写トナーを除去するクリーニングブレードが設置されている。クリーニングブレードは、ウレタンゴム、ヒドリンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム材料からなる板状のブレード本体が保持板に保持されたものであって、感光体ドラム表面に所定角度かつ所定圧力で当接している。これにより、感光体ドラム5上に付着する未転写トナーが機械的に掻き取られてクリーニング装置43内に回収されることになる。
なお、本実施形態において、クリーニング装置43で除去し回収された未転写トナーをリサイクルトナーとして現像装置42に供給するためのリサイクル経路を設置することもできる。
転写回転体としての転写ローラ7は、導電性芯金の外周に抵抗値(温湿度が23[℃]50[%]RHで、直流電圧1000[V]を印加したときの抵抗値)が10[Ω]〜10[Ω]程度の弾性層を被覆してなるローラ部材である。そして、感光体ドラム5に圧接して転写ニップを形成している。また、転写ローラ7は、駆動モータ15からギア列を介して入力される駆動力によって駆動されて、図2中反時計回り方向に回転する。
なお、本実施形態では、感光体ドラム5用の駆動モータ15によって転写ローラ7を回転駆動するように構成したが、それとは別の駆動モータによって転写ローラ7を回転駆動するように構成してもよい。また、駆動モータ15から駆動力が入力されることなく感光体ドラム5との摩擦力によって転写ローラ7が従動回転するように構成することもできる。
また、複写機1には、転写ローラ7に転写バイアスを印加して、転写ニップに搬送される用紙Pに感光体ドラム5に担持されたトナー像を転写するバイアス印加手段としての電源部35が設けられている。詳しくは、転写ローラ7には電源部35からトナーの正規帯電極性とは逆極性であるプラス極性の転写バイアスが印加されて、転写ニップに搬送された用紙Pに、感光体ドラム5上のトナー像が転写されることになる。
なお、本実施形態において、電源部35は、定電流制御によって転写バイアスを転写ローラ7に印加する電流源である。このように定電流制御をおこなっている転写装置においては、通紙時に流れる電流値を一定にするように転写ローラ7に印加する転写バイアスを調整している。そして、用紙Pの裏面にトナーの正規帯電極性とは逆極性の電荷を与えることにより、感光体ドラム5上のトナー像を電気的に用紙Pのおもて面に引き寄せることになる。
そして、感光体ドラム5と転写ローラ7との間に転写ニップを形成して感光体ドラム5から直接的に用紙Pにトナーを転写する直接転写方式の転写装置では、転写ニップに用紙Pが介在されていない状態で、感光体ドラム5に転写ローラ7が直接的に接触する。そのため、その状態で転写ローラ7に転写バイアスを印加すると、感光体ドラム表面に付着した地汚れトナーが転写ローラ7に付着して、転写ローラ7がトナーで汚れてしまう。なお、前記地汚れトナーは、トナーの帯電が不充分であったり機械的な圧力が加わったりすることにより、感光体ドラム5への付着を予定していない非画像部に付着するトナーのことである。そして、転写ローラ7がトナーで汚れてしまうと、そのトナーが転写ニップに搬送される用紙Pの裏面やコバ面に付着してしまう。
そのため、本実施形態では、後述するように紙間などで転写ローラ7に転写電流が流れないように制御したりクリーニングバイアスを印加したりする。これにより、転写ローラ7にトナーを付着させないようにしたり、転写ローラ7に付着したトナーを感光体ドラム5に移動させてクリーニングしたりしている。
図2を参照して、複写機1における、通常の画像形成時の動作(画像形成動作)について説明する。まず、原稿Dは、原稿搬送部10の搬送ローラによって、原稿台から図中矢印方向に搬送されて、原稿読込部2上を通過する。このとき、原稿読込部2では、上方を通過する原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。そして、原稿読込部2で読み取られた光学的な画像情報は、電気信号に変換された後に、露光部3に送信される。そして、露光部3からは、その電気信号の画像情報に基づいたレーザ光等の露光光Lが、露光部3用の駆動モータによって回転駆動されるポリゴンミラーにより、作像部4の感光体ドラム5上に向けて主走査方向(感光体ドラム軸線方向)に発せられる。
一方、作像部4において、駆動モータ15から駆動力を受けて感光体ドラム5は図中時計回り方向に回転しており、所定の作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程)を経て、感光体ドラム5上に画像情報に対応したトナー像が形成される。その後、感光体ドラム5上に形成されたトナー像は、転写ローラ7との転写ニップで、レジストローラ17により搬送された用紙P上に転写される。
一方、転写ローラ7の位置(転写ニップ)に搬送される用紙Pは、次のように動作する。まず、複写機1の下部に設けられた複数の給紙部12,13,14のうち、1つの給紙部が自動または手動で選択される。ここでは、最上段の給紙部12が選択されたものとする。そして、給紙部12に収納された用紙Pの最上方の1枚が、搬送経路K1の位置に向けて搬送される。その後、用紙Pは、複数の搬送ローラが配設された搬送経路K1を通過して、レジストローラ17の位置に達する。そして、レジストローラ17の位置に達した用紙Pは、感光体ドラム5上に形成されたトナー像と位置合わせをするためにタイミングを合わせて、転写ニップに向けて搬送される。そして、転写工程後の用紙Pは、転写ニップの位置を通過した後に、搬送経路を経て定着装置20に達する。定着装置20に達した用紙Pは、定着ベルト21と加圧ローラ22との間に送入されて、定着ベルト21から受ける熱と、定着ベルト21及び加圧ローラ22から受ける圧力とによってトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙Pは、定着ベルト21と加圧ローラ22との間である定着ニップ部から送出された後に、複写機1から排出される。
なお、用紙Pの両面へのプリントをおこなう「両面プリントモード」が選択されている場合には、おもて面への定着工程が終了した用紙Pは両面搬送経路K2に導かれて、両面搬送部30で搬送方向が反転された後に、再び転写ニップの位置に向けて搬送される。そして、転写ニップの位置で先に説明したものと同様の画像形成プロセス(画像形成動作)によって用紙Pの裏面への画像形成がおこなわれ、その後に定着装置20での定着工程を経て、搬送経路を通過して複写機1から排出される。
ここで、本実施形態における画像形成システムは、複写機1に後処理装置50が設置されていて、複写機1から排出された用紙Pが後処理装置50に搬送されて、搬送された用紙Pに対して後処理が施されることになる。
図2を参照して、本実施形態における後処理装置50は、複写機1から搬送された用紙Pを、第一搬送経路K3と第二搬送経路K4と第三搬送経路K5とのうちいずれかの搬送経路に搬送して、異なる後処理を施せるように構成されている。第一搬送経路K3は、複写機1から搬送された用紙Pに、後処理を施すことなくそのまま第一排紙トレイ71に排紙するか、穿孔装置95によるパンチ処理のみをおこなって第一排紙トレイ71に排紙するための搬送経路である。第二搬送経路K4は、複写機1から搬送された用紙Pを積載部61に積載して、綴じ装置90による用紙後端への綴じ処理をおこない、処理後の用紙P(用紙束)を排紙ローラ55によって排紙口50bから第二排紙トレイ72に向けて排紙するための搬送経路である。第三搬送経路K5は、複写機1から搬送された用紙Pを一旦、第二搬送経路K4に搬送してスイッチバックした後に、中折り板86や用紙折りブレード84等による中折り処理をおこない、第三排紙トレイ73に排紙するための搬送経路である。
なお、上述した3つの搬送経路である第一搬送経路K3と第二搬送経路K4と第三搬送経路K5との切り替えは、分岐爪81の切り替え動作によっておこなわれる。また、第二搬送経路K4及び第三搬送経路K5にて用紙Pを搬送するときにも、第一搬送経路K3にて用紙Pを搬送するときと同様に、穿孔装置95によるパンチ処理を合わせておこなうことができる。
さらに詳しくは、図3を参照して、後処理装置50の搬入口50aの近傍には、第一搬送ローラ51や紙検知センサが設置されていて、紙検知センサによって検知された用紙Pが、第一搬送ローラ51と第二搬送ローラ52とによって後処理装置50内に搬送される。このとき、予めユーザーによってパンチ処理が選択されているときには、穿孔装置95によるパンチ処理が用紙Pに施されることになる。そして、予めユーザーによって選択された後処理のモードに基づいて、用紙Pが所望の搬送経路に導かれるように分岐爪81が回動する。後処理を施さないモードが選択されている場合、第一搬送経路K3に搬送された用紙Pは、第三搬送ローラ53によって排紙されて第一排紙トレイ71上に排出される。
「ソートモード(仕分け処理モード)」が選択されている場合、第二搬送経路K4に搬送された用紙Pは、用紙幅方向(図3紙面垂直方向)に移動可能に構成された第四搬送ローラ54により、用紙Pごとに所定量だけ用紙幅方向にシフト移動されながら搬送される。そして、第五搬送ローラである排紙ローラ55により搬送されて、第二排紙トレイ72上に順次積載される。
図3を参照して、第二排紙トレイ72の上方にはフィラー82が上端の支軸を中心にして回動可能に設けられており、第二排紙トレイ72は移動機構によって上下動可能に構成されている。そして、第二排紙トレイ72上に順次積載される用紙Pの搬送方向中央部がフィラー82に接触した状態が、フィラー82の支軸近傍に設置されたセンサによって検知されることで、第二排紙トレイ72上に積載された用紙Pの高さが認識される。そして、第二排紙トレイ72上に積載される用紙Pの枚数の増減に合わせて、第二排紙トレイ72の上下位置が調整されることになる。また、第二排紙トレイ72の上下位置が下限位置に達した場合には、第二排紙トレイ72上に積載された用紙Pの枚数が上限(満杯)に達したものとして、後処理装置50から複写機1に停止信号を送信して、画像形成動作を停止させる。
なお、前述した後処理や後述する後処理を含めて後処理装置50における一連の後処理動作が行われている間は、複写機1が連続的に稼働している。そのため、実際に感光体ドラム5上で作像プロセスがおこなわれていない間も、感光体ドラム5や転写ローラ7などの作像部材は回転駆動されている。
「綴じ処理モード(ステイプルモード)」が選択されている場合、第二搬送経路K4に搬送された用紙Pは、第四搬送ローラ54によってシフト移動をおこなうことなく搬送されて、積載部61上に順次積載される。積載部61の載置面62上に所望の枚数の用紙P(用紙束)が積載されると、その上方に配置された叩きローラ64が最上方の用紙Pに当接する位置に移動する。そして、叩きローラ64が図3中反時計回り方向に回転駆動されることで、複数枚の用紙P(用紙束)がフェンス部66に向けて搬送される。これにより、複数枚の用紙P(用紙束)の搬送方向後端がフェンス部66に突き当たって、複数枚の用紙P(用紙束)の搬送方向の位置が揃えられることになる。
このとき、図3を参照して、積載部61の幅方向両端部に設置されたジョガーフェンス68が、積載部61上に積載された複数枚の用紙P(用紙束)を挟み込むように用紙幅方向に移動して、複数枚の用紙P(用紙束)の幅方向の位置が揃えられることになる。そして、搬送方向と用紙幅方向とがそれぞれ揃えられた用紙P(用紙束)の後端に対して、綴じ装置90によって綴じ処理が施されることになる。その後、綴じ処理が施された用紙P(用紙束)は、放出爪67の排紙方向の移動によって載置面62の傾斜に沿って斜め上方に移動して、排紙ローラ55による搬送によって、第二排紙トレイ72上に排出される。
「折り処理モード」が選択されている場合、用紙Pは、まず第二搬送経路K4に搬送されて、その後端部が第四搬送ローラ54に挟持された状態で、第四搬送ローラ54を逆回転させることでスイッチバックさせて、第三搬送経路K5に搬送される。そして、第三搬送経路K5に搬送された用紙Pは、第六搬送ローラ56と第七搬送ローラ57と第八搬送ローラ58とによって、用紙Pの中央部が用紙折りブレード84に対向する位置まで搬送される。このとき、用紙Pは、その先端部がストッパ部85に突き当たった状態になっている。そして、その位置に所望の枚数の用紙P(用紙束)が積載される。そして、用紙P(用紙束)は、図3中左側に移動する用紙折りブレード84によって中央部が中折りされた状態で、中折り板86の位置で圧接されて、中折り処理が施されることになる。その後、折り処理後の用紙P(用紙束)は、第九搬送ローラ59によって搬送されて、その後に第三排紙トレイ73上に排出されることになる。
図4は、複写機1に設置された定着装置20の一構成例を示す概略図である。図4に示すように定着装置20は、表面移動可能な無端状の定着部材としての定着ベルト21、加圧部材としての回転駆動可能な加圧回転体である加圧ローラ22、定着ベルト21を介して加圧ローラ22からの加圧を受ける加圧受け部材23等を備えている。加圧ローラ22は定着ベルト21に圧接して、双方の部材間に所望の定着ニップ部を形成する。また、加圧ローラ22は図中矢印方向に回転駆動される。また、加圧ローラ22は、その幅方向の両端部が定着装置20の側板に軸受けを介して回転自在に支持されている。なお、中空の芯金を用いた加圧ローラであれば、芯金内部にハロゲンヒータ等の熱源を設けることもできる。
定着ベルト21の内部には、支持ステー24やヒータ26等が固設されている。定着ベルト21は、加圧受け部材23を介して支持ステー24に押圧されて加圧ローラ22との間に定着ニップ部を形成する。熱伝導パイプ25は、定着ベルト21の内周面に接するように設けられ、ヒータ26の熱を定着ベルト21に伝える。ヒータ26は、定着ニップ部を加熱する熱を発生する熱源である。ヒータ26としては、ハロゲンヒータからなる赤外線ヒータや、カーボンヒータなどを用いることができる。
ヒータ26の出力制御は、例えば、定着ベルト21の表面に対向するようサーモパイル等の温度センサを配置し、その温度センサによるベルト表面温度の検知結果に基づいて行う。また、ヒータ26の出力制御は、支持ステー24によってヒータ26からの光が遮断された定着ベルト21の内側の領域に、接触式のサーミスタ等の温度センサを定着ベルトの内周面に当接させるように配置し、その温度センサの検知結果に基づいて行ってもよい。このようなヒータ26の出力制御によって、定着ベルト21の温度を所望の目標温度に設定することができる。
次に、転写ローラ汚れ抑制について説明する。感光体ドラム5の表面上には、潜像をトナーで現像して形成されたトナー像の他に、適切な帯電量となっていなかったり、機械的に接触したりすることで地肌部に付着した地肌汚れトナーが存在する。地肌汚れトナーの量は、トナー濃度や現像バイアス、帯電バイアスなどの制御により、用紙P上において目で確認できないレベルの量で制御されているが、完全にゼロにすることは非常に困難である。
このため、感光体ドラム5の表面には、常にある量の地肌汚れトナーがあり、接触転写方式では、このようなトナーが転写部材の表面に移動する。転写ベルト方式では、このようなトナーを転写ベルト表面からブレードでクリーニングすることが一般的である。一方で、転写ローラ方式など、転写ローラ表面をブレードで機械的にクリーニングを行わず、バイアス印加により静電的な力で、転写ローラ表面から感光体ドラムへとトナーを移動させる方式もある。特に、転写ローラ方式は構成が簡易で小型であるため、モノクロ機では現在広く採用されている構成である。このような転写ローラ方式は、作像の前と後に、転写ローラ表面から感光体ドラムへとトナーを戻すクリーニングバイアスを印加する転写クリーニングを行うことが一般的となっている。ところが、複数枚の用紙Pに印刷を連続して行う連続印刷がなされる場合、連続印刷の途中では転写クリーニングが入らず、転写ローラ表面にトナーが蓄積してしまう可能性がある。転写ローラ表面にトナーが蓄積すると、転写ローラ表面から用紙Pにトナーが移動して、用紙Pの裏汚れやコバ面汚れが発生してしまうおそれがある。このため、連続印刷時に作像動作の途中で通紙枚数に従い、転写クリーニングを入れることで転写ローラ表面にトナーが蓄積するのを抑えて、用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れが発生するのを抑制する方法もある。
しかしながら、転写ローラの表面にトナーがさらに蓄積してしまうモードがある。トナーステープルやパンチなど後処理が可能な後処理装置を使用すると、ステープル動作やパンチ動作などのために通常よりも紙間または部間を広げる必要がある。この際、作像部の感光体ドラムや転写ローラなどは空回し状態で待機しているために、転写ローラ表面への感光体ドラムの地肌汚れトナーの移動が連続的に行われる。さらに、通常の作像動作では転写ニップを用紙Pが通過するため、目でわからないレベルで転写ローラ表面に付着したトナーを用紙Pが拾っていくため、その分、転写ローラ表面へのトナーの蓄積を低減できる。ところが、空回し動作では常に感光体ドラムから転写ローラの表面へのトナー入力が行われるため、通常の連続動作よりもさらに転写ローラ表面のトナー蓄積が加速されることとなる。
本実施形態に係る画像形成システムにおいては、このような紙間が著しく延長される場合の転写ローラ表面へのトナー蓄積による用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れの発生を抑制することが可能となっている。さらに、このような紙間が著しく延長される場合では、作像部の感光体ドラムや転写ローラなどの各部材は動作している必要が無いので無駄な動作である。そのため、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、ユニットやサプライや部品の寿命が短くなってしまうのを抑制したり、消費電力を低減したりすることも可能となっている。
なお、紙間は、印刷時に連続して搬送される用紙Pと用紙Pとの間のことを指し、部間とはステープル動作などを行う1部毎の間隔のことを意味しているが、本実施形態ではどちらも紙間として説明を行う。このため、部間も紙間に含まれる。
次に、本実施形態の特徴である紙間での転写ローラクリーニング動作について、実施例1〜実施例6を図5〜図10を用いて説明を行う。図5〜図10では、本実施形態の実施例としてわかりやすくするために、紙間の長さが異なる例を示しており、図5〜図8にかけて紙間が長くなっている。本実施形態では、このように紙間の長さである紙間時間に応じた動作を、複写機1と後処理装置50及びその処理動作により決定する。
すなわち、紙間時間が下記条件(1)にあてはまる場合は、生産性を優先し何もしない(従来同様そのまま)。紙間時間が下記条件(2)にあてはまる場合は、転写クリーニングを実行する。紙間時間が下記条件(3)にあてはまる場合は、動作停止を実行する。
条件(1):紙間時間<転写クリーニング時間
・複写機1と後処理装置50及びその処理動作の組み合わせによる紙間時間が、所望の転写バイアスクリーニング時間よりも短い条件。
条件(2):転写クリーニング時間≦紙間時間<動作立ち下げ立ち上げ時間
・複写機1と後処理装置50及びその処理動作の組み合わせによる紙間時間が、所望の転写クリーニング時間以上となるが、作像動作を立ち下げたり立ち上げたりする時間には満たない条件。
条件(3):動作立ち下げ立ち上げ時間≦紙間時間
・複写機1と後処理装置50及びその処理動作の組み合わせによる紙間時間が、作像動作の立ち下げ時間や立ち上げ時間以上となる条件。
図5に示すタイミングチャートで行なわれる実施例1の作像動作では、紙間で転写ローラの転写クリーニングが行われない。一方、図6及び図7に示すタイミングチャートで行なわれる実施例2及び実施例3の作像動作では、紙間で転写ローラの転写クリーニングが行われる。これにより、紙間が広くなった場合でも、転写ローラ表面にトナー蓄積するのを抑えて、用紙Pの裏汚れやコバ面汚れの発生を抑制することができる。また、汚れ抑制のために、転写ローラの転写クリーニングを紙間で常に入れるようにするために紙間を延ばして生産性を低下させるおそれもない。
また、実施例3のほうが実施例2に比べて紙間は長くなっているが、実施例2と実施例3とで行われる転写ローラの転写クリーニングは、マイナス電圧の印加時間とプラス電圧の印加時間とが、実施例2と実施例3とで同じになっている。すなわち、転写ローラの転写クリーニングを行うクリーニング時間を、紙間の長さによらず一定にしている。仮に、転写ローラの転写クリーニングを長い紙間で印加し続けると、感光体ドラム5への電気的なハザードによりスジ画像などが発生する可能性がある。用紙Pが転写ローラ7と感光体ドラム5との間に介在している転写時においては、用紙Pにより感光体ドラム5へのハザードが抑制される一方で、紙間は転写ローラ7と感光体ドラム5とが直接接触しており、感光体ドラム5へのハザードが大きくなる傾向がある。このため、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、紙間の長さが様々な制御によって変化する場合であっても、感光体ドラム5へのハザードを抑制するため、ある一定のクリーニング時間で制御されることが特徴となっている。
また、図8及び図9に示すタイミングチャートで行なわれる実施例4及び実施例5の作像動作のように、著しく紙間時間が長くなるような後処理装置50での後処理動作が入る場合においては、作像動作を停止することが可能なので動作停止を行う。また、感光体ドラム5を回転駆動させる駆動モータ15の駆動停止の前か後に転写クリーニングをいれておく。これらにより、用紙Pの裏汚れやコバ面汚れの発生や、ユニットやサプライや部品の寿命が短くなったりするのを抑制することができる。
また、図10に示すタイミングチャートで行なわれる実施例6の作像動作のように、動作停止の前に調整動作を実行してもよい。調整動作の例としては、プロセスコントロールやトナーリフレッシュや画像位置合わせなどがあげられる。このメリットは、従来、生産性を低下させて実施していた前述したような調整動作を、生産性を低下させずに実行できることである。なお、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、プロセスコントロールやトナーリフレッシュや画像位置合わせなどの調整動作を、公知の方法で行うことができ、その説明は省略する。
図11を用いて、転写ローラ表面の転写クリーニングについて説明する。図11(a)の紙間では、逆帯電トナーや逆帯電トナーの地肌汚れトナーが感光体ドラム5上に存在し、そのトナーが転写ローラ表面へ移動することで、転写ローラ表面にトナーが蓄積する。このように図11(a)では、トナーが蓄積した転写ローラ7にトナーが蓄積した状態を示しており、図中で「+」及び「−」と記載したマルが、その極性のトナーを示している。
次に、図11(b)の転写クリーニング(−)と記載している図は、転写ローラ7へ負極性のバイアスを転写ローラ7に印加することで、転写ローラ表面に付着した負帯電トナーを感光体ドラム5へと戻すことができる。次に、図11(c)の転写クリーニング(+)と記載している図では、正極性のバイアスを転写ローラ7へ印加することで、転写ローラ表面に付着した正帯電トナーを感光体ドラム5へ戻すことができる。転写ローラ表面を汚す地肌汚れトナーは、正極性と負極性との両極性のトナーが存在するため、正極性と負極性のどちらのバイアスも印加することで、用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れの発生をより効果的に抑制することができる。なお、上述した実施例2の作像動作においても、転写ローラ7の転写クリーニング動作が入っており、転写ローラに負極性のバイアスを印加してクリーニングを行った後に、転写ローラ7に正極性のバイアスを印加してクリーニングが行なわれている。
本実施形態では、上述した各実施例の作像動作において、紙間での転写ローラ7の転写クリーニング動作時以外の転写電流(転写出力)を0[μA]に設定している。これは、プラス側に転写電流を設定すると、マイナス極性に帯電した正規帯電トナーが転写ローラ表面に引きつけられてしまい、マイナス側に転写電流を設定すると、プラス極性である逆帯電トナーが転写ローラ表面に引きつけられてしまう。そのため、紙間が長くなると、転写ローラ表面へトナーが蓄積されることで、用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れが発生する可能性がある。
一方で、転写電流を0[μA]に設定することで、紙間での転写ローラ表面へのトナー蓄積を抑制するとともに、その後の転写ローラ7の転写クリーニングで転写ローラ表面の汚れをリフレッシュすることで用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れの発生を抑制できる。また、転写ローラ表面に蓄積したトナーが多い場合、限られた転写ローラ7の転写クリーニング時間では、転写ローラ表面のトナーをクリーニングしきれない可能性がある。しかしながら、紙間で転写電流を0[μA]とすることで、転写ローラ表面のトナーを取りきれないことによる用紙Pの裏面汚れを発生させるおそれもない。
また、クリーニングバイアスを転写ローラ7が1回転以上する時間印加することで、転写ローラ全周のトナー汚れをクリーニングすることができる。なお、クリーニングバイアスを印加する時間が、転写ローラ7が1回転する時間だけでは転写ローラ表面のトナー取りきれない場合もあり、上述した実施例1の作像動作では、転写ローラ7に負極のバイアスを転写ローラ7が3回転する時間印加している。また、正極性のバイアスは転写ローラ7が0.9回転する時間印加している。これらのクリーニングバイアス印加時間は、長いほどクリーニング効果がより得られるが、クリーニング時間が長くなり過ぎると、紙間にクリーニング動作を入れにくくなる。そのため、クリーニング時間としては、適切な時間を設定する必要がある。最適なクリーニング時間は、複写機1の構成により変わるため、それぞれ最適化を行う必要がある。
紙間が延長される条件としては、上述したような後処理装置を使用してステープルやパンチや中折りなどの後処理を行う場合が一般的であり、このような後処理装置50の使用時に本実施形態の紙間クリーニング制御が有効である。
図12に、後処理装置50でステープル処理を実施した際の作像動作のタイミングチャートの一例を示す。図12に示すタイミングチャートで行なわれる実施例7の作像動作では、印刷枚数5枚毎に後処理装置50でステープル動作(綴じ動作)が入るシーケンスが示されており、5枚目と6枚目の部間(紙間)がステープル動作のために広がっていることがわかる。この他にも、後処理装置50を用いた場合の後処理動作は、パンチなど毎回の紙間が広がる場合や、中折り動作など極端に部間が長くなる制御条件があり、紙間での転写ローラ表面へのトナー蓄積が懸念される場合が多くある。本実施形態では、このような転写ローラ表面のトナー汚れの蓄積をリフレッシュすることで、用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れなどの発生を抑制することが可能である。
省資源化や用紙Pのリサイクル性などから、近年注目されている針無しステープルに関しては、用紙Pの繊維の噛み合わせの力による用紙同士の結合である。そのため、一度のステープル動作(綴じ動作)では通常の針によるステープルに比べ綴じ力(用紙同士を綴じている力)が弱く、2回以上のステープル動作によって綴じ力を確保している。それ故に、部間(紙間)時間も著しく長くなり、本実施形態の転写ローラ表面の転写クリーニング制御による、用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れなどの発生を抑制する効果はいっそう顕著となる。
紙間延長により、転写ローラ表面のトナー汚れが蓄積されることは、直接転写方式だけでなく、カラー機などで良く実施されている中間転写ベルトを介して作像が行われる中間転写方式でも発生する可能性がある。このため、上述しような転写クリーニング制御は直接転写方式のみに限定されることはないが、より転写部材にトナーが蓄積しやすい直接転写方式の方がより効果が発揮される。
また、転写ベルト方式でも転写クリーニングは有効であるが、ブレードによる常時クリーニングも実施することが可能である。しかし、転写ローラ方式では小型化や低コスト化のため、転写クリーニングが一般的であり、転写ローラ方式の画像形成装置において、上述したような紙間での転写クリーニングの効果がより一層得られる。
図13は、連続印刷枚数に対して用紙Pのコバ面汚れについて評価した結果を示したグラフである。コバ面汚れのランクについては、用紙Pのコバ面の汚れ方を段階的にランク付けしたもので、基準をランク2以上としており、ランク2では汚れているが、通常は余り目につかないレベルの汚れという判断になっている。ランクは5段階で、ランク5は全く汚れていない状態を示す。
評価条件は、評価に使用した画像形成装置において、最も汚れが発生しやすい条件を選定して行っている。すなわち、環境は27[℃]80[%]、感光体ドラム地汚れは用紙P上で地肌汚れが気にならないレベルでスレッシュを引き、そのレベルの感光体ドラム地肌汚れ状態で行っている。また、転写ローラは経時ほど汚れが溜り、用紙Pを汚しやすい傾向にあるため、交換寿命に到達した転写ローラを使用し、印刷速度は30[cpm]の画像形成装置で評価を行っている。
図13で「通常」と記載されたグラフは、紙間で転写ローラの転写クリーニングを実施しない条件であり、通常の紙間での汚れの推移を評価したものである。次に、図13で「後処理装置5枚綴じ」と記載されたグラフは、ステープル時間により紙間が非常に長くなる(約10[sec])条件である。次に、図13で「実施例」と記載されたグラフは、上述した本実施形態の実施例である。この実施例は、負極性のバイアスを転写ローラ7が3回転する時間、正極性のバイアスを転写ローラ7が0.9回転する時間、紙間で転写ローラ7に印加した転写クリーニングを実施した条件である。
図13から、通常の紙間の条件であっても転写クリーニングが入らないと、印刷枚数に対してコバ面汚れが悪化していく傾向にあるのがわかる。さらに、後処理装置50でステープル動作を行う条件であると、紙間が延長されるため、著しくコバ面汚れが悪化しているのがわかる。ステープル動作を行ったときのコバ面の汚れ方としては、ランク規格を割る印刷枚数が通常の紙間のときの1/6程度まで低下してしまう。一方で、本実施形態の実施例の条件では、紙間での転写ローラ表面の転写クリーニングにより、コバ面汚れの悪化を抑制することができており、印刷枚数によらず顕著なコバ面汚れの悪化は確認されなかった。
図1と図14とに、本実施形態における複写機1と後処理装置50との組み合わせ、及び、後処理装置50での後処理による、具体的な紙間動作のマトリックスを示す。
図1に示す、定着装置と排紙部の駆動を共通のモータとしている機種である複写機1Aでは、複写機1Aから3つの異なる機種である後処理装置50A,50B,50Cへの用紙受け渡しに際して、用紙Pの搬送速度の増速ができず、通常速度で用紙Pが搬送される。複写機1Aから後処理装置50Aに渡された用紙Pは、後処理装置50Aで行なわれる後処理が複雑なものとなるに連れて、紙間における複写機1Aでの紙間動作が、通常から転写クリーニングや、転写クリーニング+転写離接へと選択肢が変わる。
複写機1Aで感光体ドラム5と転写ローラ7とが離接する際においては、感光体ドラム5と転写ローラ7との離間中に、印刷枚数や動作走行距離といった条件が一定となったときに動作させる調整動作を入れることも可能となる。この調整動作としては、プロセスコントロールや位置ずれ調整、トナーリフレッシュなどが挙げられる。また、綴じ針を使用しないで用紙を綴じる針無しステープルを有する後処理装置50Bに、複写機1Aを接続した場合のステープル動作においては、用紙一箇所のステープルにつき複数回の綴じ動作を実施する。
このことから、後処理装置50Bで行なわれるステープル動作に時間が必要となるため、通常の針有りステープルの後処理装置50Aとは異なる紙間動作となる。すなわち、用紙Pの1箇所を綴じるステープル動作を行う場合、後処理装置50Aと接続された複写機1Aでは、紙間動作として転写クリーニングを行うが、後処理装置50Bと接続された複写機1Aでは、紙間動作として転写クリーニング+転写離接を行う。また、用紙Pの2箇所を綴じるステープル動作を行う場合、後処理装置50Aと接続された複写機1Aでは、紙間動作として転写クリーニング+転写離接を行うが、後処理装置50Bと接続された複写機1Aでは、紙間動作として転写クリーニング+作像停止を行う。
さらに、装置内で用紙Pの搬送速度を増速する増速機能を有する後処理装置50Cでは、部間(紙間)時間を短くするよう調整可能となり、後処理装置50Aと同様の後処理動作においても紙間での複写機1Aの紙間動作が異なってくる。すなわち、用紙Pの2箇所を綴じるステープル動作を行う場合、後処理装置50Aと接続された複写機1Aでは、紙間動作として転写クリーニング+転写離接を行うが、後処理装置50Cと接続された複写機1Aでは、紙間動作として転写クリーニングを行う。
次に、図14に示す、定着装置と排紙部の駆動をそれぞれ独立のモータとしている機種である複写機1Bでは、複写機1Bから3つの異なる機種である後処理装置50A,50B,50Cへの用紙受け渡しに際して、用紙Pの搬送速度の増速が可能となっている。そのため、複写機1Bから後処理装置50A,50B,50Cに受け渡す用紙Pの搬送速度の増速が可能な分、複写機1Aよりも処理能力が上がる。
特に、複写機1Bは後処理装置50Cと接続された場合、複写機1Bから後処理装置50への用紙Pの受け渡しにおいて、双方ともに用紙Pの搬送速度の増速が可能である。そのため、複写機1Bに後処理装置50Bや後処理装置50Cを接続した場合よりも紙間時間が短くなり、紙間動作も処理時間の短いものが設定されている。例えば、用紙Pの1箇所を綴じるステープル動作を行う場合、後処理装置50Bと接続された複写機1Bでは、紙間動作として転写クリーニング+転写離接を行うが、後処理装置50Cと接続された複写機1Bでは、紙間動作として転写クリーニングを行う。また、後処理として中綴じ+折り畳みを行う場合、後処理装置50Cが接続された複写機1Aでは、紙間動作として転写クリーニング+作像停止を行い、後処理装置50Cが接続された複写機1Bでは、紙間動作として転写クリーニング+転写離接を行う。
以上のように、複写機1と後処理装置50、及び、その後処理動作の組み合わせによって、紙間動作を判り易いマトリックス化でき、この組み合わせをテーブルとした制御を複写機1に持たせることで、最適な紙間動作の実施が可能となる。これにより、転写ローラ表面のトナー汚れによる用紙Pの裏面汚れやコバ面汚れの発生を抑制したり、ユニットやサプライや部品の寿命が短くなるのを抑制したり、消費電力を抑えたりすることができる。
なお、本実施形態においては、複写機1と後処理装置50とを別体で横に並べて設けた画像形成システムについて説明したが、これに限るものではなく、複写機1に後処理装置50を一体で設けた画像形成システムであっても良い。
[実施形態2]
次に、本発明の第2の実施形態について、図を参照して説明する。本実施形態に係る画像形成システムの概略構成は、図2に示す実施形態1に係る画像形成システムの概略構成と同じである。また、本実施形態に係る画像形成システムが有する後処理装置の概略構成は、図3に示す後処理装置の概略構成と同じである。本実施形態に係る画像形成システムが有する複写機に設置された定着装置の概略構成の一例は、図4に示す定着装置の概略構成の一例と同じである。
本実施形態に係る画像形成システムにおける、紙間での転写ローラクリーニング動作の実施例は、図5〜図10に示すタイミングチャートを用いて説明した実施例1〜6と同じである。本実施形態に係る画像形成システムが有する後処理装置で、ステープル処理を実施した際の作像動作の一例は、図12に示すタイミングチャートを用いて説明した上記作像動作の一例と同じである。また、本実施形態における複写機1と後処理装置50との組み合わせ、及び、後処理装置50での後処理による、具体的な紙間動作のマトリックスの例は、図1または図14を用いて説明した例と同じである。
本実施形態では、複写機1に装着した後処理装置50や後処理装置50に取り付けたオプション部材の識別情報に基づき、選択可能な後処理と選択可能な後処理に対応する紙間動作とを決定する決定手段を備えている点が実施形態1と異なる。ここで、オプションパーツは、例えば、ステープル処理のためのステープルユニットやパンチ処理のためのパンチユニットなどをいい、後処理装置50に対して付け替え可能である。
実施形態1の図1または図14に示した紙間動作のマトリックスで説明したように、複写機1と後処理装置50との組み合わせ、および後処理装置50で実施する後処理により、紙間で実施する紙間動作を変えている。紙間動作は、紙間時間によって変える必要がある。紙間時間は、画像形成システムで実施する後処理が何であるかによって変わってくる。また、紙間時間は、画像形成システムにおいて実施する後処理が同じでも、複写機1に装着する後処理装置50の処理能力や後処理装置50に取り付けるオプションパーツ100が異なると変わってくる。
例えば、画像形成システムをプリンタ用途として用いる際にプリンタドライバがステープルによる綴じ処理を伴う複数部数の印刷を指示した場合、複写機1の機種、複写機1に接続されている後処理装置50の機種および後処理装置50によって紙間時間は異なる。画像形成システムにおける紙間動作の制御は、一般的に本体としての複写機1で行う。複写機1の機種は、複写機1で使用するソフトウエアやコントローラなどにより識別可能である。よって、画像形成システムにおいて、複写機1に接続されている後処理装置50の機種及び後処理装置50に装着されているオプションパーツの型式に関する識別情報を取得できれば、画像形成システムで実行可能な後処理のぞれぞれに対応する、紙間時間の割り出し及び紙間動作の決定が可能になる。
本実施形態に係る特徴部である、画像形成システムで選択可能な各後処理のぞれぞれに対応する紙間動作を決定する決定手段について、以下で説明する。
<実施例1>
図15は、実施例1に係る決定手段の概略構成を示す図である。図15(a)に示す構成は、複写機1に決定部101を設けるようにしたものである。後処理装置50の機種及びオプションパーツ100の型式に関する識別情報は、画像形成システムの設置時、後処理装置50や後処理装置50のオプションパーツ100の増設時などに、サービスマンなどの設置者が操作部102より入力する。決定部101では、入力された後処理装置50の機種およびオプションパーツ100の型式に関する識別情報に基づいて、画像形成システムで選択可能な各後処理のそれぞれに対応する紙間時間を割り出す。そして、画像形成システムで選択可能な各後処理それぞれの紙間時間から、対応する紙間動作をそれぞれ決定する。
なお、後処理装置50が、オプションパーツを設けていない(例えば、ステープル処理やパンチ処理のための部材などが標準パーツとして取り付けられ付け替えができない)機種である場合、後処理装置50の機種に関する情報のみを操作部102より入力する。そして、後処理装置50の機種に関する情報に基づいて、画像形成システムで選択可能な各後処理のそれぞれに対応する紙間時間を割り出すようにする。
近年、複写機やプリンタは、LANに接続され、複数のユーザで共用されることが多い。また、インターネット回線に接続され、保守契約を結んでいる保守会社が画像形成システムの保守情報を閲覧できるようにしていることもある。図15(b)に示すように、図15(a)に示す構成の画像形成システムをLANやインターネット回線などの外部ネットワーク103に接続するようにしてもよい。このようにすることで、操作部102より入力された後処理装置50の機種やオプションパーツ100の型式に関する識別情報を、画像形成システムの管理者などが外部ネットワーク103を介して閲覧・書き換えすることができる。
これにより、操作部102より入力された上記識別情報に漏れや間違いがある場合にも、容易に上記識別情報の修正をすることが可能になる。また、外部ネットワーク103を介して、画像形成システムの保守契約を締結している保守会社が上記識別情報を閲覧することができる。よって、画像形成システムにおける、後処理装置50やオプションパーツ100の追加・変更状況や、後処理装置50やオプションパーツ100の不具合状況などを、保守会社が迅速に把握することができるようになる。これにより、ユーザーが適切なサポートをタイムリーに受けることが可能になる。
<実施例2>
図16は、実施例2に係る決定手段の概略構成を示す図である。図16(a)に示す構成は、複写機1に決定部101を設けるとともに、後処理装置50に後処理装置記憶部104、オプションパーツ100にオプションパーツ記憶部105をそれぞれ設けるようにしたものである。後処理装置記憶部104には後処理装置50の機種情報、オプションパーツ記憶部105にはオプションパーツの型式情報、がそれぞれ記憶される。
複写機1、後処理装置50およびオプションパーツ100との間における通信・接続により、決定部101が、後処理装置50の機種情報およびオプションパーツ100の型式情報を認識することができる。決定部101では、認識した後処理装置50の機種およびオプションパーツ100の型式に関する識別情報に基づいて、画像形成システムで選択可能な各後処理のそれぞれに対応する紙間時間を割り出す。そして、画像形成システムで選択可能な各後処理それぞれの紙間時間から、対応する紙間動作をそれぞれ決定する。このようにすることで、設置者が操作部102などからこれらの情報を入力する必要がなくなるので、入力漏れや入力間違いなどのヒューマンエラーを防止することができる。
なお、後処理装置50が、オプションパーツがない(例えば、ステープル処理やパンチ処理のための部材などが標準パーツとして取り付けられ付け替えができない)機種である場合、後処理装置記憶部104に記憶させた後処理装置50の機種に関する情報に基づいて、画像形成システムで選択可能な各後処理のそれぞれに対応する紙間時間を割り出すようにする。
図16(b)は、図16(a)に示す構成の画像形成システムを外部ネットワーク103に接続するようにしたものである。実施例1において図15(b)を用いて説明したのと同様に、画像形成システムにおける、後処理装置50やオプションパーツ100の追加もしくは変更に関する情報、不具合に関する情報などを適宜保守会社へ提供することができ、適切なサポートをタイムリーに受けることが可能となる。例えば、操作部102やネットワーク環境を介して複写機1に接続されている後処理装置50やそのオプションパーツ100を確認する。そして、画像形成システムにおいて、後処理装置50、オプションパーツ100に明らかな不具合が検出された場合には、これらの接続を解除することにより、その機能の使用を停止させ、速やかにサービスマンによるサポートを行なうことが可能となる。
実施例1の決定手段と実施例2の決定手段とは排他するものではない。つまり、操作部102から入力する方法、決定部101が後処理装置50やオプションパーツ100にそれぞれ設けた後処理装置記憶部104、オプションパーツ記憶部105のそれぞれにアクセスする方法、のいずれでも識別情報が取得できるように上記決定手段を構成してもよい。
なお、本実施形態における画像形成システムは、複写機1と後処理装置50とを別体で横に並べて設けた画像形成システムに限るものではなく、複写機1に後処理装置50を一体で設けた画像形成システムであっても良い。
[実施形態3]
次に、本発明の第3の実施形態について、図を参照して説明する。本実施形態に係る画像形成システムの概略構成は、図2に示す実施形態1に係る画像形成システムの概略構成と同じである。また、本実施形態に係る画像形成システムが有する後処理装置の概略構成は、図3に示す後処理装置の概略構成と同じである。本実施形態に係る画像形成システムが有する複写機に設置された定着装置の概略構成の一例は、図4に示す定着装置の概略構成の一例と同じである。
本実施形態に係る画像形成システムにおいては、紙間が著しく延長される場合に、通常の作像時の帯電バイアスや現像バイアスなどを出力している必要が無く、通常の作像時における線速となるように感光体ドラム5や現像モータを動作させる必要も無い。さらに、作像部の感光体ドラム5などの各部材は動作している必要が無いので無駄な動作である。そのため、本実施形態に係る画像形成システムにおいては、ユニットやサプライや部品の寿命が短くなってしまうのを抑制したり、消費電力を低減したりすることも可能となっている。
本実施形態においては、著しく紙間時間が長くなるような後処理動作が入る場合において、作像動作そのものを停止することなく、図17に示すタイミングチャートのように、通常作像時の標準速度から低速に、感光体ドラム5や現像モータの線速の切り替えを行う。これにより、時間あたりに掛かる現像剤へのストレスを低減し、現像剤の劣化進行が抑えられ現像剤寿命低下を抑制することができる。
図18は、著しく紙間時間が長くなるような後処理動作が入る場合における紙間動作として、帯電バイアス及び現像バイアスを切り替える場合におけるタイミングチャートである。図19は、著しく紙間時間が長くなるような後処理動作が入る場合における紙間動作として、図17のように感光体ドラム5や現像モータの線速を切り替えるのに加えて、帯電バイアス及び現像バイアスを切り替える場合におけるタイミングチャートである。
一般に、高い帯電バイアスを印加すると感光体ドラム5へのハザードが大きくなり、経時で画像品質に影響を与える可能性がある。このため、帯電バイアスをなるべく下げることで、感光体ドラム5へのハザードを減らすことができる。紙間では帯電バイアスを高く保つ必要がないため、帯電バイアスを作像時よりも下げることが可能である、帯電バイアスのみを下げると地汚れやキャリア付着が発生する可能性がある。そのため、地肌ポテンシャルを一定に保つために現像バイアスも同時に調整する必要がある。そのため、図18や図19に示すように、変化後の帯電バイアス及び現像バイアスが、変化前の帯電バイアス及び現像バイアスよりも絶対値で小さくなるよう、作像時と紙間時とで帯電バイアス及び現像バイアスを切り替える。なお、変化後の帯電バイアスは、帯電開始電圧であるとなお良い。ただし、帯電バイアスを小さくしすぎてしまうと感光体ドラム表面電位が0になり、地肌ポテンシャルを保つことができなくなる。そのため、変化後の帯電バイアスを、感光体ドラム表面に帯電電位がのり始める帯電開始電圧+地肌ポテンシャル分に設定することで、ハザードを最小に抑えることができ、且つ、地肌ポテンシャルも保つことができる。また、帯電バイアス及び現像バイアスを変化させる場合、変化後における帯電バイアスと現像バイアスとの差分が、変化前における帯電バイアスと現像バイアスとの差分と同じになるようにする。
図20及び図21に、本実施形態における複写機1と後処理装置50との組み合わせ、及び、後処理装置50での後処理による、具体的な紙間動作のマトリックスを示す。図20及び図21に示す、定着装置と排紙部の駆動をそれぞれ独立のモータとしている機種である複写機1Bでは、複写機1Bから3つの異なる機種である後処理装置50A,50B,50Cへの用紙受け渡しに際して、用紙Pの搬送速度の増速が可能となっている。
図20において、後処理装置50Bと接続された複写機1Bでは、著しく紙間時間が長くなる、用紙Pの2箇所を綴じるステープル動作を後処理で行う場合に、紙間動作として感光体ドラム・現像モータ線速低下+転写クリーニングを行う。このように著しく紙間時間が長くなる後処理を行うときに、感光体ドラム5や現像モータの駆動速度(線速)を低下させることで、現像剤の劣化を抑制している。また、単位時間の転写ローラ走行距離も短くなるため、転写ローラ7の汚れも低減させることができる。なお、図8−3で、複写機1Bと後処理装置50Bとを接続し用紙2箇所への針無しステープル動作を行う場合以外での紙間動作は、図14を用いて説明した例と同じである。
図21において、後処理装置50Bと接続された複写機1Bでは、用紙Pの2箇所を綴じる針無しステープル動作を後処理で行う場合に、紙間動作として現像モータ駆動停止+転写クリーニングを行う。また、後処理装置50Cと接続された複写機1Cでは、用紙Pの2箇所を綴じる針有りステープル動作を後処理で行う場合に、紙間動作として現像モータ駆動停止+転写クリーニングを行う。このように、作像部のうち現像モータのみを停止することで、各種バイアスや各駆動の立ち上げ立ち下げ動作を省略することができるため、より短い紙間にも対応することができる。なお、図21で、複写機1Bと後処理装置50Bとを接続し用紙2箇所への針無しステープル動作を行う場合と、複写機1Bと後処理装置50Cを接続し用紙2箇所への針有りステープル動作を行う場合以外での紙間動作は、図14を用いて説明した例と同じである。また、実施形態1や実施形態2で説明した画像形成システムにおける各種構成や各種制御なども適宜、本実施形態に係る画像形成システムで適用可能である。
以上のように本体と周辺機およびその後処理動作の組み合わせにより、紙間動作を判り易いマトリックス化でき、この組み合わせをテーブルとした制御を装置に持たせることにより、最適な紙間動作の実施が可能となる。これにより、転写ローラ7の汚れによる裏汚れ、コバ面汚れの発生の抑制と、ユニットやサプライや部品の寿命が短くなってしまうことの防止、消費電力の抑制が実現する。
また、地汚れトナー量を減らすことでも転写ローラ7への汚れの蓄積を防止することができる。感光体ドラム5と現像との駆動が分かれている場合や、クラッチにより現像のみが停止できる場合は、現像駆動を停止することで地汚れ量を低減することができる。また、現像の駆動を停止することで、無駄な現像器の空回しを抑制することもできるため、現像剤へのストレスを低減でき、現像剤の長寿化を図ることができる。また、帯電バイアスなどの各種バイアスや、感光体ドラム5などの各種部材の駆動の立ち上げ立ち下げ処理を必要としないため、より短い紙間でも実施することが可能である。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
回転可能に設けられトナー像を担持する感光体ドラム5などの像担持体と、像担持体に当接し像担持体上のトナー像を用紙に転写するための転写ニップを形成する回転可能に設けられた転写ローラ7などの転写部材と、転写部材にバイアスを印加する電源部35などのバイアス印加手段と、トナー像が形成された用紙に後処理を実施可能な後処理装置50などの後処理手段とを備え、複数枚の用紙を連続通紙して画像を形成する連続画像形成期間中に像担持体上に存在する紙間領域の少なくとも一つが転写ニップを通過するときの紙間動作として、像担持体及び転写部材を回転させた状態で、バイアス印加手段が印加するクリーニングバイアスにより、転写部材から像担持体にトナーを静電的な力によって移動させ、転写部材をクリーニングする転写クリーニング動作が実行可能な画像形成システムにおいて、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、当該転写クリーニング動作の実行前または実行後に、像担持体及び転写部材の回転を停止させる回転停止動作が実行可能である。
態様Aにおいては、後処理時間の確保のため、前記転写クリーニング動作により転写部材を十分にクリーニング可能な時間よりも紙間時間が長い場合に、紙間動作として転写クリーニング動作の実行前または実行後に前記回転停止動作を実行することができる。これにより、転写クリーニング動作により転写部材を十分にクリーニング可能な時間を超えて、像担持体及び転写部材を無駄に回転させることがなく、その分、像担持体及び転写部材の寿命が短くなるのを抑制できる。よって、転写部材のトナー汚れを抑えつつ、像担持体及び転写部材の長寿命化を図ることができる。
(態様B)
態様Aにおいて、前記後処理手段は異なった複数の後処理を選択的に実施可能であり、前記複数の後処理から選択された後処理に応じて、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、当該転写クリーニング動作の実行前または実行後に前記回転停止動作を実行する。これによれば、上記実施形態について説明したように、複数の後処理のうち紙間時間が非常に長くなると予め想定された後処理が選択された場合に、紙間動作で像担持体及び転写部材を無駄に回転させるのを抑制することができる。
(態様C)
態様Bにおいて、前記転写クリーニング動作の実行時間は、前記複数の後処理から選択された後処理によらず一定である。これによれば、紙間時間の長さが様々な制御によって変化する場合であっても、上記実施形態について説明したように像担持体への電気的なハザードを抑制することができる。
(態様D)
態様A〜Cのいずれかにおいて、前記転写クリーニング動作での前記バイアス印加手段によるクリーニングバイアスの印加時間を、前記転写部材が1回転以上する時間に設定した。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写部材全周のトナー汚れをクリーニングすることができる。
(態様E)
態様A〜Dのいずれかにおいて、前記クリーニングバイアスは、トナーの正規帯電極性と同極性の第一クリーニングバイアスと、トナーの正規帯電極性とは逆極性であって前記第一クリーニングバイアスの印加後に続いて印加される第二クリーニングバイアスとからなる。これによれば、上記実施形態について説明したように、正極性と負極性との両極性のトナーが転写部材表面に存在するため、正極性と負極性のどちらのバイアスも印加することで、転写部材のトナー汚れをより効果的に抑制することができる。
(態様F)
態様A〜Eのいずれかにおいて、前記紙間領域では、前記転写クリーニング動作実行時以外で前記転写ニップに流れる電流が0[μA]で制御される。これによれば、上記実施形態について説明したように、紙間領域での転写部材表面へのトナー蓄積を抑制することができる。
(態様G)
態様A〜Fにおいて、前記像担持体の表面を帯電させる帯電ローラ41などの帯電手段と、帯電された像担持体表面が露光されることで形成された潜像をトナーを用いて現像する現像装置42などの現像手段とを有しており、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、前記像担持体及び前記現像手段の駆動速度変更動作と、前記像担持体及び前記現像手段の少なくとも一方の駆動停止動作とが、選択的に実行可能である。これによれば、上記実施形態について説明したように、ユニットやサプライや部品の寿命が短くなってしまうのを抑制することができる。
(態様H)
態様Gにおいて、画像形成時と紙間時とで、前記帯電手段の帯電バイアスと前記現像手段の現像バイアスとを切り替える。これによれば、上記実施形態について説明したように、消費電力を低減させることができる。
(態様I)
態様Hにおいて、切り替え後における前記帯電バイアスと前記現像バイアスとの差分が、切り替え前における前記帯電バイアスと前記現像バイアスとの差分と同じであるようにするのが望ましい。
(態様J)
態様G〜Iのいずれかにおいて、前記紙間動作として、画像形成装置本体に接続された前記後処理手段、または、前記複数の後処理から選択された後処理の少なくとも一方に応じて、前記像担持体及び前記現像手段の駆動速度を調整する。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤の劣化を抑制することができる。また、単位時間の転写部材走行距離も短くなるため、転写部材の汚れも低減させることができる。
(態様K)
態様G〜Iのいずれかにおいて、前記紙間動作として、画像形成装置本体に接続された前記後処理手段、または、前記複数の後処理から選択された後処理の少なくとも一方に応じて、前記現像手段の駆動を停止させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤へのストレスを低減でき、現像剤の長寿化を図ることができる。また、帯電バイアスなどの各種バイアスや、像担持体などの各種部材の駆動の立ち上げ立ち下げ処理を必要としないため、より短い紙間でも実施することが可能である。
(態様L)
態様A〜Kのいずれかにおいて、前記像担持体と前記転写部材とを接離させる接離手段を有しており、前記複数の後処理から選択された後処理に応じて、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、当該転写クリーニング動作の実行前または実行後に、前記接離手段による前記像担持体と前記転写部材との接離動作が実行可能である。これによれば、上記実施形態について説明したように、紙間領域で像担持体と転写部材とを離間させることで、像担持体から転写部材表面にトナーが付着するのを抑制できる。
(態様M)
態様A〜Lのいずれかにおいて、前記複数の後処理から選択された後処理に応じて、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、当該転写クリーニング動作の実行前または実行後に、所定の調整動作が実行可能である。これによれば、上記実施形態について説明したように、従来、印刷物の生産性を低下させて実施していた調整動作を、印刷物の生産性を低下させずに実行することができる。
(態様N)
態様Mにおいて、前記像担持体、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、帯電後の前記像担持体の表面に潜像を書き込む潜像書込手段、及び、前記潜像を現像してトナー像を得る現像手段を有する作像手段と、前記作像手段によって作像されたトナー像のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段とを有しており、前記調整動作は、所定の作像条件で前記作像手段に作像させたトナー付着量検知用トナー像のトナー付着量を、前記トナー付着量検知手段に検知させた結果に基づいて、前記作像手段の作像条件を調整する制御を行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、印刷物の生産性を低下させずに、適切な画像濃度が得られる作像条件に調整することができる。
(態様O)
態様Mにおいて、前記像担持体、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、帯電後の前記像担持体の表面に潜像を書き込む潜像書込手段、及び、前記潜像を現像してトナー像を得る現像手段を有する作像手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像の位置を検知するためのトナー像位置検知手段とを有しており、前記調整動作は、所定の作像条件で前記作像手段に作像させたトナー像位置検知用トナー像の位置を、前記トナー像位置検知手段に検知させた結果に基づいて、トナー像の位置ずれを低減させるように前記作像手段の作像条件を調整する制御を行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、印刷物の生産性を低下させずに、トナー像の位置ずれ調整を行うことができる。
(態様P)
態様Mにおいて、前記像担持体、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、帯電後の前記像担持体の表面に潜像を書き込む潜像書込手段、及び、前記潜像を現像してトナー像を得る現像手段を有する作像手段と、前記現像手段にトナーを補給するトナー補給手段とを有しており、前記調整動作は、前記像担持体上に消費用トナー像を形成して前記現像手段に収納されているトナーを強制的に消費し、前記トナー補給手段によって前記現像手段にトナーを補給する制御を行う。これによれば、上記実施形態について説明したように、印刷物の生産性を低下させずに、現像手段に収容されたトナーの帯電性能を適切に調整することができる。
(態様Q)
態様A〜Pのいずれかにおいて、前記後処理手段で行われる後処理に応じて、前記紙間領域の像担持体回転距離が変化する。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記紙間領域の長さに応じた適切な紙間動作を実行することができる。
(態様R)
態様Qにおいて、前記後処理手段が、綴じ針を使用せずに用紙を綴じる綴じ手段を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、後処理時間が著しく長くなるような針なし綴じ処理を行った場合でも、転写部材のトナー汚れの発生を抑制することができる。
(態様S)
態様A〜Rのいずれかにおいて、前記像担持体は感光体であり、当該感光体から用紙にトナー像を直接転写する。これによれば、上記実施形態について説明したように、より転写部材にトナーが蓄積しやすい直接転写方式で、転写部材表面にトナーが蓄積されるのを抑制することができる。
(態様T)
態様A〜Sのいずれかにおいて、前記転写部材が転写ローラである。これによれば、上記実施形態について説明したように、転写ローラ表面にトナーが蓄積されるのを抑制することができる。
(態様U)
態様A〜Tのいずれかにおいて、前記紙間動作を決定する決定部101などの決定部と、操作のための操作部102などの操作部とを有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるとともに後処理の種類に応じて付け替えするオプションパーツ100などのオプション部材の取り付けが可能なように構成され、前記操作部から入力した、本体に装着した前記後処理手段および前記後処理手段に取り付けた前記オプション部材の識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成した。
紙間時間の長短により実施する紙間動作を変える必要がある。よって、紙間動作を決定するためには、紙間時間を割り出す必要がある。紙間時間は実施する後処理によって変わってくる。また、紙間時間は、画像形成システムにおいて実施する後処理が同じであっても、本体に装着する後処理手段の処理能力や後処理手段に取り付けるオプション部材が異なると変わってくる。画像形成システムで選択可能な後処理のそれぞれについて紙間時間を割り出すためには、画像形成システムの本体に装着されている後処理手段に関する識別情報を取得する必要がある。操作部から入力した本体に装着されている後処理手段の機種及び後処理手段に装着されているオプション部材の型式に関する識別情報により、画像形成システムで実行可能な後処理のぞれぞれに対応する、紙間時間の割り出し及び紙間動作の決定が可能になる。
(態様V)
態様A〜Tのいずれかにおいて、前記紙間動作を決定する決定部と、操作のための操作部とを有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるとともに後処理の種類に応じて付け替えするオプション部材の取り付けが可能なように構成され、前記操作部から入力した、本体に装着した前記後処理手段および前記後処理手段に取り付けた前記オプション部材の識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成した。
(態様W)
態様UまたはVのいずれかにおいて、外部ネットワーク103などの外部ネットワークと接続され、ユーザーなどが、前記外部ネットワークを介して前記操作部から入力された前記識別情報を閲覧及び書き換えすることが可能なように構成した。
画像形成システムをLANやインターネット回線などの外部ネットワークに接続すると、操作部より入力された後処理手段の機種やオプション部材の型式に関する識別情報を、管理者などが外部ネットワークを介して閲覧・書き換えすることができる。これにより、操作部より入力された上記識別情報に漏れや間違いがある場合にも、容易に上記識別情報の修正をすることが可能になる。また、外部ネットワークがインターネット回線の場合、画像形成システムの保守契約を締結している保守会社が上記識別情報を閲覧することができる。これにより、画像形成システムにおける、後処理手段やオプション部材の追加・変更状況や、後処理手段やオプション部材の不具合状況などを、保守会社が迅速に把握することができるようになり、適切なサポートをタイムリーに受けることが可能になる。
(態様X)
態様A〜Tのいずれかにおいて、前記紙間動作を決定する決定部101などの決定部を有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるとともに後処理の種類に応じて付け替えするオプション部材の取り付けが可能なように構成され、前記後処理装置および前記オプション部材にはそれぞれの識別情報を記憶するための後処理装置記憶部104、オプションパーツ記憶部105などの記憶手段がそれぞれ設けられ、前記記憶手段に記憶された前記識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成した。
後処理手段の記憶部には後処理手段の機種情報、オプション部材の記憶部にはオプション部材の型式情報、がそれぞれ記憶される。記憶されている後処理手段の機種及び後処理手段に装着されているオプション部材の型式に関する識別情報により、画像形成システムで実行可能な後処理のぞれぞれに対応する、紙間時間の割り出し及び紙間動作の決定が可能になる。このようにすることで、ユーザーなどが操作部から上記識別情報を入力する必要がなくなるので、入力漏れや入力間違いなどのヒューマンエラーを防止することができる。
(態様Y)
態様A〜Tのいずれかにおいて、前記紙間動作を決定する決定部を有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるように構成され、前記後処理装置には前記後処理装置の識別情報を記憶するための記憶手段が設けられ、前記記憶手段に記憶された前記識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成した。
(態様Z)
態様XまたはYのいずれかにおいて、外部ネットワークと接続され、ユーザーなどが、前記外部ネットワークを介して前記記憶手段に記憶された前記識別情報を閲覧及び書き換えすることが可能なように構成した。
画像形成システムをインターネット回線などの外部ネットワークに接続すると、画像形成システムの保守契約を締結している保守会社が上記識別情報を閲覧することができる。これにより、画像形成システムにおける、後処理手段やオプション部材の追加・変更状況や、後処理手段やオプション部材の不具合状況などを、保守会社が迅速に把握することができるようになり、適切なサポートをタイムリーに受けることが可能になる。
1 複写機
1A 複写機
1B 複写機
2 原稿読込部
3 露光部
4 作像部
5 感光体ドラム
7 転写ローラ
10 原稿搬送部
12 給紙部
15 駆動モータ
17 レジストローラ
20 定着装置
21 定着ベルト
22 加圧ローラ
23 加圧受け部材
24 支持ステー
25 熱伝導パイプ
26 ヒータ
30 両面搬送部
35 電源部
41 帯電ローラ
42 現像装置
43 クリーニング装置
50 後処理装置
50A 後処理装置
50B 後処理装置
50C 後処理装置
50a 搬入口
50b 排紙口
51 第一搬送ローラ
52 第二搬送ローラ
53 第三搬送ローラ
54 第四搬送ローラ
55 排紙ローラ
56 第六搬送ローラ
57 第七搬送ローラ
58 第八搬送ローラ
59 第九搬送ローラ
61 積載部
62 載置面
64 叩きローラ
66 フェンス部
67 放出爪
68 ジョガーフェンス
71 第一排紙トレイ
72 第二排紙トレイ
73 第三排紙トレイ
81 分岐爪
82 フィラー
84 用紙折りブレード
85 ストッパ部
86 中折り板
90 綴じ装置
95 穿孔装置
特開2012−42641公報

Claims (26)

  1. 回転可能に設けられトナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に当接し該像担持体上のトナー像を用紙に転写するための転写ニップを形成する回転可能に設けられた転写部材と、
    前記転写部材にバイアスを印加するバイアス印加手段と、
    トナー像が形成された用紙に後処理を実施可能な後処理手段とを備え、
    複数枚の用紙を連続通紙して画像を形成する連続画像形成期間中に前記像担持体上に存在する紙間領域の少なくとも一つが前記転写ニップを通過するときの紙間動作として、前記像担持体及び前記転写部材を回転させた状態で、前記バイアス印加手段が印加するクリーニングバイアスにより、前記転写部材から前記像担持体にトナーを静電的な力によって移動させ、該転写部材をクリーニングする転写クリーニング動作が実行可能な画像形成システムにおいて、
    前記後処理が実施されるときの前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、該転写クリーニング動作の実行前または実行後に、前記像担持体及び前記転写部材の回転を停止させる回転停止動作が実行可能であることを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
    前記後処理手段は異なった複数の後処理を選択的に実施可能であり、前記複数の後処理から選択された後処理に応じて、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、該転写クリーニング動作の実行前または実行後に前記回転停止動作を実行することを特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項2に記載の画像形成システムにおいて、
    前記転写クリーニング動作の実行時間は、前記複数の後処理から選択された後処理によらず一定であることを特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記転写クリーニング動作での前記バイアス印加手段によるクリーニングバイアスの印加時間を、前記転写部材が1回転以上する時間に設定したことを特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記クリーニングバイアスは、トナーの正規帯電極性と同極性の第一クリーニングバイアスと、トナーの正規帯電極性とは逆極性であって前記第一クリーニングバイアスの印加後に続いて印加される第二クリーニングバイアスとからなることを特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記紙間領域では、前記転写クリーニング動作実行時以外で前記転写ニップに流れる電流が0[μA]で制御されることを特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項1乃至6に記載の画像形成システムにおいて、
    前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、帯電された像担持体表面が露光されることで形成された潜像をトナーを用いて現像する現像手段とを有しており、
    前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、前記像担持体及び前記現像手段の駆動速度変更動作と、前記像担持体及び前記現像手段の少なくとも一方の駆動停止動作とが、選択的に実行可能であることを特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項7に記載の画像形成システムにおいて、
    画像形成時時と紙間時とで、前記帯電手段の帯電バイアスと、前記現像手段の現像バイアスとを切り替えることを特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項8に記載の画像形成システムにおいて、
    切り替え後における前記帯電バイアスと前記現像バイアスとの差分が、切り替え前における前記帯電バイアスと前記現像バイアスとの差分と同じであることを特徴とする画像形成システム。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一記載の画像形成システムにおいて、
    前記紙間動作として、画像形成装置本体に接続された前記後処理手段、または、前記複数の後処理から選択された後処理の少なくとも一方に応じて、前記像担持体及び前記現像手段の駆動速度を調整することを特徴とする画像形成システム。
  11. 請求項7乃至9のいずれか一記載の画像形成システムにおいて、
    前記紙間動作として、画像形成装置本体に接続された前記後処理手段、または、前記複数の後処理から選択された後処理の少なくとも一方に応じて、前記現像手段の駆動を停止させることを特徴とする画像形成システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記像担持体と前記転写部材とを接離させる接離手段を有しており、
    前記複数の後処理から選択された後処理に応じて、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、該転写クリーニング動作の実行前または実行後に、前記接離手段による前記像担持体と前記転写部材との接離動作が実行可能であることを特徴とする画像形成システム。
  13. 請求項1乃至12のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記複数の後処理から選択された後処理に応じて、前記紙間動作として、前記転写クリーニング動作に加えて、該転写クリーニング動作の実行前または実行後に、所定の調整動作が実行可能であることを特徴とする画像形成システム。
  14. 請求項13に記載の画像形成システムにおいて、
    前記像担持体、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、帯電後の前記像担持体の表面に潜像を書き込む潜像書込手段、及び、前記潜像を現像してトナー像を得る現像手段を有する作像手段と、
    前記作像手段によって作像されたトナー像のトナー付着量を検知するトナー付着量検知手段とを有しており、
    前記調整動作は、所定の作像条件で前記作像手段に作像させたトナー付着量検知用トナー像のトナー付着量を、前記トナー付着量検知手段に検知させた結果に基づいて、前記作像手段の作像条件を調整する制御を行うことを特徴とする画像形成システム。
  15. 請求項13に記載の画像形成システムにおいて、
    前記像担持体、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、帯電後の前記像担持体の表面に潜像を書き込む潜像書込手段、及び、前記潜像を現像してトナー像を得る現像手段を有する作像手段と、
    前記像担持体上に形成されたトナー像の位置を検知するためのトナー像位置検知手段とを有しており、
    前記調整動作は、所定の作像条件で前記作像手段に作像させたトナー像位置検知用トナー像の位置を、前記トナー像位置検知手段に検知させた結果に基づいて、トナー像の位置ずれを低減させるように前記作像手段の作像条件を調整する制御を行うことを特徴とする画像形成システム。
  16. 請求項13に記載の画像形成システムにおいて、
    前記像担持体、前記像担持体の表面を帯電させる帯電手段、帯電後の前記像担持体の表面に潜像を書き込む潜像書込手段、及び、前記潜像を現像してトナー像を得る現像手段を有する作像手段と、
    前記現像手段にトナーを補給するトナー補給手段とを有しており、
    前記調整動作は、前記像担持体上に消費用トナー像を形成して前記現像手段に収納されているトナーを強制的に消費し、前記トナー補給手段によって前記現像手段にトナーを補給する制御を行うことを特徴とする画像形成システム。
  17. 請求項1乃至16のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記後処理手段で行われる後処理に応じて、前記紙間領域の像担持体回転距離が変化することを特徴とする画像形成システム。
  18. 請求項17に記載の画像形成システムにおいて、
    前記後処理手段が、綴じ針を使用せずに用紙を綴じる綴じ手段を有することを特徴とする画像形成システム。
  19. 請求項1乃至18のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記像担持体は感光体であり、該感光体から用紙にトナー像を直接転写することを特徴とする画像形成システム。
  20. 請求項1乃至19のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記転写部材が転写ローラであることを特徴とする画像形成システム。
  21. 請求項1乃至20のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記紙間動作を決定する決定部と、操作のための操作部とを有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるとともに後処理の種類に応じて付け替えするオプション部材の取り付けが可能なように構成され、前記操作部から入力した、本体に装着した前記後処理手段および前記後処理手段に取り付けた前記オプション部材の識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成したことを特徴とする画像形成システム。
  22. 請求項1乃至20のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記紙間動作を決定する決定部と、操作のための操作部とを有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるように構成され、前記操作部から入力した、本体に装着した前記後処理手段の識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成したことを特徴とする画像形成システム。
  23. 請求項21または22のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    外部ネットワークと接続され、前記外部ネットワークを介して前記操作部から入力された前記識別情報を閲覧及び書き換えすることが可能なように構成したことを特徴とする画像形成システム。
  24. 請求項1乃至20のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記紙間動作を決定する決定部を有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるとともに後処理の種類に応じて付け替えするオプション部材の取り付けが可能なように構成され、前記後処理装置および前記オプション部材にはそれぞれの識別情報を記憶するための記憶手段がそれぞれ設けられ、前記記憶手段に記憶された前記識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成したことを特徴とする画像形成システム。
  25. 請求項1乃至20のいずれか一の画像形成システムにおいて、
    前記紙間動作を決定する決定部を有し、前記後処理手段が、本体に着脱可能であるように構成され、前記後処理装置には前記後処理装置の識別情報を記憶するための記憶手段が設けられ、前記記憶手段に記憶された前記識別情報に基づいて、前記決定部が、後処理に対応する前記紙間動作を決定するように構成したことを特徴とする画像形成システム。
  26. 請求項24または25のいずれかに記載の画像形成システムにおいて、
    外部ネットワークと接続され、前記外部ネットワークを介して前記記憶手段に記憶された前記識別情報を閲覧及び書き換えすることが可能なように構成したことを特徴とする画像形成システム。
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