JP2016114628A - 反射スクリーン、映像表示システム - Google Patents
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Abstract
Description
そして、このような短焦点型の映像投射装置によって投射された映像光を良好に表示するために、単位レンズが複数配列されて形成されたリニアフレネルレンズ形状やサーキュラーフレネルレンズ形状を有するレンズ層の表面に反射層を形成した反射スクリーン等が様々に開発されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、レンズ層にリニアフレネルレンズ形状を適用し、巻き取られた基材上にレンズ層を順次成形する、いわゆるロール搬送方式によってレンズ層を形成し、製造効率を向上させ、製造コストを安価にすることも可能であるが、この場合、サーキュラーフレネルレンズ形状に比して反射スクリーンのスクリーン面内の輝度分布が不均一になってしまう問題が生じてしまう。
請求項1の発明は、画面上下方向の上方又は下方側に配置される映像源(LS)から投射された映像光を反射して画面に表示する反射スクリーン(20)であって、映像源側とは反対の背面側に凸となり、画面上下方向に延在する単位光学形状(231)が、スクリーン面に沿って画面左右方向に複数配列されたレンズ層(23)と、前記レンズ層の背面側に設けられ、光を反射する反射層(22)と、前記レンズ層の映像源側に設けられ、光を透過する第1光透過部(252)及び第2光透過部(253)が、スクリーン面に沿って画面上下方向に交互に配列された光制御層(25)とを備え、前記第2光透過部(253)は、厚み方向に平行であって画面上下方向に平行な断面における断面形状が、映像源側の端部の幅が広く、背面側に向けて次第に幅が狭くなる楔形形状に形成されていること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の反射スクリーン(20)において、前記第2光透過部(253)の屈折率は、前記第1光透過部(252)の屈折率よりも小さいこと、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の反射スクリーン(20)において、前記第2光透過部(253)は、前記第1光透過部(252)との界面を形成する斜面のうち、画面上下方向において前記映像源が配置される側と同じ側の斜面(253a)と、スクリーン面と平行な面とがなす角度αが、60°≦α≦80°の範囲に形成されていること、を特徴とする反射スクリーンである。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の反射スクリーン(20)と、前記反射スクリーンに映像光を投射する映像源(LS)と、を備える映像表示システム(1)である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。
また、板、シート等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、これらの文言は、適宜置き換えることができるものとする。
さらに、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
図1は、本実施形態の映像表示システム1を説明する図である。図1(a)は、映像表示システム1の斜視図であり、図1(b)は、映像表示システム1の側面図である。
映像表示システム1は、反射スクリーン20を備える反射スクリーンユニット10と、映像源LS等とを有している。本実施形態の映像表示システム1は、映像源LSから投影された映像光Lを反射スクリーン20が反射して、その画面上に映像を表示する。
この映像表示システム1は、例えば、映像光Lを映像源LSから投射するフロントプロジェクションテレビシステム等として用いることが可能である。
なお、スクリーン面とは、この反射スクリーン20全体として見たときにおける、反射スクリーン20の平面方向となる面を示すものである。
この映像源LSは、反射スクリーン20の画面に直交する方向(反射スクリーン20の厚み方向)における反射スクリーン20との距離が、従来の汎用プロジェクタに比べて大幅に近い位置から映像光Lを投射できる。即ち、映像源LSは、従来の汎用プロジェクタに比べて、反射スクリーン20までの投射距離が短く、映像光Lの反射スクリーン20のスクリーン面に対する入射角度も大きい。
以下の説明中において、画面上下方向、画面左右方向、厚み方向とは、特に断りが無い場合、この反射スクリーン20の使用状態における画面上下方向(鉛直方向)、画面左右方向(水平方向)、厚み方向(奥行き方向)であるとする。
この反射スクリーン20は、例えば、対角80インチや100インチ、120インチ等の大きな画面(表示領域)を有している。
反射スクリーン20は、薄く、それ単独では平面性を維持するだけの十分な剛性を有していない場合が多い。そのため、反射スクリーン20は、支持板30に一体に接合される形態とすることにより、その画面の平面性を維持している。
図2(a)では、反射スクリーン20の観察画面(表示領域)の幾何学的中心(画面中央)となる点A(図1(a),(b)参照)を通り、画面上下方向に平行であって、スクリーン面に垂直(厚み方向に平行)な断面の一部を拡大して示している。また、図2(b)では、図2(a)のb−b断面を示している。
反射スクリーン20は、図2に示すように、その厚み方向において、映像源側(観察者側)から順に、表面層26、光制御層25、基材層24、レンズ層23、反射層22、保護層21等を備えている。
基材層24は、拡散材を含有する光拡散層241と、顔料や染料等の着色材を含有する着色層242とを有している。本実施形態の基材層24は、光拡散層241と着色層242とが共押出成形されることにより、一体に積層されて形成されている。
本実施形態では、図2に示すように、基材層24において、光拡散層241が背面側であり、着色層242が映像源側に位置する例を示したが、これに限らず、光拡散層241が映像源側に位置し、着色層242が背面側に位置する形態としてもよい。
光拡散層241の母材となる樹脂は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂や、PC(ポリカーボネート)樹脂、MS(メチルメタクリレート・スチレン)樹脂、MBS(メチルメタクリレート・ブタジエン・スチレン)樹脂、TAC(トリアセチルセルロース)樹脂、PEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂、アクリル系樹脂等が好適に用いられる。
光拡散層241の厚さは、反射スクリーン20の画面サイズ等にも依るが、約50〜1000μmとすることが好ましい。光拡散層241は、そのヘイズ値が、85〜99%の範囲であることが望ましい。本実施形態の光拡散層241の厚さは、約150μmに形成されている。
着色層242の着色剤としては、グレー系や黒色系等の暗色系の染料や顔料等や、カーボンブラック、グラファイト、黒色酸化鉄等の金属塩等が好適に用いられる。
着色層242の母材となる樹脂は、PET樹脂や、PC樹脂、MS樹脂、MBS樹脂、TAC樹脂、PEN樹脂、アクリル系樹脂等を用いることができる。
着色層242は、反射スクリーン20の画面サイズ等にも依るが、その厚さを約30〜2000μmとすることが好ましい。本実施形態の着色層242の厚さは、約70μmに形成されている。
図3(a)は、レンズ層23及び反射層22を背面側正面方向から観察した様子を示しており、理解を容易にするために、保護層21等は省略して示している。図3(b)は、図2(b)に示す断面の一部をさらに拡大して示し、理解を容易にするために、映像源側に位置する基材層24や、光制御層25、表面層26は省略して示している。
レンズ層23は、光透過性を有し、その背面に、単位光学形状231が複数配列されている。本実施形態の単位光学形状231は、図3に示すように、背面側に凸となる楕円柱形状の一部形状又は円柱形状の一部形状であり、画面左右方向及び厚み方向に平行な断面の断面形状が、同一形状を保って画面上下方向に延在しており、画面左右方向に複数配列されている。従って、レンズ層23の背面側の面には、いわゆるレンチキュラーレンズ形状が形成されている。
図3(b)に示すように、単位光学形状231の隣接する単位光学形状との配列ピッチはP1であり、レンズ層23の厚み方向において単位光学形状の最も観察者側となる点bと最も背面側となる点tとの距離(レンズ高さ)はh1である。本実施形態のレンズ層23は、単位光学形状231の配列ピッチP1が65μm、高さh1が12μmに形成されている。なお、単位光学形状231は、画面左右方向に隣接して配列されているので、配列ピッチP1は、単位光学形状231の画面左右方向の幅寸法に等しい。
反射層22は、アルミニウムや銀、クロム等の光反射性の高い金属を蒸着する、スパッタリングする、金属箔を転写する等により形成することが好ましい。なお、これに限らず、反射層22は、高反射性を有する白色又は銀色系の顔料やビーズ等を含有する紫外線硬化型樹脂又は熱硬化性樹脂、銀やアルミニウム等の金属蒸着膜や金属箔等を粉砕した粒子や微小なフレークを含む塗料等を適宜選択して用いてよいし、その形成方法も、スプレー塗布や、グラビアリバースコート、スクリーン印刷、インクジェット方式による塗布等としてもよい。
また、レンズ層23の背面側の形状によって反射面の形状を制御できるので、画面左右方向における視野角をより細かく制御することができる。
この保護層21は、黒色等の暗色系の顔料等を含有するPET樹脂製等のシート状の部材や黒色等の暗色系の色の布等を、不図示の接合層を介して反射層22の背面側に貼合して設けてもよいし、反射層22の背面側に、黒色顔料等を含有する紫外線硬化型樹脂等を塗布して硬化させて形成してもよい。このように、保護層21に光吸収作用を付与することにより、反射スクリーン20の背面側からの外光の入射を防止することができる。
なお、保護層21は、他の色としてもよいし、外光の背面側からの入射や、反射層22の酸化等を抑制できるのであれば、透明又は略透明としてもよい。
また、保護層21は、ハードコート機能や、帯電防止機能、防汚機能、紫外線吸収機能等を有する形態としてもよい。
基材部251は、光透過性を有する透明な部材から形成されており、この光制御層25のベースとなる層である。この基材部251は、シート状の部材を用いている。
基材部251を形成する材料としては、PC樹脂や、PET樹脂、トリアセチルセルロース(TAC)樹脂、ABS樹脂、MBS樹脂、MS樹脂等が挙げられる。また基材部251の厚みは、38〜250μmのとすることが好ましい。
第1光透過部252は、光透過性を有する透明な部材により形成されており、図4(b)に示すように、画面左右方向に延在し、基材部251の観察者側の面に沿って画面上下方向に複数配列されている。第1光透過部252の配列方向(画面上下方向)に平行であって反射スクリーン20の厚み方向に平行な断面形状は、図4(a)に示すように、映像源側を上底とし、背面側を上底よりも寸法の大きい下底とする略台形形状である。
本実施形態の第1光透過部252は、ウレタンアクリレート等の紫外線硬化型樹脂により基材部251の背面側の面に一体に形成されているが、これに限らず、電子線硬化型樹脂等の他の電離放射線硬化型樹脂により形成してもよい。
また、第1光透過部252は、PET樹脂等の熱可塑性樹脂等を用いて熱溶融押出成形により形成されてもよい。
第1光透過部252は、上述の基材部251上に設けずに、直接、基材層24の観察者側の面に設けるようにしてもよい。この場合、反射スクリーンの層構成を減らすことができ、反射スクリーンの製造工程や製造コストを低減することができる。
この第2光透過部253は、図4(a)及び図4(b)に示すように、画面左右方向に延在し、光制御層25の映像源側の面に沿って画面上下方向に第1光透過部252と交互に配置される形態となっている。したがって、本実施形態では、第1光透過部252の映像源側の面と第2光透過部253の映像源側の面とで光制御層25の映像源側の面が形成されている。
また、第2光透過部253は、その配列方向(画面上下方向)に平行であって反射スクリーンの厚み方向に平行な断面における断面形状が楔形形状である。ここでいう楔形形状とは、一方の端部の幅が広く、他方に向けて次第に幅が狭くなる形状をいい、三角形形状や台形形状等を含む。本実施形態では、第2光透過部253は、図4(a)に示すように、その断面形状が、映像源側を底辺とする略三角形形状としている。
この第2光透過部253は、例えば、光透過性を有する樹脂を、第1光透過部252間の谷部にワイピング(スキージング)して充填し、硬化させる等により形成される。
第2光透過部253に用いられる光透過性を有する樹脂は、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等の紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂等の電離放射線硬化型樹脂が好適に使用される。なお、第2光透過部253の屈折率を、第1光透過部252の屈折率よりも小さくするため、第2光透過部253に用いられる光透過性を有する樹脂は、第1光透過部252を形成する樹脂よりも屈折率が小さいものを選択するのが好ましい。
本実施形態では、第1光透過部252にエポキシアクリレート樹脂を、第2光透過部253にウレタンアクリレート樹脂を選択し、上述のように屈折率差を設けている。
また、反射スクリーン20の厚み方向における第2光透過部253の寸法(厚み)は、Hである。第1光透過部252と第2光透過部253との界面のうち、第2光透過部253の画面上下方向の下方側(映像源LSが配置される側)の斜面253aが、スクリーン面となす角度は、αであり、第2光透過部253の画面上下方向の上方側(映像源LSの配置される側とは反対側)の斜面253bがスクリーン面となす角度は、βである。
また、反射層22において反射した光のうち、第2光透過部に入射した光を、第1光透過部252及び第2光透過部253との界面(斜面253a)において屈折させて、観察者側に出射することができる(図2(a)のL1参照)。
これにより、光制御層25は、反射スクリーン20の下方側に配置される映像源LSから投射される光を、観察者側であって反射スクリーン20の厚み方向にほぼ平行な方向へ反射することができる。
仮に、角度αが60°未満である場合、映像光が斜面253aに入射し難くなり光の利用効率が低下してしまうため望ましくない。また、全反射したとしても全反射した光の角度の変更度合が小さすぎてしまい映像光を適正に観察者側に反射することができなくなる恐れがあるため望ましくない。
また、角度αが80°よりも大きい場合、映像源から投射される映像光を全反射させるのが困難となるため望ましくない。また、全反射したとしても全反射した光の角度の変更度合が大きすぎてしまい映像光を適正に観察者側に反射することができなくなる恐れがあるため望ましくない。
本実施形態において、P2、D、W1、W2、H、α、βの各値は、一定である例を示したが、これに限定されるものでなく、各値は、スクリーン面の位置に応じて適宜変動するようにしてもよい。
本実施形態の表面層26は、ハードコート機能及び防眩機能を有しており、光制御層25の映像源側の表面に、ハードコート機能を有する紫外線硬化型樹脂(例えば、ウレタンアクリレート)等の電離放射線硬化型樹脂を塗膜の膜厚約10〜100μmとなるように塗布し、微細な凹凸形状(マット形状)をその樹脂膜表面に転写する等して硬化させ、表面に微細凹凸形状が賦形されて形成されている。本実施形態では、表面層26は、その表面の表面粗さが0.1〜3μmの範囲であり、ヘイズ値が5〜20%の範囲で形成されている。本実施形態の表面層26は、約30μmの膜厚に形成されている。
また、表面層26は、反射防止機能や紫外線吸収機能、防汚機能や帯電防止機能等を有する層を、表面層26と光制御層25との間に、さらに別層として設けてもよい。
さらに、表面層26は、光制御層25とは別層であって不図示の粘着材等により光制御層25に接合される形態としてもよいし、光制御層25の映像源側の面に直接形成してもよい。
図2(a)に示すように、映像源LSから投影された大部分の映像光L(L1、L2)は、反射スクリーン20の下方から入射し、表面層26、光制御層25、基材層24を透過してレンズ層23へ入射する。
このとき、映像源LSから投射された映像光のうち、光制御層25の第1光透過部252へ入射した光の一部L1、L2は、図2(a)に示すように、第2光透過部253の斜面253aにおいて全反射してレンズ層23へと入射する。
そして、レンズ層23の背面側に設けられた反射層22により反射して、この反射した光の一部L1は、第1光透過部252を透過して第2光透過部253に入射する。このとき、光L1は、第1光透過部252及び第2光透過部253との界面(斜面253a)で屈折した上で第2光透過部253に入射するため、スクリーン面から出射するときには、反射スクリーン20の厚み方向にほぼ平行となる。また、反射層22を反射した光の他の一部の光L2は、第1光透過部252のみを透過して、スクリーン面から出射することとなる。
これにより、反射スクリーン20は、反射スクリーン20の下方側に配置される映像源LSから投射される光を、観察者側に向けて反射スクリーン20の厚み方向にほぼ平行な方向へ反射することができる。
また、反射スクリーン20は、レンズ層23に単位光学形状231が設けられているため、映像光をスクリーン面の正面方向だけでなく、画面左右方向側にも反射することができ、スクリーン面内の輝度分布を均一にすることができる。
図5は、本実施形態の反射スクリーン20の製造方法を説明する図である。
図6は、本実施形態の反射スクリーン20の製造方法を説明する図である。
ここで、図5及び図6の各図は、反射スクリーンの厚み方向に平行であって、画面上下方向に平行な断面を示す。
具体的には、図5(a)に示すように、基材部251の映像源側となる面に、エポキシアクリレート系の紫外線硬化型樹脂を塗布し、第1光透過部252を賦形する金型ロールを押圧し、紫外線を照射して硬化させた後に剥離ロールによって金型ロールから離型する等により、基材部251上に複数の第1光透過部252を順次形成する。
次に、図5(b)に示すように、基材部251上に形成された第1光透過部252の表面(背面側の面)にウレタンアクリレート系の紫外線硬化型樹脂を充填し、第2光透過部253を形成する。具体的には、第2光透過部253は、隣り合う第1光透過部252間の谷部にドクターブレードによって紫外線硬化型樹脂を充填し、紫外線を照射して硬化させることによって形成される。以上により、光制御層25が形成される。
このように、光制御層25は、ウェブ状の基材部251上に、複数の第1光透過部252、第2光透過部253を順次連続して形成することによって作製されるので、光制御層25の製造効率を向上させることができる。
なお、表面層26上に不図示のマスキング材を剥離可能に貼合して、次工程に流してもよい。このマスキング材としては、例えば、透明又は略透明なシート状の部材を用いることができ、以降の製造過程における表面層26の表面の汚れや傷つきを防止する機能を有している。
次に、図5(d)に示すように、拡散材を含有する樹脂と着色材を含有する樹脂とを、それぞれ所定の厚さで共押出成形することにより、光拡散層241及び着色層242を一体に成形し、ウェブ状の基材層24を形成し、基材層24の着色層242側の面と、光制御層25の基材部251側の面とを接合する。
具体的には、レンズ層23は、基材層24の背面に、ウレタンアクリレート等の紫外線硬化型樹脂を塗布し、単位光学形状231を賦形する金型ロールによって押圧し、紫外線を照射して硬化させた後に剥離ロールによって金型ロールから離型する等により、形成される。
次に、図6(b)に示すように、レンズ層23の背面(単位光学形状231側の面)に、真空蒸着法によりアルミニウムを蒸着して反射層22を形成する。なお、反射層22は、金属薄膜等の光反射材料が含有された塗料を塗布等することによって形成されるようにしてもよい。
以上により、保護層21、反射層22、レンズ層23、基材層24、光制御層25、表面層26が順次積層された積層体が完成し、最後に、この積層体を所定の大きさに裁断することによって反射スクリーン20が完成する(図2参照)。
まず、光拡散層241及び着色層242を共押出成形によりウェブ状の基材層24を作製した上で、基材層24の観察者側の面に、直接、第1光透過層252を成形する。それから、第1光透過部252の谷部に第2光透過層253を形成して光制御層25を作製し、光制御層25の映像源側の面に表面層26を形成する。基材層24の背面側のレンズ層23、反射層22、保護層21の形成は、上述の製造方法と同様である(図6参照)。
このように、光制御層25の基材部251を省略することにより、反射スクリーンの製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
また、本実施形態の反射スクリーン20は、ロール搬送の方式により、順次、複数の反射スクリーンを製造することができ、反射スクリーン20の製造効率を向上させるとともに、製造コストを安価にすることができる。
本実施形態の反射スクリーン20は、第2光透過部の斜面253aとスクリーン面と平行な面とがなす角度αが、60°≦α≦80°の範囲に形成されているので、映像源から投射される映像光を光制御層25においてレンズ層23側により効率よく全反射させることができる。
図7は、変形形態の反射スクリーンを説明する図であり、図7(a)は、図2(a)に対応する断面図であり、図7(b)は、図2(b)に対応する断面図である。
(1)上述の実施形態において、光制御層25は、レンズ層23及び基材層24よりも映像源側に設けられる例を示したが、これに限定されるものでない。例えば、光制御層25は、図7に示すように、レンズ層23の映像源側であって、基材層24とレンズ層23との間に設けられるようにしてもよい。
また、基材層24は、着色層242のみを備え、着色層242が着色剤に加えてさらに光拡散材を含有する形態としてもよい。
さらに、光拡散層241と着色層242とは、別々に成形された光拡散層241と着色層242とを粘着剤等で接合して基材層24としてもよい。
20 反射スクリーン
21 保護層
22 反射層
23 レンズ層
231 単位光学形状
24 基材層
25 光制御層
251 基材部
252 第1光透過部
253 第2光透過部
253a、253b 斜面
26 表面層
LS 映像源
Claims (4)
- 画面上下方向の上方又は下方側に配置される映像源から投射された映像光を反射して画面に表示する反射スクリーンであって、
映像源側とは反対の背面側に凸となり、画面上下方向に延在する単位光学形状が、スクリーン面に沿って画面左右方向に複数配列されたレンズ層と、
前記レンズ層の背面側に設けられ、光を反射する反射層と、
前記レンズ層の映像源側に設けられ、光を透過する第1光透過部及び第2光透過部が、スクリーン面に沿って画面上下方向に交互に配列された光制御層とを備え、
前記第2光透過部は、厚み方向に平行であって画面上下方向に平行な断面における断面形状が、映像源側の端部の幅が広く、背面側に向けて次第に幅が狭くなる楔形形状に形成されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1に記載の反射スクリーンにおいて、
前記第2光透過部の屈折率は、前記第1光透過部の屈折率よりも小さいこと、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1又は請求項2に記載の反射スクリーンにおいて、
前記第2光透過部は、前記第1光透過部との界面を形成する斜面のうち、画面上下方向において前記映像源が配置される側と同じ側の斜面と、スクリーン面と平行な面とがなす角度αが、60°≦α≦80°の範囲に形成されていること、
を特徴とする反射スクリーン。 - 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の反射スクリーンと、
前記反射スクリーンに映像光を投射する映像源と、
を備える映像表示システム。
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