JP2010091754A - 転写装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】像担持体に付着しているトナーを無端ベルトへ搬送してから回収することで製造コストの増加を抑制しつつ装置の小型化を図ることができる転写装置を提供する。
【解決手段】中間転写ベルトユニット6及び2次転写ユニット200は、中間転写ベルト61、2次転写ベルト201、転写ローラ10、吸着ローラ205、中間転写ベルトクリーニングユニット65、電源スイッチ50〜52、制御部60を備える。吸着ローラ205は用紙に当接しない位置で2次転写ベルト201からトナーを回収。電源スイッチ50はトナーを中間転写ベルト61から2次転写ベルト201に向かわせる第1電界、逆極性の第2電界を、電源スイッチ51、52はトナーを2次転写ベルト201から吸着ローラ205に向かわせる第3電界、逆極性の第4電界を形成。制御部60は転写処理時に第1電界及び第3電界を、転写処理後に第1電界を第2電界に第3電界を第4電界に切り替える。
【選択図】図3
【解決手段】中間転写ベルトユニット6及び2次転写ユニット200は、中間転写ベルト61、2次転写ベルト201、転写ローラ10、吸着ローラ205、中間転写ベルトクリーニングユニット65、電源スイッチ50〜52、制御部60を備える。吸着ローラ205は用紙に当接しない位置で2次転写ベルト201からトナーを回収。電源スイッチ50はトナーを中間転写ベルト61から2次転写ベルト201に向かわせる第1電界、逆極性の第2電界を、電源スイッチ51、52はトナーを2次転写ベルト201から吸着ローラ205に向かわせる第3電界、逆極性の第4電界を形成。制御部60は転写処理時に第1電界及び第3電界を、転写処理後に第1電界を第2電界に第3電界を第4電界に切り替える。
【選択図】図3
Description
この発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関するものである。特に、中間転写ベルトを備えた画像形成装置の転写装置に関する。
オフィス文書のカラー化に伴い、カラー複写機、カラープリンター等、カラー画像形成を可能とした電子写真方式のカラー画像形成装置が主流となりつつある。カラー画像形成装置は、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の画像形成ユニットでそれぞれトナー画像を形成し、各トナー画像を用紙に重ね合わせて転写処理し用紙にトナー画像を形成する。
近年、フチ無し印刷を採用する画像形成装置も増えつつある。フチ無し印刷では用紙幅よりも幅の長いトナー像を用いて転写処理を行なうため、用紙からはみ出したトナーが2次転写ベルトに付着する。2次転写ベルトに付着したトナーは、次に転写処理を行なう用紙に付着し用紙の裏面に付着し汚れの要因となる。
このような転写装置の中には、2次転写処理の終了に伴って、2次転写ローラが中間転写体から離間するとともに、クリーニングユニットも2次転写ローラから離間するものもある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−40129号公報
しかし、上記特許文献1に示す転写処理装置では、転写ローラの周面からトナーを回収するブレードと、ブレードが擦り落としたトナーを回収するトナー回収容器(筐体)を設ける必要がある。また、2次転写ローラを中間転写体から離間させる機構を設ける必要もあり、装置の小型化を図る上で問題であった。
そこで、本発明では、像担持体に付着しているトナーを無端ベルトへ搬送してから回収することで製造コストの増加を抑制しつつ装置の小型化を図ることができる転写装置を提供することを目的とする。
この発明の転写装置は、像担持体、無端ベルト、圧接部材、回収部材、クリーニング手段、第1電源手段、第2電源手段、制御部を備える。像担持体は、トナー像を担持し所定方向に回転する。無端ベルトは、像担持体に近接する転写領域で複数のローラにループ状に張架され、像担持体の周方向に移動し、転写領域を含む所定の用紙当接範囲で用紙に当接する。圧接部材は、無端ベルトを像担持体に転写領域で用紙を挟んで圧接させる。回収部材は、用紙当接範囲外で無端ベルトの外周面に当接する。クリーニング手段は、像担持体に付着したトナーを回収する。第1電源手段は、トナーを像担持体から無端ベルトに向かわせる第1電界または無端ベルトから像担持体に向かわせる第2電界を形成する。第2電源手段は、トナーを無端ベルトから回収部材に向かわせる第3電界または回収部材から無端ベルトに向かわせる第4電界を形成する。制御部は、第1電源手段および第2電源手段の電圧の極性を切り替える。制御部は、像担持体からトナー像を用紙に転写するときに第1電源手段に第1電界を形成させるとともに第2電源手段に第3電界を形成させ、用紙が転写領域を通過した後に第1電源手段に第2電界を形成させるとともに第2電源手段に第4電界を形成させる。
この構成において、トナー像を用紙に転写するときに、像担持体から無端ベルトにトナーを向かわせる第1電界を形成させるとともに、無端ベルトから回収部材に向かわせる第3電界を形成させる。このため、転写領域で無端ベルトに付着したトナーを回収部材で回収することができる。
一方、用紙が転写領域を通過した後に、無端ベルトから像担持体にトナーを向かわせる第2電界を形成するとともに、回収部材から無端ベルトに向かわせる第4電界を形成する。このため、像担持体に付着したトナーを回収するクリーニング手段で像担持体に付着したトナーを回収することができる。
この発明によれば、像担持体に付着しているトナーを拭き取るクリーニングユニットだけで無端ベルトに付着しているトナーを回収することができる。このため、無端ベルト周辺にクリーニングユニットを設ける必要が無く、製造コストの増加を抑制しつつ省スペース化を図ることができる。
この発明の一実施形態に係る画像形成装置100について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、画像形成装置100の全体構成を模式的に示す図である。
画像形成装置100は、主として、画像形成部110と、自動原稿搬送装置120と、とを備え、画像データに応じて用紙Pに多色及び単色の印刷処理を行なう複合機である。
自動原稿搬送装置120は、画像形成部110の上部に配置された読取部90を有し、原稿を自動搬送しながら原稿画像の読取りを行なう。
読取部90は、上面に透明ガラスからなる原稿台92を有し、逐次搬送される原稿が原稿台92の読取領域Zを通過するときに原稿を読取る。
画像形成部110は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット(転写装置)6、定着ユニット7、給紙カセット81、排紙トレイ91、制御部60を有している。画像形成部110は、用紙Pに印刷処理を行なう。
現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のカラー画像に応じた4つの画像ステーションにそれぞれ配置されている。各ステーションでは、各色に応じた4種類の潜像を形成する。
クリーナユニット4は、感光体ドラム3周面に残留したトナーを回収して排出する。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるチャージャ型の帯電器である。
露光ユニット1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)である。露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーにより顕像化する。
中間転写ベルトユニット6は、感光体ドラム3の上方に配置され、中間転写ベルト(像担持体)61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65、駆動ローラ66を有している。上記中間転写ローラ64は、YMCK用の各色に対応して4本設けられている。中間転写ローラ64には、約数百ボルト程度のプラス極性の転写バイアスが印加されている。一方、感光体ドラム3に担持されるトナー像は、マイナス極性に帯電している。このため、中間転写ベルト61にトナー像を担持させることができる。
給紙カセット81は、印刷処理に使用する複数枚の用紙Pを収納しており、画像形成部110の露光ユニット1の下側に設けられている。画像形成装置100の側面に装備されている手差しトレイ82にも画像形成に使用する用紙Pを置くことができる。画像形成部110の上方に設けられている排紙トレイ91は、画像形成部110で画像形成処理を行なった用紙Pを集積するためのトレイである。
画像形成部110には、給紙カセット81または手差しトレイ82から用紙Pを2次転写ユニット(転写装置)200や定着ユニット7を経由して排紙トレイ91に送る用紙搬送路Qが設けられている。用紙搬送路Qは、給紙カセット81乃至手差しトレイ82から排紙トレイ91に至る搬送路である。用紙搬送路Qは、ピックアップローラ11A、11B、搬送ローラ対12A、レジストローラ対13、2次転写ユニット200、定着ユニット7,搬送ローラ対12Bが上流側から下流側に向かって、この順に配置されている。
ピックアップローラ11Aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81から用紙Pを1枚ずつ繰り出して用紙搬送路Qに供給する。ピックアップローラ11Bは、手差しトレイ82の端部近傍に備えられ、手差しトレイ82から用紙Pを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Qに供給する。
レジストローラ対13は、用紙搬送路Qに沿って搬送されている用紙Pを一旦保持するものである。そして、中間転写ベルト61に担持されているトナー像を用紙Pの印刷位置を合わせるタイミングで用紙Pを上流側の中間転写ベルト61および2次転写ユニット200との間に搬送する。
図2は、中間転写ベルト61および2次転写ユニット200のニップ領域周辺における構成を示す概略図である。
2次転写ユニット200は、転写ローラ(圧接部材)10、ペーパガイド206、2次転写ベルト(無端ベルト)201、保持ローラ202、アイドルローラ203,204、吸着ローラ(回収部材)205を有している。
2次転写ベルト201は、保持ローラ202、アイドルローラ203、アイドルローラ204に搬送経路Qに沿う方向に移動可能に張架されている。なお、中間転写ベルト61と2次転写ベルト201との間に用紙Pを挟んで転写処理を行なう方が、転写ローラと転写ベルトとの間に用紙Pを挟んで転写処理を行なう場合よりも用紙Pをスムーズに搬送することができ、転写処理時の紙詰まりの発生を緩和できる。
ペーパガイド206は、レジストローラ対13から送り出される用紙Pを案内するガイド部材である。これにより、2次転写ベルト201へ用紙Pをスムーズに搬送することができる。
中間転写ベルト駆動ローラ62および転写ローラ10から成るローラ対は、用紙Pを狭持搬送して中間転写ベルト61上に担持されているトナー像を用紙Pの印刷面に転写するローラ対である。
中間転写ベルト駆動ローラ62は、金属から成る硬質のローラである。一方、転写ローラ10は、樹脂材から成る軟質のローラである。なお、中間転写ベルト駆動ローラ62を樹脂材から成る軟質のローラとし、転写ローラ10を金属から成る硬質のローラとしても良い。
中間転写ベルト駆動ローラ62は、転写ローラ10との間に中間転写ベルト61および2次転写ベルト201を圧接して所定のニップ領域(以下、簡単のためニップ領域と表記)を形成する。中間転写ベルト駆動ローラ62の回転に伴って、中間転写ベルト61および2次転写ベルト201は用紙搬送経路Qに沿う方向へ回転移動する。レジストローラ対13から送り出される用紙Pは、用紙搬送経路Qに沿ってニップ領域を経由して定着ユニット7へ搬送される。2次転写ベルト201の抵抗値は、1011Ω・cmである。2次転写ベルト201は、例えば、ポリイミドやポリカーボネイト、フッ素コーティングが施されたNBR等にカーボンブラック等の導電材を適当量含有させたものが用いられる。なお、所定のニップ領域は、本発明の転写領域に相当する。
定着ユニット7は、転写ローラ10の直上方に配置されており、ヒートローラ71および加圧ローラ72から成るローラ対を有し、トナー像が転写された用紙Pを加熱及び加圧して用紙P表面にトナー像を定着させる。
図3は、制御部60が制御する転写ローラ10、保持ローラ202、吸着ローラ205の電気的構成を示す図である。
制御部60は、ピックアップローラ11A、11B、搬送ローラ対12A、レジストローラ対13、2次転写ユニット200、定着ユニット7,搬送ローラ対12B等の駆動を制御する。制御部60は、電源スイッチ(第1電源手段)50、電源スイッチ(第2電源手段)51、電源スイッチ(第2電源手段)52の切り替えを制御する。
電源スイッチ50は、転写ローラ10に接続されており転写ローラ10に印加する電圧極性を切り替える。これにより、転写ローラ10近傍の電界をトナーを転写ローラ10側に吸着する第1電界と中間転写ベルト駆動ローラ62側に吸着する第2電界とに選択的に切り替えることができる。電源スイッチ50は、第1電界を形成するときには、転写ローラ10にプラス極性の電圧を印加する。電源スイッチ50は、第2電界を形成するときには、転写ローラ10にマイナス極性の電圧を印加する。
電源スイッチ52は、吸着ローラ205に電圧を印加するとともに、吸着ローラ205に印加する電圧の極性を切り替える。より具体的には、電源スイッチ52は、2次転写ベルト201に付着したトナーを吸着ローラ205に吸着させる第3電界と、吸着ローラ205に吸着したトナーを2次転写ベルト201に吸着させる第4電界とに電圧の極性を切
り替える。電源スイッチ52は、第3電界を形成するときには、プラス極性の電圧を吸着ローラ205に印加する。電源スイッチ52は、第4電界を形成するときには、マイナス極性の電圧を吸着ローラ205に印加する。
り替える。電源スイッチ52は、第3電界を形成するときには、プラス極性の電圧を吸着ローラ205に印加する。電源スイッチ52は、第4電界を形成するときには、マイナス極性の電圧を吸着ローラ205に印加する。
電源スイッチ51は、保持ローラ202に電圧を印加して電界を形成するとともに、保持ローラ202に印加する電圧の極性を切り替える。電源スイッチ51は、第3電界を形成するときには、保持ローラ202にマイナス極性の電圧を印加する。電源スイッチ51は、第4電界を形成するときには、保持ローラ202にプラス極性の電圧を印加する。なお、電源スイッチ51は、第3電界または第4電界のいずれかを形成するときにだけ保持ローラ202に電圧を印加するものとしても良い。なお、本実施形態では、保持ローラ202に電圧を印加する例を挙げているが、2次転写ユニット200の仕様に応じて保持ローラ202に電圧を印加しないものとしても良い。
吸着ローラ205は、多数の毛先が軸心から径方向に延び、その軸方向の周面がブラシ状を呈している。これにより、電源スイッチ52からプラス極性の電圧を印加されたときに、より多くのトナーを保持することができる。なお、吸着ローラ205は、2次転写ベルト201からトナーを十分に回収できるのであればブラシ状でなくても良い。吸着ローラ205は、保持ローラ202を挟んで用紙搬送経路Qと離間する位置に配置されている。これにより、用紙搬送経路Qに沿って搬送される用紙Pに吸着ローラ205が接触するのを防止することができる。
制御部60は、用紙Pの縁部分に余白を残してトナー像を転写処理する通常印刷モードと、用紙Pの両端部に余白を残さずにトナー像を転写処理するフチ無し印刷モードとを有している。
図4は、制御部60が通常印刷モードで転写処理を実行する場合のニップ領域周辺の構成を示す図である。
制御部60は、通常印刷モードで印刷処理を実行するときには、転写ローラ10にだけ電源スイッチ50を介してプラス極性の電圧を印加し第1電界を形成する。本実施形態では、電源スイッチ50は、+2kVの電圧を転写ローラ10に印加する。制御部60は、トナー像がニップ領域に到達するタイミングと、用紙Pがニップ領域に到達するタイミングとが揃うように、中間転写ベルト駆動ローラ62およびレジストローラ対13を駆動する。これにより、ニップ領域でトナー像を2次転写ベルト201側へ吸着しつつ、転写ローラ10および中間転写ベルト駆動ローラ62との間に用紙Pが圧接されて転写処理が実行される。なお、転写ローラ10に印加する電圧は、ニップ領域における用紙への転写処理が適切に実行される電圧であれば良い。
制御部60は、フチ無し印刷を実行するときに2次転写ベルト201に転写されるトナーを拭き取るクリーニング動作を実行する。
図5は、制御部60によるクリーニング動作の制御の流れを示すフローチャートである。なお、本実施形態では、クリーニング動作をフチ無し印刷の実行時にのみ行なう例を挙げているが、例えば、転写処理を行なう際に常にクリーニング処理を行なうものとしても良い。
制御部60は、フチ無し印刷が選択された場合には(S1)、中間転写ベルト61に担持されたトナー像をニップ領域でレジストローラ対13から供給される用紙Pに転写処理を開始するタイミングで(S2)、吸着ローラ205にプラス極性の電圧を印加させる。これと同時に、制御部60は、保持ローラ202にマイナス極性の電圧を印加させ、吸着ローラ205にトナーを吸着させる(S3)。
図6は、ステップS3において、制御部60が処理を実行する際の転写ローラ10、保持ローラ202、吸着ローラ205へ印加する電圧極性の構成を示す図である。
ステップS3では、制御部60は転写ローラ10にプラス極性の電圧を印加し第1電界を形成している。これにより、中間転写ベルト61に担持されたトナー像を用紙Pに転写することができる。制御部60は、保持ローラ202にマイナス極性の電圧を印加し吸着ローラ205にプラス極性の電圧を印加し第3電界を形成している。これにより、吸着ローラ205にトナーをスムーズに吸着させることができる。なお、本実施形態では、保持ローラ202に−1.5kVの電圧を印加し、吸着ローラ205に+1.5kVの電圧を印加している。
ここで、制御部60は、用紙Pを挟んで中間転写ベルト61に担持されているトナー像を用紙Pの印刷面に転写させるため、転写ローラ10には保持ローラ202および吸着ローラ205に印加される電圧の絶対値よりも大きな電圧を印加している。なお、保持ローラ202および吸着ローラ205に印加される電圧の絶対値は、用紙Pを挟んでトナー像を2次転写ベルト201に吸着させる転写ローラ10に印加する電圧と比較して小さな電圧を印加すれば良い。これにより、消費電力を抑制することができる。
図7は、ステップS3において、用紙Pがニップ領域を通過した直後の状態を示す図である。
ニップ領域で用紙Pの端部からはみ出したトナーは、2次転写ベルト201に吸着される。トナーは2次転写ベルト201に担持され、2次転写ベルト201を挟んで保持ローラ202と対向する吸着ローラ205の近傍まで2次転写ベルト201によって搬送される。吸着ローラ205近傍まで2次転写ベルト201によって搬送されたトナーは吸着ローラ205に吸着される。これにより、2次転写ベルト201に担持されたトナーがニップ領域まで搬送されて用紙に付着するのを防止することができる。
また、吸着ローラ205の直上流側に位置する保持ローラ202には、マイナス極性の電圧が印加されているため、吸着ローラ205に2次転写ベルト201から吸着ローラ205へトナーをスムーズに吸着させることができる。
制御部60は、用紙Pへの転写処理の終了、すなわち、用紙Pがニップ領域を通過すると(S4)、吸着ローラ205および転写ローラ10の電圧の極性をマイナス極性に切り替えるとともに、保持ローラ202の電圧の極性をプラス極性に切り替える。これにより、吸着ローラ205に吸着されていたトナーを2次転写ベルト201からニップ領域を経由して中間転写ベルト61上へ搬送することができる。中間転写ベルト61に吸着されたトナーは、中間転写ベルトクリーニングユニット65で中間転写ベルト61から回収される。このため、中間転写ベルトクリーニングユニット65だけで吸着ローラ205に付着したトナーも回収することができる。この結果、2次転写ベルト201からトナーを回収するクリーニングユニットを別途設ける必要がなく、製造コストの増加を抑制しつつ、画像形成装置100の小型化を図ることができる。
図8は、2次転写ベルト201の抵抗特性を変化させたときのトナー像の用紙への転写結果(転写画質)、吸着ローラ205におけるトナーの吸着性を調べた結果を示すものである。
2次転写ベルト201の抵抗値が1010Ω・cm〜1011Ω・cmでは、転写画質及び吸着ローラ205のトナー吸着性ともに良好な結果を得られることが判明した。
一方、2次転写ベルト201の抵抗値が109Ω・cmの場合には、転写画質が良好ではなく、また、吸着ローラ205がトナーを吸着するためにより高い電圧が必要となることが判明した。2次転写ベルト201の抵抗値が1012Ω・cmの場合には、トナーが飛散し転写画質が低下することが判明した。
このため、2次転写ベルト201の抵抗値を1010Ω・cm〜1011Ω・cmとすることで良好な転写画質およびトナーの吸着性を得ることができる。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、良好な転写画質と、上記トナーの吸着性を得られるのであれば、画像形成装置の仕様に応じて抵抗値が1010Ω・cm〜1011Ω・cmの範囲以外の2次転写ベルトを用いても良い。
上記実施形態では、2次転写ベルト201の周速および吸着ローラ205の周速は350mm/secである。ここで、2次転写ベルト201の周速とは2次転写ベルト201の回転移動速度であり、吸着ローラ205の周速とは吸着ローラ205の回転速度である。
図9は、2次転写ベルト201の周速を固定し、吸着ローラ205の周速を変化させたときの吸着ローラ205へのトナーの吸着性、すなわちトナー回収性を調べた結果を示すものである。
図9に示すように、周速比が大きくなるほど、すなわち吸着ローラ205の周速が速くなるほどトナー回収性が良好であることが判明した。
一方、周速比を1.5に設定すると、トナー回収性は良好であるものの、2次転写ベルト201にキズが発生する。このため、周速比としては1.2前後とすることが最適であることが判明した。
上記実施形態では、中間転写ベルトユニット6と2次転写ユニット200との間のニップ領域で用紙に転写処理を行なう2次転写方式の転写装置を例に挙げているが、例えば、感光体ドラムと転写ベルトとの間のニップ領域で用紙に転写処理を行なうものとしても良い。この場合にも上記実施形態に係る2次転写ユニット200と同様の効果を得ることができる。
上記実施形態では、吸着ローラ205が2次転写ベルト201に常時接触している例を挙げているが、クリーニング動作を実行するときにだけ吸着ローラ205を2次転写ベルト201に当接させる離接機構をさらに設けるものとしても良い。この場合には、吸着ローラ205は、2次転写ベルト201にクリーニング動作のときにだけ接触するので、吸着ローラ205と2次転写ベルト201とが互いに接触して磨耗するのを抑制することができる。このため、吸着ローラ205および2次転写ベルト201の使用期間を延ばすという効果を得ることができる。
図1〜9において、断面表記は適宜省略して示している。なお、図4、6、7に示す黒丸はトナーを示している。
なお、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図されている。
6 中間転写ベルトユニット(転写装置)
10 転写ローラ(圧接部材)
50 電源スイッチ(第1電源手段)
51 電源スイッチ(第2電源手段)
52 電源スイッチ(第2電源手段)
60 制御部
61 中間転写ベルト(像担持体)
65 中間転写ベルトクリーニングユニット(クリーニング手段)
200 2次転写ユニット(転写装置)
201 2次転写ベルト(無端ベルト)
202 保持ローラ
205 吸着ローラ(回収部材)
10 転写ローラ(圧接部材)
50 電源スイッチ(第1電源手段)
51 電源スイッチ(第2電源手段)
52 電源スイッチ(第2電源手段)
60 制御部
61 中間転写ベルト(像担持体)
65 中間転写ベルトクリーニングユニット(クリーニング手段)
200 2次転写ユニット(転写装置)
201 2次転写ベルト(無端ベルト)
202 保持ローラ
205 吸着ローラ(回収部材)
Claims (8)
- トナー像を担持し所定方向に回転する像担持体と、
前記像担持体に近接する転写領域で複数のローラにループ状に張架され、前記像担持体の周方向に移動し、前記転写領域を含む所定の用紙当接範囲で用紙に当接する無端ベルトと、
前記無端ベルトを前記像担持体に前記転写領域で用紙を挟んで圧接させる圧接部材と、
前記用紙当接範囲外で前記無端ベルトの外周面に当接する回収部材と、
前記像担持体に付着したトナーを回収するクリーニング手段と、
トナーを前記像担持体から前記無端ベルトに向かわせる第1電界または前記無端ベルトから前記像担持体に向かわせる第2電界を形成する第1電源手段と、
トナーを前記無端ベルトから前記回収部材に向かわせる第3電界または前記回収部材から前記無端ベルトに向かわせる第4電界を形成する第2電源手段と、
前記第1電源手段および前記第2電源手段の電圧の極性を切り替える制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記像担持体からトナー像を用紙に転写するときに前記第1電源手段に前記第1電界を形成させるとともに前記第2電源手段に前記第3電界を形成させ、用紙が前記転写領域を通過した後に前記第1電源手段に前記第2電界を形成させるとともに前記第2電源手段に前記第4電界を形成させる、
転写装置。 - 前記像担持体は、複数のローラにループ状に張架された中間転写ベルトである、
請求項1に記載の転写装置。 - 前記制御部は、用紙の全幅にわたってトナー像を転写するフチ無し印刷モードを有し、
前記制御部は、前記フチ無し印刷モードを実行するときにだけ、用紙が前記転写領域を通過した後に前記第1電源手段に前記第2電界を形成させるとともに前記第2電源手段に前記第4電界を形成させる、
請求項1または2に記載の転写装置。 - 前記第2電源手段は、前記回収部材と、前記無端ベルトを挟んで前記回収部材と対向する位置に配置された前記ローラと、に電圧を印加して第3電界または第4電界を形成する、
請求項1から3のいずれかに記載の転写装置。 - 前記第2電源手段が印加する電圧は、前記第1電源手段が印加する電圧よりも絶対値が小さく設定されている、
請求項4に記載の転写装置。 - 前記無端ベルトの抵抗値は、1010Ω・cmから1011Ω・cmの範囲である、
請求項1から5のいずれかに記載の転写装置。 - 前記回収部材の周速は、前記無端ベルトの周速より大きい、
請求項1から6のいずれかに記載の転写装置。 - 前記回収部材は、ブラシ状を呈している、
請求項1から7のいずれかに記載の転写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008261192A JP2010091754A (ja) | 2008-10-08 | 2008-10-08 | 転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008261192A JP2010091754A (ja) | 2008-10-08 | 2008-10-08 | 転写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2010091754A true JP2010091754A (ja) | 2010-04-22 |
Family
ID=42254540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008261192A Pending JP2010091754A (ja) | 2008-10-08 | 2008-10-08 | 転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2010091754A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011145394A1 (ja) * | 2010-05-17 | 2011-11-24 | シャープ株式会社 | 転写装置 |
| JP2012181344A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2014121791A (ja) * | 2012-12-20 | 2014-07-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びプログラム |
-
2008
- 2008-10-08 JP JP2008261192A patent/JP2010091754A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2012181344A (ja) * | 2011-03-01 | 2012-09-20 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
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